JP2002128485A - 荷役車両 - Google Patents

荷役車両

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JP2002128485A JP2000331143A JP2000331143A JP2002128485A JP 2002128485 A JP2002128485 A JP 2002128485A JP 2000331143 A JP2000331143 A JP 2000331143A JP 2000331143 A JP2000331143 A JP 2000331143A JP 2002128485 A JP2002128485 A JP 2002128485A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転者がステップ部から離れて車両本体が停
止した場合であっても、車両本体の停止状態を容易に解
除して、走行可能状態にすることができる荷役車両を提
供する。 【解決手段】 パレットトラックが走行停止状態にある
ときに(S1のYES)、押ボタンスイッチがONされ
ている場合には(S5のYES)、走行停止が解除され
て(S4)、パレットトラックは走行可能状態となり、
この状態で、運転者は、例えば歩行しながらのパレット
トラックの運転が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両本体に運転
者が搭乗可能なステップ部が設けられた荷役車両に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の荷役車両には、車両本体の後部に
運転者が搭乗可能なステップ部を設けたものがあり、こ
のステップ部に運転者が搭乗した状態で荷役車両を運転
できるようになっている。
【0003】ところで、このような荷役車両では、運転
者が荷役車両から降りる際に、走行中の荷役車両が完全
に停止状態となる前に運転者がステップ部から飛び降り
ることがある。このときアクセルレバーをONにしたま
まステップ部から飛び降りると、ブレーキ等を作動させ
ない限り荷役車両が走行を続けるため、運転者が車両本
体に引きずられてしまうという問題があった。
【0004】そのため、例えば、特開平5−26249
8号公報に記載された荷役車両の1つであるフォークリ
フトでは、ステップ部に足操作式スイッチを設け、運転
者が足操作式スイッチを踏んでONにしていること、つ
まりステップ部に乗っていることを検知している。そし
て、例えば運転者がフォークリフトから飛び降りて、足
操作式スイッチが踏まれていない状態になると、ブレー
キが作動してフォークリフトを強制停止させるようにな
っており、こうすることで、運転者の安全を確保してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した構
成のフォークリフトでは、運転者がステップ部から離れ
て、一旦フォークリフトが停止した後は、再び足操作式
スイッチを踏み込まない限り停止状態を解除することが
できず、フォークリフトを走行させることができなかっ
た。そのため、このように停止した状態からは、例えば
運転者が歩行しながらフォークリフトを移動させたりす
ることができず、操作性の点で問題があった。
【0006】そこで、本発明は、上記課題に鑑みなされ
たものであり、運転者がステップ部から離れて車両本体
が停止した場合であっても、車両本体の停止状態を容易
に解除して、走行可能状態にすることができる荷役車両
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明は、車両本体に設けられ運転者が搭乗可能
なステップ部と、前記ステップ部に運転者が搭乗してい
ることを検知する検知部と、前記検知部により前記ステ
ップ部に前記運転者が搭乗していないことを検出すると
前記車両本体を減速又は強制停止させる制動手段とを備
えた荷役車両において、前記制動手段による前記車両本
体の減速又は停止状態を解除するための操作手段を備え
ていることを特徴としている。
【0008】このような構成によれば、制動手段の作動
を解除するための操作手段が設けられているため、運転
者がステップ部から離れて制動手段により車両本体が減
速又は停止された場合に、操作手段を操作してこの減速
又は停止状態を容易に解除することができ、荷役車両を
走行可能状態に復帰させることができる。そのため、運
転者は車両本体が減速又は停止状態となった後に、この
減速又は停止状態を速やかに解除して、ステップ部に搭
乗したり或いは歩行しながら荷役車両の運転を継続する
ことができる。従って、運転者は、例えばステップ部に
搭乗しながら荷役車両を運転している際に、作業状況に
応じてステップ部から降りて歩行しながらの運転に移行
