JP2002125207A - 信号送信装置及び信号受信装置 - Google Patents

信号送信装置及び信号受信装置

Info

Publication number
JP2002125207A
JP2002125207A JP2001221841A JP2001221841A JP2002125207A JP 2002125207 A JP2002125207 A JP 2002125207A JP 2001221841 A JP2001221841 A JP 2001221841A JP 2001221841 A JP2001221841 A JP 2001221841A JP 2002125207 A JP2002125207 A JP 2002125207A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
multiplexed
receiving
audio
time axis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001221841A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5023421B2 (ja
JP2002125207A5 (ja
Inventor
Hidekazu Suzuki
秀和 鈴木
Toshiaki Nishio
歳朗 西尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2001221841A priority Critical patent/JP5023421B2/ja
Publication of JP2002125207A publication Critical patent/JP2002125207A/ja
Publication of JP2002125207A5 publication Critical patent/JP2002125207A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5023421B2 publication Critical patent/JP5023421B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Color Television Systems (AREA)
  • Television Systems (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像信号とともに音声信号を伝送できるDV
I規格の信号伝送システムを実現する。 【解決手段】 信号送信装置は、多重部102にて映像
信号と時間軸圧縮された音声信号を多重制御信号に基づ
き多重して、データライン106を介して伝送し、信号
受信装置は、分離部103にて、データライン106を
介して受信した映像音声多重信号を分離制御信号でもっ
て、元の映像信号と音声信号に分離する。また、多重制
御信号,分離制御信号として映像信号の水平同期信号あ
るいは垂直同期信号を用い、また、音声信号を送信側で
時間軸圧縮して音声信号を映像信号の隙間に多重し、受
信側で時間軸伸長するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、信号送信装置及び
信号受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のDVI(Digital Visual Interfa
ce)規格の信号伝送システムについて図26を用いて説
明する。図26は、従来の伝送システムの構成を示す図
である。図において、2601〜2603は送信側に設
けられたTMDSエンコーダ/シリアライザであり、入
力されたRED,GREEN,BLUEといったコンポ
ーネント信号をTMDSエンコードし、シリアライズし
て伝送路に送出する。2604〜2606は受信側に設
けられたTMDSデコーダ/リカバリーであり、受信し
た信号をTMDSデコードし、リカバーしてコンポーネ
ント信号を復元する。
【0003】DE(データイネーブル)信号は、RE
D,GREEN,BLUEといったコンポーネント信号
が存在する期間を示す信号で、HIGHアクティブの信
号である。例えば、DE信号がLOWとなる期間という
のは、映像の水平同期信号期間あるいは垂直同期信号期
間である。
【0004】また、CTL(コントロール)信号CTL
0,CTL1,CTL2,CTL3は、制御信号として
用意されている。しかしながら、現在のDVI規格では
これらの信号は未使用状態である。具体的には信号のレ
ベルが常時0になっている。
【0005】以上のように構成された従来の信号伝送シ
ステムについて説明する。送信側のTMDSエンコーダ
/シリアライザ2601〜2603では、8ビットで入
力された映像信号(RGB信号)を10ビットに変換
し、シリアライズして伝送路に送出する。8ビット/1
0ビット変換の目的は、データの変化点を少なくして高
速伝送に適した形にするためである。また、TMDSエ
ンコーダ/シリアライザ2601〜2603では、CL
T信号2ビットを10ビットに変換して伝送路に送出す
る。また、DE信号も合わせてエンコード,シリアライ
ズされ伝送路に送出される。
【0006】受信側のTMDSデコーダ/リカバリー2
604〜2606では、伝送路から受け取った10ビッ
トのシリアルデータを色信号の8ビット,DE信号,C
TL信号の2ビットにデコードして展開する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、DVI
規格は映像信号のみを伝送する規格であり、従来の信号
伝送システムでは音声信号を伝送することができないと
いう問題点があった。
【0008】本発明は、上記問題点を解消するためにな
されたもので、映像信号とともに音声信号を伝送できる
DVI規格の信号伝送システムを実現可能な信号送信装
置及び信号受信装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1に記載の信号送信装置は、伝送路
を介して信号受信装置に接続された信号送信装置におい
て、第1の信号を時間軸圧縮する時間軸圧縮手段と、第
2の信号に基づいて多重制御信号を生成する多重制御信
号発生装置と、上記多重制御信号発生装置により生成し
た多重制御信号を用いて、上記時間軸圧縮された第1の
信号と、上記第2の信号と、第3の信号とを多重化し多
重信号として出力する信号多重手段と、上記多重信号及
び上記多重制御信号を上記信号受信装置に送信する信号
送信手段とを、備えた、ことを特徴とするものである。
これにより、第1、第2、第3の信号を同一の伝送路で
伝送する信号伝送システムを実現可能である。
【0010】本発明の請求項2に記載の信号送信装置
は、伝送路を介して信号受信装置に接続された信号送信
装置において、第1の信号を時間軸圧縮する時間軸圧縮
手段と、第2の信号に基づいて多重制御信号を生成する
多重制御信号発生装置と、上記多重制御信号発生装置に
より生成した多重制御信号を用いて、上記時間軸圧縮さ
れた第1の信号と、上記第2の信号と、第3の信号とを
多重化し多重信号として出力する信号多重手段と、上記
多重信号を上記信号受信装置に送信する信号送信手段
と、を備えた、ことを特徴とするものである。これによ
り、多重制御信号を信号受信装置に伝送することなく、
第1,第2,第3の信号を同一の伝送路で伝送する信号
伝送システムを実現可能である。
【0011】本発明の請求項3に記載の信号送信装置
は、請求項1または請求項2に記載の信号送信装置にお
いて、上記第1の信号は音声信号であり、上記第2の信
号は水平同期信号または垂直同期信号であり、上記第3
