JP2002071355A - ナビゲーションシステム及びナビゲーション情報提供方法 - Google Patents

ナビゲーションシステム及びナビゲーション情報提供方法

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JP2002071355A
JP2002071355A JP2000261335A JP2000261335A JP2002071355A JP 2002071355 A JP2002071355 A JP 2002071355A JP 2000261335 A JP2000261335 A JP 2000261335A JP 2000261335 A JP2000261335 A JP 2000261335A JP 2002071355 A JP2002071355 A JP 2002071355A
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JP2000261335A
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English (en)
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Kenichi Horikiri
憲一 堀切
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Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大量の情報を簡単な操作で適切に提供可能と
する。 【解決手段】 坦体再生処理部10は、外部記録坦体4
から読み出した情報信号を再生信号処理部11に送り、
例えばナビゲーション情報を示すデータを再生する。再
生信号処理部11は、再生したデータをバス3に出力
し、ナビゲーション装置2の記録情報制御処理部40に
転送する。記録情報制御処理部40は、バス3から受け
たデータを、入出力制御部41を通じて動作制御処理部
42に送る。動作制御処理部42は、外部記録坦体4か
ら読み出されたデータを、記録坦体再生装置1が備える
内蔵記録部13に記録するための管理情報を作成する。
動作制御処理部42は、記録情報制御処理部40を制御
して、外部記録坦体4から読み出されたデータと管理情
報を、内蔵記録部13に記録させる。これにより、内蔵
記録部13に記録されたデータを利用してナビゲーショ
ン情報を提供可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車といった
移動体の経路を案内するためのナビゲーション情報等を
ユーザに提供するナビゲーションシステムに係り、特
に、簡単な操作で大量の情報を容易に扱い、適切にユー
ザに提供することができるナビゲーションシステムに関
する。
【0002】
【従来の技術】DVD(Digital Versatile Disc)とい
った高密度大容量の記録坦体の普及に伴い、ナビゲーシ
ョンシステムにて大量の情報を簡単な操作で扱えるよう
になっている。例えば、これまで多数のCD−ROM
(Compact Disc-Read Only Memory)に記録されていた
経路案内や地図表示のためのナビゲーション情報を、1
枚のDVDに記録し、ディスクを入れ替えることなく日
本全国の詳細な地図を含んだナビゲーション情報を提供
することができるようになっている。
【0003】こうした大量のナビゲーション情報を記録
する記録坦体として、例えば、片面2層式で8.5Gバ
イトの記録容量を有するDVD−ROMが知られてい
る。
【0004】他方、ナビゲーションシステムは、マルチ
メディア機器としても発展を続けており、CDやMD
(Mini Disc)を再生する機能の他に、テレビ放送を受
信する機能やインターネットに接続する機能を備えた製
品や、VICS(Vehicle Information and Communicat
ion System)、ETC(Electronic Toll Collection s
ystem)等を利用可能とした製品も知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術による
と、高精細表示と自然音声案内を可能とするナビゲーシ
ョン情報は、片面2層式のDVD−ROM1枚の記録容
量とほぼ同程度の情報量となっている。このため、例え
ばレストランや観光スポット等に関する情報といった、
さらに多くの情報をナビゲーション情報と共に提供可能
とするためには、これらの情報を記録した記録坦体を提
供する必要がある。
【0006】また、ナビゲーション情報として提供する
道路情報や通行規制情報、インターチェンジ情報、交差
点のランドマーク等を示す情報は、実際の道路の変更状
況に合わせて更新する必要がある。この際、大容量のD
VD−ROMに記録された情報全体を新たなナビゲーシ
ョン情報に更新して提供することは、製作に要する時間
や、記録坦体自体のコスト削減の観点からして、望まし
くない。
【0007】さらに、こうした外部の記録坦体に記録さ
れた情報を読み出す方式では、記録坦体を入れ替える操
作を頻繁に行う必要が生じるため、記録坦体を破損する
おそれがあり、また、自動車を運転中の入れ替え操作は
交通事故発生の原因となる。
【0008】また、DVD−ROMに記録されたデータ
を読み出してナビゲーション情報を提供する場合には、
音楽等のオーディオデータを記録したDVDやCD、ビ
デオ映像等のビデオデータを記録したDVD等を再生す
ることができない。このため、マルチメディア機器とし
てのナビゲーションシステムの機能を十分に発揮できな
かった。
【0009】この発明は、上記実状に鑑みてなされたも
のであり、簡単な操作で大量の情報を容易に扱い、適切
にユーザに提供することができるナビゲーションシステ
ムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の観点に係るナビゲーションシステ
ムは、例えば自動車といった、移動体に搭載されて経路
を案内するためのナビゲーション情報を提供するもので
あって、外部記録坦体をセットして、当該外部記録坦体
に記録されているデータを読み出す坦体データ読出手段
と、前記坦体データ読出手段により読み出されたデータ
を記録する内蔵記録手段と、移動体の現在位置を示す位
置情報を取得する位置情報取得手段と、前記内蔵記録手
段に記録されているデータに基づいたナビゲーション情
報を生成して出力するナビ情報生成出力手段と、前記位
置情報取得手段が位置情報を取得すると、前記内蔵記録
手段に記録されているデータを前記ナビ情報生成出力手
段に転送して、ナビゲーション情報を生成させる制御処
理手段を備える、ことを特徴とする。
【0011】この発明によれば、内蔵記録手段に外部記
録坦体から読み出されたデータを記録し、内部記録手段
に記録されているデータをナビ情報生成出力手段に転送
して、ナビゲーション情報を出力することができる。こ
れにより、ナビゲーション情報の情報量が大量となる場
合でも、外部記録坦体を入れ替えることなく、簡単な操
作でユーザに提供することが可能となる。
【0012】前記制御処理手段は、前記坦体データ読出
手段により読み出されたデータを前記内蔵記録手段に記
録するための、例えばFAT(File Allocation Tabl
e)やヘッダーといった、管理情報を作成し、前記坦体
データ読出手段により読み出されたデータと共に前記内
蔵記録手段に記録させることが望ましい。
【0013】前記制御処理手段は、前記坦体データ読出
手段が外部記録坦体から更新用のデータを読み出すと、
更新用のデータを前記内蔵記録手段に記録するための、
