JP2002049874A - 情報処理方法及び情報処理システム - Google Patents

情報処理方法及び情報処理システム

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JP2002049874A
JP2002049874A JP2000235271A JP2000235271A JP2002049874A JP 2002049874 A JP2002049874 A JP 2002049874A JP 2000235271 A JP2000235271 A JP 2000235271A JP 2000235271 A JP2000235271 A JP 2000235271A JP 2002049874 A JP2002049874 A JP 2002049874A
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JP
Japan
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personal data
data
personal
telephone number
mobile phone
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Withdrawn
Application number
JP2000235271A
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English (en)
Inventor
Masayuki Katsuno
雅之 勝野
Keiichi Suzuki
慶一 鈴木
Toshiya Komura
俊哉 小村
Masataka Mizuno
正孝 水野
Naoto Matsushita
直人 松下
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、タクシー料金などの支払がスムー
ズに行えるようにするために、正確な身分証明を行うた
めの情報処理方法及び情報処理システムを提供する。 【解決手段】 センタサーバにおいて、車載端末に接続
された携帯電話の電話番号を受信し、電話番号に基づい
て予め記憶されている個人情報データベースから個人デ
ータを抽出し、個人データを車載端末へ送信することを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、正確な身分証明を
行うための情報処理方法及び情報処理システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、タクシーの料金の支払は現金又は
クレジットカードによって支払われる場合がほとんどで
あった。また、特開平9−321882号公報には、タ
クシー料金の支払時に、携帯電話の電話番号のみを確認
し、タクシー料金を携帯電話の通話料金に課金して、後
日引き落としを行うシステムが記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現金に
よるタクシー料金の支払は煩雑であり、手持ちの現金が
ない場合にはタクシーを利用することができなかった。
また、クレジットカードや携帯電話による支払では、そ
のクレジットカード又は携帯電話の本人がタクシーを利
用しているか否かの確認や、本当に支払能力があるか否
かの確認が明確でない場合がある。
【0004】そこで、本発明は、タクシー料金などの支
払がスムーズに行えるようにするために、正確な身分証
明を行うための情報処理方法及び情報処理システムを提
供することを目的とする。さらに、本発明は、正確な身
分証明によって、現金によらない料金の支払が可能とな
るような情報処理方法及び情報処理システムを提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明による情報提供方法は、センタサーバにおい
て、車載端末に接続された携帯電話の電話番号を受信
し、電話番号に基づいて予め記憶されている個人情報デ
ータベースから個人データを抽出し、個人データを車載
端末へ送信することを特徴とする。携帯電話の電話番号
から個人データを検索し、携帯電話と乗客が一致するか
判断するために必要な個人データが提供されるので、車
載端末側で、携帯電話1つで正確な身分証明を行うこと
ができ、現金によらない料金の支払が可能となる。
【0006】また、上記課題を解決するために、本発明
による情報提供方法は、センタサーバにおいて、車載端
