JP2002090515A - 面光源反射部材用白色フィルム - Google Patents
面光源反射部材用白色フィルムInfo
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Abstract
なく高画質の画像を長期にわたって維持できる面光源反
射用部材を提供する。 【解決手段】 内部に気泡を含有する白色フィルムの少
なくとも片面に光安定剤を含有する塗布層が設けられて
なる面光源反射部材用白色フィルムである。
Description
に使用される白色フィルムの改良に関し、さらに詳しく
は液晶画面用のエッジライトおよび直下型ライトの面光
源の反射板、およびリフレクターに用いられる部材であ
って、長期間使用しても輝度の低下が少ない白色フィル
ムに関するものである。
(冷陰極線管)からの光を導光板のエッジから入光させ
る、いわゆるエッジライト方式が広く使用されている
(特開昭63−62104号公報)。この照明方法にお
いて、光をより効率的に活用するため、冷陰極線管の周
囲にリフレクターが設けられ、更に、導光板から拡散さ
れた光を液晶画面側に効率的に反射させるために導光板
の下には反射板が設けられている。これにより冷陰極線
管からの光のロスを少なくし、液晶画面を明るくする機
能が付与されている。また近年、液晶テレビのような大
画面用では、エッジライト方式では画面の高輝度化が望
めないことから直下型ライト方式が採用されてきてい
る。この方式は、液晶画面の下部に冷陰極線管を並列に
設けるもので、反射板の上に平行に冷陰極線管が並べら
れる。反射板は平面状であったり、冷陰極線管の部分を
半円凹状に成形したものなどが用いられる。
るリフレクターや反射板の類(以下、面光源反射部材と
総称する)には、高い反射機能が要求され、従来、白色
染料、白色顔料を添加したフィルムや内部に微細な気泡
を含有させたフィルムが単独で、もしくはこれらのフィ
ルムと金属板、プラスチック板などとを張り合わせたも
のが使用されてきた。特に内部に微細な気泡を含有させ
たフィルムを使用した場合には、輝度の向上効果や均一
性に優れることから広く使用されている。このような内
部に微細な気泡を含有したフィルムは特開平6−322
153号公報、特開平7−118433号公報などに開
示されている。
した用途の拡大はめざましく、従来のノートパソコンの
他に、据え置き型のパソコン、液晶テレビ、携帯電話の
ディスプレイ、各種ゲーム機などで広く採用されてきて
いる。このような用途拡大に応じて画面の高輝度化、高
精細化が望まれており、照明光源でも高出力化や光源ラ
ンプ数の増加などの改良が図られてきている。更に液晶
テレビのような大画面で、長時間使用などの要求に応え
るためには、より高い輝度と耐久性が求められる。特に
直下型の光源を使用する場合においては光源から発光さ
れる光が直接当たることになり、より高度な反射板の耐
久性が求められる。しかしながら従来のフィルムを使用
したリクレクターや反射板では、長時間使用するとフィ
ルムの劣化に伴う黄変が発生し、反射特性を低下させ、
ひいては画面の輝度を低下させるという問題が生じる。
用においても輝度の経時的低下が少なく高画質の画像を
長期にわたって維持できる面光源反射部材、及び面光源
反射部材用白色フィルムを提供することを目的とするも
のである。
成するために、内部に気泡を含有する白色フィルムの少
なくとも片面に光安定剤を含有する塗布層が設けられた
面光源反射部材用白色フィルムとするものである。
熱可塑性プラスチックフィルムに有機、無機の染料、微
粒子などを添加したもの;フィルムを構成する樹脂成分
に該樹脂成分とは非相溶性の樹脂、および/または有機
もしくは無機の粒子を混合して溶融押出しした後、少な
くとも1方向に延伸し、内部に微細な気泡を形成させた
もの;発泡性粒子を添加し、溶融押出することによって
発泡させたもの;炭酸ガスなどの気体を注入して押出発
泡させたものなど、見かけ上白色性を有するフィルムで
あれば特に限定するものではない。特に本発明の用途に
おいては、より反射率が向上し、輝度が向上するものと
して、フィルムを構成する樹脂成分に、該樹脂成分とは
非相溶性の樹脂、および/または有機もしくは無機の粒
子を混合して溶融押出しした後、少なくとも1方向に延
伸し、内部に微細な気泡を形成させたものが好ましい。
更に内部に微細な気泡を形成させたフィルムの少なくと
も片面に、有機もしくは無機の微粒子を添加した熱可塑
性樹脂を共押出などの方法によって積層させ、さらに延
伸し、表層部に内層部よりも微細な気泡を形成させた複
合フィルムが特に好ましい。
は、溶融押出しによってフィルムを形成し得るものであ
れば特に限定しないが、好ましい例として、ポリエステ
ル、ポリオレフィン、ポリアミド、ポリウレタン、ポリ
フェニレンスルフィドなどを挙げることができる。特に
本発明においては、寸法安定性や機械的特性が良好で、
可視光線域における吸収がほとんどないなどの点からポ
リエステルが好ましい。
レンテレフタレート(以下、PETと略称する)、ポリ
エチレン−2,6−ナフタレンジカルボキシレート(以
下、PENと略称する)、ポリプロピレンテレフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレート、ポリ−1,4−シク
ロヘキシレンジメチレンテレフタレートなどを挙げるこ
とができる。もちろん、これらのポリエステルはホモポ
