JP2002113030A - ***物処理装置 - Google Patents

***物処理装置

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JP2002113030A
JP2002113030A JP2000308699A JP2000308699A JP2002113030A JP 2002113030 A JP2002113030 A JP 2002113030A JP 2000308699 A JP2000308699 A JP 2000308699A JP 2000308699 A JP2000308699 A JP 2000308699A JP 2002113030 A JP2002113030 A JP 2002113030A
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Japan
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waste tank
arm
excrement disposal
waste
tank
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Application number
JP2000308699A
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English (en)
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Makoto Ishizuka
信 石塚
Hiroshi Sakai
宏 酒井
Akiyoshi Usui
章嘉 薄井
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Niles Parts Co Ltd
Original Assignee
Niles Parts Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 汚物タンクの取出しを容易とする。 【解決手段】 汚物タンク7を機台41側の汚物タンク
収容部45に着脱自在に設けると共に汚物タンク収容部
への汚物タンク7の装着をロックするロック手段49を
設け、汚物タンク7が汚物タンク収容部に装着されてロ
ック手段49によりロックされたとき汚物タンク7の吸
引口を、機台41側に設けられオムツカップ本体に接続
された吸引接続口48に密封接続させる***物処理装置
において、汚物タンク収容部の底部51に、汚物タンク
7の重心位置より吸引接続口48寄りに位置する支持突
部53を設け、ロック手段49が解除されたとき支持突
部53を中心に汚物タンク7が自重により傾動して汚物
タンク7の吸引口を吸引接続口48から離脱させること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、病院等における歩
行不能な病人または寝たきり老人等の被介護者に適した
***物処理装置に係り、特に寝たままの状態で***した
場合にその***部及び***物の洗浄を行うことができる
***物処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の***物処理装置としては、例えば
特開平11−56892号公報に記載されたものがあ
る。この***物処理装置では、汚物タンクを機台の汚物
タンク収容部に着脱自在に設けると共に、汚物タンク収
容部への汚物タンクの装着を蝶番及びフックによってロ
ックするようにしている。従って、装置の使用後は汚物
タンクを取り外して洗浄等を行うことができると共に、
装置を使用する際には汚物タンクの装着を蝶番及びフッ
クでロックすることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のような蝶番及びフックのみのロックでは、汚物タン
クの汚濁水の吸引口及び仕事風の排出口の機台側への密
封接続が不十分になる恐れがあった。
【0004】これに対し、本願出願人は、図12〜図1
4のような構造の***物処理装置を提案した。この***
物処理装置では、図12,図13のように、機台201
の汚物タンク収容部203の上部両側に一対のガイド2
05が設けられ、該両ガイド205の先端にハンドル2
07が設けられて、てこの力を応用し、汚物タンク20
9を機台201のユニットハウジング211側に押し付
けて固定するようにしたものである。
【0005】さらに説明すると、図14のように、左右
のガイド205は、機台201の前後方向にスライド可
能に支持され、該左右のガイド205の先端部にハンド
ル207が上下揺動可能に支持されている。ハンドル2
07には、係合凹部213とロック凹部215とが設け
られ、ユニットハウジング211にはロックピン217
が設けられている。又、左右のガイド205には前記汚
物タンク収容部203の幅方向内方側へ突出する係合ピ
ン219が設けられ、前記汚物タンク209の側面には
係合溝221が設けられている。
【0006】そして、図12〜図14の実線図示のよう
に、ロック凹部215がロックピン217に係合してい
る状態で係合ピン219が係合溝221に係合し、汚物
