JP2002101684A - インバータ制御システム - Google Patents

インバータ制御システム

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JP2002101684A
JP2002101684A JP2000287702A JP2000287702A JP2002101684A JP 2002101684 A JP2002101684 A JP 2002101684A JP 2000287702 A JP2000287702 A JP 2000287702A JP 2000287702 A JP2000287702 A JP 2000287702A JP 2002101684 A JP2002101684 A JP 2002101684A
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JP
Japan
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inverter
carrier frequency
drive signal
electric motor
magnetic pole
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JP2000287702A
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Itsuo Suzuki
五雄 鈴木
Yuichi Itoi
裕一 糸井
Sadao Yajima
禎夫 矢島
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動機の運転領域に空白領域が存在すること
なく、また回転数全域に亘っての安定した運転が可能な
インバータ制御システムを提供することを得ること。 【解決手段】 複数の磁極を有する回転子を持ったセン
サレスDCブラシレスモータ4と、センサレスDCブラ
シレスモータ4を駆動させるためにセンサレスDCブラ
シレスモータ4に駆動信号に応じたインバータ出力電圧
を印加するインバータ装置3と、センサレスDCブラシ
レスモータ4の磁極の位置を検出する位置検出回路5
と、磁極の位置と所定のキャリア周波数とに応じて上記
駆動信号を生成するとともに、その所定のキャリア周波
数がインバータ出力電圧の周波数の整数倍になった際
に、その所定のキャリア周波数をメモリ7に記憶された
他のキャリア周波数に変更するマイクロコンピュータ6
と、を備えて、インバータ制御システムを構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、センサレスDC
ブラシレスモータと、パルス幅変調出力を発生するイン
バータ制御装置をもった空気調和機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】通常、空気調和機は、圧縮機に使用され
る電動機を駆動するためのインバータ装置を備えてい
る。特に、その電動機として、センサレスDCブラシレ
スモータが用いられる場合がある。このセンサレスDC
ブラシレスモータは、複数の磁極を有する回転子と、こ
の回転子に対して磁界を生成する複数の固定子巻線とを
有したものであり、上記インバータ装置から出力される
インバータ出力電圧によって駆動される。
【0003】一方、インバータ装置は、インバータ装置
とセンサレスDCブラシレスモータを備えて構成される
システムには、さらに、そのインバータ装置を制御する
ためのインバータ制御装置が備わっている。以下、これ
ら装置から構成されるシステムを、インバータ制御シス
テムと称する。
【0004】ここで、センサレスDCブラシレスモータ
に入力されるインバータ出力電圧は、パルス幅変調(P
WM)された信号であることが多く、上記インバータ装
置もまた、上記PWM信号を出力するPWMインバータ
装置が使用されることが多い。よって、インバータ制御
装置もまた、一般に、PWMインバータ装置において所
望のPWM信号が出力されるような駆動信号を生成する
PWMインバータ制御装置である。
【0005】PWMインバータ制御装置では、センサレ
スDCブラシレスモータの回転数と同期した周波数の駆
動信号を、上記センサレスDCブラシレスモータの回転
子の回転によって固定子巻線に生じる誘起電圧の変化、
すなわち回転子の磁極位置の変化に応じて得られる信号