の信号は映像信号である、ことを特徴とするものであ
る。これにより、映像信号とともに音声信号を伝送でき
るDVI規格の信号伝送システムを実現可能である。
【0012】本発明の請求項4に記載の信号送信装置
は、RGBの映像信号をシリアルデータとして伝送する
DVI伝送規格の信号送信装置において、上記RGBの
映像信号をシリアルデータとして伝送する第1のモード
に加え、輝度信号、色差信号、及び音声信号の3つの信
号を伝送する第2のモードを有し、上記第1のモードと
上記第2のモードを切り替える切り替え手段を備えた、
ことを特徴とするものである。これにより、映像信号と
ともに音声信号を伝送できるDVI規格の信号伝送シス
テムを実現可能である。
【0013】本発明の請求項5に記載の信号受信装置
は、伝送路を介して信号送信装置に接続された信号受信
装置において、上記信号送信装置から、時間軸多重され
た第1の信号、第2の信号、及び第3の信号が多重化さ
れた多重信号を受信する第1の受信手段と、上記信号送
信装置から多重制御信号を受信する第2の受信手段と、
上記第2の受信手段にて受信した上記多重制御信号を用
いて、上記第1の受信手段にて受信した上記多重信号を
上記第1,第2の信号に分離する分離手段と、上記分離
手段により分離された第1の信号を時間軸伸張する時間
軸伸張手段と、を備えた、ことを特徴とするものであ
る。これにより、第1,第2,第3の信号を同一の伝送
路で伝送できる信号伝送システムを実現可能である。
【0014】本発明の請求項6に記載の信号受信装置
は、伝送路を介して信号送信装置に接続された信号受信
装置において、上記信号送信装置から、時間軸多重され
た第1の信号、第2の信号、及び第3の信号が多重化さ
れた多重信号を受信する受信手段と、上記多重信号から
上記第2の信号を検出する検出手段と、上記検出手段に
より検出された第2の信号に基づいて多重制御信号を生
成する多重制御信号発生手段と、上記多重制御信号を用
いて、上記多重信号を上記第1、第2、第3の信号に分
離する分離手段と、上記分離手段により分離された上記
第1の信号を時間軸伸張する時間軸伸張手段と、を備え
た、ことを特徴とするものである。これにより、信号送
信装置から多重制御信号を受信することなく、多重信号
を分離でき、また、第1,第2,第3の信号を同一の伝
送路で受信できる信号伝送システムを実現可能である。
【0015】本発明の請求項7に記載の信号受信装置
は、請求項5または請求項6に記載の信号受信装置にお
いて、上記第1の信号は音声信号であり、上記第2の信
号は水平同期信号または垂直同期信号であり、上記第3
の信号は映像信号である、ことを特徴とするものであ
る。これにより、映像信号とともに音声信号を伝送でき
るDVI規格の信号伝送システムを実現可能である。
【0016】本発明の請求項8に記載の信号受信装置
は、RGBの映像信号をシリアルデータとして受信する
DVI伝送規格の信号受信装置において、上記RGBの
映像信号をシリアルデータとして受信する第1のモード
に加え、輝度信号、色差信号、及び音声信号の3つの信
号を受信する第2のモードを有し、上記第1のモードと
上記第2のモードを切り替える切り替え手段を備えた、
ことを特徴とするものである。これにより、映像信号と
ともに音声信号を伝送できるDVI規格の信号伝送シス
テムを実現可能である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。なお、ここで示す実施
の形態はあくまでも一例であって、必ずしもこの実施の
形態に限定されるものではない。
【0018】(実施の形態1)以下、本実施の形態1に
かかる信号伝送システムについて図1〜図11を用いて
説明する。図1は実施の形態1による信号伝送システム
の構成を示す図である。図1において、信号送信装置
は、音声信号を時間軸上で圧縮する時間軸圧縮部101
と、多重制御信号を用いて映像信号と時間軸圧縮された
音声信号を多重化し、映像音声多重信号として後述する
データライン106に送出する多重部102とからなる
ものである。
【0019】信号受信装置は、多重制御信号を用いて、
データライン106を介して受信した映像信号と音声信
号が多重化された映像音声多重信号を分離する分離部1
03と、分離部103で分離された音声信号に対して時
間軸伸長を行い、元の音声信号を復元する時間軸伸長部
104と、送信側からクロックライン107を介して受
信した映像クロックを元に音声クロックを再生する音声
クロック再生部105とからなるものである。
【0020】データライン106は、信号送信装置と信
号受信装置を結ぶシリアルの伝送路である。なお、多重
制御信号は、例えば、映像信号の水平同期信号あるいは
垂直同期信号などの映像信号の空き時間に、音声信号を
多重化するよう制御するものであり、多重制御信号発生
装置(図示していない)により生成される。
【0021】次に、本実施の形態1による信号伝送シス
テムの動作について説明する。まず、図2に映像信号と
時間軸圧縮前の音声信号の関係を模式的に示す。一般的
に映像信号は音声信号に対してデータ量が多いので、映
像信号数サンプルにおき音声信号1サンプルがほぼ時間
的に対応している。本実施の形態1による信号伝送シス
テムでは、この映像音声信号を時間的に圧縮して映像信
号の存在しない領域に多重化する。具体的に映像信号の
存在しない時間というのは、例えば、図3に示すように
映像信号の水平同期期間,垂直同期期間が挙げられる。
図3において、有効画面以外のハッチをつけた部分がそ
の同期期間に相当する。この図3においては、例として
MPEG2のMP@ML(メインプロファイルメインレ
ベル)のSD画面を例に挙げている。全画面は横に85
8画素、縦に525ラインである。その中の有効画面は
横720画素、縦480ラインであり、全画面とこの有
効画面の差が同期期間となる。この同期期間に音声信号
を多重化する。
【0022】次に、送信側の動作の説明を行う。図4は
時間軸圧縮部101の構成を示す図である。時間軸圧縮
部101は主にメモリで構成され、入力された音声信号
をレート変換するものである。具体的には、入力のサン
プリングクロックは音声のクロックfaとし、出力のク
ロックは映像のクロックfvとする。なお、faは音声
のサンプリングクロック周波数、fvは映像のサンプリ
ングクロック周波数である。また、時間圧縮部101の
出力制御には多重制御信号を用いる。この多重制御信号
には水平同期信号あるいは垂直同期信号を用いる。
【0023】図5は時間軸圧縮部101による時間軸圧
縮の様子を示す図である。時間軸圧縮前の音声信号はサ
ンプリング周波数faで入力され、時間軸圧縮後の音声
信号はサンプリング周波数fvでもって多重部102へ
出力される。この時間軸圧縮後の音声信号が出力される
のは多重制御信号がLOWの期間である。この図では、
簡略化のため、多重制御信号がLOWの期間に出力され
るオーディオサンプル点の数を少なく表示しているが、
実際に出力されるオーディオサンプル点はこれよりもも
っとはるかに多い。
【0024】図6は、多重部102の構成を示す図であ
る。多重部102は、映像信号と時間軸圧縮された音声
信号を多重化して映像音声多重信号として送出する。映
像信号と時間軸圧縮された音声信号の多重部102への
入力の切り換えは多重制御信号で行う。この多重制御信
号には映像の水平同期信号あるいは垂直同期信号を用い
る。
【0025】図7は、多重部102による映像信号と音
声信号の多重の様子を示すである。図において、映像信
号と時間軸圧縮後の音声信号が上の2段である。白丸が
映像信号のサンプル点、黒丸が音声信号のサンプル点で
ある。そして、多重制御信号がLOWの期間に映像信号
に対して音声信号が多重化されていく様子を一番下に示
