JP2002083129A - 振込による決済処理方法、決済処理システム及び記憶媒体 - Google Patents

振込による決済処理方法、決済処理システム及び記憶媒体

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JP2002083129A
JP2002083129A JP2001058095A JP2001058095A JP2002083129A JP 2002083129 A JP2002083129 A JP 2002083129A JP 2001058095 A JP2001058095 A JP 2001058095A JP 2001058095 A JP2001058095 A JP 2001058095A JP 2002083129 A JP2002083129 A JP 2002083129A
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Yoshio Suzuki
義雄 鈴木
Masaru Ueda
優 上田
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AIU Insurance Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 購入者と販売者との間での代金の支払いを振
込により行う際に、購入者が簡単な操作で、間違いなく
行うことができるようにする。 【解決手段】 購入者12と販売者13との間で取引が
仮成立した後に、購入者12は、ICカード20を使用
して提携銀行14のATM42で振込を行う。このとき
に、ATM42にてICカード20のデータを読み取ら
せると、そのデータから銀行のホストコンピュータ40
で検索されて、取引仮成立後に販売者側から銀行側のホ
ストコンピュータ40へと送信され振込予定データとし
て格納された購入者12と販売者13との間の取引情報
が呼び出されて、ATM42に表示される。購入者12
は、この表示を見て取引内容を確認する。この確認信号
によって、振込処理が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、購入者と販売者と
の間で為された取引の代金の支払いを、購入者の情報が
格納される記憶媒体を用いて、または購入者と販売者と
が共有する共有特定情報を用いて、提携の金融機関端末
機から振込により行う決済処理方法及び決済処理システ
ム及び前記決済処理方法に使用される記憶媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年の消費者ニーズの多様化、通信技術
の発達などにより、新たに通信販売やインターネットを
活用したネット販売などが脚光を浴びている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この通
信販売やネット販売では、原則的にその決済がクレジッ
トカード払いとなっており、電話等の通信手段により口
頭でクレジットカード番号を読み上げる等、そのセキュ
リティに問題がある。また、ネット販売ではコンピュー
タ操作が必須であることから、必ずしも多くの消費者に
一般的とは言えず、また、不特定多数のネットユーザー
が使用するサイバースペースに情報を流すため例え暗号
化によりセキュリティを高めても問題が残るのが現状で
ある。
【0004】これに対して、銀行、郵便局、コンビニエ
ンスストア等の金融機関のATM(現金自動預け払い
機)からキャッシュカード等を用いてその代金の振り込
みを行うことは、一般的な方法として定着している。し
かしながら、従来のATM操作においては、振込金額、
振込銀行、振込先口座の指定などの非常に煩雑な操作が
要求され、機械の操作に不慣れな多くの消費者に取って
は、便利な支払い方法とは言えないのが現状である。ま
た、振込金額が間違われて振り込まれるおそれもあり、
そのような場合、事後の精算処理が必要になり面倒であ
る。
【0005】本発明はかかる課題に鑑みなされたもの
で、購入者と販売者との間で為された取引の代金の支払
いを、購入者の情報が格納される記憶媒体を用いて、及
び/または、購入者と販売者とで共有する共有特定情報
を提携の金融機関端末機に入力することにより、提携の
金融機関端末機から振込により行う際に、購入者が簡単
な操作で、間違いなく行うことができる決済処理方法及
び決済処理システム及び前記決済処理方法に使用される
記憶媒体を提供することをその目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のうち請求項1記載の発明は、購入者と販売者
との間で為された取引の代金の支払いを、購入者の情報
が格納される記憶媒体を用いて提携の金融機関端末機か
ら振込により行う決済処理方法であって、購入者と販売
者との間での取引仮成立後に、購入者との取引情報の少
なくとも一部の取引情報を前記購入者の記憶媒体に格納
される購入者情報と関連付けて、金融機関管理下の金融
機関側コンピュータに送信する段階と、前記金融機関側
コンピュータで、前記購入者情報と関連付けて送信され
た前記取引情報の少なくとも一部の取引情報を、前記販
売者情報と関連付けて格納する段階と、金融機関端末機
において記憶媒体が使用されて購入者情報が読み取られ
たときに、前記金融機関側コンピュータから、購入者情
報に基づき、対応する前記取引情報の少なくとも一部の
取引情報を抽出して、該抽出した情報を前記金融機関端
末機で表示し、購入者へ確認信号の入力を促す段階と、
購入者の確認信号を受けて、販売者へ代金の入金処理を
行う段階と、を具備する。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1に記載の
ものにおいて、購入者と販売者との間での取引仮成立後
に、購入者との取引情報を販売者管理下の販売者側コン
ピュータに入力し、前記取引情報を前記購入者情報と関
連付けて格納する段階と、前記購入者の確認信号の入力
を受けて、前記金融機関端末機から確認信号を前記販売
者側コンピュータへと送信する段階と、前記販売者側コ
ンピュータが、確認信号を受けて取引情報の少なくとも
一部の情報を、前記金融機関端末機を介して記憶媒体に
記録する段階とをさらに具備する。
【0008】請求項3記載の発明は、購入者と販売者と
の間で為された取引の代金の支払いを、購入者が利用す
る提携の金融機関端末機から振込により行う決済処理方
法であって、購入者と販売者との間での取引仮成立後
に、購入者との取引情報の少なくとも一部の取引情報を
該購入者及び該販売者が共有する該購入者及び/又は該
取引を特定する情報(以下「共有特定情報」)と関連付
けて金融機関管理下の金融機関側コンピュータに送信す
る段階と、前記金融機関側コンピュータで、前記共有特
定情報と関連付けて送信された前記取引情報の少なくと
も一部の取引情報を、前記販売者情報と関連付けて格納
する段階と、金融機関端末機において共有特定情報が入
力されたときに、前記金融機関側コンピュータから、共
有特定情報に基づき、対応する前記取引情報の少なくと
も一部の取引情報を抽出して、該抽出した情報を前記金
融機関端末機で表示し、購入者へ確認信号の入力を促す
段階と、購入者の確認信号を受けて、販売者へ代金の入
金処理を行う段階と、を具備する。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項1ないし3
のいずれか1項に記載の方法において、前記金融機関側
コンピュータで格納される前記取引情報の少なくとも一
部の取引情報とは、代金に関する情報を含む。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項1ないし4
のいずれか1項に記載の方法において、購入者と販売者
との間での取引仮成立後に、購入者との取引情報を販売
者管理下の販売者側コンピュータに入力し、前記取引情
報を前記購入者情報と関連付けて格納する段階と、前記
入金処理後に、金融機関からの入金通知を受けて、前記
販売者側コンピュータで計上処理を行う段階とをさらに
具備する。
【0011】請求項6記載の発明は、購入者と販売者と
の間で為された取引の代金の支払いを、購入者の情報が
格納される記憶媒体を用いて提携の金融機関端末機から
振込により行う決済処理システムであって、購入者と販
売者との間で仮成立した取引の取引情報が格納され、該
取引情報を前記購入者の記憶媒体に格納される購入者情
報と関連付けて格納すると共に、取引情報の少なくとも
一部の取引情報を前記購入者情報と関連付けて送信す
る、販売者管理下にある販売者側格納・送信手段と、前
記購入者情報と関連付けられて送信された前記取引情報
の少なくとも一部の取引情報を、前記販売者情報と関連
付けて格納する、金融機関管理下にある金融機関側送受
信・格納手段と、前記購入者の記憶媒体から購入者情報
を読み取ると共に、該購入者情報に基づき、前記金融機
関側送受信・格納手段から対応する前記取引情報の少な
くとも一部の取引情報を抽出して、該抽出した情報を表
示し、購入者へ確認信号の入力を促す前記金融機関端末
機と、購入者の確認信号を受けて販売者へ代金の入金処
理を行う入金処理手段と、を備える。
【0012】請求項7記載の発明は、請求項6に記載の
システムにおいて、前記購入者の確認信号の入力を受け
