JP2002110542A - Si系半導体薄膜の製造方法、薄膜トランジスタ - Google Patents

Si系半導体薄膜の製造方法、薄膜トランジスタ

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JP2002110542A
JP2002110542A JP2000296352A JP2000296352A JP2002110542A JP 2002110542 A JP2002110542 A JP 2002110542A JP 2000296352 A JP2000296352 A JP 2000296352A JP 2000296352 A JP2000296352 A JP 2000296352A JP 2002110542 A JP2002110542 A JP 2002110542A
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thin film
film
insulating layer
insulating
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Norihiko Kamiura
紀彦 上浦
Shuichi Uchikoga
修一 内古閑
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動度などの膜電気特性がよく、膜の汚染を
防ぐ事の可能な、Si系半導体薄膜の製造方法、このS
i系半導体薄膜を用いた薄膜トランジスタを提供する。 【解決手段】 本発明は絶縁性基板11上にアモルファ
スのSi系半導体層12を形成する工程と、アモルファ
スのSi系半導体層12の上に絶縁性層13を形成して
パターニングする工程と、Si系半導体12の結晶化の
臨界エネルギー以上のエネルギーのレーザーをSi系半
導体層12に間欠的に複数回照射するレーザー照射工程
とを具備することを特徴とするSi系半導体薄膜の製造
方法を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、Si系半導体薄膜
の製造方法、薄膜トランジスタに関する。
【0002】
【従来の技術】エレクトロルミネッセンス、プラズマ、
液晶等を用いた表示デバイスは、表示部の大型化が可能
である為、事務機器やコンピュータ等の表示装置、或い
は特殊な表示装置として要求が高まっている。これらの
中で、スイッチング素子として薄膜トランジスタのアク
ティブマトリックスアレイを用いた液晶表示装置は、表
示品位が高く低消費電力である為、その開発が盛んに行
われている。
【0003】ところで、アクティブマトリックスアレイ
を作成するには、ガラス等の基板上にアモルファスシリ
コン(a−Si)等の薄膜を形成する必要がある。また
近年、トランジスタの活性層には従来用いられていたa
−Siに代わって、多結晶シリコン(poly−Si)
薄膜が用いられるようになってきている。
【0004】poly−Si膜の利点は、a−Si膜と
比較して膜中を担体(キャリア)が速く移動することが
可能な点である。キャリアが速く移動できることによ
り、スイッチング時間を短くする事が出来、また小さな
素子サイズでも高速で液晶を駆動することが出来る。
【0005】また、従来のa−Si膜を用いた液晶ディ
スプレイでは、画素のトランジスタを駆動する回路は高
速である必要性がある為に、駆動用回路は、画素とは別
に用意し、周辺に実装していた。しかしpoly−Si
膜を用いれば、その高速性により画素のトランジスタと
駆動用回路は同工程で作成する事が可能となり、コスト
ダウンにもつながる。
【0006】近年、ガラス等の絶縁性基板上にpoly
−Si膜を作成する技術が進歩し、例えば特開平7−1
61635には新たな固相成長法が、また日経BP社発
行のフラットパネルディスプレイ98,p218(19
98)にはエキシマレーザを用いたアニール方法(EL
A法)などが示されている。これらの方法によって、プ
ロセス温度を実質的に低下させる事が可能となり、安価
なガラス基板で表示装置を作成する事が出来るようにな
った。
【0007】しかしながら、これらの方法でpoly−
