JP2002111975A - 画像読取装置及びそれを用いた画像形成装置 - Google Patents

画像読取装置及びそれを用いた画像形成装置

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JP2002111975A
JP2002111975A JP2000294679A JP2000294679A JP2002111975A JP 2002111975 A JP2002111975 A JP 2002111975A JP 2000294679 A JP2000294679 A JP 2000294679A JP 2000294679 A JP2000294679 A JP 2000294679A JP 2002111975 A JP2002111975 A JP 2002111975A
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JP2000294679A
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Akihiro Takada
晃宏 高田
Hiroshi Abe
寛 阿部
Shinichi Nishimura
真一 西村
Yuki Ito
由起 伊東
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Kyocera Mita Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮像光学系を撮像素子忍耐して固定し、原稿
を奏さしながら画像を読み取るタイプの画像読取装置に
おいて、原稿の後端部分において、用紙の厚みに起因す
る影の影響による黒い筋などの発生を防止する。 【解決手段】 原稿2の後端の通過を原稿後端検出セン
サ42により検出し、原稿後端検出センサ42と画像読
み取り領域Aとの距離及び原稿搬送速度から原稿2の後
端が画像読み取り領域Aの基準位置を通過した時点を推
定し、撮像素子34で読み取った画像データのうち、原
稿2の後端及び原稿搬送方向における前後の所定範囲内
の画像データを、例えば原稿2の用紙の色に対応する画
像データに置換し、影による黒い筋などを消去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル複写
機、ファクシミリ、スキャナなどに使用される画像読取
装置及びそれを用いた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、撮像光学系及びCCDなどの
撮像素子が固定され、撮像光学系の焦点位置に対して原
稿が移動するタイプの画像読取装置が知られている。こ
のような原稿移動型の画像読取装置では、撮像光学系と
して、例えばSELFOC(商品名)などの正立等倍系
の微小レンズを原稿の走査方向に直交する方向(主走査
方向)に配列したレンズアレイが用いられており、原稿
の読み取り位置と光学的に共役な関係にある位置に1次
元固体撮像素子が配置されている。原稿読み取り位置を
照明するための線状の照明装置は、例えば主走査方向を
軸とする蛍光灯及び反射板などで構成されており、原稿
読み取り位置と対向するように撮像光学系とほぼ並行に
配置されている。
【0003】このような原稿移動型の画像読取装置は、
撮像光学系が固定されており、また原稿読み取り位置と
撮像素子との距離が撮像光学系の共役距離とほぼ等し
く、かつ原稿読み取り面がほぼスリット状であるため、
原稿の走査面に垂直な方向及び原稿の走査方向の各寸法
を原稿の幅に対して相対的に小さくすることができる。
そのため、例えばA0やA1サイズの大型のディジタル
複写機の画像読取装置として有効である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記原稿移動型の画像
読取装置では、原稿の走査方向の寸法を相対的に小さく
することができるものの、さらに小型化を徹底するた
め、照明装置を撮像光学系の一方にのみ設ける場合が多
い。その場合、撮像光学系が画像読み取り位置において
原稿走査面に対して垂直に設けられているため、原稿読
み取り位置における原稿表面は照明装置により斜めから
照明されることになる。そうすると、図7に示すよう
に、原稿の後端部分において、原稿用紙の厚みに起因す
る影が発生し、撮像素子は、この影の部分を黒い筋とし
て読み取ってしまうという問題点を有していた。また、
この画像読取装置で読み取った画像データを用いて画像
を形成すると、形成された画像の最後の部分に主走査方
向の黒い筋が生じるという問題点を有していた。さら
に、原稿用紙の厚みに起因する影の発生を防止するため
に、原稿の後端部分に反射テープなどを貼り付けること
の提案されているが、影を完全に消すことは不可能であ
った。
【0005】本発明は、上記従来例の問題点を解決する
ためになされたものであり、原稿移動型の画像読取装置
において、原稿の後端部分の影による影響を可能な限り
除去しうる画像読取装置及びそれを用いた画像形成装置
を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の画像読取装置は、原稿を所定の副走査方向
に搬送する原稿搬送機構と、前記副走査方向に対して直