リマーであってもコポリマーであってもよいが、好まし
くはホモポリマーである。コポリマーである場合の共重
合成分としては、芳香族ジカルボン酸、脂肪族ジカルボ
ン酸、脂環族ジカルボン酸、炭素数2〜15のジオール
成分を挙げることができ、これらの例としては、たとえ
ばイソフタル酸、アジピン酸、セバシン酸、フタル酸、
スルホン酸塩基含有イソフタル酸、およびこれらのエス
テル形成性化合物、ジエチレングリコール、トリエチレ
ングリコール、ネオペンチルグリコール、分子量400
〜2万のポリアルキレングリコールなどを挙げることが
できる。
を阻害しない範囲内で各種添加物、たとえば耐熱安定
剤、耐酸化安定剤、有機の滑剤、有機、無機の微粒子、
耐光剤、帯電防止剤、核剤、カップリンブ剤などが添加
されてもよい。
テルを白色フィルム基材とした場合について詳述する。
基材としてポリエステルを用い、これを白色化するに
は、各種の白色染料、白色顔料を添加する方法、上記し
た内部に微細な気泡を含有させる方法などがあるが、本
発明の効果をより顕著に発現させるには、内部に微細な
気泡を含有させる方法が好ましい。このような微細な気
泡を含有させる方法としては、(1)発泡剤を含有せし
め押出時や製膜時の熱によって発泡、あるいは化学的分
解により発泡させる方法、(2)押出時または押出後に
炭酸ガスなどの気体または気化可能な物質を添加し、発
泡させる方法、(3)ポリエステルと非相溶性の熱可塑
性樹脂を添加し、溶融押出後、1軸または2軸に延伸す
る方法、(4)有機もしくは無機の微粒子を添加して溶
融押出後、1軸または2軸に延伸する方法などを挙げる
ことができる。本発明においては、微細な気泡を形成す
ることにより反射界面を増加させることが好ましく、こ
の点から上記(3)もしくは(4)の方法を用いること
が好ましい。
(厚み方向の断面積サイズ)は0.5μm2〜50μm2、
好ましくは1μm2〜30μm2であることが輝度向上の
点で好ましい。また、気泡の断面形状は円状、楕円状の
いずれでもよいが、特にフィルム上面から下面に至るま
での間のすべての面内において少なくとも1個の気泡が
存在している構造が好ましい。すなわち反射板として用
いたときには、この反射板としてのフィルムの内部に表
面から光が入るが、この入った光が内部の気泡によって
すべて反射されることが最も好ましい形態である。実際
にはフィルム内部を通過する光もあり、この部分は光損
失となるので、これを低減させるために光が入る側(光
源側)とは反対面のフィルム面側にアルミニウム、銀な
どの金属蒸着を施すことが好ましい。
ルムの光損失を減少する意味で該気泡含有ポリエステル
フィルムの表面に、有機もしくは無機の微粒子による微
細気泡を含有させた層を設けることが好ましい。この表
面層は、ポリエステル樹脂に有機もしくは無機の微粒子
を含有させた樹脂組成物を、前記内部気泡含有フィルム
の製造時に共押出しにより複合化させた後、少なくとも
1方向に延伸することによって形成されるものである。
また、この複合フィルムにおいて、表層部(表面層)中
の気泡は、内層部中の気泡よりも小さい方が輝度向上の
点で好ましい。その比率(表層部の気泡の大きさ/内層
部の気泡の大きさ)は特に限定されないが、好ましくは
0.05〜0.8、より好ましくは0.07〜0.7、
最も好ましくは0.1〜0.6である。気泡の大きさ
は、添加する粒子のサイズによってコントロールするこ
とができる。
成分、即ち、ポリエステル樹脂と非相溶性の樹脂、およ
び内層部、表層部に添加される有機もしくは無機の微粒
子について述べる。ポリエステル樹脂と非相溶性の樹脂
(以降、非相溶性樹脂と略称する)とは、ポリエステル
以外の熱可塑性樹脂であって、かつポリエステル中に粒
子状に分散し得るものである。一例を挙げれば、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリメチルペン
テンなどのポリオレフィン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポ
リアクリレート樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアク
リロニトリル樹脂、ポリフェニレンスルフィド樹脂、フ
ッ素樹脂などが好ましい。これらは単独重合体であって
も共重合体であってもよく、2種以上を併用してもよ
い。特にポリエステルとの臨界表面張力差が大きく、延
伸後の熱処理によって変形しにくい樹脂が好ましく、ポ
リオレフィン系樹脂、中でもポリメチルペンテンが特に
好ましい。白色フィルム中における非相溶性樹脂の含有
量は特に限定されず、製膜時の破れ、非相溶性樹脂を核
とした気泡形成による輝度を考慮して選定すればよく、
通常は3〜35重量%が好ましく、より好ましくは4〜
30重量%、さらには5〜25重量%の範囲内であるこ
とが最も好ましい。3重量%未満では輝度向上効果が小
さく、35重量%を越える場合には製膜時にフィルム破
れが発生しやすい。
機微粒子としては、それ自体を核として気泡を形成し得
るものが好ましく、たとえば炭酸カルシウム、炭酸マグ
ネシウム、炭酸亜鉛、酸化チタン(アナターゼ型、ルチ
ル型)、酸化亜鉛、硫酸バリウム、硫化亜鉛、塩基性炭
酸鉛、雲母チタン、酸化アンチモン、酸化マグネシウ
ム、リン酸カルシウム、シリカ、アルミナ、マイカ、タ
ルク、カオリンなどを用いることができる。これらの中
