JP2002109357A - ウェブページ広告システム及び広告管理方法、及びそれに用いる管理サーバ、並びに記録媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 広告の掲載希望者が、自己の広告をウェブペ
ージに容易且つ即座に掲載することができ、また細かな
掲載期間の設定ができるようにする。 【解決手段】 ウェブページ２０１に設けたバナー広告
の掲載枠Ａ，Ｂ等に、そのページの広告を管理する管理
サーバの申込みページをリンク先とした広告募集用バナ
ー２０３，２０４を掲載しておく。ウェブページ２０１
の閲覧者（広告掲載規模者）に、広告募集用バナー２０
３，２０４をクリックさせて申込みページにアクセスさ
せ、広告の申込み作業を行わせる。契約したバナー広告
のデータと掲載契約期間のデータとを管理サーバに記憶
させる。管理サーバによって、ウェブページ２０１内の
当初クリックされた掲載枠に、契約したバナー広告を掲
載契約期間だけ掲載する。掲載契約期間の最小契約単位
を１時間とする。掲載契約期間には、広告主の要求に応
じた広告内容の変更を、管理サーバにより随時受け付け
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、ウェブページ広告
システム及び広告管理方法、及びそれに用いる管理サー
バ、並びに記録媒体に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、Ｗｅｂ上に任意の掲載を行う場合
には、例えば自分でホームページを立ち上げることとな
る。その場合には、そのホームページ自体を知らしめる
必要があり、例えばダイレクトメールを出すことが考え
られる。これは一般にスパムメールとも呼ばれている
が、この種のメールは決して評判の良いものではなく、
ホームページをＰＲする方法としてはかえって逆効果と
なる場合が多い。また、他の方法として掲示板等のホー
ムページに書き込みを行うという方法もあるが、これは
掲載期間が不安定であり、また掲示板の性格から、広告
としては不適当である。また、上記の方法とは別に、著
名なホームページにリンクを張ったバーナー広告を有料
で掲載してもらう方法も見られる。これは広告の手段と
して有効である。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
インターネット上等の著名なホームページにバナー広告
を掲載する場合、ホームページの持ち主にその旨の申込
みを行い、所定の掲載を依頼する必要があった。この場
合、その手続をたとえ電子メールなどを用いて行ったと
しても、実際に広告が掲載されるまでには時間がかかる
という問題があった。また、バナー広告の掲載期間は、
数日間ないし数ヶ月間という期間を基本とすることが通
常であり、短期間のバナー広告の掲載は、現実的には不
可能であるという問題もあった。

【０００４】本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなさ
れたものであり、広告の掲載希望者が、自己の広告をウ
ェブページに容易且つ即座に掲載することができ、また
細かな掲載期間の設定が可能となるウェブページ広告シ
ステム及び広告管理方法、及びそれに用いる管理サー
バ、並びに記録媒体を提供することを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に請求項１の発明にあっては、ネットワークを介して閲
覧されるウェブページに掲載する広告を管理する管理サ
ーバを有し、この管理サーバは、自己をリンク先とする
広告募集用のバナーを前記ウェブページに掲載する掲載
手段と、ネットワークに接続され前記広告募集用のバナ
ーを介して自己に接続した閲覧端末との間で受発注処理
を行う受発注処理手段とを備え、この受発注処理手段に
よる受発注処理で閲覧端末から送られた広告データを記
憶手段に記憶し、この記憶手段に記憶した広告データに
基づく広告を前記ウェブページに掲載するものとした。

【０００６】かかる構成において、閲覧端末を用いてウ
ェブページを閲覧した閲覧者が、そのページに自己の広
告の掲載を希望するときには、広告募集用のバナーをク
リックすると、閲覧端末が直ちに管理サーバに接続さ
れ、両者間による広告の受発注処理が行われる。また、
受発注処理で管理サーバに送られた広告データに基づく
広告は管理サーバによって直ちにウェブページに掲載さ
れる。

【０００７】また、請求項２の発明にあっては、前記管
理サーバは、前記ウェブページに受けられている広告の
掲載枠に前記広告募集用のバナーを掲載し、前記閲覧端
末から送られかつ記憶した広告データに基づく広告を前
記広告募集用のバナーの掲載枠に掲載するものとした。
かかる構成においては、掲載を希望した広告が広告募集
用のバナーが掲載されていた位置に自動的に掲載され
る。

【０００８】また、請求項３の発明にあっては、前記管
理サーバは、広告を掲載中の掲載枠について、掲載すべ
き広告がない期間が決められた一定期間内に存在すると
き、掲載中の広告と並行して前記広告募集用のバナーを
ウェブページに掲載するものとした。かかる構成におい
ては、ウェブページの閲覧者は、広告募集用のバナーを
クリックすることにより、自己の広告について、その時
点よりも先の掲載を予約することができる。

【０００９】また、請求項４の発明にあっては、前記管
理サーバは、ネットワークに接続されるとともに掲載中
の広告の広告主が使用するクライアント端末からの要求
に応じ、当該広告の掲載枠に掲載する広告を、そのクラ
イアント端末から送られた広告データに基づく広告に更
新するものとした。かかる構成においては、ウェブペー
ジの閲覧者は、クライアント端末を管理サーバに接続す
るとともに、管理サーバに新たな広告データを送るだけ
で、既に掲載されている広告の内容が変更できる。

