JP2002070879A - 車両用軸受装置 - Google Patents

車両用軸受装置

Info

Publication number
JP2002070879A
JP2002070879A JP2000254912A JP2000254912A JP2002070879A JP 2002070879 A JP2002070879 A JP 2002070879A JP 2000254912 A JP2000254912 A JP 2000254912A JP 2000254912 A JP2000254912 A JP 2000254912A JP 2002070879 A JP2002070879 A JP 2002070879A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
shaft portion
insertion hole
hub wheel
fitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000254912A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Shima
孝爾 嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koyo Seiko Co Ltd filed Critical Koyo Seiko Co Ltd
Priority to JP2000254912A priority Critical patent/JP2002070879A/ja
Publication of JP2002070879A publication Critical patent/JP2002070879A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両用軸受装置において、軸部を挿通穴に挿
通する際に止め輪は縮径されるので、取付け溝の軸方向
の幅は止め輪の断面径よりもわずかに大きく形成してお
り、軸部の挿入後に止め輪が拡径されて止め輪が段付き
面に係合しても、軸心方向のがたつきが残ってしまう。 【解決手段】 軸部4の途中に嵌合凸部32を形成し、
この嵌合凸部32を弾性的に縮径・拡径可能とするスリ
ット36を形成する一方で、挿通穴2の途中の所定位置
に周方向に沿って環状の嵌合凹部30を形成し、軸部4
を外輪19の小径側端面がハブホイール1の車両インナ
側端面に当接するまで挿入すると、軸部4がその弾性に
よりスリット36とともに拡がって嵌合凸部32が嵌合
凹部30に弾性的に嵌着し、軸部4がハブホイール1の
挿通穴2から軸心6方向へ抜け出るのを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車などの車両
におけるディスクブレーキ装置のディスクロータや車輪
が取り付けられる車両用軸受装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、自動車の駆動輪側に使用される
車両用軸受装置は、車輪を取付けるハブホイールと、こ
のハブホイールに形成された挿通穴に軸部がスプライン
嵌合した等速ジョイントと、車体側に取付けられるとと
もにハブホイールを回転自在に支持する複列転がり軸受
とを備えている。
【0003】そして、前記挿通穴の内周壁面途中に形成
した段付き面に、軸部の途中に形成した取付け溝に嵌合
した止め輪が係合することによって、ハブホイールに対
する等速ジョイントの抜け止めを行っている。
【0004】このような車両用軸受装置では、軸部の取
付け溝に止め輪を嵌合した状態で、止め輪が段付き面に
位置するように軸部を挿通穴に挿通する。そうすると、
止め輪がその弾性力により拡径して段付き面に係合し、
等速ジョイントの抜け止めが行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の車両用軸受
装置において、軸部を挿通穴に挿通する際に止め輪は縮
径されるので、取付け溝の軸方向の幅は、止め輪の断面
径よりもわずかに大きく形成している。このため、軸部
の挿入後に止め輪が拡径されて止め輪が段付き面に係合
しても、いわゆる軸心方向のがたつきが残ってしまって
いた。
【0006】そこで本発明は、上記課題を解決し得る車
両用軸受装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明における課題解決
手段は、車輪を取付けるためのハブホイールが、車体側
に固定される複列転がり軸受に軸心回りに回転自在に支
持され、前記ハブホイールを駆動軸に対して傾動可能に
支持する等速ジョイントが設けられ、この等速ジョイン
トは、ハブホイールを駆動軸に対して傾動案内する案内
玉群の軌道となる椀形の案内部の小径側に一体的に形成
された軸部を有し、この軸部が前記ハブホイールに形成
した挿通穴に対し車両インナ側からスプライン嵌合さ
れ、前記軸部が挿通穴から抜け出るのを防止するための
抜け止め手段が設けられ、この抜け止め手段は、ハブホ
イールの挿通孔の内周面の一部に周方向に沿って形成さ