で400〜700nmの可視光域において吸収の少ない
炭酸カルシウム、硫酸バリウムを用いることが特に好ま
しい。可視光域で吸収があると輝度が低下する問題が発
生する。有機微粒子の場合には、溶融押出によって溶融
しないものが好ましく、架橋スチレン、架橋アクリルな
どからなる架橋微粒子が特に好ましい。また、有機微粒
子は中空状のものを用いることもできる。
てもよい。上記微粒子の粒子径は特に限定しないが、通
常0.05〜15μm、好ましくは0.1〜10μm、
更に好ましくは0.3〜5μmであることが望ましい。
0.05μm未満では気泡形成性が不十分であり、逆に
15μmを越える場合には表面が必要以上に粗面化され
てしまうため好ましくない。表層部に微粒子を含有さ
せ、内層部に非相溶樹脂を含有させる場合には、その微
粒子を核とした気泡径は内層部に形成される気泡径より
も小さい方が輝度向上の点で好ましい。さらに、上記微
粒子の白色フィルム中の含有量は1〜30重量%が好ま
しく、より好ましくは2〜25重量%、さらには3〜2
0重量%が最も好ましい。含有量が1重量%未満では輝
度向上効果が小さく、逆に30重量%を越える場合には
製膜時にフィルム破れが発生しやすい。
気泡含有率の目安となる比重は0.1以上1.3以下で
あることが好ましい。比重が0.1未満の場合にはフィ
ルムとしての機械的強度が不十分であったり、折れやす
く取り扱い性に劣るなどの問題が生じる場合がある。一
方、1.3を越える場合には気泡の含有率が低すぎて反
射率が低下し、輝度が不十分になる傾向にある。また、
フィルムを構成する熱可塑性樹脂としてポリエステルを
使用した場合には、比重の下限は0.4が好適である。
比重が0.4未満の場合には泡の含有率が高すぎて製膜
時の破れが頻発しやすくなるなどの問題が生じる場合が
ある。
射のために面光源に組込まれる板状材であって、具体的
には、液晶画面用のエッジライトの反射板、直下型ライ
トの面光源の反射板、および冷陰極線管の周囲のリフレ
クター、等を意味するものであり、この面光源反射部材
に用いる場合、画面の色調の点で反射板は白色度が高い
方が好ましく、また、黄味より青みがかった色目の方が
好ましい。この点を考慮して白色フィルム中に蛍光増白
剤を添加することが好ましい。蛍光増白剤としては市販
のものを適宜使用すればよく、たとえば、“ユビテッ
ク”(チバガイギ−社製)、OB−1(イーストマン社
製)、TBO(住友精化社製)、“ケイコール”(日本
曹達社製)、“カヤライト”(日本化薬社製)、“リュ
ーコプア”EGM(クライアントジャパン社製)などを
用いることができる。蛍光増白剤の白色フィルム中の含
有量は、0.005〜1重量%が好ましく、より好まし
くは0.007〜0.7重量%、さらには0.01〜
0.5重量%の範囲内であることが最も好ましい。0.
005重量%未満では、その効果が小さく、1重量%を
越える場合には、逆に黄味を帯びてくるので好ましくな
い。白色フィルムが複合フィルムの場合には、蛍光増白
剤は表層部に添加することが、より有効である。
ムの少なくとも片面に光安定剤を含有する塗布層を設け
ることが必要である。光安定剤としては、ヒンダードア
ミン系、サリチル酸系、ベンゾフェノン系、ベンゾトリ
アゾール系、シアノアクリレート系、トリアジン系、ベ
ンゾエート系、蓚酸アニリド系などの有機系の光安定
剤、あるいはゾルゲルなどの無機系の光安定剤を用いる
ことができる。好適に用いられる光安定剤の具体例を以
下に示すが、もちろんこれらに限定されるものではな
い。
6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケート、
コハク酸ジメチル・1−(2−ヒドロキシエチル)−4
−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジ
ン重縮合物、サリチル酸系: p−t−ブチルフェニル
サリシレート、p−オクチルフェニルサリシレート、ベ
ンゾフェノン系:2,4−ジヒドロキシベンゾフェノ
ン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2
−ヒドロキシ−4−メトキシ−5−スルホベンゾフェノ
ン、2,2’−4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェ
ノン、2,2’−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフ
ェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキ
シベンゾフェノン、ビス(2−メトキシ−4−ヒドロキ
シ−5−ベンゾイルフェニル)メタン、
ドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾー
ル、2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−ブチルフェニ
ル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−
3’,5’−ジ−t−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾ
ール、2−(2’−ヒドロキシ−3’−t−ブチル−
5’−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾー
ル、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ・t−ブ
チルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−
(2’−ヒドロキシ−5’−t−オクチルフェノール)
ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,
5’−ジ・t−アミルフェニル)ベンゾトリアゾール、
2,2’−メチレンビス[4−(1,1,3,3−テト
ラメチルブチル)−6−(2H−ベンゾトリアゾール−
2−イル)フェノール]、2(2’ヒドロキシ−5’−
メタアクリロキシフェニル)−2H−ベンゾトリアゾー
ル、2−[2’−ヒドロキシ−3’−(3″,4″,
5″,6″−テトラヒドロフタルイミドメチル)−5’
−メチルフェニル]ベンゾトリアゾール、2−(2’−
ヒドロキシ−5−アクリロイルオキシエチルフェニル)
−2H−ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ
−5’−メタクリロキシエチルフェニル)−2H−ベン
ゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’−t−
ブチル−5’−アクリロイルエチルフェニル)−5−ク
ロロ−2H−ベンゾトリアゾールシアノアクリレート
系: エチル−2−シアノ−3,3’−ジフェニルアク
リレート、
ニル)サルファイド、[2,2’−チオビス(4−tー
オクチルフェノラート)]−n−ブチルアミンニッケ
ル、ニッケルコンプレックス−3,5−ジ・t−ブチル
−4−ヒドロキシベンジル・リン酸モノエチレート、ニ
ッケル・ジブチルジチオカーバメート、2,4−ジ−t
−ブチルフェニル−3’,5’−ジ・t−ブチル−4’
−ヒドロキシベンゾエート、2,4−ジ・t−ブチルフ
ェニル−3’,5’−ジ・t−ブチル−4’−ハイドロ
キシベンゾエート、2−エトキシ−2’−エチルオキザ
ックアシッドビスアニリド、2−(4,6−ジフェニル
−1,3,5−トリアジン−2−イル)−5−[(ヘキ
シル)オキシ]−フェノール、本発明においては、上記
具体例のうち、少なくとも、ヒンダードアミン系、ベン
ゾフェノン系、ベンゾトリアゾール系光安定剤のいずれ
かを用いることが好ましく、さらには、これらを併用し
て用いることが、より好ましい。
布層の形成をより容易にするために、光安定剤に適宜他
の樹脂成分を混合させて用いることが好ましい。すなわ
ち、樹脂成分および光安定剤を、それぞれを溶解し得る
有機溶媒、水、2種以上の有機溶媒に溶解させてなる混
合液の状態にし、あるいは有機溶媒/水混合液に樹脂成
分と光安定剤を溶解もしくは分散させてなる液体の状態
にし、これを塗液として用いることが好ましい。もちろ
ん、樹脂成分と光安定剤を予め別々に有機溶媒、水、有
機溶媒混合液、あるいは有機溶媒/水混合液に溶解また
は分散させたものを任意に混合して使用してもよい。ま
た、予め光安定剤成分と樹脂成分との共重合体を、その
まま塗布材料として用いることも好ましい。この場合、
もちろん、該共重合体を有機溶媒、水、2種以上の有機
溶媒の混合液、あるいは有機溶媒/水混合液に溶解せし
めたものを用いてもよい。
されないが、その一例を挙げれば、ポリエステル樹脂、
ポリウレタン樹脂、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、ポ
リアミド樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹
脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹脂、ポ
リスチレン樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、フッ素系樹脂な
どがある。これらの樹脂は単独で用いても、あるいは2
種以上の共重合体にして、もしくは混合物にして用いて
もよい。上記の樹脂製分のうち、アクリル樹脂もしくは
メタクリル樹脂を選択して用いることが好ましい。
るアクリル系樹脂もしくはメタクリル系樹脂を塗布層に
使用することが好ましい。共重合する場合には、光安定
剤モノマー成分に対してアクリルモノマー成分あるいは
メタクリルモノマー成分とを共重合させることが好まし
い。
ンゾトリアゾール系反応性モノマー、ヒンダードアミン
系反応性モノマー、ベンゾフェノン系反応性モノマーな
どが好ましく使用できる。ベンゾトリアゾール系反応性
モノマーとしては、基体骨格にベンゾトリアゾールを有
し、かつ不飽和結合を有するモノマーであればよく、特
に限定されないが、例えば2−(2’−ヒドロキシ−5
−アクリロイルオキシエチルフェニル)−2H−ベンゾ
トリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メタク
リロキシエチルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾー
ル、2−(2’−ヒドロキシ−3’−t−ブチル−5’
−アクリロイルエチルフェニル)−5−クロロ−2H−
ベンゾトリアゾールなどを挙げることができる。同様
に、ヒンダードアミン系反応性モノマー、ベンゾフェノ
ン系反応性モノマーとしては、基体骨格に各々ヒンダー
