JP2002068507A - 画像形成装置の給紙装置 - Google Patents

画像形成装置の給紙装置

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JP2002068507A JP2000259846A JP2000259846A JP2002068507A JP 2002068507 A JP2002068507 A JP 2002068507A JP 2000259846 A JP2000259846 A JP 2000259846A JP 2000259846 A JP2000259846 A JP 2000259846A JP 2002068507 A JP2002068507 A JP 2002068507A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 捌きパッドの耐久性を向上させると共に、固
定式の給紙カセットを採用する構成において好適な給紙
装置を提供する。 【解決手段】 可動式シート捌きユニット21は、押上
スプリング22にて給紙ローラ5側へと常時付勢されて
いるが、非給紙時は、操作片21eにシート押上板3が
係合することで、捌きパッド20を給紙ローラ5より離
間させた待機位置で保持され、給紙時は、シート押上板
3が上昇して操作片21eとの係合が解除されることで
上昇し、捌きパッド20を給紙ローラ5に圧接させた圧
接位置に移動する。圧接位置にある状態で、捌きパッド
20は、回動支持体21bを介して圧接スプリング21
dにて給紙ローラ5へと圧接されており、捌きパッド2
0と給紙ローラ5との間を通過するシートSの厚みに応
じて、給紙ローラ5より離間する方向に回動変位する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタや複写
機、ファクシミリ等の印字や転写、印刷等にてシートに
画像を形成する画像形成装置に適用され、詳しくは、積
載シートを順次一枚ずつ分離して画像形成部へと送り出
す画像形成装置の給紙装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置の給紙装置において
は、画像を形成すべきシートを収容する給紙カセットが
画像形成装置本体に対して着脱自在に構成されたものが
主流であった。しかしながら、このような着脱式の給紙
カセットの場合、その構造上、画像形成装置の高さ寸法
を必然的に増加させてしまう。
【0003】そこで、近年、特にインクジェットプリン
タ等の小容量の印字を行う画像形成装置においては、着
脱式の給紙カセットに代えて、画像形成装置本体の底板
を給紙カセットの底板として利用した、固定式の給紙カ
セットを搭載させる傾向にある。固定式は、着脱式と比
較して少量のシートしか収容できないものの、画像形成
装置の高さを低くできるといった利点がある。
【0004】ところが、このような固定式の場合、固定
式であるが故に、着脱式ではなかった新たな課題があ
る。それは、つまり、固定式の給紙カセットの場合、1
つの給紙カセットでサイズや厚み、表面平滑性等が種々
異なる多種類のシートに対応しなければならないため、
給紙カセット毎にシートのサイズや種類をある程度区分
可能で、給紙条件を所定範囲内で一定化できる着脱式と
は異なり、給紙条件を装置で使用されるあらゆるシート
に対して一定化することが必要となる。給紙条件とは、
給紙カセット内からシートを給紙して搬送するシート搬
送力と、給紙されたシートを1枚ずつに分離するシート
捌き力である。
【0005】図7に、上記固定式の給紙カセットを採用
した従来の給紙装置の構成を示す。
【0006】図7に示すように、固定式の給紙カセット
50の底面は、画像形成装置本体の底板57であり、給
紙カセット50内に収容された積載シートSの先端を押
し上げるシート押上板59は、この底板57に取り付け
られている。シート押上板59は、ソレノイド58がO
FFすることで上昇し、シート押上板59上に積載され
たシートSの先端を給紙ローラ51に押し当てるように
なっている。
【0007】上記給紙ローラ51は、画像形成装置の右
側側壁でもある本体フレーム54に沿って配設されてお
り、フロント側からリヤ側へと配設された1本のシャフ
ト51aに、ローラ部分を分割して形成されている(本
願発明の説明図である図4参照。図4において給紙ロー
ラは部材番号5にて示され、ローラ部分は4つに分割さ
れている)。
【0008】そして、給紙ローラ51の下方であって、
積載されたシートSの先端が押し当てられる位置より下
流側には、給紙されたシートSの重送を防止するための
シート捌き部が設けられている。このシート捌き部は、
給紙ローラ51の分割されたローラ部分毎に配設され
た、捌きユニット52から構成される。
【0009】捌きユニット52は、上面に捌きパッド5
5を有しており、この捌きパッド55が給紙ローラ51
に圧接されている。捌きユニット52は、取付片52a
を介して上記本体フレーム54にビス60で固定される
と共に、画像形成装置本体の底板57に立設されたガイ
ドリブ53に沿って、底板57にその一端が固定された
スプリング56にて矢印e方向に付勢されており、この
スプリング56の付勢力にて、上面の捌きパッド55を
給紙ローラ51に圧接させている。ここで、ガイドリブ
53は、捌きパッド55を給紙ローラ51に対して押し
付ける押し付け方向を規制するものである。
【0010】このような構成において、給紙時、ソレノ
イド58がOFFしてシート押上板59が上昇し、シー
トSの先端が給紙ローラ51に押し当てられると、給紙
ローラ51の回転にて、給紙カセット50内のシートS
が繰り出され、給紙ローラ51と捌きパッド55との間
に送られる。このとき、仮に複数枚のシートSが重なっ
た状態で繰り出されたとしても、給紙ローラ51に対し
