JP2002109002A - 戦略的提携情報管理システム、その運用方法、その管理用プログラム記録媒体、又は伝票類発行システム、貨物管理システム、物流管理システム及び商品管理方法 - Google Patents

戦略的提携情報管理システム、その運用方法、その管理用プログラム記録媒体、又は伝票類発行システム、貨物管理システム、物流管理システム及び商品管理方法

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JP2002109002A JP2000305213A JP2000305213A JP2002109002A JP 2002109002 A JP2002109002 A JP 2002109002A JP 2000305213 A JP2000305213 A JP 2000305213A JP 2000305213 A JP2000305213 A JP 2000305213A JP 2002109002 A JP2002109002 A JP 2002109002A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】特定商品を発注して納品を受ける場合、商品は
運送業者を介して納品されるため、発注者側は(受注者
とは異なる)運送業者から荷受けをする場合、検品処理
を行わなければならないというコスト上の問題があっ
た。 【解決手段】運用者の中央コンピュータ1に接続する流
通業界の会員コンピュータ3によって、発・受注−出・
荷受−物流−検品という一連の商品類移動情報を会員同
士で共有できる新規な戦略的提携情報管理システムを提
供するもので、中央コンピュータ1にアクセスする会員
のコンピュータから、商品類の発注、受注、出荷、荷
受、輸送、保管、流通加工に関するデータを入力する
と、データが中央コンピュータ1に登録され、(データ
入力後は)各会員は自己のインターネット端末でこれら
のデータを共有しながら、商品の発・受注−出・荷受−
物流−検品状況をリアルタイムで確認できるものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小売業、卸業、製
造業や運送業からなる複数の会員コンピュータと、通信
網で接続される運用者の中央コンピュータとから構成さ
れる戦略的提携情報管理システムに関し、さらに詳しく
は、前記運用者の中央コンピュータは、受・発注、出・
入荷(荷受)、物流(輸送)、保管、流通加工等の一連
のデータを蓄積すると共に、各関係会員のコンピュータ
でアクセスし各関係会員間でデータの入・出力の確認が
でき、関係会員同士がその商品に係る流通情報を共有で
きる新規な戦略的提携情報管理システム、その運用方
法、その管理用プログラム記録媒体の他、これらのデー
タに付随する伝票、ラベル、札等の伝票類発行システ
ム、貨物管理システム、物流管理システム及び商品管理
方法に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、小売業者やメーカー等の発注者は、
製造業者や卸売業者に商品、製品、材料等の注文や発注
を行う場合、電話やFAXを使用して行うのが通例であ
るが、また、大手発注者と大手受注者の二者間だけで専
用通信手段を設けている場合もある。
【0003】この場合、発注者である小売業やメーカー
等は、電話やFAXにより発注や注文したり、発注した
内容を確認、保存するための記帳や入力の作業を行い、
受注者である製造業者や卸業者等も受注受付をしたり、
受注した内容を確認、保存するための記帳や入力の作業
を行っている。
【0004】そのため、発注と受注という対応した一連
のデータに対して、複数の記帳や入力作業が行われ、人
員コストや伝票、明細書類の消耗品コストが掛かり、そ
れは結果として製品、商品、材料等のコストに跳ね返っ
ていると共に、連絡ミス、記帳ミス、入力ミスや転記ミ
スを発生させる一因ともなっている。
【0005】また、発注者と受注者との二者間だけの専
用通信手段を設けている場合には、二者間だけの専用通
信手段を設けるコストが必要となって、そのコストは製
品、商品、材料費を上げる要員となっている。
【0006】受注者である製造業者や卸売業者は、発注
や注文に対する製品、商品、材料等を出荷するために、
出荷者への出荷指示連絡や伝票、明細書類の作成を行っ
ている他、受注者として製品、商品、材料等の保管や出
荷業務を行う場合、製品、商品、材料等を出荷する際に
輸送単位に梱包し、発注者や注文者の指定場所に納入す
るための伝票、明細書類を作成して添付したり、該梱包
に荷札を作成して貼付したりしているため、この場合も
これらの作成に係わる人員コストや伝票、明細書類の消
耗品コストが掛かり、それは結果として製品、商品、材
料等のコストに跳ね返っていると共に、連絡ミスや作成
ミスを発生させる一因ともなっている。
【0007】製品、商品、材料等の保管や出荷業務を受
託された業者等が、保管や出荷業務を行う場合、製品、
商品、材料等を出荷する際に輸送単位に梱包し、発注者
や注文者及び受注者の指定する場所に納入するための伝
票、明細書類を作成し添付したり、該梱包に荷札を作成
して貼付する場合や、受注者或いは出荷者が製品、商
品、材料等を発注者の指定場所へ納品する業務を運輸業
者等に依頼する場合には、納品依頼の連絡、伝票、明細
書類を作成貼付する場合も、同様にこれらの作成に係わ
る人員コストや伝票、明細書類の消耗品コストが掛か
り、それは結果として製品、商品、材料等のコストに跳
ね返っていると共に、連絡ミスや作成ミスを発生させる
一因ともなっている。
【0008】受注者又は出荷者から製品、商品、材料等
の輸送を依頼された物流業者等は、輸送依頼伝票、明細
書類や輸送する梱包に貼付する荷札を無償で出荷者に提
供している場合が多く、そのためのコストは物流コスト
を経て、製品、商品、材料等のコストに跳ね返ってい
る。
【0009】また前記依頼を受けた物流業者等は、輸送
を依頼される製品、商品、材料等の詳細が集荷時に添付
される伝票や明細書類を受け取るまで把握できず、集荷
のための配車手配、特にその物量に車両の選択ができな
いため、時として過大な車両であったり、逆に過小な車
両であるため別車両を追加手配しなければならない等の
問題を有していた。
【0010】そのうえ集荷時に貨物を車両に搭載する場
合、荷札と伝票や明細書類とを目視で照合しているた
め、伝票や明細書類の受け取りが出荷作業より遅れる場
合には照合ができず、誤集荷の原因となり物流コストの
上昇要因となっていた。
【0011】更に物流業者等は、集荷した貨物の荷下し
を経て仕分作業、納品のための事前検品作業、保管対
応、貨物特性によっては冷蔵保管作業や冷凍保管作業、
そして荷積、納品に至る一連の流れ作業において、貨物
に対応するデータの入手及びその照合手段がなかったた
めに、貨物の誤仕分、誤検品、保管ミス、保管場所ミ
ス、誤積、誤納品が生じ、それに対応するコストが物流
コストの上昇要因となっていた。
【0012】納品代行業者に所属する搬送員の一日の作
業の流れを簡易に説明すると、出社後に配送先に分けら
れた仕入れ伝票と納品伝票とを受領し、図10に示すよ
うに出庫時間、帰庫時間や走行距離数等の労務データ記
入欄、得意先名、地域、納品先を印字した納品確認欄、
集荷得意先や個数を記入する集荷確認欄を設けた当日の
日報経路表を、上記仕入れ伝票や納品伝票と一緒に持参
するが、必要事項を記入するためこれらの事務処理に相
当な時間をとられているのが現状であった。
【0013】通常、輸送車両の行き先としては、特定地
域毎に輸送するのがコスト的に安価であるためできるだ
け同一地域の納品先をまとめるが、納品先の社名、例え
ば池袋地域の西武百貨店や東武百貨店、町田市の東急百
貨店や小田急百貨店等のように名称が類似する納品先の
場合には、納品時において荷姿に貼付されたステッカー
を搬送員が目視で判断するため、誤配をする可能性もな
いとはいえなかった。
【0014】納品先では、納品時に検品を受けてから持
参した納品伝票に担当者の受領印を捺印して貰い、納品
作業を終了するが、この場合、受領印は1納品伝票でも
5枚程の複写伝票に捺印するため、時には捺印抜けの伝
票もあり後日の事務管理に不都合を与えていた他、さら
に返品処理される貨物は、納品時に受け取り、午後の集
荷時、或いは翌朝の集荷時にその貨物を出荷者に搬入し
て返却するという作業もある。
【0015】午後の業務として、翌日の納品商品を製造
メーカーや卸業社に寄って仕入れ伝票と共に集荷し、次
いで自社センターに輸送して、ドライ品(常温)、冷蔵
品(5℃前後)冷凍品(−20℃以下)等の区別を示す
冷蔵や冷凍のステッカーを貼った後、冷蔵品は冷蔵庫、
冷凍品は冷凍庫に保管して翌日の輸送準備を行うが、こ
の集荷時において、搬送員自身が日報経路表の集荷確認
欄に、集荷得意先、個数、到着時分、終了時分、総個
数、食品や雑貨等の種類等の事項を、社内管理資料とし
て記載している。
【0016】次いで集荷品を受けた自社センターでは、
搬送員が提出した日報経路表の集荷確認欄からのデータ
をコンピュータ処理すると共に、各荷姿毎に納品先のス
テッカーを記載して貼付する作業があるが、この作業は
各搬送員の帰庫を待って行うため、交通渋滞或いは大量
の集荷量によって帰庫が遅くなると、帰庫時間に比例し
て翌日の輸送準備が深夜に及ぶという問題もあった。
【0017】近年、インターネット通信の進歩と共に、
