JP2002075788A - 電気二重層コンデンサおよび電池セルの積層体 - Google Patents

電気二重層コンデンサおよび電池セルの積層体

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JP2002075788A JP2000267913A JP2000267913A JP2002075788A JP 2002075788 A JP2002075788 A JP 2002075788A JP 2000267913 A JP2000267913 A JP 2000267913A JP 2000267913 A JP2000267913 A JP 2000267913A JP 2002075788 A JP2002075788 A JP 2002075788A
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gas permeability
battery cell
electric double
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Katsuya Mitani
勝哉 三谷
Toshihiko Nishiyama
利彦 西山
Hiroyuki Kamisuke
浩幸 紙透
Manabu Harada
学 原田
Yuji Nakagawa
裕二 中川
Shinya Yoshida
真也 吉田
Tomoki Shinoda
知希 信田
Masahito Kurosaki
雅人 黒崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄型で、電解液のドライアップを抑制し、等
価直列抵抗(ESR)を低減する電気二重層コンデンサ
および電池セルの積層体を提供する。 【解決手段】 電池セル1は、電解液を使用し、イオン
透過性であって絶縁性の多孔性セパレータ4と、セパレ
ータ4により分離された電極層2,3と、電極層2,3
の周辺部を保持する非導電性ガスケット5と、電極層
2,3および非導電性ガスケット5を挟持する集電体6
より構成される。この電池セル1の積層体において、外
部集電体にはガス透過率の低い集電体を用いて電解液の
ドライアップを抑制し、内部集電体にはガス導電率の高
い集電体を用いてセルのESRを低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気二重層コンデ
ンサおよび電池セルの積層体に関し、特に電気二重層コ
ンデンサおよび電池セルの積層体の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電気二重層コンデンサおよび
電池セルには電解液が用いられている。これらの電気二
重層コンデンサおよび電池セルの寿命においては、電解
液の保持能力が重要な因子である。そのために電解液を
保持する(電解液のドライアップを抑制する)様々な工
夫がされている。
【0003】例えば、特開平7−240348号公報に
ドライアップを抑制する電気二重層コンデンサのコンデ
ンサ素子が開示されている。図10は、特開平7−24
0348号に開示された電気二重層コンデンサのコンデ
ンサ素子を示す。図10に示すように、この電気二重層
コンデンサのコンデンサ素子26は、イオン透過性であ
って絶縁性を有する多孔性セパレータ22と、この多孔
性セパレータ22により分離され水溶液系電解質を含有
する一対のカーボンペースト電極層24と、これらのカ
ーボンペースト電極層24の周辺部を保持する非導電性
ガスケット25と、カーボンペースト電極層24および
非導電性ガスケット25を外部から挟持している一対の
導電性セパレータ23とからなる。このコンデンサ素子
26は、多孔性セパレータ22の微細孔内にアモルファ
スシリカ粒子層またはアルミナ粒子層を形成して水溶液
系電解液を凝集させることによりドライアップを抑制す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このコ
ンデンサ素子26においては、多孔性セパレータ22の
微細孔壁にアモルファスシリカ粒子層またはアルミナ粒
子層と水溶液系電解液とを凝集させるために、イオンの
移動度が小さくなり、コンデンサ素子内の内部抵抗が大
きくなるという問題がある。
【0005】また、特開平11−145012号公報に
は、ドライアップを抑制し、電気二重層コンデンサのコ
ンデンサ素子内の内部抵抗を小さくする電気二重層コン
デンサが開示されている。図11に、特開平11−14
5012号に開示された電気二重層コンデンサのコンデ
ンサ素子を示す。図11に示したコンデンサ素子31
は、イオン透過性であって絶縁性を有する多孔性セパレ
ータ32と、この多孔性セパレータ32により分離され
多数の連通孔を有する一対のカーボンペースト電極層3
3と、これらのカーボンペースト電極層33の周端部を
保持する非導電性ガスケット34と、カーボンペースト
電極層33および非導電性ガスケット34を外部から挟
持している一対の導電性セパレータ35とより構成され
ている。このコンデンサ素子31は、カーボンペースト
電極層33の連通孔に電解液とこの電解液に対して0.
