JP2002124163A - 開閉装置 - Google Patents

開閉装置

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JP2002124163A
JP2002124163A JP2000315187A JP2000315187A JP2002124163A JP 2002124163 A JP2002124163 A JP 2002124163A JP 2000315187 A JP2000315187 A JP 2000315187A JP 2000315187 A JP2000315187 A JP 2000315187A JP 2002124163 A JP2002124163 A JP 2002124163A
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JP
Japan
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rod
movable electrode
movable
operating
holding mechanism
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JP2000315187A
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English (en)
Inventor
Kenichi Koyama
健一 小山
Toyomi Oshige
豊実 大重
Hiroyuki Sasao
博之 笹尾
Hiroyuki Akita
裕之 秋田
Yukimori Kishida
行盛 岸田
Mitsuru Tsukima
満 月間
Toshie Takeuchi
敏恵 竹内
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H33/00High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
    • H01H33/60Switches wherein the means for extinguishing or preventing the arc do not include separate means for obtaining or increasing flow of arc-extinguishing fluid
    • H01H33/66Vacuum switches
    • H01H33/666Operating arrangements
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H3/00Mechanisms for operating contacts
    • H01H3/02Operating parts, i.e. for operating driving mechanism by a mechanical force external to the switch
    • H01H3/08Turn knobs
    • H01H3/10Means for securing to shaft of driving mechanism
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    • H01H33/00High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
    • H01H33/60Switches wherein the means for extinguishing or preventing the arc do not include separate means for obtaining or increasing flow of arc-extinguishing fluid
    • H01H33/66Vacuum switches
    • H01H33/666Operating arrangements
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    • H01H33/00High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
    • H01H33/02Details