末に接続された携帯電話の電話番号を受信し、電話番号
に基づいて予め記憶されている個人情報データベースか
ら第1の個人データを抽出し、車載端末から検出された
第2の個人データを受信し、第1の個人データと前記第
2の個人データとが一致するか否かの判別を行い、判別
結果を車載端末へ送信することを特徴とする。センタサ
ーバで、本人か否かの判別を行い、その判別結果を車載
端末へ提供するので、携帯電話1つで正確な身分証明を
行うことができ、現金によらない料金の支払が可能とな
る。
【0007】また、上記課題を解決するために、本発明
による情報提供方法は、車載端末において、車載端末に
接続された携帯電話の電話番号をセンタサーバへ送信
し、電話番号に基づいてセンタサーバにおいて予め記憶
されている個人情報データベースから抽出された第1の
個人データをセンタサーバから受信し、データ検出手段
によって第2の個人データを検出し、第1の個人データ
と前記第2の個人データとが一致するか否かの判別を行
うことを特徴とする。タクシー等設置された車載端末
で、乗客から直接検出した暗証番号や指紋等の個人デー
タと、センタサーバ側に予め登録されている個人情報の
一致を判別することにより、携帯電話1つで正確な身分
証明を行うことができ、現金によらない料金の支払が可
能となる。
【0008】また、上記課題を解決するために、本発明
による情報提供方法は、車載端末において、車載端末に
接続された携帯電話から第1の個人データを検出し、デ
ータ検出手段によって第2の個人データを検出し、第1
の個人データと第2の個人データとが一致するか否かの
判別を行うことを特徴とする。携帯電話をタクシー等に
設置された車載端末と接続し、容易に書き換えられない
ように携帯電話に登録された個人データと、乗客から直
接検出した暗証番号や指紋等の個人情報との一致を判別
することにより、携帯電話1つで正確な身分証明を行う
ことができ、現金によらない料金の支払が可能となる。
【0009】さらに、個人データは、暗証番号、指紋、
声紋、顔、又は網膜パターンに関するデータであること
が好ましい。携帯電話の持ち主と乗客とが同一人物であ
るか否かを容易に判別することができる。さらに、車載
端末は請求金額の検出を行い、第1の個人データと第2
の個人データとが一致すると判別された場合には、請求
金額に従った課金処理を行うことが好ましい。例えば、
一致が判別された場合には、タクシー料金を携帯電話の
通話料金として課金できるようにしたものである。
【0010】さらに、課金処理は、前記携帯電話に予め
登録されているWebマネーに関する情報に基づいて行
われることが好ましい。携帯電話にWebマネー口座等
に関する情報を予め登録しておくことにより、簡単に自
分のWeb口座から料金を引き落とすことが可能にな
る。さらに、課金処理は、センタサーバに予め記憶され
ている個人情報データベースに登録されている課金処理
情報に基づいて行われることが好ましい。
【0011】さらに、センタサーバ又は車載端末は、請
求金額に従った課金処理が可能か否かの判別を行うこと
が好ましい。さらに、課金処理が可能か否かの判別は、
センタサーバに予め記憶されている個人情報データベー
スに予め登録されている契約内容データ又は支払情報デ
ータに基づいて行われることが好ましい。支払能力の無
い者を排除するためである。
【0012】また、上記課題を解決するために、本発明
による情報提供システムは、車載端末に接続された携帯
電話の電話番号を受信する受信手段と、電話番号に基づ
いて予め記憶されている個人情報データベースから個人
データを抽出する抽出手段と、個人データを車載端末へ
送信する送信手段とを有することを特徴とする。また、
上記課題を解決するために、本発明による情報提供シス
テムは、車載端末に接続された携帯電話の電話番号及び
前記車載端末から検出された第1の個人データを受信す
る受信手段と、電話番号に基づいて予め記憶されている
個人情報データベースから第2の個人データを抽出する
抽出手段と、第1の個人データと第2の個人データとが
一致するか否かの判別を行う判別手段と、判別手段によ
る判別結果を車載端末へ送信する送信手段とを有するこ
とを特徴とする。
【0013】また、上記課題を解決するために、本発明
による情報提供システムは、携帯電話と接続するための
接続手段と、接続手段に接続された携帯電話の電話番号
をセンタサーバへ送信する送信手段と、電話番号に基づ
いて予め記憶されている個人情報データベースから抽出
された第1の個人データを前記センタサーバから受信す
る受信手段と、第2の個人データを検出するデータ検出