タンク209がユニットハウジング211側に押し付け
られ、汚物タンク209の吸引口及び排出口がユニット
ハウジング211側の吸引接続口及び排出接続口に密封
接続される。
【0007】前記汚物タンク209を取り外すときに
は、ハンドル207を上方へ回動させ、ロック凹部21
5をロックピン217から離脱させると共に、ハンドル
207及び左右ガイド205を図14の矢印A方向に所
定量スライドさせ、係合凹部213をロックピン217
に係合させることで、汚物タンク209をユニットハウ
ジング211から離脱させることができる。この状態
で、汚物タンク209の握り223を持って上方に引き
上げ、汚物タンク209を汚物タンク収容部203から
取り出すことができる。
【0008】前記汚物タンク209を汚物タンク収容部
203へ収容して取り付けるには、前記とは逆の操作に
よって汚物タンク209を汚物タンク収容部203の上
方から挿入し、係合溝221を係合ピン219へ係合さ
せる。この状態で、ハンドル207及び左右ガイド20
5を図14の矢印B方向へ所定量スライドさせ、ロック
凹部215の下端をロックピン217上に臨ませる。ハ
ンドル207を押し込むと、ロック凹部215がロック
ピン217に図14のように完全に嵌合し、このときの
てこ作用によって左右のガイド205が矢印B方向へさ
らに引かれ、汚物タンク209がハウジング211に確
実に装着されることになる。従って、かかる先の提案に
おいては、従来のものより汚物タンク209のロックを
確実に行わせることができる。
【0009】しかしながら、この先の提案においては、
左右のスライドガイド205を使用するため構造的に大
型化し、コスト増を招く恐れがあった。また、汚物タン
ク209をセット及び解除するためには、所定のスライ
ドストロークが必要であり、特に汚物タンク209内に
汚濁水が満たされ重くなった状態でスライドさせる作業
は、極めて困難となる恐れがある。
【0010】本発明は、構造が簡単で、安価に製作する
ことができ、しかも汚物タンクのセット及び解除を簡単
に行うことのできる***物処理装置の提供を課題とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、人体
の腰臀部を包囲するオムツカップ本体と、前記オムツカ
ップ本体内から吸引した洗浄水及び***物を収容する汚
物タンクと、前記汚物タンクを機台側の汚物タンク収容
部に着脱自在に設けると共に該汚物タンク収容部への汚
物タンクの装着をロックするロック手段を設け、前記汚
物タンクが前記汚物タンク収容部に装着されて前記ロッ
ク手段によりロックされたとき該汚物タンクの吸引口
を、前記機台側に設けられ前記オムツカップ本体側に接
続された吸引接続口に密封接続させる***物処理装置に
おいて、前記汚物タンク或いは汚物タンク収容部の少な
くとも一方の底部に、該汚物タンクの重心位置より前記
吸引接続口寄りに位置する支持突部を設け、前記ロック
手段が解除されたとき前記支持突部を中心に前記汚物タ
ンクが自重により傾動して該汚物タンクの吸引口を前記
吸引接続口から離脱させることを特徴とする。
【0012】請求項2の発明は、請求項1記載の***物
処理装置であって、前記汚物タンク或いは汚物タンク収
容部の少なくとも一方の底部に、前記支持突部よりも前
記吸引接続口寄りの位置で該支持突部の高さに対応した
高さを有して前記汚物タンクの底部を支える支持部を設
けたことを特徴とする。
【0013】請求項3の発明は、請求項1又は2記載の
***物処理装置であって、前記ロック手段は、前記汚物
タンク収容部の上部側で前記機台側に取り付けられ前記
汚物タンク収容部の幅方向中央側に位置しロック解除操
作部を有するラッチと、前記汚物タンク収容部の幅方向
側部に位置して下部が前記機台側に支軸により回転自在
に支持されたアームと、該アームの上部に取り付けられ
て前記汚物タンク収容部の幅方向に延設され前記アーム
の回動により前記ラッチにロック及びロック解除可能な
ストライカーロッドと、前記アームの上下中間部及び前
記汚物タンクの幅方向側部の一方に幅方向に突設された
係合ピン及び他方に上下方向に延設され前記汚物タンク
を前記汚物タンク収容部に上方から収容したとき前記ア
ームのロック解除位置で前記係合ピンを挿入口から挿入
させ得る係合溝とよりなることを特徴とする。
【0014】請求項4の発明は、請求項3記載の***物
処理装置であって、前記係合ピンは、その上下中心位置
が前記アームのロック位置で前記吸引接続口の上下中心
位置にほぼ対応するように配置されたことを特徴とす
る。
【0015】請求項5の発明は、請求項3又は4記載の
***物処理装置であって、前記アームに、前記ストライ
カーロッドを挟んで前記ラッチの反対側に併設されて操
作者がロック操作をするための操作ロッドを固定したこ
とを特徴とする。
【0016】請求項6の発明は、請求項3〜5の何れか
に記載の***物処理装置であって、前記アームは、前記
ラッチから前記ストライカーロッドが離脱する方向に付
勢されるように前記支軸に対し重心位置がずれて設定さ
れ、該アームと前記機台側との間に、前記アームが重心
位置のずれによりロック解除位置まで付勢されたとき該
位置で位置決める待機ストッパを設けたことを特徴とす
る。
【0017】請求項7の発明は、請求項3〜6の何れか