例えばFATやヘッダーといった、管理情報を作成し、
前記内蔵記録手段に既に記録されているデータに新たな
データを上書きして更新することが望ましい。
【0014】前記内蔵記録手段は、前記坦体データ読出
手段が複数の外部記録坦体から読み出したデータを記録
可能な記録容量を有し、前記坦体データ読出手段が読み
出した各外部記録坦体に対応した複数の記録領域を設け
てデータを記録することが望ましい。また、前記制御処
理手段は、前記坦体データ読出手段により読み出された
データを前記内蔵記録手段に記録させる際に、前記内蔵
記録手段に設けた各記録領域の開始位置と終了位置を示
す、例えばFATといった、管理情報を作成し、前記坦
体データ読出手段により読み出されたデータと共に前記
内蔵記録手段に記録させることが望ましい。
【0015】前記内蔵記録手段は、例えばVICS(Ve
hicle Information and Communication System)にて受
信した道路交通情報や経路軌跡情報、あるいはディジタ
ル・スチル・カメラから取り込んだ画像データといっ
た、前記坦体データ読出手段により読み出されたデータ
以外のデータを記録する記録領域を有することが望まし
い。
【0016】前記坦体データ読出手段は、外部記録坦体
から読み出したデータより、第1の音声信号と第1の映
像信号の少なくともいずれか一方を再生する信号再生手
段を備え、前記ナビ情報生成出力手段は、前記内蔵記録
手段から読み出されたデータより、ナビゲーション情報
となる第2の音声信号を生成するナビ音声生成手段と、
前記内蔵記録手段から読み出されたデータより、ナビゲ
ーション情報となる第2の映像信号を生成するナビ映像
生成手段と、前記信号再生手段により再生された第1の
音声信号と、前記ナビ音声生成手段により生成された第
2の音声信号のいずれかを選択して出力する第1の選択
手段と、前記信号再生手段により再生された第1の映像
信号と、前記ナビ映像生成手段により生成された第2の
映像信号のいずれかを選択して出力する第2の選択手段
とを備えることが望ましい。これにより、外部記録坦体
から再生した音声信号や映像信号と、内蔵記録手段から
読み出したデータより生成したナビゲーション情報を、
選択的に出力することができ、音楽やビデオ映像、ある
いはナビゲーション情報といった、各種の情報をユーザ
に適切に提供することができる。
【0017】前記第1の選択手段は、前記信号再生手段
が第1の音声信号を再生している際に、前記信号再生手
段により再生された第1の音声信号を選択して出力し、
前記ナビ音声生成手段がナビゲーション情報となる第2
の音声信号を生成すると、前記ナビ音声生成手段により
生成された第2の音声信号を優先的に選択して出力する
ことが望ましい。これにより、外部記録坦体から音声信
号を再生中であっても、ナビゲーション情報となる音声
信号を優先的に出力することができ、ユーザに適切な情
報を提供することができる。
【0018】さらに、前記制御処理手段は、前記第1の
選択手段が前記ナビ音声生成手段により生成された第2
の音声信号を選択して出力する際に、前記坦体データ読
出手段が外部記録坦体からデータを読み出す動作を一時
停止させることが望ましい。これにより、ナビゲーショ
ン情報となる音声信号を出力する場合でも、外部記録坦
体から再生される音声信号を聞き逃すことがなくなり、
各種の情報をユーザに適切に提供することができる。
【0019】また、前記制御処理手段は、前記ナビ音声
生成手段により生成された第2の音声信号の出力が終了
すると、前記坦体データ読出手段が外部記録坦体からデ
ータを読み出す動作を再開させ、前記第1の選択手段
は、前記ナビ音声生成手段により生成された第2の音声
信号の出力が終了すると、前記信号再生手段により再生
された第1の音声信号を選択して出力することが望まし
い。
【0020】移動体の移動停止を検出する停止検出手段
を備え、前記第2の選択手段は、前記信号再生手段が第
1の映像信号を再生すると共に前記ナビ映像生成手段が
第2の映像信号を生成している際、前記停止検出手段が
移動体の移動停止を検出した場合に、前記信号再生手段
により再生された第1の映像信号を選択して出力し、前
記停止検出手段が移動体の移動停止を検出しない場合
に、前記ナビ映像生成手段により生成された第2の映像
信号を選択して出力することが望ましい。これにより、
第2の選択手段は、例えば自動車の前部座席用に設けら
れたモニタに映像信号を出力する場合、自動車が停止中
のときにのみ、外部記録坦体から再生された映像信号を
出力するようにして、ユーザに適切な情報を提供可能と
し、交通事故の発生を防止することができる。
【0021】また、前記ナビ情報生成出力手段は、前記
坦体データ読出手段により読み出されたデータからナビ
ゲーション情報を生成して出力してもよい。
【0022】前記内蔵記録手段は、ハードディスク装置
であることが望ましい。
【0023】この発明の第2の観点に係るナビゲーショ
ンシステムは、外部記録坦体から読み出したデータを、
内蔵された記録装置に記録し、現在位置を示す位置情報
を取得すると、内蔵された前記記録装置から読み出した
データより、経路を案内するためのナビゲーション情報
を生成して出力する、ことを特徴とする。
【0024】この発明によれば、外部記録坦体から読み
出したデータを内蔵された記録装置に記録することがで
き、その記録装置から読み出したデータより経路を案内
するためのナビゲーション情報を生成して出力すること
ができる。これにより、外部記録坦体から読み出したデ
ータを予め記録装置に記録しておくことで、外部記録坦
体をセットし直すことなく、簡単な操作で、大量のナビ
ゲーション情報を容易にユーザに提供することができ
る。
【0025】また、この発明の第3の観点に係るナビゲ
ーション情報提供方法は、外部記録坦体から読み出した
データを、内蔵された記録装置に記録し、現在位置を示
す位置情報を取得すると、内蔵された前記記録装置から
読み出したデータより、経路を案内するためのナビゲー
ション情報を生成して出力する、ことを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、この発
明の実施の形態に係るナビゲーションシステムについて
詳細に説明する。この発明の実施の形態に係るナビゲー
ションシステムは、例えば自動車等の移動体に搭載さ
れ、現在位置を示す情報や経路案内情報等からなるナビ
ゲーション情報をユーザに提供する。以下では、このナ
ビゲーションシステムが自動車に搭載されるものとし、
このナビゲーションシステムが搭載された車両を「自
車」として、説明する。
【0027】図1は、この発明の実施の形態に係るナビ
ゲーションシステムの構成の一例を示す図である。図示
するように、このナビゲーションシステムは、記録坦体
再生装置1と、ナビゲーション装置2とを備えて構成さ
れる。記録坦体再生装置1と、ナビゲーション装置2と
の間は、例えばIDE(Integrated Device Electronic
s)バス等から構成されるバス3により接続され、ユー
ザにナビゲーション情報を提供するためのデータ(以
下、「ナビデータ」という)のやりとりを可能とする。
【0028】記録坦体再生装置1は、坦体再生処理部1
0と、再生信号処理部11と、動作制御処理部12と、
内蔵記録部13とを備え、外部記録坦体4に記録されて
いる情報を読み出す。
【0029】坦体再生処理部10は、例えば光ピックア
ップ、サーボコントローラ、スピンドルモータ等から構
成され、例えばCD(Compact Disc)やDVD(Digita
l Versatile Disc)といった外部記録坦体4に記録され
ている情報を読み出すためのものである。坦体再生処理
