JP2002102667A - 連続乳化装置および水性エマルジョンの連続的製造方法 - Google Patents

連続乳化装置および水性エマルジョンの連続的製造方法

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JP2002102667A
JP2002102667A JP2000298885A JP2000298885A JP2002102667A JP 2002102667 A JP2002102667 A JP 2002102667A JP 2000298885 A JP2000298885 A JP 2000298885A JP 2000298885 A JP2000298885 A JP 2000298885A JP 2002102667 A JP2002102667 A JP 2002102667A
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秀晃 小森
Toyohiko Yamadera
豊彦 山寺
Mitsuo Hamada
光男 浜田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粒径が小さく、安定性に優れた水性エマルジ
ョンを迅速に製造できる連続乳化装置および該水性エマ
ルジョンの迅速な製造方法を提供する。 【構成】 ケーシング内の混合室に回転円盤が設置され
ており、該回転円盤の上面と下面にスクレーパが取り付
けられており、該混合室内壁からリング板が該下面スク
レーパの切り欠きの間に非接触状態で延出しており、該
混合室は該回転円盤と該リング板により上部混合室、中
部混合室、および下部混合室に区分されており、ケーシ
ングの上部には上部混合室へ液状材料、水および乳化剤
を供給するための上部供給口が存在し、ケーシングの側
壁には下部混合室へ水または乳化剤水溶液を供給するた
めの下部供給口と、下部混合室から水性エマルジョンを
外部へ排出するための排出口が開口していることを特徴
とする連続乳化装置。上記連続乳化装置を用いて水性エ
マルジョンを連続的に製造する方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、連続乳化装置およ
び水性エマルジョンの連続的製造方法に関する。詳しく
は、液状材料(例えば、シリコーンオイル)、水および
乳化剤をケーシング内に連続的に供給し、スクレーパ付
き回転円盤の回転によって混合して該液状材料を連続的
に乳化するための装置、およびその装置を使用して水性
エマルジョンを連続的に製造する方法に関する。
【0002】
【従来技術】特公昭59−51565号公報には、剪断
攪拌機構を備えた円筒状容器内にシリコーンオイル、乳
化剤および水を連続的に供給し、該容器内を0.049
MPa以上の加圧状態に維持しながら、剪断速度501
/秒以上となるように剪断攪拌を行うことにより、粘度
10万センチポイズ以上のグリース状シリコーン水性液
を連続的に製造する方法が開示されている。しかし、し
かし、加圧状態で剪断をかけるので発熱しやすいという
欠点がある。また、通常濃度の水性エマルジョンにする
には、別の撹拌装置内で水で希釈しなければならないと
いう欠点がある。また、グリース状であるため、通常の
攪拌装置を用いた場合、均一な水性エマルションを得る
のに長時間を要するという問題がある。特開2000−
449号公報には、ケーシング内に液状オルガノポリシ
ロキサンと乳化剤と水を供給しスクレーパ付き回転円盤
の回転によってグリース状オルガノポリシロキサン水性
液を製造する方法が開示されている。しかし、通常濃度
の水性エマルジョンにするには、別の撹拌装置内で水で
希釈しなければならないという欠点がある。また、グリ
ース状であるため、通常の攪拌装置を用いた場合、均一
な水性エマルションを得るのに長時間を要するという問
題がある。はじめから水の仕込み量を増やして希釈状態
でシリコーンオイルを乳化させるようとすると、エマル
ジョンの粒径が大きくなり、不安定であるという問題が
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明者ら
は、かかる欠点、問題のない連続乳化装置および水性エ
マルジョンの連続的製造方法を開発すべく鋭意研究した
