JP2002084195A - デジタル画像データ無線通信システム、デジタル画像データ無線送信装置およびデジタル画像データ無線受信装置 - Google Patents

デジタル画像データ無線通信システム、デジタル画像データ無線送信装置およびデジタル画像データ無線受信装置

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JP2002084195A
JP2002084195A JP2000274788A JP2000274788A JP2002084195A JP 2002084195 A JP2002084195 A JP 2002084195A JP 2000274788 A JP2000274788 A JP 2000274788A JP 2000274788 A JP2000274788 A JP 2000274788A JP 2002084195 A JP2002084195 A JP 2002084195A
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Masaaki Ishimaru
昌晃 石丸
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大容量の画像データの無線通信であっても占
有周波数帯域幅を減少でき、かつ、一定速度でシリアル
データを伝送できるようにすること。 【解決手段】 送信装置のシリアルデータ系列作成部1
05で、少なくとも1系列の高輝度ビット組シリアルデ
ータ系列と少なくとも1系列の低輝度ビット組シリアル
データ系列とからなる複数のシリアルデータ系列が各画
素データについて作成される。そして、シリアルデータ
系列選択部114で、必要に応じて、低輝度ビット組シ
リアルデータ系列の無線送信が行われないように制御さ
れる。無線送信されなかった低輝度ビット組シリアルデ
ータ系列の輝度ビットは、受信装置のデータ復元部40
8によって、特定の値として復元されて、元の画素デー
タに近い画素データに復元される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、デジタル画像デ
ータ無線通信システム、デジタル画像データ無線送信装
置およびデジタル画像データ無線受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタル画像データ無線通信シス
テムとしては図7に示すものがある(特開平9−200
108号公報参照)。このデジタル画像データ無線通信
システムにおいては、送信側では、ビデオ装置よりの画
像データ701は圧縮部702で圧縮された後、変調器
703で変調されて、送信部704より高周波信号にし
て無線で送信される。一方、受信側では、上記高周波信
号が受信部705で受信されて、復調部706で圧縮デ
ータに復調される。この圧縮データは解凍部707で再
生(解凍)されて、画像データ708に復元される。
【0003】この際、上記圧縮部702での画像データ
の圧縮には、ティザ技術と既存の圧縮プログラムを組み
あわせて、画像の画質を確保しながら画像データの圧縮
を行ってデータ量を減少している。そして、パケット通
信方式によって、データ量に応じて全体の通信帯域中の
画像の時間的な占有通信帯域を動的に変化させ、時間的
に開放された通信帯域が他の通信に適宜使用されること
による通信回線の効率的な利用を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のデジタル画像データ無線通信システムでは、全体の
通信帯域に対して画像データの占める占有帯域が充分小
さく、時間的に開放された帯域が他の通信で常に使用さ
れることが想定されているため、大容量の画像データの
無線通信で、割り当てられた通信帯域をほとんど、ある
いは全て使用してしまって、パケット通信自身が成り立
たない場合では、データの圧縮により時間的に開放され
た通信帯域が他の通信に使用されることがなくて、通信
回線の効率的な利用にはつながらないという問題があ
る。
【0005】また、上記従来のデジタル画像データ無線
通信システムでは、画素データの圧縮率を変化させてデ
ータ量を低減して、占有周波数帯域を減少するために
は、データ量の増減に応じてシリアルデータの伝送速度
を増減して、高周波信号に変調しなければならない。そ
のため、受信側では、動的に伝送速度が変化するシリア
ルデータを受信しなければならなくて、システム構成が
複雑になってしまうという問題がある。
【0006】そこで、この発明の課題は、大容量の画像
データであっても占有周波数帯域幅を減少でき、かつ、
一定速度でシリアルデータを伝送できて構成が簡単なデ
ジタル画像データ無線通信システムを提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明のデジタル画像データ無線通信システム
は、複数の輝度ビットから構成される画素データを表す
信号を順次無線送信する送信装置と、上記信号を受信し
て画素データを復元する受信装置を備えるデジタル画像
データ無線通信システムであって、上記送信装置が、輝
度強度の大きい輝度ビットからなる少なくとも1系列の
高輝度ビット組シリアルデータ系列と輝度強度の小さい
輝度ビットからなる少なくとも1系列の低輝度ビット組
シリアルデータ系列とからなる複数のシリアルデータ系
列を上記各画素データについて作成するシリアルデータ
系列作成部と、上記複数のシリアルデータ系列を各シリ
アルデータ系列ごとに異なる周波数を有する信号で無線
送信する送信部と、低輝度ビット組シリアルデータ系列
の少なくとも1系列を無線送信しないようにし得るシリ
アルデータ系列選択部とを含み、上記受信装置が、上記
無線送信されたシリアルデータ系列を表す信号を受信す
る受信部と、上記送信部で無線送信されなかった低輝度
ビット組シリアルデータ系列の輝度ビットを特定の値と
して画素データを復元するデータ復元部とを含むことを
特徴としている。
【0008】上記構成において、デジタル画像の画素デ
ータを構成する複数の輝度ビットは、送信装置のシリア
ルデータ系列作成部で、少なくとも1系列の輝度強度の
大きな高輝度ビット組シリアルデータ系列と少なくとも
1系列の輝度強度の小さな低輝度ビット組シリアルデー
タ系列とからなる複数のシリアルデータ系列にされる。
そして、この複数のシリアルデータ系列は、送信部で、
シリアルデータ系列毎に異なる周波数の信号で無線送信
されると共に、シリアルデータ系列選択部で、必要に応
じて、低輝度ビット組シリアルデータ系列の無線送信が
行われないように制御される。
【0009】一方、上記無線送信されたシリアルデータ
系列を表す信号は、受信装置の受信部で受信されて、そ
のシリアルデータ系列の輝度ビットが復調されると共
に、無線送信されなかった低輝度ビット組シリアルデー
タ系列の輝度ビットは、データ復元部によって、特定の
値として復元されて、元の画素データに近い画素データ
に復元される。
【0010】このように、画像の画質に対する影響の比
較的少ない低輝度ビット組シリアルデータ系列の無線通
信を必要に応じて行わないで、無線通信の占有周波数帯
域幅を低減することができる。しかも、無線送信されな
かった低輝度ビット組シリアルデータ系列の輝度ビット
