JP3546740B2 - オイルポンプ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、オイルポンプ装置、特に、回転数が変化するエンジン等の駆動源によって回転駆動されるオイルポンプと、このオイルポンプから吐出される作動油の一部を還流させ得る制御弁によって構成されて、被送給部に所定量の作動油を圧送するオイルポンプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のオイルポンプ装置においては、駆動源の回転数が増加すると、これに伴ってオイルポンプから吐出される作動油の吐出量が増加するため、作動油の吐出圧も増加して、ポンプ負荷(駆動動力)が増大する。このため、従来技術(実開昭61−23485号公報)では、オイルポンプを2個として、駆動源の低回転領域での必要油量を確保するとともに、作動油の吐出圧が設定値以上となる駆動源の中・高回転領域にて、一方のオイルポンプから吐出される作動油を制御弁にてオイルタンクに還流させるようにして、中・高回転領域でのポンプ負荷を低減させるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来技術においては、駆動源の回転数に応じた必要油量の確保及びポンプ負荷の低減を図ることができるものの、オイルポンプを2個必要とするものであるため、小型・軽量化の面で不利であり、車体等への搭載性の面で不利であるという問題がある。
【0004】
ゆえに、本発明は、当該オイルポンプ装置において、駆動源の回転数に応じた必要油量の確保及びポンプ負荷の低減を図りつつ、小型化及び軽量化を図ることを、その課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために講じた技術的手段は、回転数が変化するエンジン等の駆動源によって回転駆動されるオイルポンプと、このオイルポンプから吐出される作動油の一部を還流させ得る制御弁によって構成されて、被送給部に所定量の作動油を圧送するオイルポンプ装置において、前記オイルポンプとして、吐出ポートに常時連通する吐出ポートと、吸込口に常時連通するメイン吸込ポートと、前記制御弁を介して前記メイン吸込ポートに連通・遮断されると共に前記吐出口に遮断・連通されるサブ吸込ポートとを有した単一のオイルポンプを採用し、前記メイン吸込ポートを前記サブ吸込ポートに対して前記オイルポンプの回転方向側に位置させたことである。
【0006】
【発明の作用・効果】
本発明のオイルポンプ装置は、吸込口、メイン吸込ポート、サブ吸込ポート、吐出口及び吐出ポートを有する単一のオイルポンプと、このオイルポンプから吐出される作動油の一部のメイン吸込ポートとサブ吸込ポートへの流れをオイルポンプから吐出される作動油の圧力に応じて制御する制御弁によって構成したものであるため、当該オイルポンプ装置を小型・軽量・コンパクトとすることが可能であり、当該オイルポンプ装置の車体等への搭載性を向上させることができると共に、ポンプ負荷の低減を図ることができる。
【0007】
また、メイン吸込ポートをサブ吸込ポートに対してオイルポンプの回転方向側に位置させたことにより、サブ吸込ポートが制御弁を介してメイン吸込ポートに連通される際に、サブ吸込ポートに連通されるポンプ室にその容積増加分の作動油が吸込まれず該ポンプ室内に負圧が生じたとしても、この負圧の生じたポンプ室がオイルポンプの回転に伴いメイン吸込ポートに連通したときに、この負圧により作動油がメイン吸込ポートからポンプ室に吸込まれて負圧が消失されるので、必要油量を確保することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1に示したオイルポンプ装置は、車両用エンジン(内燃機関)のクランクシャフト10によって回転駆動されるオイルポンプ20(一部破断して示してある)と、このオイルポンプ20から吐出される作動油の一部を吸込側へ還流させ得る制御弁30を備えていて、オイルポンプ20から吐出される作動油は、吐出路41を通して被送給部、すなわち、エンジンにおける可変動弁装置の油圧作動式アクチュエータ、エンジンにおけるベアリング等の被潤滑部位、及びシリンダやピストン等の油冷却部位等に夫々圧送されるように構成されている。なお、被送給部50からは排出路42を通してエンジンのオイルパン40に作動油が戻されるように構成されている。
