JP2002059601A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2002059601A
JP2002059601A JP2000251389A JP2000251389A JP2002059601A JP 2002059601 A JP2002059601 A JP 2002059601A JP 2000251389 A JP2000251389 A JP 2000251389A JP 2000251389 A JP2000251389 A JP 2000251389A JP 2002059601 A JP2002059601 A JP 2002059601A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet material
image forming
speed
conveying
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000251389A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002059601A5 (ja
Inventor
Hideaki Takada
英明 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2000251389A priority Critical patent/JP2002059601A/ja
Priority to US09/930,182 priority patent/US6608991B2/en
Publication of JP2002059601A publication Critical patent/JP2002059601A/ja
Publication of JP2002059601A5 publication Critical patent/JP2002059601A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/65Apparatus which relate to the handling of copy material
    • G03G15/6555Handling of sheet copy material taking place in a specific part of the copy material feeding path
    • G03G15/6558Feeding path after the copy sheet preparation and up to the transfer point, e.g. registering; Deskewing; Correct timing of sheet feeding to the transfer point
    • G03G15/6567Feeding path after the copy sheet preparation and up to the transfer point, e.g. registering; Deskewing; Correct timing of sheet feeding to the transfer point for deskewing or aligning
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/65Apparatus which relate to the handling of copy material
    • G03G15/6555Handling of sheet copy material taking place in a specific part of the copy material feeding path
    • G03G15/6558Feeding path after the copy sheet preparation and up to the transfer point, e.g. registering; Deskewing; Correct timing of sheet feeding to the transfer point
    • G03G15/6561Feeding path after the copy sheet preparation and up to the transfer point, e.g. registering; Deskewing; Correct timing of sheet feeding to the transfer point for sheet registration
    • G03G15/6564Feeding path after the copy sheet preparation and up to the transfer point, e.g. registering; Deskewing; Correct timing of sheet feeding to the transfer point for sheet registration with correct timing of sheet feeding
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/00362Apparatus for electrophotographic processes relating to the copy medium handling
    • G03G2215/00919Special copy medium handling apparatus
    • G03G2215/00945Copy material feeding speed varied over the feed path
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/01Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies
    • G03G2215/0103Plural electrographic recording members
    • G03G2215/0119Linear arrangement adjacent plural transfer points

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Registering Or Overturning Sheets (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置の小型化と生産性の向上を実現するとと
もに、良好な画像を得ることの出来る画像形成装置を提
供する。 【解決手段】 搬送ローラ対41,42,43,レジス
ト前搬送ローラ対44及びレジストローラ対10を駆動
する搬送駆動モータM1と、少なくとも感光体ドラム1
a,1b,1c,1dを駆動する画像形成駆動源と、搬
送ローラ対41,42,43,レジスト前搬送ローラ対
44により搬送されるシート材の搬送速度を可変とする
とともに、レジストローラ対10により搬送されるシー
ト材の搬送速度と画像形成手段により搬送されるシート
材の搬送速度とが略同一になるよう搬送駆動モータM1
と前記画像形成駆動源とを制御する制御手段と、を備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート等の記録媒
