JP2002044493A - 撮像方法及び装置並びに記憶媒体 - Google Patents

撮像方法及び装置並びに記憶媒体

Info

Publication number
JP2002044493A
JP2002044493A JP2000226685A JP2000226685A JP2002044493A JP 2002044493 A JP2002044493 A JP 2002044493A JP 2000226685 A JP2000226685 A JP 2000226685A JP 2000226685 A JP2000226685 A JP 2000226685A JP 2002044493 A JP2002044493 A JP 2002044493A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
display
display mode
distance measurement
module
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000226685A
Other languages
English (en)
Inventor
Shintaro Oshima
慎太郎 大嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2000226685A priority Critical patent/JP2002044493A/ja
Publication of JP2002044493A publication Critical patent/JP2002044493A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮影者自身の意図する被写体のポイントで合
焦動作が行なわれたか否かの判断及び撮影者自身が重要
と思われる被写体のポイントの詳細な画像を表示するた
めの検索及び選択操作を素早く且つ容易に行なうことが
できる撮像方法及び装置を提供する。 【解決手段】 焦点検出手段24と、焦点検出手段24
から得られた情報を基に撮影レンズ2を合焦位置へ移動
するレンズ移動手段23と、結像された被写体像を撮像
する撮像素子7と、撮像素子7により得られた撮影画像
情報と焦点検出手段24により得られた情報とを記録す
る記録媒体50,60と、撮像素子7により得られた撮
影画像を表示する画像表示装置31と、撮影動作終了後
に画像表示装置31に撮影画像のみを表示する第1の表
示モードと前記撮影画像と焦点検出手段24により得ら
れた情報とが対応するように前記撮影画像と少なくとも
1つ以上の測距フレームの両方を同時に表示する第2の
表示モードとを切り替えるシステム制御回路32とを有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、電子カメ
ラ等に適用される撮像方法及び装置並びにこの撮像装置
を制御するための制御プログラムを格納した記憶媒体に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、撮影した被写体像の良否をその場
で確認できるようにしたカメラが多数提案されている。
しかし、液晶モニタ等の表示手段の画面サイズは、スペ
ースやコストの制約から余り大きくすることはできず、
また、この表示手段により前記被写体像の良否を判断す
ることは実際問題としては困難であった。
【0003】このための解決手段として、特開平10−
197941号公報に開示されているように、撮像され
た画像の全域を表示する表示モードと撮像された画像の
うちの主要被写体部分のみを拡大表示する拡大表示モー
ドとを切り替える切り替え手段を具備することで、撮影
者が所望する画像範囲に限っては精細な画像を観察する
ことができるようにしたカメラが提案されている。
【0004】上述した従来例では、多点測距手段または
測光手段等から得られた情報からカメラ側で決められた
主要被写体を部分的に拡大表示するものであり、従来例
のように、測距ポイントの数が少なく、また、測距ポイ
ントの配置が単純な場合等では、この方式でも被写体の
良否を判断するには有効であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、昨今の
