JP2002096526A - 記録装置及び記録装置の制御方法 - Google Patents

記録装置及び記録装置の制御方法

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JP2002096526A
JP2002096526A JP2000285938A JP2000285938A JP2002096526A JP 2002096526 A JP2002096526 A JP 2002096526A JP 2000285938 A JP2000285938 A JP 2000285938A JP 2000285938 A JP2000285938 A JP 2000285938A JP 2002096526 A JP2002096526 A JP 2002096526A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートの頭出しを正確に実施できるようにす
ること。 【解決手段】 供給されたシートのシート厚を検出し
て、記録ヘッド18とプラテン20との間のプラテンギ
ャップを上記シート厚に応じて調整する自動シート厚調
整機構65を有すると共に、記録ヘッドを搭載するキャ
リッジ19に、シートを検出可能な第1シート検出器4
5が設置された記録装置において、この記録装置を制御
する制御基板75は、自動シート厚調整機構によるシー
ト厚の検出とプラテンギャップの調整とを実行した後
に、上記第1シート検出器によりシートの先端を検出し
て当該シートの頭出しを実行するよう構成されたもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動シート厚調整
機構(自動紙厚調整機構)を備えると共に、キャリッジ
に設置されたシート検出器を用いてシートの頭出し動作
を実行する記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、ドットインパクト式の記
録装置には、記録ヘッドを搭載するキャリッジにシート
検出器(例えば光学式センサ)が設置され、記録ヘッド
とプラテンとの間のプラテンギャップを最大に設定した
状態でシートを搬送し、上記シート検出器によりシート
を検出して、シートの頭出し及びシート幅の測定を実行
し、その後、自動シート厚調整機構によりシート厚を検
出し、このシート厚に応じて上記プラテンギャップを調
整するようにしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、プラテンギ
ャップがシート厚に対し過大である場合には、シート検
出器によりシートを良好に検出できず、従って、シート
の頭出しやシート幅の測定を正確に実施できない恐れが
ある。
【0004】例えば、シート厚が約0.06mmの場
合、プラテンギャップの最大値が約1mmの時には、プ
ラテンギャップを最大とした状態でもシート検出器によ
りシートを良好に検出できる。しかし、プラテンギャッ
プの最大値が約2mmの時には、プラテンギャップを最
大に設定すると、シート検出器とシート(シート厚約
0.06mm)との距離がシート検出器の焦点距離とず
れてしまい、このシート検出器によりシートを良好に検
出できず、この結果、シートの頭出しやシート幅の測定
を正確に実行できない場合がある。
【0005】本発明の目的は、上述の事情を考慮してな
されたものであり、シートの頭出しを正確に実施できる
記録装置及び記録装置の制御方法を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、供給されたシートのシート厚を検出して、記録ヘッ
ドとプラテンとの間のプラテンギャップを上記シート厚
に応じて調整する自動シート厚調整機構を有するととも
に、上記記録ヘッドを搭載するキャリッジに、シートを
検出可能なシート検出器が設置された記録装置におい
て、上記記録装置を制御する制御装置は、上記自動シー
ト厚調整機構によるシート厚の検出とプラテンギャップ
の調整とを実行した後に、上記シート検出器によりシー
トの端部を検出して当該シートの頭出しを実行するよう
構成されたことを特徴とするものである。
【0007】請求項2に記載の発明は、供給されたシー
トのシート厚を検出して、記録ヘッドとプラテンとの間
のプラテンギャップを上記シート厚に応じて調整する自
動シート厚調整機構を有するとともに、上記記録ヘッド
を搭載するキャリッジに、シートを検出可能なシート検
出器が設置された記録装置において、上記記録装置を制
御する制御装置は、上記プラテンギャップを、上記シー
ト検出器がシートを検出可能な寸法に設定して、当該シ
ート検出器によりシートの端部を検出し、その後、上記
自動シート厚調整機構によりシート厚の検出とプラテン
ギャップの調整とを実行するとともに、上記シート端部
の検出位置に基づきシートの頭出しを実行するよう構成
されたことを特徴とするものである。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明において、上記制御装置は、シート検出
器によるシート幅の測定を、自動シート厚調整機構によ
るプラテンギャップの調整後に実行するよう構成された
ことを特徴とするものである。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3
のいずれかに記載の発明において、上記シート検出器は
投受光型の光素子を備えて、シートの有無を検出する光
学式センサであることを特徴とするものである。
【0010】請求項5に記載の発明は、自動シート厚調
整機構が、供給されたシートのシート厚を検出して、記
録ヘッドとプラテンとの間のプラテンギャップを上記シ
ート厚に応じて調整するとともに、上記記録ヘッドを搭
載するキャリッジに設置されたシート検出器がシートを
検出可能とする記録装置の制御方法において、上記自動
シート厚調整機構によるシート厚の検出とプラテンギャ
ップの調整とを実行した後に、上記シート検出器により
シートの端部を検出して当該シートの頭出しを実行する
ことを特徴とするものである。
【0011】請求項6に記載の発明は、自動シート厚調
整機構が、供給されたシートのシート厚を検出して、記
録ヘッドとプラテンとの間のプラテンギャップを上記シ
ート厚に応じて調整するとともに、上記記録ヘッドを搭
載するキャリッジに設置されたシート検出器がシートを
検出可能とする記録装置の制御方法において、上記プラ
テンギャップを、上記シート検出器がシートを検出可能
な寸法に設定して、当該シート検出器によりシートの端
部を検出し、その後、上記自動シート厚調整機構により
シート厚の検出とプラテンギャップの調整とを実行する
とともに、上記シート端部の検出位置に基づきシートの
頭出しを実行することを特徴とするものである。
【0012】請求項7に記載の発明は、請求項5または
6に記載の発明において、上記シート検出器によるシー
