JP2002096256A - 平版印刷版用金属板の予備研磨方法及び平版印刷版用金属板の予備研磨装置 - Google Patents

平版印刷版用金属板の予備研磨方法及び平版印刷版用金属板の予備研磨装置

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JP2002096256A
JP2002096256A JP2000284330A JP2000284330A JP2002096256A JP 2002096256 A JP2002096256 A JP 2002096256A JP 2000284330 A JP2000284330 A JP 2000284330A JP 2000284330 A JP2000284330 A JP 2000284330A JP 2002096256 A JP2002096256 A JP 2002096256A
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Masahiro Endo
雅弘 遠藤
Hirokazu Sawada
宏和 澤田
Akio Uesugi
彰男 上杉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長時間研磨処理しても平版印刷版用金属板表
面の研磨面の性状が変動しない予備研磨方法及び予備研
磨装置を提供すること。 【解決手段】 研磨ローラ14を回転しながら印刷版用
金属板12の表面に接触させることにより、印刷版用金
属板12の表面が研磨ローラ14の研磨剤を含んだ不織
布により研磨される。研磨ローラ14は、進退装置18
によって研磨ローラ14の進退量(圧下量)が可変可能
に構成されており、この進退量(圧下量)と駆動モータ
32の電力値との関係より駆動モータ32の仕事量が所
定の値となるように制御装置36を介して研磨ローラ1
8の進退量(圧下量)が制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は平版印刷版用金属板
の予備研磨方法び平版印刷版用金属板の予備研磨装置に
係り、走行するウエブ状の平版印刷版用金属板を研磨ロ
ーラで予備研磨する平版印刷版用金属板の予備研磨方法
及び平版印刷版用金属板の予備研磨装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ウエブ状の印刷版用金属板、例えばアル
ミニウム原板或いはアルミニウム合金原板の薄板は、そ
の表面を研磨して砂目と称する微細な凸凹を形成して粗
面化することにより印刷版用金属板の印刷適性を向上さ
せている。
【0003】現在、印刷版用金属板の粗面化を行なうた
めに一般に行なわれている研磨方法としては、ローラ状
ブラシを用いた機械的研磨(例えば、特公昭50−40
047号公報)、電解液中で電気分解を行なう電気化学
的研磨、又は薬品中に浸漬する化学的研磨がある。
【0004】しかし、局所的に凹部のあるアルミニウム
原板等の印刷版用金属板に機械的研磨、電気化学的研
磨、又化学的研磨を行った場合、凹部の部分においては
均一な粗面化ができず、その部分の印刷性能が低下する
という不具合がある。
【0005】このような不具合を解消する対策として、
本研磨の前に表面の凹部を除去するため、研磨剤を含有
した不織布ローラを回転させながら平版印刷版用金属板
の表面に接触させると共に水を供給しながら予備研磨を
行う方法がある。
【0006】この研磨方法では、アルミニウム原板等の
印刷版用金属板に対して研磨ローラが進退可能が設けら
れており、研磨ローラの進退距離(研磨ローラの圧下量
ともいう)を一定の値に調製して研磨するようになって
いる。しかしながら、この研磨方法によると、研磨処理
の時間の経過と共にアルミニウム原板等の印刷版用金属
板の研磨面が変動し、所望の研磨面を得ることができな
い問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、 長
時間研磨してもアルミニウム原板等の印刷版用金属板の
研磨面が変動することなく、所望の研磨面を得ることが