て、前記金融機関端末機は確認信号を前記販売者側格納
・送信手段へと送信するものであり、前記販売者側格納
・送信手段は、確認信号を受けて前記取引情報の少なく
とも一部の情報を、前記金融機関端末機を介して記憶媒
体に記録するものである。
【0013】請求項8記載の発明は、購入者と販売者と
の間で為された取引の代金の支払いを、該購入者が利用
する金融機関端末機から振込により行う決済処理システ
ムであって、購入者と販売者とが共有する取引及び/ま
たは購入者を特定する情報(以下「共有特定情報」)と
関連付けて該取引の取引情報を格納すると共に、該取引
情報の少なくとも一部の取引情報を前記共有特定情報と
関連付けて送信する、販売者管理下にある販売者側格納
・送信手段と、前記共有特定情報と関連付けられて送信
された前記取引情報の少なくとも一部の取引情報を、販
売者情報と関連付けて格納する、金融機関管理下にある
金融機関側送受信・格納手段と、該購入者から入力され
る前記共有特定情報に基づき、前記金融機関側送受信・
格納手段から対応する前記取引情報の少なくとも一部の
取引情報を抽出して、該抽出した情報を表示し、購入者
へ確認信号の入力を促す前記金融機関端末機と、購入者
の確認信号を受けて販売者へ代金の入金処理を行う入金
処理手段と、を備える。
【0014】請求項9記載の発明は、請求項6ないし8
のいずれか1項に記載のシステムにおいて、金融機関側
送受信・格納手段で格納される前記取引情報の少なくと
も一部の取引情報とは、代金に関する情報を含む。
【0015】請求項10記載の発明は、請求項6ないし
9のいずれか1項に記載のシステムにおいて、前記入金
処理後に、金融機関からの入金通知を受けて、前記販売
者側格納・送信手段は、前記入金処理後に、金融機関か
らの入金通知を受けると、計上処理を行うものである。
【0016】請求項11記載の発明は、請求項1または
2項に記載の決済処理方法に使用される記憶媒体を特徴
とするものである。
【0017】請求項12記載の発明は、請求項11に記
載の前記金融機関端末機を介して現金の預け入れ、引き
出し等が可能となった記憶媒体を特徴とするものであ
る。
【0018】本発明の第1の態様においては、購入者と
販売者との間で取引が仮成立した後に、購入者は、記憶
媒体を使用して提携の金融機関端末機で代金の振込を行
う。このときに、金融機関端末機にて記憶媒体内の購入
者情報を読み取らせると、その購入者情報から金融機関
側コンピュータ(金融機関側送受信・格納手段)で検索
されて、取引仮成立後に予め金融機関側コンピュータ
(金融機関側送受信・格納手段)に格納された購入者と
販売者との間の取引情報の少なくとも一部の取引情報が
呼び出されて、金融機関端末機に表示される。
【0019】または、本発明の第2の態様では、購入者
と販売者との間で取引が仮成立した後に、購入者は、購
入者と販売者との間で共有する共有特定情報を提携の金
融機関端末機に入力し、この金融機関端末機で代金の振
込を行う。このときに、その共有特定情報から金融機関
側コンピュータ(金融機関側送受信・格納手段)で検索
されて、取引仮成立後に予め金融機関側コンピュータ
(金融機関側送受信・格納手段)に格納された購入者と
販売者との間の取引情報の少なくとも一部の取引情報が
呼び出されて、金融機関端末機に表示される。
【0020】いずれの態様においても、購入者は、この
表示を見て取引内容を確認し、例えば、口座振替を承認
するか、または現金を金融機関端末機に投入することに
より、確認信号を金融機関端末機に入力することができ
る。この確認信号によって、振込処理が行われる。ここ
で、振込処理とは、振替処理または振込処理の両方を含
む広義の意味である。本発明の方法またはシステムによ
れば、記憶媒体内の情報を金融機関端末機に読み取らせ
るか、または、共有特定情報を金融機関端末機に入力す
れば、購入者は、少なくとも一部の取引情報を金融機関
端末機において確認することができると共に、その取引
の決済を依頼若しくは指示することができるので、簡単
に且つ安全に代金の支払いを行うことができる。また、
振込金額の間違い等の発生も回避することができる。
【0021】取引仮成立後に販売者側から金融機関側コ
ンピュータ(金融機関側送受信・格納手段)へと送信さ
れる情報は、購入者と販売者との間の取引情報の全てで
あっても、またはその一部であっても良いが、少なくと
も代金に関する情報を含んでいると良い。代金に関する
情報の他に、取引を特定する取引特定情報、現金振込と
するか口座振替とするかを識別する払い込み方法の情報
等を例示することができる。また、この送信される取引
情報と関連付けられる購入者情報とは、例えば、購入者
または記憶媒体に固有に付された識別番号、購入者の氏
名、購入者の口座番号等のうちの少なくとも1つを例示
することができる。また、共有特定情報とは、取引を特
定するユニークな番号や記号、または購入者を特定する
ユニークな番号や記号を例示することができる。また、
金融機関側コンピュータ(金融機関側送受信・格納手
段)でこれらの取引情報の少なくとも一部の取引情報と
関連付けて格納される前記販売者情報としては、例え
ば、販売者に固有に付された識別番号、販売者の氏名、
販売者の口座番号等のうちの少なくとも1つを例示する
ことができる。
【0022】前記金融機関側コンピュータ及び販売者側
コンピュータは、それぞれ単一または複数の装置で構成
することができる。また、前記金融機関側送受信・格納
手段とは、単一または複数のコンピュータを含む、種々
の装置を用いることができ、格納部、送信部、受信部が
夫々離れていても、任意の組合せで相互に或いは全体で
密接に結合していても、いずれでもよい。また、前記販
売者側格納・送信手段とは、単一または複数のコンピュ
ータを含む、種々の装置を用いることができ、格納部と
送信部が離れていても、相互に密接に結合していても、
どちらでもよい。また、前記金融機関端末機とは、コン
ピュータやコンピュータの端末を含む種々の装置を用い
ることができ、入力部と表示部が離れていても、相互に
密接に結合していても、どちらでもよい。また、前記入
金処理手段とは、金融機関の決済に通常用いられるよう
なコンピュータ、その他の装置等が用いられる。
【0023】また、金融機関としては、銀行、郵便局
等、振込処理の行うことができる任意の機関とすること
ができる。
【0024】金融機関において振込作業が終了すると、
販売者へと入金通知が送られるが、販売者側コンピュー
タ(販売者側格納・送信手段)では、その入金通知を受
けて、格納された取引情報に対して計上処理を行うこと
ができる。
【0025】また、購入者が金融機関端末機において確
認信号を入力し、それが、金融機関側コンピュータ(金
融機関側送受信・格納手段)へと送信されると、さら
に、金融機関側コンピュータ(金融機関側送受信・格納
手段)から販売者側コンピュータ(販売者側格納・送信
手段)へ確認信号が送信され、これに基づいて販売者側
コンピュータ(販売者側格納・送信手段)から取引情報
の少なくとも一部を、金融機関端末機に送信し、金融機
関端末機を介して、購入者の記憶媒体に記録することが
できる。この際に、取引情報は、金融機関側コンピュー
タ(金融機関側送受信・格納手段)を介してまたは介さ
ずに別途の通信回線を介して金融機関端末機に送信する
ことができる。こうして、購入者の記憶媒体に取引の記
録等を残すことができる。場合によれば、記録媒体自体
を証書とすることもできる。別態様としては、取引情報
を全て、予め販売者側コンピュータ(販売者側格納・送
信手段)から金融機関側コンピュータ(金融機関側送受
信・格納手段)に送信して格納しておき、金融機関側コ
ンピュータ(金融機関側送受信・格納手段)が確認信号
を受けて、格納した取引情報を金融機関端末機を介して
記憶媒体に記録することも考えられるが、特に、取引情
報のうち、販売者が外部への流出を望まないが、購入者
の記憶媒体には記録しておきたいと考える情報に関して
は、このように購入者が金融機関端末機で振込処理を行
った直後に、金融機関端末機を介してかかる情報を記録
するとより好ましい。
【0026】以上の記憶媒体は、この取引の振込を行う
為のみではなく、金融機関端末機から現金の預け入れ、
引き出し等を行う為の金融機関用の記憶媒体として兼用
することも可能である。また、記憶媒体としては、読取
り・書込みが金融機関端末機で可能となったものに限ら
ず、金融機関端末機で読取り専用となったものも含める
ことができる。記憶媒体としては、磁気記録媒体、光学
記録媒体、光磁気記録媒体、ICカードやミニチュアカ
ードなどの半導体カード等の任意のものとすることがで
きる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。図1は、本発明のシステム及び本発
明の方法を実施するためのシステムの全体構成を表すブ
ロック図である。図1において、符号12は購入者、1
3はこの購入者12と取引を行い、商品またはサービス
の提供を行う一方で、購入者12からの支払いを受ける
販売者、14は、販売者13との提携関係にある金融機
関である提携銀行を表している。購入者12は、購入者
の情報が格納される記憶媒体としてのICカード20を
所有しており、このICカード20は、予め販売者1
3、提携銀行14またはその他の機関が発行したものと
する。特に、公的機関の発行したものであれば、生命保
険等のように本人確認が重要なものの販売に好ましい。