に記載の***物処理装置であって、前記アーム或いはの
汚物タンクの対向する面の少なくとも一方に、前記汚物
タンクの位置規制を行う突部を設けたことを特徴とす
る。
【0018】請求項8の発明は、請求項3〜7の何れか
に記載の***物処理装置であって、前記機台を覆うカバ
ーを設け、該カバーには、前記汚物タンク収容部に対応
して前記汚物タンクを汚物タンク収容部に挿入可能にす
る開口部を有し、開口部の縁部は、前記ラッチ及びスト
ライカーロッドを上部から覆うと共に、前記ラッチのロ
ック解除操作部及び前記操作ロッドを露出させることを
特徴とする。
【0019】
【発明の効果】請求項1の発明では、人体の腰臀部をオ
ムツカップ本体で包囲し、替えオムツ及びオムツカバー
と共にオムツカップユニットとして使用し、洗浄水によ
って被介護者の***部及び***物を洗浄し、洗浄後の洗
浄水及び***物の汚濁水は、汚物タンクへ吸引し収容さ
せることができる。汚物タンクは機台側の汚物タンク収
容部に対し着脱自在であり、汚物タンクが汚物タンク収
容部に装着されてロック手段によりロックされたとき、
汚物タンクの吸引口を機台側に設けられ前記オムツカッ
プ本体に接続された吸引接続口に密封接続させることが
できる。
【0020】そして特に、汚物タンク或いは汚物タンク
収容部の少なくとも一方の底部に、汚物タンクの重心位
置より前記吸引接続口寄りに位置する支持突部を設けた
ため、ロック手段が解除されると、支持突部を中心に汚
物タンクが自重により傾動回転して汚物タンクの吸引口
を吸引接続口から離脱させることができる。従って、汚
物タンクを汚物タンク収容部から取り出すときに、特に
スライドさせて吸引口を吸引接続口から離脱させる必要
がなく、汚物タンクの取出しを極めて容易に行わせるこ
とができる。
【0021】請求項2の発明では、請求項1の発明の効
果に加え、汚物タンク或いは汚物タンク収容部の少なく
とも一方の底部に、前記支持突部よりも前記吸引接続口
寄りの位置で該支持突部の高さに対応した高さを有して
前記汚物タンクの底部を支える支持部を設けたため、汚
物タンクを装着してロック手段によりロックしたとき
は、汚物タンクが支持突部のみではなく、支持部によっ
ても支持されることになり、安定した支持を行わせるこ
とができる。
【0022】請求項3の発明では、請求項1又は2の発
明の効果に加え、ロック手段は汚物タンク収容部の上部
側で前記機台側に設けられ前記汚物タンク収容部の幅方
向中央側に位置しロック解除操作部を有するラッチと、
前記汚物タンク収容部の幅方向側部に位置して下部が前
記機台側に支軸により回転自在に支持されたアームと、
該アームの上部に取り付けられて前記汚物タンク収容部
の幅方向に延設され前記アームの回動により前記ラッチ
にロック及びロック解除可能なストライカーロッドと、
前記アームの上下中間部及び前記汚物タンクの幅方向側
部の一方に幅方向に突設された係合ピン及び他方に上下
方向に延設され前記汚物タンクを前記汚物タンク収容部
に上方から収容したとき前記アームのロック解除位置で
前記係合ピンを挿入口から挿入させる係合溝とよりなる
ため、ロック手段の構造を簡単とし、安価に製造するこ
とができる。しかも、ラッチとストライカーロッドとに
よってロック及びロック解除を行うことができるから、
汚物タンクを汚物タンク収容部に確実にセットすること
ができる。
【0023】請求項4の発明では、請求項3の発明の効
果に加え、係合ピンは上下中心位置が吸引接続口の上下
中心位置にほぼ対応するように配置されたため、係合ピ
ン及び係合溝によって汚物タンクの吸引口を吸引接続口
に確実に密封接続させることができる。
【0024】請求項5の発明では、請求項3又は4の何
れかの発明の効果に加え、アームに、ストライカーロッ
ドを挟んでラッチの反対側に併設されて操作者がロック
操作をするための操作ロッドを固定したため、操作ロッ
ドの操作によってアームを回転させ、ストライカーロッ
ドをラッチに対し容易にロックさせることができる。し
かも、ストライカーロッドに対して操作ロッドを併設し
ているから、操作者の手がラッチに触れるのを抑制する
ことができる。
【0025】請求項6の発明では、請求項3〜5の何れ
かの発明の効果に加え、アームは、ラッチからストライ
カーロッドが離脱する方向に付勢されるように支軸に対
し重心位置がずれて設定され、アームと機台側との間
に、アームが重心位置のずれによりロック解除位置まで
付勢されたとき、該位置で位置決める待機ストッパを設
けたため、ストライカーロッドがラッチから離脱したと
き、重心位置のずれによってアームがロック解除位置ま
で回動し、待機ストッパによって位置決めることができ
る。従って、アームが自動的にロック解除位置で待機す
ることになり、汚物タンクの装着をより容易に行うこと
ができる。
【0026】請求項7の発明では、請求項3〜6の何れ
かの発明の効果に加え、アーム或いは汚物タンクの対向
する面の少なくとも一方に、汚物タンクの位置規制を行
う突部を設けたため、汚物タンクが汚物タンク収容部に
対し正確な位置で収容させることができ、吸引口の吸引
接続口に対する接続を確実に行わせることができる。
【0027】請求項8の発明では、請求項3〜7の何れ
かの発明の効果に加え、機台を覆うカバーを設け、該カ
バーは、前記タンク収容部に対応して前記汚物タンクを