測距ポイント数の増加及び配列が複雑化した焦点検出手
段や測光手段においては、カメラ側がこれらの手段によ
り得られた情報のみで主要被写体(拡大表示するポイン
ト)が何処かを特定することは非常に困難で、また、撮
影者が所望する主要被写体(拡大表示するポイント)が
複数点あるケースも少なくない。
【0006】上述した従来例では全体画像を表示した
後、切り替え手段を操作して拡大表示モードに切り替え
てからでないと、どの測距ポイントが主要被写体であっ
たのかを確認することができなかった。また、詳細画像
を表示させる場合にも、更に切り替え手段を操作して拡
大表示された画像を更新して、撮影者が最も重要と思わ
れる部分を検索しなければならなかった。更には、連続
撮影を行なった複数の画像や過去に撮影された画像につ
いて、結果的にどのポイントで合焦が行なわれたか、ま
た、詳細な画像の状態(ピント状態)等を後から確認し
ようとした場合の操作及び表示方法についても、上述し
た従来例においては明言されておらず、また、同様な問
題があった。
【0007】本発明は上述した従来の技術の有するこの
ような問題点に鑑みてなされたものであり、その第1の
目的とするところは、直前に撮影した画像情報のみなら
ず、過去に撮影した画像情報についても、撮影者自身の
意図する被写体のポイントで合焦動作が行なわれたか否
かを、撮影済み被写体の全体画像を表示しながら素早く
且つ容易に判断することができ、また、撮影者自身が重
要と思われる被写体のポイントの詳細な画像を表示する
ための検索及び選択操作についても素早く且つ容易に行
なうことができる撮像方法及び装置を提供することにあ
る。
【0008】また、本発明の第2の目的とするところ
は、上述した本発明の撮像装置を制御するための制御プ
ログラムを格納した記憶媒体を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために請求項1に記載の撮像方法は、複数の点の焦点
距離を検出する焦点検出工程と、前記焦点検出工程から
得られた情報を基に撮影レンズを合焦位置へ移動する撮
影レンズ移動工程と、前記撮影レンズを通して結像され
た被写体像を撮像する撮像工程と、前記撮像工程により
得られた撮影画像情報と共に前記焦点検出工程により得
られた情報を記録媒体に記録する記録工程と、前記撮像
工程により得られた撮影画像を表示手段に表示する表示
工程と、撮影動作終了後に前記表示手段に撮影画像のみ
を表示する第1の表示モードと前記撮影画像と前記焦点
検出工程により得られた情報とが対応するように前記撮
影画像と少なくとも1つ以上の測距フレームの両方を同
時に表示する第2の表示モードとを切り替える表示モー
ド切り替え工程とを有することを特徴とする。
【0010】また、上記第1の目的を達成するために請
求項2に記載の撮像方法は、請求項1に記載の撮像方法
において、前記撮影画像と測距フレームの両方を同時に
表示する第2の表示モードを選択中に表示された前記測
距フレームを選択する測距フレーム選択工程と、前記測
距フレーム選択工程により選択された前記測距フレーム
を含んだ撮影画像の一部を拡大表示する第3の表示モー
ドとを有することを特徴とする。
【0011】また、上記第1の目的を達成するために請
求項3に記載の撮像方法は、請求項2に記載の撮像方法
において、前記第3の表示モードにて拡大表示される一
部の撮影画像の中心が前記測距フレーム選択工程により
選択された前記測距フレームの中心と略同一となるよう
に前記表示手段に表示配置するように制御する表示制御
工程を有することを特徴とする。
【0012】また、上記第1の目的を達成するために請
求項4に記載の撮像装置は、複数の点の焦点距離を検出
する焦点検出手段と、前記焦点検出手段から得られた情
報を基に撮影レンズを合焦位置へ移動する撮影レンズ移
動手段と、前記撮影レンズを通して結像された被写体像
を撮像する撮像手段と、前記撮像手段により得られた撮
影画像情報と共に前記焦点検出手段により得られた情報
を記録媒体に記録する記録手段と、前記撮像手段により
得られた撮影画像を表示する表示手段と、撮影動作終了
後に前記表示手段に撮影画像のみを表示する第1の表示
モードと前記撮影画像と前記焦点検出手段により得られ
た情報とが対応するように前記撮影画像と少なくとも1