ト幅の測定を、自動シート厚調整機構によるプラテンギ
ャップの調整後に実行することを特徴とするものであ
る。
【0013】請求項1または5に記載の発明には、次の
作用がある。
【0014】自動シート厚調整機構によるシート厚の検
出とプラテンギャップの調整とを実行した後に、シート
検出器によりシートの端部を検出して当該シートの頭出
しを実行することから、シートとシート検出器との距離
を、当該シート検出器がシートの端部を良好に検出し得
る寸法に設定できるので、シート端部の検出位置に基づ
くシートの頭出しを正確に実施できる。
【0015】請求項2または6に記載の発明には、次の
作用がある。
【0016】プラテンギャップを、シート検出器がシー
トを検出可能な寸法に設定して、当該シート検出器によ
りシートの端部を検出し、その後、自動シート厚調整機
構によりシート厚の検出とプラテンギャップの調整とを
実行するとともに、シート端部の検出位置に基づきシー
トの頭出しを実行することから、この場合も、シート検
出器によりシートの端部を良好に検出できるので、シー
ト端部の検出位置に基づくシートの頭出しを正確に実施
できる。
【0017】また、シート検出器が、搬送中のシートを
最初に検出してからシートの頭出し動作を開始し、その
後、自動シート厚検出機構によりプラテンギャップを調
整し、上記頭出し動作を完了することから、シートを逆
方向に大幅に搬送することを防止できる。
【0018】請求項3または7に記載の発明には、次の
作用がある。
【0019】シート検出器によるシート幅の測定を、自
動シート厚調整機構によるプラテンギャップの調整後に
実行することから、シートとシート検出器との距離が、
当該シート検出器によりシートが良好に検出され得る寸
法に設定されるので、シート検出器によるシート幅の測
定を正確に実施できる。
【0020】請求項4に記載の発明には、次の作用があ
る。
【0021】シート検出器が光学式センサである場合に
は、この光学式センサとシートとの距離が光学式センサ
の焦点距離とほぼ一致することになり、シートを良好に
検出できるので、シートの頭出し、シート幅の測定を正
確に実施できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づき説明する。
【0023】図1は、本発明に係る記録装置の一実施の
形態が適用されたドットインパクトプリンタを示す斜視
図である。図3は、図1のプリンタにおけるプリンタ本
体を示す斜視図である。
【0024】図1及び図2に示す記録装置としてのプリ
ンタ10は、多数の記録ワイヤを、インクリボン(共に
図示せず)を介してシートに打ち付けてドットを記録す
ることにより、文字を含む画像を印刷するドットインパ
クトプリンタである。
【0025】このプリンタ10は、記録装置本体として
のプリンタ本体11と、このプリンタ本体11の後方側
に配置されたプッシュトラクタユニット12(図2)
と、プリンタ本体11の上方、下方をそれぞれ覆う外装
体としてのアッパケース13A及びロアケース13B
と、プリンタ本体11の前方側に設置されてカットシー
トの供給を案内するシート供給ガイド43と、プリンタ
本体11の後方側で、プッシュトラクタユニット12の
上方位置に設置され、カットシートをプリンタ本体11
の記録機構部へ1枚づつ供給するカットシートフィーダ
44(図1)と、を有して構成される。
【0026】上記シートには、所定長さに切断された上
記カットシートKと、複数枚が連接された連続シートと
がある。カットシートKとしては、例えば単票紙、複写
紙又はカットフィルム等があり、連続シートとしては連
続紙がある。
【0027】上記プリンタ本体11は、図3及び図6に
示すように、本体フレームとしてのベースフレーム1
4、リアフレーム15、左サイドフレーム16及び右サ
イドフレーム17と、記録機構部としての記録ヘッド1
8及びキャリッジ19と、シート搬送機構部としてのプ
ラテン20、シート案内25、第1搬送ローラ21、第
2搬送ローラ22、第3搬送ローラ23及び第4搬送ロ
ーラ24と、を有して構成される。
【0028】ベースフレーム14及びリアフレーム15
の略両端部に、左サイドフレーム16及び右サイドフレ
ーム17が立設して固定される。これらの左サイドフレ
ーム16と右サイドフレーム17間に、キャリッジガイ
ド軸26が架け渡されて、回動自在に枢支される。更
に、左サイドフレーム16と右サイドフレーム17間に
プラテン20が架け渡されて回転自在に配設されるとと
もに、更にシート案内25が固定して配設される。
【0029】プラテン20を含む上記シート搬送機構部
は、図3及び図6に示すように、プラテン20に対し、
第1搬送ローラ21及び第2搬送ローラ22がプリンタ
本体11の前方側に、第3搬送ローラ23及び第4搬送
ローラ24がプリンタ本体11の後方側にそれぞれ配置
されて構成される。第1搬送ローラ21と第2搬送ロー
ラ22が当接状態で上下に配置されて対をなし、フロン
ト側シート搬送ローラ27を構成する。また、第3搬送
ローラ23と第4搬送ローラ24とが当接状態で上下に
配置されて対をなし、リア側シート搬送ローラ37を構
成する。
【0030】このうち、第1搬送ローラ21及び第4搬
送ローラ24が後述の如く駆動ローラであり、第2搬送
ローラ22及び第3搬送ローラ23が従動ローラであ
る。また、第1搬送ローラ21及び第3搬送ローラ23
は、プラテン20と共にシート案内25の下方に配置さ
れ、第2搬送ローラ22及び第4搬送ローラ24はシー
ト案内25の上方に配置される。プラテン20、第1搬
送ローラ21及び第3搬送ローラ23の上部は、シート
案内25の上方に突出した状態となっている。
【0031】プラテン20、第1搬送ローラ21及び第
4搬送ローラ24は、図3に示す駆動輪列部34により
正または逆方向に回転駆動される。この駆動輪列部34
は左サイドフレーム16又は右サイドフレーム17の一
方、例えば左サイドフレーム16に設置される。
【0032】この駆動輪列部34は、正転又は逆転可能
なシート搬送モータ35の駆動軸に回転一体に固定され
たモータピニオン36を備える。このモータピニオン3
6からの駆動力が、複数の減速ギア48、49及び50
を介してプラテン20へ伝達され、更に、減速ギア50
から減速ギア51及び52を介して第1搬送ローラ21
へ伝達され、更に、減速ギア49から減速ギア53及び
54を経て第4搬送ローラ24へ伝達される。
【0033】これにより、プラテン20及び第1搬送ロ
ーラ21が同一方向に、第4搬送ローラ24が反対方向
に回転して、カットシートまたは連続シートを、プリン
タ本体11の前方から後方へ矢印A(図6)方向へ搬送
可能とし、または、プリンタ本体11の後方から前方へ
矢印B(図6)方向へ搬送可能とする。従って、カット
シート及び連続シートは、キャリッジ19の後述の主走
査方向に直交する副走査方向に搬送される。
【0034】図4及び図6に示す上記プッシュトラクタ
ユニット12は、連続シート(例えば連続紙)を、プラ