交する主走査方向の長さが前記副走査方向の長さよりも
長い発光面を有し、原稿搬送面上うえで前記主走査方向
の長さが前記副走査方向の長さよりも長い略矩形の画像
読み取り領域に対して所定方向から照明光を照射するた
めの光源と、前記画像読み取り領域を通過する原稿の像
を所定位置に結像する撮像光学系と、前記所定位置に設
けられ、前記原稿の像を読み取る撮像装置と、前記原稿
搬送面上を搬送される原稿の前記副走査方向における後
端の通過を検出する原稿後端検出センサと、前記撮像装
置からの出力信号である画像データのうち、前記原稿の
後端部が前記画像読み取り領域を通過する際に発生する
原稿用紙の厚みに起因する影の影響を除去するために、
前記原稿の後端近傍に対応する画像データに所定の処理
を施す画像処理装置とを具備することを特徴とする。
【0007】上記構成において、前記画像処理装置は、
前記原稿の後端部から原稿搬送方向の前方第1所定寸法
に相当する部分及び前記原稿の後端部から前記原稿搬送
方向の後方第2所定寸法に相当する部分の画像データ
を、前記原稿上の何も記載されていない部分に相当する
データに置換することが好ましい。
【0008】また、前記画像処理装置は、前記原稿の後
端部から前記副走査方向に第1所定寸法だけ手前に相当
する部分に所定の閾値よりも高いレベルの画像データが
含まれている場合には、当該所定の閾値よりも高いレベ
ルの画像データを、前記原稿上の何も記載されていない
部分に相当するデータに置換しないことが好ましい。
【0009】または、前記画像処理装置は、前記原稿の
後端部から前記副走査方向に第1所定寸法だけ手前に相
当する部分に所定の閾値よりも低いレベルの画像データ
が含まれている場合には、当該所定の閾値よりも低いレ
ベルの画像データを、前記原稿上の何も記載されていな
い部分に相当するデータに置換しないことが好ましい。
【0010】さらに、前記撮像光学系は、正立等倍系の
複数の微小レンズが前記主走査方向に配列されたレンズ
アレイであることが好ましい。
【0011】また、本発明の画像形成装置は、上記いず
れかの構成を有する画像読取装置と、光導電性を有する
感光体ドラムと、前記画像読取装置により読み取った画
像データを用いて前記感光体ドラムの表面を選択的に露
光し静電潜像を形成するための露光装置と、前記感光体
ドラムの表面の静電潜像をトナーにより現像するための
現像装置と、前記感光体ドラムの表面上のトナー像を転
写用紙上に転写するための転写装置と、前記感光体ドラ
ムと前記転写装置とが対向する転写位置に対して転写用
紙を案内するための転写ガイドと、前記転写用紙上に転
写されたトナー像を定着するための定着装置とを具備す
ることを特徴とする。
【0012】さらに、本発明の別の画像形成装置は、上
記いずれかの構成を有する画像読取装置と、前記画像読
取装置により読み取った画像データを通信回線を介して
他の装置に送信すると共に、他の装置から通信回線を介
して送信された画像データを受信する画像データ送受信
装置と、光導電性を有する感光体ドラムと、前記画像デ
ータ送受信装置により受信した画像データを用いて前記
感光体ドラムの表面を選択的に露光し静電潜像を形成す
るための露光装置と、前記感光体ドラムの表面の静電潜
像をトナーにより現像するための現像装置と、前記感光
体ドラムの表面上のトナー像を転写用紙上に転写するた
めの転写装置と、前記感光体ドラムと前記転写装置とが
対向する転写位置に対して転写用紙を案内するための転
写ガイドと、前記転写用紙上に転写されたトナー像を定
着するための定着装置とを具備することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の画像読取装置及びそれを
用いた画像形成装置について、その一実施形態であるデ
ィジタル式複写機を例にして、図面を参照しつつ説明す
る。図1は、本実施形態に係るディジタル複写機のう
ち、特に画像読取装置50として機能する部分の主要部
の構成を示す断面図である。
【0014】ディジタル複写機1のハウジング10の上
面は原稿搬送面11として使用され、原稿2を図中右か
ら左に所定速度で搬送するための原稿搬送機構20が設
けられている。なお、以下の説明において、原稿2の搬
送方向(紙面に平行な方向)を副走査方向と称し、副走
査方向に直交する方向(紙面に垂直な方向)を主走査方
向と称する。
【0015】原稿搬送機構20は、ハウジング10に対
して開閉可能なカバー21と、カバー21の内側に設け
られた3つの駆動ローラ22、23及び24と、ハウジ
ング10の内側に設けられ、駆動ローラ22及び24と
当接する2つの従動ローラ25及び26と、各駆動ロー
ラ22、23及び24をそれぞれ等速度で同じ方向に回
転駆動するためのモータ及び歯車列(図示せず)などで
構成されている。なお、従動ローラ25は原稿給紙クラ
ッチとして機能し、例えば原稿搬送面11に対して垂直
な方向に上下動可能であり、駆動ローラ22と当接する
ことにより、駆動ローラ22と従動ローラ25との間に
原稿2を挟持し、駆動ローラ22の駆動力により原稿2
の搬送を可能とする。また、従動ローラ25が駆動ロー
ラ22から離れることにより、駆動ローラ22の駆動力
が原稿2に伝達されなくなるので、原稿2の給紙が停止
される。
【0016】ハウジング10の原稿搬送面11のうち、
