JP2002078669A - 蛍光内視鏡装置 - Google Patents

蛍光内視鏡装置

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JP2002078669A
JP2002078669A JP2000271324A JP2000271324A JP2002078669A JP 2002078669 A JP2002078669 A JP 2002078669A JP 2000271324 A JP2000271324 A JP 2000271324A JP 2000271324 A JP2000271324 A JP 2000271324A JP 2002078669 A JP2002078669 A JP 2002078669A
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JP
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unit
image
excitation light
illumination light
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Kazuhiro Tsujita
和宏 辻田
Kazuo Hakamata
和男 袴田
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Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 励起光の照射により生体組織から発生する自
家蛍光像をスコープ手段により検出して画像として表示
する蛍光内視鏡装置において、スコープ手段の操作性を
向上させ、また、装置を小型化する。 【解決手段】 撮像ユニット30、照明光ユニット2
0、励起光/参照光ユニット40をスコープ手段16か
ら離れた位置のラック100に近接させて設置し、撮像
ユニット30、照明光ユニット20および励起光/参照
光ユニット40とスコープ手段16とをそれぞれイメー
ジファイバ13、照明光用ライトガイド12、励起光・
参照光兼用ライトガイド14,15を介して接続し、さ
らに、照明光用ライトガイド12の長さよりもイメージ
ファイバ13および励起光・参照光兼用ライトガイド1
4,15を長くすることにより、スコープ手段16を動
かすことのできる範囲が照明光用ライトガイド12にの
み制約を受けるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、励起光の照射によ
り生体組織から発生した蛍光を測定し、生体組織に関す
る情報を表す画像として表示する蛍光内視鏡装置、特
に、その生体内部に挿入されるスコープ手段に改良を施
した蛍光内視鏡装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、生体内在色素の励起光波長領
域にある励起光を生体組織に照射した場合に、正常組織
と病変組織では発する蛍光強度が異なることを利用し
て、生体組織に所定波長領域の励起光を照射し、生体内
在色素が発する蛍光を受光することにより病変組織の局
在、浸潤範囲を蛍光画像として表示する技術が提案され
ている。
【0003】通常、励起光を照射すると、図7に実線で
示すように正常組織からは強い蛍光が発せられ、病変組
織からは破線で示すように微弱な蛍光が発せられるた
め、蛍光強度を測定することにより、生体組織が正常で
あるか病変状態にあるかを判定することができる。
【0004】ところで、励起光による蛍光の強度を画像
として表示する場合、生体組織に凹凸があるため、生体
組織に照射される励起光の強度は均一ではない。また、
生体組織から発せられる蛍光強度は、励起光照度にほぼ
比例するが、励起光照度は距離の2乗に反比例して低下
する。そのため、光源から遠くにある正常組織よりも近
くにある病変組織の方が、強い蛍光を受光する場合があ
り、励起光による蛍光の強度の情報だけでは生体組織の
組織性状を正確に識別することができない。発明者ら
は、このような不具合を低減するために、異なる波長帯
域から取得した2種類の蛍光強度の比率を除算により求
め、その除算値に基づく演算画像を表示する方法、すな
わち、生体の組織性状を反映した蛍光スペクトルの形状
の違いに基づいた画像表示方法や、種々の生体組織に対
して一様な吸収を受ける近赤外光を参照光として生体組
織に照射し、この参照光の照射を受けた生体組織によっ
て反射された反射光の強度を検出して、蛍光強度との比
率を除算により求め、その除算値に基づく演算画像を表
示する方法、すなわち、蛍光収率を反映した値を求めて
画像表示する方法などを提案している。
【0005】また、上記技術による蛍光内視鏡装置は基
本的に、生体内部に挿入されるスコープ手段と、照明
光、励起光および参照光または照明光および励起光を射