に基づいて生成し、さらに、生成した駆動信号と、その
駆動信号を搬送するためのキャリア信号と、を比較した
結果に基づいて、あらためて上記駆動信号を生成してい
る。
【0006】ここで、このキャリア信号の周波数(以
下、キャリア周波数と称する。)は、センサレスDCブ
ラシレスモータの誘起電圧波形に影響を与え、センサレ
スDCブラシレスモータの回転子の磁極位置検出精度に
も影響を与えることが知られている。また、キャリア周
波数は、センサレスDCブラシレスモータの回転数に依
存することなく常に一定となるように設定されている場
合が多く、通常、センサレスDCブラシレスモータの回
転数とキャリア周波数の比は一定ではない。
【0007】そのため、センサレスDCブラシレスモー
タが、インバータ出力電圧の周波数(以下、インバータ
周波数と称する。)の整数倍とキャリア周波数とが一致
するような回転数になると、PWMインバータ制御装置
の駆動信号中に含まれるキャリアの数が1回転ごとに変
化し、回転数制御が不安定になる現象が発生する。その
ため、従来のPWMインバータ装置ではこの現象を回避
するため、不安定領域の回転数とならないようなPWM
信号を出力している。
【0008】また、従来のインバータ制御システムで
は、PWMインバータ装置を対地との間に、コンデンサ
を介在させることで絶縁とともにノイズ除去を実現して
いる。
【0009】以上に説明したように、従来のインバータ
制御システムでは、PWMインバータ制御装置のキャリ
ア周波数を一定の条件にするとともに、回転数制御が不
安定な領域ではその回転数を避けてセンサレスDCブラ
シレスモータの運転をおこなっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
インバータ制御システムでは、上記したようにセンサレ
スDCブラシレスモータの運転領域に空白領域が存在す
るため、その使用に制限が生じるという問題がある。ま
た、PWMインバータ制御装置のキャリア周波数が一定
であるため、センサレスDCブラシレスモータの回転数
とキャリア周波数の比は一定とならず、磁極位置検出精
度も回転数によって変わってしまい、回転数全域に亘っ
ての安定した運転が望めない可能性もあった。
【0011】また、従来のインバータ制御システムで
は、センサレスDCブラシレスモータの回転子磁極の磁
力が減少する減磁という現象が存在する。これはPWM
インバータ装置がセンサレスDCブラシレスモータにP
WM信号に基づく電圧を印加している際に、モータ回転
子がロックされて回転しなくなった場合、回転子磁極に
異常な磁界が加えられ、回転子磁極の磁力が低下してし
まうというものである。
【0012】なお、モータがロックされる要因としては
モータにかかる負荷の増大またはセンサレスDCブラシ
レスモータの磁極位置検出の失敗によりモータ回転子が
正常回転しないことなどが挙げられる。従来のPWMイ
ンバータ装置では、モータ回転子がロックされるような
異常な状態が発生した場合には回転子磁極の減磁を防ぐ
ことはできなかった。
【0013】さらに、従来のインバータ制御システムで
は、上記コンデンサを介してPWMインバータ装置から
対地に漏洩電流が流れるというも問題がある。特に、従
来のPWMインバータ装置ではPWMインバータ制御装
置のキャリア周波数が任意に変更された場合、漏洩電流
値が規制値を越えてしまう可能性があった。
【0014】この発明は上記問題点を解決するためにな
されたもので、センサレスDCブラシレスモータ等の電
動機の運転領域に空白領域が存在することなく、また回
転数全域に亘っての安定した運転が可能なインバータ制
御システムを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、この発明にかかるインバータ制御
システムにあっては、複数の磁極を有する回転子を持っ
た電動機と、前記電動機を駆動させるために当該電動機
に駆動信号に応じてインバータ出力電圧を印加するイン
バータ装置と、前記電動機の磁極の位置を検出する磁極
位置検出回路と、前記磁極の位置と所定のキャリア周波
数とに応じて前記駆動信号を生成して前記インバータ装
置に送信するインバータ制御装置と、を具備したインバ
ータ制御システムにおいて、前記インバータ制御装置
は、前記所定のキャリア周波数が前記インバータ出力電
圧の周波数の整数倍になった際に、当該所定のキャリア
周波数を他のキャリア周波数に変更して前記駆動信号を
生成することを特徴とする。