1重量%以上であって5重量%以下の濃度の微粒子とを
含有することにより、電解液が連通孔内を通過する際の
電極中心部から電極表面までの経路を長くしてドライア
ップを抑制している。また、このコンデンサ素子31
は、電解液が凝集してイオンの移動度に影響を与えない
ようにするために、含有する微粒子の濃度を電解液に対
して5重量%以下としているのでコンデンサ素子31の
内部抵抗が大きくならない。
【0006】しかしながら、このコンデンサ素子31に
おいては、微粒子を含有することにより、電極重量あた
りの容量が減少してしまうという問題があった。
【0007】また、特開平11−340093号公報に
は、電解液のドライアップを抑制し等価直列抵抗(以
下、ESRと記す)を低減する電気二重コンデンサが開
示されている。図12に、特開平11−340093号
に開示された電気二重コンデンサのコンデンサ素子を示
す。図12に示すように、このコンデンサ素子48は、
電気絶縁性であってイオン透過性の多孔性フィルムから
なるセパレータ41と、このセパレータ41を挟んで形
成される分極性電極42と、セパレータ41および分極
性電極42を側面から保持するガスケット43と、分極
性電極42の外側の表面上に形成され導電性ゴムシート
または導電性プラスチックシート46を用い、導電性ゴ
ムシートまたは導電性プラスチックシート46の両面
(または片面)に膨張黒鉛層47を備える集電体40
と、一対の端子板45とより構成される。このコンデン
サ素子48は、膨張黒鉛層47により集電体40のガス
透過性が低くなるために電解液のドライアップが抑制で
き、微粒子等を含ませることもないので内部抵抗も大き
くならない。また、このコンデンサ素子48は、集電体
表面40に密着性の高い膨張黒鉛層47を形成すること
により、端子板等との接触抵抗を低減し、これによりE
SRを低減できる。
【0008】しかしながら、このコンデンサ素子48
は、膨張黒鉛層47を形成しているために、コンデンサ
素子自体が厚くなり、体積あたりの容量が減少してしま
うという問題があった。
【0009】電気二重層コンデンサの重量および体積あ
たりの容量を減少させずにドライアップを抑制するため
には、全ての集電体にガス透過率の低い集電体を用いる
方法が考えられるが、ガス透過性の低い集電体は集電体
自体の抵抗が高いために電気二重層コンデンサのESR
が高くなってしまう。一方、ESRを低減するためにガ
ス透過率の高い集電体をすべての集電体に用いると、集
電体自体の抵抗が低いためにESRを低減できるが、電
解液のドライアップを招いてしまう。
【0010】そこで、上記従来の問題点を解消すべく、
本発明の目的は、ドライアップ現象を抑制し、ESRを
低減する電気二重層コンデンサを提供することにある。
【0011】また、本発明の他の目的は、ドライアップ
現象を抑制し、ESRを低減する電池セルの積層体を提
供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明は、電気二重層コンデンサおよび電池セルの
積層体において、外部集電体にはガス透過性が低くい集
電体を用いて電解液のドライアップを抑制し、積層体の
内部集電体にはガス導電性が高く集電体自体の抵抗が低
い集電体を用いてESRを低減する。
【0013】本発明の第1の態様は、電解溶液を使用
し、セパレータと,前記セパレータにより分離される一
対の電極層と,前記電極層の周辺部を保持するガスケッ
トと,前記電極層および前記ガスケットを挟持する集電
体とを有するコンデンサ素子を電気的に直列の状態で積
層した電気二重層コンデンサであって、前記集電体が異
なるガス透過性を有することを特徴とする。
【0014】本発明の第2の態様は、電解溶液を使用
し、セパレータと,前記セパレータにより分離される一
対の電極層と,前記電極層の周辺部を保持するガスケッ
トと,前記電極層および前記ガスケットを挟持する集電
体とを有する電池セルを電気的に直列の状態で積層した
電池セルの積層体であって、前記集電体が異なるガス透
過性を有することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0016】図1は、本発明の電池セルの構造の断面図
を示す。図1に示すように、本発明の電池セル1は、イ
オン透過性であって絶縁性を有する多孔性セパレータ4
と、多孔性セパレータ4,固体電解質,ゲル電解質,お
よび溶融塩を介して分離されている負極2および正極3