す。そして、この映像音声多重信号がすなわち伝送路の
信号となって、伝送路に送出されていく。
【0026】次に受信側の動作の説明を行う。図8は分
離部103の構成を示す図である。分離部103ではデ
ータライン106から流れてきた映像音声多重信号を、
映像信号と時間軸圧縮された音声信号とに分離する。な
お、分離には分離制御信号を用いるが、この分離制御信
号としては送信側からデータライン106とは別に設け
られた伝送路を介して提供される多重制御信号を用い
る。
【0027】図9は分離部103による映像信号と音声
信号の分離の様子を示す図である。データライン106
から流れてきた映像音声多重信号を分離制御信号でもっ
て映像信号と音声信号に分離する。具体的には分離制御
信号がLOWの期間の信号を時間軸圧縮された音声信号
とみなして、図8に示した分離部103のセレクタを音
声信号出力の方にセットする。
【0028】図10は時間軸伸長部104の構成を示す
図である。時間軸伸長部104は主にメモリで構成さ
れ、時間軸圧縮された音声信号を分離制御信号がLOW
の期間に映像のサンプリングクロックfvでもって入力
し、音声のサンプリングクロック周波数faでもって出
力する。これにより、もと通りに時間軸伸長された音声
信号が得られる。
【0029】図11は時間伸張部104による時間軸伸
長の様子を示す図である。分離制御信号がLOWの期間
のデータを音声信号とみなし、時間軸圧縮された音声信
号を分離制御信号がLOWの期間だけサンプリング周波
数fvで入力し、それをサンプリング周波数faでもっ
て、たたき出すことで時間軸伸長された音声信号を得る
ことができる。
【0030】次に音声クロック再生部105の動作につ
いて説明する。受信側では送信側から送られてきた映像
クロックを元にしてPLL(Phase Lock Loop)をかけ
て音声クロックを再生し、時間軸伸長部104に音声ク
ロックを供給する。
【0031】このように、本発明の実施の形態1による
信号伝送システムでは、送信側の多重部102におい
て、映像信号と時間軸圧縮された音声信号とを多重制御
信号に基づき多重化することにより、映像信号と音声信
号を同一のデータライン106で送ることが可能にな
る。また、受信側では、データライン106を介して受
信した映像音声多重信号を分離制御信号でもって分離す
ることにより、映像信号と音声信号に分離することがで
きる。
【0032】また、多重制御信号,分離制御信号として
映像信号の水平同期信号あるいは垂直同期信号を用い、
また、音声信号を送信側で時間軸圧縮して受信側で時間
軸伸長するようにしたので、音声信号を映像信号の隙間
に多重化し、また分離することが可能となる。
【0033】(実施の形態2)以下、本実施の形態2に
かかる信号伝送システムについて図12〜図19を用い
て説明する。図12は、実施の形態2による信号伝送シ
ステムの構成図である。図12において、信号送信装置
は、音声信号を時間軸圧縮する時間軸圧縮部201と、
多重制御信号を用いて映像信号と音声信号を多重化し、
映像音声多重信号として出力する多重部202と、多重
制御信号を加工する多重制御信号加工部208とからな
るものである。
【0034】信号受信装置は、データライン206を介
して受信した映像音声多重信号を分離する分離部203
と、分離部203で分離された音声信号を時間軸伸長す
る時間軸伸長部204と、送信側からクロックライン2
07を介して受信した映像クロックから音声クロックを
再生する音声クロック再生部205とからなるものであ
るデータライン206は、信号送信装置と信号受信装置
を結ぶ伝送路である。
【0035】なお、本実施の形態2による信号伝送シス
テムが実施の形態1の信号伝送システムと異なる点は、
実施の形態2による信号伝送システムでは多重制御信号
を受信側に通知しないという点である。
【0036】以下、本実施の形態2による信号伝送シス
テムの動作について説明する。なお、時間軸圧縮部20
1では実施の形態1と同様、音声信号の時間軸圧縮を行
うが、時間軸圧縮のための多重制御信号が実施の形態1
とは異なる。
【0037】図13は時間軸圧縮部201の構成を示す
図である。時間軸圧縮部201は実施の形態1の時間軸
圧縮部101と同様メモリで構成され、音声信号のサン
プリングレートを変換するものである。実施の形態1で
はこのメモリの制御信号として、多重制御信号、すなわ
ち水平同期信号または垂直同期信号をそのまま使ってい
たが、本実施の形態2ではこれを若干加工して用いる。
具体的には多重制御信号(水平同期信号または垂直同期
信号)の立ち下がりから映像のサンプリングクロックの
Lクロックの期間(L×1/fv sec.)カウント
して立ち下がる信号を用いる。これを行う目的は、時間
軸圧縮後の音声信号の手前に無信号期間(Lクロック期
間)を設けて、この無信号期間を受信側で映像信号と音
声信号の切り換わりタイミングと認識させるためであ
る。
【0038】図14は時間圧縮部201による時間軸圧
縮の様子を示す図である。この図において、時間軸圧縮
前の音声信号と時間軸圧縮後の音声信号との関係は、実
施の形態1におけるこれらの関係とほぼ同じであるが、
多重制御信号の立ち下がりに対して時間軸圧縮後の音声
信号はLクロック分、遅延している。このLクロックの
期間は無信号状態である。
【0039】図15は本実施の形態2における映像信号
と音声信号の多重化の様子を示す図である。図14にお
いて説明したように、映像信号と時間軸圧縮後の音声信
号との間にはLクロックの無信号期間が設けられる。そ
して、実施の形態2では映像信号と多重化すべき時間軸
圧縮された音声信号のサンプルを映像のサンプリングク
ロックのMクロック期間(M×1/fv sec.)と
して定める。このL,Mというのは整数であり、なおか
つ一定の値とする。多重制御信号加工部208は、多重
制御信号(水平同期信号または垂直同期信号)の立ち下
がりをLクロック遅延させた新たな多重制御信号を生成
するものである。このようにすることで、受信側でどこ
に音声信号が何サンプル点あるか認識することができ、
音声信号を分離することができる。
【0040】図16は、分離部203の構成を示す図で
ある。図において、210は映像信号と時間軸圧縮音声
信号とを分離するセレクタ回路である。211はセレク
タ回路210を制御する信号を生成するセレクタ制御信
号生成部である。212は無信号検出部であり、伝送路
を流れてくる映像音声多重信号の無信号状態を検出する
ものである。カウンタ213は音声信号のサンプルが存
在する期間をカウントするもので、Mクロック期間(M
×1/fv sec.)をカウントするものである。
【0041】次に分離部203の具体的な動作を説明す
る。無信号検出部212はLクロック期間(L×1/f
v sec.)の無信号状態を検出したとき、その出力
のレベルをHIGHからLOWに変化させる。カウンタ
213のカウント開始(出力の立ち下り)のタイミング
は無信号検出部212の出力の立ち下りタイミングと同
じである。カウンタ213は無信号検出部212の出力
の立ち下がりからMクロック期間カウントしたら、その
出力をLOWからHIGHに立ち上げる。セレクタ制御
信号生成部211は無信号検出部212の出力とカウン
タ213の出力とのOR(論理和)をとる回路である。
セレクタ回路210は、セレクタ制御信号生成部211
の出力がHIGHの期間にはAを選択して映像信号を抽
出し、セレクタ制御信号生成部211の出力がLOWの
期間にはBを選択して時間軸圧縮された音声信号を抽出
する。
【0042】図17は、本実施の形態2における映像信
号と音声信号との分離の様子を示す。伝送路上の映像音
声多重信号には、無信号期間がLクロック期間続いた
後、音声信号サンプルがMクロック期間存在する。そし
