JP2002119429A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JP2002119429A
JP2002119429A JP2000314789A JP2000314789A JP2002119429A JP 2002119429 A JP2002119429 A JP 2002119429A JP 2000314789 A JP2000314789 A JP 2000314789A JP 2000314789 A JP2000314789 A JP 2000314789A JP 2002119429 A JP2002119429 A JP 2002119429A
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heater
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heating
food
body container
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Michinaga Sumino
未知長 角野
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Tiger Vacuum Bottle Co Ltd
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Tiger Vacuum Bottle Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多用途での使用を可能とした加熱調理器を提
供することを目的とする。 【解決手段】 箱状の本体容器と、該本体容器内に着脱
自在に収容された調理物受け部材と、前記本体容器に対
し開閉自在に取り付けられた蓋体と、少なくとも1つの
ヒータとを備えた加熱調理器であって、前記備えたヒー
タのうち少なくとも1つは着脱自在で、且つ複数位置に
セット位置を変更可能である加熱調理器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本願発明は、フィッシュロー
スター、ホットプレート、トースタ等の加熱調理器に関
し、特に加熱調理器のヒータの取付構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に加熱調理器は、フィッシュロース
ター、ホットプレート、トースタ等いろいろなものが知
られており、本願発明はこれらのものすべてを対象にし
ているところ、この加熱調理器は、用途に応じて使い分
けられてはいるが、近年、利用者の利便性、経済性等を
考慮して例えばフィッシュロースターであっても魚以外
のものを調理可能であるというように1つの加熱調理器
といえども多用途化されているとともに、この要望は益
々高まっているといえる。
【0003】ところで加熱調理器の1つであるフィッシ
ュロースターで焼き網の上下側にヒータを備えたものを
例に説明すると、従来のフィッシュロースターは図9に
示す構造を有している。
【0004】即ち、フィッシュロースターは、上部が開
放した箱状の本体容器aと該本体容器aの開口上部を開
閉する蓋体eとから構成され、前記本体容器a内には、
水を張り調理物の油等を受けるための水受け容器b及び
焼き網cが載置されるとともに、この水受け容器bと焼
き網cとの間には前記本体容器aの側壁部或いは後壁部
にその基端部が固定される下側ヒータdが配置されてい
る。
【0005】また、前記蓋体eには上側ヒータhが配置
されるとともに、該上側ヒータhの基端部は蓋体e後部
の壁体fにフランジgを介して図示しないビスによって
固定されており、この上下側ヒータh、dを通電加熱す
ることにより焼き網c上に載せた魚を両面から効率よく
加熱調理し、更に上下側ヒータh、dへの通電量を可変
することにより魚以外の加熱調理も可能にしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ヒータは固定式であるため、それぞれのヒータへの定格
通電量以上にはヒータからの放熱量を高めることはでき
