JP2002053369A - セラミック焼結体およびそれを用いた配線基板 - Google Patents

セラミック焼結体およびそれを用いた配線基板

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JP2002053369A JP2000396297A JP2000396297A JP2002053369A JP 2002053369 A JP2002053369 A JP 2002053369A JP 2000396297 A JP2000396297 A JP 2000396297A JP 2000396297 A JP2000396297 A JP 2000396297A JP 2002053369 A JP2002053369 A JP 2002053369A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】銀、銅、金等の低抵抗金属、なかでも銀と同時
焼成が可能であり、高熱伝導率、低誘電率を有し、且つ
高強度を有するセラミック焼結体を得る。 【解決手段】絶縁基板1と、その表面および/または内
部に配設された配線回路層2を具備してなる配線基板に
おいて、絶縁基板を少なくともガラス相と、ガーナイト
(ZnAl24)および/またはスピネル(MgAl2
4)などのスピネル系化合物結晶相と、AlN、Si3
4、SiCおよびBNの群から選ばれる少なくとも1
種の非酸化物系化合物結晶相(N)を含有し、相対密度
が95%以上、誘電率が8以下、熱伝導率が2W/m・
K以上のセラミック焼結体によって形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子収納用
パッケージ、多層配線基板等に適用される配線基板等に
最適なセラミック焼結体とそれを用いた配線基板に関す
るものであり、特に、銀、銅、金と同時焼成が可能で、
誘電率が低く信号遅延を低減することが可能であり、か
つ半導体素子等の能動素子の動作時等に発生する熱を効
率よく放散することが可能なセラミック焼結体の改良に
関する。
【0002】
【従来技術】近年、高度情報化時代を迎え、情報通信技
術の急速な発達に伴い、半導体素子の高速化、大型化が
進行している。そのため、半導体素子の高速化に伴い、
パッケージや基板等における信号遅延の問題が大きくな
っている。同時に、半導体素子の大型化に伴う発熱量の
増加による、パッケージや基板等における熱抵抗の問題
も大きくなっている。
【0003】従来より、セラミック多層配線基板として
は、アルミナ質焼結体からなる絶縁層の表面または内部
にタングステンやモリブデンなどの高融点金属からなる
配線層が形成されたアルミナ配線基板が最も普及してい
る。
【0004】ところが、従来のアルミナ配線基板では、
その導体であるタングステン(W)や、モリブデン(M
o)などの高融点金属は導体抵抗が大きく、さらにアル
ミナの誘電率も9程度と高いことから、信号遅延が大き
いことが問題となっていた。そこで、W、Moなどの金
属に代えて、銅、銀、金などの低抵抗金属を導体として
使用し、さらに絶縁層の誘電率を低くすることが要求さ
れている。
【0005】そのため、最近では、ガラス、または、ガ
ラスとセラミックとの複合材料であるガラスセラミック
スを絶縁層として用いることにより、1000℃以下の
低温焼成を可能とし、融点の低い銅、銀、金などの低抵
抗金属を導体として使用できるようにし、かつ誘電率を
アルミナよりも低くすることが可能な、ガラスセラミッ
ク配線基板が開発されつつある。
【0006】例えば、特公平4−12639号のよう
に、ガラスにSiO2系フィラーを添加した絶縁層と、
銅、銀、金などの低抵抗金属からなる配線層とを900
〜1050℃の温度で同時焼成した多層配線基板や、特
開昭60−240135号のように、ホウ珪酸亜鉛系ガ
ラスに、アルミナ、ジルコニア、ムライトなどのフィラ
ーを添加したものを低抵抗金属と同時焼成したものなど
が提案されている。その他、特開平5−298919号
には、ムライトやコージェライトを結晶相として析出さ
せたガラスセラミック材料も提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記に挙げた