汚物タンク収容部に挿入可能にする開口部を有し、該開
口部の縁部は前記ラッチ及びストライカロッドを上部か
ら覆うと共に、前記ラッチのロック解除操作部及び前記
操作ロッドを露出させるようにしたため、カバーの開口
の縁部によって操作者の手がラッチに触れるのを確実に
規制することができ、ラッチのロック解除操作部及び操
作ロッドの操作を確実に行うことができる。
【0028】
【発明の実施の形態】図1〜図11は本発明の一実施形
態を示している。まず、図1は本発明の一実施形態を適
用した***物処理装置の全体のブロック図であり、図2
はカバー装着状態でカバーを透視した一部切欠全体側面
図、図3はカバー装着状態の全体平面図、図4はカバー
を取り外した状態の一部切欠全体側面図、図5はカバー
を取り外した状態の全体平面図、図6は要部の平面図で
ある。
【0029】図1のように、この***物処理装置は、オ
ムツカップ本体1と、給水手段としての温水タンク3及
び送水ポンプ5と、汚物タンク7と、吸引手段としての
バキュームモータハウジング9と、フィルターボックス
11と、シーケンサ13と、コントロールパネル15と
等を備えている。
【0030】前記オムツカップ本体1には、送水ホース
17、吸引ホース19、及び送風ホース21の一端がそ
れぞれ着脱自在に接続されている。前記送水ホース17
の他端は、前記送水ポンプ5に着脱自在に接続されてい
る。前記吸引ホース19の他端は前記汚物タンク7の吸
引口8側に着脱自在に接続されている。前記送風ホース
21の他端は前記バキュームモータハウジング9の排気
口23及びフィルターボックス11の排気口25にそれ
ぞれ着脱自在に接続されている。
【0031】そして、前記オムツカップ本体1は、歩行
不能な病人又は寝たきり老人等の被介護者の腰臀部を包
囲し、図示しない替えオムツ、オムツカバー等と共に用
いてオムツカップユニットを構成し、被介護者の***物
の洗浄処理を行うものである。従って、前記送水ポンプ
5の駆動によって、温水タンク3から温水が導かれ、送
水ホース17を介しオムツカップ本体1内に洗浄水とし
て送水されることになる。
【0032】又、前記バキュームモータハウジング9内
には、サクションモータ27が内蔵されており、このバ
キュームモータハウジング9の吸気口29にジョイント
パイプ31の一端が接続され、ジョイントパイプ31の
他端は汚物タンク7の排出口10側に接続されている。
バキュームモータハウジング9の排気口33は、フィル
ターボックス11の吸気口35にジョイントパイプ37
を介して接続されている。従って、各種センサによって
オムツカップ1内の***物が検知されると、オムツカッ
プ本体1内に前記温水が送水されると共に、サクション
モータ27の駆動によってジョイントパイプ31を介し
汚物タンク7内から仕事風を吸引すると、吸引ホース1
9内に吸引力が発生し、オムツカップ本体1内から汚物
タンク7内へ洗浄水及び***物が吸引されることにな
る。汚物タンク7内では、吸引された洗浄水及び***物
が仕事風に対して遠心分離されることになる。
【0033】前記サクションモータ29の駆動時には、
モータ冷却用の吸気口39から導入された外気がサクシ
ョンモータ27を冷却することによって吸熱し、排気口
23から送風ホース21側へ流れる。又、サクションモ
ータ27で吸引された仕事風は、ジョイントパイプ37
を介してフィルターボックス11の吸気口35から吸い
込まれ、脱臭されて排気口25から送風ホース21側へ
流されることになる。従って、送風ホース21内には温
風が流れ、オムツカップ本体1内に温風が送られること
になる。
【0034】こうして、バキュームモータハウジング9
及びフィルターボックス11は、本実施形態において送
風手段を構成し、被介護者の腰臀部周囲に送る温風によ
り、洗浄水で濡れたオムツカップ本体1や替えオムツな
どを乾燥させると共に、替えオムツなどが被介護者の腰
臀部に密着するのを防ぎ、快適性を維持することができ
る。
【0035】図2〜図5のように、前記温水タンク3な
どは、機台41側に搭載されている。機台41は車輪4
3を有しており、走行自在となっている。
【0036】前記機台41上には、汚物タンク収容部4
5が設けられ、この汚物タンク収容部45の一側にユニ
ットハウジング47が設けられている。ユニットハウジ
ング47には、汚物タンク収容部45側の面に吸引接続
口48(図7)及び排出接続口50(図7)が幅方向
(図7では紙面直交方向)へ間隔を有し並んで設けられ
ている。ユニットハウジング47の吸引接続口48に
は、前記吸引ホース19の他端が接続され、オムツカッ
プ本体1に接続された構成となっている。又、前記排出
接続口50には、前記ジョイントパイプ31を介して吸
引風発生手段としてのバキュームモータハウジング9が
接続されている。
【0037】また、図2〜図6のように、汚物タンク収
容部45への汚物タンク7の装着をロックするロック手
段49が設けられている。汚物タンク7が汚物タンク収
容部45に装着されて、ロック手段49によりロックさ
れたとき、前記吸引口8及び排出口10をユニットハウ
ジング47の吸引接続口48及び排出接続口50に密封
接続させる構成となっている。
【0038】前記汚物タンク7は握り6を有し、この握
り6を持つことによって汚物タンク収容部45に対し引
