JP2002051660A - ペット用ケージ - Google Patents

ペット用ケージ

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JP2002051660A
JP2002051660A JP2000241241A JP2000241241A JP2002051660A JP 2002051660 A JP2002051660 A JP 2002051660A JP 2000241241 A JP2000241241 A JP 2000241241A JP 2000241241 A JP2000241241 A JP 2000241241A JP 2002051660 A JP2002051660 A JP 2002051660A
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panel
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pet cage
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Yukio Tamura
行雄 田村
Satoji Arabiki
諭二 荒引
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、形状が単純で連結が外れることが
なく、ケージ部内のパネル間及びケージ部と底面パネル
とを確実に結合できる連結具や連結機構を構成して、製
作コストが安価で取り扱い易いペット用ケージを実現す
る。 【解決手段】 本発明は、複数の側面パネルを角環状に
繋ぎ合わせた周壁上に天面パネルを連結した網籠型のペ
ット用ケージにおいて、周壁における隣接した側面パネ
ルの各上端隅部を挿入溝に挿入して連結する隅部連結具
であって、平面形状の隅部が繋ぎ合わせ角に対応してい
て、下面側に隅部の繋ぎ合わせ角に沿って突き合わされ
た挿入溝を穿設すると共に、上面の扁平な平面に天面パ
ネルを外接して位置決めする突出部を設けたペット用ケ
ージを構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は犬猫等のようなペッ
トを収容するペット用ケージに係り、更に詳しくは樹脂
製の角皿状の底面パネル上に下方が開口された網籠型の
ケージ部を結合したペット用ケージに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】この種の従来ケージとして、例えば登録
実用新案第3053229号公報と実公平6−4629
2号公報(従来例1と2)に記載の装置が知られてい
る。これらの公報に掲載された図面の一部が、図8と図
9に示されている。図8は従来例1の構成説明図で、
(a)はペットケージの平面図、(b)は角部連結具を
示す平面図、(c)は縁部連結具を示す側面図である。
【0003】図8(a)〜(c)において、101はペ
ットケージ、105は側部パネル106からなる周壁、
107は天部パネルである。各パネル106,107は
樹脂被覆された金属線材により形成されている。115
は角部連結具で、L字状の内周部と内側に延出した内周
部により構成されている。141は天部パネル107が
載置される載置部、142は膨出部、143は外側位置
決め部、144は内側位置決め部である。また、151
は縁部連結具で、天部パネル107を周壁105に連結
する。152と153は縁部連結具151の第1と第2
の嵌合溝、154は両嵌合溝152,153の並び方向
に突出した舌片である。
【0004】図8の構成のペットケージ101におい
て、周壁105を形成する各側部パネル106,…は、
角部連結具115,…により直角に維持された状態で連
結される。また、天部パネル107は各角部連結具11
5,…の載置部141に載置されて突出した外側位置決
め部143と内側位置決め部144により位置決めされ
るとともに、その周縁が縁部連結具151,…によって
側部パネル106,…の上縁に連結される。このとき、
縁部連結具151,…は第1の嵌合溝152を天部パネ
ル107の上縁の金属線材に着脱自在に嵌合されるとと
もに、第2の嵌合溝153が側部パネル106,…の周
縁部111を形成する金属線材に着脱自在に嵌合されて
いる。
【0005】このため、縁部連結具151の舌片154
に指を掛けて引張した際には、第2の嵌合溝153に嵌
合した側部パネル106の金属線材を回動中心として縁
部連結具151を回動させることができる。これにより
前記回動中心を支点とするとともに、舌片154を力点
とした梃子の原理により、第1の嵌合溝152と金属線