ドアミン、ベンゾフェノンを有し、かつ不飽和結合を有
するモノマーであればよい。
は、例えば、ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4
−ピペリジル−5−アクリロイルオキシエチルフェニ
ル)セバケート、コハク酸ジメチル・1−(2−ヒドロ
キシエチル)−4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テト
ラメチル−5−アクリロイルオキシエチルフェニルピペ
リジン重縮合物、ビス(2,2,6,6−テトラメチル
−4−ピペリジル−5−メタクリロキシエチルフェニ
ル)セバケート、コハク酸ジメチル・1−(2−ヒドロ
キシエチル)−4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テト
ラメチル−5−メタクリロキシエチルフェニルピペリジ
ン重縮合物、ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4
−ピペリジル−5−アクリロイルエチルフェニル)セバ
ケート、コハク酸ジメチル・1−(2−ヒドロキシエチ
ル)−4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル
−5−アクリロイルエチルフェニルピペリジン重縮合物
などを挙げることができる。
しては、例えば、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−5−
アクリロイルオキシエチルフェニルベンゾフェノン、
2,2’−4,4’−テトラヒドロキシ−5−アクリロ
イルオキシエチルフェニルベンゾフェノン、2,2’−
ジヒドロキシ−4−メトキシ−5−アクリロイルオキシ
エチルフェニルベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキ
シ−4,4’−ジメトキシ−5−アクリロイルオキシエ
チルフェニルベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メ
トキシ−5−メタクリロキシエチルフェニルベンゾフェ
ノン、2,2’−4,4’−テトラヒドロキシ−5−メ
タクリロキシエチルフェニルベンゾフェノン、2,2’
−ジヒドロキシ−4−メトキシ−5−アクリロイルエチ
ルフェニルベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−
4,4’−ジメトキシ−5−アクリロイルエチルフェニ
ルベンゾフェノンなどを挙げることができる。
れるアクリルモノマー成分あるいはメタクリルモノマー
成分、またはそのオリゴマー成分としては、アルキルア
クリレート、アルキルメタクリレート(アルキル基とし
てはメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピ
ル基、n−ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、2
−エチルヘキシル基、ラウリル基、ステアリル基、シク
ロヘキシル基など)、および架橋性官能基を有するモノ
マー、例えばカルボキシル基、メチロール基、酸無水物
基、スルホン酸基、アミド基、メチロール化されたアミ
ド基、アミノ基、アルキロール化されたアミノ基、水酸
基、エポキシ基などを有するモノマーを例示することが
できる。更にはアクリロニトリル、メタクリロニトリ
ル、スチレン、ブチルビニルエーテル、マレイン酸、イ
タコン酸およびそのジアルキルエステル、メチルビニル
ケトン、塩化ビニル、塩化ビニリデン、酢酸ビニル、ビ
ニルピリジン、ビニルピロリドン、ビニル基を有するア
ルコキシシラン、不飽和ポリエステルなどとの共重合体
としてもよい。
するモノマー類との共重合比率は特に限定するものでは
なく、それぞれの1種または2種以上を任意の割合で共
重合することができるが、好ましくは光安定剤モノマー
成分の比率が10重量%以上、より好ましくは20重量
%以上、更には35重量%以上であることが最も好まし
い。もちろん、光安定剤モノマー成分の単独重合体であ
ってもよい。これらの重合体の分子量は特に限定されな
いが、通常5,000以上、好ましくは10,000以
上、更には20,000以上であることが、塗布層の強
靱性の点で好ましい。これらの重合体は有機溶媒、水あ
るいは有機溶媒/水混合液に溶解もしくは分散した状態
で使用される。これら以外にも市販のハイブリッド系光
安定ポリマーを使用することもできる。また、アクリル
モノマーと紫外線吸収剤の共重合物を有効成分として含
む“ユーダブル”(日本触媒(株)製)などを使用する
ことができる。
限定しないが、0.5〜15μmが好ましく、より好ま
しくは1〜10μm、更には2〜7μmであることが最
も好ましい。厚みが0.5μm未満の場合には塗布層の
耐久性が不足し、逆に15μmを越える場合には輝度が
低下する場合がある。
の白色フィルム上に直接設けてもよいが、接着性が不足
する場合には、基材フィルムの表面をコロナ放電処理し
たり下引き処理した上で塗布層を設けることが好まし
い。下引き処理は、白色フィルム製造工程内で設ける方
法(インラインコーティング法)でもよく、また、白色
フィルムを製造後、別途塗布して設ける方法(オフライ
ンコーティング法)でもよい。下引き処理に適用する材
料は特に限定するものではなく、適宜選択すればよい