出する光源ユニットと、照明光の照射により生体組織か
ら反射される反射光による通常像、励起光の照射により
生体組織から発光される蛍光による蛍光像および参照光
の照射により生体組織から反射される反射光による参照
像または通常像および蛍光像を撮像する撮像ユニットと
から構成される。そして、従来の蛍光内視鏡装置は、ス
コープ手段と撮像ユニットが直接接続される構造となっ
ており、診断時には、撮像ユニットもしくは光源ユニッ
トが直接接続されたスコープ手段を動かして操作する必
要があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようにスコープ手段に撮像ユニットが直接接続された場
合、スコープ手段と撮像ユニットを一緒に操作しなけれ
ばならないため、その重さが大きくなりその操作性が悪
くなる。また、ある程度の操作性を確保するためには、
その一部を固定する必要があり、固定するための支柱や
カウンターウエイトが必要となり、装置全体が大型化し
てしまうという問題があった。
【0007】本発明は、上記のような問題点に鑑みて、
蛍光内視鏡装置において、スコープ手段の操作性を向上
させ、また、小型化された蛍光内視鏡装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による第1の蛍光
内視鏡装置は、照明光を射出する照明光射出手段と、励
起光を射出する励起光射出手段と、参照光を射出する参
照光射出手段と、照明光射出手段から射出された照明光
を被測定部まで導光して照射する照明光導光手段と、励
起光射出手段により射出された励起光を被測定部まで導
光して照射する励起光導光手段と、参照光射出手段から
射出された参照光を被測定部まで導光して照射する参照
光導光手段と、照明光の照射により被測定部から反射さ
れる反射光による通常像、励起光の照射により被測定部
から発生する蛍光による蛍光像および参照光の照射によ
り被測定部から反射される反射光による参照像を導光す
る導光手段と、導光手段により導光された通常像、蛍光
像および参照像を撮像する撮像手段と、照明光導光手
段、励起光導光手段、参照光導光手段および導光手段が
内部に配設された生体内部に挿入されるスコープ手段と
を備えた蛍光内視鏡装置において、撮像手段が、スコー
プ手段から離れた位置に設置されており、撮像手段とス
コープ手段内の導光手段とが、両者を光学的に接続する
所定の長さを有する撮像接続手段を介して接続されてい
ることを特徴とするものである。
【0009】ここで、上記「両者を光学的に接続する所
定の長さを有する撮像接続手段」とは、上記通常像、蛍
光像および参照像を導光することができるファイバ等を
意味し、「所定の長さ」とは、スコープ手段の十分な操
作性を確保できる長さを意味する。ここでいう操作性と
は、スコープ手段を動かすことができる範囲の広さを意
味する。
【0010】また、照明光射出手段、励起光射出手段お
よび参照光射出手段の少なくとも1つをスコープ手段か
ら離れた位置に設置し、その離れた位置に設置された少
なくとも1つの射出手段とその少なくとも1つの射出手
段に対応する導光手段が、両者を光学的に接続する所定
の長さを有する1つまたは複数の接続手段を介して接続
されているものとすることができる。
【0011】ここで、上記「接続手段」とは、上記離れ
た位置に設置された少なくとも1つの射出手段とスコー
プ手段内の導光手段とを光学的に接続するライトガイド
のようなものを意味するが、スコープ手段内の導光手段
と一体となっていてもよい。
【0012】また、上記1つまたは複数の接続手段と撮
像接続手段のいずれか1つが、そのいずれか1つの接続
手段に対応して接続される射出手段または撮像手段とス
コープ手段との距離を決定する長さを有し、その距離を
決定する長さを有するいずれか1つの接続手段以外の接
続手段が、距離を決定する長さよりも長いものとするこ
とができる。
【0013】ここで、上記「距離を決定する長さ」と
は、スコープ手段がその操作範囲の制約を受ける長さを
意味する。従って、その距離を決定する長さを有するい
ずれか1つの接続手段以外の接続手段は、スコープ手段
の操作範囲には、ほとんど影響を与えない。
【0014】また、スコープ手段から離れた位置に設置
された照明光射出手段、励起光射出手段、参照光射出手
段および撮像手段のうち少なくとも2つを近接して配置
されるようにすることもできる。
【0015】ここで、上記「近接して配置する」とは、
例えば、照明光射出手段、励起光射出手段、参照光射出
手段および撮像手段のうち少なくとも2つが、それぞれ
異なるユニットで構成されている場合は、各ユニットを
近接して並べて配置することを意味する。この場合、各
ユニットの並べ方は特に問わず、互いに近接して配置さ
れていれば如何なる並べ方でもよい。また、上記のよう
に必ずしも照明光射出手段、励起光射出手段、参照光射
出手段および撮像手段のうち少なくとも2つがユニット