き上げ、あるいは汚物タンク収容部45へ上方から収容
させることができ、着脱自在となっている。この汚物タ
ンク収容部45の底部51には、図2,図3のように支
持突部53が設けられている。この支持突部53は、汚
物タンク7の重心位置より前記ユニットハウジング47
の吸引接続口48及び排出接続口50寄りの位置に設け
られている。この支持突部53は、上向きに弧状の断面
を有して汚物タンク収容部45の幅方向(図3,図5の
上下方向)に延設され、突条となっている。
【0039】さらに、汚物タンク収容部45の底部51
には、前記支持突部53よりも前記ユニットハウジング
47の吸引接続口48及び排出接続口50寄りの位置に
該支持突部53の高さに対応した高さを有して、汚物タ
ンク7の底部を支える支持部55が設けられている。支
持部55は、断面矩形状を呈し、汚物タンク収容部45
の幅方向に沿って延設されている。
【0040】前記ロック手段49は、図7,図8をも参
照してさらに説明する。図7はロック手段49を主に示
し、(a)はロック解除状態の側面図、(b)はロック
状態の側面図を示している。図8はラッチを示し、
(a)はロック解除状態の側面図、(b)はロック状態
の側面図である。前記ロック手段49は、ラッチ57と
アーム59とストライカーロッド61と係合ピン63及
び係合溝65とよりなっている。
【0041】前記ラッチ57は、前記汚物タンク収容部
45の上部側で前記機台41側に取り付けられ、前記汚
物タンク収容部45の幅方向中央側に位置したものであ
り、具体的には前記ユニットハウジング47のほぼ中央
部上にビスなどによって締結固定されている。このラッ
チ57は、上下のロック片66,68が支持片67に回
転軸69,71によって回転自在に支持されたものであ
る。上ロック片66は、ロック解除操作部としてのレバ
ー73を一体に備えている。又、上ロック片66には、
ロック凹部75とカム部77とが形成されている。上ロ
ック片66の回転軸69の周りにはトルクスプリング7
9が支持され、そのアーム部79aが上ロック片66に
係合している。従って、上ロック片66はトルクスプリ
ング79によってロック解除方向、すなわち図8におい
て時計方向に付勢されている。
【0042】前記下ロック片68には、ロック凹部81
とカム部83が設けられ、回転軸71にはトルクスプリ
ング85が支持されている。トルクスプリング85のア
ーム85aは、下ロック片68に係合している。従っ
て、下ロック片68はロック解除方向、すなわち図8に
おいて反時計方向に付勢されている。
【0043】そして、図8(a)のようにストライカー
ロッド61が上下のロック片66,68間に押し込まれ
ると、この押し込み力によって上下のロック片66,6
8がトルクスプリング79,85の付勢力に抗して回転
し、図8(b)のようにカム部77,83が係合してロ
ック状態となる。このロック状態を解除するには、レバ
ー73を図8(b)の状態において、下方へ押圧する。
これによって下ロック片68のカム部83が上ロック片
66のカム部77から外れ、トルクスプリング85の付
勢によって図8(a)の位置まで付勢回転し、ストライ
カロッド61を跳ね出すことになる。
【0044】前記アーム59は、前記汚物タンク収容部
45の幅方向側部に位置して下部が図7のように機台4
1側に支軸87により回転自在に支持され、汚物タンク
収容部45の幅方向において前記ユニットハウジング4
7の両側に配置されている。
【0045】このアーム59は、前記ラッチ57からス
トライカーロッド61が離脱する方向に付勢されるよう
に支軸87に対し重心位置がずれて設定されている。す
なわちアーム59は、その中心線89に対し汚物タンク
7側の部分91がラッチ57側の部分93よりも若干大
きく形成され、図7(b)のロック状態で中心線89に
対し、ロッド61,99を含めた部分93側よりも部分
91側に重心が位置するように設定されている。又、ア
ーム59は支軸87を中心とした弧状のガイド孔95が
設けられ、ユニットハウジング47側のピン97に嵌合
している。ガイド孔95の一端は、前記中心線89上に
位置している。
【0046】そして、アーム59は、支軸87に対する
その重心位置のずれにより図7(a)のロック解除位置
まで付勢され、この位置でユニットハウジング47側の
ピン97がガイド孔95の他端に係合して位置決められ
る。従って、ガイド孔95及びピン97は、本実施形態
において待機ストッパを構成している。
【0047】前記ストライカーロッド61は、前記アー
ム59の上部に配置され、汚物タンク収容部45の幅方
向に延設され、幅方向両側のアーム59相互に結合され
ている。又、ストライカーロッド61を挟んで、ラッチ
57の反対側には操作ロッド99が間隔を有して併設さ
れ、両側のアーム59に固定されている。この操作ロッ
ド99を押して、アーム59を回転させることにより、
操作者がロック操作を行うことができる。
【0048】前記係合ピン63は、前記両アーム59の
上下中間部において汚物タンク収容部45の幅方向内側
へ突設されている。又、前記係合溝65は、前記汚物タ
ンク7の幅方向側部に上下方向に延設されている。係合
溝65はその下端に、挿入口65aを有している。従っ
て、汚物タンク7を汚物タンク収容部45に上方から収
容したとき、前記アーム59の図7(a)のようなロッ