結果、本発明を完成するに至った。本発明の目的は、粒
径が小さく、安定性に優れた水性エマルジョンを迅速に
製造することができる連続乳化装置および粒径が小さ
く、安定性に優れた水性エマルジョンを迅速に製造する
方法を提供することにある。
【0004】
【課題の解決手段】本発明は、ケーシング内の混合室に
回転円盤が設置されており、該回転円盤の上面と下面に
スクレーパが取り付けられており、該混合室内壁からリ
ング板が該下面スクレーパの切り欠きの間に非接触状態
で延出しており、該混合室は該回転円盤と該リング板に
より上部混合室、中部混合室、および下部混合室に区分
されており、ケーシングの上部には上部混合室へ液状材
料、水および乳化剤を供給するための上部供給口が存在
し、ケーシングの側壁には下部混合室へ水または乳化剤
水溶液を供給するための下部供給口と、下部混合室から
水性エマルジョンを外部へ排出するための排出口が開口
していることを特徴とする連続乳化装置(A);ケーシ
ング内の混合室に回転円盤が設置されており、該回転円
盤の上面と下面にスクレーパが取り付けられており、該
混合室内壁から上部リング板と下部リング板が該下面ス
クレーパの切り欠きの間に非接触状態で延出しており、
該混合室は該回転円盤、該上部リング板および該下部リ
ング板により上部混合室、中上部混合室、中下部混合室
および下部混合室に区分されており、ケーシングの上部
には上部混合室へ液状材料、水および乳化剤を供給する
ための上部供給口が存在し、ケーシングの側壁には下部
混合室へ水または乳化剤水溶液を供給するための下部供
給口と、下部混合室から水性エマルジョンを外部へ排出
するための排出口が開口していることを特徴とする連続
乳化装置(B);および、上記2種の連続乳化装置の回
転円盤を回転させつつ、上部供給口から液状材料、水お
よび乳化剤を上部混合室へ連続的に供給し、下部供給口
から水または乳化剤水溶液を下部混合室へ連続的に供給
し、排出口から水性エマルジョンを外部へ連続的に排出
することを特徴とする水性エマルジョンの連続的製造方
法に関する。
【0005】
【発明の実施の形態】上記連続乳化装置(A)では、上
部混合室へ連続的に供給された液状材料、水および乳化
剤は、回転する回転円盤上を半径方向外側に移動して上
部混合室の天井および上部混合室の内壁に衝突する。上
部混合室の天井に付着した材料は上面スクレーパにより
掻きとられ、せん断作用を受ける。掻きとられた材料は
回転円盤上に落下して再び回転円盤上を半径方向外側に
移動する。上部混合室の内壁に付着した材料は側面スク
レーパが存在する場合は側面スクレーパにより掻きとら
れ、せん断作用を受ける。かくして第1回目の混練作用
を受けて粗グリース状物となる。この粗グリース状物
は、回転円盤の周端部と混合室の内壁との隙間を通って
中部混合室に移動して、リング板と下面スクレーパの切
り欠きの間でせん断作用を受ける。かくして第2回目の
混練作用を受けて均一化したグリース状物となる。この
均一化したグリース状物は、リング板の周端部と回転軸
との隙間を通って下部混合室に移動し、リング板の下面
とケーシング低部の傾斜面に付着したグリース状物は下
面スクレーパにより掻きとられ、せん断作用を受ける。
かくして第3回目の混練作用を受ける。その間、均一化
したグリース状物は、ケーシングの側壁に開口した下部
供給管から下部混合室へ連続的に供給された水または乳
化剤水溶液と混ざって希釈される。計3回の混練作用を
受け、供給された水または乳化剤水溶液で希釈されて水
性エマルジョンとなり、ケーシング低部に開口した排出
口から外部へ連続的に排出される。リング板が存在する
ので,下部供給管から下部混合室へ連続的に供給された
水または乳化剤水溶液が、リング板より上、すなわち、
中部混合室に行きにくい。したがって、グリース状物が
低粘性化したり、エマルジョンの粒子径が大きくなりに
くい。
【0006】上記連続乳化装置(B)では、上部混合室
へ連続的に供給された液状材料、水および乳化剤は、回
転する回転円盤上を半径方向外側に移動して上部混合室
の天井および側壁に衝突する。上部混合室の天井に付着
した材料は上面スクレーパにより掻きとられ、せん断作
用を受ける。掻きとられた材料は回転円盤上に落下して
再び回転円盤上を半径方向外側に移動する。上部混合室
の内壁に付着した材料は側面スクレーパが存在する場合
