JP2002049946A - 通行制御装置および通行制御方法、並びに情報処理端末および情報処理方法 - Google Patents

通行制御装置および通行制御方法、並びに情報処理端末および情報処理方法

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JP2002049946A
JP2002049946A JP2000235765A JP2000235765A JP2002049946A JP 2002049946 A JP2002049946 A JP 2002049946A JP 2000235765 A JP2000235765 A JP 2000235765A JP 2000235765 A JP2000235765 A JP 2000235765A JP 2002049946 A JP2002049946 A JP 2002049946A
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gate
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憲司 金山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者が迅速にゲートを通過できるようにす
る 【解決手段】 通信端末1の利用者は、テーマパークに
入場する際、管理装置2と通信を行い、通行IDを要求す
る。管理装置2は、通信端末1にアナウンスを送信し、
それに応じて利用者が通信端末1に入力した情報から通
行IDを発行できるか否かを判定する。管理装置2は、通
信端末1から送信された情報に基づいて利用者が制御領
域A1の範囲内に位置しており、かつ、通信端末1から
送信されたクレジットカード番号を課金サーバ4に通知
し、決済ができたと通知を受けたと判定した場合、通信
端末1に対して通行IDを発行する。利用者は、ゲート制
御装置3の入力部に通行IDを入力し、ゲートを通過す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通行制御装置およ
び通行制御方法、並びに情報処理端末および情報処理方
法に関し、特に、例えば、テーマパークのゲート、高速
道路のゲート、および駅の改札口等において、利用者が
迅速に通行できるようにする通行制御装置および通行制
御方法、並びに情報処理端末および情報処理方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、テーマパークのゲート、
高速道路のゲート、および駅の改札口等において、利用
者は、直接現金を支払ったり、購入した切符を提示する
ことでゲートや改札口を通過している。
【0003】利用者が大勢いる場合、切符の購入または
現金の支払いのために行列が発生し、ゲートの通過に長
い時間がかかる。これを解決するための方法が、例え
ば、特開平11−110593号公報に提案されてい
る。
【0004】このシステムでは、自動車を運転している
利用者が携帯電話機を用いて高速道路の料金精算装置と
通信し、料金精算装置から受信したサインを、高速道路
のゲートに対して、ヘッドライトの点滅を利用して入力
するようにしている。また、最近、高速道路において、
料金所をより迅速に自動車が通過できるようにするため
のシステムとして、ETC(Electronic Toll Collectio
n)システムの実験が進められている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報のシステムでは、ゲートに設置されているセンサに対
してヘッドライトでサインを入力するようにしているた
め、サインの正確な検出が困難である課題があった。ま
た、歩行者が利用することが困難である課題があった。
さらに、ETCシステムは、自動車専用であり、歩行者の
テーマパークのゲートの出入りを管理する場合等に適用
することが困難である課題があった。
【0006】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、歩行者が迅速にゲートを通行できる、簡
易で安価なシステムを実現できるようにするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の通行制御装置
は、情報処理端末から送信される通行許可要求情報を受
信する受信手段と、受信手段により受信された通行許可
要求情報に応じて情報処理端末に対してゲートを通過す
るための通行許可情報を送信する送信手段と、送信手段
により送信された通行許可情報の、情報処理端末におけ
る表示に基づく入力を受け付ける受付手段と、受付手段
により受け付けられた通行許可情報が正当であるか否か
を判定する判定手段とを含むことを特徴とする。
【0008】前記通行制御装置は、例えば、図1の管理
装置2により、または、管理装置2、ゲート制御装置3
−1乃至3−3、および課金サーバ4の組み合わせによ
り、前記情報処理端末は、例えば、図1の通信端末1に
より、それぞれ構成される。
【0009】前記通行許可要求情報は、例えば、通行ID
要求情報に対応し、図1の通信端末1の固有ID、通信端
末1の電話番号、および通信端末1の位置情報などが含
められる。
【0010】前記受信手段は、例えば、図3の管理装置
2の通信部36により、また、前記送信手段も、例え
ば、図3の通信部36により、それぞれ構成される。前
記受付手段は、例えば、図4の入力部52から入力され
た通行許可情報としての、例えば、通行IDを、図3の通
信部36を介して取得し、例えば、図8のステップS3
1の処理を実行するCPU31により、前記判定手段は、
例えば、図8のステップS34の処理を実行する図3のC
PU31により、それぞれ構成することができる。
【0011】本発明の通行制御装置においては、情報処
理端末から送信される通行許可要求情報が受信され、受
信された通行許可要求情報に応じて情報処理端末に対し
てゲートを通過するための通行許可情報が送信され、送
信された通行許可情報の、情報処理端末における表示に
基づく入力が受け付けられ、受け付けられた通行許可情
報が正当であるか否かが判定される。
【0012】本発明の通行制御装置によれば、情報処理
端末から送信される通行許可要求情報を受信し、受信し
た通行許可要求情報に応じて情報処理端末に対してゲー
トを通過するための通行許可情報を送信し、送信した通
行許可情報の、情報処理端末における表示に基づく入力
を受け付け、受け付けた通行許可情報が正当であるか否
かを判定するようにしたので、例えば、歩行者が、携帯
電話機を利用して、テーマパークのゲートを速やかに通
過することができる。
【0013】本発明の通行制御装置は、判定手段による
判定結果に基づいて、情報処理端末の利用者のゲートの
通行を許可または不許可にする通行制御手段をさらに含
むようにすることができる。
【0014】前記通行制御手段は、例えば、図8のステ
ップS35、S36の処理を実行する図3の管理装置2の
CPU31により構成することができるが、同様の処理を
実行させるようにした場合における図4のゲート制御装
置3の制御部51により構成することもできる。
【0015】本発明の通行制御装置は、情報処理端末の
位置を認識する認識手段をさらに含み、送信手段は、認
識手段により認識された情報処理端末の位置が所定範囲
にある場合、情報処理端末に対して通行許可情報を送信
するようにすることができる。
【0016】前記認識手段は、例えば、図2の位置検出
部20が検出した位置情報を、図3の通信部36を介し
て取得し、図7のステップS23の処理を実行するCPU3
1により構成することができる。
【0017】前記所定範囲は、例えば、図1の管理領域
A1により構成される。
【0018】本発明の通行制御装置は、受信手段により
受信された通行許可要求情報に基づいてゲートの通行料
金を算出する算出手段と、算出手段により算出された通
行料金の課金処理を行う課金手段をさらに含み、課金手
段による課金処理の後、送信手段は、情報処理端末に対
して通行許可情報を送信するようにすることができる。
【0019】前記算出手段は、例えば、図7のステップ
S25の処理を実行する図3のCPU31により、前記課金
手段は、例えば、図7のステップS25の処理を実行す
る図3のCPU31、または、図10のステップS52の処
理を実行する図5のCPU71により、それぞれ構成する
ことができる。
【0020】受付手段は、前記情報処理端末の利用者か
らの入力を受け付けるようにすることができる。この場
合、受付手段としての図4のゲート制御装置3の入力部
52が、情報処理端末の利用者により直接操作される。
【0021】送信手段が、通行許可情報として、画像情
報を送信する場合、受付手段は、情報処理端末に表示さ
れた画像情報に基づいて行われたゲートの管理者からの
入力を受け付けるようにすることができる。この場合、
受付手段としての図4のゲート制御装置3の入力部52
がゲートの管理者により操作される。
【0022】受付手段は、送信手段により送信された通
行許可情報を、情報処理端末から無線により受け付ける
ようにすることができる。この場合、受付手段は、例え
ば、図18のリーダライタ部57により構成され、図1
7の通信端末1の非接触通信部22と電波で通信する。
【0023】前記通行許可情報は使用回数または金額情
報を含み、判定手段により通行許可情報は正当であると
判定されたとき、使用回数または金額情報を、ゲートの
通行に応じて減算する減算手段をさらに含み、判定手段
は、減算手段により減算された使用回数または金額情報
が、ゲートの通行に必要な分残っていないとき、通行許
可情報が正当でないと判定するようにすることができ
る。
【0024】この場合、判定手段は、例えば、図21の
ステップS172の処理を実行する図3のCPU31により
構成される。前記減算手段は、例えば、図22のステッ
プS185の処理を実行する図3のCPU31により構成す
ることができる。
【0025】本発明の通行制御装置の通行制御方法は、
情報処理端末から送信される通行許可要求情報を受信す
る受信ステップと、受信ステップの処理により受信され
た通行許可要求情報に応じて情報処理端末に対してゲー
トを通過するための通行許可情報を送信する送信ステッ
プと、送信ステップの処理により送信された通行許可情
報の、情報処理端末の表示に基づく入力を受け付ける受
付ステップと、受付ステップの処理により受け付けた通
行許可情報が正当であるか否かを判定する判定ステップ
とを含むことを特徴とする。
【0026】前記通行制御装置は、例えば、図1の管理
装置2により、または、管理装置2、ゲート制御装置3
−1乃至3−3、および課金サーバ4の組み合わせによ
り、前記情報処理端末は、例えば、図1の通信端末1に
より、それぞれ構成される。
【0027】前記通行許可要求情報は、例えば、通行ID
要求情報に対応し、図1の通信端末1の固有ID、通信端
末1の電話番号、および通信端末1の位置情報などが含
められる。
【0028】前記受信ステップは、例えば、図7のステ
ップS22の判定基準となる処理により、前記送信ステ
ップは、例えば、図8のステップS30により、前記受
付ステップは、例えば、図8のステップS31の判定基
準となる処理により、前記判定ステップは、例えば、図
8のステップS34により、それぞれ構成することがで
きる。
【0029】本発明の通行制御装置の通行制御方法にお
いては、情報処理端末から送信されるゲートを通過する
ための通行許可要求情報が受信され、受信された通行許
可要求情報に応じて情報処理端末に対して通行許可情報
が送信され、送信された通行許可情報の、情報処理端末
における表示に基づく入力が受け付けられ、受け付けら
れた通行許可情報が正当であるか否かが判定される。
【0030】本発明の通行制御装置の通行制御方法によ
れば、情報処理端末から送信されるゲートを通過するた
めの通行許可要求情報を受信し、受信した通行許可要求
情報に応じて情報処理端末に対して通行許可情報を送信
