JP2002123701A

JP2002123701A - サービス請負仲介システム

Info

Publication number: JP2002123701A
Application number: JP2000313747A
Authority: JP
Inventors: Okitami Kudo; 興民工藤
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 2000-10-13
Filing date: 2000-10-13
Publication date: 2002-04-26

Abstract

(57)【要約】【課題】専門スタッフ・専門業者をインターネットのホ
ームページを利用して公募すると共に、専門スタッフ・
専門業者に対する仕事の依頼をホームページの利用によ
り請負或いは仲介することにより、各種の専門サービス
を顧客に提供することを可能とするサービス請負仲介シ
ステムを提供する。【解決手段】インターネット上にホームページを開設す
るサービス請負仲介装置と、ホームページへのアクセス
手段を備えた複数の端末から構成され、サービス請負仲
介装置は、端末からスタッフ登録の申込を受け付け、該
申込を送出した専門家をスタッフとして登録すると共
に、該専門家が提供可能な専門サービスをサービス請負
仲介装置が請負或いは仲介可能なサービスとし、前記サ
ービスに関する情報を前記端末に送出して閲覧させ、前
記端末から前記サービスに対する発注を受け付け、該発
注を前記スタッフの何れかに請負或いは仲介として委託
する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明はサービス請負仲介シ
ステムに関し、特にインターネットを利用して専門スタ
ッフや専門業者の提供する各種サービスを請負あるいは
仲介することを可能とするサービス請負仲介システムに
関する。

【０００２】

【従来の技術】日常生活において、スポット的に翻訳を
依頼したい、インターネットのホームページを作成して
もらいたい、或いは、家のリフォームを頼みたい、等な
ど、各種のサービスを依頼したい場合がある。このよう
な時、知り合いの専門家或いは旧知の専門業者などが無
い場合には、職業別検索情報誌やインターネット上のデ
ータベース検索などを利用して、適任の専門家などを探
し、サービスを依頼する事になる。

【０００３】一方、現在は退職しているが、特定の分野
での経験が豊かで、知識、技能を有しており、機会があ
れば、それを生かした仕事をしたい、という人々も多数
存在する。このような人たちは、旧来の知人等の紹介、
或いは、ホームページなどの広告媒体を利用して、自己
の特徴をアピールし、専門の仕事やサービスを提供する
ようになってきている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】上述した、検索情報誌
などの利用による専門家・専門業者の検索方法では、企
業名と連絡先等の情報しか得られず、期待する専門家な
どを探し出すために、電話による問合せなどで相当の労
力が必要とされ、また、探し得た場合であっても、サー
ビス料金が割高である場合などが多い。

【０００５】他方、専門能力を有する人々が仕事を得る
為、個人的にホームページなどを開設して広告を行って
も、十分なアクセスを得ることは極めて困難な状況にあ
る。

【０００６】本発明は、専門家を探す顧客と専門能力を
提供する専門家の両者を容易にインタフェースするため
に成されたものであり、本発明の目的は、専門スタッフ
・専門業者をインターネットのホームページを利用して
公募すると共に、専門スタッフ・専門業者に対する仕事
の依頼をホームページの利用により請負或いは仲介する
ことにより、各種の専門サービスを顧客に提供すること
を可能とするサービス請負仲介システムを提供すること
にある。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明のサービス請負仲
介システムは、通信ネットワークとしてのインターネッ
トと、前記インターネットに接続され前記インターネッ
ト上にホームページを開設するＷＷＷ（ＷｏｒｌｄＷ
ｉｄｅＷｅｂ）サーバとしてのサービス請負仲介装置
と、前記インターネットに接続され前記ホームページへ
のアクセス機能と電子メール送受信機能から成るアクセ
ス手段を備えた複数の端末から構成されるサービス請負
仲介システムであって、前記サービス請負仲介装置は、
前記端末の何れかから前記ホームページをインタフェー
スとしてスタッフ登録の申込を受け付け、該申込を送出
した専門家をスタッフとして登録すると共に、該専門家
が提供可能な専門サービスを前記サービス請負仲介装置
が請負或いは仲介可能なサービスとし、前記サービスに
関する情報を前記ホームページをインタフェースとして
前記端末に送出して閲覧させ、前記端末の何れかから前
記ホームページをインタフェースとして前記サービスに
対する発注を受け付け、該発注を前記スタッフの何れか
に請負或いは仲介として委託することを特徴とする。