【0016】この発明によれば、例えば、電動機の回転
子磁極の位置を検出する位置検出回路によって得られた
回転数が、所定の回転数に一致した場合に、その回転数
に対応するキャリア周波数でインバータ装置を駆動させ
ることができる。
【0017】つぎの発明にかかるインバータ制御システ
ムにあっては、複数の磁極を有する回転子を持った電動
機と、前記電動機を駆動させるために当該電動機に駆動
信号に応じてインバータ出力電圧を印加するインバータ
装置と、前記電動機の磁極の位置を検出する磁極位置検
出回路と、前記磁極の位置と所定のキャリア周波数とに
応じて前記駆動信号を生成して前記インバータ装置に送
信するインバータ制御装置と、を具備したインバータ制
御システムにおいて、前記インバータ制御装置は、前記
磁極の位置が一定時間検出されなかった際に、前記駆動
信号を前記インバータ装置に出力しないことを特徴とす
る。
【0018】この発明によれば、電動機に対してインバ
ータ出力電圧が印加されている状態で、磁極の位置検出
信号が一定時間入力されない場合、それを電動機の回転
子がロックされた状態と認識し、インバータ装置に対す
る駆動信号の出力を停止することができる。
【0019】つぎの発明にかかるインバータ制御システ
ムにあっては、複数の磁極を有する回転子を持った電動
機と、前記電動機を駆動させるために当該電動機に駆動
信号に応じてインバータ出力電圧を印加するインバータ
装置と、前記電動機の磁極の位置を検出する磁極位置検
出回路と、前記磁極の位置と所定のキャリア周波数とに
応じて前記駆動信号を生成して前記インバータ装置に送
信するインバータ制御装置と、を具備したインバータ制
御システムにおいて、前記インバータ制御装置は、前記
磁極の位置に基づいて算出される電動機の回転数と前記
所定のキャリア周波数とが所定の比率となった場合に、
前記所定のキャリア周波数を、前記所定の比率に対応し
て設定された他のキャリア周波数に変更して前記駆動信
号を生成することを特徴とする。
【0020】この発明によれば、電動機の回転子磁極の
位置を検出する位置検出回路によって得られた回転数と
インバータ装置を駆動させているキャリア周波数との比
率が、所定の比率に一致した場合に、その比率に対応す
るキャリア周波数でインバータ装置を駆動させることが
できる。
【0021】つぎの発明にかかるインバータ制御システ
ムにあっては、複数の磁極を有する回転子を持った電動
機と、前記電動機を駆動させるために当該電動機に駆動
信号に応じてインバータ出力電圧を印加するインバータ
装置と、前記電動機の磁極の位置を検出する磁極位置検
出回路と、前記磁極の位置と所定のキャリア周波数とに
応じて前記駆動信号を生成して前記インバータ装置に送
信するインバータ制御装置と、を具備したインバータ制
御システムにおいて、前記インバータ制御装置は、前記
所定のキャリア周波数と前記インバータ出力電圧の周波
数の整数倍とが一致する状態から、前記所定のキャリア
周波数と前記インバータ出力電圧の周波数の整数倍とが
一致しない状態に移行する際に、前記所定のキャリア周
波数を、当該状態に応じて設定された他のキャリア周波
数に変更して前記駆動信号を生成することを特徴とす
る。
【0022】この発明によれば、キャリア周波数がイン
バータ周波数の整数倍になるインバータ周波数から、キ
ャリア周波数がインバータ周波数の整数倍にならないイ
ンバータ周波数に移行する際に、例えば、インバータ装
置と対地との間に通常設けられるコンデンサに規定値以
上の漏洩電流が生じないキャリア周波数でインバータ装
置を駆動させることができる。
【0023】つぎの発明にかかるインバータ制御システ
ムにあっては、複数の磁極を有する回転子を持った電動
機と、前記電動機を駆動させるために当該電動機に駆動
信号に応じてインバータ出力電圧を印加するインバータ
装置と、前記電動機の磁極の位置を検出する磁極位置検
出回路と、前記磁極の位置と所定のキャリア周波数とに
応じて前記駆動信号を生成して前記インバータ装置に送
信するインバータ制御装置と、を具備したインバータ制
御システムにおいて、漏洩電流を検出する漏洩電流検出
回路を備え、前記インバータ制御装置は、前記所定のキ
ャリア周波数を、前記漏洩電流検出回路によって検出さ
れた漏洩電流の値に応じた他のキャリア周波数に変更し
て前記駆動信号を生成することを特徴とする。
【0024】この発明によれば、ノイズ除去用コンデン
サ等に生じる漏洩電流に応じて、例えば、現行のキャリ
ア周波数を、漏洩電流が増加しないようなキャリア周波