ような従来のガラスセラミックスにおいては、熱伝導率
が0.5〜1.5W/m・K程度と低く、熱放散性にお
いて従来のアルミナ等に比べて劣っていた。
【0008】そこで、特開昭63−307182号や特
開平4−254477号等に記載されるような、高熱伝
導性を有するAlNとガラスとを焼成したガラスセラミ
ックスを絶縁基板として用いた配線基板が提案されてい
る。
【0009】しかしながら、AlN等の非酸化物セラミ
ックスをフィラーとして用いると、焼成中にガラスと非
酸化物セラミックフィラーとが焼成中に反応し、焼成中
に非酸化物セラミックフィラーが分解して、分解ガスが
発生し、このガスによって磁器が膨張したり、寸法精度
が上がらない等の問題があった。
【0010】また、磁器表面に気泡が発生したりして表
面が荒れるなどの問題があり、安定して良好な磁器を得
ることが難しく、歩留まりが低く、工業製品としての実
用上大きな問題があり、事実上量産は困難であった。か
かる現象は、特に、大気などの酸化性雰囲気中での焼成
で顕著となるため、銀を導体とする配線層の形成が非常
に困難であったり、銅配線を行う際に脱バインダー不良
が起こり易いなどという問題があった。
【0011】しかも、フィラー成分としてそれ自体高熱
伝導性を有するAlN等を添加してもマトリックスが低
熱伝導性のガラス相のみであるために、磁器として高熱
伝導化が得られにくく、しかも強度が弱いという問題が
あった。
【0012】従って、本発明は、銀、銅、金等の低抵抗
金属、なかでも銀と同時に低温で焼成が可能であり、高
熱伝導率、低誘電率を有し、且つ高強度を有するガラス
セラミック焼結体、およびそれを用いた配線基板を提供
することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題に
対して鋭意検討した結果、少なくともSiO2、Al2
3、ZnO、B23を含むホウ珪酸系ガラス粉末と、A
lN、Si34、SiC、BNの群から選ばれる少なく
とも1種の非酸化物系化合物粉末とからなる混合粉末を
焼成し、焼結体として、ガラス相と、スピネル系化合物
結晶相と、AlN、Si34、SiCおよびBNの群か
ら選ばれる少なくとも1種の非酸化物系化合物結晶相を
分散含有させることによって、銀、銅、金等の低抵抗、
低融点金属、なかでも銀と低温で同時焼成を可能としつ
つ、ガラスと非酸化物系化合物粉末との反応を抑制でき
るため、高熱伝導率、低誘電率を有するセラミック焼結
体、およびそれを用いた配線基板を歩留まりよく提供す
ることができることを知見し、本発明に至った。
【0014】即ち、本発明のセラミック焼結体は、スピ
ネル系化合物結晶相と、AlN、Si34、SiCおよ
びBNの群から選ばれる少なくとも1種の非酸化物系化
合物結晶相を、さらにはガラス相を含有し、相対密度が
95%以上、誘電率が8以下、熱伝導率が2W/m・K
以上であることを特徴とするものである。
【0015】また、前記スピネル系化合物としては、ガ
ーナイト(ZnAl24)および/またはスピネル(M
gAl24)であることが望ましい。
【0016】また、焼結体中には、結晶相として上記の
他に、ムライト結晶相およびコーディエライト結晶相の
うち少なくとも1種を含有してもよいし、あるいは、
(M1)Al2Si28(M1=Ca、Sr、Baのう
ちの少なくとも1種)結晶相および(M2)2MgSi2
7(M2=Ca、Sr、Baのうちの少なくとも1
種)結晶相のうち少なくとも1種を含有することが望ま
しい。
【0017】かかる焼結体は、少なくともSiO2、A
23、ZnOおよびB2 3 を含むホウ珪酸系ガラス粉
末を30〜95重量%と、AlN、Si34、SiCお
よびBNの群から選ばれる少なくとも1種の非酸化物系
化合物粉末を5〜70重量%の割合で含有する混合粉末
を所定形状に成形後、焼成して形成されたものであり、
前記ホウ珪酸系ガラス粉末が、SiO2を10〜55重
量%、Al23を3〜35重量%、ZnOを2〜25重
量%、B23を3〜25重量%、MgO2を0〜30重
量%、CaO、SrO、BaOの群から選ばれる少なく
とも1種を0〜50重量%の割合で含有することが望ま
しい。
【0018】さらに本発明の配線基板は、絶縁基板と、