より成る電極層と、電極層の周端部を保持する非導電性
ガスケット5と、電極層の周辺部および非導電性ガスケ
ット5を外部から挟持する一対の集電体6とより構成さ
れる。この電池セルにおいて、負極2は負極活物質,導
電補助剤,および結着剤より成り、正極3は正極活物
質,導電補助剤,および結着剤より成る。
【0017】図2は、本発明の電池セルの積層体の構造
の断面図を示す。この電池セルの積層体7において、6
A,6Lは外部集電体であり、6B〜6Kはの内部集電
体である。この電池セルの積層体7は、図1に示した電
池セル1を積層したものであり、集電体6A〜6Lが配
置する箇所により異なるガス透過性を備えることを特徴
とする。例えば、外部集電体6A,6Lにガス透過率の
低いゴム集電体を用いて電解液のドライアップを抑制
し、電解液量の変化を防ぐことによりサイクル性を向上
させ、内部集電体6B〜6Kにガス透過率の高い集電体
を用いることにより電池セルの積層体のESRが高くな
ることを抑制することができる。本発明において、集電
体は、集電体の材料,ガス透過性,および厚さ等に限定
されるものではなく、配置される箇所において集電体が
所望するようなガス透過性であるように異なるガス透過
性を備えていればよい。
【0018】図3は、加硫接着した電池セルの積層体の
構造を示す。この電池セルの積層体8において、6A,
6Gは外部集電体であり、6B〜6Fは内部集電体であ
る。この電池セルの積層体8は、図1に示した電池セル
を積層したものを加硫接着して得られる。この電池セル
の積層体8における集電体も、集電体の材料,ガス透過
率,および厚さ等により限定されものではなく、配置さ
れる箇所において集電体が所望するようなガス透過性で
あるように異なるガス透過性を備えていればよい。
【0019】
【実施例】次に、本発明の電池セルの具体的な実施例に
ついて説明する。まず初めに、図2に示した電池セルの
積層体7について説明する。 (実施例1)負極および正極の調製および成膜方法は以
下に示すとおりである。実施例で用いた活物質を図4,
5に示す。図4は、ポリインドールの化学構造を示す図
であり、図5は、ポリフェニルキノキサンの化学構造を
示す図である。正極電極3を作成するために、活物質材
料としてポリインドール(図4参照)と導電性補助剤と
して気相成長カーボン(重量比4:1)とに重量比で8
wt%のバインダー樹脂ポリフッ化ビニリデン(平均分子
量:1100)を加えて、スラリーに調整した。このス
ラリーをホモジナイザーで十分に攪拌し、ドクターブレ
ードを用いて集電体シート上に成膜した。成膜後、10
0〜150℃で1時間真空乾燥した。乾燥後、ロールプ
レス機でプレスして電極膜厚を100μmにした。その
後、この膜を所定の形状に切断して正極電極3とした。
【0020】次に、負極電極2を作成するために、活物
質としてポリフェニルキノキサリン(図3参照)と導電
性補助剤として気相成長カーボン(重量比3:1)とに
重量比で8wt%のバインダー樹脂ポリフッ化ビニリデン
(平均分子量:1100)を加えて、スラリーに調整し
た。このスラリーをホモジナイザーで十分に攪拌し、ド
クターブレードを用いて集電体シート上に成膜した。成
膜後、100〜150℃で1時間真空乾燥した。ロール
プレス機でプレスして電極膜厚を100μmにした。そ
の後、この膜を所定の形状に切断して負極電極2とし
た。
【0021】次に、内径40×24mm,外径46×3
0mmに打ち抜き成形した長方形シートからなる厚さ
0.2mmのABS製非導電性ガスケット5の上面に、
46×30mmの大きさに成形した長方形シートからな
る厚さ0.2mmでブチルゴム製の集電体6を配置し、
ガスケット5のエッジの部分と集電体6をエポキシで接
着した。
【0022】次に、負極2,セパレータ4,正極3,お
よび集電体6の順に配置し、ガスケット5のエッジの部
分と集電体6をエポキシで接着して電池セル1とした。
【0023】次に、電池セル1を6個を直列に積層し、
その積層体の上下を端子板、ゴム板、加圧板の順に挟み
込み、10kg/cm2 の圧力で保持して電池セルの積
層体7を得た(図2参照)。なお、外部集電体6A,6
Lには、ガス透過率1.44×106 (ml/m3 ・2
4h・atm)で膜厚0.2mmのブチルゴム集電体
を、内部集電体6B〜6Kにはガス透過率1.44×1
6 (ml/m3 ・24h・atm)で膜厚0.1mm
のブチルゴム集電体を使用した。
【0024】その結果を、図6,図7を参照して説明す