が異なるユニットで構成されている必要もなく、照明光
射出手段、励起光射出手段、参照光射出手段および撮像
手段のうち少なくとも2つが同一のユニット内に配置さ
れている場合は、それぞれの接続手段の接続箇所が近接
していればよい。
【0016】本発明による第2の蛍光内視鏡装置は、照
明光を射出する照明光射出手段と、励起光を射出する励
起光射出手段と、照明光射出手段から射出された照明光
を被測定部まで導光して照射する照明光導光手段と、励
起光射出手段により射出された励起光を被測定部まで導
光して照射する励起光導光手段と、照明光の照射により
被測定部から反射される反射光による通常像および励起
光の照射により被測定部から発生する蛍光による蛍光像
を導光する導光手段と、導光手段により導光された通常
像および蛍光像を撮像する撮像手段と、照明光導光手
段、励起光導光手段および導光手段が内部に配設された
生体内部に挿入されるスコープ手段とを備えた蛍光内視
鏡装置において、撮像手段が、スコープ手段から離れた
位置に設置されており、撮像手段とスコープ手段内の導
光手段とが、両者を光学的に接続する所定の長さを有す
る撮像接続手段を介して接続されていることを特徴とす
るものである。
【0017】ここで、上記「両者を光学的に接続する所
定の長さを有する撮像接続手段」とは、上記通常像およ
び蛍光像を導光することができるファイバ等を意味す
る。
【0018】また、照明光射出手段および励起光射出手
段の少なくとも1つをスコープ手段から離れた位置に設
置し、その離れた位置に設置された少なくとも1つの射
出手段とその少なくとも1つの射出手段に対応する導光
手段が、両者を光学的に接続する所定の長さを有する1
つまたは複数の接続手段を介して接続されているものと
することができる。
【0019】また、上記1つまたは複数の接続手段と前
記撮像接続手段のいずれか1つが、そのいずれか1つの
接続手段に対応して接続される射出手段または撮像手段
とスコープ手段との距離を決定する長さを有し、その距
離を決定する長さを有するいずれか1つの接続手段以外
の接続手段が、距離を決定する長さよりも長いものとす
ることができる。
【0020】また、スコープ手段から離れた位置に設置
された照明光射出手段、励起光射出手段および撮像手段
のうち少なくとも2つを近接して配置されるようにする
こともできる。
【0021】ここで、上記「近接して配置する」とは、
例えば、照明光射出手段、励起光射出手段および撮像手
段のうち少なくとも2つが、それぞれ異なるユニットで
構成されている場合は、各ユニットを近接して並べて配
置することを意味する。この場合、各ユニットの並べ方
は特に問わず、互いに近接して配置されていれば如何な
る並べ方でもよい。また、上記のように必ずしも照明光
射出手段、励起光射出手段および撮像手段のうち少なく
とも2つがユニットが異なるユニットで構成されている
必要もなく、照明光射出手段、励起光射出手段および撮
像手段のうち少なくとも2つが同一のユニット内に配置
されている場合は、それぞれの接続手段の接続箇所が近
接していればよい。
【0022】なお、その他の各手段については上記の本
発明の第1の装置において説明した通りである。
【0023】また、本発明による上記第1および第2の
蛍光内視鏡装置では、励起光の光源を、GaN系の半導
体レーザとし、その波長帯域が400nmから420n
mまでの範囲内とすることができる。
【0024】
【発明の効果】本発明による第1および第2の蛍光内視
鏡装置によれば、撮像手段をスコープ手段から離れた位
置に設置し、撮像手段とスコープ手段内の導光手段とを
両者を光学的に接続する所定の長さを有する撮像接続手
段を介して接続するようにし、撮像手段の荷重がスコー
プ手段にかからないようにしたので、スコープ手段の操
作性を向上することができる。また、従来必要であった
スコープ手段を支えるための支柱やカウンターウェイト
を設ける必要もなくなるので、装置全体を小型化するこ
とができる。
【0025】また、第1の蛍光内視鏡装置においては照
明光射出手段、励起光射出手段および参照光射出手段の
少なくとも1つ、第2の蛍光内視鏡においては照明光射
出手段および励起光射出手段の少なくとも1つをスコー
プ手段から離れた位置に設置し、その離れた位置に設置
された少なくとも1つの射出手段とその少なくとも1つ
の射出手段に対応する導光手段が、両者を光学的に接続
する所定の長さを有する1つまたは複数の接続手段を介
して接続するようにした場合には、さらにスコープ手段
にかかる荷重が軽くなるので、よりその操作性を向上す
ることができる。
【0026】また、上記1つまたは複数の接続手段と撮
像接続手段のいずれか1つが、そのいずれか1つの接続
手段に対応して接続される射出手段または撮像手段とス
コープ手段との距離を決定する長さを有し、その距離を
決定する長さを有するいずれか1つの接続手段以外の接