【００１０】また、請求項５の発明にあっては、前記管
理サーバは、特定の利用者に対して識別ＩＤを発行しか
つ記憶し、前記受発注処理に際しては、前記閲覧端末に
前記識別ＩＤを要求し、閲覧端末から自己が記憶する識
別ＩＤが送られてこないとき、前記受発注処理を人手を
介する処理に切り替えるものとした。かかる構成におい
ては、新規の利用者に対する受発注処理を人手を介して
行うことにより、不適当な広告を掲載する可能性のある
申込み者を発見することができる。

【００１１】また、請求項６の発明にあっては、前記管
理サーバは前記閲覧端末に対し、時間帯を最小単位とす
る広告の掲載期間に関する期間情報を要求し、前記閲覧
端末から送られた期間情報を記憶するとともに、記憶し
た期間情報に基づき前記広告データに基づき広告の掲載
を管理するものとした。かかる構成においては、短期間
の広告掲載が可能となる。

【００１２】また、請求項７の発明にあっては、前記管
理サーバは、前記閲覧端末との間の受発注処理に際し
て、前記閲覧端末に、前記掲載枠の広告媒体としての詳
細情報を表示させるものとした。かかる構成によれば、
ウェブページの閲覧者に、広告掲載の可否の判断材料が
提供できる。

【００１３】また、請求項８の発明にあっては、前記広
告は、前記広告データにリンク先のアドレスが含まれた
バナー広告であるものとした。

【００１４】また、請求項９の発明にあっては、請求項
１乃至７いずれか記載のウェブページ広告システムに用
いる管理サーバとした。かかる管理サーバを用いること
により、前述した発明の実施が可能となる。

【００１５】また、請求項１０の発明にあっては、ネッ
トワークを介して閲覧されるウェブページに掲載する広
告を管理する方法において、ウェブページに、そのウェ
ブページに掲載する広告を管理する管理サーバをリンク
先とする広告募集用のバナーを掲載し、閲覧端末を用い
てウェブページを閲覧した広告掲載希望者に前記広告募
集用のバナーを選択させて、前記閲覧端末を前記管理サ
ーバが有する申込みページに接続させるとともに、広告
掲載希望者に、前記申込みページから広告の申込み作業
を行わせ、前記管理サーバに、前記申込み作業に伴い前
記閲覧端末から送られた広告データを記憶させるととも
に、その広告データに基づく広告を前記ウェブページに
掲載させるようにした。

【００１６】かかる方法によれば、広告の掲載希望者
は、ウェブページに掲載された広告募集用のバナーをク
リックすれば、そのページにおけるバナー広告等の広告
の掲載を申し込むことができ、かつ依頼した広告が直ち
にページに掲載される。

【００１７】また、請求項１１の発明にあっては、ネッ
トワークを介して閲覧されるウェブページに掲載する広
告を管理する管理サーバが有するコンピュータに、管理
サーバをリンク先とする広告募集用のバナーを前記ウェ
ブページに掲載させる処理と、ネットワークに接続され
前記広告募集用のバナーを介して管理サーバに接続した
閲覧端末との間の受発注処理と、この受発注処理で閲覧
端末から送られた広告データを記憶し、記憶した広告デ
ータに基づく広告を前記ウェブページに掲載させる掲載
処理とを行わせるためのプログラムを記録したコンピュ
ータ読取り可能な記録媒体とした。

【００１８】かかる記録媒体に記録されたプログラムを
用いることにより前述した発明の実施が可能となる。

【００１９】

【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
にしたがって説明する。図１は、本発明に係るウェブペ
ージ広告システムの概略を示す構成図である。

【００２０】同図に示すように、本実施の形態のウェブ
ページ広告システムにおいては、企業等のホームページ
等のウェブページを運営するとともに、そこに表示する
バナー広告を管理するコンテンツ運営者が有するコンテ
ンツ管理サーバ１が、インターネット２を介して、前記
ウェブページを閲覧する者が使用する不特定多数の閲覧
端末３・・・と、前記ウェブページにバナー広告を掲載
した広告主や、バナー広告の掲載を希望する者が使用す
る複数のクライアント端末４（なお、実質的には閲覧端
末３と同等であるが、便宜上異なる名称を用いて説明す
る。）に接続されている。閲覧端末３及びクライアント
端末４は、モデムやターミナルアダプタ等の通信手段及
びブラウザを備えたパーソナルコンピュータ等である。

【００２１】図２は、前記コンテンツ管理サーバ１の構
成を示すブロック図であって、コンテンツ管理サーバ１
は、装置全体を制御する制御部１１、キーボードやマウ
ス等からなるキー入力部１２、ＣＲＴやＬＣＤ等からな
る表示部１３、インターネット２を介して外部との間で
各種のデータを送受信する通信部１４を有している。制
御部１１は、ＣＰＵや作業用のメモリ等から構成され、
本発明の掲載手段、受発注処理手段として機能し上記各
部を制御するとともに各種データの転送、演算、一時記
憶等の処理を行う。また、コンテンツ管理サーバ１は、
それぞれがハードディスク等の記憶手段（記録媒体）に
よって構成されたプログラムファイル１５、顧客管理フ
ァイル１６、コンテンツデータファイル１７、広告管理
ファイル１８、バナー広告ファイル１９を備えている。

