JP2002126428A - 電熱再生フィルター - Google Patents

電熱再生フィルター

Info

Publication number
JP2002126428A
JP2002126428A JP2000324172A JP2000324172A JP2002126428A JP 2002126428 A JP2002126428 A JP 2002126428A JP 2000324172 A JP2000324172 A JP 2000324172A JP 2000324172 A JP2000324172 A JP 2000324172A JP 2002126428 A JP2002126428 A JP 2002126428A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
filter
heat
intermediate layer
inner layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000324172A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyasu Nakane
和靖 中根
Toshihiro Yamamoto
敏博 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inoac Corp
Inoac Technical Center Co Ltd
Original Assignee
Inoue MTP KK
Inoac Corp
Inoac Technical Center Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Inoue MTP KK, Inoac Corp, Inoac Technical Center Co Ltd filed Critical Inoue MTP KK
Priority to JP2000324172A priority Critical patent/JP2002126428A/ja
Publication of JP2002126428A publication Critical patent/JP2002126428A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processes For Solid Components From Exhaust (AREA)
  • Filtering Materials (AREA)
  • Chemical Vapour Deposition (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱衝撃に強く、耐久性が高く、黒煙微粒子を
効果的に除去する電熱再生フィルターの提供を目的とす
る。 【解決手段】 気孔径が大小2種類の多孔質層を積層し
た電熱再生フィルターであって、前記両多孔質層の骨格
が耐熱耐酸化物からなる内層12と、該内層の外周に形
成された導電性物質からなる中間層14と、該中間層の
外周面に形成された耐熱耐酸化物からなる外層16との
三層構造とされ、当該フィルターの抵抗値が0.01〜
200Ωである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ディーゼル自動
車等の排ガスフィルターに用いられる電熱再生フィルタ
ーに関する。
【0002】
【従来の技術】ディーゼル自動車等からの排気中には、
黒煙微粒子(PM)が比較的多量に含まれている。この
ため、前記PMの大気放出を防止するための排ガスフィ
ルターとしてディーゼルパティキュレートフィルター
(DPF)が使用されている。このフィルターは、PM
を集塵するため使用時間が増えるにつれて、前記PMの
堆積によりフィルター効率が低下する。
【0003】このため、前記フィルターに堆積したPM
を除去しフィルターを再生することが必要であり、種々
の方法が提案されている。
【0004】DPFを使用した場合には、ディーゼル自
動車等の運転とともにフィルターに堆積する前記PMの
量が増大し、前記フィルターでの排気圧力損失が増大す
るようになる。このため、排気圧力損失の増大によるフ
ィルター効率の低下を防止するため、フィルターに堆積
したPMを定期的に燃焼させ、DPFを再生することが
必要となる。
【0005】この場合、特にディーゼル機関では排気温
度が比較的低いため、前記PMを堆積させるフィルター
に組み込んだヒータによりPMの温度を着火温度まで上
昇させるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来DPFとして採用
されているものに、コージェライト等のスラリーを押し
出し成形によりセラミックハニカムを形成した後、ハニ
カムを構成している貫通穴を交互目封じしたものがあ
