JP2002078264A - スロットレス型モータステータ構造 - Google Patents
スロットレス型モータステータ構造Info
- Publication number
- JP2002078264A JP2002078264A JP2000261400A JP2000261400A JP2002078264A JP 2002078264 A JP2002078264 A JP 2002078264A JP 2000261400 A JP2000261400 A JP 2000261400A JP 2000261400 A JP2000261400 A JP 2000261400A JP 2002078264 A JP2002078264 A JP 2002078264A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stator winding
- motor stator
- stator structure
- phase coil
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Windings For Motors And Generators (AREA)
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、絶縁フィルム上に導電性プリント
コイルを形成してステータ巻線を形成し、小型化可能な
スロットレス型モータステータ構造を得ることを目的と
する。 【解決手段】 本発明によるスロットレス型モータステ
ータ構造は、ステータ巻線(2)が、絶縁フィルム(10)上
にプリント形成された導電性プリントコイル(11)よりな
り、この絶縁フィルム(10)がケース(1)の内面(1a)に設
けられている構成である。
コイルを形成してステータ巻線を形成し、小型化可能な
スロットレス型モータステータ構造を得ることを目的と
する。 【解決手段】 本発明によるスロットレス型モータステ
ータ構造は、ステータ巻線(2)が、絶縁フィルム(10)上
にプリント形成された導電性プリントコイル(11)よりな
り、この絶縁フィルム(10)がケース(1)の内面(1a)に設
けられている構成である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、スロットレス型モ
ータステータ構造に関し、特に、ケースの内側に設ける
ステータ巻線を曲折自在な絶縁フィルムにプリントした
導電性プリントコイルで構成し、簡単に薄型のステータ
巻線で構成するための新規な改良に関する。
ータステータ構造に関し、特に、ケースの内側に設ける
ステータ巻線を曲折自在な絶縁フィルムにプリントした
導電性プリントコイルで構成し、簡単に薄型のステータ
巻線で構成するための新規な改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種のスロット
レス型モータステータ構造としては、図示していない
が、ヨークであるケースの内側に、マグネットワイヤー
を空芯状等に巻回し、さらに円筒状に整形して構成した
ステータ巻線を配設し、このステータ巻線の内側にロー
タマグネットを非接触状態で回転自在に配設していた。
レス型モータステータ構造としては、図示していない
が、ヨークであるケースの内側に、マグネットワイヤー
を空芯状等に巻回し、さらに円筒状に整形して構成した
ステータ巻線を配設し、このステータ巻線の内側にロー
タマグネットを非接触状態で回転自在に配設していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来のスロットレス型
モータステータ構造は、以上のように構成されていたた
め、次のような課題が存在していた。すなわち、一般に
モータにおいては、ステータ巻線とケースとの間の絶縁
のために用いられる筒状等の絶縁物がその成形上の制限
によって最小厚が決まっており、小形モータの場合には
この寸法が小形化のためのネックとなっている。また、
このステータ巻線を理想的な円筒状に成形することは、
極めて困難であり、薄型の円筒状のステータ巻線を得る
ことは容易ではなく、モータの小型化への大きい障害と
なっていた。
モータステータ構造は、以上のように構成されていたた
め、次のような課題が存在していた。すなわち、一般に
モータにおいては、ステータ巻線とケースとの間の絶縁
のために用いられる筒状等の絶縁物がその成形上の制限
によって最小厚が決まっており、小形モータの場合には
この寸法が小形化のためのネックとなっている。また、
このステータ巻線を理想的な円筒状に成形することは、
極めて困難であり、薄型の円筒状のステータ巻線を得る
ことは容易ではなく、モータの小型化への大きい障害と
なっていた。
【０００４】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、ケースの内側に設けるステ
ータ巻線を曲折自在な絶縁フィルムにプリントした導電
性プリントコイルで構成し、簡単に薄型のステータ巻線
で構成したスロットレス型モータステータ構造を提供す
ることを目的とする。
めになされたもので、特に、ケースの内側に設けるステ
ータ巻線を曲折自在な絶縁フィルムにプリントした導電
性プリントコイルで構成し、簡単に薄型のステータ巻線
で構成したスロットレス型モータステータ構造を提供す
ることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明によるスロットレ
ス型モータステータ構造は、円筒状をなし磁性材料より
なるケースと、前記ケースの内側に設けられたステータ
巻線と、前記ステータ巻線の内側にロータマグネットが
配設されるようにしたスロットレス型モータステータ構
造において、前記ステータ巻線は、曲折自在な絶縁フィ
ルム上にプリント形成された導電性プリントコイルより
なり、前記絶縁フィルムが前記ケースの内面に設けら