【００２２】プログラムファイル１５には、制御部１１
に、コンテンツ管理サーバ１によるウェブページの運営
に関する各種動作の制御を行わせるための動作プログラ
ムが記憶されている。顧客管理ファイル１６には、コン
テンツ運営者にウェブページの運営を委託（有償、無償
は問わない）を行っている企業や個人等の依頼先、及び
バナー広告の依頼主（広告主）に関する各種データ、例
えば住所、氏名、メールアドレス、個別に付与された識
別ＩＤ、パスワード等の顧客データが記録されている。
コンテンツデータファイル１７には、コンテンツ管理サ
ーバ１がウェブ上に表示するウェブページを構成するペ
ージデータ、すなわちＨＴＭＬ文書データや、それに付
随する画像データ、サウンドデータ、他のページのＵＲ
Ｌ、ウェブページにリンクが張られている場合にはリン
ク先のＵＲＬ等が、契約したウェブページ毎に記憶され
ている。

【００２３】バナー広告ファイル１９には、図３に示す
ように、実際に表示されるバナー広告の画像データから
なる画像ファイル１９ａと、リンク先（広告主のホーム
ページ等）のＵＲＬ１９ｂとからなるバナー広告データ
１９ｃが受注番号１９ｄ毎に対応してそれぞれ記憶され
ている。

【００２４】広告管理ファイル１８には、各ウェブペー
ジにおけるバナー広告に関する基本管理データ１８０
（図４）と、バナー広告の表示管理に使用されるスケジ
ュールデータ１８１（図５）とが記憶されている。図４
に示すように基本管理データ１８０は、コンテンツ管理
サーバ１が管理している各ウェブページを示すＵＲＬア
ドレス１８０ａ、各ウェブページに設けられているバナ
ー広告の掲載枠名１８０ｂ、各掲載枠のサイズ１８０ｃ
と広告料の時間単価１８０ｄと、バナー広告に代えて表
示する後述する第１の広告募集用バナーの画像ファイル
１８０ｅ及びリンク先のＵＲＬアドレス１８０ｆとから
構成されている。なお、ＵＲＬアドレス１８０ｆには、
広告管理ファイル１８にデータが格納されている申込み
ページのＵＲＬアドレス（図で「ｈｔｔｐ：／／ｗｗ
ｗ．００００００」）が記録されている。また、前記ス
ケジュールデータ１８１は、各ウェブページに表示すべ
きバナー広告を表すタイムテーブルを構成するデータで
あって、図５に示すように、基本管理データ１８０と同
様の各ウェブページを示すＵＲＬアドレス１８０ａ、及
びバナー広告の掲載枠名１８０ｂと、各掲載枠に対応す
る時間帯（０時台から２３時台）毎のバナー広告を示す
前記受注番号１９ｄとから構成されている。

【００２５】なお、広告管理ファイル１８には、前記第
１の広告募集用バナーの画像ファイル１８０ｅ以外に
も、後述する広告募集用の第２の広告募集用バナーに関
する画像ファイル、及び第１の広告募集用バナーと同一
のリンク先のＵＲＬアドレス等も記憶されている。ま
た、図５においては、一日分（２４時間分）のデータを
示したが、広告管理ファイル１８には、実際には１年分
等の長期間のデータが記憶されている。

【００２６】そして、以上のシステムにおいては、閲覧
端末３からインターネット２を介して、コンテンツ管理
サーバ１が運営しているバナー広告の掲載されたホーム
ページ等が要求されると、コンテンツ管理サーバ１はコ
ンテンツデータファイル１７に記憶されているウェブペ
ージデータを逐次送信する。これによりウェブページ
が、要求があった閲覧端末３の画面に表示される。

【００２７】（バナー広告管理動作）図６は、上記動作
と並行してコンテンツ管理サーバ１が行うバナー広告の
管理動作を示したフローチャートである。

【００２８】コンテンツ管理サーバ１は、所定の広告更
新時間毎、例えばバナー広告の最小契約単位毎（本実施
の形態では１時間毎）に（ステップＳＡ１でＹＥＳ）、
コンテンツデータファイル１７に記憶されている各ペー
ジデータにおけるバナー広告の掲載枠のリンクデータ
（画像ファイルとリンク先ＵＲＬ）を前記スケジュール
データ１８１（図５参照）に基づき更新する（ステップ
ＳＡ２）。かかる処理では、各ウェブページに設けられ
ているバナー広告の掲載枠に、その時間帯に設定されて
いる受注番号に対応する画像ファイルとリンク先ＵＲＬ
とを関連づけるようＨＴＭＬ文書データを書き換える。
また、その時間帯に受注番号が設定されていない場合に
は、基本管理データ１８０（図４参照）として記憶され
ている当該掲載枠に対応する第１の広告募集用バナーの
画像ファイル１８０ｅとリンク先のＵＲＬアドレス１８
０ｆとを関連づけるようＨＴＭＬ文書データを書き換え
る。

【００２９】次に、バナー広告が登録されている各掲載
枠について、決められた一定期間内（例えばその日の内
や、直近の１週間以内、１ヶ月以内）に、バナー広告の
登録がない時間帯が存在するか否かを判別する（ステッ
プＳＡ３）。ここで、バナー広告の登録がない時間帯
（期間）が存在するときには（ステップＳＡ３でＹＥ
Ｓ）、その掲載枠の近傍に、予め広告管理ファイル１８
に記憶されている広告募集用の第２の広告募集用バナー
用の画像ファイルを配置させるべく、当該ページのＨＴ
ＭＬ文書データを書き換える（ステップＳＡ４）。