部10は、外部記録坦体4から読み出した情報信号を再
生信号処理部11に送る。
【0030】再生信号処理部11は、図2に示すよう
に、DSP(Digital Signal Processor)20と、第1
のRAM(Random Access Memory)21と、第1のスイ
ッチ22と、AV(Audio/Video)デコーダ23と、第
2のRAM24と、第2のスイッチ25とを備えてい
る。
【0031】DSP20は、坦体再生処理部10が外部
記録坦体4から読み出した情報信号の等化や誤り訂正等
といった、データ信号を復調するための信号処理を実行
する。例えば、DSP20は、信号処理を実行すること
により、CD−DA(CD-Digital Audio)方式のオーデ
ィオデータや、MPEG(Moving Picture Experts Gro
up)方式のオーディオデータ及びビデオデータ、AC−
3(Audio Code Number 3)方式のオーディオデータ等
といった、オーディオデータやビデオデータを再生す
る。また、DSP20は、ナビデータとなるディジタル
データや、制御情報を示すディジタルデータ等を再生す
る。
【0032】第1のRAM21は、DSP20が信号処
理を実行する際にデータを一時的に格納するための書き
換え可能な半導体メモリである。
【0033】第1のスイッチ22は、DSP20が信号
処理を実行することにより再生したデータのうち、ナビ
データとなるディジタルデータと、MPEG方式のオー
ディオデータ及びビデオデータと、AC−3方式のオー
ディオデータとを受ける。第1のスイッチ22は、DS
P20からナビデータを受けると、バス3を介してナビ
ゲーション装置2が備える記録情報制御処理部40に送
る。また、第1のスイッチ22は、DSP20からMP
EG方式のオーディオデータ及びビデオデータ、あるい
はAC−3方式のオーディオデータを受けると、これら
をAVデコーダ23に送る。
【0034】AVデコーダ23は、MPEG方式やAC
−3方式といった、所定のデコード方式に従ったデコー
ド処理を実行するためのものである。AVデコーダ23
は、デコード処理を実行することにより得られたオーデ
ィオデータを、第2のスイッチ25に送る。また、AV
デコーダ23は、デコード処理を実行することにより得
られた映像信号を、ナビゲーション装置2の音声映像出
力処理部44が備える第4及び第5のスイッチ85、8
6に送る。ここで、AVデコーダ23は、AC−3方式
のディジタルデータをデコードすることにより得られた
5.1チャンネルサラウンド用のストリームを、外部出
力端子等に送って出力してもよい。
【0035】第2のRAM24は、AVデコーダ23が
デコード処理を実行する際にデータを一時的に格納する
ための書き換え可能な半導体メモリである。
【0036】第2のスイッチ25は、DSP20が信号
処理を実行することにより再生したデータのうち、CD
−DA方式のオーディオデータを受ける。また、第2の
スイッチ25は、AVデコーダ23がデコード処理を実
行することにより得られたオーディオデータを受ける。
第2のスイッチ25は、DSP20から受けたオーディ
オデータとAVデコーダ23から受けたオーディオデー
タのいずれかを、例えば動作制御処理部12の制御に従
って選択し、ナビゲーション装置2の音声映像出力処理
部44が備えるDAC80に送る。
【0037】図1に示す動作制御処理部12は、例え
ば、図3に示すように、バス30を介して相互に接続さ
れたCPU(Central Processing Unit)31と、第3
のRAM32と、第1のROM(Read Only Memory)3
3とを備えている。
【0038】CPU31は、この記録坦体再生装置1全
体の動作を制御するためのものである。例えば、CPU
31は、再生信号処理部11が備えるDSP20に制御
信号を送って動作を制御することにより、データ信号を
復調するための信号処理を実行させる。また、CPU3
1は、再生信号処理部11が備えるAVデコーダ23に
制御信号を送って動作を制御することにより、外部記録
坦体4から読み出したデータのデコード方式に応じたデ
コード処理を実行させる。また、CPU31は、坦体再
生処理部10に制御信号を送り、外部記録坦体4からデ
ータを読み出す動作を制御する。さらに、CPU31
は、ナビゲーション装置2が備える入出力制御部41に
制御信号を送り、外部記録坦体4からナビデータを読み
出した場合に、ナビゲーション装置2への転送を可能と
する。また、CPU31は、入出力制御部41から制御
信号を受けて、外部記録坦体4からのデータの読み出し
開始、終了、一時停止、読出データの特定等の処理を実
行する。
【0039】第3のRAM32は、CPU31の処理に
供されるプログラムやデータを一時的に格納するための
書き換え可能な半導体メモリである。
【0040】第1のROM33は、CPU31が実行す
る処理プログラムや固定データが記録された読み出し専
用の半導体メモリである。
【0041】図1に示す内蔵記録部13は、例えばハー
ドディスク装置(HDD;Hard Disk Drive)といった
磁気ディスク記録装置等を用いて構成され、外部記録坦
体4から読み出されたナビデータ等のデータを記録する
ためのものである。ここで、内蔵記録部13は、複数の
外部記録坦体4から読み出したデータを記録可能な記録
容量を有し、ナビゲーション装置2がユーザに提供する
ナビゲーション情報等を生成可能とする。また、内蔵記
録部13は、例えば道路交通情報や経路軌跡情報といっ
た、ナビゲーション装置2がユーザにナビゲーション情
報を提供する際に生成された情報等を記録することがで
きる。
【0042】ナビゲーション装置2は、記録情報制御処
理部40と、入出力制御部41と、動作制御処理部42
と、情報入出力部43と、音声映像出力処理部44とを
備え、自車の経路を案内するためのナビゲーション情報
等をユーザに提供するための処理を実行する。
【0043】記録情報制御処理部40は、図4に示すよ
うに、バス3に接続されたハードディスクコントローラ
51と、メモリーインタフェースコントローラ52とを
備え、バス50を介して相互に接続されている。
【0044】ハードディスクコントローラ51は、例え
ばIDEコントローラといった、記録坦体再生装置1が
備える内蔵記録部13に対するデータの書込・読出を制
御するためのものである。ハードディスクコントローラ
51は、バス3を介して記録坦体再生装置1の再生信号
処理部11が備える第1のスイッチ22から受けたディ
ジタルデータを、入出力制御部41を通じて動作制御処
理部42に送る。また、ハードディスクコントローラ5
1は、動作制御処理部42が内蔵記録部13に記録する
データの管理情報を作成すると、バス3を介して記録坦
体再生装置1が備える内蔵記録部13に転送し、外部記
録坦体4から読み出したデータと共に記録させる。
【0045】メモリーインタフェースコントローラ52
は、着脱可能な外付け用のメモリーカード5に対するデ
ータの書込・読出を制御するためのものである。
【0046】図1に示す入出力制御部41は、このナビ
ゲーション装置2が備える各部位の間でのデータ転送を
制御するためのものである。ここで、入出力制御部41
は、記録坦体再生装置1の動作制御処理部12が備える
CPU31から送られた制御信号に従って、記録情報制
御処理部40が備えるハードディスクコントローラ51
から受けたデータを動作制御処理部42に送る。すなわ
ち、入出力制御部41は、ハードディスクコントローラ
51がバス3から受けたナビデータ等のデータを、動作
制御処理部42が備える第4のRAM62にバッファリ
ングして、記録坦体再生装置1の内蔵記録部13にデー
