JP2002102787A - 樹脂製塗装部品の再利用方法 - Google Patents
樹脂製塗装部品の再利用方法Info
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Abstract
メージを受けた樹脂製塗装部品を準備し、樹脂製塗装部
品を80〜90℃に温めたアルコール系溶剤を主成分と
する塗料剥離剤溶液中に浸漬して塗膜を剥離し、得られ
た母材の外観が健全な場合は再度塗装して塗装完成品と
し、又は得られた母材の外観に傷などの不具合のある場
合は破砕して再度成形する。 【効果】 不具合のあた大半の母材を再度塗装すること
で塗装完成品とすることができるので、生産性の向上を
図ることができると共に生産コストの削減を図ることが
できる。
Description
部品を不具合の程度に応じて選別し、その選別した樹脂
製塗装部品を有効に再生するための再利用方法に関す
る。
法の説明図である。樹脂製塗装部品としての塗装バンパ
の再利用方法の一例を示す。なお、ST×××はステッ
プ番号を示す。ここで、樹脂製塗装部品の一例である塗
装バンパ100は、ポリプロピレン等で成形した母材1
01の外観部分に塗装102を施した部材である。
る。すなわち、塗装工程中で傷等が見つかり塗装前に除
外した母材101、塗装工程で塗装を失敗した母材10
1、塗装後の製品検査で塗装102及び母材101にダ
メージが見つかった塗装バンパ100を不良品、その
他、顕著なダメージのない所定の品質を維持した塗装バ
ンパ100を良品として選別する。
パ100を、組立工程で車体に取付ける。 ST103:不良品として選別した塗装バンパ100
を、破砕工程で破砕して再生材として扱う。 なお、本文中、再生材とは、成形品を破砕等をすること
で、再度、成形用材料として使用する樹脂材料を言い、
成形前の樹脂材料(ペレット)をバージン材と呼ぶこと
にする。ST104:再生材を、再成形工程で、例え
ば、バケツ、ゴミ容器等の雑貨の材料として再使用す
る。
ケツ、ゴミ容器等の雑貨の材料として利用するだけで
は、再生材の使用用途が限られ、再生材の余剰を招くこ
とがある。また、上記不良品を再生材として、雑貨等の
駄物の材料として利用するだけでは、樹脂材料(バージ
ン材及び再生材を含む)の付加価値を高めるような使用
を実現することはできない。すなわち、広範囲な用途に
使用できる、又は再生材をもう一度塗装バンパに使用で
きるような樹脂製塗装部品の再利用方法が望まれる。
して、特開平10−286517号公報「塗膜剥離方
法」に示されるピロリドン系混合物等の塗膜剥離剤に浸
漬する方法などが知られている。しかし、上記塗膜剥離
方法では、塗膜剥離剤に毒性の強いピロリドン系混合物
等が含まれるため、管理が繁雑になり、ランニングコス
トも高騰する。
った樹脂製塗装部品を不具合のない樹脂製塗装部品とし
て容易に蘇らすことができると共に、樹脂材料の付加価
値を高めることのできる樹脂製塗装部品の再利用方法を
提供することにある。
に請求項1の樹脂製塗装部品の再利用方法は、塗装が施
され、塗装面に傷が付くなどダメージを受けた樹脂製塗
装部品を準備する工程と、樹脂製塗装部品を80〜90
℃に温めたアルコール系溶剤を主成分とする塗料剥離剤
溶液中に浸漬して塗膜を剥離する剥離工程と、得られた
母材の外観が健全な場合は再度塗装して塗装完成品と
し、又は得られた母材の外観に傷などの不具合のある場
合は破砕して再度成形する再利用工程と、からなること
を特徴とする。
中で不具合が発見されたときに、この不具合が発見され
た樹脂製塗装部品を素材とし、不具合のない樹脂製塗装
部品として蘇らすことは、樹脂材料の付加価値を高める
意味で好ましいことである。そこで、樹脂製塗装部品の
中から、塗装が施され、塗装面に傷が付くなどダメージ
を受けた樹脂製塗装部品を準備し、樹脂製塗装部品を8
0〜90℃に温めたアルコール系溶剤を主成分とする塗
料剥離剤溶液中に浸漬して塗膜を剥離し、得られた母材
の外観が健全な場合は再度塗装して塗装完成品とし、又
は得られた母材の外観に傷などの不具合のある場合は破
