JP2002093638A - 静止誘導電気機器 - Google Patents

静止誘導電気機器

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JP2002093638A
JP2002093638A JP2000284598A JP2000284598A JP2002093638A JP 2002093638 A JP2002093638 A JP 2002093638A JP 2000284598 A JP2000284598 A JP 2000284598A JP 2000284598 A JP2000284598 A JP 2000284598A JP 2002093638 A JP2002093638 A JP 2002093638A
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resin
coil
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Takayoshi Sawada
賢良 澤田
Hiroshi Matsubara
宏 松原
Koji Sakai
浩次 酒井
Hiroshi Takai
博史 高井
Hiroshi Oshima
寛 大島
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Kansai Electric Power Co Inc
Daihen Corp
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Kansai Electric Power Co Inc
Daihen Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コスト高を回避して60度巻線方式の1次コイ
ルを構成することができる静止誘導電気機器を得る。 【解決手段】 鉄心の外周に2次コイル巻回支持手段と
しての樹脂製2次コイルボビン14を介して2次コイル
4a,4bを巻装し、2次コイル4bの外周に1次コイ
ル巻回支持手段としての樹脂製1次コイルボビン15を
介して1次コイル10を60度巻線方式で巻装する。樹脂
製1次コイルボビン15の巻胴部15aは、その一端か
ら他端に向けて外径を徐々に大きくした傾斜面15at
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外側に存在する1
次コイルが60度巻線方式で巻装されている静止誘導電気
機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の変圧器からなる静止誘導電
気機器の半部側の縦断面を示したものである。
【0003】この変圧器からなる静止誘導電気機器は、
図示しない鉄心の外周にプレスボード1とクラフト紙2
とが巻回されて巻胴部3が形成されている。この巻胴部
3の外周には、平角導体よりなる2次コイル4aが巻回
されている。この2次コイル4aの両端で巻胴部3の外
周には、2次コイル4aの端部に接触させながらプレス
ボードが巻回されて貼り付けられて2次コイル端部支持
絶縁台5aが設けられている。2次コイル4aと2次コ
イル端部支持絶縁台5aとの外周には、クラフト紙が巻
回されて2次コイル内絶縁層6が形成されている。この
2次コイル内絶縁層6の外周には、平角導体よりなる2
次コイル4bが巻回されている。この2次コイル4bの
両端で2次コイル内絶縁層5の外周には、2次コイル4
bに接触させながらプレスボードが巻回されて貼り付け
られて2次コイル端部支持絶縁台5bが設けられてい
る。これら巻胴部3と2次コイル端部支持絶縁台5a,
5bとにより2次コイル巻回支持手段7が形成されてい
る。2次コイル4bの外周には、クラフト紙またはプレ
スボード8aが巻回されて高圧・低圧間絶縁層8が形成
されている。高圧・低圧間絶縁層8の外周には、巻胴部
9としてプリプレグテープ層9aが設けられている。巻
胴部9の外周には、丸導体により1次コイル10が巻き
始め角度が60度となるような60度巻線方式で巻装されて
いる。1次コイル10は、その第1層をこのプリプレグ
テープ層9aに食い込ませて巻線導体のずれや段落ち等
が防止されている。1次コイル10の両端で巻胴部9の
両端外周には、1次コイル10に接触させながらプレス
ボードが巻回されて貼り付けられて1次コイル端部支持
絶縁台11が形成されている。この場合には、巻胴部9
と1次コイル端部支持絶縁台11とにより1次コイル巻
回支持手段12が形成されている。1次コイル10と1
次コイル端部支持絶縁台11の外周に跨がって、クラフ
ト紙やプレスボード等が巻回されて最外周絶縁層13が
形成されている。
【0004】また、これとは別に、プリプレグテープ層
9aを用いずに、1次コイル10の巻線導体のずれを防