【0028】販売者13は、購入者12の電話に応対
し、購入者12との取引を電話で行うコールセンター要
員36が待機するコールセンター30と、該コールセン
ター要員36等によってデータが入力される複数のコー
ルセンター側端末32と、これらのコールセンター側端
末32とネットワークで接続され、各コールセンター側
端末32からのデータが集積されるホストコンピュータ
34とを備えている。
【0029】また、提携銀行14には、ホストコンピュ
ータ40と、ホストコンピュータ40とネットワークで
接続され、各支店やコンビニエンスストア等(以下、支
店等という)43に配置された現金自動預け払い機(以
下単にATMという)42が備えられる。本実施形態で
は、このATMが金融機関端末機として作用している
が、これに限るものではなく、専用の端末機を設けるこ
とも可能である。
【0030】以下、本実施形態では、保険契約を対象と
した保険契約の取引を例にして説明する。この場合、購
入者12は保険申込者となり、販売者13は保険会社と
なる。しかしながら、本発明は、このような保険サービ
スに限らず、あらゆる商品、サービスの販売に対して、
適用できることは勿論である。
【0031】保険申込者12は、保険会社13の既存の
契約者(または顧客)であるとして、その保険申込者1
2の所有するICカード20は、例えば、保険会社及び
提携銀行共用カードとすることができる。図2にICカ
ード20の構成例を示す。このICカード20は、一般
の銀行用のICカードと兼用とすることができ、ICカ
ード20の片側には銀行用ICチップ20aが埋設さ
れ、銀行用磁気ストライプ20bが設けられている。ま
た、その反対側には対称的に、保険会社用ICチップ2
0cが埋設され、その保険会社用磁気ストライプ20d
が設けられている。銀行用ICチップ20aに格納され
る顧客情報(購入者情報)としては、氏名、住所、生年
月日、カード番号、顧客番号、電話番号、口座番号、取
引明細等を例示することができる。同様に、保険会社用
ICチップ20c及び/または保険会社用磁気ストライ
プ20dに格納されるデータとしては、契約者名、生年
月日、顧客番号、提携銀行との共通のカード番号、郵便
番号、住所、自宅電話番号、勤務先電話番号、の顧客情
報(購入者情報)の他に、既存保険契約情報(保険種
類、証券番号、保険期間、保険の目的詳細、担保内容
等)、保険金支払い記録(保険種類、証券番号、クレー
ム、支払い金額、支払日等)、その保険会社との取引明
細記録、の取引情報を例示することができる。但し、図
2の例では、銀行用磁気ストライプ20b及び保険会社
用磁気ストライプ20dと、銀行用ICチップ20a及
び保険会社用ICチップ20cとを、それぞれ設けるこ
ととしたが、これに限るものではなく、単一のストライ
プ及び/または単一のICチップを設け、これを銀行と
保険会社とで共用することも可能である。
【0032】図3は、コールセンター側端末32と、ホ
ストコンピュータ34の機能ブロック図を表している。
コールセンター側端末32は、ホストコンピュータ34
との通信を行う通信部320と、保険料試算を行う保険
料試算部322と、申込者からの情報を入力する入力部
324と、その情報を一時的に記録する申込者情報記憶
部326と、表示部327とを有している。
【0033】また、ホストコンピュータ34は、コール
センター側端末32や提携銀行14との通信を行う通信
部340と、契約者の契約データ及び申込者とのやりと
り記録等が格納されたデータベース部341と、保険商
品に関する詳細データが格納された商品データベース部
348と、契約者(または申込者)の保持するICカー
ド20についてのデータが必要に応じて格納されるカー
ドデータベース部349と、申し込みがあったときに、
その受付番号を発番する受付番号発生部342と、各デ
ータベース部341,348,349の検索を行う検索
部344と、計上処理を行う計上処理部346と、を有
している。
【0034】図4は、提携銀行14のホストコンピュー
タ40と、ATM42の機能ブロック図を表している。
提携銀行のホストコンピュータ40では、保険会社のホ
ストコンピュータ34やATM42との通信を行う通信
部400と、保険会社13側から送信される振込予定デ
ータ等を格納するデータベース部401と、振替元口座
(保険申込者口座)及び振込先または振替先口座(保険
会社口座)の確認を行う口座確認部402と、振替また
は現金振込を実行する振込実行部403と、振込先また
は振替先である保険会社13に入金通知を行う入金通知
部404と、を備えている。
【0035】ATM42は、ホストコンピュータ40と
の通信を行う通信部420、ATM42の動作を制御す
る制御部421、ICカード20内のデータの読み取り
及びICカード20内へのデータの書き込みを行うカー
ド読取/書込部422、現金を受け取ると共に釣り銭の
現金の引き渡しを行う現金受取部423と、振込が行わ
れた後、取引明細書を発行する明細発行部424と、操
作案内、取引内容等の表示を行うタッチパネル付きディ
スプレイ425と、を備えている。タッチパネル付きデ
ィスプレイ425に表示するべき画面は、それぞれの状
況に応じて複数の画面が用意されている。
【0036】次に、保険申し込みの手順について図5及
び図10に従って説明する。
【0037】1−1) 従来の保険申し込みでは、有資
格者である保険外交員による対面販売が主であったが、
近年、通信販売やインターネットを活用したネット販売
が脚光を浴びるようになっている。しかしながら、ネッ
ト販売ではコンピュータの操作が必須であるため、多く
の保険申込者にとって、一般的とは言えない。そのた
め、この実施形態では、電話による申し込みを考える。
但し、電話により申し込みに限るものではなく、ISD
N接続など電話とインターネット等の他の通信手段(特
に音声以外)を併用すると、購入者と販売者のコミュニ
ケーションがより良くなり、細かい条件の提示等がより
容易になるので、そのような態様も可能である。
【0038】コールセンター30は、「保険申し込みに
関する消費者からの相談受付窓口」となっており、保険
申込者12がコールセンター30に電話をかけて、申し
込みの相談を行う。ここで、この実施形態では、既にI
Cカード20を所有している保険申込者12を対象とし
ているので、コールセンター30を、ICカード20を
所有していない申込者と、ICカード20を保有してい
る者で新たな申し込み(新規、異動、満期更改を含む)
を行う者とで、分けることも可能である。保険申込者1
2からの電話に応答するコールセンター30のコールセ
ンター要員36は、「保険募集取締法」上の有資格者で
あり、主に、次の対応を行う。
【0039】1−1−1) 申込者からの既存契約内容
の照会・問い合わせに対する回答コールセンター側端末
32の入力部324から保険申込者12の氏名、または
その他のデータの入力を行い、ホストコンピュータ34
の検索部344にこれらのデータをキーとして、検索を
行わせしめる。検索部344は、データベース部341
内の条件に合致する契約内容を抽出し、コールセンター
側端末32へとデータを返信する。コールセンター要員
36は、この結果をコールセンター側端末の画面で確認
しながら、保険申込者12に電話で伝える。
【0040】1−1−2) 希望する商品に関する商品
説明 保険申込者12の希望する商品の説明は、コールセンタ
ー要員36の専門知識によって行うことができるが、必
要に応じて、コールセンター側端末32からホストコン
ピュータ34の商品データベース部348に格納される
商品情報を抽出し、行うことができる。また、同時に、
通信販売特約付き保険等があれば、その説明を行うこと
ができる。
【0041】1−1−3) 保険料の試算及びコンサル
テーション コールセンター要員36が保険申込者12から電話で聞
いた条件をコールセンター側端末32の入力部324か
ら入力し、その保険料試算部322の機能を用いて保険
料の試算を行い、その結果を電話で保険申込者12に伝
えると共に、コンサルテーションを行う(ステップS1
00)。
【0042】1−1−4) 保険申し込みに必要な情報
の収集と入力 保険申込者12が自己の望む保険契約を選択し、保険契
約を申し込むことを決定すると、コールセンター要員3
6が保険申込者12から電話で申し込みに際して必要と
なるデータを収集する。このとき、現金振込とするか、
または口座振替とするかを確認し、カード番号の確認等
を行う。そして収集した申込データ及び記録するべき取
引記録データを「取引情報」として、コールセンター側
端末32の入力部324から入力し、購入者情報と共に
ホストコンピュータ34へと送信する(ステップS10
2)。また、購入者情報がその前に入力されていない場
合には、取引情報と共に入力部324から入力し、ホス
トコンピュータ34へと送信する。
【0043】1−1−5) 受付番号等の発行 ホストコンピュータ34で、申込データを受け取ると、
受付番号発生部342で番号及び/又は記号(以下「受
付番号等」)を発行し、それをコールセンター側端末3
2に返す。それを見たコールセンター要員36は、その
受付番号等を電話(及び/又は他の通信手段)で保険申
込者12に伝達する。
【0044】1−2) こうして、電話で申し込みの意
思、購入者情報並びに申込データ及び記録するべき取引
記録データからなる取引情報が確定して、取引仮成立と
