JP2002108871A - 情報提供システム、情報提供方法および情報提供プログラムを記録した媒体 - Google Patents

情報提供システム、情報提供方法および情報提供プログラムを記録した媒体

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JP2002108871A
JP2002108871A JP2000294359A JP2000294359A JP2002108871A JP 2002108871 A JP2002108871 A JP 2002108871A JP 2000294359 A JP2000294359 A JP 2000294359A JP 2000294359 A JP2000294359 A JP 2000294359A JP 2002108871 A JP2002108871 A JP 2002108871A
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Katsuhiro Tsuji
勝啓 辻
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Original Assignee
Melco Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報提供に当たり、いつ・誰が・どのような
情報の提供を受けたかを特定する必要があった。 【解決手段】 質問者を特定可能な質問者登録データを
登録した上で、質問者は質問可能な質問事項に基づいて
選択した質問を行い、当該質問に対して予め登録されて
いる回答あるいは新たに作成された回答の提供を受け
る。従って、情報提供に当たり、特定可能な質問者にの
み情報を提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報提供システ
ム、情報提供方法および情報提供プログラムを記録した
媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の情報提供システムとし
て、特開2000−57066号公報に開示されたもの
が知られている。同公報に記載された技術はデータベー
スに回答を蓄積してweb等により種々の情報を提供す
るものであり、提供された情報に関してユーザが質問を
すると、同ユーザへの回答が電子メールで自動的に送信
される。この技術においては、同じ内容の質問に対する
同じ回答の作成作業を重複して行うことを防ぐために質
問内容を自動解読し、予めデータベースに蓄積された上
記回答から最適な回答を選択した上で電子メールで送信
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】情報をネットワークに
て提供するシステムは、簡易なシステム構成にて情報を
万人に提供することができるという点が非常に有用であ
る。しかし、例えば商用データベースの場合等は特に情
報提供側で不特定多数のユーザ全てが情報を取得するこ
とを想定しない場合が多い。また、特定会社の社員のみ
がアクセス可能に構築するデータベースにおいては、当
該社員以外の者のアクセスを禁止するのが通常である。
すなわち、いつ・誰が・どのような情報の提供を受けた
かを管理することは情報提供システムにとって重要な技
術である。
【0004】上記公報に開示された技術は、質問者を特
定したり特定の質問者にのみ情報を提供するという視点
はなく、この課題に答えうるものではない。また、特定
の者からのアクセスのみを許可する手法としては、特定
のユーザIDやパスワード等による管理が一般的に行わ
れているが、かかる管理において、ユーザID等を付与
された者が他人にユーザID等を漏洩することを防ぐこ
とはできず、ユーザID等のチェックを行ったとして
も、特定のユーザにのみ情報を提供しているかどうかは
定かではない。本発明は、上記課題にかんがみてなされ
たもので、特定可能な質問者にのみ情報を提供すること
が可能な情報提供システム、情報提供方法および情報提
供プログラムを記録した媒体の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、質問者を特定可能な質問
者登録データを蓄積する質問者登録データ蓄積手段と、
質問者からの質問事項を表す質問データと当該質問事項
に対する回答を表す回答データとを蓄積する質問・回答
データ蓄積手段と、同質問・回答データ蓄積手段に蓄積
されている上記質問データに基づいて質問可能な質問事
項を質問者に対して双方向通信を介して出力する質問事
項出力手段と、同質問事項出力手段による出力に基づい
て質問者が選択した質問事項を双方向通信を介して受け
付ける質問事項受付手段と、同質問事項受付手段にて受
け付けた質問事項の質問者が上記質問者登録データに登
録された質問者であるか否かを判別する登録質問者判別
手段と、同登録質問者判別手段によって登録質問者であ
ると判別された質問者の質問事項に対する回答を上記質
問・回答データ蓄積手段に蓄積されている上記回答デー
タから抽出する回答データ抽出手段と、同回答データ抽
出手段が抽出した回答データを双方向通信を介して出力
する回答データ出力手段とを具備する構成としてある。
【0006】上記のように構成した請求項1にかかる発
明においては、質問者登録データ蓄積手段にて質問者を
特定可能な質問者登録データを蓄積し、質問・回答デー
タ蓄積手段にて質問者からの質問事項を表す質問データ
と当該質問事項に対する回答を表す回答データとを蓄積
する。質問事項出力手段は、同質問・回答データ蓄積手
段に蓄積されている上記質問データに基づいて質問可能
な質問事項を質問者に対して双方向通信を介して出力す
る。この結果、質問者は当該出力に基づいて質問事項を
選択可能になり、質問事項受付手段は同質問事項出力手
段による出力に基づいて質問者が選択した質問事項を双
方向通信を介して受け付ける。このとき、登録質問者判
別手段は同質問事項受付手段にて受け付けた質問事項の
質問者が上記質問者登録データに登録された質問者であ
るか否かを判別するようになっており、回答データ抽出
手段は同登録質問者判別手段によって登録質問者である
と判別された質問者の質問事項に対する回答を上記質問
・回答データ蓄積手段に蓄積されている上記回答データ
から抽出する。そして、回答データ出力手段は同回答デ
ータ抽出手段が抽出した回答データを双方向通信を介し
て出力する。
【0007】すなわち、質問者に対しては質問可能な質
問事項が提示されるので、質問者は所望の情報を得るに
当たり質問の選択を行えばよく、大量の情報から目的の
情報を選び出す等といった作業を行う必要がない。ま
た、質問者を特定可能な質問者登録データに基づいて、
受け付けた質問事項の質問者が登録質問者であるか否か
を判別しているので、既登録の質問者に対して、すなわ
ち、特定の質問者に対してのみ情報を提供することがで
きる。さらに、質問者登録データから質問者を特定可能
であるので、情報の提供を受けた質問者を特定可能であ
る。
【0008】ここで、上記質問者登録データ蓄積手段と
質問・回答データ蓄積手段とはそれぞれ所定のデータを
蓄積することができればよく、頻繁にアクセスされる状
態で大量のデータを蓄積するという点でハードディスク
が好適であるものの、むろん他の記憶媒体、例えば、磁
気ディスクやメモリ等にて構成することも可能である。
また、質問事項を表す質問データは種々の分野の質問に
ついて採用可能であり、この意味で本システムの適用分
野は非常に広いと言える。本システムの適用例として
は、例えば、電子機器やソフトウェアメーカがweb上
で質問を受け付ける場合にFAQ(Frequentl
y Asked Questions)やサポート情報
を提供したり、社内データベースへのアクセスシステム
として社外秘または特定部門外秘の情報を提供したり、
取引先や関連会社に製品情報や販売情報を提供したり、
ネットワーク上の教育機関において講師から生徒へ情報
を提供したりすることに使用することができる。むろ
ん、この他にも所定の質問に対して回答を与える場面に
広く適用することができる。
【0009】上記質問者登録データは質問者を特定可能
であればよく、質問者を特定するためには種々のデータ
を採用可能であるが、その好適な一例として、請求項2
にかかる発明は、上記請求項1に記載の情報提供システ
ムにおいて、上記質問者登録データ蓄積手段に登録する
質問者登録データはメールアドレスである構成としてあ
る。上記のように構成した請求項2にかかる発明におい
ては、質問者登録データがメールアドレスである。
【0010】すなわち、メールアドレスは電子メールを
利用するために通常は個人等に与えられ、電子メールで
プライベートな文書を送受信することに鑑みれば、他人
に自己のメールアドレスを使用させることは考えにく
い。そこで、本システムにおいては上記登録質問者判別
手段が蓄積されている質問者登録データとしてのメール
アドレスで登録質問者を判別することから、上記質問事
項受付手段において電子メールで質問を受け付けるよう
にしておけば、登録質問者以外の者の利用を排除するこ
とができる。また、インターネットを介する電子メール
においては電子メールを送受信可能な状況になるまでに
通常はプロバイダへの接続等ですでにある程度の個人認
証が行われている。従って、正規の電子メールにて質問
の受付を行うということは第三者の介在する余地を低減
しているということができる。ここで、メールアドレス
として、インターネットを介して送信する電子メールの
メールアドレスを使用すると、世界中から本システムに
アクセスできる点で好適であるが、本システムの適用対
象によって、すなわち、社内データベースに本システム
を適用する場合など、外部からのアクセスが想定されな
い場合などにはむろんLANメールのメールアドレスで
あってもよい。
【0011】さらに、請求項3にかかる発明は、上記請
求項1または請求項2のいずれかに記載の情報提供シス
テムにおいて、上記質問者登録データ蓄積手段が蓄積す
る質問者登録データは、質問者が本情報提供システムを
利用するに当たり、予め所定の登録作業によって登録し
たデータである構成としてある。上記のように構成した
請求項3にかかる発明においては、質問者は本情報提供
システムを利用するに当たり、所定の登録作業が必要で
あり、同登録作業によって質問者登録データを上記質問
者登録データ蓄積手段に蓄積するようになっている。す
なわち、予め行う登録作業によって質問者を特定可能な
質問者登録データが蓄積されることから、質問を行う度
に質問者を特定するための作業、例えば識別IDを入力
したりする作業を行う必要が無い。
【0012】このように、質問者登録データは質問者を
特定可能なデータであり、一度の登録作業によってそれ
以後の質問者の特定を当該質問者登録データのみで行わ
せるものである。かかる登録作業を行う手法は様々であ
るが、その一例として、請求項4にかかる発明は、上記
請求項3に記載の情報提供システムにおいて、上記質問