ク解除位置で係合ピン63を挿入口65aから係合溝6
5内に相対的に挿入させることができる。
【0049】又、前記係合ピン63は、その上下中心位
置が前記アーム59の図7(b)のようなロック位置で
前記ユニットハウジング47の吸引接続口48及び排出
接続口50の上下中心位置にほぼ対応するように配置さ
れている。従って、アーム59のロック位置において、
係合ピン63から係合溝65を介し、汚物タンク7の吸
引口8及び排出口10(図1)をユニットハウジング4
7の吸引接続口48及び排出接続口50に直接的に押し
付けることができ、密封接続を確実に行わせることがで
きる。
【0050】更に、前記両アーム59には、汚物タンク
収容部45側の面に汚物タンク7の位置規制を行う突部
101が設けられている。この突部101は、アーム5
9のエンボス部として構成されている。
【0051】前記機台41上には、図2、図3のように
前記汚物タンク7等を覆うカバー103が設けられてい
る。カバー103には、開口部105が設けられてい
る。開口部105は、前記汚物タンク収容部45に対応
して汚物タンク7を汚物タンク収容部45に挿入可能に
するものである。この開口部105の縁部105aは、
図4,図5等で示す前記ラッチ57及びストライカーロ
ッド61を上部から覆うと共に、前記ラッチ57のロッ
ク解除操作部であるレバー73及び操作ロッド99を上
面から見て露出させる構成となっている。従って、レバ
ー73を操作することによってロック解除を行うことが
できると共に、操作ロッド99を押し込めてロック操作
を行うことができる。このとき、開口縁部105aに保
護されて、操作者の手がラッチ57等に直接触れるのを
防止することができる。前記カバー103には、前記開
口部105を開閉する蓋107が設けられている。
【0052】次に、図9をも参照して作用を説明する。
図9の(a)はロック解除直前の状態を示す斜視図、
(b)はロック解除後の状態を示す斜視図、(c)はロ
ック解除状態のラッチを示す要部拡大図、(d)は汚物
タンク7を引き上げている状態の斜視図、(e)は係合
ピン63、係合溝65の関係を示す斜視図、(f)はロ
ック操作時の斜視図、(g)はロック後の上下ロック片
66,68の状態を示す要部拡大図である。
【0053】まず、図9(a)の状態では、汚物タンク
収容部45に汚物タンク7が収容されており、ストライ
カーロッド61がラッチ57にロックされて汚物タンク
7が装着されている。この状態において、レバー73を
押すと、ラッチ57のトルクスプリング85(図8)の
働きによって下ロック片68(図8)が回転し、ストラ
イカーロッド61が図9(b),(c)のようにラッチ
57から押し出されることになる。これによって、汚物
タンク7が支持突部53を中心にして、ラッチ57から
離れる方向へ傾動回転する。従って、汚物タンク7の吸
引口8、排出口10がユニットハウジング47の吸引接
続口48及び排出接続口50から離脱し、汚物タンク7
の取出しが可能となる。汚物タンク7の傾動回転につい
ては、図10,図11を用いて後述する。
【0054】次に、図9(d)のように、汚物タンク7
の握り6を持って、汚物タンク7を汚物タンク収容部4
5から引き上げることができる。このとき図9(e)の
ように、係合ピン63から係合溝65を上方へそのまま
離脱させることができる。
【0055】汚物タンク7を装着するには、まず汚物タ
ンク7をカバー103の開口105から汚物タンク収容
部45内に挿入する。このときアーム59は、前記のよ
うに待機ストッパとしてのピン97にガイド孔95が係
合する状態で、ロック解除位置に待機しているため、汚
物タンク7を汚物タンク収容部45内へ挿入する作業に
よって、汚物タンク7の係合溝65をアーム59の係合
ピン63にそのまま係合させることができる。
【0056】又、この汚物タンク7の挿入に際しては、
アーム59の突部101(図7等)が汚物タンク7の挿
入のガイドを行い、幅方向の位置規制を行うため、汚物
タンク7を汚物タンク収容部45内の所定位置に正確に
挿入することができる。従って、アーム59を回転させ
て、汚物タンク7をロック状態としたとき、汚物タンク
7の吸引口8及び排出口10をユニットハウジング47
の吸引接続口48及び排出接続口50に正確に接続させ
ることができると共に、汚物タンク7の遠心駆動部の電
気接続を行うユニットハウジング47の端子部との接続
も正確に行わせることができる。
【0057】汚物タンク7を汚物タンク収容部45に収
容したあとは、図9(f)のように操作ロッド99をラ
ッチ57側へ押し込む。これによって、アーム59が支
軸87を中心にラッチ57側へ回転し、ストライカーロ
ッド61がラッチ57の上下ロック片66,68間へ入
り込み、図9(g)のようにロックされることになる。
従って、汚物タンク7の吸引口8、排出口10がユニッ
トハウジング47側の吸引接続口48及び排出接続口5
0に密封接続され、図1で説明したような洗浄を円滑に
行うことができる。
【0058】次に、図9(a)のようにロック解除した
ときの汚物タンク7の傾動を説明する。図10は、汚物
タンク収容部45の底部51をフラットとし、ロック解
除させたときに汚物タンク7をスライド移動させなけれ
ばならない例を示し、図11は、汚物タンク7が傾動回
