JP2002101595A - スロットレスモータのコイル引出線の位置決め方法 - Google Patents
スロットレスモータのコイル引出線の位置決め方法Info
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- JP2002101595A JP2002101595A JP2000284644A JP2000284644A JP2002101595A JP 2002101595 A JP2002101595 A JP 2002101595A JP 2000284644 A JP2000284644 A JP 2000284644A JP 2000284644 A JP2000284644 A JP 2000284644A JP 2002101595 A JP2002101595 A JP 2002101595A
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- coil lead
- pin
- substrate
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- Windings For Motors And Generators (AREA)
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 基板とコイル引出線を接続する際の生産性の
向上、およびステータ内の自由度の向上を実現すること
ができるスロットレスモータのコイル引出線の位置決め
方法を提供する。 【解決手段】 ステータコア８の内周面に集中巻した空
芯コイル３を装着してなるスロットレスモータのコイル
位置決め方法において、空芯コイル３のコイル引出線４
にカエリ２を付加したピン１を接続後、ピン１を端子台
６に挿入し、ピン１と基板５とを接続する。
向上、およびステータ内の自由度の向上を実現すること
ができるスロットレスモータのコイル引出線の位置決め
方法を提供する。 【解決手段】 ステータコア８の内周面に集中巻した空
芯コイル３を装着してなるスロットレスモータのコイル
位置決め方法において、空芯コイル３のコイル引出線４
にカエリ２を付加したピン１を接続後、ピン１を端子台
６に挿入し、ピン１と基板５とを接続する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、スロットレスモー
タのステータにおけるコイル引出線の位置決め方法に関
するものである。
タのステータにおけるコイル引出線の位置決め方法に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のスロットレスモータのステータ
は、図４に示すように、集中巻し、かつＲ状に成形した
空芯コイル３を、ステータコア８の内周面に沿うよう
に、治具などで等分に配置した後、空芯コイル３間の結
線を行うプリント状の基板５を保持するための端子台６
にコイル引出線４を挿入し、コイル３を基板５に直接的
に接続後、ステータコア８との絶縁を確保するためのガ
ラス繊維などの樹脂含浸可能な絶縁シート９に、空芯コ
イル３を接着硬化させるため、および、空芯コイル３を
封止するために樹脂７でモールドを行っていた。また、
図５（ａ）、（ｂ）に示すように、基板５の表面および
裏面に基板パターン１０を形成していた。なお図４にお
いて、Ｓはステータ、Ｒはロータである。
は、図４に示すように、集中巻し、かつＲ状に成形した
空芯コイル３を、ステータコア８の内周面に沿うよう
に、治具などで等分に配置した後、空芯コイル３間の結
線を行うプリント状の基板５を保持するための端子台６
にコイル引出線４を挿入し、コイル３を基板５に直接的
に接続後、ステータコア８との絶縁を確保するためのガ
ラス繊維などの樹脂含浸可能な絶縁シート９に、空芯コ
イル３を接着硬化させるため、および、空芯コイル３を
封止するために樹脂７でモールドを行っていた。また、
図５（ａ）、（ｂ）に示すように、基板５の表面および
裏面に基板パターン１０を形成していた。なお図４にお
いて、Ｓはステータ、Ｒはロータである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来技術で
は、空芯コイル３の厚さが薄い場合には、コイル引出線
４を端子台６に挿入するとともに、コイル引出線４を基
板５に直接、接続する工程において、コイル引出線４の
自立が難しく、コイル引出線４の位置が定まりにくいた
め、自動化が難しく、生産性が悪かった。また、コイル
線材に平角線を用いる場合には、コイル断面の長手方向
がステータ内に放射状に配置、 基板に接続されるため、
丸線のコイル線材と比較して、基板内径が小さくなるこ
とからステータＳの径方向の形状に制約を受け、ステー
タＳ内の自由度が抑制されるという問題があった。本発
明は、このような問題を解消するためになされたもの
で、基板とコイル引出線を接続する際の生産性の向上、
およびステータ内の自由度の向上を実現することができ
るスロットレスモータのコイル引出線の位置決め方法を
提供することを目的とするものである。
は、空芯コイル３の厚さが薄い場合には、コイル引出線
４を端子台６に挿入するとともに、コイル引出線４を基
板５に直接、接続する工程において、コイル引出線４の
自立が難しく、コイル引出線４の位置が定まりにくいた
め、自動化が難しく、生産性が悪かった。また、コイル
線材に平角線を用いる場合には、コイル断面の長手方向
がステータ内に放射状に配置、 基板に接続されるため、
丸線のコイル線材と比較して、基板内径が小さくなるこ
とからステータＳの径方向の形状に制約を受け、ステー
タＳ内の自由度が抑制されるという問題があった。本発