を、受信装置のデータ復元部で、特定の値として復元す
るので、元の画素データに近い画素データを得ることが
できて、元の画像に近い画像を再生できる。
【0011】また、占有周波数帯域幅を低減するときに
は、複数のシリアルデータ系列の中の低輝度ビットシリ
アルデータ系列をシリアルデータ系列選択部で選択して
送信を停止するだけであるので、常に、シリアルデータ
系列を一定速度で伝送するようにすることが可能で、シ
ステムの構成が簡単になる。
【0012】また、この発明の1実施の形態では、上記
シリアルデータ系列作成部が、画素単位で相互に同期し
たシリアルデータ系列を作成し、上記送信部が、上記シ
リアルデータ系列を表す信号を画素単位の同期を保った
まま無線送信する。
【0013】上記実施の形態によれば、複数のシリアル
データ系列が画素単位で互いに同期して無線送信され
る。したがって、画像データの復元に画素単位の同期を
行うための記憶部が不要になって、簡単なシステム構成
で、デジタル画像を無線通信することができる。
【0014】また、この発明の1実施の形態では、上記
送信装置と受信装置との間に上記複数のシリアルデータ
系列を通信する有線接続手段を有する。
【0015】上記実施の形態によれば、有線接続手段を
用いて、全てのシリアルデータ系列を有線送信して、高
品質の画像を通信できる。一方、無線通信時には、必要
に応じて、低輝度ビット組シリアルデータ系列の送信を
省略して、占有周波数帯域幅を減少でき、また、ディジ
タル画像の品質を状況に応じて定めることができる。
【0016】また、この発明の1実施の形態では、上記
シリアルデータ系列を表す信号の無線通信にASK変調
方式を用いる。
【0017】上記ASK変調方式は、信号の位相情報が
保たれるため、同期復調が不要である。したがって、画
素単位で同期した複数のシリアルデータ系列を表す信号
を、簡単に復調できて、安価にディジタル画像データ無
線通信システムを構成できる。
【0018】また、この発明の1実施の形態では、無線
通信に30〜90GHzの信号を用いる。
【0019】上記実施の形態によれば、広帯域の周波数
の利用が可能である。また、空中の電波の減衰が大きい
ため、複数のシステムが同じ周波数帯域を利用して共存
することが可能となる。
【0020】また、この発明のデジタル画像データ無線
送信装置は、複数の輝度ビットから構成される画素デー
タを表す信号を順次無線送信する画像データ無線送信装
置であって、輝度強度の大きい輝度ビットからなる少な
くとも1系列の高輝度ビット組シリアルデータ系列と輝
度強度の小さい輝度ビットからなる少なくとも1系列の
低輝度ビット組シリアルデータ系列とからなる複数のシ
リアルデータ系列を上記各画素データについて作成する
シリアルデータ系列作成部と、上記複数のシリアルデー
タ系列を各シリアルデータ系列ごとに異なる周波数を有
する信号で無線送信する送信部と、低輝度ビット組シリ
アルデータ系列の少なくとも1系列を無線送信しないよ
うにし得るシリアルデータ系列選択部とを含むことを特
徴としている。
【0021】上記構成において、デジタル画像の画素デ
ータを構成する複数の輝度ビットは、シリアルデータ系
列作成部で、少なくとも1系列の高輝度ビット組シリア
ルデータ系列と少なくとも1系列の低輝度ビット組シリ
アルデータ系列とからなる複数のシリアルデータ系列に
される。そして、この複数のシリアルデータ系列は、送
信部で、シリアルデータ系列毎に異なる周波数の信号で
無線送信されると共に、シリアルデータ系列選択部で、
必要に応じて、低輝度ビット組シリアルデータ系列の無
線送信が行われないようにされる。
【0022】このように、画像の画質に対する影響の比
較的少ない低輝度ビット組シリアルデータ系列の無線通
信を必要に応じて行わないで、無線通信の占有周波数帯
域幅を減少することができる。
【0023】また、占有周波数帯域幅を減少するときに
は、複数のシリアルデータ系列の中の低輝度ビットシリ
アルデータ系列をシリアルデータ系列選択部で選択して
送信を停止するだけであるので、常に、シリアルデータ
系列を一定速度で伝送するようにすることが可能で、シ
ステムの構成が簡単になる。
【0024】また、この発明の1実施の形態では、上記
シリアルデータ系列作成部は、輝度ビットが輝度強度の
大小に応じて割り当てられる複数の低輝度ビット組シリ
アルデータ系列を作成し、上記シリアルデータ系列選択
部が輝度強度のより小さな輝度ビットを含む低輝度ビッ
ト組シリアルデータ系列から順に無線送信を行わないよ
うにする。
【0025】上記実施の形態によれば、上記シリアルデ
ータ系列選択部によって、複数の低輝度ビット組シリア
ルデータ系列を適宜省いて通信することができるため、
使用が可能な周波数帯域にあわせて、できるだけ元の画
素データに近い画像データを送信できる。また、上記シ
リアルデータ系列選択部が輝度強度のより小さな輝度ビ
ットを含む低輝度ビット組シリアルデータ系列から順に
無線送信を行わないようにするので、シリアルデータ系
列の送信を省略しても、画質の悪化を最小限に留めるこ
とができる。
【0026】また、この発明の1実施の形態では、上記
低輝度ビット組シリアルデータ系列の少なくとも1つ
が、異なる原色の同じ輝度強度の輝度ビットをまとめた
ビット組よりなっている。
【0027】上記実施の形態において、異なる原色の同
じ輝度強度の輝度ビットをまとめたビット組よりなって
いる低輝度ビット組シリアルデータ系列の送信を省略す
ると、例えば、三原色などの各原色の輝度ビットの輝度
強度の小さい輝度ビットを均等に省いた画素データが送
信されることになって、画像の再生時に色調のバランス
の劣化がより少なくなる。すなわち、この実施の形態に
よれば、低輝度ビット組シリアルデータ系列の送信を省
略しても、色調のバランスの劣化を少なくすることがで
きる。
【0028】また、この発明の1実施の形態では、高輝
度ビット組シリアルデータ系列を表す信号の周波数に対
して、低輝度ビット組シリアルデータ系列を表す信号の
周波数が、高周波側あるいは低周波側の一方にまとめら
れて周波数軸上に位置し、かつ、低輝度ビット組シリア
ルデータ系列の中のより輝度強度の小さい輝度ビットを
含むシリアルデータ系列を表す信号の周波数ほど高輝度
ビット組シリアルデータ系列の信号の周波数に対して、
周波数軸上において離れた位置に配置されている。
【0029】すなわち、この実施の形態では、上記高輝
度ビット組シリアルデータ系列を表す信号の周波数より
も、低輝度ビット組シリアルデータ系列を表す全ての信
号の周波数が高いか低いかの一方のみであり、かつ、複
数の低輝度ビット組シリアルデータ系列の中でより輝度
強度の小さい輝度ビットを含むシリアルデータ系列の信
号の周波数ほどその信号の周波数と高輝度ビット組シリ
アルデータ系列の信号の周波数との差が大きい。
【0030】上記実施の形態によれば、上記高輝度ビッ
ト組シリアルデータ系列を表す信号の周波数よりも、低
輝度ビット組シリアルデータ系列を表す全ての信号の周
波数が高いか低いかの一方のみであり、かつ、送信が省
略される可能性のより高い輝度強度のより小さい低輝度
ビット組シリアルデータ系列を表す信号ほど、常に送信
される高輝度ビット組シリアルデータ系列を表す信号と
周波数軸において離れて配置されているので、低輝度ビ
ット組シリアルデータ系列の送信を省略した際に、占有