することができ、荷役車両の操作性を向上することがで
きる。
【0009】また、本発明は、前記操作手段が、押し込
んでいる間だけONして、前記制動手段による前記車両
本体の減速又は停止状態を解除するスイッチからなるこ
とを特徴としている。このような構成によれば、運転者
の意図によってスイッチをONしている間のみ、車両本
体の減速又は停止状態を解除することができるため、操
作の安全性を向上することができ、運転者の意に沿った
荷役車両の運転が可能になる。
【0010】また、本発明は、前記操作手段が、押し込
み操作ごとにON,OFFし、ON時に前記制動手段に
よる前記車両本体の減速又は停止状態を解除するスイッ
チからなり、このスイッチのONを報知する報知手段を
備えていることを特徴としている。このような構成によ
れば、一旦スイッチをONにすれば、制動手段の作動が
解除されている状態が維持されるため、例えば制動手段
の作動を解除するのにスイッチをONし続ける必要がな
く、必要なときにスイッチを一回操作するだけで制動手
段の作動が解除され、荷役車両を走行可能状態に復帰さ
せることができる。このとき、報知手段により制動手段
の作動が解除されていることを容易に認識することがで
きるため、操作の安全性を向上することができる。
【0011】また、本発明は、前記ステップ部が、前記
車両本体に傾倒自在に設けられるとともに、略水平に傾
倒した状態から略垂直に起立する方向に付勢されている
ことを特徴としている。このような構成によれば、運転
者がステップ部に搭乗して運転している際に、ステップ
部から離れると、ステップ部は水平状態から垂直方向に
付勢されて自動的に起立するため、荷役車両を歩行運転
に適した状態に移行させることができる。そのため、運
転者は、ステップ部に搭乗した状態の運転から歩行運転
にスムーズに移行することができ、荷役車両の操作性を
向上することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明を荷役車両であるパレッ
トトラックに適用した場合の一実施形態について図1な
いし図4を参照して説明する。但し、図1はこの発明の
一実施形態にかかるパレットトラックの側面図、図2は
パレットラックに設けられたハンドルを水平に傾倒させ
た場合の操作部の平面図、図3はパレットトラックのス
テップ部周辺の断面図、図4は動作説明用フローチャー
トである。
【0013】図1に示すように、本実施形態におけるパ
レットトラック1は、車両本体3と、車両本体3の前部
に配設され上下方向に移動可能な一対のフォーク5と、
車両本体3の上面に配設されパレットトラック1を操舵
するハンドル7と、車両本体3の後部に配設され運転者
が搭乗可能なステップ部9とにより構成されている。
【0014】ハンドル7は、車両本体3の後部上面に傾
倒自在に配設されたハンドル軸11と、ハンドル軸11
の先端に設けられた操作部13とから構成されている。
そして、操作部13は、図2に示すように、平面視略十
字状の操作部本体15と、この操作部本体15の両側に
配設され右手および左手で各々把持可能な一対のC字形
のグリップ17とを備えている。また、操作部本体15
の先端部には、パレットトラック1の走行速度および走
行方向(前進・後退)を制御するアクセルレバー19
と、フォーク5を上、下方向に各々駆動操作する2つの
リフトアップ用、リフトダウン用ボタン21,23とが
配設されている。
【0015】アクセルレバー19は操作部本体15の先
端部の両側に回転自在に軸支されており、中立位置から
の回転方向並びに回転量に応じた方向、速度で走行用モ
ータ(図示を省略)が駆動されてパレットトラック1が
前進または後退する。また、リフトアップ用、リフトダ
ウン用ボタン21,23は、これらを押込んでいる間、
油圧ポンプ(図示を省略)やソレノイドバルブ(図示を
省略)が駆動されてフォーク5が上、下に移動する。
【0016】さらに、操作部本体15のほぼ中央右寄り
には、モーメンタリ型の押ボタンスイッチ25が配設さ
れており、この押ボタンスイッチ25を押し込んでON
している間、後述する電磁ブレーキ(図示を省略)によ
る車両本体3の強制停止状態が解除され、車両本体3を
走行可能状態とすることができる。ここで、押ボタンス
イッチ25が本発明の操作手段を構成している。
【0017】また、図3に示すように、ステップ部9
は、車両本体3の後部に沿って水平(図3の紙面に垂直
な方向)に配設された軸部材29を中心として傾倒自在
に配設されている。軸部材29の両端部にはねじりバネ
31がそれぞれ巻回されており、ねじりバネ31の一端
部がブラケット33を介して車両本体3の後部に取り付
けられるとともに、その他端部がステップ部9に保持さ
れている。そして、ステップ部9はこのねじりバネ31
によってほぼ垂直に起立する方向に付勢され、ステップ