【0009】
オイルポンプ20は、クランクシャフト10によって図1の反時計方向へ回転駆動されるようになっていて、ポンプハウジング21と、このポンプハウジング21内に回転可能に組付けられてクランクシャフト10によって回転駆動されるインナーロータ22と、このインナーロータ22に対し所定量偏心してポンプハウジング21内に回転可能に組付けられてインナーロータ22の外歯22aと噛み合う内歯23aにてインナーロータ22により同方向に回転されるアウターロータ23を備えている。なお、外歯22a及び内歯23aは、トロコイド曲線又はサイクロイド曲線で規定されている。
【0010】
ポンプハウジング21は、吸入路43に接続されてオイルパン40に連通する吸込口21aと、吐出路41に接続される吐出口21bと、吸込口21aに常時連通するメイン吸込ポート21cと、このメイン吸込ポート21cに制御弁30を介して連通・遮断されるサブ吸込ポート21dと、吐出口21bに常時連通する吐出ポート21eを有していて、各ポート21c、21d、21eは各外歯22aと各内歯23a間に形成される各ポンプ室Rを介して連通しない構成となっている。また、メイン吸込ポート21cは、サブ吸込ポート21dに対してオイルポンプ20の回転方向側(図1の反時計方向側)に位置されている。
【0011】
制御弁30は、図2及び図3にて詳細に示したように、内孔31aを有するとともに、この内孔31aにそれぞれ連通する制御ポート31b、サブポート31c、メインポート31dを有するバルブハウジング31と、このバルブハウジング31の内孔31aに軸方向へ摺動可能に組付けられて、制御ポート31bを通して流入する作動油の圧力(オイルポンプ20の吐出圧)を一端(図示上端)に受けるとともにバルブハウジング31とにより可変絞り部A、Bを形成し、各ポート31b、31c、31d間の連通・遮断をランド部32aにて可変制御するスプール32と、このスプール32を図2の上方へ付勢するスプリング33によって構成されていて、制御ポート31bにてオイルポンプ20の吐出ポート21eに常時連通し、サブポート31cにてオイルポンプ20のサブ吸込ポート21dに常時連通し、メインポート31dにてオイルポンプ20のメイン吸込ポート21cに常時連通している。なお、スプリング33の収容室は、オイルパン40に常時連通していて、圧力(スプール32を図示上方へ押動する力)が生じないように構成されている。
【0012】
スプール32のランド部32aは、図3及び図4にて詳細に示したように、単一であってスプール32の一端側(図示上端側)に形成されており、図3の状態すなわち後述する第3制御モードにて制御ポート31bからメインポート31cに流れる作動油の圧力を受けるランド部32aの他端側には、ランド部32aの外周部分からスプール32の軸心に向けて傾斜するスロープ面(テーパ面)32bが形成されている。また、スロープ面32bのランド部側端部とランド部32aの外周間には径方向の段差32cが形成されている。
【0013】
また制御弁30においては、制御ポート31bに付与される油圧(吐出圧)に応じて、サブポート31cをメインポート31dにのみ連通させる第1制御モード(図6参照)と、サブポート31cとメインポート31dの連通を維持した状態でサブポート31cと制御ポート31bを可変絞り部Aを介して連通させてサブポート31cにはメインポート31dと制御ポート31bから作動油が流れるようにした第2制御モード(図7参照)と、サブポート31cと制御ポート31bの連通を維持した状態でサブポート31cとメインポート31dを可変絞り部Bを介して連通させて制御ポート31bからサブポート31cとメインポート31dに作動油が流れるようにした第3制御モード(図8参照)と、サブポート31cを制御ポート31bにのみ連通させる第4制御モード(図9参照)と、サブポート31cと制御ポート31bの連通を維持した状態でサブポート31cとメインポート31dを連通させて制御ポート31bからサブポート31cとメインポート31dに作動油が流れるようにした第5制御モード(図10参照)で制御可能となっていて、これによって図5に示した吐出量特性が得られるようになっている。なお、第1制御モードでは図5の0〜a点間の特性が得られ、第2制御モードでは図5のa点〜b点間の特性が得られ、第3制御モードでは図5のb点〜c点間の特性が得られ、第4制御モードでは図5のc点〜d点間の特性が得られ、第5制御モードでは図5のd点以降の特性が得られる。