体上に画像を形成する機能を備えた、例えば、複写機、
プリンタ、あるいは、ファクシミリ装置などの画像形成
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像形成装置としては、
たとえば、本体内に設けられたシート積載手段であるカ
セットと、本体側面等に設けられ厚紙などの特殊紙等積
載する手差しトレイが備えられ、それぞれに設けられて
いる給紙手段によりシートをレジストローラに搬送し、
レジストローラから画像形成部にタイミングを合わせ送
り出すことで、画像形成を行っている。
【0003】画像形成部およびカセットからレジストロ
ーラまでの搬送部、レジストローラは、一つの駆動モー
タにより駆動され、必要に応じて電磁クラッチ等を用い
て、駆動のON−OFFを制御していた。
【0004】カセットから給紙されたシート材は搬送ロ
ーラにより、レジストローラまで搬送されレジストロー
ラに先端を突き当て一旦停止する。ここで、画像形成部
の画像形成タイミングに合わせレジストローラの駆動を
ON−OFF制御する電磁クラッチをONにしてレジス
トローラを駆動し、シート材を画像形成部に向けて搬送
する。
【0005】画像形成部では、複数の並列に配置された
感光ドラムの転写部を順次、シート材が搬送することに
より、感光ドラム上に現像されたトナーを順次、転写さ
れることで、シート材上にカラー画像を転写する。転写
終了後は下流に配置された定着器により転写画像を定着
し、画像記録されたシート材を得る。
【0006】また、厚紙やOHTシート等の特殊紙で
は、定着に必要な熱量が多くなるため、定着器の搬送速
度を遅くして、シート材が通過するのに必要な時間を多
くし、与える熱量を増やすことで安定した定着を行って
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来技術の場合には、下記のような問題が生じて
いた。
【0008】上記のように装置が小型化すると、定着器
と画像形成部である転写部の距離が近くなるため、定着
部におけるシート材の搬送速度と転写部におけるシート
材の搬送速度をほぼ等しくしなければならず、さらには
転写部とレジストローラによるシート材の搬送速度もほ
ぼ等しい設定にしなければならなくなる。
【0009】従って、給紙からレジストローラまでの搬
送、さらに定着器をシートが抜けきるまで、ほぼ一定の
搬送速度で搬送する必要がある。
【0010】このため、定着部の搬送速度が遅くなる
と、一枚目の出力までの時間がより多く必要になり、生
産性が悪くなるといった欠点があった。
【0011】また、1色のトナーのみを使用するモノク
ロプリントに比べ、4色のトナーを用いて画像を記録す
るフルカラープリントの場合は、トナーののり量が多く
なるため、よりこの傾向が顕著になる。
【0012】さらに、同一のモータでレジストローラと
画像形成装置を駆動するために、シートがレジストロー
ラに突入したり、レジストローラから抜ける時のショッ
クが画像形成部の駆動に伝達し、画像に乱れの出る場合
があった。
【0013】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、装置
の小型化と生産性の向上を実現するとともに、良好な画
像を得ることの出来る画像形成装置を提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、シート材搬送経路に沿ってシート
材を搬送するシート材搬送手段と、前記シート材搬送手
段により搬送されたシート材の斜行を補正するととも
に、所定のタイミングで該シート材を下流側へ搬送する
レジストレーション手段と、像担持体上に形成された静
電潜像を現像して得られたトナー画像を、前記レジスト
レーション手段により前記所定のタイミングで搬送され
たシート材を転写ニップ部で挟持搬送して転写する画像
形成手段と、を備えた画像形成装置において、前記シー
ト材搬送手段及び前記レジストレーション手段を駆動す
る搬送系駆動源と、少なくとも前記像担持体を駆動する
画像形成駆動源と、前記シート材搬送手段により搬送さ
れるシート材の搬送速度を可変とするとともに、前記レ
ジストレーション手段により搬送されるシート材の搬送
速度と前記画像形成手段により搬送されるシート材の搬
送速度とが略同一になるよう前記搬送系駆動源と前記画
像形成駆動源とを制御する制御手段と、を備えることを
特徴とする。
【0015】前記制御手段は、前記画像形成手段により
搬送されるシート材の搬送速度が2種類以上となるよう
前記画像形成駆動源を制御することも好適である。
【0016】前記制御手段は、前記シート材搬送手段に
より前記レジストレーション手段まで搬送されるシート
材の搬送速度に対して異なった搬送速度に切り替えて、
該シート材を該レジストレーション手段により前記画像
形成手段へ搬送させるよう前記搬送系駆動源を制御する
ことも好適である。
【0017】前記制御手段は、前記画像形成手段により
搬送されるシート材の搬送速度よりも、前記シート材搬
送手段により前記レジストレーション手段まで搬送され
るシート材の搬送速度の方が大きくなるよう前記搬送系
駆動源と前記画像形成駆動源とを制御することも好適で
ある。
【0018】前記シート材搬送手段は、前記搬送系駆動
源から駆動伝達回転部材を介して駆動を伝達され、前記
駆動伝達回転部材は、一方向の回転のみ伝達する一方向
接続手段を有する第1の伝達回転部材と、電磁式接続手
段を有して該第1の回転部材よりも減速比が小さく設定
される第2の伝達回転部材と、を備えることも好適であ
る。
【0019】前記画像形成手段を複数備え、搬送される
シート材は、前記複数の画像形成手段に順次搬送され
て、該複数の画像形成手段によりそれぞれ画像を形成さ
れることも好適である。
【0020】未定着のトナー画像が転写されたシート材
を定着ニップ部で挟持搬送して該トナー画像を該シート
材に定着させる定着手段を備え、前記定着手段は、前記
画像形成駆動源により駆動され、前記画像形成手段によ
り搬送されるシート材の搬送速度と略同一の搬送速度で
シート材を搬送することも好適である。
【0021】前記複数の画像形成手段にシート材を順次
搬送するシート材順次搬送手段を備え、前記画像形成駆
動源は、少なくとも前記複数の画像形成手段及び前記シ
ート材順次搬送手段に対してそれぞれ独立して設けられ
ることも好適である。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される
装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきもので
あり、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣
旨のものではない。
【0023】(実施の形態1)図1〜図6を参照して、
実施の形態1に係る画像形成装置について説明する。
【0024】図1は画像形成装置本体の要部概略断面
図、図2はシート材搬送系の駆動展開図、図3はシート
材搬送系の要部概略断面図、図4,図5,図6はシート
材の時間と位置の関係を表すグラフである。
【0025】まず図1に基づいて、本発明を適用した画
像形成装置を説明する。これは、例えば、マゼンタ、シ
アン、イエロー、ブラックの各色のトナー像を形成す
る、平行に配置された4つの像担持体としての感光体ド
ラム1a・1b・1c・1dと、これら感光ドラム1a
〜1dの下部に、これを縦断する態様で配置されたシー