ず、例えばこのフィッシュロースターで焼き網を鉄板に
代え焼き肉をホットプレートのように使用し調理するに
は下側からの加熱量が少なくとてもその用途には適さな
いというように他用途に限度があった。
【0007】またヒータといえども汚れは付き、例えば
上側ヒータの上面或いは下側ヒータの下面等が汚れた場
合にはヒータが固定式だと掃除がしにくくかといってそ
のままの状態で調理すると加熱効果が低下したり、更に
ヒータが切れたような場合にはその交換が大変であり、
フィッシュロースター自体を交換せざるを得なかった。
【0008】本願発明は、ヒータを着脱自在で、且つ複
数位置にセット位置を変更可能にするという簡単な手段
を採用することにより、ヒータからの放熱量を増大させ
ることなく調理物への加熱量を増大させ、上記の問題を
解決することを目的にするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願発明は以下の構成を採用する。
【0010】請求項1に係る発明では、箱状の本体容器
と、該本体容器内に着脱自在に収容された調理物受け部
材と、前記本体容器に対し開閉自在に取り付けられた蓋
体と、少なくとも1つのヒータとを備えた加熱調理器で
あって、前記備えたヒータのうち少なくとも1つは着脱
自在で、且つ複数位置にセット位置を変更可能にした構
成。
【0011】そしてこの構成により、ヒータを調理物に
対し適宜遠近させることにより、ヒータからの放熱量を
増大させることなく調理物に対する加熱量の増減を調整
することができるとともに、ヒータの掃除或いは交換が
容易となる。
【0012】請求項2に係る発明では、可動型ヒータを
前記調理物受け部材を挟んで上下どちらにでもセット可
能にする構成。そしてこの構成により、請求項1での作
用に加え、上下両面加熱或いはいずれか一方でのダブル
加熱ができ、特にいずれか一方でのダブル加熱では調理
物に対する加熱量を倍加することができるため、用途を
大幅に増やすことができる。
【0013】請求項3に係る発明では、可動型ヒータを
段階的ないし連続的に可変可能にする構成。そしてこの
構成により、請求項1、2での作用に加え、ヒータを調
理物に対し適宜遠近させる調整をきめ細かく行うことが
でき、その調理物に適した加熱を容易に行うことができ
る。
【0014】請求項4に係る発明では、可動型ヒータを
前記調理物受け部材を挟んで上下に1つずつヒータを備
えたうちの上側ヒータとする構成。そしてこの構成によ
り、請求項1ないし3での作用に加え、上下両面加熱或
いは下側でのダブル加熱ができ、特に下側でのダブル加
熱では、調理物の下側からの加熱量を倍加することがで
きるため、フィッシュロースターを加熱量が大きい焼き
肉用として使用することもできる。
【0015】
【発明の実施の形態】(実施例1)図1ないし図4は、
本願発明の1実施例であり、図1は加熱調理器の縦断面
図、図2は図1で蓋がない状態での閉蓋時の平面図、図
3は図1で上側ヒータを反転させた後の縦断面図、図4
は図3で調理物受け部材としての焼き網を焼き肉用プレ
ートに代えた後の縦断面図を示す。なお本願発明は加熱
調理器に関するものであるが、以下便宜的に加熱調理器
の1つであるフィッシュロースターで、焼き網の上下側
にそれぞれヒータを配置した両面焼きタイプについて説
明する。
【0016】フィッシュロースター1は、基本的には本
体容器2及び蓋体3から構成される。本体容器2は、上
部が開放した箱状で、図2に示すように平面視略長方形
状の容器からなり、その左右両側面部にはそれぞれフィ
ッシュロースター1を持ち運び可能な取手4、4が、そ
の前側面部には調理時間を設定するためのタイマ5等
が、またその底面部にはフィッシュロースター1を支持
する脚6、6がそれぞれ配置される。
【0017】また、本体容器2内には、やはり箱状で、
平面視略長方形状からなり、内部に水を張り調理物の油
等を受けるための水受け容器7が、そのほぼ全外周底面
部を前記本体容器2の周面上部に形成される図示しない
係止段部に係止することにより取り外し自在に収納され
るとともに、この水受け容器7の外周上面部には調理物
を加熱調理するための焼き網8が載置される。
【0018】そして図1に示すように前記水受け容器7
