JP2002127082A - 積層シート状体の部分切断装置 - Google Patents

積層シート状体の部分切断装置

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JP2002127082A
JP2002127082A JP2000323956A JP2000323956A JP2002127082A JP 2002127082 A JP2002127082 A JP 2002127082A JP 2000323956 A JP2000323956 A JP 2000323956A JP 2000323956 A JP2000323956 A JP 2000323956A JP 2002127082 A JP2002127082 A JP 2002127082A
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outer peripheral
peripheral surface
pressing roller
sheet
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Takeshi Sakane
健 坂根
Tetsuo Onishi
哲夫 大西
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Musashi Co Ltd
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Duplo Seiko Corp
Musashi Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転刃と押えローラとを有してシート状体を
厚さ方向に部分的に切断する装置で、回転刃と押えロー
ラとの間の隙間寸法一定にしながら、その隙間調整を不
要にする。 【解決手段】 搬送経路16の途中に、互いに対向して
設けられる回転刃24と押えローラ25とを備えてい
る。回転刃は、同軸上に一体に保持された円形外周面部
35を備えている。回転刃と円形外周面部との共通軸3
2は、押えローラの軸26に対して接近離間可能であ
り、共通軸が押えローラの軸に対して接近するとき、円
形外周面部の外周面が押えローラの外周面に当接するこ
とにより、回転刃と押えローラとの間に所定の隙間が形
成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は積層シート状体の部
分切断装置に係り、特に、封筒やその他の袋状体の片面
だけを切断する装置、あるいはステッカーやシール等の
離型紙を有する積層体を、離型紙を切断せずにステッカ
ーの層だけを切断するための積層シート状体の部分切断
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本件出願人は、封筒内容物判別装置を既
に出願(特願2000−257222号)している。こ
の封筒内容物判別装置は、封筒を切断して開封する際
に、切取片が封筒から分離しないように封筒の片面だけ
を切断するために、回転刃と、これに対向配置された押
えローラとを備えて、相互の間に所定の隙間を与えたス
リット機構を有している。
【0003】このスリット機構では、回転刃と押えロー
ラとの間の隙間を、封筒の片面だけを切断できるように
正確に調整することが必要であり、そのための構成とし
て高価なステップモータや光学的位置センサを必要とす
るものであった。図7を参照して、その構成および作用
をより具体的に説明する。
【0004】スリット機構部150は、円盤状の回転刃
50と押えローラ51とを有している。押えローラ51
は、固定回転軸である駆動軸53上に設けられており、
駆動力が伝達されて固定位置で回転するのに対し、回転
刃50は、偏心軸体57の小径偏心軸部60上で回転自
在に設けられており、駆動軸53から歯車56および6
4を介して駆動力が伝達されて小径偏心軸部60上で回
転するように構成されている。偏心軸体57の一端は、
カップリング58を介してステップモータ59の出力軸
と同軸上に連結されており、ステップモータ59が運転
されると、その回転角度に応じて小径偏心軸部60が偏
心量(ステップモータ59の出力軸に対する偏心量)の