は側面スクレーパにより掻きとられ、せん断作用を受け
る。かくして第1回目の混練作用を受けて粗グリース状
物となる。この粗グリース状物は、回転円盤の周端部と
ケーシングの内壁との隙間を通って中上部混合室に移動
して、上部リング板と下面スクレーパの切り欠きの間で
せん断作用を受ける。かくして第2回目の混練作用を受
けて均一化したグリース状物となる。この均一化したグ
リース状物は、上部リング板の周端部と回転軸との隙間
を通って中下部混合室に移動し、下部リング板と下面ス
クレーパの切り欠きの間でせん断作用を受ける。かくし
て第3回目の混練作用を受けてより均一化したグリース
状物となる。より均一化したグリース状物は下部リング
板の周端部と回転軸との隙間を通って下部混合室に移動
し、下部リング板の下面とケーシング低部の傾斜面に付
着したグリース状物は下面スクレーパにより掻きとら
れ、せん断作用を受ける。かくして第4回目の混練作用
を受ける。その間、より均一化したグリース状物は、ケ
ーシングの側壁に開口した下部供給管から下部混合室へ
供給された水または乳化剤水溶液と連続的に混ざって希
釈される。計4回の混練作用を受け、供給された水また
は乳化剤水溶液で希釈されて水性エマルジョンとなり、
ケーシング低部に開口した排出口から外部へ連続的に排
出される。上部リング板と下部リング板が存在するの
で、下部供給管から下部混合室へ連続的に供給された水
または乳化剤水溶液が、これらリング板より上、すなわ
ち、中下部混合室に行きにくく、中上部混合室に行かな
い。したがって、グリース状物が低粘性化したり、エマ
ルジョンの粒子径が大きくなることはまずあり得ない。
【0007】供給される液状材料は水に不溶性である
か、難水溶性であればよい。かかる液状材料としては油
脂、石油誘導体、合成油、液状化合物、液状ポリマーが
例示される。油脂としては、大豆油、菜種油、ごま油、
オリーブ油、ラードなどの食用油、魚油、鯨油が例示さ
れる。石油誘導体としては鉱油、ワセリン、流動パラフィ
ン、アスファルト、タールが例示される。合成油として
は液状ポリオレフィン、高級脂肪酸エステルが例示され
る。液状化合物としては、洗浄用溶剤、可塑剤、安定
剤、硬化剤、触媒が例示される。液状ポリマーとしては
シリコーンオイル、液状ポリブタジエン、液状ポリブテ
ン、液状ポリイソブチレン、液状ポリウレタン、液状エ
ポキシ樹脂が例示される。シリコーンオイルの代表例
は、常温で液状のジオルガノポリシロキサンおよびオル
ガノハイドロジェンポリシロキサンである。その粘度
は、通常数mPa・s以上であり、好ましくは10〜500
00mPa・sである。これには、環状のものと直鎖状の
ものがある。環状のものとしてはオクタメチルシクロテ
トラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、
テトラメチルテトラビニルシクロテトラシロキサンが例
示される。直鎖状のものとしては、両末端トリメチルシ
ロキシ基封鎖のジメチルポリシロキサン、メチルオクチ
ルポリシロキサン、メチルビニルポリシロキサン、ジメ
チルシロキサン・メチルビニルシロキサン共重合体、ジ
メチルシロキサン・メチルフェニルシロキサン共重合
体、ジメチルシロキサン・ジフェニルシロキサン共重合
体、ジメチルシロキサン・メチルフェニルシロキサン・
メチルビニルシロキサン共重合体、メチル(3,3,3-トリ
フルオロプロピル)ポリシロキサンもしくはジメチルシ
ロキサン・メチル(3−グリシジロキシプロピル)シロ
キサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチル(3−メ
ルカプトプロピル)シロキサン共重合体;両末端ジメチ
ルビニルシロキシ基封鎖のジメチルポリシロキサン、ジ
メチルシロキサン・メチルビニルシロキサン共重合体、
ジメチルシロキサン・メチルフェニルシロキサン共重合
体若しくはジメチルシロキサン・ジフェニルシロキサン
・メチルビニルシロキサン共重合体;分子鎖両末端ヒド
ロキシル基封鎖のジメチルポリシロキサン、メチルビニ
ルポリシロキサン、ジメチルシロキサン・メチルビニル
シロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチルフェ
ニルシロキサン共重合体若しくはメチル(3,3,3-トリフ
ルオロプロピル)ポリシロキサン;両末端シラノール基