る。このフィルターに堆積したPMを触媒により燃焼し
て再生している。しかし、DPFに採用されたコージェ
ライトは、最高使用温度や熱伝導率が悪いため耐久性の
面で問題があり、該コージェライトが高温で溶損するこ
とがある。また、フィルターに堆積した黒煙微粒子が多
いと、燃焼の進行によってフィルターが部分的に高温と
なり、この温度分布によって発生する熱衝撃が、時とし
てフィルターの許容応力を越え、フィルターにクラック
を発生させることがある。
【0007】この発明は、前記の点に鑑みなされたもの
であり、熱衝撃に強く、耐久性が高く、黒煙微粒子を効
果的に除去することのできる電熱再生フィルターの提供
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、気孔
径が大小2種類の多孔質層を積層した電熱再生フィルタ
ーであって、前記両多孔質層の骨格が耐熱耐酸化物から
なる内層と、該内層の外周に形成された導電性物質から
なる中間層と、該中間層の外周面に形成された耐熱耐酸
化物からなる外層との三層構造を有し、当該フィルター
の抵抗値が0.01〜200Ωであることを特徴とする
電熱再生フィルターに係る。
【0009】請求項2の発明は、請求項1における内
層、中間層及び外層がCVD又はCVI法により形成さ
れたものであることを特徴とする。
【0010】請求項3の発明は、請求項1又は2におけ
る内層で包囲される中心部が中空、炭素化物若しくは無
機物の何れかで構成されていることを特徴とする。
【0011】請求項4の発明は、請求項1ないし3のい
ずれかにおける耐熱耐酸化物が炭化珪素、導電性物質が
窒化チタンであることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施形態について
説明する。図1はこの発明の一実施例に係る電熱再生フ
ィルターの断面図、図2はこの発明の一実施例に係る電
熱再生フィルターの骨格構造を示す概略断面図、図3は
他の実施例に係る電熱再生フィルターの骨格構造を示す
概略断面図である。
【0013】図1に示すように、この発明の電熱再生フ
ィルターFは、気孔径が相対的に大である多孔質層F1
と小である多孔質層F2の2種類を積層した構造からな
る。気孔径が大とは孔径が粗いことを言い、気孔径が小
とは孔径が細かいことを言う。多孔質層F1の粗い孔径
は平均で0.1〜2mm、他方の多孔質層F2の細かい
孔径は平均で1〜300μm、またこの電熱再生フィル
ターの気孔率は下記の式(1)及び(2)で求められ、
通常0.2〜0.85である。さらに電熱再生フィルタ
ーFの抵抗値は、温度15〜20℃において0.01〜
200Ωが好ましい。
【0014】 P=P0×{1−(W′/D′+W″/D″)/(S×ds−W/D)}……( 1) P0=1―(W/(S×ds)/D)……(2) ただし P:残存気孔率 P0:初期気孔率 W′:析出した耐熱耐酸化物の重量(g) D′:析出した耐熱耐酸化物の真密度(g/cm3) W″:析出した導電性物質の重量(g) D″:析出した導電性物質の真密度(g/cm3) S:基体の表面積(cm2) ds:基体の厚さ(cm) W:基体の重量(g) D:基体の真密度(g/cm3
【0015】前記両多孔質層F1,F2の骨格は、図2
に示す一実施例の骨格B1のように耐熱耐酸化物からな
る内層12と、その内層12の外周に形成された導電性
物質からなる中間層14と、その中間層14の外周面に
形成された耐熱耐酸化物からなる外層16との三層構造
を有するものである。
【0016】内層12を構成する耐熱耐酸化物質として
は、耐熱性及び耐酸化性を有する物質であればよく、珪
素、クロム、アルミニウムのいずれかの元素を含むも
の、好ましくは炭化珪素、窒化珪素、炭化クロム、アル
ミナのいずれかからなるものであり、特に炭化珪素、窒
化珪素、炭化クロムは、耐熱性及び耐酸化性に優れるた
め最適である。
【0017】前記内層12は、気孔径が大小2種類の多
孔質層基体を積層し、その両多孔質層基体の骨格(繊維
等)を芯材11としてその芯材11の表面に公知のCV
D又はCVI法により形成したものである。前記多孔質
層F1,F2の元となる多孔質層基体は、無機繊維から
なるもの、加熱により炭素化する材質、すなわち有機繊
維からなるもの、あるいは熱硬化性樹脂の含浸した連通
の樹脂発泡体からなるもの等とされる。有機繊維として
は、熱硬化性樹脂繊維(メラミン樹脂繊維、フェノール
樹脂繊維など)、パルプ、脱脂綿などが挙げられる。前
記両多孔質層基体は、いずれも織布、不織布、発泡体等
のように初めから形状の固定されたものに限られず、例
えば、一方の多孔質層基体を織布等とし、その多孔質層
基体の片面に、繊維とバインダーの混合物を塗布して硬
化させることにより他方の多孔質層基体を形成したもの
であってもよい。また、気孔径が粗い多孔質層F1に用
いられる多孔質層基体としては、前記の式(2)で求め
られる気孔率が0.70〜0.99、繊維径は、通常1
