JP2002101660A - スイッチング電源装置 - Google Patents

スイッチング電源装置

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JP2002101660A
JP2002101660A JP2001200709A JP2001200709A JP2002101660A JP 2002101660 A JP2002101660 A JP 2002101660A JP 2001200709 A JP2001200709 A JP 2001200709A JP 2001200709 A JP2001200709 A JP 2001200709A JP 2002101660 A JP2002101660 A JP 2002101660A
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power supply
circuit
rectifier circuit
converter
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Shin Nakagawa
伸 中川
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FIDERIKKUSU KK
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    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
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    • H02M1/42Circuits or arrangements for compensating for or adjusting power factor in converters or inverters
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 効率が高く、小型で、高調波電流の発生を抑
えたAC−DCコンバータを提供する。 【解決手段】 AC電源を整流した脈流をスイッチング
するPFC用電源部と、AC電源に基づく電流を整流平
滑した直流をスイッチングするDC−DC用電源部と、
前記PFC用電源部をスイッチングする第1のスイッチ
ング手段と、前記DC−DC用電源部をスイッチングす
る第2のスイッチング手段と、前記第1のスイッチング
手段の駆動パルスと前記第2のスイッチング手段の駆動
パルスを生成する駆動パルス生成回路と、当該駆動パル
ス生成回路を制御するためのサーボループを具えるAC
−DCコンバータであって、前記サーボループを1つの
みのループで構成し、かつ、前記第1のスイッチング手
段の駆動パルスの時比率と前記第2のスイッチング手段
の駆動パルスの時比率を、互いに連動させて異ならせる
ようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチング式の
単相用AC−DCコンバータに関するものであり、特
に、AC電源を整流して得た脈流をスイッチングするP
FC用の電源部と、AC電源を整流平滑して得た直流を
スイッチングするDC−DC用の電源部を組み合わせ、
それぞれの電源部のスイッチング素子を1つのサーボル
ープで駆動制御するように構成した単相用AC−DCコ
ンバータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】PFC用の電源部と、DC−DC用の電
源部を組み合わせた単相用AC−DCコンバータには、
例えば、本願出願人による、特開平11−356046
号に開示された電源装置がある。この装置は、平滑作用
の少ないPFC用スイッチング電源部(脈流側)と、平
滑作用の多いDC−DC用スイッチング電源部(直流
側)を並列に組み合わせ、それぞれの電源部の整流出力
を合成することによって、高調波電流を抑制し、かつ、
装置の小型化と、高効率化を図るようにしたものであ
る。ここでは、脈流側のスイッチング電源が高調波電流
の抑制に、直流側のスイッチング電源が、保持時間の確
保とリップル電圧の低減に寄与しており、脈流側電源
と、直流側電源の電力バランスをとることによって、I
EC(International Electronic Committee)によるク
ラスAの高調波規格を満足し、かつ小型で効率の高いス
イッチング電源を実現している。
【0003】この他、PFC(Power Factor Correctio
n)用の電源部と、DC−DC用の電源部を組み合わせ
たAC−DCコンバータとして、PFC用の電源部と、
DC−DC用の電源部をカスケード接続して高調波電流
を抑制するようにした、いわゆる2ステージタイプのA
C−DCコンバータがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
11−356046号公報に記載のAC−DCコンバー
タは、前記高調波規格を満足するように脈流側電源と直
流側電源の電流比を設定しようとすると、脈流側のイン
ダクタンスをかなり低い値にせざるを得ない。このた
め、脈流側電源の1次側の電流波形が狭い三角波とな
り、実効電流が増えるため、期待したほどには効率が上
がらないという問題がある。
【0005】なお、現行の高調波電流の国際規格は、I
EC61000−3−2であるが、特開平11−356
046号公報に記載のAC−DCコンバータは、入力電
圧が100V〜240Vの範囲にある場合、その電流波
形はIEC61000−3−2のクラスAに属し、クラ
スAで定められている高調波のスペクトル規格を十分に
満足させることができる。
【0006】しかしながら、将来的にはIECの国際規
格に変更が予定されている。2000年末には暫定規格
が定められており、この暫定規格では、PC、TV、モ
ニタなどのカテゴリにおいて、より厳しいクラスDを満
足することが要求されている。特開平11−35604
6号公報に記載のAC−DCコンバータは、100〜1
20Vの入力電圧に対応するように設計した場合、ある
いは200〜240Vの入力電圧に対応するように設計
した場合は、クラスDの高調波規格を満足させることが
できるが、100〜240Vといった広範囲の入力電圧