ト材順次搬送手段としての転写ベルト21を備える画像
形成手段によるものである。
【0026】感光体ドラム1a・1b・1c・1dの周
囲には、それぞれ一次帯電器2a・2b・2c・2d,
現像器3a・3b・3c・3d,および転写帯電器4a
・4b・4c・4dが配置され、また感光ドラム1a〜
1dの上方にはLED等で構成される露光装置6a・6
b・6c・6dが配置される。
【0027】感光体ドラム1a・1b・1c・1dをそ
れぞれの帯電器2a・2b・2c・2dにより帯電し、
色分解したイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各
色の光像を露光装置6a・6b・6c・6dにより露光
して、感光体ドラム1a・1b・1c・1dにイエロ
ー、マゼンタ、シアン、ブラックの潜像を形成し、それ
ぞれの潜像を現像器3a・3b・3c・3dにより現像
して、感光体ドラム1a・1b・1c・1d上にイエロ
ー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像を順次、形
成する。
【0028】被記録媒体であるシート材Sは、カセット
7a,7bに収納される。
【0029】カセット7a,7bは図中手前方向に引き
出し可能な構成であり、例えば、シート材の補給や、カ
セット内ジャム時のジャム処理等も、カセット装置手前
側に引き出す事により可能な構成となっている。
【0030】さらに、手差しトレイ36上にも、シート
材Sを載置することが出来る。
【0031】シート材Sは、カセット7aまたは7bか
らピックアップローラ8により1枚ずつ送り出され、給
紙されたシート材Sをレジストレーション手段としての
レジストローラ対10まで給送するシート材搬送手段と
しての搬送ローラ対41,42,43及びレジスト前搬
送ローラ対44により搬送路31内を案内されて搬送さ
れ、レジストローラ対10で斜行を補正されタイミング
を合わされた後、転写ベルト21上に載置、静電吸着さ
れて矢印A方向に搬送される。また、手差しトレイ36
上に積載されたシート材Sは手差し給紙ローラ39によ
り搬送路32に案内されレジストローラ対10に搬送さ
れ転写ベルト21上に載置される。
【0032】転写ベルトに吸着されたシート材Sは転写
ベルト21の回動により各感光体ドラム1a・1b・1
c・1dと対向した転写(ニップ)部に順次搬送され、
感光体ドラム1a・1b・1c・1d上の各色のトナー
像が被記録材であるシート材S上に、各転写部に配置さ
れトナーと逆極性の電圧を印加された転写帯電器4a・
4b・4c・4dの各転写ブレードの作用により重ね合
わせて転写され、シート材S上に、イエロー、マゼン
タ、シアン、ブラックの4色のトナー像を重ね合わせた
カラー画像が得られる。
【0033】4色のトナー像が転写されたシート材S
は、転写ベルト21から搬送方向先端において分離して
定着手段としての定着器11に搬送され、定着ニップ部
で熱および圧力を受けて定着され、これにより各色のト
ナーが溶融混色してシート材Sに固定されたフルカラー
のプリント画像とされた後、定着器11の下流に設けら
れた排紙搬送手段63によって画像形成装置の機外に排
紙される。
【0034】一次帯電器2a・2b・2c・2d内に設
けられた各回転スリーブ、現像器3a・3b・3c・3
d内に設けられた各回転スリーブ、定着器11,感光体
ドラム1a・1b・1c・1d,および転写ベルト21
は、同一の駆動源である不図示の画像形成駆動源として
の画像形成駆動モータで不図示の減速駆動系を介してそ
れぞれ駆動される。
【0035】ベルト搬送部20は、シート材Sを搬送す
る転写ベルト21を、画像形成駆動モータで駆動される
転写ベルト駆動ローラ22、及び、複数の支持ローラ2
3・24・25に対し懸回したものである。
【0036】転写ベルトクリーナ28は、転写ベルト2
1上に付着したトナーを除去するもので、必要に応じ
て、不図示の接離機構により、転写ベルト21に対して
接離しクリーナ用のブラシが回転し転写ベルト21上の
トナーを掻き取る。
【0037】レジストローラ対10および手差し給紙ロ
ーラ39、手差し搬送ローラ対45、搬送ローラ対4
1,42,43及びレジスト前搬送ローラ対44の駆動
展開図を図2に示す。
【0038】搬送系駆動源としての搬送駆動モータM1
は、複数のギアで構成される減速ギア列70により減速
され、レジストローラクラッチ71を介してレジストロ
ーラ対10に駆動を伝達する。減速ギア列70からは、
手差し給紙減速ギア列72及び欠け歯ギア78を介して
手差し給紙ローラ39に、また手差し給紙減速ギア列7
2と手差し搬送クラッチ73を介して手差し搬送ローラ
対45へ、それぞれ駆動を伝達する。
【0039】また、減速ギア列70からタイミングベル
ト74により搬送ローラ対41,42,43,及びレジ
スト前搬送ローラ対44への駆動を伝達している。タイ
ミングベルト74により伝達された駆動力は、搬送ロー
ラ減速ギア列75で減速され、レジスト前搬送ローラ対
44にレジスト前搬送ローラクラッチ76を介して駆動
を伝達する。
【0040】搬送ローラ対41,42,43は、搬送ロ
ーラ減速ギア列75から搬送ローラクラッチ77を介し
て駆動を伝達される。
【0041】搬送駆動モータM1は、PLL方式で制御
されるDCブラシレスモータを用い、回転速度を定常
速、1/2速、1/4速の3段階に切り替えることが可
能になっている。
【0042】また、不図示の画像形成駆動モータも、搬
送駆動モータM1と同様に、PLL方式で制御されるD
Cブラシレスモータを用い、回転速度を定常速、1/2
速、1/4速の3段階に切り替えることが可能になって
いる。
【0043】以下、シート材の搬送について図3を用い
て詳細に説明する。
【0044】第一の搬送手段であるカセット給紙機構5
0のシート材積載手段であるカセット7a,7bに積載
されたシート材Sは、不図示のステッピングモータによ
り駆動されるピックアップローラ8により給紙され搬送
分離ローラ対9により分離搬送される。搬送分離ローラ
対9もピックアップローラ8を駆動する不図示のステッ
ピングモータにより駆動され、上段のカセット7a,下
段のカセット7bに対してそれぞれ設けられたピックア
ップローラ8と搬送分離ローラ9の上下の駆動の切り替
えは、ステッピングモータの回転方向を切り替えること
により、遊星ギア、もしくはそれと同様の作用をするギ
アが移動して駆動連結するギアを切り替えることで行
う。
【0045】ステッピングモータを使用してピックアッ
プローラを駆動するため、シート材をピックアップする
ときのピックアップローラ8及び搬送分離ローラ9の回
転の制御を任意に行うことが出来、立ち上がりをゆっく
りとしたピックアップ等が可能になり、分離性能が高く
かつ搬送性能の高い給紙が行える。
【0046】給紙されたシート材Sは、搬送駆動モータ
M1により減速ギア列70からタイミングベルト74,
搬送ローラ減速ギア列75,搬送ローラクラッチ77を
介して駆動される搬送ローラ対41,42,43により
搬送路31内を搬送される。
【0047】レジスト前搬送ローラ対44も、搬送ロー
ラ減速ギア列75からレジスト前搬送ローラクラッチ7
6を介して駆動されシート材を搬送する。
【0048】シート材Sは、レジストローラ対10の直
前に設けられる不図示のレジスト前センサによりシート
材先端を検知され、レジストローラクラッチ71がOF
Fの状態で停止しているレジストローラ対10のニップ
部に先端が突き当たってから所定時間後に、レジスト前