その表面および/または内部に配設された配線層を具備
してなるものであって、絶縁基板を上記のセラミック焼
結体によって形成したものであって、前記配線層は、
金、銀、銅から選ばれる群の1種以上の導体を主成分と
することが望ましい。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明のセラミック焼結体は、ガ
ラス相をマトリックスとし、このガラス相中に、スピネ
ル系化合物結晶相と、AlN、Si34、SiCおよび
BNの群から選ばれる少なくとも1種の非酸化物系化合
物結晶相とを分散含有した組織からなる相対密度が95
%以上の緻密質からなる焼結体である。なお、上記ガラ
ス相は完全に結晶化しており実質的に非晶質を含有しな
くてもよい。
【0020】本発明の上記の組織によれば、焼結体とし
ての高熱伝導化を達成する上で、それ自体、高熱伝導性
を有する結晶相を分散していることが必要である。高熱
伝導性を有する結晶相としては、AlN、Si34、S
iCおよびBNの群から選ばれる少なくとも1種、特に
AlNまたはSi34の非酸化物系化合物結晶相が挙げ
られるが、これらの非酸化物系化合物は、ガラス相との
反応性が高いため、その焼結過程で非酸化物系化合物が
分解してガスなどが発生してしまう。
【0021】また、非酸化物系化合物結晶相として、A
lN、Si34、SiC、BNを選択したのは、これら
の非酸化物系化合物結晶相の熱伝導率が高く、かつガラ
スとの反応性が比較的低いためであり、特にAlN、S
34が望ましい。
【0022】ところが、後述するように、少なくともS
iO2、Al23、ZnO、B23を含有する非晶質ガ
ラスあるいは結晶化ガラスを用いると、非酸化物系化合
物との反応性を低く抑えることができ、分解ガスなどの
発生を抑制できる。また、かかるガラスは、誘電率が低
いために、焼結体全体として誘電率を低下させることが
できる。
【0023】それによって、焼結体の焼結後の寸法変化
が小さく、高熱伝導性と低誘電率化を達成できる。具体
的には、熱伝導率が2W/m・K以上、特に2.5W/
m・K以上、最適には3W/m・K以上であり、誘電率
が8以下、特に7.5以下、最適には7以下であること
を特徴とする。
【0024】かかる焼結体は、少なくともSiO2、A
23、ZnO、B23を含むホウ珪酸系ガラス粉末を
30〜95重量%、特に32.5〜85重量%、最適に
は35〜80重量%と、AlN、Si34、SiC、B
Nの群から選ばれる少なくとも1種の非酸化物系化合物
粉末5〜70重量%、特に15〜67.5重量%、最適
には20〜65重量%とからなる混合粉末の成形体を1
000℃以下で焼成することによって作製されるもので
ある。
【0025】各成分組成を上記範囲に限定したのは、前
記ホウ珪酸系ガラス粉末が30重量%未満、即ち非酸化
物系化合物粉末が70重量%を超えると、1000℃以
下の焼成において焼結体を緻密化することが困難とな
り、前記ホウ珪酸系ガラス粉末が95重量%を超える、
即ち非酸化物系化合物粉末が5重量%よりも少ないと、
2W/m・K以上の高熱伝導化が達成できないためであ
る。
【0026】さらに、前記焼結体中には、上記非酸化物
系化合物結晶相に加えて、Si、Al、Zn、Bを含有
すること、言い換えれば、出発原料組成におけるガラス
粉末中の成分として、少なくともSiO2、Al23
ZnO、B23が必要であって、さらにはMgO、Ca
O、SrO、CaOを任意成分として含有してもよい。
これらの成分を含有するガラスは、焼成中に非酸化物系
化合物との反応性が非常に低いため、ガラスとフィラー
の反応によるガスが発生し、焼結体の寸法精度の悪化や
焼結体の表面での気泡発生による歩留まりの著しい低下
を防ぐことが可能となる。
【0027】より具体的には、ホウ珪酸系ガラス粉末の
組成としては、SiO2を10〜55重量%、特に25
〜50重量%、Al23を3〜35重量%、特に5〜3
2重量%、特に8〜25重量%、ZnOを2〜25重量
%、特に4〜20重量%、B 23を3〜25重量%、特
に5〜20重量%、MgOを0〜30重量%、特に0〜
27重量%、特に0〜25重量%、CaO、SrO、B
aOの群から選ばれる少なくとも1種をその合量で0〜
50重量%、特に0〜35重量%の割合でそれぞれ含有