部9に荷重をかけていない状態では、ステップ部9は車
両本体3の後部に起立した状態に保持される。一方、パ
レットトラック1を運転する場合には、運転者はステッ
プ部9を水平状態に傾倒させてステップ部9に搭乗し、
パレットトラック1を運転する。
【0018】また、軸部材29の一端部には、カム35
が固着されており、ステップ部9が傾倒すると、これに
伴って軸部材29周りに回転するとともに、このカム3
5と車両本体3の後部に設けられたリミットスイッチ3
7とによりステップ部9の傾倒角を検出している。すな
わち、運転者がステップ部9に搭乗し、ステップ部9が
走行可能範囲α内に傾倒されている場合には、カム35
がリミットスイッチ37の接点を押圧してリミットスイ
ッチ37がONになり、パレットトラック1は走行可能
状態となる。一方、走行中に、例えば運転者がステップ
部9から飛び降りると、ステップ部9がねじりバネ31
によって付勢されて走行停止範囲β内に傾倒し、カム3
5による接点の押圧が解除される。その結果、リミット
スイッチ37がOFFになり、電磁ブレーキが作動して
車両本体3が強制停止される。こうして、本実施形態の
パレットトラック1では、ステップ部9から飛び降りた
運転者の安全を確保している。ここで、リミットスイッ
チ37が本発明の検知部に相当し、電磁ブレーキが本発
明の制動手段に相当する。
【0019】また、図3に示すように、ステップ部9の
一端部には、突起部39が形成されており、ステップ部
9が水平状態に傾倒しているときは、この突起部39が
車両本体3の後部内面に設けられた緩衝部41に当接す
るようになっている。この緩衝部41は、突起部39が
当接する当接板43と、この当接板43を支持する圧縮
コイルバネ45とを備えており、ステップ部9が水平状
態に傾倒されたときに突起部39が当接板43に当接す
ると、走行中のステップ部9の振動が圧縮コイルバネ4
5により吸収されるようになっている。こうすること
で、運転者が走行中に受ける振動を低減することがで
き、安定した運転が可能となる。
【0020】次に、パレットトラックの動作について図
4のフローチャートを参照して説明する。
【0021】図4に示すように、まずパレットトラック
1が走行停止状態であるか否かの判定がなされ(S
1)、この判定結果がNO、つまりパレットトラック1
が走行状態にあるときには、リミットスイッチ37がO
NからOFFに変化したか否かが判定され(S2)、こ
の判定結果がYES、つまり運転者がステップ部9から
飛び降りることでステップ部9が水平状態から起立した
状態へと付勢されると、電磁ブレーキが作動してパレッ
トトラック1が強制停止され(S3)、その後、ステッ
プS1に戻る。
【0022】一方、ステップS2の判定結果がNO、つ
まりリミットスイッチ37がOFFになっていない場合
には、ステップ部9は水平又は垂直状態に保持されてい
るため、電磁ブレーキは作動せず、走行停止が解除され
た状態(S4)、つまり走行可能状態となり、パレット
トラック1の走行が継続され、その後ステップS1に戻
る。
【0023】また、ステップS1の判定結果がYES、
つまりパレットトラック1が走行停止状態である場合に
は、押ボタンスイッチ25がON状態であるか否かが判
定され(S5)、この判定結果がNO、つまり押ボタン
スイッチ25がOFFであれば、ステップS3に移行し
て走行停止状態が維持される。一方、ステップS5の判
定結果がYES、つまり押ボタンスイッチ25がONさ
れたと判断できる場合には、電磁ブレーキによる走行停
止状態が直ちに解除され(S4)、パレットトラック1
は走行可能状態となる。この状態で、運転者は再度ステ
ップ部9に搭乗してパレットトラック1を運転すること
ができ、或いはステップ部9に搭乗せずに歩行しながら
ハンドル7を操舵してパレットトラック1を運転するこ
ともできる。その後、ステップS1に戻って上記したス
テップを繰り返す。
【0024】従って、上記した実施形態によれば、電磁
ブレーキによって車両本体3が強制停止されている場合
であっても、押ボタンスイッチ25を押し込んでONす
ることにより、車両本体3の停止状態を容易に解除する
ことができ、車両本体3を走行可能状態に復帰させるこ
とができる。そのため、運転者は、この強制停止状態か
らステップ部9に搭乗しながらの運転、或いは歩行しな
がらの運転に速やかに移行することができ、パレットト
ラック1の運転を継続させることができる。例えば、運
転者がステップ部9に搭乗しながらパレットトラック1
を運転している際に、作業状況に応じてステップ部9か
ら降りて歩行しながらの運転に移行することができ、パ
レットトラック1の操作性を向上することができる。
【0025】また、ステップ部9は、ねじりバネ31に
よって水平状態から垂直方向へと付勢されているため、
