JP2002099430A - データ処理装置および方法 - Google Patents

データ処理装置および方法

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JP2002099430A
JP2002099430A JP2000292214A JP2000292214A JP2002099430A JP 2002099430 A JP2002099430 A JP 2002099430A JP 2000292214 A JP2000292214 A JP 2000292214A JP 2000292214 A JP2000292214 A JP 2000292214A JP 2002099430 A JP2002099430 A JP 2002099430A
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processing
data processing
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procedure
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Motohiro Asano
基広 浅野
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のデータ処理手順のうち、データ処理装
置の処理能力等に基づいて最適なデータ処理手順を選択
し、処理時間と処理精度のバランスがとれた処理を可能
にするデータ処理装置等を提供する。 【解決手段】 データに所望の処理を行うデータ処理装
置であって、データを入力するデータ入力部と、同一の
データの処理に要する計算量がそれぞれ異なる、複数の
データ処理手順を記憶し、さらにデータ処理装置の動作
環境に関する環境情報を記憶した記憶部と、記憶部に記
憶された環境情報の動作環境に基づいて、複数のデータ
処理手順の1つを選択し、選択したデータ処理手順に基
づいてデータ入力部に入力されたデータを処理する処理
部とを備え、環境情報は、データ処理装置の動作を管理
するOSにより生成された情報である、データ処理装置
等を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のデータ処理
手順のうち、最適なデータ処理手順を選択する技術に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータに代表されるデータ
処理装置は、膨大なデータを処理対象としてデータの処
理を行っている。このようなデータ処理では、通常、ど
のようなデータ処理装置にも同じ手順が適用される。画
像処理を例にとると、処理能力の高い最新の性能を有す
る画像処理装置であっても、また処理能力の低い画像処
理装置であっても、いずれも同じ画像処理手順が利用さ
れ、同一の結果が出力される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】計算量の多いデータ処
理、例えば、フルカラー画像に対する補間処理等を行う
場合には、処理能力の低い画像処理装置では処理完了ま
で時間がかかりすぎることがある。このような場合に
は、たとえ同じ結果が得られたとしてもユーザがその画
像処理に不満を持つことが多い。一方、必ずしも高品質
でなくともよく、多少品質を落としても問題のないデー
タ処理もある。
【0004】本発明の目的は、複数のデータ処理手順の
うち、データ処理装置の処理能力等に基づいて最適なデ
ータ処理手順を選択し、処理時間と処理精度のバランス
がとれた処理を可能にすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるデータに所
望の処理を行うデータ処理装置は、データを入力するデ
ータ入力部と、同一のデータの処理に要する計算量がそ
れぞれ異なる、複数のデータ処理手順を記憶し、さらに
データ処理装置の動作環境に関する環境情報を記憶した
記憶部と、記憶部に記憶された前記環境情報の動作環境
に基づいて、前記複数のデータ処理手順の1つを選択
し、選択したデータ処理手順に基づいてデータ入力部に
入力された前記データを処理する処理部とを備え、前記
環境情報は、データ処理装置の動作を管理するOSによ
り生成された情報であり、これにより上記目的が達成さ
れる。
【0006】本発明によるデータに所望の処理を行うデ
ータ処理装置は、データを入力するデータ入力部と、同
一のデータの処理に要する計算量がそれぞれ異なる、複
数のデータ処理手順を記憶し、さらにデータ処理装置の
動作環境を特定するための試験処理手順を記憶した記憶
部と、前記試験処理手順の実行により特定された動作環
境に基づいて、前記複数のデータ処理手順の1つを選択
し、選択したデータ処理手順に基づいてデータ入力部に
入力された前記データを処理する処理部とを備えたデー
タ処理装置であり、これにより上記目的が達成される。
【0007】前記データ処理装置には、前記複数のデー
タ処理手順を含み、かつデータ処理装置がデータに所望
の処理を行う際に利用するデータ処理プログラムがイン
ストールされており、前記処理部は、データ処理装置に