転する本実施形態の例を示している。
【0059】まず、汚物タンク7が汚濁水で満たされ、
汚物タンク7を取り出す必要があるとき、図10の例で
は、ラッチ57を解除してアーム59を介護者等が手で
回転させると、これに伴って汚物タンク7がスライドす
る。このスライドによって、汚物タンク7の吸引口8及
び排出口10がユニットハウジング47の吸引接続口4
8及び排出接続口50から離脱し、汚物タンク7の取出
しができる。しかし、このように汚物タンク7をスライ
ド移動させるのは、汚物タンク7が汚濁水で満たされ、
かなりの重量があることから、相当程度の力を必要とす
る。従って、介護者にとって労力が大きなものとなる恐
れがある。このスライドさせる力は、汚物タンク7底面
と汚物タンク収容部45の底部51との間に高滑性シー
トを貼着する等により低減させることは可能であるが、
そのためには高滑性シートの貼着や類似の表面処理等が
必要となり、コストアップの要因となる。
【0060】これに対し、図11の本実施形態の例で
は、ラッチ57によるロックを解除すると、汚物タンク
7の重心位置からずれた支持突部53を中心に、汚物タ
ンク7が自重により実線図示のように直ちに傾動回転し
て、汚物タンク7の吸引口8及び排出口10がユニット
ハウジング47の吸引接続口48及び排出接続口50か
ら離脱し、汚物タンク7をそのまま取り出せる状態にな
る。従って、図9(d)のように、汚物タンク7をその
まま極めて容易に取り出すことができ、介護者の労力を
大幅に軽減することができる。
【0061】又、汚物タンク7を装着して、アーム59
を回動させ、ストライカーロッド61をラッチ57にロ
ックさせるときは、汚物タンク7内は空で重量も軽く、
簡単に作業することができる。このロック状態では、汚
物タンク7が水平状態まで回動して、その前端部が支持
部55上に乗ることになり、汚物タンク7内が汚濁水で
満たされ重量が重くなっても、汚物タンク7を確実に支
えることができる。
【0062】なお、上記実施形態では、支持突部53及
び支持部55を、汚物タンク収容部45の底部51に設
けたが、支持突部53及び支持部55を、汚物タンク7
の底部に設け、或いは双方に設ける構造にすることもで
きる。この場合、支持突部53を汚物タンク収容部45
の底部51に設け、支持部55を汚物タンク7の底部に
設けたり、その逆の構造にすることもできる。支持突部
53を、汚物タンク収容部45の底部51及び汚物タン
ク7の底部の双方に設けるときは、双方の支持突部の先
端に凹凸部による着脱自在な嵌合構造を設定し、該嵌合
構造により支持突部双方を嵌合させて傾動回転させるこ
ともできる。かかる場合、支持突部の嵌合により、汚物
タンク7の傾動回転位置を規制し、安定した確実な傾動
回転と、ロック状態とを得ることができる。さらに、支
持突部53を、汚物タンク収容部45の底部51及び汚
物タンク7の底部の一方に設けるときは、他方に凹部を
形成し、該凹部に支持突部53の先端を嵌合させて傾動
回転位置を位置決める構造にすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る全体ブロック図であ
る。
【図2】一実施形態に係り、カバーを透視した状態の一
部切欠全体側面図である。
【図3】一実施形態に係り、カバーを取り付けた状態の
全体平面図である。
【図4】一実施形態に係り、カバーを取り外した状態の
一部切欠全体側面図である。
【図5】一実施形態に係り、カバーを取り外した状態の
全体平面図である。
【図6】一実施形態に係り、要部の平面図である。
【図7】一実施形態に係り、(a)はロック解除状態の
要部側面図、(b)はロック状態の要部側面図である。
【図8】一実施形態に係り、(a)はロック解除状態の
ラッチの側面図、(b)はロック状態のラッチの側面図
である。
【図9】一実施形態に係り、(a)はレバーを操作する
状態の斜視図、(b)はロック解除後の斜視図、(c)
はロック解除状態のロック片周囲の側面図、(d)は汚
物タンクを引き上げる状態の斜視図、(e)は係合ピン
及び係合溝の離脱を示す斜視図、(f)はロック操作を
示す斜視図、(g)はロック状態のロック片周囲の側面
図である。
【図10】ロック解除状態において、汚物タンクが傾動
回転しない例の概略側面図である。
【図11】一実施形態に係り、ロック解除時に汚物タン
クが傾動回転する例の概略側面図である。
【図12】先の提案に係るカバーを取り外した状態の全
体平面図である。
【図13】先の提案に係り、カバーを取り外した状態の
全体側面図である。
【図14】先の提案に係り、要部の側面図である。
【符号の説明】
1 オムツカップ本体 3 温水タンク(給水手段) 5 送水ポンプ(給水手段) 7 汚物タンク 8 吸引口 45 汚物タンク収容部 48 吸引接続口 49 ロック手段 51 底部 53 支持突部 55 支持部 57 ラッチ 59 アーム 61 ストライカーロッド 63 係合ピン 65 係合溝 65a 挿入口 73 レバー(ロック解除操作部) 95 ガイド孔(待機ストッパ) 97 ピン(待機ストッパ) 99 操作ロッド 101 突部 103 カバー 105 開口部 105a 開口部の縁部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年10月12日(2000.10.