し、送信した通行許可情報の、情報処理端末における表
示に基づく入力を受け付け、受け付けた通行許可情報が
正当であるか否かを判定するようにしたので、例えば、
歩行者が、携帯電話機を利用して、テーマパークのゲー
トを速やかに通過することができる。
【0031】本発明の通行制御装置は、情報処理端末か
ら送信される通行許可要求情報を受信する受信手段と、
受信手段により受信された通行許可要求情報に応じて情
報処理端末に対して入口ゲートを通過するための通行許
可情報を送信する送信手段と、送信手段により送信され
た通行許可情報が入口ゲートから入力された場合、入口
ゲートの通過を許可する信号を出力する第1の出力手段
と、送信手段により送信された通行許可情報が出口ゲー
トから入力された場合、入口ゲートと出口ゲートに関す
る情報に基づいて、入口ゲートと出口ゲートの区間の通
行料金を算出する算出手段と、算出手段により算出され
た通行料金の情報処理端末の利用者に対する課金処理を
実行する課金手段と、課金手段による課金処理の後、出
口ゲートの通行を許可する信号を出力する第2の出力手
段とを含むことを特徴とする。
【0032】前記通行制御装置は、例えば、図11の管
理装置2により、または、管理装置2、入口ゲート制御
装置5−1乃至5−3、出口ゲート制御装置6−1乃至
6−3、および課金サーバ4の組み合わせにより、前記
情報処理端末は、例えば、図11の通信端末1により、
それぞれ構成される。
【0033】前記入口ゲートは、例えば、図11の入口
ゲート制御装置5−1乃至5−3が制御するゲートによ
り、前記出口ゲートは、図11の出口ゲート制御装置6
−1乃至6−3が制御するゲートにより、それぞれ構成
される。
【0034】前記通行許可要求情報は、例えば、通行ID
要求情報に対応し、図1の通信端末1の固有ID、通信端
末1の電話番号、および通信端末1の位置情報などが含
められる。
【0035】前記受信手段は、例えば、図3の管理装置
2の通信部36により、また、前記送信手段も、例え
ば、図3の通信部36により、それぞれ構成される。前
記第1の出力手段は、例えば、図14のステップS90
の処理を実行するCPU31により、前記算出手段は、例
えば、図14のステップS92の処理を実行するCPU31
により、前記課金手段は、例えば、図14のステップS
92またはS93の処理を実行する図3のCPU31によ
り、前記第2の出力手段は、例えば、図14のステップ
S95の処理を実行するCPU31により、それぞれ構成さ
れる。
【0036】本発明の通行制御装置においては、情報処
理端末から送信される通行許可要求情報が受信され、受
信された通行許可要求情報に応じて情報処理端末に対し
て入口ゲートを通過するための通行許可情報が送信さ
れ、送信された通行許可情報が入口ゲートから入力され
た場合、入口ゲートの通過を許可する信号が出力され、
送信された通行許可情報が出口ゲートから入力された場
合、入口ゲートと出口ゲートに関する情報に基づいて、
入口ゲートと出口ゲートの区間の通行料金が算出され、
算出された通行料金の情報処理端末の利用者に対する課
金処理が実行され、課金処理の後、出口ゲートの通行を
許可する信号が出力される。
【0037】本発明の通行制御装置によれば、情報処理
端末から送信される通行許可要求情報を受信し、受信し
た通行許可要求情報に応じて情報処理端末に対して入口
ゲートを通過するための通行許可情報を送信し、送信し
た通行許可情報が入口ゲートから入力された場合、入口
ゲートの通過を許可する信号を出力し、送信した通行許
可情報が出口ゲートから入力された場合、入口ゲートと
出口ゲートに関する情報に基づいて、入口ゲートと出口
ゲートの区間の通行料金を算出し、算出した通行料金の
情報処理端末の利用者に対する課金処理を実行し、課金
処理の後、出口ゲートの通行を許可する信号を出力する
ことにより、例えば、高速道路の利用者が、携帯電話機
を利用して、ゲートを速やかに通過することができる。
【0038】本発明の通行制御方法は、情報処理端末か
ら送信される通行許可要求情報を受信する受信ステップ
と、受信ステップの処理により受信された前記通行許可
要求情報に応じて前記情報処理端末に対して入口ゲート
を通過するための通行許可情報を送信する送信ステップ
と、送信ステップの処理により送信された通行許可情報
が入口ゲートから入力された場合、入口ゲートの通過を
許可する信号を出力する第1の出力ステップと、送信ス
テップの処理により送信された通行許可情報が出口ゲー
トから入力された場合、入口ゲートと出口ゲートに関す
る情報に基づいて、入口ゲートと出口ゲートの区間の通
行料金を算出する算出ステップと、算出ステップの処理
により算出された通行料金の情報処理端末の利用者に対
する課金処理を実行する課金ステップと、課金ステップ
の処理による課金処理の後、出口ゲートの通行を許可す
る信号を出力する第2の出力ステップとを含むことを特
徴とする。
【0039】前記通行制御装置は、例えば、図11の管
理装置2により、または、管理装置2、入口ゲート制御
装置5−1乃至5−3、出口ゲート制御装置6−1乃至
6−3、および課金サーバ4の組み合わせにより、前記
情報処理端末は、例えば、図11の通信端末1により、
それぞれ構成される。
【0040】前記入口ゲートは、例えば、図11の入口
ゲート制御装置5−1乃至5−3が制御するゲートによ
り、前記出口ゲートは、図11の出口ゲート制御装置6
−1乃至6−3が制御するゲートにより、それぞれ構成
される。
【0041】前記通行許可要求情報は、例えば、通行ID
要求情報に対応し、図1の通信端末1の固有ID、通信端
末1の電話番号、および通信端末1の位置情報などが含
められる。
【0042】前記受信ステップは、例えば、図13のス
テップS81の処理により、前記送信ステップは、例え
ば、図13のステップS86の処理により、前記第1の
出力ステップは、例えば、図14のステップS90の処
理により、前記算出ステップは、例えば、図14のステ
ップS92の処理により、前記課金ステップは、例え
ば、図14のステップS93の処理により、前記第2の
出力ステップは、例えば、図14のステップS95の処
理により、それぞれ構成される。
【0043】本発明の通行制御装置の通行制御方法にお
いては、情報処理端末から送信される通行許可要求情報
が受信され、受信された通行許可要求情報に応じて情報
処理端末に対して入口ゲートを通過するための通行許可
情報が送信され、送信された通行許可情報が入口ゲート
から入力された場合、入口ゲートの通過を許可する信号
が出力され、送信された通行許可情報が出口ゲートから
入力された場合、入口ゲートと出口ゲートに関する情報
に基づいて、入口ゲートと出口ゲートの区間の通行料金
が算出され、算出された通行料金の情報処理端末の利用
者に対する課金処理が実行され、課金処理の後、出口ゲ
ートの通行を許可する信号が出力される。
【0044】本発明の通行制御装置の通行制御方法によ
れば、情報処理端末から送信される通行許可要求情報を
受信し、受信した通行許可要求情報に応じて情報処理端
末に対して入口ゲートを通過するための通行許可情報を
送信し、送信した通行許可情報が入口ゲートから入力さ
れた場合、入口ゲートの通過を許可する信号を出力し、
送信した通行許可情報が出口ゲートから入力された場
合、入口ゲートと出口ゲートに関する情報に基づいて、
入口ゲートと出口ゲートの区間の通行料金を算出し、算
出した通行料金の情報処理端末の利用者に対する課金処
理を実行し、課金処理の後、出口ゲートの通行を許可す
る信号を出力することにより、例えば、高速道路の利用
者が、携帯電話機を利用して、ゲートを速やかに通過す
ることができる。
【0045】本発明の情報処理端末は、通行制御装置が
管理するゲートを通過するための通行許可情報を、通行
制御装置に対して要求するとき、情報処理端末の利用者
により手動操作される操作手段と、操作手段の操作に対
応して、通行制御装置に対して通行許可情報を無線で要
求する要求手段と、要求手段からの要求に応じて通行制
御装置から無線で送信されてきた通行許可情報を受信す
る受信手段と、受信手段により受信された通行許可情報
を記憶する記憶手段と、記憶手段により記憶された通行
許可情報を表示する表示手段とを含むことを特徴とす
る。
【0046】前記情報処理端末は、例えば、図1の通信
端末1により、前記通行制御装置は、例えば、図1の管
理装置2により、または、管理装置2、ゲート制御装置
3−1乃至3−3の組み合わせにより、それぞれ構成さ
れる。前記通行許可情報は、例えば、通行IDに対応す
る。
【0047】前記操作手段は、例えば、図2の通信端末
1の入力部17により、前記要求手段は、例えば、図2
の通信端末1の通信部16により、前記受信手段も、例
えば、図2の通信部16により、それぞれ構成される。
前記記憶手段は、例えば、図2の通信端末1の記憶部2
1により、前記表示手段は、例えば、図2の通信端末1
の表示部19により、それぞれ構成される。
【0048】本発明の情報処理端末においては、通行制
御装置が管理するゲートを通過するための通行許可情報
が、通行制御装置に対して要求されるとき、情報処理端
末の利用者により手動操作され、操作に対応して、通行
制御装置に対して通行許可情報が無線で要求され、要求
に応じて通行制御装置から無線で送信されてきた通行許
可情報が受信され、受信された通行許可情報が記憶さ
れ、記憶された通行許可情報が表示される。
【0049】本発明の情報処理端末によれば、通行制御
装置が管理するゲートを通過するための通行許可情報
を、通行制御装置に対して要求するとき、情報処理端末
の利用者が手動操作し、操作に対応して、通行制御装置
に対して通行許可情報を無線で要求し、要求に応じて通
行制御装置から無線で送信されてきた通行許可情報を受
信し、受信した通行許可情報を記憶し、記憶した通行許
可情報を表示するようにしたので、例えば、歩行者が、
携帯電話機を利用して、テーマパークのゲートを速やか
に通過することができる。
【0050】本発明の情報処理端末は、記憶手段により
記憶された通行許可情報を、ゲートに設けられている通
信部に対して無線で送信する通信手段をさらに含むよう
にすることができる。
【0051】前記記憶手段は、例えば、図17の通信端
末1の非接触通信部22に配置される図示せぬ記憶部に
より構成される。
【0052】前記通信部は、例えば、図18のゲート制
御装置3のリーダライタ部57により構成され、前記送
信手段は、例えば、図17の通信端末1の非接触通信部
22により構成される。
【0053】受信手段は、通行許可情報として、画像情
報を受信し、表示手段は、受信手段により受信された画
像情報を、ゲートの管理者が視認できる大きさに表示す
るようにすることができる。
【0054】要求手段は、通行許可情報として、操作手
段の操作に基づき、使用回数または金額情報を含めて要
求し、受信手段は、通行制御装置により使用回数または
ゲートの通行料金を支払い可能な、金額情報が残ってい
ると判定されたとき、送信される通行許可情報、および
通行制御装置によりゲートの通行に応じて減算された使
用回数の残り使用回数情報または金額情報の残り金額情
報を受信し、記憶手段は、受信手段により受信された通
行許可情報、残り使用回数情報、および残り金額情報を
記憶し、表示手段は、通行許可情報の残り使用回数情報
または残り金額情報をさらに表示するようにすることが
できる。
【0055】本発明の情報処理端末の情報処理方法は、
通行制御装置が管理するゲートを通過するための通行許
可情報を、通行制御装置に対して要求するときの、情報
処理端末の利用者による手動操作に基づく入力を検知す
る検知ステップと、検知ステップの処理による検知に対
応して、通行制御装置に対して通行許可情報を無線で要
求する要求ステップと、要求ステップの処理による要求
に応じて通行制御装置から無線で送信されてきた通行許
可情報を受信する受信ステップと、受信ステップの処理
により受信された通行許可情報を記憶する記憶ステップ
と、記憶ステップの処理により記憶された通行許可情報