砕して再度成形する。すなわち、樹脂製塗装部品に不具
合が発見されたときに、この不具合が発見された樹脂製
塗装部品を素材とし、不具合のない樹脂製塗装部品とし
て蘇らすようにして、樹脂材料の付加価値の高揚を図
る。また、不具合のあた大半の母材を再度塗装すること
で塗装完成品とすることができるので、生産性の向上を
図ることができると共に生産コストの削減を図ることが
できる。
部品を80〜90℃に温めた塗料剥離剤溶液に浸漬し
て、塗膜を容易に且つ完全に剥離するようにする。後述
するように、塗料剥離剤溶液の温度が80℃を下回る
と、剥離時間が長く掛かる。塗料剥離剤溶液の温度が9
0℃を超えると、塗料剥離剤溶液の水分の蒸発が顕著に
認められ、所定の状態に塗料剥離剤溶液を維持すること
は難しい。
剤溶液を攪拌器で攪拌するとともに超音波発生器で振動
させることを特徴とする。塗料剥離剤溶液を攪拌器で攪
拌するとともに超音波発生器で振動させることで、塗膜
を短時間で剥離できるようにし、剥離工程の短縮を図
る。
装部品を70〜80℃に予熱した後、塗料剥離剤溶液に
浸漬するようにしたこと特徴とする樹脂製塗装部品を7
0〜80℃に予熱した後、塗料剥離剤溶液に浸漬するこ
とで、塗料剥離剤溶液の温度の変動を抑える。後述する
ように、樹脂製塗装部品の予熱温度が70℃を下回る
と、塗料剥離剤溶液の温度の低下が著しい。樹脂製塗装
部品の予熱温度が80℃を超えると、塗料剥離剤溶液の
温度の維持が難しい。
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1(a)〜(c)は本発明に係る樹脂製
塗装部品の再利用方法で使用するワークの一例である塗
装バンパの斜視図である。樹脂製塗装部品としての塗装
バンパ10は、ポリプロピレン等で成形した母材11の
外観部分に、例えばアクリル系又はウレタン系の塗装を
施すことで、母材11に塗膜12を形成した部材であ
る。塗装バンパ10の中には、(a)〜(c)に示すよ
うなダメージを有することがある。(a)において、塗
装バンパ10は、塗膜12(塗装)に傷M1がある部材
であり、(b)において、塗装バンパ10は、塗膜12
(塗装)にダメージM2がある部材であり、(c)にお
いて、塗装バンパ10は、塗膜12(塗装)・母材11
に傷又はダメージM3を受けた部材である。すなわち、
塗装バンパ10に(a)〜(c)に示すような不具合を
有するような場合は、このまま製品に取付けることはで
きない。そこで、次図に示すような対応をすることとし
た。
用方法の説明図であり、塗装バンパ10の再利用方法の
一例を示す(符号は図1参照)。なお、ST××はステ
ップ番号を示す。 ST11:塗装バンパ10を準備する工程 塗装が施され、塗装面に傷が付くなどダメージを受けた
塗装バンパ10を準備し、以下の通りに分ける。すなわ
ち、塗膜12(塗装)のみに傷M1がある塗装バンパ1
0、塗膜12(塗装)のみにダメージM2がある塗装バ
ンパ10、塗膜12(塗装)・母材11に傷又はダメー
ジM3を受けた塗装バンパ10に分ける。なお、塗装中
で傷等が見つかり塗装前に除外した母材11、塗装中に
塗装を失敗した母材11等も、これらの不具合のある塗
装バンパ10の中に含める。
メージがある塗装バンパ10を温める。このときの予熱
温度は70〜80℃の範囲に抑える。例えば、樹脂製塗
装部品の予熱温度が70℃を下回ると、アルコール系溶
剤を主成分とする塗料剥離剤溶液(以下、単に「塗料剥
離剤溶液」と略記する)の温度の低下が著しい。樹脂製
塗装部品の予熱温度が80℃を超えると、塗料剥離剤溶
液の温度の維持が難しい。 ST13:剥離工程 塗装のみに傷M1がある若しくはダメージM2がある塗
装バンパ10の塗装を剥離する。このときに、塗装バン
パ10を、80〜90℃に温めた塗料剥離剤溶液に浸漬
して塗膜を剥離する。塗料剥離剤溶液を攪拌するととも
に超音波で振動させることで、塗膜を短時間で剥離でき
るようにし、剥離工程の短縮を図る。 ST14:得られた母材11が健全かどうかをチェック
する。YESの場合はST15に進み、NOの場合はS