【００３０】これにより、コンテンツデータファイル１
７に記憶されている各ページデータが１時間毎に更新さ
れるとともに、閲覧端末３の画面には、例えば図７に示
したホームページ２０１が表示される。図示したもの
は、大きさの異なる第１〜第３の掲載枠Ａ，Ｂ，Ｃがペ
ージ内に設けられたホームページ２０１であって、第３
の掲載枠Ｃにバナー広告２０２（図で「○×証券」）が
掲載され、また第１及び第２の掲載枠Ａ，Ｂには、掲載
すべきバナー広告が登録されていないため文字情報から
なる第１の広告募集用バナー２０３（図において、「バ
ナー広告募集中」「120×40 dot \1000/hより」）が掲
載されている。さらに、第３の掲載枠Ｃについては、そ
れ以後の決められた一定期間内に広告の空き時間がある
ことにより、前記バナー広告２０２に接して「掲載の空
き時間有り」といった文字情報からなる第２の広告募集
用バナー２０４が掲載されている。

【００３１】引き続き、コンテンツ管理サーバ１は、任
意の広告主が使用するクライアント端末４からインター
ネット２を介してバナー広告の掲載希望（申し込み）が
あれば（ステップＳＡ５でＹＥＳ）、そのクライアント
端末４との間で図８に示したバナー広告の受発注処理を
行うとともに（ステップＳＡ６）、既にバナー広告の掲
載契約を結んでいる広告主が使用するクライアント端末
４からインターネット２を介してバナー広告の内容、つ
まり画像やリンク先についての変更要求があれば（ステ
ップＳＡ７でＹＥＳ）、そのクライアント端末４との間
で図１２に示したバナー広告更新処理を行い（ステップ
ＳＡ８）、以後、前述した処理を繰り返す。

【００３２】（受発注処理）次に、前述したステップＳ
Ａ６の受発注処理に係るウェブページ広告システムの動
作を、図８のフローチャートに従って説明する。すなわ
ち、このフローチャートは、掲載希望者が、例えば図７
に示したホームページ２０１についてバナー広告の掲載
を申し込む場合における、コンテンツ管理サーバ１側の
受注処理とクライアント端末４側の掲載申し込み処理を
示したものである。

【００３３】以下説明すると、バナー広告の掲載希望者
は、クライアント端末４のブラウザを起動して図７に示
したホームページにアクセスした後、「バナー広告募集
中」等が表記されている２つの第１の広告募集用バナー
２０３の一方、又は「掲載の空き時間有り」が表記され
ている第２の広告募集用バナー２０４のうちから、掲載
を希望する掲載枠のバナーをマウス等のポインティング
ディバイスによりクリックする。これに伴いクライアン
ト端末４は直ちにコンテンツ管理サーバ１の前記申込み
ページにアクセス、すなわちリンクされる（ステップＳ
Ｂ１）。コンテンツ管理サーバ１は、申込みページの表
示データをクライアント端末４に送信し（ステップＳＣ
１）、クライアント端末４に申込みページにおける複数
の画面を表示させる（ステップＳＢ２）。図９は、本実
施の形態において申込みページで当初表示される第１の
申込み画面２１１を示した図であって、この画面では、
契約内容の説明、時間単価に加え、時間帯毎のアクセス
件数も閲覧者の年齢予測等の掲載枠の広告媒体としての
詳細情報が記載されている。

【００３４】そして、クライアント端末４は、第１の申
込み画面２１１で掲載希望者が取消ボタンをクリックす
ると（ステップＳＢ３でＮＯ）、直ちに掲載申し込み動
作を中止して、元のホームページに戻り、申し込みボタ
ンをクリックすると、クライアント端末４は、その旨を
コンテンツ管理サーバ１に送信する（ステップＳＢ
４）。一方、コンテンツ管理サーバ１は、申し込みがな
ければ何もせず受注処理を中止し（ステップＳＣ２でＮ
Ｏ）、申し込みがあれば、引き続き、掲載希望者の氏
名、住所、連絡先（メールアドレス等）、契約期間や料
金の支払方法等の必要事項を記入するための画面データ
をクライアント端末４へ送信する。掲載希望者は、クラ
イアント端末４の表示画面に従い、必要事項を入力する
（ステップＳＢ５）。

【００３５】図１０は、かかるステップＳＢ５の処理に
おいて、第１の申込み画面２１１の申し込みボタンがク
リックされた場合に、クライアント端末４が表示する第
２の申込み画面２１２を示した図であって、コンテンツ
管理サーバ１は、第２の申込み画面２１２から、掲載希
望者にバナー広告に使用する画像ファイル名、及びその
リンク先ＵＲＬを入力させるとともに、契約期間の単位
を、予め用意してある月毎、週毎、曜日毎、日毎・時間
単位から選択させる。また、これにより掲載希望者がい
ずれかの単位を選択された後には、さらに、クライアン
ト端末４は、当該掲載枠における現在の契約状況を示す
契約状況画面を表示する。図１１は、「日毎」が選択さ
れたとき表示さする契約状況画面１１３の一例を示した
図であって、本実施の形態においては、掲載希望者に当
該掲載枠における現在の契約状況を示すだけでなく、契
約状況画面１１３において、掲載希望者が空いている時
間帯（図で空欄の部分）をクリックして、その部分を反
転させることにより、掲載を希望する時間帯の指定が可
能となっている。なお、図示しないが、「日毎」以外の
単位が選択された場合においても、選択された単位に対
応して図１１に準じた画面が表示され、特定の月、周、
曜日について全時間帯や、何時から何時までといった任
意の時間帯の選択が可能となっている。そして、掲載希
望者が所望する時間帯を指定した後、画面上の「ＯＫ」
ボタンをクリックすると、クライアント端末４が申し込
みに必要な画像データ等がコンテンツ管理サーバ１に送
られる。