て圧接されている捌きパッド55と給紙ローラ51との
間を通過することはできず、ここで1枚ずつに分離さ
れ、重送が防止される。給紙ローラ51と捌きパッド5
5との間を通過したシートSは、給紙ローラ51の回転
に伴って画像形成部(不図示)へと送り出される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の固定式の給紙カセットを採用した給紙装置の構
成では、以下のような問題点がある。
【0012】1) 従来の構成では、捌きパッド55は給
紙ローラ51に常に圧接される構成となっているので、
捌きパッド55の圧接面が磨耗され易く、捌きパッド5
5の耐久性に劣る。その結果、安定したシート捌き力を
維持することができず、長期に及ぶ安定給紙を実現でき
ない。
【0013】2) 従来の構成では、捌きパッド55を有
する捌きユニット52は本体フレーム54にビス60で
固定されているので、捌きパッド55は位置変位し難い
状態にある。加えて、捌きパッド55を給紙ローラ51
に押し当ててシート捌きに必要な圧接力を得るスプリン
グ56は、捌きパッド55の法線方向に対して斜めに押
し当てるようになっているので、捌きパッド55を給紙
ローラ51に押し当てるスプリング56には、シート捌
きに必要な圧接力よりも強い付勢力を有するものが使用
されている。そのため、捌きパッド55と給紙ローラ5
1との間を通過するシートSの厚みにより、捌きパッド
55に捌きパッド55と給紙ローラ51との間を広げる
ような力が作用しても、捌きパッド55は給紙ローラ5
1から離間せず、両者の間は殆ど変化しなかった。
【0014】その結果、シートSが薄紙であれば重送さ
れたシートSを問題なく1枚ずつ分離できるが、シート
Sがハガキのような厚紙の場合は重送されたシートSが
厚過ぎるために必要以上の強い圧力がかかり、1枚ずつ
に分離する捌きは可能であっても、分離されたシートS
の先端が捲れたり裂けたりするといった不具合を回避で
きなかった。なお、このようなハガキ等の厚いシートS
における重送時の不具合を無くすために、スプリング5
6を厚いシートSを基準に選択すると、今度は薄いシー
トSにおいて捌きに必要な圧接力を得ることができず、
重送を防止できないといった不具合を招来する。
【0015】本発明は、上記課題に鑑みなされたもので
あって、その第1の目的は、捌きパッドの耐久性を向上
させて長期にわたり安定したシートの給紙が可能な画像
形成装置の給紙装置を提供することにある。
【0016】また、本発明の第2の目的は、固定式の給
紙カセットを採用した給紙装置において好適な、給紙さ
れるシートの種類やサイズ、表面平滑性等に係わらず、
多種多様なシートにおいて搬送性能を損なうことなく確
実に重送を防止できる画像形成装置の給紙装置を提供す
ることにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の画像形成
装置の給紙装置は、上記第1の目的を達成するために、
捌きパッドを給紙ローラに圧接すると共に、給紙ローラ
を回転させ、給紙ローラと捌きパッドとの間で積載シー
トを1枚ずつ分離して画像形成部へと送り出す画像形成
装置の給紙装置において、上記捌きパッドを給紙時のみ
上記給紙ローラに圧接する圧接切換手段が設けられてい
ることを特徴としている。
【0018】これによれば、圧接切換手段にて、給紙時
のみ捌きパッドが給紙ローラに圧接されるので、捌きパ
ッドが給紙ローラに常時圧接されていた従来の構成に比
べて、捌きパッドの圧接面が磨耗され難くなり、捌きパ
ッドの耐久性を向上できる。その結果、シートの安定し
た給紙を長期にわたって維持できる。
【0019】また、上記した本発明の第1の画像形成装
置の給紙装置においては、給紙時、積載シートの先端を
押し上げて上記給紙ローラに接触させるシート押上手段
が設けられており、上記圧接切換手段は、このシート押
上手段の押し上げ動作に連動して捌きパッドを給紙ロー
ラに圧接させる構成とすることもできる。
【0020】これによれば、圧接切換手段による捌きパ
ッドの圧接/非圧接の切り換えが、給紙時に積載シート
の先端を押し上げるシート押上手段の押し上げ動作に連
動して行われるので、圧接切換手段に捌きパッドを給紙
ローラへと圧接させる動作を給紙時のみ行わせるための
部材を別途設けずとも、給紙時のみ捌きパッドを給紙ロ
ーラに圧接させるといった切換動作を容易に実現でき
る。
【0021】本発明の第2の画像形成装置の給紙装置
は、上記第2の目的を達成するために、捌きパッドを給
紙ローラに圧接すると共に、給紙ローラを回転させ、給
紙ローラと捌きパッドとの間で積載シートを1枚ずつ分
離して画像形成部へと送り出す画像形成装置の給紙装置
において、上記捌きパッドと上記給紙ローラとの間を通
過するシートの厚みによって捌きパッドを給紙ローラよ
り離間する方向に変位させる捌きパッド変位手段が設け
られていることを特徴としている。
【0022】これによれば、捌きパッド変位手段によ
り、捌きパッドと給紙ローラとの間を通過するシートの
厚みによって、捌きパッドが給紙ローラより離間する方
向に変位するので、捌きパッドが殆ど変位しなかった従
来構成に比べて、シートの厚みの違いで生じる不要な圧
接力の強まりを的確に回避して、捌きパッドの圧接力を
捌きパッドと給紙ローラとの間を通過するシートの厚み
に応じたものとできる。
【0023】その結果、給紙されるシートの種類やサイ
ズ、表面平滑性等に係わらず、多種多様なシートにおい
て、搬送性能を損なうことなく確実にシートを1枚ずつ
分離し、重送を防止できる。特に、用紙の種類やサイズ
に応じた捌き圧力の調整が不可能で、多種多少の用紙を
的確に捌く必要のある固定式の給紙カセットを採用した
給紙装置に該構成を採用することで、より効果を発す
る。
【0024】また、上記した本発明の第2の画像形成装