手段と、第1の個人データと第2の個人データとが一致
するか否かの判別を行う判別手段とを有することを特徴
とする。
【0014】また、上記課題を解決するために、本発明
による情報提供システムは、携帯電話と接続するための
接続手段と、接続手段に接続された携帯電話から第1の
個人データを検出する第1のデータ検出手段と、第2の
個人データを検出する第2のデータ検出手段と、第1の
個人データと第2の個人データとが一致するか否かの判
別を行う判別手段とを有することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照しながら説明する。図1は、本発明の情報処理方法
及びシステムに係わる構成を説明するための概略図であ
る。10はインターネット等のネットワーク、20はネ
ットワーク10に接続されたセンタサーバ、30はタク
シー等に設置される車載端末、40は携帯電話、50は
NTT等の電話会社、60はネットワーク10に接続さ
れたプロバイダである。
【0016】センタサーバ20は、CPU等から構成さ
れ、各種情報処理機能等を有する制御手段21、情報の
送受信を行う通信手段22、、キーボード及びマウス等
から構成され各種情報の入力が可能な入力手段23、メ
モリ等から構成され、メインプログラム及び各種情報の
記憶が可能な記憶手段24を有している。また、記憶手
段24には、個人情報データベース25(以下「個人情
報DB」と言う)が記憶されている。
【0017】図5に、個人情報DB25の一例を示す。
図5における個人情報DB25は、乗客を特定するシリ
アル番号501、乗客の携帯電話の電話番号502、個
人データ503、残高504、及び課金方法505のデ
ータ項目から構成されている。個人情報DB25のデー
タ項目はこれらに限られることはなく、さらに多くのデ
ータ項目から構成されていても良い。
【0018】個人データ503とは、乗客本人であるこ
とを特定するためのデータであって、暗証番号データ、
指紋データ、声紋データ、顔に関するデータ(輪郭デー
タ等)、網膜パターンデータ等を言う。個人データ50
3は、これに限られることなく、乗客本人を特定するこ
とができるデータでれば、他のデータを用いることもで
きる。
【0019】残高504は、携帯電話の電話番号によっ
て特定された個人が有す支払能力を示す支払情報データ
に相当するものである。また、単なる残高に関するデー
タのみではなく、いままでの支払状況を示すデータをあ
わせて記憶しても良い。課金方法505とは、タクシー
料金を課金する方法を特定するためのデータであって、
携帯電話40の通話料金としてタクシー料金を課金する
ことができるのであれば通話料金、予め前払いで作って
あるWeb上の口座であれば、Webマネー等と記憶さ
れる。また、明記されていないが、課金をするために必
要なデータもあわせて記憶されているものとする。さら
に、例えばタクシー料金を携帯電話の通話料金として引
き落とすための契約が整備されているか否かの情報もあ
わせて記憶しても良い。
【0020】車載端末30は、CPU等から構成され各
種情報処理機能等を有する制御手段31、タクシー料金
や課金結果をプリントアウトするためのインクジェット
プリンタ又はサーマルプリンタ等のプリンタ32、個人
データを検出するための各種個人データ検出手段33、
キー配列、キーボード、マウス又はリモコン等から構成
され各種情報の入力、選択操作等が可能な操作手段3
4、液晶ディスプレイ等から構成される表示手段38、
タクシー料金を出力するためのタクシーメータ等を含む
タクシー料金設定手段36、メモリ等から構成され、メ
インプログラム及び各種情報の記憶が可能な記憶手段3
7、乗客の携帯電話40と接続するための接続コード等
を含む接続手段手段38を有している。
【0021】ここで、個人データ検出手段33は、乗客
の個人データを入力するための手段であって、乗客の暗
証番号データを入力するためのテンキー、指紋データを
検出するためのフィンガープリント装置、声紋データを
検出するためのマイク、顔に関するデータ(輪郭データ
等)を検出するための撮像装置、網膜パターンデータを
検出するための装置等を言う。また、照合される個人デ
ータを検出できる装置であれば、他の装置を用いること
もできる。 (第1の実施形態)図1に示す構成を利用した第1の実
施形態について図2を用いて以下に説明する。図2の手
順は、センタサーバ20では記憶手段24記憶されたメ
インプログラムに従って制御手段21が実行し、車載端
末30では記憶手段37に記憶されたメインプログラム
にしたがって制御手段31が実行する。