止するために、60度巻線方式で巻回する巻線導体の被膜
部における摩擦抵抗を向上させるために粉体塗装電線を
使用した静止誘導電気機器や、1次コイル巻回支持手段
12の硬質の巻胴部9の外周に多数の溝を規則正しく設
けた静止誘導電気機器(特開平10−41151号公
報)も提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、1次コ
イル10の第1層の巻線導体のずれや段落ち等の防止の
ために巻胴部9としてプリプレグテープ層9aを設けた
従来の静止誘導電気機器では、プリプレグテープが高価
なためコスト高になる問題点があった。
【0006】また、1次コイル10を粉体塗装電線で形
成した従来の静止誘導電気機器では、粉体塗装電線が高
価なためコスト高になる問題点があった。
【0007】さらに、巻胴部9の外周に多数の溝を規則
正しく設けた従来の静止誘導電気機器では、巻胴部9の
外周の規則正しい溝加工のためにコスト高になる問題点
があった。
【0008】本発明の目的は、コスト高を回避して60度
巻線方式の1次コイルを構成することができる静止誘導
電気機器を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、鉄心の外周に
2次コイル巻回支持手段を介して2次コイルが巻装さ
れ、該2次コイルの外周に1次コイル巻回支持手段を介
して1次コイルが60度巻線方式で巻装されている静止誘
導電気機器を改良するものである。
【0010】本発明に係る静止誘導電気機器において
は、1次コイル巻回支持手段の巻胴部はその一端から他
端に向けて外径が徐々に大きくなる傾斜面となっている
ことを特徴とする。
【0011】このように巻胴部に、その一端から他端に
向けて外径が徐々に大きくなる傾斜面を設け、この傾斜
面に巻線導体が常に乗り上げ方向に動くように引っ張り
力を与えつつ60度巻線方式で巻線作業を行なうことによ
り、巻線導体のずれ又は段落ち等の防止が図れ、巻線作
業を向上させることができる。この場合には、一端から
他端に向けて外径が徐々に大きくなる傾斜面を持つ巻胴
部を形成するだけでよいので、コスト高を回避して60度
巻線方式の1次コイルを構成することができる。
【0012】また、本発明に係る静止誘導電気機器にお
いては、1次コイル巻回支持手段の巻胴部の一端から他
端に向けて外径が徐々に大きくなる傾斜面には粗面加工
が施されていることを特徴とする。
【0013】このように巻胴部の傾斜面には粗面加工が
施されていると、巻線導体が滑り難くなり、より一層巻
線導体のずれ又は段落ち等の防止を図ることができる。
【0014】さらに、本発明に係る静止誘導電気機器に
おいては、1次コイル巻回支持手段が樹脂の成形品で構
成されていることを特徴とする。
【0015】このように1次コイル巻回支持手段が樹脂
の成形品で構成されていると、低コストで所要の巻胴部
をもつ1次コイル巻回支持手段を構成することができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】図1(A)(B)〜図4(A)
(B)は本発明を変圧器に適用した静止誘導電気機器に
おける実施の形態の1例を示したもので、図1(A)
(B)は本例の静止誘導電気機器の平面図及び縦断面
図、図2は本例で用いる樹脂製1次コイルボビンと樹脂
製2次コイルボビンとの斜視図、図3は本例の静止誘導
電気機器の半部側の縦断面、図4(A)(B)は樹脂製
2次コイルボビンとこのボビンに巻かれた2次コイルの
1層目から2層目への巻回部分の展開図である。
【0017】この静止誘導電気機器では、2次コイル巻
回支持手段と1次コイル巻回支持手段として、図2に示
すような樹脂製2次コイルボビン14と樹脂製1次コイ
ルボビン15とを用いる。
【0018】樹脂製2次コイルボビン14は、樹脂製で
角筒状をした巻胴部14aと、その両端の外周に一体成
形で突設された樹脂製の鍔部14b,14cと、鍔部1
4cの内側にほぼ半周に亘って一体成形で突設されて2
次コイル4aの2層目の乗り上げを行なう樹脂製の乗り
上げ台14dと、鍔部14cの外周に乗り上げ台14d
に対応して設けられたテーパー部14e,14fとを備
えている。テーパー部14eは鍔部14cの外径が周方
向に徐々に大きくなる傾斜を持った構造となっており、
テーパー部14fは図4(B)に示すようにテーパー部
14eの上に垂直に立上る壁が一旦徐々に鍔部14cの
外側縁部に接近した後、徐々に巻胴部14aの方向に張
り出す構造になっている。また、この樹脂製2次コイル
ボビン14の鍔部14bの一部には、これを横切る溝に
より口出し線導出部16が設けられている。さらに、こ
の樹脂製2次コイルボビン14の鍔部14cの周方向の
3箇所には、樹脂製の下コイル台17が該樹脂製2次コ
イルボビン14と一体成形で設けられている。対向する
1対の下コイル台17には、ボビン連結凹部18が設け
られている。