置の給紙装置においては、上記捌きパッド変位手段が、
捌きパッドを給紙ローラに対して圧接する第1の付勢部
材からなり、該第1の付勢部材の付勢力が、捌きパッド
と給紙ローラとの間を通過するシートの厚みによって捌
きパッドを給紙ローラより離間する方向に変位可能に設
定されている構成とすることで、上記した作用・効果を
奏する本発明の第2の給紙装置を容易に実現できる。
【0025】さらに、上記捌きパッド変位手段を、捌き
パッドを給紙ローラに対して圧接する第1の付勢部材か
ら構成する場合、捌きパッドに回動支点を設け、捌きパ
ッドと給紙ローラとの間を通過するシートの厚みによっ
て、上記捌きパッドが第1の付勢手段の付勢力に抗って
給紙ローラより離間する方向に回動して変位する構成と
することもできる。
【0026】これによれば、一端を支点とした回動動作
にて捌きパッドが給紙ローラより離間するため、捌きパ
ッドを給紙ローラに対して平行に変位させる構成に比べ
て、上記第1の付勢部材の付勢力に頼ることなく、給紙
されるシートの厚みが変化しても、捌きパッドが回動す
ることによって、シートの搬送性の向上と重送を防止す
ることが可能となり、捌きパッドの耐久性の向上も図れ
る。
【0027】本発明の第3の画像形成装置の給紙装置
は、上記第1及び第2の目的を達成するために、捌きパ
ッドを給紙ローラに圧接すると共に、給紙ローラを回転
させ、給紙ローラと捌きパッドとの間で積載シートを1
枚ずつ分離して画像形成部へと送り出す画像形成装置の
給紙装置において、上記捌きパッドを上記給紙ローラに
圧接すると共に、捌きパッドと給紙ローラとの間を通過
するシートの厚みによって捌きパッドを給紙ローラより
離間する方向に回動させる回動式圧接支持体と、捌きパ
ッドと給紙ローラとが離間した待機位置と、捌きパッド
が給紙ローラに圧接された圧接位置とに上記回動式圧接
支持体を移動させる支持体可動手段とが設けられている
ことを特徴としている。
【0028】これによれば、回動式圧接支持体が、捌き
パッドを上記給紙ローラに圧接すると共に、捌きパッド
と給紙ローラとの間を通過するシートの厚みによって、
捌きパッドを給紙ローラより離間する方向に回動させる
ので、捌きパッドが殆ど変位しなかった従来の構成に比
べて、シートの厚みの違いで生じる不要な圧接力の強ま
りを的確に回避して、捌きパッドの圧接力を捌きパッド
と給紙ローラとの間を通過するシートの厚みに応じたも
のとできる。
【0029】その結果、給紙されるシートの種類やサイ
ズ、表面平滑性等に係わらず、多種多様なシートにおい
て、搬送性能を損なうことなく確実にシートを1枚ずつ
分離し、重送を防止できる。特に、用紙の種類やサイズ
に応じた捌き圧力の調整が不可能で、多種多少の用紙を
的確に捌く必要のある固定式の給紙カセットを採用した
給紙装置に該構成を採用することで、より効果を発す
る。
【0030】加えて、支持体可動手段が、捌きパッドが
給紙ローラより離間した待機位置と、捌きパッドが給紙
ローラに圧接された圧接位置とに上記回動式圧接支持体
を移動させるので、給紙時のみ捌きパッドを給紙ローラ
に圧接させるといったことが可能となり、捌きパッドが
給紙ローラに常時圧接されていた従来の構成に比べて、
捌きパッドの圧接面が磨耗され難くなり、捌きパッドの
耐久性を向上できる。その結果、シートの安定した給紙
を長期にわたって維持できる。
【0031】また、上記した本発明の第3の画像形成装
置の給紙装置においては、上記支持体可動手段に、捌き
パッドが給紙ローラに圧接されるように上記回動式圧接
支持体を給紙ローラ側へ押し上げる第2の付勢部材と、
画像形成装置本体のフレームに係止して該第2の付勢部
材にて押し上げられる回動式圧接支持体の位置を上記圧
接位置に規制する位置規制部材とが設けられている構成
とすることもできる。
【0032】これによれば、支持体可動手段に設けられ
た第2の付勢部材にて回動式圧接支持体が押し上げられ
ることで、回動式圧接支持体に圧接支持された捌きパッ
ドが給紙ローラに圧接されることとなるが、このとき、
位置規制部材が画像形成装置本体のフレームに係止して
該第2の付勢部材にて押し上げられる回動式圧接支持体
の位置を上記圧接位置に規制するので、捌きパッドは回
動式圧接支持体による圧接力で給紙ローラに圧接される
こととなり、回動式圧接支持体を押し上げる第2の付勢
部材の付勢力が必要以上に捌きパッドに加わらず、上記
した捌きパッドの変位動作を妨げない。その結果、第3
の画像形成装置の給紙装置の構成による作用を的確に得
ることが可能となる。
【0033】また、上記した本発明の第3の画像形成装
置の給紙装置においては、給紙時、積載シートの先端を
押し上げて上記給紙ローラに接触させるシート押上手段
が設けられており、上記支持体可動手段は、このシート
押上手段の押し上げ動作に連動して上記回動式圧接支持
体を上記圧接位置へと移動させる構成とすることもでき
る。
【0034】これによれば、支持体可動手段による回動
式圧接支持体の位置(待機位置/圧接位置)の切り換え
が、給紙時に積載シートの先端を押し上げるシート押上
手段の押し上げ動作に連動して行われるので、回動式圧
接支持体を圧接位置に移動させ、捌きパッドを給紙ロー
ラへと圧接させるといった支持体可動手段の動作を給紙
時のみ行わせるための部材を別途設けずとも、給紙時の
み捌きパッドを給紙ローラに圧接させるといった切換動
作を容易に実現できる。
【0035】
【発明の実施の形態】本発明に係る実施の形態につい
て、図1ないし図6に基づいて説明すれば以下の通りで
ある。
【0036】まず、図2〜図4を用いて、本実施の形態
に係る給紙装置を搭載した画像形成装置としてのインク
ジェットプリンタ1の概略構成について説明する。図2
は、上記インクジェットプリンタ1を正面左側より見た
外観図であり、図3は、上記インクジェットプリンタ1