することが望ましい。
【0028】なお、酸化銅、酸化鉛、酸化ビスマス、ア
ルカリ金属酸化物等は、非酸化物系化合物と反応性が高
く、寸法精度の悪化や気泡発生等を招くため、ガラス中
に含有させることは望ましくなく、それらは酸化物換算
による合計量で0.5重量%以下に抑制することが望ま
しい。
【0029】また、本発明のセラミック焼結体は、前記
ガラス相中に、前記非酸化物系化合物結晶相に加えて、
スピネル系化合物結晶相が存在することが重要である。
このスピネル系化合物結晶相は、焼結体の熱伝導率と強
度を向上させる作用を有する。このスピネル系化合物結
晶相としては、ガーナイト(ZnAl24)および/あ
るいはスピネル(MgAl24)であることが望まし
い。このスピネル系化合物結晶相は、前記組成のガラス
からの析出結晶相であってもよいし、スピネル系化合物
をフィラーとして添加することも可能であるが、ガラス
から析出させることがより、緻密な焼結体を得るのに効
果的であって、熱伝導率と強度の向上効果も大きい。ま
た、前記2つのスピネル系化合物結晶相が相互に固溶し
た、(Mg,Zn)Al24の形で存在していても差し
支えない。
【0030】さらに、本発明のセラミック焼結体は、前
記ガラス相中に分散させる結晶相として、非酸化物系化
合物結晶相およびスピネル系化合物結晶相以外に他の結
晶相が存在してもよい。
【0031】その中でも、ムライト結晶相およびコーデ
ィエライト結晶相のうち少なくとも1種を含有すること
が焼結体の熱伝導率と強度を向上させるために効果的で
ある。これらの結晶相も、前記組成のガラスからの析出
結晶相であってもよいし、フィラーとして添加すること
も可能であるが、ガラスから析出させることがより緻密
な焼結体を得るのに効果的であって、熱伝導率と強度の
向上効果も大きい。
【0032】本発明のセラミック焼結体の一例として、
図1の焼結体の組織を説明するための概略図に示すよう
に、ホウ珪酸系ガラス相(G)と、非酸化物化合物結晶
相(N)、スピネル系化合物結晶相(S)を必須とし、
さらにはムライト結晶相(Mu)やコーディエライト結
晶相(Co)等の結晶相を含むものである。
【0033】また、本発明の他のセラミック焼結体にお
いては、前記ガラス粉末中にMgO、CaO、SrO、
BaOの群から選ばれる少なくとも1種、特にMgOを
配合することが望ましい。これらの成分を配合すること
により、ガラスの軟化点が低下し、非酸化物系化合物の
添加量を増加させることが可能となる結果、焼結体の熱
伝導率をさらに向上させることができる。
【0034】上記のように、MgO、CaO、SrO、
BaOを含有する場合、本発明のセラミック焼結体にお
いては、非酸化物系化合物結晶相とスピネル系化合物結
晶相に加えて、ガラス相から結晶相として(M1)Al
2Si28(M1=Ca、Sr、Baのうちの少なくと
も1種)結晶相および(M2)2MgSi27(M2=
Ca、Sr、Baのうちの少なくとも1種)結晶相のう
ち少なくとも1種を析出させると、焼結体の熱伝導率と
強度の向上、特に針状に析出させることが可能であるた
め、強度の向上に効果的である。
【0035】したがって、本発明の他のセラミック焼結
体は、例えば、図2の焼結体の組織を説明するための概
略図に示すように、ホウ珪酸系ガラス相(G)と、スピ
ネル系化合物結晶相(S)、非酸化物化合物結晶相
(N)以外に、(M1)Al2Si28(M1=Ca、
Sr、Ba)結晶相(MAS)や(M2)2MgSi2
O7(M2=Ca、Sr、Ba)結晶相(MMS)の相
から構成される。
【0036】なお、本発明のセラミック焼結体において
は、上記のスピネル系化合物結晶相、ムライト結晶相、
コーディエライト結晶相、あるいはMAl2Si2
8(M=Ca、Sr、Ba)結晶相、非酸化物系化合物
結晶相以外にも、1つあるいは複数の酸化物結晶相を含
有していても差し支えない。
【0037】これらの酸化物結晶相は、混合粉末の段階
でフィラーとして添加してもよいし、またガラスの結晶
化により析出させても差し支えなく、これらの酸化物結
晶相を焼結体内部に含有させて、得られる焼結体の特
性、例えば誘電率、誘電損失、熱膨張係数、破壊強度、
破壊靭性、熱伝導率等、を制御することが可能となる。