テン20を備えた上記シート搬送機構部へ供給するもの
であり、左右一対のトラクタ28を有する。これらのト
ラクタ28は、トラクタ駆動軸29に回転一体且つ軸方
向摺動自在に軸支されたトラクタ駆動プーリ(不図示)
と、トラクタガイド軸30に回転自在且つ軸方向に摺動
自在に軸支されたトラクタ従動プーリ(不図示)とにト
ラクタベルト31が巻き掛けられ、シート押え蓋32を
備えて構成される。
【0035】一対のトラクタ28間の距離は、搬送すべ
き連続シート(連続紙)の幅寸法に応じて調整可能とさ
れる。また、トラクタベルト31の全外周に突設された
複数本のピン33が、連続シートの幅方向両側に穿設さ
れた穴(不図示)に係合可能とされる。このトラクタベ
ルト31も前述の駆動輪列部34(図3)により駆動さ
れる。
【0036】つまり、駆動輪列部34のモータピニオン
36からの駆動力は、図4に示すように、第4搬送ロー
ラ24のローラ軸に設けられた伝動ギア55から、中間
ギア56及び57を経て、プッシュトラクタユニット1
2のトラクタ駆動軸29に固定されたトラクタ駆動ギア
(不図示)へ伝達され、これによりプッシュトラクタユ
ニット12のトラクタベルト31が駆動可能とされる。
【0037】このプッシュトラクタユニット12は、プ
ラテン20、フロント側シート搬送ローラ27(第1搬
送ローラ21及び第2搬送ローラ22)並びにリア側シ
ート搬送ローラ37(第3搬送ローラ23及び第4搬送
ローラ24)と共に連続紙等の連続シートを、主にプリ
ンタ本体11の後方から前方へ矢印B(図6)方向に搬
送し、または、プリンタ本体11の前方から後方へ矢印
A方向に搬送可能とする。
【0038】図1に示す前記シート供給ガイド43は、
プリンタ本体11の前方側において、アッパケース13
Aに着脱自在に設置される。このシート供給ガイド43
は、単票紙又は複写紙等のカットシートを、プリンタ本
体11の前方から後方へ手差しで1枚ずつ供給する際
に、このカットシートを案内する。このシート供給ガイ
ド43により案内されたカットシートは、プラテン2
0、フロント側シート搬送ローラ27及びリア側シート
搬送ローラ37等のシート搬送機構部により搬送され
る。
【0039】同じく図1に示す前記カットシートフィー
ダ44は、プリンタ本体11の後方側に設置されて、単
票紙又は複写紙等のカットシートを、プリンタ本体11
の後方から前方へ1枚ずつ自動供給するものである。
【0040】つまり、このカットシートフィーダ44
は、図示しないが、供給ローラの回転動作によって、複
数枚のカットシートを積層状態で保持するホッパから、
最上位のカットシートをピックアップして供給し、この
際、最上位のカットシートと共に重送されるカットシー
トを、分離機構にて分離するものである。供給ローラの
一又は複数回転により、1枚のカットシートがプリンタ
本体11へ供給される。
【0041】このカットシートフィーダ44の供給ロー
ラも、前述の駆動輪列部34(図3)により駆動され
る。即ち、駆動輪列部34のモータピニオン36からの
駆動力は、図4に示すように、第4搬送ローラ24のロ
ーラ軸に設けられた伝動ギア55から、中間ギア56及
び57を経てカットシートフィーダ44の供給ローラ駆
動ギア(不図示)へ伝達され、これにより、カットシー
トフィーダ44の供給ローラが駆動される。
【0042】上記中間ギア57を、カットシートフィー
ダ44の供給ローラ駆動ギアと前述のプッシュトラクタ
ユニット12のトラクタ駆動ギアとに選択的に噛み合わ
せ可能とし、且つリア側シート搬送ローラ37の接触圧
を変更可能とする機構がレリース機構58である。この
レリース機構58は、プリンタ10に供給されるシート
の種類(カットシート、連続シート)に応じてプリンタ
10のシート使用モードを切り換えるものであり、レリ
ース軸59、レリースレバー60及びレリース駆動モー
タ61を有して構成される。
【0043】レリース軸59の端部にはピニオン62が
形成され、このピニオン62がレリースレバー60のベ
ース部60Aにおけるラック63に噛み合わされてい
る。また、レリースレバー60のベース部60Aには図
示しないラックが形成され、このラックがレリース駆動
モータ61のモータピニオン(不図示)に噛み合わされ
て、レリース駆動モータ61の駆動によりレリースレバ
ー60が、プリンタ10の前後方向に移動可能とされ
る。
【0044】一方、レリース軸59には、このレリース
軸59の回動によって、リア側シート搬送ローラ37の
第3搬送ローラ23を第4搬送ローラ24方向へ移動さ
せ、または第4搬送ローラ24から離反させるカム(不
図示)が形成されている。また、レリースレバー60の
ベース部60Aには、レリースレバー60の移動によっ
て中間ギア57を、プッシュトラクタユニット12のト
ラクタ駆動ギアとカットシートフィーダ44の供給ロー
ラ駆動ギア(カットシートフィーダ44がプリンタ本体
11に装着されている場合に限る。)とに択一に噛み合
わせ可能とするカム64が形成されている。
【0045】レリースレバー60が移動されて連続シー
ト位置に設定され、プリンタ10が連続シート使用モー
ドに切り換えられることにより、カム64の作用で、中
間ギア57がプッシュトラクタユニット12のトラクタ
駆動ギアに噛み合い、プッシュトラクタユニット12が
動作状態となると共に、レリース軸59が回動して、こ
のレリース軸59のカムの作用で、リア側シート搬送ロ
ーラ37の第3搬送ローラ23を第4搬送ローラ24か
ら離反する方向に移動させ、第3搬送ローラ23と第4
搬送ローラ24との接触圧を減少させる。
【0046】また、レリースレバー60が移動されてカ
ットシート位置に設置され、プリンタ10がカットシー
ト使用モードに切り換えられることにより、カム64の
作用で、プリンタ本体11にカットシートフィーダ44
が装着されている場合に限り、中間ギア57がカットシ
ートフィーダ44の供給ローラ駆動ギアに噛み合い、カ
ットシートフィーダ44が動作状態となると共に、レリ
ース軸59が回動して、このレリース軸59のカムの作
用で、リア側シート搬送ローラ37の第3搬送ローラ2
3を第4搬送ローラ24へ押圧し、第3搬送ローラ23
と第4搬送ローラ24との接触圧を増大させる。
【0047】さて、図3に示す前記キャリッジ19は、
キャリッジガイド軸26に摺動自在に挿通されると共
に、リアフレーム15の上端部に摺接され、更に記録ヘ
ッド18を搭載する。キャリッジガイド軸26がプラテ
ン20と平行に配置されることから、キャリッジ19
は、これらプラテン20、キャリッジガイド軸26の軸
方向と一致する主走査方向に走行(走査)可能に設けら
れる。
【0048】このキャリッジ19は、キャリッジ駆動モ
ータ38の正転又は逆転により往復移動されるタイミン
グベルト39(図6)に結合される。従って、キャリッ
ジ19は、キャリッジ駆動モータ38の正転又は逆転に
より、タイミングベルト39を介し、キャリッジガイド