者登録データの登録作業を実行するために、双方向通信
を介して、上記質問者を特定可能な質問者登録データと
ともに登録要請を受け付ける登録要請受付手段と、同登
録要請受付手段が登録要請を受け付けたときに同質問者
登録データに対して登録確認のための識別IDを付与
し、双方向通信を介して同識別IDを上記質問者に対し
て出力する識別ID出力手段と、登録確認情報として上
記質問者登録データと識別IDとの組を双方向通信を介
して受け付ける登録確認情報受付手段と、同登録確認情
報受付手段によって受け付けた登録確認情報の組が、上
記識別ID出力手段によって付与したとおりの適正な組
であるときに当該質問者登録データを上記質問者登録デ
ータ蓄積手段に蓄積させる質問者登録データ登録手段と
を具備する構成としてある。
【0013】上記のように構成した請求項4にかかる発
明においては、上記登録作業を実行するために登録要請
受付手段と識別ID出力手段と登録確認情報受付手段と
質問者登録データ登録手段とを具備している。登録要請
受付手段は、双方向通信を介して、上記質問者を特定可
能な質問者登録データとともに登録要請を受け付ける。
この登録要請を受け付けると、識別ID出力手段は受け
付けた質問者登録データに対して登録確認のための識別
IDを付与し、双方向通信を介して同識別IDを上記質
問者に対して出力する。これを受けた質問者は質問者登
録データと識別IDとを組にして返信し、登録確認情報
受付手段は登録確認情報として上記質問者登録データと
識別IDとの組を双方向通信を介して受け付ける。そし
て、質問者登録データ登録手段は、同登録確認情報受付
手段によって受け付けた登録確認情報の組が、上記識別
ID出力手段によって付与したとおりの適正な組である
ときに当該質問者登録データを上記質問者登録データ蓄
積手段に蓄積させる。
【0014】すなわち、この登録作業においては識別I
Dを登録確認のために付与するとともに質問者に提示
し、あらためて質問者が識別IDと質問者登録データと
を適正な組で返信したときに当該質問者登録データを蓄
積する。ここでいう識別IDは登録時のみに使用され、
情報提供に使用されないため当該識別IDが第三者に漏
洩したとしても回答データ自体が漏洩するわけではな
い。また、識別IDは質問者登録データと適正な組で返
信される必要があるため、質問者登録データ自体を他人
が使用できない場合、すなわち、質問者登録データがメ
ールアドレスである場合などには識別IDが漏洩しても
不正な登録がなされることはない。
【0015】さらに、上記質問者登録データによると質
問者を特定することが可能であるため、情報提供システ
ムの管理において種々の用途に使用することが可能であ
る。その一例として請求項5にかかる発明は、上記請求
項1〜請求項4のいずれかに記載の情報提供システムに
おいて、上記質問者登録データは、上記回答データ出力
手段が回答データを出力することに伴う課金の対象を識
別するために使用される構成としてある。上記のように
構成した請求項5にかかる発明においては、上記回答デ
ータ出力手段が回答データを出力することに伴う課金の
対象を識別するために質問者登録データを使用する。
【0016】すなわち、本情報提供システムは上述のよ
うに種々の場面に広く適用することが可能であり、有料
の情報提供サービスに対して本システムを適用した場合
は情報の提供に伴って課金対象を決定する必要がある。
ここで、質問者毎に課金を行う場合には質問者を特定す
る必要があり、当該質問者登録データを利用すれば容易
に質問者を特定することができる。また、課金を行うた
めには他にも種々のデータ、例えば、クレジットカード
番号や請求書の発送先等の情報が必要になることもあ
り、これらの情報も上記質問者登録データに含め、さら
に、上記登録作業によって予め登録しておけば、これら
の情報を質問の度に入力する必要が無くなり好適であ
る。
【0017】本システムにおいては蓄積している回答デ
ータを出力することによって質問者に回答を提供するこ
とができればよく、そのための構成は様々である。その
一例として、請求項6にかかる発明は、上記請求項1〜
請求項5のいずれかに記載の情報提供システムにおい
て、上記質問・回答データ蓄積手段は、上記回答データ
を複数のデータ形式にて蓄積している構成としてある。
上記のように構成した請求項6にかかる発明において
は、回答データが複数のデータ形式によって蓄積されて
いる。
【0018】すなわち、コンピュータにおいては種々の
データ形式によって所定の内容を表現することが可能で
あり、複数のデータ形式にて回答データを蓄積すること
によって多様な要求に応じることができる。当該データ
形式には特定のアプリケーションで扱うことを可能にす
るための形式の他、画像や音声を表現するために標準化
された形式やファイル内のデータの記述法等が含まれ
る。ここで、ある質問に対する回答として最も単純には
文書による質問に対しての文書による回答があり得る
が、このような態様は回答データがテキスト形式であれ
ば容易に実現可能である。
【0019】しかし、文書を提供するためのデータ形式
はむろんテキスト形式に限られず、他の態様も採用可能
である。例えば、「Microsoft Word」で
扱うファイルである「doc」ファイル(Micros
oftは米国マイクロソフト社の登録商標)や「Acr
obat Reader」で扱うファイルである「pd
f」ファイル(Acrobatは米国アドビシステムズ
社の登録商標)等によって回答データを構築することも
可能である。
【0020】さらに、質問に対する回答は必ずしも文書
に限られることはなく種々のもので構築することも可能
である。例えば、カラー画像の圧縮形式である「gi
f」ファイルや「jpeg」ファイル,音声圧縮形式で
ある「wav」ファイルや「ram」ファイル等によっ
て回答データを構築してもよい。さらに、回答データと
して数式や計算結果が必要な場合は所定のグラフや表を
表示するためのデータ形式であってもよい。さらに、フ
ァイル内のデータ記述法としても種々の態様が採用可能
であり、例えば、「html」ファイルにて回答データ
を構築してもよい。むろん、その他にもバイナリ形式等
の進数表現形式,JIS,UNICODE等のコード体
系等の種々の形式も含み、種々のものが採用可能であ
る。
【0021】本システムによれば、質問者に対しては質
問可能な質問事項が提示されるので、質問者は所望の情
報を得るに当たり質問の選択を行えばよいが、質問の選
択を行わせるために質問者に質問を提示するための態様
は様々である。その構成の一例として請求項7にかかる
発明は、上記請求項1〜請求項6のいずれかに記載の情
報提供システムにおいて、上記質問事項出力手段は、上
記質問事項を階層構造で提示するように出力する構成と
してある。
【0022】上記のように構成した請求項7にかかる発
明においては、質問事項を階層構造で提示する。すなわ
ち、質問事項が相当数に達した場合、質問事項を全て並
列的に提示したのでは質問を選択する上で非常に不便で
あるところ、階層構造で提示すると、質問者は非常に簡
単に所望の質問を発見することができる。ここで、階層
構造としては、質問事項を段階的に提示することができ
ればよく、質問事項を大分類、中分類、小分類等のよう
に階層的に分類し階層毎に提示することや、いわゆるウ
ェブブラウザにおけるリンク等のように階層を移動して
いくようにして提示することなど、種々の態様が採用可
能である。
【0023】このようにして提示された質問事項を質問
者が選択するための態様も様々であり、その構成の一例
として請求項8にかかる発明は、上記請求項1〜請求項
7のいずれかに記載の情報提供システムにおいて、上記
質問事項受付手段は上記質問事項を記載するとともに、
発信者のメールアドレスが上記質問者登録データである
メールを受け付けることにより質問事項を受け付ける構
成としてある。上記のように構成した請求項8にかかる
発明においては、発信者のメールアドレスが上記質問者
登録データであるメールによって質問事項を受け付け
る。
【0024】すなわち、質問者登録データがメールアド
レスであることによって、質問者が質問の度に質問者登
録データを明示しなくても、質問事項受付手段によって
質問者登録データを取得することができる。また、質問
に当たり、メール本文には質問事項を記載すれば必要十
分である。むろん、他の記載をすることによってオプシ
ョン機能を実現するような構成は可能である。さらに、
上述のように電子メールを送信可能な環境は当該メール
アドレスを所有している質問者個人以外の第三者が関与
する可能性が非常に低い点で好適である。
【0025】さらに、提示された質問事項を質問者が選
択するための態様の他の一例として請求項9にかかる発
明は、上記請求項1〜請求項7のいずれかに記載の情報
提供システムにおいて、上記質問事項出力手段は上記質
問事項を一覧表示しつつ選択可能な態様で出力し、上記
質問事項受付手段は質問者が当該一覧表示によって選択
した質問事項を受け付け、上記登録質問者判別手段は当
該質問事項を受け付けた後に上記質問者登録データの入
力を行わせる構成としてある。
【0026】上記のように構成した請求項9にかかる発
明においては、上記質問事項出力手段は上記質問事項を
一覧表示しつつ選択可能な態様で出力し、質問者は質問
事項の一覧を視認しつつ質問事項を選択する。そして、
上記質問事項受付手段は質問者が当該一覧表示によって
選択した質問事項を受け付け、上記登録質問者判別手段
は当該質問事項を受け付けた後に上記質問者登録データ
の入力を行わせる。すなわち、質問事項をウェブページ
上に表示するなどしてブラウザから質問事項を選択可能
に構成することも可能であり、この場合でも続けて質問
者登録データの入力を行わせれば、質問者が登録質問者
であるか否かを確認できる。
【0027】むろん、この場合でも質問者登録データが
第三者に漏洩しにくい態様となっていることが必要であ
る。例えば、質問者登録データをメールアドレスとし、
上記登録者判別手段がブラウザのオプションによってメ
ールを送信させることによって登録質問者であることを
確認するような態様にすることが可能である。むろんこ
こで一覧表示するといっても必ずしも質問事項の全てを
一覧表示する必要はなく、階層構造の質問事項の所定の
階層を逐次一覧表示することは可能である。
【0028】以上のようにして提示される質問事項には
種々のものが想定され、また、その選択の態様も様々で
ある。その構成の一例として請求項10にかかる発明
は、上記請求項1〜請求項9のいずれかに記載の情報提
供システムにおいて、上記質問事項受付手段は、上記回
答データのデータ形式を所望の形式に変換するための依
頼を受け付けることが可能である構成としてある。上記
のように構成した請求項10にかかる発明においては、
質問事項として上記回答データのデータ形式を所望の形
式に変換するための依頼を受け付けることが可能であ
る。すなわち、回答データのデータ形式は上述のように
