JP2002087336A - 速度切換機能付き建設機械 - Google Patents
速度切換機能付き建設機械Info
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- crawler
- pressure
- switching
- speed switching
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/38—Control of exclusively fluid gearing
- F16H61/40—Control of exclusively fluid gearing hydrostatic
- F16H61/4078—Fluid exchange between hydrostatic circuits and external sources or consumers
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/02—Travelling-gear, e.g. associated with slewing gears
- E02F9/024—Travelling-gear, e.g. associated with slewing gears with laterally or vertically adjustable wheels or tracks
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
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- E02F9/20—Drives; Control devices
- E02F9/22—Hydraulic or pneumatic drives
- E02F9/2253—Controlling the travelling speed of vehicles, e.g. adjusting travelling speed according to implement loads, control of hydrostatic transmission
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- E02F9/2278—Hydraulic circuits
- E02F9/2296—Systems with a variable displacement pump
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/38—Control of exclusively fluid gearing
- F16H61/40—Control of exclusively fluid gearing hydrostatic
- F16H61/42—Control of exclusively fluid gearing hydrostatic involving adjustment of a pump or motor with adjustable output or capacity
- F16H61/423—Motor capacity control by fluid pressure control means
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Operation Control Of Excavators (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
- Jib Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 クローラフレーム幅の拡縮状態に応じて適切
な走行速度を得ることのできる速度切換機能付き建設機
械を提供する。 【解決手段】 クローラシューを装着するクローラフレ
ームを車幅方向に張り出しまたは引き込む構成の建設機
械において、クローラフレームの引き込み状態を検出す
る圧力センサ36a,36bと、クローラシューを駆動させる
可変容量形の走行モータ24,27と、その走行モータを低
速回転または高速回転に切り換える速度切換機構29a,29
b,30と、上記圧力センサによってクローラフレームの引
き込み状態が検出された際に速度切換機構の切換え先を
低速回転側に固定するコントローラ32とを備えてなるこ
とを特徴とする。
な走行速度を得ることのできる速度切換機能付き建設機
械を提供する。 【解決手段】 クローラシューを装着するクローラフレ
ームを車幅方向に張り出しまたは引き込む構成の建設機
械において、クローラフレームの引き込み状態を検出す
る圧力センサ36a,36bと、クローラシューを駆動させる
可変容量形の走行モータ24,27と、その走行モータを低
速回転または高速回転に切り換える速度切換機構29a,29
b,30と、上記圧力センサによってクローラフレームの引
き込み状態が検出された際に速度切換機構の切換え先を
低速回転側に固定するコントローラ32とを備えてなるこ