なると、保険会社13で次の処理を行う。
【0045】1−2−1) 取引情報の格納 ホストコンピュータ34では、受付番号発生部342で
発行した受付番号等と共に申込データ及び記録するべき
取引記録データからなる取引情報をデータベース部34
1に格納する(ステップS104)。この取引情報は、
保険申込者12のICカード20に格納されている顧客
情報(購入者情報)の1つであるカード番号と相互に関
連付けて格納される。また、カードデータベース部34
9との照会を行い、カード番号をキーとして口座番号等
を参照し、この口座番号等を購入者情報として取引情報
と関連付けて格納しても良い。
【0046】1−2−2) 金融機関向け提供情報を提
携銀行14に送信 次に、保険会社13のホストコンピュータ34では、取
引情報及びカード情報即ち、購入者情報のうちから保険
料振込(振替)に必要なデータとなる氏名、保険料、カ
ード番号、上記受付番号等、上記口座番号、払い込み方
法等の情報(以下、金融機関向け提供情報という)を保
険会社13の販売者情報と共に、提携銀行14のホスト
コンピュータ40へと送信する(ステップS106)。
ここで、提携銀行14に予め保険会社13の振込先口座
のデータが登録されていない場合には、ホストコンピュ
ータ34に記録されている振込先または振替先口座のデ
ータも合わせて販売者情報としてホストコンピュータ4
0へと送信する。
【0047】1−3) ホストコンピュータ40では、
金融機関向け提供情報を基に、次の処理を行い、保険申
込者12からの振込処理に備える。
【0048】1−3−1) 振替元、振込先口座情報の
確認 ホストコンピュータ40の口座確認部402が振替元と
なる保険申込者12の口座の確認及び、振込先または振
替先である保険会社13の口座の確認が行われる。確認
の後、保険申込者12の口座番号が正しくない等の場合
には、即座に保険会社13へと連絡が為される。
【0049】1−3−2) 金融機関向け提供情報の格
納 保険会社13からの金融機関向け提供情報がデータベー
ス部401に格納される。この金融機関向け提供情報
は、販売者である保険会社13の販売者情報と関連付け
て格納される(ステップS108)。販売者情報とは、
保険会社の名前、コード、または保険会社の振込先口座
とすることができる。これらのデータは、振込予定デー
タとして、他のデータとは識別されて格納される。格納
後、ホストコンピュータ40は、ATM42からの購入
者情報の受信を待機している(ステップS110)。
【0050】1−4) 後日、保険申込者12がICカ
ード20と共に提携銀行14の支店等43に出向き、A
TM42と保険申込者12またはICカード20との間
で次のような処理が行われる。
【0051】1−4−1) ATM42には図6のよう
な初期画面が表示されている。保険申込者12は、IC
カード20の保険会社用磁気ストライプ20d及び保険
会社用ICチップ20c部分が読みとられるように、I
Cカード20をATM42のカード読取/書込部422
に挿入し、画面上で「4.提携カード」のメニューを選
択する。
【0052】1−4−2) カード読取/書込部422
は、ICカード20の保険会社用磁気ストライプ20d
及び保険会社用ICチップ20cの顧客情報を読み込
む。この読み込みは、ICカード20がカード読取/書
込部422に挿入されると直ちに行われても良く、また
は「4.提携カード」のメニューが選択された後でも良
く、または暗証番号等の入力を求める場合には、暗証番
号等の入力の前または後に行われても良い。ICカード
20内の顧客情報(購入者情報)が読み込まれると、その
制御部421は、顧客情報(購入者情報)の中の口座番号
またはカード番号などをキーとして、ホストコンピュー
タ40のデータベース部401の振込予定データの中か
ら該当する金融機関向け提供情報を抽出し(ステップS
112)、抽出したデータをATM42で図7に示すよ
うに「確認ボタン」と共に表示し、購入者に内容確認及
び決済の承認を促す(ステップS114)。このとき、
図7のように受付番号等を自動的に表示する代わりに、
ICカード20をATM42のカード読取/書込部42
2に挿入して、「4.提携カード」を選択すると、受付
番号等の入力を促す画面を用意することもできる。この
番号の入力は、個人データの保護に役立ち、例えば、落
としたカードを他人がATM42に挿入したときに、簡
単に取引情報を表示することを防ぐことができる。
【0053】1−4−3) 保険申込者12は、画面上
の内容を見て、受付番号等や保険料等を確認し、正しけ
れば「確認ボタン」を押す(ステップS116の判定が
確認)。これに応じてATM42からホストコンピュー
タ40へと確認信号が送信される(ステップ120)。
画面上の内容が間違っており、または決済の承認がなさ
れずにキャンセルボタンが押された場合には(ステップ
S116の判定がキャンセル)、決済はなされず、IC
カード20をカード読取/書込部422から返却して、
ATM42での処理を終了するか、その場で、コールセ
ンター30に連絡する(ステップS118)。連絡を受
けたコールセンター30では、間違いを訂正し、再入力
及び上記一連の操作を行うことにより、即座にATM4
2の表示内容を訂正することができる。尚、図7の表示
例以外に、保険料と、保険申込者12の口座の残高が常
に表示できるようにしておくと、思い違いを含める振替
ミスを防ぐことができ望ましい。具体的には、表示画面
を2以上に区分して表示するか、必要なときだけ点灯す
る第2の表示画面をATM42のどこかに準備すること
が望ましい。
【0054】1−4−4) 保険申込者12が口座振替
ではなく、現金振込を希望していた場合には、図7の表
示から「お客様の口座」の項目を除いた表示をし、現金
受取部423の扉が開いて、現金を受け入れる準備とな
る。保険申込者12が現金を入れると、自動的に現金受
取部423の扉が閉じて、投入現金の計算を行い、前記
振り込むべき保険料に一致する場合には、次に進み、振
り込むべき保険料よりも少ない場合には、再び現金受取
部423の扉が開き、さらに不足分の投入を促す。ま
た、投入金額が振り込むべき保険料よりも多い場合に
は、釣り銭を計算し、現金受取部423から釣り銭が返
却される。現金振込の場合には、この振り込むべき保険
料の現金投入をATM42で確認したことが、購入者か
らの確認信号となる(ステップS120)。
【0055】1−4−5) 確認信号がATM42から
ホストコンピュータ40へと送信されると、さらにホス
トコンピュータ40から保険会社13のホストコンピュ
ータ34へと確認信号が送信される。ホストコンピュー
タ34では、この確認信号を受けて、前記取引情報のう
ちから必要なデータを、ホストコンピュータ40を介し
てATM42へと送る(ステップS122)。ATM42
のカード読取/書込部422では、この送られたデータ
をICカード20の保険会社用ICチップ20cに記録
する(ステップS124)。
【0056】1−4−6) その後、画面が図8のよう
に切り替わり、ATM42の明細発行部424から取引
明細書が出力される(ステップS126)。この取引明細
書に、保険会社13のホストコンピュータ34から送ら
れてきたデータの少なくとも一部を印字出力すれば、保
険申込者12は、保険証書の代わりとして保持すること
ができる。また、この明細発行部424が保険証書を発
行できる能力を備えているならば、その場で保険証書を
発行でき、保険申込者12はその場で保険証書を受け取
ることができるのみならず、保険会社13は、後日の郵
送を省くことができ、より効率的になる。
【0057】こうして、保険申込者12は、ATM42
でICカード20を挿入して、「確認ボタン」を押すだ
けで、振込作業を終えることができ、煩雑な入力作業を
行う必要はない。また、保険会社13に格納されたデー
タを、ATM42を介してICカード20に直接的に送
ることができ、保険会社13から、ICカード20に記
録しておきたいデータではあるが、提携銀行14には不
必要なデータを提携銀行14に格納することなく、提携
銀行14のネットワークを利用して、ICカード20へ
と送ることができる。
【0058】尚、以上の例では、申込が1つしかない場
合について例をとったが、これに限るものではなく、1
人の保険申込者12が複数の商品についての申込みを行
い、振込予定が複数あった場合には、図9に示すように
受付番号等一覧を表示し、振込を行う受付番号等の選択
を促して、受付番号等が選択された後に図8の画面に切
り替えることで、対応することができる。
【0059】1−5) 振込処理 ホストコンピュータ40では、前記確認信号により、振
込実行部403でその振込予定データの振込処理を行う
(ステップS128)。口座振替の場合は、保険申込者1
2の口座から保険会社13の口座へと代金が振替えら
れ、現金振込みの場合は、投入現金が保険会社13の口
座へと振り込まれる。振込処理後、入金通知部404か
ら、入金通知信号が、保険会社13のホストコンピュー
タ34へと送信される(ステップS130)。入金通知信
号には、振込みが行われた取引の金融機関向け提供情報
の他、入金日のデータ等を包含または付随させることが
できる。尚、ステップS128の振込処理は、ステップ
S126の取引明細書出力よりも前に行われても良い。
【0060】1−6) 計上処理 ホストコンピュータ34の計上処理部346では、入金