つ以上の測距フレームの両方を同時に表示する第2の表
示モードとを切り替える表示モード切り替え手段とを有
することを特徴とする。
【0013】また、上記第1の目的を達成するために請
求項5に記載の撮像装置は、請求項4に記載の撮像装置
において、前記撮影画像と測距フレームの両方を同時に
表示する第2の表示モードを選択中に表示された前記測
距フレームを選択する測距フレーム選択手段と、測距フ
レーム選択手段により選択された前記測距フレームを含
んだ撮影画像の一部を拡大表示する第3の表示モードと
を有することを特徴とする。
【0014】また、上記第1の目的を達成するために請
求項6に記載の撮像装置は、請求項5に記載の撮像装置
において、前記第3の表示モードにて拡大表示される一
部の撮影画像の中心が前記測距フレーム選択手段により
選択された前記測距フレームの中心と略同一となるよう
に前記表示手段に表示配置するように制御する表示制御
手段を有することを特徴とする。
【0015】また、上記第1の目的を達成するために請
求項7に記載の撮像装置は、請求項4に記載の撮像装置
において、前記記録媒体は、前記撮像装置に対して着脱
可能であることを特徴とする。
【0016】また、上記第1の目的を達成するために請
求項8に記載の撮像装置は、請求項4〜7のいずれかに
記載の撮像装置において、前記撮像装置は、電子カメラ
であることを特徴とする。
【0017】また、上記第2の目的を達成するために請
求項9に記載の記憶媒体は、撮像装置を制御するための
制御プログラムを格納した記憶媒体であって、前記制御
プログラムは、複数の点の焦点距離を検出する焦点検出
モジュールと、前記焦点検出モジュールから得られた情
報を基に撮影レンズを合焦位置へ移動する撮影レンズ移
動モジュールと、前記撮影レンズを通して結像された被
写体像を撮像する撮像モジュールと、前記撮像モジュー
ルにより得られた撮影画像情報と共に前記焦点検出モジ
ュールにより得られた情報を記録媒体に記録する記録モ
ジュールと、前記撮像モジュールにより得られた撮影画
像を表示手段に表示する表示モジュールと、撮影動作終
了後に前記表示手段に撮影画像のみを表示する第1の表
示モードと前記撮影画像と前記焦点検出モジュールによ
り得られた情報とが対応するように前記撮影画像と少な
くとも1つ以上の測距フレームの両方を同時に表示する
第2の表示モードとを切り替える表示モード切り替えモ
ジュールとを有することを特徴とする。
【0018】また、上記第2の目的を達成するために請
求項10に記載の記憶媒体は、請求項9に記載の記憶媒
体において、前記制御プログラムは、前記撮影画像と測
距フレームの両方を同時に表示する第2の表示モードを
選択中に表示された前記測距フレームを選択する測距フ
レーム選択モジュールを有し、前記撮像装置は、前記測
距フレーム選択モジュールにより選択された前記測距フ
レームを含んだ撮影画像の一部を拡大表示する第3の表
示モードを有することを特徴とする。
【0019】また、上記第2の目的を達成するために請
求項11に記載の記憶媒体は、請求項10に記載の記憶
媒体において、前記制御プログラムは、前記第3の表示
モードにて拡大表示される一部の撮影画像の中心が前記
測距フレーム選択モジュールにより選択された前記測距
フレームの中心と略同一となるように前記表示モジュー
ルに表示配置するように制御する表示制御モジュールを
有することを特徴とする。
【0020】また、上記第2の目的を達成するために請
求項12に記載の記憶媒体は、請求項9に記載の記憶媒
体において、前記記録媒体は、前記撮像装置に対して着
脱可能であることを特徴とする。
【0021】更に、上記第2の目的を達成するために請
求項13に記載の記憶媒体は、請求項9〜12のいずれ
かに記載の記憶媒体において、前記撮像装置は、電子カ
メラであることを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施の形態を図
面に基づき説明する。
【0023】(第1の実施の形態)まず、本発明の第1
の実施の形態を図1〜図8に基づき説明する。
【0024】図1は、本実施の形態に係る撮像装置であ
る電子カメラの構成を示すブロック図である。同図にお
いて、1は電子カメラ本体、2は撮影レンズ、3は絞
り、4は被写体を観察するファインダー光学系、5はミ
ラーで、被写体像をファインダー光学系4へ導くもので