駆動ローラ23と対向する部分には撮像ユニット30が
設けられている。撮像ユニット30は、ハウジング10
の原稿搬送面11と同面のコンタクトガラス31と、コ
ンタクトガラス31のうち、駆動ローラ23と対向する
原稿読み取り領域Aを照明するための光源32と、原稿
読み取り領域Aを通過する原稿の像を所定の位置に結像
させるための撮像光学系33と、撮像光学系33の結像
位置に設けられたCCDなどの撮像素子34と、コンタ
クトガラス31、光源32、撮像光学系33及び撮像素
子34を保持するためのフレーム35などで構成されて
いる。
【0017】光源32は、例えば直管蛍光灯などの主走
査方向の長さが副走査方向の長さよりも長い発光面を有
する細長い発光体であり、その軸が主走査方向に対して
ほぼ平行になるように配置されている。撮像光学系33
は、例えばSELFOC(商品名)などの正立等倍系の
微小レンズを主走査方向に多数配列したレンズアレイで
あり、原稿読み取り領域Aと撮像素子34の受光面とは
光学的に共役な関係にある。撮像光学系33は、原稿読
み取り領域Aを構成するコンタクトガラス31に対して
ほぼ垂直に配置されているので、光源32は撮像光学系
33と平行に配置され、原稿読み取り領域Aに対して斜
めから照明光を照射する。なお、フレーム35のうち光
源32を囲む部分には反射面36が形成されており、か
つ撮像素子34を囲む部分には暗箱37が形成されてい
る。
【0018】ハウジング10の内部で、原稿読み取り領
域Aに対して原稿搬送方向の下流側で従動ローラ25の
近傍には、原稿2の先端の到達を検出する原稿先端検出
センサ41と、原稿2の先端を主走査方向に対して平行
にとなるように揃える原稿先端ガイド43と、原稿2の
後端の通過を検出する原稿後端検出センサ42が順に設
けられている。特に、原稿後端検出センサ42は、原稿
読み取り領域Aの基準位置から一定の距離となるように
設定されている。
【0019】さらに、ハウジング10の内部には、原稿
搬送機構20の駆動制御及び撮像ユニット30の撮像素
子34からの画像データの処理を含み、ディジタル複写
機1全体の制御を行う制御装置60が設けられている。
特に、本実施形態では、制御装置60は画像処理装置と
して機能し、撮像素子34から出力される画像データに
所定の画像処理を施して、他の装置に送信したり、ある
いは露光装置133に出力する。以上の構成により本実
施形態の画像読取装置50が構成される。
【0020】次に、本実施形態に係るディジタル複写機
1の全体構成を図2に示す。ハウジング10の内部に
は、上記画像読取装置の他に、複写機本体の底部に配設
された給紙機構110と、この給紙機構110の上方に
配設された用紙搬送機構120と、この用紙搬送機構1
20の上方に配設された画像形成機構130と、この画
像形成機構130よりも排出側に配設された定着装置1
40等が設けられている。
【0021】給紙機構110は、リール116に巻回さ
れた転写用紙115を収納する用紙収納部111と、用
紙収納部111の上部に設けられロール状に巻回された
転写用紙115を所定の寸法に切断するカッター112
等で構成されている。
【0022】用紙搬送機構120は、給紙機構110か
ら供給された転写用紙115を画像形成機構130に搬
送するための搬送ローラ対121と、搬送されてきた転
写用紙115の幅方向に先端をそろえると共に、後述す
る感光体ドラム131の回転に合わせてトナー像の転写
開始のタイミングをはかるためのレジストローラ対12
3と、レジストローラ対123から感光体ドラム131
と転写装置135とが対向する転写位置まで転写用紙1
15を正確に搬送するための転写ガイド127と、表面
にトナー像が転写された転写用紙115を定着装置14
0に搬送するための搬送ガイド124と、定着装置14
0によりトナー像が定着され、画像形成がなされた転写
用紙を装置外部に排出するための排出ローラ対125等
で構成されている。
【0023】レジストローラ対123は、搬送ローラ対
122により転写用紙115が搬送されて来るまでその
回転を停止しており、転写用紙115の先端部が、レジ
ストローラ対123に当接することにより搬送時の歪み
が矯正され、幅方向の先端がそろえられる。感光体ドラ
ム131の外周面上における露光位置とトナー像の転写
位置との間の距離とレジストローラ対123から転写位
置までの距離はほぼ等しくなるように設定されている。
転写用紙115の幅方向の先端がそろえられると、レジ
ストローラ対123の駆動と露光装置133による感光
体ドラム131の表面への露光とがほぼ同時に開始され
る。感光体ドラム131上に形成されるトナー像の先端
とレジストローラ対123により搬送される転写用紙1
15の先端とがほぼ同時に転写位置に到達するので、転
写用紙115上にほとんど隙間なくトナー像が転写され
る。
【0024】画像形成機構130は、電子写真プロセス
によって、転写用紙115上に所定のトナー像を形成す
るものであり、回転可能に軸支されドラムの表面に光導
電性物質が塗布された感光体ドラム131と、感光体ド
ラム131を所定方向に所定速度で回転させる感光体ド
ラム駆動装置138(図3参照)と、感光体ドラム13
1の表面に所定の電位を与える(所定の電荷を均一にチ
ャージする)ための帯電装置132と、所望の画像に対