できる平版印刷版用金属板の予備研磨方法及び平版印刷
版用金属板の予備研磨装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、平版印刷版用金属板を本研磨して粗面化する前処理
として、走行するウエブ状の平版印刷版用金属板を弾性
を有した研磨部材を外周面に設けた研磨ローラで予備研
磨する平版印刷版用金属板の予備研磨方法であって、回
転する研磨ローラを平版印刷版用金属板面側に進退させ
て研磨する際に研磨ローラを駆動する駆動手段の仕事量
が所定の値になるように研磨ローラの進退量を制御する
ことを特徴とする平版印刷版用金属板の予備研磨方法で
ある。請求項1に記載の発明によれば、予備研磨の処理
時間の経過によって平版印刷版用金属板の表面が研磨さ
れ、研磨ローラの負荷が低減すると、駆動手段の仕事量
が低減する。そこで、駆動手段の仕事量(例えば、モー
タの電気量)を所定の値に設定し、この設定値に基づい
て研磨ローラの進退量を制御することによって、研磨ロ
ーラの負荷が所望の範囲に設定され、長時間の研磨処理
においても研磨面が変動しない。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の方法における前記研磨部材が、研磨材を含む不織布か
らなることを特徴とする平版印刷版用金属板の予備研磨
方法である。請求項2に記載の発明によれば、研磨部材
を研磨剤を含む不織布としたので、研磨屑による目詰ま
りを抑えることができ、特に、水を付与しながら研磨す
る場合に効果的である。
【0010】請求項3に記載の発明は、平版印刷版用金
属板を本研磨して粗面化する前処理として、走行するウ
エブ状の平版印刷版用金属板を弾性を有した研磨部材を
外周面に設けた研磨ローラで予備研磨する平版印刷版用
金属板の予備研磨装置であって、平版印刷版用金属板を
搬送する搬送手段と、研磨ローラを平版印刷版用金属板
面側に進退する進退手段と、前記研磨ローラを駆動する
駆動手段と、前記駆動手段による仕事量が一定となるよ
うに前記進退手段による研磨ローラの進退量を制御する
手段と、を備えたことを特徴とする平版印刷版用金属板
の予備研磨装置である。請求項3に記載の発明によれ
ば、搬送手段を介して搬送される平版印刷版用金属板に
対して進退手段により研磨ローラを平版印刷版用金属板
に押圧すると共に駆動手段により研磨ローラを回転させ
る。このとき、制御手段により駆動手段における仕事量
(例えば、駆動モータの電気量)を所定の値に設定し、
制御手段によりこの設定値に基づいて研磨ローラの進退
量を制御することによって、研磨ローラの負荷が所望の
範囲になるように設定され、長時間の研磨処理において
も研磨面が変動しない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る平版印刷版用金属板の予備研磨方法及び装置の好まし
い実施の形態について詳説する。
【0012】図1は、本発明に係る平版印刷版用金属板
の予備研磨装置の要部構成図である。同図に示すよう
に、研磨部14は、走行する平版印刷版用金属板12を
支持する一対の支持ローラ16A、16Bと、平版印刷
版用金属板12の表面を予備研磨する研磨ローラ14
と、平版印刷版用金属板12に対する研磨ローラ14の
進退量(圧下量)を調整する進退装置18と、研磨ロー
ラ14を駆動する駆動モータ32と、研磨ローラ14と
平版印刷版用金属板12との接触部に水洗水を供給する
複数の給水ノズル20A、20Bとを備えている。
【0013】一対の支持ローラ16A、16Bは、互い
の軸間距離Lが研磨ローラ14の直径Dよりも短くなる
ように配置されており、走行する平版印刷版用金属板1
2の裏面側を支持する。
【0014】この一対の支持ローラ16A、16Bは、
それぞれ硬質ゴムあるいは金属などで成形された円筒状
のローラに回転軸28A、28Bを嵌入して構成されて
おり、各回転軸28A、28Bには、それぞれ図示しな
いモータに連結されている。
【0015】各支持ローラ16A、16Bは、このモー
タに駆動されることにより、それぞれ平版印刷版用金属
板12の走行に同期して回転する。研磨ローラ14は、