とを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行速度を低速か
ら高速に切り換える速度切換機能を有する建設機械に関
するものである。
ら高速に切り換える速度切換機能を有する建設機械に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、速度切換機能を有する建設機械と
して、特開平3−168339号公報に記載のものが知られて
いる。
して、特開平3−168339号公報に記載のものが知られて
いる。
【０００３】この種の建設機械は、図３に示すようにク
ローラを駆動させるための走行モータ５０，５１を１速
から２速に切り換えることができるように構成されてい
る。まず、１速走行を行うとき場合にはスイッチ５２を
offにしておく。走行モータ５０を代表して説明する
と、傾転角調整用シリンダ５３は、油路５４→速度切換
弁５５のイ位置、油路５６を通じてタンクＴに接続され
ている。このとき走行モータ５０は大容量側に傾転され
ているので、走行制御弁５７を操作すると、走行モータ
５０は大トルクを発揮して１速走行を行う。
ローラを駆動させるための走行モータ５０，５１を１速
から２速に切り換えることができるように構成されてい
る。まず、１速走行を行うとき場合にはスイッチ５２を
offにしておく。走行モータ５０を代表して説明する
と、傾転角調整用シリンダ５３は、油路５４→速度切換
弁５５のイ位置、油路５６を通じてタンクＴに接続され
ている。このとき走行モータ５０は大容量側に傾転され
ているので、走行制御弁５７を操作すると、走行モータ
５０は大トルクを発揮して１速走行を行う。
【０００４】次に、２速走行を行う場合にはスイッチ５
２をonする。このとき、電磁弁５８のソレノイド５８ａ
に通電されるため、電磁弁５８はタンク連通位置ハから
パイロットポンプ連通位置ニに切り換わる。それによ
り、パイロットポンプ５９から油路６０→電磁弁５８の
ニ位置→油路６０→油路６１を通じてパイロット圧が速
度切換弁５５の受圧部５５ａに作用する。それにより、
速度切換弁５５はイ位置からロ位置に切り換わる。
２をonする。このとき、電磁弁５８のソレノイド５８ａ
に通電されるため、電磁弁５８はタンク連通位置ハから
パイロットポンプ連通位置ニに切り換わる。それによ
り、パイロットポンプ５９から油路６０→電磁弁５８の
ニ位置→油路６０→油路６１を通じてパイロット圧が速
度切換弁５５の受圧部５５ａに作用する。それにより、
速度切換弁５５はイ位置からロ位置に切り換わる。
【０００５】この状態で、走行制御弁５７を操作する
と、油圧ポンプ６２からの圧油は油路６３→走行制御弁
５７→油路６４または６５を通じて走行モータ５０に供
給されるが、油路６４，６５の回路圧の一部がシャトル
弁６６、速度切換弁５５のロ位置を通じて傾転角調整用
シリンダ５３に作用することによってピストン５３ａが
内蔵ばねに抗して移動し、走行モータ５０は小容量側に
傾転する。その結果、走行モータ５０は高速回転である
２速走行を行うことができるようになる。
と、油圧ポンプ６２からの圧油は油路６３→走行制御弁
５７→油路６４または６５を通じて走行モータ５０に供
給されるが、油路６４，６５の回路圧の一部がシャトル
弁６６、速度切換弁５５のロ位置を通じて傾転角調整用
シリンダ５３に作用することによってピストン５３ａが
内蔵ばねに抗して移動し、走行モータ５０は小容量側に
傾転する。その結果、走行モータ５０は高速回転である
２速走行を行うことができるようになる。
【０００６】なお、６７，６８，６９及び７０は、走行
モータ５１側に設けられた傾転角調整用シリンダ，速度
切換弁，走行制御弁及び油圧ポンプであり、７１は油圧
ポンプの駆動源となるエンジンである。
モータ５１側に設けられた傾転角調整用シリンダ，速度
切換弁，走行制御弁及び油圧ポンプであり、７１は油圧
ポンプの駆動源となるエンジンである。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】一方、建設機械におい
ては、例えば傾斜地における機体の安定性を確保するた
めにスパンナシリンダを伸長させて左右のクローラフレ
ーム幅を車幅方向に張り出すいわゆるスパンナ式ショベ
ルがある。このスパンナ式ショベルに上記した速度切換
機能を搭載すると、クローラフレーム幅を最も縮小させ
た最縮姿勢において、或いはクローラフレーム幅を最も
拡張させた拡張姿勢においてそれぞれ１速走行と２速走
行が行えることになり、結果として４種類の走行状態が
得られることになる。
ては、例えば傾斜地における機体の安定性を確保するた
めにスパンナシリンダを伸長させて左右のクローラフレ
ーム幅を車幅方向に張り出すいわゆるスパンナ式ショベ
ルがある。このスパンナ式ショベルに上記した速度切換
機能を搭載すると、クローラフレーム幅を最も縮小させ
た最縮姿勢において、或いはクローラフレーム幅を最も
拡張させた拡張姿勢においてそれぞれ１速走行と２速走
行が行えることになり、結果として４種類の走行状態が
得られることになる。
【０００８】しかしながら、走行方向を変更するとき、
例えばスピンターン（一方のクローラを停止させて他方
のクローラを走行させる場合、或いは両方のクローラを
互いに逆方向に走行させる場合）を行うときに、クロー