Si膜を作成した場合、poly−Siの結晶の粒径が
小さく粒界が多い為移動度が低く、十分な膜電気特性が
得られなかった。
【0008】また、これらの方法でpoly−Si膜を
作成した際はこれらの粒界の位置も制御出来ないことか
ら、最終的に出来たデバイスの位置関係によっては、不
適切な位置にpoly−Siの粒界や良い結晶部分があ
るということも起こるため、素子間の特性のばらつきの
要因となっていた。
【0009】さらに、ELA法によるpoly−Si膜
の作成プロセスでは、a−Si膜の表面に大気中で直接
ELAを行い、その後にゲート絶縁膜を成膜する為、p
oly−Si膜界面が汚染されて、所望のしきい電圧に
制御することが困難であるという問題があった。特に、
大気中等から混入する炭素は、出来たpoly−Si膜
の特性を大きく変えてしまうことがわかっている。した
がって、トランジスタのしきい電圧のばらつきとして数
十mV程度が限界であるようなアナログ回路や、デジタ
ル−アナログ変換器等には適さない。すると、結局いく
つかのアナログ回路は別に実装する事が必要となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の方法でpoly−Si膜を作成した場合、 poly
−Siの結晶の粒径が小さく粒界が多い為、移動度が低
く、十分な膜電気特性が得られなかった。
【0011】また、これらの粒界の位置も制御出来ない
ことから、最終的に出来たデバイスの位置関係によって
は、不適切な位置にpoly−Siの粒界や良い結晶部
分があるということも起こるため、素子間の特性のばら
つきの要因となっていた。
【0012】さらに、 ELA法によるpoly−Si
膜の作成プロセスでは、a−Si膜の表面に大気中で直
接ELAを行い、その後にゲート絶縁膜を成膜する為、
poly−Si膜界面が汚染されて、所望のしきい電圧
に制御することが困難であるという問題があった。
【0013】そこで、本発明はこれらのことに鑑み、移
動度などの膜電気特性がよく、膜の汚染を防ぐ事の可能
な、Si系半導体薄膜の製造方法、このSi系半導体薄
膜を用いた薄膜トランジスタの提供を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】そこで本発明の第1は、
絶縁性基板上にアモルファスのSi系半導体層を形成す
る工程と、アモルファスのSi系半導体層の上に絶縁性
層を形成してパターニングする工程と、Si系半導体の
結晶化の臨界エネルギー以上のエネルギーのレーザーを
Si系半導体層に間欠的に複数回照射するレーザー照射
工程とを具備することを特徴とするSi系半導体薄膜の
製造方法を提供する。
【0015】本発明の第1では、レーザー照射工程を、
真空中または窒素雰囲気中において行っても良い。
【0016】また本発明の第1では、レーザー照射工程
を、絶縁性基板を200℃以上に加熱しながら行っても
良い。
【0017】本発明の第2は、絶縁性基板と、絶縁性基
板上に設けられるSi系半導体層と、Si系半導体層上
に設けられるゲート絶縁膜とを具備し、Si系半導体層
のゲート絶縁膜の端部下で、Si系半導体の結晶粒がゲ
ート絶縁膜中心部から端部方向へ端部を越えて延在し、
ゲート絶縁膜の外側のSi系半導体層の結晶粒は、端部
下のSi系半導体層の結晶粒より粒径が小さいことを特
徴とする薄膜トランジスタを提供する。
【0018】本発明の第2では、ゲート絶縁膜として、
SiO、Si、SiONまたはTaの単
層膜、もしくはこれらの積層膜を用いても良い。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を図面を
参照しつつ詳細に説明するが、本発明はこれらの実施形
態に限定されるものではない。
【0020】(第1の実施形態)本発明の第1の実施形
態のSi薄膜の平面図を図1(a)に、図1(a)のA
−A´に沿う断面図を図1(b)に示す。本実施形態の
Si薄膜は、図1に示すように、絶縁性基板11とSi
層12、絶縁性層13からなる。図1(a)は透視図と
し、絶縁性層13下のSi層12も破線で示す。本実施
形態の半導体薄膜の製造方法を次に示す。
【0021】まず、絶縁性基板11としてコーニング社