    • H01H33/28Power arrangements internal to the switch for operating the driving mechanism
    • H01H33/285Power arrangements internal to the switch for operating the driving mechanism using electro-dynamic repulsion

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  • High-Tension Arc-Extinguishing Switches Without Spraying Means (AREA)
  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スイッチ部5及び操作機構9の間の軸芯のズ
レによる寿命短縮、エネルギー損失、動作不良を防止
し、組立てが容易な開閉装置を得る。 【解決手段】 固定電極1と、可動電極2と、可動電極
棒3とを備えたスイッチ部5及び絶縁ロッド12と、操
作ロッド6と、駆動機構7と、保持機構8とを備えた操
作機構9の間でピンによって枢着することにより結合す
ると、この枢着結合部によりスイッチ部5の軸芯及び操
作機構9の軸芯の間のズレが許容され、また、スイッチ
部5及び操作機構9を別々に作製してから組み合わせる
ことができるので、容易に、かつ、確実に開閉装置を組
み立てることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、接離自在な電極
を有し、この電極が接触・隔離をすることによって、一
対の電極の開閉動作が行われる開閉装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図6及び図7は、従来の電磁反発力を利
用した開閉装置の構成図である。図6及び図7におい
て、開閉装置は、電路の開閉を直接行うスイッチ部5
と、このスイッチ部5に駆動力を与えてスイッチ部5を
開閉させる操作機構9とから構成されている。
【0003】スイッチ部5は、固定板20に固定された
固定電極1と、この固定電極1に対向して配置される可
動電極2と、可動電極2から延出する可動電極棒3とか
ら構成され、これらの電極1、2は消弧性を良くするた
めに真空バルブ4に収納されている。また、固定電極1
には固定側端子10、可動電極2には可動側端子11が
接続され、電路とスイッチ部5との接続を可能にしてい
る。
【0004】操作機構9は、可動電極棒3に設けられ、
スイッチ部5から電気的に絶縁する絶縁ロッド12と、
この絶縁ロッド12に設けられ、駆動力を伝達する操作
ロッド6と、この操作ロッド6に駆動力を発生する駆動
機構7と、操作ロッド6に設けられ、固定電極1及び可
動電極2の開極又は閉極状態を保持する保持機構8とか
ら構成されている。
【0005】駆動機構7は、操作ロッド6の一部である
可動軸6aと、この可動軸6aに固定された可動コイル
13と、この可動コイル13のスイッチ部5側(紙面上
側)に配置され、開極コイル固定板16に固定された開
極用固定コイル14と、可動コイル13を挟んで反対側
(紙面下側)に配置され、閉極コイル固定板17に固定
された閉極用固定コイル15とを備えている。可動コイ
ル13は可動軸6aが開極コイル固定板16及び閉極コ
イル固定板17を移動可能に貫通しているので、開極用
固定コイル14及び閉極用固定コイル15の間を往復自
在に移動できる構成となっている。
【0006】保持機構8は、ばね固定板19と、このば
ね固定板19及び操作ロッド6に固定された接圧投入開
放ばね18とから構成されている。接圧投入開放ばね1
8は操作ロッド6の移動によって付勢方向の変化する非
線形の性質を持ったばねで、閉極状態では閉極方向(紙
面上向き)、開極状態では開極方向(紙面下向き)に荷
重をかけるよう設定してある。
【0007】次に、開極動作について説明する。図6の
ような閉極状態であって、駆動電源からパルス電流が開
極用固定コイル14及び可動コイル13に流れると、各
コイル14、13に磁界が発生し、互いに相反する電磁
反発力が発生する。この電磁反発力によって可動コイル
13は紙面下向きに押し下げられ、この可動コイル13
の移動に伴って可動軸6a即ち操作ロッド6及びこの操
作ロッド6に連動する可動電極2が下方に移動し、スイ
ッチ部5が開極される。この時、接圧投入開放ばね18
は閉極方向(紙面上向き)への付勢から開極方向(紙面
下向き)への付勢に変化し、図7のようにスイッチ部5
の開極状態が保持される。