データ処理プログラムがインストールされた時に前記動
作環境を特定し、前記複数のデータ処理手順の1つを選
択してもよい。
【0008】前記処理部は、さらにデータ入力部に入力
された前記データのデータサイズに応じて、前記複数の
データ処理手順の1つを選択してもよい。
【0009】本発明によるデータに所望の処理を行うデ
ータ処理装置は、データを入力するデータ入力部と、同
一のデータの処理に要する計算量がそれぞれ異なる、複
数のデータ処理手順を記憶した記憶部と、データ入力部
に入力された前記データのデータサイズに応じて、前記
複数のデータ処理手順の1つを選択し、選択したデータ
処理手順に基づいて前記データを処理する処理部とを備
えたデータ処理装置であって、これにより上記目的が達
成される。
【0010】本発明によるデータに所望の処理を行うデ
ータ処理装置は、データを入力するデータ入力部と、同
一のデータの処理に要する計算量がそれぞれ異なる、複
数のデータ処理手順を記憶した記憶部であって、前記複
数のデータ処理手順のうちの第1のデータ処理手順は、
複数の処理工程から構成されている、記憶部と、前記第
1のデータ処理手順を構成する前記複数の処理工程の一
部の工程を実行して処理時間を計測し、前記処理時間に
応じて、前記第1のデータ処理手順とは異なる、複数の
データ処理手順のうちの第2の処理手順に基づいてデー
タ入力部に入力された前記データを処理する処理部とを
備えたデータ処理装置であり、これにより上記目的が達
成される。
【0011】前記データ入力部は、ネットワークを介し
て受信したデータを入力してもよい。
【0012】本発明による記録媒体は、データ処理装置
において、データに所望の処理を行うコンピュータプロ
グラムであって、データを入力するステップと、同一の
データの処理に要する計算量がそれぞれ異なる、複数の
データ処理手順を記憶し、さらに前記データ処理装置の
動作環境に関する環境情報を記憶するステップと、記憶
された前記環境情報の動作環境に基づいて、前記複数の
データ処理手順の1つを選択し、選択したデータ処理手
順に基づいて入力された前記データを処理するステップ
とからなり、前記環境情報は、前記データ処理装置の動
作を管理するOSにより生成された情報である、コンピ
ュータプログラムを記録しており、これにより上記目的
が達成される。
【0013】本発明による記録媒体は、データ処理装置
において、データに所望の処理を行うコンピュータプロ
グラムであって、データを入力するステップと、同一の
データの処理に要する計算量がそれぞれ異なる、複数の
データ処理手順を記憶し、さらに前記データ処理装置の
動作環境を特定するための試験処理手順を記憶するステ
ップと、前記試験処理手順の実行により特定された動作
環境に基づいて、前記複数のデータ処理手順の1つを選
択し、選択したデータ処理手順に基づいて入力された前
記データを処理するステップとからなるコンピュータプ
ログラムを記録しており、これにより上記目的が達成さ
れる。
【0014】本発明による記録媒体は、データに所望の
処理を行うコンピュータプログラムであって、データを
入力するステップと、同一のデータの処理に要する計算
量がそれぞれ異なる、複数のデータ処理手順を記憶する
ステップと、入力された前記データのデータサイズに応
じて、前記複数のデータ処理手順の1つを選択し、選択
したデータ処理手順に基づいて前記データを処理するス
テップとからなるコンピュータプログラムを記録してお
り、これにより上記目的が達成される。
【0015】本発明による記録媒体は、データに所望の
処理を行うコンピュータプログラムであって、データを
入力するステップと、同一のデータの処理に要する計算
量がそれぞれ異なる、複数のデータ処理手順を記憶する
ステップであって、前記複数のデータ処理手順のうちの
第1のデータ処理手順は、複数の処理工程から構成され
ている、ステップと、前記第1のデータ処理手順を構成
する前記複数の処理工程の一部の工程を実行して処理時
間を計測し、前記処理時間に応じて、前記第1のデータ
処理手順とは異なる、複数のデータ処理手順のうちの第
2の処理手順に基づいて入力された前記データを処理す
るステップとからなるコンピュータプログラムを記録し
ており、これにより上記目的が達成される。
【0016】本発明によるデータに所望の処理を行うデ
ータ処理方法は、データを入力するステップと、同一の
データの処理に要する計算量がそれぞれ異なる、複数の
データ処理手順を記憶するステップと、入力された前記
データのデータサイズに応じて、前記複数のデータ処理
手順の1つを選択し、選択したデータ処理手順に基づい
て前記データを処理するステップとからなるデータ処理
方法であり、これにより上記目的が達成される。
【0017】本発明によるデータに所望の処理を行うデ
ータ処理方法は、データを入力するステップと、同一の
データの処理に要する計算量がそれぞれ異なる、複数の
データ処理手順を記憶するステップであって、前記複数
のデータ処理手順のうちの第1のデータ処理手順は、複
数の処理工程から構成されている、ステップと、前記第
1のデータ処理手順を構成する前記複数の処理工程の一
部の工程を実行して処理時間を計測し、前記処理時間に
応じて、前記第1のデータ処理手順とは異なる、複数の
データ処理手順のうちの第2の処理手順に基づいて入力