応して感光体ドラムの表面を選択的に露光することによ
り感光体ドラムの表面に静電潜像を形成するための露光
装置133と、感光体ドラム131の表面に選択的にト
ナーを付着させることにより、感光体ドラムの表面に形
成された静電潜像を現像する現像装置134と、感光体
ドラム131上の現像されたトナー像を転写用紙の表面
に転写する転写装置135と、感光体ドラムの表面に残
留するトナーを除去(清掃)するためのクリーナ136
と、感光体ドラムの表面の電荷を除去するための除電装
置137と、トナー像の転写後、転写用紙に帯電した電
荷を除去するための除電ブラシ139等で構成されてい
る。
【0025】帯電装置132は、露光位置に対して感光
体ドラム131の回転方向の上流側において、感光体ド
ラム131の表面に対して所定距離を隔てて対向するよ
うに設けられており、高圧電圧が印加されコロナ放電を
発生させるためのワイヤーと、所定の電圧が印加される
グリッドを備え、このワイヤー及びグリッドによって感
光体ドラム131の表面に所定電位を与える。
【0026】露光装置133は、感光体ドラム131の
回転軸に平行な方向(主走査方向)に多数の微小LED
が配列されたLEDアレイを有するLPHであり、各L
EDはそれぞれ例えば32段階の露光時間制御が可能で
ある。LPHのハードウエア構成自体は公知のものと同
様であるため、詳細な図面は省略する。LPHのLED
アレイの配列数は、この画像形成装置で使用可能な転写
用紙115の幅及び画像形成装置の解像度により決定さ
れる。一例として、この画像形成装置で使用可能な転写
用紙115をA0サイズ(841mm×1189m
m)、解像度を400DPI(ドット・パー・インチ)
とすると、LEDアレイの配列数は841÷25.4×
400≒13250となる。
【0027】感光体ドラム131は、例えばアルミ等の
ドラムの外周面に有機感光体(OPC:Organic Photo-
Conductor)の膜を塗布したものであり、未露光状態で
は、帯電装置132により一定の表面電位となるよう
に、+の電荷がチャージされている。この状態で、露光
装置133により感光体ドラム131の表面が選択的に
露光されると、表面に塗布された光導電性材料の光電効
果により、露光された部分の電位が低下する。すなわ
ち、感光体ドラム131の表面に静電潜像が形成され
る。
【0028】現像装置134は、上記露光位置に対して
感光体ドラム131の回転方向の下流側において、感光
体ドラム131の表面に対して所定距離を隔てて対向す
るように設けられており、所定量のトナーを保持すると
共に、トナーを例えば+の電荷に帯電させる。感光体ド
ラム131の表面に形成された静電潜像部分が現像装置
134に接近すると、現像装置134から感光体ドラム
131の表面にトナーが付着するので、感光体ドラム1
31の表面上にトナー像が形成される(すなわち静電潜
像が現像される)。
【0029】転写装置135は、現像装置134に対し
て感光体ドラム131の回転方向の下流側において、感
光体ドラム131と転写装置135との間に転写用紙1
15が搬送されてきてもなお隙間が生じるように、感光
体ドラム131の表面に対して所定距離を隔てて対向す
るように設けられており、感光体ドラム131上のトナ
ーとは逆極性の転写電流を流すことにより、感光体ドラ
ム131と転写装置135との間に介在する転写用紙1
15にトナーを付着させる。その結果、感光体ドラム1
31の表面上のトナー像が転写用紙115に転写され
る。
【0030】クリーナ136は、転写装置135に対し
て感光体ドラム131の回転方向の下流側において、感
光体ドラム131の表面に対して接触するように設けら
れており、転写装置135による転写用紙115へのト
ナー像の転写後でもなお、感光体ドラム131の表面上
に残留しているトナーを除去する。
【0031】除電装置137は、クリーナ136に対し
て感光体ドラム131の回転方向の下流側で、かつ帯電
器132に対して上流側に設けられており、感光体ドラ
ム131の表面に残留している電荷を除去する。
【0032】定着装置140は、この画像形成機構13
0の用紙搬送方向の下流側に配置されており、画像形成
機構130によりトナー像が転写された転写用紙115
に対して、加熱ローラ141及び加圧ローラ142によ
り加熱及び加圧を行い、転写用紙115上にトナー像を
定着させる。
【0033】次に、本実施形態のディジタル複写機1の
ブロック構成の一例を図3に示す。ディジタル複写機1
は、先に説明した構成要件の他に、所定のタイミング信
号を発生するタイマー61と、ディジタル複写機の本体
上部等に設けられた各種操作スイッチ62と、このディ
ジタル複写機で操作可能な各機能、使用可能な用紙サイ
ズ、用紙詰まり等のトラブル状況を表示するための液晶
パネル等の表示装置63、後述する画像データを一時的
に記憶するためのメモリ64などを具備する。
【0034】次に、本実施形態における画像読み取り動
作について、図4〜図5に示すフローチャートを参照し
つつ説明する。ディジタル複写機1のメインスイッチを
オンすると、制御装置60は、原稿搬送面11に設けら
れた原稿先端検出センサ41がオンしたか否かを判断す
る(ステップS1)。原稿先端検出センサ41がオンす
ると、図1に示すように、原稿2がカバー21と原稿搬