【００３６】コンテンツ管理サーバ１は、クライアント
端末４の前述したステップＳＢ５の処理に伴って、要求
した必要事項に関するデータの全てを受信すると（ステ
ップＳＣ４でＹＥＳ）、請求額を計算し、その計算結
果、及びクライアント端末４から送られた画像Ｘを当該
掲載枠Ａに掲載した状態にある図１２に示すようなホー
ムページの掲載見本３０１のデータを送信する（ステッ
プＳＣ５）。クライアント端末４は、受信したデータに
基づき掲載見本３０１を表示した後（ステップＳＢ
６）、掲載希望者が掲載見本３０１を確認し、画面上の
「ＯＫ」ボタン又は「取消」ボタンをクリックすると、
その旨がコンテンツ管理サーバ１に送られる（ステップ
ＳＢ７）。

【００３７】引き続き、コンテンツ管理サーバ１は、掲
載希望者による確認結果がＯＫでなければ受注をその時
点で中止する（ステップＳＣ６でＮＯ）。また、確認結
果がＯＫであれば、掲載希望者に固有のＩＤを発行する
とともに、掲載希望者から送られた住所、氏名等のデー
タを新たな広告主の顧客データとして顧客管理ファイル
１６に記憶する（ステップＳＣ７）。次に、新たな受注
番号を設定し、それと共にクライアント端末４から受信
した画像ファイル及びリンク先ＵＲＬとを対応させてバ
ナー広告ファイル１９のバナー広告データ１９ｃ（図３
参照）を更新し、かつステップＳＢ５の処理で選択され
た契約期間に応じて、コンテンツデータファイル１７に
記憶されているスケジュールデータ１８１（図５参照）
を更新する（ステップＳＣ８）。同時に、コンテンツデ
ータファイル１７に記憶されている各ページデータにお
けるバナー広告の掲載枠のリンクデータを更新し、受注
処理を完了する。

【００３８】したがって、以上の受発注処理の動作後に
は、例えば掲載希望者に指定された掲載期間（契約期
間）に、現在の時間帯が含まれていれば、掲載希望者が
希望したバナー広告がホームページ等に直ちに掲載され
る。つまり、掲載希望者は、所望するウェブページに、
自己のバナー広告を容易且つ即座に掲載することができ
る。また、図７に示したホームページ２０１において、
「掲載の空き時間有り」が表記されている第２の広告募
集用バナー２０４をクリックすることにより、既にバナ
ー広告２０２が掲載されている第３の掲載枠Ｃに、その
時点よりも先の掲載を予約することができる。しかも、
掲載の申込みに際しては、第１又は第２の広告募集用バ
ナー２０３，２０４をクリックすれば、それと同時に掲
載を希望する掲載枠が指定できるため、前記ホームペー
ジ２０１のように、複数箇所に広告の掲載枠が設けられ
ている場合においては、掲載枠を指定する操作が不要で
あり、便利である。

【００３９】また、バナー広告の最小契約単位が１時間
であって、希望する掲載期間を１時間単位で指定でき、
短期間（短時間）だけのバナー広告の掲載が可能である
ため、個人のホームページの広告等、従来、実質的に実
現し得なかった広告の掲載が可能である。しかも、希望
する掲載期間を連続して指定したり、希望する時間帯だ
けを間隔を開けて指定したりすることができるため、掲
載する時間帯を工夫することにより、例えば、個人のホ
ームページのバナー広告を載せる広告主等においては、
必要最小限の費用でより大きな広告効果を得ることが期
待できる。

【００４０】また、掲載希望者が申込みを行うときクラ
イアント端末４に表示される第１の申込み画面２１１に
は、バナー広告の掲載を希望するウェブページの前述し
た詳細情報が記載されているため、掲載希望者は、詳細
情報から掲載の可否を判断することができる。したがっ
て、無駄な掲載つまり広告効果が期待できないウェブペ
ージにバナー広告を掲載してしまうことが回避でき、こ
れと同様の理由によって、コンテンツ運営者においては
広告の募集を容易に行うことができる。

【００４１】（バナー広告更新動作）次に、本実施の形
態のウェブページ広告システムにおいて、前述した手順
でバナー広告の掲載契約を結んだ広告主が、必要におい
て自己のバナー広告の広告内容つまり画像等を変更する
場合における動作を図１３のフローチャートに従って説
明する。

【００４２】まず、広告主は、クライアント端末４にお
いてコンテンツ管理サーバ１が関する広告内容変更用の
ページのＵＲＬを入力して、又そのページが前述した申
込みページにリンクされている場合には申込みページを
介してコンテンツ管理サーバ１にアクセスするととも
に、自己の識別ＩＤを送信する（ステップＳＤ１）。コ
ンテンツ管理サーバ１は、識別ＩＤを確認した後（ステ
ップＳＥ１）、当該広告主に関するバナー広告が現在の
時点で契約期間中であるか否かを確認する（ステップＳ
Ｅ２）。そして、契約期間中でなければ、契約期間満了
している旨をクライアント端末４に送信し（ステップＳ
Ｅ３）、更新処理を終了する。また契約期間中であれ
ば、新たな画像等を要求する画面データをクライアント
端末４に送信する（ステップＳＥ４）。