数に変更することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に、この発明にかかるインバ
ータ制御システムの実施の形態を図面に基づいて詳細に
説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定
されるものではない。
【0026】実施の形態1.まず、実施の形態1にかか
るインバータ制御システムについて説明する。図1は、
実施の形態1にかかるインバータ制御システムの概略構
成を示すブロック図である。
【0027】図1において、実施の形態1にかかるイン
バータ制御システムは、交流電源1、交流を直流電圧に
変換するコンバータ2、直流電圧を疑似交流電圧に変換
するためのスイッチング素を有するインバータ装置3、
センサレスDCブラシレスモータ4、センサレスDCブ
ラシレスモータ4の回転子の磁極位置を検出する位置検
出回路5、位置検出回路5によりインバータ装置3に回
転数指令を与えるマイクロコンピュータ6、マイクロコ
ンピュータ6で使用する回転数指令やキャリア周波数を
記憶しているメモリ7、コンバータ2およびインバータ
装置3で生じる電圧リプルを吸収する平滑コンデンサ8
を備えて構成される。なお、マイクロコンピュータ6が
従来のインバータ制御装置の機能を有している。
【0028】以下に、このインバータ制御システムの動
作について説明する。まず、位置検出回路5は、センサ
レスDCブラシレスモータ4が回転したときに発生する
誘起電圧波形により回転子の磁極位置を検出して位置検
出信号を出力する。マイクロコンピュータ6は、その位
置検出信号に合わせてインバータ装置3へと駆動信号を
送信する。ここで、駆動信号は、マイクロコンピュータ
6が、メモリ7に記憶されている回転数情報とキャリア
周波数情報から現在の回転数に最適なキャリア周波数を
選択し、インバータ装置3をそのキャリア周波数で駆動
させるように生成した信号である。
【0029】ここで、メモリ7に、回転数不安定領域と
して第1の回転数と、その不安定領域になった場合に対
応する第1のキャリア周波数とが記憶されているとす
る。マイクロコンピュータ6は、位置検出回路5によっ
て得られた回転数が上記第1の回転数以外の場合には、
通常のキャリア周波数によってインバータ装置3を駆動
する。
【0030】一方、マイクロコンピュータ6は、位置検
出回路5によって得られた回転数が上記第1の回転数に
一致した場合には、通常のキャリア周波数を上記第1の
キャリア周波数に変更してインバータ装置3を駆動す
る。回転数が再び第1の回転数以外になった場合には、
再びキャリア周波数を通常のキャリア周波数に設定して
インバータ装置3を駆動する。
【0031】なお、上記メモリ7には、上記した第1の
回転数および第1のキャリア周波数以外にも、複数のパ
ターンの回転数とキャリア周波数を記憶することがで
き、マイクロコンピュータ6は、回転数がそれらパター
ンに一致したときには、その回転数に対してあらかじめ
決められた1つのキャリア周波数によってインバータ装
置3を駆動させることができる。
【0032】以上に説明したとおり、実施の形態1にか
かるインバータ制御システムによれば、センサレスDC
ブラシレスモータ4の回転子磁極の位置を検出する位置
検出回路5によって得られた回転数が、メモリ7に記憶
された回転数に一致した場合に、その回転数に対応する
キャリア周波数でインバータ装置3を駆動させるため、
回転数全域に亘っての安定した運転をおこなうことが可
能になる。
【0033】実施の形態2.つぎに、実施の形態2にか
かるインバータ制御システムについて説明する。実施の
形態2にかかるインバータ制御システムは、実施の形態
1で説明した図1のインバータ制御システムにおいて、
インバータ装置3がセンサレスDCブラシレスモータ4
に対してインバータ出力電圧を出力している状態で、位
置検出回路5によって磁極位置が一定時間以上検出でき
なかった場合にそのインバータ出力電圧の出力を停止さ
せることを特徴としている。
【0034】以下に、このインバータ制御システムの動
作について説明する。まず、マイクロコンピュータ6
が、インバータ装置3に対して駆動信号を送信すると、
センサレスDCブラシレスモータ4に、疑似交流電圧で
あるインバータ出力電圧が印加される。このときセンサ
レスDCブラシレスモータ4の回転子が回転し、磁極位
置検出信号が位置検出回路5を介してマイクロコンピュ
ータ6に入力される。