された前記データを処理するステップとからなるデータ
処理方法であり、これにより上記目的が達成される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明の実施の形態1〜3を説明する。
【0019】(実施の形態1)本実施の形態では、デー
タ処理装置は、その動作環境(例えば、CPUの種類、
メモリ容量等)に基づいて複数のデータ処理手順の1つ
を選択する。選択されたデータ処理手順は、その動作環
境において処理時間と処理精度が適切な処理手順であ
る。そして選択された適切な処理手順に基づいてデータ
を処理するので、適度な処理精度を維持しつつ、処理時
間が極端に長くなるのを防止できる。
【0020】図1は、データ処理装置100の構成を示
すブロック図である。データ処理装置100には、外部
記憶装置120と、モニタ等の表示部140とが接続さ
れている。なお、外部記憶装置120および表示部14
0は、データ処理装置100に含まれていてもよい。
【0021】データ処理装置100は、操作部12と、
中央処理ユニット(CPU)14と、データ入力部16
と、メモリ18と、表示処理部20とを含む。操作部1
2は、ユーザがデータ処理装置100を操作するため
の、キーボード、マウス等の適当な指示入力手段であ
る。CPU14は、メモリ18等に格納されたコンピュ
ータプログラムを解釈し、実行することによりデータ処
理装置100の演算処理一般を行う。後に詳しく説明す
るように、CPU14は、所定の処理手順に沿って画像
処理、音声処理等のデータ処理を行う。データ入力部1
6は、ユーザがデータ処理装置100にデータを入力す
るために利用する手段であり、例えば、CD−ROMド
ライブ、DVDドライブ、フロッピー(登録商標)ディ
スクドライブである。さらにデータ入力部16は、ネッ
トワークインターフェース等、ユーザがネットワーク
(図示せず)を介してデータを入力する手段であっても
よい。したがって、データ処理装置100に入力される
データには、ネットワークを介して他の端末、サーバ等
から送信されたデータも含まれる。メモリ18は、記憶
手段として周知のランダムアクセスメモリ(RAM)
や、読み出し専用メモリ(ROM)等である。表示処理
部20は、表示部140にデータ処理の結果を表示する
ために、表示部140に表示可能な形式にデータを調整
する、例えば、グラフィックコントローラである。
【0022】図1から明らかなように、データ処理装置
100は一般のパーソナルコンピュータ(PC)と同様
の要素により構成されている。そのため、本発明のデー
タ処理装置100は周知のPCにより容易に実現可能で
ある。したがって本発明のデータ処理装置100は、オ
ペレーティングシステム(OS)により管理されるとし
て説明する。OSによる管理、すなわちシステム管理と
は、例えば外部記憶装置120へのファイル(データ)
の記録や読み出しに関するファイル管理、アプリケーシ
ョンが使うメモリ18の領域の割り当てに関するメモリ
管理、ソフトウェア実行の順序や優先度の処理に関する
タスク管理、キーボード、マウス等の各種ハードウェア
の制御に関するデバイス管理、ネットワークで交換する
信号の制御に関する通信管理、障害の発見や通知に関す
る運用管理である。
【0023】PCの動作を管理するOSの中には、シス
テムの動作環境に関する環境情報を生成し、データベー
ス等の形態で保持しているものがある。「環境情報」と
は、例えばデータ処理装置100に搭載しているCPU
14の種類や動作周波数、メモリ18の容量、表示処理
部20の処理能力等である。例えば、マイクロソフト社
のOSであるWindows(登録商標)95等には、
「レジストリ」と呼ばれる環境情報を管理するデータベ
ースが存在する。本発明は、OSが生成した「レジスト
リ」等に含まれる環境情報を利用して、データ処理装置
100がデータ処理を行うために必要な情報を得る。こ
の処理に関しては後述する。
【0024】続いて外部記憶装置120は、ハードディ
スク等の記憶装置である。外部記憶装置120には、ユ
ーザが入力した処理の対象となるデータや、その処理を
行うためのアプリケーションプログラム等が記憶されて
いる。また、上述のOSや、環境情報も格納されてい
る。なおメモリ18および外部記憶装置120は、とも
にデータを記憶する記憶部である点では相違がなく、外
部記憶装置120から読み出されたデータやアプリケー
ションプログラムは、メモリ18に転送され、記憶され
る。
【0025】次にデータ処理装置100の基本的な動作
を簡単に説明する。本明細書では、データ処理装置10
0は画像処理に利用される画像処理装置として説明す
る。まずユーザは、データ入力部16を介して、画像デ
ータを入力する。入力された画像データは、一旦メモリ
18に格納される。続いて、ユーザは入力した画像デー
タに関連する指示を操作部12から入力する。例えば、
入力した画像データに対して何らかの加工を行うため
に、画像処理アプリケーションプログラムの起動を指示
する。さらにユーザは、そのアプリケーションプログラ
ムで画像データをどのような処理を行うかの指示を入力
する。例えば、画像の解像度を向上させるための補間処
理を行うよう指示する。入力された画像データに対する