れかつ径方向に拡大された嵌合凹部と、軸部の車両アウ
タ側に形成した中空断面部に設けられて前記嵌合用凹部
に嵌着するよう拡径された嵌合凸部とを備えている。
【0008】また、ハブホイールの挿通穴の車両インナ
側における外周部に、軸部の挿入を補助するための拡径
案内部が形成され、あるいは嵌合凹部が挿通穴の途中に
形成した湾曲面とされ、また嵌合凹部が挿通穴の車両ア
ウタ側端部に形成した環状のテーパ面とされるととも
に、嵌合凸部が軸部の車両アウタ側に形成した中空断面
部の端部をテーパ面に当接するよう変形させた当接面と
され、さらに軸部の中空断面部外周に、軸心方向に沿っ
たスリットが形成されている。
【0009】上記構成において、ハブホイールの挿通穴
の車両インナ側に形成した拡径案内部に等速ジョイント
の軸部を当てると、軸部の中空断面部外周に形成された
スリットによって軸部が弾性的に縮径されて軸部が挿通
穴に対し容易に挿入され、案内部の小径側端面がハブホ
イールの車両インナ側端面に当接するまで軸部を挿入す
ると、軸部の弾性力によって拡径するよう復元して、嵌
合凹部に対し嵌合凸部が嵌着し、軸部がハブホイールの
挿通穴から軸心方向へ抜け出るのを防止する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて説明する。まず、図1および図2に基づい
て本発明の実施の第一形態を説明する。本発明の実施の
第一形態に係る車両用軸受装置は、図1に示すように、
車輪を取付けるためのハブホイール1の挿通穴2に、等
速ジョイント3の軸部4がスプライン嵌合され、前記ハ
ブホイール1は、車体側に固定される複列転がり軸受5
に、軸心6回りに回転自在に支持されている。
【0011】前記ハブホイール1の外周面には、径方向
外方に突出する取付けフランジ7が形成され、この取付
けフランジ7の円周数箇所には、図示しないディスクブ
レーキ装置のディスクロータおよび前記車輪を固定する
ための取付けボルト9が貫通されている。
【0012】そして、前記挿通穴2の途中の所定位置1
箇所に周方向に沿って形成されかつ径方向に拡大された
環状の嵌合凹部(軸心方向に沿って円弧状)30が形成
されている。また、ハブホイール1の挿通穴2の車両イ
ンナ側における外周部に環状のテーパ面が形成され、こ
の部分が、後述するように軸部4の挿入を補助するため
の拡径案内部35とされている。
【0013】前記等速ジョイント3は、ハブホイール1
を駆動軸22に対して傾動可能に連結するものであっ
て、ツェッパタイプ(バーフィールド型)と呼ばれる周
知のものが用いられる。この等速ジョイント3の具体的
構成は、ハブホイール1を駆動軸22に対して傾動案内
するための玉13と、内輪17および玉13の保持器1
5などが収納される椀形案内部(以下外輪という)19
と、この外輪19の小径側(車両インナ側)に一体に連
設される前記軸部4とを備えている。また、図において
外輪19の小径側端面は、ハブホイール1の車両インナ
側端面に当接している。符号27は、等速ジョイント3
をシールするためのシール用ブーツを示し、一端が等速
ジョイント3の外輪19開放側を覆い、他端が駆動軸2
2の途中を覆うように配設されている。
【0014】また、図2に示すように、前記等速ジョイ
ント3の軸部4はその車両アウタ側が中空断面部31と
されて外周部が肉薄に形成され、この中空断面部31の
途中には嵌合凸部32が形成され、この嵌合凸部32
は、軸心6方向に沿った断面が円弧状に形成され、ま
た、図2に示すように、軸部4の外周には、軸心6方向
に亘った複数条のスリット36が周方向に等間隔位置に
形成されている。
【0015】そして、軸部4がハブホイール1の挿通穴
2から軸心6方向へ抜け出てしまうの防止するための抜
け止め手段が、前記嵌合凹部30および嵌合凸部32か
ら構成されている。
【0016】前記複列転がり軸受5は、二列で配設され
る転動体としての複数の玉11,12、これら玉11,
12を保持するための二つの冠形保持器14、内輪およ
び外輪18を備えており、内輪の軌道として、ハブホイ
ール1およびハブホイール1の車両インナ側に嵌着され
た環状内輪部材20が用いられる。すなわち、一方の玉
11列の軌道面としてハブホイール1の外周面が用いら
れ、他方の玉12列の軌道面として環状内輪部材20の
外周面が用いられる。なお、前記複列転がり軸受5の外
輪18の外周面には、車体などにボルト止めされる径方
向外向きの取付けフランジ8が形成されている。
【0017】また、前記複列転がり軸受5の外輪18
は、その車体アウタ側端面が前記ハブホイール1の取付
けフランジ7に近接するよう配置されている。
【0018】さらに、複列転がり軸受5の車両アウタ側
および車両インナ側とハブホイール1(環状内輪部材2
0)の外周面との間は、接触型シール部材21によって
シールされている。
【0019】次に、ハブホイール1に等速ジョイント3
を組付ける手順を説明する。まず、等速ジョイント3の
軸部4の車両アウタ側を拡径案内部35に当てて挿通穴
2に対して押し込むようにする。ここで、軸部4には軸
心6方向に沿った複数条のスリット36が形成されてい
