JP2002077978A - 無線中継装置、無線中継方法および記録媒体 - Google Patents
無線中継装置、無線中継方法および記録媒体Info
- Publication number
- JP2002077978A JP2002077978A JP2000256077A JP2000256077A JP2002077978A JP 2002077978 A JP2002077978 A JP 2002077978A JP 2000256077 A JP2000256077 A JP 2000256077A JP 2000256077 A JP2000256077 A JP 2000256077A JP 2002077978 A JP2002077978 A JP 2002077978A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- timing
- carrier
- control
- wireless relay
- private
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 95
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 195
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 69
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 41
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 8
- 239000000969 carrier Substances 0.000 abstract description 9
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000010295 mobile communication Methods 0.000 description 5
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 4
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 3
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
Landscapes
- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Radio Relay Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 消費電流を低減して装置の低消費電力化を図
った無線中継装置、無線中継方法および記録媒体を提供
することを目的とする。 【解決手段】 予め、情報記憶部１２７に、当該無線中
継装置ＨＡに接続されている自営端末ＰＳの種別を登録
しておき、送受信タイミング制御部１２５（タイミング
制御ステップ）により、情報記憶部１２７内の自営端末
種別情報を参照しながら自営端末ＰＳに送信する自営制
御キャリアの送信間隔を実時間で設定し、自営制御キャ
リアを自営端末ＰＳへ送信するタイミングを該送信間隔
に基づき生成する。
った無線中継装置、無線中継方法および記録媒体を提供
することを目的とする。 【解決手段】 予め、情報記憶部１２７に、当該無線中
継装置ＨＡに接続されている自営端末ＰＳの種別を登録
しておき、送受信タイミング制御部１２５（タイミング
制御ステップ）により、情報記憶部１２７内の自営端末
種別情報を参照しながら自営端末ＰＳに送信する自営制
御キャリアの送信間隔を実時間で設定し、自営制御キャ
リアを自営端末ＰＳへ送信するタイミングを該送信間隔
に基づき生成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、時分割多重通信
（ＴＤＭＡ）方式を使用して公衆基地局と自営端末の間
の無線通信を中継する無線中継装置、無線中継方法およ
び該無線中継方法を実行させるためのプログラムを記録
した記録媒体に係り、特に、消費電流を低減して装置の
低消費電力化を図った無線中継装置、無線中継方法およ
び記録媒体に関する。
（ＴＤＭＡ）方式を使用して公衆基地局と自営端末の間
の無線通信を中継する無線中継装置、無線中継方法およ
び該無線中継方法を実行させるためのプログラムを記録
した記録媒体に係り、特に、消費電流を低減して装置の
低消費電力化を図った無線中継装置、無線中継方法およ
び記録媒体に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、ＴＤＭＡ（時分割多重通信；
Time Division Multiple Access）方式の移動体通信に
おいては、公衆基地局と自営端末との距離が離れている
場合には、電波が十分に届かないことがあり、公衆基地
局と自営端末の間にホームアンテナと呼ばれる無線中継
装置を配置して無線通信接続を円滑に行う手法が提案さ
れている。図９は、このような無線中継装置を用いた移
動体通信システムの概念を説明する構成図である。同図
において、待ち受け時の自営端末ＰＳは、供給電源の省
力化のために、公衆基地局ＣＳから制御チャネルを使用
して間欠的に送信されてくる通信制御情報（ＬＣＣＨ）
を無線中継装置ＨＡを介して受信し、公衆基地局ＣＳに
対して従属同期を行っている。
Time Division Multiple Access）方式の移動体通信に
おいては、公衆基地局と自営端末との距離が離れている
場合には、電波が十分に届かないことがあり、公衆基地
局と自営端末の間にホームアンテナと呼ばれる無線中継
装置を配置して無線通信接続を円滑に行う手法が提案さ
れている。図９は、このような無線中継装置を用いた移
動体通信システムの概念を説明する構成図である。同図
において、待ち受け時の自営端末ＰＳは、供給電源の省
力化のために、公衆基地局ＣＳから制御チャネルを使用
して間欠的に送信されてくる通信制御情報（ＬＣＣＨ）
を無線中継装置ＨＡを介して受信し、公衆基地局ＣＳに
対して従属同期を行っている。
【０００３】制御チャネルは、通話チャネルの割り当て
等の点からチャネル数が限定されているが、隣接する公
衆基地局ＣＳ１およびＣＳ２では、送信時の相互干渉を
網制御によるタイミング生成、公衆基地局間設置距離等
により計画的に回避している。無線中継装置ＨＡは、公
衆基地局ＣＳからの電波が届きにくい場所において各家
庭で使用されることがあり、１つの公衆基地局ＣＳ１に
対し各戸別に複数の無線中継装置ＨＡ１，ＨＡ２，ＨＡ
３が使用されることがある。各無線中継装置ＨＡ１，Ｈ
Ａ２，ＨＡ３は、通信品質を高めるため、電波状況のよ
い公衆基地局の電波を中継することが望まれ、したがっ
て、基地局ＣＳ１とＣＳ２の両方の電波を受信できる境
界の無線中継装置ＨＡ３は、電界強度レベルの高い公衆
基地局ＣＳ１に接続される。
等の点からチャネル数が限定されているが、隣接する公
衆基地局ＣＳ１およびＣＳ２では、送信時の相互干渉を
網制御によるタイミング生成、公衆基地局間設置距離等
により計画的に回避している。無線中継装置ＨＡは、公
衆基地局ＣＳからの電波が届きにくい場所において各家
庭で使用されることがあり、１つの公衆基地局ＣＳ１に
対し各戸別に複数の無線中継装置ＨＡ１，ＨＡ２，ＨＡ
３が使用されることがある。各無線中継装置ＨＡ１，Ｈ
Ａ２，ＨＡ３は、通信品質を高めるため、電波状況のよ
い公衆基地局の電波を中継することが望まれ、したがっ
て、基地局ＣＳ１とＣＳ２の両方の電波を受信できる境
界の無線中継装置ＨＡ３は、電界強度レベルの高い公衆
基地局ＣＳ１に接続される。
【０００４】ところが、公衆基地局ＣＳ１に接続される
複数の無線中継装置ＨＡ１，ＨＡ２，ＨＡ３において
は、同一公衆基地局ＣＳ１からの間欠受信タイミングが
一致するため、それぞれの無線中継装置の子機となる自
営端末ＰＳ１，ＰＳ２，ＰＳ３に対する送信タイミング
が一致しやすい。ＴＤＭＡ方式に限らず、一般に無線通
信方式においては、同一周波数の送信波に関して受信側
において希望の送信波であるか否かを判別することは困
難である。送信側でキャリアセンスを行うことで、この
ような相互干渉を回避することはできるものの、収容チ
ャネルの拡大や待ち受け側の負担の軽減のために限られ
た周波数割り当てを余儀なくされる制御チャネルにおい
ては、キャリアセンスしても干渉し合う確率が高い。特
に、ＴＤＭＡ方式においては、時間的な制約の上から同
期を取ることが必須であるため、制御チャネルの無線中
継装置どうしの相互干渉の確立は非常に高くなる。
複数の無線中継装置ＨＡ１，ＨＡ２，ＨＡ３において
は、同一公衆基地局ＣＳ１からの間欠受信タイミングが
一致するため、それぞれの無線中継装置の子機となる自
営端末ＰＳ１，ＰＳ２，ＰＳ３に対する送信タイミング
が一致しやすい。ＴＤＭＡ方式に限らず、一般に無線通
信方式においては、同一周波数の送信波に関して受信側
において希望の送信波であるか否かを判別することは困
難である。送信側でキャリアセンスを行うことで、この
ような相互干渉を回避することはできるものの、収容チ
ャネルの拡大や待ち受け側の負担の軽減のために限られ
た周波数割り当てを余儀なくされる制御チャネルにおい
ては、キャリアセンスしても干渉し合う確率が高い。特
に、ＴＤＭＡ方式においては、時間的な制約の上から同
期を取ることが必須であるため、制御チャネルの無線中
継装置どうしの相互干渉の確立は非常に高くなる。
【０００５】このような問題点の対策として、特開平９
−２３８１００号公報には、自営端末の待ち受け時に自
営端末へ通信制御情報（自営制御キャリア）を送信する
際に、複数の無線中継装置間の相互干渉を防止する「無
線中継装置」が提案されている。
−２３８１００号公報には、自営端末の待ち受け時に自
営端末へ通信制御情報（自営制御キャリア）を送信する
際に、複数の無線中継装置間の相互干渉を防止する「無
線中継装置」が提案されている。
【０００６】図１０は、この従来の無線中継装置による
通話チャネルの中継タイミングを例示するタイミングチ
ャートである。すなわち、図１０（ａ）は公衆基地局Ｃ
Ｓ、図１０（ｂ）は無線中継装置、図１０（ｃ）は自営
端末であり、また、それぞれ通信動作中のものを示し、
上側に受信スロットを、下側に送信スロットをそれぞれ
示している。さらに、本具体例では、１フレームを８ス
ロットに分割し、送信および受信にそれぞれ４スロット
を割り当てている。
通話チャネルの中継タイミングを例示するタイミングチ
ャートである。すなわち、図１０（ａ）は公衆基地局Ｃ
Ｓ、図１０（ｂ）は無線中継装置、図１０（ｃ）は自営
端末であり、また、それぞれ通信動作中のものを示し、
上側に受信スロットを、下側に送信スロットをそれぞれ
示している。さらに、本具体例では、１フレームを８ス
ロットに分割し、送信および受信にそれぞれ４スロット
を割り当てている。
【０００７】先ず、公衆基地局ＣＳからタイミングｔ１
で第１番目スロットを用いて無線中継装置ＨＡに信号が
送信されると、無線中継装置ＨＡでは、通話チャネルを
選択してタイミングｔ６で第６番目スロットを用いて自
営端末ＰＳに対して送信し、通信の中継を行う。一方、
自営端末ＰＳからの信号は、タイミングｔ２で第２番目
スロットを用いて送信され、無線中継装置ＨＡでは、同
様にタイミングｔ５で第５番目スロットを用いて公衆基
地局ＣＳに対して送信し、通信を中継する。
で第１番目スロットを用いて無線中継装置ＨＡに信号が
送信されると、無線中継装置ＨＡでは、通話チャネルを
選択してタイミングｔ６で第６番目スロットを用いて自
営端末ＰＳに対して送信し、通信の中継を行う。一方、
自営端末ＰＳからの信号は、タイミングｔ２で第２番目
スロットを用いて送信され、無線中継装置ＨＡでは、同
様にタイミングｔ５で第５番目スロットを用いて公衆基
地局ＣＳに対して送信し、通信を中継する。
【０００８】次に、本従来例の無線中継装置における相
互干渉を回避する手法について、図１１および図１２を
参照して説明する。図１１は、待ち受け動作中において
行われる間欠送信のタイミング制御を説明するタイミン
グチャートである。すなわち、図１１（ａ）は公衆基地
局ＣＳ、図１１（ｂ）は無線中継装置、図１１（ｃ）は
自営端末であり、また、上側に受信を、下側に送信をそ
れぞれ示し、図中のＴＨＡは間欠送信周期である。
互干渉を回避する手法について、図１１および図１２を
参照して説明する。図１１は、待ち受け動作中において
行われる間欠送信のタイミング制御を説明するタイミン
グチャートである。すなわち、図１１（ａ）は公衆基地
局ＣＳ、図１１（ｂ）は無線中継装置、図１１（ｃ）は
自営端末であり、また、上側に受信を、下側に送信をそ
れぞれ示し、図中のＴＨＡは間欠送信周期である。
【０００９】本従来例の無線中継装置では、公衆基地局
ＣＳから制御チャネルを使用して間欠送信される公衆制
御キャリアに基づき、自営制御キャリアを自営端末ＰＳ
へ送信するタイミングは、無線中継装置ＨＡに固有の認
識ＩＤ等でランダムに分散させるように設定されてい
る。つまり、図１１において、タイミングｔ１で公衆基
地局ＣＳから制御チャネルを使用して公衆制御キャリア
が間欠送信されると、無線中継装置ＨＡは、タイミング
ｔ１から間隔Ｔ１だけ遅れたタイミングｔ２で自営制御
キャリアを自営端末ＰＳへ間欠送信している。ここで間
隔Ｔ１は、無線中継装置ＨＡに固有の認識ＩＤ等でラン
ダムに設定されたものである。
ＣＳから制御チャネルを使用して間欠送信される公衆制
御キャリアに基づき、自営制御キャリアを自営端末ＰＳ
へ送信するタイミングは、無線中継装置ＨＡに固有の認
識ＩＤ等でランダムに分散させるように設定されてい
る。つまり、図１１において、タイミングｔ１で公衆基
地局ＣＳから制御チャネルを使用して公衆制御キャリア
が間欠送信されると、無線中継装置ＨＡは、タイミング
ｔ１から間隔Ｔ１だけ遅れたタイミングｔ２で自営制御
キャリアを自営端末ＰＳへ間欠送信している。ここで間
隔Ｔ１は、無線中継装置ＨＡに固有の認識ＩＤ等でラン
ダムに設定されたものである。
【００１０】また、図１２は、待ち受け動作中において
他の無線中継装置との間で相互干渉が発生したときに行
われる間欠送信のタイミング制御を説明するタイミング
チャートである。すなわち、図１２（ａ），（ｂ），
（ｃ）はそれぞれ第１、第２および第３無線中継装置で
あり、また、上側に受信を、下側に送信をそれぞれ示