搬送ローラクラッチ76をOFFにしてレジスト前搬送
ローラ対44を停止させることで、レジストローラ対1
0とレジスト前搬送ローラ対44の間でループを形成さ
せシート材Sの先端をレジストローラ対10のニップ部
に押し付け図3の状態になる。
【0049】この状態で、制御手段により必要に応じ
て、画像形成手段により画像形成を行う画像形成部の搬
送速度とレジストローラ対10による搬送速度が同一に
なるように搬送駆動モータM1の回転数を変化させ、一
定になった時点で、レジストローラクラッチ71をON
してレジストローラ対10の駆動を開始し、画像形成部
へと搬送する。
【0050】レジストローラ対10によるシート材の搬
送速度は、画像形成部のシート材の搬送速度よりも、0
〜1.5%程度早く設定され、レジストローラ対10と
転写ベルト21の間でシート材Sが搬送されるにつれ徐
々にループを形成する。これによって、レジストローラ
対10と転写ベルト21の間でシート材が引っ張られる
こと無く、また、シート材Sの後端がレジストローラ対
10から抜けるときもそのショックが転写ベルト21に
載置されているシート材に伝わらずに搬送することが出
来る。
【0051】ここで、画像形成部の搬送速度が、定常速
である普通紙の場合は、搬送駆動モータM1も初めか
ら、定常速度で回転駆動し、シート材Sを定常速度で搬
送する。シート材Sがレジストローラ対10とレジスト
前搬送ローラ対44の間でループを形成した状態で行う
搬送駆動モータM1の速度切り替えを行わずにそのま
ま、レジストローラ対10の駆動を開始する。
【0052】連続記録を行うときは、前のシート材が給
紙され所定のシート間距離を空けて次のシート材を給紙
する。レジスト前搬送ローラ対44が停止してレジスト
ローラ対10前でループを形成しているときには、その
上流のシート材も搬送ローラ対41,42,43を停止
することにより、所定のシート間距離を空けた状態で待
機し、レジストローラクラッチがONして搬送が開始さ
れると、搬送ローラクラッチ77とレジスト前搬送ロー
ラクラッチ76を同時にONにして搬送ローラ対41,
42,43とレジスト前搬送ローラ対44とを駆動し、
シートの間距離を一定に保ったまま、搬送を続ける。
【0053】画像形成部の搬送速度がレジストローラ対
10までの搬送速度と異なる場合は、各カセット7a,
7bからレジストローラ対10までの搬送速度で給紙を
行い、搬送ローラ対41,42,43及びレジスト前搬
送ローラ対44により同じ速度で搬送し、レジストロー
ラ対10のニップ部までシート材先端を搬送する。
【0054】所定のループを形成したら、レジスト前搬
送クラッチ76をOFFにして、レジスト前搬送ローラ
対44の駆動を停止し、その状態で搬送駆動モータM1
の回転速度を変速し、画像形成部の搬送速度に対して0
〜1.5%程度増速された所定の搬送速度になるよう制
御する。変速が終了し、回転が安定した状態になった
ら、レジストローラクラッチ71及びレジスト前搬送ロ
ーラクラッチ76をONにして、シート材Sを画像形成
部に搬送する。
【0055】レジストローラ対10までの搬送速度と画
像形成部の搬送速度は、それぞれマテリアル、搬送性
能、生産性を考慮して決定する。
【0056】本実施の形態では、普通紙では、レジスト
ローラ対10までの搬送速度と画像形成部の搬送速度と
もに、定常搬送速度で行い、厚紙ではレジストローラ対
10までの搬送速度と画像形成部の搬送速度ともに1/
2速の搬送速度で記録動作を行う。OHPシートでは、
レジストローラ対10までの搬送速度を定常搬送速度で
行い、画像形成部の搬送速度は1/4速の搬送速度で記
録動作を行うようになっている。
【0057】図4,図5,図6を用いて各シート材に対
するシート搬送制御について説明する。
【0058】図4から図6は、横軸に時間、縦軸に紙パ
ス上の搬送距離を表し、給紙スタート時のカセット内シ
ート材先端を0としレジストローラ対10とその下流に
位置する画像形成部である感光体ドラム1a,1bの位
置を表示している。感光体ドラム1cより下流は図では
省略している。
【0059】図4から図6における、実線141,15
1,161は、それぞれ一枚目のシート材の先端の位置
を示している。実線142,152,162は、一枚目
のシート材の後端の位置を示す。以下、143,15
3,163は二枚目のシート材先端、144,154,
164は二枚目のシート材後端位置、以下同様に奇数の
実線はシート材先端位置、偶数の実線はシート材後端位
置を示す。
【0060】普通紙の記録は、図4で示すように、シー
ト材を等速で給紙搬送し、先端は実線141で示すよう
にレジストローラに突き当たってから時間t1だけ停止
し、この間にレジスト前搬送ローラ対との間でループを
形成する。時間t1経過後レジストローラおよび上流の
ローラを等速で駆動しシート材を画像形成部に搬送して
いく。
【0061】二枚目以降のシート材は、実線143で示
すように、前のシート材の後端142との間隔が所定の
シート間隔L1になった時点で給紙搬送を開始し、前の
シート材がレジストローラ部で停止している場合は、そ
れと同様に停止し、シート材間隔を保ち、レジストロー
ラの駆動と共に搬送を開始する。以下、連続してシート
材の記録を行う場合は、同様の動作を行う。
【0062】厚紙の記録の場合は、図5で示すような制
御になる。
【0063】厚紙は給紙搬送、画像形成部の速度すべて
を1/2速で行うため、前述の普通紙の搬送制御の時間
軸である横軸方向に2倍になった状態となる。
【0064】1/2速の給紙搬送速度で、一枚目のシー
ト材の先端(実線151)がレジストローラに突き当た
り、所定時間t2経過後にレジストローラとレジスト前
搬送ローラ対を1/2速で駆動し、1/2速で記録の行
われる画像形成部へ搬送される。
【0065】厚紙の記録には、定着部である定着器11
で、定常速度の1/2速の搬送速度でなければ充分な定
着が行えず、また、給紙搬送では1/2速による不具合
も発生しなかったことと、レジストローラ対10の上流
部でループを形成しているときに搬送駆動モータM1の
速度切り替えを行ってまで、定常速度でレジストローラ
対10までの搬送を行う必要がないと判断したためであ
る。
【0066】OHPシートの記録は、図6で示すような
制御になる。
【0067】一枚目のシート材の給紙搬送は、まずシー
ト材先端(実線161)がレジストローラに到達しレジ
スト前搬送ローラ対との間でループを形成するまで、等
速で行われる。その後、時間t3の間で、搬送駆動モー
タM1の速度を等速から1/4速に変速し、レジストロ
ーラとレジスト前搬送ローラ対を駆動し、1/4速の速
度で画像記録される画像形成部に、1/4速で搬送す
る。
【0068】二枚目以降の給紙搬送は、前のシート材の
後端(実線162)がレジストローラから抜けてから時
間t4の間に、搬送駆動モータM1を1/4速から等速
に変速してから、等速の給紙搬送を行う。
【0069】OHPシートの記録では、定着部である定
着器11では1/4速の搬送速度が必要とされたため、
画像形成部での搬送速度を1/4速にした。レジストロ
ーラ対10までの搬送速度は、1/4速で行うと安定し
た給紙動作が行えなかった(給紙部でスリップしやすか
った)ことと、レジストローラ対10まで1/4速で搬
送すると、一枚目のOHPシートの搬送時間が通常速の
4倍となり、ファーストコピー(プリント)時間が大幅
に増加してしまい、生産性が極端に悪くなってしまった
ため、レジストローラ対10までの搬送速度を定常速度
にして、ループ形成時に搬送駆動モータM1の回転速度