と焼き網8との間の空間には、本願発明のヒータの1つ
にもなる下側ヒータ9が設けられる。この下側ヒータ9
の取付構造については図示していないが、その取付構造
は上側ヒータと同じであるので後述するが、それが従来
例のものと同じ固定式のものであれば、図9のものと同
様にその下側ヒータの基端部は本体容器2の側部或いは
後部の壁体に図示しないフランジを介して固定されてお
り、更にその形状は平面視では後述の上側ヒータとほぼ
同じハート状或いはY字状であるが、側面視では全体が
水平のものが用いられている。
【0019】この下側ヒータ9は後述する上側ヒータと
同様シーズヒータが使われる。シーズヒータは金属パイ
プの中にコイル状の電熱線を通し、パイプと電熱線間の
接触を防ぐためマグネシアなどの耐熱性の無機質絶縁粉
末を詰め、金属パイプの両端を密封した構造を有するも
ので通常インコロイヒータとも呼ばれるものである。シ
ーズヒータはこのような構造を有するため金属パイプは
絶縁されておりたとえ金属パイプに触れたとしても感電
することはなく、このヒータを着脱する際手で触れても
特に問題は生じない。しかしながら特にシーズヒータで
ある必要はなく他のヒータを用いても良い。
【0020】図番3は蓋体であり、その上壁部には、調
理物が加熱調理されたときに発生する油煙を酸化処理し
無害化する触媒12が取り付けられ、その前方側にはの
ぞき窓13が取り付けられているとともに、前記触媒1
2の下方にはヒータからの輻射熱を反射させ蓋体3の上
部の過熱を防止する反射板14が設けられ、内部の加熱
効率を高めている。
【0021】また蓋体3の後部側面には、縦断面略半円
弧状の蓋側部材11aが形成されており、前記本体容器
2の後部側面に形成される同じく縦断面略半円弧状の本
体側部材11bとでヒンジ機構11を形成する。このヒ
ンジ機構11内には軸10が水平に配置されるととも
に、この軸10は、図2に示すように前記蓋側部材11
aに固定される平面視略コ字状の軸支板21、21と、
前記本体部材11bに固定される同じく平面視略コ字状
の軸支板21a、21aとで支持され、開蓋時、前記蓋
側部材11aが前記本体部材11bを包囲するように下
方に移動し、蓋体3は前記本体容器2に対して前記軸1
0を中心に前方から後方へ跳ね上げ式に開閉される。
【0022】図番15は、前記反射板14と前記焼き網
8との間の空間に配置される上側ヒータであり、前記下
側ヒータ9と同様のシーズヒータが用いられる。この上
側ヒータ15の形状は、平面視で図2に示すようにハー
ト状或いはY字状からなり焼き網8のほぼ全体をカバー
し、更に通常の使用形態での側面視形状は、図1に示す
ようにそのほとんどを占める先端側水平部15a、後端
部側の垂直部15b及び基端側水平部15cからなり、
前記先端側水平部15aが前記基端側水平部15cより
高い位置を占める略クランク状を呈する。
【0023】この形状により前記先端側水平部15aと
前記焼き網8との間の調理物を載せる空間を十分に取る
ことができるとともに、前記基端側水平部15cを前記
ヒンジ機構11近傍に取り付けることに伴い該ヒンジ機
構11の取付位置を下げることができフィッシュロース
ター後部の形状をコンパクトにすることができる。
【0024】そして上側ヒータ15の前記基端側水平部
15cは、絶縁体から形成されるプラグ16に連結固定
されており、そのプラグ16の基端側水平部15cが連
結される側と反対側には2本の電源端子である断面円形
の接続ピン17,17が同じく連結固定され、シーズヒ
ータ、プラグ及び接続ピンで一つの部品、即ち上側ヒー
タ15を構成している。
【0025】また、前記ヒンジ機構11の蓋側部材11
aには、平面視略コ字状の軸支板21を介してソケット
20が取り付けられる。即ち、該ソケット20は、前記
プラグ16同様絶縁体から形成され、その前面に前記接
続ピン17を受け入れ可能な2つの円形の開口19を有
し、その開口19内部に前記接続ピン17が導入された
際その接続ピン17に接触可能な3枚の薄い導電板18
を挿入してなり、前記略コ字状の軸支板21の一辺にビ
ス21bで固定され、開蓋時蓋体3とともに上動する。
【0026】そして通常時には前記先端側水平部15a
が前記基端側水平部15cより高い位置になる形態で前