【0022】最初に、乗客がタクシーを利用し、タクシ
ー料金の支払をする際に、乗客の携帯電話40をタクシ
ーに設置されている車載端末30の接続手段38に接続
する。次に、車載端末30は、携帯電話40を用いて、
電話会社50、プロバイダ60及びネットワーク10を
介してセンタサーバ20に接続し、携帯電話40に対応
した電話番号を送信する(ステップ201)。
【0023】センタサーバ20は、電話番号を受信し
(ステップ202)、個人情報DB25を検索して(ス
テップ203)、受信した電話番号に対応する乗客が個
人情報DB25に予め登録されているか否かを判別する
(ステップ204)。次にセンタサーバ20は、個人情
報DB25に受信した電話番号に該当する乗客が登録さ
れていた場合にはステップ205に進んで該当がある旨
のデータを送信する。個人情報DB25に受信した電話
番号に該当する乗客が登録されていない場合には、該当
する乗客が登録されていない旨のデータを送信し(ステ
ップ206)、一連の手順を終了する。この場合、乗客
は、本発明に係る方法又はシステムを利用することがで
きないので、現金等の他の清算方法を用いてタクシー料
金を支払うこととなる。
【0024】次に、車載端末30は、該当がある旨のデ
ータを受信すると(ステップ207)、タクシー料金を
タクシー料金設定手段36から検出する(ステップ20
8)。次に、車載端末30は、個人データ検出手段33
を用いて、乗客から個人データを検出する(ステップ2
09)。個人データは、前述したように、乗客の暗証番
号データ、指紋データ、声紋データ、顔に関するデータ
(輪郭データ等)、網膜パターンデータ等を言い、予め
その内の1つ又は複数が決められており、決められたデ
ータに対応した個人データ検出手段33が車載端末30
に設けられている。例えば、予め決められた個人データ
が、暗証番号データと指紋データである場合には、暗証
番号を入力するためのテンキーと指紋データを検出する
ためのフィンガープリント装置が車載端末30に個人デ
ータ検出手段として装備される。
【0025】次に、車載端末30は、タクシー料金と個
人データをセンタサーバ20へ送信する(ステップ21
0)。センタサーバ20では、タクシー料金と個人デー
タを受信する(ステップ211)。次に、センタサーバ
20は、受信した携帯電話40の電話番号に基づいて個
人情報DB25から個人データを抽出し、ステップ21
1で受信した個人データと比較することによって、一致
するか否かを判別する(ステップ212)。さらに、受
信したタクシー料金が個人情報DB25の残高504の
限度内か否かを判別する(ステップ213)。一致しな
い場合、限度内でない場合には、ステップ214へ進
み、課金が出来ない旨の情報が車載端末30へ送信さ
れ、その後の手順を終了する。
【0026】センタサーバ20は、個人データが一致
し、タクシー料金が限度内である場合には、ステップ2
15へ進み、個人情報DB25の課金方法505に記憶
された方法によって、タクシー料金の課金処理を行う。
次に、センタサーバ20は、課金処理が完了した旨のデ
ータを車載端末30へ送信する(ステップ216)。
【0027】車載端末30は、課金処理が完了した旨の
データを受信し(ステップ217)、課金方法、タクシ
ー料金等が印刷されたレシートをプリンタ32から出力
して一連の手順が終了する。出力されたレシートは、乗
客に渡されることとなる。本実施形態では、車載端末3
0から携帯電話40の電話番号をセンタサーバ20へ送
信し、個人情報DBで確認した後に、タクシー料金及び
個人データを再度センタサーバ20へ送信する手順とし
たが、例えば、乗客の電話番号、タクシー料金及び個人
データを一度にセンタサーバへ送信し、全てを一度に判
別することも可能である。また、車載端末30側におけ
る電話番号、タクシー料金及び個人データの検出は、図
2の順番に限られず、任意の順番で検出することができ
る。 (第2の実施形態)図1に示す構成を利用した第2の実
施形態について図3を用いて以下に説明する。図3の手
順は、センタサーバ20では記憶手段24記憶されたメ
インプログラムに従って制御手段21が実行し、車載端
末30では記憶手段37に記憶されたメインプログラム
にしたがって制御手段31が実行する。
【0028】最初に、乗客がタクシーを利用し、タクシ
ー料金の支払をする際に、乗客の携帯電話40をタクシ
ーに設置されている車載端末30の接続手段38に接続
する。次に、車載端末30は、携帯電話40を用いて、
電話会社50、プロバイダ60及びネットワーク10を
介してセンタサーバ20に接続し、移動通信端末に対応