周波数帯域が効果的に狭くなって、周波数帯域をより効
率的に使用することができる。
【0031】また、この発明の1実施の形態では、無線
送信されるシリアルデータ系列の数が減少するほど、1
系列の信号あたりの無線送信出力を増加させる送信電力
制御部を備える。
【0032】上記実施の形態によれば、例えば、電波伝
播状態が悪い場合に、シリアルデータ系列選択部によっ
て、送信されるシリアルデータ系列の数を減少させると
共に、送信電力制御部によって、1系列あたりの無線送
信出力を増加させる。これによって、より鮮明な画像デ
ータの通信が可能となる。また、上記送信電力制御部に
よって、全体の送信出力の増加を抑制することも可能で
ある。
【0033】また、この発明のデジタル画像データ無線
受信装置は、画素データを構成する複数の輝度ビットか
らなるシリアルデータ系列を表す無線送信された信号を
受信部で受信してデジタル画像データを復元する受信装
置であって、上記無線送信された信号のシリアルデータ
系列の輝度ビットに、無線送信されなかったシリアルデ
ータ系列の輝度ビットを特定の値の輝度ビットとして組
み合わせて画素データを復元するデータ復元部を備える
ことを特徴としている。
【0034】上記構成によれば、無線送信されたシリア
ルデータ系列を表す信号は、受信部で受信されて、その
シリアルデータ系列の輝度ビットが復元されると共に、
無線送信されなかった低輝度ビット組シリアルデータ系
列の輝度ビットは、データ復元部によって、特定の値と
して復元されて、元の画素データに近い画素データに復
元される。
【0035】このように、占有周波数帯域を狭めるため
に、低輝度ビット組シリアルデータ系列の無線通信を行
わなくても、元の画像データに近い画像データを復元で
きる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図示の実施の形
態により詳細に説明する。
【0037】(実施の形態1)この実施の形態1のデジ
タル画像データ無線通信システムは、図1に示す送信装
置と図4に示す受信装置とを備える。上記送信装置は、
図1に示すように、クロック信号発生部101とグラフ
ィックコントローラ102と画像データ記憶部104と
変調送信部116とを備える。上記変調送信部116は
変調器107,108,109,110と送信部112
とアンテナ113とからなる。
【0038】上記クロック信号発生部101から、ディ
スプレイの画面の画素の走査タイミングとなるクロック
信号103を出力する。このクロック信号103に同期
して、グラフィックコントローラ102は画像データ記
憶部104から各画素の赤色(R)、緑色(G)、青色
(B)の各輝度データを読み取って、シリアルデータ系
列作成部105に出力する。上記画像データ記憶部10
4は、例えば、ビデオ装置、テレビチューナ等の画像出
力装置、あるいは、コンピュータの画像メモリ等により
構成される。
【0039】上記シリアルデータ系列作成部105で
は、各画素の赤、緑、青の輝度データの輝度ビットを
赤、緑、青の色の区分を取り除いて再配列して、輝度強
度の大きい輝度ビットからなる2つの高輝度ビット組シ
リアルデータ系列201,202(両方を包括的に10
6aで表している。)と輝度強度の小さい輝度ビットか
らなる2つの低輝度ビット組シリアルデータ系列20
3,204(両方を包括的に106bで表している。)
とを作成する。上記シリアルデータ系列作成部105で
は、上記クロック信号103に基づいて、上記複数のシ
リアルデータ系列201,202,203,204を互
いに同期させてパラレルに出力する。
【0040】図2は上記高輝度ビット組シリアルデータ
系列201,202と低輝度ビット組シリアルデータ系
列203,204とのビット配置を示す図である。上記
4つのシリアルデータ系列201,202,203,2
04全体で1つの画素の色および輝度を表す。上記4つ
のシリアルデータ系列201,202,203,204
は夫々8ビットから構成されていて、クロック信号10
3毎に1系列につき8ビットがシリアル出力される。上
記シリアルデータ系列201,202,203,204
の1ビット目から8ビット目をそれぞれ四角形で示し、
画素の赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の各輝度ビ
ットをRn、Gn、Bn(n=0から7)として示して
いる。nの値が小さいほど、赤色、緑色、青色の原色に
おいて低輝度であることを表す。つまり、nの値が小さ
いほど、低い桁の輝度を表すことになる。
【0041】上記高輝度ビット組シリアルデータ系列2
01すなわち第1のシリアルデータ系列201は、赤色
の4つの輝度ビットR4からR7と、緑色の1つの輝度
ビットのG4と、ディスプレイ画面走査制御のための1
ビットの水平同期用信号205と、1ビットの垂直同期
用信号206と、ディスプレイのPLL(フェーズロッ
クループ)回路用の1ビットの同期信号207とからな
っている。また、上記高輝度ビット組シリアルデータ系
列202すなわち第2のシリアルデータ系列202は、
緑色の3つの輝度ビットG5からG7と、青色の4つの
輝度ビットのB4からB7と、予備用の1ビットの信号
208からなっている。また、上記低輝度ビット組シリ
アルデータ系列203すなわち第3のシリアルデータ系
列203は、赤色の2つの輝度ビットR2,R3と、緑
色の2つの輝度ビットG2,G3と、青色の2つの輝度
ビットB2,B3と、予備用の2ビットの信号209,
210とからなっている。また、上記低輝度ビット組シ
リアルデータ系列204すなわち第4のシリアルデータ
系列204は、赤色の2つの輝度ビットR0,R1と、
緑色の2つの輝度ビットG0,G1と、青色の2つの輝
度ビットB0,B1と、予備用の2ビットの信号21
1,212からなっている。
【0042】上記第4のシリアルデータ系列204を構
成する輝度ビットは、第3のシリアルデータ系列203
を構成する輝度ビットよりも輝度が低くなっている。ま
た、上記第3、第4のシリアルデータ系列203,20
4の夫々には、異なる原色の同じ輝度強度の輝度ビット
がまとめられている。
【0043】上記第1のシリアルデータ系列201と第
2のシリアルデータ系列202との間では、第3シリア
ルデータ系列203と第4のシリアルデータ系列204
との間と異なって、輝度の大きい輝度ビットと輝度の小
さい輝度ビットとが混じり有っている。これは、高輝度
ビット組シリアルデータ系列である第1、第2のシリア
ルデータ系列201,202は後述するように常に送信
されるからである。逆に、低輝度ビット組シリアルデー
タ系列である第3、第4のシリアルデータ系列203,
204は後述するように送信されないことがあるから、
画像の質に対する影響のより小さい輝度の低い輝度ビッ
トから順に、最も送信されない可能性が高い第4のシリ
アルデータ系列204と、2番目に送信されない可能性
の高い第3のシリアルデータ系列203とにまとめる必
要があるのである。
【0044】上記水平同期用信号205、垂直同期用信
号206およびディスプレイのPLL回路用の同期信号
207は、図1に示すグラフィックコントローラ102
によって画素毎に形成されて、シリアルデータ系列作成
部105で輝度ビットとともにシリアルデータ系列に組
み込まれる。
