JP2002047222A - 含フッ素アルコール化合物の製造方法 - Google Patents
含フッ素アルコール化合物の製造方法Info
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 含フッ素アルキルプロペノールを高収率、高
選択率で合成できる方法を提供する。 【解決手段】3−フルオロアルキル−2−ヨードプロパ
ノール又は3−フルオロアルキル−1,2−エポキシプ
ロパンを原料とし、第二級アルコール及び第三級アルコ
ールから選ばれた少なくとも一種のアルコール溶媒中
で、塩基と反応させることを特徴とする式(I): Rf−CH=CH−CH2−OH (I) (式中、Rfは、炭素数1〜20の直鎖状若しくは分岐
鎖状のパーフルオロアルキル基又は炭素数1〜20の直
鎖状若しくは分岐鎖状のポリフルオロアルキル基を示
す。)で表される3−フルオロアルキル−2−プロペノ
ールの製造方法。
選択率で合成できる方法を提供する。 【解決手段】3−フルオロアルキル−2−ヨードプロパ
ノール又は3−フルオロアルキル−1,2−エポキシプ
ロパンを原料とし、第二級アルコール及び第三級アルコ
ールから選ばれた少なくとも一種のアルコール溶媒中
で、塩基と反応させることを特徴とする式(I): Rf−CH=CH−CH2−OH (I) (式中、Rfは、炭素数1〜20の直鎖状若しくは分岐
鎖状のパーフルオロアルキル基又は炭素数1〜20の直
鎖状若しくは分岐鎖状のポリフルオロアルキル基を示
す。)で表される3−フルオロアルキル−2−プロペノ
ールの製造方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、含フッ素アルコー
ル化合物の製造方法に関する。
ル化合物の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】パーフルオロアルキルアルケノールの製
造方法として、メタノール、エタノール又はこれらのア
ルコールと水との混合物を溶媒として用い、パーフルオ
ロアルキルハロゲンヒドリンを、KOH、NaOH、ア
ルカリ金属アルコラート(ナトリウムエチラート、カリ
ウムメチラート等)等と反応させる方法が知られている
(米国特許第3,285,975号、英国特許第1,1
01,049号)。しかしながら、これらの方法では、
目的とするパーフルオロアルキルアルケノールの収率が
低く、Rf−CH2−CH(OH)−CH2−OCH3で
表されるエーテルアルコール化合物が多量に副生される
という欠点がある。
造方法として、メタノール、エタノール又はこれらのア
ルコールと水との混合物を溶媒として用い、パーフルオ
ロアルキルハロゲンヒドリンを、KOH、NaOH、ア
ルカリ金属アルコラート(ナトリウムエチラート、カリ
ウムメチラート等)等と反応させる方法が知られている
(米国特許第3,285,975号、英国特許第1,1
01,049号)。しかしながら、これらの方法では、
目的とするパーフルオロアルキルアルケノールの収率が
低く、Rf−CH2−CH(OH)−CH2−OCH3で
表されるエーテルアルコール化合物が多量に副生される
という欠点がある。
【0003】特開昭52−144610号公報には、パ
ーフルオロアルキルプロペノールの製造方法として、パ
ーフルオロアルキルヨードプロペノールと特定の第三ア
ミンとを、低誘電率を有する溶剤、例えば、ジエチルエ
ーテル、ジメチルグリコール、ジオキサン、テトラヒド
ラフラン、メチルアセタート、ジメチルスルホキシド等
の存在下に、或いは高誘電率を有する溶剤、例えば、メ
タノール、エタノール、ジメチルホルムアミド、ジメチ
ルフルホキシド等の存在下に反応させる方法が記載され
ている。
ーフルオロアルキルプロペノールの製造方法として、パ
ーフルオロアルキルヨードプロペノールと特定の第三ア
ミンとを、低誘電率を有する溶剤、例えば、ジエチルエ
ーテル、ジメチルグリコール、ジオキサン、テトラヒド
ラフラン、メチルアセタート、ジメチルスルホキシド等
の存在下に、或いは高誘電率を有する溶剤、例えば、メ
タノール、エタノール、ジメチルホルムアミド、ジメチ
ルフルホキシド等の存在下に反応させる方法が記載され
ている。
【0004】しかしながら、この方法では、第二反応成
分として特定の第三アミンを使用する必要があり、しか