で使用できるように設計した場合は、クラスDを満足さ
せることが困難である。
【0007】また、上述した従来の2ステージタイプの
コンバータは、IECのクラスDの高調波規格を満足さ
せることはできるものの、効率が悪く、小型化が図れな
いという問題がある。また、待機電力が十分に削減され
ず、製造コストが高いという問題もある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のAC−DCコンバータは、AC電源を整流
した脈流をスイッチング手段するPFC用電源部と、A
C電源に基づく電流を整流平滑した直流をスイッチング
手段するDC−DC用電源部と、前記PFC用電源部を
スイッチング手段する第1のスイッチング手段と、前記
DC−DC用電源部をスイッチング手段する第2のスイ
ッチング手段と、前記第1のスイッチング手段の駆動パ
ルスと前記第2のスイッチング手段の駆動パルスを生成
する駆動パルス生成回路と、当該駆動パルス生成回路を
制御するためのサーボループを具えるAC−DCコンバ
ータにおいて、前記サーボループが1つのみのループで
構成されており、かつ、前記第1のスイッチング手段の
駆動パルスと前記第2のスイッチング手段の駆動パルス
の時比率(オン時間)を、互いに連動させて異ならせる
パルス幅変更手段を具えることを特徴とする。
【0009】このように、本発明のAC−DCコンバー
タでは、パルス幅変更手段を設けてPFC用電源部をス
イッチングするスイッチング手段と、DC−DC用電源
部をスイッチングするスイッチング手段の駆動パルスの
時比率(オン時間)を互いに連動させて異ならせるよう
にして、より一層の高効率化と小型化を図るようにし
た。
【0010】また、本発明のAC−DCコンバータは、
前記PFC用電源部がAC電源入力と、当該入力から供
給される電流を整流する第1の整流回路と、1次巻線の
一端が前記第1の整流回路の出力に接続され、他端が前
記第1のスイッチング手段に接続されている第1のトラ
ンスと、当該第1のトランスの2次側出力を整流する2
次側整流回路とを具え; 前記DC−DC用電源部がA
C電源入力と、当該入力から供給される電流を整流する
第2の整流回路と、当該整流回路の出力を平滑する平滑
回路と、1次巻線の一端が前記平滑回路の出力に接続さ
れ他端が前記第2のスイッチング手段に接続されている
第2のトランスと、当該第2のトランスの2次側出力を
整流する2次側整流回路とを具え;前記PFC用電源部
の出力と前記DC−DC用電源部の出力とを合成して平
滑する出力合成平滑回路を具えることを特徴とする。
【0011】このように、PFC用電源部と、DC−D
C用電源部を時比率の異なるスイッチング動作で動作さ
せると共に、両電源部を並列に組み合わせ、両電源部の
出力を合成して平滑することによって、更に、効率の改
善を図ることができる。
【0012】また、本発明のAC−DCコンバータは、
前記PFC用電源部がAC電源入力と、当該入力から供
給される電流を整流する第1の整流回路と、1次巻線の
一端が前記整流回路の出力に接続され他端が前記第1の
スイッチング手段に接続されている第1のトランスと、
当該第1のトランスの2次側出力を整流する2次側整流
回路とを具え; 前記DC−DC用電源部が平滑回路
と、1次巻線の一端が前記平滑回路の出力に接続され他
端が前記第2のスイッチング手段に接続されている第2
のトランスと、当該第2のトランスの2次側出力を整流
する2次側整流回路とを具え;前記PFC用電源部の出
力と前記DC−DC用電源部の出力とを合成して平滑す
る出力合成平滑回路を具え;前記第2のスイッチング手
段と、前記第1の整流回路の出力又は前記AC電源入力
との間にインダクタとダイオードとを直列に挿入したこ
とを特徴とする。
【0013】また、本発明のAC−DCコンバータは、
前記PFC用電源部がAC電源入力と、当該入力から供
給される電流を整流する第1の整流回路と、1次巻線の
一端が前記整流回路の出力に接続され他端が前記第1の
スイッチング手段に接続されている第1のトランスと、
当該第1のトランスの2次側出力を整流する2次側整流
回路とを具え; 前記DC−DC用電源部が平滑回路
と、1次巻線の一端が前記平滑回路の出力に接続され他
端が前記第2のスイッチング手段に接続されている第2
のトランスと、当該第2のトランスの2次側出力を整流
する2次側整流回路とを具え;前記PFC用電源部の出
力と前記DC−DC用電源部の出力とを合成して平滑す
る出力合成平滑回路を具え;前記第1のトランス又は第
2のトランスのいずれかが3次巻線を具え、当該3次巻
線の1端が前記平滑回路の出力に接続され他端が前記第
1の整流回路の出力又は前記AC交流電源入力にダイオ
ードを介して接続されていることを特徴とする。
【0014】このように構成することによって、DC−
DC電源部で発生する高調波を抑えることが可能とな
り、上述のクラスDの規格を十分に満足したAC−DC
コンバータを提供することができる。
【0015】本発明のAC−DCコンバータは、更に、
前記PFC用電源部がAC電源入力と、当該入力から供
給される電流を整流する第1の整流回路と、巻線の一端
が前記整流回路の出力に接続され他端が前記第1のスイ
ッチング手段に接続されているチョークコイルとを具
え; 前記DC−DC用電源部が、前記チョークコイル
の出力を整流する第2の整流回路と、当該第2の整流回
路の出力を平滑する第1の平滑回路と、1次巻線の一端
が前記第1の平滑回路の出力に接続され他端が前記第2
のスイッチング手段に接続されているトランスと、当該
トランスの2次側出力を整流する2次側整流回路と、当
該2次側整流回路の出力を平滑する第2の平滑回路を具
えることを特徴とする。
【0016】また、本発明のAC−DCコンバータは、
前記PFC用電源部がAC電源入力と、当該入力から供
給される電流を整流する第1の整流回路と、1次巻線の
一端が前記整流回路の出力に接続され他端が前記第1の
スイッチング手段に接続されている第1のトランスと、
当該第1のトランスの出力を整流する第1の2次側整流
回路とを具え; 前記DC−DC用電源部が、前記第1
のトランスの1次側出力を整流する第2の整流回路と、
当該第2の整流回路の出力を平滑する第1の平滑回路
と、1次巻線の一端が前記第1の平滑回路の出力に接続