ラ最縮姿勢で２速走行を選択していると走行モータの回
転トルクが小さいためにクローラの操向力が小さくな
り、走行のきれが悪くなるという問題がある。
例えばスピンターン（一方のクローラを停止させて他方
のクローラを走行させる場合、或いは両方のクローラを
互いに逆方向に走行させる場合）を行うときに、クロー
ラ最縮姿勢で２速走行を選択していると走行モータの回
転トルクが小さいためにクローラの操向力が小さくな
り、走行のきれが悪くなるという問題がある。
【０００９】本発明は以上のような建設機械の課題を考
慮してなされたものであり、クローラフレーム幅の拡縮
状態に応じて適切な走行速度を得ることのできる速度切
換機能付き建設機械を提供するものである。
慮してなされたものであり、クローラフレーム幅の拡縮
状態に応じて適切な走行速度を得ることのできる速度切
換機能付き建設機械を提供するものである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明は、クローラシュ
ーを装着するクローラフレームを車幅方向に張り出しま
たは引き込む構成の建設機械において、上記クローラフ
レームの引き込み状態を検出する引込み検出手段と、上
記クローラシューを駆動する走行駆動手段と、その走行
駆動手段を低回転高トルクまたは高回転低トルクに切り
換える速度切換手段と、上記引込み検出手段によってク
ローラフレームの引き込み状態が検出された際に上記速
度切換手段の切換え先を低回転高トルク側に切り換える
切換制御手段と、を備えてなる速度切換機能付き建設機
械である。
ーを装着するクローラフレームを車幅方向に張り出しま
たは引き込む構成の建設機械において、上記クローラフ
レームの引き込み状態を検出する引込み検出手段と、上
記クローラシューを駆動する走行駆動手段と、その走行
駆動手段を低回転高トルクまたは高回転低トルクに切り
換える速度切換手段と、上記引込み検出手段によってク
ローラフレームの引き込み状態が検出された際に上記速
度切換手段の切換え先を低回転高トルク側に切り換える
切換制御手段と、を備えてなる速度切換機能付き建設機
械である。
【００１１】この構成に従えば、クローラフレームが引
き込まれた状態、すなわち、クローラフレームが最縮状
態にあるときは、切換制御手段が走行モータの回転速度
を強制的に低速側に固定する。従ってクローラフレーム
が最縮状態では高トルクが得られる低速走行に設定され
る。
き込まれた状態、すなわち、クローラフレームが最縮状
態にあるときは、切換制御手段が走行モータの回転速度
を強制的に低速側に固定する。従ってクローラフレーム
が最縮状態では高トルクが得られる低速走行に設定され
る。
【００１２】本発明において、上記引込み検出手段は、
クローラフレームを拡縮させる油圧シリンダに接続され
ている圧油給排路の圧力を検出する圧力センサから構成
することができる。
クローラフレームを拡縮させる油圧シリンダに接続され
ている圧油給排路の圧力を検出する圧力センサから構成
することができる。
【００１３】本発明において、上記走行駆動手段は可変
容量形走行モータで構成することができ、上記速度切換
手段は、その走行モータの傾転角を変更する傾転角調整
装置と、その傾転角調整装置に対して傾転角変更用の油
圧信号を供給する速度切換弁とから構成することができ
る。
容量形走行モータで構成することができ、上記速度切換
手段は、その走行モータの傾転角を変更する傾転角調整
装置と、その傾転角調整装置に対して傾転角変更用の油
圧信号を供給する速度切換弁とから構成することができ
る。
【００１４】また、本発明において、上記給排油路のそ
れぞれに上記圧力センサを配設し、上記切換制御手段
は、各圧力センサから得られる給排油路の圧力が油圧シ
リンダのロッド側で高圧、ヘッド側で開放圧のときに上
記速度切換手段の切換え先を低回転高トルク側に切り換
えるように構成することが好ましい。勿論、クローラフ
レームの引き込みは、ロッド側の開放圧を検出するだけ
でも判断することは可能である。ところが、実作業では
建設機械に外部から衝撃が加わった場合等に油圧シリン
ダのヘッド側にとじ込み圧が発生することがあり、この
ような場合、ロッド側の開放圧のみを検出する構成で
は、クローラフレームの引き込みが行われていないにも
拘わらず走行モータが誤動作して１速から２速に切り換
わる虞れがある。従って、上記したように油圧シリンダ
の給排油路におけるロッド側とヘッド側の双方の圧力状
態を検出していれば、上記した誤動作を防止することが
できる。
れぞれに上記圧力センサを配設し、上記切換制御手段
は、各圧力センサから得られる給排油路の圧力が油圧シ
リンダのロッド側で高圧、ヘッド側で開放圧のときに上
記速度切換手段の切換え先を低回転高トルク側に切り換
えるように構成することが好ましい。勿論、クローラフ
レームの引き込みは、ロッド側の開放圧を検出するだけ
でも判断することは可能である。ところが、実作業では
建設機械に外部から衝撃が加わった場合等に油圧シリン
ダのヘッド側にとじ込み圧が発生することがあり、この
ような場合、ロッド側の開放圧のみを検出する構成で
は、クローラフレームの引き込みが行われていないにも
拘わらず走行モータが誤動作して１速から２速に切り換