【0035】この際、センサレスDCブラシレスモータ
4の回転子がロックされて回転していない状態で、イン
バータ出力電圧が印加され続けた場合、上述したよう
に、回転子磁極の磁力が減少する減磁という現象が発生
する。そこで、これを防ぐ手段として、インバータ出力
電圧の印加中に位置検出信号が一定時間、マイクロコン
ピュータ6に入力されない場合には、マイクロコンピュ
ータ6は、インバータ装置3への駆動信号の出力を停止
する。
【0036】以上に説明したとおり、実施の形態2にか
かるインバータ制御システムによれば、マイクロコンピ
ュータ6が、センサレスDCブラシレスモータ4に対し
てインバータ出力電圧が印加されている状態で、磁極の
位置検出信号が一定時間入力されない場合、それをセン
サレスDCブラシレスモータ4の回転子がロックされた
状態と認識し、インバータ装置3に対する駆動信号の出
力を停止するので、センサレスDCブラシレスモータ4
の回転子磁極が減磁されるのを防止することができる。
【0037】実施の形態3.つぎに、実施の形態3にか
かるインバータ制御システムについて説明する。実施の
形態3にかかるインバータ制御システムは、実施の形態
1で説明した図1のインバータ制御システムにおいて、
位置検出回路5の検出した回転数とインバータ装置3に
送信される駆動信号中のキャリア周波数との比率に応じ
て、そのキャリア周波数を変更することを特徴としてい
る。
【0038】以下に、このインバータ制御システムの動
作について説明する。まず、メモリ7には回転数情報と
キャリア周波数情報と、回転数とキャリア周波数の比率
情報とが記憶されており、ここでは、この比率情報を第
1の比率、第2の比率とし、それらに対応するキャリア
周波数情報をそれぞれ第1のキャリア周波数、第2のキ
ャリア周波数とする。特に、これら比率に対応して設定
されるキャリア周波数は、センサレスDCブラシレスモ
ータ4の回転数が低いときに低くなり、センサレスDC
ブラシレスモータ4の回転数が高いときに高くなるよう
な値である。
【0039】この状態で、マイクロコンピュータ6は、
現在のセンサレスDCブラシレスモータ4の回転数とキ
ャリア周波数を元に、その回転数とキャリア周波数の比
率を計算し、この比率が上記した第1の比率に一致した
場合に、第1のキャリア周波数を選択し、比率が上記し
た第2の比率に一致した場合に、第2のキャリア周波数
を選択する。そして、選択したキャリア周波数でインバ
ータ装置3を駆動させる。
【0040】以上に説明したとおり、実施の形態3にか
かるインバータ制御システムによれば、センサレスDC
ブラシレスモータ4の回転子磁極の位置を検出する位置
検出回路5によって得られた回転数とインバータ装置3
を駆動させているキャリア周波数との比率が、メモリ7
に記憶された比率に一致した場合に、その比率に対応す
るキャリア周波数でインバータ装置3を駆動させるた
め、回転数全域に亘っての安定した運転をおこなうこと
が可能になる。
【0041】実施の形態4.つぎに、実施の形態4にか
かるインバータ制御システムについて説明する。実施の
形態4にかかるインバータ制御システムは、実施の形態
1で説明した図1のインバータ制御システムにおいて、
キャリア周波数がインバータ周波数の整数倍になるイン
バータ周波数から、キャリア周波数がインバータ周波数
の整数倍にならないインバータ周波数に移行する際に、
インバータ装置3を駆動させるキャリア周波数をメモリ
7に記憶されているキャリア周波数から選択されること
を特徴としている。
【0042】なお、このとき選択されるキャリア周波数
は、マイクロコンピュータ6が、インバータ装置3と対
地との間に通常設けられるコンデンサ(図示していな
い)に規定値以上の漏洩電流が生じないようなキャリア
周波数として、メモリ7のなかから選択する。
【0043】以上に説明したとおり、実施の形態4にか
かるインバータ制御システムによれば、キャリア周波数
がインバータ周波数の整数倍になるインバータ周波数か
ら、キャリア周波数がインバータ周波数の整数倍になら
ないインバータ周波数に移行する際に、インバータ装置
3と対地との間に通常設けられるコンデンサに規定値以
上の漏洩電流が生じないキャリア周波数でインバータ装
置3を駆動させることができる。
【0044】実施の形態5.つぎに、実施の形態5にか
かるインバータ制御システムについて説明する。実施の
形態5にかかるインバータ制御システムは、ノイズ除去
用コンデンサの漏洩電流を検出し、検出した漏洩電流の