【０００８】また、前記サービス請負仲介装置は、前記
端末の何れかから前記ホームページをインタフェースと
してスタッフ登録の申込を受け付け、該申込を送出した
専門家をスタッフとして登録するスタッフ登録手段と、
該専門家が提供可能な専門サービスを前記サービス請負
仲介装置が請負或いは仲介可能なサービスとして記憶し
保存するサービス情報ＤＢとから構成されることを特徴
とする。

【０００９】さらに、前記サービス請負仲介装置は、前
記端末の何れかから前記ホームページをインタフェース
としてアクセスがあった場合に、前記サービス情報ＤＢ
に記憶され保存されている前記サービスに関する情報
を、前記端末に送出して閲覧させるサービスメニュー検
索手段を更に備えることを特徴とする。

【００１０】また、前記サービス請負仲介装置は、前記
端末の何れかから前記ホームページをインタフェースと
して前記サービスに対する発注を受け付け、該発注を前
記スタッフの何れかに請負或いは仲介として委託するサ
ービス請負仲介手段を更に備えることを特徴とする。

【００１１】さらに、前記サービス請負仲介装置は、前
記サービス請負仲介手段が前記サービスに対する発注を
受け付けた際に、該発注を送出した顧客の名称、住所、
連絡手段などの情報に、前記サービスに対する発注を一
意に識別するサービス発注ＩＤを付加した情報として記
憶し保存するユーザ情報ＤＢを更に備えることを特徴と
する。

【００１２】また、前記サービス請負仲介装置は、前記
サービス請負仲介手段が前記サービスに対する発注を受
け付け、該発注を前記スタッフの何れかに請負或いは仲
介として委託した後に、該発注を委託されたスタッフの
端末に対して該サービスの進捗状況を問い合わせるサー
ビス進捗状況送信依頼を送信し、該問い合わせに対する
回答を受信し、該回答を前記サービスに対する発注を行
った顧客の端末に送信する進捗管理手段を更に備えるこ
とを特徴とする。

【００１３】さらに、前記サービス請負仲介装置は、前
記サービス請負仲介手段が受け付けたサービスが完了し
た後に、該サービスに対するサービス料金の請求を、該
サービスを発注した顧客の端末に対して送信し、該顧客
の端末から該顧客のクレジットカード番号を受信し、該
クレジットカード番号により前記サービス料金の精算を
行う料金精算手段を更に備えることを特徴とする。

【００１４】

【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。

【００１５】図１は、本発明のサービス請負仲介システ
ムの一実施形態を示すブロック図である。

【００１６】図１に示す本実施の形態は、通信ネットワ
ークとしてのインターネット１と、サービス請負仲介を
行う企業が運営し、インターネット１上にホームページ
を開設するサービス請負仲介装置２と、サービス請負仲
介を行う企業に所属し、専門能力を有し、その専門能力
をサービスとして提供可能な社員であるところの社内専
門スタッフ３（３−１、３−ｋ）が使用し、インターネ
ット１上のホームページへのアクセス手段を備えた複数
の社内スタッフ端末４（４−１、４−ｋ）と、サービス
請負仲介を行う企業には所属せず、独立して個人として
或いは企業として専門能力を有し、その専門能力をサー
ビスとして提供可能な専門スタッフ又は専門業者５（５
−１、５−ｍ）が使用し、インターネット１上のホーム
ページへのアクセス手段を備えた複数の外部スタッフ端
末６（６−１、６−ｍ）と、サービス請負仲介を行う企
業が提供する各種の専門サービスの提供を希望する顧客
７（７−１、７−ｎ）が使用し、インターネット１上の
ホームページへのアクセス手段を備えた複数のユーザ端
末８（８−１、８−ｎ）と、から構成されている。

【００１７】サービス請負仲介装置２は、ワークステー
ション・サーバ等の情報処理装置によって構成され、Ｗ
ＷＷサーバ（ＷｏｒｌｄＷｉｄｅＷｅｂｓｅｒｖ
ｅｒ）としての機能を有し、インターネット１上にホー
ムページを開設する。

【００１８】社内スタッフ端末４は、パーソナルコンピ
ュータ等の情報処理装置によって構成され、ＷＷＷブラ
ウザ（ＷｏｒｌｄＷｉｄｅＷｅｂｂｒｏｗｓｅ
ｒ）や電子メール送受信機能などのアクセス手段を備
え、インターネット１上のホームページへのアクセスが
可能である。

【００１９】外部スタッフ端末６も社内スタッフ端末４
と同様に、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置に
よって構成され、ＷＷＷブラウザや電子メール送受信機
能などのアクセス手段を備え、インターネット１上のホ
ームページへのアクセスが可能である。

【００２０】ユーザ端末８は、パーソナルコンピュータ
等の情報処理装置によって構成され、ＷＷＷブラウザや
電子メール送受信機能などのアクセス手段を備え、イン
ターネット１上のホームページへのアクセスが可能であ
る。