軸26に案内されて、主走査方向における図3の左向き
又は右向きに走査される。ここで、キャリッジ駆動モー
タ38は、シート搬送モータ35、レリース駆動モータ
61及び後述のシート厚検出用モータ66とともに例え
ばステッピングモータにて構成される。
【0049】また、キャリッジ19には、図5にも示す
ように、リボンカセット装着部40が設けられ、このリ
ボンカセット装着部40に、インクリボンを収納したリ
ボンカセット40Aが装着される。更にキャリッジ19
には、リボンカセットのインクリボンを、プラテン20
に接して搬送されるシート(カットシートまたは連続シ
ート)から保護するリボンマスクホルダ41が設置され
ている。リボンカセット40A内のインクリボンは、リ
ボンカセット装着部40に設置されたリボン駆動軸42
により、記録ヘッド18の記録ワイヤの前方を移動可能
に設けられる。
【0050】上記記録ヘッド18は多数の記録ワイヤ
(不図示)を備え、これらの記録ワイヤの突出方向前方
に、上述の如くインクリボンが位置する。記録ヘッド1
8は、キャリッジ19と共に主走査方向に走行される間
に、記録ワイヤを突出させてインクリボンに打ち当て、
このインクリボンのインクを、プラテン20と記録ヘッ
ド18との間に搬送されるシート(カットシート又は連
続シート)に付着させて、このシートに文字を含む画像
を記録する。
【0051】記録ヘッド18による記録動作は、キャリ
ッジ19が図3の主走査方向左向き又は右向きに走行さ
れる間に、記録ヘッド18の記録ワイヤにより一行文の
記録がなされ、この一行文の記録がなされる度に、シー
トがカットシートの場合には、シート搬送機構部(プラ
テン20、第1搬送ローラ21、第2搬送ローラ22、
第3搬送ローラ23及び第4搬送ローラ24)が、また
シートが連続シートの場合には、上記シート搬送機構部
及びプッシュトラクタユニット12が、それぞれシート
を所定長(通常行間分)搬送させ、これらの動作が繰り
返されることにより実施される。
【0052】ところで、上記シート搬送機構部には、シ
ート案内25におけるリア側シート搬送ローラ37(第
1搬送ローラ23及び第2搬送ローラ24)の配設位置
に第2シート検出器46が設置され、また、キャリッジ
19に装着されたリボンマスクホルダ41に第1シート
検出器45(図5及び図6)が設置される。
【0053】第2シート検出器46は、供給されたシー
トに押されて回動するレバー47の動作を、例えばフォ
トインタラプタ等の検出素子が認識して、例えばカット
シートフィーダ44にて供給されたカットシートや、プ
ッシュトラクタユニット12にて供給された連続シート
の有無を検出するものである。
【0054】また、第1シート検出器45は、リボンマ
スクホルダ41において、記録ヘッド18に対しキャリ
ッジ19の主走査方向の片側に設置される。この第1シ
ート検出器45は、例えば投受光型の光素子を備えてな
り、入射光の強度に対する反射光の強度の比(反射率)
を検知することにより、シートの有無を検出するもので
ある。具体的には、第1シート検出器45は、シートの
副走査方向の搬送時にシートの先端を検知することによ
り、または、キャリッジ19における主走査方向の走行
時にシートの側縁を検知することによりシートの有無を
検出する。
【0055】また、このプリンタ10には、図5に示す
ように、供給されたシートのシート厚を検出し、このシ
ート厚に応じてキャリッジガイド軸26を回動させて記
録ヘッド18とプラテン20との間のプラテンギャップ
を調整する自動シート厚調整機構65(即ち自動紙厚調
整機構)が装備されている。
【0056】この自動シート厚調整機構65は、シート
厚検出用モータ66、ロータリーエンコーダ67、出力
ギア68、減速ギア69、70及び71を有して構成さ
れ、この減速ギア71が、キャリッジガイド軸26の両
端部の偏心軸72の一方に固定されている。偏心軸72
がキャリッジガイド軸26に対し偏心する偏心量Lは、
例えば1mm程度である。
【0057】出力ギア68は、シート厚検出用モータ6
6の出力軸に固定され、図6にも示すように、この出力
ギア68に減速ギア69が噛み合う。減速ギア70は、
減速ギア69と回転一体に形成されて減速ギア71に噛
み合う。これにより、シート厚検出用モータ66の駆動
力が出力ギア68、減速ギア69、70及び71を経て
偏心軸72へ伝達され、キャリッジガイド軸26が回動
される。すると、このキャリッジガイド軸26が偏心軸
72との偏心量Lに対応する量(例えばL=1mmの場
合には、2mm)だけ鉛直方向に上下動し、キャリッジ
19を介して記録ヘッド18がプラテン20に対し接離
する。
【0058】ロータリーエンコーダ67は、シート厚検
出用モータ66の出力軸に回転一体に設けられたスリッ
ト板73と、このスリット板73に対向して配置され
た、例えば発光ダイオード及びフォトダイオード等から
なる投受光器74と、を有してなる。投受光器74の発
光ダイオードから出射されてスリット板73のスリット
を通過した光が、投受光器74のフォトダイオードに受
光されてパルス波に変換され、このパルス波をカウント
することにより、シート厚検出用モータ66の回転角が
検出される。
【0059】このように構成された自動シート厚調整機
構65によるシート厚の検出とプラテンギャップの調整
は、次のようにしてなされる。
【0060】まず、プラテン20の直上にシートが存在
しない状態でシート厚検出用モータ66を回転して、記
録ヘッド18がプラテン20に接近する方向にキャリッ
ジガイド軸26を回動させる。記録ヘッド18がプラテ
ン20に接近するとシート厚検出用モータ66に負荷が
作用し、このシート厚検出用モータ66のロータとステ
ータとの安定位置がずれて、ロータリーエンコーダ67
の投受光器74(フォトダイオード)から出力されるパ
ルス波形の周期が長くなる。即ち、このパルス波形の周
期Tiが理論値Troよりも長くなるため、(Ti−T
ro)>0となる。この(Ti−Tro)を累積させて
スレッシュホールド値Tthに到達した時点で、シート
厚検出用モータ66の回転を停止し、その時までにシー
ト厚検出モータ66(ステップモータ)を駆動したパル
ス数をカウントして、基準位置(例えばプラテンギャッ
プが最大となるプラテンギャップベース位置)からプラ
テン20(プラテン面)までの距離を測定する。
【0061】次に、記録ヘッド18を上昇させて上記基
準位置に位置付け、更に、プラテン20の直上にシート
を位置付ける。この状態で、シート厚検出用モータ66
を回転して、記録ヘッド18がプラテン20上のシート
に接触する方向にキャリッジガイド軸26を回動させ
る。記録ヘッド18がプラテン20上のシートに接触す
るとシート厚検出用モータ66に負荷が作用するので、
前述と同様にして、ロータリーエンコーダ67の投受光
器74(フォトダイオード)から出力されるパルス波形
の周期(Ti)とその理論値(Tro)との差(Ti−
Tro)を累積して、この(Ti−Tro)の累積値が