わる虞れがある。従って、上記したように油圧シリンダ
の給排油路におけるロッド側とヘッド側の双方の圧力状
態を検出していれば、上記した誤動作を防止することが
できる。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した実施の形態に
基づいて本発明を詳細に説明する。
基づいて本発明を詳細に説明する。
【００１６】図１は、本発明に係る建設機械のクローラ
フレーム張出し機構を示したものであり、（ａ）は平面
図、（ｂ）は正面図である。
フレーム張出し機構を示したものであり、（ａ）は平面
図、（ｂ）は正面図である。
【００１７】両図において、上部旋回機体を支持してい
るロワーセンターフレーム１の前後には中空角管からな
るガイド筒２，３が車幅方向に平行して備えられ、これ
らのガイド筒２，３に対し、左クローラフレーム４から
突設された角管からなるアーム５，６が入子式に嵌合さ
れている。
るロワーセンターフレーム１の前後には中空角管からな
るガイド筒２，３が車幅方向に平行して備えられ、これ
らのガイド筒２，３に対し、左クローラフレーム４から
突設された角管からなるアーム５，６が入子式に嵌合さ
れている。
【００１８】ガイド筒２，３の略中間にはスパンナシリ
ンダ（油圧シリンダ）７が車幅方向に取り付けられてお
り、そのヘッド側は右クローラフレーム８に、ロッド側
は左クローラフレーム４にそれぞれ接続されている。
ンダ（油圧シリンダ）７が車幅方向に取り付けられてお
り、そのヘッド側は右クローラフレーム８に、ロッド側
は左クローラフレーム４にそれぞれ接続されている。
【００１９】この構成において、スパンナシリンダ７の
ヘッド側７ａから圧油を供給するとともにロッド側７ｂ
から排出してロッド７ｃを伸長させると、アーム５，６
がガイド筒２，３に案内されて繰り出され、それによ
り、クローラフレーム４，８が車幅方向に張り出される
ことになる。
ヘッド側７ａから圧油を供給するとともにロッド側７ｂ
から排出してロッド７ｃを伸長させると、アーム５，６
がガイド筒２，３に案内されて繰り出され、それによ
り、クローラフレーム４，８が車幅方向に張り出される
ことになる。
【００２０】９，１０はクローラフレーム４，８の張り
出し限界を規制するためのロッドであり、これらのロッ
ドの先端が、センターフレーム１に設けられているスト
ッパプレート１ａの貫通穴縁部と当接したときに張り出
しが停止するようになっている。
出し限界を規制するためのロッドであり、これらのロッ
ドの先端が、センターフレーム１に設けられているスト
ッパプレート１ａの貫通穴縁部と当接したときに張り出
しが停止するようになっている。
【００２１】なお、図中、１１は走行モータ１２によっ
て駆動するスプロケット、１３はアイドラ、１４はクロ
ーラシューのテンションを調整するためのアイドラ調整
機構、１５はスプロケット１１とアイドラ１４間に張架
されるクローラシュー、１６はローラである。
て駆動するスプロケット、１３はアイドラ、１４はクロ
ーラシューのテンションを調整するためのアイドラ調整
機構、１５はスプロケット１１とアイドラ１４間に張架
されるクローラシュー、１６はローラである。
【００２２】図２は上記構成の建設機械に搭載される速
度切換装置の構成を示したものである。
度切換装置の構成を示したものである。
【００２３】同図において、エンジン２０で可変容量形
油圧ポンプ２１が駆動し、その油圧ポンプ２１から吐出
される圧油は油路２２を通じて走行制御弁２３に導入さ
れ、流量及び方向が制御された後、左走行モータ用駆動
回路Ｌの左走行モータ２４に供給される。また、油圧ポ
ンプ２１から吐出される圧油は油路２２から分岐された
油路２５を通じて走行制御弁２６にも導入され、右走行
モータ用駆動回路Ｒの右走行モータ２７に供給される。
上記走行モータ２４，２７は走行駆動手段として機能す
る。
油圧ポンプ２１が駆動し、その油圧ポンプ２１から吐出
される圧油は油路２２を通じて走行制御弁２３に導入さ
れ、流量及び方向が制御された後、左走行モータ用駆動
回路Ｌの左走行モータ２４に供給される。また、油圧ポ
ンプ２１から吐出される圧油は油路２２から分岐された
油路２５を通じて走行制御弁２６にも導入され、右走行
モータ用駆動回路Ｒの右走行モータ２７に供給される。
上記走行モータ２４，２７は走行駆動手段として機能す
る。
【００２４】右走行モータ用駆動回路Ｒ及び左走行モー
タ用駆動回路Ｌは実質的に同じ構成であるため左走行モ
ータ用駆動回路Ｌを代表してその回路構成を説明する。
左走行モータ２４は、傾転角調整用シリンダ２８ａによ
って傾転角を調整することにより、低速回転である１速
と高速回転である２速の２段階に速度を切り換えること
ができるようになっている。
タ用駆動回路Ｌは実質的に同じ構成であるため左走行モ
ータ用駆動回路Ｌを代表してその回路構成を説明する。
左走行モータ２４は、傾転角調整用シリンダ２８ａによ
って傾転角を調整することにより、低速回転である１速
と高速回転である２速の２段階に速度を切り換えること
ができるようになっている。
【００２５】傾転角調整用シリンダ２８ａは速度切換弁
２９ａに接続されている。この速度切換弁２９ａはタン
ク連通位置アと油圧ポンプ連通位置イとを有し、速度切