【0008】次に、閉極動作について説明する。図7に
おける開極状態であって、駆動電源からパルス電流が閉
極用固定コイル15及び可動コイル13に流れると、各
コイル15、13に磁界が発生し、互いに相反する電磁
反発力が発生する。この電磁反発力によって可動コイル
13は紙面上向きに押し上げられ、この可動コイル13
の移動に伴って操作ロッド6、この操作ロッド6に連動
する可動電極2が上方へ移動し、固定電極1に可動電極
2が接触することによって、スイッチ部5は閉極され
る。この時、接圧投入開放ばね18は開極方向の付勢
(紙面下向き)から閉極方向(紙面上向き)に変化し、
図6のようにスイッチ部5の開極状態が保持される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の開閉装置は以上
のように、操作ロッド6、絶縁ロッド12及び可動電極
棒3は固定されて一体となっているため、使用していく
とスイッチ部5側と操作機構9側との間にズレを生じ、
これらの周りの構造物に接触する可能性がある。この接
触により摩擦力が発生し、この摩擦力が効率の低下や部
品の摩耗による寿命の短縮をもたらすという問題があっ
た。
【0010】また、操作ロッド6、絶縁ロッド12及び
可動電極棒3が一体構造の剛体組立体となっていること
により、組立ての際、これらの軸芯に合わせるように他
の部品を組立てなければならず、また、各部品相互の調
整をするには組立て完成後でなければできないので、組
立てに多くの労力を費すという問題もあった。
【0011】そこで、この発明は上記のような問題点を
解決するためになされたもので、部品の組立てを容易に
し、エネルギー損失が少ないとともに長寿命の開閉装置
を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、上述
の課題を解決するための手段は次の通りである。 (1)固定電極、可動電極およびこの可動電極から延出
した可動電極棒を有し、前記可動電極棒がその軸芯の方
向に駆動されて開閉されるスイッチ部と、前記スイッチ
部に連結されて前記スイッチ部を開閉させる操作機構と
を備えた開閉装置であって、前記操作機構は、前記可動
電極棒の前記軸芯に対して整列されるべき軸芯を持ち、
前記可動電極棒に接続された操作ロッドと、この操作ロ
ッドを前記軸芯方向に駆動する駆動機構と、前記操作ロ
ッドに設けられて前記スイッチ部の開閉状態を保持する
保持機構とを備え、前記操作ロッドは、前記可動電極
棒、前記駆動機構および前記保持機構のそれぞれの間の
少なくともいずれか一箇所に、互いの前記軸芯の不整列
を許容しつつその間で駆動力を伝達できるような枢着結
合部を備えたものである。
【0013】(2)前記操作機構は、前記操作ロッドに
設けられて前記駆動機構を前記スイッチ部から電気的に
絶縁する絶縁ロッドを備え、前記枢着結合部は、前記可
動電極棒、前記絶縁ロッド、前記駆動機構および前記保
持機構のそれぞれの間の少なくともいずれか一箇所に設
けられているものである。
【0014】(3)前記枢着結合部は、前記可動電極棒
と前記絶縁ロッドとの間に設けられているものである。
【0015】(4)前記枢着結合部は、前記絶縁ロッド
と前記操作ロッドとの間に設けられているものである。
【0016】(5)前記枢着結合部は、前記駆動機構と
前記保持機構との間に設けられているものである。
【0017】(6)前記保持機構は、前記スイッチ部と
前記駆動機構との間に設けられているものである。
【0018】(7)前記保持機構は、前記絶縁ロッドと
前記駆動機構との間に設けられているものである。
【0019】(8)前記枢着結合部は、前記絶縁ロッド
と前記駆動機構との間に設けられているものである。
【0020】(9)前記枢着結合部は、ピン結合または
ベアリング結合による結合部であるものである。
【0021】(10)前記保持機構は、非線形ばねであ
るものである。
【0022】(11)前記駆動機構は、前記スイッチ部
に駆動力を伝達する可動軸と、前記可動軸に固定された
可動コイルと、前記可動コイルに対向して設けられた固
定コイルとを備えたものである。
【0023】(12)前記保持機構と前記駆動機構との
間に、前記操作ロッドを案内するガイド部が設けられて
いるものである。
【0024】(13)前記ガイド部は、前記保持機構と
一体となっているものである。
【0025】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1及び図2はこ
の実施の形態1に係る開閉装置を示す概略構成図であ