る。図6は、電池セルの積層体を60℃で12時間経過
した後における重量変化率の測定結果を示し、図7は、
60℃でのESR測定およびサイクル試験評価の結果を
示す。図示したESR測定およびサイクル試験評価か
ら、電池としての機能を評価できる。図6に示すように
60℃での重量変化率が83.5%であった。また、図
7に示すようにサイクル試験前のESRは215mΩ、
5,000サイクル後のESR変化率が185%、かつ
初期容量の80%残存率が11,500回を達成するこ
とができた。これは、外部集電体6A,6Lのガス透過
率が小さいために電解液のドライアップを抑制し、内部
集電体6B〜6Kにガス透過率の高い集電体を用いたた
めにERSを向上することができたからであると考えら
れる。
【0025】また、図示していないが、集電体の厚さが
一定としていた従来の電池セルの積層体と比較して、本
発明の電池セルの積層体は内部集電体を薄くしたために
体積あたりの容量を増加することができる。 (実施例2)実施例1よりESRを低減することを目的
として、実施例1と比較して、外部集電体6A,6Lは
同じものをそのまま使用し、6B〜6Kの内部集電体を
ガス透過率を2.79×106 (ml/m3 ・24h・
atm)の高い透過率であって実施例1と同一の膜厚を
有する集電体に置き換えて実施した。
【0026】その結果を、図6,図7を参照して説明す
る。図6に示すように重量変化率が実施例1と比較して
82.8%とほぼ同等であったのは、外部集電体のガス
透過率が低いために電解液のドライアップを抑制できた
からあると考えられる。また、図7に示すように測定前
のESRを208mΩおよびサイクル試験後のESR変
化率を153%と低減することができたのは、高いガス
透過率を有する内部集電体に変えたためであると考えら
れる。また、サイクル数(初期容量の80%残存)は、
9,800回を達成した。 (実施例3)実施例2よりESRをさらに低減させるこ
とを目的として、実施例2と比較して、外部集電体6
A,6Lは同じものをそのまま使用し、内部集電体6B
〜6Kはカーボン添加量を増大しガス透過率が1.44
×106 (ml/m3 ・24h・atm)であって実施
例2と同一の膜厚を有する集電体に置き換えて実施し
た。
【0027】その結果、実施例2と比較して、図6に示
すように60℃での重量変化率が83.9%とほぼ同等
であった。これは、外部集電体のガス透過率が低いため
に電解液のドライアップを抑制できたからであると考え
られる。また、図7に示すように測定前のESRを20
5mΩと低減し、サイクル試験後のESR変化率も15
9%と低減したままサイクル数(初期容量の80%残
存)を11,800回と向上することができた。これ
は、集電体のガス透過率は実施例2に比べて低くした
が、カーボン添加量を増大させ導電率を上げたために効
率的に素子抵抗を小さくすることができたからであると
考えられる。 (実施例4)実施例3よりさらにESRを低減させるこ
とを目的として、実施例3と比較して、外部集電体6
A,6Lは同じものをそのまま使用し、内部集電体6B
〜6Kはゴムの種類を変化させてガス透過率を1.22
×108 (ml/m3 ・24h・atm)の高いガス透
過率であって実施例3と同一の膜厚である集電体に置き
換えて実施した。
【0028】その結果、実施例3と比較して、図6に示
すように60℃での重量変化率が83.1%とほぼ同等
であった。これは、外部集電体のガス透過率が低いため
電解液のドライアップを抑制できたからであると考えら
れる。また、図7に示すように測定前のESRを201
mΩ、サイクル試験後のESR変化率は167%と低減
できた。これは、ゴムの種類を変えてガス透過率を向上
させたためと考えられる。また、サイクル数を12,3
00回を達成できた。 (実施例5)実施例4よりセル間の電解液量のばらつき
を抑えてさらにサイクル数を向上させることを目的とし
て、実施例4と比較して、外部集電体6A,6L、およ
び内部集電体6B〜6E,6H〜6Kは同じのものをそ
のまま使用し、中間の内部集電体6F,6Gは2.79
×106 (ml/m3 ・24h・atm)の低いガス透
過率であって実施例4と同一の膜厚を有する集電体に置
き換えて実施した。
【0029】その結果、実施例4と比較して、図6に示
すように60℃での重量変化率が84.1%とほぼ同等
であった。これは、外部集電体のガス透過率が低いため