材との嵌合状態を容易に解除することができる。したが
って、縁部連結具151を前記各パネル106,107
から容易に取り出すことができ、清掃時におけるペット
ケージ101の分解作業を容易に行うことができる、と
いうことが記載されている。
【0006】また、従来例2の構成を示す図9におい
て、(a)はペットケージの側面図で、(b)は要部を
示す斜視図である。図9において、201はペットケー
ジ、202と203はペットケージ201を構成するケ
ージ本体と底板、210はケージ本体202の下部針
金、211は下部針金210の膨出部、212は側部
辺、213は延在辺である。217は底板203に設け
られたバックル、218と219は係止部材と操作部材
である。また、221は垂直下方に突設されたフック
部、222は第2ロッド、225はプッシュ部、226
は第1ロッドである。
【0007】図9に示された従来例2の底板203をケ
ージ本体202に取り付ける際には、先ずバックル21
7の係止部材218のフック部221を、膨出部211
の延在辺213に係止する。しかる後に、操作部材21
9のプッシュ部225を押圧して、操作部材219を第
2ロッド222を中心にして下方に回動する。これによ
り、操作部材219に連係されている係止部材218
は、下端部を回動させつつ下方に引っ張られて係止駆動
され、第1ロッド226が思案点を越えた時点で、フッ
ク部221は完全に延在辺213と係合する。そして、
底板203がバックル217を介してケージ本体202
に締結され、上下方向の移動が阻止されるようになって
いる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図8に示された角部連
結具115の上面の載置部141は、外周部121から
なる外側位置決め部143と膨出部142からなる内側
位置決め部144との間の低位置に形成されている。一
方、天部パネル107は金属線材を矩形枠状に折曲して
内側に多数の縦・横の桟部112,113が溶着されて
いて、構造的には矩形枠状の形状の変化が生じない構造
になっている。したがって、このような天部パネル10
7の内外両側を、角部連結具115に形成した凹凸で位
置決めする程の必要度が少ないばかりか、凹凸によって
角部連結具115の成型用の“型”の構造が複雑になり
コスト高の原因になる。また、ペットケージ101を積
み重ねたときに、凹部に上段のペットケージ101から
流れ落ちた***物やゴミ類が溜まって汚れ易く掃除に手
間が掛かり不衛生になる等の不都合もある。
【0009】また、従来例1で示めされた縁部連結具1
51は、第1と第2の嵌合溝152と153が同一方向
に開口している。このため、例えば、天部パネル107
側の第1の嵌合溝152を緩めるために舌片154に反
時計向きの力を加えると、この回転力が第2の嵌合溝1
53側にも加えられることになる。この結果、第2の嵌
合溝153の開口側が同時に拡がって両方の金属線材が
抜け出して、再度側部パネル106側の金属線材を嵌合
溝153に嵌合させなければならない、という欠点があ
った。
【0010】さらに、図9の従来例2においてはバック
ル217の垂直下方に突設されたフック部221を下部
針金210の途中のコ字状の膨出部211に係止させ
て、ケージ本体202をバックル217を介して底板2
03に締結するようになっている。このため、ケージ本
体202の線材加工や接合角度のバラツキでフック部2
21との相互的な係止に不具合が生じて、ペットケージ
201を床面上に置いたときに膨出部211の係止が外
れることがあった。特に、両側の側部辺212の長さに
相当する分だけ長い下部針金210を利用しているの
で、複数匹の子猫を入れたときや大型犬等のペットを収
容したときに強い荷重の反動が加わって変形するような
ことがある。変形して膨出部211が伸びると外れ易く
なり、係止の外れをそのまま放置するとペットが逃亡す
る等の問題点があった。
【0011】本発明は上述のような従来の問題点を解消
するためになされたもので、形状が単純で連結が外れる
ことがなく、ケージ部内のパネル間及びケージ部と底面
パネルとを確実に結合できる連結具や連結機構を構成し
て、製作コストが安価で取り扱い易いペット用ケージを
実現することを目的にするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の側面パ
ネルを角環状に繋ぎ合わせた周壁上に天面パネルを連結
した網籠型のペット用ケージにおいて、周壁における隣
接した側面パネルの各上端隅部を挿入溝に挿入して連結
する隅部連結具であって、平面形状の隅部が繋ぎ合わせ
角に対応していて、下面側に隅部の繋ぎ合わせ角に沿っ
て突き合わされた挿入溝を穿設すると共に、上面の扁平