れ、前記導電性プリントコイルは前記絶縁フィルムによ
り前記ケースに対して絶縁されている構成であり、ま
た、前記導電性プリントコイルは、角状でかつうず巻き
型に形成されていると共に、Ｕ相コイル、Ｖ相コイル及
びＷ相コイルが順次独立して形成されている構成であ
る。
ス型モータステータ構造は、円筒状をなし磁性材料より
なるケースと、前記ケースの内側に設けられたステータ
巻線と、前記ステータ巻線の内側にロータマグネットが
配設されるようにしたスロットレス型モータステータ構
造において、前記ステータ巻線は、曲折自在な絶縁フィ
ルム上にプリント形成された導電性プリントコイルより
なり、前記絶縁フィルムが前記ケースの内面に設けら
れ、前記導電性プリントコイルは前記絶縁フィルムによ
り前記ケースに対して絶縁されている構成であり、ま
た、前記導電性プリントコイルは、角状でかつうず巻き
型に形成されていると共に、Ｕ相コイル、Ｖ相コイル及
びＷ相コイルが順次独立して形成されている構成であ
る。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明によるス
ロットレス型モータステータ構造の好適な実施の形態に
ついて説明する。図２において符号１で示されるものは
全体形状が円筒状をなし磁性材料からなるヨークとして
のケースであり、このケース１の内面１ａには、筒状に
形成されたステータ巻線２が設けられている。
ロットレス型モータステータ構造の好適な実施の形態に
ついて説明する。図２において符号１で示されるものは
全体形状が円筒状をなし磁性材料からなるヨークとして
のケースであり、このケース１の内面１ａには、筒状に
形成されたステータ巻線２が設けられている。
【０００７】前記ステータ巻線２の内側には、全体形状
が円筒状をなすと共にマグネットからなるロータマグネ
ット３が回転自在に設けられ、このステータ巻線２とロ
ータマグネット３との間は、所定の輪状隙間４が形成さ
れている。
が円筒状をなすと共にマグネットからなるロータマグネ
ット３が回転自在に設けられ、このステータ巻線２とロ
ータマグネット３との間は、所定の輪状隙間４が形成さ
れている。
【０００８】前記ステータ巻線２は、図１に示されるよ
うに構成されている。すなわち、絶縁材料よりなり曲折
自在な長手状の絶縁フィルム１０の一面には、周知のプ
リント配線法によって形成された導電性プリントコイル
１１が設けられ、この導電性プリントコイル１１はこの
絶縁フィルム１０の長手方向に沿ってＵ相コイル１１
Ａ、Ｖ相コイル１１Ｂ及びＷ相コイル１１Ｃが各々互い
に独立して角状でかつうず巻き型に形成されている。
うに構成されている。すなわち、絶縁材料よりなり曲折
自在な長手状の絶縁フィルム１０の一面には、周知のプ
リント配線法によって形成された導電性プリントコイル
１１が設けられ、この導電性プリントコイル１１はこの
絶縁フィルム１０の長手方向に沿ってＵ相コイル１１
Ａ、Ｖ相コイル１１Ｂ及びＷ相コイル１１Ｃが各々互い
に独立して角状でかつうず巻き型に形成されている。
【０００９】前述のＵ相コイル１１Ａ、Ｖ相コイル１１
Ｂ及びＷ相コイル１１Ｃは、三相からなる第１三相コイ
ル部２Ａが構成され、この第１三相コイル部２Ａの隣接
位置には、この第１三相コイル部２Ａと同一構成の第２
三相コイル部２Ｂが連続して形成されている。
Ｂ及びＷ相コイル１１Ｃは、三相からなる第１三相コイ
ル部２Ａが構成され、この第１三相コイル部２Ａの隣接
位置には、この第１三相コイル部２Ａと同一構成の第２
三相コイル部２Ｂが連続して形成されている。
【００１０】前記各三相コイル部２Ａ、２Ｂにおける各
Ｕ相コイル１１Ａ、１１Ａ同志、Ｖ相コイル１１Ｂ、１
１Ｂ同志及びＷ相コイル１１Ｃ、１１Ｃ同志は、スルー
ホール部３０を介して互いに直列接続されるように配線
されている。なお、前述の形態では、２組の三相コイル
部２Ａ、２Ｂを用いた場合について述べたが、一対以上
とすることも自在である。
Ｕ相コイル１１Ａ、１１Ａ同志、Ｖ相コイル１１Ｂ、１
１Ｂ同志及びＷ相コイル１１Ｃ、１１Ｃ同志は、スルー
ホール部３０を介して互いに直列接続されるように配線
されている。なお、前述の形態では、２組の三相コイル
部２Ａ、２Ｂを用いた場合について述べたが、一対以上
とすることも自在である。
【００１１】前記ステータ巻線２は、前記絶縁フィルム
１０を円筒状に曲折させることにより、図２で示される
ようにケース１の内面１ａに粘着テープ及び接着剤等で
配設され、極めて薄い形状のステータ巻線２を構成する
ことができる。
１０を円筒状に曲折させることにより、図２で示される
ようにケース１の内面１ａに粘着テープ及び接着剤等で
配設され、極めて薄い形状のステータ巻線２を構成する
ことができる。
【００１２】
【発明の効果】本発明によるスロットレス型モータステ
ータ構造は、以上のように構成されているため、次のよ
うな効果を得ることができる。すなわち、曲折自在な絶
縁フィルムに導電性プリントコイルを形成してステータ
巻線を構成しているため、このステータ巻線は従来のマ
グネットワイヤーを巻線して円筒状に成形した構成と比
較すると、その厚さが数分の１となり、大幅に薄型化さ
れたスロットレス型ステータを得ることができる。
ータ構造は、以上のように構成されているため、次のよ
うな効果を得ることができる。すなわち、曲折自在な絶
縁フィルムに導電性プリントコイルを形成してステータ
巻線を構成しているため、このステータ巻線は従来のマ
グネットワイヤーを巻線して円筒状に成形した構成と比
較すると、その厚さが数分の１となり、大幅に薄型化さ
れたスロットレス型ステータを得ることができる。
【図１】本発明によるスロットレス型モータステータ構
造のステータ巻線を示す展開図である。
造のステータ巻線を示す展開図である。
【図２】図１のステータ巻線を用いたスロットレス型モ
ータステータ構造を示す平面図である。
ータステータ構造を示す平面図である。