ユーザ個人や小売業者からの受注をオンラインで受け
て、宅配や郵便小包で送付する手段も増加してきている
が、このため注文された商品の納品管理において、発送
者側は商品の発送した後はその商品が依頼者の手元に届
くまではその情報が入手できず、一方、注文主側も、発
注後は受領するまではその情報を入手できないという問
題があり、この流通の間における商品の紛失や遅配等の
運送上のトラブルに即応できなかった。
【0018】これらの課題を解決する一手段として、特
開平10−143568号「物流情報管理システム」
は、物品を移動させるための物流ネットワークと、物品
を物流ネットワークに入れたり出したりすると同時に運
送上必要な情報を入手したり設定するための物流通信端
末と、物品を発送する発送者の発送者通信端末と、物品
を受領する受領者の受領者通信端末と、物流通信端末、
発送者通信端末、受領者通信端末を接続し、お互いの情
報交換を可能にする通信ネットワーク上を流れる品物の
情報を一元管理する物流情報管理システムを開示し、物
品の紛失、遅配、誤配等の運送によるトラブルを解消し
たり、物品の配送スケジュールの最適化、迷惑商品の差
戻し等の物流サービスに寄与している。
【0019】更に特開2000−123093号「業務
管理システム」は、注文する商品の情報を発信する発注
手段と、各種商品の情報を受注する受注手段と、前記発
注手段からの注文の商品を情報に対応した前記受注手段
の特定商品の情報を処理するとこの処理された特定商品
の決済を行う通信処理手段として、この通信処理手段の
処理状況を入力して前記特定商品の発送をするとともに
前記受注手段に商品管理の情報を発信する物流管理手段
とを設けたことを特徴とする業務管理システムを開示
し、インターネットを利用して、商品の受注・管理を一
括処理し、業務の煩雑さを回避させる手段を提供してい
る。
【0020】いずれにしても従来のシステムは、発注者
と受注者、或いは受注者である出荷者と輸送者、輸送者
と納品者とが各々1対1の当事者同士の関係でデータ処
理が行われるのが通常であり、この当事者同士の関係が
時には複数にわたってあることで上記三者間の取引を行
っていた。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の特
開平10−143568号「物流情報管理システム」
は、物流ネットワークを利用して発注者も、物品の伝達
経路や配送スケジュール等の情報を電子メールで知り得
ることができることを開示して、物品の紛失、遅配、誤
配等の運送によるトラブルを解消したり、物品の配送ス
ケジュールの最適化、迷惑商品の差戻し等の物流サービ
スに寄与しているが、受注した商品の出荷や荷受予定、
商品の納品や返却等の情報に関しては相互に知り得る状
態には無かった。
【0022】また同様に特開2000−123093号
「業務管理システム」は、インターネットを利用して、
商品の受注・管理を一括処理し、業務の煩雑さを回避さ
せる手段を提供しているが、このシステムは、ユーザと
出版業者である版元との間をインターネットを介して商
品の受注と管理を一括処理するものであり、本発明シス
テムが解決しようとする百貨店のような販売業者からの
発注された商品を、製造業者や卸業者が受注して、配送
依頼を受けた物流業者がその商品を輸送するという一連
の発注・受注・納品・返品過程の情報の他、商品自体の
移動状況や保管状況も知り得るシステムは、現在まで知
られていなかった。
【0023】更に商品を受注して、ある一定量毎に梱包
した正箱や複数の商品を梱包した箱等があっても、これ
らの個別の箱に送付先や商品の中身を示すステッカーや
荷札を貼付しなければならないため、出荷までの手間が
かかり、また送付先毎に仕分けしなければならないとい
う問題もあり、輸送のコスト上昇の要因となっていた。
【0024】しかしながら従来の輸送システムおいて
は、発注者からの発注データを、受注者が受けて商品を
梱包して出荷し、その出荷品を運送業者が運送して納品
しており、これらの流通の間のやりとりは別々にデータ
管理されている。従って発注者からの発注データを、受
注者、出荷者、納品者、保管者、加工者、荷受者の各サ
イドへ一連の流れとして伝達することや、出荷者からの
出荷データを、発注者、納品者、保管者、加工者、荷受
者の各サイドへ一連の流れとして伝達することはできな
かった。
【0025】また発注者、出荷者、納品者、保管者、加
工者、荷受者が関係者として、共通の通信網で、何時で
もデータを共有化して入・出力が容易にできることや、
最初に受注を受けた受注者が、立場を変えて発注者とな
った場合に、別の受注者に受注データを振替えて発注を
行うことや、更にこの受注を受けた受注者が、発注者と
なって別の受注者に受注データを振替えて発注を行うこ
とが出来るようなシステムはなかった。
【0026】さらに上記発注者、受注者、出荷者、納品
者又は輸送車、保管者、加工者、荷受者が関係者とし
て、共通の通信網で、発注者が発注した商品自体の移動
状況やその後の保管状況を知り得るシステムは、現在ま
で知られていなかった。
【0027】この他、出荷者が商品を出荷する為に、あ
る一定量毎に梱包した商品等の梱包毎に受注データ又は
出荷データが記載されたステッカーや荷札が貼付されて
いないため、梱包後は、中身の数量や内容が伝票で確認
しないと内容が判明しなかった。
【0028】またピッキングすべき商品等をバーコード
読取装置で確認して梱包箱にピッキングできることや、
1梱包に係るデータを印字したバーコード付荷札ラベル
や、必要に応じて梱包に添付される各種バーコード付伝
票、或いは各種バーコード付明細書の他、ICタグ、I
Cチップ、ICラベル、RFIDタグ、RFIDチッ
プ、RFIDラベルを、簡単に出荷者のコンピュータプ
リンターで打ち出せるシステムは、現在まで知られてい
なかった。
【0029】
【課題を解決するための手段】本発明者は、係る問題を
解決するために研究したところ、システム運用者(以
下、運用者という)が開設する会員制の中央サーバコン
ピュータ(以下、中央コンピュータという)に、発注者
である会員が商品等を発注するために入力した発注デー
タを、この会員に関係する受注者、出荷者、納品者、保
管者、加工者、荷受者の各サイドへ一連の流れとして共
通データ及び変換データとして伝達することや、出荷者
からの出荷データを、発注者に納品予定データ又は事前
出荷明細データとして伝達することや、最初に受注を受
けた受注者が、立場を変えて発注者として、他の会員を
受注者としてその発注データを伝達することや、更に受
注を受けた端会員である受注者が、発注者となって別の
会員を受注者として、その発注データを伝達できる新規
なシステムを開発した。
【0030】また併せて商品自体の移動状況や保管状況
が把握出来るように、会員である物流関係者が商品を移
動させる毎に貼付されているバーコード付荷札をバーコ
ード読取装置で読み取って照合検品した情報が、貨物追
跡情報として関係会員同士で中央コンピュータにアクセ
スして共有出来たり、物流担当者が商品を移動させた事
により判明した新たな情報をその商品のデータに付加し
てその会員同士がそのデータを共有できるシステムを開
発した。
【0031】更に出荷者が商品を出荷する為に、ある一
定量毎に梱包するためのピッキング作業において、ピッ
キングすべき商品をバーコード読取装置で確認して梱包
箱にピッキング出来ることや、出荷作業時において梱包
する単位数量毎に受注データ又は出荷データを印字した
ステッカーや荷札を貼付することや、梱包の中身や出荷
先・納入先・運輸者等を示すバーコード付荷札ラベル
や、必要に応じて梱包に添付する伝票や明細書が簡単に
コンピュータプリンターで打ち出せるシステムを開発し
た。
【0032】すなわち本発明の第一は、複数の会員のコ
ンピュータと通信網で接続される運用者の中央コンピュ
ータとから構成され、前記運用者の中央コンピュータ
は、商品類の発注、受注、出荷、荷受、輸送、保管、流
通加工のいずれか1種以上のデータの管理処理を行う第
一ステップと、アクセスした前記関係会員の通信機器で
発注、受注、出荷、荷受、輸送、保管、流通加工のいず
れか1種以上のデータの入・出力処理を行う第二ステッ
プと、前記第二ステップで得られた中央コンピュータ内
のデータを各関係会員間で共有して、アクセスした関係
会員の通信機器から該当するデータを検索する第三ステ
ップと、必要において前記第三ステップで検索したデー
タを各種伝票、札、ラベル、シール様式で印字又は発行
する第四ステップとから構成されることを特徴とする戦
略的提携情報管理システムである。
【0033】本発明の第二は、前記運用者の中央コンピ
ュータは、アクセスした前記会員が、発注、受注、出
荷、荷受、輸送、保管、流通加工のいずれかの処理を容
易に行えるための商品マスター、PLUマスター、PL
U履歴マスター、JANコードマスター、ロケーション
マスター、在庫マスター、担当者マスター、店頭マスタ
ー、納入先マスター、出荷先マスター、会員マスター、
保管マスター、流通加工マスター、アイテムマスター、
取引先マスター、物流マスターのいずれか1種以上のマ
スター機能及び検索機能を有していることを特徴とする
請求項1記載の戦略的提携情報管理システムである。
【0034】本発明の第三は、前記運用者の中央コンピ
ュータは、商品管理に係わるJANコード、製造年月
日、賞味期限表示、出荷年月日のいずれか1種以上のバ
ーコード作成機能を有し、アクセスした会員の通信機器
