JP2002078677A - 電子内視鏡のケーブル構造 - Google Patents
電子内視鏡のケーブル構造Info
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Abstract
設けて編組シールドを露出し、この露出部分にアース線
を接続することによって、ケーブルを細くできる電子内
視鏡のケーブル構造を提供する。 【解決手段】本発明に係るケーブル構造によれば、被覆
部材18の端部に切欠溝18Aが形成され、被覆部材1
8の内部の編組シールド16が露出されている。アース
線24は、この露出された編組シールド16に接続され
る。また、被覆部材18には、ケーブル保護部材26が
外嵌されて接続されている。
Description
ル構造に係り、特に電子内視鏡に設けられた固体撮像素
子(CCD)から映像信号を送信する電子内視鏡のケー
ブル構造に関する。
けられた撮像光学系の後方にCCDが配置されている。
CCDはセラミック等からなる基板上に固着されてお
り、この基板には多数本の心線が各々所定の端子に接続
される。
性の外皮とからなるケーブル内に収束して多心ケーブル
を構成している。この多心ケーブルはプロセッサに接続
され、このプロセッサにより前記心線から電送されるC
CDで光電変換された映像信号を信号処理し、被写体を
モニタ装置に表示する。
すように、心線1を絶縁テープ9で巻回し、さらに導電
性の編組シールド2と非導電性の外皮3とで被覆して構
成される。編組シールド2は、内視鏡挿入部内でアース
線4に接続され、前記外皮3は、アース線4と前記心線
1とを被覆するケーブル保護部材5に接続される。
は、例えば特開平6−285020号公報に記載されて
おり、図4は接続部基板側にケーブル保護部材がある場
合の応用形態で、編組シールド2を外皮3から延出させ
て撚り、この撚った部分にアース線4を半田付けする。
編組シールド2とアース線4との接続部の内側には、保
護チューブ6が心線1に外嵌されており、編組シールド
2やアース線4の端部がばらけた際、接触して心線1を
損傷させて短絡するのを防止する。また、編組シールド
2とアース線4との接続部には、2本の取付チューブ
7、8が外被されている。そして、保護チューブ6と取
付チューブ7によって編組シールド2とアース線4の接
続部付近を保持し、取付チューブ7、8によりケーブル
保護部材5を挟持する。これらの保護チューブ6、及び
取付チューブ7、8により、太さの異なる外皮3とケー
ブル保護部材5とが接続される。
ケーブル構造は、保護チューブ6と取付チューブ7、8
を必要とするので、その分、多心ケーブルが太くなると
いう欠点がある。
ルの他に、鉗子チャンネル、フォーカス調整用のワイヤ
ガイド、アングル操作ワイヤ、及び送気・送水チャンネ
ル等が配設されており、前記多心ケーブルが太くなると
前記鉗子チャンネル等の配置スペースが制限されるの
で、多心ケーブルをできる限り細くしたいという要望が
ある。
もので、多心ケーブルを細くできる電子内視鏡のケーブ
ル構造を提供することを目的とする。
するために、内視鏡挿入部に挿通配置されたケーブル
が、心線と、該心線を覆う導電性のシールドと、該シー
ルドを被覆する非導電性の被覆部材と、から構成され、
前記シールドがリード線に接続されるとともに、前記被
覆部材が前記リード線と前記心線を覆う保護部材に接続
される電子内視鏡のケーブル構造において、前記リード
線と前記シールドの接続部は、前記被覆部材の一部を切
り欠いて露出させたシールドに前記リード線が接続され
るとともに、前記保護部材を前記被覆部材に外嵌して、
前記リード線と前記シールドとの接続部が被覆されるこ
とを特徴としている。
出させたシールドにリード線を接続したので、被覆部材
の切欠部内に、シールドとリード線との接続部が収容さ
れる。したがって、前記接続部がかさばらないので、ケ
ーブルを細くできる。
覆部材の切欠部内に配置したので、保護部材を被覆部材
に直接接続することができ、さらにシールドの端部及び
リード線先端部が直接心線に触れることを防止できる。
したがって、保護チューブ及び取付チューブが不要とな
り、その分、ケーブルを細くできる。
る電子内視鏡のケーブル構造の好ましい実施の形態につ
いて詳述する。
された電子内視鏡の全体図である。同図に示すように、
電子内視鏡の挿入部先端硬質部30内には撮像光学系3
2が配置され、この撮像光学系32の後方には光路変換
用プリズム34が配置される。前記プリズム34の出射
端にはCCD36が設けられると共に、このCCD36
はセラミック等からなる基板38上に固着されている。
前記基板38には多数本の心線12、12…(図2参
照)が各々所定の端子に接続される。
0内に収束されて、プロセッサ40に接続される。この
プロセッサ40は、心線12、12…から伝送されるC
CD36で光電変換された映像信号を信号処理し、被写
体像をモニタ装置42に表示する。
は、前記心線12を、導電性の編組シールド16と、該
編組シールド16を覆う被覆部材18とで被覆して構成
される。被覆部材18は、フッ素樹脂やポリ塩化ビニル
等の非導電性材料によって構成される。また、心線12
と編組シールド16との間には、ポリエステル製のシー
ルテープ等が心線12を巻回するようにして構成された
絶縁体14が介在されている。絶縁体14は、編組シー
ルド16より少し(t)だけ長めに配置されており、編