通知信号を基に、計上処理を行う(ステップS132)。
こうして、取引が完全に成立する。計上処理部346で
は、入金日等の納付情報を、前記取引情報と関連付けて
データベース部341に格納する。これにより、保険会
社13側から、料金の再請求が行かないようにする。ま
たはこれを行わずに、或いはこれと平行して、ホストコ
ンピュータ34からホストコンピュータ40へ請求中止
の命令または信号を送るか、またはホストコンピュータ
40が自発的に、そのデータベース部401の振込予定
データとなっていた金融機関向け提供情報を削除するか
処理済データの扱いとし、次に保険申込者12がATM
42にICカード20を挿入した際に、支払い済の取引
が表示されないようにして、前記購入者情報の受信待機
を支払い済の取引について解除する(ステップS13
4)。反対に、データベース部341及び/またはデー
タベース部401に新たに追加されたデータに対して、
一定期間経過しても計上処理またはデータの削除若しく
は支払い済扱いがなされない場合には、保険会社13及
び/または提携銀行14から保険申込者12に対して支
払を求める請求が行くようにしても良い。
【0061】また、保険者となった保険申込者12は、
任意の時に提携銀行14の支店等43に出向き、そのA
TM42のカード読取/書込部422に、ICカード2
0を、その保険会社用磁気ストライプ20d部分が読み
とられるように挿入した後、図6に示す画面上で、
「5.記帳」を選択すると、ATM42では、ICカー
ド20の保険会社用ICチップ20c内に格納された取
引情報である既存保険契約情報、保険金支払い記録、取
引明細記録を読み取り、その内容を明細発行部424で
印字する。こうして、保険会社用ICチップ20c内に
格納された、保険会社13との取引情報を任意の時に、
印字出力することができる。既にステップS126にお
いて取引明細書を印刷してこの取引明細書を保険証書と
していない場合には、取引情報が格納されたICカード
20自体を保険証書として機能させて、書面による保険
証書の発行を省略することもできる。ICカード20ま
たは明細発行部424で発行したもののいずれか一方を
正本の保険証書とし、他方をコピー(または副本)とす
ることもできる。また、コピー(または副本)となった
ものを印刷するときには、「コピー(または副本)」と
いったマークが共に印字されるようにするとよい。
【0062】尚、図6に示す画面上で、その他の通常の
銀行での預け入れ、引き出し、口座振替、記帳等の処理
を行う場合には、ICカード20の挿入方向を反対にし
て、ICカード20の銀行用磁気ストライプ20b部分
が読み取られるように、ATM42のカード読取/書込
部422に挿入する。これにより、従来と同様のATM
での処理も同じICカード20で行うことができる。ま
た、ICカード20の代わりに、キャッシュカードのよ
うな銀行カードをこの発明の記憶媒体として用いること
も勿論可能である。その場合には、保険会社13からの
データをATMでカードに記録する処理を省略すること
もできる。
【0063】尚、上記例では、販売者が単一の例とし、
ICカード20を販売者と提携銀行14のみの共用カー
ドとしたが、これに限るものではなく、多数の販売者と
購入者との間の多数の取引について、共通に使用するこ
とができるようにすることも勿論可能である。ここで、
1つの購入者情報に複数の取引情報及び/又は販売者情
報がある場合は、まず、図9に示す受付番号一覧表示に
おいて、販売者情報でソートした取引情報を順に並べる
ことが望ましい。販売者情報には、振替用または振込用
口座が含まれており、決済は、この口座毎に行うのが望
ましいからである。また、ここで、複数の取引情報等が
ある場合とは、一人の購入者が複数の保険等の商品を1
又は複数の保険会社13から購入取引が成立した又は購
入取引が仮成立した場合等である。
【0064】次に、図11ないし図12は、本発明の第
2実施形態を表す図である。この実施形態では、購入者
である保険申込者と販売者である保険会社とが共有し且
つ購入者及び/又は取引を特定する「共有特定情報」を
用いている点で、第1実施形態と異なっている。以下、
この実施形態の処理について説明する。尚、以降の説明
では、保険申込者を単に購入者、保険会社を単に販売者
と称することとする。
【0065】2−1−1) 第1実施形態における1−
1−1)〜1−1−3)と同様の処理が行われ、購入者
12は、コールセンター要員36のコンサルテーション
を適宜受けて(ステップS200)、自己の望む保険契
約を選択し、取引が仮成立する(ステップS202)。
この時、購入者12とコールセンター要員36は共に、
保険料を含む取引情報を共有する。購入者情報と取引情
報がコールセンター側端末32の入力部324から入力
され、ホストコンピュータ34へと送信される。
【0066】2−1−2) ホストコンピュータ34
で、購入者情報と取引情報を受信すると、前述の受付番
号等の発行と同様、例えば、受付番号発生部342が、
新規の取引及び/又は購入者を特定できる番号及び/又
は記号を割り当て、それをコールセンター側端末32に
送信する。この割り当てられた番号及び/又は記号は端
末32に表示され、要員36は、電話等の通信手段によ
り、購入者12にその割り当てられた番号及び/又は記
号を伝え、共有する(以下「共有特定情報」)。この実
施形態における共有特定情報は、その他の情報と一緒に
又は単独で後述の取引を特定する情報として機能する。
但し、任意には、共有特定情報を、その他の情報と一緒
に又は単独で購入者を特定する購入者情報としても機能
させることも可能である。
【0067】2−2−1) 販売者13のホストコンピ
ュータ34は、購入者情報、取引情報及び共有特定情報
を相互に関連付けて格納する(ステップS204)。
【0068】2−2−2) 次に、ホストコンピュータ
34では、購入者情報、取引情報及び共有特定情報のう
ちから、保険料振込(振替)に必要なデータとなる氏
名、保険料、カード番号、上記共有特定情報、上記口座
番号、払い込み方法等の金融機関向け提供情報を販売者
13の販売者情報と共に、提携銀行14のホストコンピ
ュータ40へと送信する(ステップS206)。ここで
提携銀行14に予め販売者13の振込先口座のデータが
登録されていない場合には、ホストコンピュータ34に
記録されている振込先または振替先口座のデータも合わ
せて販売者情報としてホストコンピュータ40へと送信
する。
【0069】2−3) ホストコンピュータ40では、
金融機関向け提供情報を基に、次の処理を行い、購入者
12からの振込処理に備える。即ち、前記ホストコンピ
ュータ40の口座確認部402で、振替元となる購入者
12の口座の確認及び、振込先または振替先である販売
者13の口座の確認が行われた後、販売者13から送信
された金融機関向け提供情報は、販売者13の販売者情
報と関連付けて提携銀行14のデータベース部401に
格納される(ステップS208)。これらは、金融機関向
け提供情報の中に包含される共有特定情報をキーとして
その他の情報が抽出できるように関連付けられて、提携
銀行14のホストコンピュータ40に格納される。格納
後、ホストコンピュータ40は、ATM42から共有特
定情報が送信されてくるのに備えて待機している(ステ
ップS210)。
【0070】2−4) 購入者12は、提携銀行14の
ATM42で、所定の操作を行うことにより共有特定情
報をATM42に入力する。ここで所定の操作とは、第
1実施形態のようにカード20に格納されたデータをA
TM42で読み取る以外の任意の操作をいい、例えば、
ATM42のタッチパネルキー、ボタンキー等のキーを
操作するか、音声で読み上げるか、等することにより、
共有特定情報が入力されることを言う。また、共有特定
情報の入力と相前後して、カード20をATM42に挿
入させることもできる。このとき、購入者12のカード
20がATM42に挿入され、ATM42のカード読取
/書込部422で読み取られたカード20の顧客情報
(購入者情報)が、キー入力された共有特定情報から特
定される購入者情報と一致するかどうかを判定すると、
カード20を挿入した者の本人確認が出来、取引の安全
性を向上できるという利点がある。また、購入者12が
カード20を用いない場合、例えば、購入者が提携銀行
14に取引口座を持たない場合等は、カード20の挿入
は省略し、初期画面から現金による口座振込を選択し、
所定の操作により前記共有特定情報を入力する。尚、こ
の実施形態においても、上記カードを、ICカードとす
ることもでるが、以下の説明では、ICを含まない磁
気、バーコード等の少ない情報しか担保できないカード
を用いているものとする。
【0071】ATM42は、この共有特定情報をキーと
して、ホストコンピュータ40のデータベース部401
の振込予定データの中から該当する金融機関向け提供情
報を抽出し(ステップS212)、抽出したデータをA
TM42で図7に示すように「確認ボタン」と共に表示
し、購入者に内容確認及び決済の承認を促す(ステップ
S214)。購入者12は内容を確認し、決済を承認す
る場合は、確認ボタンを押す(ステップS216の判定
が確認)。画面上の内容が間違っており、または決済の
承認がなされずにキャンセルボタンが押された場合には
(ステップS216の判定がキャンセル)、決済はなさ
れず、カード20をATM42から返却して、ATM4
2での処理を終了するか、その場で、コールセンター3