スレッシュホールド値Tthに到達した時点でシート厚
検出用モータ66の回転を停止する。そして、その時ま
でにシート厚検出用モータ66を駆動したパルス数をカ
ウントすることにより、基準位置からプラテン20上の
シート(シート面)までの距離を測定する。
【0062】その後、上述のようにして測定されたシー
ト面とプラテン面との差を演算してシート厚とする。そ
して、シート厚検出用モータ66を駆動しキャリッジガ
イド軸26を回動させて、記録ヘッド18とプラテン2
0との間のプラテンギャップを上述のようにして算出し
たシート厚に応じて調整する。
【0063】ここで、図3に示すプラテン20、第1搬
送ローラ21、第4搬送ローラ24、プッシュトラクタ
ユニット12及びカットシートフィーダ44を駆動させ
るシート搬送モータ35の制御と、キャリッジ19を走
行させるキャリッジ駆動モータ38の制御と、記録ヘッ
ド18の記録ワイヤによる記録動作の制御と、図4に示
すレリース機構58を動作させるレリース駆動モータ6
1の制御と、図5に示す自動シート厚調整機構65にお
けるシート厚検出用モータ66の制御は、制御装置とし
ての制御基板75(図6)により実施される。
【0064】この制御基板75は、例えばプリンタ本体
11の前方におけるシート案内25の下方に配置され
る。また、制御基板75には、第1シート検出器45及
び第2シート検出器46からのシート検出情報が入力さ
れる。なお、この第1シート検出器45は、プラテンギ
ャップ調整時にキャリッジ19及び記録ヘッド18と共
に昇降する。
【0065】特に、制御基板75は、カットシートがシ
ート供給ガイド43を介してプリンタ本体11に手差し
供給される際と、連続シートがプッシュトラクタユニッ
ト12を用いてプリンタ本体11に供給される際には、
自動シート厚調整機構65によるシート厚の検出及びプ
ラテンギャップの調整を実行した後に、キャリッジ19
を主走査方向に走行して第1シート検出器45によりシ
ート幅を測定し、更に、これらのシートの副走査方向の
搬送時に、第1シート検出器45によりシートの先端を
検出して当該シートの頭出しを実行する。
【0066】また、制御基板75は、カットシートがカ
ットシートフィーダ44を用いて供給される際には、プ
ラテンギャップを、第1シート検出器45がシートを検
出可能な寸法(最大プラテンギャップよりも低い値)に
設定して、この第1シート検出器45によりシートの先
端を検出し、その後、自動シート厚調整機構65による
シート厚の検出及びプラテンギャップの調整を実行する
と共に、上記第1シート検出器45によるシート先端の
上記検出位置に基づきシートの頭出しを実行する。この
場合も、第1シート検出器45は、自動シート厚調整機
構65によるプラテンギャップの調整後に、キャリッジ
19を走行して第1シート検出器45によりシート幅を
測定する。
【0067】上述の、第1シート検出器45がシートを
検出可能な寸法(最大プラテンギャップよりも低い値)
にプラテンギャップを設定する理由は、次の通りであ
る。プラテンギャップが最大(例えば約2mm)である
と、シートが薄い(例えばシート厚が約0.06mm)
の場合に、第1シート検出器45とシートとの距離が第
1シート検出器45の焦点距離よりも過大となって、第
1シート検出器45がシートを良好に検出できないから
である。また、第1シート検出器45によりシートを確
実に検出させるべくプラテンギャップを過小に設定する
と、シートが厚い(例えばシート厚が約0.84mm)
場合、シートを記録ヘッド18とプラテン20との間に
搬送できなくなるからである。更に、図6に示すよう
に、プラテン20がシート案内25よりも上方に突出し
て、第1シート検出器45(リボンマスクホルダ41)
とシート案内25との距離が、記録ヘッド18とプラテ
ン20との距離(即ちプラテンギャップ)よりも常に大
きいので、シートをプラテン20に到達させるまでは、
リボンマスクホルダ41とシート案内25との間にシー
トを良好に搬送できるからである。
【0068】上述の制御基板75によるシート厚検出、
プラテンギャップ調整、シート頭出し及びシート幅測定
の各動作を、図6及び図7に基づき以下に説明する。
【0069】〔A〕カットシートの手差し供給時(図7
(A)) 制御基板75は、自動シート厚調整機構65(図5)の
シート厚検出用モータ66を動作させて、プラテンギャ
ップが最大となるプラテンギャップベース位置に記録ヘ
ッド18を位置付ける。更に、制御基板75は、レリー
ス駆動モータ61(図4)を駆動してレリースレバー6
0をカットシート位置に設定し、プリンタ10をカット
シート使用モードに切り換える。
【0070】この状態で、カットシートがシート供給ガ
イド43を介してプリンタ10内に手動供給され、図7
に示すように、このカットシートの先端がフロント側シ
ート搬送ローラ27に到達したことが検出された時点
で、制御基板75はシート搬送モータ35を駆動させ、
フロント側シート搬送ローラ27によりカットシートを
プリンタ10の前方から後方へ矢印A方向に搬送する。
【0071】制御基板75は、シート搬送モータ35の
回転角をパルス管理することにより、シート先端がプラ
テン20に至る直前にシート搬送モータ35の回転を停
止し、カットシートの搬送を停止する。
【0072】この段階で、自動シート厚調整機構65が
シート厚検出用モータ66を動作させてキャリッジガイ
ド軸26を回動させ、キャリッジ19及び記録ヘッド1
8をプラテン20へ接近させてプラテン面を測定する。
この測定後、自動シート厚調整機構65は、シート厚検
出用モータ66を反転駆動させて、キャリッジ19及び
記録ヘッド18をプラテン20から離反させ、記録ヘッ
ド18をプラテンギャップベース位置に位置付ける。
【0073】その後、制御基板75は、シート搬送モー
タ35を駆動させて、プラテン20及びフロント側シー
ト搬送ローラ27によりカットシートを矢印A方向に搬
送する。制御基板75は、シート搬送モータ35の回転
角をパルス管理することにより、カットシートがプラテ
ン20を若干通過した段階でシート搬送モータ35の回
転を停止させ、カットシートの搬送を停止する。
【0074】この状態で、自動シート厚調整機構65が
シート厚検出用モータ66を動作させてキャリッジガイ
ド軸26を回動させ、キャリッジ19及び記録ヘッド1
8をプラテン20側へ接近させて、シート面を測定し、
シート厚を算出する。更に、自動シート厚調整機構65
は、シート厚検出用モータ66を動作させてキャリッジ
ガイド軸26を回動し、上述の如く算出したシート厚に
応じてプラテンギャップを調整する。
【0075】次に、制御基板75は、シート搬送モータ
35を駆動させて、プラテン20及びフロント側シート
搬送ローラ27によりシートを矢印A方向に搬送し、シ
ート搬送モータ35の回転角をパルス管理することによ
り、シート先端が第1シート検出器45により検出され
た後、カットシートを同方向に若干搬送して停止させ