【0045】上記第1から第4のシリアルデータ系列2
01,202,203,204の各々は、図1に示すよ
うに、その各々に対応する変調器107,108,10
9,110によってそれぞれ変調されて中間周波信号1
11となる。この実施の形態1では、ASK(Amplitud
e Shift Keying)変調方式で、4系列のシリアルデータ
系列201,202,203,204は、各系列毎に異
なる搬送波周波数で変調されて、周波数軸上において各
系列の帯域が重ならないような4系列の中間周波数を持
つ中間周波信号111になる。この実施の形態1では、
画像信号として、800×440の画素のディスプレイ
用信号を毎秒60回伝送する動画信号を用いたので、各
シリアルデータ系列201,202,203,204の
信号は169Mbpsの伝送速度となって、ASK変調
時の周波数帯域幅は、各画素あたり約340MHzの帯
域となる。
【0046】上記4系列の変調波信号つまり中間周波数
信号111は送信部112で合成されて、周波数軸上に
おいて互いに重ならないように配列される信号となり、
4系列いっしょに60GHz付近の送信周波数に周波数
変換されて、アンテナ113より高周波信号が無線送信
される。
【0047】図3(a)は、上記4系列のシリアルデー
タ系列201,202,203,204の無線送信され
る高周波信号の周波数軸上における配置を示している。
すなわち、図2での4系列のシリアルデータ系列20
1,202,203,204と、図1の変調器107,
108,109,110と、図3の高周波信号301,
302,303,304とがそれぞれ対応している。図
3(a)に示すように、上記低輝度ビット組シリアルデ
ータ系列203,204を表す高周波信号303,30
4は、高輝度ビット組シリアルデータ系列201,20
2を表す高周波信号301,302よりも、周波数軸上
において高周波側に位置している。しかも、最も低輝度
なシリアルデータ系列204を表す高周波信号304は
周波数軸上において最も高周波側に位置している。
【0048】一方、図1に示すように、上記変調送信部
116に設けたシリアルデータ系列選択部114は、低
輝度ビット組シリアルデータ系列203,204用の変
調器109,110に信号を送って、その変調器10
9,110の動作を停止させることができるようになっ
ている。このシリアルデータ系列選択部114は、必要
に応じて、まず、最も輝度が小さい組である低輝度ビッ
ト組シリアルデータ系列204用の変調器110の動作
を停止させ、次いで、2番目に輝度が小さい組である低
輝度ビット組シリアルデータ系列203用の変調器10
9の動作を停止させることができるようになっている。
つまり、低輝度ビット組シリアルデータ系列203,2
04の内で、画質に対する影響の最も少ない最も低輝度
側のシリアルデータ系列204の中間周波信号111の
送信をまず停止し、次に、画質に対する影響の2番目に
少ない低輝度側から2番目のシリアルデータ系列203
の中間周波信号111の送信を停止するようになってい
る。こうして、シリアルデータ系列203,204の送
信を省略しても、画質の悪化が最小限になるようにして
いる。
【0049】図3(a)に示すように、全てのシリアル
データ系列201,202,203,204を変調した
高周波信号301,302,303,304を無線送信
するときは、全体として周波数帯域306を占有する。
また、図3(b)に示すように、上記最も輝度の低い輝
度ビットの組であるシリアルデータ系列204を送信し
ないで、シリアルデータ系列201,202,203を
変調した高周波信号301,302,303を無線送信
するときは、全体として周波数帯域316を占有する。
また、図3(c)に示すように、2つの低輝度ビット組
シリアルデータ系列204,203を送信しないで、シ
リアルデータ系列201,202を変調した高周波信号
301,302を無線送信するときは、全体として周波
数帯域326を占有する。このように、低輝度ビット組
シリアルデータ系列203,204を表す高周波信号3
03,304を、低輝度側から順に周波数軸上において
高周波側に配置して、送信を低輝度側から順に省略する
ことによって、図3(a),(b),(c)に示すよう
に、全体の占有周波数帯域306を、占有周波数帯域3
16に、さらに、占有周波数帯域326にと減少させる
ことができる。
【0050】この実施の形態1では、送信を省略する場
合に、変調器110,109の動作を停止しているが、
図示しないスイッチを中間周波信号111の経路に設け
て、このスイッチを開成して送信を停止するようにして
もよい。あるいは、シリアルデータ系列作成部105に
おいて、省略すべき低輝度ビット組シリアルデータ系列
203,204の作成を停止するようにしてもよい。
【0051】一方、上記送信部112には、送信するシ
リアルデータ系列の数に応じてシリアルデータ系列あた
りの送信出力を制御する送信電力制御部117を設けて
いる。例えば、全体の送信出力を一定にして、各シリア
ルデータ系列の送信出力を、全体の送信出力を、送信す
るシリアルデータ系列の数で割った値にしている。こう
することによって、無線通信環境が悪くて受信が困難で
ある場合、送信するシリアルデータ系列の数を減らすこ
とによって、全体の送信出力を一定にしたままで各シリ
アルデータ系列の送信出力を大きくして、受信強度を増
大させることができる。もっとも、各シリアルデータ系
列あたりの送信出力の増大の仕方は、上述の仕方の限ら
ず、例えば、高輝度ビットシリアルデータ系列の送信出
力を他のシリアルデータ系列の送信出力よりもより増大
するようにしてもよい。また、上記送信電力制御部11
7によって、全体の送信出力の増加を抑制することがで
きる。
【0052】また、図1に示すように、この送信機は、
シリアルデータ系列作成部105からシリアルデータ系
列201,202,203,204を有線に出力するた
めに、上記シリアルデータ系列201,202,20
3,204の経路から分岐した有線接続手段としてのデ
ータ出力手段115を備えている。
【0053】なお、上記データ出力手段115によって
有線ではシリアルデータ系列201,202,203,
204を全て送信するが、無線の場合は、低輝度ビット
組シリアルデータ系列204、または、低輝度ビット組
シリアルデータ系列204と203の送信を常に省略す
るようにしてもよい。この場合、無線送信が省略される
シリアルデータ系列204の変調器110、または、無
線送信が省略されるシリアルデータ系列204と203
の変調器110と109を省略することができる。
【0054】一方、図4に示すように、受信装置は、受
信復調部414と同期信号再生部410とディジタル入
力ディスプレイ部412を備える。上記受信復調部41
4はアンテナ401と受信部402と復調器404,4
05,406,407とデータ復元部408とからな
る。上記ディジタル入力ディスプレイ部412は、例え
ば、CRT(陰極線管)または液晶表示装置からなる。
【0055】上記送信装置からの高周波信号301,3
02,303,304はアンテナ401で受信され、さ
らに、受信部402で中間周波数に周波数変換されて、
上記高周波信号301,302,303,304にそれ
ぞれ対応する中間周波信号403に分離される。上記各
系列の中間周波信号403は、上記高周波信号301,