12)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、人体
の腰臀部を包囲するオムツカップ本体と、前記オムツカ
ップ本体内から吸引した***物を収容する汚物タンク
と、前記汚物タンクを機台側の汚物タンク収容部に着脱
自在に設けると共に該汚物タンク収容部への汚物タンク
の装着をロックするロック手段を設け、前記汚物タンク
が前記汚物タンク収容部に装着されて前記ロック手段に
よりロックされたとき該汚物タンクの吸引口を、前記機
台側に設けられ前記オムツカップ本体側に接続された吸
引接続口に密封接続させる***物処理装置において、前
記汚物タンク或いは汚物タンク収容部の少なくとも一方
の底部に、該汚物タンクの重心位置より前記吸引接続口
寄りに位置する支持突部を設け、前記ロック手段が解除
されたとき前記支持突部を中心に前記汚物タンクが自重
により傾動して該汚物タンクの吸引口を前記吸引接続口
から離脱させることを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】
【発明の効果】請求項1の発明では、人体の腰臀部をオ
ムツカップ本体で包囲し、替えオムツ及びオムツカバー
と共にオムツカップユニットとして使用し、***物は、
汚物タンクへ吸引し収容させることができる。汚物タン
クは機台側の汚物タンク収容部に対し着脱自在であり、
汚物タンクが汚物タンク収容部に装着されてロック手段
によりロックされたとき、汚物タンクの吸引口を機台側
に設けられ前記オムツカップ本体に接続された吸引接続
口に密封接続させることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 薄井 章嘉 東京都大田区大森西5丁目28番6号 ナイ ルス部品株式会社内 Fターム(参考) 4C098 AA09 CC31 CC39 CD03 CD05 4C341 JJ01 JK08 JL05 JL06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体の腰臀部を包囲するオムツカップ本
    体と、 前記オムツカップ本体内から吸引した洗浄水及び***物
    を収容する汚物タンクと、 前記汚物タンクを機台側の汚物タンク収容部に着脱自在
    に設けると共に該汚物タンク収容部への汚物タンクの装
    着をロックするロック手段を設け、 前記汚物タンクが前記汚物タンク収容部に装着されて前
    記ロック手段によりロックされたとき該汚物タンクの吸
    引口を、前記機台側に設けられ前記オムツカップ本体側
    に接続された吸引接続口に密封接続させる***物処理装
    置において、 前記汚物タンク或いは汚物タンク収容部の少なくとも一
    方の底部に、該汚物タンクの重心位置より前記吸引接続
    口寄りに位置する支持突部を設け、 前記ロック手段が解除されたとき前記支持突部を中心に
    前記汚物タンクが自重により傾動して該汚物タンクの吸
    引口を前記吸引接続口から離脱させることを特徴とする
    ***物処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の***物処理装置であっ
    て、 前記汚物タンク或いは汚物タンク収容部の少なくとも一
    方の底部に、前記支持突部よりも前記吸引接続口寄りの
    位置で該支持突部の高さに対応した高さを有して前記汚
    物タンクの底部を支える支持部を設けたことを特徴とす
    る***物処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の***物処理装置で
    あって、 前記ロック手段は、前記汚物タンク収容部の上部側で前
    記機台側に取り付けられ前記汚物タンク収容部の幅方向
    中央側に位置しロック解除操作部を有するラッチと、前
    記汚物タンク収容部の幅方向側部に位置して下部が前記
    機台側に支軸により回転自在に支持されたアームと、該
    アームの上部に取り付けられて前記汚物タンク収容部の
    幅方向に延設され前記アームの回動により前記ラッチに
    ロック及びロック解除可能なストライカーロッドと、前
    記アームの上下中間部及び前記汚物タンクの幅方向側部
    の一方に幅方向に突設された係合ピン及び他方に上下方
    向に延設され前記汚物タンクを前記汚物タンク収容部に
    上方から収容したとき前記アームのロック解除位置で前
    記係合ピンを挿入口から挿入させ得る係合溝とよりなる
    ことを特徴とする***物処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の***物処理装置であっ
    て、 前記係合ピンは、その上下中心位置が前記アームのロッ
    ク位置で前記吸引接続口の上下中心位置にほぼ対応する
    ように配置されたことを特徴とする***物処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4記載の***物処理装置で
    あって、 前記アームに、前記ストライカーロッドを挟んで前記ラ
    ッチの反対側に併設されて操作者がロック操作をするた
    めの操作ロッドを固定したことを特徴とする***物処理
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項3〜5の何れかに記載の***物処
    理装置であって、 前記アームは、前記ラッチから前記ストライカーロッド
    が離脱する方向に付勢されるように前記支軸に対し重心
    位置がずれて設定され、 該アームと前記機台側との間に、前記アームが重心位置
    のずれによりロック解除位置まで付勢されたとき該位置
    で位置決める待機ストッパを設けたことを特徴とする排
    泄物処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項3〜6の何れかに記載の***物処
    理装置であって、 前記アーム或いは汚物タンクの対向する面の少なくとも
    一方に、前記汚物タンクの位置規制を行う突部を設けた
    ことを特徴とする***物処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項3〜7の何れかに記載の***物処
    理装置であって、 前記機台を覆うカバーを設け、 該カバーは、前記汚物タンク収容部に対応して前記汚物
    タンクを汚物タンク収容部に挿入可能にする開口部を有
    し、 該開口部の縁部は、前記ラッチ及びストライカーロッド
    を上部から覆うと共に、前記ラッチのロック解除操作部
    及び前記操作ロッドを露出させることを特徴とする***
    物処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5254498B1 (ja) * 2012-04-02 2013-08-07 齋藤 恵子 ***物処理装置
CN104720955A (zh) * 2012-04-02 2015-06-24 斋藤惠子 ***物处理装置及其方法

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EP2796115A1 (en) 2012-04-02 2014-10-29 Saitoh, Keiko Processing equipment of excretory substances and the method
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