るので、軸部4の車両アウタ側端部が拡径案内部35の
テーパ面に所定の力で当たると、これらスリット36に
よって軸部4が弾性的に縮径され、軸部4の車両アウタ
側端部が容易に挿通穴2に挿入される。さらに軸部4を
押し込むと、拡径案内部35に嵌合凸部32が当接する
が、上記と同様に、軸部4には軸心6方向に沿ったスリ
ット36が形成されているので、さらに軸部4が縮径さ
れて嵌合凸部32が挿通穴2に挿入される。
【0020】このようにして軸部4を、外輪19の小径
側端面がハブホイール1の車両インナ側端面に当接する
まで挿通穴2に挿入する。このとき、スリット36どう
しが拡がって嵌合凸部32が嵌合凹部30に弾性的に嵌
着し、軸部4がハブホイール1の挿通穴2から軸心6方
向へ抜け出てしまうのが防止される。
【0021】なお、ハブホイール1の内周面と軸部4と
は、例えば車両インナ側でスプライン嵌合されて、複列
転がり軸受5によって支軸回りに一体的に回転可能とな
る。
【0022】そして、外輪19の小径側端面がハブホイ
ール1の車両インナ側端面に当接するまで等速ジョイン
ト3の軸部4を挿通穴2に挿入した際に、嵌合凹部30
に嵌合凸部32が弾性的に嵌着するので、軸部4が軸心
6方向へがたつくのを防止できる。
【0023】なお、ハブホイール1と等速ジョイント3
とを分解する場合は、嵌合凹部30と嵌合凸部32の弾
性力に抗して等速ジョイント3の軸部4を挿通穴2から
抜くようにすることで、スリット36が形成されている
ことにより軸部4が弾性的に縮径され、軸部4を挿通穴
2から取外すことができる。
【0024】このように、本発明の実施の第一形態によ
れば、軸部4の途中に嵌合凸部32を形成し、この嵌合
凸部32を弾性的に縮径あるいは拡径させるスリット3
6を軸部4に形成する一方で、挿通穴2の途中の所定位
置1箇所に周方向に沿って環状の嵌合凹部30を形成し
たので、軸部4を外輪19の小径側端面がハブホイール
1の車両インナ側端面に当接するまで挿通穴2に挿入す
ると、いったん縮径した軸部4がその弾性によりスリッ
ト36とともに拡がって嵌合凸部32が嵌合凹部30に
弾性的に嵌着し、軸部4がハブホイール1の挿通穴2か
ら軸心6方向へ抜け出るのを防止できる。
【0025】また、嵌合凸部32が嵌合凹部30に弾性
的に嵌着することにより、軸部4が軸心6方向へがたつ
くのを防止でき、軸部4に形成する中空断面部31をで
きるだけ軸心6方向に長く形成することで、装置全体の
軽量化を図ることができる。
【0026】さらに、軸部4を挿通穴2に挿入する作業
だけで嵌合凹部30に嵌合凸部32が弾性的に嵌合する
ので、両者の組付けを非常に容易行うことができる。
【0027】また、例えば軸部4をかしめることでハブ
ホイール1側に取付ける場合の作業に比べて極めて容易
な作業となり、軸部4の端部をボルト・ナット等を用い
てハブホイール1側に取付ける場合に比べて部品点数の
削減を行い得る。次に、本発明の実施の第二形態を図3
および図4に基づいて説明する。本発明の実施の第二形
態に係る車両用軸受装置は、軸部4が挿通穴2から抜け
出るのを防止する抜け止め手段としての嵌合凹部30
が、挿通穴2の車両アウタ側端部に形成した環状のテー
パ面とされ、嵌合凸部32が、軸部4の車両アウタ側に
形成した中空断面部31の端部をテーパ面に当接するよ
う拡径させた当接面とされたものである。
【0028】そして、上記実施の第一形態と同様に、軸
部4の外周には、軸心6方向に亘った複数条のスリット
36が周方向に等間隔置きに形成されている。抜け止め
手段以外の構成は、上記実施の第一形態と同様であるの
で省略する。
【0029】本発明の実施の第二形態において、ハブホ
イール1に等速ジョイント3を組付ける手順を説明す
る。まず、等速ジョイント3の軸部4を拡径案内部35
に当てて挿通穴2に対して押し込むようにする。ここ
で、軸部4には軸心6方向に沿った複数条のスリット3
6が形成されているので、軸部4の車両アウタ側端部が
拡径案内部35のテーパ面に所定の力で当たると、これ
らスリット36によって車両アウタ側端部、すなわち嵌
合凸部32が弾性的に縮径され、これによって軸部4の
車両アウタ側端部を容易に挿通穴2に挿入することがで
きる。さらに軸部4を押し込み、外輪19の小径側端面
がハブホイール1の車両インナ側端面に当接するまで挿
通穴2に挿入する。
【0030】このとき、スリット36によって縮径され
ていた軸部4(嵌合凸部32)が、弾性によって拡径す
る方向に形状が復元して、嵌合凹部30に嵌合凸部32
が弾性的に嵌着し、軸部4がハブホイール1の挿通穴2
から軸心6方向へ抜け出るのを防止する。
【0031】そして、外輪19の小径側端面がハブホイ
ール1の車両インナ側端面に当接するまで等速ジョイン
ト3の軸部4を挿通穴2に挿入した際に、嵌合凹部30
に嵌合凸部32が弾性的に嵌着すること、軸部4が軸心
6方向へがたつくのを防止できる。
【0032】なお、ハブホイール1と等速ジョイント3
とを分解する場合は、嵌合凹部30と嵌合凸部32の嵌
合力(軸部4の弾性力)に抗して等速ジョイント3の軸
部4を挿通穴2から抜くことで、スリット36を介して