2倍寸法の範囲で上下動することができる。すなわち、
小径偏心軸部60に取り付けられている回転刃50も、
同じ範囲の移動幅で上下動することができる。
【0005】このように構成された回転刃50と押えロ
ーラ51にあって、例えば回転刃50を、切断対象であ
る封筒の搬送経路の外へ一旦退避させると、再び回転刃
50を元の切断位置へ戻すためには、回転刃50と押え
ローラ51との間の隙間を所望の幅に設定し直さなけれ
ばならない。
【0006】回転刃50と押えローラ51との間の隙間
を所望の幅に変えるためには、回転刃50が基準位置に
ある状態を検知することが必要である。回転刃50が基
準位置にある状態を検知するために、フォトインタラプ
タ70と遮光板71とからなる光学的位置センサが用い
られており、回転刃50が最も低くなる位置を基準位置
として検知する。そして、その基準位置からステップモ
ータ59の回転角度をパルス制御することで、回転刃5
0と押えローラ51との間の隙間を所望の幅に変えるこ
とができる。
【0007】このように、スリット機構部において回転
刃と押えローラとの間の隙間を正確に調整するためには
精度の高い動作が要求され、高価なステップモータや光
学的位置センサ、並びにそれらの制御手段を必要として
いる。
【0008】また、押えローラの芯ブレがあった場合や
運転中に駆動軸の振動があった場合など、運転中に回転
刃と押えローラとの間の隙間寸法が周期的に変動し、片
面だけ切断する動作が不安定になりやすい問題がある。
【0009】なお、積層シート状体に対して、1層を残
して他の層を切断するという目的を達成する発明とし
て、特開平7−112081号公報および特開平7−1
55482号公報に開示されたものが知られている。し
かしこれらの発明は、いずれも回転刃と押えローラとを
用いるものではない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は、上述した
封筒内容物判別装置のスリット機構における基本的構成
としての回転刃と押えローラとを備えつつ、切断対象は
封筒に限らずとも積層シート状体であればよく、積層シ
ート状体の1層だけを残して、あるいは所望の数層だけ
を残して他の層を切断できる切断装置を提供するもので
あり、特に、回転刃を切断位置から退避させた後に再び
切断位置へ戻す際に、押えローラとの隙間調整操作を行
わずとも、回転刃が切断位置へ戻る動作を行うだけで所
望の隙間寸法になる構成を提供しようとするものであ
る。しかもその構成は、簡単であることが大きな利点で
もある。
【0011】特に、回転刃と押えローラとの間の隙間寸
法が運転中に変動してしまい、目的である部分切断の動
作が不安定になってしまうのを有効に防止できる切断装
置を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の積層シート状体
の部分切断装置は、以下のような特徴的構成を備えてい
る。すなわち、複数層からなる積層シート状体を、該シ
ート状体の面に沿う方向へ搬送する搬送経路を備え、上
記搬送経路の途中に、該搬送経路を通過するシート状体
を厚さ方向に挟むように互いに対向して設けられる回転
刃と押えローラとを備え、上記回転刃は、該回転刃と同
軸上に一体に保持された円形外周面部を備え、上記回転
刃と上記円形外周面部との共通軸は、上記押えローラの
軸に対して接近離間可能であり、上記共通軸が上記押え
ローラの軸に対して接近するとき上記円形外周面部の外
周面が押えローラの外周面に当接することにより、上記
回転刃と押えローラとの間に所定の隙間が形成される。
【0013】上記所定の隙間は、上記シート状体の層の
うち最も上記押えローラ側を通過する層だけを切り残す
寸法に設定することができる。
【0014】また、上記回転刃と上記円形外周面部との
共通軸は、該円形外周面部を上記押えローラに当接させ
る方向へ付勢されているのが好ましい。
【0015】また、本発明に係る積層シート状体の部分
切断装置は、別の形態として以下のように構成すること
も可能である。すなわち、複数層からなる積層シート状
体を、該シート状体の面に沿う方向へ搬送する搬送経路
を備え、上記搬送経路の途中に、該搬送経路を通過する
シート状体を厚さ方向に挟むように互いに対向して設け