処理が終了すると、その処理の結果としての処理済デー
タがメモリ18に格納される。必要であれば、外部記憶
装置120に格納してもよい。そして処理結果を表示す
るために表示処理部20において表示のための調整が行
われる。具体的には、処理済データに基づいて、どの位
置にどの色で表示すべきかの信号を表示部140に送
る。データ処理装置100の表示処理部20から表示信
号を受け取った表示部140は、その信号に基づいて、
例えばモニタ画面に画像を表示する。
【0026】図2を参照して、本発明のデータ処理装置
100(図1)の処理を説明する。図2は、本発明によ
る処理を実現するアプリケーションプログラムのインス
トール手続きを示す。本発明による処理手順を実現する
アプリケーションプログラムは、同一のデータに対し
て、CPU14に複数のデータ処理手順(アルゴリズ
ム)の1つを選択させ、その手順を実行させる。「複数
のデータ処理手順」とは、同一のデータの処理に要する
計算量がそれぞれ異なるデータ処理手順である。例えば
画像補間処理に関して、画像は粗いが高速に処理できる
ニアレストネイバー法と、演算速度は比較的遅いが高画
質で処理できるバイキュービック法である。本実施の形
態では、複数のデータ処理手順から1つをどのように選
択すればよいかを、上述の環境情報に基づいて設定す
る。これにより、データ処理装置100(図1)の処理
能力に応じた適切な処理手順が利用されることになる。
なお、図2に示す処理は、厳密にはいわゆるインストー
ルプログラム(インストーラ)により行われる処理であ
るが、ここでは本発明による処理手順を実現するアプリ
ケーションプログラムの一部の処理として説明する。
【0027】まず、アプリケーションプログラムのイン
ストールが開始すると、CPU14(図1)は、外部記
憶装置120(図1)に格納された環境情報を取得し、
動作環境を把握する(ステップS202)。上述のよう
に、「環境情報」とは、例えばCPU14(図1)の種
類や動作周波数、メモリ18(図1)の容量、表示処理
部20(図1)の処理能力であるから、最新の性能を有
するデータ処理装置であれば、その値は大きく(処理能
力は高く)、何世代も前のデータ処理装置であれば、そ
の値は小さい(処理能力は低い)といえる。続いてCP
U14(図1)は、取得した環境情報に基づいて、デー
タ処理装置100(図1)の性能レベルを特定する(ス
テップS204)。「性能レベル」とは、環境情報に含
まれる様々な内容の情報を考慮して、1つのパラメータ
としてまとめた値である。このように、環境情報を一元
化したパラメータを設けることにより、そのデータ処理
装置の性能の目安が容易に把握できる。性能レベルの例
を、以下の表1に示す。なお、Pentium とは、インテル
社の登録商標にかかるCPUである。
【0028】表1によれば、CPU14(図1)の種類
が新しい、動作周波数が高い、またはメモリ容量が大き
いほど、高い性能レベルになることが理解される。性能
レベルの決定は、例えばポイント加算制を採用すればよ
い。具体的には「Pentium III」 には5点、「Pentium
II」 には3点、「Pentium」には1点を、また動作周波
数が 500 MHz 以上には5点、200 〜 500 MHz には3
点、200 MHz 以下には1点を与える。メモリ容量につい
ても同様の基準を設ける。そしてデータ処理装置の各要
素の合計点数に応じて、性能レベルを付与すればよい。
なお、表1の最右欄の「CPU負荷」とは、そのCPU
の最大の演算性能に対する、現在演算に費やしている演
算能力の割合である。CPU負荷は、データ処理装置1
00(図1)で実行されている他のアプリケーション等
との兼ね合いにより、その時その時に決定される値であ
る。演算能力を要する処理が別に行われている状態では
画像処理に割ける演算能力は制限されるので、このCP
U負荷も性能レベルを特定する際の基準としたものであ
る。このCPU負荷についても適当な基準を設けてポイ
ントを設定すればよい。なお図2に示すのはプログラム
のインストール手続きであるから、特にCPU負荷を考
慮せずに性能レベルを特定してもよい。
【0029】次に特定された性能レベルに応じて、CP
U14(図1)は処理内容を提示する(ステップS20
6)。「処理内容」とは、利用可能な複数の演算アルゴ
リズムのうち、そのデータ処理装置の性能レベルには最
も適切と考えられる演算アルゴリズムを表す。まず、利
用可能な演算アルゴリズム(ここでは、画像補間処理)
の一覧を、表2に示す。 表2に示す利用可能なアルゴリズムの中から、CPU1
4(図1)は自己の性能レベルに適合する演算アルゴリ
ズムを選択し、提示する。そしてその提示した処理内容
で以後の処理を設定してもよいか否かの判断を求める
(ステップS208)。図3は、提示された演算アルゴ
リズムと設定の可否を入力する画面の例を示す。この例
では性能レベルは2であり、画像処理2のバイリニア法
が選択されている。なお性能レベルが1に近いほど、精
度が高く、演算量が比較的多い処理であるとする。提示
された演算アルゴリズムが適切であれば、ユーザは「は
い」を選択する。CPU14(図1)は、これらの演算
アルゴリズムを含む画像処理プログラムをインストール
し、その処理が以後利用されるように設定する(図2の