続手段が、距離を決定する長さよりも長いものとした場
合には、スコープ手段の操作範囲に制約を与える接続手
段が1つだけとなり、その他の接続手段はスコープ手段
の操作範囲に制約を与えないため、よりスコープ手段の
操作性を向上することができる。
【0027】また、第1の蛍光内視鏡装置においてはス
コープ手段から離れた位置に設置された照明光射出手
段、励起光射出手段、参照光射出手段および撮像手段の
うち少なくとも2つ、第2の蛍光内視鏡装置においては
スコープ手段から離れた位置に設置された照明光射出手
段、励起光射出手段および撮像手段のうち少なくとも2
つを近接して配置した場合には、接続手段を不必要に長
くすることなく操作性を向上し、装置を小型化すること
ができる。
【0028】また、本発明による第1および第2の蛍光
内視鏡装置では、励起光の光源に、GaN系の半導体レ
ーザを用いれば、安価で小型な光源とすることができ、
また、その波長帯域が400nmから420nmまでの
範囲内とすれば、効率よく蛍光を発せられることができ
る。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施の形
態について図面を用いて説明する。図1は本発明による
蛍光内視鏡装置の一実施形態の概略構成を示す正面図、
図2は側面図である。
【0030】本実施の形態による蛍光内視鏡装置は、主
に、患者の病巣と疑われる部位に挿入される内視鏡挿入
部10を有するスコープ手段16と、スコープ手段16
から延設された照明光用ライトガイド12、励起光・参
照光兼用ライトガイド14,15およびイメージファイ
バ13と、照明光用ライトガイド12が接続された照明
光を射出する照明光ユニット12と、励起光・参照光兼
用ライトガイド14,15が接続された励起光および参
照光を射出する励起光/参照光ユニット40と、イメー
ジガイド13が接続されてイメージガイド13により導
光された生体組織の像を撮像する撮像ユニット30と、
撮像ユニット30により撮像された像を画像として表示
するモニタ90および照明光ユニット20、励起光/参
照光ユニット40、撮像ユニット30およびモニタ90
などが一緒に積載されるラック100とから構成されて
いる。
【0031】スコープ手段16の詳細を図3および図4
に示す。スコープ手段16は、生体内部に挿入される内
視鏡挿入部10と、その内視鏡挿入部10の後端に接続
されて内視鏡挿入部10の操作等を行なう操作部11と
から構成される、操作部11には、一方が照明光ユニッ
ト20に接続される照明光用ライトガイド12、一方が
励起光/参照光ユニット40に接続される励起光・参照
光兼用ライトガイド14,15、および一方が撮像ユニ
ット30に接続されるイメージガイド13のそれぞれの
他方が一つにまとめられて接続されている。
【0032】ここで、スコープ手段16の操作部11に
接続される照明光用ライトガイド12、励起光・参照光
兼用ライトガイド14,15およびイメージガイド13
の長さについては、励起光・参照光兼用ライトガイド1
4,15およびイメージガイド13の長さの方が、照明
光用ライトガイド12よりも長くなっている。従って、
スコープ手段16と各ユニットとの距離は、照明光用ラ
イトガイド12の長さにより決定されており、スコープ
手段16を動かせる範囲は、この照明光用ライトガイド
12の長さにのみ制約を受ける。一方、他の励起光・参
照光兼用ライトガイド14,15およびイメージガイド
13は、上記の通り照明光用ライトガイド12よりも長
くしてあるので、スコープ手段16の動かせる範囲に制
約を与えない。
【0033】また、照明光ユニット20には、内視鏡挿
入部10を通して被測定部に送気、送水するための送気
/送水ユニット(図示省略)が備えられており、照明光
用ライトガイド12は、この送気/送水ユニットに接続
され被測定部まで送気、送水をする送気/送水ライン1
2bと照明光を導光するファイバ12aとで構成されて
いる。従って、照明光用ライトガイド12は、他の励起
光・参照光兼用ライトガイド14,15およびイメージ
ガイド13よりも太くなっている。そして、照明光用ラ
イトガイド12は、上記の通り他の励起光・参照光兼用
ライトガイド14,15およびイメージガイド13より
も短く、スコープ手段16の動かせる範囲に制約を与え
るとともにスコープ手段16の荷重が主にかかるため、
上記のように送気/送水ライン等とまとめて構成して、
太くした方が好ましいといえる。なお、本実施の形態で
は、照明光用ライトガイド12の長さが他の励起光・参
照光兼用ライトガイド14,15およびイメージガイド
13より短くなるようにしたが、これに限らず、他の励
起光・参照光兼用ライトガイド14,15およびイメー
ジガイド13のいずれか1つを短くするようにしてもよ
い。さらに、その場合には、上記のように短いものの太
さが太くなるようにする方がよい。
【0034】また、内視鏡挿入部10の内部には、照明