も副生成物として、エポキシド化合物であるパーフルオ
ロアルキル−1,2−エポキシプロパンが形成され易い
という欠点がある。このエポキシド化合物の形成は、特
に、高誘電率を有する溶媒を使用する場合に顕著であ
る。
分として特定の第三アミンを使用する必要があり、しか
も副生成物として、エポキシド化合物であるパーフルオ
ロアルキル−1,2−エポキシプロパンが形成され易い
という欠点がある。このエポキシド化合物の形成は、特
に、高誘電率を有する溶媒を使用する場合に顕著であ
る。
【0005】また、パーフルオロアルキルハロゲンヒド
リンをアルカリ金属の炭酸塩と1:0.5〜1.5のモ
ル比で、アルカリ金属の炭酸水素塩又は炭酸水素アルキ
ルアンモニウムと1:1.01〜2のモル比で、非プロ
トン性及び極性溶剤の存在下に実質上二酸化炭素がもは
や生じなくなるまで反応させてパーフルオロアルキルア
ルケノールを製造する方法も知られている(特開昭63
−22530号)。
リンをアルカリ金属の炭酸塩と1:0.5〜1.5のモ
ル比で、アルカリ金属の炭酸水素塩又は炭酸水素アルキ
ルアンモニウムと1:1.01〜2のモル比で、非プロ
トン性及び極性溶剤の存在下に実質上二酸化炭素がもは
や生じなくなるまで反応させてパーフルオロアルキルア
ルケノールを製造する方法も知られている(特開昭63
−22530号)。
【0006】しかしながら、この方法は、反応時間が8
時間から14時間と長時間であり、反応温度も100℃
程度という高温であるという欠点がある。
時間から14時間と長時間であり、反応温度も100℃
程度という高温であるという欠点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の主な目的は、
含フッ素アルキルプロペノールを高収率、高選択率で合
成できる方法を提供することである。
含フッ素アルキルプロペノールを高収率、高選択率で合
成できる方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記した課
題を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、3−フルオロア
ルキル−2−ヨードプロパノール又は3−フルオロアル
キル−1,2−エポキシプロパンを原料として用い、第
二級アルコール及び第三級アルコールから選ばれた少な
くとも一種のアルコール溶媒中で、比較的低温度で塩基
と反応させることによって、3−フルオロアルキル−2
−プロペノールを高収率、高選択率で合成できることを
見出し、ここに本発明を完成するに至った。
題を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、3−フルオロア
ルキル−2−ヨードプロパノール又は3−フルオロアル
キル−1,2−エポキシプロパンを原料として用い、第
二級アルコール及び第三級アルコールから選ばれた少な
くとも一種のアルコール溶媒中で、比較的低温度で塩基
と反応させることによって、3−フルオロアルキル−2
−プロペノールを高収率、高選択率で合成できることを
見出し、ここに本発明を完成するに至った。
【0009】即ち、下記の3−フルオロアルキル−2−
プロペノールの製造方法を提供するものである。 1.一般式(II): Rf−CH2−CHI−CH2−OH (II) (式中、Rfは、炭素数1〜20の直鎖状若しくは分岐
鎖状のパーフルオロアルキル基又は炭素数1〜20の直
鎖状若しくは分岐鎖状のポリフルオロアルキル基を示
す。)で表される3−フルオロアルキル−2−ヨードプ
ロパノールを原料とし、第二級アルコール及び第三級ア
ルコールから選ばれた少なくとも一種のアルコール溶媒
中で、塩基と反応させることを特徴とする一般式
(I): Rf−CH=CH−CH2−OH (I) (式中、Rfは前記に同じ)で表される3−フルオロア
ルキル−2−プロペノールの製造方法。 2.一般式(III):
プロペノールの製造方法を提供するものである。 1.一般式(II): Rf−CH2−CHI−CH2−OH (II) (式中、Rfは、炭素数1〜20の直鎖状若しくは分岐
鎖状のパーフルオロアルキル基又は炭素数1〜20の直
鎖状若しくは分岐鎖状のポリフルオロアルキル基を示
す。)で表される3−フルオロアルキル−2−ヨードプ
ロパノールを原料とし、第二級アルコール及び第三級ア