【００２１】次に、図２を参照して、図１のサービス請
負仲介装置２について説明する。

【００２２】図２は、サービス請負仲介装置の一例を示
す詳細ブロック図である。

【００２３】なお、図２において図１に示す構成要素に
対応するものは同一の参照数字または符号を付し、その
説明を省略する。

【００２４】図２のサービス請負仲介装置２は、スタッ
フ登録手段２１と、サービスメニュー検索手段２２と、
サービス請負仲介手段２３と、進捗管理手段２４と、料
金精算手段２５と、サービス情報ＤＢ（ＤａｔａＢａ
ｓｅ：データベース）２７と、ユーザ情報ＤＢ２８とか
ら構成されている。

【００２５】スタッフ登録手段２１は、社内専門スタッ
フ３或いは専門スタッフ又は専門業者５を公募するため
の手段であり、インターネット１上のホームページをイ
ンタフェースとして、社内専門スタッフ３或いは専門ス
タッフ又は専門業者５などの専門家からの応募を、社内
スタッフ端末４或いは外部スタッフ端末６を介して受け
付け、該専門家をスタッフとして登録すると共に、該専
門家の提供可能なサービスの種別や概略サービス料金、
該専門家への連絡手段など、該サービスの提供を請負或
いは仲介するに必要となる情報をまとめ、該情報をサー
ビス情報ＤＢ２７に登録する。

【００２６】専門家の提供可能なサービスの種別の一例
を挙げると、外国語の翻訳や校正、インターネットのホ
ームページの作成、論文／作文の添削や代行作成、文書
手紙の代筆、プレゼンテーション用資料作成、広告・チ
ラシ・ポスター原稿の作成、画像のレタッチ、官公庁へ
提出する公的文書の作成代行、ＭＩＤＩ（Ｍｕｓｉｃａ
ｌＩｎｓｔｒｕｍｅｎｔｓＤｉｇｉｔａｌＩｎｔ
ｅｒｆａｃｅ）音楽素材の作成や編曲、法律・税務相
談、造園・装飾、その他、専門知識や技能、芸術的セン
スなどを必要とする分野のサービスである。

【００２７】サービスメニュー検索手段２２は、顧客７
に対してサービス請負仲介装置２が請負或いは仲介可能
なサービスの一覧を閲覧させるための手段であり、イン
ターネット１上のホームページをインタフェースとし
て、顧客７がユーザ端末８を介してサービスメニューを
閲覧した場合に、提供可能なサービスの種別や概略サー
ビス料金などを、サービス情報ＤＢ２７を検索して閲覧
させる。

【００２８】サービス請負仲介手段２３は、サービスメ
ニュー検索手段２２により顧客７が期待するサービス及
びサービス内容を探し出した後に、顧客７の希望する専
門家との仕事の請負或いは仲介の契約を締結するための
手段であり、インターネット１上のホームページをイン
タフェースとして、顧客７からのサービスの発注要求
を、ユーザ端末８を介して受け付け、該発注要求を請負
とするか仲介とするかを決定して、決定先の専門家であ
るところの社内専門スタッフ３或いは専門スタッフ又は
専門業者５にサービスの委託発注を行う。

【００２９】進捗管理手段２４は、発注したサービスの
進捗状況を管理するための手段であり、インターネット
１上の電子メール機能などにより、社内専門スタッフ３
或いは専門スタッフ又は専門業者５の行っているサービ
スの進捗状況を、社内スタッフ端末４或いは外部スタッ
フ端末６を介して収集し、適宜、ユーザ端末８を介して
顧客７に報告する。

【００３０】料金精算手段２５は、顧客７の発注したサ
ービスが完了した場合に、サービス料金を受取るための
手段であり、顧客７のクレジットカード番号によりカー
ド会社にサービス料金を請求すると共に、サービスを提
供した社内専門スタッフ３或いは専門スタッフ又は専門
業者５に対して、請負料あるいは仲介料を支払する或い
は受領する。

【００３１】サービス情報ＤＢ２７は、社内専門スタッ
フ３或いは専門スタッフ又は専門業者５などの専門家が
提供可能なサービスの種別や概略サービス料金、該専門
家への連絡手段などを記憶し保存する。サービス情報Ｄ
Ｂ２７に記憶された内容は、サービス請負仲介装置２が
請負或いは仲介可能なサービスとなる。サービス情報Ｄ
Ｂ２７の内容は、社内専門スタッフ３或いは専門スタッ
フ又は専門業者５などの専門家のスタッフとしての登録
或いは抹消などに応じて、随時アップデート可能であ
る。