記プラグ16を前記ソケット20に差し込んで図1に示
す位置関係で使用し、開蓋時には上側ヒータ15は蓋体
3とともに上動する。
【0027】なお、フィッシュロースターには、開蓋時
にヒータへの通電をカットする安全機能が設けられてい
るものもあるが、本願発明のもの(後述の実施例2のも
のも含む。)においてもその安全装置を備えており、ヒ
ータ着脱時の安全を図っている。
【0028】ところで前記上側ヒータ15の垂直部15
bの高さを変えることはできないが、その垂直部15b
の高さがいろいろ異なるものを用意しておき、必要に応
じて使い分ければ、種々の調理物に対する加熱調理が可
能になる。
【0029】更に下側ヒータ9に対しても或いは下側ヒ
ータ9のみに対しても上側ヒータと同じ形状の着脱式ヒ
ータが使用可能であるとともに、前記したように垂直部
15bの高さがいろいろ異なるものの使用も可能であ
る。
【0030】図3は、図1に示す前記上側ヒータ15の
プラグ16をソケット20より取り外し、ヒータの上下
を逆にして再びそのプラグ16をソケット20に差し込
んだ状態、即ち前記上側ヒータ15を第2の下側ヒータ
9aとした状態を示し、このような使用形態にすること
により、焼き網8の底部からのダブル加熱が可能にな
る。
【0031】勿論この使用形態では前記ヒータの垂直部
15bの高さは、ヒータを上下逆にした時先端側水平部
15aが焼き網8より下になり、すでにある下側ヒータ
に当たらない長さのものが選定されるとともに、前記焼
き網8には、前記垂直部15bの部分が当たらないよう
に切り溝22が設けられる。
【0032】そして図3のような使用形態では、調理物
下面での加熱量を倍加できるため、前記焼き網8に代え
例えば図4に示すような焼き肉用のプレート23を載せ
ることにより開蓋ないし閉蓋状態での焼き肉調理が可能
となり、フィッシュロースターをホットプレートとして
も使うことができる。この場合焼き肉用のプレート23
の溝24は、波状で、その中央を挟んで左右対称且つ中
央に波が押し寄せるような形状のものが採用され、この
ようなプレートを用いることにより回りへの油の飛び散
りを少なくすることができる。
【0033】なお、このようなダブル加熱は図3のよう
に下側のダブル加熱ではなく調理物の上側でのダブル加
熱で行うことができるとともに、ヒータの垂直部15b
の高さがいろいろ異なるものとの併用も可能である。
【0034】(実施例2)図5ないし図8は、本願発明
の他の実施例であり、図5は縦断面図、図6は要部拡大
平面図、図7は一部を変えた縦断面図、図8は一部を変
えた要部拡大平面図を示す。
【0035】この実施例のものは、図1ないし図4に示
す可動型ヒータを更に段階的ないし連続的に上下動可能
にしたものであり、図5,図6は手動式を、図7,図8
は電動式のものを示すが、ヒータの上下動機構以外は実
施例1のものと同じであり、その箇所に相当する図番も
同じものを採用しているのでその部分についての詳細は
実施例1のものを代用する。
【0036】即ち、蓋体3の後部には、縦に長く横断面
長方形状の膨出部30が形成され、該膨出部30内には
その天板と底板とで回転自在に軸支され、外周上に螺子
溝を穿設した回転軸31が立設されている。また該回転
軸31の頂部は天板より上部に突出し、その突出部には
回動レバー32が固定され、この回動レバー32を所定
の角度毎或いは連続的に回動させることにより回転軸3
1を段階的或いは連続的に正逆自在に回動する。
【0037】また、プラグ16を着脱自在なソケット2
0には、図6に示すように平面視でのほぼ中央に上下に
貫通し、その貫通孔内周面に前記回転軸31の外周上に
形成される螺子溝に嵌合可能な螺子溝が形成され、更に
その両側面には、上下にわたって溝36が設けられる。
一方前記蓋側部材11aに固定される略コ字状の軸支板
21の対向する2辺の内側面には、上下にわたって突条
部35が形成されており、この対向する2辺の間に前記
ソケット20がその溝36を前記突条部35に係合する
形態で介在される。
【0038】そのため前記回動レバー32を回動させる
と回転軸31が回転し、その回転により前記ソケット2
0が回転しようとするが、ソケット20の溝36には前