タを記録する際の管理情報を作成可能とする。また、入
出力制御部41は、動作制御処理部42が作成した管理
情報を、ナビデータ等のデータと共に記録情報制御処理
部40が備えるハードディスクコントローラ51に転送
し、記録坦体再生装置1が備える内蔵記録部13に記録
させる。
【0047】動作制御処理部42は、例えば、図5に示
すように、バス60を介して相互に接続されたCPU6
1と、第4のRAM62と、第2のROM63とを備え
ている。
【0048】CPU61は、このナビゲーション装置2
全体の動作を制御するためのものである。また、CPU
61は、記録坦体再生装置1が外部記録坦体4から読み
出したデータを、記録坦体再生装置1が備える内蔵記録
部13に記録するための処理を実行する。例えば、CP
U61は、記録情報制御処理部40が備えるハードディ
スクコントローラ51から転送されたナビデータが、入
出力制御部41を通じて第4のRAM62にバッファリ
ングされると、FAT(File Allocation Table)やヘ
ッダーといった管理情報を作成する。CPU61は、管
理情報を付加したデータを、入出力制御部41を通じて
ハードディスクコントローラ51に転送する。また、例
えば、CPU61は、音声映像出力処理部44が内蔵記
録部13から読み出したナビデータに基づいたナビゲー
ション情報を提供する際に、入出力制御部41から、記
録坦体再生装置1の動作制御処理部12が備えるCPU
31に、外部記録坦体4からの音楽等の再生を一時停止
させるための制御信号を送信させる。この際、CPU6
1は、音声映像出力処理部44が備える第3のスイッチ
82を切り換えて、ADPCM−DAC81が音声信号
処理を実行することにより生成した音声信号を出力させ
る。
【0049】第4のRAM62は、CPU61の処理に
供されるプログラムやデータを一時的に格納するための
書き換え可能な半導体メモリである。
【0050】第2のROM63は、CPU61が実行す
る処理プログラムや固定データが記録された読み出し専
用の半導体メモリである。
【0051】情報入出力部43は、このナビゲーション
装置2がユーザにナビゲーション情報を提供するための
各種の情報を取得し、また、外付けの機器に情報を転送
するためのものである。例えば、情報入出力部43は、
図6に示すように、GPS(Global Positioning Syste
m)ユニット70と、車速パルス発生器71と、振動ジ
ャイロ72と、VICS(Vehicle Information and Co
mmunication System)用受信機73と、リモコンユニッ
ト74と、モデム75とを備えている。
【0052】GPSユニット70は、所定のGPS衛星
が発信する衛星電波の到達時間の差に基づいて、緯度、
経度及び高度等からなる位置情報を生成するためのもの
である。GPSユニット70は、生成した位置情報を、
入出力制御部41を通じて動作制御処理部42に供給す
る。
【0053】車速パルス発生器71は、例えば車輪の回
転を電磁ピックアップやリードスイッチ等によって検出
する車速センサを使用して、車輪の回転数に比例したパ
ルス信号を出力する。車速パルス発生器71から出力さ
れたパルス信号は、入出力制御部41を通じて動作制御
処理部42に供給される。
【0054】振動ジャイロ72は、振動している物体に
加わる角速度に応じてその振動方向に対して垂直な方向
に発生するコリオリ力を検出することにより、自車の進
行方向を特定するためのものである。振動ジャイロ72
は、特定した自車の進行方向を示す情報を、入出力制御
部41を通じて動作制御処理部42に供給する。
【0055】VICS用受信機73は、光ビーコンや電
波ビーコン、あるいはFMデータ多重放送を通じて道路
交通情報等の情報を受信するためのものである。VIC
S用受信機73は、受信した情報を、入出力制御部41
を通じて動作制御処理部42に供給する。
【0056】リモコンユニット74は、ユーザからの指
示を入力するためのものであり、ユーザからの指示に対
応した指示情報を、入出力制御部41を通じて動作制御
処理部42に送る。
【0057】モデム75は、例えば携帯電話機等の通信
機器を外付けして、情報を送受信するためのものであ
る。
【0058】図1に示す音声映像出力処理部44は、例
えば、図7に示すように、DAC(Digital/Analog Con
verter)80と、ADPCM−DAC(Adaptive Diffe
rencial Pulse Code Modulation-DAC)81と、第3の
スイッチ82と、描画処理回路83と、第5のRAM8
4と、第4のスイッチ85と、第5のスイッチ86とを
備えている。
【0059】DAC80は、記録坦体再生装置1の再生
信号処理部11が備える第2のスイッチ25から受けた
オーディオデータをディジタル化して音声信号を生成
し、第3のスイッチ82に送る。
【0060】ADPCM−DAC81は、例えば音声合
成用LSI(Large Scale Integration)回路等から構
成され、音声案内用のナビゲーション情報となる音声信
号を生成するためのものである。すなわち、ADPCM
−DAC81は、記録情報制御処理部40が備えるハー
ドディスクコントローラ51が、動作制御処理部42の
制御に従って記録坦体再生装置1の内蔵記録部13から
読み出したナビデータに含まれるオーディオデータを、
入出力制御部41を通じて受信する。ADPCM−DA
C81は、受信したオーディオデータに従った音声合成
処理を実行するなどして、ナビゲーション情報となる音
声信号を生成する。ADPCM−DAC81は、生成し
た音声信号を第3のスイッチ82に送る。
【0061】第3のスイッチ82は、DAC80から受
けた音声信号とADPCM−DAC81から受けた音声
信号のいずれかを、例えば動作制御処理部42の制御に
従って選択し、例えば外付けされた4チャンネルサラウ
ンド用のスピーカ6に出力する。ここで、第3のスイッ
チ82は、記録坦体再生装置1がオーディオDVD(C
D)を再生しているときにDAC80から受けた音声信
号を選択して出力することで、オーディオDVD(C
D)から再生した音楽等をユーザに提供することができ
る。また、第3のスイッチ82は、自車が所定の経路音
声案内ポイントに到達すると、動作制御処理部42の制
御に従って、ADPCM−DAC81から受けた音声信
号を選択して出力する。これにより、オーディオDVD
(CD)を再生中であっても、音声によるナビゲーショ
ン情報の提供が可能となる。
【0062】描画処理回路83は、例えばベクトル演算
回路を備えたIC(Integrated Circuit)チップ等から
構成され、画像表示用のナビゲーション情報となる映像
信号を生成するためのものである。すなわち、描画処理
回路83は、記録情報制御処理部40が備えるハードデ
ィスクコントローラ51が、動作制御処理部42の制御
に従って記録坦体再生装置1の内蔵記録部13から読み
出した描画データを受ける。この描画データは、例えば
地図や建物、看板等を示す画像を表示するための図形デ
ータ等から構成される。描画処理回路83は、受け取っ
た描画データに従った3次元グラフィックス描画処理を
実行するなどして、NTSC(NationalTelevision Sys
tem Committee)信号やRGB(Red Green Blue)信号
といった映像信号を生成する。描画処理回路83は、生
成した映像信号を第4及び第5のスイッチ85、86に
送る。
【0063】第5のRAM84は、記録情報制御処理部
40が備えるハードディスクコントローラ51が読み出
した描画データをバッファリングして、描画処理回路8
3の処理に供するための書き換え可能な半導体メモリで