値に応じて、キャリア周波数の上昇を許可するか否かを
判断することを特徴としている。
【0045】図2は、実施の形態5にかかるインバータ
制御システムの概略構成を示すブロック図である。な
お、図2において、図1と共通する部分には同一の符号
を付してその説明を省略する。図2に示すインバータ制
御システムは、漏洩電流検出回路10を設けた点が図1
と異なる。
【0046】漏洩電流検出回路10は、機器からノイズ
除去用コンデンサ9を介して対地に流れる電流を検出
し、マイクロコンピュータ6に出力する回路である。マ
イクロコンピュータ6は、漏洩電流検出回路10から得
られた漏洩電流の値と、メモリ7に記憶されている漏洩
電流のしきい値とを比較し、検出された漏洩電流の値が
しきい値より低いと判断した場合には、キャリア周波数
の上昇を許可する。逆に、検出された漏洩電流の値がし
きい値より高いと判断した場合には、キャリア周波数の
上昇を禁止する。
【0047】以上に説明したとおり、実施の形態5にか
かるインバータ制御システムによれば、ノイズ除去用コ
ンデンサの漏洩電流に応じてキャリア周波数の上昇を許
可するので、不用意なキャリア周波数の上昇により、ノ
イズ除去用コンデンサの漏洩電流が規定値を超えてしま
うことを防止することができる。
【0048】
【発明の効果】以上、説明したとおり、この発明によれ
ば、所定のキャリア周波数がインバータ出力電圧の周波
数の整数倍になった際に、その所定のキャリア周波数を
他のキャリア周波数に変更するので、例えば、電動機の
回転子磁極の位置を検出する位置検出回路によって得ら
れた回転数が、所定の回転数に一致した場合に、その回
転数に対応するキャリア周波数でインバータ装置を駆動
させることが可能になり、電動機の運転領域を拡大する
ことができるという効果を奏する。
【0049】つぎの発明によれば、電動機に対してイン
バータ出力電圧が印加されている状態で、磁極の位置検
出信号が一定時間入力されない場合、それを電動機の回
転子がロックされた状態と認識し、インバータ装置に対
する駆動信号の出力を停止するので、電動機の回転子磁
極が減磁されるのを防止することができるという効果を
奏する。
【0050】つぎの発明によれば、電動機の回転子磁極
の位置を検出する位置検出回路によって得られた回転数
とインバータ装置を駆動させているキャリア周波数との
比率が、所定の比率に一致した場合に、その比率に対応
するキャリア周波数でインバータ装置を駆動させるた
め、位置検出精度の回転数による格差を減らし、回転数
全域に亘っての安定した運転をおこなうことが可能にな
るという効果を奏する。
【0051】つぎの発明によれば、キャリア周波数がイ
ンバータ周波数の整数倍になるインバータ周波数から、
キャリア周波数がインバータ周波数の整数倍にならない
インバータ周波数に移行する際に、例えば、インバータ
装置と対地との間に通常設けられるコンデンサに規定値
以上の漏洩電流が生じないキャリア周波数でインバータ
装置を駆動させることができ、漏洩電流を低減すること
が可能になるという効果を奏する。
【0052】つぎの発明によれば、ノイズ除去用コンデ
ンサ等に生じる漏洩電流に応じて他のキャリア周波数へ
の変更を許可するので、不用意なキャリア周波数の上昇
により、ノイズ除去用コンデンサの漏洩電流が規定値を
超えてしまうことを防止することができるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1〜4にかかるインバータ制御シ
ステムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】 実施の形態5にかかるインバータ制御システ
ムの概略構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 交流電源、2 コンバータ、3 インバータ装置、
4 ブラシレスDCモータ、5 位置検出回路、6 マ
イクロコンピュータ、7 メモリ、8 平滑コンデン
サ、9 ノイズ除去用コンデンサ、10 漏洩電流検出
回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 矢島 禎夫 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5H560 AA02 AA10 BB04 BB12 DA13 DC20 EB01 JJ13 JJ15 RR10 SS07 TT08 TT11 TT15 UA02 XA12