の概略構成を示す縦断面図、図4は、インクジェットプ
リンタ1における給紙装置部分である給紙ローラ5の周
辺部の構成を示す平面図である。
【0037】インクジェットプリンタ1は、その底部に
積載されたシートSを収容する給紙カセット2を備えて
いる。該給紙カセット2は、着脱式とは異なる固定式で
あり、カセットの底板としてインクジェットプリンタ1
の底板1aを利用している。したがって、インクジェッ
トプリンタ1の底板1aに、給紙カセット2内に収容さ
れたシートSを押し上げるシート押上板(シート押上手
段)3が設けられており、給紙カセット2内に収容され
たシートSは、このシート押上板3上に積載される。
【0038】また、上記給紙カセット2を構成するイン
クジェットプリンタの底板1aには、リヤ側及びフロン
ト側に用紙挿入ガイド16・17が各々設けられると共
に、底板1aより所定距離隔てて用紙挿入ガイド18が
設けられており、これら用紙挿入ガイド16〜18の案
内で、シートSはインクジェットプリンタ1の左側面よ
り給紙カセット2内に挿入されるようになっている。こ
のうち、フロント側に設けられた用紙挿入ガイド17
は、図4中両矢印aにて示す方向に平行移動可能で、給
紙カセット2内に収容されたシートSをリヤ−フロント
方向に整合するようになっている。なお、ここでは特に
図示してはいないが、給紙カセット2には、収容された
シートSをシートの挿入方向(給紙方向に同じ)に整合
する整合板も設けられている。
【0039】上記シート押上板3の下方には、インクジ
ェットプリンタ1に対して印字要求がなされたときにO
FFしてシート押上板3を、シャフト3aを支点に上方
に押し上げるソレノイド4が配設されている。ソレノイ
ド4は、シート押上板3のリヤ側とフロント側の両サイ
ドに1つずつ設けられている。シート押上板3が上方に
押し上げられることで、その上に載置された積載シート
Sの最上位のシートSの先端側が、上方に配設された給
紙ローラ5に押し当てられることとなる。
【0040】シートSが押し当てられる上記給紙ローラ
5は、図3、4中矢印bにて示す方向に回転するもの
で、その回転力で給紙カセット2内に積載されたシート
Sの最上位のシートSを繰り出すと共に、繰り出したシ
ートSを給紙カセット2の上方に位置する後述の記録部
(画像形成部)へと搬送するものである。給紙ローラ5
は、インクジェットプリンタ1の右側側壁ともなる本体
フレーム1bに沿って設けられた、モータ15の駆動力
が伝達されるシャフト6に、ローラ部分が分割して配置
されている。ここでは、ローラ部分は4分割して配置さ
れている。
【0041】給紙ローラ5の下方であって、上記給紙カ
セット2の給紙側には、給紙カセット2より繰り出され
たシートSの重送を防止するためのシート捌き部7が設
けられている。詳細については後述するが、上記シート
捌き部7は、シャフト6に4分割して配置された個々の
給紙ローラ5毎に配設されている。
【0042】また、上記給紙ローラ5の周囲であって、
上記シート捌き部7のシート搬送方向下流側には、給紙
ローラ5によるシートSの搬送を補助する搬送ローラ8
と、画像の先端合わせを行うためのPSローラ(ペーパ
ーストップローラ)9とが配設されている。PSローラ
9は、シートSの先端位置と画像先端位置とを合わせる
ためのものであって、PSローラ9と共に給紙ローラ5
の回転が一旦停止し、シートSの先端位置と画像先端位
置とが合うタイミングで回転が再開されることで、シー
トSは記録部へと搬送される。
【0043】記録部には、記録装置10と乾燥装置12
とが順に配設されている。記録装置10は、画像データ
に対応して必要なインクを吐出し、シートS上に印字を
行うインクヘッド10aと、該インクヘッド10aを搭
載するインクキャリッジ10bと、その走査を円滑にす
るために配置されたインクキャリッジ保持シャフト10
cとによって構成される。
【0044】記録時、シートSは一旦停止され、インク
キャリッジ10bによる主走査方向1ライン(1方向)
の走査が終了した時点で、インクヘッド10aが有する
複数のインクノズルの副走査方向の形成長さに相当する
距離だけ搬送される。画像データに対応したこのような
処理が継続して実施されることによって、画像がシート
S上にインクにより書き込まれる。印字されたシートS
は、搬送ローラ対11にて、乾燥装置12へと搬送され
る。
【0045】乾燥装置12は、シートSに対してエアを
吹きつけるなどしてシートS上のインクを乾燥させるも
のである。インク乾燥後のシートSは、排紙ローラ対1
3によって、排紙トレイ14上に排出される。なお、図
3中、特に説明しなかった参照符号19・19にて示す
部材は、給紙カセット2から給紙され、排紙トレイ14
上に排出されるまでのシートSの搬送を案内する搬送ガ
イドである。
【0046】次に、上記したシート捌き部7の構成を、
先の説明で用いた図4と、図 1(a)(b)を用いて詳細
に説明する。図1(a)(b)は、給紙装置を構成するシ
ート捌き部7とその周辺部の構成を示す縦断面図であっ
て、(a)は給紙時、(b)は非給紙時、つまり、イン
クジェットプリンタ1の待機時の状態をそれぞれ示して
いる。
【0047】シート捌き部7は、上記給紙ローラ5に圧
接される捌きパッド20を上面に有する可動式シート捌
きユニット(支持体可動手段)21から構成されてい
る。この可動式シート捌きユニット21は、図1(a)
に示す、捌きパッド20が給紙ローラ5に圧接される圧
接位置と、図1(b)に示す、捌きパッド20が給紙ロ
ーラ5より離間した待機位置とに移動可能に構成されて
おり、給紙時のみ圧接位置に保持され、捌きパッド20
を給紙ローラ5に圧接させるようになっている。捌きパ
ッド20を給紙ローラ5に常時圧接させるのではなく、
給紙時のみ圧接させる構成を採用したことで、捌きパッ