送面11との間に挿入されているので、制御装置60は
原稿搬送機構20の駆動を開始し(ステップS3)、図
1中右側から左側への原稿2の搬送を開始する。同時
に、撮像ユニット30の光源32を点灯させると共に、
撮像素子34による撮像を開始する(ステップS5)。
原稿2の搬送が開始され、原稿2の先端が原稿後端検出
センサ42に到達すると、原稿後端検出センサ42もオ
ンする。
【0035】撮像素子34による撮像を開始しても、原
稿2の先端が画像読み取り領域Aに到達するまでは、撮
像素子34の受光面には駆動ローラ23の像しか結像さ
れず、撮像素子34の各画素から出力される画像データ
の信号レベル(例えばアナログの電圧信号)はほぼ一定
(例えば中間階調の灰色に対応するレベル)である。
【0036】原稿2の先端が画像読み取り領域Aに到達
すると、撮像素子34の受光面には原稿2の像が結像さ
れるので、撮像素子34の各画素から出力される画像デ
ータの信号レベルは、原稿2上のパターンに比例し、原
稿用紙の色(例えば白)に対応するハイレベル信号、文
字や図形などの色(例えば黒)に対応するローレベル信
号又は中間階調の灰色に対応する中間レベルの信号など
が混在する。撮像素子34から出力される画像データは
所定の信号処理(例えばA/D変換など)を受けた後、
制御装置60のメモリなどに順次記憶される。なお、原
稿2の先端が画像読み取り領域Aに到達するまでの画像
データは不要であるので、上記原稿後端検出センサ42
がオンした後、所定時間経過してから撮像素子34から
の画像データをメモリ64に記憶させる。
【0037】次に、制御装置60は、原稿後端検出セン
サ42がオフしたか否かを判断する(ステップS7)。
原稿後端検出センサ42がオフすると、原稿2の後端が
原稿後端検出センサ42の位置を通過したことを意味す
る。前述のように、原稿後端検出センサ42は画像読み
取り領域Aから一定の距離だけ離れているので、原稿2
の搬送速度から求められる一定時間経過後に、原稿2の
後端が画像読み取り領域Aを通過する。そこで、制御装
置60は、原稿後端検出センサ42がオフした一定時間
経過するのを待ち(ステップS9)、撮像素子34によ
る画像読み取りを終了する。
【0038】次に、制御装置60は、原稿後端検出セン
サ42がオンしてからオフするまでの時間と原稿搬送速
度から、読み取った原稿2の用紙サイズを演算する(ス
テップS11)。さらに、原稿後端検出センサ42がオ
フしたタイミングと上記一定時間とから、原稿2の後端
が画像読み取り領域Aの基準位置(例えば副走査方向の
中心)を通過したタイミングを推定する(ステップS1
3)。
【0039】原稿2の後端が画像読み取り領域Aの基準
位置を通過したタイミングが推定されると、そのタイミ
ングに対応する画像データ、すなわち原稿2の後端に対
応する画像データが特定できる。そこで、制御装置60
は、メモリ64から原稿2の後端から手前に所定の長さ
(例えば5mm)分の画像データ及び後端よりも後ろの影
の部分に相当する画像データ(原稿後端近傍データ)を
抽出する(ステップS15)。抽出した画像データは、
原稿2の後端から手前に所定の長さ分及び影の部分にお
ける主走査方向の複数ライン分についての撮像素子34
の各画素のデータである。
【0040】ここで、原稿2の後端より後ろの影の部分
だけでなく、後端から手前に所定の長さ分に相当する画
像データも抽出するのは、原稿後端検出センサ42と画
像読み取り領域Aの基準位置との相対的な位置誤差、原
稿搬送速度のばらつき、原稿2の用紙自体の精度(後端
が斜めに切断されている可能性)などの誤差要因によ
り、原稿2の後端が画像読み取り領域Aの基準位置を通
過したタイミングを正確に特定することは困難だからで
ある。
【0041】なお、原則的に、ステップS15で抽出し
た画像データを、一律に原稿2の用紙の色に相当する画
像データなどに置換しても差し障りはないが、原稿2の
後端近傍にヘッダやフッタなどの文字や記号が記載され
ている場合もあり得る。そこで、制御装置60は、抽出
した各画素ごとの画像データのうち、特に原稿2の後端
から手前の部分について、それぞれ所定の閾値(図6
(b)参照)と比較し(ステップS17)、閾値以上か
否かを判断する(ステップS19)。
【0042】図6(a)は、原稿2の後端から所定の長
さ分以上手前の部分についての撮像素子34からの出力
データのレベル(横軸)と制御装置60による信号処理
を受け、他の装置に送信されたり、あるいは露光装置1
33に出力される出力データのレベル(縦軸)の関係を
示す図である。図6(a)からわかるように、画像デー
タのレベル(階調度)と出力データのレベル(階調度)
は、線形の関係にある。これに対して、図6(b)は、
原稿2の後端から所定の長さ分についての撮像素子34
からの画像データのレベル(横軸)と制御装置60によ
る信号処理を受けた出力データの関係を示す図である。
図6(b)からわかるように、撮像素子34からの画像
データのレベル(横軸)が所定の閾値よりも低い場合は
白に相当する一定のレベル(0レベル)の信号が出力さ
れ、所定の閾値以上の場合は、撮像素子34からの画像
データのレベル(横軸)に比例したレベルの信号が出力
される。
【0043】画像データのレベルが所定の閾値以上の場