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の磁極を有する回転子を持った電動
    機と、前記電動機を駆動させるために当該電動機に駆動
    信号に応じてインバータ出力電圧を印加するインバータ
    装置と、前記電動機の磁極の位置を検出する磁極位置検
    出回路と、前記磁極の位置と所定のキャリア周波数とに
    応じて前記駆動信号を生成して前記インバータ装置に送
    信するインバータ制御装置と、を具備したインバータ制
    御システムにおいて、 前記インバータ制御装置は、前記所定のキャリア周波数
    が前記インバータ出力電圧の周波数の整数倍になった際
    に、当該所定のキャリア周波数を他のキャリア周波数に
    変更して前記駆動信号を生成することを特徴とするイン
    バータ制御システム。
  2. 【請求項2】 複数の磁極を有する回転子を持った電動
    機と、前記電動機を駆動させるために当該電動機に駆動
    信号に応じてインバータ出力電圧を印加するインバータ
    装置と、前記電動機の磁極の位置を検出する磁極位置検
    出回路と、前記磁極の位置と所定のキャリア周波数とに
    応じて前記駆動信号を生成して前記インバータ装置に送
    信するインバータ制御装置と、を具備したインバータ制
    御システムにおいて、 前記インバータ制御装置は、前記磁極の位置が一定時間
    検出されなかった際に、前記駆動信号を前記インバータ
    装置に出力しないことを特徴とするインバータ制御シス
    テム。
  3. 【請求項3】 複数の磁極を有する回転子を持った電動
    機と、前記電動機を駆動させるために当該電動機に駆動
    信号に応じてインバータ出力電圧を印加するインバータ
    装置と、前記電動機の磁極の位置を検出する磁極位置検
    出回路と、前記磁極の位置と所定のキャリア周波数とに
    応じて前記駆動信号を生成して前記インバータ装置に送
    信するインバータ制御装置と、を具備したインバータ制
    御システムにおいて、 前記インバータ制御装置は、前記磁極の位置に基づいて
    算出される電動機の回転数と前記所定のキャリア周波数
    とが所定の比率となった場合に、前記所定のキャリア周
    波数を、前記所定の比率に対応して設定された他のキャ
    リア周波数に変更して前記駆動信号を生成することを特
    徴とするインバータ制御システム。
  4. 【請求項4】 複数の磁極を有する回転子を持った電動
    機と、前記電動機を駆動させるために当該電動機に駆動
    信号に応じてインバータ出力電圧を印加するインバータ
    装置と、前記電動機の磁極の位置を検出する磁極位置検
    出回路と、前記磁極の位置と所定のキャリア周波数とに
    応じて前記駆動信号を生成して前記インバータ装置に送
    信するインバータ制御装置と、を具備したインバータ制
    御システムにおいて、 前記インバータ制御装置は、前記所定のキャリア周波数
    と前記インバータ出力電圧の周波数の整数倍とが一致す
    る状態から、前記所定のキャリア周波数と前記インバー
    タ出力電圧の周波数の整数倍とが一致しない状態に移行
    する際に、前記所定のキャリア周波数を、当該状態に応
    じて設定された他のキャリア周波数に変更して前記駆動
    信号を生成することを特徴とするインバータ制御システ
    ム。
  5. 【請求項5】 複数の磁極を有する回転子を持った電動
    機と、前記電動機を駆動させるために当該電動機に駆動
    信号に応じてインバータ出力電圧を印加するインバータ
    装置と、前記電動機の磁極の位置を検出する磁極位置検
    出回路と、前記磁極の位置と所定のキャリア周波数とに
    応じて前記駆動信号を生成して前記インバータ装置に送
    信するインバータ制御装置と、を具備したインバータ制
    御システムにおいて、 漏洩電流を検出する漏洩電流検出回路を備え、 前記インバータ制御装置は、前記所定のキャリア周波数
    を、前記漏洩電流検出回路によって検出された漏洩電流
    の値に応じた他のキャリア周波数に変更して前記駆動信
    号を生成することを特徴とするインバータ制御システ
    ム。
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