【0019】樹脂製1次コイルボビン15は、樹脂製で
角筒状をした巻胴部15aと、その両端の外周に一体成
形で突設された樹脂製の鍔部15b,15cと、鍔部1
5cの周方向の3箇所には一体成形で設けられて樹脂製
2次コイルボビン14との連結を行なう樹脂製のボビン
連結部材19とを備えている。巻胴部15aは、その一
端から他端に向けて外径が徐々に大きくなる傾斜面15
atとなっている。これらボビン連結部材19は、樹脂
製2次コイルボビン14の各下コイル台17に設けられ
ているボビン連結凹部18に嵌まって連結されるように
なっている。樹脂製1次コイルボビン15の内周には、
2次コイル4bと1次コイル10との間に油道を形成す
るためにリブ20が突設されている。
【0020】樹脂製2次コイルボビン14の巻胴部14
aには、平角導体よりなる2次コイル4aが巻回されて
いる。この際に、2次コイル4aの2層目は、乗り上げ
台14dの上に載せて巻き始め、次に1層目の上に重ね
巻きする。このように乗り上げ台14dを用いると、乗
り上げ時の巻崩れを防止して2次コイル4aの2層目の
乗り上げを行なうことができる。樹脂製2次コイルボビ
ン14の鍔部14cには、2層目の平角導体よりなる2
次コイル4aの巻回方向に向かってテーパー部14e,
14fが図4(B)に示すように設けられているので、
2次コイル4aの2層目の端部の仕上がり精度を向上さ
せることができる。即ち、この図4(B)のI,II,II
I ,IVは図4(A)の樹脂製2次コイルボビン14の巻
胴部14aのI,II,III ,IVの各部分を示しており、
テーパー部14e,14fが図4(B)に示すように設
けられているので、2次コイル4aの1層目4a1の上に
2層目4a2を重ね始めるときテーパー部14eに乗った
2層目4a2は垂直向きのテーパー部14fにより一旦1
層目4a1の外に出た後に巻胴部14a側に徐々に張り出
すことにより1層目4a1の上に徐々に誘導されて通常の
2層目4a2の巻回状態になり、2次コイル4aの2層目
4a2の端部の仕上がり精度を向上させることができる。
2次コイル4aの巻始め口出し部及び巻終り口出し部は
口出し線導出部16を通す。1層目の2次コイル4aの
外周には、クラフト紙を手作業で巻回して2次コイル内
絶縁層6を形成し、この2次コイル内絶縁層の外周に、
平角導体よりなる2層目の2次コイル4bを巻回する。
【0021】また、樹脂製1次コイルボビン15の巻胴
部15aの傾斜面15at上には、丸導体よりなる1次
コイル10が60度巻線方式で巻回されている。この際
に、図3に示すように、傾斜面15atに巻線導体10
aが常に乗り上げ方向に動くように引っ張り力を与えつ
つ60度巻線方式の巻線作業を行なう。このようにして60
度巻線方式の巻線作業を行なうと、巻線導体のずれ又は
段落ち等の防止が図れ、60度巻線方式の巻線作業を向上
させることができる。最後の1次コイル10の巻回が終
了したら、この1次コイル10の外周にクラフト紙また
はプレスボード等を巻回して最外周絶縁層(図示せず)
を形成する。
【0022】かかる状態で、樹脂製2次コイルボビン1
4の外周に樹脂製1次コイルボビン15を嵌め、樹脂製
1次コイルボビン15の各ボビン連結部材19を樹脂製
2次コイルボビン14の各下コイル台17に設けられて
いるボビン連結凹部18に嵌めて、樹脂製2次コイルボ
ビン14と樹脂製1次コイルボビン15とを連結する。
【0023】このように樹脂製2次コイルボビン14の
外周に樹脂製1次コイルボビン15を嵌めると、樹脂製
1次コイルボビン15の内周のリブ20により、2次コ
イル4bと1次コイル10との間に油道が形成される。
【0024】このように2次コイル巻回支持手段として
樹脂製2次コイルボビン14を用い、1次コイル巻回支
持手段として樹脂製1次コイルボビン15を用い、樹脂
製2次コイルボビン14の下端に下コイル台17を樹脂
により一体成形すると、部品点数が少なくなり、材料費
及び製作工数の低減を図ることができる。
【0025】特に、樹脂製1次コイルボビン15の巻胴
部15aに、その一端から他端に向けて外径が徐々に大
きくなる傾斜面15atを設け、この傾斜面15atに
1次コイル10をその巻線導体10aが常に乗り上げ方
向に動くように引っ張り力を与えつつ60度巻線方式の巻
線作業を行なうことにより、巻線導体10aのずれ又は
段落ち等の防止が図れ、巻線作業を向上させることがで
きる。この場合には、一端から他端に向けて外径が徐々
に大きくなる傾斜面15atを持つ巻胴部15aを形成
するだけでよいので、コスト高を回避して60度巻線方式
の1次コイルを構成することができる。
【0026】上記例の静止誘導電気機器においては、樹
脂製1次コイルボビン15の巻胴部15aにおける傾斜
面15atの表面に、ランダムに凹凸を付けて粗面加工
が施すことが好ましい。この粗面加工は、樹脂製1次コ
イルボビン15の場合には、成形時に一緒に成形加工し