て、図16で説明したように、セレクタ制御信号がLO
Wの期間は、セレクタをBに切り換えておき、それ以外
の期間はAにセットしておけば、映像音声多重信号から
映像信号と音声信号とを分離して抽出することができ
る。
【0043】図18は時間軸伸長部204の構成を示す
図である。時間軸伸長部204は実施の形態1の時間軸
伸長部104と同様にメモリで構成されるが、分離制御
信号としては図16で説明したセレクタ制御信号が用い
られる。
【0044】図19は、時間軸伸張部204による時間
軸伸長の様子を示す図である。時間軸圧縮された音声信
号を、分離制御信号すなわちセレクタ制御信号がLOW
の期間だけサンプリング周波数fvで時間軸伸長部20
4に入力し、それをオーディオのサンプリングクロック
faでたたき出すことにより時間軸伸長された音声信号
を得ることができる。
【0045】このように、本実施の形態2による信号伝
送システムでは、多重制御信号を受信側に伝えることな
く、上記実施の形態1による信号伝送システムと同様の
作用を実現できる。すなわち、実施の形態2では、映像
信号と音声信号とが多重化される期間において、映像信
号と音声信号の間にLクロック期間の信号状態を設け、
また、音声信号のサンプル点をMクロック期間として一
定とし、受信側で、無信号期間をLクロック期間検出
後、Mクロック期間を音声信号の分離タイミングとみな
す構成とすることにより、多重制御信号を受信側に伝え
ることなく音声信号と映像信号の分離を可能とできる。
【0046】(実施の形態3)以下、本実施の形態3に
かかる信号伝送システムについて図20〜図23を用い
て説明する。なお、実施の形態3は、実施の形態1,2
による信号伝送システムをDVI(Digital Visual Int
erface)規格に適用したものである。
【0047】図20は、実施の形態3による信号伝送シ
ステムの構成を示す図である。図20において、301
は時間軸圧縮部で、これは実施の形態1あるいは2で用
いたものと同一である。302は分解部であり、時間軸
圧縮された音声信号をDVI規格のCTL2,CTL
3,CTL1の信号に分解して重畳するものである。3
03〜305はTMDSエンコーダ/シリアライザ、3
06〜308はTMDSデコーダ/リカバリーであり、
これらは従来例の技術で説明したものと同じである。3
09は合成部であり、CTL1,2,3からきた音声信
号を合成するものである。310は時間軸伸長部であ
り、合成部309から出力された時間軸圧縮されたまま
の音声信号を伸長するものである。この図において、伝
送路のチャンネル0にはBLUEと映像信号のHSYN
C,VSYNC(水平同期信号,垂直同期信号)が時分
割多重されたシリアルデータが伝送され、チャンネル1
においてはGREENと音声(CTL1)が時分割多重
されたシリアルデータが伝送され、チャンネル2ではR
EDと音声(CTL2,3)が時分割多重されたシリア
ルデータが伝送される。
【0048】以上のように構成された信号伝送システム
の動作について説明する。図21に実施の形態3におけ
る伝送路上の信号の様子を示す。まず、1番上にTMD
Sエンコーダへの入力のデータを示す。DE(データイ
ネーブル)信号がLOWの間にCTL(コントロール信
号)が挿入され、このCTL1,2,3のところに時間
軸圧縮された音声信号をのせてTMDSエンコードされ
る。そして、伝送路上の信号ではチャンネル2にエンコ
ードされたCTL2,3が重畳され、チャンネル1にエ
ンコードされたCTL1が重畳される。そして、これら
により伝送路では、水平同期信号,または垂直同期信号
の期間にオーディオ(音声信号)が重畳されていること
になる。そして1番下に受信側でTMDSデコード,リ
カバーされたデータを示す。このリカバーされたデータ
というのは、送信側における入力のデータと全く同一の
ものである。
【0049】次に受信側での音声を分離する方法を説明
する。図22に示すように、まずチャンネル0のデータ
の一定期間をデータ一定期間検出回路350により検出
する。このデータの一定期間というのは、水平同期期間
あるいは垂直同期期間である。このデータの一定期間を
検出して、DE(データイネーブル)信号を生成してや
り、このDE信号がLOWの期間を音声信号が多重化さ
れている期間とみなし、チャンネル1,チャンネル2の
デコード・映像音声分離回路351,352に対してD
E信号を供給しチャンネル1,チャンネル2のデコーダ
で映像信号と音声信号を分離する。そして、CTL1,
CTL2,CTL3のラインの分離された音声信号があ
らわれる。
【0050】次に受信側でのデコードの方法について説
明する。図23において、チャンネル2に伝送されてき
た映像音声多重信号をシリアル/パラレル変換回路36
0でシリアル/パラレル変換し、DE(データイネーブ
ル)信号がHIGHの期間は映像信号とみなし、デコー
ダ362により10ビット/8ビットTMDSデコード
を行い、これによりRED信号を得ることができる。そ
して、DE(データイネーブル)信号がLOWの期間は
音声信号とみなし、デコーダ363により10ビット/
2ビットTMDSデコードを行い、CTL2,CTL3
のラインに音声信号を得ることができる。同様にチャン
ネル1においても伝送されてきた映像音声多重信号をシ
リアル/パラレル変換回路361でシリアル/パラレル
変換し、DE(データイネーブル)信号がHIGHの期
間はGREENの映像信号とみなし、デコーダ364に
より10ビット/8ビットTMDSデコードを行う。そ
してDE(データイネーブル)信号がLOWの期間には
デコーダ365により10ビット/2ビットTMDSデ
コードを行い、CTL1に音声信号を得ることができ
る。
【0051】このようにして、CTL(コントロール)
ライン上で得られた音声信号を、合成部309で合成
し、さらに時間軸伸長部310でレート変換することに
より、元の音声信号を得ることができる。
【0052】次に分解部302,合成部309の動作に
ついて説明する。分解部302においては、時間軸圧縮
された音声信号をCTL2,3,1の3本に分解するわ
けであるが、音声信号の帯域によってはCTL2の1本
のみを、あるいはCTL2,3の2本を使うという使い
方をしても構わない。また、音声信号のサンプリング点
の順番に従って、CTL2,3,1,2,3,1の順に
分解すればよい。合成部309では、伝送路から流れて
きた音声信号をデコードしたものに対して、CTL2,
3,1の順番で音声信号がやってきているとみなして、
合成すればよい。なお、CTL2,3,1の順でなくと
もこの3本を任意の順番で使っても構わないが、送信側
と受信側でこの分解,合成の順は取り決めておく必要が
ある。
【0053】このように、実施の形態3による信号伝送
システムでは、実施の形態1,2における信号伝送シス
テムの構成をDVI規格に適用し、音声信号を時間軸圧
縮したものをCTL2,3,1のラインに分解し、受信
側ではCTL2,3,1で伝送されてきた音声信号を合
成し、時間軸伸長して音声信号を復元するようにしたか
ら、従来映像しか伝送できなかったDVI規格の信号伝
送システムにおいて、音声信号の伝送も可能とできる。
【0054】(実施の形態4)以下、本実施の形態4に
かかる信号伝送システムについて図24及び図25を用
いて説明する。なお、実施の形態4は実施の形態1〜3
とは異なり、音声信号を映像信号の隙間を用いて伝送す
るものではなく、DVI規格の信号伝送システムにおい
て用いられる3本の伝送路のうちの1本を音声信号用の
伝送路として確保するようにしたものである。すなわ
ち、DVI規格では映像信号の伝送は、RED,GRE
EN,BLUEといったコンポーネント信号で行われて
いるが、本実施の形態4ではY,Pb,PrといったY