１ ケース ２ ステータ巻線 １ａ 内面 １０ 絶縁フィルム １１ 導電性プリントコイル １１Ａ Ｕ相コイル １１Ｂ Ｖ相コイル １１Ｃ Ｗ相コイル
フロントページの続き Ｆターム(参考） 5H002 AA06 AA07 AB01 5H603 AA01 AA09 BB01 BB09 BB12 CA01 CA05 CB01 CB22 CB23 CB26 CC02 CC19 CD01 CD04 CD13 CD25 CE06 EE09 EE12 FA02 5H604 AA08 BB01 BB10 BB14 CC01 CC04 CC12 DB26 PB02 PB03 5H622 AA03 CA05
Claims (2)
- 【請求項１】 円筒状をなし磁性材料よりなるケース
(1)と、前記ケース(1)の内側に設けられたステータ巻線
(2)と、前記ステータ巻線(2)の内側にロータマグネット
(3)が配設されるようにしたスロットレス型モータステ
ータ構造において、前記ステータ巻線(2)は、曲折自在
な絶縁フィルム(10)上にプリント形成された導電性プリ
ントコイル(11)よりなり、前記絶縁フィルム(10)が前記
ケース(1)の内面(1a)に設けられ、前記導電性プリント
コイル(11)は前記絶縁フィルム(10)により前記ケース
(1)に対して絶縁されている構成としたことを特徴とす
るスロットレス型モータステータ構造。 - 【請求項２】 前記導電性プリントコイル(11)は、角状
でかつうず巻き型に形成されていると共に、Ｕ相コイル
(11A)、Ｖ相コイル(11B)及びＷ相コイル(11C)が順次独
立して形成されていることを特徴とする請求項１記載の
スロットレス型モータステータ構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000261400A JP2002078264A (ja) | 2000-08-30 | 2000-08-30 | スロットレス型モータステータ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000261400A JP2002078264A (ja) | 2000-08-30 | 2000-08-30 | スロットレス型モータステータ構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002078264A true JP2002078264A (ja) | 2002-03-15 |
Family
ID=18749246
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000261400A Withdrawn JP2002078264A (ja) | 2000-08-30 | 2000-08-30 | スロットレス型モータステータ構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002078264A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030089546A (ko) * | 2002-05-16 | 2003-11-22 | 주식회사 메타시스템 | 플렉시블한 고정자를 갖는 비엘디씨 모터 |
| JP2009247191A (ja) * | 2008-04-01 | 2009-10-22 | Namiki Precision Jewel Co Ltd | 円筒状コイル、円筒型マイクロモータ及び円筒状コイルの製造方法 |
| CN103151863A (zh) * | 2011-12-07 | 2013-06-12 | 台达电子工业股份有限公司 | 马达及其线圈结构 |
| JP2022013979A (ja) * | 2020-07-06 | 2022-01-19 | 三菱電機株式会社 | コイル体、固定子、回転機、コイル体の製造方法およびプリント配線板 |
| US11695309B2 (en) | 2020-08-24 | 2023-07-04 | Ibiden Co., Ltd. | Coil substrate and motor coil substrate |
-
2000
- 2000-08-30 JP JP2000261400A patent/JP2002078264A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030089546A (ko) * | 2002-05-16 | 2003-11-22 | 주식회사 메타시스템 | 플렉시블한 고정자를 갖는 비엘디씨 모터 |
| JP2009247191A (ja) * | 2008-04-01 | 2009-10-22 | Namiki Precision Jewel Co Ltd | 円筒状コイル、円筒型マイクロモータ及び円筒状コイルの製造方法 |
| CN103151863A (zh) * | 2011-12-07 | 2013-06-12 | 台达电子工业股份有限公司 | 马达及其线圈结构 |
| JP2022013979A (ja) * | 2020-07-06 | 2022-01-19 | 三菱電機株式会社 | コイル体、固定子、回転機、コイル体の製造方法およびプリント配線板 |
| JP7412291B2 (ja) | 2020-07-06 | 2024-01-12 | 三菱電機株式会社 | コイル体、固定子、回転機、コイル体の製造方法およびプリント配線板 |
| US11695309B2 (en) | 2020-08-24 | 2023-07-04 | Ibiden Co., Ltd. | Coil substrate and motor coil substrate |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20060522 |
|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20071106 |