ド20の磨耗を抑制して耐久性を向上でき、長期にわた
って安定した給紙を実現できる。
【0048】上記可動式シート捌きユニット21は、大
きく分けて、ユニット本体でもある支持台部21aと、
この支持台部21a上に設けられた、上記捌きパッド2
0を支点Zで回動自在に支持する回動支持体21bと、
この回動支持体21bに支持された捌きパッド20を給
紙ローラ5へ圧接する圧接スプリング(第1の付勢部
材)21dと、本体フレーム1bに係止されることで上
記押上スプリング22による可動式シート捌きユニット
21の高さ位置を規制するストッパー(位置規制手段)
21cとから構成されており、さらに、上記支持台部2
1aには、前述したシート押上板3の昇降動作に連動し
て可動式シート捌きユニット21の高さ位置の切り換え
を可能にする操作片21eが形成されている。
【0049】可動式シート捌きユニット21は、インク
ジェットプリンタ1の底板1aに一端が固定された押上
スプリング(第2の付勢部材)22の付勢力が支持台部
21aに加えられることで、給紙ローラ5の配設された
上方に常時付勢されているが、インクジェットプリンタ
1が待機状態にある非給紙時、図1(b)に示すよう
に、支持台部21aに形成された上記操作片21eにシ
ート押上板3が係合し、操作片21eが上方より押さえ
込まれることで、上方への移動が抑止され、給紙ローラ
5より捌きパッド20が離間した待機位置に保持されて
いる。
【0050】これに対し、給紙時は、図1(a)に示す
ように、ソレノイド4がOFFしてシート押上板3が上
方に移動するため、この動作に連動して操作片21を押
さえ込むことによる抑止が解除され、可動式シート捌き
ユニット21は、押上スプリング22の付勢力で上方に
移動する。そして、支持台部21aに設けられた上記ス
トッパー21cが本体フレーム1bに係止することで、
可動式シート捌きユニット21は、押上スプリング22
の付勢力に係わらず予め定められた高さ位置にて停止す
る。この停止位置が、回動支持体21bに支持された捌
きパッド20を給紙ローラ5に圧接させた圧接位置であ
る。
【0051】可動式シート捌きユニット21が圧接位置
にあるとき、回動支持体21bに支持された捌きパッド
20は、回動支持体21bを介して捌きパッド20をそ
の法線方向より付勢する圧接スプリング21dの付勢力
にて、給紙ローラ5へと圧接される。このとき、捌きパ
ッド20は、給紙ローラ5に対し、給紙ローラ5の回転
方向下流側を上方とした斜め方向より、捌きに必要な予
め定められた圧接力にて圧接される。上記したストッパ
ー21cが設けられることで押上スプリング22の付勢
力が捌きパッド20の給紙ローラ5への圧接力に直接関
与せず、圧接スプリング21dの付勢力のみで制御で
き、圧接力の設定が容易である。
【0052】捌きパッド20が給紙ローラ5に圧接され
た状態で、給紙ローラ5の回転に伴い捌きパッド20と
給紙ローラ5との間に複数枚のシートSが搬入される
と、捌きパッド20には、重送されたシートSの厚みに
よって捌きパッド20と給紙ローラ5との間を広げよう
とする力が作用する。
【0053】従来のシート捌き部の構成では、捌きパッ
ドに給紙ローラとの間を広げようとする力が作用して
も、捌きパッドが給紙ローラより離間する方向に変位す
るようにはなっていなかったため、重送されたシートS
は必要以上の力で給紙ローラに押し付けられ、その結
果、シートSがハガキ等の厚紙の場合には、先端が捲れ
たりするといった不具合があった。
【0054】これに対し、上記可動式シート捌きユニッ
ト21からなるシート捌き部7では、捌きパッド20に
給紙ローラ5との間を広げようとする力が作用すると、
捌きパッド20が図1(a)中矢印cにて示す方向に回
動して給紙ローラ5より離間する方向に変位し、捌きパ
ッド20と給紙ローラ5との間が広がる。したがって、
従来の構成のように、重送されたシートSが必要以上の
力で給紙ローラ5に押し付けられるようなことがなく、
たとえシートSがハガキ等の厚紙であっても、先端が捲
れたりするといった不具合が一切ない。もちろん、捌き
パッド20が回動して圧接スプリング21dが縮んだ
分、捌きパッド20を給紙ローラ5へ押し付ける圧接力
は強くなるが、その際の圧接力の増加は適正な範囲であ
って、シートSの搬送性を損なうものではない。
【0055】特に、上記した可動式シート捌きユニット
21においては、捌きパッド20を給紙ローラ5に対し
て圧接する圧接スプリング21dの付勢方向と捌きパッ
ド20が押し下げられる方向とが一致しているので、圧
接スプリング21dに必要とされる、捌きパッド20の
重送されるシートSの厚みに対する変位が可能であっ
て、かつ、シート捌きに必要な圧接力を付与し得るとい
った条件を満足させやすい。
【0056】上記可動式シート捌きユニット21におい
て使用している、2つのスプリング、つまり、捌きパッ
ド20を給紙ローラ5に圧接させる圧接スプリング21
d及び可動式シート捌きユニット21自体を待機位置よ
り圧接位置へと押し上げる押上スプリング22それぞれ
の負荷荷重に対する変形性を比較すると、押上スプリン
グ22よりも圧接スプリング21dの方を変形し易く設
定することが好ましい。このように設定することで、可
動式シート捌きユニット21を圧接位置に保持した状態
で、捌きパッド20と給紙ローラ5との間に搬送された
シートSの厚みによって捌きパッド20が受ける力を的
確に圧接スプリング21dにて吸収して、シートSを効
率良く捌くことができる。
【0057】また、上記したシート捌き部7では、可動
式シート捌きユニット21の位置の切り換えを、給紙時
にシートSを押し上げるシート押上板3の動作に連動さ
せて行う構成としているので、部材点数を増加させるこ
となく、給紙時のみ捌きパッド20を給紙ローラ5に圧
接させるといった切換動作を容易に実現できる。