封鎖のジメチルポリシロキサンジメチルシロキサン・メ
チルビニルシロキサン共重合体もしくはジメチルシロキ
サン・メチルフェニルシロキサン共重合体が例示され
る。;オルガノハイドロジェンポリシロキサンとして
は、両末端トリメチルシロキシ基封鎖のメチルハイドロ
ジェンポリシロキサンもしくはジメチルシロキサン・メ
チルハイドロジェンシロキサン共重合体;両末端ジメチ
ルハイドロジェンシロキシ基封鎖のジメチルポリシロキ
サン、メチルハイドロジェンポリシロキサンもしくはジ
メチルシロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共
重合体が例示される。シリコーンオイルの他の例は、常
温で液状の分岐状メチルポリシロキサンである。シリコ
ーンオイルの替わりに常温で液状のオルガノポリシロキ
サンレジンであってもよい。シリコーンオイルは2種以
上の混合物であってもよい。
【0008】乳化剤は従来から液状材料の乳化に使用さ
れているものであればよく、液状材料の種類に合わせて
適切なものを選択すれば良い。これには高級脂肪酸塩、
高級アルコールの硫酸エステル塩、長鎖アルキルスルホ
ン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル
硫酸ナトリウム、アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ムなどのアニオン系界面活性剤;長鎖アルキル第4級ア
ンモニウム塩、高級アミン塩、ベンジルアンモニウム塩
などのカチオン型界面活性剤;ポリオキシエチレンアル
キルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエ
ーテル、ポリオキシエチレン高級脂肪酸エステル、ソル
ビタン脂肪酸エステル、グリセリン高級脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレン・プロピレン変性ジメチルポリ
シロキサンなどの非イオン型界面活性剤;両面界面活性
剤が例示される。乳化剤の他に保護コロイド剤ないし増
粘剤としてポリビニールアルコール、メチルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシメチルセ
ルロースなどの水溶性ポリマーや抗菌剤ないし防腐剤、
防黴剤、酸化防止剤、防錆剤、染料、充填剤、硬化触媒
などを配合してもよい。
【0009】上部供給口から上部混合室へ液状材料、水
および乳化剤を供給する際は、液状材料100重量部に
対して、乳化剤0.1〜30重量部および水0.5〜2
0重量部の割合で供給するとよい。もちろん、液状材料
の乳化の難易度によってこの配合比範囲を越えてもよ
い。乳化剤は水溶液の形で供給してもよい。下部供給口
から下部混合室へ水または乳化剤水溶液を供給する際
は、液状材料100重量部に対して水10〜200重量
部、あるいは水10〜200重量部と乳化剤0.1〜2
0重量部の割合で供給するとよい。水または乳化剤水溶
液を供給するには、貯蔵タンクから定量ポンプを使用し
て供給管を通して供給するとよい。本発明の製造方法で
製造された水性エマルジョンは、撥水剤、離型剤、潤滑
剤、繊維処理剤、皮革処理剤、人工皮革処理剤、化粧品
添加剤、艶出し剤、消泡剤、コーテイング材等として有
用である。
【0010】
【実施例】本発明を、図に示す実施例により具体的に説
明する。水性エマルジョンの製造は、25℃で行った。
水性エマルジョンの平均粒子径はレーザー式粒度分布計
(HORIBA製)により測定した。
【0011】
【実施例1】図1の連続乳化装置Aにおいて、ケーシン
グ1内の混合室2には、回転円盤3が水平に設置されて
いる。回転円盤3は、その中心が回転軸4の上端に固定
されている。回転軸4はその根元にプーリー5が取り付
けられており、図示していないモータの回転が伝達され
て回転する。回転円盤3の周速度は3〜100m/secの
範囲が好ましい。回転軸4は軸受部6により支持されて
いる。回転円盤3の上面にスクレーパ7aが、側面にス
クレーパ7bが、下面にスクレーパ7cが取り付けられ
ている。なお、側面スクレーパは必須ではない。各スク
レーパは1個、好ましくは2個以上の複数個取り付けら
れている。2個以上の場合、いずれも等角度で取り付け