換用電磁弁３０からのパイロット圧が作用しないときは
ア位置にあり、傾転角調整用シリンダ２８ａの油室がタ
ンクＴと連通し、ばね圧で左走行モータ２４の斜板の傾
きが大きくなる。すなわち、１速に設定される。
２９ａに接続されている。この速度切換弁２９ａはタン
ク連通位置アと油圧ポンプ連通位置イとを有し、速度切
換用電磁弁３０からのパイロット圧が作用しないときは
ア位置にあり、傾転角調整用シリンダ２８ａの油室がタ
ンクＴと連通し、ばね圧で左走行モータ２４の斜板の傾
きが大きくなる。すなわち、１速に設定される。
【００２６】一方、パイロット圧が速度切換弁２９ａに
作用したときにはイ位置に切り換わり、左走行モータ用
駆動回路Ｌの回路圧の一部が傾転角調整用シリンダ２８
ａの油室に供給される。それにより、ばね圧に抗して左
走行モータ２４の斜板の傾きが小さくなる。すなわち、
２速に設定される。上記左走行モータ用駆動回路Ｌは速
度切換手段として機能する。
作用したときにはイ位置に切り換わり、左走行モータ用
駆動回路Ｌの回路圧の一部が傾転角調整用シリンダ２８
ａの油室に供給される。それにより、ばね圧に抗して左
走行モータ２４の斜板の傾きが小さくなる。すなわち、
２速に設定される。上記左走行モータ用駆動回路Ｌは速
度切換手段として機能する。
【００２７】上記速度切換用電磁弁３０は、タンク連通
位置ウと、パイロットポンプ連通位置エとを有し、この
切り換えはコントローラ３２から出力される指令によっ
て行われる。
位置ウと、パイロットポンプ連通位置エとを有し、この
切り換えはコントローラ３２から出力される指令によっ
て行われる。
【００２８】このコントローラ３２の入力側には、通常
開動作する速度切換スイッチ３３が接続されており、こ
の速度切換スイッチ３３がoffのときは信号が出力され
ず１速設定となっているが、onされると信号がコントロ
ーラ３２に与えられ２速設定が指示される。また、コン
トローラ３２の入力側には後述する圧力スイッチからの
信号Ｐ1，Ｐ2も入力される。上記コントローラ３２は切
換制御手段として機能する。
開動作する速度切換スイッチ３３が接続されており、こ
の速度切換スイッチ３３がoffのときは信号が出力され
ず１速設定となっているが、onされると信号がコントロ
ーラ３２に与えられ２速設定が指示される。また、コン
トローラ３２の入力側には後述する圧力スイッチからの
信号Ｐ1，Ｐ2も入力される。上記コントローラ３２は切
換制御手段として機能する。
【００２９】圧油を供給する油路２５にはさらに車幅切
換弁３４を介してスパンナシリンダ７（図１参照）が接
続されており、車幅切換弁３４とスパンナシリンダ７と
を接続しているロッド側油路３５ａ及びヘッド側油路３
５ｂに圧力スイッチ３６ａ及び３６ｂが備えられてい
る。上記油路３５ａ，３５ｂは圧油給排路として機能
し、上記圧力スイッチ３６ａ，３６ｂは引込み検出手段
として機能する。
換弁３４を介してスパンナシリンダ７（図１参照）が接
続されており、車幅切換弁３４とスパンナシリンダ７と
を接続しているロッド側油路３５ａ及びヘッド側油路３
５ｂに圧力スイッチ３６ａ及び３６ｂが備えられてい
る。上記油路３５ａ，３５ｂは圧油給排路として機能
し、上記圧力スイッチ３６ａ，３６ｂは引込み検出手段
として機能する。
【００３０】上記車幅切換弁３４は、車幅切換レバー３
７をＡ方向に倒すと、オ位置に切り換わりスパンナシリ
ンダ７を伸長させる。一方Ｂ方向に倒すとカ位置に切り
換わりスパンナシリンダ７を縮小させる。なお、車幅切
換レバー３７の一次側にはパイロットポンプ３１からの
制御圧が供給される。
７をＡ方向に倒すと、オ位置に切り換わりスパンナシリ
ンダ７を伸長させる。一方Ｂ方向に倒すとカ位置に切り
換わりスパンナシリンダ７を縮小させる。なお、車幅切
換レバー３７の一次側にはパイロットポンプ３１からの
制御圧が供給される。
【００３１】次に上記構成を有する速度切換装置の動作
について説明する。
について説明する。
【００３２】(a)クローラフレーム張り出し状態 車幅切換レバー３７をＡ方向に倒すと、車幅切換弁３４
が中立位置からオ位置に切り換わり、油圧ポンプ２１か
らの圧油がスパンナシリンダ７のヘッド側に供給されス
パンナシリンダ７が伸長する。
が中立位置からオ位置に切り換わり、油圧ポンプ２１か
らの圧油がスパンナシリンダ７のヘッド側に供給されス
パンナシリンダ７が伸長する。
【００３３】ロッド側油路３５ａ及びヘッド側油路３５
ｂ圧力は圧力スイッチ３６ａ及び３６ｂによって検出さ
れているため、ヘッド側で高圧、ロッド側で開放圧を示
す信号がコントローラ３２に与えられる。従ってコント
ローラ３２は、圧力スイッチ３６ａ及び３６ｂから出力
される圧力の状態に基づいてクローラフレームが張り出
し状態にあることを判断することができる。
ｂ圧力は圧力スイッチ３６ａ及び３６ｂによって検出さ
れているため、ヘッド側で高圧、ロッド側で開放圧を示
す信号がコントローラ３２に与えられる。従ってコント
ローラ３２は、圧力スイッチ３６ａ及び３６ｂから出力
される圧力の状態に基づいてクローラフレームが張り出
し状態にあることを判断することができる。
【００３４】クローラフレームが張り出された状態で
は、１速から２速への従来の速度切り換え制御が行われ