し、図中のＴＨＡは間欠送信周期である。
他の無線中継装置との間で相互干渉が発生したときに行
われる間欠送信のタイミング制御を説明するタイミング
チャートである。すなわち、図１２（ａ），（ｂ），
（ｃ）はそれぞれ第１、第２および第３無線中継装置で
あり、また、上側に受信を、下側に送信をそれぞれ示
し、図中のＴＨＡは間欠送信周期である。
【００１１】図１２のタイミングｔ２で発生している相
互干渉は、例えば、第２および第３無線中継装置を備え
た移動体通信システムに第１無線中継装置を増設しよう
とする場合には、先ず、図１１で説明した手法により、
間欠送信タイミングを設定するが、その設定タイミング
が他の（第２）無線中継装置と相互干渉を起こした場合
に起こる。この場合、第１無線中継装置では、該干渉発
生後にキャリアセンスを行って、それにより既に設定さ
れている第２無線中継装置のタイミングと重なっている
ことが判明するので、第１無線中継装置は相互干渉の少
ないタイミングｔ６に送信タイミングをシフトする。
互干渉は、例えば、第２および第３無線中継装置を備え
た移動体通信システムに第１無線中継装置を増設しよう
とする場合には、先ず、図１１で説明した手法により、
間欠送信タイミングを設定するが、その設定タイミング
が他の（第２）無線中継装置と相互干渉を起こした場合
に起こる。この場合、第１無線中継装置では、該干渉発
生後にキャリアセンスを行って、それにより既に設定さ
れている第２無線中継装置のタイミングと重なっている
ことが判明するので、第１無線中継装置は相互干渉の少
ないタイミングｔ６に送信タイミングをシフトする。
【００１２】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の無線中継装置にあっては、据え置き型の装置である
ことからＡＣ給電による使用が前提とされており、ま
た、公衆基地局ＣＳとの同期を常に保持し、自営端末Ｐ
Ｓに対しては±数［μ秒］の高精度の同期を確保するた
めに、高速クロックで動作させる必要があり、装置の消
費電力を低減する妨げとなっていた。なお、近年、無線
中継装置においても小型化が要求されたり、また携帯性
を持つものが要求されてきており、これを実現するため
に電池駆動の装置構成とした場合には、装置の低消費電
力化の問題は最重要課題である。
来の無線中継装置にあっては、据え置き型の装置である
ことからＡＣ給電による使用が前提とされており、ま
た、公衆基地局ＣＳとの同期を常に保持し、自営端末Ｐ
Ｓに対しては±数［μ秒］の高精度の同期を確保するた
めに、高速クロックで動作させる必要があり、装置の消
費電力を低減する妨げとなっていた。なお、近年、無線
中継装置においても小型化が要求されたり、また携帯性
を持つものが要求されてきており、これを実現するため
に電池駆動の装置構成とした場合には、装置の低消費電
力化の問題は最重要課題である。
【００１３】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであって、時分割多重通信（ＴＤＭＡ）方式を
使用して公衆基地局と自営端末の間の無線通信を中継す
る無線中継装置において、消費電流を低減して装置の低
消費電力化を図った無線中継装置、無線中継方法および
記録媒体を提供することを目的としている。
れたものであって、時分割多重通信（ＴＤＭＡ）方式を
使用して公衆基地局と自営端末の間の無線通信を中継す
る無線中継装置において、消費電流を低減して装置の低
消費電力化を図った無線中継装置、無線中継方法および
記録媒体を提供することを目的としている。
【００１４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項１に係る無線中継装置は、時分割多
重通信（ＴＤＭＡ）方式を使用して公衆基地局と自営端
末の間の無線通信を中継する無線中継装置であって、自
営制御キャリアを前記自営端末へ送信するタイミング
を、当該無線中継装置に接続または登録されている自営
端末の種別により実時間で設定された制御キャリアの送
信間隔に基づき生成するタイミング制御手段を具備する
ものである。
に、本発明の請求項１に係る無線中継装置は、時分割多
重通信（ＴＤＭＡ）方式を使用して公衆基地局と自営端
末の間の無線通信を中継する無線中継装置であって、自
営制御キャリアを前記自営端末へ送信するタイミング
を、当該無線中継装置に接続または登録されている自営
端末の種別により実時間で設定された制御キャリアの送
信間隔に基づき生成するタイミング制御手段を具備する
ものである。
【００１５】また、請求項２に係る無線中継装置は、時
分割多重通信（ＴＤＭＡ）方式を使用して公衆基地局と
自営端末の間の無線通信を中継する無線中継装置であっ
て、自営制御キャリアを前記自営端末へ送信するタイミ
ングを、ユーザが入力手段を介して設定した制御キャリ
アの送信間隔に基づき生成するタイミング制御手段を具
備するものである。
分割多重通信（ＴＤＭＡ）方式を使用して公衆基地局と
自営端末の間の無線通信を中継する無線中継装置であっ
て、自営制御キャリアを前記自営端末へ送信するタイミ
ングを、ユーザが入力手段を介して設定した制御キャリ
アの送信間隔に基づき生成するタイミング制御手段を具
備するものである。
【００１６】また、請求項３に係る無線中継装置は、請
求項１または２に記載の無線中継装置において、前記自
営端末の種別の数に上限が設定され、前記自営端末の種
別の数が該上限を越えるとき、前記自営端末の種別のう
ちの類似した種別は１つの種別にまとめられるものであ
る。
求項１または２に記載の無線中継装置において、前記自
営端末の種別の数に上限が設定され、前記自営端末の種
別の数が該上限を越えるとき、前記自営端末の種別のう
ちの類似した種別は１つの種別にまとめられるものであ
る。
【００１７】また、請求項４に係る無線中継装置は、請
求項１、２または３に記載の無線中継装置において、前
記自営制御キャリアを前記自営端末へ送信するタイミン
グから前記自営端末から制御キャリアを受信するタイミ
ングまでの間隔を最短としたものである。
求項１、２または３に記載の無線中継装置において、前
記自営制御キャリアを前記自営端末へ送信するタイミン
グから前記自営端末から制御キャリアを受信するタイミ
ングまでの間隔を最短としたものである。
【００１８】また、請求項５に係る無線中継装置は、請
求項１、２、３または４に記載の無線中継装置におい
て、最初の自営制御キャリアを前記自営端末へ送信する
前に、送信可能な全ての送信タイミングでキャリアセン
スを行うキャリアセンス制御手段を具備し、前記タイミ
ング制御手段は、前記キャリアセンスの結果に基づき、
干渉波の無いタイミングで、前記自営制御キャリアを前
記自営端末へ送信させるものである。
求項１、２、３または４に記載の無線中継装置におい
て、最初の自営制御キャリアを前記自営端末へ送信する
前に、送信可能な全ての送信タイミングでキャリアセン
スを行うキャリアセンス制御手段を具備し、前記タイミ
ング制御手段は、前記キャリアセンスの結果に基づき、
干渉波の無いタイミングで、前記自営制御キャリアを前
記自営端末へ送信させるものである。
【００１９】また、請求項６に係る無線中継装置は、請
求項１、２、３または４に記載の無線中継装置におい
て、最初の自営制御キャリアを前記自営端末へ送信した
後に、所定間隔で定期的に自営制御キャリアの前記自営
端末への送信を間引いて相互干渉の検出を行い、該検出
の結果、相互干渉を検出したときに、送信可能な全ての
送信タイミングでキャリアセンスを行うキャリアセンス
制御手段を具備し、前記タイミング制御手段は、前記キ
ャリアセンスの結果に基づき、干渉波の無い再設定タイ
ミングで、前記自営制御キャリアを前記自営端末へ送信
させるものである。
求項１、２、３または４に記載の無線中継装置におい
て、最初の自営制御キャリアを前記自営端末へ送信した
後に、所定間隔で定期的に自営制御キャリアの前記自営
端末への送信を間引いて相互干渉の検出を行い、該検出
の結果、相互干渉を検出したときに、送信可能な全ての
送信タイミングでキャリアセンスを行うキャリアセンス
制御手段を具備し、前記タイミング制御手段は、前記キ
ャリアセンスの結果に基づき、干渉波の無い再設定タイ
ミングで、前記自営制御キャリアを前記自営端末へ送信
させるものである。
【００２０】また、請求項７に係る無線中継装置は、請
求項１、２、３または４に記載の無線中継装置におい
て、送信可能な全ての送信タイミングでキャリアセンス
を行うキャリアセンス制御手段を具備し、前記タイミン
グ制御手段は、前記キャリアセンスの結果に基づき、干
渉レベルが低く且つ前記公衆基地局から送信される公衆
制御キャリアの受信タイミングから最も近いタイミング
で、前記自営制御キャリアを前記自営端末へ送信させる
ものである。
求項１、２、３または４に記載の無線中継装置におい
て、送信可能な全ての送信タイミングでキャリアセンス
を行うキャリアセンス制御手段を具備し、前記タイミン
グ制御手段は、前記キャリアセンスの結果に基づき、干
渉レベルが低く且つ前記公衆基地局から送信される公衆
制御キャリアの受信タイミングから最も近いタイミング
で、前記自営制御キャリアを前記自営端末へ送信させる
ものである。
【００２１】また、請求項８に係る無線中継装置は、請
求項１、２、３または４に記載の無線中継装置におい
て、最初の自営制御キャリアを前記自営端末へ送信する
前に、送信可能な全ての送信タイミングでキャリアセン
スを行うキャリアセンス制御手段を具備し、前記タイミ
ング制御手段は、前記キャリアセンスの結果、干渉波の
無いタイミングが存在しないときに、所定間隔以上の間
に相互干渉の発生する干渉頻度が低いタイミングで、前
記自営制御キャリアを前記自営端末へ送信させるもので
ある。
求項１、２、３または４に記載の無線中継装置におい
て、最初の自営制御キャリアを前記自営端末へ送信する
前に、送信可能な全ての送信タイミングでキャリアセン
スを行うキャリアセンス制御手段を具備し、前記タイミ
ング制御手段は、前記キャリアセンスの結果、干渉波の
無いタイミングが存在しないときに、所定間隔以上の間
に相互干渉の発生する干渉頻度が低いタイミングで、前
記自営制御キャリアを前記自営端末へ送信させるもので
ある。
【００２２】また、請求項９に係る無線中継装置は、請
求項１、２、３、４、５、６、７または８に記載の無線
中継装置において、前記公衆基地局から公衆制御キャリ
アを受信するタイミングから自営制御キャリアを前記自
営端末へ送信するタイミングまでの間を高速クロック
に、前記自営制御キャリアを前記自営端末へ送信するタ
イミングから前記公衆基地局から送信される次の公衆制
御キャリアを受信するタイミングまでの間を低速クロッ
クに、動作クロックを切り替えるクロック制御手段を具
備するものである。
求項１、２、３、４、５、６、７または８に記載の無線
中継装置において、前記公衆基地局から公衆制御キャリ
アを受信するタイミングから自営制御キャリアを前記自
営端末へ送信するタイミングまでの間を高速クロック
に、前記自営制御キャリアを前記自営端末へ送信するタ
イミングから前記公衆基地局から送信される次の公衆制
御キャリアを受信するタイミングまでの間を低速クロッ
クに、動作クロックを切り替えるクロック制御手段を具
備するものである。
【００２３】また、請求項１０に係る無線中継装置は、
時分割多重通信（ＴＤＭＡ）方式を使用して公衆基地局
と自営端末の間の無線通信を中継する無線中継装置であ
って、前記公衆基地局から公衆制御キャリアを受信する
タイミングから自営制御キャリアを前記自営端末へ送信
するタイミングまでの間を高速クロックに、前記自営制
御キャリアを前記自営端末へ送信するタイミングから前
記公衆基地局から送信される次の公衆制御キャリアを受
信するタイミングまでの間を低速クロックに、動作クロ
ックを切り替えるクロック制御手段を具備するものであ
る。
時分割多重通信（ＴＤＭＡ）方式を使用して公衆基地局
と自営端末の間の無線通信を中継する無線中継装置であ
って、前記公衆基地局から公衆制御キャリアを受信する
タイミングから自営制御キャリアを前記自営端末へ送信
するタイミングまでの間を高速クロックに、前記自営制
御キャリアを前記自営端末へ送信するタイミングから前
記公衆基地局から送信される次の公衆制御キャリアを受
信するタイミングまでの間を低速クロックに、動作クロ
ックを切り替えるクロック制御手段を具備するものであ
る。
【００２４】また、請求項１１に係る無線中継装置は、
請求項１、２、３、４、５、６、７、８、９または１０
に記載の無線中継装置において、受信信号の受信状態を
測定する受信状態測定手段と、前記受信状態測定手段の
測定結果に基づき送信電力を調整する送信電力制御手段
とを具備するものである。
請求項１、２、３、４、５、６、７、８、９または１０
に記載の無線中継装置において、受信信号の受信状態を
測定する受信状態測定手段と、前記受信状態測定手段の
測定結果に基づき送信電力を調整する送信電力制御手段
とを具備するものである。
【００２５】また、請求項１２に係る無線中継装置は、
時分割多重通信（ＴＤＭＡ）方式を使用して公衆基地局
と自営端末の間の無線通信を中継する無線中継装置であ
って、受信信号の受信状態を測定する受信状態測定手段
と、前記受信状態測定手段の測定結果に基づき送信電力
を調整する送信電力制御手段とを具備するものである。
時分割多重通信（ＴＤＭＡ）方式を使用して公衆基地局
と自営端末の間の無線通信を中継する無線中継装置であ
って、受信信号の受信状態を測定する受信状態測定手段
と、前記受信状態測定手段の測定結果に基づき送信電力
を調整する送信電力制御手段とを具備するものである。
【００２６】また、請求項１３に係る無線中継装置は、
請求項１、２、３、４、５、６、７、８、９または１０
に記載の無線中継装置において、ユーザが入力手段を介
して設定した設定量に基づき送信電力を調整する送信電
力制御手段を具備するものである。
請求項１、２、３、４、５、６、７、８、９または１０
に記載の無線中継装置において、ユーザが入力手段を介
して設定した設定量に基づき送信電力を調整する送信電
力制御手段を具備するものである。
【００２７】また、請求項１４に係る無線中継方法は、
時分割多重通信（ＴＤＭＡ）方式を使用して公衆基地局
と自営端末の間の無線通信を中継する無線中継装置の無
線中継方法であって、自営制御キャリアを前記自営端末
へ送信するタイミングを、当該無線中継装置に接続また
は登録されている自営端末の種別により実時間で設定さ