合、制御装置60は、その部分を文字や記号などの情報
であると判断し、その部分の画像データについては置換
は行わない。一方、画像データのレベルが所定の閾値以
上でない場合、制御装置60は、その部分には文字や記
号などの情報は記載されていないと判断し、その部分の
画像データを原稿2の用紙の色に相当する画像データな
どに置換する(ステップS21)。さらに、制御装置6
0は、抽出した全画像データについて上記閾値との比較
を完了するまで上記ステップS17からS21を繰り返
し(ステップS23)、画像読み取りを終了する。
【0044】このように、本実施形態によれば、原稿2
の後端が画像読み取り領域Aの基準位置を通過したタイ
ミングを推定し、原稿2の後端から手前に所定の長さ分
及び影の部分における主走査方向の複数ライン分につい
ての撮像素子34の各画素のデータを、例えば原稿2の
用紙の色に相当する画像データに置換するので、図7に
示したように原稿2の用紙の厚みにより生ずる影の影響
を除去することができ、本実施形態に係る画像読取装置
を用いて読み取った画像データを用いて画像を形成して
も、形成された画像には上記影の影響による黒い筋など
は発生しない。
【0045】上記実施形態では、画像形成装置の一例と
してディジタル複写機について説明したが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、画像形成装置として、フ
ァクシミリ、レーザプリンタ等の電子写真プロセスを用
いるもの全般に適用可能である。さらに、モノクロ画像
形成装置に限定されず、カラー画像形成装置にも応用可
能であることは言うまでもない。
【0046】また、上記実施形態では、いわゆる反転現
像の場合について説明したが、これに限定されるもので
はなく、正現像の場合にも適用することができる。その
場合、上記実施形態の説明とは逆に、露光されなかった
部分に逆極性のトナーが付着する。
【0047】さらに、撮像光学系33としてレンズアレ
イを用いた場合について説明したが、これに限定される
ものではなく、単一のレンズ及びミラーなどを用いた光
学系を用いた場合にも適用できることはいうまでもな
い。
【0048】さらに、上記説明を通じて「転写用紙」と
いう語を用いたが、これは通常のパルプを用いたコピー
用紙の他、はがき、トレーシングペーパー、OHP(Ove
r Head Projector)用の透明フィルム等を含む広い概念
として用いている。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像読取
装置によれば、原稿を所定の副走査方向に搬送する原稿
搬送機構と、前記副走査方向に対して直交する主走査方
向の長さが前記副走査方向の長さよりも長い発光面を有
し、原稿搬送面上うえで前記主走査方向の長さが前記副
走査方向の長さよりも長い略矩形の画像読み取り領域に
対して所定方向から照明光を照射するための光源と、前
記画像読み取り領域を通過する原稿の像を所定位置に結
像する撮像光学系と、前記所定位置に設けられ、前記原
稿の像を読み取る撮像装置と、前記原稿搬送面上を搬送
される原稿の前記副走査方向における後端の通過を検出
する原稿後端検出センサと、前記撮像装置からの出力信
号である画像データのうち、前記原稿の後端部が前記画
像読み取り領域を通過する際に発生する原稿用紙の厚み
に起因する影の影響を除去するために、前記原稿の後端
近傍に対応する画像データに所定の処理を施す画像処理
装置とを具備することを特徴とする。
【0050】すなわち、原稿後端検出センサにより原稿
の後端が通過したことを検出したタイミングと、原稿後
端検出センサから画像読み取り領域までの距離及び原稿
の搬送速度から、原稿の後端が画像読み取り領域の基準
位置を通過したタイミングを推定することができる。そ
して、このタイミングから、原稿の後端よりも後ろに発
生した影の影響による画像データを特定することがで
き、特定した画像データを所定の画像データ、例えば原
稿の用紙の色に対応する画像データに置換することによ
り、影の影響を除去することができる。その結果、この
画像読取装置を用いて読み取った画像データを用いて画
像を再生しても、原稿後端部分近傍に黒い筋などは発生
しない。
【0051】また、前記画像処理装置を、前記原稿の後
端部から原稿搬送孝行の前方第1所定寸法に相当する部
分及び前記原稿の後端部から前記原稿搬送方向の後方第
2所定寸法に相当する部分の画像データを、前記原稿上
の何も記載されていない部分に相当するデータに置換す
るように構成することにより、原稿の後端を検出する際
の誤差を吸収することができ、原稿後端部分近傍に黒い
筋などの発生を防止することができる。
【0052】さらに、前記画像処理装置を、前記原稿の
後端部から前記副走査方向に第1所定寸法だけ手前に相
当する部分に所定の閾値よりも高いレベルの画像データ
が含まれている場合には、当該所定の閾値よりも高いレ
ベルの画像データを、前記原稿上の何も記載されていな
い部分に相当するデータに置換しないように構成するこ
とにより、いわゆる反転現像タイプの画像形成装置の画
像読取装置として使用される場合に、原稿後端部近傍に
ヘッダやフッタなどの情報が記載されている場合に、こ
れらの情報が消去されることを防止することができる。
【0053】または、前記画像処理装置を、前記原稿の