られる回転刃と押えローラとを備え、上記回転刃は、該
回転刃と同軸上に一体に保持された円形外周面部を備
え、上記円形外周面部の外周面が上記押えローラの外周
面に当接することにより、上記回転刃と押えローラとの
間に所定の隙間が形成される。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る積層シート
状体の部分切断装置の概略構成を示す図である。図中1
0は、切断処理がこれから施されるシート状体17を積
載しておく供給部としての入口ホッパー部である。11
は、シート状体を1枚ずつ捌いて搬送経路16へ送り出
す捌き部である。12はシート状体を搬送する第1搬送
ローラ対である。13は、搬送されるシート状体に、所
望の1層を残して他の層を切断するスリット機構部であ
る。14は第2搬送ローラ対である。15は、切断処理
がなされて排出されたシート状体を受け取って積載して
いく受け部としての出口スタッカー部である。
【0017】入口ホッパー部10は、切断処理対象のシ
ート状体17を揃えて積み上げ状態に載置する構成であ
る。入口ホッパー部10の前方には、捌き部11が設け
られており、シート状体を送り出す方向に回転する下方
の給送ローラ22と、その反対方向へ回転する上方の捌
きローラ23とが、シート状体17が1枚通過できる隙
間に調整された間隔で互いに向い合って配置されてお
り、逆転捌き機構を構成している。このような、給送ロ
ーラ22および捌きローラ23による逆転捌き機構によ
って、シート状体17は確実に1枚ずつ入口ホッパー部
10から送り出されて搬送される。
【0018】スリット機構部13は、搬送経路17を挟
んで上下に設けられた円盤状の回転刃24と固定押えロ
ーラ25とを有している。回転刃24と固定押えローラ
25は、図2に示す構成により共に回転駆動される。固
定押えローラ25は駆動軸26に取付けられており、ホ
ーロー27(押えローラ25内に径方向に穿孔された穴
に雌ネジが切られており、その雌ネジに雄ネジをねじ込
んで駆動軸26に食込ませている)によって一体的に結
合されている。図中28は、ベアリング29を介して駆
動軸26を支持する固定ベースであり、駆動軸26は、
図示しない駆動モータから駆動力が伝達されて回転す
る。すなわち、駆動軸26が回転すると、固定押えロー
ラ25が一体的に回転する。
【0019】駆動軸26の上方には、駆動軸26に対し
てほぼ平行に配置された回転刃軸30が設けられてお
り、この回転刃軸30は、ベアリング31を介して固定
ベース28に対して回転可能に支持されている。回転刃
軸30の一方端は小径偏心軸部32に形成されており、
回転刃24は、この小径偏心軸部32にベアリング33
を介して取り付けられる。図中34は、回転刃24を小
径偏心軸部32に固定するビスである。
【0020】回転刃24は、その外径寸法よりも大きな
外径寸法を有して同軸上に配置された円板部35と一体
的に形成されている。円板部35も回転刃24と共に小
径偏心軸部32上にベアリングを介して取り付けられて
いる。そして、円板部35の外周面は固定押えローラ2
5の外周面に当接しており、その結果、回転刃24と固
定押えローラ25との間に寸法Aの隙間が形成されてい
る。その隙間Aの寸法は、円板部35の半径と回転刃2
4の半径との差に等しい。この隙間寸法Aは、シート状
体の厚さの少なくとも半分以下にするのが好ましく、具
体的には10〜50%ぐらいとするのが適切である。こ
れは、刃の圧力でシート状体が厚さ方向に幾分圧縮され
るので、切り残す層(押えローラ25に最も近い側の
層)を幾分切り込んだとしても、切断層を確実に切断す
るためである。
【0021】また、円板部35の外周面が固定押えロー
ラ25の外周面に当接していることにより、駆動軸26
からの駆動力が摩擦で回転刃24に伝達され、回転刃2
4は固定押えローラ25と共回りする。好ましくは、回
転刃24の周速度と押えローラ25の周速度は、切断時
のシート状体17が斜行するのを防止するために、シー
ト状体17の搬送速度に等しくされる。
【0022】回転刃軸30は、図3に示すように一端に
小径偏心軸部32を有しており、他端に半円切除部36
が形成されている。上述のように、一体に形成された回
転刃24と円板部35は、回転刃軸30の小径偏心軸部