種々のものが採用可能であるので、質問者が質問事項の
選択肢の一つとして所望のデータ形式への変換を依頼す
ることができれば便利である。
【0029】むろん、このとき得られる回答は変換後の
データ形式による回答である。ここで、あらゆるデータ
形式への変換依頼を予め質問事項として用意するのは困
難であるので、予め用意されていない質問事項として質
問者が依頼可能にしてもよい。上記質問事項受付手段は
質問事項出力手段による出力に基づいて質問者が選択し
た質問事項を受け付けることができればよく、質問可能
な質問事項として出力したもの以外を質問事項として受
け付けたとしても、それは質問可能な質問事項以外を選
択したものであると言える。従って、質問事項受付手段
においては質問事項出力手段による出力に基づいて質問
者が選択した質問事項を受け付けたと言える。
【0030】さらに、請求項11にかかる発明は、上記
請求項1〜請求項10のいずれかに記載の情報提供シス
テムにおいて、上記質問事項受付手段は、上記質問事項
とともに上記回答データのデータ形式を指定した情報を
受け付けることが可能である構成としてある。すなわ
ち、ある質問事項に対する回答が複数のデータ形式で用
意されている場合に質問者所望のデータ形式を選択し、
そのデータ形式にて回答を受け取ることができる。
【0031】上述のように、質問者からの質問事項は上
記質問・回答データ蓄積手段に蓄積された質問以外のも
のであることも想定されるので、かかる場合に適切な回
答情報を提供するための構成として、請求項12にかか
る発明は、上記請求項1〜請求項11のいずれかに記載
の情報提供システムにおいて、上記質問・回答データ蓄
積手段は、予め登録された登録回答者からデータを受け
取って上記質問データと回答データとを追加蓄積可能で
ある構成としてある。
【0032】上記のように構成した請求項12にかかる
発明においては、上記質問・回答データ蓄積手段は、予
め登録された登録回答者からデータを受け取って上記質
問データと回答データとを追加蓄積可能である。すなわ
ち、質問事項に対する回答を作成する回答者は予め登録
されており、当該登録回答者が作成したデータを受け取
って新たに質問事項を新設・蓄積し、それに対する回答
データも蓄積することができる。この結果、質問者から
の任意の質問事項に対する回答を提供することが可能に
なる。
【0033】さらに、請求項13にかかる発明は、上記
請求項1〜請求項12のいずれかに記載の情報提供シス
テムにおいて、上記質問事項受付手段は、上記質問・回
答データ蓄積手段に蓄積された質問データ以外の質問事
項を受け付けたときに、所定の登録回答者に対して当該
質問事項を転送する構成としてある。上記のように構成
した請求項13にかかる発明においては、上記質問・回
答データ蓄積手段に蓄積された質問データ以外の質問事
項を受け付けたときに、所定の登録回答者に対して当該
質問事項を転送する。すなわち、新たな質問事項を受け
取った時点で当該質問事項に対する回答を新設すべく登
録回答者に質問事項を転送する。従って、新たな質問事
項に対して迅速に対応することができる。
【0034】さらに、請求項14にかかる発明は、上記
請求項13に記載の情報提供システムにおいて、上記質
問事項受付手段は、質問事項の階層区分に応じて予め決
められている転送先に上記質問事項を転送する構成とし
てある。上記のように構成した請求項14にかかる発明
においては、質問事項の階層区分に応じて予め決められ
ている転送先に上記質問事項を転送するので、質問事項
に対して回答を作成することができる回答者に対して質
問事項を転送することができ、回答者は全ての質問事項
に対して検討を加える必要がない。
【0035】さらに、請求項15にかかる発明は、上記
請求項13に記載の情報提供システムにおいて、上記質
問事項受付手段は、受け付けた質問事項からキーワード
を抽出するとともに同キーワードから転送先の登録回答
者を判別して転送する構成としてある。上記のように構
成した請求項15にかかる発明においては、受け付けた
質問事項からキーワードを抽出するので、質問事項の分
野を的確に把握することが可能になる。さらに、同キー
ワードから転送先の登録回答者を判別して転送するの
で、質問事項に対して回答を作成することができる回答
者に対して質問事項を転送することができ、回答者は全
ての質問事項に対して検討を加える必要がない。
【0036】さらに、請求項16にかかる発明は、上記
請求項1〜請求項15に記載の情報提供システムにおい
て、上記回答データ抽出手段は、特定の質問事項に対す
る複数の回答データを抽出して新たな回答データを生成
し、上記回答データ出力手段は当該生成された新たな回
答データを双方向通信を介して出力する構成としてあ
る。上記のように構成した請求項16にかかる発明にお
いては、上記回答データ抽出手段は、特定の質問事項に
対する複数の回答データを抽出して新たな回答データを
生成する。そして、上記回答データ出力手段は当該生成
された新たな回答データを双方向通信を介して出力す
る。
【0037】すなわち、特定の質問事項に対しての回答
は必ずしも一つのみである必要はなく、また、一人の登
録回答者からの回答のみに限る必要もない。このように
して複数の回答データが得られた場合にそれらを抽出す
ることができれば、これら複数の回答データを反映させ
て質問事項に回答することができる。また、かかる構成
により、上記質問・回答データ蓄積手段に蓄積された質
問データ以外の質問事項を受け付けたときに、複数の登
録回答者に質問事項を転送して回答を作成することを促
し、得られた複数の回答データを集約して質問事項に対
する回答を作成するような態様にすることもできる。
【0038】さらに、請求項17にかかる発明は、上記
請求項12〜請求項16のいずれかに記載の情報提供シ
ステムにおいて、上記回答データ出力手段は、上記質問
・回答データ蓄積手段によって質問データと回答データ
とが追加蓄積されたときに、当該追加蓄積した回答デー
タを当該回答の質問者に対して出力する構成としてあ
る。上記のように構成した請求項17にかかる発明にお
いては、質問データと回答データとが新たに追加蓄積さ
れた時に当該回答の質問者に対して出力する。すなわ
ち、質問者が上記質問・回答データ蓄積手段に蓄積され
た質問データ以外の質問を選択した場合に、質問直後に
は回答が得られないとしても、回答データが蓄積された
後には遅滞なく当該質問事項に対する回答を得ることが
できる。
【0039】以上のように、質問者は質問事項に対する
回答を得ることができ、予め登録した質問者に対しての
み情報を提供可能になるが、本システムを管理する上で
いつ、誰が、どのような情報の提供を受けたかを事後的
に知ることができれば便利である。そのための構成の一
例として、請求項18にかかる発明は、上記請求項1〜
請求項17のいずれかに記載の情報提供システムにおい
て、上記回答データ出力手段は、上記出力した回答に関
するログを生成して蓄積する構成としてある。
【0040】上記のように構成した請求項18にかかる
発明においては、上記回答データ出力手段によって上記
出力した回答に関するログを生成して蓄積する。すなわ
ち、出力した回答に関するログによって、いつ、誰が、
どのような情報の提供を受けたかを事後的に知ることが
できる。ここで、ログに記載する内容としては種々のも
のが採用可能であり、回答データの出力時刻、出力先、
回答データの内容の他、同一質問者の利用頻度や課金済
であるか否かのデータ、質問者の性別、年齢など種々の
情報をログとすることができる。
【0041】また、このような質問事項に対する回答を
出力するシステムにおいてはシステムを構成するコンピ
ュータで所定のプログラムが実行され、同プログラムは
上述の手段に対応した所定の制御手順に従って処理を進
めていく上で、その根底にはその手順に発明が存在する
ということは当然である。従って、本発明は方法として
も適用可能であり、請求項19にかかる発明において
も、基本的には同様の作用となる。すなわち、必ずしも
実体のあるシステムに限らず、その方法としても有効で
ある。むろん、請求項2〜請求項18に記載された装置
構成を当該方法に対応させることが可能であることは言
うまでもない。
【0042】さらに、上述のように本システムを構成す
るコンピュータにおいては上記所定のプログラムが実行
されるので、これらのプログラムが記録された媒体とし
て発明を捉えることもできる。従って、請求項20にか
かる発明においても、基本的には同様の作用となる。む
ろん、請求項2〜請求項18に記載された装置構成を当
該プログラムが記録された媒体に対応させることが可能
であることは言うまでもない。ここで、コンピュータ読
み取り可能な記録媒体は、磁気記録媒体であってもよい
し光磁気記録媒体であってもよいし、今後開発されるい
かなる記録媒体においても全く同様に考えることができ
る。また、一次複製品、二次複製品などの複製段階につ
いては全く問う余地無く同等である。さらに、上記媒体
とは異なるが、供給方法として通信回線を利用して行な
う場合であれば通信回線が伝送媒体となって本発明が利
用されることになる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように請求項1にかかる本
発明によれば、質問者を特定可能な質問者登録データに
基づいて、受け付けた質問事項の質問者が登録質問者で
あるか否かを判別しているので、特定の質問者に対して
のみ情報を提供することができ、質問者登録データから
質問者を特定可能であるので、情報の提供を受けた質問
者を特定可能な情報提供システムを提供することができ
る。また、請求項2にかかる発明によれば、質問者登録
データが第三者に漏洩し、また、第三者が登録質問者で
あるとして本システムにアクセスすることを防止するこ
とができる。
【0044】さらに、請求項3にかかる発明によれば、
予め行う登録作業によって質問者を特定可能な質問者登
録データを蓄積するので、登録質問者の確認のために質
問の度に質問者を煩わせることがない。さらに、請求項
4にかかる発明によれば、登録作業に当たり登録確認の
ための識別IDを使用するので、不正登録・不正アクセ
スを防止することができる。さらに、請求項5にかかる
発明によれば、容易に課金対象を識別することができ
る。さらに、請求項6にかかる発明によれば、多様な要
求に応じることができる。さらに、請求項7にかかる発
明によれば、質問者は非常に簡単に所望の質問を発見す
ることができる。
【0045】さらに、請求項8にかかる発明によれば、
質問者が質問の度に質問者登録データを明示する必要は
なく、質問に当たりメール本文には質問事項を記載すれ
ば必要十分である。さらに、請求項9にかかる発明によ
れば、汎用的なアクセス形態で質問事項を受け付けるこ
とができる。さらに、請求項10にかかる発明によれ
ば、質問者の多様な要求に応じることができる。さら
に、請求項11にかかる発明によれば、質問者の多様な
要求に応じることができる。さらに、請求項12にかか