る。
【0076】この状態で、制御基板75は、キャリッジ
駆動モータ38を駆動してキャリッジ19を主走査方向
に走行させ、第1シート検出器45によりシート幅を測
定する。
【0077】その後、制御基板75は、シート搬送モー
タ35を逆転駆動させ、プラテン20及びフロント側シ
ート搬送ローラ27によりカットシートをプリンタ10
の前方から後方へ矢印B方向に搬送する。制御基板75
は、この搬送過程で、シート先端が第1シート検出器4
5によって検出されてから、シート搬送モータ35の回
転角をパルス管理することにより、カットシートを引き
続き矢印B方向に搬送させた後停止して、シートの頭出
しを実行する。
【0078】この頭出し終了後、制御基板75は、記録
ヘッド18による記録動作と、プラテン20、フロント
側シート搬送ローラ27及びリア側シート搬送ローラ3
7によるシートの矢印A方向への搬送動作とを交互に繰
り返して、カットシートに画像を記録する。
【0079】〔B〕連続シートの供給時(図7(B)) 制御基板75は、自動シート厚調整機構65(図5)の
シート厚検出用モータ66を動作させて、プラテンギャ
ップが最大となるプラテンギャップベース位置に記録ヘ
ッド18を位置付ける。更に、制御基板75は、レリー
ス駆動モータ61(図4)を駆動してレリースレバー6
0を連続シート位置に設定し、プリンタ10を連続シー
ト使用モードに切り換える。
【0080】この状態で、図6及び図7に示すように、
制御基板75は、シート搬送モータ35を駆動させて、
プッシュトラクタユニット12により連続シートを、プ
リンタ10の後方から前方へ矢印B方向に搬送する。
【0081】この搬送過程で、シート先端が第2シート
検出器46により検出された時点から、制御基板75
は、シート搬送モータ35の回転角をパルス管理するこ
とによって、シート先端がプラテン20に到達するま
で、プッシュトラクタユニット12及びリア側シート搬
送ローラ37により連続シートを矢印B方向に搬送し、
シート先端がプラテン20直前に至った時に連続シート
の搬送を停止させる。
【0082】この段階で、自動シート厚調整機構65
が、シート厚検出用モータ66を駆動させてキャリッジ
ガイド軸26を回転させ、キャリッジ19及び記録ヘッ
ド18をプラテン20へ接近させて、プラテン面を測定
する。この測定後、自動シート厚調整機構65は、シー
ト厚検出用モータ66を反転駆動させて、記録ヘッド1
8及びキャリッジ19をプラテン20から離反させ、記
録ヘッド18をプラテンギャップベース位置に位置付け
る。
【0083】その後、制御基板75は、シート搬送モー
タ35を駆動させて、プッシュトラクタユニット12及
びリア側シート搬送ローラ37により連続シートを矢印
B方向に搬送する。制御基板75は、シート搬送モータ
35の回転角をパルス管理することにより、シート先端
がプラテン20を若干通過した段階で、シート搬送モー
タ35の回転を停止させて連続シートの搬送を停止す
る。
【0084】この状態で、自動シート厚調整機構65が
シート厚検出用モータ66を動作させてキャリッジガイ
ド軸26を回動させ、キャリッジ19及び記録ヘッド1
8をプラテン20側へ接近させて、シート面を測定し、
シート厚を算出する。更に、自動シート厚調整機構65
は、シート厚検出用モータ66を動作させてキャリッジ
ガイド軸26を回動し、上述の如く算出したシート厚に
応じてプラテンギャップを調整する。
【0085】次に、制御基板75は、シート搬送モータ
35を反転駆動させて、プッシュトラクタユニット1
2、リア側シート搬送ローラ37及びプラテン20によ
り連続シートをプリンタ10の前方から後方へ矢印A方
向に搬送し、シート搬送モータ35の回転角をパルス管
理することにより、シート先端が第1シート検出器45
により検出された後、連続シートを矢印A方向に若干搬
送して停止する。
【0086】その後、制御基板75は、シート搬送モー
タ35を正転駆動させて、プッシュトラクタユニット1
2、リア側シート搬送ローラ37及びプラテン20によ
り、連続シートをプリンタ10の後方から前方へ矢印B
方向に搬送する。制御基板75は、この搬送過程で、シ
ート先端が第1シート検出器45によって検出されてか
ら、シート搬送モータ35の回転数をパルス管理して頭
出しを実行する。
【0087】この頭出し動作の途中で、制御基板75は
シート搬送モータ35の回転を一旦停止させて、連続シ
ートの搬送を停止し、キャリッジ駆動モータ38を駆動
させて、キャリッジ19を主走査方向に走行させる。こ
の走行により、第1シート検出器45を用いてシート幅
を測定する。
【0088】このシート幅の測定後、制御基板75は、
シート搬送モータ35を再度正転駆動させてシートを矢
印B方向に搬送し、シート搬送モータ35のパルス管理
により連続シートの頭出し動作を完了する。
【0089】この頭出し動作完了後、制御基板75は、
記録ヘッド18による記録動作と、プラテン20、フロ
ント側シート搬送ローラ27及びリア側シート搬送ロー
ラ37による連続シートの矢印B方向への搬送動作とを
交互に繰り返して、連続シートに画像を記録する。
【0090】〔C〕カットシートのカットシートフィー
ダによる供給時(図7(C)) 制御基板75は、自動シート厚調整機構65(図5)の
シート厚検出用モータ66を動作させて、プラテンギャ
ップを、第1シート検出器45がシートを検出可能な寸
法に設定する。つまり、記録ヘッド18を、プラテンギ
ャップが最大となるプラテンギャップベース位置よりも
低い位置に設定する。また、制御基板75は、レリース
駆動モータ61(図4)を駆動してレリースレバー60
をカットシート位置に設定し、プリンタ10をカットシ
ート使用モードに切り換える。
【0091】この状態で、図6及び図7に示すように、
制御基板75はシート搬送モータ35を駆動させ、カッ
トシートフィーダ44によりカットシートを1枚ずつプ
リンタ10へ供給し、このカットシートをプリンタ10
の後方から前方へ矢印B方向に搬送する。
【0092】この搬送過程で、シート先端が第2シート
検出器46により検出された時点で、制御基板75は、
シート搬送モータ35を一端逆転した後正転して、シー
ト先端をリア側シート搬送ローラ37に揃えてスキュー
取りを実行する。
【0093】その後、制御基板75は、シート搬送モー
タ35を正転駆動させ、カットシートフィーダ44及び
リア側シート搬送ローラ37によりカットシートを矢印
B方向へ搬送させ続け、シート先端が第1シート検出器
45に検出された時点から、シート搬送モータ35の回
転角をパルス管理する。また、自動シート厚調整機構6
5は、シート先端が第1シート検出器45に検出された
後に、シート厚検出用モータ66を駆動させ、キャリッ
ジガイド軸26を回動して、プラテンギャップが最大と
なるプラテンギャップベース位置に記録ヘッド18を位
置付ける。
【0094】制御基板75は、上記シート搬送モータ3