後端部から前記副走査方向に第1所定寸法だけ手前に相
当する部分に所定の閾値よりも低いレベルの画像データ
が含まれている場合には、当該所定の閾値よりも低いレ
ベルの画像データを、前記原稿上の何も記載されていな
い部分に相当するデータに置換しないように構成するこ
とにより、いわゆる正現像タイプの画像形成装置の画像
読取装置として使用される場合に、原稿後端部近傍にヘ
ッダやフッタなどの情報が記載されている場合に、これ
らの情報が消去されることを防止することができる。
【0054】さらに、前記撮像光学系を、正立等倍系の
複数の微小レンズが前記主走査方向に配列されたレンズ
アレイとすることにより、原稿読み取り位置と撮像素子
との距離が撮像光学系の共役距離とほぼ等しく、かつ原
稿読み取り面がほぼスリット状であるため、原稿の走査
面に垂直な方向及び原稿の走査方向の各寸法を原稿の幅
に対して相対的に小さくすることができる。そのため、
例えばA0やA1サイズの大型のディジタル複写機の画
像読取装置として有効である。
【0055】また、本発明の画像形成装置によれば、上
記いずれかの構成を有する画像読取装置と、光導電性を
有する感光体ドラムと、前記画像読取装置により読み取
った画像データを用いて前記感光体ドラムの表面を選択
的に露光し静電潜像を形成するための露光装置と、前記
感光体ドラムの表面の静電潜像をトナーにより現像する
ための現像装置と、前記感光体ドラムの表面上のトナー
像を転写用紙上に転写するための転写装置と、前記感光
体ドラムと前記転写装置とが対向する転写位置に対して
転写用紙を案内するための転写ガイドと、前記転写用紙
上に転写されたトナー像を定着するための定着装置とを
具備することを特徴とするので、大型のディジタル複写
機などを提供することが容易になる。
【0056】さらに、本発明の別の画像形成装置によれ
ば、上記いずれかの構成を有する画像読取装置と、前記
画像読取装置により読み取った画像データを通信回線を
介して他の装置に送信すると共に、他の装置から通信回
線を介して送信された画像データを受信する画像データ
送受信装置と、光導電性を有する感光体ドラムと、前記
画像データ送受信装置により受信した画像データを用い
て前記感光体ドラムの表面を選択的に露光し静電潜像を
形成するための露光装置と、前記感光体ドラムの表面の
静電潜像をトナーにより現像するための現像装置と、前
記感光体ドラムの表面上のトナー像を転写用紙上に転写
するための転写装置と、前記感光体ドラムと前記転写装
置とが対向する転写位置に対して転写用紙を案内するた
めの転写ガイドと、前記転写用紙上に転写されたトナー
像を定着するための定着装置とを具備することを特徴と
するので、ファクシミリ装置の画像読取装置の部分を小
型化することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像読取装置を用いた画像形成装置
の一実施形態であるディジタル複写機、特にその画像読
取装置として機能する部分の主要部の構成を示す断面図
である。
【図2】 上記実施形態に係るディジタル複写機の全体
構成を示す図である。
【図3】 上記実施形態に係るディジタル複写機のブロ
ック構成の一例を示す図である。
【図4】 上記実施形態における画像読み取り動作を示
すフローチャートである。
【図5】 図4に示すフローチャートの続きである。
【図6】 (a)は通常の場合における撮像素子からの
出力データのレベル(横軸)と画像読取装置から出力さ
れる出力データのレベル(縦軸)の関係を示す図であ
り、(b)は本実施形態における原稿の後端から所定の
長さ分についての撮像素子からの画像データのレベル
(横軸)と信号処理を受けた出力データの関係を示す図
である。
【図7】 原稿の後端部において、用紙の厚みにより影
が発生する原理を示す図である。
【符号の説明】
1:ディジタル複写機 2:原稿 10:ハウジング 11:原稿搬送面 20:原稿搬送機構 30:撮像ユニット 32:光源 33:撮像光学系 34:撮像素子 41:原稿先端検出センサ 42:原稿後端検出センサ 50:画像読取装置 60:制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村 真一 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 京セラ ミタ株式会社内 (72)発明者 伊東 由起 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 京セラ ミタ株式会社内 Fターム(参考) 5B047 BB02 BC18 CA07 CB05 CB11 CB23 5C062 AB17 AB32 AC11 AC66 AC68 5C072 AA01 AA03 BA17 CA02 DA21 EA05 NA01 RA04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を所定の副走査方向に搬送する原稿
    搬送機構と、 前記副走査方向に対して直交する主走査方向の長さが前
    記副走査方向の長さよりも長い発光面を有し、原稿搬送
    面上で前記主走査方向の長さが前記副走査方向の長さよ
    りも長い略矩形の画像読み取り領域に対して所定方向か