0〜300μmが好ましい。一方気孔径が細かい多孔質
層F2に用いられる多孔質層基体は、前記の式(2)で
求められる気孔率が0.40〜0.85のものが好適で
あり、繊維径は、通常1〜10μmが好ましい。なお、
前記芯材11は加熱により炭素化する材質の場合、CV
D、CVI法による内層12の形成に先立って加熱によ
り炭素化物とされる。
【0018】中間層14を構成する導電性物質として
は、少なくともチタン、炭素を含む材料とされ、好まし
くは窒化チタン、炭化チタン、ホウ化チタン、熱分解炭
素、黒鉛、特に好ましくは窒化チタン、炭化チタンであ
る。この中間層14は、前記内層12の外周にCVD又
はCVI法により形成されたものである。
【0019】外層16を構成する耐熱耐酸化物質は、内
層12と同様、耐熱性及び耐酸化性を有する物質であれ
ばよく、珪素、クロム、アルミニウムのいずれかの元素
を含むもの、好ましくは炭化珪素、窒化珪素、炭化クロ
ムのいずれかからなるものであり、耐熱性及び耐酸化性
に優れるため最適である。この外層16も、前記中間層
14外周面にCVD又はCVI法により形成されてい
る。
【0020】図3に示す他の実施例における電熱再生フ
ィルターの骨格B2は、前記と同様の内層12A、中間
層14A、外層16Aからなり、前記内層12Aで包囲
される中心部分が中空11Aになったものである。この
実施例にあっては、前記多孔質層基体として加熱により
炭素化する材質を用いた場合であって、しかも内層12
A形成後にCVD又はCVI法により中間層又は外層を
形成する際の加熱により、それまで内層12Aで包囲さ
れていた前記芯材11が消失して中空11Aとなったも
のである。その他の構成は、図2に示した骨格B1と同
様である。
【0021】前記電熱再生フィルターFの製造は、前記
気孔径が大小2種類からなる多孔質層基体を積層し、該
多孔質層基体が加熱により炭素化する材質の場合には加
熱して芯材11を炭素化し、また無機繊維等のように炭
素化しない材質からなる場合には炭素化することなく、
公知のCVD又はCVI法により、順次内層12,12
A、中間層14,14A、外層16,16Aを形成する
ことにより行う。その際、多孔質層基体が加熱により炭
素化する材質からなる場合には、中間層14Aあるいは
外層16Aの形成時における温度等によっては芯材11
部分が消失し、中空11Aとなる。
【0022】前記構造からなる電熱再生フィルターF
は、ディーゼル自動車等の排ガスフィルターに用いられ
る。その際、この電熱再生フィルターは、黒煙微粒子を
集塵するのみならず、電源と接続されて通電されること
により発熱し、前記集塵した黒煙微粒子を燃焼させ、電
熱再生フィルター自体の再生を行う。
【0023】
【実施例】・実施例1 シリカ短繊維を気孔径の粗い多孔質層であるシリカ繊維
表面に絡むように塗布した後に乾燥し、一辺10cmの
立方体形状からなる二層多孔質層基体を形成した。得ら
れた二層多孔質層基体の気孔率は、前記式(1)及び
(2)で求められ、粗い方が0.9、細かい方が0.3
であった。
【0024】前記二層多孔質層基体を石英ガラス製反応
容器内に固定して電気炉内に収容し、その電気炉内によ
って反応容器内を1,050℃に昇温させた。また、水
素ガス(純度99.9%)をメチルトリクロロシラン飽
和器に通過させて1級メチルトリクロロシラン(濃度4
%)とし、この1級メチルトリクロロシラン混合ガスを
第1リザーバータンクに一時蓄えた後、前記1,050
℃になっている反応容器内に250ml供給して反応さ
せ、その後、反応容器から真空排気を行った。前記1級
メチルトリクロロシラン混合ガスの供給から真空排気ま
での工程を16時間繰り返し行った。これにより、図2
における内層12を形成した。
【0025】次いで、前記内層12を形成した二層多孔
質層基体を、850℃にした前記反応容器内に固定して
収納した。また、水素(純度99.9%)及び窒素(純
度99.9%)を9:1の割合で混合させた混合ガス
を、塩化チタン飽和器内に通過させて1級塩化チタン
(濃度2%)とし、この1級塩化チタン混合ガスを第2
リザーバータンクに一時蓄えた。そして、その1級塩化
チタン混合ガスを前記850℃の反応容器内に250m
l供給して反応させ、その後、反応容器から真空排気を
行った。前記1級塩化チタン混合ガスの供給から真空排
気までの工程を1.5時間繰り返し行った。これによ
り、図2における中間層14を形成した。
【0026】さらに、前記反応容器内を1,150℃に
し、また、水素ガス(純度99.9%)をメチルトリク
ロロシラン飽和器に通過させて1級メチルトリクロロシ
ラン(濃度4%)とし、この1級メチルトリクロロシラ
ン混合ガスを第1リザーバータンクに一時蓄えた後、前
記1,150℃になっている反応容器内に250ml供
給して反応させ、その後、反応容器から真空排気を行っ
た。前記1級メチルトリクロロシラン混合ガスの供給か
ら真空排気までの工程を16時間繰り返し行った。これ