を表示する表示ステップとを含むことを特徴とする。
【0056】前記通行制御装置は、例えば、図1の管理
装置2により、または、管理装置2、ゲート制御装置3
−1乃至3−3、および課金サーバ4の組み合わせによ
り、前記情報処理端末は、例えば、図1の通信端末1に
より、それぞれ構成される。
【0057】前記通行許可要求情報は、例えば、通行ID
要求情報に対応し、図1の通信端末1の固有ID、通信端
末1の電話番号、および通信端末1の位置情報などが含
められる。
【0058】前記検知ステップは、例えば、図6のステ
ップS1の判定基準となる処理により、前記要求ステッ
プは、例えば、図6のステップS3により、前記受信ス
テップは、例えば、図6のステップS4の判定基準とな
る処理により、前記記憶ステップは、例えば、図6のス
テップS7により、前記表示ステップは、例えば、図6
のステップS8により、それぞれ構成することができ
る。
【0059】本発明の情報処理端末の情報処理方法にお
いては、通行制御装置が管理するゲートを通過するため
の通行許可情報が、通行制御装置に対して要求されると
き、情報処理端末の利用者により手動操作され、操作に
対応して、通行制御装置に対して通行許可情報が無線で
要求され、要求に応じて通行制御装置から無線で送信さ
れてきた通行許可情報が受信され、受信された通行許可
情報が記憶され、記憶された通行許可情報が表示され
る。
【0060】本発明の情報処理端末の情報処理方法によ
れば、通行制御装置が管理するゲートを通過するための
通行許可情報を、通行制御装置に対して要求するとき、
情報処理端末の利用者が手動操作し、操作に対応して、
通行制御装置に対して通行許可情報を無線で要求し、要
求に応じて通行制御装置から無線で送信されてきた通行
許可情報を受信し、受信した通行許可情報を記憶し、記
憶した通行許可情報を表示するようにしたので、例え
ば、歩行者が、携帯電話機を利用して、テーマパークの
ゲートを速やかに通過することができる。
【0061】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を適用した通行制
御システムの構成例を示すブロック図である。本発明を
適用したゲート通行システムを、例えば、テーマパーク
のゲートに利用した場合について説明する。
【0062】利用者は、テーマパークのゲートから入場
する場合、ゲートの通行の許可を求めるべく、自らが有
している通信端末1を操作し、管理装置2と通信を行
い、管理装置2が通行IDを発行するために必要な情報を
送信する。通信端末1が送信する通行ID要求情報は、通
信端末1の電話番号、通信端末1の固有ID、通信端末1
の位置情報などを含んでいる。なお、通信端末1は、例
えば、携帯電話機またはPHS(Personal Handy phone Sy
stem)などにより構成される。
【0063】通信端末1の固有IDは、管理装置2が通信
端末1を識別する場合に利用する情報であり、通信端末
1の記憶部に記憶される。
【0064】通信端末1の位置情報は、管理装置2が通
行IDを発行する場合に、利用者がゲート制御装置3−1
乃至3−3により制御されるゲートの近傍に位置してい
るか否かを判断する情報である。すなわち、利用者は、
図1の管理領域A1に位置している場合にのみ、管理装
置2から通行IDを受信することができる。
【0065】管理装置2は、通信端末1から送信されて
きた通行ID要求情報を受信した場合、通行ID要求情報か
ら通信端末1の固有IDに対応する口座番号やクレジット
カード番号を抽出する。管理装置2は、抽出した固有ID
などを課金サーバ4に通知し、課金処理を依頼し、課金
ができたか否かの通知を受ける。すなわち、利用者は、
口座番号やクレジットカード番号などを予め管理装置2
に登録しておく必要がある。
【0066】また、管理装置2は、通行ID要求情報から
通信端末1の利用者の位置を認識し、利用者の位置が管
理領域A1の範囲内に位置していると判定し、かつ、課
金サーバ4からの通知に基づいて、課金ができたと判定
した場合に、通行IDを生成し、通信端末1に対して送信
する。通行IDは、所定の桁数の数字などより構成され
る。
【0067】また、通信端末1の利用者は、例えば、ゲ
ート制御装置3−1が制御するゲートから入場する場
合、通信端末1が受信し、その表示部に表示されている
通行IDをゲート制御装置3−1に設けられている入力部
に入力する。また、利用者は、管理装置2が通行IDの正
当性を判断するために通信端末1の電話番号(あるいは
その一部)を通行IDとともに入力する。
【0068】ゲート制御装置3は、利用者から入力され
た通行IDおよび電話番号を管理装置2に転送し、ゲート
を開けるか否かの判定を管理装置2に依頼する。ゲート
制御装置3は、管理装置2からの指令に応じてゲートの
開閉を制御する。
【0069】課金サーバ4は、管理装置2から送信され
てきた課金情報に基づいてテーマパークの入場料金に対
する与信を行い、課金ができたか否かを管理装置2に通
知する。管理装置2は、課金サーバ4からの通知に基づ
いて利用者に対して通行IDを発行するか否かの判定を行
う。
【0070】図2は、利用者が有する通信端末1の構成
例を示すブロック図である。
【0071】CPU(Central Processing Unit )11
は、通信端末1の全体の動作を制御する。CPU11には
バス14を介してROM(Read Only Memory)12、およびR
AM(Random Access Memory)13が接続されており、CP
U11が行う制御処理に必要なプログラム、および固定
データは、ROM12に記憶され、CPU11の処理に必要な
作業用データを含む様々なデータはRAM13に記憶され
る。
【0072】また、CPU11には、バス14を介して入
出力インタフェース15が接続されており、入出力イン
タフェース15に各種処理ブロックが接続される。
【0073】通信部16は、図示せぬアンテナを介して
無線で他の通信端末、または管理装置2とデータを通信
する。
【0074】入力部17は、利用者が電話をかける際に
電話番号などを入力する操作部である。
【0075】音声入出力部18は、通信端末1が通常の
電話機として使用される場合、音声を入出力する。
【0076】表示部19は、管理装置2から発行された
通行ID、および通行IDの代金として利用者が支払った料
金などを表示する。利用者は、表示部19に表示された
通行IDを確認し、ゲート制御装置3−1乃至3−3(以
下、ゲート制御装置3−1乃至3−3のそれぞれを個々
に区別する必要がない場合、まとめてゲート制御装置3
と称する)に入力する。表示部19には、電話機能実行
時の各種メッセージ等も表示される。
【0077】位置検出部20は、GPS(Global Position
ing System)を含み、衛星からの電波を受信して通信端
末1(利用者)の現在位置を検出する。位置検出部20
が検出した位置情報は、通行ID要求情報に含められる。
【0078】記憶部21は、通信端末1に予め設定され
ている固有IDを記憶する。また、記憶部21は、管理装
置2から送信されてきた通行IDなどを記憶し、通行IDの
有効期限が経過した場合、CPU11からの指令に基づい
て通行IDを消去する。
【0079】図3は、管理装置2の構成例を示すブロッ
ク図である。CPU31乃至バス34は、図2の通信端末
1のCPU11乃至バス14と同様の機能を有するもので
あり、その説明は省略する。
【0080】入出力インタフェース35には、通信部3
6および記憶部37が接続されている。
【0081】通信部36は、通信端末1と図示せぬアン
テナを介して無線で通信するとともに、ゲート制御装置
3および課金サーバ4と有線(または無線でもよい)で
通信する。
【0082】記憶部37は、利用者の登録情報や利用者
に発行した通行IDなど、様々なデータを記憶する。管理
装置2の詳細な処理については後述する。
【0083】図4は、ゲート制御装置3の構成例を示す
ブロック図である。ゲート制御装置3は、管理装置2の
指令に基づいて動作する。
【0084】通信部56は、有線(または図示せぬアン
テナを介して無線)で、制御部51と管理装置2との間
で通信を行う。制御部51には、入力部52、表示部5
3、ゲート駆動部54、およびセンサ55が接続され
る。
【0085】利用者は、ゲートを通行する際、入力部5
2から通行IDおよび通信端末1の電話番号を入力する。
入力部52は、通行IDが所定桁数の数字である場合、数
字を入力するためのボタンなどより構成される。
【0086】表示部53は、利用者に対して通知する情
報を表示する。そのような情報には、例えば、通行を許
可する旨の表示、通行を許可できない旨の表示、および
テーマパークの宣伝情報などがある。
【0087】ゲート駆動部54は、管理装置2からの指
令に基づいてゲートの開閉を制御する。センサ55は、
ゲート駆動部54がゲートを開けた後、利用者がゲート
を通過したか否かを検出し、ゲート駆動部54に通知す
る。
【0088】図5は、課金サーバ4の構成例を示すブロ
ック図である。CPU71乃至バス74は、図2の通信端
末1のCPU11乃至バス14と同様の機能を有するもの
であり、その説明は省略する。
【0089】入出力インタフェース75には、記憶部7
6および通信部77が接続されている。
【0090】課金サーバ4が携帯電話機の通話料金回収
会社である場合、記憶部76は、契約している利用者の
通話料金に併せて、管理装置2から通知されたテーマパ
ークの入場料金、およびそれらの支払方法を記憶する。
課金サーバ4は、通常、1ヶ月毎など所定の期間毎に料
金を課金するが、本実施の形態においては、管理装置2
からテーマパークの入場料金の課金を依頼された場合、
直ちに入場料金の課金処理を行い、課金ができたか否か
を管理装置2に通知する。
【0091】通信部77は、管理装置2と通信する。
【0092】以下、図6乃至10のフローチャートを参
照して、利用者が管理装置2に対してテーマパークの入
場を要求してからの一連の処理について説明する。始め
に、図6のフローチャートを参照して、利用者が有する
通信端末1の処理について説明する。
【0093】ステップS1において、CPU11は、入力部
17を手動操作することで、利用者から管理装置2と通
信を開始することが要求されているか否かを判定する。
CPU11は、通信の開始が要求されたと判定するまで待
機し、管理装置2の電話番号が入力部17から入力され
た場合、通信の開始が要求されたと判定し、処理はステ
ップS2に進む。
【0094】ステップS2において、通信部16は、CPU
11からの指令に基づいて管理装置2と通信を開始す
る。
【0095】ステップS3において、CPU11は、管理装
置2に対して、ゲートを通過するのに必要とされる通行
IDを要求する通行ID要求情報を通信部16から送信す
る。この通行ID要求情報には、位置検出部20が取得し
た通信端末1の位置情報、および記憶部21に記憶され
ている固有IDが含まれている。
【0096】管理装置2は、送信されてきた通信端末1
の固有IDに基づいて、予め登録されている利用者の口座
番号を抽出し、課金サーバ4に与信を依頼し(後述する
図7のステップS26)、課金ができた場合、かつ、利
用者の位置情報に基づいて利用者が管理領域A1の範囲
内に位置していると判断した場合、通行IDを発行する
(後述する図8のステップS30)。管理装置2の処理
の詳細については、図7および図8のフローチャートを
参照して後述する。
【0097】ステップS4において、CPU11は、管理装
置2から送信されてきた通行ID、および課金情報(テー
マパークに入場するために支払った入場料金が示されて
いる)が通信部16を介して受信されたか否かを判定す
る。CPU11は、通行ID、および課金情報がまだ受信さ
れていないと判定した場合、処理はステップS5に進
む。
【0098】ステップS5において、CPU11は、管理装
置2から通行IDを発行できないと通知を受けたか否かを