【0058】続いて、図5、図6を用いて、上記した可
動式シート捌きユニット21に代えて用いることで上記
シート捌き部7を構成可能な、別の可動式シート捌きユ
ニットの構成を示す。
【0059】図5に示すシート捌き部7を構成する可動
式シート捌きユニット30は、図1に示した可動式シー
ト捌きユニット21における2つのスプリング、つま
り、捌きパッド20を給紙ローラ5に圧接させる圧接ス
プリング21dと、可動式シート捌きユニット21を待
機位置より圧接位置へと押し上げる押上スプリング22
とを1つのスプリング31にて兼用することで、コンパ
クト化を図った構成である。
【0060】この可動式シート捌きユニット30では、
捌きパッド20を回動自在に支持する回動支持体30b
が、回動支持体30bが取り付けられているユニット本
体30aにと共に、インクジェットプリンタ1の底板1
aに一端が固定されたスプリング31にて上方に付勢さ
れ、捌きパッド20を給紙ローラ5に対して、図1の可
動式シート捌きユニット21の場合と同様、予め定めら
れた圧接力で斜め方向に圧接している。
【0061】この可動式シート捌きユニット30におい
ても、スプリング31の付勢力に抗って可動式シート捌
きユニット30の高さ位置を圧接位置で規制し、捌きパ
ッド20を必要以上の力で給紙ローラ5に圧接されるの
を防止するストッパー30cの機能は、前述の可動式シ
ート捌きユニット21と同じである。また、可動式シー
ト捌きユニット30の圧接位置と待機位置の切り換え
を、ユニット本体30aに操作片30eを形成し、シー
ト押上板3の昇降動作に連動して行わせる構成も、前述
の可動式シート捌きユニット21と同じである。
【0062】一方、図6に示すシート捌き部7を構成す
る可動式シート捌きユニット33は、図1に示した可動
式シート捌きユニット21における2つのスプリング、
つまり、捌きパッド20を給紙ローラ5に圧接させる圧
接スプリング21dと、可動式シート捌きユニット21
自体を待機位置より圧接位置へと押し上げる押上スプリ
ング22とを1つのスプリング34にて兼用すると共
に、捌きパッド20と給紙ローラ5との間に搬送される
シートSの厚みにて捌きパッド20を給紙ローラ5より
離間される動作を、回動動作ではなく、可動式シート捌
きユニット33を構成するユニット本体33aごと、図
中矢印dにて示す捌きパッド20の法線方向に移動させ
る構成である。
【0063】そのため、インクジェットプリンタ1の本
体側壁に立設された可動式シート捌きユニット33の移
動方向を規制するガイドリブ35は、捌きパッド20の
法線方向に沿って斜めに形成されると共に、同じく側壁
に一端が固定された上記スプリング34も、捌きパッド
20がシートSの厚みに応じて変位し易いように、捌き
パッド20の法線方向を付勢方向としている。
【0064】なお、特に図示してはいなかったが、前述
した2つの可動式シート捌きユニット21・30におい
ても、その移動方向を規制するガイドリブは設けられて
いる。
【0065】
【発明の効果】本発明の第1の画像形成装置の給紙装置
は、以上のように、捌きパッドを給紙ローラに圧接する
と共に、給紙ローラを回転させ、給紙ローラと捌きパッ
ドとの間で積載シートを1枚ずつ分離して画像形成部へ
と送り出す画像形成装置の給紙装置において、上記捌き
パッドを給紙時のみ上記給紙ローラに圧接する圧接切換
手段が設けられている構成である。
【0066】これにより、圧接切換手段にて、給紙時の
み捌きパッドが給紙ローラに圧接されるので、捌きパッ
ドが給紙ローラに常時圧接されていた従来構成に比べ
て、捌きパッドの圧接面が磨耗され難くなり、捌きパッ
ドの耐久性を向上できる。その結果、シートの安定した
給紙を長期にわたって維持できるという効果を奏する。
【0067】また、上記した本発明の第1の画像形成装
置の給紙装置においては、給紙時、積載シートの先端を
押し上げて上記給紙ローラに接触させるシート押上手段
が設けられており、上記圧接切換手段は、このシート押
上手段の押し上げ動作に連動して捌きパッドを給紙ロー
ラに圧接させる構成とすることもできる。
【0068】これにより、圧接切換手段による捌きパッ
ドの圧接/非圧接の切り換えが、給紙時に積載シートの
先端側を押し上げるシート押上手段の押し上げ動作に連
動して行われるので、圧接切換手段に捌きパッドを給紙
ローラへと圧接させる動作を給紙時のみ行わせるための
部材を別途設けずとも、給紙時のみ捌きパッドを給紙ロ
ーラに圧接させるといった切換動作を容易に実現できる
という効果を併せて奏する。
【0069】本発明の第2の画像形成装置の給紙装置
は、以上のように、捌きパッドを給紙ローラに圧接する
と共に、給紙ローラを回転させ、給紙ローラと捌きパッ
ドとの間で積載シートを1枚ずつ分離して画像形成部へ
と送り出す画像形成装置の給紙装置において、上記捌き
パッドと上記給紙ローラとの間を通過するシートの厚み
によって捌きパッドを給紙ローラより離間する方向に変
位させる捌きパッド変位手段が設けられている構成であ
る。
【0070】これにより、捌きパッド変位手段により、
捌きパッドと給紙ローラとの間を通過するシートの厚み
によって、捌きパッドが給紙ローラより離間する方向に
変位するので、捌きパッドが殆ど変位しなかった従来構
成に比べて、シートの厚みの違いで生じる不要な圧接力
の強まりを的確に回避して、捌きパッドの圧接力を捌き
パッドと給紙ローラとの間を通過するシートの厚みに応
じたものとできる。
【0071】その結果、給紙されるシートの種類やサイ
ズ、表面平滑性等に係わらず、多種多様なシートにおい
て、搬送性能を損なうことなく確実にシートを1枚ずつ
分離し、重送を防止でき、特に、用紙の種類やサイズに
応じた捌き圧力の調整が不可能で、多種多少の用紙を的
確に捌く必要のある固定式の給紙カセットとに適した給
紙装置を提供できるとい効果を奏する。