光用ライトガイド12、励起光・参照光兼用ライトガイ
ド14,15およびイメージファイバ13が先端まで延
設されている。照明光用ライトガイド12は多成分ガラ
スファイバから成り、励起光・参照光兼用ライトガイド
14,15およびイメージガイド13は石英ガラスファ
イバから成っている。
【0035】また、内視鏡挿入部10の先端には、詳し
くは図3に示される通り、キャップ19が装着されてい
る。このキャップ19は、内視鏡挿入部10の先端の励
起光射出端が被測定部に近づきすぎて、組織に損傷を与
える危険を防ぐために、レーザ安全確保用として装着さ
れている。このキャップ19は、内視鏡挿入部10の先
端から出射される照明光、励起光および参照光がこのキ
ャップ19により反射しないように、側面に穴があけら
れた構造となっている。
【0036】照明光ユニット20には図示省略した白色
光を発する白色光光源が、励起光/参照光ユニット40
には図示省略した励起光を発するGaN系半導体レーザ
および参照光を発する参照光源が備えられている。
【0037】撮像ユニット30には、イメージファイバ
13が接続され、イメージファイバ13により伝搬され
た自家蛍光像、通常像および参照像をそれぞれ撮像する
図示省略した蛍光画像用高感度撮像素子、通常画像用撮
像素子および参照像用撮像素子が備えられている。
【0038】上記照明光ユニット20、励起光/参照光
ユニット40および撮像ユニット30は、図1と図2に
示される通りそれぞれが近接されて設置されることが望
ましい。また上記各ユニットが近接されて配置されてい
れば、その並べ方は問わず、例えば、撮像ユニット30
と励起光/参照光ユニット40の間に照明光ユニット2
0を配置するようにしてもよい。
【0039】また、ラック100には、上記各ユニット
の他に撮像ユニット30において撮像された蛍光画像お
よび通常画像の画像データに画像処理を施す画像処理用
PC70、画像処理済みの画像データをビデオ信号に変
換して出力するビデオ50、励起光/参照光ユニット4
0に接続される半導体レーザ用電源60、停電時に電源
を供給する無停電電源80、主に撮像ユニット30の動
作を制御するCCU(カメラコントロールユニット)3
1および各ユニットの一連の動作を制御する制御ユニッ
ト32が積載され、また、本装置の電源のONまたはO
FFを示す電源ランプ5、本装置を緊急停止させる緊急
停止スイッチ6、本装置に安定な電源電圧を供給する絶
縁トランス3およびスコープ手段16を固定する固定部
9が設けられている。制御ユニット32には、後述する
通常画像の撮像および表示と合成画像の撮像および表示
を切り換えるフットスイッチ4が接続されている。な
お、上記電源ランプ5および緊急停止スイッチ6は、本
装置の前面部101aの設けられた前面板(図示省略)
に備えられている。また、前面板は、照明光ユニット2
0、撮像ユニット30、励起光/参照光ユニット40お
よびビデオ50が設置されている部分に関しては開口し
てあるものである。
【0040】また、ラック100の下部には、その移動
が容易なように車輪2が設けられている。そして、ラッ
ク100内は棚板8により区切られており、メンテナン
ス時の作業効率向上のため棚板8は前方へスライド可能
な構造になっている。
【0041】また、図2に示す通り、ラック100の背
面部100bには、ラック100内の温度を下げるため
のファン101が備えられている。そして、ラック10
0の側板102には、吸気のための空気穴103が多数
空けられている。
【0042】次に、上記実施の形態における蛍光内視鏡
装置の作用について説明する。まず、スコープ手段16
がラック100の固定部9から取り外され、内視鏡挿入
部10が生体内部に挿入される。このとき、スコープ手
段16の動かせる範囲は、照明光用ライトガイド12の
長さにのみ制約を受け、その他の励起光・参照光兼用ラ
イトガイド14,15およびイメージファイバ13には
制約を受けない。
【0043】制御ユニット32からの信号に基づきGa
N系半導体レーザ用電源50が駆動して励起光/参照光
ユニット40のGaN系半導体レーザから励起光が射出
される。励起光は励起光・参照光兼用ライトガイド1
4,15の両方により内視鏡挿入部10の先端まで導光
されて被測定部へ照射される。励起光の照射により生じ
る被測定部からの自家蛍光像は、内視鏡挿入部10内の
イメージファイバ13の先端に入射され、イメージファ
イバ13により撮像ユニット30まで導光されて、撮像
ユニット30内の蛍光画像用高感度撮像素子により撮像
され、蛍光画像用高感度撮像素子からの映像信号は、画
像処理用PC70に出力される。
【0044】また、制御ユニット32からの信号に基づ
き励起光/参照光ユニット内の参照光源より参照光が射
出される。参照光は励起光・参照光兼用ライトガイド1
4,15の両方により内視鏡挿入部10の先端まで導光
されて被測定部へ照射される。参照光の照射により生じ