で前記作成機能を利用して前記バーコードの印字や発行
を行うことを特徴とする請求項1〜2記載の戦略的提携
情報管理システムである。
【0035】本発明の第四は、前記運用者の中央コンピ
ュータは、商品管理に係わるICタグ、ICチップ、I
Cラベル、RFIDタグ、RFIDチップ、RFIDラ
ベルのいずれか1種以上の作成機能を有し、アクセスし
た会員の通信機器で前記作成機能を利用して前記タグ、
チップ、ラベルの印字や発行を行うことを特徴とする請
求項1〜3記載の戦略的提携情報管理システムである。
【0036】本発明の第五は、前記運用者の中央コンピ
ュータは、発注業務に係わる発注の明細、修正、修正履
歴、差替、差替修正、差替履歴、在庫、在庫調整、自動
補充の各種データ管理、検索、印字の各機能を有し、ア
クセスした会員の通信機器から前記機能を利用して発注
処理を行う発注処理手段を有することを特徴とする請求
項1〜4記載の戦略的提携情報管理システムである。
【0037】本発明の第六は、前記運用者の中央コンピ
ュータは、商品類である商品、製品、材料、貨物の在庫
を一定範囲に保つために、売上データ及び在庫データに
基づき上記商品等を自動的に補充するための発注を行う
自動補充機能を有し、アクセスした会員の通信機器から
前記機能を利用して発注処理を行う発注処理手段を有す
ることを特徴とする請求項1〜5記載の戦略的提携情報
管理システムである。
【0038】本発明の第七は、前記運用者の中央コンピ
ュータは、発注データを受注する会員の各受注指定単位
に自動変換処理する発注単位変換処理手段を有すること
を特徴とする請求項1〜6記載の戦略的提携情報管理シ
ステムである。
【0039】本発明の第八は、前記運用者の中央コンピ
ュータは、商品類である商品、製品、材料、貨物の返品
業務に係わる返品の明細、差替、在庫、在庫調整の各種
データ管理、検索、印字の各機能を有し、アクセスした
会員の通信機器から前記機能を利用して返品処理を行う
返品処理手段を有することを特徴とする請求項1〜7記
載の戦略的提携情報管理システムである。
【0040】本発明の第九は、前記運用者の中央コンピ
ュータは、商品類である商品、製品、材料、貨物の転送
業務に係わる転送品の明細、差替、在庫、在庫調整の各
種データ管理、検索、印字の各機能を有し、アクセスし
た会員の通信機器から前記機能を利用して転送処理を行
う転送処理手段を有することを特徴とする請求項1〜7
記載の戦略的提携情報管理システムである。
【0041】本発明の第十は、前記運用者の中央コンピ
ュータは、受注に係わる受注の明細、修正、在庫、在庫
調整のいずれか1種以上の各種データ管理、検索、印字
の各機能を有し、アクセスした会員の通信機器から前記
機能を利用して受注処理を行う受注処理手段を有するこ
とを特徴とする請求項1〜9記載の戦略的提携情報管理
システムである。
【0042】本発明の第十一は、前記運用者の中央コン
ピュータは、アクセスした会員の出荷作業を容易に行え
るための発注データに対応する受注データ、受注データ
に対応する出荷データを、出荷する会員の各指定荷姿単
位に変換処理する荷姿単位変換処理手段を有することを
特徴とする請求項1〜10記載の戦略的提携情報管理シ
ステムである。
【0043】本発明の第十二は、前記運用者の中央コン
ピュータは、出荷業務に係わる出荷の予定、明細、指
示、依頼、検品、修正、確定、欠品、過剰品、ピッキン
グ、在庫、在庫調整の各種データ管理、検索、印字の各
機能を有し、アクセスした会員の通信機器から前記機能
を利用して出荷処理を行う出荷処理手段を有することを
特徴とする請求項1〜11記載の戦略的提携情報管理シ
ステムである。
【0044】本発明の第十三は、前記運用者の中央コン
ピュータは、受注者又は出荷者の貨物輸送業務に係わる
輸送、或いは物流業務を依頼される会員の物流に係わる
物流に関する依頼、明細、修正、返品、配車、予定、完
了、欠損品、荷下ろし、検品、仕分、保管の各種データ
や運搬員の実績データ管理、検索、印字の各機能を有
し、アクセスした会員の通信機器から前記機能を利用し
て輸送及び物流処理を行う物流処理手段を有することを
特徴とする請求項1〜12記載の戦略的提携情報管理シ
ステムである。
【0045】本発明の第十四は、前記運用者の中央コン
ピュータは、荷受業務に係わる荷受の予定、明細、修
正、検品、完了、欠損品、過剰品等の各種データ管理、
検索、印字機能を有し、アクセスした会員の通信機器か
ら前記機能を利用して荷受処理を行う荷受処理手段を有
することを特徴とする請求項1〜14記載の戦略的提携
情報管理システムである。
【0046】本発明の第十五は、前記運用者の中央コン
ピュータは、出荷処理された実績データに基づくバーコ
ード付の仕入伝票、仕入明細書、出荷伝票、出荷明細
書、納入伝票、納入明細書、物流依頼書、荷札、JAN
コード、出荷年月日、製造年月日、賞味期限表示、内箱
札、管理札のいずれか1種以上の印字又は発行機能を有
し、アクセスした会員の通信機器から前記機能を利用し
て前記バーコード付の仕入伝票、仕入明細書、出荷伝
票、出荷明細書、納入伝票、納入明細書、物流依頼書、
荷札、JANコード、出荷年月日、製造年月日、賞味期
限表示、内箱札、管理札を印字又は発行することを特徴
とする請求項1〜14記載の戦略的提携情報管理システ
ムである。
【0047】本発明の第十六は、前記運用者の中央コン
ピュータの印字又は発行機能を利用して得られたバーコ
ードは、該中央コンピュータで管理するデータと対応し
ていることを特徴とする請求項1〜15記載の戦略的提
携情報管理システムである。
【0048】本発明の第十七は、前記運用者の中央コン
ピュータは、アクセスした出荷者である会員が貨物に貼
付されたバーコード付き荷札をバーコード読取装置で読
み取り、前記貨物と出荷データとを照合して出荷確認を
する出荷検品機能を有し、アクセスした関係会員の通信
機器から前記機能を利用して出荷検品する出荷検品手段
を有することを特徴とする請求項1〜16記載の戦略的
提携情報管理システムである。
【0049】本発明の第十八は、前記運用者の中央コン
ピュータは、該中央コンピュータを介して作成した荷札
が貼付されている出荷貨物のバーコードを、物流業務の
集荷時、荷下し時、仕分時、検品時、入庫時、出庫時、
荷積時、納品時、保管時のいずれかの時点においてバー
コード読取装置で読み取ることで、該出荷貨物と物流デ
ータとを照合又は検品する照合検品機能を有し、アクセ
スした関係会員の通信機器から前記機能を利用して貨物
の照合検品する照合検品手段と、前記会員の照合したデ
ータを各関係会員間で共有する貨物追跡手段を有するこ
とを特徴とする請求項1〜17記載の戦略的提携情報管
理システムである。
【0050】本発明の第十九は、前記運用者の中央コン
ピュータは、荷受業務を行う場合、貨物に貼付された前
記荷札のバーコードをバーコード読取装置で読み取るこ
とで、前記貨物と納入予定データ、又は事前出荷明細デ
ータとを照合して荷受検品する荷受検品機能を有し、ア
クセスした関係会員の通信機器から前記機能を利用して
貨物の荷受検品する荷受検品手段を有すると共に、前記
会員の荷受検品したデータを各関係会員間で共有する貨
物追跡手段と、発注者及び受注者間、受注者及び出荷者
間、物流依頼者及び受託者間における売掛・買掛確認手
段とを有することを特徴とする請求項1〜18記載の戦
略的提携情報管理システムである。
【0051】本発明の第二十は、複数の会員コンピュー
タと通信回線で接続される運用者の中央コンピュータと
から構成され、前記運用者の中央コンピュータは、各関
係会員が前記運用者の中央コンピュータに通信網を介し
て接続することで、前記中央コンピュータが有する発
注、受注、出荷、荷受、輸送、保管、流通加工のいずれ
か1種以上の処理手段を、前記会員のコンピュータで任
意に選択し、前記関係会員の処理手段として運用できる
ことを特徴とする戦略的提携情報運用方法である。
【0052】本発明の第二十一は、複数の会員コンピュ
ータと通信網で接続される運用者の中央コンピュータと
から構成され、前記運用者の中央コンピュータは、各関
係会員が前記運用者の中央コンピュータに通信網を介し
て接続することで、前記中央コンピュータが有する発
注、受注、出荷、荷受、輸送、保管、流通加工のいずれ
か1種以上の処理手段を、前記会員のコンピュータで任
意に選択し、前記関係会員の処理手段として運用でき、
その運用処理したデータを関係する各会員間で共有する
ことができることを特徴とする戦略的提携情報運用方法
である。
【0053】本発明の第二十二は、複数の会員コンピュ
ータと通信網で接続される運用者の中央コンピュータと
から構成され、前記運用者の中央コンピュータにアクセ
スした前記複数の会員は、発注、受注、出荷、荷受、輸
送、保管、流通加工のいずれか1種以上を選択すること
で、それぞれが発注者、受注者、出荷者、荷受者,輸送
者、保管者、流通加工者のいずれか1種以上の事業者と
しての処理手段を有し、該会員の通信機器で発注、受
注、出荷、荷受、輸送、保管、流通加工の入・出力、管
理、検索、印字処理を行うことを特徴とする戦略的提携
情報運用方法である。
【0054】本発明の第二十三は、複数の会員コンピュ
ータと通信回線で接続される運用者の中央コンピュータ
とから構成され、運用者の中央コンピュータは、会員か
ら入力されたデータを保管管理する管理機能と、入力さ
れたデータを変換処理する変換機能と、データを検索す