一対の支持ローラ16A、16Bの中間位置に配置され
ており、そのー対の支持ローラ16A、16Bに支持さ
れて走行する平版印刷版用金属板12の表面に押し当て
られて印刷版用金属板12を予備研磨するようになって
いる。
【0016】この研磨ローラ14は、円筒状に形成され
たローラ24に回転軸22を嵌入するとともに、そのロ
ーラ24の外周面に研磨材を含有する弾性を有した不織
布26を被覆して構成されている。
【0017】不織布26の材料としては、スパンボンド
布のような乾式不織布、及び湿式不織布等が好適に挙げ
られ、また、ナイロン等のポリアミド、ポリエステル、
レーヨン、及びリンター等の不織布も好適に挙げられ
る。また、ローラ24の外周面に被覆した状態での、不
織布26の表面硬度としては、20度〜70度が好まし
く、30〜50度がより好ましい。前記表面硬度は、例
えば、スプリング式硬さ試験機等で測定できる。
【0018】前記研磨材としては、通常の研磨布紙に使
用される粒子状の研磨材が挙げられ、具体的には、金剛
砂、珪砂、アルミナ粉末、カーボランダム(SiC)粉
末、ガラス粉末、ダイヤモンド粉末、石英粉末、及び酸
化タングステン粉末等が挙げられる。研磨材の平均粒径
としては、5〜40μmが好ましく、8〜20μmがよ
り好ましい。
【0019】前記研磨材を不織布に接着させるための接
着用樹脂としては、通常の研磨布紙において、研磨材を
布又は紙の表面に固着させるのに使用される樹脂が挙げ
られ、具体的には石油樹脂、エポキシ樹脂、フェノール
樹脂、ポリウレタン樹脂、及びポリアミド樹脂等の接着
性を有する耐水性の樹脂が好適に挙げられる。その中で
も、フェノール樹脂がより好ましい。
【0020】研磨ローラ14の回転軸22には、駆動モ
ータ32が連結されており、この駆動モータ32を駆動
することにより、研磨ローラ14は図1の矢印方向また
は矢印方向とは反対方向に回転される。
【0021】また、この研磨ローラ14の回転軸には進
退装置18が連絡されており、この進退装置18を駆動
することにより研磨ローラ14は図1中矢印A―B方向
に400mm程度進退する。
【0022】そして、この研磨ローラ14を回転させな
がら図中矢印A方向に移動させることにより、一対の支
持ローラ16A、16Bに支持された平版印刷版用金属
板12の表面に研磨ローラ14を面接触させることがで
き、これにより加圧した状態で平版印刷版用金属板12
を予備研磨することができる。研磨ローラ14は、駆動
モータ32によって駆動されるようになっており、駆動
モータ32の電気量は電力計34に表示される。研磨ロ
ーラ14は進退装置18を介して平版印刷版用金属板1
2に対して進退可能に設けられており、この進退装置1
8には、制御装置36からの制御信号に基づいて圧下量
が可変可能に構成されている。
【0023】また、給水ノズル20A、20Bは、研磨
ローラ14と平版印刷版用金属板12との接触面より上
流側と下流側に各々複数配置されており、図示していな
い水洗水循環供給部によって循環供給される水洗水を平
版印刷版用金属板12と研磨ローラ14との接触部に供
給するようになっている。給水ノズル20A、20B
は、研磨ローラ14の軸方向に沿って一定間隔で設けら
れており、各給水ノズル20A、20Bは、研磨ローラ
14と平版印刷版用金属板12との接触部位に向けて水
を噴出するようにその向きが決められている。
【0024】印刷版用金属板12の被加工面に給水され
た給水量と給水分布とを研磨ローラ14の単位長さを基
準として見たときに、給水量0.1〜20L/分・c
m、更に好ましくは1〜3L/分・cm給水量分布±3
0%以下になるように管理すことが望ましい。
【0025】平版印刷版用金属板12としては、例えば
アルミニウムや、アルミニウム合金からなる薄板等が使
用される。アルミニウム合金板としては、JIS105
0材、JIS1100材、JIS1070材が好適に挙
げられ、Al−Mg系合金、Al−Mn系合金、Al−
Mn−Mg系合金、Al−Zr系合金、Al−Mg−S
i系合金等がその素材として適用し得る。
【0026】次に平版印刷版用金属板12は、巻きほぐ