により図2における外層16を形成し、気孔率0.8、
平均気孔径12μm、抵抗値6Ωの電熱再生フィルター
が得られた。
【0027】・実施例2 粉末ろ紙と水のりを1:4の割合で混合させたものを気
孔径の粗い多孔質層である脱脂綿に塗布した後に乾燥
し、一辺10cmの立方体形状からなる二層多孔質層基
体を形成した。得られた二層多孔質層基体の気孔率は、
前記式(2)で求められ、粗い方が0.98、細かい方
が0.3であった。この二層多孔質層基体をアルゴンガ
ス雰囲気中1,000℃の炉内に5時間収容することに
より、完全に炭素化させ、一辺略8cmの立方体形状か
らなる炭素化二層多孔質層基体を得た。
【0028】前記炭素化二層多孔質層基体を石英ガラス
製反応容器内に固定して電気炉内に収容し、その電気炉
内によって反応容器内を1,050℃に昇温させた。ま
た、水素ガス(純度99.9%)をメチルトリクロロシ
ラン飽和器に通過させて1級メチルトリクロロシラン
(濃度4%)とし、この1級メチルトリクロロシラン混
合ガスを第1リザーバータンクに一時蓄えた後、前記
1,050℃になっている反応容器内に250ml供給
して反応させ、その後、反応容器から真空排気を行っ
た。前記1級メチルトリクロロシラン混合ガスの供給か
ら真空排気までの工程を16時間繰り返し行った。これ
により、図3における内層12Aを形成した。
【0029】次いで、前記内層12Aを形成した二層多
孔質層基体を酸化させる。そして、それにより得た酸化
後の二層多孔質体を、850℃にした前記反応容器内に
固定して収納した。また、水素(純度99.9%)及び
窒素(純度99.9%)を9:1の割合で混合させた混
合ガスを、塩化チタン飽和器内に通過させて1級塩化チ
タン(濃度2%)とし、この1級塩化チタン混合ガスを
第2リザーバータンクに一時蓄えた。そして、その1級
塩化チタン混合ガスを前記850℃の反応容器内に25
0ml供給して反応させ、その後、反応容器から真空排
気を行った。前記1級塩化チタン混合ガスの供給から真
空排気までの工程を1.5時間繰り返し行った。これに
より、図3における中間層14Aを形成した。
【0030】さらに、前記反応容器内を1,150℃に
し、また、水素ガス(純度99.9%)をメチルトリク
ロロシラン飽和器に通過させて1級メチルトリクロロシ
ラン(濃度4%)とし、この1級メチルトリクロロシラ
ン混合ガスを第1リザーバータンクに一時蓄えた後、前
記1,150℃になっている反応容器内に250ml供
給して反応させ、その後、反応容器から真空排気を行っ
た。前記1級メチルトリクロロシラン混合ガスの供給か
ら真空排気までの工程を16時間繰り返し行った。これ
により図3における外層16Aを形成し、気孔率0.
8、平均気孔径12μm、抵抗値6Ωの電熱再生フィル
ターが得られた。
【0031】
【発明の効果】この発明の電熱再生フィルターによれ
ば、耐熱耐酸化物からなる内層と、該内層の外周に形成
された導電性物質からなる中間層と、該中間層の外周面
に形成された耐熱耐酸化物からなる外層との三層構造か
らなるため、線膨張係数が小さくなって熱衝撃性に優れ
る効果のみならず、中間層の導電性物質の抵抗値が0.
01〜200Ωであるため発熱抵抗体として優れた性能
を発揮し、集塵した黒煙微粒子を燃焼により効果的に除
去する。さらに、内層、中間層及び外層がCVD又はC
VI法により蒸着形成されたものにあっては、各層の密
着性が強固になるため、耐久性に優れ、集塵した黒煙微
粒子の燃焼による発熱で溶損しにくいという効果があ
る。さらに加えて、気孔径が大小2種類の多孔質層を積
層したものからなるため、さまざまな径の黒煙微粒子を
目詰まりなく集塵するのに有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る電熱再生フィルター
の断面図である。
【図2】この発明の一実施例に係る電熱再生フィルター
の骨格構造を示す概略断面図である。
【図3】他の実施例に係る電熱再生フィルターの骨格構
造を示す概略断面図である。
【符号の説明】
F 電熱再生フィルター 11 芯材 11A 中空 12,12A 内層 14,14A 中間層 16,16A 外層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F01N 3/02 341 F01N 3/02 341N (72)発明者 中根 和靖 愛知県名古屋市中村区名駅南二丁目13番4 号 株式会社イノアックコーポレーション 内 (72)発明者 山本 敏博 愛知県名古屋市熱田区千年一丁目16番30号 株式会社イノアックコーポレーション船 方事業所内 Fターム(参考) 3G090 AA01 BA04 CA04 4D019 AA01 BA01 BB01 BC12 BC20 CA03 CB04 CB06 CB09 4K030 BA18 BA27 BA36 BA37 BA38 BA49 BB12 CA08 LA11