【００４３】クライアント端末４では、契約期間が満了
している旨を受信したときには、そのまま変更処理を終
了する（ステップＳＤ２でＹＥＳ）。一方、新たな画像
等を要求する画面データを受信したときには（ステップ
ＳＤ２でＮＯ）、それを表示するとともに、広告主によ
って、指定された変更後の新たな画像ファイルや、入力
されたリンク先ＵＲＬをコンテンツ管理サーバ１に送信
する（ステップＳＤ３）。

【００４４】これに応じ、コンテンツ管理サーバ１は、
受信したデータに基づき変更後のページ表示例である、
申し込み時と同様の掲載見本のデータを生成しクライア
ント端末４に送信する（ステップＳＥ５）。クライアン
ト端末４は、受信した掲載見本を表示するととともに、
広告主によって確認用の「ＯＫ」ボタンや「取消」ボタ
ン等が押されたら、その旨をコンテンツ管理サーバ１に
送る（ステップＳＤ４）。コンテンツ管理サーバ１は、
確認結果がＯＫであればバナー広告ファイル１９のバナ
ー広告データ１９ｃ（図３参照）を更新し、かつ取消が
指定されたときにはバナー広告データ１９ｃの内容をそ
のまま維持し（ステップＳＥ６）、更新処理を終了す
る。これにより、ホームページ等に掲載されるバナー広
告が直ちに更新される。

【００４５】したがって、広告主は、契約期間が満了す
る以前（なお、契約期間が連続していない複数の掲載期
間が含まれる場合には、最後の掲載期間の満了する以
前）においては、既に掲載されているバナー広告や、掲
載を予定しているバナー広告の内容（画像やリンク先）
をウェブ上において何度でも変更することができる。ま
た、申し込んだ（契約した）バナー広告に対する掲載の
取消しと、内容の異なるバナー広告の同一位置への掲載
とを一括して行うことができるため、それを容易に行う
ことができる。

【００４６】（他の実施の形態）以上説明した実施の形
態においては、コンテンツ管理サーバ１が図８で説明し
た受注処理によって、全ての掲載希望者から受注したバ
ナー広告を直ちにホームページ等に掲載する場合を示し
たが、コンテンツ管理サーバ１に、図１４に示した他の
受注処理を行わせてもよい。

【００４７】すなわち、コンテンツ管理サーバ１は、ク
ライアント端末４からのアクセスに応答して、前述した
申込みページの表示データをクライアント端末４に送信
した後（ステップＳＣ５１）、申し込みがなければ、何
もせず受注処理を中止し（ステップＳＣ５２でＮＯ）、
申し込みがあれば、必要事項をクライアント端末４へ送
信する（ステップＳＣ５３）。また、要求した必要事項
に関するデータの全てをクライアント端末４から受信し
たら（ステップＳＣ５４でＹＥＳ）、受信データ中に、
顧客管理ファイル１６に記録されている識別ＩＤが含ま
れているか否かを判別する（ステップＳＣ５５）。かか
る判別の結果がＹＥＳであって、掲載希望者が以前に契
約を結んだことがあったり、現在他の契約を結んでいる
者であったときには、受信データに基づき広告料の請求
額を計算し、その計算結果、及びホームページの掲載見
本３０１のデータを送信する（ステップＳＣ５６）。

【００４８】しかる後、掲載希望者による確認結果がＯ
Ｋでなければ受注をその時点で中止し（ステップＳＣ５
７でＮＯ）、確認結果がＯＫであれば、新たな受注番号
を設定し、前述した実施の形態と同様に、バナー広告デ
ータ１９ｃ、スケジュールデータ１８１、コンテンツデ
ータファイル１７に記憶されている各ページデータにお
ける各バナー広告の掲載枠のリンクデータを更新し（ス
テップＳＣ５８）、受注処理を終了する。

【００４９】また、ステップＳＣ５５の判別結果がＮＯ
であって、掲載希望者が初めて契約を結ぶ者であったと
きには、別途オペレータの手作業によって以下の処理を
行う。まず、料金の支払方法やバナー広告等の契約内容
を、別途オペレータの手作業による審査を行う（ステッ
プＳＣ５９）。契約内容に問題があったときには（ステ
ップＳＣ６０でＮＯ）、契約が不成立であることを掲載
希望者にメール等によって連絡し（ステップＳＣ６
３）、受注処理を終了する。契約内容に問題がなければ
（ステップＳＣ６０でＹＥＳ）、掲載希望者に固有の識
別ＩＤを発行するとともに、掲載希望者から送られた住
所、氏名等のデータを新たな広告主の顧客データとして
顧客管理ファイル１６に記憶する（ステップＳＣ６
１）。そして、新たに発行した識別ＩＤと共に広告料の
請求額及びホームページの掲載見本３０１のデータを掲
載希望者にメール等によって送付する（ステップＳＣ６
２）。しかる後、掲載希望者からの確認を待って（ステ
ップＳＣ５７でＹＥＳ）、バナー広告データ１９ｃ、ス
ケジュールデータ１８１、コンテンツデータファイル１
７に記憶されている各ページデータおける各バナー広告
の掲載枠のリンクデータを更新し（ステップＳＣ５
８）、受注処理を終了する。