軸部4が縮径され、軸部4を挿通穴2から取外すことが
できる。他の作用効果は上記実施の第一形態と同様であ
るので省略する。
【0033】また、嵌合凸部32は軸部4が弾性的に拡
径・縮径することで嵌合凹部に嵌着・離脱するので、軸
部4を抜いた後でも再利用でき、経済的である。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明
は、ハブホイールの軸部が挿通穴から抜け出るのを防止
するための抜け止め手段が設けられ、この抜け止め手段
は、ハブホイールの挿通孔の内周面の一部に周方向に沿
って形成されかつ径方向に拡大された嵌合凹部と、軸部
の車両アウタ側に形成した中空断面部に設けられて前記
嵌合用凹部に嵌着するよう拡径された嵌合凸部とを備
え、軸部の中空断面部外周に、軸心方向に沿ったスリッ
トが形成されたので、軸部の弾性力に抗して容易に軸部
を挿通穴に挿入することができ、軸部を挿入穴に挿入し
た後は、軸部の弾性復元力により嵌合凹部に対して嵌合
凸部が弾性的に嵌着して、軸部がハブホイールの挿通穴
から軸心方向へ抜け出るのを防止できる。
【0035】また、嵌合凸部が嵌合凹部に弾性的に嵌着
することにより、軸部が軸心方向へがたつくのを防止で
き、軸部に形成する中空断面部をできるだけ軸心方向に
長くすることで、装置全体の軽量化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第一形態を示す車両軸受装置に
おいて軸部をハブホイールの挿通穴に挿通した状態の一
部断面図である。
【図2】同じく軸部の中空断面部の構造を示す斜視図で
ある。
【図3】本発明の実施の第二形態を示す車両軸受装置に
おいて軸部をハブホイールの挿通穴に挿通した状態の一
部断面図である。
【図4】同じく軸部の中空断面部の構造を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 ハブホイール 2 挿通穴 3 等速ジョイント 4 軸部 5 複列転がり軸受 19 椀形案内部 30 嵌合凹部 31 中空断面部 32 嵌合凸部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪を取付けるためのハブホイールが、
    車体側に固定される複列転がり軸受に軸心回りに回転自
    在に支持され、前記ハブホイールを駆動軸に対して傾動
    可能に支持する等速ジョイントが設けられ、この等速ジ
    ョイントは、ハブホイールを駆動軸に対して傾動案内す
    る案内玉群の軌道となる椀形の案内部の小径側に一体的
    に形成された軸部を有し、この軸部が前記ハブホイール
    に形成した挿通穴に対し車両インナ側からスプライン嵌
    合される車両用軸受装置であって、 前記軸部が挿通穴から抜け出るのを防止するための抜け
    止め手段が設けられ、この抜け止め手段は、ハブホイー
    ルの挿通孔の内周面の一部に周方向に沿って形成されか
    つ径方向に拡大された嵌合凹部と、軸部の車両アウタ側
    に形成した中空断面部に設けられて前記嵌合用凹部に嵌
    着するよう拡径された嵌合凸部とを備えたことを特徴と
    する車両用軸受装置。
  2. 【請求項2】 ハブホイールの挿通穴の車両インナ側に
    おける外周部に、軸部の挿入を補助するための拡径案内
    部が形成されたことを特徴とする請求項1記載の車両用
    軸受装置。
  3. 【請求項3】 嵌合凹部が挿通穴の途中に形成した湾曲
    面とされたことを特徴とする請求項1または請求項2記
    載の車両用軸受装置。
  4. 【請求項4】 嵌合凹部が、挿通穴の車両アウタ側端部
    に形成した環状のテーパ面とされ、嵌合凸部が、軸部の
    車両アウタ側に形成した中空断面部の端部をテーパ面に
    当接するよう変形させた当接面とされたことを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載の車両用軸受装置。
  5. 【請求項5】 軸部の中空断面部外周に、軸心方向に沿
    ったスリットが形成されたことを特徴とする請求項3ま
    たは請求項4記載の車両用軸受装置。
JP2000254912A 2000-08-25 2000-08-25 車両用軸受装置 Pending JP2002070879A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000254912A JP2002070879A (ja) 2000-08-25 2000-08-25 車両用軸受装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000254912A JP2002070879A (ja) 2000-08-25 2000-08-25 車両用軸受装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002070879A true JP2002070879A (ja) 2002-03-08