    ら照明光を照射するための光源と、 前記画像読み取り領域を通過する原稿の像を所定位置に
    結像する撮像光学系と、 前記所定位置に設けられ、前記原稿の像を読み取る撮像
    装置と、 前記原稿搬送面上を搬送される原稿の前記副走査方向に
    おける後端の通過を検出する原稿後端検出センサと、 前記撮像装置からの出力信号である画像データのうち、
    前記原稿の後端部が前記画像読み取り領域を通過する際
    に発生する原稿用紙の厚みに起因する影の影響を除去す
    るために、前記原稿の後端近傍に対応する画像データに
    所定の処理を施す画像処理装置とを具備することを特徴
    とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記画像処理装置は、前記原稿の後端部
    から原稿搬送方向の前方第1所定寸法に相当する部分及
    び前記原稿の後端部から前記原稿搬送方向の後方第2所
    定寸法に相当する部分の画像データを、前記原稿上の何
    も記載されていない部分に相当するデータに置換するこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記画像処理装置は、前記原稿の後端部
    から前記副走査方向に第1所定寸法だけ手前に相当する
    部分に所定の閾値よりも高いレベルの画像データが含ま
    れている場合には、当該所定の閾値よりも高いレベルの
    画像データを、前記原稿上の何も記載されていない部分
    に相当するデータに置換しないことを特徴とする請求項
    2記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記画像処理装置は、前記原稿の後端部
    から前記副走査方向に第1所定寸法だけ手前に相当する
    部分に所定の閾値よりも低いレベルの画像データが含ま
    れている場合には、当該所定の閾値よりも低いレベルの
    画像データを、前記原稿上の何も記載されていない部分
    に相当するデータに置換しないことを特徴とする請求項
    2記載の画像読取装置。
  5. 【請求項5】 前記撮像光学系は、正立等倍系の複数の
    微小レンズが前記主走査方向に配列されたレンズアレイ
    であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記
    載の画像読取装置。
  6. 【請求項6】 上記請求項1から5に記載したいずれか
    の構成を有する画像読取装置と、光導電性を有する感光
    体ドラムと、前記画像読取装置により読み取った画像デ
    ータを用いて前記感光体ドラムの表面を選択的に露光し
    静電潜像を形成するための露光装置と、前記感光体ドラ
    ムの表面の静電潜像をトナーにより現像するための現像
    装置と、前記感光体ドラムの表面上のトナー像を転写用
    紙上に転写するための転写装置と、前記感光体ドラムと
    前記転写装置とが対向する転写位置に対して転写用紙を
    案内するための転写ガイドと、前記転写用紙上に転写さ
    れたトナー像を定着するための定着装置とを具備するこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 上記請求項1から5に記載したいずれか
    の構成を有する画像読取装置と、前記画像読取装置によ
    り読み取った画像データを通信回線を介して他の装置に
    送信すると共に、他の装置から通信回線を介して送信さ
    れた画像データを受信する画像データ送受信装置と、光
    導電性を有する感光体ドラムと、前記画像データ送受信
    装置により受信した画像データを用いて前記感光体ドラ
    ムの表面を選択的に露光し静電潜像を形成するための露
    光装置と、前記感光体ドラムの表面の静電潜像をトナー
    により現像するための現像装置と、前記感光体ドラムの
    表面上のトナー像を転写用紙上に転写するための転写装
    置と、前記感光体ドラムと前記転写装置とが対向する転
    写位置に対して転写用紙を案内するための転写ガイド
    と、前記転写用紙上に転写されたトナー像を定着するた
    めの定着装置とを具備することを特徴とする画像形成装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020198500A (ja) * 2019-05-31 2020-12-10 株式会社Pfu 画像読取装置、制御方法及び制御プログラム
JP7443906B2 (ja) 2020-04-16 2024-03-06 セイコーエプソン株式会社 記録装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020198500A (ja) * 2019-05-31 2020-12-10 株式会社Pfu 画像読取装置、制御方法及び制御プログラム
JP7206157B2 (ja) 2019-05-31 2023-01-17 株式会社Pfu 画像読取装置、制御方法及び制御プログラム
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