ステップS210)。設定されたその処理に基づいて、
CPU14(図1)はデータ入力部16(図1)に入力
されたデータを処理する。
【0030】一方、提示された演算アルゴリズムが適切
でないと考えた結果、ユーザが「いいえ」を選択する
と、CPU14(図1)は、選択可能な画像処理の種類
を提示し、ユーザから設定する処理内容の指示を受け取
る(図2のステップS212)。図4は、演算アルゴリ
ズムの選択画面の例を示す。例えば画質を落としてもよ
り高速な処理にしたい場合には、ユーザは「画像処理
3」を選択し、OKボタンをマウス等で押す。これによ
り柔軟な適用を希望する演算アルゴリズムの選択を行
う。
【0031】以上、本発明による処理を実現するプログ
ラムのインストール手続きを説明した。図2のステップ
S206および208では、ユーザがさらに別の処理内
容を選択できる例を挙げたが、データ処理装置100
(図1)側で自動的に処理内容を選択、設定し、結果を
ユーザに通知するようにしてもよい。
【0032】次に図5を参照して、既にインストールさ
れた上述のプログラムにしたがって、CPU14(図
1)が処理内容の再設定を行う手続きを説明する。この
手続きによれば、例えば処理内容(演算アルゴリズム)
が設定された後に環境情報が変更された場合に、変更後
の性能レベルに対して適切な処理内容を設定できる。環
境情報の変更の例は、CPUの種類の変更、メモリの増
設等である。
【0033】図5は、プログラムインストール後の処理
内容の設定手続きを示す。この手続きは、図2を参照し
て説明したインストール手続きとほぼ同じである。すな
わち、まずCPU14(図1)は、OSにより更新され
ている環境情報を取得し、動作環境把握する(ステップ
S502)。続いてCPU14(図1)は、取得した環
境情報に基づいてそのデータ処理装置の性能レベルを特
定し(ステップS504)、特定された性能レベルに応
じて処理内容を決定する(ステップS506)。そして
処理内容を設定し、画像処理を行う(ステップS50
8)。図5に示す処理内容の再設定手続きは、ユーザが
必要と認める場合に行ってもよい。または、プログラム
起動時に、性能レベルの特定に利用される環境情報(C
PUの種類等)が変更されているかを確認し、変更され
ている場合には自動的に実行されてもよい。なお、上述
のステップS206〜212(図2)で説明したよう
に、ステップS506においても、設定する処理内容の
確認を求め、必要があればその変更できるようにしても
よい。
【0034】以上説明した図2および図5の手続きは、
OSにより既に生成され、外部記憶装置120上に存在
する環境情報を利用して行われることから、高速に行う
ことができる。また、過去に動作環境を把握したことが
ある場合には、その過去の性能レベルデータを利用する
こともできる。これによりすぐに処理内容を設定でき
る。
【0035】以上説明した図2および図5の手続きの他
に、さらに次のような手続きにより処理内容を決定して
もよい。すなわち、画像処理の実行前に、試験処理手順
による試験(ベンチマークテスト)を行い、その処理終
了までの時間を計測してもよい。これは動作環境および
性能レベルの特定(ステップS204(図2)、S50
4(図5))に代わる処理である。例えばベンチマーク
テストは、簡単な演算を複数回実行する処理手順であ
る。そして計測時間に応じて、処理内容(演算アルゴリ
ズム)を決定し、設定する。表3は、計測時間と選択さ
れる演算アルゴリズムの対応関係を示す。
【0036】このように、ベンチマークテストを利用し
てデータ処理装置100(図1)の処理能力(動作環
境)を判断することにより、環境情報のみに基づく性能
レベルで特定する場合と比較して、よりデータ処理装置
100(図1)の状況に合わせて処理内容を設定でき
る。なお、このベンチマークテストはその性質上何度も
行う必要がないので(何度行っても結果は同じなの
で)、一度行ってデータ処理装置100(図1)の処理
能力(動作環境)が判断されれば、その結果を保持して
おけばよい。これによりすぐに処理内容を設定できる。
【0037】これまでの説明では、複数のデータ処理手
順から適切なものを1つ決定し、設定するとした。しか
し、複数のデータ処理手順ではなく、1つのデータ処理
手順が複数のステップから構成されている場合であって
も同様に適用できる。例えば、画像を複数のブロック
(Nブロック)に分けて、各ブロックに対して処理が行
われる場合を考える。上述の表1〜3に関連して説明し
たように、複数のデータ処理手順としての画像処理1〜
3は、性能レベルまたはベンチマークテストの計測時間
に基づいて決定されていた。ここでは画像処理1〜3の
それぞれを、全Nブロックに対する画像処理、優先度の
高い(2/3)N個のブロックに対する画像処理、優先
度の高い(1/3)N個のブロックに対する画像処理と
置き換えることにより、上述した性能レベルまたはベン
チマークテストの計測時間に基づいて処理内容を決定で
きる。すなわち、データ処理装置100(図1)の動作
環境に応じて、優先度の低い処理ステップの省略する程
度を決定して、処理時間が極端に長くなるのを防止でき
る。
【0038】(実施の形態2)本実施の形態では、デー
タ処理装置は、入力されたデータの内容(データサイ