色差信号で伝送するモードを追加し、またそこで空いた
チャンネルを音声信号に割り当てるようにしたものであ
る。
【0055】図24は、実施の形態4による信号伝送シ
ステムの構成を示す図である。図において、401はセ
レクタであり、RED信号と輝度信号(Y)を選択して
TMDSエンコーダに供給するものである。402もセ
レクタであり、GREEN信号とPbまたはPr信号を
選択するものである。403はセレクタであり、BLU
E信号と音声信号からどちらか一方を選択するものであ
る。404〜406はTMDSエンコーダ/シリアライ
ザ、407〜409はTMDSデコーダ/リカバリーで
ある。これらの構成は実施の形態1,2,3と同一であ
る。
【0056】この実施の形態4の特徴としては、映像信
号の伝送にY色差伝送を用いることである。Y色差伝送
では、例えば4:2:0伝送というものがある。4:
2:0伝送というのは図25に示すように、色信号のレ
ートを輝度信号のレートの半分にするものである。具体
的には輝度信号に対して色信号のサンプリング数を半分
にする。これにより、DVIの伝送路では2チャンネル
でもって映像信号を伝送することが可能となる。具体的
にはチャンネル2で輝度信号、チャンネル1で色信号P
b,Pr信号を伝送する。そして空いたチャンネル0に
音声信号を重畳するものである。この音声信号は時間軸
圧縮されていない元のままの音声信号である。
【0057】このように本実施の形態4による信号伝送
システムでは、Y,Pb,PrといったY色差信号で伝
送するモードを追加し、またそこで空いたチャンネルを
音声信号に割り当てるようにしたから、映像信号ととも
に音声信号を伝送できるDVI規格に適合する信号伝送
システムを実現できる。
【0058】なお、実施の形態4では、Y,Pb/P
r,音声をそれぞれチャンネル2,チャンネル1,チャ
ンネル0に割当てたが、この割当ての順序はこれに限る
ものではない。
【0059】なお、本発明の実施の形態において、信号
の多重化と送信を多重部が行っているが、多重と送信を
別々の構成要件としても構わない。
【0060】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の信号送信装置
によれば、伝送路を介して信号受信装置に接続された信
号送信装置において、第1の信号を時間軸圧縮する時間
軸圧縮手段と、第2の信号に基づいて多重制御信号を生
成する多重制御信号発生装置と、上記多重制御信号発生
装置により生成した多重制御信号を用いて、上記時間軸
圧縮された第1の信号と、上記第2の信号と、第3の信
号とを多重化し多重信号として出力する信号多重手段
と、上記多重信号及び上記多重制御信号を上記信号受信
装置に送信する信号送信手段とを、備えたことより、第
1、第2、第3の信号を同一の伝送路で伝送する信号伝
送システムを実現可能である。
【0061】本発明の請求項2に記載の信号送信装置に
よれば、伝送路を介して信号受信装置に接続された信号
送信装置において、第1の信号を時間軸圧縮する時間軸
圧縮手段と、第2の信号に基づいて多重制御信号を生成
する多重制御信号発生装置と、上記多重制御信号発生装
置により生成した多重制御信号を用いて、上記時間軸圧
縮された第1の信号と、上記第2の信号と、第3の信号
とを多重化し多重信号として出力する信号多重手段と、
上記多重信号を上記信号受信装置に送信する信号送信手
段と、を備えたことより、多重制御信号を信号受信装置
に伝送することなく、第1,第2,第3の信号を同一の
伝送路で伝送する信号伝送システムを実現可能である。
【0062】本発明の請求項3に記載の信号送信装置に
よれば、請求項1または請求項2に記載の信号送信装置
において、上記第1の信号は音声信号であり、上記第2
の信号は水平同期信号または垂直同期信号であり、上記
第3の信号は映像信号であるようにしたので、映像信号
とともに音声信号を伝送できるDVI規格の信号伝送シ
ステムを実現可能である。
【0063】本発明の請求項4に記載の信号送信装置に
よれば、RGBの映像信号をシリアルデータとして伝送
するDVI伝送規格の信号送信装置において、上記RG
Bの映像信号をシリアルデータとして伝送する第1のモ
ードに加え、輝度信号、色差信号、及び音声信号の3つ
の信号を伝送する第2のモードを有し、上記第1のモー
ドと上記第2のモードを切り替える切り替え手段を備え
たことより、映像信号とともに音声信号を伝送できるD
VI規格の信号伝送システムを実現可能である。
【0064】本発明の請求項5に記載の信号受信装置に
よれば、伝送路を介して信号送信装置に接続された信号
受信装置において、上記信号送信装置から、時間軸多重
された第1の信号、第2の信号、及び第3の信号が多重
化された多重信号を受信する第1の受信手段と、上記信
号送信装置から多重制御信号を受信する第2の受信手段
と、上記第2の受信手段にて受信した上記多重制御信号
を用いて、上記第1の受信手段にて受信した上記多重信
号を上記第1,第2の信号に分離する分離手段と、上記
分離手段により分離された第1の信号を時間軸伸張する
時間軸伸張手段と、を備えたことより、第1,第2,第
3の信号を同一の伝送路で伝送できる信号伝送システム
を実現可能である。
【0065】本発明の請求項6に記載の信号受信装置に
よれば、伝送路を介して信号送信装置に接続された信号
受信装置において、上記信号送信装置から、時間軸多重
された第1の信号、第2の信号、及び第3の信号が多重
化された多重信号を受信する受信手段と、上記多重信号
から上記第2の信号を検出する検出手段と、上記検出手
段により検出された第2の信号に基づいて多重制御信号
を生成する多重制御信号発生手段と、上記多重制御信号
を用いて、上記多重信号を上記第1、第2、第3の信号
に分離する分離手段と、上記分離手段により分離された
上記第1の信号を時間軸伸張する時間軸伸張手段と、を
備えたことより、信号送信装置から多重制御信号を受信
することなく、多重信号を分離でき、また、第1,第
2,第3の信号を同一の伝送路で受信できる信号伝送シ
ステムを実現可能である。
【0066】本発明の請求項7に記載の信号受信装置に
よれば、請求項5または請求項6に記載の信号受信装置
において、上記第1の信号は音声信号であり、上記第2
の信号は水平同期信号または垂直同期信号であり、上記
第3の信号は映像信号であるようにしたので、映像信号
とともに音声信号を伝送できるDVI規格の信号伝送シ
ステムを実現可能である。
【0067】本発明の請求項8に記載の信号受信装置に
よれば、RGBの映像信号をシリアルデータとして受信
するDVI伝送規格の信号受信装置において、上記RG
Bの映像信号をシリアルデータとして受信する第1のモ
ードに加え、輝度信号、色差信号、及び音声信号の3つ
の信号を受信する第2のモードを有し、上記第1のモー
ドと上記第2のモードを切り替える切り替え手段を備え
たことより、映像信号とともに音声信号を伝送できるD
VI規格の信号伝送システムを実現可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施の形態1による信号伝送
システムの構成を示す図である。
【図2】映像信号と時間軸圧縮前の音声信号との関係を
示す図である。
【図3】水平同期期間及び垂直同期期間を説明するため
の図である。
【図4】実施の形態1による信号伝送システムの時間軸
圧縮部の構成を示す図である。
【図5】実施の形態1による信号伝送システムにおける
時間軸圧縮を説明するための図である。
【図6】実施の形態1による信号伝送システムの多重部
の構成を示す図である。
【図7】実施の形態1による信号伝送システムにおける
映像信号と音声信号の多重の様子を示す図である。
【図8】実施の形態1による信号伝送システムの分離部
の構成を示す図である。