【0038】これらの酸化物結晶相の例としては、Si
2、Al23、ZrO2、TiO2、ZnO、MgSi
3、Mg2SiO4、Zn2SiO4、CaMgSi
26、Zn2Al4Si518の群から選ばれる少なくと
も1種が挙げられ、用途に合わせて選択できる。なお、
上記酸化物結晶相はここに例示した結晶相に限定される
ものではない。
【0039】次に、上記のセラミック焼結体を用いた配
線基板について、半導体素子を収納搭載した半導体素子
収納用パッケージを例として図3をもとに説明する。図
3によれば、パッケージAは、絶縁基板1の表面および
/あるいは内部にメタライズ配線層2が形成され、パッ
ケージAの下面には、複数の接続用電極3が配列されて
いる。絶縁基板の上面中央部には、半導体素子4がガラ
ス、樹脂等の接着剤を介して絶縁基板1に接着固定さ
れ、半導体素子4はメタライズ配線層2とボンディング
ワイヤ5を介して電気的に接続され、さらにその上から
封止樹脂6により覆うことにより封止されている。そし
て、半導体素子4と、絶縁基板1の下面に形成された複
数の接続用電極3とは、メタライズ配線層2を介して電
気的に接続されている。
【0040】本発明によれば、図3に示されるようなパ
ッケージにおける前記絶縁基板1が上記のセラミック焼
結体からなるものであり、特に熱伝導率が、従来のセラ
ミックの平均的な値である約1W/m・Kよりも高い2
W/m・K以上、、特に2.5W/m・K以上、最適に
は3W/m・K以上であり、誘電率が8以下、特に7.
5以下、最適には7以下であることが望ましい。
【0041】かかる配線基板は、例えば、上記のセラミ
ック焼結体を形成し得る混合粉末を用いて、適当な有機
溶剤、溶媒を用いて混合してスラリーを調製し、これを
従来周知のドクターブレード法やカレンダーロール法、
あるいは圧延法、プレス成形法により、シート状に成形
する。そして、このシート状成形体に所望によりスルー
ホールを形成した後、スルーホール内に、銅、金、銀の
うちの少なくとも1種を含む金属ペーストを充填する。
そして、シート状成形体表面には、高周波信号が伝送可
能な高周波線路パターンを金属ペーストを用いてスクリ
ーン印刷法、グラビア印刷法などの配線層の厚みが5〜
30μmとなるように、印刷塗布する。その後、複数の
シート状成形体を位置合わせして積層圧着した後、10
00℃の酸化性雰囲気または非酸化性雰囲気で焼成する
ことにより、配線基板を作製することができる。
【0042】なお、本発明におけるセラミック焼結体
は、酸化性雰囲気での焼成であってもガラスと非酸化物
系化合物との反応を抑制できるために、配線層を銀で形
成することが可能であり、その場合には有機バインダを
除去する工程を400〜600℃の酸化性雰囲気で行
い、焼成を950℃以下の酸化性雰囲気で行なうことが
できる。また、配線層を銅で形成する場合には、有機バ
インダを除去する工程を700〜800℃のN2雰囲気
で行い、焼成を1000℃以下のN2などの非酸化性雰
囲気で行なうことができる。
【0043】そして、この配線基板の表面には、半導体
素子が搭載され配線層と信号の伝達が可能なように接続
される。接続方法としては、配線層上に直接搭載させて
接続させたり、あるいはワイヤーボンディングや、TA
Bテープなどにより配線層と半導体素子とが接続され
る。
【0044】さらに、半導体素子が搭載された配線基板
表面に、絶縁基板と同種の絶縁材料や、その他の絶縁材
料、あるいは放熱性が良好な金属等からなるキャップを
ガラス、樹脂、ロウ材等の接着剤により接合することに
より、半導体素子を気密に封止することができ、これに
より半導体素子収納用パッケージを作製することができ
る。
【0045】
【実施例】表1からなる7種のガラスを準備した。
【0046】
【表1】
【0047】そして、これらのガラス粉末に対して、平
均粒径が2μmの非酸化物系化合物粉末として、AlN
粉末、Si34粉末、SiC粉末、BN粉末を用いて、
表1の組成に従い混合した。
【0048】そして、この混合物に有機バインダー、可
塑剤、トルエンを添加し、スラリーを調製した後、この
スラリーを用いてドクターブレード法により厚さ300
μmのグリーンシートを作製した。そして、このグリー
ンシートを5枚積層し、50℃の温度で100kg/c