を切り替えて、レジストローラからOHPシートを送り
出す時には、1/4速の搬送速度になるようにした(切
り替えを行う時間をいれても、こちらの設定の方がファ
ーストコピー(プリント)時間が短かい)。
【0070】この場合、連続記録時には、一枚目のOH
Pシートをレジストローラ対10から排出されてから、
搬送駆動モータM1を定常回転速度に切り替えてから、
二枚目の給紙搬送動作を行い、レジストローラ対10ま
で搬送し、ループ形成後に搬送駆動モータM1の搬送速
度を切り替え、上記の動作を繰り返すことになり、連続
記録時の生産性が落ちてしまうが、OHPシートの性格
上、同じ原稿から複数のOHPシートに記録を行うこと
は少ないと考えられるため、大きな問題にはならず、フ
ァーストコピー時間と、搬送性能の方を優先した。
【0071】また、第二の搬送手段である手差し給紙5
1からの給紙の場合は、搬送駆動モータM1の駆動を減
速ギア列70により減速し、給紙ローラ39と手差し搬
送ローラ対45に伝達するが、給紙ローラ39は一部の
歯が欠落することで間欠制御の可能な欠け歯ギア78を
ソレノイド79で制御することで、ほぼ一回転の制御が
行われる。
【0072】給紙動作は、まず不図示の加圧制御手段に
より中板46が手差し給紙ローラ39に付勢され、手差
しトレイ36に積載されているシート材の先端を手差し
給紙ローラ39に加圧させる。
【0073】この状態で、ソレノイド79が吸引される
と欠け歯78は入力のギアと連結され、約一回転し、ソ
レノイド79に不図示のストッパー部が突き当たること
で停止する。この動作により、給紙ローラ39は、ほぼ
一回転し、シート材を手差し搬送ローラ対45へと送り
込む。この時、分離ローラ40が所定のトルクでシート
材を戻す方向に回転し、二枚目以降のシート材が重送し
て進入してくるのを防止する。
【0074】手差し搬送ローラ対45は手差し搬送クラ
ッチ73により搬送駆動モータM1の駆動を伝達され、
レジ前搬送ローラ対44の制御と同じように、不図示の
レジ前センサーでシート材の先端を検知した後、レジス
トローラ対10のニップ部に先端が突き当たり、所定の
ループを形成したあとに、停止し、レジストローラ対1
0のニップ部にシート材の先端を押し付け、以下はカセ
ットからの給紙と同様の動作を行う。
【0075】画像形成部の搬送速度と、レジストローラ
対10までの搬送速度に関する関係は、上記のカセット
給紙の場合と同様に決定すればよい。
【0076】カセット給紙、手差し給紙の如何にかかわ
らず、レジストローラ対10とその上流の搬送ローラの
駆動を、画像形成に用いる画像形成駆動モータと別の搬
送駆動モータM1で行うことにより、シート材がローラ
のニップ部に進入、離脱する時に起こる衝撃が画像形成
駆動モータに伝わることが無いために、画像の乱れは発
生せずに良好な画像を得ることが出来る。
【0077】さらに、転写、定着が終了しなくとも、レ
ジストローラからシート材を搬送し終わった時点で搬送
速度を切り替えることが出来るため、本実施の形態のよ
うに転写手段が複数個有り、画像形成部の搬送距離が長
い装置においても、画像形成の速度に依存しない速度で
給紙搬送が可能になり、シート材の間隔を詰めて生産性
を上げることが出来る。
【0078】また、画像形成の搬送速度とレジストロー
ラ対10までのシート材の搬送速度をそれぞれ独立して
設定できるため、生産性、シート材の搬送性能のそれぞ
れが優れた画像形成装置になる。
【0079】本実施の形態では、画像形成手段を駆動す
る画像形成駆動源として画像形成搬送モータを用いた
が、カラー画像形成時に必要な、各トナーの色合わせを
正確に行うために、各感光ドラム、転写ベルト駆動ロー
ラをそれぞれ独立したモータで駆動しても良く、特に超
音波モータを用いて減速を行わずにダイレクトに駆動す
ることでより正確な色合わせを行い、高画質の記録を行
うことも出来る。
【0080】(実施の形態2)実施の形態2について、
図7を用いて説明する。図7には、本実施の形態におけ
るシート材搬送系の駆動展開図が示されている。
【0081】本実施の形態では、縦パスガイド部の搬送
ローラ、及び、レジスト前搬送ローラの駆動伝達回転部
材としての駆動減速系に、速度を切り替えるための電磁
式接続手段としてのクラッチと一方向接続手段としての
一方向クラッチを用いた増速切り替え機構を設けたもの
である。なお、実施の形態1と同様の構成部分について
は同一の符号を付して、その説明は省略する。
【0082】本実施の形態における、カセット7a,7
bからレジストローラ対10までの給紙搬送の動作につ
いて、説明する。
【0083】第一の搬送手段であるカセット給紙機構5
0のシート材積載手段であるカセット7a,7bから給
紙されるシート材は、搬送駆動モータM1により減速ギ
ア列70からタイミングベルト74、増速切り替え機構
であるギア列80、搬送ローラ減速ギア列75,搬送ロ
ーラクラッチ77を介して駆動される搬送ローラ対4
1,42,43により搬送路31内を搬送される。
【0084】ギア列80により構成される増速切り替え
機構は、異なる歯数の入力ギア81,82に対して、一
方向クラッチを内蔵した第1の伝達回転部材としてのギ
ア83と電磁式接続手段としての増速電磁クラッチ85
により駆動伝達のON−OFF制御が可能な第2の伝達
回転部材としてのギア84とがそれぞれ噛み合い伝達軸
86に駆動を伝達する。一方向クラッチはギア83が正
方向に回転したときに伝達軸86に駆動を伝える方向に
繋がり、伝達軸86が正方向に回転したときにはギア8
3に駆動が伝わらないようになっている。
【0085】入力ギア81と一方向クラッチを内蔵した
ギア83の減速比と、入力ギア82と電磁クラッチ85
で制御可能なギア84の減速比は、一方向クラッチのそ
れの方が大きく設定されている。電磁クラッチ85がO
FFの場合は、入力ギア82とギア84の噛み合いによ
る駆動は伝達軸86に伝わらず、入力ギア81から、一
方向クラッチを内蔵したギア83に駆動が伝達される。
【0086】また、電磁クラッチ85がONになった場
合は、入力ギア82からギア84に入力された駆動が伝
達軸86に繋がり駆動を行う。このとき、入力ギア81
から一方向クラッチを内蔵したギア83にも回転は伝わ
るが、減速比が電磁クラッチで制御されるギア84に対
して大きく設定されているためギア83は伝達軸86に
比べ回転速度が遅いため、一方向クラッチの作用により
駆動が伝わらず、結果として電磁クラッチ制御されるギ
ア84と第二入力ギア82の減速比により伝達軸86に
伝わる減速比は決定する。
【0087】この様な構成で、カセット7a,7bから
の給紙で、普通紙の定常速度で画像形成を行う場合、一
枚目の記録時には増速電磁クラッチ85をONにして、
増速切り替え機構80での減速比を小さくすることで、
搬送ローラ対41,42,43及びレジスト前搬送ロー
ラ対44による搬送速度を早くして、一枚目のシート材
先端がレジストローラ対10に到達する時間を短くし、
ループ形成後に増速電磁クラッチ85をOFFにして搬
送速度を画像形成搬送速度に合わせる。
【0088】この時、搬送駆動モータM1で行う回転の
切り替えであれば、切り替えが完了して安定した回転速
度になるのには、通常0.5〜1.5秒程度必要となる
が、電磁クラッチをOFFにするのに必要な時間だけで
済むため、30msec〜50msec程度の切り替え
時間で済む。
【0089】こうすることにより、一枚目の記録が完了
して装置から排出されるまでの時間(ファーストコピー
(プリント)時間)を大幅に短縮し生産性をあげること