した電話番号を送信する(ステップ301)。
【0029】センタサーバ20は、電話番号を受信し
(ステップ302)、個人情報DB25を検索して(ス
テップ303)、受信した電話番号に対応する乗客が個
人情報DB25に予め登録されているか否かを判別する
(ステップ304)。次にセンタサーバ20は、個人情
報DB25に受信した電話番号に該当する乗客が登録さ
れていた場合にはステップ305に進んで該当がある旨
のデータを送信する。個人情報DB25に受信した電話
番号に該当する乗客が登録されていない場合には、該当
する乗客が登録されていない旨のデータを送信し(ステ
ップ306)、一連の手順を終了する。
【0030】次に、車載端末30は、該当がある旨のデ
ータを受信すると(ステップ307)、タクシー料金を
タクシー料金設定手段36から検出して(ステップ30
8)、センタサーバ20へ送信する(ステップ30
9)。次に、センタサーバ20は、タクシー料金を受信
し(ステップ310)、受信したタクシー料金が個人情
報DB25の残高504の限度内か否かを判別する(ス
テップ311)。限度内でない場合には、ステップ31
3へ進み、課金が出来ない旨の情報が車載端末30へ送
信され、その後の手順を終了する。限度内である場合に
は、ステップ312へ進み、携帯電話の電話番号に基づ
いて個人情報DB25から抽出された個人データ503
を車載端末30へ送信する。
【0031】車載端末30では、個人データを受信し
(ステップ314)、その後個人データ検出手段33を
用いて、乗客から個人データを検出する(ステップ31
5)。個人データ及び個人データ検出手段33に関して
は第1の実施形態と同様である。次に、車載端末30
は、センタサーバ20から受信した個人データと個人デ
ータ検出手段33から検出した個人データを比較し、一
致するか否かを判別する(ステップ316)。一致しな
い場合には、その後の手順を終了する。一致した場合に
は、課金指示データをセンタサーバ20へ送信する(ス
テップ317)。
【0032】センタサーバ20は、課金指示データを受
信し、個人情報DB25の課金方法505に記憶された
方法によって、タクシー料金の課金処理を行う(ステッ
プ318)。次に、センタサーバ20は、課金処理が完
了した旨のデータを車載端末30へ送信する(ステップ
319)。
【0033】車載端末30は、課金処理が完了した旨の
データを受信し(ステップ320)、課金方法、タクシ
ー料金等が印刷されたレシートをプリンタ32から出力
して一連の手順が終了する。出力されたレシートは、乗
客に渡されることとなる。第2の実施形態では、センタ
サーバ20の個人情報DB25から抽出された個人デー
タと、車載端末30の個人データ検出手段32で検出さ
れた個人データが一致するか否かを車載端末30で判別
し、タクシー料金が限度内か否かをセンタサーバ20で
判別している。しかしながら、タクシー料金が限度内か
否かの判別も車載端末30で行うようにすることも可能
である。また、車載端末30側におけるタクシー料金及
び個人データの検出は、図3の順番に限られず、任意の
順番で検出してすることができる。 (第3の実施形態)図1に示す構成を利用した第3の実
施形態について図4を用いて以下に説明する。図4の手
順は、車載端末30では記憶手段37に記憶されたメイ
ンプログラムにしたがって制御手段31が実行する。ま
た、第3の実施形態では、乗客の携帯電話40に予め乗
客を特定するための個人データが記憶されているものと
する。
【0034】最初に、乗客がタクシーを利用し、タクシ
ー料金の支払をする際に、乗客の携帯電話40をタクシ
ーに設置されている車載端末30の接続手段38に接続
する(ステップ401)。次に、車載端末30は、接続
手段38を介して、携帯電話40に予め記憶されている
個人データを検出する(ステップ402)。
【0035】次に、車載端末30は、個人データ検出手
段33を用いて、乗客から個人データを検出する(ステ
ップ403)。なお、個人データ及び個人データ検出手
段33に関しては第1の実施形態と同様である。次に、
車載端末30は、携帯電話40から受信した個人データ
と個人データ検出手段33から検出した個人データを比
較し、一致するか否かを判別する(ステップ404)。
一致しない場合には、その後の手順を終了する。一致し
た場合には、予め決められた課金方法による課金処理を
行う(ステップ405)。
【0036】次に、車載端末30は、課金処理が完了し
た旨を表示手段38等に表示し(ステップ406)、ま
た課金方法、タクシー料金等が印刷されたレシートをプ