る。
は、１速から２速への従来の速度切り換え制御が行われ
る。
【００３５】詳しくは、速度切換スイッチ３３がonされ
て２速が選択されると、コントローラ３２は速度切換用
電磁弁３０をエ位置に切り換える。
て２速が選択されると、コントローラ３２は速度切換用
電磁弁３０をエ位置に切り換える。
【００３６】それにより、パイロットポンプ３１からの
制御圧がそのエ位置を通じて速度切換弁２９ａのソレノ
イドに与えられ、速度切換弁２９ａがア位置からイ位置
に切り換わる。
制御圧がそのエ位置を通じて速度切換弁２９ａのソレノ
イドに与えられ、速度切換弁２９ａがア位置からイ位置
に切り換わる。
【００３７】次いで傾転角調整用シリンダ２８ａの油室
に対し、左走行モータ用駆動回路Ｌの回路圧の一部がシ
ャトル弁３８ａを介して供給される。それにより、傾転
角調整用シリンダ２８ａのばね圧に抗して斜板が矢印Ｃ
方向に傾斜し、走行モータ２４を２速に設定することが
できる。
に対し、左走行モータ用駆動回路Ｌの回路圧の一部がシ
ャトル弁３８ａを介して供給される。それにより、傾転
角調整用シリンダ２８ａのばね圧に抗して斜板が矢印Ｃ
方向に傾斜し、走行モータ２４を２速に設定することが
できる。
【００３８】なお、速度切換スイッチ３３がoffの場合
には上述したように、傾転角調整用シリンダ２８ａの油
室には圧油が供給されないため、傾転角は変化せず走行
モータ２４は１速の設定を維持する。
には上述したように、傾転角調整用シリンダ２８ａの油
室には圧油が供給されないため、傾転角は変化せず走行
モータ２４は１速の設定を維持する。
【００３９】このように、クローラフレームが張り出さ
れた状態では速度切換スイッチ３３をoffまたはonする
ことにより、１速、２速走行を行うことができる。
れた状態では速度切換スイッチ３３をoffまたはonする
ことにより、１速、２速走行を行うことができる。
【００４０】(b)クローラフレーム縮小状態 一方、車幅切換レバー３７をＢ方向に倒すと、車幅切換
弁３４が中立位置からカ位置に切り換わり、油圧ポンプ
２１からの圧油がスパンナシリンダ７のロッド側に供給
され、スパンナシリンダ７が縮小する。
弁３４が中立位置からカ位置に切り換わり、油圧ポンプ
２１からの圧油がスパンナシリンダ７のロッド側に供給
され、スパンナシリンダ７が縮小する。
【００４１】このときロッド側で高圧、ヘッド側で開放
圧を示す信号がコントローラ３２に与えられる。すなわ
ち、コントローラ３２は圧力スイッチ３６ａ及び３６ｂ
から出力される圧力の状態に基づいてクローラフレーム
が縮小状態にあることを判断することができる。
圧を示す信号がコントローラ３２に与えられる。すなわ
ち、コントローラ３２は圧力スイッチ３６ａ及び３６ｂ
から出力される圧力の状態に基づいてクローラフレーム
が縮小状態にあることを判断することができる。
【００４２】このときに速度切換スイッチ３３がonされ
て２速走行が選択されてもコントローラ３２は、速度切
換用電磁弁３０へ出力される指令をカットすることによ
り、１速を維持するように制御する。
て２速走行が選択されてもコントローラ３２は、速度切
換用電磁弁３０へ出力される指令をカットすることによ
り、１速を維持するように制御する。
【００４３】１速を維持する目的は以下の通りである。
すなわち、クローラフレームが縮小された状態で例えば
スピンターンを行うときに２速が選択されていると、走
行モータのトルクが小さいためにクローラの操向力が小
さくなり、走行のきれが悪くなるからである。本実施形
態ではクローラフレームが縮小されたときに両走行モー
タ２４，２７を１速に固定するため、操向力不足を解消
して走行のきれが悪くなることを防止することができる
ようになる。
すなわち、クローラフレームが縮小された状態で例えば
スピンターンを行うときに２速が選択されていると、走
行モータのトルクが小さいためにクローラの操向力が小
さくなり、走行のきれが悪くなるからである。本実施形
態ではクローラフレームが縮小されたときに両走行モー
タ２４，２７を１速に固定するため、操向力不足を解消
して走行のきれが悪くなることを防止することができる
ようになる。
【００４４】コントローラ３２は、ロッド側で高圧、ヘ
ッド側で開放圧を示す信号が与えられなくなると制御を
リセットし、速度切換用電磁弁３０へ出力される指令の
カットを終了する。
ッド側で開放圧を示す信号が与えられなくなると制御を
リセットし、速度切換用電磁弁３０へ出力される指令の
カットを終了する。
【００４５】なお、本発明における引込み検出手段は、
上記実施形態では圧力センサで構成したが、これに限ら
ず、例えばアームの格納状態を検出するリミットスイッ
チ、或いは近接スイッチ等の位置センサで構成すること
もできる。
上記実施形態では圧力センサで構成したが、これに限ら
ず、例えばアームの格納状態を検出するリミットスイッ
チ、或いは近接スイッチ等の位置センサで構成すること
もできる。
【００４６】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
請求項１の本発明によれば、クローラフレームが引き込
まれた時、すなわち、クローラフレーム間の距離が縮小
されたときは、走行駆動手段を低回転高トルクに切り換