【0014】
上記のように構成した本実施形態においては、クランクシャフト10の回転数Nが0〜N1間の回転域であるとき、制御弁30においてスプール32が例えば図6にて概略的に示した位置にあって、サブポート31cは制御ポート31bとの連通を遮断されるとともにメインポート31dとの連通を維持される。このため、オイルポンプ20では、メイン吸込ポート21cとサブ吸込ポート21dが共に吸込ポートとして十分に機能するため、作動油がメイン吸込ポート21cとサブ吸込ポート21dから十分に吸込まれて低回転領域での必要油量を確保することができ、図5に示した0〜a点間の吐出量特性が得られ、その吐出量が吐出路41を通して被送給部50に向けて圧送される。
【0015】
このとき、メイン吸込ポート21cがサブ吸込ポート21dに対してオイルポンプ20の回転方向側に位置されているので、サブ吸込ポート21dが制御弁30を介して吸込口21a(メイン吸込ポート21c)に連通されることによる圧力損失によりサブ吸込ポート21dに連通されるポンプ室Rにその容積増加分の作動油が十分に吸込まれず該ポンプ室R内に負圧が生じたとしても、この負圧の生じたポンプ室Rがオイルポンプ20の回転に伴いメイン吸込ポート21cに連通したときに、この負圧により作動油がメイン吸込ポート21cからポンプ室Rに吸込まれて負圧が消失される。これにより、上記した低回転領域での必要油量を確保することができる。
【0016】
また、クランクシャフト10の回転数NがN1〜N2間の回転域であるとき、制御弁30においてスプール32が例えば図7にて概略的に示した位置にあって、サブポート31cはメインポート31dとの連通を維持された状態(可変絞り部Bにて殆ど絞られていない状態)にて制御ポート31bとの連通量を可変絞り部Aによって可変制御され、サブポート31cにはメインポート31dと制御ポート31bから作動油が流れる。このため、オイルポンプ20では、吐出ポート21eから吐出口21bに流れる作動油の一部が制御弁30を介してサブ吸込ポート21dに流入するとともに、メイン吸込ポート21cからサブ吸込ポート21dに作動油が吸込まれて、メイン吸込ポート21cが吸込ポートとして十分に機能するものの、サブ吸込ポート21dが制御ポート31bから可変絞り部Aを通して流れる作動油の流量に応じて吸込ポートとしての機能を低下させられるため、図5に示したa点〜b点間の吐出量特性が得られ、サブ吸込ポート21dの吸込ポートとしての機能低下分の吐出量を低減できて、ポンプ負荷の低減を図ることができる。
【0017】
また、クランクシャフト10の回転数NがN2〜N3間の回転域であるとき、制御弁30においてスプール32が例えば図8にて概略的に示した位置にあって、サブポート31cは制御ポート31bとの連通を維持された状態(可変絞り部Aにて殆ど絞られていない状態)にてメインポート31dとの連通量を可変絞り部Bによって可変制御され、制御ポート31bからサブポート31cとメインポート31dに作動油が流れる。このため、オイルポンプ20では、吐出ポート21eから吐出口21bに流れる作動油の一部が制御弁30を介してサブ吸込ポート21dとメイン吸込ポート21cに流入して、サブ吸込ポート21dが吸込ポートとして殆ど機能しない状態にて、メイン吸込ポート21cが制御ポート31bから可変絞り部Bを通して流れる作動油の流量に応じて吸込ポートとしての機能を低下させられるため、図5に示したb点〜c点の吐出量特性が得られ、サブ吸込ポート21dが吸込ポートとして機能しない分の吐出量と、メイン吸込ポート21cの吸込ポートとしての機能低下分の吐出量を低減できて、ポンプ負荷の低減を図ることができる。
【0018】