リンタ32から出力して一連の手順が終了する。出力さ
れたレシートは、乗客に渡されることとなる。第3の実
施形態において、携帯電話40からの個人データを検出
と、個人データ検出手段32による個人データの検出の
順番は、図4の順番の逆であっても良い。
【0037】以上の第1〜第3の実施形態においては、
タクシーの乗客がタクシー料金を精算する際に、身分証
明を行う場合について記載したが、これに限られること
なく、移動体中で清算を行う必要がある他のもの、例え
ば鉄道、バス、飛行機等にも利用することが可能であ
る。なお、以上の第1〜第3の実施形態においては、携
帯電話の電話番号を車載端末30が検出してセンタサー
バへ送信したが、携帯電話から発信することにより、ナ
ンバー・ディスプレイ・システム等を利用して、携帯電
話の電話番号を特定することも可能である。
【0038】さらに、以上の第1〜第3の実施形態にお
いては、タクシー料金等の課金は、個人情報DB25に
予め登録された課金方法505のデータ内容を利用して
行っているが、携帯電話40内に、容易には書き換えで
きない形でWebマネー口座の口座番号等の情報を記憶
させておき、そのデータを用いて課金処理を行うことが
可能である。
【0039】
【発明の効果】予め記憶されている個人データと車載端
末で検出された個人データを比較して、乗客を特定する
こととしたので、正確な身分証明を行えるので、現金に
よらないタクシー料金の支払が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理方法及びシステムを実施する
ための構成の概要を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係わる情報処理方法
及びシステムにおける手順を示すフロー図である。
【図3】本発明の第2の実施形態に係わる情報処理方法
及びシステムにおける手順を示すフロー図である。
【図4】本発明の第3の実施形態に係わる情報処理方法
及びシステムにおける手順を示すフロー図である。
【図5】個人情報DBの一例を示す図である。
【符号の説明】
10…ネットワーク 20…センタサーバ 30…車載端末 40…携帯電話 50…電話会社 60…プロバイダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 506 G06F 17/60 506 H04Q 7/38 H04M 1/00 V H04M 1/00 1/725 1/725 3/42 Z 3/42 T H04B 7/26 109M H04Q 7/04 H (72)発明者 小村 俊哉 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28号 富士通テン株式会社内 (72)発明者 水野 正孝 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28号 富士通テン株式会社内 (72)発明者 松下 直人 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28号 富士通テン株式会社内 Fターム(参考) 5B049 AA01 AA06 BB32 CC36 EE10 GG00 GG03 GG06 5B055 BB04 EE03 EE13 HB01 LL08 5K024 AA14 AA79 BB04 BB06 CC11 DD01 DD02 EE01 FF03 GG01 5K027 AA11 AA16 BB02 BB04 CC08 EE03 EE13 HH23 HH26 KK02 KK07 MM04 5K067 AA21 AA29 BB03 BB04 BB21 DD13 DD16 DD17 DD23 EE02 EE10 EE16 GG01 GG11 HH22 HH23 HH24

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センタサーバにおいて、 車載端末に接続された携帯電話の電話番号を受信し、 前記電話番号に基づいて予め記憶されている個人情報デ
    ータベースから個人データを抽出し、 前記個人データを前記車載端末へ送信することを特徴と
    する情報処理方法。
  2. 【請求項2】 センタサーバにおいて、 車載端末に接続された携帯電話の電話番号を受信し、 前記電話番号に基づいて予め記憶されている個人情報デ
    ータベースから第1の個人データを抽出し、 前記車載端末から検出された第2の個人データを受信
    し、 前記第1の個人データと前記第2の個人データとが一致