運転者がステップ部9から離れると、ステップ部9は自
動的に垂直状態に起立し、パレットトラック1は運転者
が歩行運転しやすい形態となる。そのため、運転者は、
ステップ部9に搭乗しながらの運転から歩行運転へとス
ムーズに移行することができる。
【0026】さらに、上記した実施形態では、一旦電磁
ブレーキが作動してパレットトラック1が停止すると、
押ボタンスイッチ25を押して停止状態を解除しない限
り、パレットトラック1を運転することができないた
め、例えばアクセルレバー19を傾倒したまま、誤って
ステップ部9に搭乗しても、パレットトラック1の停止
状態は保持される。従って、運転者の意図によって押ボ
タンスイッチ25がONされたときのみ、パレットトラ
ック1の停止状態が解除されるため、安全性を向上する
ことができる。
【0027】なお、上記した実施形態では、運転者がス
テップ部9から離れると電磁ブレーキにより車両本体3
を強制停止して、運転者の安全を確保しているが、これ
に限定されるものではなく、例えば走行用モータの回転
を制御装置(図示を省略)により制御して運転者が車両
本体3に引きずられない程度の速度まで減速させるよう
にしてもよい。こうすることで、運転者がステップ部9
から離れても車両本体3が完全に停止しないため、運転
者は、ステップ部9に搭乗しながらの運転から歩行運転
にスムーズに移行することができ、作業効率を向上する
ことができる。この場合、走行用モータの回転を制御す
る制御装置が、本発明の制動手段を構成する。
【0028】また、上記した実施形態では、電磁ブレー
キの作動を解除する手段としてモーメンタリ型の押ボタ
ンスイッチ25を用いているが、これに限定されるもの
ではない。例えば、オルタネイト型のスイッチ等のよう
に操作をするごとにON,OFFが切り換わるものを用
いてもよい。但し、このようなスイッチを用いると、ス
イッチがON状態に保持され、電磁ブレーキの作動が解
除されて走行停止状態が強制解除されても、運転者がそ
のような状況を把握できないことがあるため、スイッチ
がON状態であることを報知する報知手段を併設する必
要がある。こうすることで、パレットトラック1の運転
者は電磁ブレーキの作動が解除されていることを容易に
認識することができ、操作の安全性を向上することがで
きる。ここで、報知手段としては、例えばLED等の表
示素子やLCDなどの表示手段、或いはブザー等の音を
発生する発音手段を用いることができる。
【0029】また、上記した実施形態では、リミットス
イッチ37によりステップ部9の傾倒角を検知し、ステ
ップ部9の傾倒角によって運転者がステップ部9に搭乗
しているか否かを検知しているが、運転者がステップ部
9に搭乗していることを検知する手段は、これに限定さ
れるものではない。例えば、図5に示すように、ステッ
プ部9の上面に触覚センサ、例えば帯状の圧覚センサ4
7を配設し、この圧覚センサ47を運転者が踏んでいる
か否かを検知することで、運転者がステップ部9に搭乗
していることを検知するようにしてもよい。なお、運転
者がステップ部9に搭乗していることを検知するセンサ
としては、これ以外に光センサ、赤外線センサ、及び温
度センサなどを用いることができる。
【0030】また、上記した実施形態では、ステップ部
9が傾倒自在に構成されているが、これに限定されるも
のではなく、傾倒式のものに代わって、水平状態に固定
された固定式のステップ部を設けてもよい。この場合、
運転者がステップ部9に搭乗していることを検知するた
めには、上述した触覚センサ等を用いることが望まし
い。
【0031】また、上記した実施形態では、パレットト
ラック1を停止させる制動手段として電磁ブレーキを用
いているが、これに限定されるものではなく、例えば機
械式ブレーキや走行用モータの回生ブレーキ等を用いて
もよく、また走行用モータへの印加電圧をゼロにするこ
とによって車両本体3を惰行から自然に停止させるよう
にしてもよい。
【0032】また、上記したように電磁ブレーキの作動
を解除する押ボタンスイッチは、操作部13に配設され
ているが、これに限定されるものではなく、要するに電
磁ブレーキが作動しているときに操作可能な位置に配設
されていればよく、例えば、車両本体3に設けてもよ
い。また、指により操作可能なスイッチに代わって足に
より操作可能なスイッチで構成してもよい。
【0033】さらに、上記した実施形態では、本発明を
パレットトラック1に適用した場合について説明した
が、これに限定されるものではなく、運転者が搭乗可能
なステップ部が設けられた荷役車両全般に適用すること
ができる。
【0034】また、本発明は上記した実施形態に限定さ
れるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて
上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能であ