る。図1及び図2において、固定板20に固定された固
定電極1は、この固定電極1に対向する可動電極2が接
離することによって開極又は閉極するように構成されて
おり、この可動電極2からは可動電極棒3が延出してい
る。この固定電極1、可動電極2及び可動電極棒3によ
ってスイッチ部5が構成されている。さらに、開極又は
閉極の消弧性を高めるために電極1、2は真空バルブ4
に収納されている。また、固定電極1及び可動電極2に
はそれぞれに固定側端子10及び可動側端子11が設け
られており、電路とスイッチ部5との接続を可能にして
いる。可動電極棒3は軸芯3aを持ち、可動電極棒3は
軸3aの方向に駆動されてスイッチ部5を開閉させる。
【0026】可動電極棒3にはスイッチ部5から電気的
に絶縁する絶縁ロッド12が図3に示すように、互いに
直角な方向ピン21、22によって絶縁ロッド12を介
して枢着されており、二方向に角度の自由度のある接続
状態にする枢着結合部20となっている。即ち、絶縁ロ
ッド12には可動電極棒3及び操作ロッド6がそれぞれ
ピン21、22により枢着され、互いの軸芯3a、6a
の不整列を許容しつつほぼ軸方向の駆動力を滑らかに伝
達できるように枢着結合部20が構成されている。
【0027】操作ロッド6に伝達する駆動力を発生する
駆動機構7は、操作ロッド6の駆動機構部分である可動
軸6aと、この可動軸6aに固定された可動コイル13
と、可動コイル13のスイッチ部5側の開極コイル固定
板16に固定された開極用固定コイル14と、可動コイ
ル13を挟んで反対側の閉極コイル固定板17に固定さ
れた閉極用固定コイル15とを備えている。可動軸6a
は両固定コイル固定板16及び17をゆるく貫通してい
るので紙面上下に移動可動であり、可動コイル13は開
極用固定コイル14及び閉極用固定コイル15の間を往
復移動できるように構成されている。
【0028】操作ロッド6にはまた開極状態又は閉極状
態を保持する保持機構8が設けられており、保持機構8
は非線形ばねである接圧投入開放ばね18(以下ばね1
8という)と、ばね18を固定するばね固定板19とを
備えている。ばね18は操作ロッド6に固定され、ばね
固定板19は操作ロッド6をゆるく貫通しているので、
操作ロッド6は往復移動可能であり、しかも操作ロッド
6の移動に伴ってばね18との連結箇所も移動しばね付
勢力及び付勢方向が変化してばね作用が反転する特徴が
ある。ばね18の付勢方向は開極状態で開極方向(紙面
下向き)、閉極状態で閉極方向(紙面上向き)に保持す
るように設定されている。なお、絶縁ロッド12、操作
ロッド6、駆動機構7及び保持機構8により操作機構9
が構成されている。
【0029】次に、実施の形態1に係る開閉装置の開極
動作について説明する。図1のような閉極状態であっ
て、駆動電源(図示してない)からパルス電流が開極用
固定コイル14及び可動コイル13に流れると、各コイ
ル14、13に磁界が発生し、互いに相反する電磁反発
力が発生する。この電磁反発力によって可動コイル13
はばね18の作用に抗して紙面下向きに押し下げられ、
この可動コイル13の移動に伴って操作ロッド6及び可
動電極2が下方に移動し、スイッチ部5が開極される。
この時、ばね18は閉極方向(紙面上向き)への付勢か
ら開極方向(紙面下向き)への付勢に作用が反転し、図
2のようにスイッチ部5の開極状態が保持される。
【0030】次に、このように開極状態において、駆動
電源(図示してない)からパルス電流が閉極用固定コイ
ル15及び可動コイル13に流れると、各コイル15、
13に磁界が発生し、互いに相反する電磁反発力が発生
する。この電磁反発力によって可動コイル13は紙面上
向きに押し上げられ、この可動コイル13の移動に伴っ
て操作ロッド6及び可動電極2が上方へ移動し、固定電
極1に可動電極2が接触することによって、スイッチ部
5は閉極される。この時、ばね18は開極方向の付勢
(紙面下向き)から閉極方向(紙面上向き)に変化し、
図1のようにスイッチ部5の閉極状態が保持される。
【0031】このように、実施の形態1に係る開閉装置
では上記のような構成及び動作を行うので、スイッチ部
5と操作機構9との軸芯3a及び6aが万が一少しズレ
た場合であっても、可動電極棒3及び操作ロッド6を絶
縁ロッド12を介して枢着結合部20により枢着してい
るので、スイッチ部5及び操作機構9のそれぞれの軸芯
を保ったままこの枢着結合部20によって許容し、か
つ、駆動機構7で発生した軸方向の駆動力を伝達するこ
とができる。これにより、スイッチ部5及び操作機構9
間の軸芯ズレによって生じる例えば固定板16や17へ