る際に起動するデータの検索機能と、貨物情報を検索す
る際に起動する貨物追跡検索機能とを有し、これらの各
種機能を戦略的提携情報管理システムであるコンピュー
タに実行させるプログラムを記録することを特徴とする
戦略的提携情報管理用プログラム記録媒体。
【0055】本発明の第二十四は、複数の会員のコンピ
ュータと通信網で接続される運用者の中央コンピュータ
とから構成されたシステムにおいて、前記運用者の中央
コンピュータは、出荷データを基にバーコード付仕入伝
票、仕入明細書、納入伝票、納入明細書、物流依頼書、
出荷伝票、出荷明細書のいずれか1種以上の伝票を作成
発行する発行手段を有し、前記会員の通信機器で印字、
印刷、コピーが出来ることを特徴とする伝票類発行シス
テムである。
【0056】本発明の第二十五は、複数の会員のコンピ
ュータと通信網で接続される運用者の中央コンピュータ
とから構成されたシステムにおいて、貨物の出荷時、集
荷時、仕分時、照合検品時、入庫時、出庫時、荷積時、
納品時、保管時、荷受検品時のいずれか1種以上の作業
時に、貨物に貼付されたバーコード付荷札をバーコード
読取装置で読み取り、前記中央コンピュータで管理する
前記貨物の付帯データと前記貨物とを検証する第一ステ
ップと、得られたデータを前記貨物の付帯データとして
前記中央コンピュータに登録する第二ステップと、前記
貨物に関係する他の会員が中央コンピュータにアクセス
して貨物の状態及び移動状況を検索できる第三ステップ
とからなることを特徴とする貨物管理システムである。
【0057】本発明の第二十六は、複数の会員のコンピ
ュータと通信網で接続される運用者の中央コンピュータ
とから構成されたシステムにおいて、輸送業務を行う場
合、出荷データを基に輸送車両車毎の集荷経路表、納品
予定データを基に納品経路表のいずれか1種以上の経路
表を作成発行する第一ステップと、出荷時、集荷時、仕
分時、照合検品時、入庫時、出庫時、荷積時、納品時、
保管時、荷受検品時のいずれか1種以上の作業時に、貨
物に貼付されたバーコード付荷札をバーコード読取装置
で読み取り、前記中央コンピュータで管理する前記貨物
の付帯データと前記貨物とを検証する第二ステップと、
得られたデータを前記貨物の付帯データとして前記中央
コンピュータに登録する第三ステップと、前記貨物に関
係する他の会員が中央コンピュータにアクセスして貨物
の状態及び移動状況を検索できる第四ステップとからな
ることを特徴とする物流管理システムである。
【0058】本発明の第二十七は、複数の会員のコンピ
ュータと通信網で接続される運用者の中央コンピュータ
とから構成されたデータ管理システムにおいて、商品、
製品、材料、貨物情報のいずれか1種以上の情報データ
を管理する際に、アクセスした会員が商品、製品、材
料、貨物の各情報を前記運用者の中央コンピュータに登
録することで情報管理又は在庫管理を行う商品等管理手
段を有し、次いでアクセスした各関係会員間でそれらの
情報を共有することを特徴とする商品情報管理方法であ
る。
【0059】本発明の第二十八は、前記運用者の中央コ
ンピュータは、商品、製品、材料、貨物情報のいずれか
1種以上の管理業務に係わる管理の明細、修正、修正履
歴、在庫、在庫調整のいずれか1種以上のデータ管理、
検索、印字を行う各機能の他、前記各情報に係わるJA
Nコード、製造年月日、賞味期限表示、商品コード、製
品コード、材料コード、貨物コードのいずれか1種以上
のコード管理、印字を行う機能を有することを特徴とす
る請求項27記載の商品情報管理方法である。
【0060】本発明の第二十九は、前記運用者の中央コ
ンピュータは、アクセスした各関係会員が該中央コンピ
ュータで管理するデータを互いに共有するための共通コ
ードの他、該共通コードに対応する商品、製品、材料、
貨物の自社コードを付与された個別コードを併せて管理
することを特徴とする請求項27〜28記載の商品情報
管理方法である。
【0061】
【発明の実施の態様】図1は、本発明システムの概略を
示す構成図であり、運営者の中央コンピュータ1と各会
員のコンピュータ、オフコンや汎用機等とが、インター
ネットや、専用回線、或いは衛星通信等の通信網を介し
て接続している。更に運営者が運営する中央コンピュー
タ1には、図示していないが納品データであるASN
(Advanced Ship Notice)ファイル、発注ヘッダーファ
イル、発注明細ファイル、発注修正ファイル、受注差替
発注ファイル、受注差替発注修正ファイル、受注差替発
注履歴ファイル、返品発注ファイル、転送品発注ファイ
ル、店頭在庫ファイル、棚卸ファイル、店頭在庫調整フ
ァイル、商品自動補充ファイル、受注ヘッダーファイ
ル、受注明細ファイル、受注修正ファイル、返品受注フ
ァイル、転送受注データファイル、受注在庫調整ファイ
ル、出荷ヘッダーファイル、出荷予定ファイル、出荷明
細ファイル、出荷指示ファイル、出荷検品ファイル、出
荷修正ファイル、出荷確定ファイル、出荷欠品ファイ
ル、出荷過剰品ファイル、出荷検品ファイル、出荷前在
庫ファイル、出荷後在庫ファイル、出荷調整在庫ファイ
ル、集荷ヘッダーファイル、集荷依頼ファイル、集荷明
細ファイル、集荷修正ファイル、荷積ファイル、荷降フ
ァイル、事前検品予定ファイル、事前検品完了ファイ
ル、納品返品依頼ファイル、配車管理ファイル、納品返
品ヘッダーファイル、納品予定ファイル、納品返品明細
ファイル、納品返品完了ファイル、仕分ファイル、欠損
品ファイル、貨物一時保管ファイル、保管ファイル、流
通加工ファイル、労務実績管理ファイル、売上ファイ
ル、仕入ファイル、在庫ファイル、棚卸在庫ファイル、
棚卸在庫調整ファイル、請求ファイル、荷受ヘッダーフ
ァイル、荷受予定ファイル、荷受明細ファイル、荷受修
正ファイル、荷受予定検品ファイル、荷受検品ファイ
ル、荷受完了ファイル、荷受欠損品ファイル、荷受過剰
品ファイル等を用途に応じて内蔵している。
【0062】また各会員のデータ入力、データ検索、デ
ータ処理をスムーズに行うために図2に示されるように
商品マスター、PLUマスター、PLU履歴マスター、
JANコードマスター、ロケーションマスター、在庫マ
スター、担当者マスター、店頭マスター、納入先マスタ
ー、出荷先マスター、会員マスター、保管マスター、流
通加工マスター、アイテムマスター、取引先マスター、
物流マスターを内蔵し、図3に示すように前記ファイル
及びマスターを起動させるデータ処理プログラムと、入
力されたデータを検索するためのデータ検索プログラム
と、出荷から納品までの貨物の移動状態を確認する貨物
追跡プログラムを有している。
【0063】さらに図示しないが商品管理に係わるJA
Nコード、製造年月日、賞味期限表示、ICタグ,IC
チップ、ICラベル、RFIDタグ、RFIDチップ、
RFIDラベルの作成機能や、出荷処理された実績デー
タに基づくバーコード付仕入伝票、仕入明細書、出荷明
細書、納入伝票、納入明細書、物流依頼書、荷札、JA
Nコード、内箱札、管理札等の印字又は発行機能を有し
ている。
【0064】なお本発明システムでは、運用者によって
会員として認定された参加企業に対してのみID番号と
パスワードを付与し、この両番号が入力されて始めて中
央コンピュータ1とアクセスできる仕組みとなってい
る。
【0065】この場合中央コンピュータ1は、ID番号
とパスワードで各会員の管理をして、該会員同士のID
番号とパスワードを対応させているが、該コンピュータ
1で管理・対応しない会員間においては、データの共有
が一切なされないため、関係会員以外の第三者は該コン
ピュータ1上のデータを見ることができない。
【0066】本発明システムを理解するために、例えば
A社を発注者である百貨店とし、B社を受注者である製
造メーカー、或いは卸業者とし、C社を物流業者、D社
を倉庫業者として例示し、そのデータ及び商品の流れを
図4〜図9を参照しながら説明する。本システムの会員
であるA社は、自社のコンピュータ4を利用してインタ
ーネット通信で中央コンピュータ1にアクセスして自社
ID番号とパスワードを入力し、該コンピュータ1に内
在するプログラムを起動させて、B社が作成したPLU
データを受信し、そのデータをA社のPOSシステムに
対応させている。
【0067】A百貨店の担当者は、自社内の販売状況を
確認しながら在庫状況をPOSシステムで把握して、不
足品の準備のため自社のパソコン端末から中央コンピュ
ータ1に接続して、該コンピュータ1に内在する商品マ
スタから製造メーカや卸業者からの商品情報を得て注文
品や、注文量を決めて中央コンピュータ1へ発注データ
として入力する。
【0068】この場合、A百貨店のPOS売上データ
は、中央コンピュータ1のPOS売上データファイルに
データの送信がなされ、A百貨店より受信したPOS売
上データを製造メーカー或いは卸業者毎に編集し送信フ
ァイルを作成してメーカー等のサーバコンピュータに送
信され、或いは製造メーカー等のコンピュータ端末か
ら、インターネット通信を介してWebアプリケーショ
ンを利用してPOS売上データを参照できるようにして
あるため、製造メーカ等は自社システムに売上データを
登録して売上管理を行うことができる他、商品の売れ筋
データ等を早期に入手できる。
【0069】次いでA百貨店の担当者から入力された発
注データは、運用者によって自動的に中央コンピュータ
1に内在する発注データに入力されてファイルに書き込
まれると同時に、会員製造メーカーや卸業者である複数
の出荷先に加工されて各出荷先の発注データにデータ送