が出来る。特にレジストローラ対10までの搬送路が長
いほど、効果は大きい。
【0090】また、連続して記録を行う場合は、一枚目
にシート材の給紙搬送に続いて二枚目以降のシート材も
通常は搬送速度の場合と同じシート間距離になるような
タイミングで給紙搬送を行う。一枚目のシート材先端を
搬送し、レジストローラ対10とレジスト前搬送ローラ
対44との間でループを形成した後、増速電磁クラッチ
85をOFFにして搬送速度を定常速度にする。この後
もシート間距離が同一になるようなタイミングで給紙搬
送を行なえば、一枚目のシート材をレジストローラ対1
0から搬送し始めてからは常に、同じ搬送タイミングで
給紙搬送動作を行えるとともに、搬送中のシート材の位
置関係は、何枚目のシート材かに関わらず一定になるた
めに、複雑な制御を行わなくても良い。
【0091】また、本実施の形態では、搬送駆動モータ
M1の速度は定常速、1/2速、1/4速の3種類とし
たが、画像形成部の搬送速度以外にも速度を持ち、一枚
目のシート材がレジストローラ対10に到達してループ
を形成するまではその速度で搬送してファーストコピー
(プリント)時間を短縮することも可能である。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
シート材搬送手段及びレジストレーション手段を駆動す
る搬送系駆動源と、少なくとも像担持体を駆動する画像
形成駆動源と、シート材搬送手段により搬送されるシー
ト材の搬送速度を可変とするとともに、レジストレーシ
ョン手段により搬送されるシート材の搬送速度と画像形
成手段により搬送されるシート材の搬送速度とが略同一
になるよう該搬送系駆動源と該画像形成駆動源とを制御
する制御手段と、を備えることにより、画像形成の搬送
速度とレジストレーション手段までの搬送速度をそれぞ
れ独立して設定できるので、画像形成の速度に依存しな
い速度での給紙搬送が可能となり、搬送されるシート材
の間隔を短くすることにより生産性を向上させることが
できる。すなわち、簡易な構成で、装置を小型化させる
とともに生産性の向上を実現させた高品質の画像形成装
置を提供することが可能となる。
【0093】さらに、シート材のレジストレーション手
段への進入時やレジストレーション手段からの離脱時に
起こる衝撃が画像形成駆動源に伝わることが無くなるの
で、画像の乱れが発生することはなく、良好な画像を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1に係る画像形成装置の要部の概略
断面図である。
【図2】実施の形態1に係る画像形成装置のシート材搬
送系の駆動展開図である。
【図3】実施の形態1に係る画像形成装置のシート材搬
送系の要部の概略断面図である。
【図4】実施の形態1に係るシート材の時間と位置の関
係を示す図である。
【図5】実施の形態1に係るシート材の時間と位置の関
係を示す図である。
【図6】実施の形態1に係るシート材の時間と位置の関
係を示す図である。
【図7】実施の形態2に係る画像形成装置のシート材搬
送系の駆動展開図である。
【符号の説明】
1a,1b,1c,1d 感光体ドラム 2a,2b,2c,2d 一次帯電器 3a,3b,3c,3d 現像器 4a,4b,4c,4d 転写帯電器 6a,6b,6c,6d 露光装置 7a,7b カセット 8 ピックアップローラ 9 搬送分離ローラ対 10 レジストローラ対 11 定着器 20 ベルト搬送部 21 転写ベルト 22 転写ベルト駆動ローラ 23,24,25 支持ローラ 28 転写ベルトクリーナ 31,32 搬送路 36 手差しトレイ 39 手差し給紙ローラ 41,42,43 搬送ローラ対 44 レジスト前搬送ローラ対 45 手差し搬送ローラ対 46 中板 50 カセット給紙機構 51 手差し給紙 63 排紙搬送手段 70 減速ギア列 71 レジストローラクラッチ 72 手差し給紙減速ギア列 73 手差し搬送クラッチ 74 タイミングベルト 75 搬送ローラ減速ギア列 76 レジスト前搬送ローラクラッチ 77 搬送ローラクラッチ 78 欠け歯ギア 79 ソレノイド 80 ギア列 81,82 入力ギア 83,84 ギア 85 電磁クラッチ 86 伝達軸 M1 搬送駆動モータ S シート材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/01 G03G 15/01 Y 2H072 15/20 107 15/20 107 3F102 21/14 21/00 372 Fターム(参考) 2C059 AA05 AA22 AA26 AA72 AB01 2H027 DC02 DC03 DC04 DC05 ED16 ED17 ED24 ED25 EE02 EE03 EE04 EE05 EF09 2H030 AD04 AD05 AD07 AD17 BB56 BB58 BB63 2H033 AA21 AA47 BB01 BB28 BB37 CA16 CA36 CA37 2H071 CA01 CA02 CA05 DA09 DA12 DA15 DA23 DA26 DA31 EA18 2H072 AB07 BA03 BA12 CA01 CA02 CA06 HA07 HA08 3F102 AA02 AA10 AA11 AB01 AB02 AB05 BA02 BB02 DA08 EA03 EC07 FA08

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート材搬送経路に沿ってシート材を搬送
    するシート材搬送手段と、 前記シート材搬送手段により搬送されたシート材の斜行
    を補正するとともに、所定のタイミングで該シート材を
    下流側へ搬送するレジストレーション手段と、 像担持体上に形成された静電潜像を現像して得られたト
    ナー画像を、前記レジストレーション手段により前記所
    定のタイミングで搬送されたシート材を転写ニップ部で
    挟持搬送して転写する画像形成手段と、 を備えた画像形成装置において、 前記シート材搬送手段及び前記レジストレーション手段
    を駆動する搬送系駆動源と、 少なくとも前記像担持体を駆動する画像形成駆動源と、 前記シート材搬送手段により搬送されるシート材の搬送
    速度を可変とするとともに、前記レジストレーション手
    段により搬送されるシート材の搬送速度と前記画像形成
    手段により搬送されるシート材の搬送速度とが略同一に
    なるよう前記搬送系駆動源と前記画像形成駆動源とを制
    御する制御手段と、 を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、前記画像形成手段により
    搬送されるシート材の搬送速度が2種類以上となるよう
    前記画像形成駆動源を制御することを特徴とする請求項
    1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記制御手段は、前記シート材搬送手段に
    より前記レジストレーション手段まで搬送されるシート
    材の搬送速度に対して異なった搬送速度に切り替えて、
    該シート材を該レジストレーション手段により前記画像
    形成手段へ搬送させるよう前記搬送系駆動源を制御する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】前記制御手段は、前記画像形成手段により
    搬送されるシート材の搬送速度よりも、前記シート材搬