電解液のドライアップを抑制できたからであると考えら
れる。また、図7に示すように、ESRは210mΩ、
ESR変化率は171%と若干劣っているが、サイクル
数が13,000回を達成することができた。これは、
中間にガス透過率の低い集電体を配置することにより、
セル間の電解液量のばらつきを抑えることができ、これ
により各セル電圧を均一に保つことができたからである
と考えられる。
【0030】次に、以上の本発明による実施例の効果を
理解するために比較例1,2を実施した。 (比較例1)電池セルをエポキシで積層した実施例1〜
5の集電体を全てガス透過率の低い集電体を使用した場
合と比較をするために、実施例1の6A〜6Lのガス透
過率1.44×106 (ml/m3 ・24h・atm)
のブチルゴム集電体を使用した。その他の製法について
は、実施例1に準拠する。
【0031】その結果、重量変化率が89.1%、測定
前ESRが294mΩ、ESR変化率が147%、サイ
クル数が11,700回であった。これより、ガス透過
性を低くしたためにドライアップが抑制できるが、実施
例1〜5に比べてESRが非常に高い値になってしまう
ことが分かる。 (比較例2)電池セルをエポキシで積層した実施例1〜
5の集電体を全てガス透過率の高い集電体を使用した場
合の比較をするために、実施例1の6A〜6Lのガス透
過率1.2×108 (ml/m3 ・24h・atm)の
ブチルゴム集電体を使用した。その他の製法について
は、実施例1に準拠する。
【0032】次に、図3に示した加硫接着した電池セル
の積層体の実施例を説明する。
【0033】その結果、重量変化率が67.8%、測定
前ESRが192mΩ、ESR変化率が587%、サイ
クル数が720回であった。これより、ガス透過性を高
くしたためにESRは低減できるが、実施例1〜5に比
べてドライアップが抑制できないことが分かる。 (実施例6)負極および正極の調製および成膜は、実施
例1と同様に行った。次に、内径40×24mm,外径
46×30mmに打ち抜き成形した長方形シートからな
る厚さ0.2mmで未加硫ブチルゴム製の非導電性ガス
ケット5の上面に、46×30mmの大きさに成形した
長方形シートからなる厚さ0.2mmで未加硫ブチルゴ
ム製の集電体6を配置する。次に、負極2,セパレータ
4,正極3,および集電体6の順に配置した(図1参
照)。次に、この電池セル1を6個直列に積層し、その
積層体の上下を端子板、ゴム板、加圧板の順に挟み込
み、10kg/cm 2 の圧力で保持して電池セルの積層
体を得た。
【0034】次に、この圧力を保持した状態で125±
5℃の温度雰囲気中に3時間放置し、未加硫のブチルゴ
ム間を加硫接着して、図3に示す耐圧7.2Vを有する
加硫接着した電池セルの積層体8を得た。なお、外部集
電体6A,6Gには、1.44×106 (ml/m3
24h・atm)で膜厚0.2mmのブチルゴム集電体
を、内部集電体6B〜6Fにはガス透過率1.44×1
6 (ml/m3 ・24h・atm)で膜厚0.1mm
のブチルゴム集電体を使用した。
【0035】その結果、図6に示すように60℃での重
量変化率が81.5%であった。また、図7に示すよう
にサイクル試験前のESRは203mΩ、5,000サ
イクル後のESR変化率が203%であり、初期容量の
80%残存(サイクル数)が11,100回を達成する
ことができた。これは、外部集電体6A,6Gのガス透
過率が低いため電解液のドライアップを抑制することが
できたからであると考えられる。また、図示していない
が、従来の集電体の厚さが一定の電池セルの積層体と比
較して、本発明の電池セルの積層体は内部集電体を薄く
することによって、体積あたりの容量を増加することが
できる。 (実施例7)実施例6よりもESRを低減させることを
目的として、実施例6と比較して外部集電体6A,6G
は同じものをそのまま使用し、内部集電体6B〜6Fは
2.79×106 (ml/m3 ・24h・atm)の高
いガス透過率であって同一の膜厚を有する集電体に置き
換えて実施した。
【0036】その結果、図6に示すように、実施例6と
比較して、60℃での重量変化率が80.1%とほぼ同
値であった。これは、外部集電体6A,6Gのガス透過
率が低いため電解液のドライアップを抑制することがで
きたからであると考えられる。また、図7に示すように
測定前のESRを197mΩ、およびサイクル試験後の
ESR変化率を161%と低減することができた。これ