T19に進む。 ST15:再塗装を施して製品化する。(ST15、S
T16は再利用工程を示す) ST16:塗装バンパ10として車体に取付ける。
傷又はダメージM3を受けた塗装バンパ10を温める。
このときの予熱温度は70〜80℃の範囲に抑える。 ST18:剥離工程 塗膜12(塗装)・母材11に傷又はダメージM3を受
けた塗装バンパ10を剥離する。このときに、塗装バン
パ10を、80〜90℃に温めた塗料剥離剤溶液に浸漬
して塗膜を剥離する。ST13と同様に、塗料剥離剤溶
液を攪拌するとともに超音波で振動させる。 ST19:得られた母材11を破砕して再生材にする。
(ST19〜ST21は再利用工程を示す) ST20:再生材を成形し、新たな母材11として再生
する。 ST21:新たな母材を塗装し、母材11に塗装を施し
て塗装バンパ10にする。
再利用方法は、塗装が施され、塗装面に傷が付くなどダ
メージを受けた塗装バンパ10を準備する工程と、塗装
バンパ10を80〜90℃に温めたアルコール系溶剤を
主成分とする塗料剥離剤溶液中に浸漬して塗膜を剥離す
る剥離工程と、得られた母材11の外観が健全な場合は
再度塗装して塗装完成品とし、又は得られた母材11の
外観に傷などの不具合のある場合は破砕して再度成形す
る再利用工程と、からなるものである。
中で不具合が発見されたときに、この不具合が発見され
た塗装バンパ10を素材とし、不具合のない塗装バンパ
10として蘇らすことは、樹脂材料の付加価値を高める
意味で好ましいことである。そこで、塗装バンパ10の
中から、塗装が施され、塗装面に傷が付くなどダメージ
を受けた塗装バンパ10を準備し、塗装バンパ10を8
0〜90℃に温めた塗料剥離剤溶液中に浸漬して塗膜を
剥離し、得られた母材の外観が健全な場合は再度塗装し
て塗装完成品とし、又は得られた母材11の外観に傷な
どの不具合のある場合は破砕して再度成形する。
再利用方法は、製造途中で塗装バンパ10に不具合が発
見されたときに、この不具合が発見された塗装バンパ1
0を素材とし、不具合のない塗装バンパ10として蘇ら
すようにしたので、樹脂材料の付加価値の高揚を図るこ
とができる。そして、不具合のあた大半の母材11を再
度塗装することで塗装完成品とすることができるので、
生産性の向上を図ることができると共に生産コストの削
減を図ることができる。また、剥離工程において、塗料
剥離剤溶液を攪拌器で攪拌するとともに超音波発生器で
振動させるようにしたので、塗膜を短時間で剥離でき
る。この結果、剥離工程の所要時間の短縮を図ることが
できる。さらに、剥離工程において、塗装バンパ10を
70〜80℃に予熱した後、塗料剥離剤溶液に浸漬する
ようにしたので、塗料剥離剤溶液の温度の変動を抑える
ことができる。この結果、塗膜の剥離を良好に進めるこ
とができると共に、塗料剥離剤溶液の温度管理を容易に
することができる。
用方法で使用する剥離装置の原理図である。剥離装置2
0は、塗装バンパ10を予熱する予熱室21と、塗膜1
2を剥離するために塗装バンパ10を浸漬する剥離槽2
2、剥離済みの母材11を洗浄する水洗又は湯洗ブース
23、洗浄した母材11を乾燥する乾燥室24とから構
成するものである。予熱室21は、塗装バンパ10を予
熱するヒータ26、塗装バンパ10を載置する置き台2
7と備えたものである。剥離槽22は、槽本体28に貯
溜した塗料剥離剤溶液40と、槽本体28に取付けたヒ
ータ29と、槽本体28に取付けた攪拌器31と、槽本
体28に取付けた超音波発生器32とからなり、ヒータ
29で塗料剥離剤溶液40を80〜90℃に温め、塗料
剥離剤溶液40を攪拌器31で攪拌するとともに超音波
発生器32で振動させつつ塗膜12の剥離を進めるよう
にしたものである。33は母材を載せる簀の子(すの
こ)である。
るとともに超音波発生器32で振動させるようにしたの
で、塗膜12を短時間で剥離できる。この結果、剥離工
程の所要時間の短縮を図ることができる。なお、浸漬時
間は2〜10分程度とする。
用ノズル35・・・(・・・は複数個を示す。以下同じ)と、