し装置(図示せず)から導かれて、前記研磨ローラ14
と、支持ローラ16A及び16Bとの間に挿入されてか
ら、巻取装置30に巻き取られる。そして、巻取装置3
0が平版印刷版用金属板12を巻き取ることにより、平
版印刷版用金属板12を走行させるとともに、巻取装置
30の巻取速度を可変することによって、平版印刷版用
金属板12の走行速度を調整し、予備研磨する。
【0027】上記の平版印刷版用金属板の予備研磨方法
において、研磨ローラ14の進退量(圧下量)の制御方
法を図2を基に説明する。まず、図2に示すように、進
退装置18により研磨ローラ14をA方向に所定の距離
進出させた状態で駆動モータ32の駆動を開始すると圧
下量が発生する(ステップ100)。
【0028】同時に電力計34に駆動モータ32にかか
る電力値が取り込まれる(ステップ101)。制御装置
36にはあらかじめ設定された電力値が基準値として入
力されており、この基準値と電力計34に取り込まれた
電力値と比較する(ステップ102)。この基準値と電
力計34に取り込まれた電力値が大きい場合、進退装置
18により研磨ローラ14の圧下量が減少するように進
退装置18に制御信号が出力される(ステップ10
3)。
【0029】一方、前記基準値と電力計34に取り込ま
れた電力値と比較し、電力計34に取り込まれた電力値
が小さい場合、進退装置18により研磨ローラ14の圧
下量が増加するように進退装置18に制御信号が出力さ
れる(ステップ104)。ステップ103とステップ1
04の動作を行ないながら、電力計34に取り込まれた
電力値が前記基準値になるように制御されながら予備研
磨が行なわれて研磨操作が終了しない場合、再び、上記
の動作が繰り返されて研磨操作が終了する(ステップ1
05)。
【0030】したがって、上記した制御手段においては
研磨ローラ14の圧下量を一定に保持することなく、駆
動モータ32の仕事量(電力値)が所定の値となるよう
に制御されるため、長時間研磨処理を行なった場合にも
研磨ローラ14にかかる負荷が所定の範囲内に保持され
る結果、研磨面の変動が少なくなる。
【0031】上記した制御動作は、あらかじめ設定され
た電力の基準値と電力計34に取り込まれた電力値と比
較して研磨ローラ14の圧下量を制御するようにしてい
るが、電力の基準値は、平版印刷版用金属板の走行速度
に応じて任意に設定することができ、また、駆動モータ
32を駆動する電源が一定の電圧で動作する場合、あら
かじめ設定された電流の基準値と電流計に取り込まれた
電流値と比較して研磨ローラ14の圧下量を制御するよ
うにしてもよい。
【0032】また、図2では、研磨ローラ14を平版印
刷版用金属板の上方側で進退させる態様を示している
が、本発明は、研磨ローラ14を平版印刷版用金属板の
下方側で進退させる態様も包含される。したがって、進
退量(圧下量)とは、これらの態様における研磨ローラ
14の進退量を意味する。
【0033】
【実施例】<平版印刷版用金属板の予備研磨装置を用い
た予備研磨>実施例1〜3及び比較例1〜3に用いる番
手#2000の不織布を用意し、それぞれ円柱形の胴の
外周面に固定し、直径370mm、全長1550mmの
不織布ローラ(研磨ローラ)とし、実施の形態で説明し
た予備研磨装置に組み込んだ。
【0034】平版印刷版用金属板としては、厚さ0.2
4mm、幅800mmのJIS1050材組成のアルミ
ニウム板を用い、このアルミニウム板を、リール装置
(図示せず)から巻き戻して研磨ローラと支持ローラと
の間に挿入し、毎分60mの走行速度(ラインスピー
ド)になるように巻取リールに巻き取った。
【0035】研磨ローラの周速度を1000m/分にな
るように設定し、一対の支持ローラとしては、直径20
0mmのゴム製ロールを、離間距雛(L)が、研磨ロー
ラの軸方向中間部の直径(D)よりも短くなるように配
置し、印刷版用金属板の走行速度と同速度で回転するよ
うにした。また、平版印刷版用金属板への水の供給量は
200L/分で運転した。 (実施例1〜実施例3)研磨ローラ駆動用モータ32の
仕事量(負荷回転時の消費電力−無負荷回転時の消費電
力)を表1に示す仕事量になるようにそれぞれ研磨ロー