記軸支板21に形成された突条部35が係合しているた
め回転が止められ、その力は上下方向に変換されるため
ソケット20は上下動する。なお、34は導電線を示
し、一方はソケット20に他方は図示しない制御装置に
連結されるが、ソケット20の上下動に対してその動き
を妨げることのないように余裕を持って取り付けられて
いる。
【0039】このような上下動機構を設けることによ
り、ソケット20に装着する上側ヒータ15を回動レバ
ー32を段階的ないし連続的に回動することにより同様
な動きの上下動を行うことができるため、上側ヒータ1
5と焼き網8との距離を必要に応じて可変することがで
き適正な加熱調理を行うことができる。
【0040】またこの上下動機構は下側ヒータ9に設け
ても上下側両方に設けることもでき、更に図3に示す上
下いずれかのヒータを反転して使うという手法を加味す
れば、より多くの用途に使うことができる。
【0041】図7及び図8は、手動式であった図5及び
図6のものに対し電動式のものを示す。即ち、回転軸3
1の上部に固定されるものは、図5及び図6の回動レバ
ー32に代え、回転方向を90度可変可能なかさ歯車4
0を用いている。
【0042】そして前記蓋側部材11aに固定される略
コ字状の軸支板21の対向する2辺に支持板43を掛け
渡し、この支持板43上に段階的或いは連続的な回動が
可能な、例えばステッピングモータ等のモータ41を配
置するとともに、モータ41の回転軸先端に設けたかさ
歯車42を回転軸31上に取り付けたかさ歯車40に噛
み合わせ、モータ41の回転方向を90度変えて回転軸
31に伝達し、図5のもの同様上側ヒータ15を段階的
ないし連続的に上下動する。この場合モータ41等の回
転部材がむき出しだと危険であるためその上部をカバー
44で覆う。
【0043】なおこの場合モータの位置により例えばベ
ルトを用いたりまた他の公知の歯車の使用等いろいろの
変更があり得るとともに、この駆動装置を本体容器2の
本体側部材11bに適用し、下側ヒータ9を上下動する
ようにしても良い。
【0044】本願発明は、上記実施例の構成に限定され
るものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において
適宜設計変更可能であることは勿論である。
【0045】
【発明の効果】請求項1に係る発明では、箱状の本体容
器と、該本体容器内に着脱自在に収容された調理物受け
部材と、前記本体容器に対し開閉自在に取り付けられた
蓋体と、少なくとも1つのヒータとを備えた加熱調理器
であって、前記備えたヒータのうち少なくとも1つは着
脱自在で、且つ複数位置にセット位置を変更可能にする
ことにより、ヒータと調理物との距離を調理物に応じて
可変でき、例えば大きな調理物を加熱調理するときには
ヒータをその分調理物より遠ざけて配置することにより
調理物を適正に加熱調理することができるとともに、そ
の用途を大幅に増やすことができる。
【0046】また同じ調理物に対する加熱調理であって
もその調理物へヒータを近付けての加熱調理が可能とな
るため短時間での調理が可能となりその分エネルギーの
消費を低減することができる。
【0047】更に、ヒータを着脱自在にすることによ
り、ヒータの掃除ならびに交換を容易に行うことができ
る。
【0048】請求項2に係る発明では、可動型ヒータを
前記調理物受け部材を挟んで上下どちらにでもセット可
能にすることにより、請求項1での効果に加え、上部よ
り加熱する調理と下部より加熱する調理の使い分けが簡
単にできる。また、上下両面加熱或いはいずれか一方で
のダブル加熱ができ、特にいずれか一方でのダブル加熱
では調理物に対する加熱量を倍加することができるた
め、従来フィッシュロースターの用途として考えられて
いなかった用途、例えば、下焼きの代表としてさざえ等
の貝類、上焼きの代表としてグラタンの焦げ目付けにま
でその用途を広げることができ、その利便性ならびに経
済性が大いに高まる。
【0049】請求項3に係る発明では、可動型ヒータを
段階的ないし連続的に可変可能にすることにより、請求
項1、2での効果に加え、ヒータを調理物に対し適宜遠
近させる調整をきめ細かく行うことができるため、その
調理物に適した加熱調理を容易に行うことができる。