が、好適なものとしては共重合ポリエステル樹脂、ポリ
ウレタン樹脂、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、および
各種カップリング剤などが適用できる。
液は任意の方法で塗布することができる。例えばグラビ
アコート、ロールコート、スピンコート、リバースコー
ト、バーコート、スクリーンコート、ブレードコート、
エアーナイフコート、ディッピングなどの方法を用いる
ことができる。また、塗布後に塗布層を硬化する場合、
その硬化方法は、公知の方法をとりうる。例えば熱硬化
する方法、あるいは紫外線、電子線、放射線などの活性
線を用いて硬化する方法、さらにはこれらの組み合わせ
による方法などが適用できる。このとき、架橋剤などの
硬化剤を併用することが好ましい。また、塗布層の形成
のための塗液は、基材の白色フィルム製造時に塗布(イ
ンラインコーティング)してもよいし、結晶配向完了後
の白色フィルム上に塗布(オフラインコーティング)し
てもよい。
する塗布層を設けた面から測定した400〜700nm
の波長における平均反射率が85%以上であることが好
ましく、より好ましくは87%以上、特に好ましくは9
0%以上であることが望ましい。平均反射率が85%未
満の場合には、適用する液晶ディスプレイによっては輝
度が不足する場合がある。
を含有する塗布層を設けた面から測定した光沢度が60
%以下であることが好ましく、より好ましくは50%以
下、さらには40%以下であることが最も好ましい。光
沢度が60%より大きい場合には、液晶ディスプレイに
適用した際に、観る角度によって輝度が低下したりする
ことがある。
に、本発明の効果を阻害しない範囲内で各種の添加剤を
添加することができる。添加剤としては、例えば、有機
および/または無機の微粒子、蛍光増白剤、架橋剤、耐
熱安定剤、耐酸化安定剤、有機の滑剤、帯電防止剤、核
剤、カップリング剤などを用いることができる。
の微粒子を添加することは、塗布層を設けた面の光沢度
を上記の範囲内とすることが容易となる点で好ましいも
のである。このような無機微粒子としては、シリカ、ア
ルミナ、酸化チタン(アナターゼ型、ルチル型)、酸化
亜鉛、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、ゼオライト、カ
オリン、タルクなどを用いることができ、有機微粒子と
しては、架橋スチレン、架橋アクリルからなる架橋微粒
子などを用いることができる。有機および/または無機
の微粒子の粒子径は0.05〜15μmが好ましく、
0.1〜10μmであることがより好ましい。0.05
μm未満では光沢度低減の効果が不十分であり、逆に1
5μmを越える場合には表面が必要以上に粗面化されて
しまったり、粒子の脱落が起こりやすくなるため好まし
くない。また、その含有量は、0.5〜50重量%が好
ましく、より好ましくは1〜40重量%、さらには2〜
30重量%が最も好ましい。含有量が0.5重量%未満
の場合、光沢度低減の効果が小さく、逆に50重量%よ
り多い場合には塗布が困難になりやすい他、表面が必要
以上に粗面化されてしまったり、粒子の脱落が起こりや
すくなるため好ましくない。
とは、白色度や色目が向上し、より好ましいものであ
る。蛍光増白剤としては、前述した、白色フィルムに添
加するものと同様のものを用いることができる。また、
塗布層中の蛍光増白剤の含有量は、0.01〜2重量%
が好ましく、より好ましくは0.03〜1.5重量%、
さらには0.05〜1重量%の範囲内であることが最も
好ましい。0.01重量%未満では、その効果が小さ
く、2重量%を越える場合には、逆に黄味を帯びてきた
り、あるいは耐久性が低下しやすくなるため好ましくな
い。
〜500μmが好ましく、20〜300μmがより好ま
しい。厚みが10μm未満の場合、反射率あるいは白色
度、色目が低レベルである他、取り扱い性が低下する傾
向にある。一方、500μmより厚い場合、面光源反射
部材として液晶ディスプレイなどに用いた場合、重量が
重くなりやすく、さらには高コストとなり易い。また、
白色フィルムが複合フィルムである場合、その表層部/
内層部の比率は1/30〜1/3が好ましく、1/20
〜1/4がより好ましい。表層部/内層部/表層部の3
層複合フィルムの場合、該比率は両表層部の合計/内層
部で表される。
ムの製造方法について、その一例を説明するが、かかる
例に限定されるものではない。
において、押出機Aには、乾燥したPETチップ85重
量部とポリメチルペンテン15重量部と、分子量約40
00のポリエチレングリコール1重量部とを混合した材
料を供給する。押出機Bには、PET90重量部と、平
均粒子系約1μmの炭酸カルシウム10重量部と、蛍光
増白剤0.03重量部とを混合した材料を供給する。も
ちろん押出機A,Bに供給する原料の各成分は事前にペ
レタイズなどの方法で混合しておいてもよい。押出機
A、Bを280〜300℃に加熱し、溶融押出しする。
この時に押出機Aの原料が内層、押出機Bの原料が両表
面に積層されるように複合化した状態で溶融押出する。
押し出されたシートを表面温度10〜60℃の冷却ドラ
ム上で固化させる。この時、均一なシートを得るために
静電気を印加してドラムに密着させることが好ましい。
冷却固化されたシートを70〜120℃に加熱されたロ
ール群に導き、長手方向に約2〜5倍延伸し、20〜4