信され、受注先でもあるB社のファイルにも振り分けら
れる。
【0070】B社は、A社と同様に運用者の中央コンピ
ュータ1に内在する受注データにアクセスし、中央コン
ピュータ1に内在するプログラムを起動させ、自社ファ
イルに割振られている受注データが入力されていること
を確認する。
【0071】百貨店等の依頼先からの注文を受けた出荷
先は、自社コンピュータで出荷データを作成するが、こ
の場合、受注した商品毎の納品伝票と梱包した商品名、
商品量、配送先等を記載したバードコード付きの荷札を
正箱(単品ケース)、梱包箱(混載ケース)或いは種々
の荷姿に貼付して、出荷先毎に仕分けすることなくトラ
ック集荷場に野積みにする。
【0072】この出荷先で作成された出荷データは、そ
の後に中央コンピュータ1に出荷データを数社向けに分
けて送信する他、自社のコンピュータ端末から、インタ
ーネット通信を介してWebアプリケーションを利用し
て出荷データを入力してよい。
【0073】中央コンピュータ1の出荷データベースに
入力されたデータは、運用者によって発注先である会員
百貨店向けの納品データとして編集して、百貨店の納品
データにデータ送信され、受信した納品データを百貨店
は自社のコンピュータシステムの中で管理する。
【0074】出荷先で注文品を入れた正箱や梱包箱、或
いは他の荷姿で出荷場においてベルトコンベア上を輸送
されながら箱の外に貼付された荷札に附着しているバー
コードから、バーコード読取装置(図示せず)で納品先
を読み取って自動的に納品先毎に仕分けを行っている。
【0075】仕分けされた正箱や梱包箱は、運送業者で
あるC社の運搬員によって発注者宛に荷積されるが、こ
の場合、運送業者はハンディスキャナ、バーコードリー
ダー、ハンディターミナル等(以下、バーコード読取装
置と総称する)を用いて出荷箱のバーコードを読み取る
ため、納品先や商品等のデータは中央サーバコンピュー
タ1の貨物追跡データに蓄積されて、リアルタイムで集
荷作業が完了したことを登録できる仕組みとなってい
る。
【0076】集荷された荷物は、運送業者であるC社の
運搬員によって配送され発注者であるA百貨店に納品さ
れ、その場で担当者によって検品チェックを受けるが、
この場合も、運送業者の担当者は、納品毎にバーコード
読取装置を用いて納品箱のバーコードを読み取るため、
納品先における納品データは中央コンピュータ1の貨物
追跡データに蓄積されて、リアルタイムで納品作業が完
了したことを登録できる仕組みとなっている。
【0077】納品を受けたA百貨店の荷受け担当者は、
従来のように納品伝票と照らし合わせて納品物を個別に
チェックして検品作業をすることなく、自社コンピュー
タ端末から中央コンピュータ1の納品データベースにア
クセスして納品データを受信して、納品物の数量を確認
するだけで簡易に検品作業とすることができる。
【0078】以下実施例を参照に本発明を詳細に説明す
るが、本発明はこの範囲に限定されるものではない。
【0079】
【実施例1】運送業者である本システム運用者は、従来
の運送システムの有用化を図るために、商品を発注する
発注者や商品を受注する受注者と、更に受注者から配送
を委託される運送者との間における商品管理、発注管
理、受注管理、貨物追跡管理を行える新規な戦略的提携
情報管理システムを開発した。
【0080】本発明システムは、図1に示すように複数
の会員のコンピュータ3と通信網2で接続される運用者
の中央コンピュータ1とから構成され、前記運用者の中
央コンピュータ1は、図2に示されるように複数のマス
ター機能を有して各種データ情報を管理し、これらのデ
ータを図3に示すように各会員が運用者の中央コンピュ
ータを介して、発注、受注、出荷、荷受、輸送、保管、
流通加工等のデータ処理、データ検索、或いは貨物追跡
処理を行うためのプログラムを組み入れたシステムであ
る。
【0081】この中央コンピュータ1は、図2に示され
るように会員が自社のコンピュータ端末等からアクセス
して自社ID番号及びパスワードを入力すると、発注、
受注、出荷、荷受、輸送、保管、流通加工等の各処理を
容易に行える商品マスター、PLUマスター、PLU履
歴マスター、JANコードマスター、ロケーションマス
ター、在庫マスター、担当者マスター、店頭マスター、
納入先マスター、出荷先マスター、会員マスター、保管
マスター、流通加工マスター、アイテムマスター、取引
先マスター、物流マスターの少なくとも1種以上のマス
タ機能を作動させることができる。
【0082】(商品マスタ管理)本発明システムでは、
予め商品を製造する製造メーカや卸業者であるC社が自
社内の商品情報を登録した商品マスタからファイル等の
データ送信を受けて、中央コンピュータ1の商品マスタ
においてデータ編集を行って会員である小売業者である
百貨店A社向けの商品データを作成して、百貨店のコン
ピュータに送信を行い、この送信を受けたA百貨店で
は、POSシステムで管理している。
【0083】(POS売上データ送受信)上記A百貨店
においては、特定の商品を販売することによって販売
額、数量等の管理がPOSシステムによって行われ、こ
れらのPOSデータが集計されてPOS売上データとし
てまとめられ、運営者であるE社の中央コンピュータ1
内のPOS売上データベースに送信を行った。この送信
を受けた運用者は、売上データを納品先毎に編集して送
信ファイルを作成して送信し、B社及びC社に送信して
各々自社システムに登録できるようになっている。
【0084】(発注処理)さらにこの中央コンピュータ
1には、会員がアクセスして、発注業務に係わる発注明
細、修正、修正履歴、差替、差替修正、差替履歴、在
庫、在庫調整、自動補充の各種データ管理、検索、印字
の各機能を有し、アクセスした会員の通信機器から前記
機能を利用して発注処理を行う発注処理手段を有してい
る。
【0085】A百貨店(A会員)の衣類販売担当者であ
る販売員Fは、図4に示すように取り扱っている衣類の
補充を行うために売り場にあるコンピュータ端末よりイ
ンターネット通信で運用者の中央コンピュータ1と接続
して、上記データ管理機能を利用して自社コード及び担
当者コードを入力するとともに、注文品である5種類の
衣料を各300枚ずつ、B社(B会員)に注文すること
にしてデータを作成して発注データとして入力し、運営
者の中央コンピュータ1内の発注データベースに送信を
行った。この送信を受けた運用者は、発注データを納品
先毎に編集して送信ファイルを作成して送信し、B社に
送信して各々自社システムに登録できるようになってい
る。
【0086】(受注処理)中央コンピュータ1には、前
記会員がアクセスして受注した商品類を出荷するための
各処理を容易に行えるために、受注に係わる受注の明
細、修正、在庫、在庫調整のいずれか1種以上の各種デ
ータ管理、検索、印字の各機能を有し、アクセスした会
員の通信機器から前記機能を利用して受注処理を行う受
注処理手段を有する他、発注データを受注する会員の各
受注指定単位に自動変換処理する発注単位変換処理手段
を有して納品処理を簡易に行えるようにしている。
【0087】A百貨店からの注文を受けたB社の担当者
は、図4に示すように各々自社システムによって出荷デ
ータを作成して出荷データに入力するとともに、運営者
の中央コンピュータ1内のデータベースに送信を行って
データ登録をした。このデータは発注者であるA社から
アクセスされた場合には、A社に関するデータのみが表
示され、A社は後日配送される商品の納品チェックのデ
ータとして自社システムにダウンロードして登録できる
ようになっている。
【0088】(伝票作成処理)またこの中央コンピュー
タ1には、B社の出荷担当者がアクセスして出荷処理さ
れた実績データに基づくバーコード付の仕入伝票、仕入
明細書、出荷伝票、出荷明細書、納入伝票、納入明細
書、物流依頼書、荷札、JANコード、出荷年月日、製
造年月日、賞味期限表示、内箱札、管理札のいずれか1
種以上の印字又は発行機能を有し、アクセスした会員の
通信機器から前記機能を利用して前記バーコード付の仕
入伝票、仕入明細書、出荷伝票、出荷明細書、納入伝
票、納入明細書、物流依頼書、荷札、JANコード、出
荷年月日、製造年月日、賞味期限表示、内箱札、管理札
を印字又は発行できる。
【0089】(出荷処理)この機能を利用して、B社の
出荷担当者は注文を受けた衣類を所定枚数ずつ箱に入れ
て同一品を梱包した正箱と複数の衣類を梱包した箱とに
分け、納品先や商品の種類、数量を記載した荷札を上記
箱の外体に添付して輸送場に送り、ベルトコンベア上に
取り付けたバーコード読取装置(図示せず)でA社向け
の商品として他社向けの商品とに分けて野積にした。
【0090】(貨物輸送処理)さらに中央コンピュータ
1には、運送業者であるC社(C会員)がアクセスして
貨物輸送の各処理を容易に行うために、受注者又は出荷
者の貨物輸送業務に係わる輸送、関する依頼、明細、修
正、返品、配車、予定、完了、欠損品、荷下ろし、検
品、仕分、保管の各種データや運搬員の実績データ管
理、検索、印字の各機能を有し、アクセスした会員の通
信機器から前記機能を利用して輸送処理を行う物流処理
手段を有している。
【0091】出荷主であるB社から輸送依頼を受けたC
社の搬送員は、A社向けの箱をトラックに積む場合に、
図5に示すようにバーコード読取装置を用いて自分が荷
積みした箱の個数と運搬先等のデータをリアルタイム
で、運用者の中央コンピュータ1の貨物追跡データベー