32に取り付けられる。回転刃軸30の半円切除部36
には、その上端面にバー部材37の一端が組付けられ
る。図中38,39は、組付けのためのネジ穴である。
バー部材37の他端には、その下端面にカム40が当接
する。カム40は、その回転軸41の周りに回転するこ
とによってバー部材37の一方端(カム当接端)を上下
動させる。バー部材37の一方端が上下動すると、回転
刃軸30はベアリング31を介して固定ベース28に対
して回転可能に支持されているので回転し、その結果、
小径偏心軸部32と、そこに取り付けられた回転刃24
および円板部35を上下動させる。このようにして回転
刃24は、切断位置と退避位置との間を移動することが
できる。なお、図示していないが、バー部材37はバネ
等の弾性手段によってカム40に常時当接する方向に付
勢されており、カム40で持ち上げられたとき回転刃2
4を退避位置へ上昇させて切断を行わないようにする。
シート状体17が搬送経路16内でジャミングを起こし
た場合も、回転刃24を退避位置へ上昇させることがで
きる。この弾性手段の付勢力は、回転刃24が切断位置
にあってシート状体17を切断するときに、円板部35
と押えローラ25との当接状態を維持できる程度の強さ
であり、且つ、シート状体17がジャミングを起こした
場合には回転刃24を退避位置方向へ幾分逃がすことが
できる程度の強さである。したがって、切断時に回転刃
24がシート状体に対して逃げてしまうことはない。
【0023】なお、上述の構成例では、回転刃24およ
び円板部35を一体の部材に構成しており、上述の隙間
寸法Aを精度よく実現するには一体の部材とするのが好
ましいが、回転刃が磨耗した場合などメンテナンス上で
回転刃だけを交換できるようにすることも有効である。
【0024】また、上述の構成例では、固定押えローラ
25の外径寸法を一定とし、且つ回転刃24の外径寸法
よりも円板部35の外径寸法の方が大きくされている
が、円板部35と固定押えローラ25との当接により上
述の隙間寸法Aを得るためには、例えば図4〜6に示す
ような構成とすることも勿論可能である。図4の構成例
は、円板部35aの外径は回転刃24aの外径寸法よりも
小さいが、固定押えローラ25aの当接面となる部分が
ローラ25aの外径よりも大きくなるように径方向外方
へ突出している。また図5の例では、回転刃24bの外
径寸法と円板部35bとの外径寸法差が、回転刃24bと
押えローラ25bとの間の隙間寸法とは等しくならな
い。特に図6の構成は、円板部35cと押えローラ25c
との当接面が斜面になっており、例えば回転刃24cが
磨耗した後に再研磨した場合、押えローラ25cを軸方
向へ移動させることで回転刃24cと押えローラ25cと
の間の隙間寸法を微調整することが可能である。
【0025】なお、上述の各構成例では、回転刃軸30
が回転することで回転刃24および円板部35が押えロ
ーラ25に対して離間接近し、回転刃24が搬送経路1
7に対して切断位置と退避位置との間で移動するが、回
転刃を常に切断位置に固定しておく構成の場合であって
も、円板部35が押えローラ25に当接する構成とすれ
ば工作精度を高めるだけで回転刃と押えローラとの間の
隙間寸法を正確に設定することができ、確実な部分切断
のできる切断装置を提供できる。
【0026】
【発明の効果】以上のように構成された積層シート状体
の部分切断装置によれば、円板部と固定押えローラとを
当接させるだけで回転刃と固定押えローラとの間の隙間
寸法が決まるので、ステップモータや光学的センサを用
いて隙間調整をする必要がなく、回転刃の切断位置にお
ける上記隙間寸法を簡単な構成で常に一定にすることが
できる。
【0027】また、回転刃の切断位置では、円板部と固
定押えローラとの当接関係によって回転刃と固定押えロ
ーラとの間の隙間寸法が決まり、且つ回転刃は、バネ等
の弾性手段によって常に切断位置へ付勢されているの
で、押えローラの芯ブレなどがあっても上記隙間寸法は
常に一定に保たれ、安定した部分切断動作が行える。
【0028】固定ローラを介して円板部および回転刃に
回転駆動力を伝達する構成は、非常に簡単である。ま
た、カムとバー部材と偏心軸(回転刃軸)とで回転刃を
切断位置と退避位置との間で移動させる構成も極めて簡
単である。