ラ14の進退量(圧下量)を制御した。 (比較例〜比較例3)一方、研磨ローラの周速度を10
00m/分になるように設定し、研磨ローラ14の進退
量(圧下量)を表1に示すようにそれぞれ所定の値に調
製した。
【0036】<評価>実施例1〜実施例3及び比較例1
〜比較例3の各々について研磨処理スタート時と研磨処
理6時間後の平版印刷版用金属板の研磨面の評価を行な
った。結果を表1に纏めて示す。 なお、評価のランク
は、、○…良好、○△…やや良好、△…やや劣る、△×
…劣る、X…極めて劣るの5段階とし、全ての項目で○
△以上を合格とした。
【0037】
【表1】
【0038】実施例1〜3は、研磨処理スタート時及び
研磨処理6時間後の平版印刷版用金属板の研磨面は、い
ずれも良好であり、研磨面に変動がほとんど認められな
かった。一方、比較例1〜比較例3では、研磨ローラの
進退量(圧下量)で制御しているため、研磨処理スター
ト時は平版印刷版用金属板の研磨面は良好であるが研磨
処理6時間後の平版印刷版用金属板の研磨面が劣り、特
に進退量(圧下量)が大きいと研磨処理時間の経過と共
に不織布が摩耗し、平版印刷版用金属板の研磨面が劣る
傾向が大きいことがわかった。
【0039】
【発明の効果】本発明の平版印刷版用金属板の予備研磨
方法及び予備研磨装置によれば、長時間研磨処理しても
平版印刷版用金属板の研磨面が変動することなく良好な
研磨面を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の平版印刷版用金属板の予備研磨装置
における要部の概略的構成図である。
【図2】 本発明の平版印刷版用金属板の予備研磨装置
における研磨ローラの進退量(圧下量)の制御動作を示
す工程図である。
【符号の説明】
10…予備研磨装置 12…平版印刷版用金属板 14…研磨ローラ 16A…支持ローラ(上流側) 16B…支持ローラ(下流側) 18…進退装置 20A、20B…給水ノズル 22…回転軸 24…ローラ 26…不織布 28A、28B…支持ローラ回転軸 30…巻取装置 32…駆動モータ 34…電力計 36…制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上杉 彰男 静岡県榛原郡吉田町川尻4000番地 富士写 真フイルム株式会社内 Fターム(参考) 2H114 AA04 AA14 DA04 DA73 EA02 GA03 3C058 AA06 AA11 AA13 AA16 CB01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平版印刷版用金属板を本研磨して粗面化
    する前処理として、走行するウエブ状の平版印刷版用金
    属板を弾性を有した研磨部材を外周面に設けた研磨ロー
    ラで予備研磨する平版印刷版用金属板の予備研磨方法で
    あって、 回転する研磨ローラを平版印刷版用金属板面側に進退さ
    せて研磨する際に研磨ローラを駆動する駆動手段の仕事
    量が所定の値になるように研磨ローラの進退量を制御す
    ることを特徴とする平版印刷版用金属板の予備研磨方
    法。
  2. 【請求項2】 前記研磨部材が、研磨材を含む不織布か
    らなることを特徴とする請求項1に記載の平版印刷版用
    金属板の予備研磨装置。
  3. 【請求項3】 平版印刷版用金属板を本研磨して粗面化
    する前処理として、走行するウエブ状の平版印刷版用金
    属板を弾性を有した研磨部材を外周面に設けた研磨ロー
    ラで予備研磨する平版印刷版用金属板の予備研磨装置で
    あって、 平版印刷版用金属板を搬送する搬送手段と、 研磨ローラを平版印刷版用金属板面側に進退する進退手
    段と、 前記研磨ローラを駆動する駆動手段と、 前記駆動手段による仕事量が一定となるように前記進退
    手段による研磨ローラの進退量を制御する手段と、を備
    えたことを特徴とする平版印刷版用金属板の予備研磨装
    置。
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