ある。
【0064】第4のスイッチ85は、記録坦体再生装置
1の再生信号処理部11が備えるAVデコーダ23がデ
コード処理を実行することにより得られた映像信号を受
ける。また、第4のスイッチ85は、描画処理回路83
が生成した映像信号を受ける。第4のスイッチ85は、
AVデコーダ23から受けた映像信号と描画処理回路8
3から受けた映像信号のいずれかを、例えば動作制御処
理部42の制御に従って選択し、例えば外付けされた前
部座席用のモニタ7に出力する。
【0065】第5のスイッチ86は、記録坦体再生装置
1の再生信号処理部11が備えるAVデコーダ23がデ
コード処理を実行することにより得られた映像信号を受
ける。また、第5のスイッチ86は、描画処理回路83
が生成した映像信号を受ける。第5のスイッチ86は、
AVデコーダ23から受けた映像信号と描画処理回路8
3から受けた映像信号のいずれかを、例えば動作制御処
理部42の制御に従って選択し、例えば外付けされた後
部座席用のモニタ8に出力する。
【0066】以下に、この発明の実施の形態に係るナビ
ゲーションシステムの動作を説明する。このナビゲーシ
ョンシステムは、外部記録坦体4から読み出した情報を
記録坦体再生装置1が備える内蔵記録部13に記録可能
とすることで、大量の情報を簡単な操作で容易に扱い、
ユーザに適切に提供可能としたシステムである。
【0067】内蔵記録部13に外部記録坦体4から読み
出した情報を記録するには、ユーザは、外部記録坦体4
を記録坦体再生装置1にセットして坦体再生処理部10
による読み出しを可能とする。次に、ユーザは、例えば
ナビゲーション装置2の情報入出力部43が備えるリモ
コンユニット74に設けられたインストールボタン(図
示せず)を押下するなどして、内蔵記録部13への記録
動作の開始を指示する。
【0068】ナビゲーション装置2が備える入出力制御
部41は、リモコンユニット74から記録動作を開始す
る旨の指示が入力されると、記録坦体再生装置1の動作
制御処理部12が備えるCPU31に制御信号を送り、
外部記録坦体4からのデータの読み出し開始を指示す
る。CPU31は、入出力制御部41から受けた制御信
号に従って坦体再生処理部10の動作を制御し、外部記
録坦体4から情報信号を読み出させる。坦体再生処理部
10は、外部記録坦体4から読み出した情報信号を、再
生信号処理部11が備えるDSP20に送る。
【0069】DSP20は、坦体再生処理部10から送
られた情報信号の復調や誤り訂正といった信号処理を実
行して、例えばナビゲーション情報を示すデータを再生
し、第1のスイッチ22を介してバス3に出力する。
【0070】バス3に出力されたデータは、ナビゲーシ
ョン装置2の記録情報制御処理部40が備えるハードデ
ィスクコントローラ51に転送される。ハードディスク
コントローラ51は、バス3から受けたデータを入出力
制御部41に送る。入出力制御部41は、ハードディス
クコントローラ51から受けたデータを、動作制御処理
部42が備える第4のRAM62にバッファリングす
る。
【0071】動作制御処理部42が備えるCPU61
は、外部記録坦体4から読み出されたデータが第4のR
AM62にバッファリングされると、これを記録坦体再
生装置1が備える内蔵記録部13に記録するための処理
を実行する。すなわち、CPU61は、第4のRAM6
2に記録されているデータのFATやヘッダーといった
管理情報を作成し、入出力制御部41を通じてハードデ
ィスクコントローラ51に供給する。これにより、外部
記録坦体4から読み出したデータのフォーマットを調整
して、内蔵記録部13に記録するためのフォーマットと
することができる。
【0072】例えば、外部記録坦体4として適用可能な
DVD−ROMには、図8に例示するような構造で、内
周側から外周側に向けてデータが記録されている。すな
わち、DVD−ROMにおいてデータ領域となるボリュ
ーム空間には、2048バイトのセクターを単位として
論理セクター番号(LSN;Logical Sector Number)
が割り当てられている。また、図8に示すUDF(Univ
ersal DiscFormat)ファイル構造とファイルデータは、
DVD−ROMの1つのパーティション内に記録され、
UDF論理ボリューム空間として定義されている。そし
て、このUDF論理ボリューム空間には、先頭のセクタ
ーから順に論理ブロック番号(LBN;Logical Block
Number)が割り当てられている。
【0073】記録坦体再生装置1は、図8に示すUDF
論理ボリューム空間から読み出したデータをナビゲーシ
ョン装置2に転送して、動作制御処理部42が備えるC
PU61に管理情報を作成させる。CPU61は、記録
情報制御処理部40が備えるハードディスクコントロー
ラ51を制御して、記録坦体再生装置1が備える内蔵記
録部13に、図8に示すUDF論理ボリューム空間から
読み出したデータを記録させる。ここで、内蔵記録部1
3が磁気ディスク記録装置(HDD)である場合、ハー
ドディスクコントローラ51は、外部記録坦体4から読
み出されたデータを、ディスクの外周側から順に記録
し、外部記録坦体4に記録されているナビデータ全体を
記録可能とする。また、ハードディスクコントローラ5
1は、CPU61によって作成されたFATといった管
理情報を、図9に示すようなディスク状の内蔵記録部1
3の最内周部分に設けられた管理情報記録領域101に
記録する。
【0074】また、内蔵記録部13は、複数の外部記録
坦体4から読み出したデータを記録できるだけの記録容
量を有している。従って、内蔵記録部13は、複数の外
部記録坦体4から読み出したデータを外周側から順に記
録することで、図9に示すような複数のデータ記録領域
100を形成する。ここで、各データ記録領域100に
は、1つの外部記録坦体4から読み出したナビデータ等
のデータが記録される。また、管理情報記録領域101
には、各データ記録領域100の開始位置と終了位置を
示すFATが記録され、内蔵記録部13に記録されたデ
ータを管理可能とする。
【0075】また、外部記録坦体4がCD−ROMであ
る場合には、記録坦体再生装置1は、図8に示すCD−
ROMファイル構造とファイルデータに相当するデータ
を読み出してナビゲーション装置2に転送し、動作制御
処理部42が備えるCPU61に管理情報を作成させた
のち、内蔵記録部13に記録する。
【0076】こうして、外部記録坦体4から読み出した
ナビデータ等のデータを内蔵記録部13に記録すること
により、外部記録坦体4を記録坦体再生装置1にセット
しなくともナビゲーション情報を提供可能となり、大量
の情報を簡単な操作で容易に扱うことができる。すなわ
ち、例えば、ナビデータが複数枚のDVD−ROMに渡
って記録されている場合であっても、このナビデータを
内蔵記録部13に記録することで、外部記録坦体4を入
れ替えることなくナビゲーション情報を提供することが
できる。
【0077】また、実際の道路の変更状況に合わせて道
路情報や通行規制情報、インターチェンジ情報、交差点
のランドマーク等を示す情報などを更新する場合には、
変更部分となる更新用のデータのみを、例えばパッチフ
ァイルとして外部記録坦体4に記録して配布する。ユー
ザは、更新用のデータが記録された外部記録坦体4を記
録坦体再生装置1にセットし、例えばリモコンユニット
74に設けられたインストールボタンを押下するなどし
て、データの更新を指示する。
【0078】ナビゲーション装置2が備える入出力制御
部41は、リモコンユニット74からの指示に従って記
録坦体再生装置1の動作制御処理部12が備えるCPU
31に制御信号を送り、外部記録坦体4からのデータの
読み出し開始を指示する。CPU31は、入出力制御部