えるため、例えば走行駆動手段を高回転に設定した状態
でスピンターンを行うときに発生するクローラの操向力
低下を防止することができる。
請求項１の本発明によれば、クローラフレームが引き込
まれた時、すなわち、クローラフレーム間の距離が縮小
されたときは、走行駆動手段を低回転高トルクに切り換
えるため、例えば走行駆動手段を高回転に設定した状態
でスピンターンを行うときに発生するクローラの操向力
低下を防止することができる。
【００４７】請求項２の本発明によれば、引込み検出手
段を、クローラフレームを拡縮させる油圧シリンダの圧
油給排路に設けた圧力センサで構成したため、簡単な構
成で引き込み状態を検出することができる。
段を、クローラフレームを拡縮させる油圧シリンダの圧
油給排路に設けた圧力センサで構成したため、簡単な構
成で引き込み状態を検出することができる。
【００４８】請求項３の本発明によれば、走行駆動手段
を可変容量形走行モータで構成するととともに、速度切
換手段を、従来の傾転角調整装置、その傾転角調整装置
に対して傾転角変更用の油圧信号を供給する速度切換弁
で構成したため、既存の油圧回路に本発明を適用するこ
とができる。
を可変容量形走行モータで構成するととともに、速度切
換手段を、従来の傾転角調整装置、その傾転角調整装置
に対して傾転角変更用の油圧信号を供給する速度切換弁
で構成したため、既存の油圧回路に本発明を適用するこ
とができる。
【００４９】請求項４の本発明によれば、上記油圧シリ
ンダの圧油給排路におけるロッド側及びヘッド側にそれ
ぞれ圧力センサを設け、各圧力センサから得られる圧力
が、ロッド側で高圧、ヘッド側で開放圧のときに速度切
換手段の切換え先を低速回転側に固定するように構成し
たため、例えば外部から衝撃が加わって油圧シリンダの
ヘッド側にとじ込み圧が発生することがあっても、走行
駆動手段が低回転高トルク側に維持されるため誤動作を
防止することができる。
ンダの圧油給排路におけるロッド側及びヘッド側にそれ
ぞれ圧力センサを設け、各圧力センサから得られる圧力
が、ロッド側で高圧、ヘッド側で開放圧のときに速度切
換手段の切換え先を低速回転側に固定するように構成し
たため、例えば外部から衝撃が加わって油圧シリンダの
ヘッド側にとじ込み圧が発生することがあっても、走行
駆動手段が低回転高トルク側に維持されるため誤動作を
防止することができる。
【図１】(a)は本発明に係る建設機械の張り出し機構を
示す平面図、(b)はその正面図である。
示す平面図、(b)はその正面図である。
【図２】本発明の建設機械に搭載される速度切換装置の
構成を示す油圧回路図である。
構成を示す油圧回路図である。
【図３】従来の速度切換装置の構成を示す図２相当図で
ある。
ある。
１ ロワーセンターフレーム ２，３ ガイド筒 ４ 左クローラフレーム ５，６ アーム ７ スパンナシリンダ ８ 右クローラフレーム １５ クローラシュー ２４ 左走行モータ ２８ａ 傾転角調整用シリンダ ２９ａ 速度切換弁 ３０ 速度切換用電磁弁 ３２ コントローラ ３３ 速度切換スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 2D003 AA01 AB01 DA03 DA04 DB02 3H089 AA32 BB15 BB17 CC09 CC12 DB46 DB49 EE14 EE17 EE22 EE36 FF07 GG02 JJ01
Claims (4)
- 【請求項１】 クローラシューを装着するクローラフレ
ームを車幅方向に張り出しまたは引き込む構成の建設機
械において、 上記クローラフレームの引き込み状態を検出する引込み
検出手段と、上記クローラシューを駆動する走行駆動手
段と、その走行駆動手段を低回転高トルクまたは高回転
低トルクに切り換える速度切換手段と、上記引込み検出
手段によってクローラフレームの引き込み状態が検出さ
れた際に上記速度切換手段の切換え先を低回転高トルク
側に切り換える切換制御手段と、を備えてなることを特
徴とする速度切換機能付き建設機械。 - 【請求項２】 上記引込み検出手段は、クローラフレー
ムを拡縮させる油圧シリンダに接続されている圧油給排
路の圧力を検出する圧力センサから構成されている請求
項１記載の速度切換機能付き建設機械。 - 【請求項３】 上記走行駆動手段が可変容量形走行モー
タからなり、上記速度切換手段が、その走行モータの傾
転角を変更する傾転角調整装置と、その傾転角調整装置
に対して傾転角変更用の油圧信号を供給する速度切換弁
とを有する請求項１または２に記載の速度切換機能付き
建設機械。 - 【請求項４】 上記給排油路のそれぞれに上記圧力セン
サが配設され、上記切換制御手段は、各圧力センサから
得られる給排油路の圧力が油圧シリンダのロッド側で高
圧、ヘッド側で開放圧のときに上記速度切換手段の切換
え先を低回転高トルク側に切り換える請求項２または３
に記載の速度切換機能付き建設機械。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000286370A JP2002087336A (ja) | 2000-09-21 | 2000-09-21 | 速度切換機能付き建設機械 |