【0050】請求項4に係る発明では、可動型ヒータを
前記調理物受け部材を挟んで上下に1つずつヒータを備
えたうちの上側ヒータとすることにより、請求項1ない
し3での効果に加え、上下両面加熱或いは下側でのダブ
ル加熱ができ、調理物の下側からの加熱量を倍加するこ
とができるため、特に下側でのダブル加熱では、フィッ
シュロースターを加熱量が大きく、且つフィッシュロー
スターと同様各家庭で多く使われている焼き肉用として
使用することもできるため、その利便性ならびに経済性
を更に高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の加熱調理器の縦断面図。
【図2】図1で蓋がない状態での平面図。
【図3】図1で上側ヒータを反転させた後の縦断面図。
【図4】図3で焼き網を焼き肉用プレートに代えた後の
縦断面図。
【図5】本願発明の他の実施例の縦断面図。
【図6】本願発明の他の実施例の要部拡大平面図。
【図7】本願発明の更に他の実施例の縦断面図。
【図8】本願発明の更に他の実施例の要部拡大平面図。
【図9】従来例の加熱調理器の縦断面図。
【符号の説明】
1 フィッシュロースター 2 本体容器 3 開蓋時蓋体 4 取手 5 タイマ 6 脚 7 水受け容器 8 焼き網 9 下側ヒータ 10 軸 11 ヒンジ機構 12 触媒 13 窓 14 反射板 15 上側ヒータ 16 プラグ 17 接続ピン 20 ソケット 21,21a 軸支板 22 切り溝 23 プレート 30 膨出部 31 回転軸 32 回動レバー 35 突条部 36 溝 40,42 かさ歯車 41 モータ 43 支持板 44 カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3L087 AA01 AA02 AA06 AC08 AC14 BC08 CA03 CB02 CB05 CB07 CC01 CC06 CC12 CC14 DA06 DA08 DA11 DA22 DA24 DA27 4B040 AA03 AA08 AB09 AC02 AE13 CA05 CA17 CB08 EA02 EA08 EA19 NA07 NA08 NA13

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱状の本体容器と、該本体容器内に着脱
    自在に収容された調理物受け部材と、前記本体容器に対
    し開閉自在に取り付けられた蓋体と、少なくとも1つの
    ヒータとを備えた加熱調理器であって、前記備えたヒー
    タのうち少なくとも1つは着脱自在で、且つ複数位置に
    セット位置を変更可能であることを特徴とする加熱調理
    器。
  2. 【請求項2】 前記可動型ヒータは、前記調理物受け部
    材を挟んで上下どちらにでもセット可能であることを特
    徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  3. 【請求項3】 前記可動型ヒータは、段階的ないし連続
    的に可変可能であることを特徴とする請求項1、2記載
    の加熱調理器。
  4. 【請求項4】 前記可動型ヒータは、前記調理物受け部
    材を挟んで上下に1つずつヒータを備えたうちの上側ヒ
    ータであることを特徴とする請求項1ないし3記載の加
    熱調理器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012113975A (ja) * 2010-11-25 2012-06-14 Rb Controls Co Ihクッキングヒータ用の焼き物調理器具
JP2012174576A (ja) * 2011-02-23 2012-09-10 Mitsubishi Electric Corp 誘導加熱調理器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012113975A (ja) * 2010-11-25 2012-06-14 Rb Controls Co Ihクッキングヒータ用の焼き物調理器具
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