0℃のロール群で冷却する。更に連続的にフィルムの端
部をクリップで把持しつつテンター内に導き、90〜1
20℃に予熱した後、幅方向に3〜6倍延伸する。引き
続き連続的に180〜230℃に加熱されたゾーンに導
き、約3〜20秒間熱処理を行いその後40℃以下に冷
却して白色フィルムを得る。得られた白色フィルムの一
方の面に紫外線吸収能を有する化合物、光安定剤、樹脂
を所定の比率で混合した塗液を塗布し乾燥する。
射部材用白色フィルムは、初期輝度に優れ、かつ長期使
用においても劣化が少なく、液晶画面の輝度を維持する
ことができる。
((株)日立製作所製)を用い、3000〜20万倍で
観察し、その断面写真の視野内の気泡部分をマーキング
してハイビジョン画像解析処理装置PIAS−IV
((株)ピアス製)を用い、画像処理を行い、100個
の気泡について真円に換算したときの平均気泡径を求
め、その平均値を算出した。 (2)比重 フィルムを50mm×60mmの大きさにカットして得
た試料サンプルを、高精度電子比重計SD−120L
(ミラージュ貿易(株)製)を用い、JIS K−71
12のA法(水中置換法)に準じて測定した。なお、測
定条件は温度23℃、相対湿度65%にて行った。 (3)光沢度 デジタル変角光沢度計UGV−5B(スガ試験機(株)
製)を用いて、塗布層を設けた面側よりJIS Z−8
741に準じて測定した。なお、測定条件は入射角=6
0゜、受光角=60゜とした。 (4)平均反射率 分光式色差計SE−2000型(日本電色工業(株)
製)を用い、JIS Z−8722に準じて400〜7
00nmの範囲の分光反射率を10nm間隔で測定し、
その平均値を平均反射率とした。
導光板14に網点印刷15を施したものを用意し、該アクリ
ル製透明導光板の網点印刷面側に、反射板11としてフィ
ルムサンプルをセットし、反対側に拡散板13として半透
明シートを重ねあわせた。この際、塗布層が設けられた
フィルムをセットする場合には、その塗布層の面が、透
明導光板の網点印刷面の側になるように重ね合わせた。
サンプルの場合は次に透明導光板14の一方の端面より冷
陰極線管16として6Wの蛍光管を取り付け、その蛍光管
周囲を図1のようにリフレクター12でカバーした。蛍光
管を点灯し、拡散板13側よりデジタル光度計J16と輝
度測定用プローブJ6503(テクトロニクス社製)を
用いて輝度(cd/m2)を測定した。なお該測定は光
度計に取り付けた輝度測定用プローブの受光子部分を拡
散板13に垂直に押し当てて測定した。輝度は面内を均一
に9分割した9点について3回測定し、その平均値で表
した。 (6)耐久性試験後の平均反射率、輝度 紫外線劣化促進試験機アイスーパーUVテスターSUV
−W131(岩崎電気(株)製)を用い、下記の条件で
強制紫外線照射試験を行った。 「紫外線照射条件」 照度:100mW/cm2、温度:60℃、相対湿度:
50%RH、照射時間:8時間 照射後のサンプルについて上記(4)、(5)の方法に
準じて平均反射率及び輝度を測定した。
説明するが、特にこれらに限定されるものではない。
複合製膜装置に、下記組成の原料を供給した。 ・押出機A:180℃で4時間真空乾燥したPETチッ
プ90重量部、ポリメチルペンテン10重量部、及び、
分子量4000のポリエチレングリコール1重量部。 ・押出機B:平均粒径1μmの硫酸バリウム15重量%
を含有したPETチップを180℃で4時間真空乾燥し
たもの100重量部、及び、蛍光増白剤(OB−1:イ
ーストマン社製)を1重量%含有したPETマスターチ
ップを180℃4時間真空乾燥したもの3重量部。
℃で溶融押出し、押出機Aの溶融原料が内層に、押出機
Bの溶融原料が両表面層となるように合流させTダイよ
りシート状に押出した。複合フィルムの厚み構成比はB
/A/B(5/90/5)であった。このシートを表面
温度20℃の鏡面冷却ドラム上でキャストして未延伸シ
ートとした。このシートを90℃に加熱されたロール群
で予熱し、95℃で長手方向に3.5倍延伸した。この
1軸延伸シートの片面に空気中でコロナ放電処理を行
い、ポリウレタンエマルジョン液(AP−40:大日本
インキ(株)製)を乾燥後の厚みで0.3μmとなるよ
うに塗布した。その後、シート端部をクリップで把持し
て105℃に加熱されたテンター内に導き、塗布層の水
分を除去した。その後連続的に110℃の雰囲気中で幅
方向に3.5倍延伸した。更に連続的に215℃の雰囲
気中で8秒間の熱処理を行い、総厚み188μmの白色
基材フィルムを得た。
層面に光安定剤を含有する塗布層を設けるために、乾燥
後の厚みが5μmになるように塗液を塗布した。この塗
液としては、溶液(濃度20%)状の“ユーダブル”U
V6010(日本触媒(株)製)を用いた。塗布後の乾
燥は150℃、2分間の条件で熱風乾燥した。かくして
得られた面光源反射部材用白色フィルムは、表1に示す
とおり、耐久テストにおいて黄変しにくく平均反射率、
輝度の低下が小さいものであった。
ルムをそのまま面光源反射部材用白色フィルムとして評
価をした結果、初期輝度には優れるものの耐久性が不十
分であり、著しく黄味が増大し平均反射率、輝度の低下
が著しいものであった。
色基材フィルムを得た。この白色基材フィルムのポリウ
レタン塗布層面に実施例1と同様に光安定剤を含有する
塗布層を乾燥後の厚みが1μm(実施例2)、3μm
(実施例3)、7μm(実施例4)、10μm(実施例
5)となるように塗布した。実施例1に比べて塗布厚み