ルコールから選ばれた少なくとも一種のアルコール溶媒
中で、塩基と反応させることを特徴とする一般式
(I): Rf−CH=CH−CH2−OH (I) (式中、Rfは前記に同じ)で表される3−フルオロア
ルキル−2−プロペノールの製造方法。 2.一般式(III):
【0010】
【化2】
【0011】(式中、Rfは炭素数1〜20の直鎖状又
は分岐鎖状のパーフルオロアルキル基又は炭素数1〜2
0の直鎖状若しくは分岐鎖状のポリフルオロアルキル基
を示す。)で表される3−フルオロアルキル−1,2−
エポキシプロパンを原料とし、第二級アルコール及び第
三級アルコールから選ばれた少なくとも一種のアルコー
ル溶媒中で、塩基と反応させることを特徴とする一般式
(I): Rf−CH=CH−CH2−OH (I) (式中、Rfは前記に同じ。)で表される3−フルオロ
アルキル−2−プロペノールの製造方法。 3.塩基が、KOH、NaOH、第2級アルコールのア
ルカリ金属アルコラート、及び第3級アルコールのアル
カリ金属アルコラートから選ばれた少なくとも一種の化
合物である前記項1又は2に記載の方法。 4.原料に対する塩基の使用量が1〜2倍モルである前
記項1〜3のいずれかに記載の方法。 5.反応温度が0〜30℃である前記項1〜4のいずれ
かに記載の方法。
は分岐鎖状のパーフルオロアルキル基又は炭素数1〜2
0の直鎖状若しくは分岐鎖状のポリフルオロアルキル基
を示す。)で表される3−フルオロアルキル−1,2−
エポキシプロパンを原料とし、第二級アルコール及び第
三級アルコールから選ばれた少なくとも一種のアルコー
ル溶媒中で、塩基と反応させることを特徴とする一般式
(I): Rf−CH=CH−CH2−OH (I) (式中、Rfは前記に同じ。)で表される3−フルオロ
アルキル−2−プロペノールの製造方法。 3.塩基が、KOH、NaOH、第2級アルコールのア
ルカリ金属アルコラート、及び第3級アルコールのアル
カリ金属アルコラートから選ばれた少なくとも一種の化
合物である前記項1又は2に記載の方法。 4.原料に対する塩基の使用量が1〜2倍モルである前
記項1〜3のいずれかに記載の方法。 5.反応温度が0〜30℃である前記項1〜4のいずれ
かに記載の方法。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明方法では、原料として、一
般式(II): Rf−CH2−CHI−CH2−OH (II) (式中、Rfは、炭素数1〜20の直鎖状又は分岐鎖状
のパーフルオロアルキル基又は炭素数1〜20の直鎖状
若しくは分岐鎖状のポリフルオロアルキル基を示す。)
で表される3−フルオロアルキル−2−ヨードプロパノ
ール、又は一般式(III):
般式(II): Rf−CH2−CHI−CH2−OH (II) (式中、Rfは、炭素数1〜20の直鎖状又は分岐鎖状
のパーフルオロアルキル基又は炭素数1〜20の直鎖状
若しくは分岐鎖状のポリフルオロアルキル基を示す。)
で表される3−フルオロアルキル−2−ヨードプロパノ
ール、又は一般式(III):
【0013】
【化3】
【0014】(式中、Rfは炭素数1〜20の直鎖状又
は分岐鎖状のパーフルオロアルキル基又は炭素数1〜2
0の直鎖状若しくは分岐鎖状のポリフルオロアルキル基
を示す。)で表される3−フルオロアルキル−1,2−
エポキシプロパンを用いる。
は分岐鎖状のパーフルオロアルキル基又は炭素数1〜2
0の直鎖状若しくは分岐鎖状のポリフルオロアルキル基
を示す。)で表される3−フルオロアルキル−1,2−
エポキシプロパンを用いる。
【0015】これらの化合物は、何れも公知化合物であ
り、3−フルオロアルキル−2−ヨードプロパノール
は、ヨウ化フルオロアルキルにアリルアルコールをラジ
カル的に付加させることによって定量的に調製できる。
また、3−フルオロアルキル−1,2−エポキシプロパ
ンは、3−フルオロアルキル−2−ヨードプロパノール
をアルカリ水溶液中で反応させることによって調製でき
る。
り、3−フルオロアルキル−2−ヨードプロパノール
は、ヨウ化フルオロアルキルにアリルアルコールをラジ
カル的に付加させることによって定量的に調製できる。
また、3−フルオロアルキル−1,2−エポキシプロパ
ンは、3−フルオロアルキル−2−ヨードプロパノール
をアルカリ水溶液中で反応させることによって調製でき
る。