Family

ID=18743786

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000254912A Pending JP2002070879A (ja) 2000-08-25 2000-08-25 車両用軸受装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002070879A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008008323A (ja) * 2006-06-27 2008-01-17 Toyota Motor Corp 等速継手
JP2013531210A (ja) * 2010-07-19 2013-08-01 デーナ、オータモウティヴ、システィムズ、グループ、エルエルシー 等速ジョイントアセンブリおよびアセンブリにシャフトを固定する方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008008323A (ja) * 2006-06-27 2008-01-17 Toyota Motor Corp 等速継手
JP4729445B2 (ja) * 2006-06-27 2011-07-20 トヨタ自動車株式会社 等速継手
JP2013531210A (ja) * 2010-07-19 2013-08-01 デーナ、オータモウティヴ、システィムズ、グループ、エルエルシー 等速ジョイントアセンブリおよびアセンブリにシャフトを固定する方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1178408A (ja) 車輪用転がり軸受ユニット
JP2008024296A (ja) 緊締を軸方向で支持するための位置固定リングを備えたホイールハブ・回転ジョイントアッセンブリ
EP1961981B1 (en) Bearing device for wheel
JP2010100156A (ja) 車輪用軸受装置
US6832854B2 (en) Vehicle-use rolling bearing device
JP2003094905A (ja) 車軸用軸受装置
JP2002052901A (ja) 車軸用軸受装置
JP2004340311A (ja) 車輪用軸受ユニット
JP3965942B2 (ja) 転がり軸受の取付け構造
KR20200139575A (ko) 휠베어링 조립체
JP2000065049A (ja) 自動車用ハブユニット及びその組立方法
JPH115404A (ja) 車輪支持用ハブユニット
JP2002070879A (ja) 車両用軸受装置
JP4720032B2 (ja) 軸受装置の組み立て方法
JP3988447B2 (ja) 転がり軸受の取付け構造
JP2004036818A (ja) 軸受装置
JP2006342945A (ja) 車輪用軸受装置
JP2002081460A (ja) 車両用軸受装置
JP2004074815A (ja) 転がり軸受装置
JP2001246906A (ja) 車輪駆動用軸受ユニット
JP2002114004A (ja) 車両用軸受装置
JP2002067603A (ja) 車両用軸受装置
JP2002195254A (ja) 車輪軸受装置
JP2002339964A (ja) 車軸用軸受装置
JP2004150485A (ja) 転がり軸受装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070718

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090430

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090512

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091006