の接触による摩擦の発生、この摩擦による操作ロッド6
及び可動電極棒3の損傷、操作ロッド6あるいは可動電
極棒3内の残留応力の発生、これら摩擦力のエネルギー
損失による効率の低下等を防止することができる。
【0032】また、可動電極棒3及び操作ロッド6は枢
着結合部20を介して枢着されているので、スイッチ部
5と操作機構9とをそれぞれ別々に組み立てた後に組み
合わせることができる。従って、部品を分けて組み立て
ることができるので、組み立てやすく、またスイッチ部
5と操作機構9とをそれぞれ分けて動作試験をすること
ができ、組立て完成後の動作試験の信頼性が高まる。
【0033】なお、絶縁ロッド12と可動電極棒3及び
操作ロッド6との間はそれぞれピン21、22によって
枢着結合されているが、ピンはどちらか一方だけであっ
ても上述の効果を奏する。また、枢着結合部20は絶縁
ロッド12を持っているが、枢着結合部20を電気的絶
縁の不必要な箇所に用いる場合には、絶縁ロッド12を
用いずに例えば可動電極棒3と操作ロッド6とを直接ピ
ン結合した枢着結合部とすることもできる。
【0034】また、駆動機構7及び保持機構8の間の操
作ロッド6にピンによる枢着結合部を設けても、組立て
性及び調整が容易で確実となるので構わない。
【0035】実施の形態2.図4は、実施の形態2に係
る開閉装置を示す概略構成図である。図4において、保
持機構8は絶縁ロッド12と駆動機構7との間に設けら
れており、保持機構8と駆動機構7との間の操作ロッド
6上にピン31による枢着結合部23が設けられてい
る。また、可動電極棒3は絶縁ロッド12に固定され、
絶縁ロッド12は操作ロッド6に固定されている。さら
に、ばね固定板19に操作ロッド6を案内するガイド部
24を設けて、軸ぶれを防いでいる。なお、他の構成及
び開閉動作は実施の形態1と同様となっている。
【0036】このように、保持機構8をスイッチ部5と
駆動機構7との間に設け、駆動機構7だけを後で組み合
わせることができるように保持機構8と駆動機構7との
間に枢着結合部23を設けたので、スイッチ部5の電極
接触の接圧を予め調整することができ、過接圧によるエ
ネルギー損失を低減できるとともに組立てが容易にな
る。
【0037】また、操作ロッド6を案内するガイド部2
4が保持機構8に設けられているので、軸ぶれが防が
れ、さらに、可動電極棒3、絶縁ロッド12及び操作ロ
ッド6からなる駆動される軸のほぼ中間にガイド部24
があるため一箇所の支持で安定的な開閉動作を行うこと
ができる。
【0038】なお、絶縁ロッド12と可動電極棒3及び
操作ロッド6との間の少なくともどちらか一方をピンに
よる枢着結合部としても構わない。
【0039】また、図5に示すように、保持機構8を可
動電極棒3に設けても上記効果を奏するので構わない。
【0040】また、図5に示すように、ガイド部24は
ばね固定板19と一体となったものでも同様の効果を奏
し、部品点数も減少することができる。
【0041】なお、上記各実施の形態は、ピンによる枢
着結合部はベアリング結合による結合部であっても同様
の効果を奏するのでよい。
【0042】また、上記各実施の形態は、可動コイル1
3の代わりに導電プレートを用い、電磁誘導によりこの
導電プレートに発生する渦電流による電磁反発力を利用
したものでも同様の効果を奏する。
【0043】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、この発明
の効果は次の通りである。 (1)固定電極、可動電極およびこの可動電極から延出
した可動電極棒を有し、前記可動電極棒がその軸芯の方
向に駆動されて開閉されるスイッチ部と、前記スイッチ
部に連結されて前記スイッチ部を開閉させる操作機構と
を備えた開閉装置であって、前記操作機構は、前記可動
電極棒の前記軸芯に対して整列されるべき軸芯を持ち、
前記可動電極棒に接続された操作ロッドと、この操作ロ
ッドを前記軸芯方向に駆動する駆動機構と、前記操作ロ
ッドに設けられて前記スイッチ部の開閉状態を保持する
保持機構とを備え、前記操作ロッドは、前記可動電極
棒、前記駆動機構および前記保持機構のそれぞれの間の
少なくともいずれか一箇所に、互いの前記軸芯の不整列
を許容しつつその間で駆動力を伝達できるような枢着結
合部を備えたので、組立てが容易になり、軸芯のズレに
よる摩擦やこの摩擦による前記操作ロッド及び前記可動
電極棒の損傷及びこの摩擦にともなうエネルギー損失を
防止することができる開閉装置を得ることができる。
【0044】(2)前記操作機構は、前記操作ロッドに