る発明によれば、質問者からの任意の質問事項に対する
回答を提供することが可能になる。
【0046】さらに、請求項13にかかる発明によれ
ば、新たな質問事項に対して迅速に対応することができ
る。さらに、請求項14にかかる発明によれば、質問事
項に対して回答を作成することができる回答者に対して
質問事項を転送することができ、回答者は全ての質問事
項に対して検討を加える必要がない。さらに、請求項1
5にかかる発明によれば、質問事項に対して回答を作成
することができる回答者に対して質問事項を転送するこ
とができ、回答者は全ての質問事項に対して検討を加え
る必要がない。さらに、請求項16にかかる発明によれ
ば、複数の回答データを反映させて質問事項に回答する
ことができる。
【0047】さらに、請求項17にかかる発明によれ
ば、回答データが蓄積された後に遅滞なく当該質問事項
に対する回答を得ることができる。さらに、請求項18
にかかる発明によれば、いつ、誰が、どのような情報の
提供を受けたかを事後的に知ることができる。さらに、
請求項19にかかる発明によれば、質問者を特定可能な
質問者登録データに基づいて、受け付けた質問事項の質
問者が登録質問者であるか否かを判別しているので、特
定の質問者に対してのみ情報を提供することができ、質
問者登録データから質問者を特定可能であるので、情報
の提供を受けた質問者を特定可能な情報提供方法を提供
することができる。さらに、請求項20にかかる発明に
よれば、質問者を特定可能な質問者登録データに基づい
て、受け付けた質問事項の質問者が登録質問者であるか
否かを判別しているので、特定の質問者に対してのみ情
報を提供することができ、質問者登録データから質問者
を特定可能であるので、情報の提供を受けた質問者を特
定可能な情報提供プログラムを記録した媒体を提供する
ことができる。
【0048】
【発明の実施の形態】以下、図面にもとづいて本発明の
実施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態にか
かる情報提供システムを含むネットワークを概略図によ
り示している。本実施形態においては情報提供者はサー
バ40を管理しつつ情報を提供しており、質問者あるい
は回答者はインターネット網10を介して質問を行った
り回答を生成したりすることができる。すなわち、図1
において、インターネット網10には種々のコンピュー
タが接続可能であり、それらの一つとしてPCによって
構成される質問者クライアント20aや回答者クライア
ント30aやサーバ40が接続されている。
【0049】また、サーバ40がインターネット網10
に接続されていることから、質問者と回答者とは種々の
ネットワークからサーバ40にアクセスすることが可能
である。その一例として上記図1ではインターネット網
10がさらに携帯電話網11と接続されてより広域なネ
ットワークを形成しており、同携帯電話網11に接続さ
れるアンテナを介して質問者クライアント20bや回答
者クライアント30bが通信回線を確保可能に構成され
ている。ここで、質問者クライアント20bと回答者ク
ライアント30bとは携帯電話である。すなわち、本発
明の一実施形態としては、後述のように質問者と回答者
が使用する端末にてメールの送受信をすることができれ
ば必要十分であることから、携帯電話をクライアントと
して活用することができる。
【0050】むろん、本発明によるシステムにて実現さ
れる全機能の恩恵を受け易いのは種々のアプリケーショ
ン(APL)を実行可能なPCであり、クライアントと
しては簡易な構成のものからある程度の機能を備えたも
のまで必要に応じて適宜選択可能である。この意味で、
クライアントは上述のPCや携帯電話に限ることなく、
本実施形態においては最終的にインターネット網10に
アクセスすることができればよく、ゲーム機であるとか
携帯情報端末などであってもよい。
【0051】図2はPCによって構成される質問者クラ
イアントの概略構成を示している。同図は質問者クライ
アント20aの構成の一例であり、質問者がインターネ
ット網10に接続することができる任意のコンピュータ
が質問者クライアント20aとなり得る。同図におい
て、質問者クライアント20aは通信インタフェース
(I/F)21とハードディスク23とディスプレイ2
2aと入力装置22bとを備えている。かかる構成およ
び図示しないCPU等によってオペレーティングシステ
ム(OS)22が実行され、質問者がディスプレイ22
aを視認しつつ入力装置22bで所定の入力操作を行
い、ハードディスク23に格納された種々のAPLを実
行することが可能である。本実施形態においては当該A
PLとして、質問を行い回答データを受け取るメーラー
24と質問可能な質問事項を視認するためのブラウザ2
5と受け取った回答データに基づいて所定の文書や表、
画像等を視認するためのAPL26が格納されている。
【0052】また、通信I/F21はTCP/IPによ
って上記インターネット網10にアクセスして双方向通
信を行うことが可能であり、インターネット網10を介
して種々のデータやファイル等の授受がなされる。すな
わち、質問者は入力装置22bにて所定の操作を行いメ
ーラー24を起動することによってメールの送受信を行
うことが可能であり、メーラー24は質問者の操作に応
じてSMTPとPOPとによってインターネット網10
を介してメールの送受信を行う。さらに、質問者は入力
装置22bにて所定の操作を行うことによってブラウザ
25を起動することが可能であり、ブラウザ25を利用
してサーバ40にアクセスし、同サーバ40が出力する
質問事項をウェブページの一つとして閲覧することがで
きる。
【0053】本実施形態において具体的には、質問者は
メールの送信に当たりメールのサブジェクトに記載する
文字によって自己が望む要求をサーバ40に認識させる
ようになっており、選択した質問はメール本文中に記載
するようになっている。例えば、自己のメールアドレス
を質問者登録データとして登録する際にはサブジェクト
に「Registration Request」と記
載するようになっており、質問を行うときにはサブジェ
クトに「Answer Request」と記載すると
ともにメール本文に登録済の質問事項あるいは新たな質
問事項を記載するようになっている。
【0054】図3はPCによって構成される回答者クラ
イアント30aの概略構成を示している。同図は回答者
クライアント30aの構成の一例であり、回答者がイン
ターネット網10に接続することができる任意のコンピ
ュータが回答者クライアント30aとなり得る。同図に
おいて、回答者クライアント30aは通信I/F31と
ハードディスク33とディスプレイ32aと入力装置3
2bとを備えている。かかる構成および図示しないCP
U等によってOS32が実行され、回答者がディスプレ
イ32aを視認しつつ入力装置32bで所定の入力操作
を行い、ハードディスク33に格納された種々のAPL
を実行することが可能である。本実施形態においては当
該APLとして、未登録質問事項を受け取り作成した新
たな回答データを送信するメーラー34と新たな回答デ
ータを作成するためのAPL35とが格納されている。
【0055】また、通信I/F31はTCP/IPによ
って上記インターネット網10にアクセスして双方向通
信を行うことが可能であり、インターネット網10を介
して種々のデータやファイル等の授受がなされる。すな
わち、回答者は入力装置32bにて所定の操作を行いメ
ーラー34を起動することによってメールの送受信を行
うことが可能であり、メーラー34は回答者の操作に応
じてSMTPとPOPとによってインターネット網10
を介してメールの送受信を行う。さらに、回答者は入力
装置32bにて所定の操作を行うことによってAPL3
5を起動することが可能であり、APL35を利用して
上記メーラー34にて送信する回答データを作成する。
ここで、APL35は種々のAPLが採用可能であり、
テキスト形式で回答データを作成するときにはテキスト
エディタ等である。他にも、文書データを作成するため
のワープロソフトや、画像や表を作成するためのソフト
ウェアを採用可能である。
【0056】本実施形態において、回答者はメールのサ
ブジェクトによって自己に対して回答データ作成要求が
なされていることを認識することができる。すなわち、
後述するようにしてサーバ40はデータベースに存在し
ない質問を受け付けた時点で質問者からの質問要求メー
ルを転送するので、回答者は受信メールのサブジェクト
が「Fwd:Answer Request」である時
に作成要求であることを認識する。また、作成後の新た
な回答データを送信する際には受け取った上記メールを
転送することとなっており、サーバ40は回答者から
「Re:Fwd:Answer Request」とい
うサブジェクトが返信された時点で回答データを追加蓄
積すべきことを認識する。
【0057】図4はサーバ40の概略構成を示してい
る。同図において、サーバ40は通信I/F41とハー
ドディスク43とを備えており、図示しないCPU等に
よって実行されるOS42の制御下において質問事項の
提示や質問データ等の蓄積、回答データの出力等を実行
可能に構成される。通信I/F41はTCP/IPによ
って上記インターネット網10にアクセスし、双方向通
信を行うことが可能であり、質問者クライアント20a
や回答者クライアント30aから送信されるメールを受
信したり、質問者クライアント20aや回答者クライア
ント30aへメールを送信することができる。また、質
問事項をウェブページのように表示させるためのhtm
lファイル50aを出力可能であり、質問者がウェブブ
ラウザによって質問事項を認識することを可能にしてい
る。
【0058】ハードディスク43には情報提供APL5
0とhtmlファイル50aとデータベース44とログ
ファイル48とが格納されており、さらにデータベース
44には上記通信I/F41を介して受信するデータを
新たに加えることもできる。データベース44には質問
者登録データ45と質問データ46と回答データ47と
が備えられており、質問者登録データ45には後述する
登録処理によって質問者として登録された者のメールア
ドレスが格納される。また、本実施形態においては、質
問者が質問を行うことに応じて課金がなされるようにな
っており、課金対象を特定するためにメールアドレスに
当該メールアドレス所有者のクレジット番号を対応づけ
て格納するようになっている。むろん、他にも質問者の
住所や他のデータを対応づけて格納することが可能であ
る。
【0059】質問データ46は質問事項を表すデータで
あり、上記情報提供APL50の処理によって上記ht
mlファイルの所定位置に書き出すことによって、質問
者がブラウザ25を介してアクセスしたときにウェブペ
ージ上で質問事項を提示可能である。回答データ47は
各質問データに対する回答であることが対応づけられつ
つ格納されており、そのデータ形式は種々のものが存在
する。すなわち、回答として文書による説明が適してい