組シールド16の端部が直接心線12に触れることによ
って心線12が損傷し、短絡するのを防止できる。この
ように構成された多心ケーブル10は、径が比較的小さ
いという特性があり、内視鏡挿入部の先端硬質部内や湾
曲部内に配置される。
ブル10のCCDが固着された基板(以下、CCD基
板)側は、心線12とアース線(リード線に相当)24
とをケーブル保護部材26で被覆して構成される。アー
ス線24の先端部24Aは、編組シールド16に接続さ
れ、アース線の基端部は、図示しないアース端子に接続
される。また、ケーブル保護部材26は、シリコンチュ
ーブや熱収縮チューブによって構成される。このように
構成された多心ケーブル10は可撓性が比較的大きいと
いう特性があり、内視鏡挿入部の軟性部内に配置され
る。
構造は、図3に示すように、まず、被覆部材18の端部
にコの字状の切欠溝18Aを形成し、編組シールド16
を露出させる。そして、この編組シールド16の露出し
た部分にアース線24の先端部24Aを半田付けするこ
とにより、アース線24の先端がばらけて直接心線12
に触れることによって心線12が損傷し、短絡するのを
防止できる。
材18の端部に直接外嵌させた後、接着する。これによ
り、前記切欠溝18Aはケーブル保護部材26によって
完全に被覆され、アース線24と編組シールド16との
接続部が保護される。
ば、編組シールド16とアース線24との接続部が切欠
溝18Aの内部に収納されるので、前記接続部がかさば
らず、多心ケーブル10を細くすることができる。
したことによって、ケーブル保護部材26を被覆部材1
8に直接外嵌させて接続することができるので、取付チ
ューブが不要になり、その分、多心ケーブル10を細く
できる。
り少しだけ長めに配置し、また、前記接続部を切欠溝1
8A内に配置したことによって、編組シールド16の端
部及びアース線24の先端部24Aが直接心線12に接
触するのを防止でき、短絡防止用の保護チューブが不要
となるので、その分、多心ケーブル10の接続部を細く
できる。
ルドと、この編組シールドを覆う非導電性の被覆部材と
によって被覆される構造の多心ケーブルであれば適用す
ることができる。
視鏡のケーブル構造によれば、被覆部材を切り欠いて露
出させたシールドにリード線を接続し、被覆部材の切欠
部内に、シールドとリード線との接続部を収容したの
で、前記接続部がかさばらず、ケーブルを細くできる。
覆部材の切欠部内に配置することによって、保護部材を
被覆部材に直接接続するとともに、シールドの端部及び
リード線先端部が直接心線に触れることを防止したの
で、保護チューブ及び取付チューブが不要となり、その
分、ケーブルを細くできる。
視鏡を示す全体図
…編組シールド、18…被覆部材、18A…切欠部、2
4…アース線、26…ケーブル保護部材
Claims (2)
- 【請求項1】 内視鏡挿入部に挿通配置されたケーブル
が、心線と、該心線を覆う導電性のシールドと、該シー
ルドを被覆する非導電性の被覆部材と、から構成され、
前記シールドがリード線に接続されるとともに、前記被
覆部材が前記リード線と前記心線を覆う保護部材に接続
される電子内視鏡のケーブル構造において、 前記リード線と前記シールドの接続部は、 前記被覆部材の一部を切り欠いて露出させたシールドに
前記リード線が接続されるとともに、前記保護部材を前
記被覆部材に外嵌して、前記リード線と前記シールドと
の接続部が被覆されることを特徴とする電子内視鏡のケ
ーブル構造。 - 【請求項2】 前記心線と前記シールドとの間に前記心
線を被覆するように絶縁体を介在させ、該絶縁体は前記
シールドの端部より延出させることを特徴とする請求項
1記載の電子内視鏡のケーブル構造。
Priority Applications (2)
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---|---|---|---|
JP2000270952A JP3821205B2 (ja) | 2000-09-07 | 2000-09-07 | 電子内視鏡のケーブル構造 |
US09/946,539 US6595913B2 (en) | 2000-09-07 | 2001-09-06 | Cable structure in electronic endoscope |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000270952A JP3821205B2 (ja) | 2000-09-07 | 2000-09-07 | 電子内視鏡のケーブル構造 |
Publications (2)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021070386A1 (ja) * | 2019-10-11 | 2021-04-15 | オリンパス株式会社 | 内視鏡 |
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2000
- 2000-09-07 JP JP2000270952A patent/JP3821205B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP3821205B2 (ja) | 2006-09-13 |
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