ズ)に基づいて複数のデータ処理手順の1つを選択す
る。なお本実施の形態のデータ処理装置は、図1に記載
されたデータ処理装置100と同一であるとする。
【0039】図6は、データサイズに基づく処理内容の
設定手続きを示す。まずCPU14(図1)は、データ
入力部16(図1)に画像データが入力されると、その
画像データのデータサイズを取得する(ステップS60
2)。画像データが画素毎の情報により記述されていな
い場合には、画素毎のデータにした後のデータサイズを
表す。例えば画像データがJPEGフォーマットで記述
されている場合には、CPU14(図1)は、そのJP
EG画像データそのもののデータサイズではなく、その
画像データをビットマップフォーマットに変換した後の
データサイズを取得する。画像処理を行う際には、結局
画素単位でのデータ処理が必要となるからである。デー
タサイズに着目した理由は、画像データのサイズが大き
ければそれだけ処理すべきデータ量も多くなり、より簡
単で高速な処理を行う方が好ましい場合もあると考えら
れるからである。続いてCPU14(図1)は、取得し
た画像のデータサイズに応じて、複数のデータ処理手順
の中から、設定すべき処理内容(演算アルゴリズム)を
決定する(ステップS604)。表4は、画像データサ
イズと選択される演算アルゴリズムの対応関係を示す。
【0040】選択すべき処理内容を決定すると、CPU
14(図1)はその処理が以後利用されるように設定
し、設定されたその処理に基づいてその画像データを処
理する(ステップS606)。以上のようにして手続き
は終了する。
【0041】このように、データサイズが大きければ計
算量の少ないデータ処理手順を選択し、データサイズが
小さければ計算量が多い(その一方、精度の高い)デー
タ処理手順を選択する。したがって処理すべきデータの
データサイズにかかわらず、処理時間が極端に長くなる
のを防止でき、かつ大きな差のない処理時間で処理でき
る。
【0042】なお、本実施の形態による処理と実施の形
態1の処理とを組み合わせることもできる。その例を表
5に示す。性能レベルを求めた後にさらにデータサイズ
を考慮するので、画像データを編集する度に、処理時間
と処理精度がより適切な処理内容を設定できる。
【0043】また、データサイズを加味して表2の「性
能レベル」を決定してもよい。これは、データサイズが
小さいほど高いポイントを付し、性能レベルの決定の際
に考慮することにより容易に実現できる。
【0044】以上の実施の形態1および2では、画像処
理1〜3は異なるアルゴリズムであるとして説明した。
しかし、画像処理アルゴリズムは1つで、精度が異なる
複数の処理手順が規定されていてもよい。例えば、バイ
キュービック法のみが画像処理のアルゴリズムとして含
まれている場合には、上述した画像処理1〜3の処理の
それぞれを、24ビットカラーによる画像処理、16ビ
ットカラーによる画像処理、8ビットカラーによる画像
処理と置き換えることができる。これにより、これまで
に説明した性能レベルまたはベンチマークテストの計測
時間に基づく処理内容の決定手法を適用できる。
【0045】(実施の形態3)本実施の形態では、所定
のデータ処理手順(例えば、既に設定されている処理手
順)をまず実行し、特定の処理に要する処理時間を計測
する。そしてその計測時間に応じて、その後の処理をよ
り適切な処理に変更する。これにより、実行中の手順が
適切でない場合には、より適切な処理に迅速に変更で
き、処理時間が極端に長くなるのを防止できる。
【0046】図7は、要処理時間に基づく処理内容の設
定手続きを示す。まず、データ入力部16(図1)に画
像データが入力されると、CPU14(図1)は設定さ
れた処理内容でその画像データの処理を開始する(ステ
ップS702)。ここで行われるのは、まずその処理内
容のうちの予め決められた一部の工程、例えば画像を構
成する一部の画素の輝度を変更する工程である。CPU
14(図1)は、一部の処理工程の開始から終了までの
処理時間を計測する(ステップS704)。その後、計
測された処理時間に応じて、以降の処理内容を変更し、
設定する(ステップS706)。ただし、要処理時間が
十分短い場合には、そのままの処理内容で画像データ処
理を継続すればよい。新たに設定される処理手順は、例
えば設定されたものとは別のアルゴリズムであってもよ
いし、または同一のアルゴリズムであるが取り扱うデー
タのビット数を16ビットから8ビットにする処理でも
よい。最後にCPU14(図1)は、先に行った位置の
処理の結果をそのまま利用できる場合には変更後の処理
内容で画像処理を継続する(ステップS708)。ただ
し、そのまま利用できない場合には、新たに初めから処
理を開始する。
【0047】以上、本発明の実施の形態を説明した。こ
れまでの説明では、データ処理装置100(図1)は画
像処理に利用される画像処理装置として説明した。しか
し、例えば音声処理装置としても実現できる。この場合
には、データ処理装置100(図1)は、複数のサンプ
リングレートや複数の量子化ビット数を利用した音声合
成処理等に利用できる。
【0048】実施の形態1でも言及したように、本発明
による処理はコンピュータプログラムの実行手順として
も規定できる。そのようなコンピュータプログラムは、