製1737を用い、この絶縁性基板11の上にCVD法
またはスパッタリング法によって、Si層12としてa
−Si膜を約50nmの厚さとなるよう形成する。Si
層12の上にはCVD法またはスパッタリング法によっ
て、絶縁性層13としてSiO膜を約50nmの厚さ
となるよう形成し、約0.3μm〜約10μmの幅のス
トライプ状となるようパターニングを行う。図1では、
形成するSi薄膜の一部を示しているが、実際には、絶
縁性基板11の上にSi層12が形成され、その上にス
トライプ状の絶縁性層13が複数本形成された構成とな
る。
【0022】パターニングされた絶縁性層13を介して
Si層12にエキシマレーザーを多数回照射してアニー
ルを施す。エキシマレーザーは、エネルギーをSiの臨
界エネルギー以上として、パルス幅が約10ns〜約2
00nsのパルス状のものを多数回照射する。本実施形
態では、常圧窒素雰囲気中で、基板温度を約200℃と
してELAを行い、多結晶化させる。
【0023】多結晶化させたSi層12をSEMで観察
したところ、Si層12の結晶粒は、絶縁性層13のス
トライプの長さ方向の端部に対応する部分以外は、図1
に示すように、絶縁性層13のストライプ幅の中心部付
近に粒界を持ち、結晶粒はストライプ幅の中心部付近か
ら絶縁性層13の端部を超えるように、絶縁性層13の
ストライプ幅方向に伸びていた。そして、この絶縁性層
13のストライプ幅の中心部付近からストライプ幅方向
に絶縁性層13端部を越えた位置まで伸びる長い結晶
が、ストライプ幅の長さ方向に隙間なく並ぶ。絶縁性層
13下からその端部を越えて伸びるSi層12の結晶粒
の粒径は、それより外側の、絶縁性層13が上にない部
分の結晶粒の粒径よりも大きい。ここで粒径とは、結晶
粒の長手方向を結ぶ直線距離のことを示す。
【0024】本実施形態では、Siの結晶化の臨界エネ
ルギー以上のエネルギーのエキシマレーザーを、絶縁性
層13を介して多数回照射することにより、エキシマレ
ーザーのエネルギーが十分にSi層12に透過し、Si
層12に加えられた熱の流れがSi層12の平面方向に
十分発生し、絶縁性層13のストライプの外側の部分か
ら絶縁性層13の中心付近に対応する部分までの結晶粒
の成長が起こるのである。また、このエキシマレーザー
を多数回照射することから結晶粒の粒径が大きくなる。
【0025】また、本実施形態においてSi層12にE
LAを行う際は、Si層12上に絶縁性層13を形成し
てから行う為、Si層12に不純物が混入することを防
ぐことが出来る。従って、従来に比べ、格段に制御性が
向上する。
【0026】さらに、絶縁性層13としてSiOを用
いた場合は、絶縁性層13の膜厚は約20nm以上約8
0nm以下であることが好ましい。このような膜厚とす
ることにより、エキシマレーザーを照射する際に、絶縁
性層13が無い場合よりも、絶縁性層13を介してエキ
シマレーザーを照射する方が、Si層12に対するエキ
シマレーザーの入射強度が大きくなり、Si層12に十
分な熱が加わる。そして、Si層12で、絶縁性層13
のストライプの幅方向の熱の流れが十分に発生し、スト
ライプの幅の外側からの粒径成長が起こる。
【0027】また、このような方法で結晶粒を成長させ
ることにより、Si層12では、約0.3μm以上約1
0μm以下の粒径の結晶粒が出来るため、絶縁性層13
のストライプ幅方向では、その中心付近に粒界があり、
ストライプ幅方向に、2つの結晶粒が絶縁性層13のな
い部分にも広がっている。従って、Si層12の、絶縁
性層13の外側の部分にも粒径の大きな結晶粒が伸びて
いる為、絶縁性層13を新たに加工しなくても、この部
分に直接電極を接続させることで、良好な位置に粒界の
ある半導体素子を形成できる。
【0028】本実施形態では、Si層12の膜厚はEL
Aによる再結晶化時のランダムな核発生を抑制する為
に、約150nm以下であることが望ましい。
【0029】また、本実施形態では、ELAを行う際
に、常圧窒素雰囲気中としているが、これに限られるも
のではなく、例えば真空中で行っても良い。このよう
に、窒素雰囲気中または真空中で行うことにより、Si
層12への酸素の取り込み量を減らすことが出来る。E
LAを行う際の雰囲気中の酸素濃度が増えると、約0.