【００３２】ユーザ情報ＤＢ２８は、サービスの発注要
求を送出した顧客７の名称、住所、連絡手段などの情報
に、該サービスの発注要求を一意に識別するサービス発
注ＩＤを付加した情報として記憶し保存する。

【００３３】次に、図１、図２に示した本実施形態の動
作について、図３、図４のフローチャートを参照して、
より詳細に説明する。

【００３４】図３は、本実施形態の動作を説明する第１
のフローチャートである。

【００３５】先ず、サービス請負仲介装置２は、ＷＷＷ
サーバとしてインターネット１上にホームページを開設
する（図３のＳ１）。

【００３６】社内専門スタッフ３は、社内スタッフ端末
４のＷＷＷブラウザなどのアクセス手段を使用して、サ
ービス請負仲介装置２が開設しているスタッフ登録のホ
ームページへアクセスし、スタッフ登録を行いたい旨を
送出する（図３のＳ２）。ホームページの一例を図５に
示す。

【００３７】図５は、ホームページの一例を示す図であ
る。

【００３８】図５には、サービス請負仲介装置２が開設
しているホームページのメインメニューが表示されてお
り、「１．サービス提供」では、サービス請負仲介装置
２が請負として提供可能なサービスのメニューのトップ
を示している。「２．専門家、業者紹介」では、サービ
ス請負仲介装置２が仲介として提供可能なサービスのト
ップを示している。「３．サービススタッフ、専門業者
募集中」では、サービス請負仲介装置２が専門スタッフ
又は専門業者を募集するためのトップを示している。ま
た、「４．サービス発注」では、サービス請負仲介装置
２がサービスの発注を受け付けるためのトップを示して
いる。従って、図３のＳ２では、図５の「３．サービス
スタッフ、専門業者募集中」をクリックすることによ
り、スタッフ登録のホームページへアクセスする。

【００３９】サービス請負仲介装置２のスタッフ登録手
段２１は、自己のホームページへアクセスがあり、かつ
スタッフ登録を行いたい旨を受信すると、スタッフとし
て登録するに必要となる情報を記載するためのスタッフ
登録用データを送信する（Ｓ３）。社内スタッフ端末４
を介してスタッフ登録用データを受け取った社内専門ス
タッフ３は、スタッフとして登録するに必要となる情
報、すなわち、専門家として提供可能なサービスの種別
や概略サービス料金、連絡手段などの情報をスタッフ登
録用データに記入してスタッフ登録の申込とし、該スタ
ッフ登録の申込を送信する（Ｓ４）。スタッフ登録手段
２１は、該スタッフ登録の申込を受信し（Ｓ５）、該ス
タッフ登録の申込に社内専門スタッフ３を一意に識別す
るスタッフＩＤを付加してサービス情報ＤＢ２７へ登録
し、スタッフとしての登録を行う（Ｓ６）。社内専門ス
タッフ３をスタッフとして登録するステップＳ２からス
テップＳ６迄の動作は、社内専門スタッフ３−１から社
内専門スタッフ３−ｋを全て登録するまで繰り返し行わ
れる。

【００４０】次に、専門スタッフ又は専門業者５がサー
ビス請負仲介装置２にスタッフとして登録する際の動作
について説明する。

【００４１】サービス請負仲介装置２は、専門スタッフ
又は専門業者５の公募のために、インターネット１上に
ホームページを開設しているので、スタッフとして登録
を希望する専門スタッフ又は専門業者５は、外部スタッ
フ端末６のＷＷＷブラウザなどのアクセス手段を使用し
て、スタッフ登録のホームページへアクセスし、スタッ
フ登録を行いたい旨を送出する（図３のＳ１２）。ホー
ムページは、図５に示したものと同一であるため、図５
の「３．サービススタッフ、専門業者募集中」をクリッ
クすることにより、スタッフ登録のホームページへアク
セスする。

【００４２】サービス請負仲介装置２のスタッフ登録手
段２１は、自己のホームページへアクセスがあり、かつ
スタッフ登録を行いたい旨を受信すると、スタッフとし
て登録するに必要となる情報を記載するためのスタッフ
登録用データを送信する（Ｓ１３）。外部スタッフ端末
６を介してスタッフ登録用データを受け取った専門スタ
ッフ又は専門業者５は、スタッフとして登録するに必要
となる情報、すなわち、専門家として提供可能なサービ
スの種別や概略サービス料金、連絡手段などの情報をス
タッフ登録用データに記入してスタッフ登録の申込と
し、該スタッフ登録の申込を送信する（Ｓ１４）。スタ
ッフ登録手段２１は、該スタッフ登録の申込を受信する
（Ｓ１５）。