な平面に天面パネルを外接して位置決めする突出部を設
けたペット用ケージを構成したものである。
【0013】また、本発明は、複数の側面パネルを角環
状に繋ぎ合わせた周壁上に天面パネルを連結した網籠型
のペット用ケージにおいて、ペット用ケージにおける平
行なパネル線材間を連結する中間連結具であって、第1
と第2の嵌入溝を逆方向に開口させた断面ほぼS字状に
成型されて、第1の嵌入溝の端部に摘み部を設けたペッ
ト用ケージを構成したものである。また、上記におい
て、第1の嵌入溝の内壁に設けられた突出部により深部
に空間部を形成したペット用ケージを構成したものであ
る。
【0014】さらに、本発明は、複数の側面パネルを角
環状に繋ぎ合わせて下方が開口されたた周壁の下端部を
底面パネルの周辺部に結合してなる網籠型のペット用ケ
ージにおいて、底面パネル上に周壁を結合する結合機構
であって、底面パネルの壁体に装着されて起伏動作を行
うバックルと、バックルに係止される係止部を形成して
側面パネルの隣接線材を一対の挿通溝に挿通したフック
部材とよりなる結合機構とを備えたペット用ケージを構
成したものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を用いて説明する。 実施の形態1.図1は本発明の実施の形態1の構成を示
す正面図で、図2は図1の左側面図である。図1と図2
において、1は実施の形態1のペット用ケージである。
21,22及び23,24は前,後及び左,右の側面パ
ネルで、角筒状の周壁2を構成する。3は天面パネルで
ある。周壁2を作る側面パネル21〜24と天面パネル
3には、鉄系の硬質線材を樹脂で被覆したパネル線材W
が用いられる。そして、これらの側面パネル21,…と
天面パネル3は角枠状の枠線材Wfの内部に縦横の複数
の網線材Wnを交叉させて内部に方形の多数の網目が形
成され、後述する底面パネル上に組み付けられて下方を
開口させた網籠形のケージ部4を構成する。
【0016】20は側面パネル21,…の縦方向の枠線
材Wfと網線材Wnとの交点付近の相互間を連結する交
点連結具、30は周壁2の上端四隅をカバーして連結す
る隅部連結具、40は周壁2と天面パネル3との横方向
の平行な枠線材Wfの相互間を連結する中間連結具であ
る。隅部連結具30と中間連結具40が図3に示されて
いる。
【0017】隅部連結具30は図3の(a)に示すよう
に、平面形状が直角三角形状に形成されて、扁平な上面
に角部31aを丸めたほぼ四角形の突出部31が設けら
れている。また、底面側には直角の隅部を挟む両側面に
並行して、2つの挿入溝32と33が穿設されている。
そして、例えば側面パネル22,24の上端の隅部がそ
れぞれ挿入溝32,33内に挿入されて、縦方向の枠線
材Wf同士が直角の隅部で突き合わされて両側面パネル
22と24が連結される。側面パネル22,24、2
1,23,…の各隅部を連結した隅部連結具30の扁平
な上面には、図3(a)に示すように天面パネル3の枠
線材Wfの折曲部が突出部31の角部31aの丸味に外
接して位置決めされながら載置される。
【0018】一方、中間連結具40は図3の(c)に示
されているように、樹脂の成型材が用いられてほぼ逆S
字型(S字型…背面視)に形成されている。41と42
は入口を反対方向に開口させた第1と第2の嵌入溝、4
3と44はS字の両端部である。第1嵌入溝41側の端
部43は開口部を塞ぐ方向に幾分傾いていて、延長端が
摘み部43を構成する。45は断面が小円弧状で幅方向
に線状に突出した***部で、第1嵌入溝41の内壁の途
中に対向して設けられている。対向する***部45によ
り、第1嵌入溝41の深部に枠線材Wfの侵入を阻止す
る空隙部aが形成される。空隙部aによって、枠線材W
fを挾着するヒンジ動作に摘み部43の力に順応した適
宜の弾性力が与えられる。46は捨て溝で、連結する枠
線材Wfの相互間の距離Lが狭いときは随時省略され
る。四隅を隅部連結具30で連結した周壁2の上に、中
間連結具40により天面パネル3が連結されて網籠型の
ケージ部4が組み付けられる。
【0019】図4において、5は底面パネルである。底
面パネル5は、ケージ部4に対応して輪郭形状が長方形
にポリプレン樹脂等で成型されている。5aは床板、5
cは床板5aを囲む壁体(図5に表示)、5dと5eは
壁体5cに設けられた縦溝と切欠部である。長短2対の
四辺部に対向して穿設された各縦溝5dには、それぞれ
周壁2を構成する側面パネル21,22及び23,24
の下端が差し込まれる。また、底面パネル5の下面に着
脱自在なキャスタ〔図7(c)〕も準備されていて、移
動に便利な車輪付きのペットケージ1が構成される。
【0020】また、図5において、50は結合機構でケ