られることが好ましい。回転円盤3の下面に取り付けら
れたスクレーパ7cは回転円盤3の半径方向および上下
方向に延びる板状または格子状になっているが、その半
径方向外端から内側に向けて水平に延びる切り欠き7d
が存在する。スクレーパ7cは下記のリング板8に対し
て相対移動可能になっている。図1には、どのスクレー
パも1個しか表示されておらず、あとの2個は図示され
ていない。ケーシング1の円筒部1aの内壁下端からリ
ング板8が下面スクレーパ7cの切り欠き7dの中に交
差するように非接触状態で延出しており、リング板8の
周端部と回転軸4との間には混合物が通過するための隙
間があいている。この挿入状態下で回転円盤3が回転す
る。
【0012】ケーシング1内の混合室2は、回転円盤3
とリング板8により上部混合室2a、中部混合室2b、
下部混合室2eに区分されている。ケーシング1の上蓋
1bの中央には上部混合室2aへ材料を供給するための
上部供給口9が開口し、上部供給管9a、9bの下端が
位置している。上部混合室2aへは上部供給管9aから
液状材料が供給され、上部供給管9bから乳化剤の水溶
液が供給される。上部供給管9a、9bはともに図示し
ていない回転ポンプを経て貯蔵タンクに接続している。
液状材料と乳化剤水溶液は一定の比率で連続的に供給さ
れる。上部供給管は、一本の二重管であってもよい。ケ
ーシング1の円筒部1aの側壁下端には倒立円錐部1c
が連接しており、下部混合室2eに水または乳化剤水溶
液を供給するための下部供給管9cが貫入している。円
錐部1cの中央には軸受部6が下方から張り出している
ので、環状であり、断面V字状の窪みが存在する。ケーシ
ング1の底部である倒立円錐部1cには下部混合室2e
から水性エマルジョンを外部へ排出するための排出口1
1が開口している。
【0013】
【実施例2】図2の連続乳化装置Bにおいて、ケーシン
グ1内の混合室2には、回転円盤3が水平に設置されて
いる。回転円盤3は、その中心が回転軸4の上端に固定
されている。回転軸4はその根元にプーリー5が取り付
けられており、図示していないモータの回転が伝達され
て回転する。回転円盤3の周速度は3〜100m/secの
範囲が好ましい。回転軸4は軸受部6により支持されて
いる。回転円盤3の上面にスクレーパ7aが、側面にス
クレーパ7bが、下面にスクレーパ7cが取り付けられ
ている。なお、側面スクレーパは必須ではない。各スク
レーパは1個、好ましくは2個以上の複数個取り付けら
れている。2個以上の場合、いずれも等角度で取り付け
られることが好ましい。回転円盤3の下面に取り付けら
れたスクレーパ7cは回転円盤3の半径方向および上下
方向に延びる板状または格子状になっているが、その半
径方向外端から内側に向けて水平に延びる上部切り欠き
7eと下部切り欠き7fが存在する。スクレーパ7cは
下記の上部リング板8aと下部リング板8bに対して相
対移動可能になっている。図2には、どのスクレーパも
1個しか表示されておらず、あとの2個は図示されてい
ない。ケーシング1の円筒部1aの内壁から上部リング
板8aが下面スクレーパ7cの上部切り欠き7eの中に
交差するように非接触状態で延出しており、上部リング
板8aの周端部と回転軸4との間には混合物が通過する
ための隙間があいている。ケーシング1の円筒部1aの
内壁下端から下部リング板8bが下面スクレーパ7cの
下部切り欠き7fの中に交差するように非接触状態で延
出しており、下部リング板8aの周端部と回転軸4との
間には混合物が通過するための隙間があいている。この
挿入状態下で回転円盤3が回転する。
【0014】ケーシング1の混合室2は、回転円盤3と
上部リング板8aと下部リング板8bにより上部混合室
2a、中上部混合室2c、中下部混合室2d、下部混合
室2eに区分されている。ケーシング1の上蓋1bの中
央には上部混合室2aへ材料を供給するための上部供給
口9が開口し、上部供給管9a、9bの下端が位置して
いる。上部混合室2aへは上部供給管9aから液状材料
が供給され、上部供給管9bから乳化剤の水溶液が供給
される。上部供給管9a、9bはともに図示していない
回転ポンプを経て貯蔵タンクに接続している。液状材料
と乳化剤水溶液は一定の比率で連続的に供給される。上
部供給管は、一本の二重管であってもよい。ケーシング
1の円筒部1aの側壁下端には倒立円錐部1cが連接し