明は、このような問題を解消するためになされたもの
で、基板とコイル引出線を接続する際の生産性の向上、
およびステータ内の自由度の向上を実現することができ
るスロットレスモータのコイル引出線の位置決め方法を
提供することを目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明は、ステータコアの内周面に集中巻した空芯
コイルを装着してなるスロットレスモータのコイル位置
決め方法において、前記空芯コイルのコイル引出線にカ
エリを付加したピンを接続後、ピンを端子台に挿入し、
ピンと基板とを接続するようにしたものである。
め、本発明は、ステータコアの内周面に集中巻した空芯
コイルを装着してなるスロットレスモータのコイル位置
決め方法において、前記空芯コイルのコイル引出線にカ
エリを付加したピンを接続後、ピンを端子台に挿入し、
ピンと基板とを接続するようにしたものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図に基づ
いて説明する。図１は本発明の実施例を示すスロットレ
スモータの側断面図で、図２は図１におけるコイルの接
続を示す斜視図で、（ａ）は全体図、（ｂ）は部分拡大
図である。図１および図２（ａ）、（ｂ）に示すよう
に、まず、空芯コイル３を治具などで等分に配置した
後、コイル引出線４にカエリ２を付加したピン１を接続
後、ピン１を端子台６に挿入し、ピン１を基板５に接続
する。次に絶縁シート９にコイル３を接着硬化させた
後、空芯コイル３を封止するための樹脂７でモールドを
行う。ピン１にカエリ２を付加することによって、ピン
１が端子台６から脱落することがなく、ピン１は一定の
位置に定まる。したがって、コイル厚さが薄い場合につ
いても、コイル出口の位置決めが定まるため、生産性が
向上する。また、図３（ａ）、（ｂ）に示すようにピン
１を使うことによって、コイル出口の位置、形状が自由
になるため、コイル線材が平角線の場合には、ピン１を
周方向に長い形状にすれば、基板パターン１０を効率よ
く配置することが可能になるため、基板５の内径を大き
くすることができる。したがって、ステータＳの内径が
基板５の内径によって制約を受けることがなくなるた
め、ステータＳ内の自由度が向上する。
いて説明する。図１は本発明の実施例を示すスロットレ
スモータの側断面図で、図２は図１におけるコイルの接
続を示す斜視図で、（ａ）は全体図、（ｂ）は部分拡大
図である。図１および図２（ａ）、（ｂ）に示すよう
に、まず、空芯コイル３を治具などで等分に配置した
後、コイル引出線４にカエリ２を付加したピン１を接続
後、ピン１を端子台６に挿入し、ピン１を基板５に接続
する。次に絶縁シート９にコイル３を接着硬化させた
後、空芯コイル３を封止するための樹脂７でモールドを
行う。ピン１にカエリ２を付加することによって、ピン
１が端子台６から脱落することがなく、ピン１は一定の
位置に定まる。したがって、コイル厚さが薄い場合につ
いても、コイル出口の位置決めが定まるため、生産性が
向上する。また、図３（ａ）、（ｂ）に示すようにピン
１を使うことによって、コイル出口の位置、形状が自由
になるため、コイル線材が平角線の場合には、ピン１を
周方向に長い形状にすれば、基板パターン１０を効率よ
く配置することが可能になるため、基板５の内径を大き
くすることができる。したがって、ステータＳの内径が
基板５の内径によって制約を受けることがなくなるた
め、ステータＳ内の自由度が向上する。
【０００６】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、空
芯コイルの引出線にカエリを付加したピンを接続後、ピ
ンを端子台に挿入し、ピンと基板の接続を行うことによ
って、生産性の向上による工数低減、ステータ内の自由
度の向上によって、中空構造が可能になるという効果が
ある。
芯コイルの引出線にカエリを付加したピンを接続後、ピ
ンを端子台に挿入し、ピンと基板の接続を行うことによ
って、生産性の向上による工数低減、ステータ内の自由
度の向上によって、中空構造が可能になるという効果が
ある。
【図１】 本発明の実施例を示すスロットレスモータの
側断面図である。
側断面図である。
【図２】 図１におけるコイルの接続を示す斜視図で、
（ａ）は全体図、（ｂ）は部分拡大図である。
（ａ）は全体図、（ｂ）は部分拡大図である。
【図３】 本発明の実施例を示すコイル線材が平角線の
場合の基板接続図で、（ａ）は基板の一方の面で、
（ｂ）は他方の面である。
場合の基板接続図で、（ａ）は基板の一方の面で、
（ｂ）は他方の面である。
【図４】 従来技術を示すスロットレスモータの側断面
図である。
図である。
【図５】 従来技術を示す基板接続図で、（ａ）は基板
の一方の面で、（ｂ）は他方の面である。
の一方の面で、（ｂ）は他方の面である。
１：ピン、 ２：カエ
リ、３：空芯コイル、 ４：コ
イル引出線、５：基板、
６：端子台、７：樹脂、
８：ステータコア、９：絶縁シート、
１０：基板パターン、Ｓ：ステータ、
Ｒ：ロータ
リ、３：空芯コイル、 ４：コ
イル引出線、５：基板、
６：端子台、７：樹脂、
８：ステータコア、９：絶縁シート、
１０：基板パターン、Ｓ：ステータ、
Ｒ：ロータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 5H603 AA03 BB01 BB05 BB12 CA01 CA05 CB04 CB12 CB13 CB18 CB26 CC11 CC19 CD01 CD04 CD14 CD21 CE01 EE01 EE07 EE11 EE12 EE13 5H604 AA05 AA08 BB01 BB08 BB14 BB20 CC04 CC16 PB04 PC01 QB03 QB04 QB14 5H615 AA01 BB01 PP15 PP17 QQ02 SS04 SS16