2の圧力を加えて熱圧着した。得られた積層体を大気
中、500℃で脱バインダーした後、大気中で表2の条
件において焼成して絶縁基板用焼結体を得た。
【0049】得られた焼結体の熱伝導率を、レーザーフ
ラッシュ法にて測定した。また、焼結体にIn−Gaペ
ーストを塗布して電極とし、LCRメーターを用いて、
測定周波数1MHzにおいて誘電率を測定した。測定の
結果は表2に示した。
【0050】また、得られた焼結体中には、用いたガラ
ス中の構成金属元素および酸素を含むガラス相以外に種
々の結晶相が確認された。その結晶相をX線回折測定か
ら同定し、ピーク強度の大きい順にガラス相と合わせて
表2に示した。なお、ガーナイト結晶相とスピネル結晶
相はピークが重なるため表中では区別せずにまとめてガ
ーナイト結晶相として記述した。
【0051】さらに、上記のグリーンシートに対して、
ビアホールを形成して銀ペーストを充填し、シート表面
に銀ペーストを配線パターンとして印刷塗布し、また、
最下層のグリーンシートの底面には、内部の配線層と導
通する電極層を形成した後、これを5層積層して、上記
と同様な条件で焼成して35mm角、厚み1.2mmの
多層配線基板をそれぞれ200個作成した。
【0052】このときの、寸法ばらつきを測定し、±3
50μmを規格とした際の寸法精度について良品率を算
出した結果を表2に示した。
【0053】また、一部の試料については、フィラー成
分として、非酸化物系化合物粉末に代わり、コーディエ
ライト粉末、ZrO2粉末を用いて同様に焼結体を作製
し評価した。
【0054】さらに、JISR1601に基づき、焼結
体の抗折強度を3点曲げ試験によって測定した。また、
焼結体を粉砕し、気相中で真比重を求め、アルキメデス
法でかさ比重を求めて相対密度を算出し表2に示した。
【0055】
【表2】
【0056】表1、表2の結果から明らかなように、本
発明に基づき、少なくともSiO2、Al23、Zn
O、B23を含有するガラス粉末と、非酸化物系化合物
粉末を所定量混合、焼成して得られ、かつ構成相として
ガラス相以外にスピネル系化合物結晶相およびAlN、
Si34、SiC、BNの群から選ばれる少なくとも1
種の非酸化物系化合物結晶相を含有する場合において
は、熱伝導率が2W/m・K以上の高い値を示し、さら
に誘電率が8以下の低誘電率と、高強度を示しつつ高い
寸法精度を有するセラミック焼結体およびそれを用いた
配線基板が得られることが分かる。
【0057】それに対して、ホウ珪酸系ガラスが95重
量%よりも多い、即ち非酸化物系化合物が5重量%より
も少ない試料No.1、8においては、非酸化物系化合
物による熱伝導率の向上効果が不十分となり、2W/m
・Kよりも低い熱伝導率を示す。
【0058】また、上記ガラスが30重量%よりも少な
い、即ち非酸化物系化合物が70重量%よりも多い試料
No.14においては、緻密な焼結体が得られないもの
であった。さらに、非酸化物系化合物に変えてコーディ
エライト、ZrO2を用いた試料No.23、24にお
いても2W/m・Kよりも低い熱伝導率を示す。
【0059】そして、ガラス粉末中に、Bi23やアル
カリ金属酸化物を多量に含有するガラスE、Fを用いた
試料No.25〜28においては、ガラスと非酸化物化
合物が反応してしまい、十分な寸法精度が得られないも
のであった。
【0060】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明によれば、絶
縁基板を構成する焼結体において、ガラスあるいは結晶
化したガラス相中に、結晶相として少なくともスピネル
系化合物結晶相と前記非酸化物化合物結晶相とを分散さ
せることによって、銀、銅、金等の低抵抗、低融点金
属、なかでも銀と同時に低温で1000℃以下で焼成を
可能としつつ、ガラスと非酸化物化合物粉末との反応を
抑制できるため、高熱伝導率、低誘電率を有するセラミ
ック焼結体、およびそれを用いた配線基板を歩留まりよ
く提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のセラミック焼結体の組織を説明するた
めの概略図である。
【図2】本発明の他のセラミック焼結体の組織を説明す
るための概略図である。
【図3】本発明の配線基板の一例として半導体素子収納