る。
【0035】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、制動手段の作動を解除するための操作手段が設
けられているため、運転者がステップ部から離れて制動
手段により車両本体が減速又は停止された場合に、この
減速又は停止状態を容易に解除することができ、荷役車
両を走行可能状態に復帰させることができる。その結
果、運転者は車両本体が減速又は停止状態となった後
に、この状態を速やかに解除して、ステップ部に搭乗し
たり或いは歩行しながら荷役車両の運転を継続すること
ができ、例えばステップ部に搭乗しながら荷役車両を運
転している際に、作業状況に応じてステップ部から降り
て歩行しながらの運転に移行することができ、荷役車両
の操作性を向上することができる。
【0036】また、請求項2に記載の発明によれば、ス
イッチが押し込まれてONしている間のみ、制動手段に
よる車両本体の減速又は停止状態が解除されるため、運
転者の意図に従って、車両本体の減速又は停止状態を解
除することができ、操作の安全性を向上することができ
る。
【0037】また、請求項3に記載の発明によれば、押
し込み操作ごとにON,OFFするスイッチが設けら
れ、このスイッチをONにすると制動手段による車両本
体の減速又は停止状態を解除されるため、一旦スイッチ
をONにすれば、制動手段の作動が解除されている状態
を維持することができ、例えば制動手段の作動を解除す
るのにスイッチをONし続ける必要がなく、必要なとき
にスイッチを一回操作するだけで制動手段の作動を解除
して荷役車両を走行可能状態にすることができる。ま
た、報知手段により制動手段の作動が解除されているこ
とを容易に認識することができるため、操作の安全性を
向上することができる。
【0038】また、請求項4に記載の発明によれば、運
転者がステップ部から離れると、ステップ部は水平状態
から垂直方向に付勢されて自動的に起立するため、荷役
車両を歩行運転に適した状態に簡単に移行させることが
でき、荷役車両の操作性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態におけるパレットトラッ
クの側面図である。
【図2】この発明の一実施形態におけるパレットトラッ
クの一部の平面図である。
【図3】この発明の一実施形態のパレットトラックの一
部の断面図である。
【図4】この発明の一実施形態における動作説明用フロ
ーチャートである。
【図5】この発明の一実施形態におけるパレットトラッ
クの一部の変形例を示す図である。
【符号の説明】
1 パレットトラック(荷役車両) 3 車両本体 9 ステップ部 25 押ボタンスイッチ(操作手段) 37 リミットスイッチ(検知部) 47 圧覚センサ(検知部)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両本体に設けられ運転者が搭乗可能な
    ステップ部と、前記ステップ部に前記運転者が搭乗して
    いることを検知する検知部と、前記検知部により前記ス
    テップ部に前記運転者が搭乗していないことが検出され
    ると前記車両本体を減速又は強制停止させる制動手段と
    を備えた荷役車両において、 前記制動手段による前記車両本体の減速又は停止状態を
    解除するための操作手段を備えていることを特徴とする
    荷役車両。
  2. 【請求項2】 前記操作手段が、押し込んでいる間だけ
    ONして、前記制動手段による前記車両本体の減速又は
    停止状態を解除するスイッチからなることを特徴とする
    請求項1に記載の荷役車両。
  3. 【請求項3】 前記操作手段が、押し込み操作ごとにO
    N,OFFし、ON時に前記制動手段による前記車両本
    体の減速又は停止状態を解除するスイッチからなり、こ
    のスイッチのONを報知する報知手段を備えていること
    を特徴とする請求項1に記載の荷役車両。
  4. 【請求項4】 前記ステップ部が、前記車両本体に傾倒
    自在に設けられるとともに、略水平に傾倒した状態から
    略垂直に起立する方向に付勢されていることを特徴とす
    る請求項1ないし3のいずれかに記載の荷役車両。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP2239187A1 (en) 2009-04-07 2010-10-13 BT Products AB System for detection of the position of a pivotal platform in a truck
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