1%を境として、Si層12の上に絶縁性層13がのっ
ていない部分での結晶粒の粒界の凹凸が大きくなり、M
OS半導体の耐圧不良等の原因となる。従って、窒素雰
囲気中または真空中においてELAを行うことにより、
好ましい結晶粒が形成される。ここで、真空中とは約1
−3torr以下のことを示し、窒素雰囲気中とは窒
素を約99%以上、酸素を約0.1%以下とすることを
示す。
【0030】さらに、本実施形態では、ELAを行う際
に、絶縁性基板11を約200℃に加熱して行ってい
る。絶縁性基板を約200℃以上で加熱することによ
り、エキシマレーザーによる熱が逃げず、結晶粒が十分
大きく成長するまでの時間Si層12を暖めておくこと
が出来る為、粒径の大きな結晶粒を形成することができ
る。また、絶縁性基板11を加熱することによって、ラ
ンダムな核発生を抑えることも出来る。
【0031】次に、本実施形態のSi薄膜を用いて薄膜
トランジスタを作成する。本実施形態の薄膜トランジス
タの断面図を図2に示す。図2に示すように、本実施形
態の薄膜トランジスタは、本実施形態のSi薄膜の絶縁
性基板11上のSi層12をパターニングして活性層及
びソース・ドレイン電極コンタクト部とし、Si層12
の上の絶縁性層13をゲート絶縁膜とする。そして、絶
縁性層13の上にゲート電極21が、ゲート電極21上
には全面に層間絶縁膜22が形成され、その上にソース
・ドレイン電極23が形成される。ソース・ドレイン電
極23は、コンタクトホール24を介してSi層12の
ソース・ドレイン電極コンタクト部と接続している。
【0032】次に、本実施形態の薄膜トランジスタの製
造方法を示す。
【0033】まず、絶縁性基板11上のSi層12を所
定の形状にパターニングすることにより、活性層とソー
ス・ドレイン電極コンタクト部とする。ゲート絶縁膜と
しては絶縁性層13を用い、その上にゲート電極21と
してMoを約200nmの膜厚となるようにスパッタリ
ングして、パターニングする。ゲート電極21をパター
ニングした後に、この薄膜トランジスタをp型トランジ
スタとするため、イオンドーピングを行う。イオンドー
ピングの原料としては、水素希釈した約5%のジボラン
ガスを用い、加速電圧を約70eV、ドーズ量を約3×
1015cm としてドーピングする。
【0034】ゲート電極21の上には、層間絶縁膜22
を、シランガスとNOガスを用いたCVD法で約50
0nmの膜厚となるよう形成する。層間絶縁膜22のソ
ース・ドレイン電極コンタクト部に位置する部分に、コ
ンタクトホール24を形成した後、ソース・ドレイン電
極23として、Alをスパッタリング法で約500nm
の厚さとなるよう被着させ、所定の形状に加工する。
【0035】本実施形態の薄膜トランジスタでは、従来
の方法により形成されたトランジスタと比較して、on
電流が大きくなり、また、off−onの立ち上がりも
急峻になった。また、しきい値電圧のばらつきも小さく
なった。
【0036】これは、本実施形態のSi層12を活性
層、ソース・ドレイン電極コンタクト部として用いたた
め、Si層12の結晶粒が絶縁性層13のストライプ幅
方向に伸びた形で形成されており、2つのソース・ドレ
イン電極コンタクト部の間で、粒界が絶縁性層13の中
心部付近に1つのみしかないことから、電界効果移動度
等の膜特性が向上した為である。
【0037】本実施形態の薄膜トランジスタでは、この
ように絶縁性層13下のSi層12が粒径の大きな結晶
粒から形成されているため膜特性が良い。また、ELA
を施す際には、活性層として用いるSi層12の上に絶
縁性層13が形成されており不純物の混入を防ぐため、
界面汚染の問題も回避できる。従って、本実施形態のS
i層12を薄膜トランジスタの活性層として用いること
は好ましいといえる。また、本実施形態の薄膜トランジ
スタでは、絶縁性層13をゲート絶縁膜として用いるこ
とにより、工程数が1つ減るという効果もある。
【0038】なお、本実施形態では、絶縁性層13とし
てSiOを用いているが、これに限られるものではな
い。例えば、 Si、SiON、Al、Z
rO、Ta、TiO、MgFまたはLiF等
も単層膜またはこれらの積層膜として好ましく用いるこ
とが出来る。これらの中でも、特にSiO、 Si
、SiON、 Taは、これらからなる絶縁
性層13をゲート絶縁膜として用いる際、好ましい。
【0039】(第2の実施形態)次に、第2の実施形態
について説明する。本実施形態のSi薄膜を用いた薄膜
トランジスタの断面図を図3に示す。本実施形態のSi
薄膜を用いた薄膜トランジスタは、図3に示すように、
絶縁性基板11と、絶縁性基板11上のゲート電極3