スに登録するが、この貨物追跡データベースは、出荷デ
ータベース及び納品データベースと接続しており、A
社、B社及びC社の自社コンピュータ端末からアクセス
して、貨物の移動状況を把握できるようにしている。
【0092】(貨物保管処理)さらに中央コンピュータ
1には、C社の担当者がアクセスして貨物等の保管の各
処理を容易に行うために、物流業務を依頼される会員の
物流に係わる物流に関する依頼、明細、修正、返品、配
車、予定、完了、欠損品、荷下ろし、検品、仕分、保管
の各種データや運搬員の実績データ管理、検索、印字の
各機能を有し、アクセスした会員の通信機器から前記機
能を利用して物流処理を行う物流処理手段を有してい
る。
【0093】この機能を利用することにより、上記のよ
うに輸送を依頼されても直接納品をしない場合、特に発
注者の依頼でD社(D会員)の倉庫に保管をしなければ
ならない時などに有効な機能であるが、図6及び図7に
示されるように現在の保管場所、保管状況を含めた移動
状況がA社、B社、C社及びD社の自社コンピュータ端
末で把握できるようにしている。
【0094】特に労務実績管理の各処理を容易に行うた
めに労務実績管理データ、売上管理の各処理を容易に行
うための売上データ、仕入管理の各処理を容易に行うた
めの仕入データ、在庫管理の各処理を容易に行うための
在庫、棚卸在庫、棚卸在庫調整データ、請求管理の各処
理を容易に行うための請求データ等を利用することによ
って、単に商品の納品管理だけでなく、搬送車の稼働状
況、搬送人の労務管理、請負状況等のデータとして加工
することができるため、運送業者の管理システムとして
有効なものである。
【0095】(検品処理)C社の搬送員によって配送さ
れた箱は、A社の荷受け担当者が検品をして納品が終了
するが、本システムでは、納品時に再度バーコード読取
装置によって荷札が読み取られて、納品完了データが中
央コンピュータ1の貨物追跡データベースの入力され、
結果的にA社のコンピュータ端末から入力された納品デ
ータと照合して、納品が完全に終了していることをB社
及びC社も同様に確認できる。
【0096】これらの機能を利用して納品された荷受デ
ータを自社システムに入力して、一連の発・受注−出・
入荷−物流の作業が終了するが、上記実施例では、A百
貨店が発注者として例示したが、場合によっては他の顧
客から受注した場合には、図8及び図9に示すように卸
業者の立場となり、上記同様な機能を利用して受注して
商品を安全に出荷できるシステムである。
【0097】
【実施例2】図面には表示しないが、実施例1に示す運
営者の中央コンピュータ1を利用する会員となった卸業
者のF社は、通常業務として多くの小売業者からの発注
を受けて注文商品を納品しているが、製造工場として自
社工場を有していないため、受注を受けた製品を子会社
や孫会社に製造委託して、集荷した製品を発注主である
小売業者に納品している。
【0098】上記F社は、子会社及び孫会社と共にグル
ープとして本システムの会員として登録し、発注主であ
るG百貨店や運送業者であるH運送会社間のデータ通信
を中央コンピュータ1を介して行うようになった。
【0099】上記中央コンピュータ1にアクセスして自
社ID番号やパスワードを入力したところ、G百貨店の
食品担当からのり缶を500缶受注している事を確認し
たF社の受注担当者は、受注品の内400缶を子会社
に、残りの100缶を孫会社に製造依頼するために製造
数、納品日、納品先等のデータを、子会社と孫会社に対
して発注者の立場で入力した。
【0100】子会社及び孫会社の担当者は、各々F社か
らの発注を確認して製造部門に必要データを配布して品
揃えをして梱包をすると共に、実施例1と同様に中央コ
ンピュータ1の伝票作成処理機能を利用してF社名義の
商品として、納品先や商品の種類、数量を記載した荷札
を上記箱の外体に添付して輸送場に送り、ベルトコンベ
ア上に取り付けたバーコード読取装置でG百貨店向けの
出荷商品として野積にした。
【0101】この場合、上記納品伝票作成処理機能を利
用して入力された子会社及び孫会社のデータはG百貨店
及びF社への納品データとして登録され、G百貨店は後
日配送される商品の納品チェックデータとして自社シス
テムにダウンロードでき、F社としては自社名義の商品
の移動を確認できることになる。
【0102】出荷主である子会社及び孫会社から輸送依
頼を受けたE社の搬送員は、G百貨店向けの箱をトラッ
クに積む場合に、バーコード読取装置を用いて自分が荷
積みした箱の個数と搬送先等のデータをリアルタイム
で、運用者の中央コンピュータ1の貨物追跡データベー
スに登録するが、この貨物追跡データベースは、出荷デ
ータベース及び納品データベースと接続しており、G百
貨店、F社、子会社及び孫会社の自社コンピュータ端末
からアクセスして、貨物の移動状況を把握できるように
している。
【0103】E社の搬送員によって配送された箱は、G
百貨店の荷受け担当者が検品をして納品が終了するが、
本システムでは、納品時に再度バーコード読取装置によ
って荷札が読み取られて、納品完了データが中央コンピ
ュータ1の貨物追跡データベースの入力され、結果的に
G百貨店のコンピュータ端末から入手された納品データ
と照合して納品が完全に行われていることが確認でき
る。
【0104】G百貨店荷受け担当者、E社の搬送担当者
及びF社の受注担当者は、中央コンピュータ1にアクセ
スして、一連の発・受注−出・荷受−物流−納品検品の
作業終了の確認をする事ができた。
【0105】
【実施例3】運送業を営むE社は、実施例2に示す輸送
ルートの他にパンや洋菓子等の賞味期限表示のある食料
品を小売店に輸送して納品する仕事を請け負っている
が、出荷先であるお菓子製造メーカーのH社から15カ
所の小売店にほぼ連日輸送すると共に、賞味期限表示の
期日が過ぎた商品を納品先である小売店より受け取り出
荷先に返品するという作業を行っている。
【0106】従来は、前記15カ所の小売店から別々に
出荷先であるH社に注文が入り、その注文量に合わせて
製品が番重に載せられて梱包され出荷伝票と共に、運送
業者であるE社に納品依頼がなされ、出荷者−運送業者
−小売店の三者間では複写式の手書き納品伝票で商品の
取引を行っていたのを、E社を初め、H社及び15ヶ所
の小売店の全店も実施例1に示す運営者が開設するシス
テムの会員となって発注−受注−出荷−輸送−納品−返
品−検品等の一連の処理を中央コンピュータ1を介して
行うことにした。
【0107】前記15ヶ所の小売店の担当者は、自店の
在庫を見て翌日の荷受希望量を発注データとして自社コ
ンピュータより中央コンピュータ1に入力しておくと、
受注社であるH社の受注ファイルに転送され、この受注
量を確認したH社の出荷担当者は、中央コンピュータ1
を介して、荷札を印字し、商品を梱包した番重の端部に
貼付して、運送業者が運べるように輸送箇所に集約し
た。
【0108】H社の出荷担当者が入力した出荷データ
は、運送業者の会員ファイルに転送されるため、納品依
頼があったことを確認した運送業者の搬送員は翌朝早朝
にH社の輸送箇所に移動して、番重の端部に貼付された
荷札をバーコード読取装置で読み取って出荷先毎に荷物
を分けて搬送車に搭載し、各小売店舗毎に指定の番重を
再度荷札をバーコード読取装置で読み取って納品すると
共に、賞味期限表示の過ぎた商品を返品として受け取り
自社集荷場に戻った。
【0109】この場合、搬送員によりバーコード読取装
置で読み取られた荷札のデータは中央コンピュータ1に
入力されるため、集荷時のデータ及び納品時のデータと
して蓄積され、集荷データと納品データとの相違の有無
を簡易に確認できることになり、また、搬送員としても
搬送に伴う記載事務や自社内の経路書面等の管理記録を
記載しなくてもよく、従来の輸送手段に比較して格段の
労働改善となった。
【0110】
【発明の効果】本発明は、商取引における従来の発注者
と受注者、出荷者と荷受者、或いは商品の管理者、輸送
者、保管者、加工者という固定概念を無くし、発注処理
を行った場合には発注者となり、受注を受けた場合には
受注者となり、商品を出荷した場合には出荷者となり、
商品を受けた場合には荷受者となりうるようにして、運
用者の中央コンピュータを利用して、データ処理並びに
データ管理を行った場合に、その位置付けが簡易に確定
するようにした新規なシステムである。
【0111】このため本発明システムでは、運用者の中
央コンピュータにアクセスした会員全てが、同一の処理
手段を有し、処理されたデータを必要とする全ての関係
会員に反映することができるため、データの移し替え、
再入力、記入、転記等の手間や、移し替え、再入力、記
入、転記等の人的記載ミスがなくなるという事務上の効
果を有するものである。
【0112】さらに商品に貼付されたバーコード付荷札
とデータとが同一であるため、商品の検索、検品照合、
状態・状況確認、作業効率管理等、商品に係わる全ての
管理が容易に行え、関係会員同士が自由に商品の前記状
況等をリアルタイムに確認できるという効果を併せて有
するものである。
【0113】更に、運用者の中央コンピュータと会員と
の接続方法は、一般的に市販されているパーソナルコン
ピュータを使いインターネット等の通信網を利用するこ
とで簡易に操作することが出来るため、従来のような専
門家を必要としなくなりコスト削減にも寄与する効果を
有するものである。
【0114】物流業者にとっても、従来搬送員が集荷し
た商品をステッカーで納品先を目視し、納品伝票と合わ
