JPH06327178A - 電動機およびその組立方法 - Google Patents

電動機およびその組立方法

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Publication number
JPH06327178A
JPH06327178A JP11036293A JP11036293A JPH06327178A JP H06327178 A JPH06327178 A JP H06327178A JP 11036293 A JP11036293 A JP 11036293A JP 11036293 A JP11036293 A JP 11036293A JP H06327178 A JPH06327178 A JP H06327178A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
electric motor
core
stator core
insulator
Prior art date
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Pending
Application number
JP11036293A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Kobayashi
佳生 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP11036293A priority Critical patent/JPH06327178A/ja
Publication of JPH06327178A publication Critical patent/JPH06327178A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電動機の巻線巻回工程および巻線/巻線端接
続工程における工数削減と、固定子コア外周テープ廃止
を目的とする。 【構成】 分割された固定子コア1それぞれに巻線2を
巻回し、巻線端16はコアに被着された絶縁体の外径方
向の凸部10の先端凹部11に仮保持し、分割された固
定子コア同志を合わせた後仮保持された巻線端をはずし
導電体にて接続したものである。本発明によれば、電動
機の巻線巻回工程および巻線/巻線端接続工程における
工数削減と、固定子コア外周テープを廃止することがで
き、その効果は極めて大きい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電動機の固定子に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】固定子巻線を巻装した固定子コアに回転
子を挿入し、固定子巻線と固定子コア外周部に樹脂など
でモールドした電動機は、エアコン送風用などの用途で
使用されてきている。その断面図を図3に示す。1は固
定子コア、2は巻線、3は回転子、4は軸、5は軸受、
6はブラケット、7は樹脂、8は絶縁体である。
【0003】図4は分割された固定子コアを示す。9は
スロットである。従来より、絶縁体8によりあらかじめ
絶縁された固定子コア1は分割されている。
【0004】図5には従来の分割された固定子コアに巻
線完了した状態を示す。15は渡り線部である。その分
割された固定子コア1の各スロット9に継鉄部を巻回す
るトロイダル状の巻線2は、分割されたどちらか一方の
固定子コアの各スロット9の継鉄部すべてに巻線2を巻
回した後、残る他方の分割された固定子コアの各スロッ
ト9の継鉄部すべてを巻回していた。この際、異なる分
割された固定子コア1の各スロット9の継鉄部に巻回さ
れていた巻線2そのものが、残る他方の分割された固定
子コアの各スロット9の継鉄部に巻回されている巻線2
である。すなわち、巻線2は巻回されている途中での切
断部はない。
【0005】次に、分割された固定子コア同志をA面と
A面、B面とB面とを合わせる。ここで、分割された固
定子コア1に巻回されている巻線2の渡り線部15は絶
縁テープなどを用いて、すでに巻回されている固定子コ
ア1や巻線2の外周面などに固定していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の技
術では、異なる分割された固定子コアの各スロット9の
継鉄部に巻回されていた巻線2そのものが、残る他方の
分割された固定子コア1の各スロット9の継鉄部に巻回
されている巻線2であり、巻線2は巻回されている途中
での切断部がないため、分割された一方の固定子コア1
と他方の固定子コア1に巻線2を同時に巻くことは不可
能であり、その巻回する工程の工数が多くかかり課題と
なっていた。
【0007】さらに、すでに巻線2が巻回されている分
割された固定子コア同志をA面とA面、B面とB面とを
合わせた後の巻線2の渡り線部15は、絶縁テープなど
を用いてすでに巻回されている固定子コア1や巻線2の
外周面などに固定するため絶縁テープなどが必要とな
り、渡り線部15を固定する工程の工数が多くかかって
いた。
【0008】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、電動機の巻線巻回工程および巻線/巻線端接続工程
における工数削減と固定子外周テープ廃止が可能な電動
機とその製造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、分割された固定子コアそれぞれに巻線を巻