1、ゲート電極31上のゲート絶縁膜32、ゲート絶縁
膜32上のSi層12、Si層12上の絶縁性層13、
絶縁性層13上のソース・ドレイン電極33からなる。
本実施形態の薄膜トランジスタの製造方法を次に説明す
る。
【0040】まず、絶縁性基板11としてコーニング社
製1737を用い、この絶縁性基板11の上にスパッタ
リング法によってMoを約200nmの膜厚となるよう
形成してパターニングし、ゲート電極31とする。ゲー
ト電極31の形状は、紙面に垂直な方向を長辺とする長
方形とし、短辺に比べて長辺を十分に長くする。ゲート
電極31を形成した絶縁性基板11上には、ゲート絶縁
膜32をTEOSを用いたCVD装置で約150nmの
膜厚となるよう全面に形成する。ゲート絶縁膜32の上
には、CVD装置を用いて、絶縁性基板11の温度を約
400℃に保ち、Si層12としてa−Si膜を約50
nmの厚さとなるよう全面に形成する。Si層12の上
には、CVD装置を用い、絶縁性層13としてSiO
膜を約50nmの厚さとなるよう成膜した後、レジスト
を塗布してゲート電極31をマスクして露光を行い、自
己整合的に絶縁性層13をパターニングする。
【0041】絶縁性層13をパターニングした後に、p
型トランジスタを形成するため、イオンドーピングを行
う。イオンドーピングの原料としては、水素希釈した約
5%のジボランガスを用いた。また、加速電圧は約70
eVとし、ドーズ量は約3×1015cm−2としてド
ーピングを行う。
【0042】パターニングされた絶縁性層13を介して
Si層12にエキシマレーザーを多数回照射してアニー
ルを施す。エキシマレーザーのエネルギーをSiの臨界
エネルギー以上として、線状のビームで複数回スキャン
する事によりアニールを行う。本実施形態では、常圧窒
素雰囲気中で、室温でELAを行い、多結晶化させる。
【0043】多結晶化させたSi層12をSEMで観察
したところ、Si層12の結晶粒は絶縁性層13の長辺
方向の端部に対応する部分以外は、絶縁性層13の両長
辺間の中心部付近に粒界を持ち、結晶粒がこの中心部付
近から絶縁性層13の端部を越えるように、絶縁性層1
3の短辺方向に伸びていた。そして、この絶縁性層13
の両長辺間の中心部付近から短辺方向に絶縁性層13端
部を超えた位置まで伸びる長い結晶が、長辺方向に隙間
なく並ぶ。絶縁性層13下からその端部を越えて伸びる
Si層12の結晶粒の粒径は、その外側の、絶縁性層1
3が上にない部分の結晶粒の粒径よりも大きい。絶縁性
層13の長辺の端部付近では、結晶粒は絶縁性層13下
からその短辺の端部を越えて伸びる結晶粒が形成されて
いる。
【0044】本実施形態においても、Siの結晶化の臨
界エネルギー以上のエネルギーのエキシマレーザーの複
数回の照射が絶縁性層13を介して行われる為に、エキ
シマレーザーのエネルギーが十分にSi層12に透過
し、Si層12に加えられた熱の流れがSi層12の平
面方向に十分発生し、絶縁性層13の外側に対応する部
分から絶縁性層13の中心付近に対応する部分までの結
晶粒の成長が起こるのである。
【0045】次に、多結晶化させたSi層12を所定の
形状に加工することで、活性層及びソース・ドレイン電
極コンタクト部とする。
【0046】絶縁性層13の上にはソース・ドレイン電
極33として、Alをスパッタリング法で約500nm
の厚さとなるよう被着させ、所定の形状に加工する。
【0047】本実施形態の薄膜トランジスタでは、従来
の方法により形成されたトランジスタと比較して、on
電流が大きくなり、また、off−onの立ち上がりも
急峻になった。また、しきい値電圧のばらつきも小さく
なった。
【0048】これは、本実施形態のSi層12を活性
層、ソース・ドレイン電極コンタクト部として用い、S
i層12の結晶粒が絶縁性層13の短辺方向に伸びた形
で形成され、2つのソース・ドレイン電極コンタクト部
の間で、粒界が絶縁性層13の中心部付近に1つのみし
かないことから、電界効果移動度等の膜特性が向上した
為である。
【0049】本実施形態の薄膜トランジスタでは、この
ように絶縁性層13下のSi層12が粒径の大きな結晶
粒から形成され、粒界が好ましい位置にあるため膜特性
が良い。また、ELAを施す際には、活性層として用い
るSi層12の上に絶縁性層13が形成されており不純
物の混入を防ぐため、界面汚染の問題も回避できる。従
って、本実施形態のSi層12を、薄膜トランジスタの
活性層として用いることは好ましいといえる。
【0050】次に、第2の実施形態の第1の変形例につ
いて説明する。本変形例については、第2の実施形態と
異なる部分を中心に、図4の断面図を用いて説明する。