判定する。管理装置2は、利用者が管理領域A1の範囲
内に位置していないと判断した場合、または、課金サー
バ4から課金ができないと通知を受けた場合、通信端末
1に対して通行IDを発行できないと通知する(後述する
図7のステップS24)。管理装置2からの通知は、表
示部19に表示され、利用者はそれを確認することがで
きる。
【0099】そこで、ステップS5において、CPU11
は、管理装置2から通行IDを発行できないとの通知を受
けたと判定した場合、ステップS6に進み、管理装置2
から受信したメッセージを表示部19に表示させる。管
理装置2は、利用者が管理領域A1の範囲内に位置して
いないため通行IDを発行できないと認識した場合、「通
行IDの発行エリア圏外のため通行IDを発行できません」
等のメッセージを送信し、課金サーバ4からの通知に基
づいて課金ができないため通行IDを発行できないと認識
した場合、「課金ができないため通行IDを発行できませ
ん」等のメッセージを送信し、通信端末1の表示部19
に表示させる。その後、処理はステップS1に戻り、そ
れ以降の処理が繰り返し実行される。
【0100】ステップS5において、CPU11は、管理装
置2から通行IDを発行できないとの通知を受けていない
と判定した場合、管理装置2が通行IDの発行処理を行っ
ている途中であると認識し、処理はステップS4に戻
る。
【0101】一方、ステップS4において、CPU11は、
通行ID、および課金情報を受信したと判定した場合、処
理はステップS7に進む。
【0102】ステップS7において、CPU11は、通信部
16が受信した通行ID、および課金情報を記憶部21に
記憶させる。課金情報は、管理装置2により生成され、
テーマパークの入場料金として利用者が支払った金額の
情報を含んでいる。
【0103】ステップS8において、CPU11は、ステッ
プS7で記憶部21が記憶した通行ID、および課金情報
を表示部19に表示させる。利用者は、この表示から、
通行ID、および課金情報を確認できる。利用者は、表示
部19に表示されている通行ID、および通信端末1の電
話番号の少なくとも一部を、ゲート制御装置3の入力部
52を自ら操作して入力する。後述するように、この入
力が正しいと管理装置2により判定されると、ゲートが
開放されるので、利用者は、テーマパークに入場するこ
とができる。
【0104】ステップS9において、CPU11は、記憶部
21が記憶している通行IDの有効期限が経過したか否か
を判定する。テーマパークの通行IDの場合、有効期限
は、通行IDを発行した日の閉園時刻までであり、管理装
置2において設定される。CPU11は、有効期限が経過
したと判定するまで記憶部21に通行IDを記憶させ、有
効期限が経過したと判定した場合、処理はステップS1
0に進む。
【0105】ステップS10において、CPU11は、記憶
部21を制御し、通行IDを消去させる。その後、処理は
ステップS1に戻り、それ以降の処理が繰り返し実行さ
れる。
【0106】次に、図7および図8のフローチャートを
参照して管理装置2の処理について説明する。
【0107】ステップS21において、CPU31は、通信
端末1と通信が開始されたか否かを判定する。CPU31
は、通信部36において通信端末1と通信が開始された
と判定するまで待機し、通信が開始されたと判定した場
合、処理はステップS22に進む。
【0108】ステップS22において、CPU31は、通信
端末1から送信されてきた通行ID要求情報が通信部16
において受信されたか否かを判定する。CPU31は、通
行ID要求情報が受信されたと判定するまで待機し、受信
されたと判定した場合、処理はステップS23に進む。
【0109】ステップS23において、CPU31は、通信
端末1から送信されてきた位置情報から、利用者(通信
端末1)が管理領域A1(図1)の範囲内に位置してい
るか否かを判定する。管理領域A1は、管理装置2の管
理者によりゲート管理装置3の近傍に予め設定されてい
る領域である。CPU31は、利用者が管理領域A1の範囲
内に位置していないと判定した場合、処理はステップS
24に進む。
【0110】ステップS24において、CPU31は、通信
端末1に対して通行IDを発行できない旨のメッセージを
送信する。通信端末1に対して送信されるメッセージ
は、「通行IDの発行エリア圏外のため通行IDを発行でき
ません」等のメッセージである。これにより、いたずら
などにより、入場者数が過剰に予想されてしまうような
ことが防止される。その後、処理はステップS21に戻
り、それ以降の処理が繰り返し実行される。
【0111】一方、ステップS23において、CPU31
は、利用者が管理領域A1の範囲内から通行IDを要求し
ていると判定した場合、処理はステップS25に進む。
【0112】ステップS25において、CPU31は、記憶
部37に記憶されている情報から利用者が要求する通行
ID の料金、および通信端末1から送信されてきた固有I
Dに対応する口座番号やクレジットカード番号(利用者
がこのサービスの提供を受ける前に、予め登録しておい
たもの)を抽出し、課金情報を生成する。
【0113】ステップS26において、CPU31は、課金
サーバ4に対して通信部36から課金情報を送信し、与
信を依頼する。課金サーバ4は、課金情報に基づいて与
信処理を行う(口座番号番号から通行IDの料金を引き落
とす(課金する)ことができるか否かを判定する)。そ
の後、課金ができたか否か(与信の結果)が、課金サー
バ4から通知されてくる。
【0114】そこで、ステップS27において、CPU31
は、課金サーバ4からの通知に基づいて課金ができた
(入場料金を引き落とすことができた)か否かを判定す
る。CPU31は、課金サーバ4から課金ができなかった
と通知を受けたと判定した場合、処理はステップS24
に進む。
【0115】ステップS24において、CPU31は、通信
部36から通信端末1に対して通行IDを発行できない旨
のメッセージを送信する。この場合に送信されるメッセ
ージは、「課金ができないため通行IDを発行できませ
ん」等のメッセージである。その後、処理はステップS
21に戻り、それ以降の処理が繰り返し実行される。
【0116】ステップS27において、CPU31は、課金
サーバ4からの通知に基づいて課金ができたと判定した
場合、処理はステップS28に進む。
【0117】ステップS28において、CPU31は、通信
端末1が要求する通行IDを生成する。CPU31が生成す
る通行IDは、所定の桁数の数字よりなる情報である。
【0118】ステップS29において、CPU31は、ステ
ップS28で生成した通行IDを、登録の際に利用者から
通知されている通信端末1の固有ID、口座番号、電話番
号、および利用者の氏名などの情報に対応させて記憶部
37に記憶させ、その後、通行IDがゲート制御装置3に
入力された場合に、通行IDの正当性を判定できるように
する。すなわち、通行IDが所定桁数の数字の組み合わせ
よりなる場合、利用者がゲートを通行する際に、通行ID
のみを入力させることとすると、管理装置2は、通行ID
を正規に購入していない利用者が入力した適当な数字に
応じてゲートを開けてしまうおそれがある。そのような
事態を防ぐため、管理装置2は、利用者に対して通行ID
とともに通信端末1の電話番号(その一部でも良い)を
ゲート制御装置3に入力させ、通行IDを要求した通信端
末と、その通信端末に対して発行した通行IDの対応がと
れているか否かを判定する。
【0119】ステップS30において、通信部36は、C
PU31からの指令に基づいて、通信端末1に対して通行
ID、および課金情報を無線で送信する。
【0120】ステップS31において、CPU31は、利用
者がゲート制御装置3に入力した通行ID、および電話番
号が、ゲート制御装置3から転送されてきたか否かを判
定する。CPU31は、通行ID、および電話番号が転送さ
れてきていないと判定した場合、処理はステップS32
に進む。
【0121】ステップS32において、CPU31は、通行
IDを発行してから予め設定されている所定時間が経過し
たか否かを判定する。判断される所定時間は、利用者が
通信端末1において通行IDを受信してからゲートを通行
するのに充分な時間であり、通行IDを発行したにもかか
わらず、その通行IDが利用されないことによる混乱が生
じるのを防止するために設定される。
【0122】ステップS32において、CPU31は、所定
時間が経過したと判定した場合、処理はステップS33
に進む。
【0123】ステップS33において、CPU31は、記憶
部37を制御し、発行してから所定時間が経過した通行
IDを消去させる(その通行IDを無効とさせる)。その
後、消去された通行IDの利用者は、管理装置2の管理者
に対して支払った入場料金の返還を受けるか、または、
新たに有効な通行IDに替えることを要求することができ
る。
【0124】ステップS32において、CPU31は、通行
IDを発行してから所定時間が経過していないと判定した
場合、処理はステップS31に戻る。
【0125】ステップS31において、CPU31は、通行
IDおよび電話番号がゲート制御装置3から転送されてき
たと判定した場合、処理はステップS34に進む。
【0126】ステップS34において、CPU31は、ゲー
ト制御装置3から転送されてきた通行IDおよび電話番号
の組み合わせが、記憶部37に記憶されている通行IDお
よび電話番号の組み合わせと一致するか否かを判定す
る。CPU31は、転送されてきた通行IDおよび電話番号
の組み合わせが、記憶部37に記憶されている通行IDお
よび電話番号の組み合わせと一致すると判定した場合、
処理はステップS35に進む。
【0127】ステップS35において、CPU31は、ゲー
ト制御装置3に対してゲートを開けることを指令する。
この指令を受けたゲート制御装置3は、ゲートを開け
る。その後、処理はステップS21に戻り、それ以降の
処理が繰り返し実行される。
【0128】ステップS34において、CPU31は、ゲー
ト制御装置3から転送されてきた通行IDおよび電話番号
の組み合わせが、記憶部37に記憶されている通行IDお
よび電話番号の組み合わせと一致しないと判定した場
合、処理はステップS36に進む。
【0129】ステップS36において、CPU31は、ゲー
ト制御装置3に対してゲートを閉めた状態を保持するこ
とを指令する(ゲートの開放を指令しない)。この指令
を受けたゲート制御装置3は、ゲートを閉めた状態を保
持する。その後、処理はステップS21に戻り、それ以
降の処理が繰り返し実行される。
【0130】次に、図9のフローチャートを参照してゲ
ート制御装置3の処理について説明する。
【0131】ステップS41において、制御部51は、
利用者により入力部52から通行IDおよび電話番号が入
力されたか否かを判定する。制御部51は、入力部52
に通行IDおよび電話番号が入力されるまで待機し、通行
IDおよび電話番号が入力されたと判定した場合、処理は
ステップS42に進む。
【0132】ステップS42において、制御部51は、
管理装置2に対して入力部52から入力された通行IDお
よび電話番号を転送し、それらが管理装置2に登録され
ている正当な通行IDおよび電話番号か否かの判定を依頼
する。
【0133】ステップS43において、制御部51は、
管理装置2からの指令に基づいてゲートを開けることが
許可されたか否かを判定する。制御部51は、ゲートを
開けることを許可されたと判定した場合(管理装置2に
より通行IDおよび電話番号が正当であると判定された場
合)、処理はステップS44に進む。
【0134】ステップS44において、制御部51は、
管理装置2からゲートを開けることの指令を受けたと
き、ゲート駆動部54を制御し、ゲートを開放させる。
【0135】ステップS45において、センサ55は、
ステップS44でゲート駆動部54が開けたゲートを利
用者が通過したか否かを判定する。センサ55は、利用
者がゲートを通過するまで待機し、利用者がゲートを通
過したと判定した場合、処理はステップS46に進む。