【0072】また、上記した本発明の第2の画像形成装
置の給紙装置においては、上記捌きパッド変位手段が、
捌きパッドを給紙ローラに対して圧接する第1の付勢部
材からなり、該第1の付勢部材の付勢力が、捌きパッド
と給紙ローラとの間を通過するシートの厚みによって捌
きパッドを給紙ローラより離間する方向に変位可能に設
定されている構成とすることで、上記した効果を奏する
本発明の第2の給紙装置を容易に実現できる。
【0073】さらに、上記捌きパッド変位手段を、捌き
パッドを給紙ローラに対して圧接する第1の付勢部材か
ら構成する場合、捌きパッドに回動支点を設け、捌きパ
ッドと給紙ローラとの間を通過するシートの厚みによっ
て、上記捌きパッドが第1の付勢手段の付勢力に抗って
給紙ローラより離間する方向に回動して変位する構成と
することもできる。
【0074】これにより、一端を支点とした回動動作に
て捌きパッドが給紙ローラより離間するため、捌きパッ
ドを給紙ローラに対して平行に変位させる構成に比べ
て、上記第1の付勢部材の付勢力に頼ることなく、給紙
されるシートの厚みが変化しても、捌きパッドが回動す
ることによって、シートの搬送性の向上と重送を防止す
ることが可能となり、捌きパッドの耐久性の向上も図れ
るという効果を併せて奏する。
【0075】本発明の第3の画像形成装置の給紙装置
は、捌きパッドを給紙ローラに圧接すると共に、給紙ロ
ーラを回転させ、給紙ローラと捌きパッドとの間で積載
シートを1枚ずつ分離して画像形成部へと送り出す画像
形成装置の給紙装置において、上記捌きパッドを上記給
紙ローラに圧接すると共に、捌きパッドと給紙ローラと
の間を通過するシートの厚みによって捌きパッドを給紙
ローラより離間する方向に回動させる回動式圧接支持体
と、捌きパッドと給紙ローラとが離間した待機位置と、
捌きパッドが給紙ローラに圧接された圧接位置とに上記
回動式圧接支持体を移動させる支持体可動手段とが設け
られている構成である。
【0076】これにより、回動式圧接支持体が、捌きパ
ッドを上記給紙ローラに圧接すると共に、捌きパッドと
給紙ローラとの間を通過するシートの厚みによって、捌
きパッドを給紙ローラより離間する方向に回動させるの
で、捌きパッドが殆ど変位しなかった従来の構成に比べ
て、シートの厚みの違いで生じる不要な圧接力の強まり
を的確に回避して、捌きパッドの圧接力を捌きパッドと
給紙ローラとの間を通過するシートの厚みに応じたもの
とできる。
【0077】その結果、給紙されるシートの種類やサイ
ズ、表面平滑性等に係わらず、多種多様なシートにおい
て、搬送性能を損なうことなく確実にシートを1枚ずつ
分離し、重送を防止でき、特に、用紙の種類やサイズに
応じた捌き圧力の調整が不可能で、多種多少の用紙を的
確に捌く必要のある固定式の給紙カセットとに適した給
紙装置を提供できるとい効果を奏する。
【0078】加えて、支持体可動手段が、捌きパッドが
給紙ローラより離間した待機位置と、捌きパッドが給紙
ローラに圧接された圧接位置とに上記回動式圧接支持体
を移動させるので、給紙時のみ捌きパッドが給紙ローラ
に圧接させるといったことが可能となり、捌きパッドが
給紙ローラに常時圧接されていた従来の構成に比べて、
捌きパッドの圧接面が磨耗され難くなり、捌きパッドの
耐久性を向上できる。その結果、シートの安定した給紙
を長期にわたって維持できるという効果を併せて奏す
る。
【0079】また、上記した本発明の第3の画像形成装
置の給紙装置においては、上記支持体可動手段に、捌き
パッドが給紙ローラに圧接されるように上記回動式圧接
支持体を給紙ローラ側へ押し上げる第2の付勢部材と、
画像形成装置本体のフレームに係止して該第2の付勢部
材にて押し上げられる回動式圧接支持体の位置を上記圧
接位置に規制する位置規制部材とが設けられている構成
とすることができる。
【0080】これにより、位置規制部材が画像形成装置
本体のフレームに係止して該第2の付勢部材にて押し上
げられる回動式圧接支持体の位置を上記圧接位置に規制
するので、捌きパッドは回動式圧接支持体による圧接力
で給紙ローラに圧接されることとなり、回動式圧接支持
体を押し上げる第2の付勢部材の付勢力が必要以上に捌
きパッドに加わらず、上記した捌きパッドの変位動作を
妨げないので、上記した効果を効率良く得ることができ
るという効果を奏する。
【0081】また、上記した本発明の第3の画像形成装
置の給紙装置においては、給紙時、積載シートの先端を
押し上げて上記給紙ローラに接触させるシート押上手段
が設けられており、上記支持体可動手段は、このシート
押上手段の押し上げ動作に連動して上記回動式圧接支持
体を上記圧接位置へと移動させる構成とすることもでき
る。
【0082】これにより、支持体可動手段による回動式
圧接支持体の位置(待機位置/圧接位置)の切り換え
が、給紙時に積載シートの先端を押し上げるシート押上
手段の押し上げ動作に連動して行われるので、回動式圧
接支持体を圧接位置に移動させ、捌きパッドを給紙ロー
ラへと圧接させるといった支持体可動手段の動作を給紙
時のみ行わせるための部材を別途設けずとも、給紙時の
み捌きパッドを給紙ローラに圧接させるといった切換動
作を容易に実現できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像形成装置として
のインクジェットプリンタに搭載された給紙装置の構成
を示す断面図であって、(a)が給紙時、(b)が非給
紙時の状態を示す。
【図2】上記インクジェットプリンタの外観を示す斜視
図である。
【図3】上記インクジェットプリンタの構成を示す断面
図である。
【図4】上記インクジェットプリンタにおける給紙装置
に備えられる給紙ローラ近傍の構成を示す平面図であ
る。
【図5】上記インクジェットプリンタに搭載される別の
給紙装置の構成を示す断面図である。