【図9】実施の形態1による信号伝送システムにおける
映像信号と音声信号の分離の様子を示す図である。
【図10】実施の形態1による信号伝送システムの時間
軸伸長部の構成を示す図である。
【図11】実施の形態1による信号伝送システムにおけ
る時間軸伸長を説明するための図である。
【図12】実施の形態2による信号伝送システムの構成
を示す図である。
【図13】実施の形態2による信号伝送システムの時間
軸圧縮部の構成を示す図である。
【図14】実施の形態2による信号伝送システムにおけ
る時間軸圧縮を説明するための図である。
【図15】実施の形態2による信号伝送システムにおけ
る映像信号と音声信号の多重の様子を示す図である。
【図16】実施の形態2による信号伝送システムの分離
部の構成を示す図である。
【図17】実施の形態2による信号伝送システムにおけ
る映像信号と音声信号の分離の様子を示す図である。
【図18】実施の形態2による信号伝送システムの時間
軸伸長部の構成を示す図である。
【図19】実施の形態2による信号伝送システムにおけ
る時間軸伸長を説明するための図である。
【図20】実施の形態3による信号伝送システムの構成
を示す図である。
【図21】実施の形態3による信号伝送システムにおけ
るデータの様子を示す図である。
【図22】実施の形態3による信号伝送システムにおけ
る受信側での音声分離の方法を示す図である。
【図23】実施の形態3による信号伝送システムにおけ
る受信側でのデコードの方法を示す図である。
【図24】実施の形態4による信号伝送システムの構成
を示す図である。
【図25】実施の形態4による信号伝送システムにおけ
る伝送路上の信号イメージを示す図である。
【図26】従来の信号伝送システムの構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
101,201 時間軸圧縮部 102,202 多重部 103,203 分離部 104,204 時間軸伸長部 105,205 音声クロック再生部 106,206 データライン 107,207 クロックライン 208 多重制御信号加工部 210 セレクタ回路 211 セレクタ制御信号生成部 212 無信号検出部 213 カウンタ 301 時間軸圧縮部 302 分解部 303〜305 TMDSエンコーダ/シリアライザ 306〜308 TMDSデコーダ/リカバリー 309 合成部 310 時間軸伸長部 401〜403 セレクタ 404〜406 TMDSエンコーダ/シリアライザ 407〜409 TMDSデコーダ/リカバリー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 11/00 11/24 Fターム(参考) 5C057 AA03 BA15 DA02 DB01 EA01 EA02 EC01 EC04 EL01 FA03 FC10 GB02 5C063 AA01 AB03 AC01 AC05 CA14 CA20 DA07 DB05 5D045 BA02 5K028 AA08 AA11 BB01 EE03 KK01 KK03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送路を介して信号受信装置に接続され
    た信号送信装置において、 第1の信号を時間軸圧縮する時間軸圧縮手段と、 第2の信号に基づいて多重制御信号を生成する多重制御
    信号発生装置と、 上記多重制御信号発生装置により生成した多重制御信号
    を用いて、上記時間軸圧縮された第1の信号と、上記第
    2の信号と、第3の信号とを多重化し多重信号として出
    力する信号多重手段と、 上記多重信号、及び上記多重制御信号を上記信号受信装
    置に送信する信号送信手段とを、備えた、 ことを特徴とする信号送信装置。
  2. 【請求項2】 伝送路を介して信号受信装置に接続され
    た信号送信装置において、 第1の信号を時間軸圧縮する時間軸圧縮手段と、 第2の信号に基づいて多重制御信号を生成する多重制御
    信号発生装置と、 上記多重制御信号発生装置により生成した多重制御信号
    を用いて、上記時間軸圧縮された第1の信号と、上記第
    2の信号と、第3の信号とを多重化し多重信号として出
    力する信号多重手段と、 上記多重信号を上記信号受信装置に送信する信号送信手
    段と、を備えた、 ことを特徴とする信号送信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の信号送
    信装置において、 上記第1の信号は音声信号であり、上記第2の信号は水
    平同期信号または垂直同期信号であり、上記第3の信号
    は映像信号である、 ことを特徴とする信号送信装置。
  4. 【請求項4】 RGBの映像信号をシリアルデータとし
    て伝送するDVI伝送規格の信号送信装置において、 上記RGBの映像信号をシリアルデータとして伝送する
    第1のモードに加え、輝度信号、色差信号、及び音声信
    号の3つの信号を伝送する第2のモードを有し、 上記第1のモードと上記第2のモードを切り替える切り
    替え手段を備えた、 ことを特徴とする信号送信装置。
  5. 【請求項5】 伝送路を介して信号送信装置に接続され
    た信号受信装置において、 上記信号送信装置から、時間軸多重された第1の信号、
    第2の信号、及び第3の信号が多重化された多重信号を
    受信する第1の受信手段と、 上記信号送信装置から多重制御信号を受信する第2の受
    信手段と、 上記第2の受信手段にて受信した上記多重制御信号を用
    いて、上記第1の受信手段にて受信した上記多重信号を
    上記第1,第2の信号に分離する分離手段と、 上記分離手段により分離された第1の信号を時間軸伸張
    する時間軸伸張手段と、を備えた、 ことを特徴とする信号受信装置。
  6. 【請求項6】 伝送路を介して信号送信装置に接続され
    た信号受信装置において、 上記信号送信装置から、時間軸多重された第1の信号、
    第2の信号、及び第3の信号が多重された多重信号を受
    信する受信手段と、 上記多重信号から上記第2の信号を検出する検出手段
    と、 上記検出手段により検出された第2の信号に基づいて多
    重制御信号を生成する多重制御信号発生手段と、 上記多重制御信号を用いて、上記多重信号を上記第1、
    第2、第3の信号に分離する分離手段と、 上記分離手段により分離された上記第1の信号を時間軸
    伸張する時間軸伸張手段と、を備えた、 ことを特徴とする信号受信装置。
  7. 【請求項7】 請求項5または請求項6に記載の信号受
    信装置において、 上記第1の信号は音声信号であり、上記第2の信号は水
    平同期信号または垂直同期信号であり、上記第3の信号
    は映像信号である、 ことを特徴とする信号受信装置。
  8. 【請求項8】RGBの映像信号をシリアルデータとして
    受信するDVI伝送規格の信号受信装置において、 上記RGBの映像信号をシリアルデータとして受信する
    第1のモードに加え、輝度信号、色差信号、及び音声信
    号の3つの信号を受信する第2のモードを有し、 上記第1のモードと上記第2のモードを切り替える切り
    替え手段を備えた、ことを特徴とする信号受信装置。
JP2001221841A 2000-07-21 2001-07-23 信号受信装置 Expired - Fee Related JP5023421B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001221841A JP5023421B2 (ja) 2000-07-21 2001-07-23 信号受信装置