ており、下部混合室2eに水または乳化剤水溶液を供給
するための下部供給管9cが貫入している。倒立円錐部
1cの中央には軸受部6が下方から張り出しているの
で、環状であり、断面V字状の窪みが存在する。ケーシン
グ1の底部である倒立円錐部1cには下部混合室2eか
ら水性エマルジョンを外部へ排出するための排出口11
が開口している。
【0015】
【実施例3】図1の連続混合装置A(リング板8の幅は
30mmである)において、回転円盤3を回転させつつ
(回転円盤3の周速度は24m/秒である)、粘度30
00mPa・sの両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチ
ルポリシロキサン100重量部と塩化セチルトリメチル
アンモニウム0.6重量部と水1.4重量部の割合で、
図示しない定量ポンプを用いて該ジメチルポリシロキサ
ンを上部供給管9aから上部混合室2aに連続的に供給
し、図示しない定量ポンプを用いて該塩化セチルトリメ
チルアンモニウムと水を上部供給管9bから上部混合室
2aに連続的に供給して、高粘度グリース状の水性液と
した。同時に、図示していない定量ポンプを用いて、水
を下部供給管9cから下部混合室2eに連続的に供給し
て高粘度グリース状の水性液と連続的に混合した。排出
口11から温度が30℃以下であり、均一なO/W型の
ジメチルポリシロキサンの水性エマルジョンが連続的に
排出された。該水性エマルジョンの平均粒子径をレーザ
ー式粒度分布計(HORIBA製)により測定したところ、
1.0μmであった。調製直後および1ヵ月保存後にエ
マルジョンを目で観察したところ、均一であり、表面に
油膜は存在しなかった。
【0016】
【実施例4】図2の連続混合装置B(上部リング板8a
および下部リング板8bの幅は30mmである)におい
て、回転円盤3を回転させつつ(回転円盤3の周速度は
24m/秒である)、粘度3000mPa・sの両末端トリ
メチルシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン100重
量部と塩化セチルトリメチルアンモニウム0.6重量部
と水1.4重量部の割合で、図示しない定量ポンプを用
いて該ジメチルポリシロキサンを上部供給管9aから上
部混合室2aに連続的に供給し、図示しない定量ポンプ
を用いて該塩化セチルトリメチルアンモニウムと水を上
部供給管9bから上部混合室2aに連続的に供給して、
高粘度グリース状の水性液とした。同時に、図示してい
ない定量ポンプを用いて、水を下部供給管9cから下部
混合室2eに連続的に供給して高粘度グリース状の水性
液と連続的に混合した。排出口11から温度が30℃以
下であり、均一なO/W型のジメチルポリシロキサンの
水性エマルジョンが連続的に排出された。該水性エマル
ジョンの平均粒子径をレーザー式粒度分布計(HORIBA
製)により測定したところ、0.4μmであった。調製
直後および1ヵ月保存後にエマルジョンを目で観察した
ところ、均一であり、表面に油膜は存在しなかった。
【0017】
【比較例】実施例3において、リング板8を取外した以
外は上記連続乳化装置Aと同一の連続乳化装置を使用
し、同一の原料を使用して同一条件で乳化、希釈を試み
たところ、均一なO/W型のジメチルポリシロキサンの
水性エマルジョンが得られたが、平均粒子径は5.0μ
mであった。調製直後にエマルジョンを目で観察したと
ころ、表面に油膜が存在した。
【0018】
【発明の効果】本発明の連続乳化装置および製造方法を
用いて液状材料を乳化すると、粒径が小さく、保存安定
性に優れた水性エマルジョンを迅速に製造することがで
きる。
【0019】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の連続乳化装置Aの縦断面図
である。
【図2】本発明の実施例2の連続乳化装置Bの縦断面図
である。
【符号の説明】
A 連続混合装置 B 連続混合装置 1 ケーシング 1a 円筒部 1b 上蓋 1c 倒立円錐部 2 混合室 2a 上部混合室 2b 中部混合室 2c 中上部混合室 2d 中下部混合室 2e 下部混合室 3 回転円盤 4 回転軸 5 プーリー 6 軸受部 7a 上面スクレーパ 7b 側面スクレーパ 7c 下面スクレーパ 7d 切り欠き 7e 上部切り欠き 7f 下部切り欠き 8 リング板 8a 上部リング板 8b 下部リング板 9 上部供給口 9a 上部供給管 9b 上部供給管 9c 下部供給管 10 下部供給口 11 排出口