【００４３】ここで、サービス請負仲介装置２を運営し
ているサービス請負仲介を行う企業は、ステップＳ１５
にて受信したスタッフ登録の申込の内容から、該スタッ
フ登録の申込を送信した専門スタッフ又は専門業者５
が、スタッフとしての登録に適しているか否かについ
て、専門能力および信用度などの面から判定し、判定結
果をスタッフ登録の適否判定結果として返送する（Ｓ１
６）。スタッフ登録の申込を送信した専門スタッフ又は
専門業者５は、外部スタッフ端末６を介してスタッフ登
録の適否判定結果を受信する（Ｓ１７）。

【００４４】スタッフ登録の適否判定結果が適であれ
ば、該専門スタッフ又は専門業者５をスタッフとして契
約し、ステップＳ１５で受信したスタッフ登録の申込に
該専門スタッフ又は専門業者５を一意に識別するスタッ
フＩＤを付加してサービス情報ＤＢ２７へ登録し、スタ
ッフとしての登録を行う（Ｓ１８）。スタッフ登録の適
否判定結果が否であれば、該専門スタッフ又は専門業者
５はスタッフとしての契約は行われず、ステップＳ１５
で受信したスタッフ登録の申込はキャンセルされる。

【００４５】専門スタッフ又は専門業者５をスタッフと
して登録するステップＳ１２からステップＳ１８迄の動
作は、専門スタッフ又は専門業者５−１から５−ｍの何
れかから、ステップＳ１２でのホームページへのアクセ
スが行われる度に随時行われる。

【００４６】次に、顧客７がサービス請負仲介装置２の
請負或いは仲介可能なサービスの一覧を閲覧する際の動
作について説明する。

【００４７】サービス請負仲介装置２は、サービスの一
覧を閲覧させるために、インターネット１上にホームペ
ージを開設しているので、顧客７はユーザ端末８のＷＷ
Ｗブラウザなどのアクセス手段を使用して、サービスメ
ニュー検索のホームページへアクセスする（図３のＳ２
１）。ホームページは、図５に示したものと同一である
ため、図５の「１．サービス提供」或いは「２．専門
家、業者紹介」をクリックすることにより、サービスメ
ニュー検索のホームページへアクセスする。

【００４８】サービス請負仲介装置２のサービスメニュ
ー検索手段２２は、自己のホームページへのアクセスが
あると、サービス情報ＤＢ２７に登録され記憶されてい
るサービスの種別などから成るサービスメニュー情報を
ユーザ端末８に対して送信する（Ｓ２２）。サービスメ
ニュー情報の一例を図６、図７に示す。

【００４９】図６は、サービスメニュー情報の請負メニ
ューの一例を示す図である。

【００５０】すなわち、図６のサービスメニュー情報
は、顧客７が図５の「１．サービス提供」をクリックし
た際に送信されるサービスメニュー情報であり、サービ
ス請負仲介装置２が請負として提供可能なサービスのメ
ニューを示している。

【００５１】図７は、サービスメニュー情報の仲介メニ
ューの一例を示す図である。

【００５２】すなわち、図７のサービスメニュー情報
は、顧客７が図５の「２．専門家、業者紹介」をクリッ
クした際に送信されるサービスメニュー情報であり、サ
ービス請負仲介装置２が仲介として提供可能なサービス
のメニューを示している。

【００５３】図６或いは図７に示したサービスメニュー
情報がユーザ端末８に送信されると、顧客７はこれを閲
覧し、更に詳細な情報を閲覧したい場合には、サービス
の詳細情報の送信を要求する（図３のＳ２３）。ステッ
プＳ２３のサービスの詳細情報の送信要求は、例えば、
図６の「１．翻訳／語学」をクリックすることにより行
われ、これを受信したサービス請負仲介装置２は、該サ
ービスに関する詳細情報を送信し（Ｓ２４）、ユーザ端
末８はこれを受信して（Ｓ２５）、端末上に表示する。
該サービスに関する詳細情報とは、例えば、「翻訳／語
学」サービスに関しては、言語の種別、翻訳する文書の
種類（マニュアル、ビジネスレター、特許明細書、
等）、等、サービス請負仲介装置２のサービス情報ＤＢ
２７に登録され記憶されている情報の中から検索される
情報である。尚、ステップＳ２３からステップＳ２５の
動作は、更なる詳細情報を閲覧したい場合には繰り返し
行うことが可能であり、例えば、翻訳料金（日本文から
英文への翻訳、ビジネスレター、Ａ４で１ページあた
り、○○円、等）等の詳細情報が閲覧可能である。