れた制御キャリアの送信間隔に基づき生成するタイミン
グ制御ステップを具備するものである。
時分割多重通信（ＴＤＭＡ）方式を使用して公衆基地局
と自営端末の間の無線通信を中継する無線中継装置の無
線中継方法であって、自営制御キャリアを前記自営端末
へ送信するタイミングを、当該無線中継装置に接続また
は登録されている自営端末の種別により実時間で設定さ
れた制御キャリアの送信間隔に基づき生成するタイミン
グ制御ステップを具備するものである。
【００２８】また、請求項１５に係る無線中継方法は、
時分割多重通信（ＴＤＭＡ）方式を使用して公衆基地局
と自営端末の間の無線通信を中継する無線中継装置の無
線中継方法であって、自営制御キャリアを前記自営端末
へ送信するタイミングを、ユーザが入力手段を介して設
定した制御キャリアの送信間隔に基づき生成するタイミ
ング制御ステップを具備するものである。
時分割多重通信（ＴＤＭＡ）方式を使用して公衆基地局
と自営端末の間の無線通信を中継する無線中継装置の無
線中継方法であって、自営制御キャリアを前記自営端末
へ送信するタイミングを、ユーザが入力手段を介して設
定した制御キャリアの送信間隔に基づき生成するタイミ
ング制御ステップを具備するものである。
【００２９】また、請求項１６に係る無線中継方法は、
請求項１４または１５に記載の無線中継方法において、
前記自営端末の種別の数に上限が設定され、前記自営端
末の種別の数が該上限を越えるとき、前記自営端末の種
別のうちの類似した種別は１つの種別にまとめられるも
のである。
請求項１４または１５に記載の無線中継方法において、
前記自営端末の種別の数に上限が設定され、前記自営端
末の種別の数が該上限を越えるとき、前記自営端末の種
別のうちの類似した種別は１つの種別にまとめられるも
のである。
【００３０】また、請求項１７に係る無線中継方法は、
請求項１４、１５または１６に記載の無線中継方法にお
いて、前記自営制御キャリアを前記自営端末へ送信する
タイミングから前記自営端末から制御キャリアを受信す
るタイミングまでの間隔を最短としたものである。
請求項１４、１５または１６に記載の無線中継方法にお
いて、前記自営制御キャリアを前記自営端末へ送信する
タイミングから前記自営端末から制御キャリアを受信す
るタイミングまでの間隔を最短としたものである。
【００３１】また、請求項１８に係る無線中継方法は、
請求項１４、１５、１６または１７に記載の無線中継方
法において、最初の自営制御キャリアを前記自営端末へ
送信する前に、送信可能な全ての送信タイミングでキャ
リアセンスを行うキャリアセンス制御ステップを具備
し、前記タイミング制御ステップは、前記キャリアセン
ス制御ステップの結果に基づき、干渉波の無いタイミン
グで、前記自営制御キャリアを前記自営端末へ送信させ
るものである。
請求項１４、１５、１６または１７に記載の無線中継方
法において、最初の自営制御キャリアを前記自営端末へ
送信する前に、送信可能な全ての送信タイミングでキャ
リアセンスを行うキャリアセンス制御ステップを具備
し、前記タイミング制御ステップは、前記キャリアセン
ス制御ステップの結果に基づき、干渉波の無いタイミン
グで、前記自営制御キャリアを前記自営端末へ送信させ
るものである。
【００３２】また、請求項１９に係る無線中継方法は、
請求項１４、１５、１６または１７に記載の無線中継方
法において、最初の自営制御キャリアを前記自営端末へ
送信した後に、所定間隔で定期的に自営制御キャリアの
前記自営端末への送信を間引いて相互干渉の検出を行
い、該検出の結果、相互干渉を検出したときに、送信可
能な全ての送信タイミングでキャリアセンスを行うキャ
リアセンス制御ステップを具備し、前記タイミング制御
ステップは、前記キャリアセンス制御ステップの結果に
基づき、干渉波の無い再設定タイミングで、前記自営制
御キャリアを前記自営端末へ送信させるものである。
請求項１４、１５、１６または１７に記載の無線中継方
法において、最初の自営制御キャリアを前記自営端末へ
送信した後に、所定間隔で定期的に自営制御キャリアの
前記自営端末への送信を間引いて相互干渉の検出を行
い、該検出の結果、相互干渉を検出したときに、送信可
能な全ての送信タイミングでキャリアセンスを行うキャ
リアセンス制御ステップを具備し、前記タイミング制御
ステップは、前記キャリアセンス制御ステップの結果に
基づき、干渉波の無い再設定タイミングで、前記自営制
御キャリアを前記自営端末へ送信させるものである。
【００３３】また、請求項２０に係る無線中継方法は、
請求項１４、１５、１６または１７に記載の無線中継方
法において、送信可能な全ての送信タイミングでキャリ
アセンスを行うキャリアセンス制御ステップを具備し、
前記タイミング制御ステップは、前記キャリアセンス制
御ステップの結果に基づき、干渉レベルが低く且つ前記
公衆基地局から送信される公衆制御キャリアの受信タイ
ミングから最も近いタイミングで、前記自営制御キャリ
アを前記自営端末へ送信させるものである。
請求項１４、１５、１６または１７に記載の無線中継方
法において、送信可能な全ての送信タイミングでキャリ
アセンスを行うキャリアセンス制御ステップを具備し、
前記タイミング制御ステップは、前記キャリアセンス制
御ステップの結果に基づき、干渉レベルが低く且つ前記
公衆基地局から送信される公衆制御キャリアの受信タイ
ミングから最も近いタイミングで、前記自営制御キャリ
アを前記自営端末へ送信させるものである。
【００３４】また、請求項２１に係る無線中継方法は、
請求項１４、１５、１６または１７に記載の無線中継方
法において、最初の自営制御キャリアを前記自営端末へ
送信する前に、送信可能な全ての送信タイミングでキャ
リアセンスを行うキャリアセンス制御ステップを具備
し、前記タイミング制御ステップは、前記キャリアセン
ス制御ステップの結果、干渉波の無いタイミングが存在
しないときに、所定間隔以上の間に相互干渉の発生する
干渉頻度が低いタイミングで、前記自営制御キャリアを
前記自営端末へ送信させるものである。
請求項１４、１５、１６または１７に記載の無線中継方
法において、最初の自営制御キャリアを前記自営端末へ
送信する前に、送信可能な全ての送信タイミングでキャ
リアセンスを行うキャリアセンス制御ステップを具備
し、前記タイミング制御ステップは、前記キャリアセン
ス制御ステップの結果、干渉波の無いタイミングが存在
しないときに、所定間隔以上の間に相互干渉の発生する
干渉頻度が低いタイミングで、前記自営制御キャリアを
前記自営端末へ送信させるものである。
【００３５】また、請求項２２に係る無線中継方法は、
請求項１４、１５、１６、１７、１８、１９、２０また
は２１に記載の無線中継方法において、前記公衆基地局
から公衆制御キャリアを受信するタイミングから自営制
御キャリアを前記自営端末へ送信するタイミングまでの
間を高速クロックに、前記自営制御キャリアを前記自営
端末へ送信するタイミングから前記公衆基地局から送信
される次の公衆制御キャリアを受信するタイミングまで
の間を低速クロックに、動作クロックを切り替えるクロ
ック制御ステップを具備するものである。
請求項１４、１５、１６、１７、１８、１９、２０また
は２１に記載の無線中継方法において、前記公衆基地局
から公衆制御キャリアを受信するタイミングから自営制
御キャリアを前記自営端末へ送信するタイミングまでの
間を高速クロックに、前記自営制御キャリアを前記自営
端末へ送信するタイミングから前記公衆基地局から送信
される次の公衆制御キャリアを受信するタイミングまで
の間を低速クロックに、動作クロックを切り替えるクロ
ック制御ステップを具備するものである。
【００３６】また、請求項２３に係る無線中継方法は、
時分割多重通信（ＴＤＭＡ）方式を使用して公衆基地局
と自営端末の間の無線通信を中継する無線中継装置の無
線中継方法であって、前記公衆基地局から公衆制御キャ
リアを受信するタイミングから自営制御キャリアを前記
自営端末へ送信するタイミングまでの間を高速クロック
に、前記自営制御キャリアを前記自営端末へ送信するタ
イミングから前記公衆基地局から送信される次の公衆制
御キャリアを受信するタイミングまでの間を低速クロッ
クに、動作クロックを切り替えるクロック制御ステップ
を具備するものである。
時分割多重通信（ＴＤＭＡ）方式を使用して公衆基地局
と自営端末の間の無線通信を中継する無線中継装置の無
線中継方法であって、前記公衆基地局から公衆制御キャ
リアを受信するタイミングから自営制御キャリアを前記
自営端末へ送信するタイミングまでの間を高速クロック
に、前記自営制御キャリアを前記自営端末へ送信するタ
イミングから前記公衆基地局から送信される次の公衆制
御キャリアを受信するタイミングまでの間を低速クロッ
クに、動作クロックを切り替えるクロック制御ステップ
を具備するものである。
【００３７】また、請求項２４に係る無線中継方法は、
請求項１４、１５、１６、１７、１８、１９、２０、２
１、２２または２３に記載の無線中継方法において、受
信信号の受信状態を測定する受信状態測定ステップと、
前記受信状態測定ステップの測定結果に基づき送信電力
を調整する送信電力制御ステップとを具備するものであ
る。
請求項１４、１５、１６、１７、１８、１９、２０、２
１、２２または２３に記載の無線中継方法において、受
信信号の受信状態を測定する受信状態測定ステップと、
前記受信状態測定ステップの測定結果に基づき送信電力
を調整する送信電力制御ステップとを具備するものであ
る。
【００３８】また、請求項２５に係る無線中継方法は、
時分割多重通信（ＴＤＭＡ）方式を使用して公衆基地局
と自営端末の間の無線通信を中継する無線中継装置の無
線中継方法であって、受信信号の受信状態を測定する受
信状態測定ステップと、前記受信状態測定ステップの測
定結果に基づき送信電力を調整する送信電力制御ステッ
プとを具備するものである。
時分割多重通信（ＴＤＭＡ）方式を使用して公衆基地局
と自営端末の間の無線通信を中継する無線中継装置の無
線中継方法であって、受信信号の受信状態を測定する受
信状態測定ステップと、前記受信状態測定ステップの測
定結果に基づき送信電力を調整する送信電力制御ステッ
プとを具備するものである。
【００３９】また、請求項２６に係る無線中継方法は、
請求項１４、１５、１６、１７、１８、１９、２０、２
１、２２、２３、２４または２５に記載の無線中継方法
において、ユーザが入力手段を介して設定した設定量に
基づき送信電力を調整する送信電力制御ステップを具備
するものである。
請求項１４、１５、１６、１７、１８、１９、２０、２
１、２２、２３、２４または２５に記載の無線中継方法
において、ユーザが入力手段を介して設定した設定量に
基づき送信電力を調整する送信電力制御ステップを具備
するものである。
【００４０】さらに、請求項２７に係るコンピュータに
より読み取り可能な記録媒体は、請求項１４、１５、１
６、１７、１８、１９、２０、２１、２２、２３、２
４、２５または２６に記載の無線中継方法をコンピュー
タに実行させるためのプログラムとして記憶したもので
ある。
より読み取り可能な記録媒体は、請求項１４、１５、１
６、１７、１８、１９、２０、２１、２２、２３、２
４、２５または２６に記載の無線中継方法をコンピュー
タに実行させるためのプログラムとして記憶したもので
ある。
【００４１】本発明の請求項１に係る無線中継装置、請
求項１４に係る無線中継方法および請求項２７に係る記
録媒体では、ＴＤＭＡ方式を使用して公衆基地局と自営
端末の間の無線通信を中継する際に、タイミング制御手
段（タイミング制御ステップ）により、自営制御キャリ
アを自営端末へ送信するタイミングを、当該無線中継装
置に接続または登録されている自営端末の種別により実
時間で設定された制御キャリアの送信間隔に基づき生成
するようにしている。例えば、自営端末の種別に基づ
き、制御キャリアの送信間隔を総じて拡げるように設定
すれば、制御キャリアの送信回数を減らすこととなるた
め、消費電流を低減して無線中継装置の低消費電力化を
図ることができる。但し、自営端末に接続される子機の
種別数により着信情報を載せる制御キャリアの必要数が
限定されることとなる。
求項１４に係る無線中継方法および請求項２７に係る記
録媒体では、ＴＤＭＡ方式を使用して公衆基地局と自営
端末の間の無線通信を中継する際に、タイミング制御手
段（タイミング制御ステップ）により、自営制御キャリ
アを自営端末へ送信するタイミングを、当該無線中継装
置に接続または登録されている自営端末の種別により実
時間で設定された制御キャリアの送信間隔に基づき生成
するようにしている。例えば、自営端末の種別に基づ
き、制御キャリアの送信間隔を総じて拡げるように設定
すれば、制御キャリアの送信回数を減らすこととなるた
め、消費電流を低減して無線中継装置の低消費電力化を
図ることができる。但し、自営端末に接続される子機の
種別数により着信情報を載せる制御キャリアの必要数が
限定されることとなる。
【００４２】また、請求項２に係る無線中継装置、請求
項１５に係る無線中継方法および請求項２７に係る記録
媒体では、ＴＤＭＡ方式を使用して公衆基地局と自営端
末の間の無線通信を中継する際に、タイミング制御手段
（タイミング制御ステップ）により、自営制御キャリア
を前記自営端末へ送信するタイミングを、ユーザが入力
手段を介して設定した制御キャリアの送信間隔に基づき
生成するようにしている。例えば、制御キャリアの送信
間隔を拡げるように、ユーザが設定すれば、制御キャリ
アの送信回数を減らすこととなるため、消費電流を低減
して無線中継装置の低消費電力化を図ることができる。
項１５に係る無線中継方法および請求項２７に係る記録
媒体では、ＴＤＭＡ方式を使用して公衆基地局と自営端
末の間の無線通信を中継する際に、タイミング制御手段
（タイミング制御ステップ）により、自営制御キャリア
を前記自営端末へ送信するタイミングを、ユーザが入力
手段を介して設定した制御キャリアの送信間隔に基づき
生成するようにしている。例えば、制御キャリアの送信
間隔を拡げるように、ユーザが設定すれば、制御キャリ
アの送信回数を減らすこととなるため、消費電流を低減
して無線中継装置の低消費電力化を図ることができる。
【００４３】また、請求項３に係る無線中継装置、請求
項１６に係る無線中継方法および請求項２７に係る記録
媒体では、自営端末の種別の数に上限が設定され、自営
端末の種別の数が該上限を越えるとき、自営端末の種別
のうちの類似した種別を１つの種別にまとめて着信用制