0に連絡する(ステップS218)。連絡を受けたコー
ルセンター30では、間違いを訂正し、再入力及び上記
一連の操作が行うことにより、即座にATM42の表示
内容を訂正することができる。また、ATM42での処
理を終了する代わりに、他の取引を継続して行わせるこ
とができる。
【0072】以降の処理は、カード20に取引記録を書
き込むこと以外は、第1実施形態と同様(ステップS1
20からステップS134)であるため、説明を省略す
る。この第2の実施形態によれば、カード20がなくと
も決済を行うことができ、購入者12が提携銀行14と
取引口座を持たない場合でも、購入者12は任意の提携
銀行14のATM42で支払いを行うことができ、取引
を成立させることができる。
【0073】次に、図13ないし図18は、本発明の第
3実施形態及びその変形例を表す図である。この実施形
態では、金融機関が、提携銀行14と提携銀行14Bと
から構成され、金融機関のコンピュータが、提携銀行1
4のホストコンピュータ40と提携銀行14Bのホスト
コンピュータ40Bとから構成される。この実施形態
は、例えば、販売者の銀行振替又は振込口座が提携銀行
14Bにあり、かつ、購入者12の銀行口座が提携銀行
14にある場合等に起こりうるものである。近年銀行な
どの金融機関の提携が広く行われており、購入者及び販
売者の利便をより生かしたシステムである。第1実施形
態または第2実施形態とほぼ同じく取引等が行われるた
め、前実施形態を参照しつつ、簡単に説明する。但し、
ここでは、提携銀行14Bは、販売者13の振替又は振
込用の口座がある金融機関と想定されているが、そうで
ない場合であっても、本実施形態を適用することは可能
である。
【0074】第1実施形態における1−1−1)〜1−
1−3)と同様の処理が行われ、購入者12は、コール
センター要員36のコンサルテーションを適宜受けて
(ステップS100)、自己の望む保険契約を選択し、
取引が仮成立する(ステップS102)と、購入者情報
と取引情報がコールセンター側端末32の入力部324
から入力され、ホストコンピュータ34へと送信され、
そこで、購入者情報と取引情報が相互に関連付けて格納
される(ステップS104)。
【0075】次に、ホストコンピュータ34では、取引
情報及び購入者情報(及び/または共有特定情報)のう
ちから、氏名、保険料、カード番号、受付番号等、口座
番号、払い込み方法等の金融機関向け提供情報を、販売
者13の販売者情報と共に、提携銀行14Bのホストコ
ンピュータ40Bへと送信する(ステップS306)。
送信されたこれらの情報は、購入者情報(または共有特
定情報)から、その他の情報が抽出できるように関連付
けられて提携銀行14Bのホストコンピュータ40Bに
格納される(ステップS108)。
【0076】次に、提携銀行14Bのホストコンピュー
タ40Bは、格納した金融機関向け提供情報及び販売者
情報を直ちに提携銀行14のホストコンピュータ40に
送信することができ(図15のフローチャートのステッ
プS310を参照)、または、提携銀行14からの問い
合わせに応じて、前記金融機関向け提供情報及び販売者
情報を提携銀行14のホストコンピュータ40に送信す
ることができる(図14のフローチャートのステップS
320〜S328)。また、直ちに送信すると共に、問
い合わせに応じて再送信することもできる。これらは、
購入者からの購入者情報の入力へのアクセスのし易さ、
通信の便宜、取引の安全などを考慮して予め決めておく
ことができる。しかしながら、少なくとも購入者情報の
一部(銀行口座番号、氏名等)(または共有特定情報)
を提携銀行14に提携銀行14Bへの問い合せ情報(ト
リガー信号)とともに予め送信しておく必要がある。購
入者情報(または共有特定情報)が提携銀行14に入力
された時に、少なくとも提携銀行14Bに問い合わせる
必要があるからである。
【0077】提携銀行14のATM42から、購入者1
2が、カード20または他の手段により、購入者情報
(または共有特定情報)を入力すると、その購入者情報
(または共有特定情報)をキーとして金融機関向け提供
情報が抽出される。この抽出は、購入者情報(または共
有特定情報)に関連付けられた販売者情報(即ち、金融
機関向け提供情報)を格納している提携銀行のホストコ
ンピュータが行う。従って、提携銀行14Bのホストコ
ンピュータ40Bが直ちに前記金融機関向け提供情報を
送信し(図15のステップS310)、提携銀行14の
ホストコンピュータ40に購入者情報(または共有特定
情報)に関連付けられた販売者情報(即ち、金融機関向
け提供情報)が格納されている場合(図15のステップ
S312)は、提携銀行14のホストコンピュータ40
でその抽出を行うことができる(図15のステップS3
16)。一方、提携銀行14Bのホストコンピュータ4
0Bが、提携銀行14のホストコンピュータ40の問い
合わせに応じて金融機関向け提供情報を送信する場合
は、提携銀行14Bのホストコンピュータ40Bで前記
抽出を行うことができる(図14のステップS32
6)。提携銀行14のホストコンピュータ40は、購入
者情報(または共有特定情報)が入力されたとき、その
購入者情報(または共有特定情報)に関連した金融機関
向け提供情報を格納していないため、こちらの方が望ま
しい。購入者情報(または共有特定情報)の入力をトリ
ガーとして、問い合わせを行い、提携銀行14Bよりの
送信を受け、それを格納してから、抽出をすることも可
能であるが、素早い応答性が望まれる端末ではあまり望
ましくない。更に、提携銀行14及び14Bの夫々のホ
ストコンピュータ40及び40Bが前記金融機関向け提
供情報を格納している場合は、いずれか、または両方で
抽出を行うことができる。両方で行った場合は、どちら
の抽出結果を採用するかは、予め取り決めた方が望まし
い。両者で矛盾が生じた場合、ホストコンピュータの混
乱が生じるからである。
【0078】以下は、購入者12が、自己の口座を持つ
ATM42にカード20を挿入した時に、提携銀行14
のホストコンピュータ40が、提携銀行14Bのホスト
コンピュータ40Bに入力された購入者情報(または共
有特定情報)と関連した問い合わせ情報により問い合わ
せをし、同コンピュータ40Bに金融機関向け提供情報
等の抽出を行ってもらう場合を例に挙げて説明する(図
14、図16参照)。この場合は、購入者12が、提携
銀行14のATM42でカード20を挿入しただけで、
提携銀行14Bのホストコンピュータ40Bを使って、
データを抽出し、送信することにより図7のような画面
を表示させることができる。図7で表示される受付番号
を共有特定情報として用いれば、より確実に購入者の特
定された取引の金融機関向け提供情報を抽出することが
でき望ましい。
【0079】もし、購入者が、自己の口座からの振替を
希望するならば、第1実施形態または第2実施形態で説
明したように、画面上に表示された金融機関向け提供情
報を確認すると共に、ATM42にカードに記憶されて
いる口座番号を読ませるか、または他の方法で口座番号
を入力して、確認ボタンを押すことでATM42から確
認信号を発生させ、または第1実施形態で説明したよう
な手順で現金振込を行い、ATM42が現金を確認する
ことで確認信号が発生する。
【0080】ATM42から確認信号がホストコンピュ
ータ40へと送信されると、購入者の口座から提携銀行
14Bの販売者口座へと代金が振替えられ、代金が販売
者の口座に振込まれる。これにより、購入者12と販売
者13間の代金の授受が完了し、提携銀行14Bのホス
トコンピュータ40B(及び提携銀行14のホストコン
ピュータ40)より、購入者情報(または共有特定情
報)と関連付けられて格納された金融機関向け提供情報
を削除するか、または、この金融機関向け提供情報を処
理済として、ATM42で同じ購入者が操作しても以降
表示されないようにして、前記購入者情報の受信待機が
このような取引についてのみ解除される。また、購入者
には、図8のような振替が完了した旨の表示がなされ
る。
【0081】販売者口座への代金の振替が完了すると販
売者13のホストコンピュータ34に直接、または提携
銀行14Bを経由して、ホストコンピュータ40から入
金通知信号が送信される。入金通知信号には、振込みが
行われた取引の金融機関向け提供情報の他、入金日のデ
ータ等を包含または付随させることができる。ホストコ
ンピュータ34の計上処理部346では、入金通知信号
を基に、計上処理を行い(ステップS132)、取引を完
全に成立させる。計上処理部346では、入金日等の納
付情報を、前記取引情報と関連付けてデータベース部3
41に格納する。これにより、販売者13側から、料金
の再請求が行かないようにする。またはこれを行わず
に、或いはこれと平行して、ホストコンピュータ34か
らホストコンピュータ40、40Bへ請求中止の命令ま
たは信号を送るか、またはホストコンピュータ40、4
0Bが自発的に、そのデータベース部401の振込予定
データとなっていた金融機関向け提供情報を削除するか
処理済データの扱いとし、次に購入者12がATM42
にカード20を挿入した際に、支払い済の取引が表示さ
れないようにする。
【0082】この第3実施形態において、その他の種々
の変形が可能である。例えば、図13では、販売者13
のホストコンピュータ34と、購入者12が直接利用す
る提携銀行14とは直接データをやり取りするようにな