本変形例のSi薄膜を用いた薄膜トランジスタは、図4
に示すように、絶縁性基板11と、絶縁性基板11上の
ゲート電極31、ゲート電極31上のゲート絶縁膜3
2、ゲート絶縁膜32上のSi層12、Si層12上の
絶縁性層13とが形成されている点は第2の実施形態と
同様であるが、絶縁性層13がパターニングされてお
り、Si層12に接続するソース・ドレイン電極33
が、絶縁性層13には接していない点が第2の実施形態
とは異なる。
【0051】本変形例の薄膜トランジスタの製造方法
を、図4を用い、第2の実施形態と異なる点を中心に説
明する。
【0052】まず、絶縁性基板11上に、ゲート電極3
1、ゲート絶縁膜32、Si層12、絶縁性層13を形
成し、Si層12にイオンドーピングを行いELAを施
すまでの工程を、第2の実施形態と同様の材料、方法を
用いて行う。このような方法でSi層12を多結晶化す
ることにより、第2の実施形態と同様の理由から、絶縁
性層13の外側の部分から絶縁性層13の中心付近まで
の結晶粒の成長が起こり、結晶粒の粒径は十分に大きな
ものとなる。
【0053】次に、多結晶化させたSi層12を所定の
形状に加工することで、活性層及びソース・ドレイン電
極コンタクト部とする。また、絶縁性層13のパターニ
ングを行う。
【0054】Si層12の上にはソース・ドレイン電極
33として、Alをスパッタリング法で約500nmの
厚さとなるよう被着させ、所定の形状に加工する。その
際、ソース・ドレイン電極33は絶縁性層13と重なり
を持たないようにする。
【0055】本変形例の薄膜トランジスタでも、第2の
実施形態と同様の理由から、従来の方法により形成され
たトランジスタと比較して、on電流が大きくなり、ま
た、off−onの立ち上がりも急峻になった。また、
しきい値電圧のばらつきも小さくなった。
【0056】さらに、本変形例では、ゲート電極33と
絶縁性層13が重なりを持たないことから、ゲート電極
33とSi層12の間で容量を持たないため、好まし
い。
【0057】次に、第2の実施形態の第2の変形例につ
いて説明する。本変形例については、第2の実施形態の
第1の変形例と異なる部分を中心に、図5の断面図を用
いて説明する。本変形例のSi薄膜を用いた薄膜トラン
ジスタは、図5に示すように、絶縁性基板11と、絶縁
性基板11上のゲート電極31、ゲート電極31上のゲ
ート絶縁膜32、ゲート絶縁膜32上のSi層12、S
i層12上の絶縁性層13とが形成されており、絶縁性
層13がパターニングされている点は第2の実施形態の
第1の変形例と同様であるが、その上に層間絶縁膜51
が形成され、コンタクトホール52を介してソース・ド
レイン電極53がSi層12と接続している点が、第2
の実施形態の第1の変形例とは異なる。
【0058】本変形例の薄膜トランジスタの製造方法
を、図5を用い、第2の実施形態の第1の変形例と異な
る点を中心に説明する。
【0059】まず、絶縁性基板11上に、ゲート電極3
1、ゲート絶縁膜32、Si層12、絶縁性層13を形
成し、Si層12にイオンドーピングを行いELAを施
し、多結晶化させたSi層12と絶縁性層13を所定の
形状に加工するまでの工程を、第2の実施形態の第1の
変形例と同様の材料、方法を用いて行う。このような方
法でSi層12を多結晶化することにより、第2の実施
形態の第1の変形例と同様の理由から、絶縁性層13の
外側に対応する部分から絶縁性層13の中心付近に対応
する部分までの結晶粒の成長が起こり、結晶粒の粒径は
十分に大きなものとなる。
【0060】なお本変形例では、絶縁性層13をパター
ニングした後に、p型トランジスタとn型トランジスタ
を形成するため、イオンドーピングを行う。イオンドー
ピングの原料としては、p型トランジスタを形成するた
めには水素希釈した約5%のジボランガスを用い、n型
トランジスタを形成するためには水素希釈した約5%の
ホスフィンガスを用いた。また、加速電圧は約70eV
とし、ドーズ量は、p型トランジスタでは約3×10
15cm−2としてn型トランジスタでは約1×10
15cm−2としてドーピングを行う。なお、n型トラ
ンジスタを作成したい箇所ではジボランガスのドーピン
グを行う前に、p型トランジスタを作成したい箇所では
ホスフィンガスのドーピングを行う前にそれぞれレジス
トによってマスクを作成し、イオンを打ち込まれないよ
うな措置を施す。
【0061】次に、Si層12と絶縁性層13をパター
ニングした上に、全面に層間絶縁膜51を、シランガス
とNOガスを用いたCVD法で約500nmの膜厚と
なるよう形成する。層間絶縁膜51のソース・ドレイン
電極コンタクト部に位置する部分に、コンタクトホール