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気孔径が大小2種類の多孔質層を積層し
    た電熱再生フィルターであって、前記両多孔質層の骨格
    が耐熱耐酸化物からなる内層と、該内層の外周に形成さ
    れた導電性物質からなる中間層と、該中間層の外周面に
    形成された耐熱耐酸化物からなる外層との三層構造を有
    し、当該フィルターの抵抗値が0.01〜200Ωであ
    ることを特徴とする電熱再生フィルター。
  2. 【請求項2】 内層、中間層及び外層がCVD又はCV
    I法により形成されたものであることを特徴とする請求
    項1記載の電熱再生フィルター。
  3. 【請求項3】 内層で包囲される中心部が中空、炭素化
    物若しくは無機物の何れかで構成されていることを特徴
    とする請求項1又は2記載の電熱再生フィルター。
  4. 【請求項4】 内層及び外層を構成する耐熱耐酸化物が
    炭化珪素、中間層を構成する導電性物質が窒化チタンで
    あることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項
    に記載された電熱再生フイルター。
JP2000324172A 2000-10-24 2000-10-24 電熱再生フィルター Pending JP2002126428A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000324172A JP2002126428A (ja) 2000-10-24 2000-10-24 電熱再生フィルター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000324172A JP2002126428A (ja) 2000-10-24 2000-10-24 電熱再生フィルター