は、内部集電体のガス透過率を高くしたため素子抵抗を
小さくできたからであると考えられる。また、サイクル
数は9,500回を達成することができた。 (実施例8)実施例7と比較して、ESRをさらに低減
させることを目的として、外部集電体6A,6Gのガス
透過率は同じものをそのまま使用し、内部集電体6B〜
6Fはカーボン添加量を増加しガス透過率を1.44×
106 (ml/m3 ・24h・atm)であって膜厚は
実施例7と同一である集電体に置き換えて実施した。
【0037】その結果、図6に示すように実施例7と比
較して、60℃での重量変化率が80.9%とほぼ同等
であった。これは、外部集電体のガス透過率が低いため
電解液のドライアップを抑制することができたからであ
ると考えられる。また、図7に示すように測定前のES
Rを191mΩと低減し、サイクル試験後のESR変化
率も168%と低値であった。また、サイクル数は、1
1,700回と向上することができた。これは、集電体
のガス透過率は実施例6に比べて低くしたが、カーボン
添加量を増大させ導電率を上げたために効率的に素子抵
抗を小さくすることができたからであると考えられる。 (実施例9)実施例8と比較してさらにESRを低減す
ることを目的として、ゴムの種類を変化させ、外部集電
体6A,6Gは同じものをそのまま使用し、内部電体6
B〜6Fはガス透過率を1.22×108 (ml/m3
・24h・atm)の高いガス透過率であって実施例7
と同一の膜厚である集電体に置き換えて実施した。
【0038】その結果、実施例8と比較して、図6に示
すように60℃での重量変化率が80.9%とほぼ同等
であった。これは、外部集電体のガス透過率が低いため
電解液のドライアップを抑制することができたからであ
ると考えられる。また、図7に示すように測定前のES
Rを186%と低減し、サイクル試験後のESR変化率
も173%も低値であった。これは、内部の集電体のガ
ス透過率を高く集電体自体の抵抗が低いものに変えたた
め素子抵抗を小さくできたからであると考えられる。ま
た、サイクル数は12,000回を達成した。 (実施例10)実施例9と比較してセル間の電解液量の
ばらつきを抑えて、サイクル数を向上させることを目的
として、外部集電体6A,6Gおよび内部集電体6B,
6C,6E,6Fは実施例9と同じものをそのまま使用
し、中間の内部集電体6Dは2.79×106 (ml/
3 ・24h・atm)の高いガス透過率であって実施
例9と同一の膜圧である集電体として実施した。
【0039】実施例9と比較して、図9に示すようにE
SR変化率に関しては若干劣っているが、サイクル数が
12,700回を達成できた。これは、中間にガス透過
率の低い集電体を配置することにより、電気二重層コン
デンサ間の電解液量のばらつきを抑えたことで、各電気
二重層コンデンサ間の電圧が均一に保つことができたか
らであると考えられる。
【0040】次に、以上の本発明による実施例の効果を
理解するために比較例3,4を実施した。 (比較例3)電池セルを加硫接着して積層した実施例6
〜10の集電体を全てガス透過率の低い集電体を使用し
た場合と比較をするために、実施例2の6A〜6Gにガ
ス透過率1.44×106 (ml/m3 ・24h・at
m)のブチルゴム集電体を使用した。その他の製法につ
いては、実施例2に準拠する。
【0041】その結果、重量変化率が85.1%、測定
前ESRが354mΩ、ESR変化率が165%、サイ
クル数が11,400回であった。これより、ガス透過
性を低くしたために効果的にドライアップが抑制できる
が、実施例6〜10に比べてESRが非常に高い値にな
ってしまうことが分かる。 (比較例4)電池セルを加硫接着して積層した実施例6
〜10の集電体を全てガス透過率の高い集電体を使用し
た場合と比較をするために、実施例2の6A〜6Gにガ
ス透過率1.2×108 (ml/m3 ・24h・at
m)のブチルゴム集電体を使用した。その他の製法につ
いては、実施例2に準拠する。
【0042】その結果、重量変化率が63.5%、測定
前ESRが172mΩ、ESR変化率が550%、サイ
クル数が750回であった。これより、ガス透過性を高
くしたためにESRは低減できるが、実施例6〜10に
比べてドライアップが抑制できないことが分かる。
【0043】最後に、本発明の効果を容易に理解できる
ように、図8に上述した実施例1〜5、および比較例1
〜2の60℃におけるサイクル試験結果を示す。図示の