41から受けた制御信号に従って坦体再生処理部10の
動作を制御し、外部記録坦体4から情報信号を読み出さ
せる。坦体再生処理部10は、外部記録坦体4から読み
出した情報信号を、再生信号処理部11が備えるDSP
20に送る。
【0079】DSP20は、坦体再生処理部10から送
られた情報信号の復調や誤り訂正といった信号処理を実
行し、再生したデータを第1のスイッチ22を介してバ
ス3に出力する。
【0080】ナビゲーション装置2の記録情報制御処理
部40が備えるハードディスクコントローラ51は、バ
ス3を通じて記録坦体再生装置1から送られたデータを
入出力制御部41に送る。入出力制御部41は、ハード
ディスクコントローラ51から受けたデータを、動作制
御処理部42が備える第4のRAM62にバッファリン
グする。
【0081】動作制御処理部42が備えるCPU61
は、第4のRAM62にバッファリングされたデータを
記録坦体再生装置1が備える内蔵記録部13に記録する
ための処理を実行し、FATやヘッダー等の管理情報を
作成する。
【0082】記録情報制御処理部40が備えるハードデ
ィスクコントローラ51は、CPU61からデータの供
給を受け、これをバス3に出力して記録坦体再生装置1
が備える内蔵記録部13に記録させる。この際、ハード
ディスクコントローラ51は、既に内蔵記録部13に記
録されているデータに新たなデータを上書きすること
で、道路情報等を示すナビデータを更新することができ
る。これにより、CD−ROM等のより安価な坦体を用
いて新たな道路情報を配布することができ、製作に要す
る時間やコストを低減して、大量の情報を容易に扱うこ
とができる。
【0083】また、内蔵記録部13に、情報入出力部4
3が備えるVICS用受信機73が受信した道路交通情
報等を示すデータや、リモコンユニット74により指定
された経路の軌跡を示すデータ等を記録するようにして
もよい。この場合、ハードディスクコントローラ51
は、バス3を介してこれらのデータを記録坦体再生装置
1の内蔵記録部13に転送して、ナビデータが記録され
たデータ記録領域100の内周側に隣接して設けたデー
タ記録領域100に記録させる。
【0084】このように内蔵記録部13にナビデータ等
のデータを記録することで、音楽やビデオ映像等を記録
した外部記録坦体4を再生しつつ、ナビゲーション情報
を提供することができる。
【0085】例えば、外部記録坦体4として、音楽等の
オーディオデータがMPEG方式で記録されたDVDを
再生する場合、記録坦体再生装置1の坦体再生処理部1
0は、外部記録坦体4から読み出した情報信号を、再生
信号処理部11が備えるDSP20に送る。
【0086】DSP20は、坦体再生処理部10から送
られた情報信号の復調や誤り訂正といった信号処理を実
行し、再生したMPEG方式のオーディオデータを第1
のスイッチ22を介してAVデコーダ23に送る。
【0087】AVデコーダ23は、MPEG方式に従っ
たデコード処理を実行し、得られたオーディオデータを
第2のスイッチ25に送る。第2のスイッチ25は、A
Vデコーダ23から受けたオーディオデータを選択し、
ナビゲーション装置2の音声映像出力処理部44が備え
るDAC80に送る。
【0088】DAC80は、記録坦体再生装置1から送
られたオーディオデータをアナログ化した音声信号を生
成し、第3のスイッチ82に送る。第3のスイッチ82
は、DAC80から送られた音声信号を選択すること
で、例えば外付けされたスピーカ6に、外部記録坦体4
から再生した音楽等の音声を出力させることができる。
【0089】この際、ナビゲーション装置2の動作制御
処理部42が備えるCPU61は、入出力制御部41を
通じて、情報入出力部43が備えるGPSユニット70
から、自車の現在位置を示す位置情報を受ける。また、
CPU61は、情報入出力部43が備える車速パルス発
生器71からパルス信号を受け、振動ジャイロ72から
自車の進行方向を示す情報を受ける。
【0090】こうして自車の現在位置、進行方向、進行
速度等を特定すると、CPU61は、記録情報制御処理
部40が備えるハードディスクコントローラ51を制御
して、記録坦体再生装置1の内蔵記録部13からナビデ
ータを読み出させ、音声映像出力処理部44が備える描
画処理回路83に転送させる。
【0091】描画処理回路83は、ハードディスクコン
トローラ51から転送されたデータに従った3次元グラ
フィックス描画処理等を実行し、画像表示用のナビゲー
ション情報となる映像信号を生成する。描画処理回路8
3は、生成した映像信号を第4及び第5のスイッチ8
5、86に送る。
【0092】第4及び第5のスイッチ85、86は、そ
れぞれ描画処理回路83から送られた映像信号を選択す
ることで、例えば外付けされたモニタ7、8に、例えば
地図情報といったナビゲーション情報を示す画像を表示
させることができる。
【0093】また、音声案内用のナビゲーション情報を
提供する際には、CPU61は、ハードディスクコント
ローラ51を制御して、内蔵記録部13から読み出した
データを、入出力制御部41を通じてADPCM−DA
C81に転送させ、音声合成処理等により音声案内用の
音声信号を生成させる。ADPCM−DAC81は、生
成した音声信号を第3のスイッチ82に送る。
【0094】ここで、動作制御処理部42が備えるCP
U61は、音声案内用の音声信号を出力する直前に、入
出力制御部41から記録坦体再生装置1の動作制御処理
部12が備えるCPU31に制御信号を送り、外部記録
坦体4の再生を一時停止させる。こののち、CPU61
は、第3のスイッチ82にADPCM−DAC81から
送られた音声信号を優先的に選択させ、例えば外付けさ
れたスピーカ6に、例えば進行方向を通知するためのナ
ビゲーション情報となる音声を出力させることができ
る。
【0095】ナビゲーション情報となる音声の出力が終
了すると、CPU61は、入出力制御部41からCPU
31に制御信号を送り、一時停止していた外部記録坦体
4の再生を再開させる。また、CPU61は、第3のス
イッチ82にDAC80から送られた音声信号を選択さ
せ、外部記録坦体4から再生した音楽等の音声を出力可
能とする。
【0096】また、外部記録坦体4として、ビデオ映像
等のビデオデータがMPEG方式で記録されたDVDを
再生する場合、記録坦体再生装置1の坦体再生処理部1
0が読み出した情報信号を、再生信号処理部11が備え
るDSP20に送ってビデオデータを再生する。再生さ
れたビデオデータは、第1のスイッチ22を介してAV
デコーダ23に送られる。
【0097】AVデコーダ23は、MPEG方式に従っ
たデコード処理を実行し、得られた映像信号をナビゲー
ション装置2が備える第4及び第5のスイッチ85、8
6に送る。
【0098】第4及び第5のスイッチ85、86は、例
えば動作制御処理部42が備えるCPU61の制御に従
って、描画処理回路83から受けた映像信号とAVデコ
ーダ23から受けた映像信号のいずれかを選択し、それ
ぞれ、例えば外付けされたモニタ7、8に出力する。こ
の際、第5のスイッチ86は、常時、AVデコーダ23
から送られた映像信号を選択するようにすれば、後部座
席用に外付けされたモニタ8に、外部記録坦体4から再
生された映像を継続して表示させることができる。ある
いは、第5のスイッチ86は、例えばユーザの切替操作
により、描画処理回路83から受けた映像信号を選択し
てモニタ8に出力し、ナビゲーション情報となる画像を
表示させてもよい。
【0099】また、CPU61は、情報入出力部43が
備える車速パルス発生器71から受けたパルス信号に基
づいて、自車が停止中であるか否かを判別し、停止中で
あると判別した場合にのみ、第4のスイッチ85にAV