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000220749 2000-07-21
JP2000-220749 2000-07-21
JP2000220749 2000-07-21
JP2001221841A JP5023421B2 (ja) 2000-07-21 2001-07-23 信号受信装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010288355A Division JP5370350B2 (ja) 2000-07-21 2010-12-24 信号受信装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2002125207A true JP2002125207A (ja) 2002-04-26
JP2002125207A5 JP2002125207A5 (ja) 2011-02-17
JP5023421B2 JP5023421B2 (ja) 2012-09-12

Family

ID=26596428

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001221841A Expired - Fee Related JP5023421B2 (ja) 2000-07-21 2001-07-23 信号受信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5023421B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003107667A1 (ja) * 2002-06-12 2003-12-24 松下電器産業株式会社 データ送信装置、データ受信装置
WO2012057147A1 (ja) * 2010-10-25 2012-05-03 パナソニック株式会社 通信システムおよび伝送ユニット
WO2012057167A1 (ja) * 2010-10-25 2012-05-03 パナソニック株式会社 通信システムおよび伝送ユニット
JP2013132077A (ja) * 2011-10-20 2013-07-04 Toshiba Corp 送信装置、受信装置、送信方法、受信方法、送受信システム及び送受信方法
JP2014030252A (ja) * 2013-10-07 2014-02-13 Toshiba Corp 映像送信機器
US8984181B2 (en) 2012-06-11 2015-03-17 Kabushiki Kaisha Toshiba Video sender and video receiver
JP2015111896A (ja) * 2015-01-22 2015-06-18 株式会社東芝 映像受信機器
US9635303B2 (en) 2011-10-20 2017-04-25 Kabushiki Kaisha Toshiba Communication device and communication method
JP2020120409A (ja) * 2020-04-24 2020-08-06 マクセル株式会社 映像送信装置