され他端が前記第2のスイッチング手段に接続されてい
る第2のトランスと、当該第2のトランスの2次側出力
を整流する第2の2次側整流回路と、当該第2の2次側
整流回路の出力を平滑する第2の平滑回路を具え、前記
PFC用電源部の出力と前記DC−DC用電源部の出力
を合成平滑する出力合成平滑手段を具えることを特徴と
する。
【0017】このように、PFC用電源部とDC−DC
用電源部をカスケードに接続するようにしてもよく、こ
の構成によって、IECの高調波規格を十分に満足し、
かつ、待機電力を十分に低くした、小型の2ステージタ
イプのAC−DCコンバータとすることができる。
【0018】本発明のAC−DCコンバータは、前記第
1のスイッチング手段の駆動パルスと、前記第2のスイ
ッチング手段の駆動パルスとが、立ち上がりタイミング
が異なり、立ち下がりタイミングが同時であることが好
ましい。
【0019】また、本発明のAC−DCコンバータは、
前記第1のスイッチング手段の駆動パルスのオン時間
と、前記第2のスイッチング手段の駆動パルスのオン時
間の差が所定の割合で相互に異なり、これによって第1
のスイッチング手段の時比率と、第2のスイッチング手
段の時比率との比が一定になるようにしたことを特徴と
する。
【0020】このように、第1のスイッチング手段の時
比率と、第2のスイッチング手段の時比率との比を一定
に保つことによって、入力電圧条件、負荷電流条件の如
何にかかわらず、適切な動作をさせることができる。
【0021】更に、本発明のAC−DCコンバータは、
前記第1および第2のスイッチング手段を駆動する駆動
パルス発生手段が、駆動パルスを間欠的に発振させる駆
動パルス間欠発振制御手段を具えることを特徴とする。
駆動パルス間欠発振制御手段を設けることによって、待
機電力をより一層削減することが可能となる。
【0022】更に、本発明のAC−DCコンバータは、
前記間欠発振制御手段が、ヒステリシス特性および/又
は時定数を有するコンパレータを具え、前記コンパレー
タの出力に応じて前記駆動パルス生成回路の駆動パルス
出力を制御することが好ましい。
【0023】更に、本発明のAC−DCコンバータは、
前記駆動パルス発生手段を起動する起動回路を具え、当
該起動回路が前記AC電源からの入力と、当該入力を整
流する整流回路と、当該整流回路の出力を平滑する平滑
回路とを具え、前記整流回路と前記入力との間にそれぞ
れ起動用のコンデンサを設けたことを特徴とする。この
ように構成することによって、無効電流を利用して起動
電流とすることができ、起動抵抗が不要となるため、消
費電力の削減を図ることができる。
【0024】更に、本発明のAC−DCコンバータは、
前記整流回路をブリッジ整流回路とすると共に、このブ
リッジ整流回路の出力側に電圧検出回路を設け、前記ブ
リッジ整流回路と前記入力との間に設けたコンデンサの
いずれか一方の出力側に、前記電圧検出回路の出力で駆
動するスイッチ素子を設けたことを特徴とする。
【0025】これによって、入力電圧が低い場合は両波
整流回路となり、高い場合は半波整流回路となり、高い
入力電圧で動作させても、起動回路で無駄な電流が生じ
ないため、一層、消費電力の削減を図ることができる。
なお、本明細書では一次側の整流回路と平滑回路とがD
C−DC用電源部に含まれているものとして説明がなさ
れている。
【0026】
【発明の実施の形態】図1は、本発明にかかるAC−D
Cコンバータの第1実施形態の構成を示す回路図であ
る。本実施形態のAC−DCコンバータは、PFC用電
源部と、DC−DC用電源部を並列に接続し、両電源部
の出力を合成平滑して出力するようにしている。
【0027】図1に示す第1実施形態のAC−DCコン
バータは、AC電源100と、LCノイズフィルタ10
1と、PFC用電源部102と、DC−DC用電源部1
03と、PFC用電源部102とDC−DC用電源部1
03の出力を合成平滑する合成平滑部104と、PWM
制御回路105と、オン時間遅延回路106と、PFC
用電源部102をスイッチングするスイッチング素子3
01と、DC−DC用電源部103をスイッチングする
スイッチング素子302とを具える。
【0028】PFC用電源部102は、ブリッジダイオ
ード102aと、π型ノイズフィルタ102bと、第1
のトランス102cと、当該第1のトランス102cの
2次側出力を整流する整流ダイオード102dを具え
る。第1のトランス102cの1次巻線の一端は、π型
フィルタ102bを介してブリッジダイオード102a
に、他端は第1のスイッチング素子301に接続されて
いる。
【0029】一方、DC−DC用電源部103は、整流
ダイオード103aと、平滑コンデンサ103bと、第
2のトランス103cと、第2のトランス103cの2
次側整流ダイオード103dを具える。第2のトランス
103cの1次巻線の一端は平滑コンデンサ103b
に、他端は第2のスイッチング素子302に接続されて
いる。
【0030】PFC用電源部102の出力と、DC−D
C用電源部103の出力は合成平滑部104で合成、平
滑され、負荷に出力される。 ここで、合成平滑部10
4の出力を取り出して、PWM制御回路105に入力さ
せ、各スイッチング素子301および302の動作をサ
ーボ制御している。このサーボ制御ループは、両スイッ
チング素子に対して1つである。
【0031】このように、両電源部のスイッチング素子
301と302は、PWM制御回路105が生成する駆
動パルスPW1、PW2によってその動作が制御され
る。本実施形態では、PWM制御回路105と、第2の
スイッチング素子302の間にオン時間遅延回路106
を設けて、第1のスイッチング素子301の駆動パルス
(PW1)のオン時間の開始タイミングに対して、第2
のスイッチング素子302の駆動パルス(PW2)のオ
ン時間の開始タイミングを所定の割合で遅らせるように
している。PWM制御回路105の出力PW1は、第1
のスイッチング素子301にそのまま入力され、一方、
オン時間遅延回路106に入力する。オン時間遅延回路
106は、コンパレータ106aからなる比較回路と、
このコンパレータ106aのプラス側入力端子に設け
た、抵抗106bと、コンデンサ106cと、ダイオー
ド106dとからなる三角波発生回路と、コンパレータ
106aのマイナス側入力端子に設けた、抵抗106e
と、106f、コンデンサ106gとからなる平均化回