【0029】特に、シート状体のジャミングがあった場
合でも、バネ等の弾性手段によって力を吸収できるの
で、部品破壊のおそれがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る積層シート状体の部分切断装置
の概略構成を示す図である。
【図2】 回転刃と固定押えローラとの間に隙間が与え
られる構成を説明する部分断面図である。
【図3】 回転刃軸の偏心構造を説明する分解斜視図で
ある。
【図4】 回転刃と固定押えローラとの間に隙間が与え
られる他の構成例を説明する断面図である。
【図5】 回転刃と固定押えローラとの間に隙間が与え
られる他の構成例を説明する断面図である。
【図6】 回転刃と固定押えローラとの間に隙間が与え
られる他の構成例を説明する断面図である。
【図7】 回転刃と固定押えローラとを備える切断装置
の従来例を説明する図である。
【符号の説明】
10 入口ホッパー部 11 捌き部 12 第1搬送ローラ対 13 スリット部 14 第2搬送ローラ対 15 出口スタッカー部 16 搬送経路 17 シート状体 22 給送ローラ 23 捌きローラ 24 回転刃 25 固定押えローラ 26 駆動軸 27 ホーロー 28 固定ベース 29 ベアリング 30 回転刃軸 31 ベアリング 32 小径偏心軸部 33 ベアリング 34 ビス 35 円板部 36 半円切除部 37 バー部材 38 ネジ穴 39 ネジ穴 40 カム 41 回転軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大西 哲夫 和歌山県那賀郡粉河町大字上田井353番地 デュプロ精工株式会社内 Fターム(参考) 3C027 TT01 TT03 TT12

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数層からなる積層シート状体を、該シ
    ート状体の面に沿う方向へ搬送する搬送経路(16)を
    備え、 上記搬送経路(16)の途中に、該搬送経路(16)を
    通過するシート状体を厚さ方向に挟むように互いに対向
    して設けられる回転刃(24)と押えローラ(25)と
    を備え、 上記回転刃(24)は、該回転刃(24)と同軸上に一
    体に保持された円形外周面部(35)を備え、 上記回転刃(24)と上記円形外周面部(35)との共
    通軸(32)は、上記押えローラ(25)の軸(26)
    に対して接近離間可能であり、 上記共通軸(32)が上記押えローラの軸(26)に対
    して接近するとき上記円形外周面部(35)の外周面が
    押えローラ(25)の外周面に当接することにより、上
    記回転刃(24)と押えローラ(25)との間に所定の
    隙間が形成されることを特徴とする積層シート状体の部
    分切断装置。
  2. 【請求項2】 上記所定の隙間は、上記シート状体の層
    のうち最も上記押えローラ(25)側を通過する層だけ
    を切り残す寸法に設定される請求項1記載の積層シート
    状体の部分切断装置。
  3. 【請求項3】 上記回転刃(24)と上記円形外周面部
    (35)との共通軸(32)は、該円形外周面部(3
    5)を上記押えローラ(25)に当接させる方向へ付勢
    されている請求項1または2記載の積層シート状体の部
    分切断装置。
  4. 【請求項4】 複数層からなる積層シート状体を、該シ
    ート状体の面に沿う方向へ搬送する搬送経路(16)を
    備え、 上記搬送経路(16)の途中に、該搬送経路(16)を
    通過するシート状体を厚さ方向に挟むように互いに対向
    して設けられる回転刃(24)と押えローラ(25)と
    を備え、 上記回転刃(24)は、該回転刃(24)と同軸上に一
    体に保持された円形外周面部(35)を備え、 上記円形外周面部(35)の外周面が上記押えローラ
    (25)の外周面に当接することにより、上記回転刃
    (24)と押えローラ(25)との間に所定の隙間が形
    成されることを特徴とする積層シート状体の部分切断装
    置。
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