【図6】上記インクジェットプリンタに搭載される、さ
らに別の給紙装置の構成を示す断面図である。
【図7】従来の画像形成装置の給紙装置の構成を示す断
面図である。
【符号の説明】
1 インクジェットプリンタ(画像形成装置) 2 給紙カセット 3 シート押上板(シート押上手段) 4 ソレノイド 5 給紙ローラ 7 シート捌き部 10 記録装置(画像形成部) 20 捌きパッド 21 可動式シート捌きユニット(圧接切換手段,支
持体可動手段) 21a 支持台部 21b 回動支持体(回動式圧接支持体) 21c ストッパー(位置規制部材) 21d 圧接スプリング(第1の付勢部材、捌きパッド
変位手段、回動式圧接支持体) 21e 操作片 22 押上スプリング(第2の付勢部材) 30 可動式シート捌きユニット(圧接切換手段,支
持体可動手段) 30a ユニット本体部 30b 回動支持体(回動式圧接支持体) 30c ストッパー(位置規制部材) 30e 操作片 31 スプリング 33 可動式シート捌きユニット(圧接切換手段,支
持体可動手段) 33a ユニット本体部 33c ストッパー(位置規制部材) 33e 操作片 34 スプリング 35 ガイドリブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森本 泰正 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 3F343 FA02 FB02 FB03 FB04 FC01 GA03 GB01 GC01 GD01 HA31 HD09 HD18 JA01 JD08 JD33 LA04 LA14 LC06 LC07 LD04 MA27 MC11 MC12

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】捌きパッドを給紙ローラに圧接すると共
    に、給紙ローラを回転させ、給紙ローラと捌きパッドと
    の間で積載シートを1枚ずつ分離して画像形成部へと送
    り出す画像形成装置の給紙装置において、 上記捌きパッドを給紙時のみ上記給紙ローラに圧接する
    圧接切換手段が設けられていることを特徴とする画像形
    成装置の給紙装置。
  2. 【請求項2】給紙時、積載シートの先端を押し上げて上
    記給紙ローラに接触させるシート押上手段が設けられて
    おり、 上記圧接切換手段は、このシート押上手段の押し上げ動
    作に連動して捌きパッドを給紙ローラに圧接させること
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置の給紙装
    置。
  3. 【請求項3】捌きパッドを給紙ローラに圧接すると共
    に、給紙ローラを回転させ、給紙ローラと捌きパッドと
    の間で積載シートを1枚ずつ分離して画像形成部へと送
    り出す画像形成装置の給紙装置において、 上記捌きパッドと上記給紙ローラとの間を通過するシー
    トの厚みによって捌きパッドを給紙ローラより離間する
    方向に変位させる捌きパッド変位手段が設けられている
    ことを特徴とする画像形成装置の給紙装置。
  4. 【請求項4】上記捌きパッド変位手段が、捌きパッドを
    給紙ローラに対して圧接する第1の付勢部材からなり、
    該第1の付勢部材の付勢力が、捌きパッドと給紙ローラ
    との間を通過するシートの厚みによって捌きパッドを給
    紙ローラより離間する方向に変位可能に設定されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置の給紙
    装置。
  5. 【請求項5】上記捌きパッドは回動支点を有しており、
    捌きパッドと給紙ローラとの間を通過するシートの厚み
    によって捌きパッドが上記第1の付勢手段の付勢力に抗
    って給紙ローラより離間する方向に回動して変位するこ
    とを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置の給紙装
    置。
  6. 【請求項6】捌きパッドを給紙ローラに圧接すると共
    に、給紙ローラを回転させ、給紙ローラと捌きパッドと
    の間で積載シートを1枚ずつ分離して画像形成部へと送
    り出す画像形成装置の給紙装置において、 上記捌きパッドを上記給紙ローラに圧接すると共に、捌
    きパッドと給紙ローラとの間を通過するシートの厚みに
    よって捌きパッドを給紙ローラより離間する方向に回動
    させる回動式圧接支持体と、 捌きパッドと給紙ローラとが離間した待機位置と、捌き
    パッドが給紙ローラに圧接された圧接位置とに上記回動
    式圧接支持体を移動させる支持体可動手段とが設けられ
    ていることを特徴とする画像形成装置の給紙装置。
  7. 【請求項7】上記支持体可動手段には、捌きパッドが給
    紙ローラに圧接されるように上記回動式圧接支持体を給
    紙ローラ側へ押し上げる第2の付勢部材と、画像形成装
    置本体のフレームに係止して該第2の付勢部材にて押し
    上げられる回動式圧接支持体の位置を上記圧接位置に規
    制する位置規制部材とが設けられていることを特徴とす
    る請求項6に記載の画像形成装置の給紙装置。
  8. 【請求項8】給紙時、積載シートの先端を押し上げて上
    記給紙ローラに接触させるシート押上手段が設けられて
    おり、 上記支持体可動手段は、このシート押上手段の押し上げ
    動作に連動して上記回動式圧接支持体を上記圧接位置へ
    と移動させることを特徴とする請求項6又は7に記載の
    画像形成装置の給紙装置。
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