CD−ROM、DVD等の光ディスクや、フロッピーデ
ィスク、ハードディスク等の磁気記録媒体に記録でき、
またインターネット等の電気通信回線を介して他のコン
ピュータに伝送され、通信相手のコンピュータのメモリ
等の記録媒体に記録される。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、データ処理装置の動作
環境(例えば、CPUの種類、メモリ容量等)に基づい
て複数のデータ処理手順の1つを選択する。選択された
データ処理手順は、その動作環境において処理時間と処
理精度が適切な処理手順であるので、適度な処理精度を
維持しつつ、処理時間が極端に長くなるのを防止でき
る。動作環境は、OSにより生成された環境情報から特
定されるので、データ処理手順の設定を高速にできる。
または動作環境は、試験処理手順の実行結果によって特
定されるので、データ処理装置の状況に合わせてより適
切にデータ処理手順を設定できる。
【0050】また本発明によれば、入力されたデータの
データサイズに基づいてデータ処理手順を選択する。デ
ータサイズが大きければ計算量の少ないデータ処理手順
を選択し、データサイズが小さければ計算量が多い(そ
の一方、精度の高い)データ処理手順を選択する。した
がって処理すべきデータのデータサイズにかかわらず、
処理時間が極端に長くなるのを防止でき、かつ大きな差
のない処理時間で処理できる。また、画像データを編集
する度に、処理時間と処理精度がより適切な処理内容を
設定できる。
【0051】本発明によれば、所定のデータ処理手順を
まず実行し、特定の処理に要する処理時間を計測する。
そしてその計測時間に応じて、その後の処理をより適切
な処理に変更するので、実行中の手順が適切でない場合
には、より適切な処理に迅速に変更でき、処理時間が極
端に長くなるのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 データ処理装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】 本発明による処理を実現するアプリケーショ
ンプログラムのインストール手続きを示すフローチャー
トである。
【図3】 提示された演算アルゴリズムと設定の可否を
入力する画面の例を示す図である。
【図4】 演算アルゴリズムの選択画面の例を示す図で
ある。
【図5】 プログラムインストール後の処理内容の設定
手続きを示すフローチャートである。
【図6】 データサイズに基づく処理内容の設定手続き
を示すフローチャートである。
【図7】 要処理時間に基づく処理内容の設定手続きを
示すフローチャートである。
【符号の説明】
12 操作部 14 CPU 16 データ入力部 18 メモリ 20 表示処理部 100 データ処理装置 120 外部記憶装置 140 表示部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データに所望の処理を行うデータ処理装
    置であって、 データを入力するデータ入力部と、 同一のデータの処理に要する計算量がそれぞれ異なる、
    複数のデータ処理手順を記憶し、さらにデータ処理装置
    の動作環境に関する環境情報を記憶した記憶部と、 記憶部に記憶された前記環境情報の動作環境に基づい
    て、前記複数のデータ処理手順の1つを選択し、選択し
    たデータ処理手順に基づいてデータ入力部に入力された
    前記データを処理する処理部とを備え、前記環境情報
    は、データ処理装置の動作を管理するOSにより生成さ
    れた情報である、データ処理装置。
  2. 【請求項2】 データに所望の処理を行うデータ処理装
    置において、 データを入力するデータ入力部と、 同一のデータの処理に要する計算量がそれぞれ異なる、
    複数のデータ処理手順を記憶し、さらにデータ処理装置
    の動作環境を特定するための試験処理手順を記憶した記
    憶部と、 前記試験処理手順の実行により特定された動作環境に基
    づいて、前記複数のデータ処理手順の1つを選択し、選
    択したデータ処理手順に基づいてデータ入力部に入力さ
    れた前記データを処理する処理部とを備えたデータ処理
    装置。
  3. 【請求項3】 前記データ処理装置には、前記複数のデ
    ータ処理手順を含み、かつデータ処理装置がデータに所
    望の処理を行う際に利用するデータ処理プログラムがイ
    ンストールされており、 前記処理部は、データ処理装置にデータ処理プログラム
    がインストールされた時に前記動作環境を特定し、前記
    複数のデータ処理手順の1つを選択する、請求項1また
    は2に記載のデータ処理装置。
  4. 【請求項4】 前記処理部は、さらにデータ入力部に入
    力された前記データのデータサイズに応じて、前記複数
    のデータ処理手順の1つを選択する、請求項1〜3に記
    載のデータ処理装置。
  5. 【請求項5】 データに所望の処理を行うデータ処理装
    置において、 データを入力するデータ入力部と、 同一のデータの処理に要する計算量がそれぞれ異なる、
    複数のデータ処理手順を記憶した記憶部と、 データ入力部に入力された前記データのデータサイズに