るものはテキスト形式のデータやワープロソフトのファ
イルとして格納されるし、画像や表による説明が適して
いるものは画像ファイルや表を表示するためのデータと
して格納される。ここで、テキスト形式の回答データは
質問者に対して送信されるメールの文面内容に記載され
るし、回答データが所定のファイルである場合には質問
者に対して送信されるメールに添付される。
【0060】また、上記質問データ46は、具体的には
図5に示すようにその質問ジャンル毎に分類されており
階層構造をなしている。同図において、質問事項が大分
類としてジャンルA〜C,,,と分けられ、さらにその
下の階層としてジャンルA−1等のサブ分類に分けられ
ている。同図においてジャンルAの質問事項として「Q
−3,Q−4」があり、ジャンルA−1の質問事項とし
て「Q−1,Q−2」がある。また、各ジャンルにおい
ては当該ジャンルの質問事項に回答する回答者が決めら
れており、ジャンルA〜Cに回答者a〜cが対応づけら
れている。さらに、データベース44には回答者a〜c
のメールアドレスが格納されており、各ジャンルにおい
て質問データとして蓄積されていない質問事項が受け付
けられたときに、当該メールアドレスを送信先としたメ
ールが転送される。このようにして階層構造をなして蓄
積される質問データ46のそれぞれには、回答データと
して「答−1〜答−4」が与えられており、各質問事項
が受け付けられたときに対応する回答データがメールに
よって送信される。
【0061】ログファイル48は、質問事項に対する回
答を出力したことなどのログを書き出すファイルであ
り、図6に示すようなデータが書き出される。すなわ
ち、ログファイルには、質問事項と同質問事項に対する
回答データの送信を受けた質問者のメールアドレスとそ
の日時とが書き出されており、事後的に当該ファイルを
参照することによって「いつ、誰が、どのような」情報
の提供を受けたかを明らかにすることができる。むろ
ん、ログファイルに書き出すデータは図6に示すものに
限られることはなく、同一質問者の利用頻度や課金済で
あるか否かのデータ、質問者の性別、年齢など種々のデ
ータを書き出し、顧客管理等に使用することもできる。
【0062】情報提供APL50はサーバ40を本発明
にかかる情報提供システムとして機能させるために常時
起動されており、質問事項の受付や回答データの出力等
を司る。図7は同情報提供APL50の構成を示すブロ
ック図である。同図において、情報提供APL50は主
に情報提供部と登録処理部とから構成されている。登録
処理部は登録要請受付部56と識別ID出力部57と登
録確認情報受付部58と質問者登録データ登録部59と
から構成されており、質問者が質問するに当たり予め自
己のメールアドレスを質問者登録データとして登録する
ための登録作業を司る。
【0063】登録要請受付部56は上記通信I/F41
を介して質問者クライアント20aからのメールを受け
取るための処理を行い、同登録要請受付部56はサブジ
ェクトが「Registration Reques
t」であるメールを受け付けたときに登録要請であると
して識別ID出力部57を起動する。同識別ID出力部
57は当該メールのメールアドレスに対して登録確認の
ための識別IDを付与し、通信I/F41を介して同識
別IDを当該メールアドレスに対して出力する。質問者
は登録に当たり当該付与された識別IDとメールアドレ
スとを正しい組で返信するように決められており、登録
確認情報受付部58は通信I/F41を介して識別ID
とメールアドレスとを登録確認情報として受け取るよう
になっている。質問者登録データ登録部59はこの登録
確認情報が正しい組であることを確認するようになって
おり、正しい組であるときに当該メールアドレスを上記
ハードディスク43のデータベース44に格納し、質問
者登録データ45として同メールアドレスを追加するよ
うになっている。このようにして質問者登録データとし
てメールアドレスが登録された質問者は、以降当該メー
ルアドレスを使用してメールを送信するのみで情報提供
を受けられるようになる。
【0064】なお、有料サイトを構築した場合におい
て、メールアドレスのみによる本人確認では不十分と判
断した場合、所定IDの入力により本人を確認すること
も可能である。しかし、頻繁に使用しないサイトの場合
は質問者がIDを忘れてしまう場合もあり、かかる場合
を想定すれば毎回のアクセス時に上記登録作業と同様の
操作を行うシステムにすると好適である。この場合、初
回の登録は、本来のメールアドレスの登録作業のみを目
的とした識別IDを付与し、この登録によりクレジット
カード番号または請求書の発送先などの登録を終了さ
せ、第2回目以降においては回答情報を得るためのID
を付与する。従って、アクセスごとに異なるIDが付与
されるが、当該IDは1回のみの使用に制限されるので
質問者が当該IDを忘れても何ら問題とならない。
【0065】一方、情報提供APL50の上記情報提供
部は質問事項出力部51と質問事項受付部52と登録質
問者判別部53と回答データ抽出部54と回答データ出
力部55とから構成されており、質問事項の受付と回答
データの出力とを司る。質問事項出力部51は上記デー
タベース44にアクセスして上記質問データ46を抽出
し、上記htmlファイル50aの所定位置に当該質問
データ46を書き出すCGIプログラムであり、上記通
信I/F41を介したアクセスに対してhtmlファイ
ル50aを出力する。すなわち、質問者クライアント2
0aのブラウザ25にて当該htmlファイルを受信す
ることによって質問事項をウェブページの一つとして閲
覧することができる。
【0066】質問事項受付部52は、上記質問者クライ
アント20aから送信されるメールを受信するようにな
っており、同受信したメールのサブジェクトが「Ans
wer Request」である時に当該メールに記載
されている質問事項を受け付ける。さらに、本システム
においては登録済の質問者にのみ情報を提供するため、
上記質問事項受付部52が受け付けた質問事項の質問者
がすでに登録しているかどうか判別するようになってお
り、登録質問者判別部53が上記受け付けたメールのメ
ールアドレスが上記データベース44の質問者登録デー
タ45に登録されているか否かを判別する。上記メール
のメールアドレスが登録済であると判別されると当該受
け付けた質問に対する回答を送信するのであるが、ここ
で、上記質問事項受付部52は上記データベース44の
質問データ46を参照し、同質問データ46に蓄積され
ていない質問事項が質問されたときには新たな回答を作
成させるべく受信メールを回答者に転送する。
【0067】一方、質問データ46に蓄積されている質
問事項が質問されたときには、回答データ抽出部54が
起動してデータベース44の回答データから当該質問事
項に対する回答データを抽出する。その後、回答データ
出力部55が当該抽出した回答データをメールにて質問
者に送信する。また、このとき回答データ出力部55は
上述の情報提供部が行った一連の処理に基づいてログを
書き出すようになっており、当該処理のログがログファ
イル48に追加される。尚、本実施形態においては上述
の各部が上記クレームの各手段に対応しており、また、
データベース44にて質問者登録データ45と質問デー
タ46と回答データ47とが蓄積されるので、ハードデ
ィスク43が上記クレームの質問者登録データ蓄積手段
と質問・回答データ蓄積手段を構成している。
【0068】図8〜図11は上記構成および上記情報提
供APL50によって実行される本実施形態の処理フロ
ーを示しており、図8は上記情報提供APL50におい
て実行するサーバ40の処理の概略フローチャートであ
り、図9は上記情報提供APL50の登録処理部が実行
する登録処理のフローチャートであり、図10は上記情
報提供APL50の情報提供部が実行する回答出力処理
のフローチャートであり、図11は上記情報提供APL
50が回答出力処理の過程で実行する転送処理のフロー
チャートである。
【0069】図8において、サーバ40は情報提供AP
L50を常時実行しており、ステップS100にて上記
通信I/F41を介して上記質問者クライアント20a
からのメールを受信可能な状況で待機している。何らか
のメールを受け取るとステップS110にて当該受信メ
ールのサブジェクトを参照し、サブジェクトが「Reg
istration Request」であるときには
ステップS120の登録処理を実行同し、サブジェクト
が「Answer Request」であるときにはス
テップS130の回答出力処理を実行する。
【0070】上記ステップS120に示す登録処理のフ
ローチャートは図9に示されており、この登録処理にお
いてはステップS200にて上記受信メールの送信元メ
ールアドレスを上記ハードディスク43のデータベース
44に仮蓄積する。また、本実施形態においては登録要
求時に質問者のクレジット番号を課金のためにメールに
明記するようになっており、当該クレジット番号も仮蓄
積する。ステップS210では当該仮蓄積したメールア
ドレスに対して登録確認のための識別IDを付与する。
ステップS220では当該識別IDをメール内容に明示
して上記ステップS100で受信したメールを返信す
る。このとき、上記質問者クライアント20aを操作す
る質問者はメーラー24を介して識別IDを明記した当
該メールを受信するので、質問者はさらにこの識別ID
を明記したメールをサーバ40に対して送信する。
【0071】サーバ40はステップS230にて当該質
問者から送信される識別IDを明記したメールが受信さ
れるのを待機しており、当該メールを受信後にステップ
S240にてメールの送信元メールアドレスと明記され
た識別IDが正しい組であること、すなわち、送信元メ
ールアドレスが上記ステップS200にて仮蓄積したも
のであり、かつ明記された識別IDが上記ステップS2
10にてこのメールアドレスに対して付与したものであ
るか否かを判別する。ステップS240にて正しい組で
あると判別されないときには、ステップS250にてエ
ラーメッセージを明記したメールを上記送信元メールア
ドレスに対して返信する。上記ステップS240にて正
しい組であると判別されたときには、ステップS260
にて上記仮蓄積したメールアドレスを正規の登録として
上記データベース44の質問者登録データ45に蓄積す
る。このとき、上記仮蓄積したクレジット番号も当該メ
ールアドレスに対応づけつつ正規の登録として蓄積す
る。また、このようにメールアドレスを正規の登録とし
て蓄積したときには、ステップS270にてその旨を質
問者に対して知らせるためのメールを送信する。一方、
上記ステップS130に示す回答出力処理のフローチャ
ートは図10に示されており、この処理においてはステ
ップS300において上記ステップS100で受信した
メールの送信元メールアドレスを抽出する。ステップS
310では、この抽出した送信元メールアドレスが上記
データベース44の質問者登録データ45に登録済であ
るか否かを判別する。同ステップS310にてメールア