【0136】ステップS46において、センサ55から
利用者がゲートを通過したと通知を受けたゲート駆動部
54は、ゲートを閉める。その後、処理はステップS4
1に戻り、それ以降の処理が繰り返し実行される。
【0137】一方、ステップS43において、制御部5
1は、管理装置2からの指令に基づいてゲートを開ける
ことが許可されてないと判定した場合(管理装置2によ
り通行IDおよび電話番号の組み合わせが正当でないと判
定された場合、)処理はステップS47に進む。
【0138】ステップS47において、制御部51は、
表示部53を制御し、ゲートを開けることができない旨
のメッセージを表示させ、利用者に通知する。すなわ
ち、このときゲートは閉めたままとされる。その後、処
理はステップS41に戻り、それ以降の処理が繰り返し
実行される。
【0139】次に、図10のフローチャートを参照し
て、課金サーバ4の処理を説明する。
【0140】ステップS51において、CPU71は、管理
装置2から送信された課金情報が、通信部77において
受信されたか否かを判定する。CPU71は、課金情報が
受信されるまで待機し、課金情報が受信されたと判定さ
れた場合、処理はステップS52に進む。
【0141】ステップS52において、CPU71は、課金
情報に基づいて課金処理を行い、記憶部76に記憶され
ている利用者の残金情報を書き換える。すなわち、CPU
71は、課金情報に含まれている利用者の口座からテー
マパークの入場料金を引き落とすことができるか否かを
判定し、引き落としができる場合には、その分だけ減算
し、記憶部76に記憶させる。利用者から回収した料金
は、課金サーバ4とテーマパークの間で予め設定されて
いる契約に基づいてテーマパークの管理者に対して送金
される。
【0142】ステップS53において、通信部77は、
課金ができたか否かの結果を管理装置2に通知する。利
用者の口座からテーマパークの入場料金を引き落とすこ
とができたときは課金完了が通知される。クレジットカ
ード番号が盗難にあったものであったり、未払いの分が
残存しているものであるような場合、課金不可が通知さ
れる。管理装置2は、この通知に基づいて通行IDを発行
するか否かを判定する。
【0143】図11は、本発明を適用した通行制御シス
テムの他の構成例を示すブロック図である。本発明を適
用した通行制御システムを、区間従量制の高速道路の通
行制御に利用した場合について説明する。ここで、区間
従量制とは、図11の例においては、利用者が入口ゲー
ト制御装置5−1乃至5−3のいずれかのゲートから高
速道路に入り、出口ゲート制御装置6−1乃至6−3の
いずれかのゲートから出た場合に、入口ゲートと出口ゲ
ートの組み合わせにより(高速道路を利用した距離によ
り)通行料金が異なることを意味する。なお、図1と同
様の機能を有するものについては同一の符号を付してあ
り、その説明は、適宜、省略する。
【0144】入口ゲート制御装置5−1乃至5−3(以
下、入口ゲート制御装置5−1乃至5−3を個々に区別
する必要がない場合、単に入口ゲート制御装置5と称す
る。出口ゲート制御装置6−1乃至6−3に関しても同
様とする)のそれぞれの近傍には、管理領域A11乃至A
13が設定されている。利用者は、例えば、高速道路を
入口ゲート制御装置5−1から利用する場合、対応する
管理領域A11の範囲内から通行IDを要求する場合の
み、管理装置2から通行IDを受信できる。
【0145】以下、図12乃至16のフローチャートを
参照して、利用者が管理装置2に対して通行IDを要求し
てからの一連の処理について説明する。通信端末1の利
用者は、入口ゲート制御装置5−1から高速道路に入
り、出口ゲート制御装置6−3から出る場合について説
明する。なお、入口ゲート制御装置5−1乃至5−3お
よび出口ゲート制御装置6−1乃至6−3の構成は、図
4に示すゲート制御装置3と同様の構成である。
【0146】始めに、図12のフローチャートを参照し
て通信端末1の処理について説明する。
【0147】ステップS61乃至S63の処理は、図6の
ステップS1乃至S3と同様の処理である。すなわち、通
信端末1のCPU11は、入力部17を操作することで利
用者から指令があったと判定した場合、管理装置2に対
して通信端末1の固有ID、電話番号、および位置情報を
送信する。
【0148】課金処理は出口ゲートで行われるので、入
口では、管理装置2は、さし当たり、通行IDを発行す
る。そこで、ステップS64において、CPU11は、管理
装置2から送信されてきた通行IDを通信部16で受信し
たか否かを判定する。管理領域A11の範囲内に位置し
ないなどの理由で、通行IDが受信されない場合、管理装
置2から送信されてくる「発行エリア圏外のため通行ID
を発行できません」等のメッセージがステップS65で
表示部19に表示される。
【0149】ステップS64において、CPU11は、通信
部16で通行IDを受信したと判定した場合、処理はステ
ップS66に進む。
【0150】ステップS66において、CPU11は、受信
した通行IDを記憶部21に記憶させる。
【0151】ステップS67において、CPU11は、受信
した通行IDを表示部19に表示させる。利用者は、表示
された通行IDを入口ゲート制御装置5−1に設けられて
いる入力部52に入力し、高速道路に入る。ゲートに管
理者がいる場合には、利用者は、表示された通行IDを管
理者に見せ、管理者が通行IDを入力する。
【0152】その後、利用者は、高速道路から出る場
合、出口ゲート制御装置6−3に設けられている入力部
52に入口ゲート制御装置5−1に入力した通行IDと同
一の通行IDを入力する。または通行IDをゲートの管理者
に見せ、入力してもらう。管理装置2は、通行IDが入力
された2つのゲート制御装置の区間(入口ゲート制御装
置5−1から出口ゲート制御装置6−3の区間)の料金
を算出し、課金サーバ4に課金を依頼することとなる。
管理装置2の処理については後述する。
【0153】ステップS68において、CPU11は、管理
装置2から送信された課金情報が通信部16を介して受
信されたか否かを判定する。課金情報は、利用者が通行
IDを出口ゲート制御装置6−3に入力した後に、管理装
置2が生成した情報であり、高速道路の利用料金として
課金サーバ4が課金した料金が通知される。
【0154】課金情報が通知されたので、ステップS6
9において、CPU11は、利用者が高速道路を出たと認
識し、記憶部21に対して通行IDは不要であるため、消
去することを指令する。記憶部21は、CPU11からの
指令に基づいて通行IDを消去する。その後、処理はステ
ップS61に戻り、それ以降の処理が繰り返し実行され
る。
【0155】次に、図13および図14のフローチャー
トを参照して管理装置2の処理について説明する。
【0156】ステップS81において、CPU31は、通信
端末1と通信が開始されたか否かを判定し、通信が開始
されるまで待機する。CPU31は、通信が開始されたと
判定した場合、ステップS82の処理に進む。
【0157】ステップS82において、CPU31は、通信
端末1の利用者が管理領域A11の範囲内から通行IDを
要求しているか否かを通信端末1から送信されてくる位
置情報に基づいて判定する。CPU31は、利用者が管理
領域A11の範囲内に位置していないと判定した場合、
処理はステップS83に進む。
【0158】ステップS83において、CPU31は、通信
端末1に対して通行IDを発行できない旨のメッセージを
送信する。送信されるメッセージは「発行エリア圏外の
ため通行IDを発行できません」等のメッセージである。
その後、処理はステップS81に戻り、それ以降の処理
が繰り返し実行される。
【0159】ステップS82において、CPU31は、利用
者が管理領域A11の範囲内に位置していると判定した
場合、処理はステップS84に進む。
【0160】ステップS84において、CPU31は、通行
IDを生成する。
【0161】ステップS85において、記憶部37は、C
PU31の指令に基づいて、ステップS84でCPU31が生
成した通行IDを、利用者によって予め登録されている通
信端末1の固有IDや電話番号などと対応させて記憶す
る。
【0162】ステップS86において、CPU31は、通信
部36を制御し、通信端末1に対して通行IDを送信す
る。通信部36が送信する通行IDは、利用者により入口
ゲート制御装置5−1に入力される。
【0163】ステップS87において、CPU31は、入口
ゲート制御装置5−1に入力された通行IDが入口ゲート
制御装置5−1から転送されてきたか否かを判定する。
CPU31は、通行IDが転送されてきていないと判定した
場合、処理はステップS88に進む。
【0164】ステップS88において、CPU31は、通行
IDを発行してから所定時間が経過したか否かを判定す
る。所定時間は、管理領域A11において通行IDを受信
した利用者が入口ゲート制御装置5−1のゲートを通過
するのに充分な時間として設定される。
【0165】ステップS88において、CPU31は、通行
IDを発行してから所定時間が経過していないと判定した
場合、処理はステップS87に戻る。
【0166】ステップS87において、CPU31は、通行
IDを発行してから所定時間が経過したと判定した場合、
処理はステップS89に進む。
【0167】ステップS89において、記憶部37は、C
PU31からの指令に基づいて所定時間が経過した通行ID
を消去する。これにより、発行した通行IDが使用されな
いことによる混乱を防ぐことができる。
【0168】一方、ステップS87において、CPU31
は、入口ゲート制御装置5−1に入力された通行IDが入
口ゲート制御装置5−1から転送されてきたと判定した
場合、処理はステップS90に進む。
【0169】ステップS90において、CPU31は、入口
ゲート制御装置5−1に対してゲートを開けることを指
令する。また、CPU31は、利用者が入口ゲート制御装
置5−1から高速道路に入ったことを記憶部37に記憶
させる。
【0170】その後、利用者は、高速道路を自動車で走
行し、出口ゲート制御装置6−3により制御されるゲー
トから出る場合、出口ゲート制御装置6−3に設けられ
ている入力部52から、入口ゲート制御装置5−1に入
力した通行IDと同一の通行IDを入力する。
【0171】ステップS91において、CPU31は、出口
ゲート制御装置6−3に入力された通行IDが、出口ゲー
ト制御装置6−3から転送されてきたか否かを判定す
る。CPU31は、通行IDが転送されてきていないと判定
した場合、利用者はまだ高速道路を走行中であると認識
し、通行IDが転送されてくるまで待機する。
【0172】ステップS91において、CPU31は、出口
ゲート制御装置6−3から通行IDが転送されてきたと判
定した場合、処理はステップS92に進む。
【0173】ステップS92において、CPU31は、課金
情報を生成する。すなわち、CPU31は、通行IDに対応
して記憶部37に記憶されている入口ゲート制御装置5
−1と、いま通行IDを送信してきた出口ゲート制御装置
6−3の位置情報を記憶部37から抽出し、高速道路の
利用料金を算出する。
【0174】ステップS93において、CPU31は、課金
サーバ4に対してステップS93の処理で算出した利用
料金の課金を依頼する。課金を依頼された課金サーバ4
は、図10のフローチャートと同様の処理を行い、課金
ができたか否かを管理装置2に通知する。
【0175】ステップS94において、CPU31は、課金
サーバ4からの通知に基づいて課金ができたか否かを判
定する。CPU31が課金ができたと判定した場合、処理
はステップS95に進む。
【0176】ステップS95において、CPU31は、出口
ゲート制御装置6−3に対してゲートを開けることを指
令する。
【0177】ステップS96において、CPU31は、通信
部36を制御し、通信端末1に対して課金情報を送信
し、高速道路の利用料金として課金した金額を通知す
る。その後、ステップS81に戻り、それ以降の処理が