| EP01122443A EP1201830A3 (en) | 2000-09-21 | 2001-09-20 | Construction machine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000286370A JP2002087336A (ja) | 2000-09-21 | 2000-09-21 | 速度切換機能付き建設機械 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002087336A true JP2002087336A (ja) | 2002-03-27 |
Family
ID=18770304
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000286370A Withdrawn JP2002087336A (ja) | 2000-09-21 | 2000-09-21 | 速度切換機能付き建設機械 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP1201830A3 (ja) |
| JP (1) | JP2002087336A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013058951A1 (en) * | 2011-10-21 | 2013-04-25 | Caterpillar Inc. | Hydraulic system having flow combining capabilities |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8984873B2 (en) | 2011-10-21 | 2015-03-24 | Caterpillar Inc. | Meterless hydraulic system having flow sharing and combining functionality |
| GB2504135A (en) * | 2012-07-20 | 2014-01-22 | Bamford Excavators Ltd | Work Machine Chassis |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4549610A (en) * | 1979-06-05 | 1985-10-29 | Lely Cornelis V D | Vehicle with front and rear steerable wheels individually driven by hydraulic motors |
| DE3643831A1 (de) * | 1986-12-20 | 1988-07-07 | Deere & Co | Antriebssystem fuer die raeder zweier radpaare |
| JPH02213529A (ja) * | 1989-02-14 | 1990-08-24 | Yutani Heavy Ind Ltd | 建設機械の登はんモード回路 |
| JP2520314B2 (ja) * | 1990-01-18 | 1996-07-31 | 株式会社小松製作所 | 油圧掘削機の走行速度切換装置 |
| US5598896A (en) * | 1994-12-02 | 1997-02-04 | Caterpillar Inc. | Variable gage undercarriage arrangement |
| JPH09100552A (ja) * | 1995-08-02 | 1997-04-15 | Komatsu Ltd | クローラフレームの拡縮装置 |
-
2000
- 2000-09-21 JP JP2000286370A patent/JP2002087336A/ja not_active Withdrawn
-
2001
- 2001-09-20 EP EP01122443A patent/EP1201830A3/en not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013058951A1 (en) * | 2011-10-21 | 2013-04-25 | Caterpillar Inc. | Hydraulic system having flow combining capabilities |
| US9068578B2 (en) | 2011-10-21 | 2015-06-30 | Caterpillar Inc. | Hydraulic system having flow combining capabilities |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP1201830A2 (en) | 2002-05-02 |
| EP1201830A3 (en) | 2002-06-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20071204 |