5のパルス管理により、シート先端がプラテン20に到
達する直前でシート搬送モータ35の回転を停止させ、
カットシートの矢印B方向への搬送を停止する。
【0095】この段階で、自動シート厚調整機構65
が、シート厚検出用モータ66を動作させてキャリッジ
ガイド軸26を回動させ、キャリッジ19及び記録ヘッ
ド18をプラテン20へ接近させてプラテン面を測定す
る。この測定後、自動シート厚調整機構65は、シート
厚検出用モータ66を反転駆動させて記録ヘッド18及
びキャリッジ19をプラテン20から離反させ、記録ヘ
ッド18をプラテンギャップベース位置に位置付ける。
【0096】その後、制御基板75は、シート搬送モー
タ35を駆動させて、リア側シート搬送ローラ37及び
カットシートフィーダ44によりカットシートを矢印B
方向へ搬送する。制御基板75は、シート搬送モータ3
5の回転角のパルス管理により、シート先端がプラテン
20を通過した段階で、シート搬送モータ35の回転を
停止させて、カットシートの搬送を停止する。
【0097】この状態で、自動シート厚調整機構65
が、シート厚検出用モータ66を動作させてキャリッジ
ガイド軸26を回動させ、キャリッジ19及び記録ヘッ
ド18をプラテン20側へ接近させて、シート面を測定
し、シート厚を算出する。更に、自動シート厚調整機構
65は、シート厚検出用モータ66を動作させてキャリ
ッジガイド軸26を回動し、上述の如く算出したシート
厚に応じてプラテンギャップを調整する。
【0098】その後、制御基板75は、キャリッジ駆動
モータ38を駆動させてキャリッジ19を主走査方向に
走行させ、第1シート検出器45を用いてシート幅を測
定する。
【0099】次に、制御基板75は、シート先端が第1
シート検出器45により検出された時点からのシート搬
送モータ35の回転角のパルス管理によって、シート搬
送モータ35を一端逆転させ、カットシートの頭出し動
作を実行する。
【0100】この頭出し動作の終了後、制御基板75
は、記録ヘッド18による記録動作と、プラテン20、
フロント側シート搬送ローラ27及びリア側シート搬送
ローラ37によるカットシートの矢印B方向への搬送動
作とを交互に繰り返して、カットシートに画像を記録す
る。
【0101】本実施の形態が上述のように構成されたこ
とから、次の効果〜を奏する。
【0102】カットシートの手差し供給時と連続シー
トの供給時には、自動シート厚調整機構65によるシー
ト厚の検出とプラテンギャップの調整とを実行した後
に、第1シート検出器45によりシートの端部を検出し
て、このシートの頭出しを実行することから、シートと
第1シート検出器45との距離を、プラテンギャップの
調整によって、第1シート検出器45がシート先端を良
好に検出し得る寸法に設定できるので、シート先端の検
出位置に基づくシートの頭出しを正確に実施できる。
【0103】カットシートのカットシートフィーダ4
4による供給時には、プラテンギャップを、第1シート
検出器45がカットシートを検出可能な寸法に設定し
て、当該第1シート検出器45によりカットシートの先
端を検出し、その後、自動シート厚調整機構65により
シート厚の検出とプラテンギャップの調整とを実行する
と共に、第1シート検出器45によるシート先端の検出
位置に基づきカットシートの頭出しを実行することか
ら、この場合も、第1シート検出器45によりシートの
先端を良好に検出できるので、シート先端の検出位置に
基づくカットシートの頭出しを正確に実施できる。
【0104】カットシートのカットシートフィーダ4
4による供給時には、第1シート検出器45が、搬送中
のカットシートを最初に検出してからカットシートの頭
出し動作を開始し、その後、自動シート厚調整機構65
によりプラテンギャップを調整し、上記頭出しを完了す
ることから、このカットシートの頭出し動作やシート幅
の測定のために、シートを逆方向に大幅に搬送すること
を防止できる。
【0105】カットシートの手差し供給時にも、連続
シートのプッシュトラクタユニット12による供給時に
も、更に、カットシートのカットシートフィーダ44に
よる供給時にも、記録ヘッド18を主走査方向に走行さ
せての第1シート検出器45によるシート幅の測定を、
自動シート厚調整機構65によるプラテンギャップの調
整後に実行することから、シートと第1シート検出器4
5との距離が、当該第1シート検出器45によりシート
が良好に検出され得る寸法に設定されるので、第1シー
ト検出器45によるシート幅の測定を正確に実施でき
る。
【0106】第1シート検出器45が光学式センサで
あることから、カットシートの手差し供給時にも、連続
シートのプッシュトラクタユニット12による供給時に
も、更に、カットシートのカットシートフィーダ44に
よる供給時にも、シート先端の検出とシート幅の測定時
に、光学式センサとしての第1シート検出器45とシー
トとの距離が、第1シート検出器45の焦点距離と略一
致することになり、シートを良好に検出できるので、シ
ートの頭出し及びシート幅の測定を正確に実施できる。
【0107】以上、本発明を上記実施の形態に基づいて
説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0108】例えば、図7(C)に示すカットシートの
シート幅測定は、カットシートが第1シート検出器45
により検出された後であれば、自動シート厚調整機構6
5によりプラテンギャップが調整される前に実行しても
よい。
【0109】また、図7(C)に示すカットシートのカ
ットシートフィーダ44による供給時におけるカットシ
ートの搬送、プラテンギャップの調整等の手順は、プッ
シュトラクタユニット12による連続シートの供給時に
も適用できる。
【0110】また、上記実施の形態では、プリンタ10
がドットインパクトプリンタの場合を述べたが、インク
ジェットプリンタ等の他のプリンタにも本発明を適用で
きる。
【0111】
【発明の効果】請求項1に記載の発明に係る記録装置に
よれば、供給されたシートのシート厚を検出して、記録
ヘッドとプラテンとの間のプラテンギャップを上記シー
ト厚に応じて調整する自動シート厚調整機構を有すると
ともに、上記記録ヘッドを搭載するキャリッジに、シー
トを検出可能なシート検出器が設置された記録装置にお
いて、上記記録装置を制御する制御装置は、上記自動シ
ート厚調整機構によるシート厚の検出とプラテンギャッ
プの調整とを実行した後に、上記シート検出器によりシ
ートの端部を検出して当該シートの頭出しを実行するよ
う構成されたことから、シートの頭出しを正確に実施で
きる。
【0112】請求項2に記載の発明に係る記録装置によ
れば、供給されたシートのシート厚を検出して、記録ヘ
ッドとプラテンとの間のプラテンギャップを上記シート
厚に応じて調整する自動シート厚調整機構を有するとと
もに、上記記録ヘッドを搭載するキャリッジに、シート
を検出可能なシート検出器が設置された記録装置におい
て、上記記録装置を制御する制御装置は、上記プラテン