繰り返し実行される。
【0178】一方、ステップS94において、CPU31
は、課金サーバ4からの通知に基づいて課金ができなか
ったと判定した場合、処理はステップS97に進む。
【0179】ステップS97において、CPU31は、出口
ゲート制御装置6−3に対してゲートを閉めた状態を保
持することを指令する。利用者は、出口ゲート制御装置
6−3の表示部53に表示されている指示に従って(現
金で料金を支払うなどして)高速道路から出る。その
後、ステップS81に戻り、それ以降の処理が繰り返し
実行される。
【0180】次に、図15のフローチャートを参照して
入口ゲート制御装置5−1の処理について説明する。
【0181】ステップS111において、制御部51
は、入力部52から利用者の通行IDが入力されたか否か
を判定する。制御部51は、通行IDが入力されるまで待
機し、通行IDが入力されたと判定した場合、処理はステ
ップS112に進む。
【0182】ステップS112において、制御部51
は、通信部56を介して、管理装置2に対して入力され
た通行IDを転送する。
【0183】ステップS113において、ゲート駆動部
54は、管理装置2からの指令に基づいてゲートを開
け、利用者の自動車を通行させる。
【0184】ステップS114において、センサ55
は、利用者がゲートを通過したか否かを判定する。セン
サ55は、利用者がゲートを通過するまで待機し、利用
者がゲートを通過したと判定した場合、処理はステップ
S115に進む。
【0185】ステップS115において、ゲート駆動部
54は、センサ55からの通知に基づいてゲートを閉め
る。その後、処理はステップS111に戻り、それ以降
の処理が繰り返し実行される。
【0186】次に、図16のフローチャートを参照して
出口ゲート制御装置6−3の処理について説明する。
【0187】ステップS121において、制御部51
は、入力部52から利用者の通行IDが入力されたか否か
を判定する。制御部51は、通行IDが入力されるまで待
機し、通行IDが入力されたと判定した場合、処理はステ
ップS122に進む。
【0188】ステップS122において、制御部51
は、入力された通行IDを管理装置2に対して転送し、ゲ
ートを開けるか否かの判定を依頼する。
【0189】ステップS123において、制御部51
は、管理装置2からの指令に基づいてゲートを開けるこ
とが許可されたか否かを判定する。制御部51は、高速
道路の利用料金の課金ができたため、ゲートを開けるこ
とが許可されたと判定した場合、処理はステップS12
4に進む。
【0190】ステップS124において、ゲート駆動部
54は、管理装置2(制御部51)からの指令に基づい
てゲートを開ける。
【0191】ステップS125において、センサ55
は、利用者がゲートを通過したか否かを判定する。セン
サ55は、利用者がゲートを通過するまで待機し、利用
者がゲートを通過したと判定した場合、処理はステップ
S126に進む。
【0192】ステップS126において、ゲート駆動部
54は、センサ55からの通知に基づいてゲートを閉め
る。その後、処理はステップS121に戻り、それ以降
の処理が繰り返し実行される。
【0193】一方、ステップS123において、制御部
51は、管理装置2からの指令によりゲートを開けるこ
とが許可されていないと判定した場合、ステップS12
7に進む。
【0194】ステップS127において、ゲート駆動部
54は、ゲートを閉めたままとする。また、表示部53
は、通行を許可することができないことを表示し、利用
者に通知する。その後、処理はステップS121に戻
り、それ以降の処理が繰り返し実行される。
【0195】以上においては、テーマパーク、および高
速道路の利用者は、ゲートを通行する場合、管理装置2
から受信した通行IDを手動作によりゲート制御装置3乃
至6の入力部52に入力することとしたが、通信端末1
において非接触IDタグを利用し、ゲート制御装置3乃至
6にそれを読み取らせることにより、利用者が手動作に
よらずに通行IDを入力できるようにすることも可能であ
る。
【0196】図17は、非接触IDタグを利用した通信端
末1の構成例を示すブロック図である。図2と同様の機
能を有するものについては同一の符号を付してあり、そ
の説明は省略する。
【0197】この例では、入出力インタフェース15に
非接触通信部22が接続されている。非接触通信部22
の内部には主制御部、記憶部、およびコイル(いずれも
図示せず)が設けられており、非接触通信部22は、リ
ーダライタ部57(図18)から送信される電磁波をコ
イルにより受信し、リーダライタ部57からの指令に対
して応答することができる。コイルが受信した電磁波
は、増幅、復調処理が施され、主制御部に転送された
後、記憶部に記憶される。また、記憶部に記憶されたデ
ータは、コイルを介してリーダライタ部57により読み
出される。
【0198】管理装置2から送信されてきた通行IDは、
通信部16において受信され、非接触通信部22の記憶
部に記憶される。非接触通信部22の内部に設けられて
いる主制御部は、その記憶部に記憶された通行IDに対し
て自由にアクセスすることができ、後述するゲート制御
装置3乃至6に設けられたリーダライタ部57から送信
される電磁波に基づいて通行IDの記述内容を書き換える
ことができる。
【0199】図18は、リーダライタ部57が設けられ
たゲート制御装置3の構成例を示すブロック図である。
図4と同様の機能を有するものについては同一の符号を
付してあり、その説明は省略する。この例では制御部5
1にリーダライタ部57が接続されている。
【0200】リーダライタ部57の内部には図示せぬ発
振器が設けられており、リーダライタ部57は、発振器
を利用して任意の周波数の電磁波を生成できる。また、
リーダライタ部57には、アンテナが設けられており、
アンテナにより通信端末1の非接触通信部22から送信
された電磁波が受信される。図示せぬ増幅器、復調器
は、通信端末1の非接触通信部22が送信する電磁波か
ら必要なデータを取り出し、制御部51を介して管理装
置2に通知する。
【0201】次に、図19乃至図23のフローチャート
を参照して非接触IDタグを利用した通行制御システムに
ついて説明する。管理装置2から発行される通行IDは、
有効期限はないが、使用回数が設定されており、利用者
がその通行IDを使用してテーマパークのゲートを通過す
る毎に、管理装置2によって残りの使用回数が1ずつ減
らされる。残り使用回数が0となったとき、その通行ID
は使用できなくなる。なお、通行IDに所定の金額情報を
設定し、利用者がゲートを通過したとき、ゲートの通行
料金を減算するようにしても良い。また、本実施の形態
においては、利用者は、現在位置に関係なく通行IDを購
入できる。
【0202】始めに、図19および図20のフローチャ
ートを参照して通信端末1の処理について説明する。
【0203】ステップS141およびステップS142の
処理は、図6のステップS1およびステップS2と同様の
処理である。すなわち、利用者からの指示に基づいて通
信が開始される。
【0204】ステップS143において、CPU11は、管
理装置2から送信されてきた通行IDが通信部16におい
て受信されたか否かを判定する。すなわち、通行IDには
使用回数が決められているため、利用者が以前、通行ID
を購入し、その通行IDの残り使用回数がまだ残っている
と管理装置2により判定された場合、利用者は通行IDを
購入する必要がないので、ステップS142で通信が開
始された後、ただちに、管理装置2から通行IDが送信さ
れてくることとなる。CPU11は、通行IDが受信されて
いないと判定した場合(通行IDの購入処理が必要な場
合)、処理はステップS144に進む。
【0205】ステップS144において、CPU11は、通
信部16で受信された管理装置2からのアナウンスを音
声入出力部18に出力させる。管理装置2から送信され
てくるアナウンスは、利用者に対して、購入する通行ID
の使用回数を選択させるガイダンス情報である。通行ID
の使用回数は、5,10,20回などのように、管理装
置2によって設定されてアナウンスされる。利用者は、
アナウンスに応じて希望する使用回数を選択する。
【0206】ステップS145において、CPU11は、ユ
ーザにより通行IDの使用回数が選択されたか否かを判定
する。CPU11は、通行IDの使用回数が入力部17から
入力されたと判定するまで待機し、入力されたと判定し
た場合、処理はステップS146に進む。
【0207】ステップS146において、CPU11は、ス
テップS144で入力された通行IDの使用回数を含む通
行ID要求情報を送信する。なお、通信端末1の固有IDや
電話番号などの情報(記憶部21に予め記憶されてい
る)は、管理装置2と通信が開始されると同時に通信部
16から送信される。管理装置2は、受信した通行ID要
求情報に基づいて課金サーバ4に課金処理を依頼し、課
金ができたと判定した場合、通行IDおよび通行IDの代金
情報を含む課金情報を通信端末1に対して送信する。
【0208】ステップS147において、CPU11は、管
理装置2から送信された通行IDおよび課金情報が通信部
16を介して受信されたか否かを判定する。CPU11
は、通行IDおよび課金情報が受信されていないと判定し
た場合、処理はステップS148に進む。
【0209】ステップS148において、CPU11は、管
理装置2から課金ができないため通行IDを発行できない
と通知を受けたか否かを判定する。この通知を受けた場
合、ステップS149に進み、管理装置2から通知され
た情報は、表示部19に表示され、利用者はそれを確認
することができる。表示部19に表示されるメッセージ
は、「課金ができないため通行IDを発行できません」等
のメッセージである。その後、処理はステップS141
に戻り、それ以降の処理が繰り返し実行される。
【0210】ステップS148において、CPU11は、管
理装置2から通行IDを発行できないとの通知を受けてい
ないと判定した場合、CPU11は、管理装置2が通行ID
の発行処理の途中であると認識し、処理はステップS1
47に戻る。
【0211】一方、ステップS147において、CPU11
は、通行IDおよび課金情報を受信したと判定した場合、
または、ステップS143の処理でCPU11により通行ID
が受信されたと判定された場合、処理はステップS15
0に進む。
【0212】ステップS150において、CPU11は、受
信した通行IDを非接触通信部22の記憶部に記憶させ
る。これにより、非接触通信部22に設けられている主
制御部は、通行IDに自由にアクセスすることができる。
通行IDには、通行IDの残り使用回数が記述されている。
【0213】ステップS151において、CPU11は、非
接触通信部22の主制御部と通信し、ステップS150
で非接触通信部22の記憶部に記憶させた通行IDの使用
回数、および課金情報を読み出し、表示部19に表示さ
せる。これにより、利用者は、通行IDの残り使用回数、
および購入代金を確認することができる。
【0214】利用者は、テーマパークに入る場合、通信
端末1(非接触通信部22)をゲート制御装置3の近傍
に配置する。そこで、ステップS152において、非接
触通信部22の主制御部は、ゲート制御装置3のリーダ
ライタ部57から所定時間毎に送信されている電磁波を
受信したか否かを判定する。非接触通信部22の主制御
部は、電磁波を受信するまで待機し、電磁波を受信した
と判定した場合、処理はステップS153に進む。
【0215】ステップS153において、CPU11は、非
接触通信部22の主制御部を制御し、ゲート制御装置3
に通行IDを入力すべく、内部の記憶部に記憶されている
通行IDを読み出させ、送信させる。通行IDは、非接触通
信部22において、増幅、変調などの処理が施され、ゲ
ート制御装置3のリーダライタ部57に送信される。リ
ーダライタ部57が受信した通行IDは、管理装置2に転
送される。管理装置2は、この通行IDを確認した後、ゲ