Claims (1)
- 【請求項１】 ステータコアの内周面に集中巻した空芯
コイルを装着してなるスロットレスモータのコイル位置
決め方法において、前記空芯コイルのコイル引出線にカ
エリを付加したピンを接続後、ピンを端子台に挿入し、
ピンと基板を接続することを特徴とするスロットレスモ
ータのコイル引出線の位置決め方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000284644A JP2002101595A (ja) | 2000-09-20 | 2000-09-20 | スロットレスモータのコイル引出線の位置決め方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000284644A JP2002101595A (ja) | 2000-09-20 | 2000-09-20 | スロットレスモータのコイル引出線の位置決め方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002101595A true JP2002101595A (ja) | 2002-04-05 |
Family
ID=18768822
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000284644A Pending JP2002101595A (ja) | 2000-09-20 | 2000-09-20 | スロットレスモータのコイル引出線の位置決め方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002101595A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008259252A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-23 | Yaskawa Electric Corp | 固定子およびそのギャップワインディングモータ |
| JP2009017712A (ja) * | 2007-07-06 | 2009-01-22 | Mitsubishi Electric Corp | 永久磁石モータ及びその製造方法 |
| JP2010252578A (ja) * | 2009-04-17 | 2010-11-04 | Tamagawa Seiki Co Ltd | レゾルバ及びレゾルバの製造方法 |
| JP2013005611A (ja) * | 2011-06-17 | 2013-01-07 | Nippon Thompson Co Ltd | アライメントステージ装置 |
| CN103560606A (zh) * | 2013-08-29 | 2014-02-05 | 长沙美福沛林电子科技有限公司 | 用于无槽无刷电机的绕线骨架和无槽无刷电机的制备方法 |
| CN104584396A (zh) * | 2013-01-17 | 2015-04-29 | 日本电产株式会社 | 马达 |
| JP2015116032A (ja) * | 2013-12-11 | 2015-06-22 | Lwj株式会社 | 電動モータ |
-
2000
- 2000-09-20 JP JP2000284644A patent/JP2002101595A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008259252A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-23 | Yaskawa Electric Corp | 固定子およびそのギャップワインディングモータ |
| JP2009017712A (ja) * | 2007-07-06 | 2009-01-22 | Mitsubishi Electric Corp | 永久磁石モータ及びその製造方法 |
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| CN104584396A (zh) * | 2013-01-17 | 2015-04-29 | 日本电产株式会社 | 马达 |
| CN106972669A (zh) * | 2013-01-17 | 2017-07-21 | 日本电产株式会社 | 马达 |
| CN107017719A (zh) * | 2013-01-17 | 2017-08-04 | 日本电产株式会社 | 马达 |
| CN107026526A (zh) * | 2013-01-17 | 2017-08-08 | 日本电产株式会社 | 马达 |
| US10256694B2 (en) | 2013-01-17 | 2019-04-09 | Nidec Corporation | Bus bar structure for a motor |
| CN103560606A (zh) * | 2013-08-29 | 2014-02-05 | 长沙美福沛林电子科技有限公司 | 用于无槽无刷电机的绕线骨架和无槽无刷电机的制备方法 |
| CN103560606B (zh) * | 2013-08-29 | 2015-08-05 | 长沙美福沛林电子科技有限公司 | 用于无槽无刷电机的绕线骨架和无槽无刷电机的制备方法 |
| JP2015116032A (ja) * | 2013-12-11 | 2015-06-22 | Lwj株式会社 | 電動モータ |
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