せて数量や納品先を確認して荷積みをしていたのが、バ
ーコードを読み取ることによって納品先や数量の把握が
でき、更に納品時に納品伝票に担当員のチェック済みの
受領印を受けていた作業も不要となる一方、これらの商
品の動向も全て中央コンピュータに蓄積されていること
から出荷時の数量、納品時の数量に違いが生じなく、ま
たこれらに違いが生じた場合には、どの時点で相違が生
じたかを確認できるという大きな効果を有するものであ
る。
【0115】また従来の集荷方法では、各搬送員が配送
センターに当日集荷した商品を集めてから各納品先毎に
仕分けをするため、交通渋滞や当日に大量の集荷品があ
って配送センターに帰庫した場合には、全ての車両の帰
庫を待って最終的な仕分け作業が終了していたものが、
各搬送員が集荷時点でバーコード読取装置を用いて荷札
の読み取りを行うことで集荷ミスを防ぐことができると
共に、仕分け管理者は、各車両の帰庫を待たなくても、
仕分けの準備の大半をできるため労働時間の短縮に大い
に寄与するという効果を併せて有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明システムの概要を示す構成図である。
【図2】中央コンピュータに内在する機能を示す構成図
である。
【図3】中央コンピュータに内在するプログラム機能を
示す構成図である。
【図4】実施例を示す構成図である。
【図5】実施例を示す構成図である。
【図6】実施例を示す構成図である。
【図7】本発明システムの概要を示す構成図である。
【図8】本発明システムの概要を示すフロー図である。
【図9】本発明システムの概要を示すフロー図である。
【図10】従来の日報経路表を示す説明図である。
【符号の説明】
1・・・中央コンピュータ 2・・・通信網 3・・・会員コンピュータ 4・・・小売り店コンピュータ 5・・・製造業・卸業者コンピュータ 6・・・運送業者コンピュータ 7・・・倉庫業者コンピュータ

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の会員のコンピュータと通信網で接続
    される運用者の中央コンピュータとから構成され、前記
    運用者の中央コンピュータは、商品類の発注、受注、出
    荷、荷受、輸送、保管、流通加工のいずれか1種以上の
    データの管理処理を行う第一ステップと、アクセスした
    前記関係会員の通信機器で発注、受注、出荷、荷受、輸
    送、保管、流通加工のいずれか1種以上のデータの入・
    出力処理を行う第二ステップと、前記第二ステップで得
    られた中央コンピュータ内のデータを各関係会員間で共
    有して、アクセスした関係会員の通信機器から該当する
    データを検索する第三ステップと、必要において前記第
    三ステップで検索したデータを各種伝票、札、ラベル、
    シール様式で印字又は発行する第四ステップとから構成
    されることを特徴とする戦略的提携情報管理システム。
  2. 【請求項2】前記運用者の中央コンピュータは、アクセ
    スした前記会員が、発注、受注、出荷、荷受、輸送、保
    管、流通加工のいずれかの処理を容易に行えるための商
    品マスター、PLUマスター、PLU履歴マスター、J
    ANコードマスター、ロケーションマスター、在庫マス
    ター、担当者マスター、店頭マスター、納入先マスタ
    ー、出荷先マスター、会員マスター、保管マスター、流
    通加工マスター、アイテムマスター、取引先マスター、
    物流マスターのいずれか1種以上のマスター機能及び検
    索機能を有していることを特徴とする請求項1記載の戦
    略的提携情報管理システム。
  3. 【請求項3】前記運用者の中央コンピュータは、商品管
    理に係わるJANコード、製造年月日、賞味期限表示、
    出荷年月日のいずれか1種以上のバーコード作成機能を
    有し、アクセスした会員の通信機器で前記作成機能を利
    用して前記バーコードの印字や発行を行うことを特徴と
    する請求項1〜2記載の戦略的提携情報管理システム。
  4. 【請求項4】前記運用者の中央コンピュータは、商品管
    理に係わるICタグ、ICチップ、ICラベル、RFI
    Dタグ、RFIDチップ、RFIDラベルのいずれか1
    種以上の作成機能を有し、アクセスした会員の通信機器
    で前記作成機能を利用して前記タグ、チップ、ラベルの
    印字や発行を行うことを特徴とする請求項1〜3記載の
    戦略的提携情報管理システム。
  5. 【請求項5】前記運用者の中央コンピュータは、発注業
    務に係わる発注の明細、修正、修正履歴、差替、差替修
    正、差替履歴、在庫、在庫調整、自動補充の各種データ
    管理、検索、印字の各機能を有し、アクセスした会員の
    通信機器から前記機能を利用して発注処理を行う発注処
    理手段を有することを特徴とする請求項1〜4記載の戦
    略的提携情報管理システム。
  6. 【請求項6】前記運用者の中央コンピュータは、商品類
    である商品、製品、材料、貨物の在庫を一定範囲に保つ
    ために、売上データ及び在庫データに基づき上記商品等
    を自動的に補充するための発注を行う自動補充機能を有
    し、アクセスした会員の通信機器から前記機能を利用し
    て発注処理を行う発注処理手段を有することを特徴とす
    る請求項1〜5記載の戦略的提携情報管理システム。
  7. 【請求項7】前記運用者の中央コンピュータは、発注デ
    ータを受注する会員の各受注指定単位に自動変換処理す
    る発注単位変換処理手段を有することを特徴とする請求
    項1〜6記載の戦略的提携情報管理システム。
  8. 【請求項8】前記運用者の中央コンピュータは、商品類
    である商品、製品、材料、貨物の返品業務に係わる返品
    の明細、差替、在庫、在庫調整の各種データ管理、検
    索、印字の各機能を有し、アクセスした会員の通信機器
    から前記機能を利用して返品処理を行う返品処理手段を
    有することを特徴とする請求項1〜7記載の戦略的提携
    情報管理システム。
  9. 【請求項9】前記運用者の中央コンピュータは、商品類
    である商品、製品、材料、貨物の転送業務に係わる転送
    品の明細、差替、在庫、在庫調整の各種データ管理、検
    索、印字の各機能を有し、アクセスした会員の通信機器
    から前記機能を利用して転送処理を行う転送処理手段を
    有することを特徴とする請求項1〜7記載の戦略的提携
    情報管理システム。
  10. 【請求項10】前記運用者の中央コンピュータは、受注
    に係わる受注の明細、修正、在庫、在庫調整のいずれか
    1種以上の各種データ管理、検索、印字の各機能を有
    し、アクセスした会員の通信機器から前記機能を利用し
    て受注処理を行う受注処理手段を有することを特徴とす
    る請求項1〜9記載の戦略的提携情報管理システム。
  11. 【請求項11】前記運用者の中央コンピュータは、アク
    セスした会員の出荷作業を容易に行えるための発注デー
    タに対応する受注データ、受注データに対応する出荷デ
    ータを、出荷する会員の各指定荷姿単位に変換処理する
    荷姿単位変換処理手段を有することを特徴とする請求項
    1〜10記載の戦略的提携情報管理システム。
  12. 【請求項12】前記運用者の中央コンピュータは、出荷
    業務に係わる出荷の予定、明細、指示、依頼、検品、修
    正、確定、欠品、過剰品、ピッキング、在庫、在庫調整
    の各種データ管理、検索、印字の各機能を有し、アクセ
    スした会員の通信機器から前記機能を利用して出荷処理
    を行う出荷処理手段を有することを特徴とする請求項1
    〜11記載の戦略的提携情報管理システム。
  13. 【請求項13】前記運用者の中央コンピュータは、受注
    者又は出荷者の貨物輸送業務に係わる輸送、或いは物流
    業務を依頼される会員の物流に係わる物流に関する依
    頼、明細、修正、返品、配車、予定、完了、欠損品、荷
    下ろし、検品、仕分、保管の各種データや運搬員の実績
    データ管理、検索、印字の各機能を有し、アクセスした
    会員の通信機器から前記機能を利用して輸送及び物流処
    理を行う物流処理手段を有することを特徴とする請求項
    1〜12記載の戦略的提携情報管理システム。
  14. 【請求項14】前記運用者の中央コンピュータは、荷受
    業務に係わる荷受の予定、明細、修正、検品、完了、欠
    損品、過剰品等の各種データ管理、検索、印字機能を有
    し、アクセスした会員の通信機器から前記機能を利用し
    て荷受処理を行う荷受処理手段を有することを特徴とす
    る請求項1〜14記載の戦略的提携情報管理システム。
  15. 【請求項15】前記運用者の中央コンピュータは、出荷
    処理された実績データに基づくバーコード付の仕入伝
    票、仕入明細書、出荷伝票、出荷明細書、納入伝票、納
    入明細書、物流依頼書、荷札、JANコード、出荷年月
    日、製造年月日、賞味期限表示、内箱札、管理札のいず
    れか1種以上の印字又は発行機能を有し、アクセスした