御キャリアの数を減らすのが望ましい。つまり、制御キ
ャリアの送信間隔をユーザ設定する場合には、自営端末
の種別による制御キャリア数が満足できない場合があ
り、この場合、類似した種別毎に子機の種別をまとめて
着信用制御キャリアの数を減らすのが望ましい。
項１６に係る無線中継方法および請求項２７に係る記録
媒体では、自営端末の種別の数に上限が設定され、自営
端末の種別の数が該上限を越えるとき、自営端末の種別
のうちの類似した種別を１つの種別にまとめて着信用制
御キャリアの数を減らすのが望ましい。つまり、制御キ
ャリアの送信間隔をユーザ設定する場合には、自営端末
の種別による制御キャリア数が満足できない場合があ
り、この場合、類似した種別毎に子機の種別をまとめて
着信用制御キャリアの数を減らすのが望ましい。
【００４４】また、請求項４に係る無線中継装置、請求
項１７に係る無線中継方法および請求項２７に係る記録
媒体では、自営制御キャリアを自営端末へ送信するタイ
ミングから自営端末から制御キャリアを受信するタイミ
ングまでの間隔を最短とするのが望ましい。この制御キ
ャリア送受信間隔を最短にする指定は、例えば、当該無
線中継装置から自営端末に対して送信される報知情報を
介して行われる。
項１７に係る無線中継方法および請求項２７に係る記録
媒体では、自営制御キャリアを自営端末へ送信するタイ
ミングから自営端末から制御キャリアを受信するタイミ
ングまでの間隔を最短とするのが望ましい。この制御キ
ャリア送受信間隔を最短にする指定は、例えば、当該無
線中継装置から自営端末に対して送信される報知情報を
介して行われる。
【００４５】また、請求項５に係る無線中継装置、請求
項１８に係る無線中継方法および請求項２７に係る記録
媒体では、最初の自営制御キャリアを自営端末へ送信す
る前に、キャリアセンス制御手段（キャリアセンス制御
ステップ）によって、送信可能な全ての送信タイミング
でキャリアセンスを行い、タイミング制御手段（タイミ
ング制御ステップ）では、キャリアセンス（キャリアセ
ンス制御ステップ）の結果に基づき、干渉波の無いタイ
ミングで、自営制御キャリアを自営端末へ送信させるの
が望ましい。このように、最初の通信制御情報を自営端
末へ送信する前にキャリアセンスを行って、干渉波の無
いタイミングで通信制御情報を自営端末へ送信するの
で、最初の通信制御情報の送信から干渉を回避すること
ができる。
項１８に係る無線中継方法および請求項２７に係る記録
媒体では、最初の自営制御キャリアを自営端末へ送信す
る前に、キャリアセンス制御手段（キャリアセンス制御
ステップ）によって、送信可能な全ての送信タイミング
でキャリアセンスを行い、タイミング制御手段（タイミ
ング制御ステップ）では、キャリアセンス（キャリアセ
ンス制御ステップ）の結果に基づき、干渉波の無いタイ
ミングで、自営制御キャリアを自営端末へ送信させるの
が望ましい。このように、最初の通信制御情報を自営端
末へ送信する前にキャリアセンスを行って、干渉波の無
いタイミングで通信制御情報を自営端末へ送信するの
で、最初の通信制御情報の送信から干渉を回避すること
ができる。
【００４６】また、請求項６に係る無線中継装置、請求
項１９に係る無線中継方法および請求項２７に係る記録
媒体では、最初の自営制御キャリアを前記自営端末へ送
信した後に、所定間隔で定期的に自営制御キャリアの自
営端末への送信を間引いて相互干渉の検出を行い、該検
出の結果、相互干渉を検出したときに、（キャリアセン
ス制御ステップ）により、送信可能な全ての送信タイミ
ングでキャリアセンスを行い、タイミング制御手段（タ
イミング制御ステップ）では、キャリアセンス（キャリ
アセンス制御ステップ）の結果に基づき、干渉波の無い
再設定タイミングで、自営制御キャリアを前記自営端末
へ送信させるのが望ましい。このように、最初の通信制
御情報を自営端末へ送信した後にも、所定間隔で定期的
に通信制御情報の送信を間引いて相互干渉の検出を行
い、相互干渉を検出したときにはキャリアセンスを行っ
て、干渉波の無い再設定タイミングで通信制御情報を自
営端末へ送信するので、干渉を回避することができると
共に、干渉が発生しているときにユーザが気付かないこ
とによる着呼の取りこぼしが発生しない。
項１９に係る無線中継方法および請求項２７に係る記録
媒体では、最初の自営制御キャリアを前記自営端末へ送
信した後に、所定間隔で定期的に自営制御キャリアの自
営端末への送信を間引いて相互干渉の検出を行い、該検
出の結果、相互干渉を検出したときに、（キャリアセン
ス制御ステップ）により、送信可能な全ての送信タイミ
ングでキャリアセンスを行い、タイミング制御手段（タ
イミング制御ステップ）では、キャリアセンス（キャリ
アセンス制御ステップ）の結果に基づき、干渉波の無い
再設定タイミングで、自営制御キャリアを前記自営端末
へ送信させるのが望ましい。このように、最初の通信制
御情報を自営端末へ送信した後にも、所定間隔で定期的
に通信制御情報の送信を間引いて相互干渉の検出を行
い、相互干渉を検出したときにはキャリアセンスを行っ
て、干渉波の無い再設定タイミングで通信制御情報を自
営端末へ送信するので、干渉を回避することができると
共に、干渉が発生しているときにユーザが気付かないこ
とによる着呼の取りこぼしが発生しない。
【００４７】また、請求項７に係る無線中継装置、請求
項２０に係る無線中継方法および請求項２７に係る記録
媒体では、キャリアセンス制御手段（キャリアセンス制
御ステップ）により、送信可能な全ての送信タイミング
でキャリアセンスを行い、タイミング制御手段（タイミ
ング制御ステップ）では、キャリアセンス（キャリアセ
ンス制御ステップ）の結果に基づき、干渉レベルが低く
且つ公衆基地局から送信される公衆制御キャリアの受信
タイミングから最も近いタイミングで、自営制御キャリ
アを自営端末へ送信させるのが望ましい。上述のよう
に、公衆基地局との同期を常に保持し、自営端末に対し
て高精度の同期を確保するためには、公衆基地局から送
信される通信制御情報の受信タイミングから自営端末へ
の通信制御情報の送信タイミングまでの間を、相対的に
高速クロックで動作させる必要があり、この間は消費電
流も大きいことから、この間隔を最短とすることで、装
置の低消費電力化を図ることができる。
項２０に係る無線中継方法および請求項２７に係る記録
媒体では、キャリアセンス制御手段（キャリアセンス制
御ステップ）により、送信可能な全ての送信タイミング
でキャリアセンスを行い、タイミング制御手段（タイミ
ング制御ステップ）では、キャリアセンス（キャリアセ
ンス制御ステップ）の結果に基づき、干渉レベルが低く
且つ公衆基地局から送信される公衆制御キャリアの受信
タイミングから最も近いタイミングで、自営制御キャリ
アを自営端末へ送信させるのが望ましい。上述のよう
に、公衆基地局との同期を常に保持し、自営端末に対し
て高精度の同期を確保するためには、公衆基地局から送
信される通信制御情報の受信タイミングから自営端末へ
の通信制御情報の送信タイミングまでの間を、相対的に
高速クロックで動作させる必要があり、この間は消費電
流も大きいことから、この間隔を最短とすることで、装
置の低消費電力化を図ることができる。
【００４８】また、請求項８に係る無線中継装置、請求
項２１に係る無線中継方法および請求項２７に係る記録
媒体では、最初の自営制御キャリアを前記自営端末へ送
信する前に、キャリアセンス制御手段（キャリアセンス
制御ステップ）により、送信可能な全ての送信タイミン
グでキャリアセンスを行い、タイミング制御手段（タイ
ミング制御ステップ）では、キャリアセンス（キャリア
センス制御ステップ）の結果、干渉波の無いタイミング
が存在しないときに、所定間隔以上の間に相互干渉の発
生する干渉頻度が低いタイミングで、自営制御キャリア
を自営端末へ送信させるのが望ましい。これにより、公
衆基地局や他の無線中継装置が多数存在する環境下で
も、送信タイミングが他の無線中継装置等で全て使われ
てしまって送信ができないといった問題が発生しない。
項２１に係る無線中継方法および請求項２７に係る記録
媒体では、最初の自営制御キャリアを前記自営端末へ送
信する前に、キャリアセンス制御手段（キャリアセンス
制御ステップ）により、送信可能な全ての送信タイミン
グでキャリアセンスを行い、タイミング制御手段（タイ
ミング制御ステップ）では、キャリアセンス（キャリア
センス制御ステップ）の結果、干渉波の無いタイミング
が存在しないときに、所定間隔以上の間に相互干渉の発
生する干渉頻度が低いタイミングで、自営制御キャリア
を自営端末へ送信させるのが望ましい。これにより、公
衆基地局や他の無線中継装置が多数存在する環境下で
も、送信タイミングが他の無線中継装置等で全て使われ
てしまって送信ができないといった問題が発生しない。
【００４９】また、請求項９に係る無線中継装置、請求
項２２に係る無線中継方法および請求項２７に係る記録
媒体では、クロック制御手段（クロック制御ステップ）
により、公衆基地局から公衆制御キャリアを受信するタ
イミングから自営制御キャリアを自営端末へ送信するタ
イミングまでの間を高速クロックに、自営制御キャリア
を自営端末へ送信するタイミングから公衆基地局から送
信される次の公衆制御キャリアを受信するタイミングま
での間を低速クロックに、動作クロックを切り替えるよ
うにしている。
項２２に係る無線中継方法および請求項２７に係る記録
媒体では、クロック制御手段（クロック制御ステップ）
により、公衆基地局から公衆制御キャリアを受信するタ
イミングから自営制御キャリアを自営端末へ送信するタ
イミングまでの間を高速クロックに、自営制御キャリア
を自営端末へ送信するタイミングから公衆基地局から送
信される次の公衆制御キャリアを受信するタイミングま
での間を低速クロックに、動作クロックを切り替えるよ
うにしている。
【００５０】また、請求項１０に係る無線中継装置、請
求項２３に係る無線中継方法および請求項２７に係る記
録媒体では、ＴＤＭＡ方式を使用して公衆基地局と自営
端末の間の無線通信を中継する際に、クロック制御手段
（クロック制御ステップ）により、公衆基地局から公衆
制御キャリアを受信するタイミングから自営制御キャリ
アを自営端末へ送信するタイミングまでの間を高速クロ
ックに、自営制御キャリアを自営端末へ送信するタイミ
ングから公衆基地局から送信される次の公衆制御キャリ
アを受信するタイミングまでの間を低速クロックに、動
作クロックを切り替えるようにしている。このように、
公衆制御キャリアの受信タイミングから自営制御キャリ
アの送信タイミングまでの間だけを相対的に高速クロッ
クで動作させ、その他の期間は低速クロックで動作させ
ることにより、公衆基地局との同期を常に保持し、自営
端末に対して高精度の同期を確保しつつ、装置の低消費
電力化を図ることができる。なお、より厳密には、高速
クロック動作は、公衆制御キャリア受信で同期合わせを
行った後に、自営制御キャリア送受信を行う区間までと
するのが望ましい。
求項２３に係る無線中継方法および請求項２７に係る記
録媒体では、ＴＤＭＡ方式を使用して公衆基地局と自営
端末の間の無線通信を中継する際に、クロック制御手段
（クロック制御ステップ）により、公衆基地局から公衆
制御キャリアを受信するタイミングから自営制御キャリ
アを自営端末へ送信するタイミングまでの間を高速クロ
ックに、自営制御キャリアを自営端末へ送信するタイミ
ングから公衆基地局から送信される次の公衆制御キャリ
アを受信するタイミングまでの間を低速クロックに、動
作クロックを切り替えるようにしている。このように、
公衆制御キャリアの受信タイミングから自営制御キャリ
アの送信タイミングまでの間だけを相対的に高速クロッ
クで動作させ、その他の期間は低速クロックで動作させ
ることにより、公衆基地局との同期を常に保持し、自営
端末に対して高精度の同期を確保しつつ、装置の低消費
電力化を図ることができる。なお、より厳密には、高速
クロック動作は、公衆制御キャリア受信で同期合わせを
行った後に、自営制御キャリア送受信を行う区間までと
するのが望ましい。
【００５１】また、請求項１１に係る無線中継装置、請
求項２４に係る無線中継方法および請求項２７に係る記
録媒体では、受信状態測定手段（受信状態測定ステッ
プ）により受信信号の受信状態を測定し、送信電力制御
手段（送信電力制御ステップ）では、受信状態測定手段
（受信状態測定ステップ）の測定結果に基づき送信電力
を調整するのが望ましい。ここで、受信状態の測定は、
例えば、受信電界強度測定手段（ＲＳＳＩ）等によって
受信信号レベルを測定することによって行われる。
求項２４に係る無線中継方法および請求項２７に係る記
録媒体では、受信状態測定手段（受信状態測定ステッ
プ）により受信信号の受信状態を測定し、送信電力制御
手段（送信電力制御ステップ）では、受信状態測定手段
（受信状態測定ステップ）の測定結果に基づき送信電力
を調整するのが望ましい。ここで、受信状態の測定は、
例えば、受信電界強度測定手段（ＲＳＳＩ）等によって
受信信号レベルを測定することによって行われる。
【００５２】また、請求項１２に係る無線中継装置、請
求項２５に係る無線中継方法および請求項２７に係る記
録媒体では、ＴＤＭＡ方式を使用して公衆基地局と自営
端末の間の無線通信を中継する際に、受信状態測定手段
（受信状態測定ステップ）により受信信号の受信状態を
測定し、送信電力制御手段（送信電力制御ステップ）で
は、受信状態測定手段（受信状態測定ステップ）の測定
結果に基づき送信電力を調整するようにしている。これ
により、通信距離に対応して最適な（最小限度の）送信
電力に調整可能となるので、無線中継装置の低消費電力
化を図ることができる。
求項２５に係る無線中継方法および請求項２７に係る記
録媒体では、ＴＤＭＡ方式を使用して公衆基地局と自営
端末の間の無線通信を中継する際に、受信状態測定手段
（受信状態測定ステップ）により受信信号の受信状態を
測定し、送信電力制御手段（送信電力制御ステップ）で
は、受信状態測定手段（受信状態測定ステップ）の測定
結果に基づき送信電力を調整するようにしている。これ
により、通信距離に対応して最適な（最小限度の）送信
電力に調整可能となるので、無線中継装置の低消費電力
化を図ることができる。
【００５３】また、請求項１３に係る無線中継装置、請
求項２６に係る無線中継方法および請求項２７に係る記
録媒体では、送信電力制御手段（送信電力制御ステッ
プ）により、ユーザが入力手段を介して設定した設定量
に基づき送信電力を調整するのが望ましい。これによ