剥離済みの母材11を複数載置できる置き台36とを設
置したものである。乾燥室24は、水洗又は湯洗済みの
母材11を乾燥させるエアブロー37と、水洗又は湯洗
済みの母材11を載置する置き台38と、を備えたもの
である。次に、塗料剥離剤溶液40について説明する。
成分とする塗料剥離剤溶液の特性データであり、この塗
料剥離剤溶液はストリアルUM−25(化研テック株式
会社製)相当品であり、鋼板塗装用塗料の剥離剤溶液と
して市販されている剥離剤の特性を示す。塗料剥離剤溶
液は、主成分をアルコール系溶剤(水を30%程度含
む)で構成し、外観上無色透明を呈し、比重1.0の液
体であって、一般的な塗料剥離剤の主成分に使用される
塩化メチレンなどの塩素系溶剤を含有していない塗料剥
離剤である。従って、水質又は人体への影響を配慮した
環境にやさしい塗料剥離剤であると言える。
成分とする塗料剥離剤溶液(ストリアルUM−25相当
品)を所定の温度に加熱して使用したときの剥離結果で
ある。塗料剥離剤溶液の温度を75℃にて使用の場合
は、剥離時間が長い。塗料剥離剤溶液の温度を80℃に
て使用の場合は、剥離時間及び剥離状態が良好であっ
た。塗料剥離剤溶液の温度を90℃にて使用の場合は、
同様に剥離時間及び剥離状態が良好であった。塗料剥離
剤溶液の温度を95℃にて使用の場合は、塗料剥離剤溶
液の水分の蒸発が顕著に認められ、所定の状態に塗料剥
離剤溶液を維持することは難しい。以上から、塗料剥離
剤溶液の使用温度は、80〜90℃に温めた状態が最も
剥離作業に適す。また、上記の温度範囲(80〜90
℃)は、図1に示す塗装バンパ10の塗装後に乾燥させ
る塗装乾燥炉(不図示)の管理温度よりも高い温度、且
つ使用した樹脂材の熱変形温度よりも低い温度に設定す
るものでもある。
脂製塗装部品を塗装バンパ10として説明したが、塗装
バンパ10に限るものではなく、樹脂製塗装部品は、樹
脂成形品を母材とし、この母材に塗装を施すことで塗膜
を形成した車両用のパーツであればよい。また、本発明
に係る樹脂製塗装部品の再利用方法は、新規の樹脂製塗
装部品に適用する以外に、補修用の樹脂製塗装部品に適
用したものであってもよい。例えば、補修用の樹脂製塗
装部品に塗装のみに傷がつく若しくはダメージがある場
合、補修用の樹脂製塗装部品の塗装色が違う場合などに
適用してもよい。
する。請求項1は、塗装が施され、塗装面に傷が付くな
どダメージを受けた樹脂製塗装部品を準備する工程と、
樹脂製塗装部品を80〜90℃に温めたアルコール系溶
剤を主成分とする塗料剥離剤溶液中に浸漬して塗膜を剥
離する剥離工程と、得られた母材の外観が健全な場合は
再度塗装して塗装完成品とし、又は得られた母材の外観
に傷などの不具合のある場合は破砕して再度成形する再
利用工程と、からなる樹脂製塗装部品の再利用方法なの
で、樹脂製塗装部品に不具合が発見されたときに、この
不具合が発見された樹脂製塗装部品を素材とし、不具合
のない樹脂製塗装部品として蘇らすようにして、樹脂材
料の付加価値の高揚を図ることができる。また、不具合
のあた大半の母材を再度塗装することで塗装完成品とす
ることができるので、生産性の向上を図ることができる
と共に生産コストの削減を図ることができる。さらに、
塗装を剥離するときに、樹脂製塗装部品を80〜90℃
に温めた塗料剥離剤溶液に浸漬するようにしたので、塗
膜を容易に剥離することができる。
剤溶液を攪拌器で攪拌するとともに超音波発生器で振動
させたので、塗膜を短時間で剥離できる。この結果、剥
離工程の所要時間の短縮を図ることができる。
装部品を70〜80℃に予熱した後、塗料剥離剤溶液に
浸漬するようにしたので、塗料剥離剤溶液の温度の変動
を抑えることができる。この結果、塗膜の剥離を良好に
進めることができると共に、塗料剥離剤溶液の温度管理
を容易にすることができる。
用するワークの一例である塗装バンパの斜視図
明図
用する剥離装置の原理図
2…塗膜、40…アルコール系溶剤を主成分とする塗料
剥離剤溶液。
Claims (3)
- 【請求項1】 塗装が施され、塗装面に傷が付くなどダ