    送手段により前記レジストレーション手段まで搬送され
    るシート材の搬送速度の方が大きくなるよう前記搬送系
    駆動源と前記画像形成駆動源とを制御することを特徴と
    する請求項1,2または3に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記シート材搬送手段は、前記搬送系駆動
    源から駆動伝達回転部材を介して駆動を伝達され、 前記駆動伝達回転部材は、一方向の回転のみ伝達する一
    方向接続手段を有する第1の伝達回転部材と、電磁式接
    続手段を有して該第1の回転部材よりも減速比が小さく
    設定される第2の伝達回転部材と、を備えることを特徴
    とする請求項1,2,3または4に記載の画像形成装
    置。
  6. 【請求項6】前記画像形成手段を複数備え、 搬送されるシート材は、前記複数の画像形成手段に順次
    搬送されて、該複数の画像形成手段によりそれぞれ画像
    を形成されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれ
    か1項に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】未定着のトナー画像が転写されたシート材
    を定着ニップ部で挟持搬送して該トナー画像を該シート
    材に定着させる定着手段を備え、 前記定着手段は、前記画像形成駆動源により駆動され、
    前記画像形成手段により搬送されるシート材の搬送速度
    と略同一の搬送速度でシート材を搬送することを特徴と
    する請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装
    置。
  8. 【請求項8】前記複数の画像形成手段にシート材を順次
    搬送するシート材順次搬送手段を備え、 前記画像形成駆動源は、少なくとも前記複数の画像形成
    手段及び前記シート材順次搬送手段に対してそれぞれ独
    立して設けられることを特徴とする請求項1乃至7のい
    ずれか1項に記載の画像形成装置。
JP2000251389A 2000-08-22 2000-08-22 画像形成装置 Pending JP2002059601A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000251389A JP2002059601A (ja) 2000-08-22 2000-08-22 画像形成装置
US09/930,182 US6608991B2 (en) 2000-08-22 2001-08-16 Image forming apparatus with specialized sheet conveyance speed control

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000251389A JP2002059601A (ja) 2000-08-22 2000-08-22 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002059601A true JP2002059601A (ja) 2002-02-26
JP2002059601A5 JP2002059601A5 (ja) 2004-09-16

Family

ID=18740803

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000251389A Pending JP2002059601A (ja) 2000-08-22 2000-08-22 画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6608991B2 (ja)
JP (1) JP2002059601A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004352496A (ja) * 2003-05-01 2004-12-16 Canon Inc 画像形成装置
JP2005265022A (ja) * 2004-03-17 2005-09-29 Ricoh Co Ltd 駆動装置、搬送装置及び画像形成装置
JP2008024390A (ja) * 2006-07-19 2008-02-07 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2008065307A (ja) * 2006-08-11 2008-03-21 Canon Inc 画像形成装置
JP2010126262A (ja) * 2008-11-25 2010-06-10 Fuji Xerox Co Ltd 用紙搬送装置及びこれを用いた画像形成装置
JP2014041296A (ja) * 2012-08-23 2014-03-06 Canon Inc 画像形成装置
JP2016095543A (ja) * 2016-02-24 2016-05-26 キヤノン株式会社 画像形成装置

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6766124B2 (en) * 2002-02-19 2004-07-20 Seiko Epson Corporation Image forming apparatus and image forming method having speed control to improve throughput
US6721535B2 (en) * 2002-08-07 2004-04-13 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus and method for setting the conveying speed for paper sheets
JP4387740B2 (ja) * 2003-09-24 2009-12-24 キヤノン株式会社 定着装置
JP2005096193A (ja) * 2003-09-24 2005-04-14 Sanyo Electric Co Ltd 画像形成装置
JP4756227B2 (ja) * 2004-03-30 2011-08-24 キヤノン株式会社 画像形成装置
US7512377B2 (en) * 2005-04-20 2009-03-31 Xerox Corporation System and method for extending speed capability of sheet registration in a high speed printer
JP2007010838A (ja) * 2005-06-29 2007-01-18 Brother Ind Ltd 画像形成装置
US7748695B2 (en) * 2007-03-01 2010-07-06 Ricoh Company, Limited Image forming apparatus
JP4539710B2 (ja) * 2007-11-26 2010-09-08 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
JP5310033B2 (ja) * 2009-01-28 2013-10-09 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