り、例えば、自営エリアを近距離で使用するユーザが、
通信距離に対応して最適な（最小限度の）送信電力に調
整可能となるので、無線中継装置の低消費電力化を図る
ことができる。
求項２６に係る無線中継方法および請求項２７に係る記
録媒体では、送信電力制御手段（送信電力制御ステッ
プ）により、ユーザが入力手段を介して設定した設定量
に基づき送信電力を調整するのが望ましい。これによ
り、例えば、自営エリアを近距離で使用するユーザが、
通信距離に対応して最適な（最小限度の）送信電力に調
整可能となるので、無線中継装置の低消費電力化を図る
ことができる。
【００５４】
【発明の実施の形態】以下、本発明の無線中継装置、無
線中継方法および記録媒体の実施の形態について、〔第
１の実施形態〕、〔第２の実施形態〕、〔第３の実施形
態〕、〔第４の実施形態〕、〔第５の実施形態〕、〔第
６の実施形態〕、〔第７の実施形態〕の順に図面を参照
して詳細に説明する。なお、それぞれの実施形態の説明
では、本発明に係る無線中継装置および無線中継方法に
ついて詳述するが、本発明に係る記録媒体については、
無線中継方法を実行させるためのプログラムを記録した
記録媒体であることから、その説明は以下の無線中継方
法の説明に含まれるものである。
線中継方法および記録媒体の実施の形態について、〔第
１の実施形態〕、〔第２の実施形態〕、〔第３の実施形
態〕、〔第４の実施形態〕、〔第５の実施形態〕、〔第
６の実施形態〕、〔第７の実施形態〕の順に図面を参照
して詳細に説明する。なお、それぞれの実施形態の説明
では、本発明に係る無線中継装置および無線中継方法に
ついて詳述するが、本発明に係る記録媒体については、
無線中継方法を実行させるためのプログラムを記録した
記録媒体であることから、その説明は以下の無線中継方
法の説明に含まれるものである。
【００５５】〔第１の実施形態〕図１は本発明の第１の
実施形態に係る無線中継装置の構成図である。本実施形
態の無線中継装置ＨＡは、時分割多重通信（ＴＤＭＡ）
方式を使用して公衆基地局ＣＳと自営端末ＰＳの間の無
線通信を中継するものであり、図１において、アンテナ
１０１、無線部１０３、無線制御部１０５、ＴＤＭＡ処
理部１０７、制御部１０９および入力部１１１を備えて
構成されている。
実施形態に係る無線中継装置の構成図である。本実施形
態の無線中継装置ＨＡは、時分割多重通信（ＴＤＭＡ）
方式を使用して公衆基地局ＣＳと自営端末ＰＳの間の無
線通信を中継するものであり、図１において、アンテナ
１０１、無線部１０３、無線制御部１０５、ＴＤＭＡ処
理部１０７、制御部１０９および入力部１１１を備えて
構成されている。
【００５６】ここで、アンテナ１０１は送受信用のアン
テナであり、また無線部１０３は、主として無線信号の
送信および受信を行い、受信状態を検出する手段として
受信電界強度測定部（ＲＳＳＩ）１１５を備えている。
また、無線制御部１０５は、主として変調および復調を
行い、またＴＤＭＡ処理部１０７、主としてエンコー
ド、デコード等の各種ＴＤＭＡ処理を行うものである。
また、入力部１１１は、ユーザからの指示設定を制御部
１０９に取り込むユーザインタフェースである。
テナであり、また無線部１０３は、主として無線信号の
送信および受信を行い、受信状態を検出する手段として
受信電界強度測定部（ＲＳＳＩ）１１５を備えている。
また、無線制御部１０５は、主として変調および復調を
行い、またＴＤＭＡ処理部１０７、主としてエンコー
ド、デコード等の各種ＴＤＭＡ処理を行うものである。
また、入力部１１１は、ユーザからの指示設定を制御部
１０９に取り込むユーザインタフェースである。
【００５７】さらに、処理部１０９は、送信電力制御部
１２１、キャリアセンス制御部１２３、送受信タイミン
グ制御部１２５、情報記憶部１２７およびクロック制御
部１２９を備えている。キャリアセンス制御部１２３
は、使用する各チャネル（周波数）について、どのタイ
ミングでキャリアセンスを行うかを設定制御する。送受
信タイミング制御部１２５は、特に、公衆基地局ＣＳか
ら間欠送信される公衆制御キャリアをどのタイミングで
受信し、自営制御キャリアを殿タイミングで自営端末Ｐ
Ｓに送信するかを設定制御する。また情報記憶部１２７
は、無線中継装置ＨＡに固有の機器情報や、無線中継装
置ＨＡに接続されている自営端末ＰＳの種別を記憶する
もので、ここで固有の機器情報は識別ＩＤや呼出符号等
である。さらに、クロック制御部１２９は、動作クロッ
クを低速クロック／高速クロックに切り替え制御する。
１２１、キャリアセンス制御部１２３、送受信タイミン
グ制御部１２５、情報記憶部１２７およびクロック制御
部１２９を備えている。キャリアセンス制御部１２３
は、使用する各チャネル（周波数）について、どのタイ
ミングでキャリアセンスを行うかを設定制御する。送受
信タイミング制御部１２５は、特に、公衆基地局ＣＳか
ら間欠送信される公衆制御キャリアをどのタイミングで
受信し、自営制御キャリアを殿タイミングで自営端末Ｐ
Ｓに送信するかを設定制御する。また情報記憶部１２７
は、無線中継装置ＨＡに固有の機器情報や、無線中継装
置ＨＡに接続されている自営端末ＰＳの種別を記憶する
もので、ここで固有の機器情報は識別ＩＤや呼出符号等
である。さらに、クロック制御部１２９は、動作クロッ
クを低速クロック／高速クロックに切り替え制御する。
【００５８】次に、本実施形態の無線中継装置ＨＡの動
作について図２を参照して説明する。図２は、本実施形
態の無線中継装置ＨＡにおいて、待ち受け動作中に行う
制御キャリアの間欠送受信のタイミング制御を説明する
タイミングチャートである。すなわち、図２（ａ）は公
衆基地局ＣＳ、図２（ｂ）は無線中継装置ＨＡ、図２
（ｃ）は自営端末ＰＳであり、また、上側に受信を、下
側に送信をそれぞれ示す。
作について図２を参照して説明する。図２は、本実施形
態の無線中継装置ＨＡにおいて、待ち受け動作中に行う
制御キャリアの間欠送受信のタイミング制御を説明する
タイミングチャートである。すなわち、図２（ａ）は公
衆基地局ＣＳ、図２（ｂ）は無線中継装置ＨＡ、図２
（ｃ）は自営端末ＰＳであり、また、上側に受信を、下
側に送信をそれぞれ示す。
【００５９】本実施形態の無線中継装置ＨＡおよび無線
中継方法では、予め、情報記憶部１２７に、当該無線中
継装置ＨＡに接続されている自営端末ＰＳの種別を登録
しておき、送受信タイミング制御部１２５（タイミング
制御ステップ）により、情報記憶部１２７内の自営端末
種別情報を参照しながら自営端末ＰＳに送信する自営制
御キャリアの送信間隔を実時間で設定し、自営制御キャ
リアを自営端末ＰＳへ送信するタイミングを該送信間隔
に基づき生成する。
中継方法では、予め、情報記憶部１２７に、当該無線中
継装置ＨＡに接続されている自営端末ＰＳの種別を登録
しておき、送受信タイミング制御部１２５（タイミング
制御ステップ）により、情報記憶部１２７内の自営端末
種別情報を参照しながら自営端末ＰＳに送信する自営制
御キャリアの送信間隔を実時間で設定し、自営制御キャ
リアを自営端末ＰＳへ送信するタイミングを該送信間隔
に基づき生成する。
【００６０】つまり、図２において、タイミングｔ１で
公衆基地局ＣＳからの公衆制御キャリアを受信すると、
情報記憶部１２７内の機器情報（識別ＩＤ、呼出符号
等）を参照して、送受信タイミング制御部１２５により
送信タイミングｔ２を設定する。すなわち、タイミング
ｔ１から識別ＩＤ等に基づく間隔Ｔ１だけ遅れた第１送
信タイミングｔ２で、無線部１０３から自営制御キャリ
アを自営端末ＰＳへ送信する。そして次に、タイミング
ｔ３では、無線中継装置ＨＡは自営端末ＰＳからの自営
制御キャリアを受信する。
公衆基地局ＣＳからの公衆制御キャリアを受信すると、
情報記憶部１２７内の機器情報（識別ＩＤ、呼出符号
等）を参照して、送受信タイミング制御部１２５により
送信タイミングｔ２を設定する。すなわち、タイミング
ｔ１から識別ＩＤ等に基づく間隔Ｔ１だけ遅れた第１送
信タイミングｔ２で、無線部１０３から自営制御キャリ
アを自営端末ＰＳへ送信する。そして次に、タイミング
ｔ３では、無線中継装置ＨＡは自営端末ＰＳからの自営
制御キャリアを受信する。
【００６１】またこの時、送受信タイミング制御部１２
５は、情報記憶部１２７内の自営端末種別情報を参照し
て、自営端末ＰＳに送信する自営制御キャリアの送信間
隔ＴＨＡを実時間で設定しておく。そして、タイミング
ｔ５で公衆制御キャリアを受信すると、無線中継装置Ｈ
Ａは、送信タイミングｔ２から送信間隔ＴＨＡだけ遅れ
た送信タイミングｔ６で、次の自営制御キャリアを自営
端末ＰＳへ送信することになる。
５は、情報記憶部１２７内の自営端末種別情報を参照し
て、自営端末ＰＳに送信する自営制御キャリアの送信間
隔ＴＨＡを実時間で設定しておく。そして、タイミング
ｔ５で公衆制御キャリアを受信すると、無線中継装置Ｈ
Ａは、送信タイミングｔ２から送信間隔ＴＨＡだけ遅れ
た送信タイミングｔ６で、次の自営制御キャリアを自営
端末ＰＳへ送信することになる。
【００６２】なお、以上説明した例では、自営端末ＰＳ
に送信する自営制御キャリアの送信間隔ＴＨＡの設定
を、情報記憶部１２７に登録（記憶）された自営端末種
別情報を参照して行ったが、ユーザが入力部１１１を介
して設定するようにしても良い。
に送信する自営制御キャリアの送信間隔ＴＨＡの設定
を、情報記憶部１２７に登録（記憶）された自営端末種
別情報を参照して行ったが、ユーザが入力部１１１を介
して設定するようにしても良い。
【００６３】このように、自営端末ＰＳの種別、或いは
ユーザ設定に基づき、例えば自営制御キャリアの送信間
隔ＴＨＡを拡げるように設定すれば、自営制御キャリア
の送信回数を減らすこととなるため、それだけ消費電流
を低減して装置の低消費電力化を図ることができる。
ユーザ設定に基づき、例えば自営制御キャリアの送信間
隔ＴＨＡを拡げるように設定すれば、自営制御キャリア
の送信回数を減らすこととなるため、それだけ消費電流
を低減して装置の低消費電力化を図ることができる。
【００６４】但し、自営端末ＰＳに接続される子機の種
別数により、着信情報を載せる自営制御キャリアの必要
数が限定されることになる。図３には、自営制御キャリ
アの構成を例示するが、同図に示すように、Ｐ１，Ｐ
２，…，Ｐｎを着信情報とするとき、子機の種別数分の
着信キャリアが必要である。
別数により、着信情報を載せる自営制御キャリアの必要
数が限定されることになる。図３には、自営制御キャリ
アの構成を例示するが、同図に示すように、Ｐ１，Ｐ
２，…，Ｐｎを着信情報とするとき、子機の種別数分の
着信キャリアが必要である。
【００６５】また、自営制御キャリアの送信間隔ＴＨＡ
をユーザ設定する場合には、自営端末ＰＳの種別による
自営制御キャリア数が満足できない場合があり、この場
合、類似した種別毎に子機の種別をまとめて着信用制御
キャリアの数を減らすのが望ましい。
をユーザ設定する場合には、自営端末ＰＳの種別による
自営制御キャリア数が満足できない場合があり、この場
合、類似した種別毎に子機の種別をまとめて着信用制御
キャリアの数を減らすのが望ましい。
【００６６】また、図２に示すように、自営制御キャリ
アを自営端末ＰＳへ送信するタイミング（ｔ６）から自
営端末ＰＳから自営制御キャリアを受信するタイミング
（ｔ７）までの間隔ＴＴＲを最短に固定するのが望まし
い。この制御キャリア送受信間隔ＴＴＲを最短にする指
定は、例えば、当該無線中継装置ＨＡから自営端末ＰＳ
に対して送信される報知情報で、最短のタイミングを指
定することによって行われる。
アを自営端末ＰＳへ送信するタイミング（ｔ６）から自
営端末ＰＳから自営制御キャリアを受信するタイミング
（ｔ７）までの間隔ＴＴＲを最短に固定するのが望まし
い。この制御キャリア送受信間隔ＴＴＲを最短にする指
定は、例えば、当該無線中継装置ＨＡから自営端末ＰＳ
に対して送信される報知情報で、最短のタイミングを指
定することによって行われる。
【００６７】〔第２の実施形態〕次に、第２の実施形態
に係る無線中継装置は、第１の実施形態と同様に、図１
に示される構成を備えている。また図４は、本実施形態
の無線中継装置ＨＡが待ち受け動作中に、他の無線中継
装置との間で相互干渉が発生したときに行われる制御キ
ャリアの間欠送受信のタイミング制御を説明するタイミ
ングチャートである。すなわち、図４（ａ），（ｂ），
（ｃ）はそれぞれ第１、第２および第３無線中継装置で
あり、また、上側に受信を、下側に送信をそれぞれ示
す。
に係る無線中継装置は、第１の実施形態と同様に、図１
に示される構成を備えている。また図４は、本実施形態
の無線中継装置ＨＡが待ち受け動作中に、他の無線中継
装置との間で相互干渉が発生したときに行われる制御キ
ャリアの間欠送受信のタイミング制御を説明するタイミ
ングチャートである。すなわち、図４（ａ），（ｂ），
（ｃ）はそれぞれ第１、第２および第３無線中継装置で
あり、また、上側に受信を、下側に送信をそれぞれ示
す。
【００６８】本実施形態の無線中継装置ＨＡおよび無線
中継方法では、例えば、第２および第３無線中継装置を
備えた移動体通信システムに、本実施形態の第１無線中
継装置を増設しようとする場合には、最初の自営制御キ
ャリアを自営端末ＰＳへ送信する前に、キャリアセンス
制御部１２３（キャリアセンス制御ステップ）により、
送信可能な全ての送信タイミングで送信前キャリアセン
スを行う。送受信タイミング制御部１２５（タイミング
制御ステップ）では、送信前キャリアセンスの結果に基
づき、第２および第３無線中継装置とは相互干渉が発生
しないタイミングｔ６で、自営端末ＰＳに対して自営制
御キャリアの送信を開始する。
中継方法では、例えば、第２および第３無線中継装置を
備えた移動体通信システムに、本実施形態の第１無線中
継装置を増設しようとする場合には、最初の自営制御キ
ャリアを自営端末ＰＳへ送信する前に、キャリアセンス
制御部１２３（キャリアセンス制御ステップ）により、
送信可能な全ての送信タイミングで送信前キャリアセン
スを行う。送受信タイミング制御部１２５（タイミング
制御ステップ）では、送信前キャリアセンスの結果に基
づき、第２および第３無線中継装置とは相互干渉が発生
しないタイミングｔ６で、自営端末ＰＳに対して自営制
御キャリアの送信を開始する。
【００６９】このように、最初の通信制御情報を自営端
末ＰＳへ送信する前に送信前キャリアセンスを行って、
干渉波の無いタイミングで自営制御キャリアを自営端末
ＰＳへ送信するので、最初の自営制御キャリアの送信か
ら干渉を回避することができる。
末ＰＳへ送信する前に送信前キャリアセンスを行って、
干渉波の無いタイミングで自営制御キャリアを自営端末
ＰＳへ送信するので、最初の自営制御キャリアの送信か
ら干渉を回避することができる。
【００７０】〔第３の実施形態〕次に、第３の実施形態
に係る無線中継装置は、第１の実施形態と同様に図１に
示される構成を備えている。また図５は、本実施形態の
無線中継装置ＨＡにおいて、待ち受け動作中に行う制御
キャリアの間欠送受信のタイミング制御を説明するタイ
ミングチャートであり、上側に受信を、下側に送信をそ
れぞれ示す。
に係る無線中継装置は、第１の実施形態と同様に図１に
示される構成を備えている。また図５は、本実施形態の
無線中継装置ＨＡにおいて、待ち受け動作中に行う制御
キャリアの間欠送受信のタイミング制御を説明するタイ
ミングチャートであり、上側に受信を、下側に送信をそ
れぞれ示す。
【００７１】本実施形態の無線中継装置ＨＡおよび無線
中継方法では、自営端末ＰＳへの自営制御キャリアの送
信が開始された後に、所定間隔で定期的（ｔ１１，ｔ２
１，ｔ３１，ｔ４１）に、自営制御キャリアの自営端末
ＰＳへの送信を間引いて、受信電界強度測定部１１５等
によって干渉波の有無を測定する。例えば、タイミング
ｔ２１における干渉検出の結果、干渉波（相互干渉）を
検出したときには、キャリアセンス制御部１２３（キャ
リアセンス制御ステップ）によって、タイミングｔ２１
からｔ３１の間、送信可能な全ての送信タイミングでキ
ャリアセンスを行う。次に、送受信タイミング制御部１
２５（タイミング制御ステップ）では、キャリアセンス
の結果に基づき、干渉波の無い再設定タイミングで、自
営端末ＰＳへの自営制御キャリアの送信を再開する。
中継方法では、自営端末ＰＳへの自営制御キャリアの送
信が開始された後に、所定間隔で定期的（ｔ１１，ｔ２
１，ｔ３１，ｔ４１）に、自営制御キャリアの自営端末
ＰＳへの送信を間引いて、受信電界強度測定部１１５等
によって干渉波の有無を測定する。例えば、タイミング
ｔ２１における干渉検出の結果、干渉波（相互干渉）を
検出したときには、キャリアセンス制御部１２３（キャ
リアセンス制御ステップ）によって、タイミングｔ２１
からｔ３１の間、送信可能な全ての送信タイミングでキ
ャリアセンスを行う。次に、送受信タイミング制御部１
２５（タイミング制御ステップ）では、キャリアセンス
の結果に基づき、干渉波の無い再設定タイミングで、自
営端末ＰＳへの自営制御キャリアの送信を再開する。
【００７２】このように、本実施形態では、最初の自営
制御キャリアを自営端末ＰＳへ送信した後にも、所定間
隔で定期的に自営制御キャリアの送信を間引いて相互干
渉の検出を行い、相互干渉を検出したときにはキャリア
センスを行って、干渉波の無い再設定タイミングで自営
制御キャリアを自営端末ＰＳへ送信するので、干渉を回
避することができると共に、干渉が発生しているときに
ユーザが気付かないことによる着呼の取りこぼしが発生
しない。
制御キャリアを自営端末ＰＳへ送信した後にも、所定間
隔で定期的に自営制御キャリアの送信を間引いて相互干
渉の検出を行い、相互干渉を検出したときにはキャリア
センスを行って、干渉波の無い再設定タイミングで自営
制御キャリアを自営端末ＰＳへ送信するので、干渉を回
避することができると共に、干渉が発生しているときに
ユーザが気付かないことによる着呼の取りこぼしが発生
しない。
【００７３】〔第４の実施形態〕次に、第４の実施形態
に係る無線中継装置ＨＡおよび無線中継方法では、キャ
リアセンス制御部１２３（キャリアセンス制御ステッ
プ）により、送信可能な全ての送信タイミングでキャリ
アセンスを行う。次に、送受信タイミング制御部１２５
（タイミング制御ステップ）では、キャリアセンスの結
果に基づき、干渉レベルが低く且つ公衆基地局から送信
される自営制御キャリアの受信タイミングから最も近い
タイミングで、自営制御キャリアを自営端末ＰＳへ送信
させる。
に係る無線中継装置ＨＡおよび無線中継方法では、キャ
リアセンス制御部１２３（キャリアセンス制御ステッ
プ）により、送信可能な全ての送信タイミングでキャリ
アセンスを行う。次に、送受信タイミング制御部１２５
（タイミング制御ステップ）では、キャリアセンスの結
果に基づき、干渉レベルが低く且つ公衆基地局から送信
される自営制御キャリアの受信タイミングから最も近い
タイミングで、自営制御キャリアを自営端末ＰＳへ送信
させる。
【００７４】無線中継装置ＨＡが、公衆基地局ＣＳとの
同期を常に保持し、自営端末ＰＳに対して±数［μ秒］
の高精度の同期を確保するためには、公衆基地局ＣＳか
ら送信される公衆制御キャリアの受信タイミングから自
営端末ＰＳへの自営制御キャリアの送信タイミングまで
の間は、より高速なクロックで動作させる必要があり、
また消費電流も大きいことから、この間隔を短くすれば
するほど、装置の低消費電力化を図ることができること
になる。なお、本実施形態のキャリアセンスは、第２の
実施形態のような自営制御キャリアの送信開始前のキャ
リアセンス、または第３の実施形態のような自営制御キ
ャリアの送信が開始された後のキャリアセンスの何れに
も適用できる。
同期を常に保持し、自営端末ＰＳに対して±数［μ秒］
の高精度の同期を確保するためには、公衆基地局ＣＳか
ら送信される公衆制御キャリアの受信タイミングから自
営端末ＰＳへの自営制御キャリアの送信タイミングまで
の間は、より高速なクロックで動作させる必要があり、
また消費電流も大きいことから、この間隔を短くすれば
するほど、装置の低消費電力化を図ることができること
になる。なお、本実施形態のキャリアセンスは、第２の
実施形態のような自営制御キャリアの送信開始前のキャ
リアセンス、または第３の実施形態のような自営制御キ
ャリアの送信が開始された後のキャリアセンスの何れに
も適用できる。
【００７５】〔第５の実施形態〕次に、第５の実施形態
に係る無線中継装置ＨＡおよび無線中継方法では、キャ
リアセンス制御部１２３（キャリアセンス制御ステッ
プ）により、自営端末ＰＳへの自営制御キャリアの送信
開始前に、送信可能な全ての送信タイミングでキャリア
センスを行う。次に、送受信タイミング制御部１２５
（タイミング制御ステップ）では、キャリアセンスの結
果、干渉波の無いタイミングが存在しないときに、所定
間隔以上の間に相互干渉の発生する干渉頻度が低いタイ
ミングで、自営制御キャリアを自営端末ＰＳへ送信させ
る。
に係る無線中継装置ＨＡおよび無線中継方法では、キャ
リアセンス制御部１２３（キャリアセンス制御ステッ
プ）により、自営端末ＰＳへの自営制御キャリアの送信
開始前に、送信可能な全ての送信タイミングでキャリア
センスを行う。次に、送受信タイミング制御部１２５
（タイミング制御ステップ）では、キャリアセンスの結
果、干渉波の無いタイミングが存在しないときに、所定
間隔以上の間に相互干渉の発生する干渉頻度が低いタイ
ミングで、自営制御キャリアを自営端末ＰＳへ送信させ
る。
【００７６】このように、本実施形態では、キャリアセ
ンスを行った結果、干渉波の無いタイミングが存在しな
いときには、所定間隔以上の間に相互干渉の発生する干
渉頻度が低いタイミングを選択して、自営制御キャリア
を自営端末ＰＳへ送信させるので、従来のように、公衆
基地局ＣＳや他の無線中継装置が多数存在する環境下で
も、送信タイミングが他の無線中継装置等で全て使われ
てしまって、送信ができないという問題が発生しない。
ンスを行った結果、干渉波の無いタイミングが存在しな
いときには、所定間隔以上の間に相互干渉の発生する干
渉頻度が低いタイミングを選択して、自営制御キャリア
を自営端末ＰＳへ送信させるので、従来のように、公衆
基地局ＣＳや他の無線中継装置が多数存在する環境下で
も、送信タイミングが他の無線中継装置等で全て使われ
てしまって、送信ができないという問題が発生しない。
【００７７】〔第６の実施形態〕第６の実施形態に係る
無線中継装置は、第１の実施形態と同様に図１に示され
る構成を備えている。また図６は、本実施形態の無線中
継装置ＨＡにおいて、待ち受け動作中に行う制御キャリ
アの間欠送受信のタイミング制御を説明するタイミング
チャートである。すなわち、図６（ａ）は公衆基地局Ｃ
Ｓ、図６（ｂ）は無線中継装置ＨＡ、図６（ｃ）は無線
中継装置ＨＡの動作クロックであり、また図６（ａ），
（ｂ）において、上側に受信を、下側に送信をそれぞれ
示す。
無線中継装置は、第１の実施形態と同様に図１に示され
る構成を備えている。また図６は、本実施形態の無線中
継装置ＨＡにおいて、待ち受け動作中に行う制御キャリ
アの間欠送受信のタイミング制御を説明するタイミング
チャートである。すなわち、図６（ａ）は公衆基地局Ｃ
Ｓ、図６（ｂ）は無線中継装置ＨＡ、図６（ｃ）は無線
中継装置ＨＡの動作クロックであり、また図６（ａ），
（ｂ）において、上側に受信を、下側に送信をそれぞれ
示す。
【００７８】本実施形態の無線中継装置ＨＡおよび無線
中継方法では、クロック制御部１２９（クロック制御ス
テップ）において、公衆基地局ＣＳから公衆制御キャリ
アを受信するタイミングｔ１から自営制御キャリアを自
営端末ＰＳへ送信するタイミングｔ２までの間を高速ク
ロックに、自営制御キャリアを自営端末ＰＳへ送信する
タイミングｔ２から公衆基地局ＣＳから送信される次の
公衆制御キャリアを受信するタイミングｔ３までの間を
低速クロックに、動作クロックを切り替える。なお、よ
り厳密には、高速クロック動作は、公衆制御キャリア受
信（ｔ１）で同期合わせを行った後に、自営制御キャリ
ア送受信（ｔ２）を行う区間までとするのが望ましい。
中継方法では、クロック制御部１２９（クロック制御ス
テップ）において、公衆基地局ＣＳから公衆制御キャリ
アを受信するタイミングｔ１から自営制御キャリアを自
営端末ＰＳへ送信するタイミングｔ２までの間を高速ク
ロックに、自営制御キャリアを自営端末ＰＳへ送信する
タイミングｔ２から公衆基地局ＣＳから送信される次の
公衆制御キャリアを受信するタイミングｔ３までの間を
低速クロックに、動作クロックを切り替える。なお、よ
り厳密には、高速クロック動作は、公衆制御キャリア受
信（ｔ１）で同期合わせを行った後に、自営制御キャリ
ア送受信（ｔ２）を行う区間までとするのが望ましい。
【００７９】このように、本実施形態では、公衆制御キ
ャリアの受信タイミングから自営制御キャリアの送信タ
イミングまでの間だけを相対的に高速クロックで動作さ
せ、その他の期間は低速クロックで動作させることによ
り、公衆基地局ＣＳとの同期を常に保持し、自営端末Ｐ
Ｓに対して高精度の同期を確保しつつ、無線中継装置Ｈ
Ａの低消費電力化を図ることができる。
ャリアの受信タイミングから自営制御キャリアの送信タ
イミングまでの間だけを相対的に高速クロックで動作さ
せ、その他の期間は低速クロックで動作させることによ
り、公衆基地局ＣＳとの同期を常に保持し、自営端末Ｐ
Ｓに対して高精度の同期を確保しつつ、無線中継装置Ｈ
Ａの低消費電力化を図ることができる。
【００８０】〔第７の実施形態〕第７の実施形態に係る
無線中継装置は、第１の実施形態と同様に図１に示され
る構成を備えている。また図７は、本実施形態の無線中
継装置ＨＡが適用される通信システムの概念を説明する
構成図である。また図８は、本実施形態の無線中継装置
ＨＡにおいて、待ち受け動作中に行う制御キャリアの間
欠送受信のタイミング制御を説明するタイミングチャー
トである。すなわち、図８（ａ）は公衆基地局ＣＳ、図
８（ｂ）は無線中継装置ＨＡ、図８（ｃ）は自営端末Ｐ
Ｓ、図８（ｄ）は無線中継装置ＨＡの受信電界強度、図
８（ｅ）は無線中継装置ＨＡの送信電力であり、また図
８（ａ），（ｂ），（ｃ）において、上側に受信を、下
側に送信をそれぞれ示す。
無線中継装置は、第１の実施形態と同様に図１に示され
る構成を備えている。また図７は、本実施形態の無線中
継装置ＨＡが適用される通信システムの概念を説明する
構成図である。また図８は、本実施形態の無線中継装置
ＨＡにおいて、待ち受け動作中に行う制御キャリアの間
欠送受信のタイミング制御を説明するタイミングチャー
トである。すなわち、図８（ａ）は公衆基地局ＣＳ、図
８（ｂ）は無線中継装置ＨＡ、図８（ｃ）は自営端末Ｐ
Ｓ、図８（ｄ）は無線中継装置ＨＡの受信電界強度、図
８（ｅ）は無線中継装置ＨＡの送信電力であり、また図
８（ａ），（ｂ），（ｃ）において、上側に受信を、下
側に送信をそれぞれ示す。
【００８１】本実施形態の無線中継装置ＨＡおよび無線
中継方法では、受信電界強度測定部１１５（受信状態測
定ステップ）により受信信号の電界強度を測定し、送信
電力制御部１２１（送信電力制御ステップ）において
は、受信電界強度測定部１１５の測定結果に基づき送信
電力を調整する。
中継方法では、受信電界強度測定部１１５（受信状態測
定ステップ）により受信信号の電界強度を測定し、送信
電力制御部１２１（送信電力制御ステップ）において
は、受信電界強度測定部１１５の測定結果に基づき送信
電力を調整する。
【００８２】つまり、図７において、公衆エリアＡＲ１
と自営エリアＡＲ２が重複するエリアでは、図８（ｄ）
のタイミングｔ２，ｔ６に示すように、公衆基地局ＣＳ
からの公衆制御キャリアの受信電界強度は小さく、また
タイミングｔ４，ｔ８に示すように、自営端末ＰＳから
の自営制御キャリアの受信電界強度は大きい。このよう
な場合には、図８（ｄ）のタイミングｔ６に示すよう
に、公衆基地局ＣＳとの公衆制御キャリアの送受信タイ
ミングでは、無線中継装置ＨＡの送信電力を相対的に大
きくなるように、またタイミングｔ８に示すように、自
営端末ＰＳとの自営制御キャリアの送受信タイミングで
は、無線中継装置ＨＡの送信電力を相対的に小さくなる
ように制御する。
と自営エリアＡＲ２が重複するエリアでは、図８（ｄ）
のタイミングｔ２，ｔ６に示すように、公衆基地局ＣＳ
からの公衆制御キャリアの受信電界強度は小さく、また
タイミングｔ４，ｔ８に示すように、自営端末ＰＳから
の自営制御キャリアの受信電界強度は大きい。このよう
な場合には、図８（ｄ）のタイミングｔ６に示すよう
に、公衆基地局ＣＳとの公衆制御キャリアの送受信タイ
ミングでは、無線中継装置ＨＡの送信電力を相対的に大
きくなるように、またタイミングｔ８に示すように、自
営端末ＰＳとの自営制御キャリアの送受信タイミングで
は、無線中継装置ＨＡの送信電力を相対的に小さくなる
ように制御する。
【００８３】これにより、公衆基地局ＣＳまたは自営端
末ＰＳとの通信距離に対応して最適な（最小限度の）送
信電力に調整可能となるので、無線中継装置ＨＡの低消
費電力化を図ることができる。また、送信電力制御部１
２１（送信電力制御ステップ）における送信電力の調整
は、ユーザが入力部１１１を介して設定した設定量に基
づいて行っても良い。これにより、例えば、自営エリア
を近距離で使用するユーザが、通信距離に対応して最適
な（最小限度の）送信電力に調整可能となるので、無線
中継装置ＨＡの低消費電力化を図ることができる。
末ＰＳとの通信距離に対応して最適な（最小限度の）送
信電力に調整可能となるので、無線中継装置ＨＡの低消
費電力化を図ることができる。また、送信電力制御部１
２１（送信電力制御ステップ）における送信電力の調整
は、ユーザが入力部１１１を介して設定した設定量に基
づいて行っても良い。これにより、例えば、自営エリア
を近距離で使用するユーザが、通信距離に対応して最適
な（最小限度の）送信電力に調整可能となるので、無線
中継装置ＨＡの低消費電力化を図ることができる。
【００８４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の無線中継
装置、無線中継方法および記録媒体によれば、タイミン
グ制御手段（タイミング制御ステップ）により、自営制
御キャリアを自営端末へ送信するタイミングを、当該無
線中継装置に接続または登録されている自営端末の種別
により実時間で設定された制御キャリアの送信間隔、或
いは、ユーザが入力手段を介して設定した制御キャリア
の送信間隔に基づき生成するようにし、例えば、制御キ
ャリアの送信間隔を拡げるように設定することにより制
御キャリアの送信回数を減らし、消費電流を低減して無
線中継装置の低消費電力化を図ることが可能となる。
装置、無線中継方法および記録媒体によれば、タイミン
グ制御手段（タイミング制御ステップ）により、自営制
御キャリアを自営端末へ送信するタイミングを、当該無
線中継装置に接続または登録されている自営端末の種別
により実時間で設定された制御キャリアの送信間隔、或
いは、ユーザが入力手段を介して設定した制御キャリア
の送信間隔に基づき生成するようにし、例えば、制御キ
ャリアの送信間隔を拡げるように設定することにより制
御キャリアの送信回数を減らし、消費電流を低減して無
線中継装置の低消費電力化を図ることが可能となる。
【００８５】また、本発明によれば、公衆制御キャリア
の受信タイミングから自営制御キャリアの送信タイミン
グまでの間だけを相対的に高速クロックで動作させ、そ
の他の期間は低速クロックで動作させることにより、公
衆基地局との同期を常に保持し、自営端末に対して高精
度の同期を確保しつつ、無線中継装置の低消費電力化を
図ることができる。
の受信タイミングから自営制御キャリアの送信タイミン
グまでの間だけを相対的に高速クロックで動作させ、そ
の他の期間は低速クロックで動作させることにより、公
衆基地局との同期を常に保持し、自営端末に対して高精
度の同期を確保しつつ、無線中継装置の低消費電力化を
図ることができる。
【００８６】また、本発明によれば、受信状態測定手段
（受信状態測定ステップ）により受信信号の受信状態を
測定し、送信電力制御手段（送信電力制御ステップ）で
は、受信状態測定手段（受信状態測定ステップ）の測定
結果、或いは、ユーザが入力手段を介して設定した設定
量に基づき送信電力を調整することとしたので、通信距
離に対応して最適な（最小限度の）送信電力に調整可能
となり、無線中継装置の低消費電力化を図ることができ
る。
（受信状態測定ステップ）により受信信号の受信状態を
測定し、送信電力制御手段（送信電力制御ステップ）で
は、受信状態測定手段（受信状態測定ステップ）の測定
結果、或いは、ユーザが入力手段を介して設定した設定
量に基づき送信電力を調整することとしたので、通信距
離に対応して最適な（最小限度の）送信電力に調整可能
となり、無線中継装置の低消費電力化を図ることができ
る。
【図１】本発明の第１の実施形態に係る無線中継装置の
構成図である。
構成図である。
【図２】第１の実施形態の無線中継装置において、待ち
受け動作中に行う制御キャリアの間欠送受信のタイミン
グ制御を説明するタイミングチャートである。
受け動作中に行う制御キャリアの間欠送受信のタイミン
グ制御を説明するタイミングチャートである。
【図３】自営制御キャリアの構成を例示する説明図であ
る。
る。
【図４】第２の実施形態の無線中継装置が待ち受け動作
中に、他の無線中継装置との間で相互干渉が発生したと
きに行われる制御キャリアの間欠送受信のタイミング制
御を説明するタイミングチャートである。
中に、他の無線中継装置との間で相互干渉が発生したと
きに行われる制御キャリアの間欠送受信のタイミング制
御を説明するタイミングチャートである。
【図５】第３の実施形態の無線中継装置において、待ち
受け動作中に行う制御キャリアの間欠送受信のタイミン
グ制御を説明するタイミングチャートである。
受け動作中に行う制御キャリアの間欠送受信のタイミン
グ制御を説明するタイミングチャートである。
【図６】第４の実施形態の無線中継装置において、待ち
受け動作中に行う制御キャリアの間欠送受信のタイミン
グ制御を説明するタイミングチャートである。
受け動作中に行う制御キャリアの間欠送受信のタイミン
グ制御を説明するタイミングチャートである。
【図７】第７の実施形態の無線中継装置が適用される通
信システムの概念を説明する構成図である。
信システムの概念を説明する構成図である。
【図８】第７の実施形態の無線中継装置において、待ち
受け動作中に行う制御キャリアの間欠送受信のタイミン
グ制御を説明するタイミングチャートである。
受け動作中に行う制御キャリアの間欠送受信のタイミン
グ制御を説明するタイミングチャートである。
【図９】無線中継装置を用いた移動体通信システムの概
念を説明する構成図である。
念を説明する構成図である。
【図１０】従来の無線中継装置による通話チャネルの中
継タイミングを例示するタイミングチャートである。
継タイミングを例示するタイミングチャートである。
【図１１】従来の待ち受け動作中において行われる間欠
送信のタイミング制御を説明するタイミングチャートで
ある。
送信のタイミング制御を説明するタイミングチャートで
ある。
【図１２】待ち受け動作中において他の無線中継装置と
の間で相互干渉が発生したときに行われる間欠送信のタ
イミング制御を説明するタイミングチャートである。
の間で相互干渉が発生したときに行われる間欠送信のタ
イミング制御を説明するタイミングチャートである。
ＣＳ 公衆基地局 ＨＡ 無線中継装置 ＰＳ 自営端末 １０１ アンテナ １０３ 無線部 １０５ 無線制御部 １０７ ＴＤＭＡ処理部 １０９ 制御部 １１１ 入力部 １１５ 受信電界強度測定部（受信状態測定手段） １２１ 送信電力制御部 １２３ キャリアセンス制御部 １２５ 送受信タイミング制御部 １２７ 情報記憶部 １２９ クロック制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 5K028 AA11 BB04 BB06 CC02 CC05 DD01 DD02 DD04 HH02 HH03 LL11 MM12 NN44 RR01 RR03 5K067 AA03 BB04 BB08 CC04 EE02 EE06 EE10 EE72 GG03 GG09 5K072 AA04 AA21 BB13 BB25 CC02 CC15 CC31 DD16 DD17 EE20 EE22 EE23 FF26 GG14 GG25
Claims (27)
- 【請求項１】 時分割多重通信（ＴＤＭＡ）方式を使用
して公衆基地局と自営端末の間の無線通信を中継する無
線中継装置であって、 自営制御キャリアを前記自営端末へ送信するタイミング
を、当該無線中継装置に接続または登録されている自営
端末の種別により実時間で設定された制御キャリアの送
信間隔に基づき生成するタイミング制御手段を有するこ
とを特徴とする無線中継装置。 - 【請求項２】 時分割多重通信（ＴＤＭＡ）方式を使用
して公衆基地局と自営端末の間の無線通信を中継する無
線中継装置であって、 自営制御キャリアを前記自営端末へ送信するタイミング
を、ユーザが入力手段を介して設定した制御キャリアの
送信間隔に基づき生成するタイミング制御手段を有する
ことを特徴とする無線中継装置。 - 【請求項３】 前記自営端末の種別の数に上限が設定さ
れ、前記自営端末の種別の数が該上限を越えるとき、前
記自営端末の種別のうちの類似した種別は１つの種別に
まとめられることを特徴とする請求項１または２に記載
の無線中継装置。 - 【請求項４】 前記自営制御キャリアを前記自営端末へ
送信するタイミングから前記自営端末から制御キャリア
を受信するタイミングまでの間隔が最短であることを特
徴とする請求項１、２または３に記載の無線中継装置。 - 【請求項５】 最初の自営制御キャリアを前記自営端末
へ送信する前に、送信可能な全ての送信タイミングでキ
ャリアセンスを行うキャリアセンス制御手段を有し、 前記タイミング制御手段は、前記キャリアセンスの結果
に基づき、干渉波の無いタイミングで、前記自営制御キ
ャリアを前記自営端末へ送信させることを特徴とする請
求項１、２、３または４に記載の無線中継装置。 - 【請求項６】 最初の自営制御キャリアを前記自営端末
へ送信した後に、所定間隔で定期的に自営制御キャリア
の前記自営端末への送信を間引いて相互干渉の検出を行
い、該検出の結果、相互干渉を検出したときに、送信可
能な全ての送信タイミングでキャリアセンスを行うキャ
リアセンス制御手段を有し、 前記タイミング制御手段は、前記キャリアセンスの結果
に基づき、干渉波の無い再設定タイミングで、前記自営
制御キャリアを前記自営端末へ送信させることを特徴と
する請求項１、２、３または４に記載の無線中継装置。 - 【請求項７】 送信可能な全ての送信タイミングでキャ
リアセンスを行うキャリアセンス制御手段を有し、 前記タイミング制御手段は、前記キャリアセンスの結果
に基づき、干渉レベルが低く且つ前記公衆基地局から送
信される公衆制御キャリアの受信タイミングから最も近
いタイミングで、前記自営制御キャリアを前記自営端末
へ送信させることを特徴とする請求項１、２、３または
４に記載の無線中継装置。 - 【請求項８】 最初の自営制御キャリアを前記自営端末
へ送信する前に、送信可能な全ての送信タイミングでキ
ャリアセンスを行うキャリアセンス制御手段を有し、 前記タイミング制御手段は、前記キャリアセンスの結
果、干渉波の無いタイミングが存在しないときに、所定
間隔以上の間に相互干渉の発生する干渉頻度が低いタイ
ミングで、前記自営制御キャリアを前記自営端末へ送信
させることを特徴とする請求項１、２、３または４に記
載の無線中継装置。 - 【請求項９】 前記公衆基地局から公衆制御キャリアを
受信するタイミングから自営制御キャリアを前記自営端
末へ送信するタイミングまでの間を高速クロックに、前
記自営制御キャリアを前記自営端末へ送信するタイミン
グから前記公衆基地局から送信される次の公衆制御キャ
リアを受信するタイミングまでの間を低速クロックに、
動作クロックを切り替えるクロック制御手段を有するこ
とを特徴とする請求項１、２、３、４、５、６、７また
は８に記載の無線中継装置。 - 【請求項１０】 時分割多重通信（ＴＤＭＡ）方式を使
用して公衆基地局と自営端末の間の無線通信を中継する
無線中継装置であって、 前記公衆基地局から公衆制御キャリアを受信するタイミ
ングから自営制御キャリアを前記自営端末へ送信するタ
イミングまでの間を高速クロックに、前記自営制御キャ
リアを前記自営端末へ送信するタイミングから前記公衆
基地局から送信される次の公衆制御キャリアを受信する
タイミングまでの間を低速クロックに、動作クロックを
切り替えるクロック制御手段を有することを特徴とする
無線中継装置。 - 【請求項１１】 受信信号の受信状態を測定する受信状
態測定手段と、 前記受信状態測定手段の測定結果に基づき送信電力を調
整する送信電力制御手段と、を有することを特徴とする
請求項１、２、３、４、５、６、７、８、９または１０
に記載の無線中継装置。 - 【請求項１２】 時分割多重通信（ＴＤＭＡ）方式を使
用して公衆基地局と自営端末の間の無線通信を中継する
無線中継装置であって、 受信信号の受信状態を測定する受信状態測定手段と、 前記受信状態測定手段の測定結果に基づき送信電力を調
整する送信電力制御手段と、を有することを特徴とする
無線中継装置。 - 【請求項１３】 ユーザが入力手段を介して設定した設
定量に基づき送信電力を調整する送信電力制御手段を有
することを特徴とする請求項１、２、３、４、５、６、
７、８、９または１０に記載の無線中継装置。 - 【請求項１４】 時分割多重通信（ＴＤＭＡ）方式を使
用して公衆基地局と自営端末の間の無線通信を中継する
無線中継装置の無線中継方法であって、 自営制御キャリアを前記自営端末へ送信するタイミング
を、当該無線中継装置に接続または登録されている自営
端末の種別により実時間で設定された制御キャリアの送
信間隔に基づき生成するタイミング制御ステップを有す
ることを特徴とする無線中継方法。 - 【請求項１５】 時分割多重通信（ＴＤＭＡ）方式を使
用して公衆基地局と自営端末の間の無線通信を中継する
無線中継装置の無線中継方法であって、 自営制御キャリアを前記自営端末へ送信するタイミング
を、ユーザが入力手段を介して設定した制御キャリアの
送信間隔に基づき生成するタイミング制御ステップを有
することを特徴とする無線中継方法。 - 【請求項１６】 前記自営端末の種別の数に上限が設定
され、前記自営端末の種別の数が該上限を越えるとき、
前記自営端末の種別のうちの類似した種別は１つの種別
にまとめられることを特徴とする請求項１４または１５
に記載の無線中継方法。 - 【請求項１７】 前記自営制御キャリアを前記自営端末
へ送信するタイミングから前記自営端末から制御キャリ
アを受信するタイミングまでの間隔が最短であることを
特徴とする請求項１４、１５または１６に記載の無線中
継方法。 - 【請求項１８】 最初の自営制御キャリアを前記自営端
末へ送信する前に、送信可能な全ての送信タイミングで
キャリアセンスを行うキャリアセンス制御ステップを有
し、 前記タイミング制御ステップは、前記キャリアセンス制
御ステップの結果に基づき、干渉波の無いタイミング
で、前記自営制御キャリアを前記自営端末へ送信させる
ことを特徴とする請求項１４、１５、１６または１７に
記載の無線中継方法。 - 【請求項１９】 最初の自営制御キャリアを前記自営端
末へ送信した後に、所定間隔で定期的に自営制御キャリ
アの前記自営端末への送信を間引いて相互干渉の検出を
行い、該検出の結果、相互干渉を検出したときに、送信
可能な全ての送信タイミングでキャリアセンスを行うキ
ャリアセンス制御ステップを有し、 前記タイミング制御ステップは、前記キャリアセンス制
御ステップの結果に基づき、干渉波の無い再設定タイミ
ングで、前記自営制御キャリアを前記自営端末へ送信さ
せることを特徴とする請求項１４、１５、１６または１
７に記載の無線中継方法。 - 【請求項２０】 送信可能な全ての送信タイミングでキ
ャリアセンスを行うキャリアセンス制御ステップを有
し、 前記タイミング制御ステップは、前記キャリアセンス制
御ステップの結果に基づき、干渉レベルが低く且つ前記
公衆基地局から送信される公衆制御キャリアの受信タイ
ミングから最も近いタイミングで、前記自営制御キャリ
アを前記自営端末へ送信させることを特徴とする請求項
１４、１５、１６または１７に記載の無線中継方法。 - 【請求項２１】 最初の自営制御キャリアを前記自営端
末へ送信する前に、送信可能な全ての送信タイミングで
キャリアセンスを行うキャリアセンス制御ステップを有
し、 前記タイミング制御ステップは、前記キャリアセンス制
御ステップの結果、干渉波の無いタイミングが存在しな
いときに、所定間隔以上の間に相互干渉の発生する干渉
頻度が低いタイミングで、前記自営制御キャリアを前記
自営端末へ送信させることを特徴とする請求項１４、１
５、１６または１７に記載の無線中継方法。 - 【請求項２２】 前記公衆基地局から公衆制御キャリア
を受信するタイミングから自営制御キャリアを前記自営
端末へ送信するタイミングまでの間を高速クロックに、
前記自営制御キャリアを前記自営端末へ送信するタイミ
ングから前記公衆基地局から送信される次の公衆制御キ
ャリアを受信するタイミングまでの間を低速クロック
に、動作クロックを切り替えるクロック制御ステップを
有することを特徴とする請求項１４、１５、１６、１
７、１８、１９、２０または２１に記載の無線中継方
法。 - 【請求項２３】 時分割多重通信（ＴＤＭＡ）方式を使
用して公衆基地局と自営端末の間の無線通信を中継する
無線中継装置の無線中継方法であって、 前記公衆基地局から公衆制御キャリアを受信するタイミ
ングから自営制御キャリアを前記自営端末へ送信するタ
イミングまでの間を高速クロックに、前記自営制御キャ
リアを前記自営端末へ送信するタイミングから前記公衆
基地局から送信される次の公衆制御キャリアを受信する
タイミングまでの間を低速クロックに、動作クロックを
切り替えるクロック制御ステップを有することを特徴と
する無線中継方法。 - 【請求項２４】 受信信号の受信状態を測定する受信状
態測定ステップと、 前記受信状態測定ステップの測定結果に基づき送信電力
を調整する送信電力制御ステップと、を有することを特
徴とする請求項１４、１５、１６、１７、１８、１９、
２０、２１、２２または２３に記載の無線中継方法。 - 【請求項２５】 時分割多重通信（ＴＤＭＡ）方式を使
用して公衆基地局と自営端末の間の無線通信を中継する
無線中継装置の無線中継方法であって、 受信信号の受信状態を測定する受信状態測定ステップ
と、 前記受信状態測定ステップの測定結果に基づき送信電力
を調整する送信電力制御ステップと、を有することを特
徴とする無線中継方法。 - 【請求項２６】 ユーザが入力手段を介して設定した設
定量に基づき送信電力を調整する送信電力制御ステップ
を有することを特徴とする請求項１４、１５、１６、１
７、１８、１９、２０、２１、２２または２３に記載の
無線中継方法。 - 【請求項２７】 請求項１４、１５、１６、１７、１
８、１９、２０、２１、２２、２３、２４、２５または
２６に記載の無線中継方法をコンピュータに実行させる
ためのプログラムとして記憶したコンピュータにより読
み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000256077A JP2002077978A (ja) | 2000-08-25 | 2000-08-25 | 無線中継装置、無線中継方法および記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000256077A JP2002077978A (ja) | 2000-08-25 | 2000-08-25 | 無線中継装置、無線中継方法および記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002077978A true JP2002077978A (ja) | 2002-03-15 |
Family
ID=18744743
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000256077A Pending JP2002077978A (ja) | 2000-08-25 | 2000-08-25 | 無線中継装置、無線中継方法および記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002077978A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2427792A (en) * | 2005-06-29 | 2007-01-03 | Toshiba Res Europ Ltd | Resource allocation in a Communication System using OFDMA. |
| JP2007505530A (ja) * | 2003-09-12 | 2007-03-08 | ボーダフォン フォルディング ゲーエムベーハー | 無線リレー回路で協同ダイバーシティを活用する方法およびシステム |
| JP2007166620A (ja) * | 2005-12-10 | 2007-06-28 | Samsung Electronics Co Ltd | マルチホップ中継方式のセルラネットワークにおける動作転換ギャップを調整するための装置及び方法 |
| JP2008306664A (ja) * | 2007-06-11 | 2008-12-18 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | アレーアンテナ装置、アレーアンテナの通信方法、リレー通信システム及びリレー通信方法 |
| JP2012004825A (ja) * | 2010-06-16 | 2012-01-05 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 無線通信システム |
| WO2012049806A1 (ja) * | 2010-10-12 | 2012-04-19 | パナソニック株式会社 | 無線通信システム |
| JP2014131363A (ja) * | 2009-09-25 | 2014-07-10 | Sony Corp | 中継装置、管理サーバ、および通信端末 |
-
2000
- 2000-08-25 JP JP2000256077A patent/JP2002077978A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007505530A (ja) * | 2003-09-12 | 2007-03-08 | ボーダフォン フォルディング ゲーエムベーハー | 無線リレー回路で協同ダイバーシティを活用する方法およびシステム |
| GB2427792A (en) * | 2005-06-29 | 2007-01-03 | Toshiba Res Europ Ltd | Resource allocation in a Communication System using OFDMA. |
| GB2427792B (en) * | 2005-06-29 | 2008-04-02 | Toshiba Res Europ Ltd | Wireless communications system |
| JP2007166620A (ja) * | 2005-12-10 | 2007-06-28 | Samsung Electronics Co Ltd | マルチホップ中継方式のセルラネットワークにおける動作転換ギャップを調整するための装置及び方法 |
| JP4545736B2 (ja) * | 2005-12-10 | 2010-09-15 | 三星電子株式会社 | マルチホップ中継方式のセルラネットワークにおける動作転換ギャップを調整するための装置及び方法 |
| US7952988B2 (en) | 2005-12-10 | 2011-05-31 | Samsung Electronics Co., Ltd | Apparatus and method of controlling action change gap in multi-hop relay cellular network |
| JP2008306664A (ja) * | 2007-06-11 | 2008-12-18 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | アレーアンテナ装置、アレーアンテナの通信方法、リレー通信システム及びリレー通信方法 |
| JP2014131363A (ja) * | 2009-09-25 | 2014-07-10 | Sony Corp | 中継装置、管理サーバ、および通信端末 |
| JP2012004825A (ja) * | 2010-06-16 | 2012-01-05 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 無線通信システム |
| WO2012049806A1 (ja) * | 2010-10-12 | 2012-04-19 | パナソニック株式会社 | 無線通信システム |
| CN103168435A (zh) * | 2010-10-12 | 2013-06-19 | 松下电器产业株式会社 | 无线通信*** |
| JP5603949B2 (ja) * | 2010-10-12 | 2014-10-08 | パナソニック株式会社 | 無線通信システム |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP2157739B1 (en) | Communication system, communication device, communication method, and computer program | |
| US8923226B2 (en) | Timing synchronization methods and apparatus | |
| US9288774B2 (en) | Communications apparatuses and method for multi-level transmission power control thereof | |
| US9386551B2 (en) | Systems and methods for synchronization of wireless devices in an ad-hoc network | |
| US10517071B2 (en) | Wireless communication device, wireless communication system, wireless communication method and program | |
| JP7407182B2 (ja) | 非アクセスポイントマルチバンドデバイスおよび通信方法 | |
| US20060013160A1 (en) | Peer connectivity in ad-hoc communications systems | |
| JP2005101756A (ja) | 無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法、並びにコンピュータ・プログラム | |
| CN111328081B (zh) | 一种无线自组网方法 | |
| US20140287682A1 (en) | Communication device and communication method | |
| CN105939531B (zh) | 用于信道跳变无线网络中的电力节省的装置和方法 | |
| JP2002164837A (ja) | 移動通信システム及び基地局装置 | |
| EP3515122B1 (en) | Communication device, communication method and program | |
| US7564832B2 (en) | Scheduling poll packets in bluetooth sniff mode | |
| JP2010056653A (ja) | 無線中継装置および無線中継方法 | |
| JP2002077978A (ja) | 無線中継装置、無線中継方法および記録媒体 | |
| US20230262553A1 (en) | Multilink device for switching operation | |
| JP2019033321A (ja) | 通信装置、通信装置の制御方法、及びプログラム | |
| JP7277109B2 (ja) | 通信装置、制御方法、及びプログラム | |
| JP2022526305A (ja) | Ｔｓｃｈの１次及び２次ネットワークにおける最適化されたユニキャスト及びブロードキャスト通信 | |
| JP4380220B2 (ja) | 無線中継装置 | |
| EP3515127A1 (en) | Communication device, communication method, and program | |
| JP2002077979A (ja) | 無線中継装置、無線中継方法および記録媒体 | |
| EP4228323A1 (en) | Multilink device for switching operation | |
| JP4201668B2 (ja) | 無線端末における共有データの同期方法および無線モジュール |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20060324 |