ように、全てのゴムにガス透過性の高い集電体を用いた
比較例2は、他の実施例に比べサイクル数の低下が著し
いことが分かる。これは、外部集電体にガス透過性の高
い集電体を用いたためにドライアップを抑制することが
できなかったためと考えられる。また、図9に、実施例
6〜10、および比較例3〜4の60℃におけるサイク
ル試験結果を示す。図示のように、全てのゴムにガス透
過性の高い集電体を用いた比較例4は、他の実施例に比
べサイクル数の低下が著しいことが分かる。これは、外
部集電体にガス透過性の高い集電体を用いたためにドラ
イアップを抑制することができなかったためと考えられ
る。
【0044】なお、実施例において電池セルを6個積層
した場合についてのみ説明したが、積層する電池セルの
数はこれに限られるものではない。
【0045】また、電池セルについての積層体にのみ説
明したが、電気二重層コンデンサにおいても同様に実施
できる。図示していないが、本発明の電気二重層コンデ
ンサのコンデンサ素子は、イオン透過性であって絶縁性
を有する多孔性セパレータと、この多孔性セパレータに
より分離され一対の電極層と、これらの電極層の周辺部
を保持する非導電性ガスケットと、電極層および非道電
性ガスケットを外部から挟持している一対の集電体より
構成される。また、上述と同様にこのコンデンサ素子を
積層する場合には、配置される箇所において集電体が所
望するようなガス透過性であるように異なるガス透過性
を備えていればよい。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の効
果は、ドライアップ現象を抑制し、内部抵抗が小さい電
気二重層コンデンサおよび電池セルの積層体を提供する
ことができることである。
【0047】その理由は、電気二重層コンデンサおよび
電池セルの積層体において、外部集電体にはガス透過率
の低い集電体を用いて電解液のドライアップを抑制し、
内部集電体にはガス導電率の高く集電体自体の抵抗が低
い集電体を用いて電気二重層コンデンサおよび電池セル
の積層体のESRを低減するものとしたからである。
【0048】本発明の第2の効果は、電極重量当たりの
容量の減少および体積当たりの容量の減少をさせずに、
ドライアップ現象を抑制し、内部抵抗が小さい電気二重
層コンデンサおよび電池セルの積層体を提供することが
できることである。
【0049】その理由は、ドライアップ現象を抑制し、
内部抵抗が小さくするために、電解液に微粒子を含ませ
て電極重量を増加させたり、集電体に膨張黒鉛層を形成
して電気二重層コンデンサおよび電池セルを厚くしたり
しないからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電池セルの構造の断面図である。
【図2】本発明の電池セルの積層体の構造の断面図であ
る。
【図3】本発明の加硫接着した電池セルの積層体の断面
図である。
【図4】ポリインドールの化学構造を示す図である。
【図5】ポリフェニルキノキサンの化学構造を示す図で
ある。
【図6】電池セルの積層体および加硫した電池セルの積
層体の重量変化率の測定結果を示す図である。
【図7】電池セルの積層体および加硫した電池セルの積
層体のESR測定およびサイクル試験評価の結果を示す
図である。
【図8】本発明の電池セルの積層体を用いた場合のサイ
クル試験結果を示す図である。
【図9】本発明の加硫接着した電池セルの積層体を用い
た場合のサイクル試験結果を示す図である。
【図10】従来の電気二重層コンデンサのコンデンサ素
子を示す図である。
【図11】従来の電気二重層コンデンサのコンデンサ素
子を示す図である。
【図12】従来の電気二重層コンデンサのコンデンサ素
子を示す図である。
【符号の説明】
1 電池セル 26,31,48 コンデンサ素子 2 負極 3 正極 4,22,32,41 セパレータ 5,25,34,43 非導電性ガスケット 6 集電体 7 電池セルの積層体 8 加硫接着した電池セルの積層体 23,35 導電性セパレータ 24,33,42 電極 45 端子板 46 導電性ゴムシート 47 膨張黒鉛層