ギャップを、上記シート検出器がシートを検出可能な寸
法に設定して、当該シート検出器によりシートの端部を
検出し、その後、上記自動シート厚調整機構によりシー
ト厚の検出とプラテンギャップの調整とを実行するとと
もに、上記シート端部の検出位置に基づきシートの頭出
しを実行するよう構成されたことから、シートの頭出し
を正確に実施できる。
【0113】請求項5に記載の発明に係る記録装置の制
御方法によれば、自動シート厚調整機構が、供給された
シートのシート厚を検出して、記録ヘッドとプラテンと
の間のプラテンギャップを上記シート厚に応じて調整す
るとともに、上記記録ヘッドを搭載するキャリッジに設
置されたシート検出器がシートを検出可能とする記録装
置の制御方法において、上記自動シート厚調整機構によ
るシート厚の検出とプラテンギャップの調整とを実行し
た後に、上記シート検出器によりシートの端部を検出し
て当該シートの頭出しを実行することから、シートの頭
出しを正確に実施できる。
【0114】請求項6に記載の発明に係る記録装置の制
御方法によれば、自動シート厚調整機構が、供給された
シートのシート厚を検出して、記録ヘッドとプラテンと
の間のプラテンギャップを上記シート厚に応じて調整す
るとともに、上記記録ヘッドを搭載するキャリッジに設
置されたシート検出器がシートを検出可能とする記録装
置の制御方法において、上記プラテンギャップを、上記
シート検出器がシートを検出可能な寸法に設定して、当
該シート検出器によりシートの端部を検出し、その後、
上記自動シート厚調整機構によりシート厚の検出とプラ
テンギャップの調整とを実行するとともに、上記シート
端部の検出位置に基づきシートの頭出しを実行すること
から、シートの頭出しを正確に実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る記録装置の一実施の形態が適用さ
れたドットインパクトプリンタを示す斜視図である。
【図2】図1のプリンタで、カットシートフィーダを取
り外した状態の斜視図である。
【図3】図1のプリンタにおけるプリンタ本体を示す斜
視図である。
【図4】図3のプリンタ本体のシート搬送機構部を示す
斜視図である。
【図5】図3のプリンタ本体を別の角度から目視した斜
視図である。
【図6】図3のVI−VI線に沿う断面図である。
【図7】シートを供給してから当該シートに記録書き込
みを実行するまでの各動作を示すチャートである。
【符号の説明】
10 プリンタ(記録装置) 11 プリンタ本体 12 プッシュトラクタユニット 18 記録ヘッド 19 キャリッジ 20 プラテン 26 キャリッジガイド軸 27 フロント側シート搬送ローラ 37 リア側シート搬送ローラ 44 カットシートフィーダ 45 第1シート検出器 65 自動シート厚調整機構 75 制御基板

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給されたシートのシート厚を検出し
    て、記録ヘッドとプラテンとの間のプラテンギャップを
    上記シート厚に応じて調整する自動シート厚調整機構を
    有するとともに、上記記録ヘッドを搭載するキャリッジ
    に、シートを検出可能なシート検出器が設置された記録
    装置において、 上記記録装置を制御する制御装置は、上記自動シート厚
    調整機構によるシート厚の検出とプラテンギャップの調
    整とを実行した後に、上記シート検出器によりシートの
    端部を検出して当該シートの頭出しを実行するよう構成
    されたことを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 供給されたシートのシート厚を検出し
    て、記録ヘッドとプラテンとの間のプラテンギャップを
    上記シート厚に応じて調整する自動シート厚調整機構を
    有するとともに、上記記録ヘッドを搭載するキャリッジ
    に、シートを検出可能なシート検出器が設置された記録
    装置において、 上記記録装置を制御する制御装置は、上記プラテンギャ
    ップを、上記シート検出器がシートを検出可能な寸法に
    設定して、当該シート検出器によりシートの端部を検出
    し、その後、上記自動シート厚調整機構によりシート厚
    の検出とプラテンギャップの調整とを実行するととも
    に、上記シート端部の検出位置に基づきシートの頭出し
    を実行するよう構成されたことを特徴とする記録装置。
  3. 【請求項3】 上記制御装置は、シート検出器によるシ
    ート幅の測定を、自動シート厚調整機構によるプラテン
    ギャップの調整後に実行するよう構成されたことを特徴
    とする請求項1または2に記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 上記シート検出器は投受光型の光素子を
    備えて、シートの有無を検出する光学式センサであるこ
    とを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の記録
    装置。
  5. 【請求項5】 自動シート厚調整機構が、供給されたシ
    ートのシート厚を検出して、記録ヘッドとプラテンとの
    間のプラテンギャップを上記シート厚に応じて調整する
    とともに、上記記録ヘッドを搭載するキャリッジに設置
    されたシート検出器がシートを検出可能とする記録装置
    の制御方法において、 上記自動シート厚調整機構によるシート厚の検出とプラ
    テンギャップの調整とを実行した後に、上記シート検出
    器によりシートの端部を検出して当該シートの頭出しを
    実行することを特徴とする記録装置の制御方法。
  6. 【請求項6】 自動シート厚調整機構が、供給されたシ
    ートのシート厚を検出して、記録ヘッドとプラテンとの
    間のプラテンギャップを上記シート厚に応じて調整する
    とともに、上記記録ヘッドを搭載するキャリッジに設置
    されたシート検出器がシートを検出可能とする記録装置
    の制御方法において、 上記プラテンギャップを、上記シート検出器がシートを
    検出可能な寸法に設定して、当該シート検出器によりシ
    ートの端部を検出し、その後、上記自動シート厚調整機
    構によりシート厚の検出とプラテンギャップの調整とを
    実行するとともに、上記シート端部の検出位置に基づき
    シートの頭出しを実行することを特徴とする記録装置の
    制御方法。
  7. 【請求項7】 上記シート検出器によるシート幅の測定
    を、自動シート厚調整機構によるプラテンギャップの調
    整後に実行することを特徴とする請求項5または6に記
    載の記録装置の制御方法。
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