【００５０】かかる実施の形態においては、一度も契約
を結んだことのない利用者については、コンテンツ管理
サーバ１が行う受注処理の途中に、別途オペレータの手
作業による審査を行うようにしたことから、不適当なバ
ナー広告を掲載する可能性のある申込み者を発見するこ
とができる。したがって、掲載したバナー広告に左右さ
れるウェブページの信頼性や質を確実に維持することが
できる。なお、上記の例では、新たな契約を結んだ時点
で利用者に識別ＩＤを発行する場合について説明した
が、これに限らず、バナー広告の掲載の契約（申込み）
を行う以前に、利用者（掲載希望者）に要求に応じて、
手作業で予め識別ＩＤを発行する手続きを行うようにし
てもよい。

【００５１】なお、以上説明した実施の形態において
は、バナー広告の掲載の申込みに際しては、第１又は第
２の広告募集用バナー２０３，２０４（図７参照）をク
リックすれば、それと同時に掲載を希望する掲載枠が指
定できるものについて説明したが、前記第１又は第２の
広告募集用バナー２０３，２０４と異なり、例えばそれ
をクリックすることによりウェブページに設けられてい
る全ての掲載枠についての申込みが行える他の広告募集
用バナーを別に用意し、それをウェブページに単独で、
又は前記第１又は第２の広告募集用バナー２０３，２０
４と共に設けるようにしても構わない。その場合には、
前述した申込みページ等で掲載枠を指定させる。また、
全ての掲載枠について掲載期間の指定を個別に行わせる
ようにしてもよい。なお、全ての掲載枠に、他のバナー
広告の掲載や予約がなされていない場合等については、
全ての掲載枠について掲載期間の指定を一括して行わせ
るようにしてもよい。

【００５２】また、本実施の形態のウェブページ広告シ
ステムにおいては、ウェブページに掲載するバナー広告
を募集する場合について説明したが、バナー広告以外に
も、リンク先が設定されていない単なる画像等の他の広
告を募集するシステムであっても、本発明を採用するこ
とにより、前述した実施の形態と同様の効果が得られ
る。また、前記コンテンツ管理サーバ１が、企業等のホ
ームページ等のウェブページを運営するコンテンツ運営
者が有するものである場合について説明したが、一般の
プロバイダーが、その利用者にホームページを開設する
ために使用する他のサーバや、前述した閲覧端末３やク
ライアント端末４に前記コンテンツ管理サーバ１の機能
を持たせるようにしても構わない。

【００５３】

【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
広告の掲載希望者は、ウェブページに掲載された広告募
集用のバナーをクリックすれば、そのページにおけるバ
ナー広告等の広告の掲載を依頼することができ、かつ依
頼した広告が直ちにページに掲載されるようにした。よ
って、所望するウェブページに、自己の広告を容易且つ
即座に掲載することができる。

【００５４】また、掲載を希望した広告が広告募集用の
バナーが掲載されていた位置に自動的に掲載されるよう
にしたことから、ウェブページの複数箇所に広告の掲載
枠が設けられている場合においては、広告の申込みと同
時に掲載枠を指定することができ、便利である。また、
ウェブページの閲覧者は、広告募集用のバナーをクリッ
クすることにより、自己の広告について、その時点より
も先の掲載を予約することができる。また、クライアン
ト端末を管理サーバに接続するとともに、管理サーバに
新たな広告データを送るだけで、既に掲載されている広
告の内容が変更できるようにしたことから、既に掲載さ
れている広告に対する掲載の取消しと、内容の異なる広
告の同一位置への掲載とを一括して容易に行うことがで
きる。

【００５５】また、新規の利用者に対する受発注処理を
人手を介して行うことにより、不適当な広告を掲載する
可能性のある申込み者を発見することができるようにし
たことから、掲載した広告に左右されるウェブページの
信頼性や質を確実に維持することができる。また、短期
間の広告掲載が可能となるようにしたことから、個人の
ホームページの広告等、従来、実質的に実現し得なかっ
た広告の掲載も可能となる。また、受発注処理に際し
て、広告掲載の可否の判断材料となる詳細情報をウェブ
ページの閲覧者に提供するようにしたことから、広告の
募集が容易となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施の形態を示すウェブページ広告
システムの概略構成図である。

【図２】同実施の形態におけるコンテンツ管理サーバの
構成を示すブロック図である。

【図３】バナー広告ファイルに記憶されているバナー広
告データの構成図である。

【図４】広告管理ファイルに記憶されている基本管理デ
ータの構成図である。

【図５】同広告管理ファイルに記憶されているスケジュ
ールデータの構成図である。

【図６】コンテンツ管理サーバによるバナー広告管理動
作を示すフローチャートである。

【図７】ホームページの表示画面例である。

【図８】本実施の形態の掲載申込み時における動作を示
すフローチャートである。

【図９】バナー広告の申し込み時にクライアント端末に
表示される第１の申込み画面を示す図である。

【図１０】バナー広告の申し込み時にクライアント端末
に表示される第２の申込み画面の表示例である。

【図１１】掲載期間の指定時にクライアント端末に表示
される契約状況画面の表示例である。

【図１２】クライアント端末におけるホームページの掲
載見本を示す表示画面例である。

【図１３】広告システムにおけるバナー広告の変更時の
動作を示すフローチャートである。

【図１４】他の実施の形態におけるコンテンツ管理サー
バによるバナー広告管理動作を示すフローチャートであ
る。

【符号の説明】

１ コンテンツ管理サーバ ２ インターネット ３ 閲覧端末 ４ クライアント端末 １１ 制御部 １５ プログラムファイル １６ 顧客管理ファイル １７ コンテンツデータファイル １８ 広告管理ファイル １９ バナー広告ファイル １８０ 基本管理データ １８１ スケジュールデータ ２０３ 第１の広告募集用バナー ２０４ 第２の広告募集用バナー Ａ，Ｂ，Ｃ 第１〜第３の掲載枠