302,303,304にそれぞれ対応した複数の復調
器404,405,406,407によって元のシリア
ルデータ系列201,202,203,204に変換さ
れて、ディジタル入力ディスプレイ部412に入力され
る。ここで、上記シリアルデータ系列201,202,
203,204全体を包括的に参照番号409で表す。
【0056】また、上記同期信号再生部410には、省
略されることがなくて常に送信される高輝ビット組シリ
アルデータ系列201が入力される。この同期信号再生
部410は高輝度ビット組シリアルデータ系列201を
用いて同期クロック信号411を形成して、ディジタル
入力ディスプレイ部412に出力する。
【0057】上記同期クロック信号411に同期して、
上記シリアルデータ系列201,202,203,20
4はデジタル入力ディスプレイ部412内部においてシ
リアルパラレル変換されて、直接デジタル的に、あるい
は、必要に応じてデジタルアナログ変換を経て、CRT
や液晶表示装置等のディスプレイ入力ディスプレイ41
2に画像が表示される。
【0058】今、図3(c)に示すように、上記送信装
置が高周波信号301,302のみを送信して、低輝度
ビット組シリアルデータ系列203,204に対応する
高周波信号303,304の送信を省略しているとす
る。
【0059】このとき、上記データ復元部408は、送
信が省略された高周波信号303,304つまり低輝度
ビット組シリアルデータ系列203,204に対応する
復調器406,407に信号を送って、復調器406,
407から特定の値の輝度ビットを出力させる。こうし
て、元の画素データに近似した画素データを復元する。
上記送信されなかった低輝度ビット組シリアルデータ系
列203,204を復元する際には、例えば、図2に示
す輝度ビットR3〜R0,G3〜G0,B3〜B0の全
てをオフにして、輝度を最低にするのが最も好ましい。
【0060】また、上記データ復元部408は、高周波
信号304つまり低輝度ビット組シリアルデータ系列2
04の送信が省略された場合は、上述と同様に、復調器
407から輝度ビットR1,R0,G1,G0,B1,
B0の全てをオフにして出力させて、元の画素データに
極く近似した画素データを復元する。
【0061】このように、異なる原色の赤(R),緑
(G),青(B)について、同じ輝度強度の輝度ビット
R3,R2,G3,G2,B3,B2からなる低輝度ビ
ット組シリアルデータ系列203と、同じ輝度強度の輝
度ビットR1,R0,G1,G0,B1,B0からなる
低輝度ビット組シリアルデータ系列203の送信を省略
するので、各原色の輝度ビットの輝度強度の小さい輝度
ビットを均等に省いた画素データが送信されることにな
って、画像の再生時に色調のバランスの劣化が少なくな
る。すなわち、この実施の形態1によれば、低輝度ビッ
ト組シリアルデータ系列203,204の送信を省略し
ても、色調のバランスの劣化を少なくすることができ
る。
【0062】上記実施の形態1では、低輝度ビット組シ
リアルデータ系列203,204の送信の省略を、高周
波信号303,304の有無によって判別しているが、
図2の予備ビット209、210、211、212等を
判別ビットとして機能させて、所定の判別ビットが連続
して検出されないときは、送信装置で低輝度ビット組シ
リアルデータ系列203,204の送信が省略されたも
のとして、復調器406,407で自動的に省略の有無
を判別するようにすることも可能である。
【0063】さらに、この実施の形態1では、図4に示
すように、無線送信に代えて、有線送信する場合に有線
接続する有線接続手段としてのデータ入力手段413を
備えている。
【0064】なお、無線送信する場合には、有線送信の
場合よりも、常に一定の低輝度ビット組シリアルデータ
系列を省略して送信する場合には、省略されるシリアル
データ系列204の復調器407、または、省略される
シリアルデータ系列204と203の復調器407と4
06を省略して、一定の輝度ビットを出力する回路とす
ることも可能である。
【0065】上記ディジタル画像データ無線通信システ
ムによれば、有線通信する場合には、全ての輝度ビット
を送信して、精度の高い色調で画像を通信することが可
能である一方、無線通信する場合には、必要に応じて、
低輝度ビット組シリアルデータ系列204,203を低
輝度ビット側から順に送信を省略して、占有周波数帯域
を低減させて通信することができる。そのため、動的に
占有周波数帯域を変化させて、周波数帯域の混雑状況に
合わせて、このディジタル画像データ無線通信システム
の運用を行うことが可能となる。
【0066】また、上記ディジタル画像データ無線通信
システムによれば、低輝度ビット組シリアルデータ系列
204,203の高周波信号304,303を低輝度ビ
ット側から送信を省略して、この送信を省略した低輝度
ビット組シリアルデータ系列204,203を受信側で
特定の輝度ビットとして画素データを復元するので、常
に一定の伝送速度のシリアルデータを処理することにな
って、可変伝送レートのシリアル変換装置や、可変帯域
のフィルタ等が不要になって、かつ、送信装置、受信装
置でデータの圧縮、解凍方法等のデータ処理を変化させ
る必要がなくなって、システム構成が簡単になる。特
に、一定の伝送速度のシリアルデータ系列201,20
2,203,204を用いるため、変調器107,10
8,109,110および復調器404,405,40
6,407に、シリアルデータ系列201,202,2
03,204の高周波信号301,302,303,3
04に応じた一定の通過帯域のフィルタを用いることが
できる利点を有する。
【0067】さらに、上記ディジタル画像データ無線通
信システムによれば、画像サーバ側での出力形態、およ
び、グラフィックコントローラ102の出力形態が一定
であるため、占有通信帯域の変更に伴なって、これらの
出力形式の再初期化を行う必要が無くて、任意のタイミ
ングで有線通信、無線通信の切り替え、および、占有周
波数帯域の変更が可能となる。
【0068】(実施の形態2)この実施の形態2は、図
5に示しており、ディジタル画像データ無線通信システ
ムの一例としての壁掛け型インターネット閲覧装置であ
る。この実施の形態2の壁掛け型インターネット閲覧装
置は、実施の形態1の送信装置と受信装置を内蔵してい
るが、図5では図示を省略している。
【0069】図5(a)は、この壁掛け型インターネッ
ト閲覧装置を壁にかけて使用している状態を示し、送信
装置であるコンピュータ部501と受信装置であるディ
スプレイ部502とは相互の端子503,503(図5
(b)を参照)を通じて有線接続で、全てのシリアルデ
ータ系列を通信している。図5(b)は、この壁掛け型
インターネット閲覧装置のディスプレイ部502をコン
ピュータ部501からはずした状態を示している。上記
受信装置であるディスプレイ部502を送信装置である
コンピュータ部501からはずした状態では、電波の伝
播状態により、低輝度ビット組シリアルデータ系列20
3,204(図2参照)の無線送信を省略した高周波信
号を用いる。
【0070】上記送信装置であるコンピュータ部501
と受信装置であるディスプレイ部502との間の距離が
十分小さい場合は、電波の伝播状態は良好であるため、
低輝度ビット組シリアルデータ系列203,204を省