ージ部4を底面パネル5に結合するためのもので、上記
の切欠部5eに内装される。51は結合機構50のバッ
クル、51aはバックル51に設けられた引掛け部、5
2は装着軸、53は駆動腕、54はバックル軸である。
装着軸52とバックル軸54は壁体5cの壁面に水平方
向に並行して設けられ、バックル51が装着軸52を支
点に回動する駆動腕53上のバックル軸54に回動自在
になっている。そして、バックル51の下部付近の途中
を回転可能に保持したバックル軸54が、二軸52,5
4の軸間距離を半径にした円弧軌跡内を移動する。この
結果、バックル51が垂直面内で、壁体5cの壁面に沿
った二次元的な起伏動作を行う。
【0021】一方、バックル51と共働的な結合機能を
果たすフック部材55の構造が、図6の(a),(b)
に示されている。55aはバックル51の引掛け部51
aに対応してフック部材55の片側上部に突設された係
止部、55bは背中合わせの一対の挿通溝である。一対
の挿通溝55bには、側面パネル23,24の隣接した
縦方向の網線材Wnが挿通される。また、55cは両側
面パネル23,24の下端の横方向の枠線材Wfを弾性
的に挾着する可動爪である。一対の挿通溝55bの溝底
間の間隔gはほぼ網線材Wn間の距離に等しく、溝底が
相互的にに接近するような傾斜面fが形成されている。
そして、フック部材55は可動爪55cを斜め下方に突
出させて、両挿通溝55bに隣り合う2本の網線材Wn
を挿通させて側面パネル23,24の下端部に介装され
る。
【0022】このように構成されたペット用ケージの組
立動作を、図7を参照して次に説明する。先ず、前,後
及び左右の側面パネル21,22及び23,24を取り
出して、交点連結具20を用いて周壁2を組み立てる
〔図(a)〕。次に、組み付けられた周壁2の右の側面
パネル24の下端の左,右端から2番目の網目に、内側
からフック部材55を斜めに覗かせて左右の挿通溝55
bに隣接した網線材Wnを挿通する。このとき、前記し
た一対の挿通溝55bの溝底の傾斜面fが、両網線材W
n間へのフック部材55の左傾・右傾の何れかの選択的
な傾斜差込を可能にする。そして、網目に差し込んだフ
ック部材55を水平に戻してから、図(b)のように下
端に引き下げる。斜め下方に突出した可動爪55cにて
側面パネル24の下端横方向の枠線材Wfを挾着する。
同じ要領で、左側面パネル23の網線材Wn間の下端に
も、2つのフック部材55を介装する。
【0023】4個のフック部材55を介装した周壁2を
底面パネル5の上に移してから、その下端部を底面パネ
ル5の縦溝5d内に挿入する。下端部の縦溝5d内への
挿入後、バックル51を一旦持ち上げてから押し下げて
周壁2を底面パネル5に固定する。即ち、図5に記載の
ように、バックル51と一体の装着軸52を中心に反時
計回転する駆動腕53の回転が垂直面O−O上の下死点
(2軸間の垂直距離rが最大になるとき)を越えた位置
で、バックル51の下部が壁体5cに当接し、これによ
り周壁2が底面パネル5に安定して固定され、同時に四
隅が直角になって捻れも取り去られる。こうして、周壁
2の捻れが取り去られた後に、周壁2の四隅上部に隅部
連結具30を装着する。
【0024】四隅に隅部連結具30を取り付けた周壁2
の上に、天面パネル3を載置する。このとき、隅部連結
具30の上面の突出部31が、前述のように天面パネル
3を位置決めすることになる。引き続いて、載置した天
面パネル3を中間連結具40によって、周壁2の上に固
定することになる。S字形の中間連結具40の第2嵌入
溝42を下向きに開口させ、上から力を加えて前の側面
パネル21の右寄りの枠線材Wfに嵌め合わせる。そし
て、第2嵌入溝42に嵌入した枠線材Wfを中心に中間
連結具40を回転させ、第1嵌入溝41側の開口を天面
パネル3側の枠線材Wfに接近させ、そのまま第1嵌入
溝41を天面パネル3の枠線材Wfに嵌合させる。
【0025】同じ要領で、前の側面パネル21と天面パ
ネル3の左寄りの2本の枠線材Wfが第1と第2の嵌入
溝41と42に嵌め合わされて、前面パネル21と天面
パネル3の前面側の側辺が中間連結具40によって連結
される。その後、左,右2個の中間連結具40を使って
天面パネル3が周壁2の上面に固定されて(図1)、ペ
ットケージ1の組み立てが完了する。図7の(c)にペ
ット用ケージの殆どのパーツが積層的に表現されてい
る。
【0026】なお、上述の本発明の実施の形態1では隅
部連結具の突出部を方形に形成した場合を例示して説明
したが、角部がほぼ天面パネルの折曲部に対応する形状
であれば三角形等に構成してもよい。さらに、連結具の
各部分の形状やペット用ケージの連結手順等についても
同等の機能を果たす限りでは、必ずしも実施の形態に限