路で構成されている。平均化回路の時定数は、スイッチ
ング素子302のスイッチング周波数には応答しない
が、商用周波数に応答する値に設定されており、このた
めオン時間遅延回路106の出力PW2は、PWM制御
回路105の出力PW1より、一定の割合だけパルス幅
が狭いものとなる。
【0032】第1のスイッチング素子301は、PWM
制御回路105の出力PW1で駆動され、第2のスイッ
チング素子302はオン時間遅延回路106の出力PW
2、すなわちPW1より一定の割合でオン時間が遅れた
パルス出力で駆動されるので、第1のスイッチング素子
301の時比率は、第2のスイッチング素子302の時
比率に比して広くなる。従って、両スイッチを同じパル
ス幅の駆動信号で駆動した場合に比して、第1のトラン
ス102cのインダクタンスと第2のトランス103c
インダクタンスの差が縮まるためより高効率化と小型化
を達成することができる。
【0033】なお、コンパレータ106aのマイナス側
入力端子を固定電圧に接続すれば、パルス幅の差が固定
的に異なった2つの駆動パルスを生成することができ
る。
【0034】図2は、本発明の第2実施形態の構成を示
す回路図である。なお、以下の実施形態において、上述
の第1実施形態と同じ構成要素については同じ符号を付
してその説明は省略するものとする。第2実施形態で
は、上述の第1実施形態の構成に加えて、前記ブリッジ
ダイオード102aと、第2のスイッチング手段との間
にダイオード201とインダクタ202を直列に挿入し
た。このように構成することによって、第2のスイッチ
ング素子302がオンする度にインダクタ202が励磁
され、第2のスイッチング素子302がオフの時にこの
励磁電流が第2のトランス103cの1次巻線を通って
平滑コンデンサ103bに流れ、これを充電する。この
ため、DC−DC用電源部103において、整流回路1
03aから平滑コンデンサ103bに流れる充電用の電
流が削減されて、ここにおける高調波の発生を抑えるこ
とができる。
【0035】図3は、図2に示す第2実施形態の変形例
を示す図であり、ここでは、ダイオード203、204
とインダクタ202を、AC電源入力と第2のスイッチ
ング素子302との間に直列に挿入するようにした。こ
のように構成することによって、第2実施例の場合と同
様に、入力電圧が200V以上と高い場合に、より効果
的に高調波電流を削減することが可能となる。なお、図
2および図3に示す例において、インダクタ202から
平滑コンデンサ103bに流れる電流が十分であれば、
DC−DC電源部の整流回路103aは省略するように
しても良い。
【0036】図4は、本発明の第3実施形態の構成を示
す回路図である。第3実施形態では、図1に示す基本構
成に加えて、第1のトランス102c(あるいは第2の
トランス103c)に3次巻線401を設け、この3次
巻線401の一端を、DC−DC用電源部の平滑回路1
03bに、他端をダイオード402を介してPFC用電
源部のノイズフィルタ02bに接続した。このように構
成して、3次巻線を設けた側のスイッチング素子で発生
する高周波電圧を脈流電圧に重畳させて、導通角を広げ
るようにした。なお、図4に示す例では、PFC用電源
部のトランス102cに3次巻線401を設けるように
したが、DC−DC用電源部のトランス103cに3次
巻線を設けるようにしても良い。また、この3次巻線4
01は、フォーワードモードに接続しているが、フライ
バックモードに接続しても構わない。
【0037】なお、3次巻線401の他端をAC電源1
00の入力に接続するようにしても良い。この場合は、
ダイオード402に代えてそれぞれのラインにダイオー
ドを挿入するようにする。
【0038】本例では、3次巻線401とDC−DC用
電源部の平滑コンデンサ103bの間にインダクタ40
3を挿入しているが、外部インダクタを利用してもよ
く、3次巻線401の漏れインダクタを利用するように
しても良い。
【0039】本実施形態においても、3次巻線401お
よび/又はインダクタ403によってDC−DC電源部
の平滑コンデンサ103bに必要な電流が提供されるの
であれば、DC−DC用電源部の整流ダイオード103
aを省略することができる。また、図2あるいは図3に
示す、ダイオード201とインダクタ202、あるい
は、ダイオード203、204とインダクタ202を更
に追加しても良い。この場合、ダイオード201とダイ
オード403は共通に用いることもできる。更に、イン
ダクタ202を省略して、ダイオードのみを接続するよ
うにしても良い。
【0040】なお第2実施形態、および第3実施形態の
構成では、第1のスイッチング素子301と、第2のス
イッチング素子302の駆動パルスの幅が同じであって
も、上記構成によって、高調波の発生を抑えることが可
能である。しかし、例えば、図1に示す実施形態と同様
に、PWM制御回路105と第2のスイッチング素子3
02との間にオン時間遅延回路106を設けることによ
って、より一層の効果を得られることは言うまでもな
い。
【0041】図5は、本発明の第4実施形態の構成を示
す回路図である。第4実施形態では、PFC電源部と、
DC−DC電源部をカスケード接続した2ステージタイ
プのコンバータに本発明を適用した。
【0042】第4実施形態では、PFC用電源部が整流
ダイオード102a、π型フィルタ102bと、チョー
クコイル102cを具えており、このチョークコイル1
02cの出力に、整流ダイオード103a、平滑コンデ
ンサ103b、第2のトランス103c、2次側整流回
路103dから構成されるDC−DC用電源部103が
カスケードに接続されている。チョークコイル102c
の出力は、第1のスイッチング素子301に接続されて
おり、第1のスイッチング素子301がオンの時に、チ
ョークコイル102cに励磁された電流がダイオード1
03aを介して平滑コンデンサ103bに蓄えられ、コ
ンデンサ103bの電圧が、第2のトランス103cの
1次巻線を通じて第2のスイッチング素子302でスイ
ッチングされる。
【0043】本例では、PWM制御回路105と2つの
スイッチング素子301、302の間に、互いに連動し
て動作するオン時間遅延回路106−1と106−2が
それぞれ設けられている。
【0044】第1のスイッチング素子301に駆動パル