略しないで送信して、有線接続と同じ精度の高い色調で
画像を送受信する。
【0071】一方、上記コンピュータ部501とディス
プレイ部502との間の距離が大きくなって、電波の伝
播状態が悪くなった場合には、画像にノイズが入る等し
て、画面が見づらくなってしまう。その場合には、低輝
度のシリアルデータ系列204つまり高周波信号304
(図2および図3(b)を参照)の送信を省略する。こ
のとき、送信電力制御部117(図1参照)によって、
図3(b)に示す高周波信号301,302,303の
系列では1系列あたりの送信出力を大きくしている。ま
た、図3(a),(b)に示すように、全体の占有周波
数帯域306から全体の占有周波数帯域316へと狭く
なることによって、ノイズも少なくなり、両方の効果で
C/N比が改善して画像の劣化が改善できる。
【0072】さらに、上記コンピュータ部501とディ
スプレイ部502との間の距離が大きくなった場合に
は,図2、図3に示すように、最も輝度の低い低輝度ビ
ット組シリアルデータ系列204の高周波信号304に
加えて、次に低い低輝度ビット組シリアルデータ系列2
03の高周波信号303の無線送信を省略することによ
って、無線送信された高輝度ビット組シリアルデータ系
列201,202の高周波信号301,302の1系列
あたりの送信出力をさらに大きくすることができ、しか
も、全体の占有周波数帯域316から全体の占有周波数
帯域326へとより狭くなるので、画像の劣化が改善で
きる。
【0073】この壁掛け型インターネット閲覧装置で
は、インターネットニュースの自動購読機能等を働かせ
ている状態では、高精度の色調の画像をインテリア感覚
で閲覧し、興味のあるニュースが流れたとき、あるい
は、電子メール等の着信を確認後、閲覧操作を行うとき
など、手にとって操作を行うことができる。
【0074】このとき、手元で入力操作を行うときは細
かい文字の読み取りや入力がなされる場合が多く、微妙
な色調の精度よりも空間解像度がむしろ要求されるた
め、このような場合、この壁掛け型インターネット閲覧
装置は空間解像度が劣化しないので、適している。従来
技術のディザ法や、画像の圧縮プログラムで用いられる
不可逆な変換による方法では、空間分解能が劣化するた
め、このような場合、都合が悪いのである。
【0075】また、この壁掛け型インターネット閲覧装
置では、コンピュータ部501とディスプレイ部502
との間で無線通信されているだけで、コンピュータ部5
01とネットワーク(電話回線等)間は無線を用いてい
ないので、無線電波伝播の一時的な乱れでネットワーク
が切断されたり、記録中のデータが不完全に中断される
ことが無い利点を有する。
【0076】図5(b)には、上記送信装置であるコン
ピュータ部501と受信装置であるディスプレイ部50
2とを有線接続するための端子503,503のみを示
しているが、端子503,503がはずされたこと、あ
るいは、取り付けられたことを認識する機構を設けるこ
とによって、自動的に有線通信と無線通信との切り替え
をすることが可能である。この認識する機構は、検出用
の端子504,504をコンピュータ部501とディス
プレイ部502とに設けて構成することが可能である。
また、図示しないが、検出用の端子504,504の
他、コンピュータ部501上にディスプレイ部502が
設置されているかどうかで切り替わるスイッチ等を設け
て構成することも可能である。
【0077】上述の構成は、インターネット閲覧装置以
外にも、壁掛け型テレビや、その他一般的なディスプレ
イ装置にも適用が可能である。
【0078】また、無線通信時に、送信されるべきシリ
アルデータ系列を選択するには、既存のテレビのリモコ
ンと同様に、赤外線リモコン装置、微弱無線リモコン装
置等を用いて、送信装置であるコンピュータ部501に
指示を出すことが可能である。このとき、リモコンは、
前述の送信装置であるコンピュータ部501と受信装置
であるディスプレイ部502とは、独立した筐体として
も良いし、コンピュータ部501に内蔵することも可能
である。内蔵する場合には、省略されない高輝度ビット
組シリアルデータ系列201,202の高周波信号30
1,302(図3参照)におけるノイズ、あるいは、デ
ータ再生時のエラー比率を検知して、自動的に送信装置
に指示を出すことも可能である。
【0079】(実施の形態3)この実施の形態3のディ
ジタル画像データ無線通信システムは、図6に示し、実
施の形態1による送信装置と受信装置を用いている。
【0080】図6(a)に示すように、送信装置である
コンピュータ本体601と受信装置であるディスプレイ
部602とをケーブル604とコネクタ605とで有線
接続し、さらに、キーボード603をコンピュータ本体
601に有線で接続している。
【0081】図6(b)は、コンピュータ本体601と
ディスプレイ部602との間の有線接続の一部を、無線
接続に置き換えた状態を示している。上記ディスプレイ
部602からコネクタ605を外し、このコネクタ60
5に送信機606を接続し、ディスプレイ部602に受
信機607を接続している。
【0082】この場合、図1に示すクロック信号発生部
101、グラフィックコントローラ102、画像データ
記憶部104は、コンピュータ本体601に含まれる。
それ以外の部分、つまり、図1の変調送信部116は図
6(b)の送信機606に含まれる。
【0083】一方、図4に示す同期信号再生部410、
デジタル入力ディスプレイ部412はディスプレイ部6
02に含まれる。それ以外の部分、つまり、図4の受信
復調部414は図6(b)の受信機607に含まれる。
【0084】このように、この実施の形態3では、図
1、図4で示した送信装置、受信装置を特定の部分で分
割して、異なる筐体に組み上げて、有線接続と無線接続
とを、コネクタ605、送信機606および受信機60
7を用いて、切り替えることができる。
【0085】実施の形態1から実施の形態3で述べたデ
ィジタル画像データ無線通信システムでは、図4に示す
受信装置において同期信号再生部410で同期信号41
1を再生しているが、図1に示す同期信号103を、シ
リアルデータ系列409と異なる周波数で変調して送信
し、受信装置側で受信して、復調して用いることも可能
である。図3(a)に、上記同期信号103を変調した
高周波信号305の周波数軸上の配置を示す。この場
合、図3(a)に示すように、同期信号103の高周波
信号305は、省略されない高輝度ビット組シリアルデ
ータ系列201,202の高周波信号301,302に
隣接して周波数軸上に配置するのが好ましい。そうする
と、低輝度ビット組シリアルデータ系列203,204
の高周波信号303,304の送信を省略して、占有周
波数帯域を狭める上で、同期信号103の高周波信号3
05が障害にならないからである。
【0086】上記実施の形態1,2,3では、送信周波
数帯域は、60GHzとしたが、60GHzに限らな
い。ただし、伝送データの容量が大きいために、広帯域
の周波数の利用が可能な30から90GHzのミリ波帯
域とすることが好ましく、複数のシステムが同じ周波数
帯域を利用できるように、空中の電波強度減衰が大きい
50〜70GHzがより好ましい。
【0087】また、図示しないが、受信装置を複数設置
することによって、1台の送信装置の出力電波を複数の
受信装置で受信することも可能である。