る被測定部からの反射光による参照像は、イメージファ
イバ13の先端に入射され、イメージファイバ13によ
り撮像ユニット30まで導光されて、撮像ユニット30
内の参照画像用撮像素子により撮像され、参照画像用撮
像素子からの映像信号は、画像処理用PC70に出力さ
れる。
【0045】なお、本実施の形態では、励起光と参照光
を別々のタイミングで射出するようにしたが、同時に射
出するようにしてもよい。
【0046】画像処理用PC70に入力された自家蛍光
画像に基づく画像データは、所定の演算が施された後、
演算値に色情報を割り当てられ、色情報をもった画像信
号として生成される。また、参照画像に基づく画像デー
タは、各画素値に輝度情報を割り当てられ、輝度情報を
もった画像信号として生成される。自家蛍光画像に基づ
く色情報を持った画像信号と反射画像に基づく輝度情報
を持った画像信号は合成されて合成画像信号が生成され
る。この合成画像信号はその他の所定の画像処理が施さ
れた後、ビデオ50に出力される。ビデオ50は、画像
処理済みの画像信号をビデオ信号に変換した後、モニタ
90に出力する。モニタ90は、ビデオ50から入力さ
れたビデオ信号を合成画像として表示する。
【0047】また、制御ユニット32からの信号に基づ
き照明光ユニット20内の白色光源から白色光が射出さ
れる。白色光は照明光用ライトガイド12のファイバ1
2aに入射され、内視鏡挿入部10の先端まで導光され
て被測定部へ照射される。白色光の照射により生じる被
測定部からの反射光による通常像は、イメージファイバ
13の先端に入射され、イメージファイバ13により撮
像ユニット30まで導光されて、撮像ユニット30内の
通常画像用撮像素子により撮像され、通常画像用撮像素
子からの映像信号は、ビデオ50に出力され、ビデオ5
0によりビデオ信号に変換された後、モニタ90に入力
され、そのモニタ90に通常画像として表示される。
【0048】上記合成画像表示の作用および通常画像表
示の作用に関する一連の動作は、制御ユニット32によ
り制御され、撮像ユニット30の主な動作は、CCU3
1により制御される。
【0049】また、上記合成画像表示状態と通常画像表
示状態の切り換えは、フットスイッチ4を押下すること
により行なわれる。
【0050】また、無停電電源80は、本装置の電源で
ある商用電源が停電したとき瞬停による画像処理用PC
70のリセットを防止するとともに臨時的な電源として
動作し、絶縁トランス3は商用電源から本装置に供給さ
れる電源電圧を安定したものとし、電源ランプ5は電源
のONまたはOFFを表示し、緊急停止スイッチ6は本
装置を停止しなければならない非常事態に陥ったとき押
下されて本装置を緊急停止する。なお、緊急停止スイッ
チ6を押下することにより、本装置が緊急停止された場
合には、内視鏡挿入部10が生体内部に挿入されている
可能性もあるため、緊急停止するとともに通常画像表示
状態に切り換わることが望ましい。
【0051】また、図1と図2のように各ユニットを同
一ラックに載せた場合には、照明光ユニット等の光源が
大きな熱源となり、ラック内の温度が上昇し、撮像ユニ
ット30やCCU31にて熱によるノイズが増加する。
この熱によるノイズは微弱な蛍光の撮像系においては無
視できない大きさのバックグラウンドノイズとして画像
に観察され、画像のS/Nを劣化させる。このような温
度上昇を抑えるために、ラック100の前面部100a
と側板102に設けられた空気穴103から吸気して、
背面部101bからファン101によりラック100の
外部に排気する。このように背面部101bより排気す
る方式した場合、各ユニットの廃熱部分が各ユニットの
背面部に集中しているので、より廃熱の効果を高めるこ
とができる。また、前面部101aからの排気では、本
装置のユーザーや被測定者に対して排気した温風がかか
るので、これを防ぐ効果もある。
【0052】また、ユニット100内は棚板8により区
切られており、この棚板8はメンテナンス時等に前方へ
スライド可能であり、各ユニットとともに引き出すこと
ができる。
【0053】また、励起光・参照光兼用ライトガイド
は、必ずしも2本必要はなく1本にして図5に示すよう
な構成にすることができる。また、照明光ユニットから
射出される白色光を参照光としても兼用した場合には、
励起光・参照光兼用ライトガイド17は、励起光用ライ
トガイドとすればよい。
【0054】さらに、照明光用ライトガイド12、励起
光・参照光兼用ライトガイド14,15をすべて兼用
し、図6に示すように、照明光・励起光・参照光兼用ラ
イトガイド18として構成することもできる。
【0055】また、本実施の形態では、通常画像と合成
画像を1つのモニタで表示するようにしたが、別々のモ
ニタを設けて通常画像と合成画像をそれぞれ表示するよ
うにしてもよい。また、合成画像と通常画像の切換え方
法は、本実施の形態では、フットスイッチにより切り換