回し、巻線端は電動機製造工程においてコアに被着され
た絶縁体の一部にいったん仮保持し、分割された固定子
コア同志を合わせた後コアに被着された絶縁体の一部に
仮保持された巻線端をはずし、前記仮保持した絶縁部を
取り去りプリント基板などの導電体にて接続したもので
ある。
【0010】ここで、上記プリント基板などの導電体は
コアに被着された絶縁体の一部を使用して支持する構成
としている。
【0011】
【作用】上記構成により、分割された一方の固定子コア
と他方の固定子コアに巻線を同時に巻くことが可能とな
り、その巻回する工程の工数が大幅に削減できる。
【0012】さらに、分割された固定子コアそれぞれに
巻線を巻回し巻線端をコアに被着された絶縁体の一部に
いったん仮保持するため巻線の渡り部はなくなり、渡り
部固定用の絶縁テープなどが不要となり、その絶縁テー
プを貼る工数も廃止できる。
【0013】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0014】図1と図2は本発明の一実施例における固
定子コアに被着された絶縁体を介して各スロット毎に、
継鉄部を巻回するトロイダル状の巻線を施した電動機の
固定子である。
【0015】図1において、10は固定子コアに被着し
た絶縁体の外径方向の凸部、11は外径方向の凸部10
の先端に設けた凹部、12は絶縁体の軸方向の凸部、1
6は巻線端であり、他は従来と同様につき説明を略す。
【0016】固定子コア1に絶縁体を被着した各スロッ
トの継鉄部にトロイダル状に巻線2を巻回する。すべて
のスロットの継鉄部に巻線2を巻回した後、その巻線端
16を固定子コア1に被着された絶縁体の外径方向の凸
部10(図2では図示なし)にいったん仮保持をする。
その際、この外径方向の凸部10の先端には巻線端16
をはさみ込めるように凹部11が設けてあり、巻線端1
6を容易にはさみ込み仮保持することが可能である。
【0017】以上の動作は、分割された他方の固定子コ
ア1も同時に進行させることが可能である。
【0018】図2において、14は導電部、17は導電
体、13は穴である。分割された固定子コア同志をA面
とA面、B面とB面とを合わせ、それぞれの巻線端16
を仮保持してある外径方向の凸部10に最も近い接合面
(図1では、B面とB面の接合面)を渡るようにプリン
ト基板などの導電体17を設置する。その際、導電体1
7の一部には穴13が設けられており、固定子コア1に
被着された絶縁体の軸方向の凸部12に嵌入され固定さ
れる。
【0019】次に外径方向の凸部10に仮保持されたそ
れぞれの巻線端16を導電体17の導電部14に固定
し、半田などで電気的接続をする。最後に外径方向の凸
部10を図2のごとく絶縁体の外周部近傍より切断して
完了となる。また仮保持に使用した絶縁体の一部も除去
する。除去する時期は工程の途中であっても仮保持が不
要になればいつでも可能なことはいうまでもない。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、分割された一方の固定
子コアと他方の固定子コアに巻線を同時に巻くことが可
能となり、その巻回する工程の工数が大幅に削減でき
る。
【0021】さらに、分割された固定子コアそれぞれに
巻線を巻回し、巻線端をコアに被着された絶縁体の一部
にいったん仮保持するため巻線の渡り部はなくなり、渡
り部固定用の絶縁テープなどが不要となり工数も大幅に
削減でき、その効果は極めて大きいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である電動機の巻線を施した
分割された固定子コアの斜視図
【図2】本発明の一実施例である電動機の巻線を施した
固定子の斜視図
【図3】一般的な電動機の断面図
【図4】分割された固定子コアの斜視図
【図5】従来の分割された固定子コアの巻線完了の斜視
【符号の説明】
1 固定子コア 2 巻線 3 回転子 4 軸 5 軸受 6 ブラケット 7 樹脂 8 絶縁体 9 スロット 10 外径方向の凸部 11 凹部 12 軸方向の凸部 13 穴 14 導電部 15 渡り線部 16 巻線端 17 導電体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内周部を歯部によって隔設された複数の
    スロットを有する分割コアであって、前記コアのスロッ
    トの継鉄部に設けた絶縁体を介して前記継鉄部の内周か
    ら外周に巻線を巻回した分割コアを有する電動機におい
    て、分割コアに巻回された巻線の一部をそれぞれ導電体
    で接続したことを特徴とする電動機。
  2. 【請求項2】 前記分割コアに設けられた絶縁体の一部
    で前記導電体を支持することを特徴とする請求項1記載
    の電動機。
  3. 【請求項3】 内周部を歯部によって隔設された複数の
    スロットを有する分割コアであって、前記コアのスロッ
    トの継鉄部に設けた絶縁体を介して前記継鉄部の内周か
    ら外周に巻線を巻回した分割コアを有する電動機におい
    て、前記分割コアに設けられた絶縁体の一部に、巻線端
    を仮保持する仮保持部を設け、巻線組立を行なった後、
    前記仮保持部を除去する電動機の組立方法。
JP11036293A 1993-05-12 1993-05-12 電動機およびその組立方法 Pending JPH06327178A (ja)

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