スを提供するオン時間遅延回路106−1は、コンパレ
ータ106−1aからなる比較回路と、このコンパレー
タ106−1aのプラス側入力端子に設けた、抵抗10
6−1bと、コンデンサ106−1cと、ダイオード1
06−1dとからなる三角波発生回路と、コンパレータ
106−1aのマイナス側入力端子に設けた、抵抗10
6―1h、106−1iと、コンデンサ106−1gと
からなる平均化回路で構成されている。
【0045】また、第2のスイッチング素子302に駆
動パルスを提供するオン時間遅延回路106−2は、コ
ンパレータ106−2aからなる比較回路と、このコン
パレータ106−2aのプラス側に、抵抗106−2b
と、コンデンサ106−2cと、ダイオード106−2
dとからなる三角波発生回路を具え、コンパレータ10
6−2aのマイナス側は固定電圧106−2jに接続し
ている。
【0046】なお、第1のオン時間遅延回路106−1
のコンパレータ106−1aのマイナス側は、DC−D
C用電源部の平滑コンデンサ103bの電圧を抵抗10
6−1h、106−1iによって分圧して入力するよう
にしている。
【0047】このように構成することによって、入力電
圧が低い(例えば100V)時には、第1のスイッチン
グ素子301のオン時間が第2のスイッチング素子30
2のオン時間に比して広くなり、入力電圧が高い(例え
ば240V)時にはスイッチング素子302のオン時間
がスイッチング素子301に比して広くなる。従って適
切な回路定数を選択することによって、入力電圧が低い
(例えば100V)の時には、平滑コンデンサ103b
の電圧をDC260V程度に、また、入力電圧が高い
(例えば240V)の時には、平滑コンデンサ103b
の電圧を370V程度といった、効率が最も良くしやす
い電圧に設定することができる。
【0048】なお、図5に示す例では、第1のスイッチ
ング素子301をチョークコイル102cの出力につな
いでいるが、チョークコイル102cにタップを設け
て、このタップに第1のスイッチング素子301を接続
するようにしても良い。また、チョークコイル102c
に3次巻線を設けて、この3次巻線の出力をダイオード
103aで整流するようにしても良い。3次巻線を設け
る場合、他端はノイズフィルタ102bのプラス側、あ
るいはマイナス側に接続しても良い。
【0049】なお、第4実施形態におけるPFC用電源
部のチョークコイル102cは、図5に破線で示すよう
に、第1のトランス102cととすることもできる。ト
ランス102cにダイオード102dを加えれば、電力
のバイパスルートができることになり、効率が向上す
る。
【0050】第4実施形態の構成では、通常の2ステー
ジコンバータに必要なPFC用ICや、乗算器が不要と
なるので、製造コストを低減することができる。また、
PFC用電源側とDC−DC用電源側のスイッチング周
波数が同じになるので、スイッチングノイズが小さくな
るという利点がある。更に、両スイッチング素子30
1、302を制御するサーボ回路が1つで済むので、固
定損失が少なくなり、待機電力を削減することができ
る。
【0051】図6は、本発明のパルス幅制御回路(オン
時間遅延回路)の変形例を示す図である。ここでは、第
1実施例で述べたオン時間遅延回路106の動作、すな
わち、第2のスイッチング素子302のオン時間を第1
のスイッチング素子301のオン時間に比べて一定の割
合だけ狭くする動作を別な方法で行うようにした。
【0052】オン時間制御回路500は、電流制御回路
501と、第1のコンパレータ502、第2のコンパレ
ータ503、ORゲート504、抵抗505、ダイオー
ド506で構成されている。PWM制御回路105の出
力PW1が、電流制御回路501のクロック入力CLK
に入力される。電流制御回路501の各端子ia、i
b、4ia、4ibの関係は4×ia=4×ib=4i
a=4ibである。端子iaと4iaは第1のコンパレ
ータ502のマイナス側に、端子ibと4ibは、第2
のコンパレータ503のマイナス側ににそれぞれ接続さ
れている。各コンパレータの出力はOR回路504と、
電流制御回路501のSTP端子aおよびbにそれぞれ
接続されている。
【0053】オン時間制御回路500の動作を図7のタ
イミングチャートを参照して説明する。まず、タイミン
グチャートの期間0では、電流制御回路501のすべて
の端子において電流は0である。期間1において、出力
端子iaに電流が流れ、電圧Vcaが徐々に上昇する。
期間2においては、端子iaの電流が止まり、Vcaの
電圧が保持される。ついで、期間3では端子4iaにi
aの4倍の電流が流れ、Vcaの電圧は期間1で上昇し
た4倍のスピードで元の電圧0まで下がる。この電圧が
元の0Vに達した時点で第1のコンパレータ502の出
力がハイになり電流停止信号入力端子STPaに停止信
号が出されて、4iaへの電流を停止させる。この第1
のコンパレータ502のハイ出力は期間4の終わりまで
続く。
【0054】一方、期間3において、出力端子ibに電
流が流れ始め、PWM制御回路105の出力PW1の1
サイクル分だけ遅れて、上記と同じ動作が出力端子i
b、第2のコンパレータ503、入力端子4ib、電流
停止信号入力端子STPbで行われ、Vcbの電圧は、
Vcaと同じ動作をする。
【0055】この結果、第1および第2のコンパレータ
502、503の出力OUTaおよびOUTbは、PW
1から立ち上がりが所定時間遅れたパルス信号となって
交互に出力することとなる。これらのパルス信号はOR
回路504で合成されて、出力WSとなり、抵抗505
とダイオード506を介して第2のスイッチング素子3
02に供給される。この出力WSは、PWM制御回路1
05の出力PW1と同じ周波数を有しており、抵抗50
5とダイオード506によって、出力PW1のローの期
間に対応した期間をローとして、目的出力PW2、すな
わち、PW1より一定の割合だけオン時間が狭い信号と
なる。
【0056】なお、この構成によれば、制御開始直後
は、1、2パルス分遅れて目的のパルスPW2が生成さ
れることになるが、この遅れによって特に問題は生じな
い。
【0057】なお、図5に示すオン時間制御回路500
の動作は、電流制御回路501の後段に、コンパレータ
502と503に代えてカウンタを設けることによって
行うこともできる。すなわち、電流制御回路501で、