デコーダ23から送られた映像信号を選択させる。すな
わち、第4のスイッチ85は、車速パルス発生器71が
自車の停止を示すパルス信号を発生した場合に、AVデ
コーダ23から送られた映像信号を選択してモニタ7に
出力する。一方、第4のスイッチ85は、車速パルス発
生器71が自車の移動を示すパルス信号を発生した場合
に、描画処理回路83から受けた映像信号を選択してモ
ニタ7に出力する。これにより、前部座席用に外付けさ
れたモニタ7には、自車が停止中のときだけ外部記録坦
体4から再生した映像を出力させることができる。
【0100】以上説明したように、この発明によれば、
外部記録坦体4から読み出したナビデータ等のデータを
予め内蔵記録部13に記録しておくことができる。これ
により、ナビデータが複数の外部記録坦体4に渡って記
録されている場合でも、外部記録坦体4を入れ替えるこ
となく全てのナビゲーション情報を提供することがで
き、簡単な操作で大量の情報を容易に扱うことができ
る。
【0101】また、音楽等のオーディオデータや、ビデ
オ映像等のビデオデータを記録した外部記録坦体4を再
生しながらナビゲーション情報を提供することもでき
る。
【0102】この発明は、上記実施の形態に限定され
ず、様々な変形及び応用が可能である。例えば、内蔵記
録部13には、外部記録坦体4から読み出したナビデー
タや道路交通情報を示すデータ以外のデータを記録する
ようにしてもよい。すなわち、例えば、ナビゲーション
装置2の記録情報制御処理部40が備えるメモリーイン
タフェースコントローラ52が、着脱可能なメモリーカ
ード5から読み出したデータをハードディスクコントロ
ーラ51に転送し、記録坦体再生装置1の内蔵記録部1
3に記録するようにしてもよい。あるいは、情報入出力
部43が備えるモデム75に携帯電話機を外付けして受
信したデータを記録するようにしてもよい。
【0103】また、図10に示すように、情報入出力部
43に、例えばUSB(UniversalSerial Bus)方式に
対応したバスインタフェース76を設け、これにディジ
タル・スチル・カメラを接続して、静止画を示す画像デ
ータを取り込み、内蔵記録部13に記録するようにして
もよい。この際に取り込まれたデータは、内蔵記録部1
3にて既にデータが記録されているデータ記録領域10
0の内周側に隣接して設けたデータ記録領域100に記
録される。内蔵記録部13に記録された画像データから
静止画を再生して出力する際には、動作制御処理部42
が備えるCPU61が、ハードディスクコントローラ5
1により読み出された画像データを伸長するための処理
を実行して、音声映像出力処理部44が備える描画処理
回路83に送る。これにより、圧縮された画像データを
解凍(伸長)する。描画処理回路83は、画像データに
従った映像信号を生成し、第4及び第5のスイッチ8
5、86に供給して、モニタ7、8への出力を可能とす
る。
【0104】ここで、動作制御処理部42が備えるCP
U61は、入出力制御部41を通じて情報入出力部43
が備えるモデム75を制御することにより、モニタ7、
8に出力した静止画を、外付けされた携帯電話機等に出
力して外部に送信するようにしてもよい。
【0105】また、内蔵記録部13には、工場出荷時等
に予めナビゲーション情報を提供するためのナビデータ
を記録しておき、更新する道路情報等を示す新たなナビ
データのみをCD−ROM等の外部記録坦体4に記録し
て配布し、内蔵記録部13に記録されているデータを更
新するようにしてもよい。
【0106】さらに、ナビゲーション装置2は、記録坦
体再生装置1が外部記録坦体4から読み出したデータか
ら直接ナビゲーション情報を生成して提供するようにし
てもよい。
【0107】この場合、動作制御処理部42が備えるC
PU61は、記録情報制御処理部40が備えるハードデ
ィスクコントローラ51を制御して、バス3を介して記
録坦体再生装置1から送られたデータを、音声映像出力
処理部44に転送させる。すなわち、記録坦体再生装置
1から送られた音声案内用のナビデータは、入出力制御
部41を通じて音声映像出力処理部44が備えるADP
CM−DAC81に転送される。また、記録坦体再生装
置1から送られた画像表示用のナビデータは、音声映像
出力処理部44が備える描画処理回路83に転送され
る。
【0108】こうして、ADPCM−DAC81は、記
録坦体再生装置1から送られた音声案内用のナビデータ
から音声案内用の音声信号を生成し、第3のスイッチ8
2に供給して出力可能とする。また、描画処理回路83
は、記録坦体再生装置1から送られた画像表示用のナビ
データから画像表示用の映像信号を生成し、第4及び第
5のスイッチ85、86に供給して出力可能とする。こ
れにより、内蔵記録部13からナビデータを読み出せな
い場合にも、外部記録坦体4からナビデータを読み出す
ことにより、ナビゲーション情報を提供することができ
る。
【0109】
【発明の効果】以上の説明のように、この発明によれ
ば、外部記録坦体から読み出したデータを、内蔵する記
録部に記録し、当該記録部から読み出したデータよりナ
ビゲーション情報を生成してユーザに提供することがで
きる。これにより、外部記録坦体を入れ替えることなく
大量の情報を提供することができ、簡単な操作で大量の
情報を容易に扱い、ユーザに適切に提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係るナビゲーションシ
ステムの構成の一例を示す図である。
【図2】再生信号処理部の構成を示す図である。
【図3】記録坦体再生装置が備える動作制御処理部の構
成を示す図である。
【図4】記録情報制御処理部の構成を示す図である。
【図5】ナビゲーション装置が備える動作制御処理部の
構成を示す図である。
【図6】情報入出力部の構成を示す図である。
【図7】音声映像出力処理部の構成を示す図である。
【図8】DVD−ROMに記録されているデータの構造
を例示する図である。
【図9】内蔵記録部に設けられた記録領域を示す図であ
る。
【図10】この発明の実施の形態に係るナビゲーション
システムの変形例における情報入出力部の構成を示す図
である。
【符号の説明】
1 記録坦体再生装置 2 ナビゲーション装置 3、30、50、60 バス 4 外部記録坦体 5 メモリーカード 6 スピーカ 7、8 モニタ 10 坦体再生処理部 11 再生信号処理部 12、42 動作制御処理部 13 内蔵記録部 20 DSP 21、24、32、62、84 RAM 22、25、82、85、86 スイッチ 23 AVデコーダ 31、61 CPU 33、63 ROM 40 記録情報制御処理部 41 入出力制御部 43 情報入出力部 44 音声映像出力処理部 51 ハードディスクコントローラ 52 メモリーインタフェースコントローラ 70 GPSユニット 71 車速パルス発生器 72 振動ジャイロ 73 VICS用受信機 74 リモコンユニット 75 モデム 80 DAC 81 ADPCM−DAC 83 描画処理回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C032 HB02 HB22 HB23 HB24 HB25 HC01 HC02 HC05 HC08 HC15 HC31 HD03 2F029 AA02 AB01 AB07 AC02 AC04 AC14 AC18 5B049 BB31 CC02 DD01 DD05 EE01 EE07 FF03 FF04 FF06 FF09 GG04 GG07 5H180 AA01 BB02 BB04 BB13 EE18 FF04 FF05 FF12 FF13 FF25 FF27