JP4850940B2 (ja) 2009-08-26 2012-01-11 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP5628582B2 (ja) * 2010-07-29 2014-11-19 理想科学工業株式会社 画像形成装置
WO2016163203A1 (ja) * 2015-04-06 2016-10-13 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 駆動伝達装置、及び、画像形成装置

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4451027A (en) * 1980-01-09 1984-05-29 Burroughs Corp. Constant spacing document feeder
JPS57148760A (en) * 1981-03-12 1982-09-14 Fuji Xerox Co Ltd High speed copying device
JPH02231342A (ja) * 1989-03-03 1990-09-13 Fuji Xerox Co Ltd 用紙搬送装置
JPH0810813Y2 (ja) * 1989-11-17 1996-03-29 日立工機株式会社 印刷装置の用紙搬送装置
US5966158A (en) 1990-08-30 1999-10-12 Canon Kabushiki Kaisha Sheet feeding apparatus
US5870114A (en) 1992-02-12 1999-02-09 Canon Kabushiki Kaisha Image recording apparatus with improved conveying system for recording medium
JP2000118783A (ja) * 1998-10-16 2000-04-25 Canon Inc 画像形成装置
US6311039B1 (en) * 1998-10-26 2001-10-30 Canon Kabushiki Kaisha Sheet conveying apparatus and image forming apparatus provided with the same
JP4422250B2 (ja) * 1999-09-29 2010-02-24 東芝テック株式会社 画像形成装置
JP2001097610A (ja) * 1999-10-04 2001-04-10 Hitachi Koki Co Ltd 電子写真式印刷装置
US6208831B1 (en) * 2000-02-18 2001-03-27 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Mounting device for image forming apparatus

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004352496A (ja) * 2003-05-01 2004-12-16 Canon Inc 画像形成装置
JP4541725B2 (ja) * 2003-05-01 2010-09-08 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2005265022A (ja) * 2004-03-17 2005-09-29 Ricoh Co Ltd 駆動装置、搬送装置及び画像形成装置
JP4504712B2 (ja) * 2004-03-17 2010-07-14 株式会社リコー 駆動装置、搬送装置及び画像形成装置
JP2008024390A (ja) * 2006-07-19 2008-02-07 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2008065307A (ja) * 2006-08-11 2008-03-21 Canon Inc 画像形成装置
JP2010126262A (ja) * 2008-11-25 2010-06-10 Fuji Xerox Co Ltd 用紙搬送装置及びこれを用いた画像形成装置
JP2014041296A (ja) * 2012-08-23 2014-03-06 Canon Inc 画像形成装置
US9195196B2 (en) 2012-08-23 2015-11-24 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
US9454120B2 (en) 2012-08-23 2016-09-27 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP2016095543A (ja) * 2016-02-24 2016-05-26 キヤノン株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US6608991B2 (en) 2003-08-19
US20020025206A1 (en) 2002-02-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002059601A (ja) 画像形成装置
JP4542994B2 (ja) 用紙搬送装置及び画像形成装置
JP5867900B2 (ja) 給紙装置および画像形成装置
JP5325011B2 (ja) 記録媒体搬送装置及びこれを備えた画像形成装置
JPH10236686A (ja) 画像形成装置
JP3465596B2 (ja) 両面印字機構を備えた画像形成装置
JP2013163588A (ja) 画像形成装置用の給紙装置、及びこれを用いた画像形成装置
JPH082735A (ja) 画像形成装置
JP2000255841A (ja) 画像形成装置
JP2001341888A (ja) 画像形成装置
JP3786165B2 (ja) シート搬送装置および画像形成装置
JP2004317865A (ja) 画像形成装置
JP3913317B2 (ja) 画像形成装置
JPH10333525A (ja) 画像形成装置
JP2003312903A (ja) シート給送装置及び画像形成装置
JP2864971B2 (ja) 両面印刷装置
JP3595679B2 (ja) シート給送装置及び画像処理装置
JP2009298528A (ja) 画像形成装置
US9725258B2 (en) Image forming device
JP2002244357A (ja) 画像形成装置
JP2002338092A (ja) 画像形成装置
JPH04337748A (ja) 画像形成装置
JP2908909B2 (ja) シート給送装置
JP2017114654A (ja) 用紙搬送装置及び画像形成装置
JP2001088958A (ja) 給送装置および画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050519

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050531

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050801

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051213