PW1の周波数より十分に高い周波数のクロックを発生
させ、カウンタにて出力電流iaをカウントアップパル
スに置き換えると共に、電流4iaを4倍速のカウント
ダウンパルスに置き換えるようにすれば良い。カウンタ
のMSB出力がコンパレータの出力に相当する。なお、
バイナリカウンタを用いる場合は、カウントアップした
パルス信号を2ビットシフトして切り捨てて、同じスピ
ードでカウントダウンさせれば良い。
【0058】この動作を繰り返すことによって、第1の
スイッチング素子のオン時間を第2のスイッチング素子
のオン時間の1.33倍とすることができる。このよう
に、ターンオン時間に差を設けて、ターンオフ時間を揃
えるようにすると、電流の検出が容易になるため、電流
モードPWM制御を行う場合や、パルスごとに過電流を
保護するのに都合が良い。
【0059】なお、上述した各実施形態におけるスイッ
チング素子のパルス幅変更回路は、DSPを用いて、2
つのスイッチング素子のパルス幅を予めプログラムして
おいて制御することも可能である。また、上述の実施形
態では、フライバックコンバータを例にとって説明した
が、フォーワードコンバータ、ハーフブリッジタイプの
コンバータ、フルブリッジコンバータにも適用できるこ
とは言うまでもない。更に、制御形式は、PWM形式の
みならず、PFM制御、自動発振制御、あるいは周波数
制御を行う場合でも、本発明を適用することができる。
【0060】図8は、本発明の第5実施形態の構成を示
すブロック図である。図8において、符号601はPF
C電源部102とDC−DC用電源部103、第1およ
び第2のスイッチング素子を含む電源部であり、602
は各スイッチング素子の駆動制御部、603はこのスイ
ッチング素子駆動制御部602の起動回路を示す。電源
部601は、起動後に、スイッチング素子駆動制御部6
02に電力を供給するVCC巻線を具える。
【0061】スイッチング素子駆動制御部602は、パ
ルス幅制御回路611と、ゲート回路612と、発振器
回路613と、パルス幅制御回路611の動作を制御す
る間欠発振制御回路614とを具える。
【0062】電源部601を起動した後、定格負荷時に
おけるスイッチング素子制御部602は以下の通り動作
する。発振器613の出力がゲート回路612を通じて
制御回路611に入り、2つのパルス出力PW1、PW
2を生成する。このパルス出力PW1、PW2は、電源
部601のスイッチング回路に入り、DC出力が得られ
る。電源部601のDC出力は、電源614aとホトカ
プラ614bを介して制御回路611側に戻され、負荷
抵抗614cにて制御回路611のFB入力端子に入
る。
【0063】電源部601のDC出力の負荷が軽い場合
は、FB端子の電圧が下がり、この電圧が、電圧源61
4dより低くなると、コンパレータ614eの出力が上
がってゲート回路612の出力が止まる。これによっ
て、パルス制御回路611の出力が止まり、パルス出力
PW1、PW2が停止する。コンパレータ614eに
は、抵抗614f、614gによって正帰還がかけられ
ており、このコンパレータ614eはヒステリシス特性
を有する。従って、電源部601のDC出力が所定の電
圧より低下すると、FB端子のの電圧が上がり、ゲート
回路612のゲートが再度開いて、スイッチング動作が
再開する。この結果、電源部601の負荷が軽い場合に
スイッチング素子(301、302)は間欠的に発振す
る。この間欠周波数はコンパレータ614eのヒステリ
シス効果によって下がるため、間欠発振の問題点である
異音の発生が軽減される。なお、コンパレータ614e
のマイナス端子にはコンデンサ614hと抵抗614i
で構成する時定数回路が設けられており、これによっ
て、スイッチング動作の間欠周波数をより低くすること
ができる。なお、上記の例では正帰還によってヒステリ
シス効果を得ているが、コンパレータ2個とラッチ回路
を組み合わせて得るようにしても良い。
【0064】起動回路603は、ブリッジダイオード6
21と、このブリッジダイオード621と入力端子との
間に設けられ、リアクタンスドロッパとして動作する起
動用コンデンサ622、623と、ブリッジダイオード
601の後段に設けた電圧検出回路624と、電圧検出
回路624と一方の起動用コンデンサ623との間に設
けたスイッチ素子625と、電源部601のVCC巻線
(図示せず)からのVCC端子の出力に接続したダイオ
ード626と、平滑コンデンサ627とで構成されてい
る。起動用コンデンサ621、622を流れた電流はブ
リッジダイオード623で整流され、平滑コンデンサ6
27で平滑された後スイッチング素子駆動部602を起
動する。このように、起動回路603に起動抵抗に代え
てコンデンサ621、622を用いることによって、消
費電力の削減を図ることができる。
【0065】ここで、平滑コンデンサ627を、100
Vの入力電圧に対して適切に動作するように設計する
と、入力電圧が240Vになった場合に、コンデンサ6
27の電圧が高くなりすぎる。本例では電圧検出回路6
24を設けて、入力電圧が所定の値以上になると、スイ
ッチング素子625をショートさせるようにした。これ
によって、入力電圧が例えば240Vと高くなった場合
に、起動用コンデンサ623を通過する電流は無効電流
となって、コンデンサ627に蓄えられない。このよう
に、起動回路603に電圧検出回路624とスイッチ素
子625を追加することで、入力電圧が高く(240
V)なった場合に生じていた電力の損失を防止すること
ができる。なお、電圧検出回路625にヒステリシス特
性を持たせるようにしても良い。また、起動後は、電源
部601のVCC端子からダイオード627を介して制
御回路611の駆動に必要な電力を供給するようにして
も良い。
【0066】なお、上述した起動回路に電源検出回路6
24とスイッチ素子625を設けた構成は、本明細書で
述べた電源回路のみならず、起動回路を必要とするあら
ゆる回路に適用することができる。
【0067】本発明は、上述した実施形態、変形例に限
るものでなく、様々な変形が考えられる。例えば、上述
の各実施形態では、ブリッジダイオード102の出力側
にπ型フィルタ103bを設けているが、このフィルタ
を構成するコンデンサの容量は、平滑コンデンサ103
bに比べて遙かに小さく、平滑作用はほとんどない。従
って、このコンデンサは1個にしてもよく、あるいは省