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動体に搭載されて経路を案内するための
    ナビゲーション情報を提供するナビゲーションシステム
    であって、 外部記録坦体をセットして、当該外部記録坦体に記録さ
    れているデータを読み出す坦体データ読出手段と、 前記坦体データ読出手段により読み出されたデータを記
    録する内蔵記録手段と、 移動体の現在位置を示す位置情報を取得する位置情報取
    得手段と、 前記内蔵記録手段に記録されているデータに基づいたナ
    ビゲーション情報を生成して出力するナビ情報生成出力
    手段と、 前記位置情報取得手段が位置情報を取得すると、前記内
    蔵記録手段に記録されているデータを前記ナビ情報生成
    出力手段に転送して、ナビゲーション情報を生成させる
    制御処理手段を備える、 ことを特徴とするナビゲーションシステム。
  2. 【請求項2】前記制御処理手段は、前記坦体データ読出
    手段により読み出されたデータを前記内蔵記録手段に記
    録するための管理情報を作成し、前記坦体データ読出手
    段により読み出されたデータと共に前記内蔵記録手段に
    記録させる、 ことを特徴とする請求項1に記載のナビゲーションシス
    テム。
  3. 【請求項3】前記制御処理手段は、前記坦体データ読出
    手段が外部記録坦体から更新用のデータを読み出すと、
    更新用のデータを前記内蔵記録手段に記録するための管
    理情報を作成し、前記内蔵記録手段に既に記録されてい
    るデータに新たなデータを上書きして更新する、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載のナビゲーショ
    ンシステム。
  4. 【請求項4】前記内蔵記録手段は、前記坦体データ読出
    手段が複数の外部記録坦体から読み出したデータを記録
    可能な記録容量を有し、前記坦体データ読出手段が読み
    出した各外部記録坦体に対応した複数の記録領域を設け
    てデータを記録する、 ことを特徴とする請求項1、2又は3に記載のナビゲー
    ションシステム。
  5. 【請求項5】前記制御処理手段は、前記坦体データ読出
    手段により読み出されたデータを前記内蔵記録手段に記
    録させる際に、前記内蔵記録手段に設けた各記録領域の
    開始位置と終了位置を示す管理情報を作成し、前記坦体
    データ読出手段により読み出されたデータと共に前記内
    蔵記録手段に記録させる、 ことを特徴とする請求項4に記載のナビゲーションシス
    テム。
  6. 【請求項6】前記内蔵記録手段は、前記坦体データ読出
    手段により読み出されたデータ以外のデータを記録する
    記録領域を有する、 ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載
    のナビゲーションシステム。
  7. 【請求項7】前記坦体データ読出手段は、外部記録坦体
    から読み出したデータより、第1の音声信号と第1の映
    像信号の少なくともいずれか一方を再生する信号再生手
    段を備え、 前記ナビ情報生成出力手段は、 前記内蔵記録手段から読み出されたデータより、ナビゲ
    ーション情報となる第2の音声信号を生成するナビ音声
    生成手段と、 前記内蔵記録手段から読み出されたデータより、ナビゲ
    ーション情報となる第2の映像信号を生成するナビ映像
    生成手段と、 前記信号再生手段により再生された第1の音声信号と、
    前記ナビ音声生成手段により生成された第2の音声信号
    のいずれかを選択して出力する第1の選択手段と、 前記信号再生手段により再生された第1の映像信号と、
    前記ナビ映像生成手段により生成された第2の映像信号
    のいずれかを選択して出力する第2の選択手段とを備え
    る、 ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載
    のナビゲーションシステム。
  8. 【請求項8】前記第1の選択手段は、前記信号再生手段
    が第1の音声信号を再生している際に、前記信号再生手
    段により再生された第1の音声信号を選択して出力し、
    前記ナビ音声生成手段がナビゲーション情報となる第2
    の音声信号を生成すると、前記ナビ音声生成手段により
    生成された第2の音声信号を優先的に選択して出力す
    る、 ことを特徴とする請求項7に記載のナビゲーションシス
    テム。
  9. 【請求項9】前記制御処理手段は、前記第1の選択手段
    が前記ナビ音声生成手段により生成された第2の音声信
    号を選択して出力する際に、前記坦体データ読出手段が
    外部記録坦体からデータを読み出す動作を一時停止させ
    る、 ことを特徴とする請求項8に記載のナビゲーションシス
    テム。
  10. 【請求項10】前記制御処理手段は、前記ナビ音声生成
    手段により生成された第2の音声信号の出力が終了する
    と、前記坦体データ読出手段が外部記録坦体からデータ
    を読み出す動作を再開させ、 前記第1の選択手段は、前記ナビ音声生成手段により生
    成された第2の音声信号の出力が終了すると、前記信号
    再生手段により再生された第1の音声信号を選択して出
    力する、 ことを特徴とする請求項9に記載のナビゲーションシス
    テム。
  11. 【請求項11】移動体の移動停止を検出する停止検出手
    段を備え、 前記第2の選択手段は、前記信号再生手段が第1の映像
    信号を再生すると共に前記ナビ映像生成手段が第2の映
    像信号を生成している際、前記停止検出手段が移動体の
    移動停止を検出した場合に、前記信号再生手段により再
    生された第1の映像信号を選択して出力し、前記停止検
    出手段が移動体の移動停止を検出しない場合に、前記ナ
    ビ映像生成手段により生成された第2の映像信号を選択
    して出力する、 ことを特徴とする請求項7から10のいずれか1項に記
    載のナビゲーションシステム。
  12. 【請求項12】前記ナビ情報生成出力手段は、前記坦体
    データ読出手段により読み出されたデータからナビゲー
    ション情報を生成して出力する、 ことを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記
    載のナビゲーションシステム。
  13. 【請求項13】前記内蔵記録手段は、ハードディスク装
    置である、 ことを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記
    載のナビゲーションシステム。
  14. 【請求項14】外部記録坦体から読み出したデータを、
    内蔵された記録装置に記録し、現在位置を示す位置情報
    を取得すると、内蔵された前記記録装置から読み出した
    データより、経路を案内するためのナビゲーション情報
    を生成して出力する、 ことを特徴とするナビゲーションシステム。
  15. 【請求項15】外部記録坦体から読み出したデータを、
    内蔵された記録装置に記録し、現在位置を示す位置情報
    を取得すると、内蔵された前記記録装置から読み出した
    データより、経路を案内するためのナビゲーション情報
    を生成して出力する、 ことを特徴とするナビゲーション情報提供方法。
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