用パッケージの概略断面図である。
【符号の説明】
G ホウ珪酸系ガラス相 N 非酸化物系化合物結晶相 S スピネル系化合物結晶相 Mu ムライト結晶相 Co コーディエライト結晶相 MAS (M1)Al2Si28(M1=Ca,Sr,
Ba)結晶相 MMS (M2)2MgSi27(M2=Ca,Sr,
Ba)結晶相 A 半導体素子収納用パッケージ 1 絶縁基板 2 配線層 3 接続用電極 4 半導体素子
フロントページの続き Fターム(参考) 4G030 AA07 AA08 AA09 AA10 AA32 AA36 AA37 AA47 AA50 AA51 AA52 AA67 BA12 CA01 GA09 5E346 AA12 AA15 BB01 CC18 CC32 CC38 CC39 DD02 EE24 EE29 GG03 GG09 HH06 HH17 5G303 AA05 AB06 AB12 AB15 AB20 BA09 BA12 CA03 CB01 CB02 CB03 CB06 CB17 CB19 CB30 CB32 CB38 CB43

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スピネル系化合物結晶相と、AlN、Si
    34、SiCおよびBNの群から選ばれる少なくとも1
    種の非酸化物系化合物結晶相を含有し、相対密度が95
    %以上、誘電率が8以下、熱伝導率が2W/m・K以上
    であることを特徴とするセラミック焼結体。
  2. 【請求項2】ガラス相と、スピネル系化合物結晶相と、
    AlN、Si34、SiCおよびBNの群から選ばれる
    少なくとも1種の非酸化物系化合物結晶相を含有し、相
    対密度が95%以上、誘電率が8以下、熱伝導率が2W
    /m・K以上であることを特徴とするセラミック焼結
    体。
  3. 【請求項3】スピネル系化合物が、ガーナイト(ZnA
    24)および/またはスピネル(MgAl24)であ
    ることを特徴とする請求項1または請求項2記載のセラ
    ミック焼結体。
  4. 【請求項4】他の結晶相として、ムライト結晶相および
    コーディエライト結晶相のうち少なくとも1種を含有す
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか記
    載のセラミック焼結体。
  5. 【請求項5】他の結晶相として、(M1)Al2Si2
    8(M1=Ca、Sr、Baのうちの少なくとも1種)
    結晶相および(M2)2MgSi27(M2=Ca、S
    r、Baのうちの少なくとも1種)結晶相のうち少なく
    とも1種を含有することを特徴とする請求項1乃至請求
    項4のいずれか記載のセラミック焼結体。
  6. 【請求項6】少なくともSiO2、Al23、ZnOお
    よびB23を含むホウ珪酸系ガラス粉末を30〜95重
    量%と、AlN、Si34、SiCおよびBNの群から
    選ばれる少なくとも1種の非酸化物系化合物粉末を5〜
    70重量%の割合で含有する混合粉末を所定形状に成形
    後、焼成して形成されたものである請求項1乃至請求項
    5のいずれか記載のセラミック焼結体。
  7. 【請求項7】前記ホウ珪酸系ガラス粉末が、SiO2
    10〜55重量%、Al23を3〜35重量%、ZnO
    を2〜25重量%、B23を3〜25重量%、MgOを
    0〜30重量%、CaO、SrO、BaOの群から選ば
    れる少なくとも1種を0〜50重量%の割合で含有する
    ことを特徴とする請求項6記載のセラミック焼結体。
  8. 【請求項8】絶縁基板と、その表面および/または内部
    に配設された配線層を具備してなる配線基板において、
    前記絶縁基板が、前記請求項1乃至請求項7のいずれか
    記載のセラミック焼結体からなることを特徴とする配線
    基板。
  9. 【請求項9】前記配線層が、金、銀、銅から選ばれる群
    の1種以上の導体を主成分とする請求項8記載の配線基
    板。
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