っていないが、これを否定するものではなく、図17に
示すようにホストコンピュータ34と提携銀行14のホ
ストコンピュータ40とが、一部の情報について直接送
受信するようにしても良い。即ち、提携銀行14のホス
トコンピュータ40が、販売者情報と関連付けて金融機
関向け提供情報を受信し、格納し、購入者の購入者情報
(または共有特定情報)の入力により、その金融機関向
け提供情報等を抽出し、ATM42にて表示させること
ができる。この場合、提携銀行14Bのコンピュータ
は、たとえ、販売者13の決済口座を有していたとして
も、購入者情報(または共有特定情報)と関連付けられ
た金融機関向け提供情報を格納しておく必要はないが、
格納していてもかまわない。但し、提携銀行14Bにお
ける販売者口座に入金がなされれば、提携銀行14Bは
この入金通知情報を販売者のみならず、提携銀行14へ
も送信して、三者で共有することが望ましい。購入者へ
の再請求のおそれがあるからである。これは、金融機関
間でのデータの送受信及び/又は販売者からのデータの
送信を行うことで達成できる。また、この例では、2つ
の提携銀行を例示したが、これに限るものではなく、金
融機関は、相互にデータの送受信及び入金・送金を行う
ことができる複数の金融機関(例えば図18の14,1
4B、14C)から構成することができ、金融機関のコ
ンピュータとして、各金融機関が管理するコンピュータ
で構成することが可能である。この場合に、複数の金融
機関のホストコンピュータに、購入者情報(または共有
特定情報)と関連づけて金融機関向け提供情報を格納す
ることができる。また、販売者口座に入金がなされれ
ば、この入金通知情報を複数の金融機関のホストコンピ
ュータに送信することにより、支払済み代金の再請求を
防ぐことができる。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電話等のセキュリティの低い通信手段での決済ではな
く、従来からその安全性が実証されている金融機関の振
込機能を利用して代金を支払うので、高い安全性を確保
することがでる。さらには振込を行う際に、購入者が販
売者の振替又は振込用口座番号を入力するような面倒な
機械操作を行う必要がないため、機械操作に不慣れな人
でも簡単に行うことができる。そのため、口座番号等の
番号等や金額の入力において、購入者の入力ミス等によ
る振込の間違いも排除することができるという効果を有
する。更に、入金の通知が金融機関から、販売者のホス
トコンピュータに送られてきた場合は、各取引毎の決済
がコンピュータ上で可能であり、従来行っていた、金額
と振込人氏名を用いた振込入金の確認手続きが全く不要
になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態によるシステム及び方法
を実施するためのシステムの全体構成を表すブロック図
である。
【図2】ICカードの構成例を表す説明図である。
【図3】コールセンター側端末32と、ホストコンピュ
ータ34の機能ブロック図である。
【図4】提携銀行14のホストコンピュータ40と、A
TM42の機能ブロック図である。
【図5】本発明の第1実施形態における申込、支払い手
順におけるデータの流れを示す図である。
【図6】ATMの画像例である。
【図7】ATMの画像例である。
【図8】ATMの画像例である。
【図9】ATMの画像例である。
【図10】本発明の第1実施形態における申込、支払い
手順を表すフローチャートである。
【図11】本発明の第2実施形態における申込、支払い
手順を表すフローチャートである。
【図12】本発明の第2実施形態における申込、支払い
手順におけるデータの流れを示す図である。
【図13】本発明の第3実施形態によるシステム及び方
法を実施するためのシステムの全体構成を表すブロック
図である。
【図14】本発明の第3実施形態における申込、支払い
手順を表すフローチャートである。
【図15】本発明の第3実施形態の変形例における申
込、支払い手順を表すフローチャートである。
【図16】図14に対応する申込、支払い手順における
データの流れを示す図である。
【図17】本発明の第3実施形態の変形例によるシステ
ム及び方法を実施するためのシステムの全体構成を表す
ブロック図である。
【図18】本発明の第3実施形態の変形例によるシステ
ム及び方法を実施するためのシステムの全体構成を表す
ブロック図である。
【符号の説明】
12 保険申込者(購入者) 13 保険会社(販売者) 14、14B、14C 提携銀行(金融機関) 20 ICカード(記憶媒体) 32 コールセンター側端末(販売者側コンピュータ) 34 ホストコンピュータ(販売者側コンピュータ) 40、40B、40C ホストコンピュータ(金融機関
側コンピュータ) 42 ATM(提携金融機関端末機)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年12月27日(2001.12.
27)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のうち請求項1記載の発明は、購入者と販売
者との間で為された取引の代金の支払いを、購入者の情
報が格納される記憶媒体を用いて金融機関端末機から振
込により行う決済処理方法であって、購入者と販売者と
の間での通信手段を介しての取引仮成立後に、購入者と
の取引情報の少なくとも一部の取引情報を前記購入者の
記憶媒体に格納される購入者情報と関連付けて、コンピ
ュータが受信する段階と、前記コンピュータ、前記購
入者情報と関連付けて受信された前記取引情報の少なく
とも一部の取引情報を、前記販売者情報と関連付けて格
納する段階と、金融機関端末機において記憶媒体が使用
されて購入者情報が読み取られたときに、前記コンピュ
ータが、前記コンピュータに前記格納した情報の中
ら、購入者情報に基づき、対応する前記取引情報の少な
くとも一部の取引情報を抽出する段階と前記金融機関
端末機が、該抽出した情報を表示し、購入者へ確認信号
の入力を促す段階と、前記金融機関端末機が購入者の確
認信号を受けて、販売者へ代金の入金処理を行うための
確認信号を出力する段階と、を具備する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1に記載の
ものにおいて、前記金融機関端末機が購入者の確認信号
を受けて、取引情報の少なくとも一部の情報を、記憶媒
体に記録する段階と、を具備する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】請求項3記載の発明は、購入者と販売者と
の間で為された取引の代金の支払いを、購入者が利用す
る金融機関端末機から振込により行う決済処理方法であ
って、購入者と販売者との間での通信手段を介して取引
仮成立後に、購入者との取引情報の少なくとも一部の取
引情報を該購入者及び該販売者が共有する該購入者及び
/又は該取引を特定する情報(以下「共有特定情報」)
と関連付けてコンピュータが受信する段階と、前記コ
ンピュータ、前記共有特定情報と関連付けて受信され
た前記取引情報の少なくとも一部の取引情報を、前記販
売者情報と関連付けて格納する段階と、金融機関端末機
に共有特定情報が入力されたときに、前記コンピュータ
が、前記コンピュータに前記格納した情報の中から、共
有特定情報に基づき、対応する前記取引情報の少なくと
も一部の取引情報を抽出する段階と前記金融機関端末
機が、該抽出した情報を表示し、購入者へ確認信号の入
力を促す段階と、前記金融機関端末機が購入者の確認信
号を受けて、販売者へ代金の入金処理を行うための確認
信号を出力する段階と、を具備する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】請求項4記載の発明は、請求項1ないし3
のいずれか1項に記載の方法において、前記コンピュー
タで格納される前記取引情報の少なくとも一部の取引情
報とは、代金に関する情報を含む。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】請求項5記載の発明は、請求項1ないし4
のいずれか1項に記載の方法において、購入者と販売者
との間での取引仮成立後に、販売者側コンピュータが
入者との取引情報を購入者情報と関連付けて格納する段
階と、前記入金処理後に、販売者側コンピュータが金融
機関からの入金通知を受けて、計上処理を行う段階とを
さらに具備する。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】請求項6記載の発明は、購入者と販売者と
の間で為された取引の代金の支払いを、購入者の情報が
格納される記憶媒体を用いて金融機関端末機から振込に
より行う決済処理システムであって、購入者と販売者と
の間で通信手段を介して仮成立した取引の取引情報を
前記購入者の記憶媒体に格納される購入者情報と関連付
けて格納すると共に、取引情報の少なくとも一部の取引
情報を前記購入者情報と関連付けて送信する、販売者側
格納・送信手段と、前記購入者情報と関連付けられて送
信された前記取引情報の少なくとも一部の取引情報を、
前記販売者情報と関連付けて格納する、金融機関側送受
信・格納手段と、前記購入者の記憶媒体から購入者情報
を読み取ると共に、該購入者情報に基づき、前記金融機
関側送受信・格納手段から対応する前記取引情報の少な