えるものとしたが、制御ユニットにより時系列で自動的
に切換えを行ってもよい。さらに、通常画像と合成画像
を重ねあわせて表示してもよい。
【0056】また、本実施の形態における励起光/参照
光ユニットは、励起光ユニットと参照光ユニットと別々
に設けてもよい。また、励起光源は、波長として400
nmから420nm程度のいずれのものを選んでもよ
い。
【0057】本発明による蛍光内視鏡装置によれば、撮
像ユニット30、照明光ユニット20および励起光/参
照光ユニット13をスコープ手段16から離れた位置に
あるのラック100に近接して設置し、撮像ユニット3
0、照明光ユニット20および励起光/参照光ユニット
30とスコープ手段16とをそれぞれイメージファイバ
13、照明光用ライトガイド12および励起光・参照光
兼用ライトガイド14,15を介して接続するように
し、スコープ手段16に各ユニットの荷重がかからない
ようにしたので、スコープ手段16の操作性を向上する
ことができる。また、従来必要であったスコープ手段を
支えるための支柱やカウンターウェイトを設ける必要も
なくなるので、装置全体を小型化することができる。
【0058】また、上記照明光用ライトガイド12が、
スコープ手段の動かすことのできる範囲を決定する長さ
を有し、イメージファイバ13および励起光・参照光兼
用ライトガイド14,15の長さを、照明光用ライトガ
イド12の長さよりも長くしたので、照明光用ライトガ
イド12だけがスコープ手段16の操作範囲に制約を与
え、その他のイメージファイバ13および励起光・参照
光兼用ライトガイド14,15はスコープ手段16の操
作範囲に制約を与えないため、よりスコープ手段の操作
性を向上することができる。
【0059】さらに、照明光ユニット20、励起光/参
照光ユニットおよび撮像ユニットをラック100内に近
接して設置したので、イメージファイバ13、照明光用
ライトガイド12および励起光・参照光兼用ライトガイ
ド14,15を不必要に長くすることなく操作性を向上
し、装置を小型化することができる。
【0060】また、本実施の形態では、参照光の照射に
よる反射像を利用した形態としたが、この反射像を利用
せず、励起光の照射による蛍光像のみを利用した形態と
してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による蛍光内視鏡装置の一実施形態の概
略構成図
【図2】図1に示した蛍光内視鏡装置の側面図
【図3】図1と図2に示した蛍光内視鏡装置のスコープ
手段および各接続手段の詳細図
【図4】図1と図2に示した蛍光内視鏡装置のスコープ
手段の内視鏡挿入部先端の詳細図
【図5】本発明による蛍光内視鏡装置のスコープ手段お
よび各接続手段の他の実施形態の概略構成図
【図6】本発明による蛍光内視鏡装置のスコープ手段お
よび各接続手段の他の実施形態の概略構成図
【図7】正常組織と病変組織の蛍光スペクトルの強度分
布を示す図
【符号の説明】 2 車輪 3 絶縁トランス 4 フットスイッチ 5 電源ランプ 6 緊急停止スイッチ 8 棚板 9 固定部 10 内視鏡挿入部 11 操作部 12 照明光用ライトガイド 13 イメージガイド 14、15、17 励起光・参照光兼用ライトガイド 16 スコープ手段 18 照明光・励起光・参照光兼用ライトガイド 19 キャップ 20 照明光ユニット 30 撮像ユニット 31 CCU 32 制御ユニット 40 励起光/参照光ユニット 50 ビデオ 60 半導体レーザ用電源 70 画像処理用PC 80 無停電電源 90 モニタ 100 ラック 100a 前面部 100b 背面部 101 ファン 102 側板 103 空気穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/30 H04N 5/30 Fターム(参考) 2H040 BA09 CA03 CA11 CA13 CA27 DA21 GA06 GA10 GA11 4C061 GG01 HH51 JJ06 NN01 QQ04 5C022 AA09 AB15 AC01 AC42 AC75 5C024 AX03 BX02 CY04 DX01 EX54

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明光を射出する照明光射出手段と、励
    起光を射出する励起光射出手段と、参照光を射出する参
    照光射出手段と、前記照明光射出手段から射出された前
    記照明光を被測定部まで導光して照射する照明光導光手
    段と、前記励起光射出手段により射出された前記励起光
    を前記被測定部まで導光して照射する励起光導光手段
    と、前記参照光射出手段から射出された前記参照光を前
    記被測定部まで導光して照射する参照光導光手段と、前
    記照明光の照射により前記被測定部から反射される反射
    光による通常像、前記励起光の照射により前記被測定部