【0016】本発明方法によれば、一般式(II)で表さ
れる3−フルオロアルキル−2−ヨードプロパノール、
又は一般式(III)で表される3−フルオロアルキル−
1,2−エポキシプロパンを原料として、下記スキーム
に従って、目的物である一般式(I):Rf−CH=C
H−CH2−OH(式中、Rfは前記に同じ。)で表さ
れる3−フルオロアルキル−2−プロペノールを得るこ
とができる。
れる3−フルオロアルキル−2−ヨードプロパノール、
又は一般式(III)で表される3−フルオロアルキル−
1,2−エポキシプロパンを原料として、下記スキーム
に従って、目的物である一般式(I):Rf−CH=C
H−CH2−OH(式中、Rfは前記に同じ。)で表さ
れる3−フルオロアルキル−2−プロペノールを得るこ
とができる。
【0017】
【化4】
【0018】本発明において、Rfは、炭素数1〜20
の直鎖状又は分岐鎖状のパーフルオロアルキル基又は炭
素数1〜20の直鎖状又は分岐鎖状のポリフルオロアル
キル基である。
の直鎖状又は分岐鎖状のパーフルオロアルキル基又は炭
素数1〜20の直鎖状又は分岐鎖状のポリフルオロアル
キル基である。
【0019】Rfで表されるパーフルオロアルキル基と
しては、CF3、C2F5、(n−又はイソ)C3F7、
(n−、イソ、sec−又はtert−)C4F9、CF
3(CF2)m−(mは4〜19の整数を示す)等を例示
できる。
しては、CF3、C2F5、(n−又はイソ)C3F7、
(n−、イソ、sec−又はtert−)C4F9、CF
3(CF2)m−(mは4〜19の整数を示す)等を例示
できる。
【0020】また、ポリフルオロアルキル基としては、
HCF2(CF2)p−(pは1〜19の整数)等を例示
できる。
HCF2(CF2)p−(pは1〜19の整数)等を例示
できる。
【0021】また、Rf基は、塩素原子が置換されてい
てもよい。
てもよい。
【0022】本発明の方法では、溶媒として、第二級ア
ルコール及び第三級アルコールから選ばれた少なくとも
一種のアルコール溶媒を用いることが必要である。この
様な特定のアルコール溶媒を用いることによって、所望
されない副生成物であるフルオロアルキルエーテルアル
コールの生成を、完全に或いは極微量に抑制することが
できる。これに対して、メタノール、エタノール、n−
ブタノール等の第一級アルコールを溶媒として用いる場
合には、フルオロアルキルエーテルアルコール体等の副
生成物が多量に生じて目的物の収率が低下する。
ルコール及び第三級アルコールから選ばれた少なくとも
一種のアルコール溶媒を用いることが必要である。この
様な特定のアルコール溶媒を用いることによって、所望
されない副生成物であるフルオロアルキルエーテルアル
コールの生成を、完全に或いは極微量に抑制することが
できる。これに対して、メタノール、エタノール、n−
ブタノール等の第一級アルコールを溶媒として用いる場
合には、フルオロアルキルエーテルアルコール体等の副
生成物が多量に生じて目的物の収率が低下する。
【0023】本発明で使用する第二級アルコール及び第
三級アルコールの具体例としては、イソプロピルアルコ
ール、2−ブタノール、2−ペンタノール、3−ペンタ
ノール、t−ブタノール等が挙げられる。
三級アルコールの具体例としては、イソプロピルアルコ
ール、2−ブタノール、2−ペンタノール、3−ペンタ
ノール、t−ブタノール等が挙げられる。
【0024】本発明方法では、上記した第二級アルコー
ル及び第三級アルコールから選ばれた少なくとも一種の
アルコール溶媒中で、一般式(II)で表される3−フル
オロアルキル−2−ヨードプロパノール、又は一般式
(III)で表される3−フルオロアルキル−1,2−エ
ポキシプロパンを、塩基と反応させる。
ル及び第三級アルコールから選ばれた少なくとも一種の
アルコール溶媒中で、一般式(II)で表される3−フル
オロアルキル−2−ヨードプロパノール、又は一般式
(III)で表される3−フルオロアルキル−1,2−エ
ポキシプロパンを、塩基と反応させる。
【0025】溶媒の使用量は、特に限定的ではないが、
原料に対して0.5〜10重量倍程度の範囲で用いるこ
とができる。
原料に対して0.5〜10重量倍程度の範囲で用いるこ
とができる。
【0026】塩基としては、KOH、NaOH、第二級
アルコールのアルカリ金属アルコラート及び第三級アル