    応じて、前記複数のデータ処理手順の1つを選択し、選
    択したデータ処理手順に基づいて前記データを処理する
    処理部とを備えたデータ処理装置。
  6. 【請求項6】 データに所望の処理を行うデータ処理装
    置において、 データを入力するデータ入力部と、 同一のデータの処理に要する計算量がそれぞれ異なる、
    複数のデータ処理手順を記憶した記憶部であって、前記
    複数のデータ処理手順のうちの第1のデータ処理手順
    は、複数の処理工程から構成されている、記憶部と、 前記第1のデータ処理手順を構成する前記複数の処理工
    程の一部の工程を実行して処理時間を計測し、前記処理
    時間に応じて、前記第1のデータ処理手順とは異なる、
    複数のデータ処理手順のうちの第2の処理手順に基づい
    てデータ入力部に入力された前記データを処理する処理
    部とを備えたデータ処理装置。
  7. 【請求項7】 前記データ入力部は、ネットワークを介
    して受信したデータを入力する、請求項1〜6に記載の
    データ処理装置。
  8. 【請求項8】 データ処理装置において、データに所望
    の処理を行うコンピュータプログラムであって、 データを入力するステップと、 同一のデータの処理に要する計算量がそれぞれ異なる、
    複数のデータ処理手順を記憶し、さらに前記データ処理
    装置の動作環境に関する環境情報を記憶するステップ
    と、 記憶された前記環境情報の動作環境に基づいて、前記複
    数のデータ処理手順の1つを選択し、選択したデータ処
    理手順に基づいて入力された前記データを処理するステ
    ップとからなり、前記環境情報は、前記データ処理装置
    の動作を管理するOSにより生成された情報である、コ
    ンピュータプログラムを記録した記録媒体。
  9. 【請求項9】 データ処理装置において、データに所望
    の処理を行うコンピュータプログラムであって、 データを入力するステップと、 同一のデータの処理に要する計算量がそれぞれ異なる、
    複数のデータ処理手順を記憶し、さらに前記データ処理
    装置の動作環境を特定するための試験処理手順を記憶す
    るステップと、 前記試験処理手順の実行により特定された動作環境に基
    づいて、前記複数のデータ処理手順の1つを選択し、選
    択したデータ処理手順に基づいて入力された前記データ
    を処理するステップとからなるコンピュータプログラム
    を記録した記録媒体。
  10. 【請求項10】 データに所望の処理を行うコンピュー
    タプログラムであって、 データを入力するステップと、 同一のデータの処理に要する計算量がそれぞれ異なる、
    複数のデータ処理手順を記憶するステップと、 入力された前記データのデータサイズに応じて、前記複
    数のデータ処理手順の1つを選択し、選択したデータ処
    理手順に基づいて前記データを処理するステップとから
    なるコンピュータプログラムを記録した記録媒体。
  11. 【請求項11】 データに所望の処理を行うコンピュー
    タプログラムであって、 データを入力するステップと、 同一のデータの処理に要する計算量がそれぞれ異なる、
    複数のデータ処理手順を記憶するステップであって、前
    記複数のデータ処理手順のうちの第1のデータ処理手順
    は、複数の処理工程から構成されている、ステップと、 前記第1のデータ処理手順を構成する前記複数の処理工
    程の一部の工程を実行して処理時間を計測し、前記処理
    時間に応じて、前記第1のデータ処理手順とは異なる、
    複数のデータ処理手順のうちの第2の処理手順に基づい
    て入力された前記データを処理するステップとからなる
    コンピュータプログラムを記録した記録媒体。
  12. 【請求項12】 データに所望の処理を行うデータ処理
    方法であって、 データを入力するステップと、 同一のデータの処理に要する計算量がそれぞれ異なる、
    複数のデータ処理手順を記憶するステップと、 入力された前記データのデータサイズに応じて、前記複
    数のデータ処理手順の1つを選択し、選択したデータ処
    理手順に基づいて前記データを処理するステップとから
    なるデータ処理方法。
  13. 【請求項13】 データに所望の処理を行うデータ処理
    方法であって、 データを入力するステップと、 同一のデータの処理に要する計算量がそれぞれ異なる、
    複数のデータ処理手順を記憶するステップであって、前
    記複数のデータ処理手順のうちの第1のデータ処理手順
    は、複数の処理工程から構成されている、ステップと、 前記第1のデータ処理手順を構成する前記複数の処理工
    程の一部の工程を実行して処理時間を計測し、前記処理
    時間に応じて、前記第1のデータ処理手順とは異なる、
    複数のデータ処理手順のうちの第2の処理手順に基づい
    て入力された前記データを処理するステップとからなる
    データ処理方法。
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