ドレスが登録済であると判別されないときにはステップ
S315でエラーメッセージを返信し、ステップS38
0にてここまでの処理に関してのログを上記ログファイ
ル48に書き出す。
【0072】上記ステップS310にてメールアドレス
が登録済であると判別されたときにはステップS320
にて上記ステップS100で受信したメールに記載され
ている質問事項を抽出する。ステップS330ではこの
抽出した質問事項が上記データベース44の質問データ
46に登録済であるか否かを判別し、登録済であると判
別されないときにはステップS340にて転送処理を行
って、同質問事項を回答者に転送する。ステップS33
0にて質問事項が登録済であると判別されたときには、
ステップS350にて上図5のようにして質問事項に対
応づけられた回答データを抽出し、ステップS360に
て同抽出した回答データをメールに記載あるいは添付し
て上記送信元メールアドレス宛に送信する。
【0073】このようにして上記ステップS340の転
送処理内あるいはステップS360にて回答データの送
信を行った後は、ステップS370において当該メール
送信に対する課金を行う。ここで、本実施形態において
は上述のようにメールアドレスに当該質問者のクレジッ
ト番号が対応づけられているので、同クレジット番号に
所定の課金を行うように、クレジット会社に対してデー
タを送信するなどすればよい。むろん、課金処理はメー
ル送信の度に行うことの他、データ転送料に応じて課金
することや所定期間ごとに課金することなどもできる。
また、クレジット会社以外の決済機関を使用することも
可能である。さらに、ステップS380ではこれらの一
連の処理についての質問事項等をログファイル48に書
き出す。
【0074】上記ステップS340に示す転送処理のフ
ローチャートは図11に示されている。この転送処理は
質問者からの質問事項が上記質問データ46に登録され
ていないときに行うので、まず質問事項の転送先を決定
するために質問事項のジャンルを決定する。このために
ステップS400では上記ステップS100で受信した
メール内容からキーワードを抽出する。ここで、キーワ
ードの抽出手法は様々であり、例えば、日本語文章であ
れば質問事項を文節毎に分けて抽出し、英語文章であれ
ば単語毎に抽出するなどすればよい。
【0075】一方、上記質問データ46の各ジャンルに
は予め複数のキーワードが対応づけられており、ステッ
プS410では上記ステップS400にて抽出したキー
ワードがこの質問データ46に対応づけられたキーワー
ドと一致するか否かを判別する。そして、抽出したキー
ワードのうち一致するキーワードが最も多いジャンルを
上記質問事項のジャンルであるとする。このようにして
質問事項のジャンルが判別されたら、当該質問事項を当
該ジャンルに対応づけられた回答者に転送することによ
って回答データの作成を促すべく、ステップS420に
て該当回答者に上記質問事項を記載したメールを転送す
る。
【0076】上記回答者クライアント30aを利用する
回答者は、メーラー34を介してこの転送されたメール
を受け取り、APL35を利用して質問事項に対する回
答データを作成する。回答者がこの回答データを作成し
た後にはメーラー34を介して回答データをサーバ40
に対して返信するように決められており、サーバ40は
ステップS430にて当該回答データの返信が受信され
ることを待機している。同ステップS430にて当該回
答データの返信を受け取ると、ステップS440にて当
該受信メール中の質問データを抽出して質問事項を上記
データベース44の質問データ46に追加・蓄積すると
ともに、回答データを抽出して上記データベース44の
回答データ47に追加・蓄積する。従って、これ以後は
本システムにおいて当該質問事項と同一の質問がなされ
たときに、データベース44から回答データを抽出して
送信できるようになる。さらに、ステップS450にお
いては上記ステップS440にて追加・蓄積した回答デ
ータを記載あるいは添付したメールを上記ステップS1
00にて受信したメールの送信元メールアドレスに対し
て送信する。従って、質問者の質問事項がデータベース
44に登録されていない場合であっても、当該質問事項
に対する回答が蓄積された直後には遅滞なくその質問者
に回答データが送信される。
【0077】以下、上記構成およびフローチャートにお
いて実現される本発明の動作を説明する。図12,図1
3は、本システムを利用しようとする質問者が質問を行
う前提として自己のメールアドレスを登録する際に送受
信するメール内容の一例を示している。また、図14は
質問者が質問を行い回答を得る際に送受信するメール内
容の一例を示しており、図15は回答者に新規質問事項
に対する回答データを作成する際に送受信するメール内
容の一例を示している。図において、サーバ40のメー
ルアドレスは「Server@****.ne.jp」
であり、質問者のメールアドレスは「Client1@
****.ne.jp」であり、回答者のメールアドレ
スは「Reply1@****.ne.jp」である。
【0078】質問者がメールアドレスを登録するために
は質問者クライアント20aからサーバ40に登録要求
であることを明示したメールを送信する必要があり、図
12の新規メッセージ24aがこれに該当する。すなわ
ち、新規メッセージ24aにおいては、サーバ40に対
してメールを送信するために「Server@***
*.ne.jp」を宛先とし、サブジェクトを「Reg
istration Request」として登録要求
であることを明示している。また、本実施形態において
はメールアドレスの登録と同時に課金対象を特定するた
めのクレジット番号を明示するようになっており、メー
ルの内容にクレジット番号を記載する。
【0079】質問者が質問者クライアント20aのメー
ラー24から上記新規メッセージ24aを送信すると、
同メールがサーバ40にて受信され上記図8のステップ
S110にてサブジェクトが「Registratio
n Request」であることが判別される。その結
果、ステップS120の登録処理が実行され、ステップ
S200にて受信メールの送信元メールアドレスである
「Client1@****.ne.jp」が仮蓄積さ
れる。さらに、ステップS210ではこのメールアドレ
スに対して識別ID「12345」を付与し、ステップ
S220にて当該識別ID「12345」を明示したメ
ールを「Client1@****.ne.jp」宛に
返信する。
【0080】このメールが返信されると、質問者は質問
者クライアント20aのメーラー24を介して図12の
受信メッセージ24bに示すメールを受け取って、付与
された識別ID「12345」を知ることができる。そ
の後、さらに質問者は登録確認のために自己のメールア
ドレス「Client1@****.ne.jp」を使
用して識別ID「12345」をサーバ40に送信する
必要があり、図13の新規メッセージ24cのようにメ
ール内容に識別ID「12345」を明示したメールを
作成する。このようにして識別ID「12345」を明
示したメールをサーバ40に対して送信すると、サーバ
40はステップS230にて当該メールを受信し、ステ
ップS240にてこのメールの送信元メールアドレスと
明示された識別IDとの組を判別する。この例において
はメールアドレス「Client1@****.ne.
jp」と識別ID「12345」とは適正な組であると
判別され、ステップS260にてメールアドレスを上記
質問者登録データ45に対して正式に登録する。この結
果、ステップS270にて正式に登録された旨を明示し
たメールを送信するので、質問者はメーラー24を介し
て図13に示す受信メッセージ24dのようなメールを
受信して正式に登録されたことを認識する。
【0081】以上のようにして登録を受けた質問者は登
録質問者としてメールの送信のみで質問を行い回答デー
タを受け付けることが可能になる。また、質問者は上述
のブラウザ25によって図示しないウェブページを閲覧
することによって上記図5のような質問事項を認知可能
である。質問を行うときには質問者クライアント20a
からサーバ40に回答要求であることを明示したメール
を送信する必要があり、図14の新規メッセージ24e
がこれに該当する。すなわち、新規メッセージ24eに
おいては、サーバ40に対してメールを送信するために
「Server@****.ne.jp」を宛先とし、
サブジェクトを「Answer Request」とし
て回答要求であることを明示している。
【0082】このメールにおいてはメール内容にどの質
問事項に対する回答を要求するのか記載するようになっ
ており、図14においては「Q−1」に対する回答要求
を行っている。質問者が質問者クライアント20aのメ
ーラー24から上記新規メッセージ24eを送信する
と、同メールがサーバ40にて受信され上記図8のステ
ップS110にてサブジェクトが「Answer Re
quest」であることが判別される。その結果、ステ
ップS130の回答出力処理が実行され、ステップS3
00にてこのメールの送信元メールアドレスである「C
lient1@****.ne.jp」を抽出する。ス
テップS310では当該メールアドレス「Client
1@****.ne.jp」が上記データベース44の
質問者登録データ45に登録されていることを判別し、
ステップS320にて質問事項として「Q−1」を抽出
する。質問データ46には図5に示すように「Q−1」
に対する回答「答−1」が対応づけられているので、ス
テップS350にて回答データとして「答−1」を抽出
し、ステップS360にてメール内容に回答データを記
載したメールを返信する。
【0083】ここで「答−1」はテキストデータであ
り、この場合には図14の受信メッセージ24fに示す
ようにメール本文にテキストによる回答が記載される。
回答データが所定のファイルである場合には受信メッセ
ージに当該ファイルが添付される。こうして質問者はメ
ーラー24によって受信メッセージ24fを開封するこ
とで質問事項「Q−1」に対する回答を得ることがで
き、質問をし、回答を得るためにメールを送信という作
業を行うのみでよい。また、このように回答を提供した
後に、ステップS380では図6に示すログファイル4
8にログが書き出されるので、「Client1@**
**.ne.jp」というメールアドレスを使用する質
問者が質問事項「Q−1」に対する回答を受信し、ま
た、受信した日時を把握することができる。
【0084】一方、質問者が図14に示す新規メッセー
ジ24eにおいて質問事項として質問データ46に登録
されていない「Q−5」を記載して同メールを送信した
ときには、サーバ40はステップS330にて質問事項
「Q−5」が質問データ46に登録されていないことを
判別する。従って、このときはステップS340にて質
問事項を登録回答者に転送する。このため、ステップS
400において質問事項「Q−5」の文面からキーワー
ドを抽出し、ステップS410にて当該質問事項「Q−