てもよく、或いは後工程で切削加工等で設けてもよい。
後工程での粗面加工でも、ランダムな加工なので低コス
トで実施することができる。
【0027】このように巻胴部15aの傾斜面15at
には粗面加工が施されていると、巻線導体10aが滑り
難くなり、より一層巻線導体10aのずれ又は段落ち等
の防止を図ることができる。
【0028】なお、1次コイル巻回支持手段と2次コイ
ル巻回支持手段は、樹脂製ボビンに限らず、絶縁紙によ
り構成してもよい。1次コイル巻回支持手段の巻胴部の
傾斜面は、絶縁紙の厚みと長さの組み合わせで傾斜構造
にすることができる。
【0029】また、1次コイルボビン15と2次コイル
ボビン14は木製により形成することもできる。
【0030】
【発明の効果】本発明に係る静止誘導電気機器において
は、1次コイル巻回支持手段の巻胴部にその一端から他
端に向けて外径が徐々に大きくなる傾斜面を設けたの
で、この傾斜面に巻線導体が常に乗り上げ方向に動くよ
うに引っ張り力を与えつつ60度巻線方式の巻線作業を行
なうことにより、巻線導体のずれ又は段落ち等の防止が
図れ、60度巻線方式の巻線作業を向上させることができ
る。この場合には、一端から他端に向けて外径が徐々に
大きくなる傾斜面を持つ巻胴部を形成するだけでよいの
で、コスト高を回避して60度巻線方式の1次コイルを構
成することができる。
【0031】また、本発明に係る静止誘導電気機器にお
いては、巻胴部の傾斜面には粗面加工を施しているの
で、巻線導体が滑り難くなり、より一層巻線導体のずれ
又は段落ち等の防止を図ることができる。
【0032】さらに、本発明に係る静止誘導電気機器に
おいては、1次コイル巻回支持手段が樹脂の成形品で構
成されているので、低コストで所要の巻胴部をもつ1次
コイル巻回支持手段を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)(B)は本発明を変圧器に適用した静止
誘導電気機器における実施の形態の1例を示した平面図
及び縦断面図である。
【図2】本例で用いる樹脂製1次コイルボビンと樹脂製
2次コイルボビンとの斜視図である。
【図3】本例の静止誘導電気機器の半部側の縦断面であ
る。
【図4】(A)(B)は樹脂製2次コイルボビンとこの
ボビンに巻かれた2次コイルの1層目から2層目への巻
回部分の展開図である。
【図5】従来の静止誘導電気機器の半部側の縦断面であ
る。
【符号の説明】
1 プレスボード 2 クラフト紙 3 巻胴部 4a,4b 2次コイル 4a1 1層目 4a2 2層目 5a,5b 2次コイル端部支持絶縁台 6 2次コイル内絶縁層 7 2次コイル巻回支持手段 8 高圧・低圧間絶縁層 9 巻胴部 9a プリプレグテープ層 10 1次コイル 11 1次コイル端部支持絶縁台 12 1次コイル巻回支持手段 13 最外周絶縁層 14 樹脂製2次コイルボビン 14a 巻胴部 14b,14c 鍔部 14d 乗り上げ台 14e,14f テーパー部 15 樹脂製1次コイルボビン 15a 巻胴部 15at 傾斜面 15b,15c 鍔部 16 口出し線導出部 17 下コイル台 18 ボビン連結凹部 19 ボビン連結部材 20 リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松原 宏 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)発明者 酒井 浩次 大阪府大阪市淀川区田川2丁目1番11号 株式会社ダイヘン内 (72)発明者 高井 博史 大阪府大阪市淀川区田川2丁目1番11号 株式会社ダイヘン内 (72)発明者 大島 寛 大阪府大阪市淀川区田川2丁目1番11号 株式会社ダイヘン内 Fターム(参考) 5E044 BA02 BA06 BB02 BC03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄心の外周に2次コイル巻回支持手段を
    介して2次コイルが巻装され、前記2次コイルの外周に
    1次コイル巻回支持手段を介して1次コイルが60度巻線
    方式で巻装されている静止誘導電気機器において、 前記1次コイル巻回支持手段の巻胴部はその一端から他
    端に向けて外径が徐々に大きくなる傾斜面となっている
    ことを特徴とする静止誘導電気機器。
  2. 【請求項2】 前記1次コイル巻回支持手段の前記巻胴
    部の一端から他端に向けて外径が徐々に大きくなる傾斜
    面には粗面加工が施されていることを特徴とする請求項
    1に記載の静止誘導電気機器。
  3. 【請求項3】 前記1次コイル巻回支持手段が樹脂の成
    形品で構成されていることを特徴とする請求項1または
    2に記載の静止誘導電気機器。
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