また、クランクシャフト10の回転数NがN3〜N4間の回転域であるとき、制御弁30においてスプール32が例えば図9にて概略的に示した位置にあって、サブポート31cは制御ポート31bとの連通を維持されるとともにメインポート31dとの連通を遮断された状態に維持され、制御ポート31bからサブポート31cに作動油が流れるものの、制御ポート31bからメインポート31dには作動油が流れない。このため、オイルポンプ20では、吐出ポート21eから吐出口21bに流れる作動油の一部が制御弁30を介してサブ吸込ポート21dに流入するもののメイン吸込ポート21cには流入せず、サブ吸込ポート21dが吸込ポートとして殆ど機能しない状態にて、メイン吸込ポート21cが吸込ポートとして十分に機能するため、図5に示したc点〜d点間の吐出量特性が得られ、サブ吸込ポート21dが吸込ポートとして機能しない分の吐出量を低減できて、ポンプ負荷の低減を図ることができる。
【0019】
また、クランクシャフト10の回転数NがN4以上の回転域であるとき、制御弁30においてスプール32が例えば図10にて概略的に示した位置にあって、制御ポート31bとサブポート31cがフルオープンにて連通した状態にてメインポート31dが制御ポート31b及びサブポート31cとの連通量を可変制御され、制御ポート31bからサブポート31cとメインポート31dに作動油が流れる。このため、オイルポンプ20では、吐出ポート21eから吐出口21bに流れる作動油の一部が制御弁30を介してサブ吸込ポート21dとメイン吸込ポート21cに流入して、サブ吸込ポート21dが吸込ポートとして殆ど機能しない状態にて、メイン吸込ポート21cが制御ポート31bから流れる作動油の流量に応じて吸込ポートとしての機能を低下させられるため、図5に示したd点以降の吐出量特性が得られ、サブ吸込ポート21dが吸込ポートとして機能しない分の吐出量と、メイン吸込ポート21cの吸込ポートとしての機能低下分の吐出量を低減できて、ポンプ負荷の低減を図ることができる。
【0020】
以上の説明から明らかなように、本実施形態においては、制御弁30の第2制御モードにてサブ吸込ポート21dの吸込ポートとしての機能低下分の吐出量を低減でき、また制御弁30の第3制御モードにてサブ吸込ポート21dが吸込ポートとして機能しない分の吐出量と、メイン吸込ポート21cの吸込ポートとしての機能低下分の吐出量を低減でき、また制御弁30の第4制御モードにてサブ吸込ポート21dが吸込ポートとして機能しない分の吐出量を低減でき、また制御弁30の第5制御モードにてサブ吸込ポート21dが吸込ポートとして機能しない分の吐出量と、メイン吸込ポート21cの吸込ポートとしての機能低下分の吐出量を低減できて、駆動源の低回転領域から中・高回転領域に移行するとき及び中・高回転領域でのポンプ負荷の低減を最大限に図ることができ、駆動動力の低減を最大限に図ることができる。
【0021】
また、本実施形態においては、当該オイルポンプ装置を、図1にて示したように、吸込口21a、メイン吸込ポート21c、サブ吸込ポート21d、吐出口21b及び吐出ポート21eを有する単一のオイルポンプ20と、このオイルポンプ20から吐出される作動油の一部のメイン吸込ポート21cとサブ吸込ポート21dへの流れをオイルポンプ20から吐出される作動油の圧力に応じて制御する制御弁30によって構成したものであるため、当該オイルポンプ装置を小型・軽量・コンパクトとすることが可能であり、当該オイルポンプ装置の車体等への搭載性を向上させることができる。
【0022】
また、本実施形態においては、制御弁30において、図2及び図3にて示したように、制御ポート31b、メインポート31d及びサブポート31c間の連通・遮断を可変制御するランド部32aを単一としてスプール32の一端側に形成し、また第3制御モードにて制御ポート31bからメインポート31dに流れる作動油の圧力を受けるランド部32aの他端側に図2〜図4にて示したようにランド部32aの外周部分からスプール32の軸心に向けて傾斜するスロープ面32bを形成したため、スロープ面32bの図示下方部位には可変絞り部Bより下流で低圧の油圧を作用させることができ、スプール32にスプリング33の付勢力と同方向に作用する油圧による押動力を小さくすることができて、第3制御モードにおける昇圧時の性能を降圧時の性能に近似させることができ、第3制御モードでの吐出量のヒステリシスを小さくして当該オイルポンプ装置の性能を安定化させることが可能である。