5」のジャンルを判別する。この結果、この質問事項の
ジャンルに対する回答者が判明し、ステップS420に
て予め登録されているメールアドレス「Reply1@
****.ne.jp」に上記メールが転送される。
【0085】図15には当該転送メッセージ34aが示
されており、登録回答者は回答者クライアント30aの
メーラー34を介して同メールを受け取る。この結果、
回答者は質問事項「Q−5」を把握することができるの
で、APL35を起動して当該質問事項「Q−5」に対
する回答を作成する。テキストによって回答を作成した
場合には、回答者は図15の返信メッセージ34bに示
すようにメール本文に回答データ「答−5」を記載して
サーバ40に返信する。むろん、ここで回答者はテキス
トデータ以外の回答データを作成することも可能であ
り、所定のファイルで回答データを作成したときには返
信メッセージに当該ファイルを添付して送信する。
【0086】上記返信メッセージ34bがサーバ40に
対して送信されると、サーバ40はステップS430に
て当該メールを受信し、ステップS440で質問事項
「Q−5」を質問データ46に追加・蓄積するとともに
回答データ「答−5」を回答データ47に追加蓄積す
る。これ以後は、質問事項「Q−5」は質問可能な質問
事項として提示されるようになる。また、サーバ40は
ステップS450で回答データ「Q−5」を記載したメ
ールを上記質問要求を行った質問者に送信するので、当
該質問者は回答データが蓄積された後遅滞なく回答を得
ることができる。
【0087】上記説明においては質問事項に対して回答
データが一つである場合について説明したが、本システ
ムを運営する上で質問事項に対する回答データは必ずし
も一つに限られないし、複数の回答データから一つの回
答を生成して質問者に提供することもできる。また、回
答者に対して回答を促すために新たな質問事項を転送す
る際の態様も上記キーワードの抽出によるものに限るこ
とはなく種々の態様を採用可能である。図16は本発明
の第二の実施形態における転送処理のフローチャートを
示しており、図17は第二の実施形態において複数の回
答データから一つの回答ファイルを得る際の一例を示し
ている。
【0088】この第二の実施形態において、ハードウェ
アやソフトウェアは上記第一の実施形態とほぼ同様にし
て実現可能であるが、上記情報提供APL50の処理フ
ローにおいてステップS340に示す転送処理が異なっ
ている。すなわち、本実施形態においては、質問データ
46に蓄積されていない質問事項に関する質問が行われ
たときには、特定の回答者に回答を促すのではなく、登
録してある全回答者に質問事項を転送し、得られた複数
の回答データから回答として送信する一つの回答データ
を生成するものである。このために、上記図10のステ
ップS340の代わりに図16に示す転送処理2を実行
するようになっており、ステップS500において受信
した質問事項を記載したメールを全回答者に転送する。
【0089】これらの複数の回答者からは逐次回答が返
信され、ステップS510においては一つの回答データ
を生成するのに必要十分な回答データが返信されること
を待機している。所定の複数データが返信されると、ス
テップS520では当該質問事項を質問データ46に追
加・蓄積し、この質問事項に対して得られた複数の回答
データを対応づけつつ回答データ47に追加・蓄積す
る。そしてステップS530においては、得られた複数
の回答データから一つの回答データとしての回答ファイ
ルを生成し、ステップS540にて同生成した回答ファ
イルを当該質問の質問者に対して送信する。むろん、以
後当該質問事項に対する回答要求がなされたときには、
蓄積済の回答データから回答ファイルを生成し、回答フ
ァイルを送信すればよいし、質問要求の度に新たな回答
が必要であればステップS520に該当する処理を行わ
なくてもよい。さらに、一定期間毎に回答データ47を
削除するようにすれば、通常は蓄積された回答データで
回答ファイルを生成するようにしつつも、一定期間経過
後の質問を契機に回答データを更新するように構成する
ことができ、一定期間毎に変動する回答を得るのに便利
である。
【0090】このように、複数の回答データから一つの
回答ファイルを生成すると、一つの質問事項に対して多
様な見解を示すことができる他、本システムをより多様
な場面で活用することが可能になる。図17に示す一例
は、複数の回答データから一つの表を表示するための回
答ファイルを生成する作業を示しており、データベース
44には予めフォームファイル46aが蓄積されてい
る。このフォームファイル46aはある部署X〜Zの月
別実績を一つの表で表すためのフォームであり、各部署
毎の月別実績を入力する欄が空欄であるとともに部署毎
の月別実績の合計を記載する欄が空欄である。すなわ
ち、本例においては、質問者は各部署の月別実績を集計
するために質問事項に対する回答要求を行い、回答者は
各部署の月別実績を回答するようになっており、これに
よって部署X〜Zの合計の月別実績を得ることができ
る。
【0091】具体的には、ステップS500にて各部署
の回答者に対して月別実績を回答する旨のメールが転送
され、ステップS510にて各部署X〜Zから回答x〜
zが返信されるのを待機する。そして、ステップS52
0にて質問データおよび回答データ(回答x〜z)をデ
ータベース44に蓄積し、ステップS530にて回答フ
ァイルを生成する。このとき、上記フォームファイル4
6aの部署毎の空欄に上記回答x〜zが入力され、これ
らの合計が自動的に計算されて月別実績の合計を記載す
る欄に合計が記載される。ステップS540では質問者
に対して同回答ファイルを添付したメールを送信する。
従って、この回答ファイルを得た質問者は、サーバ40
に対してメールで質問を行うのみで自動集計された結果
を得ることができる。むろん、このような使用態様は一
例であり、質問者がデータ等を要求し、回答者が回答す
る複数のデータを集計するような場面に広く使用するこ
とができる。
【0092】さらに、上記第一および第二の実施形態に
おいては、質問者はメーラーに質問事項を入力して質問
を行うように構成していたが、質問者が質問を選択する
構成においてブラウザ等にて質問事項を確認した上でメ
ーラーを起動し、自ら質問事項を入力するのは煩雑であ
る。質問者が使用するインタフェースは上記メーラーに
限られることはなく、種々のものを採用しユーザフレン
ドリーに資することができる。図18はブラウザによっ
て質問事項が階層的に閲覧可能に提供されている状態を
示している。この例において、質問者はかかる閲覧ペー
ジに表示された質問事項をクリックすることによりブラ
ウザ付属のメール送信機能を起動することができる。
【0093】すなわち、図18のブラウザ画面上におい
てマウスポインタで質問事項「Q−4」を選択しつつク
リックすると、図19に示すメール送信画面が自動に表
示されるようになっており、このとき、質問事項「Q−
4」は送信メール内容として自動で記載されるようにな
っており、サブジェクトも自動で「Answer Re
quest」となっている。そこで、質問者は送信元メ
ールアドレスとして「Client1@****.n
e.jp」を入力して送信ボタンをクリックすると当該
内容のメールが送信され、質問要求を行うことができ
る。この結果、質問事項の選択と質問要求を連動して実
行可能になる。また、図18の右下に示す質問画面ボタ
ンを用意しておけば、質問者が望む質問事項が質問デー
タとして蓄積されていないときに図19の送信メール内
容を空欄にして表示し、質問事項を入力させ、メールを
送信させることが可能であり、この場合も質問事項の選
択とメール送信を連動して行うことができる。
【0094】以上のように本システムにおいては、質問
者が一旦登録作業を行うと、その後はメールの送信のみ
で所望の情報を得ることができるし、情報提供側ではメ
ールアドレスによって情報提供を受けた質問者を特定す
ることができる。このようなシステムは非常に広範な場
面に適用可能であり、上述の実施形態のみに限られな
い。例えば、社外秘または特定部門外秘などの一部の者
だけが知ることのできる情報を、ネットを使用して配信
する場合に利用できる。さらに、関連会社や取引先との
間で、製品情報や販売情報等を配信する場合にも利用で
きる。この場合、製品の在庫状況を含め、性能などの個
別情報を関連会社や取引先だけに提供することができ
る。この場合は、通常のwebサイト内に所定のリンク
先を設け、このサイトヘのアクセス時にメールアドレス
をチェックすることによって、部外者からのアクセスを
予め排除しておき、さらに、情報の引出しには、前記の
とおり電子メールによる情報の配信を利用する。なお、
アクセス時に登録されていないメールアドレスが入力さ
れた場合は、アクセスが許容されない。従って、極秘内
容ではないけれども、部外者への流出を避けたい情報に
ついて配信先を明らかにしつつ情報提供ができる。
【0095】以上説明したように、本発明においては、
質問者を特定可能な質問者登録データを登録した上で、
質問者は質問可能な質問事項に基づいて選択した質問を
行い、当該質問に対して予め登録されている回答あるい
は新たに作成された回答の提供を受ける。従って、情報
提供に当たり、特定可能な質問者にのみ情報を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる情報提供システム
を含むネットワーク構成の概略図である。
【図2】質問者クライアントの概略構成図である。
【図3】回答者クライアントの概略構成図である。
【図4】サーバの概略構成図である。
【図5】質問データの階層構造を示す図である。
【図6】ログファイル内容の例を示す図である。
【図7】情報提供APLの構成を示すブロック図であ
る。
【図8】サーバの処理の概略フローチャートである。
【図9】登録処理のフローチャートである。
【図10】回答出力処理のフローチャートである。
【図11】転送処理のフローチャートである。
【図12】メールアドレスを登録する際に送受信するメ
ール内容の一例を示す図である。
【図13】メールアドレスを登録する際に送受信するメ
ール内容の一例を示す図である。
【図14】質問を行い回答を得る際に送受信するメール
内容の一例を示す図である。
【図15】回答データを作成する際に送受信するメール
内容の一例を示す図である。
【図16】第二の実施形態における転送処理のフローチ
ャートである。
【図17】複数の回答データから一つの回答ファイルを
得る際の一例を示す図である。
【図18】質問事項が階層的に閲覧可能に提供されてい
る状態を示す図である。。
【図19】自動的に表示されるメール送信画面を示す図
である。