【００５４】次に、顧客７が、サービス請負仲介装置２
の請負或いは仲介可能なサービスの発注を行い、該サー
ビスが完了するまでの動作について、図４を参照して説
明する。

【００５５】図４は、本実施形態の動作を説明する第２
のフローチャートである。

【００５６】サービス請負仲介装置２は、請負或いは仲
介可能なサービスに対する発注を受け付けるために、イ
ンターネット１上にホームページを開設しているので、
顧客７はユーザ端末８のＷＷＷブラウザなどのアクセス
手段を使用して、サービス請負仲介のホームページへア
クセスする（図４のＳ３１）。ホームページは、図５に
示したものと同一であるため、図５の「４．サービス発
注」をクリックすることにより、サービス請負仲介のホ
ームページへアクセスする。或いは、図６に示した請負
メニュー、又は、図７に示した仲介メニューからサービ
ス請負仲介のホームページへアクセスすることも可能で
ある。

【００５７】サービス請負仲介装置２のサービス請負仲
介手段２３は、自己のホームページへのアクセスがある
と、サービス見積り条件の送信を要求し（Ｓ３２）、こ
れをユーザ端末８を介して受信した顧客７は、サービス
見積り条件データを作成して送信する（Ｓ３３）。サー
ビス見積り条件データとしては、例えば、日本文から英
文への翻訳を発注したい、ビジネスレターを翻訳、原稿
の日本文はＡ４で１０ページ、等、見積り価格や納品予
定日を算出するに必要となるデータである。

【００５８】サービス請負仲介装置２は、該サービス見
積り条件データから適任のスタッフを選定し（Ｓ３
４）、該サービス見積り条件データを選定したスタッフ
の端末（社内スタッフ端末４或いは外部スタッフ端末６
の何れか）へ送信する（Ｓ３５）。サービス見積り条件
データを受信したスタッフ（社内専門スタッフ３或いは
専門スタッフ又は専門業者５の何れか）は、見積り価格
や納品予定日などの見積りを行い、サービス見積り回答
として返送する（Ｓ３６）。サービス請負仲介装置２
は、該サービス見積り回答をユーザ端末８に対して送信
し（Ｓ３７）、ユーザ端末８は該サービス見積り回答を
受信し（Ｓ３８）、端末上に表示する。

【００５９】ここで、顧客７は該サービス見積り回答の
内容を検討し、顧客７の希望条件に合致し該サービスを
発注する場合には、ユーザ端末８の電子メール送受信機
能などのアクセス手段を使用して、サービス発注を送信
する（図４のＳ３９）。サービス発注の送信に際し、必
要な資料が有る場合には、これを電子メールなどの添付
ファイルとして同時に送信する。必要な資料とは、例え
ば、翻訳サービスを発注する際の翻訳用原稿などであ
る。ステップＳ３８で受信したサービス見積り回答が、
顧客７の希望条件に合致しない場合には、顧客７は該サ
ービスの発注をキャンセルする。

【００６０】サービス請負仲介装置２のサービス請負仲
介手段２３は、ステップＳ３９で送信されたサービス発
注を受信すると、該サービス発注を行った顧客７の名
称、住所、連絡手段などの情報を、該サービス発注を一
意に識別するサービス発注ＩＤを付加してユーザ情報Ｄ
Ｂ２８に登録する（Ｓ４０）と共に、該サービスを受注
した確証としてサービス受注確認を返送する（Ｓ４
１）。サービス発注ＩＤは、この後の動作において、顧
客７のユーザ端末８を特定する場合、或いは、該サービ
スを委託するスタッフの端末を特定する場合など、該サ
ービスの完了までの間、サービス請負仲介装置２がユー
ザ情報ＤＢを検索するときに常に利用される。

【００６１】そして次に、受注したサービスを請負とす
るか仲介とするかを決定すると共に、ステップＳ３４に
て選定したと同一のスタッフ若しくは代替のスタッフを
選定し、該スタッフの端末（社内スタッフ端末４或いは
外部スタッフ端末６の何れか）へ、受注したサービスを
委託するためのサービス委託を送信する（Ｓ４２）。こ
の時、該サービス委託のための必要な資料（例えば翻訳
用原稿）が有る場合には、これを電子メールなどの添付
ファイルとして同時に送信する。ステップＳ４２で送信
されたサービス委託を受信したスタッフは、該サービス
を受託した確証としてサービス受託確認を返送する（Ｓ
４３）。この後、該サービスを受託したスタッフは、該
サービスを完成（或いは完了）させる作業を行う。作業
の形態は、該サービスを完成（或いは完了）させるに適
した形態であれば良く、例えば、翻訳サービスであれば
在宅或いはオフィスでの作業となり、例えば、引越サー
ビス（図７の仲介メニューの「９．引越」サービス）で
あれば出張しての作業となる。