略するようにしても構わない。また、図8に示す、起動
回路603、あるいは、スイッチング素子駆動制御部6
02の構成は、図1ないし図5に示すいずれの実施例と
組み合わせることができる。
【0068】
【発明の効果】本発明のAC−DCコンバータによれ
ば、PFC電源部のスイッチング素子の時比率をDC−
DC電源部のスイッチング素子の時比率より高くして、
脈流側のインダクタンスを上げることによって、電流波
形を狭い三角波から、広い三角波や、台形波とすること
ができる。従って、実効電流が減少し、効率が向上す
る。また、入力電圧の高低にかかわらず、IEC610
00−3−2のクラスDの規格を満足するコンバータを
提供することができる。更に、2ステージコンバータ方
式のAC−DCコンバータにおいて、待機電力を削減
し、製造コストの削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のAC−DCコンバータの第1
実施形態の構成を示す回路図である。
【図2】図2は、本発明のAC−DCコンバータの第2
実施形態の構成を示す回路図である。
【図3】図3は、本発明のAC−DCコンバータの第2
実施形態の変形例の構成を示す回路図である。
【図4】図4は、本発明のAC−DCコンバータの第3
実施形態の構成を示す図である。
【図5】図5は、本発明のAC−DCコンバータの第4
実施形態の構成を示す図である。
【図6】図6は、本発明に用いるオン時間遅延回路の他
の構成例を示す図である。
【図7】図7は、図6に示すオン時間遅延回路の動作の
タイミングチャートである。
【図8】図8は、本発明の第5実施形態の構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
100 AC電源 101 ノイズフィルタ 102 PFC電源部 102a ブリッジダイオード 102b ノイズフィルタ 102c 第1トランス 102d 2次側整流回路 103 DC−DC電源部 103a 整流回路 103b 平滑コンデンサ 103c 第2トランス 103d 2次側整流回路 104 合成平滑回路 105 PWM制御部 106 オン時間遅延回路 106a 比較回路 106b、106c、106d 三角波発生回路 106e、106f、106g 平滑化回路 201 ダイオード 202 インダクタ 203、204 ダイオード 401 3次巻線 402 ダイオード 403 インダクタ 500 オン時間制御回路 501 電流制御回路 502、503 コンパレータ 504 OR回路 505 抵抗 506 ダイオード 601 電源部 602 スイッチング素子駆動制御部 603 起動回路

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 AC電源を整流した脈流をスイッチング
    するPFC用電源部と、AC電源に基づく電流を整流平
    滑した直流をスイッチングするDC−DC用電源部と、
    前記PFC用電源部をスイッチングする第1のスイッチ
    ング手段と、前記DC−DC用電源部をスイッチングす
    る第2のスイッチング手段と、前記第1のスイッチング
    手段の駆動パルスと前記第2のスイッチング手段の駆動
    パルスを生成する駆動パルス生成回路と、当該駆動パル
    ス生成回路を制御するためのサーボループを具えるAC
    −DCコンバータにおいて、前記サーボループが1つの
    みのループで構成されており、かつ、前記第1のスイッ
    チング手段の駆動パルスの時比率と前記第2のスイッチ
    ング手段の駆動パルスの時比率を、互いに連動させて異
    ならせるパルス幅変更手段を具えることを特徴とする単
    相用AC−DCコンバータ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のAC−DCコンバータ
    において、前記PFC用電源部がAC電源入力と、当該
    入力から供給される電流を整流する第1の整流回路と、
    一次巻線の一端が前記第1の整流回路の出力に接続さ
    れ、他端が前記第1のスイッチング手段に接続されてい
    る第1のトランスと、当該第1のトランスの2次側出力
    を整流する2次側整流回路とを具え; 前記DC−DC
    用電源部がAC電源入力と、当該入力から供給される電
    流を整流する第2の整流回路と、当該整流回路の出力を
    平滑する平滑回路と、一次巻線の一端が前記平滑回路の
    出力に接続され他端が前記第2のスイッチング手段に接
    続されている第2のトランスと、当該第2のトランスの
    2次側出力を整流する2次側整流回路とを具え;前記P
    FC用電源部の出力と前記DC−DC用電源部の出力と
    を合成して平滑する出力合成平滑回路を具えることを特
    徴とするAC−DCコンバータ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のAC−DCコンバータ
    において、前記PFC用電源部がAC電源入力と、当該
    入力から供給される電流を整流する第1の整流回路と、
    一次巻線の一端が前記整流回路の出力に接続され他端が
    前記第1のスイッチング手段に接続されている第1のト
    ランスと、当該第1のトランスの2次側出力を整流する
    2次側整流回路とを具え; 前記DC−DC用電源部が
    平滑回路と、一次巻線の一端が前記平滑回路の出力に接
    続され他端が前記第2のスイッチング手段に接続されて
    いる第2のトランスと、当該第2のトランスの2次側出
    力を整流する2次側整流回路とを具え;前記AC−DC
    コンバータが前記PFC用電源部の出力と前記DC−D
    C用電源部の出力とを合成して平滑する出力合成平滑回
    路を具え;前記第2のスイッチング手段と前記第1の整
    流回路の出力との間、又は、前記第2のスイッチング手
    段と前記AC電源入力との間にインダクタとダイオード
    とを直列に挿入したことを特徴とするAC−DCコンバ
    ータ。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のAC−DCコンバータ