くとも一部の取引情報を抽出して、該抽出した情報を表
示し、購入者へ確認信号の入力を促す前記金融機関端末
機と、購入者の確認信号を受けて販売者へ代金の入金処
理を行う入金処理手段と、を備える。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】請求項8記載の発明は、購入者と販売者と
の間で為された取引の代金の支払いを、該購入者が利用
する金融機関端末機から振込により行う決済処理システ
ムであって、購入者と販売者との間で通信手段を介して
仮成立した取引の取引情報を、購入者と販売者とが共有
する取引及び/または購入者を特定する情報(以下「共
有特定情報」)と関連付けて該格納すると共に、該取引
情報の少なくとも一部の取引情報を前記共有特定情報と
関連付けて送信する、販売者側格納・送信手段と、前記
共有特定情報と関連付けられて送信された前記取引情報
の少なくとも一部の取引情報を、販売者情報と関連付け
て格納する、金融機関側送受信・格納手段と、該購入者
から入力される前記共有特定情報に基づき、前記金融機
関側送受信・格納手段から対応する前記取引情報の少な
くとも一部の取引情報を抽出して、該抽出した情報を表
示し、購入者へ確認信号の入力を促す前記金融機関端末
機と、購入者の確認信号を受けて販売者へ代金の入金処
理を行う入金処理手段と、を備える。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07F 19/00 G07D 9/00 476 (72)発明者 上田 優 東京都千代田区丸の内一丁目1番3号 エ イアイジー株式会社内 Fターム(参考) 3E040 AA03 BA07 BA18 CA14 CB01 EA01

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 購入者と販売者との間で為された取引の
    代金の支払いを、購入者の情報が格納される記憶媒体を
    用いて提携の金融機関端末機から振込により行う決済処
    理方法であって、 購入者と販売者との間での取引仮成立後に、購入者との
    取引情報の少なくとも一部の取引情報を前記購入者の記
    憶媒体に格納される購入者情報と関連付けて、金融機関
    管理下の金融機関側コンピュータに送信する段階と、 前記金融機関側コンピュータで、前記購入者情報と関連
    付けて送信された前記取引情報の少なくとも一部の取引
    情報を、前記販売者情報と関連付けて格納する段階と、 金融機関端末機において記憶媒体が使用されて購入者情
    報が読み取られたときに、前記金融機関側コンピュータ
    から、購入者情報に基づき、対応する前記取引情報の少
    なくとも一部の取引情報を抽出して、該抽出した情報を
    前記金融機関端末機で表示し、購入者へ確認信号の入力
    を促す段階と、 購入者の確認信号を受けて、販売者へ代金の入金処理を
    行う段階と、を具備する振込による決済処理方法。
  2. 【請求項2】 購入者と販売者との間での取引仮成立後
    に、購入者との取引情報を販売者管理下の販売者側コン
    ピュータに入力し、前記取引情報を前記購入者情報と関
    連付けて格納する段階と、 前記購入者の確認信号の入力を受けて、前記金融機関端
    末機から確認信号を前記販売者側コンピュータへと送信
    する段階と、 前記販売者側コンピュータが、確認信号を受けて取引情
    報の少なくとも一部の情報を、前記金融機関端末機を介
    して記憶媒体に記録する段階とをさらに具備する請求項
    1に記載の振込による決済処理方法。
  3. 【請求項3】 購入者と販売者との間で為された取引の
    代金の支払いを、購入者が利用する提携の金融機関端末
    機から振込により行う決済処理方法であって、購入者と
    販売者との間での取引仮成立後に、購入者との取引情報
    の少なくとも一部の取引情報を該購入者及び該販売者が
    共有する該購入者及び/又は該取引を特定する情報(以
    下「共有特定情報」)と関連付けて金融機関管理下の金
    融機関側コンピュータに送信する段階と、 前記金融機関側コンピュータで、前記共有特定情報と関
    連付けて送信された前記取引情報の少なくとも一部の取
    引情報を、前記販売者情報と関連付けて格納する段階
    と、 金融機関端末機において共有特定情報が入力されたとき
    に、前記金融機関側コンピュータから、共有特定情報に
    基づき、対応する前記取引情報の少なくとも一部の取引
    情報を抽出して、該抽出した情報を前記金融機関端末機
    で表示し、購入者へ確認信号の入力を促す段階と、 購入者の確認信号を受けて、販売者へ代金の入金処理を
    行う段階と、を具備する振込による決済処理方法。
  4. 【請求項4】 前記金融機関側コンピュータで格納され
    る前記取引情報の少なくとも一部の取引情報とは、代金
    に関する情報を含む請求項1ないし3のいずれか1項に
    記載の振込による決済処理方法。
  5. 【請求項5】 購入者と販売者との間での取引仮成立後
    に、購入者との取引情報を販売者管理下の販売者側コン
    ピュータに入力し、前記取引情報を前記購入者情報と関
    連付けて格納する段階と、 前記入金処理後に、金融機関からの入金通知を受けて、
    前記販売者側コンピュータで計上処理を行う段階とをさ
    らに具備する請求項1ないし4のいずれか1項に記載の
    振込による決済処理方法。
  6. 【請求項6】 購入者と販売者との間で為された取引の
    代金の支払いを、購入者の情報が格納される記憶媒体を
    用いて提携の金融機関端末機から振込により行う決済処
    理システムであって、 購入者と販売者との間で仮成立した取引の取引情報が格
    納され、該取引情報を前記購入者の記憶媒体に格納され
    る購入者情報と関連付けて格納すると共に、取引情報の
    少なくとも一部の取引情報を前記購入者情報と関連付け
    て送信する、販売者管理下にある販売者側格納・送信手
    段と、 前記購入者情報と関連付けられて送信された前記取引情
    報の少なくとも一部の取引情報を、前記販売者情報と関
    連付けて格納する、金融機関管理下にある金融機関側送
    受信・格納手段と、 前記購入者の記憶媒体から購入者情報を読み取ると共
    に、該購入者情報に基づき、前記金融機関側送受信・格
    納手段から対応する前記取引情報の少なくとも一部の取
    引情報を抽出して、該抽出した情報を表示し、購入者へ
    確認信号の入力を促す前記金融機関端末機と、 購入者の確認信号を受けて販売者へ代金の入金処理を行
    う入金処理手段と、 を備える決済処理システム。
  7. 【請求項7】 前記購入者の確認信号の入力を受けて、
    前記金融機関端末機は確認信号を前記販売者側格納・送
    信手段へと送信するものであり、前記販売者側格納・送
    信手段は、確認信号を受けて前記取引情報の少なくとも
    一部の情報を、前記金融機関端末機を介して記憶媒体に
    記録するものである請求項6に記載の振込による決済処
    理システム。
  8. 【請求項8】 購入者と販売者との間で為された取引の
    代金の支払いを、該購入者が利用する金融機関端末機か
    ら振込により行う決済処理システムであって、 購入者と販売者とが共有する取引及び/または購入者を
    特定する情報(以下「共有特定情報」)と関連付けて該
    取引の取引情報を格納すると共に、該取引情報の少なく
    とも一部の取引情報を前記共有特定情報と関連付けて送
    信する、販売者管理下にある販売者側格納・送信手段
    と、 前記共有特定情報と関連付けられて送信された前記取引
    情報の少なくとも一部の取引情報を、販売者情報と関連
    付けて格納する、金融機関管理下にある金融機関側送受
    信・格納手段と、 該購入者から入力される前記共有特定情報に基づき、前
    記金融機関側送受信・格納手段から対応する前記取引情
    報の少なくとも一部の取引情報を抽出して、該抽出した
    情報を表示し、購入者へ確認信号の入力を促す前記金融
    機関端末機と、 購入者の確認信号を受けて販売者へ代金の入金処理を行
    う入金処理手段と、 を備える振込による決済処理システム。
  9. 【請求項9】 金融機関側送受信・格納手段で格納され
    る前記取引情報の少なくとも一部の取引情報とは、代金
    に関する情報を含む請求項6ないし8のいずれか1項に
    記載の振込による決済処理システム。
  10. 【請求項10】 前記販売者側格納・送信手段は、前記
    入金処理後に、金融機関からの入金通知を受けて、計上
    処理を行うものである請求項6ないし9のいずれか1項
    に記載の振込による決済処理システム。
  11. 【請求項11】 請求項1または2に記載の決済処理方
    法に使用される記憶媒体。
  12. 【請求項12】 前記金融機関端末機を介して現金の預
    け入れ、引き出し等が可能となった請求項11に記載の
    記憶媒体。
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