コールのアルカリ金属アルコラートから選ばれた少なく
とも一種の化合物を用いることができる。第二級アルコ
ールのアルカリ金属アルコラートとしては、カリウム−
イソプロピラート、カリウム−2−ブチラート、ナトリ
ウム−イソプロピラート、ナトリウム−2−ブチラート
等を例示でき、第三級アルコールのアルカリ金属アルコ
ラートとしては、カリウム−t−ブチラート、ナトリウ
ム−t−ブチラートなどを例示できる。
アルコールのアルカリ金属アルコラート及び第三級アル
コールのアルカリ金属アルコラートから選ばれた少なく
とも一種の化合物を用いることができる。第二級アルコ
ールのアルカリ金属アルコラートとしては、カリウム−
イソプロピラート、カリウム−2−ブチラート、ナトリ
ウム−イソプロピラート、ナトリウム−2−ブチラート
等を例示でき、第三級アルコールのアルカリ金属アルコ
ラートとしては、カリウム−t−ブチラート、ナトリウ
ム−t−ブチラートなどを例示できる。
【0027】塩基の使用量は、原料である3−フルオロ
アルキル−2−ヨードプロパノール(II)または3−フ
ルオロアルキル−1,2−エポキシプロパン(III)に
対して、1〜2倍モル程度、好ましくは1.1〜1.5
倍モル程度とすればよい。
アルキル−2−ヨードプロパノール(II)または3−フ
ルオロアルキル−1,2−エポキシプロパン(III)に
対して、1〜2倍モル程度、好ましくは1.1〜1.5
倍モル程度とすればよい。
【0028】反応温度については、50℃程度未満とす
ることが好ましく、0〜30℃程度とすることがより好
ましく、25〜30℃程度とすることが更に好ましい。
反応温度が高くなりすぎると、重合物等の高沸物の副生
が増えるので好ましくない。
ることが好ましく、0〜30℃程度とすることがより好
ましく、25〜30℃程度とすることが更に好ましい。
反応温度が高くなりすぎると、重合物等の高沸物の副生
が増えるので好ましくない。
【0029】反応時間は、30分〜4時間程度が好まし
く、1〜3時間程度がより好ましい。反応時間が長くな
りすぎると、重合物等の高沸物の副生が増加するので好
ましくない。
く、1〜3時間程度がより好ましい。反応時間が長くな
りすぎると、重合物等の高沸物の副生が増加するので好
ましくない。
【0030】本発明方法によって得られた3−フルオロ
アルキル−2−プロペノールは、通常の分離手段、例え
ば、蒸留法、再結晶法、カラムクロマトグラフィー、溶
媒抽出法などにより、容易に反応系より単離精製するこ
とができる。
アルキル−2−プロペノールは、通常の分離手段、例え
ば、蒸留法、再結晶法、カラムクロマトグラフィー、溶
媒抽出法などにより、容易に反応系より単離精製するこ
とができる。
【0031】
【発明の効果】本発明方法によれば、高収率、高選択率
で目的とする3−フルオロアルキル−2−プロペノール
を得ることができる。
で目的とする3−フルオロアルキル−2−プロペノール
を得ることができる。
【0032】得られた3−フルオロアルキル−2−プロ
ペノールは、例えば、撥水撥油剤の中間体や医農薬中間
体等の用途に有効に用いることができる。
ペノールは、例えば、撥水撥油剤の中間体や医農薬中間
体等の用途に有効に用いることができる。
【0033】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明をより詳細に説
明する。これらの実施例は、本発明の例示であり、本発
明を限定するものではない。
明する。これらの実施例は、本発明の例示であり、本発
明を限定するものではない。
【0034】各実施例でのガスクロマトグラフィー分析
では、特記しない限り、Rtx−200キャピラリーカ
ラム(30.0m×530μm×3.00μm)(REST
EK CORPORATION製)を用いた。
では、特記しない限り、Rtx−200キャピラリーカ
ラム(30.0m×530μm×3.00μm)(REST
EK CORPORATION製)を用いた。
【0035】実施例1 1リットルフラスコにF(CF2)8CH2−CHI−C
H2OH 60.4g(0.1モル)及びt−ブタノー
ル44.8gを導入し、25℃で攪拌しながら、15w
%t−BuOK/t−ブタノール溶液95.2g(t−
BuOK14.28g(0.15モル)、t−ブタノー
ル80.92g)を30分間かけて滴下した。滴下直後