    から発生する蛍光による蛍光像および前記参照光の照射
    により前記被測定部から反射される反射光による参照像
    を導光する導光手段と、該導光手段により導光された通
    常像、蛍光像および参照像を撮像する撮像手段と、前記
    照明光導光手段、前記励起光導光手段、前記参照光導光
    手段および前記導光手段が内部に配設された生体内部に
    挿入されるスコープ手段とを備えた蛍光内視鏡装置にお
    いて、 前記撮像手段が、前記スコープ手段から離れた位置に設
    置されており、 前記撮像手段と前記スコープ手段内の前記導光手段と
    が、両者を光学的に接続する所定の長さを有する撮像接
    続手段を介して接続されていることを特徴とする蛍光内
    視鏡装置。
  2. 【請求項2】 前記照明光射出手段、前記励起光射出手
    段および前記参照光射出手段の少なくとも1つが前記ス
    コープ手段から離れた位置に設置されており、 該離れた位置に設置された少なくとも1つの射出手段と
    該少なくとも1つの射出手段に対応する導光手段が、両
    者を光学的に接続する所定の長さを有する1つまたは複
    数の接続手段を介して接続されていることを特徴とする
    請求項1記載の蛍光内視鏡装置。
  3. 【請求項3】 前記1つまたは複数の接続手段と前記撮
    像接続手段のいずれか1つが、該いずれか1つの接続手
    段に対応して接続される前記射出手段または前記撮像手
    段と前記スコープ手段との距離を決定する長さを有し、 該距離を決定する長さを有する前記いずれか1つの接続
    手段以外の前記接続手段が、前記距離を決定する長さよ
    りも長いことを特徴とする請求項2記載の蛍光内視鏡装
    置。
  4. 【請求項4】 前記スコープ手段から離れた位置に設置
    された前記照明光射出手段、前記励起光射出手段、前記
    参照光射出手段および前記撮像手段のうち少なくとも2
    つが近接して配置されることを特徴とする請求項2また
    は3記載の蛍光内視鏡装置。
  5. 【請求項5】 照明光を射出する照明光射出手段と、励
    起光を射出する励起光射出手段と、前記照明光射出手段
    から射出された前記照明光を被測定部まで導光して照射
    する照明光導光手段と、前記励起光射出手段により射出
    された前記励起光を前記被測定部まで導光して照射する
    励起光導光手段と、前記照明光の照射により前記被測定
    部から反射される反射光による通常像および前記励起光
    の照射により前記被測定部から発生する蛍光による蛍光
    像を導光する導光手段と、該導光手段により導光された
    通常像および蛍光像を撮像する撮像手段と、前記照明光
    導光手段、前記励起光導光手段および前記導光手段が内
    部に配設された生体内部に挿入されるスコープ手段とを
    備えた蛍光内視鏡装置において、 前記撮像手段が、前記スコープ手段から離れた位置に設
    置されており、 前記撮像手段と前記スコープ手段内の前記導光手段と
    が、両者を光学的に接続する所定の長さを有する撮像接
    続手段を介して接続されていることを特徴とする蛍光内
    視鏡装置。
  6. 【請求項6】 前記照明光射出手段および前記励起光射
    出手段の少なくとも1つが前記スコープ手段から離れた
    位置に設置されており、 該離れた位置に設置された少なくとも1つの射出手段と
    該少なくとも1つの射出手段に対応する導光手段が、両
    者を光学的に接続する所定の長さを有する1つまたは複
    数の接続手段を介して接続されていることを特徴とする
    請求項5記載の蛍光内視鏡装置。
  7. 【請求項7】 前記1つまたは複数の接続手段と前記撮
    像接続手段のいずれか1つが、該いずれか1つの接続手
    段に対応して接続される前記射出手段または前記撮像手
    段と前記スコープ手段との距離を決定する長さを有し、 該距離を決定する長さを有する前記いずれか1つの接続
    手段以外の前記接続手段が、前記距離を決定する長さよ
    りも長いことを特徴とする請求項6記載の蛍光内視鏡装
    置。
  8. 【請求項8】 前記スコープ手段から離れた位置に設置
    された前記照明光射出手段、前記励起光射出手段および
    前記撮像手段のうち少なくとも2つが近接して配置され
    ることを特徴とする請求項6または7記載の蛍光内視鏡
    装置。
  9. 【請求項9】 前記励起光の光源が、GaN系の半導体
    レーザであり、励起光の波長帯域が400nmから42
    0nmまでの範囲内であることを特徴とする請求項1か
    ら8いずれか1項記載の蛍光内視鏡装置。
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