ート制御装置3にゲートを開放させるので、利用者は、
ゲートを通過することができる。管理装置2は、また、
その通行IDの残り使用回数の情報を書き換える処理など
を行う。
【0216】ステップS154において、CPU11は、非
接触通信部22の主制御部を制御し、内部の記憶部に記
憶されている通行IDを消去させる。すなわち、利用者
は、使用回数が設定されている通行IDを利用するたび
に、管理装置2にアクセスして通行IDを発行してもら
う。これにより、通行IDのデータの改竄を防ぐことがで
きる。
【0217】ステップS155において、非接触通信部
22は、ゲート制御装置3のリーダライタ部57から無
線で送信されてきた通行IDの残り使用回数を受信し、内
部の記憶部に記憶する。なお、非接触通信部22が受信
した通行IDは、管理装置2の処理(後述する図22のス
テップS185)により残り使用回数が1減らされてい
る。通行IDの残り使用回数は、リーダライタ部57によ
り書き換えられるまで記憶された状態となるので、利用
者は、いつでも残り使用回数を表示部19に表示させる
ことにより確認することができる。
【0218】ステップS156において、表示部19
は、CPU11により制御され、通行IDの残り使用回数を
表示し、利用者に通知する。その後、ステップS141
に戻り、それ以降の処理が繰り返し実行される。
【0219】次に、図21および図22のフローチャー
トを参照して管理装置2の処理について説明する。
【0220】ステップS171において、CPU31は、通
信端末1と通信が開始されたか否かを判定する。CPU3
1は、通信端末1と通信が開始されたと判定するまで待
機し、通信が開始されたと判定した場合、処理はステッ
プS172に進む。
【0221】ステップS172において、CPU31は、通
信端末1と通信が開始されるとすぐに送信されてくる通
信端末1の固有IDに基づいて、通信端末1は、以前に通
行IDを購入し、かつ、その通行IDの使用回数が残ってい
るか(残り使用回数が0でないか)否かを判定する。CP
U31は、固有IDに基づいて記憶部37の登録情報を検
索し、通信端末1の利用者は、通行IDを購入していない
か、または通行IDの残り使用回数が0回の利用者からの
アクセスであると判定した場合、処理はステップS17
3に進む。
【0222】ステップS173において、CPU31は、記
憶部37に記憶されているアナウンスを通信端末1に対
して送信する。通信端末1の利用者は、アナウンスに応
じて、購入を希望する通行IDの使用回数を通信端末1の
入力部17に入力し、管理装置2に対して送信する。
【0223】ステップS174において、CPU31は、通
信端末1から利用者が希望する通行IDの使用回数の情報
を含む通行ID要求情報が受信されたか否かを判定する。
CPU31は、通行ID要求情報が受信されていないと判定
した場合、利用者が入力中であると認識し、受信するま
で待機する。CPU31は、通行ID要求情報が通信部36
で受信されたと判定した場合、処理はステップS175
に進む。
【0224】ステップS175において、CPU31は、利
用者が要求する通行IDの使用回数に対応する料金を算出
し、口座番号またはクレジットカード番号と併せて課金
情報を生成する。
【0225】ステップS176において、CPU31は、ス
テップS175で生成した課金情報を通信部36から課
金サーバ4に送信し、課金処理を依頼する。課金サーバ
4は、課金情報に基づいて課金し、課金ができたか否か
を管理装置2に通知する。
【0226】ステップS177において、CPU31は、課
金サーバ4からの通知に基づいて課金ができたか否かを
判定する。CPU31は、課金サーバ4から、指定された
口座の残金が足りない等の理由で課金ができないとの通
知を受けたと認識した場合、処理はステップS178に
進む。
【0227】ステップS178において、CPU31は、通
信端末1に対して通行IDを発行できない旨のメッセージ
を送信する。送信されるメッセージは、例えば、「課金
ができないため通行IDを発行できません」等のメッセー
ジである。その後、ステップS171に戻り、それ以降
の処理が繰り返し実行される。
【0228】ステップS177において、CPU31は、課
金サーバ4からの通知に基づいて課金ができたと判定し
た場合、処理はステップS179に進む。
【0229】ステップS179において、CPU31は、利
用者が要求する使用回数の通行IDを生成する。
【0230】ステップS180において、記憶部37
は、CPU31からの指令に基づいて、通信端末1に発行
する通行ID、および通行IDの残り使用回数を記憶部37
に記録されている登録情報(通信端末1の固有IDなど)
に対応させて記憶する。
【0231】一方、ステップS172において、CPU31
は、通信端末1から送信されてきた固有IDに基づいて、
通信端末1に対して通行IDを既に発行済みであり、か
つ、通行IDの残り使用回数が残っていると判定した場
合、処理はステップS181に進む。
【0232】ステップS181において、CPU31は、通
信端末1から送信されてきた固有IDに基づいて、通信端
末1の利用者が、以前、購入した通行IDを記憶部37か
ら読み出す。すなわち、使用回数が設定されている通行
IDを購入した利用者が、通行IDを利用して、テーマパー
クに再び入場する場合、利用者は、管理装置2に対して
アクセスするだけで通行IDの発行(再発行)を受けるこ
とができる。
【0233】ステップS182において、通信部36
は、CPU31からの指令に基づいて、通行IDおよび通行I
Dの残り使用回数の情報を通信端末1に送信する。な
お、ステップS173乃至S180の処理を経て通行IDを
購入した通信端末1の利用者には、発行した通行IDの代
金である課金情報も併せて通知される。
【0234】ステップS183において、CPU31は、利
用者がゲート制御装置3のリーダライタ部57に入力し
た通行IDが、ゲート制御装置3から転送されてきたか否
かを判定する。CPU31は、通行IDが転送されてくるま
で待機し、転送されてきたと判定した場合、処理はステ
ップS184に進む。
【0235】ステップS184において、CPU31は、ゲ
ート制御装置3に対してゲートを開けることを指令す
る。
【0236】ステップS185において、CPU31は、通
行IDの残り使用回数を1減らしし、ゲート制御装置3に
残り回数を通知する。通知された残り使用回数は、ゲー
ト制御装置3のリーダライタ部57から通信端末1に通
知される。また、CPU31は、通行IDの残り使用回数を
書き換えて、記憶部37に記憶させる。CPU31は、そ
の後、ステップS171に戻り、それ以降の処理が繰り
返し実行される。
【0237】次に、図23のフローチャートを参照して
ゲート制御装置3の処理について説明する。
【0238】ステップS201において、制御部51
は、リーダライタ部57が所定時間毎に送信する電磁波
に応じて通信端末1から通行IDが送信され、リーダライ
タ部57において受信されたか否かを判定する。制御部
51は、リーダライタ部57が通行IDを受信するまで待
機し、通行IDを受信したと判定した場合、処理はステッ
プS202に進む。
【0239】ステップS202において、制御部51
は、通信端末1から送信されてきた通行IDを管理装置2
に転送する。
【0240】ステップS203において、ゲート駆動部
54は、管理装置2からの指令に基づいてゲートを開け
る。
【0241】ステップS204において、表示部53
は、制御部51の指令に基づいて、管理装置2において
1減らされた通行IDの残り使用回数を表示し、利用者に
通知する。それとともに、制御部51は、リーダライタ
部57を制御し、通信端末1の非接触通信部22に対し
て通行IDの残り使用回数の情報を送信する。
【0242】ステップS205において、センサ55
は、利用者がゲートを通過したか否かを判定する。セン
サ55は、利用者がゲートを通過するまで待機し、ゲー
トを通過したと判定した場合、処理はステップS206
に進む。
【0243】ステップS206において、ゲート駆動部
54は、センサ55からの通知に基づいてゲートを閉め
る。その後、ステップS201に戻り、それ以降の処理
が繰り返し実行される。
【0244】上述した例では、ゲート制御装置3乃至6
に通行IDおよび電話番号が入力された場合、ゲートを開
けるか否かの判定は、管理装置2が行うこととしたが、
ゲート制御装置3が自ら判定するようにしても良い。
【0245】図24は、このような判定機能を有するゲ
ート制御装置3の構成例を示すブロック図である。図4
のゲート制御装置3と同様の機能を有する部分について
は同一の符号を付してあり、その説明は省略する。
【0246】CPU71は、図4における制御部51に対
応し、ゲート制御装置3の全体の動作を制御する。CPU
71にはバス74を介してROM72、およびRAM73が接
続されており、CPU71が通行IDの正当性を判定する処
理に必要なプログラム、および固定データは、ROM72
に記憶され、CPU71の処理に必要な作業用データを含
む様々なデータはRAM73に記憶される。
【0247】また、CPU71には、バス74を介して入
出力インタフェース75が接続されており、入出力イン
タフェース75には、図4に示したゲート制御装置3に
設けられている各処理部の他に、例えばハードディスク
よりなる記憶部58が接続されている。
【0248】管理装置2が発行した通行ID、および通信
端末1の電話番号などの登録情報は、適宜、管理装置2
からゲート制御装置3に通知され、記憶部58に記憶さ
れる。
【0249】CPU71は、通行IDが入力部52から入力
された場合、記憶部58に記憶されている登録情報に基
づいて通行IDの正当性を判定する。
【0250】また、ゲート制御装置3には、通行IDの判
定処理だけでなく、通行IDの発行処理を行わせるように
しても良い。
【0251】上述したように、通行IDは、所定の桁数の
数字よりなる情報としたが、画像情報として、通信端末
1の表示部19に表示するようにしても良い。この場
合、利用者は、テーマパークに入るとき、表示部19に
表示された画像をテーマパークの係員(ゲート管理者)
に提示する。このため、表示部19は、CPU11の指令
に基づいて、画像情報を係員が確認することができる大
きさに表示する。係員は、表示部19に表示された画像
情報を確認し、ゲート開閉ボタンを操作して利用者を通
行させる。この場合、通行IDの画像情報は、1日毎など
の所定時間毎に変更されて通行IDを要求する利用者に発
行される。
【0252】また、非接触IDタグを利用した通行制御シ
ステムにおいて、通行IDは、使用回数が設定されている
としたが、必ずしもこの組み合わせに限定されるもので
はない。すなわち、手入力により利用者が入力する通行
IDに使用回数が複数回設定されるようにしても良い。
【0253】さらに、本発明は、テーマパーク、および
高速道路のゲートだけでなく、様々な料金回収が必要な
ゲート、例えば、駅の改札口、映画館の入場口などに適
用することができる。
【0254】管理装置に対して通信端末の固有IDなどの
必要情報を送信することにより、自動販売機などの料金
回収に本発明を適用することもできる。
【0255】また、双方向の無線通信方式(例えばブル
ートゥース(商標))を利用することによりゲート制御
装置は、ゲートに近づいた利用者の通信端末から通信端
末の固有IDを取得することができる。
【0256】
【発明の効果】本発明の通行制御装置および通行制御方
法、並びに情報処理端末および情報処理方法によれば、
歩行者が迅速にゲートを通行できる、簡易で安価なシス
テムを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したゲート管理システムの構成例
を示す図である。
【図2】図1の通信端末の構成例を示すブロック図であ
る。
【図3】図1の管理装置の構成例を示すブロック図であ
る。
【図4】図1のゲート制御装置の構成例を示すブロック
図である。