にKIが析出した。滴下後、反応液を27℃で2時間攪
拌した。
H2OH 60.4g(0.1モル)及びt−ブタノー
ル44.8gを導入し、25℃で攪拌しながら、15w
%t−BuOK/t−ブタノール溶液95.2g(t−
BuOK14.28g(0.15モル)、t−ブタノー
ル80.92g)を30分間かけて滴下した。滴下直後
にKIが析出した。滴下後、反応液を27℃で2時間攪
拌した。
【0036】反応液のガスクロマトグラフィー分析を行
ったところ、転化率100%、選択率95.7%でF
(CF2)8CH=CH−CH2OHが生成していた。
ったところ、転化率100%、選択率95.7%でF
(CF2)8CH=CH−CH2OHが生成していた。
【0037】水約100mlを加え反応を停止させた
後、ジエチルエーテル100mlを加え、有機層を分液
ロートで分離した。
後、ジエチルエーテル100mlを加え、有機層を分液
ロートで分離した。
【0038】有機層を再度水100mlで振とう抽出
し、エバポレーターにて有機層から溶媒を留去したとこ
ろ、生成物が46.5g(95%)得られた。
し、エバポレーターにて有機層から溶媒を留去したとこ
ろ、生成物が46.5g(95%)得られた。
【0039】これを減圧で蒸留し、無色液状の、F(C
F2)8CH=CH−CH2OHを42.8g得た。収率
は理論収量の90%であった。
F2)8CH=CH−CH2OHを42.8g得た。収率
は理論収量の90%であった。
【0040】実施例2 原料として(CF3)2CF(CF2)4CH2−CHI−
CH2OH 55.4gを用いること以外は、実施例1
と同様にして、3−フルオロアルキル−2−プロペノー
ルを製造した。
CH2OH 55.4gを用いること以外は、実施例1
と同様にして、3−フルオロアルキル−2−プロペノー
ルを製造した。
【0041】実施例3 t−ブタノールに代えてイソプロパノールを用い、t−
BuOKに代えて8.4gのKOHを用いること以外
は、実施例1と同様にして、3−フルオロアルキル−2
−プロペノールを製造した。
BuOKに代えて8.4gのKOHを用いること以外
は、実施例1と同様にして、3−フルオロアルキル−2
−プロペノールを製造した。
【0042】比較例1 t−ブタノールに代えてn−ブタノールを用い、t−B
uOKに代えて8.4gのKOHを用いること以外は、
実施例1と同様にして、3−フルオロアルキル−2−プ
ロペノールを製造した。
uOKに代えて8.4gのKOHを用いること以外は、
実施例1と同様にして、3−フルオロアルキル−2−プ
ロペノールを製造した。
【0043】比較例2 t−ブタノールに代えてエタノールを用い、t−BuO
Kに代えて8.4gのKOHを用いること以外は、実施
例1と同様にして、3−フルオロアルキル−2−プロペ
ノールを製造した。
Kに代えて8.4gのKOHを用いること以外は、実施
例1と同様にして、3−フルオロアルキル−2−プロペ
ノールを製造した。
【0044】比較例3 反応温度を50℃としたこと以外は、実施例1と同様に
して、3−フルオロアルキル−2−プロペノールを製造
した。
して、3−フルオロアルキル−2−プロペノールを製造
した。
【0045】比較例4 反応温度を50℃としたこと以外は、比較例2と同様に
して、3−フルオロアルキル−2−プロペノールを製造
した。
して、3−フルオロアルキル−2−プロペノールを製造
した。
【0046】実施例1〜3及び比較例1〜4の結果を下
記表1に示す。
記表1に示す。
【0047】
【表1】
【0048】実施例4 1リットルフラスコに式
【0049】
【化5】
【0050】の化合物47.61g(0.1モル)及び
t−ブタノール62.1gを導入し、25℃で攪拌しな
がら、15w%t−BuOK/t−ブタノール溶液7
4.8g(t−BuOK11.22g(0.1モル)、
t−ブタノール63.58g)を30分間かけて滴下
し、滴下後、反応液を27℃で2時間攪拌した。反応液
のガスクロマトグラフィー分析を行ったところ、転化率
100%、選択率95.6%で、F(CF2)8CH=C
H−CH2OHが生成していた。
t−ブタノール62.1gを導入し、25℃で攪拌しな
がら、15w%t−BuOK/t−ブタノール溶液7
4.8g(t−BuOK11.22g(0.1モル)、
t−ブタノール63.58g)を30分間かけて滴下
し、滴下後、反応液を27℃で2時間攪拌した。反応液