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B01J 13/00 B01J 13/00 A C08L 83:04 C08L 83:04 (72)発明者 小森 秀晃 千葉県市原市千種海岸2番2 東レ・ダウ コーニング・シリコーン株式会社生産本部 エンジニアリング部内 (72)発明者 山寺 豊彦 千葉県市原市千種海岸2番2 東レ・ダウ コーニング・シリコーン株式会社生産本部 エンジニアリング部内 (72)発明者 浜田 光男 千葉県市原市千種海岸2番2 東レ・ダウ コーニング・シリコーン株式会社生産本部 エンジニアリング部内 Fターム(参考) 4F070 AA60 AA63 AA65 AB22 AB24 AC12 AC38 AC40 AC43 AC46 AC50 AC72 AC80 AC92 AE13 AE14 AE30 CA03 CB01 CB12 4G035 AB40 AE13 4G037 AA02 AA11 DA15 EA04 4G065 AA01 AB12X AB28X AB32X AB33X AB34X AB38X BA05 BA06 BA07 CA03 DA02 DA04 DA06 DA07 DA10 EA10 GA01 4G078 AA01 AB05 BA05 CA01 CA05 CA13 DA24 EA10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング内の混合室に回転円盤が設置
    されており、該回転円盤の上面と下面にスクレーパが取
    り付けられており、該混合室内壁からリング板が該下面
    スクレーパの切り欠きの間に非接触状態で延出してお
    り、該混合室は該回転円盤と該リング板により上部混合
    室、中部混合室、および下部混合室に区分されており、
    ケーシングの上部には上部混合室へ液状材料、水および
    乳化剤を供給するための上部供給口が存在し、ケーシン
    グの側壁には下部混合室へ水または乳化剤水溶液を供給
    するための下部供給口と、下部混合室から水性エマルジ
    ョンを外部へ排出するための排出口が開口していること
    を特徴とする連続乳化装置。
  2. 【請求項2】 ケーシング内の混合室に回転円盤が設置
    されており、該回転円盤の上面と下面にスクレーパが取
    り付けられており、該混合室内壁から上部リング板と下
    部リング板が該下面スクレーパの切り欠きの間に非接触
    状態で延出しており、該混合室は該回転円盤、該上部リ
    ング板および該下部リング板により上部混合室、中上部
    混合室、中下部混合室および下部混合室に区分されてお
    り、ケーシングの上部には上部混合室へ液状材料、水お
    よび乳化剤を供給するための上部供給口が存在し、ケー
    シングの側壁には下部混合室へ水または乳化剤水溶液を
    供給するための下部供給口と、下部混合室から水性エマ
    ルジョンを外部へ排出するための排出口が開口している
    ことを特徴とする連続乳化装置。
  3. 【請求項3】 回転円盤の周速度が3〜100m/secで
    あることを特徴とする請求項1または請求項2記載の連
    続乳化装置。
  4. 【請求項4】 液状材料がシリコーンオイルであること
    を特徴とする請求項1または請求項2記載の連続乳化装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項2記載の連続乳化
    装置の回転円盤を回転させつつ、上部供給口から液状材
    料、水および乳化剤を上部混合室へ連続的に供給し、下
    部供給口から水または乳化剤水溶液を下部混合室へ連続
    的に供給し、排出口から水性エマルジョンを外部へ連続
    的に排出することを特徴とする水性エマルジョンの連続
    的製造方法。
  6. 【請求項6】 液状材料がシリコーンオイルであること
    を特徴とする請求項5記載の連続的製造方法。
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