52を形成した後、ソース・ドレイン電極53として、
Alをスパッタリング法で約500nmの厚さとなるよ
う被着させ、所定の形状に加工する。
【0062】本変形例においては、これらのp型トラン
ジスタ、n型トランジスタを用いてCMOSインバータ
を19段組み合わせたリングオシレータを作成する。ト
ランジスタサイズは、n型ではチャネル幅W/チャネル
長L=約3μm/約0.6μm、p型ではW/L=約5
μm/約0.6μmとしている。
【0063】そして電源電圧を約5.5Vとした際、発
振周波数は約550MHz、インバータ1段あたりの遅
れ時間は約40ピコ秒となった。従来法であるELA法
を用いて得られる同様のインバータの遅れ時間は、約2
50ピコ秒である為、約1/6となり、電界効果移動度
が格段に向上したといえる。
【0064】また、同様に本変形例により形成される薄
膜トランジスタを用いて上述したようなリングオシレー
タを20個形成し、発振周波数を調べたところ、最大で
約616MHz、最小で約603MHzとなりばらつき
が小さかった。これは活性層として用いるSi層12の
結晶粒の粒径が大きく、またELAを施す際にSi層1
2の上に絶縁性層13が形成され不純物の混入を防いで
いることから膜特性が良好なためである。従って、特性
の良好な本実施形態のSi層12を活性層、ソース・ド
レイン電極コンタクト部として均一な素子が形成され、
ばらつきの小さい、高品質な薄膜トランジスタを作成す
る事が出来たといえる。
【0065】また、本変形例においては、Si層12と
ソース・ドレイン電極53との間に層間絶縁膜51を設
けていることから、Si層12とソース・ドレイン電極
53との間に距離があるために容量を持たず、好まし
い。
【0066】(第3の実施形態)次に、第3の実施形態
について説明する。本実施形態のSi薄膜を用いた抵抗
体の平面図を図6(a)に、図6(a)のB−B´に沿
う断面図を図6(b)に示す。本実施形態のSi薄膜を
用いた抵抗体は、図6に示すように、絶縁性基板11と
抵抗層として用いるSi層12、Si層12上のパシベ
ーション膜として用いる絶縁性層13、Si層12に接
続する電極61からなる。図6(a)は透視図とし、絶
縁性層13、電極61下のSi層12も破線で示す。本
実施形態の抵抗体の製造方法を次に示す。
【0067】まず、絶縁性基板11としてコーニング社
製1737を用い、この絶縁性基板11の上にCVD法
またはスパッタリング法によって、Si層12としてa
−Si膜を約50nmの厚さとなるよう形成する。Si
層12の上にはCVD法またはスパッタリング法によっ
て、絶縁性層13としてSiO膜を約50nmの厚さ
となるよう形成する。絶縁性層13はパターニングを行
い、対角線の長さが約4μmの六角形となるようにす
る。
【0068】パターニングされた絶縁性層13を介して
Si層12に、第1の実施形態と同様な条件でエキシマ
レーザーを多数回照射してアニールを施す。
【0069】多結晶化させたSi層12をSEMで観察
したところ、Si層12は、六角形の絶縁性層13の中
心付近に対応する部分から放射状に、絶縁性層13の端
部よりも先まで伸びた長い結晶粒で構成されていた。
【0070】これは、Siの結晶化の臨界エネルギー以
上のエネルギーのエキシマレーザーを、絶縁性層13を
介して多数回照射することにより、エキシマレーザーの
エネルギーが十分にSi層12に透過し、Si層12に
加えられた熱の流れがSi層12の平面方向に十分発生
し、絶縁性層13の外側の部分から絶縁性層13の中心
付近に対応する部分までの結晶粒の成長が起こり、中心
から放射状に伸びた結晶粒となるのである。
【0071】次に、絶縁性層13の中心部にコンタクト
ホール62を形成し、絶縁性層13の中心部と外周部付
近に、Si層12と接続する電極61をMoやAl等に
よりスパッタ成膜することにより形成する。
【0072】本実施形態では、中心部と外周部に電極6
1を形成しており、中心部の電極61から抵抗層として
用いるSi層12を介して、外周部の電極61に電流を
同心円状に流す抵抗体を形成する。従って、本実施形態
では電流の経路をほぼ垂直に横切る粒界がないため、高
性能な抵抗体を形成することが出来る。
【0073】また本実施形態では、Si層12を多結晶
化させる際に用いる絶縁性層13を、パシベーション膜
として用いることから、Si層12の保護膜をさらに形
成する必要がない為好ましい。
【0074】さらに、図7に示すように、絶縁性層13
を円形として、第3の実施形態と同様な抵抗体を形成す
ると、絶縁性層13の外周から中心部までの距離が、全
ての点で等距離となり、電流は同心円状に流れ、電流の