のガスクロマトグラフィー分析を行ったところ、転化率
100%、選択率95.6%で、F(CF2)8CH=C
H−CH2OHが生成していた。
【0051】水約100mlを加えて反応を停止した
後、ジエチルエーテル100mlを加え、有機層を分液
ロートで分離し、有機層を再度水100mlで振とう抽
出した。エバポレーターにて有機層から溶媒を留去した
ところ、生成物が46.7g(96%)得られた。これ
を減圧で蒸留し、無色液状のF(CF2)8CH=CH−
CH2OHを41.0g得た。収率は理論収量の86.
2%であった。
後、ジエチルエーテル100mlを加え、有機層を分液
ロートで分離し、有機層を再度水100mlで振とう抽
出した。エバポレーターにて有機層から溶媒を留去した
ところ、生成物が46.7g(96%)得られた。これ
を減圧で蒸留し、無色液状のF(CF2)8CH=CH−
CH2OHを41.0g得た。収率は理論収量の86.
2%であった。
【0052】実施例5 原料として、式
【0053】
【化6】
【0054】の化合物42.61gを用いること以外
は、実施例4と同様にして3−フルオロアルキル−2−
プロペノールを製造した。
は、実施例4と同様にして3−フルオロアルキル−2−
プロペノールを製造した。
【0055】実施例6 t−ブタノールに代えてイソプロパノールを用い、t−
BuOKに代えて5.61gのKOHを用いること以外
は、実施例4と同様にして3−フルオロアルキル−2−
プロペノールを製造した。
BuOKに代えて5.61gのKOHを用いること以外
は、実施例4と同様にして3−フルオロアルキル−2−
プロペノールを製造した。
【0056】比較例5 t−ブタノールに代えてn−ブタノールを用い、t−B
uOKに代えて5.61gのKOHを用いること以外
は、実施例4と同様にして3−フルオロアルキル−2−
プロペノールを製造した。
uOKに代えて5.61gのKOHを用いること以外
は、実施例4と同様にして3−フルオロアルキル−2−
プロペノールを製造した。
【0057】比較例6 t−ブタノールに代えてエタノールを用い、t−BuO
Kに代えて5.61gのKOHを用いること以外は、実
施例4と同様にして3−フルオロアルキル−2−プロペ
ノールを製造した。
Kに代えて5.61gのKOHを用いること以外は、実
施例4と同様にして3−フルオロアルキル−2−プロペ
ノールを製造した。
【0058】比較例7 反応温度を50℃とすること以外は、実施例4と同様に
して、3−フルオロアルキル−2−プロペノールを製造
した。
して、3−フルオロアルキル−2−プロペノールを製造
した。
【0059】比較例8 反応温度を50℃とすること以外は、比較例6と同様に
して、3−フルオロアルキル−2−プロペノールを製造
した。
して、3−フルオロアルキル−2−プロペノールを製造
した。
【0060】実施例4〜6及び比較例5〜8の結果を下
記表2に示す。
記表2に示す。
【0061】
【表2】
【0062】以上の結果より、溶媒として、第一級アル
コールであるエタノールやn−ブタノールを用いた場合
(比較例1、2及び比較例5,6)には、アルコキシア
ニオンが求核剤として反応してエーテルアルコール体が
多く副生するが、第二級アルコールを用いた場合(実施
例3及び実施例6)には、エーテルアルコール体は極微
量しか副生せず、第三級アルコールを用いた場合には
(実施例1、2及び実施例4、5)全く副生せず、高い
特異性が得られることが判明した。
コールであるエタノールやn−ブタノールを用いた場合
(比較例1、2及び比較例5,6)には、アルコキシア
ニオンが求核剤として反応してエーテルアルコール体が
多く副生するが、第二級アルコールを用いた場合(実施
例3及び実施例6)には、エーテルアルコール体は極微
量しか副生せず、第三級アルコールを用いた場合には
(実施例1、2及び実施例4、5)全く副生せず、高い
特異性が得られることが判明した。
【0063】さらに、実施例1と比較例3、及び実施例
4と比較例7の比較から、反応温度を50℃に上げる
と、重合物等の高沸物の副生が増え、ガスクロマトグラ
フィー上では特異性が高く見えるが、回収率は下がるこ
とが判った。
4と比較例7の比較から、反応温度を50℃に上げる
と、重合物等の高沸物の副生が増え、ガスクロマトグラ
フィー上では特異性が高く見えるが、回収率は下がるこ