が薄い場合(実施例2、3)には若干、耐久性が低下
し、塗布厚みが厚い(実施例4、5)と初期の輝度がや
や低下する傾向にあるが、いずれも比較例1に比べ優位
であった。
材フィルムを得た。この白色基材フィルムのポリウレタ
ン塗布層面に、下記組成の塗液を塗布したこと以外は実
施例1と同様にして光安定剤を含有する塗布層を設け
た。かくして得られた面光源反射部材用白色フィルム
は、表1に示すとおり、耐久テストにおいて黄変しにく
く、耐久性試験後の平均反射率、輝度の低下が小さいも
のであった。 (塗布層形成塗液) “ユーダブル”UV714(濃度40%の溶液、日本触
媒(株)製):10.0g “スミジュール”N3200(硬化剤、住友バイエルン
ウレタン(株)製): 0.5g 酢酸エチル/トルエン(重量比=1/1):12.0g
て白色基材フィルムを得た。この白色基材フィルムのポ
リウレタン塗布層面に塗布する塗液として、実施例1で
用いた塗液20.0gに対して、無機微粒子としてシリ
カ粉末(富士シリシア(株)製“サイホロービック”1
00)を、各々0.13g(含有量として固形分比で3
重量%)、0.21g(同、5重量%)、0.3g
(同、7重量%)攪拌しながら添加してなる塗液を用い
たこと以外は、実施例6と同様にして光安定剤を含有す
る塗布層を設けた。かくして得られた面光源反射部材用
白色フィルムは、表1に示すとおり、平均反射率、輝度
に優れ、また、耐久テストにおいても黄変しにくく、耐
久性試験後の平均反射率、輝度の低下が小さいものであ
った。
ナターゼ型酸化チタン10重量%を含有したPETチッ
プを十分に真空乾燥した後、単層製膜装置の押出機に供
給し、290℃でシート状に溶融押出し、20℃の冷却
ドラム上でキャストして未延伸シートを作成した。この
シートを実施例1と同様の方法で長手方向、幅方向に延
伸し、熱処理し、厚み188μmの白色基材フィルムを
製造した。この白色基材フィルム上に実施例1と同様に
光安定剤を含有する塗布層を設けた。得られたフィルム
は、表1に示すとおり、内部にほとんど気泡を含有して
おらず、初期の反射率、輝度が不十分であった。
では、気泡を含有した白色基材フィルム上に光安定剤を
含有する塗布層が設けられているので、光源による経時
的劣化が小さく、液晶ディスプレイの画質、明るさを長
期に渡って維持することができる。
略を示す装置縦断面概略図である。
Claims (12)
- 【請求項1】 内部に気泡を含有する白色フィルムの少
なくとも片面に光安定剤を含有する塗布層が設けられた
ことを特徴とする面光源反射部材用白色フィルム。 - 【請求項2】 塗布層が、光安定剤成分が共重合されて
なるアクリル系樹脂もしくはメタクリル系樹脂から構成
されることを特徴とする請求項1に記載の面光源反射部
材用白色フィルム。 - 【請求項3】 光安定剤が、少なくとも、ヒンダードア
ミン系、ベンゾトリアゾール系、ベンゾフェノン系光安
定剤のいずれかであることを特徴とする請求項1または
2に記載の面光源反射部材用白色フィルム。 - 【請求項4】 塗布層を設けた面から測定した400〜
700nmの波長における平均反射率が85%以上であ
ることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の面
光源反射部材用白色フィルム。 - 【請求項5】 塗布層を設けた面から測定した光沢度が
60%以下であることを特徴とする請求項1〜4のいず
れかに記載の面光源反射部材用白色フィルム。 - 【請求項6】 白色フィルムがポリエステルを主たる構
成成分とする樹脂組成物からなることを特徴とする請求
項1〜5のいずれかに記載の面光源反射部材用白色フィ
ルム - 【請求項7】 内部の気泡が、ポリエステル樹脂と、ポ
リエステル樹脂とは非相溶性の樹脂および/または有機
もしくは無機の微粒子との混合物を溶融押出しし、少な
くとも1方向に延伸することによって形成されるもので
あることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の
面光源反射部材用白色フィルム。 - 【請求項8】 白色フィルムが複合フィルムであること
を特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の面光源反
射部材用白色フィルム。 - 【請求項9】 白色フィルムにおける表面層が、無機微
粒子を含有し、かつ無機微粒子を核として形成された気
泡を含有することを特徴とする請求項8に記載の面光源
反射部材用白色フィルム。 - 【請求項10】 白色フィルムが表層部及び内層部とも
に気泡を含有する複合フィルムであって、気泡の断面平
均径が表層部の方が内層部よりも小さいことを特徴とす
る請求項8または9に記載の面光源反射部材用白色フィ
ルム。 - 【請求項11】 塗布層が、さらに有機および/または
無機の微粒子を含有する樹脂組成物からなることを特徴
とする請求項1〜10のいずれかに記載の面光源反射部
材用白色フィルム。 - 【請求項12】 塗布層および/または白色フィルム
が、さらに蛍光増白剤を含有する樹脂組成物からなるこ
とを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の面光
源反射部材用白色フィルム。
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