【符号の説明】 10…インターネット網 11…携帯電話網 20a,b…質問者クライアント 21…通信I/F 22…OS 22a…ディスプレイ 22b…入力装置 23…ハードディスク 24…メーラー 25…ブラウザ 30a,b…回答者クライアント 31…通信I/F 32a…ディスプレイ 32b…入力装置 33…ハードディスク 34…メーラー 40…サーバ 41…通信I/F 42…OS 43…ハードディスク 44…データベース 45…質問者登録データ 46…質問データ 47…回答データ 48…ログファイル 50…情報提供APL 51…質問事項出力部 52…質問事項受付部 53…登録質問者判別部 54…回答データ抽出部 55…回答データ出力部 56…登録要請受付部 57…識別ID出力部 58…登録確認情報受付部 59…質問者登録データ登録部

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 質問者を特定可能な質問者登録データを
    蓄積する質問者登録データ蓄積手段と、 質問者からの質問事項を表す質問データと当該質問事項
    に対する回答を表す回答データとを蓄積する質問・回答
    データ蓄積手段と、 同質問・回答データ蓄積手段に蓄積されている上記質問
    データに基づいて質問可能な質問事項を質問者に対して
    双方向通信を介して出力する質問事項出力手段と、 同質問事項出力手段による出力に基づいて質問者が選択
    した質問事項を双方向通信を介して受け付ける質問事項
    受付手段と、 同質問事項受付手段にて受け付けた質問事項の質問者が
    上記質問者登録データに登録された質問者であるか否か
    を判別する登録質問者判別手段と、 同登録質問者判別手段によって登録質問者であると判別
    された質問者の質問事項に対する回答を上記質問・回答
    データ蓄積手段に蓄積されている上記回答データから抽
    出する回答データ抽出手段と、 同回答データ抽出手段が抽出した回答データを双方向通
    信を介して出力する回答データ出力手段とを具備するこ
    とを特徴とする情報提供システム。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載の情報提供システム
    において、 上記質問者登録データ蓄積手段に登録する質問者登録デ
    ータはメールアドレスであることを特徴とする情報提供
    システム。
  3. 【請求項3】 上記請求項1または請求項2のいずれか
    に記載の情報提供システムにおいて、 上記質問者登録データ蓄積手段が蓄積する質問者登録デ
    ータは、質問者が本情報提供システムを利用するに当た
    り、予め所定の登録作業によって登録したデータである
    ことを特徴とする情報提供システム。
  4. 【請求項4】 上記請求項3に記載の情報提供システム
    において、 上記質問者登録データの登録作業を実行するために、 双方向通信を介して、上記質問者を特定可能な質問者登
    録データとともに登録要請を受け付ける登録要請受付手
    段と、 同登録要請受付手段が登録要請を受け付けたときに同質
    問者登録データに対して登録確認のための識別IDを付
    与し、双方向通信を介して同識別IDを上記質問者に対
    して出力する識別ID出力手段と、 登録確認情報として上記質問者登録データと識別IDと
    の組を双方向通信を介して受け付ける登録確認情報受付
    手段と、 同登録確認情報受付手段によって受け付けた登録確認情
    報の組が、上記識別ID出力手段によって付与したとお
    りの適正な組であるときに当該質問者登録データを上記
    質問者登録データ蓄積手段に蓄積させる質問者登録デー
    タ登録手段とを具備することを特徴とする情報提供シス
    テム。
  5. 【請求項5】 上記請求項1〜請求項4のいずれかに記
    載の情報提供システムにおいて、 上記質問者登録データは、上記回答データ出力手段が回
    答データを出力することに伴う課金の対象を識別するた
    めに使用されることを特徴とする情報提供システム。
  6. 【請求項6】 上記請求項1〜請求項5のいずれかに記
    載の情報提供システムにおいて、 上記質問・回答データ蓄積手段は、上記回答データを複
    数のデータ形式にて蓄積していることを特徴とする情報
    提供システム。
  7. 【請求項7】 上記請求項1〜請求項6のいずれかに記
    載の情報提供システムにおいて、 上記質問事項出力手段は、上記質問事項を階層構造で提
    示するように出力することを特徴とする情報提供システ
    ム。
  8. 【請求項8】 上記請求項1〜請求項7のいずれかに記
    載の情報提供システムにおいて、 上記質問事項受付手段は上記質問事項を記載するととも
    に、発信者のメールアドレスが上記質問者登録データで
    あるメールを受け付けることにより質問事項を受け付け
    ることを特徴とする情報提供システム。
  9. 【請求項9】 上記請求項1〜請求項7のいずれかに記
    載の情報提供システムにおいて、 上記質問事項出力手段は上記質問事項を一覧表示しつつ
    選択可能な態様で出力し、上記質問事項受付手段は質問
    者が当該一覧表示によって選択した質問事項を受け付
    け、上記登録質問者判別手段は当該質問事項を受け付け
    た後に上記質問者登録データの入力を行わせることを特
    徴とする情報提供システム。
  10. 【請求項10】 上記請求項1〜請求項9のいずれかに
    記載の情報提供システムにおいて、 上記質問事項受付手段は、上記回答データのデータ形式
    を所望の形式に変換するための依頼を受け付けることが
    可能であることを特徴とする情報提供システム。
  11. 【請求項11】 上記請求項1〜請求項10のいずれか
    に記載の情報提供システムにおいて、 上記質問事項受付手段は、上記質問事項とともに上記回
    答データのデータ形式を指定した情報を受け付けること
    が可能であることを特徴とする情報提供システム。
  12. 【請求項12】 上記請求項1〜請求項11のいずれか
    に記載の情報提供システムにおいて、 上記質問・回答データ蓄積手段は、予め登録された登録
    回答者からデータを受け取って上記質問データと回答デ
    ータとを追加蓄積可能であることを特徴とする情報提供
    システム。
  13. 【請求項13】 上記請求項1〜請求項12のいずれか
    に記載の情報提供システムにおいて、 上記質問事項受付手段は、上記質問・回答データ蓄積手
    段に蓄積された質問データ以外の質問事項を受け付けた
    ときに、所定の登録回答者に対して当該質問事項を転送
    することを特徴とする情報提供システム。
  14. 【請求項14】 上記請求項13に記載の情報提供シス
    テムにおいて、 上記質問事項受付手段は、質問事項の階層区分に応じて
    予め決められている転送先に上記質問事項を転送するこ
    とを特徴とする情報提供システム。
  15. 【請求項15】 上記請求項13に記載の情報提供シス
    テムにおいて、 上記質問事項受付手段は、受け付けた質問事項からキー
    ワードを抽出するとともに同キーワードから転送先の登
    録回答者を判別して転送することを特徴とする情報提供
    システム。
  16. 【請求項16】 上記請求項1〜請求項15に記載の情
    報提供システムにおいて、 上記回答データ抽出手段は、特定の質問事項に対する複
    数の回答データを抽出して新たな回答データを生成し、
    上記回答データ出力手段は当該生成された新たな回答デ
    ータを双方向通信を介して出力することを特徴とする情
    報提供システム。
  17. 【請求項17】 上記請求項12〜請求項16のいずれ
    かに記載の情報提供システムにおいて、 上記回答データ出力手段は、上記質問・回答データ蓄積
    手段によって質問データと回答データとが追加蓄積され
    たときに、当該追加蓄積した回答データを当該回答の質
    問者に対して出力することを特徴とする情報提供システ
    ム。
  18. 【請求項18】 上記請求項1〜請求項17のいずれか
    に記載の情報提供システムにおいて、 上記回答データ出力手段は、上記出力した回答に関する
    ログを生成して蓄積することを特徴とする情報提供シス
    テム。
  19. 【請求項19】 質問者を特定可能な質問者登録データ
    と質問者からの質問事項を表す質問データと当該質問事
    項に対する回答を表す回答データとを蓄積し、質問者か
    らの要求に応じて質問事項に対する回答を双方向通信を
    介して提供する情報提供方法であって、 上記蓄積されている質問データに基づいて質問可能な質
    問事項を質問者に対して双方向通信を介して出力する質
    問事項出力工程と、 同質問事項出力工程による出力に基づいて質問者が選択
    した質問事項を双方向通信を介して受け付ける質問事項
    受付工程と、 同質問事項受付工程にて受け付けた質問事項の質問者が
    上記質問者登録データに登録された質問者であるか否か
    を判別する登録質問者判別工程と、 同登録質問者判別工程によって登録質問者であると判別
    された質問者の質問事項に対する回答を上記蓄積されて
    いる回答データから抽出する回答データ抽出工程と、 同回答データ抽出工程が抽出した回答データを双方向通
    信を介して出力する回答データ出力工程とを具備するこ
    とを特徴とする情報提供方法。
  20. 【請求項20】 質問者からの要求に応じて質問事項に
    対する回答を双方向通信を介して提供する情報提供プロ
    グラムを記録した媒体であって、 質問者を特定可能な質問者登録データを蓄積する質問者
    登録データ蓄積機能と、 質問者からの質問事項を表す質問データと当該質問事項
    に対する回答を表す回答データとを蓄積する質問・回答
    データ蓄積機能と、 同質問・回答データ蓄積機能に蓄積されている上記質問
    データに基づいて質問可能な質問事項を質問者に対して
    双方向通信を介して出力する質問事項出力機能と、 同質問事項出力機能による出力に基づいて質問者が選択
    した質問事項を双方向通信を介して受け付ける質問事項
    受付機能と、 同質問事項受付機能にて受け付けた質問事項の質問者が
    上記質問者登録データに登録された質問者であるか否か
    を判別する登録質問者判別機能と、 同登録質問者判別機能によって登録質問者であると判別
    された質問者の質問事項に対する回答を上記質問・回答
    データ蓄積機能に蓄積されている上記回答データから抽
    出する回答データ抽出機能と、 同回答データ抽出機能が抽出した回答データを双方向通
    信を介して出力する回答データ出力機能とをコンピュー
    タに実現させることを特徴とする情報提供プログラムを
    記録した媒体。
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