とが判った。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊丹 康雄 大阪府摂津市西一津屋1番1号 ダイキン 工業株式会社淀川製作所内 (72)発明者 青山 博一 大阪府摂津市西一津屋1番1号 ダイキン 工業株式会社淀川製作所内 Fターム(参考) 4H006 AA02 AC12 AC41 BB14 BC10 BC31 BE10
Claims (5)
- 【請求項1】一般式(II): Rf−CH2−CHI−CH2−OH (II) (式中、Rfは、炭素数1〜20の直鎖状若しくは分岐
鎖状のパーフルオロアルキル基又は炭素数1〜20の直
鎖状若しくは分岐鎖状のポリフルオロアルキル基を示
す。)で表される3−フルオロアルキル−2−ヨードプ
ロパノールを原料とし、第二級アルコール及び第三級ア
ルコールから選ばれた少なくとも一種のアルコール溶媒
中で、塩基と反応させることを特徴とする一般式
(I): Rf−CH=CH−CH2−OH (I) (式中、Rfは前記に同じ)で表される3−フルオロア
ルキル−2−プロペノールの製造方法。 - 【請求項2】一般式(III): 【化1】 (式中、Rfは炭素数1〜20の直鎖状又は分岐鎖状の
パーフルオロアルキル基又は炭素数1〜20の直鎖状若
しくは分岐鎖状のポリフルオロアルキル基を示す。)で
表される3−フルオロアルキル−1,2−エポキシプロ
パンを原料とし、第二級アルコール及び第三級アルコー
ルから選ばれた少なくとも一種のアルコール溶媒中で、
塩基と反応させることを特徴とする一般式(I): Rf−CH=CH−CH2−OH (I) (式中、Rfは前記に同じ。)で表される3−フルオロ
アルキル−2−プロペノールの製造方法。 - 【請求項3】塩基が、KOH、NaOH、第2級アルコ
ールのアルカリ金属アルコラート、及び第3級アルコー
ルのアルカリ金属アルコラートから選ばれた少なくとも
一種の化合物である請求項1又は2に記載の方法。 - 【請求項4】原料に対する塩基の使用量が1〜2倍モル
である請求項1〜3のいずれかに記載の方法。 - 【請求項5】反応温度が0〜30℃である請求項1〜4
のいずれかに記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000229644A JP2002047222A (ja) | 2000-07-28 | 2000-07-28 | 含フッ素アルコール化合物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000229644A JP2002047222A (ja) | 2000-07-28 | 2000-07-28 | 含フッ素アルコール化合物の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002047222A true JP2002047222A (ja) | 2002-02-12 |
Family
ID=18722727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000229644A Pending JP2002047222A (ja) | 2000-07-28 | 2000-07-28 | 含フッ素アルコール化合物の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002047222A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100814120B1 (ko) * | 2006-10-17 | 2008-03-18 | (주)국광플랜 | 측광 및 후광을 이용한 문자나 도형 광고용 간판 |
-
2000
- 2000-07-28 JP JP2000229644A patent/JP2002047222A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100814120B1 (ko) * | 2006-10-17 | 2008-03-18 | (주)국광플랜 | 측광 및 후광을 이용한 문자나 도형 광고용 간판 |
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