設けられて前記駆動機構を前記スイッチ部から電気的に
絶縁する絶縁ロッドを備え、前記枢着結合部は、前記可
動電極棒、前記絶縁ロッド、前記駆動機構および前記保
持機構のそれぞれの間の少なくともいずれか一箇所に設
けられているので、組立てが容易になり、軸芯のズレに
よる摩擦やこの摩擦による前記操作ロッド及び前記可動
電極棒の損傷及びこの摩擦にともなうエネルギー損失を
防止することができる開閉装置を得ることができる。
【0045】(3)前記枢着結合部は、前記可動電極棒
と前記絶縁ロッドとの間に設けられているので、組立て
が容易になり、軸芯のズレによる摩擦やこの摩擦による
前記操作ロッド及び前記可動電極棒の損傷及びこの摩擦
にともなうエネルギー損失を防止することができる開閉
装置を得ることができる。
【0046】(4)前記枢着結合部は、前記絶縁ロッド
と前記操作ロッドとの間に設けられているので、組立て
が容易になり、軸芯のズレによる摩擦やこの摩擦による
前記操作ロッド及び前記可動電極棒の損傷及びこの摩擦
にともなうエネルギー損失を防止することができる開閉
装置を得ることができる。
【0047】(5)前記枢着結合部は、前記駆動機構と
前記保持機構との間に設けられているので、組立てが容
易になり、軸芯のズレによる摩擦やこの摩擦による前記
操作ロッド及び前記可動電極棒の損傷及びこの摩擦にと
もなうエネルギー損失を防止することができる開閉装置
を得ることができる。
【0048】(6)前記保持機構は、前記スイッチ部と
前記駆動機構との間に設けられているので、前記スイッ
チ部の接圧を調整してから組み立てることが可能である
開閉装置を得ることができる。
【0049】(7)前記保持機構は、前記絶縁ロッドと
前記駆動機構との間に設けられているので、前記スイッ
チ部の接圧を調整してから組み立てることが可能である
開閉装置を得ることができる。
【0050】(8)前記枢着結合部は、前記絶縁ロッド
と前記駆動機構との間に設けられているので、組立てが
容易になり、軸芯のズレによる摩擦やこの摩擦による前
記操作ロッド及び前記可動電極棒の損傷及びこの摩擦に
ともなうエネルギー損失を防止することができる開閉装
置を得ることができる。
【0051】(9)前記枢着結合部は、ピン結合または
ベアリング結合による結合部であるので、組立てが容易
になり、軸芯のズレによる摩擦やこの摩擦による前記操
作ロッド及び前記可動電極棒の損傷及びこの摩擦にとも
なうエネルギー損失を防止することができる開閉装置を
得ることができる。
【0052】(10)前記保持機構は、非線形ばねであ
るので、部品点数が減少し、信頼性の高い開閉装置を得
ることができる。
【0053】(11)前記駆動機構は、前記スイッチ部
に駆動力を伝達する可動軸と、前記可動軸に固定された
可動コイルと、前記可動コイルに対向して設けられた固
定コイルとを備えたので、応答速度が速いとともに安定
した開閉動作をする開閉装置を得ることができる。
【0054】(12)前記保持機構と前記駆動機構との
間に、前記操作ロッドを案内するガイド部が設けられて
いるので、操作ロッドの軸ぶれを防止し、安定した駆動
動作をすることができる開閉装置を得ることができる。
【0055】(13)前記ガイド部は、前記保持機構と
一体となっているので、組立て時に軸芯決定が容易で、
部品点数も減少できるとともに軸ぶれによるエネルギー
損失や動作不良を防止する開閉装置を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る開閉装置を閉
極状態で示す概略構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係る開閉装置の開
極状態で示す概略構成図である。
【図3】 この発明の開閉装置の枢着結合部を示す分解
斜視図である。
【図4】 この発明の実施の形態2に係る開閉装置を示
す概略構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態3に係る開閉装置を示
す概略構成図である。
【図6】 従来の開閉装置を閉極状態で示す概略図であ
る。
【図7】 従来の開閉装置を開極状態で示す概略図であ
る。
【符号の説明】
1 固定電極、2 可動電極、3 可動電極棒、3a
軸芯、5 スイッチ部、6 操作ロッド、6a 軸芯、
7 駆動機構、8 保持機構、9 操作機構、12 絶
縁ロッド、13 可動コイル、14 開極用固定コイ
ル、15 閉極用固定コイル、18 接圧投入開放ば