    において、前記PFC用電源部がAC電源入力と、当該
    入力から供給される電流を整流する第1の整流回路と、
    一次巻線の一端が前記整流回路の出力に接続され他端が
    前記第1のスイッチング手段に接続されている第1のト
    ランスと、当該第1のトランスの2次側出力を整流する
    2次側整流回路とを具え; 前記DC−DC用電源部が
    平滑回路と、一次巻線の一端が前記平滑回路の出力に接
    続され他端が前記第2のスイッチング手段に接続されて
    いる第2のトランスと、当該第2のトランスの2次側出
    力を整流する2次側整流回路とを具え;前記AC−DC
    コンバータが前記PFC用電源部の出力と前記DC−D
    C用電源部の出力とを合成して平滑する出力合成平滑回
    路を具え;前記第1のトランス又は第2のトランスのい
    ずれかが3次巻線を具え、当該3次巻線の一端が前記平
    滑回路の出力に接続され、他端が前記第1の整流回路の
    出力にダイオードを介して、または前記AC交流電源入
    力にダイオードを介して接続されていることを特徴とす
    るAC−DCコンバータ。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のAC−DCコンバータ
    において、前記PFC用電源部がAC電源入力と、当該
    入力から供給される電流を整流する第1の整流回路と、
    巻線の一端が前記第1の整流回路の出力に接続され他端
    が前記第1のスイッチング手段に接続されているチョー
    クコイルとを具え; 前記DC−DC用電源部が、前記
    チョークコイルの出力を整流する第2の整流回路と、当
    該第2の整流回路の出力を平滑する第1の平滑回路と、
    一次巻線の一端が前記第1の平滑回路の出力に接続され
    他端が前記第2のスイッチング手段に接続されているト
    ランスと、当該トランスの2次側出力を整流する2次側
    整流回路と、当該2次側整流回路の出力を平滑する第2
    の平滑回路を具えることを特徴とするAC−DCコンバ
    ータ。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のAC−DCコンバータ
    において、前記PFC用電源部がAC電源入力と、当該
    入力から供給される電流を整流する第1の整流回路と、
    1次巻線の一端が前記第1の整流回路の出力に接続され
    他端が前記第1のスイッチング手段に接続されている第
    1のトランスと、当該第1のトランスの2次側出力を整
    流する第1の2次側整流回路とを具え;前記DC−DC
    用電源部が、前記第1のトランスの1次側出力を整流す
    る第2の整流回路と、当該第2の整流回路の出力を平滑
    する第1の平滑回路と、一次巻線の一端が前記第1の平
    滑回路の出力に接続され他端が前記第2のスイッチング
    手段に接続されている第2のトランスと、当該第2のト
    ランスの2次側出力を整流する第2の2次側整流回路と
    を具え;前記PFC用電源部の出力と前記DC−DC用
    電源部の出力とを合成して平滑する出力合成平滑回路を
    具えることを特徴とするAC−DCコンバータ。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかに記載のA
    C−DCコンバータにおいて、前記第1のスイッチング
    手段の駆動パルスと、前記第2のスイッチング手段の駆
    動パルスとが、立ち上がりタイミングが異なり、立ち下
    がりタイミングが同時であることを特徴とするAC−D
    Cコンバータ。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし6のいずれかに記載のA
    C−DCコンバータにおいて、前記第1のスイッチング
    手段の駆動パルスのオン時間と、前記第2のスイッチン
    グ手段素子の駆動パルスのオン時間の差が所定の割合で
    相互に異なり、これによって第1のスイッチング手段の
    時比率と、第2のスイッチング手段の時比率との比が一
    定になるようにしたことを特徴とするAC−DCコンバ
    ータ。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれかに記載のA
    C−DCコンバータにおいて、更に、前記駆動パルス制
    御回路における駆動パルスの生成を間欠的に行わせる駆
    動パルス間欠発振制御手段を具えることを特徴とするA
    C−DCコンバータ。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のAC−DCコンバー
    タにおいて、前記間欠発振制御手段が、ヒステリシス特
    性および/又は時定数を有するコンパレータを具え、前
    記コンパレータの出力に応じて前記駆動パルス生成回路
    の駆動パルス出力を制御することを特徴とするAC−D
    Cコンバータ。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし10のいずれかに記載
    のAC−DCコンバータにおいて、更に、前記駆動パル
    ス生成回路を起動する起動回路を具え、当該起動回路が
    前記AC電源からの入力と、当該入力を整流する整流回
    路と、当該整流回路の出力を平滑する平滑回路とを具
    え、前記整流回路と前記入力との間に起動用のコンデン
    サを設けたことを特徴とするAC−DCコンバータ。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のAC−DCコンバ
    ータにおいて、前記整流回路がブリッジ整流回路であ
    り、当該ブリッジ整流回路の出力側に電圧検出回路を設
    け、前記ブリッジ整流回路と前記入力との間に設けた前
    記起動用コンデンサのいずれか一方の出力側に、前記電
    圧検出回路の出力で駆動するスイッチ素子を設けたこと
    を特徴とするAC−DCコンバータ。
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