    するか否かの判別を行い、 判別結果を前記車載端末へ送信することを特徴とする情
    報処理方法。
  3. 【請求項3】 車載端末において、 前記車載端末に接続された携帯電話の電話番号をセンタ
    サーバへ送信し、 前記電話番号に基づいて、前記センタサーバにおいて予
    め記憶されている個人情報データベースから抽出された
    第1の個人データを前記センタサーバから受信し、 データ検出手段によって第2の個人データを検出し、 前記第1の個人データと前記第2の個人データとが一致
    するか否かの判別を行うことを特徴とする情報処理方
    法。
  4. 【請求項4】 車載端末において、 前記車載端末に接続された携帯電話から第1の個人デー
    タを検出し、 データ検出手段によって第2の個人データを検出し、 前記第1の個人データと前記第2の個人データとが一致
    するか否かの判別を行うことを特徴とする情報処理方
    法。
  5. 【請求項5】 前記個人データは、暗証番号、指紋、声
    紋、顔、又は網膜パターンに関するデータである請求項
    1〜4の何れか一項に記載の情報処理方法。
  6. 【請求項6】 前記車載端末は請求金額の検出を行い、 前記第1の個人データと前記第2の個人データとが一致
    すると判別された場合には、前記請求金額に従った課金
    処理を行う請求項2〜4の何れか一項に記載の情報処理
    方法。
  7. 【請求項7】 前記課金処理は、前記携帯電話に予め登
    録されているWebマネーに関する情報に基づいて行わ
    れる請求項6に記載の情報処理方法。
  8. 【請求項8】 前記課金処理は、前記センタサーバに予
    め記憶されている前記個人情報データベースに登録され
    ている課金処理情報に基づいて行われる請求項6に記載
    の情報処理方法。
  9. 【請求項9】 前記センタサーバは、前記請求金額に従
    った課金処理が可能か否かの判別を行う請求項6に記載
    の情報処理方法。
  10. 【請求項10】 前記車載端末は、前記請求金額に従っ
    た課金処理が可能か否かの判別を行う請求項6に記載の
    情報処理方法。
  11. 【請求項11】 前記課金処理が可能か否かの判別は、
    前記センタサーバに予め記憶されている前記個人情報デ
    ータベースに予め登録されている契約内容データ又は支
    払情報データに基づいて行われる請求項9又は10に記
    載の情報処理方法。
  12. 【請求項12】 車載端末に接続された携帯電話の電話
    番号を受信する受信手段と、 前記電話番号に基づいて予め記憶されている個人情報デ
    ータベースから個人データを抽出する抽出手段と、 前記個人データを前記車載端末へ送信する送信手段とを
    有することを特徴とする情報処理システム。
  13. 【請求項13】 車載端末に接続された携帯電話の電話
    番号及び前記車載端末から検出された第1の個人データ
    を受信する受信手段と、 前記電話番号に基づいて予め記憶されている個人情報デ
    ータベースから第2の個人データを抽出する抽出手段
    と、 前記第1の個人データと前記第2の個人データとが一致
    するか否かの判別を行う判別手段と、 前記判別手段による判別結果を前記車載端末へ送信する
    送信手段とを有することを特徴とする情報処理システ
    ム。
  14. 【請求項14】 携帯電話と接続するための接続手段
    と、 前記接続手段に接続された携帯電話の電話番号をセンタ
    サーバへ送信する送信手段と、 前記電話番号に基づいて予め記憶されている個人情報デ
    ータベースから抽出された第1の個人データを前記セン
    タサーバから受信する受信手段と、 第2の個人データを検出するデータ検出手段と、 前記第1の個人データと前記第2の個人データとが一致
    するか否かの判別を行う判別手段とを有することを特徴
    とする情報処理システム。
  15. 【請求項15】 携帯電話と接続するための接続手段
    と、 前記接続手段に接続された携帯電話から第1の個人デー
    タを検出する第1のデータ検出手段と、 第2の個人データを検出する第2のデータ検出手段と、 前記第1の個人データと前記第2の個人データとが一致
    するか否かの判別を行う判別手段とを有することを特徴
    とする情報処理システム。
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