経路を横切る粒界は、さらに少なくなる為、好ましい。
【0075】なお、本発明の各実施形態では、Si系半
導体としてSiを用いたもののみ説明したが、これに限
られるものではなく、SiGe、SiC等を用いても同
様の効果が得られる。
【0076】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、移動度
などの膜電気特性がよく、膜の汚染を防ぐ事の可能な、
Si系半導体薄膜の製造方法、このSi系半導体薄膜を
用いた薄膜トランジスタを提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)、(b)とも本発明の第1の実施形態
のSi薄膜を示す図であり、(a)は平面図、(b)は
(a)のA−A´間の断面図である。
【図2】 本発明の第1の実施形態の薄膜トランジスタ
の断面図である。
【図3】 本発明の第2の実施形態の薄膜トランジスタ
の断面図である。
【図4】 本発明の第2の実施形態の第1の変形例の薄
膜トランジスタの断面図である。
【図5】 本発明の第2の実施形態の第2の変形例の薄
膜トランジスタの断面図である。
【図6】 本発明の第3の実施形態の抵抗体を示す図で
あり、(a)は平面図、(b)は(a)のB−B´間の
断面図である。
【図7】 本発明の第3の実施形態の変形例の抵抗体を
示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のC−
C´間の断面図である。
【符号の説明】
11…絶縁性基板 12…Si層 13…絶縁性層 21、31…ゲート電極 22、51…層間絶縁膜 23、33、53…ソース・ドレイン電極 24、52、62…コンタクトホール 32…ゲート絶縁膜 61…電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/336 Fターム(参考) 5F038 AR07 AR09 AR12 EZ06 EZ14 EZ17 5F052 AA02 AA18 BB07 CA04 DA01 DB01 DB07 EA01 EA02 EA07 FA22 JA01 JA06 5F110 AA30 BB02 BB04 CC02 CC08 DD02 EE04 EE44 FF01 FF02 FF03 FF04 FF09 FF28 FF29 GG01 GG02 GG13 GG16 GG25 GG43 GG44 HJ01 HJ04 HJ12 HK03 HK33 HL03 HL04 HL23 NN35 NN71 PP03 PP05 PP10 PP13 PP23 PP31 PP40 QQ11 QQ12

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性基板上にアモルファスのSi系半
    導体層を形成する工程と、アモルファスの前記Si系半
    導体層の上に絶縁性層を形成してパターニングする工程
    と、前記Si系半導体の結晶化の臨界エネルギー以上の
    エネルギーのレーザーを前記Si系半導体層に間欠的に
    複数回照射するレーザー照射工程とを具備することを特
    徴とするSi系半導体薄膜の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記レーザー照射工程を、真空中または
    窒素雰囲気中において行うことを特徴とする請求項1記
    載のSi系半導体薄膜の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記レーザー照射工程を、前記絶縁性基
    板を200℃以上に加熱しながら行うことを特徴とする
    請求項1記載のSi系半導体薄膜の製造方法。
  4. 【請求項4】 絶縁性基板と、前記絶縁性基板上に設け
    られるSi系半導体層と、前記Si系半導体層上に設け
    られるゲート絶縁膜とを具備し、前記Si系半導体層の
    前記ゲート絶縁膜の端部下で、前記Si系半導体の結晶
    粒が前記ゲート絶縁膜中心部から前記端部方向へ前記端
    部を越えて延在し、前記ゲート絶縁膜の外側の前記Si
    系半導体層の結晶粒は、前記端部下の前記Si系半導体
    層の結晶粒より粒径が小さいことを特徴とする薄膜トラ
    ンジスタ。
  5. 【請求項5】 前記ゲート絶縁膜として、SiO、S
    、SiONまたはTaの単層膜、もしく
    はこれらの積層膜を用いることを特徴とする請求項4記
    載の薄膜トランジスタ。
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