定するものではない。
【0027】
【発明の効果】本発明の隅部(角部)連結具によれば、
従来例に比較して載置される天面パネルの位置決め構造
が最低限に単純化されている。したがって、隅部連結具
を成型するための成型用の“型”の構造が単純になって
コストを低下できるばかりか、ペットの***物やゴミ類
が溜まって汚れることもなくなり掃除が楽で衛生的にな
る。また、本発明の中間連結具によれば、天面パネル側
の第1の嵌合溝を緩めるために摘み部を引き上げても、
第2の嵌合溝側が開放されるようなことがない。さら
に、底面パネル上にケージ部を結合する結合機構を、底
面パネル側のバックルと側面パネルの隣接線材を一対の
挿通溝に挿通したフック部材で構成した。このため、ケ
ージ部が底面パネル上に確実に結合されて従来例2によ
うに結合が外れることがない。この結果、たとえ大型犬
などを収容しても結合が外れることがなく、収容したペ
ットが逃亡して乳幼児などに危害を加えるような不都合
も発生しない。
【0028】よって、本発明によれば、形状が単純で連
結が外れることがなく、ケージ部内のパネル間及びケー
ジ部と底面パネルとを確実に結合できる連結機構や連結
具を構成して、製作コストが安価で取り扱い易いペット
用ケージを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の構成を示す正面図であ
る。
【図2】図1の左側面図である。
【図3】実施の形態1の隅部連結具の付近の斜視図であ
る。
【図4】実施の形態1の底面パネルの構成を示す斜視図
である。
【図5】実施の形態1の結合機構の構成説明図である。
【図6】実施の形態1のフック部材の構成説明図であ
る。
【図7】実施の形態1の動作説明図である。
【図8】従来例の構成を示す説明図である。
【図9】別の従来例の構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ペット用ケージ 2 周壁 3 天面パネル 4 ケージ部 5 底面パネル 5a 床板 5c 壁体 5d 縦溝 5e 切欠部 20 交点連結具 21,22 前,後の側面パネル 23,24 左,右の側面パネル 30 隅部連結具(角部連結具) 31 突出部 31a 角部 32,33 挿入溝 40 中間連結具(縁部連結具) 41 第1嵌入溝 42 第2嵌入溝 43 端部(摘み部) 44 端部 45 *** 46 捨て溝 50 結合機構 51 バックル 51a 引掛け部 52 装着軸 53 駆動腕 54 バックル軸 55 フック部材 55a 係止部 55b 挿通溝 55c 可動爪 a 空隙部 f 傾斜面 g 溝間隔 L 線材間の距離 r 軸間距離 W パネル線材 Wf 枠線材 Wn 網線材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の側面パネルを角環状に繋ぎ合わせ
    た周壁上に天面パネルを連結した網籠型のペット用ケー
    ジにおいて、 前記周壁における隣接した側面パネルの各上端隅部を挿
    入溝に挿入して連結する隅部連結具であって、平面形状
    の隅部が前記繋ぎ合わせ角に対応していて、下面側に該
    隅部の繋ぎ合わせ角に沿って突き合わされた挿入溝を穿
    設すると共に、上面の扁平な平面に前記天面パネルを外
    接して位置決めする突出部を設けたことを特徴とするペ
    ット用ケージ。
  2. 【請求項2】 複数の側面パネルを角環状に繋ぎ合わせ
    た周壁上に天面パネルを連結した網籠型のペット用ケー
    ジにおいて、 該ペット用ケージにおける平行なパネル線材間を連結す
    る中間連結具であって、第1と第2の嵌入溝を逆方向に
    開口させた断面ほぼS字状に成型されて、前記第1の嵌
    入溝の端部に摘み部を設けたことを特徴とするペット用
    ケージ。
  3. 【請求項3】 前記第1の嵌入溝の内壁に設けられた突
    出部により深部に空間部を形成したことを特徴とする請
    求項2記載のペット用ケージ。
  4. 【請求項4】 複数の側面パネルを角環状に繋ぎ合わせ
    て下方が開口されたた周壁の下端部を底面パネルの周辺
    部に結合してなる網籠型のペット用ケージにおいて、 前記底面パネル上に周壁を結合する結合機構であって、
    前記底面パネルの壁体に装着されて起伏動作を行うバッ
    クルと、該バックルに係止される係止部を形成して前記
    側面パネルの隣接線材を一対の挿通溝に挿通したフック
    部材とよりなる結合機構とを備えたことを特徴とするペ
    ット用ケージ。
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