なお、図11に示したように、ランド部32aの他端側にスロープ面32bを形成しない場合には、ランド部32bの他端面32dに可変絞り部Bでの比較的高い油圧が作用して、大きな押動力にてスプール32をスプリング33の付勢力と同方向に押動するため、可変絞り部Bが閉じられるタイミングの油圧が高くなって、第3制御モードにおける昇圧時の性能が図5に二点鎖線にて示したようになり、図5の実線にて示した降圧時の性能から大きく離れて大きなヒステリシスを生じさせるようになる。
【0023】
また、本実施形態においては、図4にて示したように、スロープ面32bのランド部側端部とランド部32aの外周間に径方向の段差32cを形成したため、スロープ面32bの製作誤差によりランド部32aの軸方向寸法Lの精度を阻害されるのを防止できて、当該オイルポンプ装置の性能を安定化させることが可能である。なお、段差32cの寸法Dは、上述したヒステリシスの問題を的確に解消するために、小さいのが望ましい。
【0024】
また、上記実施形態においては、車両用エンジン(内燃機関)のクランクシャフト10にて駆動されるオイルポンプ装置に本発明を実施したが、本発明は車両以外の他の産業機器に使用するオイルポンプ装置にも同様にまたは適宜変更して実施できるものであり、オイルポンプの形式(上記実施形態ではトロコイド式)や駆動形態(上記実施形態では直結駆動式)も適宜変更可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるオイルポンプ装置の一実施形態を示す図である。
【図2】図1に示した制御弁の詳細な断面図である。
【図3】図2に示した制御弁の要部拡大断面図である。
【図4】図2及び図3に示したスプールの要部拡大断面図である。
【図5】図1に示したオイルポンプ装置によって得られる回転数と吐出量との関係を示す特性線図である。
【図6】図2及び図3に示した制御弁の第1制御モードにおける作動を概略的に示した断面図である。
【図7】図2及び図3に示した制御弁の第2制御モードにおける作動を概略的に示した断面図である。
【図8】図2及び図3に示した制御弁の第3制御モードにおける作動を概略的に示した断面図である。
【図9】図2及び図3に示した制御弁の第4制御モードにおける作動を概略的に示した断面図である。
【図10】図2及び図3に示した制御弁の第5制御モードにおける作動を概略的に示した断面図である。
【図11】スプールにスロープ面を持たない制御弁の一例を示す図3相当図である。
【符号の説明】
10 エンジンのクランクシャフト(駆動源)
20 オイルポンプ
21 ポンプハウジング
21a 吸込口
21b 吐出口
21c メイン吸込ポート
21d サブ吸込ポート
21e 吐出ポート
30 制御弁
50 被送給部
Claims (1)
- 回転数が変化するエンジン等の駆動源によって回転駆動されるオイルポンプと、このオイルポンプから吐出される作動油の一部を還流させ得る制御弁によって構成されて、被送給部に所定量の作動油を圧送するオイルポンプ装置において、前記オイルポンプとして、吐出口に常時連通する吐出ポートと、吸込口に常時連通するメイン吸込ポートと、前記制御弁を介して前記メイン吸込ポートに連通・遮断されると共に前記吐出ポートに遮断・連通されるサブ吸込ポートとを有した単一のオイルポンプを採用し、前記メイン吸込ポートを前記サブ吸込ポートに対して前記オイルポンプの回転方向側に位置させたことを特徴とするオイルポンプ装置。
Priority Applications (1)
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Related Parent Applications (1)
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Family Applications (1)
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