【図5】図1の課金サーバの構成例を示すブロック図で
ある。
【図6】図1の通信端末の処理を説明するフローチャー
トである。
【図7】図1の管理装置の処理を説明するフローチャー
トである。
【図8】図1の管理装置の処理を説明する図7に続くフ
ローチャートである。
【図9】図1のゲート制御装置の処理を説明するフロー
チャートである。
【図10】図1の課金サーバの処理を説明するフローチ
ャートである。
【図11】本発明を適用した他のゲート管理システムの
構成例を示す図である。
【図12】図11の通信端末の処理を説明するフローチ
ャートである。
【図13】図11の管理装置の処理を説明するフローチ
ャートである。
【図14】図11の管理装置の処理を説明する図13に
続くフローチャートである。
【図15】図11の入口ゲート制御装置の処理を説明す
るフローチャートである。
【図16】図11の出口ゲート制御装置の処理を説明す
るフローチャートである。
【図17】図1の他の通信端末の構成例を示すブロック
図である。
【図18】図1の他のゲート制御装置の構成例を示すブ
ロック図である。
【図19】図1の他の通信端末の処理を説明するフロー
チャートである。
【図20】図1の他の通信端末の処理を説明する図19
に続くフローチャートである。
【図21】図18の他のゲート制御装置を管理する管理
装置の処理を説明するフローチャートである。
【図22】図18の他のゲート制御装置を管理する管理
装置の処理を説明する図21に続くフローチャートであ
る。
【図23】図18の他のゲート制御装置の処理を説明す
るフローチャートである。
【図24】図1のさらに他のゲート制御装置の構成を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1 通信端末 2 管理装置 3−1乃至3−3 ゲート制御装置 5−1乃至5−3 入口ゲート制御装置 6−1乃至6−3 出口ゲート制御装置 11 CPU 12 ROM 13 RAM 14 バス 15 入出力インタフェース 16 通信部 17 入力部 18 音声入出力部 19 表示部 20 位置検出部 21 記憶部 22 非接触通信部 31 CPU 32 ROM 33 RAM 34 バス 35 入出力インタフェース 36 通信部 37 記憶部 51 制御部 52 入力部 53 表示部 54 ゲート駆動部 55 センサ 56 通信部 57 リーダライタ部 58 記憶部

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理端末から送信される通行許可要
    求情報を受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された前記通行許可要求情報に
    応じて前記情報処理端末に対してゲートを通過するため
    の通行許可情報を送信する送信手段と、 前記送信手段により送信された前記通行許可情報の、前
    記情報処理端末における表示に基づく入力を受け付ける
    受付手段と、 前記受付手段により受け付けられた前記通行許可情報が
    正当であるか否かを判定する判定手段とを含むことを特
    徴とする通行制御装置。
  2. 【請求項2】 前記判定手段による判定結果に基づい
    て、前記情報処理端末の利用者のゲートの通行を許可ま
    たは不許可にする通行制御手段をさらに含むことを特徴
    とする請求項1に記載の通行制御装置。
  3. 【請求項3】 前記情報処理端末の位置を認識する認識
    手段をさらに含み、 前記送信手段は、前記認識手段により認識された前記情
    報処理端末の前記位置が所定範囲にある場合、前記情報
    処理端末に対して前記通行許可情報を送信することを特
    徴とする請求項1または2に記載の通行制御装置。
  4. 【請求項4】 前記受信手段により受信された前記通行
    許可要求情報に基づいて前記ゲートの通行料金を算出す
    る算出手段と、 前記算出手段により算出された前記通行料金の課金処理
    を行う課金手段をさらに含み、 前記課金手段による課金処理の後、前記送信手段は、前
    記情報処理端末に対して前記通行許可情報を送信するこ
    とを特徴とする請求項1,2または3に記載の通行制御
    装置。
  5. 【請求項5】 前記受付手段は、前記情報処理端末の利
    用者からの入力を受け付けることを特徴とする請求項1
    乃至4のいずれかに記載の通行制御装置。
  6. 【請求項6】 前記送信手段は、前記通行許可情報とし
    て、画像情報を送信し、 前記受付手段は、前記情報処理端末に表示された前記画
    像情報に基づいて行われた前記ゲートの管理者からの入
    力を受け付けることを特徴とする請求項1乃至4のいず
    れかに記載の通行制御装置。
  7. 【請求項7】 前記受付手段は、前記送信手段により送
    信された前記通行許可情報を、前記情報処理端末から無
    線により受け付けることを特徴とする請求項1乃至4の
    いずれかに記載の通行制御装置。
  8. 【請求項8】 前記通行許可情報は使用回数または金額
    情報を含み、 前記判定手段により前記通行許可情報は正当であると判
    定されたとき、前記使用回数または前記金額情報を、前
    記ゲートの通行に応じて減算する減算手段をさらに含
    み、 前記判定手段は、前記減算手段により減算された前記使
    用回数または前記金額情報が、前記ゲートの通行に必要
    な分残っていないとき、前記通行許可情報が正当でない
    と判定することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか
    に記載の通行制御装置。
  9. 【請求項9】 情報処理端末から送信される通行許可要
    求情報を受信する受信ステップと、 前記受信ステップの処理により受信された前記通行許可
    要求情報に応じて前記情報処理端末に対してゲートを通
    過するための通行許可情報を送信する送信ステップと、 前記送信ステップの処理により送信された前記通行許可
    情報の、前記情報処理端末の表示に基づく入力を受け付
    ける受付ステップと、 前記受付ステップの処理により受け付けられた前記通行
    許可情報が正当であるか否かを判定する判定ステップと
    を含むことを特徴とする通行制御方法。
  10. 【請求項10】 情報処理端末から送信される通行許可
    要求情報を受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された前記通行許可要求情報に
    応じて前記情報処理端末に対して入口ゲートを通過する
    ための通行許可情報を送信する送信手段と、 前記送信手段により送信された前記通行許可情報が前記
    入口ゲートから入力された場合、前記入口ゲートの通過
    を許可する信号を出力する第1の出力手段と、 前記送信手段により送信された前記通行許可情報が出口
    ゲートから入力された場合、前記入口ゲートと前記出口
    ゲートに関する情報に基づいて、前記入口ゲートと前記
    出口ゲートの区間の通行料金を算出する算出手段と、 前記算出手段により算出された前記通行料金の前記情報
    処理端末の利用者に対する課金処理を実行する課金手段
    と、 前記課金手段による課金処理の後、前記出口ゲートの通
    行を許可する信号を出力する第2の出力手段とを含むこ
    とを特徴とする通行制御装置。
  11. 【請求項11】 情報処理端末から送信される通行許可
    要求情報を受信する受信ステップと、 前記受信ステップの処理により受信された前記通行許可
    要求情報に応じて前記情報処理端末に対して入口ゲート
    を通過するための通行許可情報を送信する送信ステップ
    と、 前記送信ステップの処理により送信された前記通行許可
    情報が前記入口ゲートから入力された場合、前記入口ゲ
    ートの通過を許可する信号を出力する第1の出力ステッ
    プと、 前記送信ステップの処理により送信された前記通行許可
    情報が出口ゲートから入力された場合、前記入口ゲート
    と前記出口ゲートに関する情報に基づいて、前記入口ゲ
    ートと前記出口ゲートの区間の通行料金を算出する算出
    ステップと、 前記算出ステップの処理により算出された前記通行料金
    の前記情報処理端末の利用者に対する課金処理を実行す
    る課金ステップと、 前記課金ステップの処理による課金処理の後、前記出口
    ゲートの通行を許可する信号を出力する第2の出力ステ
    ップとを含むことを特徴とする通行制御方法。
  12. 【請求項12】 無線通信が可能な携帯型の情報処理端
    末であって、 通行制御装置が管理するゲートを通過するための通行許
    可情報を、前記通行制御装置に対して要求するとき、前
    記情報処理端末の利用者により手動操作される操作手段
    と、 前記操作手段の操作に対応して、前記通行制御装置に対
    して前記通行許可情報を無線で要求する要求手段と、 前記要求手段からの要求に応じて前記通行制御装置から
    無線で送信されてきた前記通行許可情報を受信する受信
    手段と、 前記受信手段により受信された前記通行許可情報を記憶
    する記憶手段と、 前記記憶手段により記憶された前記通行許可情報を表示
    する表示手段とを含むことを特徴とする情報処理端末。
  13. 【請求項13】 前記記憶手段により記憶された前記通
    行許可情報を、前記ゲートに設けられている通信部に対
    して無線で送信する通信手段をさらに含むことを特徴と
    する請求項12に記載の情報処理端末。
  14. 【請求項14】 前記受信手段は、前記通行許可情報と
    して、画像情報を受信し、 前記表示手段は、前記受信手段により受信された前記画
    像情報を表示することを特徴とする請求項12または1
    3に記載の情報処理端末。
  15. 【請求項15】 前記要求手段は、前記通行許可情報と
    して、前記操作手段の操作に基づき、使用回数または金
    額情報を含めて要求し、 前記受信手段は、前記通行制御装置により前記使用回数
    または前記ゲートの通行料金を支払い可能な、前記金額
    情報が残っていると判定されたとき、送信される前記通
    行許可情報、および前記通行制御装置により前記ゲート
    の通行に応じて減算された前記使用回数の残り使用回数
    情報または前記金額情報の残り金額情報を受信し、 前記記憶手段は、前記受信手段により受信された前記通
    行許可情報、前記残り使用回数情報、および前記残り金
    額情報を記憶し、 前記表示手段は、前記通行許可情報の前記残り使用回数
    情報または前記残り金額情報をさらに表示することを特
    徴とする請求項12,13または14に記載の情報処理
    端末。
  16. 【請求項16】 無線通信が可能な携帯型の情報処理端
    末であって、 通行制御装置が管理するゲートを通過するための通行許
    可情報を、前記通行制御装置に対して要求するときの、
    前記情報処理端末の利用者による手動操作に基づく入力
    を検知する検知ステップと、 前記検知ステップの処理による検知に対応して、前記通
    行制御装置に対して前記通行許可情報を無線で要求する
    要求ステップと、 前記要求ステップの処理による要求に応じて前記通行制
    御装置から無線で送信されてきた前記通行許可情報を受
    信する受信ステップと、 前記受信ステップの処理により受信された前記通行許可
    情報を記憶する記憶ステップと、 前記記憶ステップの処理により記憶された前記通行許可
    情報を表示する表示ステップとを含むことを特徴とする
    情報処理方法。
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