Claims (11)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ネットワークを介して閲覧されるウェブ
   ページに掲載する広告を管理する管理サーバを有し、こ
   の管理サーバは、自己をリンク先とする広告募集用のバ
   ナーを前記ウェブページに掲載する掲載手段と、ネット
   ワークに接続され前記広告募集用のバナーを介して自己
   に接続した閲覧端末との間で受発注処理を行う受発注処
   理手段とを備え、この受発注処理手段による受発注処理
   で閲覧端末から送られた広告データを記憶手段に記憶
   し、この記憶手段に記憶した広告データに基づく広告を
   前記ウェブページに掲載することを特徴とするウェブー
   ジ広告システム。
2. 【請求項２】 前記管理サーバは、前記ウェブページに
   受けられている広告の掲載枠に前記広告募集用のバナー
   を掲載し、前記閲覧端末から送られかつ記憶した広告デ
   ータに基づく広告を前記広告募集用のバナーの掲載枠に
   掲載することを特徴とする請求項１記載のウェブページ
   広告システム。
3. 【請求項３】 前記管理サーバは、広告を掲載中の掲載
   枠について、掲載すべき広告がない期間が決められた一
   定期間内に存在するとき、掲載中の広告と並行して前記
   広告募集用のバナーをウェブページに掲載することを特
   徴とする請求項１又は２記載のウェブページ広告システ
   ム。
4. 【請求項４】 前記管理サーバは、ネットワークに接続
   されるとともに掲載中の広告の広告主が使用するクライ
   アント端末からの要求に応じ、当該広告の掲載枠に掲載
   する広告を、そのクライアント端末から送られた広告デ
   ータに基づく広告に更新することを特徴とする請求項
   １，２又は３記載のウェブページ広告システム。
5. 【請求項５】 前記管理サーバは、特定の利用者に対し
   て識別ＩＤを発行しかつ記憶し、前記受発注処理に際し
   ては、前記閲覧端末に前記識別ＩＤを要求し、閲覧端末
   から自己が記憶する識別ＩＤが送られてこないとき、前
   記受発注処理を人手を介する処理に切り替えることを特
   徴とする請求項１乃至４いずれか記載のウェブページ広
   告システム。
6. 【請求項６】 前記管理サーバは前記閲覧端末に対し、
   時間帯を最小単位とする広告の掲載期間に関する期間情
   報を要求し、前記閲覧端末から送られた期間情報を記憶
   するとともに、記憶した期間情報に基づき前記広告デー
   タに基づき広告の掲載を管理することを特徴とする請求
   項１乃至５いずれか記載のウェブページ広告システム。
7. 【請求項７】 前記管理サーバは、前記閲覧端末との間
   の受発注処理に際して、前記閲覧端末に、前記掲載枠の
   広告媒体としての詳細情報を表示させることを特徴とす
   る請求項１乃至６いずれか記載のウェブページ広告シス
   テム。
8. 【請求項８】 前記広告は、前記広告データにリンク先
   のアドレスが含まれたバナー広告であることを特徴とす
   る請求項１乃至７いずれか記載のウェブページ広告シス
   テム。
9. 【請求項９】 請求項１乃至８いずれか記載のウェブペ
   ージ広告システムに用いる管理サーバ。
10. 【請求項１０】 ネットワークを介して閲覧されるウェ
    ブページに掲載する広告を管理する方法において、 ウェブページに、そのウェブページに掲載する広告を管
    理する管理サーバをリンク先とする広告募集用のバナー
    を掲載し、閲覧端末を用いてウェブページを閲覧した広
    告掲載希望者に前記広告募集用のバナーを選択させて、
    前記閲覧端末を前記管理サーバが有する申込みページに
    接続させるとともに、広告掲載希望者に、前記申込みペ
    ージから広告の申込み作業を行わせ、前記管理サーバ
    に、前記申込み作業に伴い前記閲覧端末から送られた広
    告データを記憶させるとともに、その広告データに基づ
    く広告を前記ウェブページに掲載させることを特徴とす
    るウェブページ広告管理方法。
11. 【請求項１１】 ネットワークを介して閲覧されるウェ
    ブページに掲載する広告を管理する管理サーバが有する
    コンピュータに、 管理サーバをリンク先とする広告募集用のバナーを前記
    ウェブページに掲載させる処理と、 ネットワークに接続され前記広告募集用のバナーを介し
    て管理サーバに接続した閲覧端末との間の受発注処理
    と、 この受発注処理で閲覧端末から送られた広告データを記
    憶し、記憶した広告データに基づく広告を前記ウェブペ
    ージに掲載させる掲載処理とを行わせるためのプログラ
    ムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。