【0088】また、シリアルデータ系列の数、画素単位
でのデータのコード化、配置は図2の例に限らず自由に
行うことができる。
【0089】また、この発明は、最低1系列の低輝度の
ビットをまとめた低輝度ビット組シリアルデータ系列が
あり、その低輝度ビット組シリアルデータ系列の送信を
省略しても、受信側で、画素データを再生できるように
なっていればよく、他に種々の変形ができることは言う
までもない。
【0090】また、省略される低輝度ビット組シリアル
データ系列は3原色の各原色の同じ輝度をまとめるほう
がより好まい。また、低輝度ビット組シリアルデータ系
列を複数設けて多段階で省略することによって、無線通
信の占有周波数帯域を多段階で変化させられるようにす
る方がより好ましい。
【0091】図1に示す同期信号103と4系列のシリ
アルデータ系列信号201,202,203,204を
有線で送信する場合は、外部ノイズの影響を低減するた
めに、1系列につき2本の信号線を用いた差動信号によ
って伝送するのがより好ましい。
【0092】また、この発明に用いる変調方式は、AS
K変調方式の他に、PSK(PhaseShift Keying)変調
形式も利用可能であるが、ASK変調は、信号の位相情
報が保たれるため、同期復調が不要である点でより適し
ている。
【0093】また、上記実施の形態1,2,3のよう
に、送信装置の変調器107,108,109,109
および受信装置の復調器404,405,406,40
7は、各信号を1〜3GHzの中間周波数として周波数
軸上に並べ、それらの周波数多重信号を高周波信号に周
波数変換する方が好ましいが、直接送信周波数、ベース
バンド周波数間で変復調することも可能である。
【0094】
【発明の効果】以上より明らかなように、この発明のデ
ジタル画像データ無線通信システムによれば、送信装置
側において、シリアルデータ系列作成部によって、高輝
度ビット組シリアルデータ系列と低輝度ビット組シリア
ルデータ系列とを作成し、シリアルデータ系列選択部に
よって、画像の画質に対する影響の比較的少ない低輝度
ビット組シリアルデータ系列の無線通信を必要に応じて
行わないようにするので、無線通信の占有周波数帯域幅
を減少することができる。
【0095】また、この発明のデジタル画像データ無線
通信システムによれば、無線送信されなかった低輝度ビ
ット組シリアルデータ系列の輝度ビットを、受信装置側
のデータ復元部で、特定の値として復元するので、元の
画素データに近い画素データを得て、元の画像に近い画
像を再生することができる。
【0096】また、この発明のデジタル画像データ無線
通信システムによれば、占有周波数帯域幅を狭くすると
きには、複数のシリアルデータ系列の中の低輝度ビット
シリアルデータ系列をシリアルデータ系列選択部で選択
して送信を停止するだけであるので、常に、シリアルデ
ータ系列を一定速度で伝送するようにすることが可能
で、システムの構成が簡単になる。
【0097】また、この発明の1実施の形態では、複数
のシリアルデータ系列を画素単位で互いに同期して無線
送信するので、画像データの復元に画素単位の同期を行
うための記憶部が不要になって、簡単なシステム構成
で、デジタル画像を無線通信することができる。
【0098】また、この発明の1実施の形態では、送信
装置と受信装置との間に複数のシリアルデータ系列を通
信する有線接続手段を有するので、全てのシリアルデー
タ系列を有線送信して、高品質の画像を通信できる。
【0099】また、この発明の1実施の形態では、シリ
アルデータ系列を表す信号の無線通信に、信号の位相情
報が保たれるASK変調方式を用いているので、同期復
調が不要になって、画素単位で同期した複数のシリアル
データ系列を表す信号を、簡単に復調できて、安価にデ
ィジタル画像データ無線通信システムを構成できる。
【0100】また、この発明の1実施の形態では、無線
通信に30〜90GHzの信号を用いるので、広帯域の
周波数の利用が可能である。また、空中の電波の減衰が
大きいため、複数のシステムが同じ周波数帯域を利用し
て共存することが可能となる。
【0101】また、この発明のデジタル画像データ無線
送信装置によれば、シリアルデータ系列作成部によっ
て、高輝度ビット組シリアルデータ系列と低輝度ビット
組シリアルデータ系列とを作成し、シリアルデータ系列
選択部によって、画像の画質に対する影響の比較的少な
い低輝度ビット組シリアルデータ系列の無線通信を必要
に応じて行わないようにするので、無線通信の占有周波
数帯域幅を低減することができる。
【0102】また、この発明のデジタル画像データ無線
送信装置によれば、占有周波数帯域幅を低減するときに
は、複数のシリアルデータ系列の中の低輝度ビットシリ
アルデータ系列をシリアルデータ系列選択部で選択して
送信を停止するだけであるので、常に、シリアルデータ
系列を一定速度で伝送するようにすることが可能で、シ
ステムの構成が簡単になる。
【0103】また、この発明の1実施の形態では、シリ
アルデータ系列選択部によって、複数の低輝度ビット組
シリアルデータ系列を適宜省いて通信するので、使用が
可能な周波数帯域にあわせて、できるだけ元の画素デー
タに近い画像データを送信できる。
【0104】また、この発明の1実施の形態によれば、
シリアルデータ系列選択部によって、輝度強度のより小
さな輝度ビットを含む低輝度ビット組シリアルデータ系
列から順に無線送信を行わないようにするので、シリア
ルデータ系列の送信を省略しても、画質の悪化を最小限
に留めることができる。
【0105】また、この発明の1実施の形態によれば、
異なる原色の同じ輝度強度の輝度ビットをまとめたビッ
ト組よりなっている低輝度ビット組シリアルデータ系列
の送信を省略するので、画像の再生時に色調のバランス
の劣化を少なくすることができる。
【0106】また、この発明の1実施の形態によれば、
高輝度ビット組シリアルデータ系列を表す信号の周波数
よりも、低輝度ビット組シリアルデータ系列を表す全て
の信号の周波数が高いか低いかの一方のみであり、か
つ、送信が省略される可能性のより高い輝度強度のより
小さい低輝度ビット組シリアルデータ系列を表す信号ほ
ど、常に送信される高輝度ビット組シリアルデータ系列
を表す信号と周波数軸において離れて配置しているの
で、低輝度ビット組シリアルデータ系列の送信を省略し
た際に、占有周波数帯域が効果的に狭くなって、周波数
帯域をより効率的に使用することができる。
【0107】また、この発明の1実施の形態によれば、
電波伝播状態が悪い場合に、シリアルデータ系列選択部
によって、送信されるシリアルデータ系列の数を減少さ
せると共に、送信電力制御部によって、1系列あたりの
無線送信出力を増加させるので、より鮮明な画像データ
の通信ができる。
【0108】また、この発明のデジタル画像データ無線
受信装置によれば、無線送信されなかった低輝度ビット
組シリアルデータ系列の輝度ビットを、データ復元部に
よって、特定の値として復元するので、占有周波数帯域
を狭めるために、低輝度ビット組シリアルデータ系列の
無線通信を行わなくても、元の画像データに近い画像デ
ータを復元できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の送信装置を示すブ
ロック図である。