【００６２】ステップＳ４２でサービス委託を行った
後、必要に応じて、サービス請負仲介装置２の進捗管理
手段２４は、委託したサービスの進捗状況管理のため、
該サービスを委託したスタッフの端末（社内スタッフ端
末４或いは外部スタッフ端末６の何れか）へサービス進
捗状況送信依頼を送信し（図４のＳ４４）、これを受信
したスタッフは自己の端末（社内スタッフ端末４或いは
外部スタッフ端末６の何れか）から、「現在の進捗状況
は７０％、完成予定○月○日」などのサービス進捗状況
を送信し（Ｓ４５）、これを受信した進捗管理手段２４
は、必要に応じて該サービスを発注した顧客７のユーザ
端末８にサービス進捗状況報告として送信する（Ｓ４
６）。

【００６３】ステップＳ４２で委託されたサービスを完
成（或いは完了）させたスタッフは、自己の端末（社内
スタッフ端末４或いは外部スタッフ端末６の何れか）か
ら、サービス完了報告をサービス請負仲介装置２に対し
て送信する（Ｓ４７）。この時、該サービスの成果物
（例えば翻訳済の文書ファイル）が有る場合には、これ
を電子メールなどの添付ファイルとして同時に送信す
る。

【００６４】サービス請負仲介装置２は、ステップＳ４
７で送信されたサービス完了報告（及び、成果物（有る
場合））を、該サービスを発注した顧客７のユーザ端末
８に送信し（Ｓ４８）、該顧客７が該サービスの完了を
確認した後に、サービス完了確認を返送する（Ｓ４
９）。

【００６５】ステップＳ４９で返送されたサービス完了
確認が、サービス請負仲介装置２で受信された後、サー
ビス請負仲介装置２の料金精算手段２５は、該顧客７の
ユーザ端末８に対して、サービス料金請求の送信を行い
（Ｓ５０）、該顧客７はユーザ端末８にクレジットカー
ド番号を入力することにより、サービス料金支払を行い
（Ｓ５１）、料金精算手段２５がクレジットカード番号
によりカード会社にサービス料金の請求を行うことによ
り、顧客７とのサービス料金の精算処理を終了する。そ
の後、該サービスの委託を受けたスタッフに対して、請
負の形で該サービスを委託した場合には請負料が支払わ
れ、仲介の形で該サービスを委託した場合には仲介料を
差し引いた金額が支払われる。

【００６６】尚、上述したステップＳ３９及びステップ
Ｓ４２における必要資料の送信は、電子メールでなく郵
便、宅配、ＦＡＸなどの他の送信手段に代替することが
可能であり、ステップＳ４７及びステップＳ４８におけ
る成果物の送信についても、電子メールでなく郵便、宅
配、ＦＡＸなどの他の送信手段に代替することが可能で
ある。また、ステップＳ５１におけるサービス料金の支
払は、クレジットカードでなく銀行振込、現金書留など
の他の支払方法に代替することが可能である。

【００６７】

【発明の効果】以上説明したように、本発明のサービス
請負仲介システムは、インターネットのホームページを
インタフェースとして専門スタッフ又は専門業者をスタ
ッフとして登録し、スタッフの提供可能なサービスをホ
ームページを介して顧客に閲覧させ、顧客からのスタッ
フに対する仕事の依頼をホームページの利用により請負
或いは仲介することができるので、専門の知識、技能、
経験、能力を有する専門家や専門業者をスタッフとして
契約し登録することで、広範囲の分野での各種のサービ
ス提供が可能となる、という効果を有している。

【００６８】また、顧客は、顧客が必要とする各種のサ
ービスを、手間を掛けることなく容易に探し出すことが
可能となり、必要なサービスの発注を容易に行うことが
出来るという効果を有している。

【００６９】さらに、専門スタッフとしての専門家は、
自己の有する専門能力を生かした仕事を行い、収入を得
ることが出来、専門業者は受注の拡大が可能となるとい
う効果を有している。

【００７０】またさらに、サービス料金やスタッフへの
支払報酬を適切に設定することにより、顧客は割安なサ
ービスを受けることが可能となり、スタッフは率の良い
収入を得ることが可能となるという効果を有している。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明のサービス請負仲介システムの一実施形
態を示すブロック図である。