    会員の通信機器から前記機能を利用して前記バーコード
    付の仕入伝票、仕入明細書、出荷伝票、出荷明細書、納
    入伝票、納入明細書、物流依頼書、荷札、JANコー
    ド、出荷年月日、製造年月日、賞味期限表示、内箱札、
    管理札を印字又は発行することを特徴とする請求項1〜
    14記載の戦略的提携情報管理システム。
  16. 【請求項16】前記運用者の中央コンピュータの印字又
    は発行機能を利用して得られたバーコードは、該中央コ
    ンピュータで管理するデータと対応していることを特徴
    とする請求項1〜15記載の戦略的提携情報管理システ
    ム。
  17. 【請求項17】前記運用者の中央コンピュータは、アク
    セスした出荷者である会員が貨物に貼付されたバーコー
    ド付き荷札をバーコード読取装置で読み取り、前記貨物
    と出荷データとを照合して出荷確認をする出荷検品機能
    を有し、アクセスした関係会員の通信機器から前記機能
    を利用して出荷検品する出荷検品手段を有することを特
    徴とする請求項1〜16記載の戦略的提携情報管理シス
    テム。
  18. 【請求項18】前記運用者の中央コンピュータは、該中
    央コンピュータを介して作成した荷札が貼付されている
    出荷貨物のバーコードを、物流業務の集荷時、荷下し
    時、仕分時、検品時、入庫時、出庫時、荷積時、納品
    時、保管時のいずれかの時点においてバーコード読取装
    置で読み取ることで、該出荷貨物と物流データとを照合
    又は検品する照合検品機能を有し、アクセスした関係会
    員の通信機器から前記機能を利用して貨物の照合検品す
    る照合検品手段と、前記会員の照合したデータを各関係
    会員間で共有する貨物追跡手段を有することを特徴とす
    る請求項1〜17記載の戦略的提携情報管理システム。
  19. 【請求項19】前記運用者の中央コンピュータは、荷受
    業務を行う場合、貨物に貼付された前記荷札のバーコー
    ドをバーコード読取装置で読み取ることで、前記貨物と
    納入予定データ、又は事前出荷明細データとを照合して
    荷受検品する荷受検品機能を有し、アクセスした関係会
    員の通信機器から前記機能を利用して貨物の荷受検品す
    る荷受検品手段を有すると共に、前記会員の荷受検品し
    たデータを各関係会員間で共有する貨物追跡手段と、発
    注者及び受注者間、受注者及び出荷者間、物流依頼者及
    び受託者間における売掛・買掛確認手段とを有すること
    を特徴とする請求項1〜18記載の戦略的提携情報管理
    システム。
  20. 【請求項20】複数の会員コンピュータと通信回線で接
    続される運用者の中央コンピュータとから構成され、前
    記運用者の中央コンピュータは、各関係会員が前記運用
    者の中央コンピュータに通信網を介して接続すること
    で、前記中央コンピュータが有する発注、受注、出荷、
    荷受、輸送、保管、流通加工のいずれか1種以上の処理
    手段を、前記会員のコンピュータで任意に選択し、前記
    関係会員の処理手段として運用できることを特徴とする
    戦略的提携情報運用方法。
  21. 【請求項21】複数の会員コンピュータと通信網で接続
    される運用者の中央コンピュータとから構成され、前記
    運用者の中央コンピュータは、各関係会員が前記運用者
    の中央コンピュータに通信網を介して接続することで、
    前記中央コンピュータが有する発注、受注、出荷、荷
    受、輸送、保管、流通加工のいずれか1種以上の処理手
    段を、前記会員のコンピュータで任意に選択し、前記関
    係会員の処理手段として運用でき、その運用処理したデ
    ータを関係する各会員間で共有することができることを
    特徴とする戦略的提携情報運用方法。
  22. 【請求項22】複数の会員コンピュータと通信網で接続
    される運用者の中央コンピュータとから構成され、前記
    運用者の中央コンピュータにアクセスした前記複数の会
    員は、発注、受注、出荷、荷受、輸送、保管、流通加工
    のいずれか1種以上を選択することで、それぞれが発注
    者、受注者、出荷者、荷受者,輸送者、保管者、流通加
    工者のいずれか1種以上の事業者としての処理手段を有
    し、該会員の通信機器で発注、受注、出荷、荷受、輸
    送、保管、流通加工の入・出力、管理、検索、印字処理
    を行うことを特徴とする戦略的提携情報運用方法。
  23. 【請求項23】複数の会員コンピュータと通信回線で接
    続される運用者の中央コンピュータとから構成され、運
    用者の中央コンピュータは、会員から入力されたデータ
    を保管管理する管理機能と、入力されたデータを変換処
    理する変換機能と、データを検索する際に起動するデー
    タの検索機能と、貨物情報を検索する際に起動する貨物
    追跡検索機能とを有し、これらの各種機能を戦略的提携
    情報管理システムであるコンピュータに実行させるプロ
    グラムを記録することを特徴とする戦略的提携情報管理
    用プログラム記録媒体。
  24. 【請求項24】複数の会員のコンピュータと通信網で接
    続される運用者の中央コンピュータとから構成されたシ
    ステムにおいて、前記運用者の中央コンピュータは、出
    荷データを基にバーコード付仕入伝票、仕入明細書、納
    入伝票、納入明細書、物流依頼書、出荷伝票、出荷明細
    書のいずれか1種以上の伝票を作成発行する発行手段を
    有し、前記会員の通信機器で印字、印刷、コピーが出来
    ることを特徴とする伝票類発行システム。
  25. 【請求項25】複数の会員のコンピュータと通信網で接
    続される運用者の中央コンピュータとから構成されたシ
    ステムにおいて、貨物の出荷時、集荷時、仕分時、照合
    検品時、入庫時、出庫時、荷積時、納品時、保管時、荷
    受検品時のいずれか1種以上の作業時に、貨物に貼付さ
    れたバーコード付荷札をバーコード読取装置で読み取
    り、前記中央コンピュータで管理する前記貨物の付帯デ
    ータと前記貨物とを検証する第一ステップと、得られた
    データを前記貨物の付帯データとして前記中央コンピュ
    ータに登録する第二ステップと、前記貨物に関係する他
    の会員が中央コンピュータにアクセスして貨物の状態及
    び移動状況を検索できる第三ステップとからなることを
    特徴とする貨物管理システム。
  26. 【請求項26】複数の会員のコンピュータと通信網で接
    続される運用者の中央コンピュータとから構成されたシ
    ステムにおいて、輸送業務を行う場合、出荷データを基
    に輸送車両車毎の集荷経路表、納品予定データを基に納
    品経路表のいずれか1種以上の経路表を作成発行する第
    一ステップと、出荷時、集荷時、仕分時、照合検品時、
    入庫時、出庫時、荷積時、納品時、保管時、荷受検品時
    のいずれか1種以上の作業時に、貨物に貼付されたバー
    コード付荷札をバーコード読取装置で読み取り、前記中
    央コンピュータで管理する前記貨物の付帯データと前記
    貨物とを検証する第二ステップと、得られたデータを前
    記貨物の付帯データとして前記中央コンピュータに登録
    する第三ステップと、前記貨物に関係する他の会員が中
    央コンピュータにアクセスして貨物の状態及び移動状況
    を検索できる第四ステップとからなることを特徴とする
    物流管理システム。
  27. 【請求項27】複数の会員のコンピュータと通信網で接
    続される運用者の中央コンピュータとから構成されたデ
    ータ管理システムにおいて、商品、製品、材料、貨物情
    報のいずれか1種以上の情報データを管理する際に、ア
    クセスした会員が商品、製品、材料、貨物の各情報を前
    記運用者の中央コンピュータに登録することで情報管理
    又は在庫管理を行う商品等管理手段を有し、次いでアク
    セスした各関係会員間でそれらの情報を共有することを
    特徴とする商品情報管理方法。
  28. 【請求項28】前記運用者の中央コンピュータは、商
    品、製品、材料、貨物情報のいずれか1種以上の管理業
    務に係わる管理の明細、修正、修正履歴、在庫、在庫調
    整のいずれか1種以上のデータ管理、検索、印字を行う
    各機能の他、前記各情報に係わるJANコード、製造年
    月日、賞味期限表示、商品コード、製品コード、材料コ
    ード、貨物コードのいずれか1種以上のコード管理、印
    字を行う機能を有することを特徴とする請求項27記載
    の商品情報管理方法。
  29. 【請求項29】前記運用者の中央コンピュータは、アク
    セスした各関係会員が該中央コンピュータで管理するデ
    ータを互いに共有するための共通コードの他、該共通コ
    ードに対応する商品、製品、材料、貨物の自社コードを
    付与された個別コードを併せて管理することを特徴とす
    る請求項27〜28記載の商品情報管理方法。
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