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54116834A (en) * 1978-03-03 1979-09-11 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Transmission system for color television signal
JPS61269583A (ja) * 1985-05-24 1986-11-28 Nec Corp 2チヤンネル伝送方式
JPH03107222A (ja) * 1989-09-20 1991-05-07 Hitachi Cable Ltd ディジタル画像・音声多重伝送方式
JPH03289231A (ja) * 1990-04-03 1991-12-19 Toshiba Corp 時分割多重伝送方式
JPH04364686A (ja) * 1991-06-12 1992-12-17 Toshiba Corp 映像・音声多重伝送システム
JPH0678280A (ja) * 1992-08-25 1994-03-18 Sony Corp デジタルビデオ信号及びデジタルオーディオ信号の伝送方法及び伝送装置並びに時間軸伸長装置
JPH06233265A (ja) * 1993-02-05 1994-08-19 Mitsubishi Plastics Ind Ltd 複合映像信号多重化方法
JPH06303552A (ja) * 1993-04-13 1994-10-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 多重化・分離制御回路

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54116834A (en) * 1978-03-03 1979-09-11 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Transmission system for color television signal
JPS61269583A (ja) * 1985-05-24 1986-11-28 Nec Corp 2チヤンネル伝送方式
JPH03107222A (ja) * 1989-09-20 1991-05-07 Hitachi Cable Ltd ディジタル画像・音声多重伝送方式
JPH03289231A (ja) * 1990-04-03 1991-12-19 Toshiba Corp 時分割多重伝送方式
JPH04364686A (ja) * 1991-06-12 1992-12-17 Toshiba Corp 映像・音声多重伝送システム
JPH0678280A (ja) * 1992-08-25 1994-03-18 Sony Corp デジタルビデオ信号及びデジタルオーディオ信号の伝送方法及び伝送装置並びに時間軸伸長装置
JPH06233265A (ja) * 1993-02-05 1994-08-19 Mitsubishi Plastics Ind Ltd 複合映像信号多重化方法
JPH06303552A (ja) * 1993-04-13 1994-10-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 多重化・分離制御回路

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1306811C (zh) * 2002-06-12 2007-03-21 松下电器产业株式会社 数据发送装置、数据接收装置
EP1429555A4 (en) * 2002-06-12 2007-10-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd DATA TRANSMISSION DEVICE AND DATA RECEIVING DEVICE
US7855751B2 (en) 2002-06-12 2010-12-21 Panasonic Corporation Data transmission device and data reception device
US8351516B2 (en) 2002-06-12 2013-01-08 Panasonic Corporation Data transmitter and data receiver
WO2003107667A1 (ja) * 2002-06-12 2003-12-24 松下電器産業株式会社 データ送信装置、データ受信装置
US9220100B2 (en) 2010-10-25 2015-12-22 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Communication system and transmission unit
WO2012057147A1 (ja) * 2010-10-25 2012-05-03 パナソニック株式会社 通信システムおよび伝送ユニット
WO2012057167A1 (ja) * 2010-10-25 2012-05-03 パナソニック株式会社 通信システムおよび伝送ユニット
JP2012094965A (ja) * 2010-10-25 2012-05-17 Panasonic Corp 通信システムおよび伝送ユニット
JP2012094999A (ja) * 2010-10-25 2012-05-17 Panasonic Corp 通信システムおよび伝送ユニット
US9635303B2 (en) 2011-10-20 2017-04-25 Kabushiki Kaisha Toshiba Communication device and communication method
JP2013132077A (ja) * 2011-10-20 2013-07-04 Toshiba Corp 送信装置、受信装置、送信方法、受信方法、送受信システム及び送受信方法
US9706151B2 (en) 2011-10-20 2017-07-11 Kabushiki Kaisha Toshiba Communication device and communication method
US10873717B2 (en) 2011-10-20 2020-12-22 Kabushiki Kaisha Toshiba Communication device and communication method
US11297277B2 (en) 2011-10-20 2022-04-05 Kabushiki Kaisha Toshiba Communication device and communication method
US8984181B2 (en) 2012-06-11 2015-03-17 Kabushiki Kaisha Toshiba Video sender and video receiver
US9357192B2 (en) 2012-06-11 2016-05-31 Kabushiki Kaisha Toshiba Video sender and video receiver
US10341726B2 (en) 2012-06-11 2019-07-02 Toshiba Visual Solutions Corporation Video sender and video receiver
JP2014030252A (ja) * 2013-10-07 2014-02-13 Toshiba Corp 映像送信機器
JP2015111896A (ja) * 2015-01-22 2015-06-18 株式会社東芝 映像受信機器
JP2020120409A (ja) * 2020-04-24 2020-08-06 マクセル株式会社 映像送信装置
JP7037598B2 (ja) 2020-04-24 2022-03-16 マクセル株式会社 映像送信装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5023421B2 (ja) 2012-09-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5370350B2 (ja) 信号受信装置
JP5327280B2 (ja) 信号送信装置
JP4008688B2 (ja) 信号送信装置及び信号受信装置
KR100541755B1 (ko) 베이스밴드 영상 전송 시스템
WO1997035437A1 (en) Video decoder with closed caption data on video output
JP5023421B2 (ja) 信号受信装置
JP5140901B2 (ja) 信号伝送システム、及び信号受信装置
JP4560264B2 (ja) ベースバンド映像伝送システム、送信装置
JPH09214909A (ja) デイジタル伝送装置及びデイジタルカメラシステム
JPH04292084A (ja) 映像信号ペデスタルレベル伝送方式
KR20000053494A (ko) 비디오 출력시 단위화된 폐쇄 자막 데이터를 갖는 비디오디코더
JPH04334185A (ja) 映像信号伝送システム、映像信号送信装置及び映像信号受信装置
JP2003230115A (ja) データ送信装置、データ受信装置、データ送受信システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080410

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110426

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20110613

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20110613

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110624

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120228

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120321

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120424

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120427

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120522

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120604

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150629

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5023421

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees