JP2002076432A - 端面発光型半導体装置、その製造方法及び光空間伝送装置 - Google Patents

端面発光型半導体装置、その製造方法及び光空間伝送装置

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JP2002076432A
JP2002076432A JP2000260984A JP2000260984A JP2002076432A JP 2002076432 A JP2002076432 A JP 2002076432A JP 2000260984 A JP2000260984 A JP 2000260984A JP 2000260984 A JP2000260984 A JP 2000260984A JP 2002076432 A JP2002076432 A JP 2002076432A
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edge
semiconductor device
main surface
substrate
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Kichiko Yana
吉鎬 梁
Yoshihiro Ogawa
芳宏 小川
Masaru Sasakura
賢 笹倉
Takeshi Maruyama
剛 丸山
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Stanley Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光効率を低下させることなく、比較的大き
な光出力を得ることが可能な端面発光型半導体装置を提
供する。 【解決手段】 基板が、相互に平行に配置された第1及
び第2の端面と、該第1及び第2の端面を接続する主面
とを有する。主面上に活性層が形成されている。活性層
の上に、第1の端面上の点と第2の端面上の点とを接続
する経路に沿って尾根状部分が配置されている。尾根状
部分は、活性層の屈折率よりも低い屈折率を有する半導
体材料で形成されて導波路を画定する。経路は、第1の
端面側の第1の部分と第2の端面側の第2の部分とから
構成されている。第1の端面の主面内に向かう法線と第
1の部分とが第1の角度をなす。第2の端面の主面内に
向かう法線と第2の部分とが、第1の角度よりも小さな
第2の角度をなす。電極が、活性層のうち前記経路に沿
った領域に電流を注入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端面発光型半導体
装置、その製造方法、及び光空間伝送装置に関し、特に
スーパールミネッセント光(SL光)を発光する端面発
光型半導体装置、その製造方法、及びそれを用いた光空
間伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】スーパールミネッセントダイオード(S
LD)が、半導体光増幅器や光ファイバジャイロ用光源
として研究されてきた。SLDからの出力光は、コヒー
レンス性が低い。SLDの動作は、レーザ発振を抑制す
ることを前提としているが、SL光は、光利得を有する
導波路を経て出射するため、高速変調を行うことが可能
である。このため、SLDは、高速の光空間伝送用素子
として注目されている。レーザ発振を抑止する方法とし
て、導波路の両端における反射率を低減させる方法、及
び導波路の一部に光吸収領域を設ける方法等が提案され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】導波路の両端における
反射率を低減させるために、導波路の両端が無反射コー
ティングされる。しかし、反射率を1×10-5以下にし
て高出力SLDを作製することが困難であり、実用的で
はない。また、導波路の一部に光吸収領域を設けたSL
Dでは、発光層で発光した光のエネルギの約半分が吸収
されてしまう。このため、発光効率が低下するととも
に、光吸収による発熱が問題になる。さらに、素子長が
長くなってしまう。
【0004】本発明の目的は、発光効率を低下させるこ
となく、比較的大きな光出力を得ることが可能な端面発
光型半導体装置及びその製造方法を提供することであ
る。
【0005】本発明の他の目的は、上記端面発光型半導
体装置を用いた光空間伝送装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の一観点による
と、相互に平行に配置された第1及び第2の端面と、該
第1及び第2の端面を接続する主面とを有する基板と、
前記主面上に形成され、キャリアの注入によって発光す
る半導体材料からなる活性層と、前記活性層の上に、前
記第1の端面上の点と前記第2の端面上の点とを接続す
る経路に沿って配置された尾根状部分であって、該尾根
状部分が前記活性層の屈折率よりも低い屈折率を有する
半導体材料で形成されて導波路を画定し、前記経路が前
記主面に沿い、前記第1の端面側の第1の部分と前記第
2の端面側の第2の部分とから構成され、前記第1の部
分と前記第1の端面とが接続された点において、前記第
1の端面の前記主面内に向かう法線と前記第1の部分と
が第1の角度をなし、前記第2の部分と前記第2の端面
とが接続された点において、前記第2の端面の前記主面
内に向かう法線と前記第2の部分とが、前記第1の角度
よりも小さな第2の角度をなす前記尾根状部分と、前記
活性層のうち前記経路に沿った領域に電流を注入する電
極とを有する端面発光型半導体装置が提供される。
【0007】第1の部分が第1の端面の法線から傾いて
いるため、尾根状部分に沿った経路を第1の端面に向か
って伝搬する光が、第1の端面で反射された反射光のう
ち、経路内に戻ってくる成分が少ない。このため、レー
ザ発振を抑制することができる。これにより、第1の端
面からSL光が放射される。第2の角度が第1の角度よ
りも小さいため、第2の端面で反射された反射光のうち
より多くの成分が経路内に戻ってくる。このため、第2
の端面からの無駄な放射を抑制し、第1の端面から放射
されるSL光の強度を高めることができる。
【0008】本発明の他の観点によると、上記端面発光
型半導体装置と、前記端面発光型半導体装置の第1の端
面から放射された光を受光する受光装置とを有する光空
間伝送装置が提供される。
【0009】SL光を用いて光空間伝送を行うことによ
り、LEDの発光を用いる場合に比べて高速伝送を可能
にすることができる。
【0010】本発明のさらに他の観点によると、半導体
基板表面の2つの劈開方向をそれぞれX方向及びY方向
とし、Y方向に平行で、かつX方向にある距離を隔てて
配列した複数の第1の仮想直線、及びX方向に平行で、
かつY方向にある間隔を隔てて配列した複数の第2の仮
想直線を考えたとき、該半導体基板の表面上に、電流注
入によって発光する活性層を形成する工程と、前記半導
体基板の表面に平行な複数の経路に沿って光を伝搬させ
る導波構造であって、該複数の経路の各々が、相互に隣
り合う前記第1の仮想直線の間に配置され、Y方向に対
して傾斜している第1の部分とY方向に平行な第2の部
分とがY方向に交互に配置されたパターンを有し、前記
第1の部分及び第2の部分の各々が前記第2の仮想直線
と交差している前記導波構造を形成する工程と、前記半
導体基板の表面上に、前記第1の仮想直線に沿った溝を
形成する工程と、前記半導体基板を、前記第2の仮想直
線に沿って劈開する工程と、劈開された半導体基板を、
前記溝に沿ってさらに劈開する工程とを有する端面発光
型半導体装置の製造方法が提供される。
【0011】直線状の第1の部分及び第2の部分が、第
2の仮想直線と交差しているため、第2の仮想直線に沿
って劈開する際に、高い位置精度が要求されない。
【0012】
【発明の実施の形態】図1に、実施例によるSLDの断
面図を示す。n型GaAsからなる基板1の主面上に、
n型GaAsからなるバッファ層2が形成されている。
基板1の主面のミラー指数は(100)である。基板1
及びバッファ層2に添加された不純物はシリコン(S
i)であり、その濃度は1×1018cm-3である。バッ
ファ層2の上に、バンドギャップ1.90eVのn型I
nGaPからなる厚さ1μmのn型クラッド層3が形成
されている。n型クラッド層3に添加されたn型不純物
はSiであり、その濃度は7.5×1017cm-3であ
る。
【0013】n型クラッド層3の上にn側分離閉じ込め
型ヘテロ層(SCH層)4、多重量子井戸層(活性層)
5、p側SCH層6が順番に積層されている。n側SC
H層4及びp側SCH層6は、共にバンドギャップ1.
45〜1.85eVのInGaAsPで形成され、その
厚さは80nmである。多重量子井戸層5は、InGa
Asからなる厚さ5nmの3層の井戸層と、InGaA
sPからなる厚さ10nmの2層のバリア層とで構成さ
れ、両者が交互に積層された積層構造を有する。井戸層
は、波長0.94μmに相当するバンドギャップを有
し、バリア層は波長0.76μmに相当するバンドギャ
ップを有する。
【0014】p型SCH層6の上に、p型InGaPか
らなる厚さ0.3μmのp型クラッド層7、p型GaA
sからなる厚さ3nmのエッチング停止層8が順番に形
成されている。エッチング停止層8の上に、さ0.7
μmのp型InGaP層9と厚さ0.2μmのp型Ga
As層10とが順番に形成されている。この2層に、相
互に平行に配置され、エッチング停止層8の上面まで達
する2本の溝13が形成されている。2本の溝13の間
に、p型InGaPからなる尾根状クラッド9aとp型
GaAsからなるコンタクト層10aとの積層が画定さ
れる。尾根状クラッド9aとコンタクト層10aとで構
成される尾根状部分が、多重量子井戸層5に沿った導波
路を画定する。
【0015】p型クラッド層7及びp型InGaP層9
に添加された不純物は亜鉛(Zn)であり、その濃度は
7.5×1017cm-3である。コンタクト層10aに添
加された不純物はZnであり、その濃度は1×1019
2×1019cm-3である。
【0016】図2に、実施例によるSLDの平面図を示
す。図1は、図2の一点鎖線A1−A1における断面図
に相当する。基板1の主面は、長さ750μm、幅20
0μmの長方形状である。主面の2つの短辺のうち一方
の辺に対応する端面が出射端面23であり、他方の短辺
に対応する端面が反射端面24である。
【0017】尾根状クラッド9aは、出射端面23上の
点25と、反射端面24上の点26とを接続する導波路
20に沿って配置されている。導波路20は、出射端面
23側の第1の部分21と、反射端面24側の第2の部
分22とから構成されている。第1の部分21は直線状
であり、点25から主面内に向かう出射端面23の法線
に対して傾いている。この傾き角をチルト角αとする。
【0018】第2の部分22は、反射端面24に連続す
る直線状部分22bと、直線状部分22bを第1の部分
21に滑らかに接続する円弧状部分22aとで構成され
る。直線状部分22bは反射端面24に直交する。円弧
状部分22aの中心角の大きさはチルト角αに等しい。
【0019】出射端面23上に、反射防止膜31が形成
され、反射端面24上に、反射膜32が形成されてい
る。
【0020】図1に戻って説明を続ける。基板1の4つ
の端面のうち出射端面23及び反射端面24以外の側端
面27及び28と、基板1の主面との稜に対応する部分
が面取りされている。多重量子井戸層5の端部が、この
面取り部15の斜面内に位置している。面取り部15、
溝13の側面、及び両者の間のp型GaAs層10の上
面が絶縁材料、例えば酸化シリコンからなる保護膜11
で覆われている。
【0021】保護膜11及びコンタクト層10aの上面
を、p側電極12が覆う。p側電極12は、厚さ300
nmのTiAu合金膜である。基板1の裏面上に、n側
電極14が形成されている。n側電極14は、厚さ20
0nmのAuGe合金膜である。
【0022】次に、図1及び図2に示した実施例による
SLDの製造方法について説明する。まず、基板1の主
面上に、バッファ層2からp型GaAs層10までを、
有機金属化学気相成長(MOCVD)により順番に積層
する。用いる原料は、トリメチルガリウム(TMG
a)、トリメチルインジウム(TMIn)、アルシン
(AsH3)、フォスフィン(PH3)である。不純物で
あるZn及びSiの原料として、ジメチル亜鉛(DMZ
n)及びシラン(SiH4)を用いる。成長温度は73
0℃、圧力は1×104Paとする。GaAs層を成膜
する時のV/III比は100、InGaP層を成膜す
る時のV/III比は76とする。
【0023】次に、p型GaAs層10の上面からエッ
チング停止層8の上面まで達する溝13を形成する。p
型GaAs層10のエッチングは、リン酸(H3PO4
と過酸化水素(H22)と水(H2O)とを混合したエ
ッチャントを用いて行われる。p型InGaP層9のエ
ッチングは、塩酸(HCl)とリン酸とを混合したエッ
チャントを用いて行われる。p型InGaP層9の下に
エッチング停止層8が配置されているため、エッチング
の深さを再現性よく制御することができる。
【0024】次に、面取り部15に対応する位置にV溝
を形成する。面取り部15の斜面は、このV溝の片側の
側面に相当する。
【0025】基板の全面上に、酸化シリコン膜を電子ビ
ーム蒸着により形成する。この酸化シリコン膜をパター
ニングすることにより、コンタクト層10aの上面を露
出させる。さらに、全面上に、p側電極12をスパッタ
リングにより形成する。基板1の厚さが100μm程度
になるまで基板1の裏面を研磨する。研磨後、基板1の
裏面上にn側電極14をスパッタリングにより形成す
る。
【0026】次に、出射端面23及び反射端面24に沿
って、第1次劈開を行う。スパッタリングにより、出射
端面23の表面上に反射防止膜31を形成し、反射端面
24の表面上に反射膜32を形成する。反射防止膜31
及び反射膜32は、酸化チタン膜と酸化シリコン膜との
積層構造を有する。
【0027】次に、V溝に沿って第2次劈開を行う。第
2次劈開により、図1に示した側端面27及び28が現
れ、ウエハがチップ単位に分割される。
【0028】上記実施例によるSLDにおいては、尾根
状部分9a、10aにより曲がった導波路が画定され
る。出射端面23に対して導波路が斜めに交わるため、
出射端面23で反射された光束がほとんど導波路に戻ら
ない。このため、レーザ発振を抑制することができる。
また、反射端面24側においては、導波路が反射端面2
4に垂直に交わる。このため、比較的多くの反射波が導
波路に戻る。これにより、反射端面24からの無駄な出
射を少なくするとともに、出射端面23からのSL光の
出力を高めることができる。
【0029】尾根状部分9a及び10aの両脇に形成さ
れた溝13内は、大気で満たされる。尾根状部分9a及
び10aの屈折率と大気の屈折率との差が大きいため、
導波効果を高めることができる。特に、図2に示したよ
うな曲がった導波路を有する場合には、実施例の構造を
採用して導波効果を高めることが好ましい。
【0030】また、上記実施例によるSLDでは、図1
に示したように、多重量子井戸層5の側端面27及び2
8側の端部が、面取り部15の斜面内に位置している。
この斜面は、エッチングにより形成されたV溝の側面で
ある。一般に、pn接合部にクラックが進入すると、ク
ラックに起因したリーク電流が発生する。実施例の場合
には、pn接合部よりも深い位置までV溝が形成され、
このV溝を利用して劈開が行われる。pn接合部に、ス
クライブによるクラックが発生しないため、リーク電流
の増加を防止することができる。さらに、スクライブに
よるチップの汚れを防止することができる。
【0031】p側電極12を放熱ブロック等に接着(ボ
ンディング)する際に、AuSn、AuGe、SnP
b、In等のボンディング材がSLDチップの端面に回
り込む場合がある。上記実施例では、多重量子井戸層5
の側端面27及び28側の端部が、保護膜11で覆われ
ているため、ボンディング材の回り込みによるリーク電
流の増加を防止することができる。
【0032】上記実施例では、第2次劈開のためにV溝
を形成したが、V溝の代わりに断面がU字状の溝を形成
し、その溝の底面をスクライブしてもよい。U字状の溝
を多重量子井戸層5の下面の位置よりも深くすれば、ス
クライブによるクラックがpn接合部に発生することを
防止できる。
【0033】図3に、上記実施例により製造されたSL
Dの発光スペクトルの一例を示す。横軸は発光波長を単
位「nm」で表し、縦軸は発光強度を、その最大値を1
00とした相対目盛で表す。SLDの発光スペクトル
は、レーザ発振した場合の発光スペクトルに比べて、ブ
ロードなスペクトル特性を有する。
【0034】発光強度の最大値をImax、発光強度の最
大値を与える発光波長の極近傍の波長域における発光強
度の最低値をIminとしたとき、スペクトル変調度SM
D(Spectral Modulation Dep
th)が、
【0035】
【数1】 SMD=(Imax−Imin)/(Imax+Imin) で定義される。レーザ発振した場合には、SMDがほぼ
100%になる。上記実施例によるSLDでは、SMD
を20%以下とすることができた。
【0036】図4に、図2に示した第2の部分22の直
線状部分22bの長さを変化させたときの、出力及びS
MDの変化を示す。なお、注入電流は100mAであ
る。横軸は、直線状部分22bの長さを単位「μm」で
表し、左縦軸はSL光の出力を単位「mW」で表し、右
縦軸はSMDを単位「%」で表す。なお、SLDチップ
の長辺の長さ(出射端面23と反射端面24との間隔)
は750μmであり、尾根状部分9a、10aの幅は4
μmであり、出射端面23の反射率は0.3%であり、
反射端面24の反射率は31%であり、チルト角αは7
°である。なお、尾根状部分9a、10aの幅とは、コ
ンタクト層10aの上面の幅を意味する。また、直線状
部分22bの長さが0μmであるということは、図2の
円弧状部分22aが反射端面24に直接接続されている
ことを意味する。
【0037】直線状部分22bを長くすると、SMDが
大きくなり、レーザ発振に近づくとともに、出力が低下
している。これは、下記の理由によるものと考えられ
る。すなわち、直線状部分22bに沿って出射端面23
に向かって伝搬する光のうち一部は、第1の部分21内
に進入せずそのまま直進する。直進した光は、出射端面
で反射し、直線状部分22b内に戻ってくる。直線状部
分22bが長くなり出射端面23に近づくと、直線状部
分22bに戻ってくる成分が多くなる。このため、レー
ザ発振に近づき、SMDが大きくなったと考えられる。
【0038】直線状部分22bが短い場合には、上述の
直進する成分の減衰が大きくなるため、出射端面23で
反射して直線状部分22bに戻ってくる成分は非常に少
ない。このため、レーザ発振しにくくなり、SMDが小
さくなると考えられる。レーザ発振を抑制し、SMDを
小さくするためには、主面の長辺の長さ(出射端面23
と反射端面24との間隔)に対する直線状部分22bの
長さの比を、1/2以下とすることが好ましい。
【0039】図5(A)に、直線状部分22bの長さを
0にした場合のSLDの概略平面図を示す。第2の部分
22が円弧状部分のみで構成される。この場合、円弧状
部分22の中心点が反射端面24上に位置し、円弧状部
分22が反射端面24に対して垂直に交わる。
【0040】図5(B)に、円弧状部分の中心点が反射
端面24よりも外側に位置する場合を示す。この場合、
第2の部分22と反射端面24とが接続された点26に
おいて、反射端面24の主面内に向かう法線と第2の部
分22との成す角βが、チルト角αよりも小さい。この
ように、角βをチルト角αよりも小さくすると、導波路
20を第1の部分21のみで構成した場合に比べて、反
射端面24で反射された光のうち導波路20に戻ってく
る成分が多くなる。これにより、出射端面23から出射
するSL光の強度を高めることができる。
【0041】図5では、第2の部分22を円弧状とした
場合を示したが、その他の曲線状としてもよい。ただ
し、伝搬損失を少なくするために、第2の部分22を、
変曲点を持たない曲線状とすることが好ましい。
【0042】図6に、図2に示したチルト角αの大きさ
と、SL光の出力及びSMDとの関係を示す。横軸はチ
ルト角αの大きさを単位「度」で表し、左縦軸は出射端
面からの相対出力を任意目盛で表し、右縦軸はSMDを
単位「%」で表す。SLDチップの長辺の長さは750
μmであり、導波路20の直線状部分22bの長さは2
00μmであり、尾根状部分9a、10aの幅は4μm
である。なお、図6に示した各SLDにおいては、図2
に示した出射端面23及び反射端面24上に、それぞれ
反射防止膜31及び反射膜32が形成されていない。な
お、反射防止膜31及び反射膜32を形成すると、出力
及びSMDの絶対値は変化するが、チルト角αの変化に
対する出力及びSMDの変動の傾向は変わらないであろ
う。
【0043】チルト角αが大きくなると、SMDが減少
する。これは、出射端面23で反射した成分のうち導波
路内に戻ってくる成分が少ないためと考えられる。ま
た、チルト角αが大きくなると、出力が低下している。
これは、出射端面23で反射し、SLDチップ内に戻る
成分が多くなり、出射端面23から外部に出射する成分
が少なくなるためと考えられる。実用的には、チルト角
αを2°〜10°とすることが好ましく、5°〜7°と
することがより好ましい。
【0044】図7に、図1に示した尾根状部分9a、1
0aの幅と、SL光の出力及びSMDとの関係を示す。
横軸は尾根状部分9a、10aの幅を単位「μm」で表
す。左縦軸及び右縦軸は、図6のそれと同様である。な
お、SLDチップの長辺の長さは750μmであり、導
波路20の直線状部分22bの長さは200μmであ
り、出射端面23及び反射端面24の反射率は共に31
%であり、チルト角αは7°である。
【0045】尾根状部分の幅が広がるに従って、SL光
の出力及びSMDが共に低下している。高出力のSL光
を得るために、尾根状部分の幅を、10μm以下とする
ことが好ましい。
【0046】図8に、出射端面23の反射率と、SL光
の出力及びSMDとの関係を示す。横軸は出射端面23
の反射率を単位「%」で表す。左縦軸及び右縦軸は、図
6のそれと同じである。なお、SLDチップの長辺の長
さは750μmであり、導波路20の直線状部分22b
の長さは200μmであり、尾根状部分の幅は4μmで
あり、チルト角αは7°である。反射端面24上には、
反射膜32が形成されておらず、劈開面が露出してい
る。
【0047】出射端面23の反射率がほぼ0%のSLD
は、出射端面23上に反射防止膜31が形成されている
ものである。また、出射端面23の反射率が31%のS
LDは、出射端面23上に反射防止膜が形成されておら
ず、劈開面が露出しているものである。出射端面23の
反射率が増加すると、出力が低下し、SMDが大きくな
っていることがわかる。これは、出射端面23に到達し
た光のうち、出射端面23で反射し、導波路内に戻る成
分が増加し、レーザ発振し易くなったためと考えられ
る。図8に示したように、出射端面23上に反射防止膜
31を形成することにより、出力を増加させ、かつSM
Dを減少させることができる。
【0048】図9に、反射端面24の反射率と、SL光
出力及びSMDとの関係を示す。横軸は反射端面24の
反射率を単位「%」で表す。左縦軸及び右縦軸は、図6
のそれと同じである。なお、SLDチップの長辺の長さ
は750μmであり、導波路20の直線状部分22bの
長さは200μmであり、尾根状部分9a、10aの幅
は4μmであり、チルト角αは7°である。出射端面2
3の反射率は0.3%である。
【0049】反射端面24の反射率が増加すると、SM
Dが大きくなっている。これは、反射端面24からの反
射光が導波路内に戻り、レーザ発振し易くなったためと
考えられる。反射端面24の反射率が3%程度まで低下
すると、出力が低下するが、反射端面24の反射率が1
0%の時には、反射率が31%の時と同等の出力が得ら
れている。出力の低下を招くことなく、かつSMDを小
さくするためには、反射端面24の反射率を10%程度
にすることが好ましい。
【0050】次に、図1に示した尾根状部分9a、10
aの両脇におけるp型クラッド層の厚さdを変えたとき
の光出力特性について説明する。図1に示した実施例で
は、p型クラッド層7が0.3μmであり、エッチング
停止層8が3nmであるから、厚さdは約0.3μmで
ある。さらに、p型クラッド層7の厚さを0.5μm、
すなわち厚さdを0.5μmにした評価用試料を作製し
た。
【0051】図10(A)及び(B)は、それぞれ厚さ
dを0.3μmにした試料及び厚さdを0.5μmにし
た試料の遠視野像を示す。なお、両者共、図2に示した
チップ長は750μm、直線状部分22bは200μ
m、出射端面23の反射率は0.3%、反射端面24の
反射率は31%、チルト角αは7°であり、図1に示し
た尾根状部分9a、10aの幅は4μmである。また、
注入電流は160mAである。
【0052】厚さdが0.3μmの試料では、図10
(A)に示すように、SL光による像ESのみが観察さ
れた。これに対し、厚さdが0.5μmの試料では、S
L光による像ESのみならず、その近傍にレーザ発振に
よる像ELも同時に観察された。厚さdが0.3μmの
試料の場合には、溝13内を満たす大気の屈折率と、尾
根状部分9a、10aの屈折率との差が大きいため、尾
根状部分9a、10aにより十分な導波効果が得られ
る。ところが、厚さdが0.5μmの試料では、尾根状
部分9a、10aの両脇に、比較的厚いクラッド層が存
在するため、導波効果が弱くなる。このため、注入電流
の増加に伴ってレーザ発振し易くなり、レーザ発振によ
る像ELが観察されたと考えられる。注入電流を増加さ
せても、レーザ発振することなく、大出力のSL光を得
るために、厚さdを0.3μm以下とすることが好まし
い。
【0053】次に、図11を参照して、チップ単位に分
割する前のGaAsウエハの主面上のチップの配置につ
いて説明する。
【0054】図11は、分割前のウエハの部分平面図を
示す。2つの劈開方向をそれぞれX方向及びY方向とす
るXY直交座標系を考える。さらに、Y方向に平行で、
かつX方向にある距離を隔てて配列した複数の第1の仮
想直線40、及びX方向に平行で、かつY方向にある間
隔を隔てて配列した複数の第2の仮想直線41を考え
る。第1の仮想直線40及び第2の仮想直線41により
区画される最小単位が、1つのチップに対応する。
【0055】導波路20の各々が、相互に隣り合う第1
の仮想直線40の間に配置されている。導波路20の第
1の部分21が、Y方向に対して傾斜し、第2の部分2
2の直線状部分がY方向に平行に配置されている。Y方
向に隣接する2つのチップの第1の部分21は、1本の
直線に沿って配置され、相互に連続している。また、Y
方向に隣接する2つのチップの第2の部分22の直線状
部分も、Y軸に平行な1本の直線に沿って配置され、相
互に連続している。このため、Y軸に平行な部分と、Y
軸に対して傾いている部分とが、X軸方向に関して交互
に現れる。また、Y軸に平行な部分及びY軸に対して傾
いている部分の各々が、第2の仮想直線と交差する。第
1の仮想直線40に沿ってV溝16が形成されている。
この状態で、図1に示した保護膜11、p側電極12、
及びn側電極14が形成されている。
【0056】次に、ウエハをチップ単位に分離する工程
を説明する。まず、第2の仮想直線41に沿って第1次
劈開を行う。劈開面が、図2に示した出射端面23及び
反射端面24に対応する。劈開面上に、反射防止膜31
及び反射膜32を形成する。次に、V溝16に沿って第
2次劈開を行う。第2次劈開により、チップ単位に分割
される。
【0057】図11に示したチップ配置とすると、第1
次劈開を行う位置が、導波路20の直線状部分の中央部
になる。このため、第1次劈開の位置に高い精度が要求
されない。従って、劈開位置のずれを見込んだ切りしろ
を設けておく必要が無く、1枚のウエハから切り出せる
チップ数を多くすることが可能になる。
【0058】上記実施例によるSLDの出射端面23か
ら放射された光線束を受光できる場所に受光素子を配置
することにより、光空間伝送を行うことができる。SL
Dの動作速度は、LEDの動作速度に比べて速いため、
高速の伝送を行うことが可能になる。
【0059】以上実施例に沿って本発明を説明したが、
本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種
々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に
自明であろう。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
レーザ発振を抑制し、高出力のSL光を取り出すことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるSLDの断面図である。
【図2】本発明の実施例によるSLDの平面図である。
【図3】SL光のスペクトルの一例を示すグラフであ
る。
【図4】本発明の実施例によるSLDの導波路の第2の
部分の直線状部分の長さを変えたときの出力とSMDと
の変化を示すグラフである。
【図5】本発明の実施例の変形例によるSLDの平面図
である。
【図6】本発明の実施例によるSLDの導波路の、出射
端面の法線からのチルト角を変えたときの出力とSMD
との変化を示すグラフである。
【図7】本発明の実施例によるSLDの導波路を画定す
る尾根状部分の幅を変えたときの出力とSMDとの変化
を示すグラフである。
【図8】本発明の実施例によるSLDの出射端面の反射
率を変えたときの出力とSMDとの変化を示すグラフで
ある。
【図9】本発明の実施例によるSLDの反射端面の反射
率を変えたときの出力とSMDとの変化を示すグラフで
ある。
【図10】尾根状部分の両脇のクラッド層の厚さを変え
たときの遠視野像をスケッチした図である。
【図11】実施例によるSLDチップの分割前のウエハ
の平面図である。
【符号の説明】
1 基板 2 バッファ層 3 p型クラッド層 4 n側SCH層 5 多重量子井戸層 6 p側SCH層 7 p型クラッド層 8 エッチング停止層 9 9型InGaP層 9a 尾根状クラッド 10 p型GaAs層 10a コンタクト層 11 保護膜 12 p側電極 13 溝 14 n側電極 16 V溝 20 導波路 21 第1の部分 22 第2の部分 22a 円弧状部分 22b 直線状部分 23 出射端面 24 反射端面 25、26 点 27、28 側端面 31 反射防止膜 32 反射膜 40 第1の仮想直線 41 第2の仮想直線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 10/02 (72)発明者 笹倉 賢 神奈川県横浜市青葉区荏田西1−3−1 スタンレー電気株式会社技術研究所内 (72)発明者 丸山 剛 神奈川県横浜市青葉区荏田西1−3−1 スタンレー電気株式会社技術研究所内 Fターム(参考) 5F041 AA04 AA13 CA05 CA34 CA35 CA39 CA53 CA57 CA65 CA74 CA76 DA03 FF14 5K002 BA14 BA21 FA03

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に平行に配置された第1及び第2の
    端面と、該第1及び第2の端面を接続する主面とを有す
    る基板と、 前記主面上に形成され、キャリアの注入によって発光す
    る半導体材料からなる活性層と、 前記活性層の上に、前記第1の端面上の点と前記第2の
    端面上の点とを接続する経路に沿って配置された尾根状
    部分であって、該尾根状部分が前記活性層の屈折率より
    も低い屈折率を有する半導体材料で形成されて導波路を
    画定し、前記経路が前記主面に沿い、前記第1の端面側
    の第1の部分と前記第2の端面側の第2の部分とから構
    成され、前記第1の部分と前記第1の端面とが接続され
    た点において、前記第1の端面の前記主面内に向かう法
    線と前記第1の部分とが第1の角度をなし、前記第2の
    部分と前記第2の端面とが接続された点において、前記
    第2の端面の前記主面内に向かう法線と前記第2の部分
    とが、前記第1の角度よりも小さな第2の角度をなす前
    記尾根状部分と、 前記活性層のうち前記経路に沿った領域に電流を注入す
    る電極とを有する端面発光型半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の部分が直線状であり、前記第
    2の部分が変曲点を持たない線状である請求項1に記載
    の端面発光型半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の部分が直線状であり、前記第
    2の部分が、前記第2の端面に接続された直線状部分
    と、該直線状部分を前記第1の部分に滑らかに接続する
    曲線状部分とを有する請求項1に記載の端面発光型半導
    体装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の角度が0°〜3°である請求
    項1〜3のいずれかに記載の端面発光型半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の角度が、2°〜10°である
    請求項1〜4のいずれかに記載の端面発光型半導体装
    置。
  6. 【請求項6】 前記基板の主面が長方形状もしくは正方
    形状であり、 さらに、前記基板の4つの端面のうち、前記第1及び第
    2の端面以外の第3及び第4の端面の、前記活性層の下
    面よりも深い位置から、該基板の最上層の対応する端面
    までを覆う絶縁性の保護膜を有する請求項1〜5のいず
    れかに記載の端面発光型半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記第3の端面と前記主面との稜、及び
    前記第4の端面と前記主面との稜に対応する部分が面取
    りされ、前記活性領域の端部が、面取り部の斜面内に位
    置しており、 前記保護膜が、前記面取り部の斜面を覆い、前記第3及
    び第4の端面のうち該斜面よりも深い領域は覆っていな
    い請求項6に記載の端面発光型半導体装置。
  8. 【請求項8】 さらに、前記第1の端面上に形成された
    反射防止膜を有する請求項1〜7のいずれかに記載の端
    面発光型半導体装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかに記載された端
    面発光型半導体装置と、 前記端面発光型半導体装置の第1の端面から放射された
    光を受光する受光装置とを有する光空間伝送装置。
  10. 【請求項10】 半導体基板表面の2つの劈開方向をそ
    れぞれX方向及びY方向とし、Y方向に平行で、かつX
    方向にある距離を隔てて配列した複数の第1の仮想直
    線、及びX方向に平行で、かつY方向にある間隔を隔て
    て配列した複数の第2の仮想直線を考えたとき、 該半導体基板の表面上に、電流注入によって発光する活
    性層を形成する工程と、 前記半導体基板の表面に平行な複数の経路に沿って光を
    伝搬させる導波構造であって、該複数の経路の各々が、
    相互に隣り合う前記第1の仮想直線の間に配置され、Y
    方向に対して傾斜している第1の部分とY方向に平行な
    第2の部分とがY方向に交互に配置されたパターンを有
    し、前記第1の部分及び第2の部分の各々が前記第2の
    仮想直線と交差している前記導波構造を形成する工程
    と、 前記半導体基板の表面上に、前記第1の仮想直線に沿っ
    た溝を形成する工程と、 前記半導体基板を、前記第2の仮想直線に沿って劈開す
    る工程と、 劈開された半導体基板を、前記溝に沿ってさらに劈開す
    る工程とを有する端面発光型半導体装置の製造方法。
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