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002126428A true JP2002126428A (ja) 2002-05-08

Family

ID=18801746

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000324172A Pending JP2002126428A (ja) 2000-10-24 2000-10-24 電熱再生フィルター

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002126428A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004332581A (ja) * 2003-05-01 2004-11-25 Cotec Co Ltd 粒子状物質フィルター及びその製造方法
JP2007332781A (ja) * 2006-06-12 2007-12-27 Shigehide Kakei 連続再生型粒子状物質フィルター
JP2008286085A (ja) * 2007-05-17 2008-11-27 Shigehide Kakei 連続再生型粒子状物質フィルタ
CN102085437A (zh) * 2009-12-04 2011-06-08 东丽纤维研究所(中国)有限公司 一种空气过滤用滤材及其用途
CN109123765A (zh) * 2017-06-16 2019-01-04 安康集团有限公司 烟草产品

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004332581A (ja) * 2003-05-01 2004-11-25 Cotec Co Ltd 粒子状物質フィルター及びその製造方法
JP2007332781A (ja) * 2006-06-12 2007-12-27 Shigehide Kakei 連続再生型粒子状物質フィルター
JP2008286085A (ja) * 2007-05-17 2008-11-27 Shigehide Kakei 連続再生型粒子状物質フィルタ
CN102085437A (zh) * 2009-12-04 2011-06-08 东丽纤维研究所(中国)有限公司 一种空气过滤用滤材及其用途
CN109123765A (zh) * 2017-06-16 2019-01-04 安康集团有限公司 烟草产品
CN109123765B (zh) * 2017-06-16 2021-10-29 安康集团有限公司 烟草产品

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7582270B2 (en) Multi-functional substantially fibrous mullite filtration substrates and devices
US7572311B2 (en) Highly porous mullite particulate filter substrate
JP4246425B2 (ja) ハニカムフィルター
WO2006041174A1 (ja) セラミックハニカム構造体
WO2007058007A1 (ja) ハニカム構造体
JP7423532B2 (ja) ハニカム構造体、排気ガス浄化装置、排気システム及びハニカム構造体の製造方法
JP2675071B2 (ja) ハニカム状フィルター
WO2005014171A1 (ja) 炭化珪素質触媒体及びその製造方法
JP4071381B2 (ja) ハニカムフィルタ及びその製造方法
JP2002126428A (ja) 電熱再生フィルター
US5558760A (en) Filter/heating body produced by a method of spraying a shape
JP2004041941A (ja) フィルタ部材
JPH0971466A (ja) 炭化珪素ハニカム構造体及びその製造方法
JP3899998B2 (ja) ハニカム構造体とその製造方法及びディーゼルパティキュレートフィルタ
JP3561950B2 (ja) 多孔質セラミックス及びその製造方法
WO2009110505A1 (ja) 触媒付き繊維集合体、その製造方法及び排ガス用浄化装置
JP4592924B2 (ja) セラミックヒータ
JP3616199B2 (ja) フィルタ及びその製造方法
JP3003476B2 (ja) フィルタ
JP2011042521A (ja) パティキュレートフィルタとその製造方法
JP2003019411A (ja) 粒子状物質除去フィルタ及びその製造方法
JPH01141884A (ja) フォーム
JP2005040646A (ja) 集塵用フィルタ部材
JPH0214711A (ja) 排ガス浄化装置
JPH09313837A (ja) フィルタ及びその製造方法