【図2】 上記実施の形態1のシリアルデータ系列のビ
ット配置図である。
【図3】 上記実施の形態1の無線送信された高周波信
号の周波数軸上の配置図である。
【図4】 上記実施の形態1の受信装置のブロック図で
ある。
【図5】 この発明の実施の形態2のディジタル画像デ
ータ無線通信システムの説明図である。
【図6】 この発明の実施の形態3のディジタル画像デ
ータ無線通信システムの説明図である。
【図7】 従来のディジタル画像データ無線通信システ
ムの説明図である。
【符号の説明】
105 シリアルデータ系列作成部 201,202 高輝度ビット組シリアルデータ系列 203,204 低輝度ビット組シリアルデータ系列 112 送信部 114 シリアルデータ系列選択部 402 受信部 408 データ復元部 115,413 有線接続手段 501 コンピュータ部 502,602 ディスプレイ部 601 コンピュータ本体

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の輝度ビットから構成される画素デ
    ータを表す信号を順次無線送信する送信装置と、上記信
    号を受信して画素データを復元する受信装置を備えるデ
    ジタル画像データ無線通信システムであって、 上記送信装置が、 輝度強度の大きい輝度ビットからなる少なくとも1系列
    の高輝度ビット組シリアルデータ系列と輝度強度の小さ
    い輝度ビットからなる少なくとも1系列の低輝度ビット
    組シリアルデータ系列とからなる複数のシリアルデータ
    系列を上記各画素データについて作成するシリアルデー
    タ系列作成部と、 上記複数のシリアルデータ系列を各シリアルデータ系列
    ごとに異なる周波数を有する信号で無線送信する送信部
    と、 低輝度ビット組シリアルデータ系列の少なくとも1系列
    を無線送信しないようにし得るシリアルデータ系列選択
    部とを含み、 上記受信装置が、 上記無線送信されたシリアルデータ系列を表す信号を受
    信する受信部と、 上記送信部で無線送信されなかった低輝度ビット組シリ
    アルデータ系列の輝度ビットを特定の値として画素デー
    タを復元するデータ復元部とを含むことを特徴とするデ
    ジタル画像データ無線通信システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデジタル画像データ無
    線通信システムにおいて、上記シリアルデータ系列作成
    部が、画素単位で相互に同期したシリアルデータ系列を
    作成し、上記送信部が、上記シリアルデータ系列を表す
    信号を画素単位の同期を保ったまま無線送信することを
    特徴とするデジタル画像データ無線通信システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のデジタル画像
    データ無線通信システムにおいて、上記送信装置と受信
    装置との間に上記複数のシリアルデータ系列を通信する
    有線接続手段を有することを特徴とするデジタル画像デ
    ータ無線通信システム。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1つに記載の
    デジタル画像データ無線通信システムにおいて、上記シ
    リアルデータ系列を表す信号の無線通信にASK変調方
    式を用いることを特徴とするデジタル画像データ無線通
    信システム。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1つに記載の
    デジタル画像データ無線通信システムにおいて、無線通
    信に30〜90GHzの信号を用いることを特徴とする
    デジタル画像データ無線通信システム。
  6. 【請求項6】 複数の輝度ビットから構成される画素デ
    ータを表す信号を順次無線送信する画像データ無線送信
    装置であって、 輝度強度の大きい輝度ビットからなる少なくとも1系列
    の高輝度ビット組シリアルデータ系列と輝度強度の小さ
    い輝度ビットからなる少なくとも1系列の低輝度ビット
    組シリアルデータ系列とからなる複数のシリアルデータ
    系列を上記各画素データについて作成するシリアルデー
    タ系列作成部と、 上記複数のシリアルデータ系列を各シリアルデータ系列
    ごとに異なる周波数を有する信号で無線送信する送信部
    と、 低輝度ビット組シリアルデータ系列の少なくとも1系列
    を無線送信しないようにし得るシリアルデータ系列選択
    部とを含むことを特徴とするデジタル画像データ無線送
    信装置。
  7. 【請求項7】 請求項6のデジタル画像データ無線送信
    装置において、上記シリアルデータ系列作成部は、輝度
    ビットが輝度強度の大小に応じて割り当てられる複数の
    低輝度ビット組シリアルデータ系列を作成し、 上記シリアルデータ系列選択部が輝度強度のより小さな
    輝度ビットを含む低輝度ビット組シリアルデータ系列か
    ら順に無線送信を行わないようにすることを特徴とする
    デジタル画像データ無線送信装置。
  8. 【請求項8】 請求項6または7に記載のデジタル画像
    データ無線送信装置において、上記低輝度ビット組シリ
    アルデータ系列の少なくとも1つが、異なる原色の同じ
    輝度強度の輝度ビットをまとめたビット組よりなってい
    ることを特徴とするデジタル画像データ無線送信装置。
  9. 【請求項9】 請求項6乃至8のいずれか1つに記載の
    デジタル画像データ無線送信装置において、高輝度ビッ
    ト組シリアルデータ系列を表す信号の周波数に対して、
    低輝度ビット組シリアルデータ系列を表す信号の周波数
    が、高周波側あるいは低周波側の一方にまとめられて周
    波数軸上に位置し、かつ、低輝度ビット組シリアルデー
    タ系列の中のより輝度強度の小さい輝度ビットを含むシ
    リアルデータ系列を表す信号の周波数ほど高輝度ビット
    組シリアルデータ系列の信号の周波数に対して、周波数
    軸上において離れた位置に配置されていることを特徴と
    するデジタル画像データ無線送信装置。
  10. 【請求項10】 請求項6乃至9のいずれか1つに記載
    のデジタル画像データ無線送信装置において、無線送信
    されるシリアルデータ系列の数が減少するほど、1系列
    の信号あたりの無線送信出力を増加させる送信電力制御
    部を備えることを特徴とするデジタル画像データ無線送
    信装置。
  11. 【請求項11】 画素データを構成する複数の輝度ビッ
    トからなるシリアルデータ系列を表す無線送信された信
    号を受信部で受信してデジタル画像データを復元する受
    信装置であって、 上記無線送信された信号のシリアルデータ系列の輝度ビ
    ットに、無線送信されなかったシリアルデータ系列の輝
    度ビットを特定の値の輝度ビットとして組み合わせて画
    素データを復元するデータ復元部を備えることを特徴と
    するデジタル画像データ無線受信装置
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