【図２】サービス請負仲介装置の一例を示す詳細ブロッ
ク図である。

【図３】本実施形態の動作を説明する第１のフローチャ
ートである。

【図４】本実施形態の動作を説明する第２のフローチャ
ートである。

【図５】ホームページの一例を示す図である。

【図６】サービスメニュー情報の請負メニューの一例を
示す図である。

【図７】サービスメニュー情報の仲介メニューの一例を
示す図である。

【符号の説明】

１インターネット２サービス請負仲介装置２１スタッフ登録手段２２サービスメニュー検索手段２３サービス請負仲介手段２４進捗管理手段２５料金精算手段２７サービス情報ＤＢ２８ユーザ情報ＤＢ３社内専門スタッフ４社内スタッフ端末５専門スタッフ又は専門業者６外部スタッフ端末７顧客８ユーザ端末

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】通信ネットワークとしてのインターネッ
トと、前記インターネットに接続され前記インターネッ
ト上にホームページを開設するＷＷＷ（ＷｏｒｌｄＷ
ｉｄｅＷｅｂ）サーバとしてのサービス請負仲介装置
と、前記インターネットに接続され前記ホームページへ
のアクセス機能と電子メール送受信機能から成るアクセ
ス手段を備えた複数の端末から構成されるサービス請負
仲介システムであって、前記サービス請負仲介装置は、
前記端末の何れかから前記ホームページをインタフェー
スとしてスタッフ登録の申込を受け付け、該申込を送出
した専門家をスタッフとして登録すると共に、該専門家
が提供可能な専門サービスを前記サービス請負仲介装置
が請負或いは仲介可能なサービスとし、前記サービスに
関する情報を前記ホームページをインタフェースとして
前記端末に送出して閲覧させ、前記端末の何れかから前
記ホームページをインタフェースとして前記サービスに
対する発注を受け付け、該発注を前記スタッフの何れか
に請負或いは仲介として委託することを特徴とするサー
ビス請負仲介システム。
【請求項２】前記サービス請負仲介装置は、前記端末
の何れかから前記ホームページをインタフェースとして
スタッフ登録の申込を受け付け、該申込を送出した専門
家をスタッフとして登録するスタッフ登録手段と、該専
門家が提供可能な専門サービスを前記サービス請負仲介
装置が請負或いは仲介可能なサービスとして記憶し保存
するサービス情報ＤＢとから構成されることを特徴とす
る請求項１に記載のサービス請負仲介システム。
【請求項３】前記サービス請負仲介装置は、前記端末
の何れかから前記ホームページをインタフェースとして
アクセスがあった場合に、前記サービス情報ＤＢに記憶
され保存されている前記サービスに関する情報を、前記
端末に送出して閲覧させるサービスメニュー検索手段を
更に備えることを特徴とする請求項２に記載のサービス
請負仲介システム。
【請求項４】前記サービス請負仲介装置は、前記端末
の何れかから前記ホームページをインタフェースとして
前記サービスに対する発注を受け付け、該発注を前記ス
タッフの何れかに請負或いは仲介として委託するサービ
ス請負仲介手段を更に備えることを特徴とする請求項３
に記載のサービス請負仲介システム。
【請求項５】前記サービス請負仲介装置は、前記サー
ビス請負仲介手段が前記サービスに対する発注を受け付
けた際に、該発注を送出した顧客の名称、住所、連絡手
段などの情報に、前記サービスに対する発注を一意に識
別するサービス発注ＩＤを付加した情報として記憶し保
存するユーザ情報ＤＢを更に備えることを特徴とする請
求項４に記載のサービス請負仲介システム。
【請求項６】前記サービス請負仲介装置は、前記サー
ビス請負仲介手段が前記サービスに対する発注を受け付
け、該発注を前記スタッフの何れかに請負或いは仲介と
して委託した後に、該発注を委託されたスタッフの端末
に対して該サービスの進捗状況を問い合わせるサービス
進捗状況送信依頼を送信し、該問い合わせに対する回答
を受信し、該回答を前記サービスに対する発注を行った
顧客の端末に送信する進捗管理手段を更に備えることを
特徴とする請求項５に記載のサービス請負仲介システ
ム。
【請求項７】前記サービス請負仲介装置は、前記サー
ビス請負仲介手段が受け付けたサービスが完了した後
に、該サービスに対するサービス料金の請求を、該サー
ビスを発注した顧客の端末に対して送信し、該顧客の端
末から該顧客のクレジットカード番号を受信し、該クレ
ジットカード番号により前記サービス料金の精算を行う
料金精算手段を更に備えることを特徴とする請求項６に
記載のサービス請負仲介システム。