ね、20,23 枢着結合部、24 ガイド部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 笹尾 博之 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 秋田 裕之 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 岸田 行盛 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 月間 満 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 竹内 敏恵 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5G026 LB05 5G028 AA02 AA18 EB01 EB14

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定電極、可動電極およびこの可動電極
    から延出した可動電極棒を有し、前記可動電極棒がその
    軸芯の方向に駆動されて開閉されるスイッチ部と、前記
    スイッチ部に連結されて前記スイッチ部を開閉させる操
    作機構とを備えた開閉装置であって、 前記操作機構は、前記可動電極棒の前記軸芯に対して整
    列されるべき軸芯を持ち、前記可動電極棒に接続された
    操作ロッドと、この操作ロッドを前記軸芯方向に駆動す
    る駆動機構と、前記操作ロッドに設けられて前記スイッ
    チ部の開閉状態を保持する保持機構とを備え、 前記操作ロッドは、前記可動電極棒、前記駆動機構およ
    び前記保持機構のそれぞれの間の少なくともいずれか一
    箇所に、互いの前記軸芯の不整列を許容しつつその間で
    駆動力を伝達できるような枢着結合部を備えたことを特
    徴とする開閉装置。
  2. 【請求項2】 前記操作機構は、前記操作ロッドに設け
    られて前記駆動機構を前記スイッチ部から電気的に絶縁
    する絶縁ロッドを備え、 前記枢着結合部は、前記可動電極棒、前記絶縁ロッド、
    前記駆動機構および前記保持機構のそれぞれの間の少な
    くともいずれか一箇所に設けられていることを特徴とす
    る請求項1記載の開閉装置。
  3. 【請求項3】 前記枢着結合部は、前記可動電極棒と前
    記絶縁ロッドとの間に設けられていることを特徴とする
    請求項1あるいは2記載の開閉装置。
  4. 【請求項4】 前記枢着結合部は、前記絶縁ロッドと前
    記操作ロッドとの間に設けられていることを特徴とする
    請求項1ないし3のいずれか記載の開閉装置。
  5. 【請求項5】 前記枢着結合部は、前記駆動機構と前記
    保持機構との間に設けられていることを特徴とする請求
    項1ないし4のいずれか記載の開閉装置。
  6. 【請求項6】 前記保持機構は、前記スイッチ部と前記
    駆動機構との間に設けられていることを特徴とする請求
    項1ないし5のいずれか記載の開閉装置。
  7. 【請求項7】 前記保持機構は、前記絶縁ロッドと前記
    駆動機構との間に設けられていることを特徴とする請求
    項1ないし6記載の開閉装置。
  8. 【請求項8】 前記枢着結合部は、前記絶縁ロッドと前
    記駆動機構との間に設けられていることを特徴とする請
    求項1ないし7記載の開閉装置。
  9. 【請求項9】 前記枢着結合部は、ピン結合またはベア
    リング結合による結合部であることを特徴とする請求項
    1ないし8のいずれか記載の開閉装置。
  10. 【請求項10】 前記保持機構は、非線形ばねであるこ
    とを特徴とする請求項1乃至9のいずれか記載の開閉装
    置。
  11. 【請求項11】 前記駆動機構は、前記スイッチ部に駆
    動力を伝達する可動軸と、前記可動軸に固定された可動
    コイルと、前記可動コイルに対向して設けられた固定コ
    イルとを備えたことを特徴とする請求項1ないし10の
    いずれか記載の開閉装置。
  12. 【請求項12】 前記保持機構と前記駆動機構との間
    に、前記操作ロッドを案内するガイド部が設けられてい
    ることを特徴とする請求項1ないし11のいずれか記載
    の開閉装置。
  13. 【請求項13】 前記ガイド部は、前記保持機構と一体
    となっていることを特徴とする請求項1ないし12のい
    ずれか記載の開閉装置。
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