フロントページの続き (72)発明者 紙透 浩幸 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 原田 学 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 中川 裕二 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 吉田 真也 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 信田 知希 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 黒崎 雅人 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 Fターム(参考) 5H017 AS02 AS06 EE00 HH01 HH03 HH10 5H028 AA01 BB01 CC08 EE00 FF06 HH01 HH05 HH10

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電解溶液を使用し、セパレータと,前記セ
    パレータにより分離される一対の電極層と,前記電極層
    の周辺部を保持するガスケットと,前記電極層および前
    記ガスケットを挟持する集電体とを有するコンデンサ素
    子を電気的に直列の状態で積層した電気二重層コンデン
    サにおいて、 前記集電体は、異なるガス透過性を有することを特徴と
    する電気二重層コンデンサ。
  2. 【請求項2】前記電解液のドライアップを抑制するため
    の前記集電体は、ガス透過率の低い集電体であることを
    特徴とする請求項1記載の電気二重層コンデンサ。
  3. 【請求項3】前記電解液のドライアップを抑制するため
    の前記集電体の厚さは、前記他の集電体より厚いことを
    特徴とする請求項1または2記載の電気二重層コンデン
    サ。
  4. 【請求項4】ESRを低減するための前記集電体は、ガ
    ス透過率が高く、抵抗が低いことを特徴とする請求項
    1,2,または3記載の電気二重層コンデンサ。
  5. 【請求項5】ESRを低減するための前記集電体の厚さ
    は、前記他の集電体よりも薄いことを特徴とする請求項
    1,2,3,または4記載の電気二重層コンデンサ。
  6. 【請求項6】ESRを低減するための前記集電体は、導
    電率を高めるための材料を添加されることを特徴とする
    請求項1,2,3,4,または5記載の電気二重層コン
    デンサ。
  7. 【請求項7】前記電解液のばらつきを抑えるための前記
    集電体は、ガス透過率の低い集電体であることを特徴と
    する請求項1,2,3,4,5,または6記載の電気二
    重層コンデンサ。
  8. 【請求項8】電解液を使用し、セパレータと,前記セパ
    レータにより分離される一対の電極層と,前記電極層の
    周辺部を保持するガスケットと,前記電極層および前記
    ガスケットを挟持する集電体とを有する電池セルを電気
    的に直列の状態で積層した電池セルの積層体において、 前記集電体は、異なるガス透過性を有することを特徴と
    する電池セルの積層体。
  9. 【請求項9】前記電解液のドライアップを抑制するため
    の前記集電体は、ガス透過率の低い集電体であることを
    特徴とする請求項8記載の電池セルの積層体。
  10. 【請求項10】前記電解液のドライアップを抑制するた
    めの前記集電体の厚さは、前記他の集電体より厚いこと
    を特徴とする請求項8または9記載の電池セルの積層
    体。
  11. 【請求項11】素子抵抗を低減するための前記集電体
    は、ガス透過率が高く、抵抗が低いことを特徴とする請
    求項8,9,または10記載の電池セルの積層体。
  12. 【請求項12】素子抵抗を低減するための前記集電体の
    厚さは、前記他の集電体よりも薄いことを特徴とする請
    求項8,9,10,または11記載の電池セルの積層
    体。
  13. 【請求項13】素子抵抗を低減するための前記集電体
    は、導電率を高めるための材料を添加されることを特徴
    とする請求項8,9,10,11,または12記載の電
    池セルの積層体。
  14. 【請求項14】前記電解液のばらつきを抑えるための前
    記集電体は、ガス透過率の低い集電体であることを特徴
    とする請求項8,9,10,11,12,または13記
    載の電池セルの積層体。
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