メージを受けた樹脂製塗装部品を準備する工程と、 前記樹脂製塗装部品を80〜90℃に温めたアルコール
系溶剤を主成分とする塗料剥離剤溶液中に浸漬して塗膜
を剥離する剥離工程と、 得られた母材の外観が健全な場合は再度塗装して塗装完
成品とし、又は得られた母材の外観に傷などの不具合の
ある場合は破砕して再度成形する再利用工程と、からな
る樹脂製塗装部品の再利用方法。 - 【請求項2】 前記剥離工程において、前記塗料剥離剤
溶液を攪拌器で攪拌するとともに超音波発生器で振動さ
せることを特徴とする請求項1記載の樹脂製塗装部品の
再利用方法。 - 【請求項3】 前記剥離工程において、前記樹脂製塗装
部品を70〜80℃に予熱した後、前記塗料剥離剤溶液
に浸漬するようにしたこと特徴とする請求項1記載の樹
脂製塗装部品の再利用方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000303747A JP3516337B2 (ja) | 2000-10-03 | 2000-10-03 | 樹脂製塗装部品の再利用方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000303747A JP3516337B2 (ja) | 2000-10-03 | 2000-10-03 | 樹脂製塗装部品の再利用方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2002102787A true JP2002102787A (ja) | 2002-04-09 |
JP3516337B2 JP3516337B2 (ja) | 2004-04-05 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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JP (1) | JP3516337B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019078279A1 (ja) * | 2017-10-20 | 2019-04-25 | 地方独立行政法人山口県産業技術センター | 塗装プラスチックの塗膜剥離方法および塗膜剥離装置 |
IT202100001382A1 (it) * | 2021-01-26 | 2022-07-26 | New Tech & Service S R L | Sistema di correzione dei difetti di verniciatura |
-
2000
- 2000-10-03 JP JP2000303747A patent/JP3516337B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPWO2019078279A1 (ja) * | 2017-10-20 | 2020-11-19 | 地方独立行政法人山口県産業技術センター | 塗装プラスチックの塗膜剥離方法および塗膜剥離装置 |
US11305309B2 (en) | 2017-10-20 | 2022-04-19 | Yamaguchi Prefectural Industrial Technology Institute | Method and device for removing coating on coated plastic article |
JP7109030B2 (ja) | 2017-10-20 | 2022-07-29 | 地方独立行政法人山口県産業技術センター | 塗装プラスチックの塗膜剥離方法および塗膜剥離装置 |
IT202100001382A1 (it) * | 2021-01-26 | 2022-07-26 | New Tech & Service S R L | Sistema di correzione dei difetti di verniciatura |
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