ある。6はシャッタ、7はCCD(電荷結像素子)等に
より光学像を電気信号に変換する撮像素子、8はガンマ
補正等の公知のカメラ信号処理を行なうプロセス回路、
9はA/D変換器で、プロセス回路8のアナログ出力を
デジタル信号に変換するものである。10は画像圧縮回
路で、適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像
データの圧縮を行なうものである。11は切り替えスイ
ッチ(SW)で、画像圧縮回路10により圧縮処理した
画像データと画像圧縮回路10をバイパスした画像デー
タ(非圧縮データ)との伝送を切り替えるものである。
【0025】12はバッファメモリで、画像データ(映
像信号)を一時記憶し、メモリ制御回路13により前記
画像データを所望の速度で読み出し可能なメモリであ
る。13はメモリ制御回路で、A/D変換器9、画像圧
縮回路10、切り替えスイッチ11及びバッファメモリ
12を制御する。14はインターフェース(I/F)
で、後述するメモリカード50、ハードディスク60或
いは外部機器とのインターフェースである。15はコネ
クタ接続装置で、後述するメモリカード50或いはハー
ドディスク60等の電子カメラ本体1から着脱可能な記
憶メディアを電子カメラ本体1と電気的または機械的に
接続する電子カメラ本体1側のコネクタ接続装置であ
る。
【0026】20はシャッタ駆動手段で、シャッタ6を
駆動制御する。21はミラー駆動手段で、ミラー4を駆
動制御する。22は絞り駆動手段で、絞り3を駆動制御
する。23はレンズ移動手段で、撮影レンズ2を合焦状
態へと駆動制御する。24は被写体までの焦点距離を測
定する焦点検出手段で、後述するファインダー内表示装
置28によって写し出されるファインダー視野内の予め
決められた複数の測距フレームと対応し、複数領域の焦
点検出を行なうことが可能な公知のラインセンサー等か
ら構成される。25は被写体の明るさを測定する測光手
段で、ファインダー視野内の予め決められた複数の領域
を測光するフォトダイオード及び測光回路等により構成
されている。
【0027】26は電源の状態検出及び制御を行なう電
源制御回路、27は電源部で、電池、DC−DCコンバ
ータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ等により
構成されており、電源制御回路26によって制御され
る。また、電源制御回路26は、電池装着の有無、電池
の種類及び電池残量等の検出を行ない、その検出結果及
び後述するシステム制御回路32の指示に基づいて電源
部27を制御している。
【0028】28はファインダー内表示装置で、ファイ
ンダー視野内の予め決められた複数の測距フレームの何
処の検出ポイントで合焦検出を行なったかを表示するも
ので、例えば、LED(発光ダイオード)等からの光源
の光をフォーカシングスクリーン上に投光する光学部材
等から構成される。29は情報表示装置で、カメラ動作
状態や各種撮影モードや記録状態等を表示する。30は
制御用メモリで、後述するシステム制御回路32の撮影
動作用定数及び変数等を記憶する。31は画像表示装置
で、撮影記録された画像の他、各種情報を表示する。
【0029】尚、情報表示装置29と画像表示装置31
とを1つの表示装置により兼用する構成としてもよい。
【0030】35は後述するシステム制御回路32の各
種の動作指示情報を入力をするためのスイッチ群であ
る。このスイッチ群35には、メインスイッチ40、レ
リーズボタン41のストロークに応じて閉成される測距
/測光スイッチ42及び記録スイッチ43、切り替えス
イッチ44、各種情報選択設定スイッチ45〜49を有
している。
【0031】メインスイッチ40は、カメラの主動作を
オン/オフするためのスイッチである。測距/測光スイ
ッチ42は、レリーズボタン41の第1ストロークで閉
成され、焦点検出手段24及び測光手段25により測距
及び測光を行ない、その後レンズ移動手段13により撮
影レンズ2を合焦状態とするスイッチである。記録スイ
ッチ43は、レリーズボタン41の第2ストロークで閉
成され、ミラー駆動手段21及び絞り制御手段22によ
りミラー4と絞り3とを撮影可能状態へと駆動制御し、
更にシャッタ駆動手段20を介してシャッタ6を開閉制
御させ、撮像素子6から撮影画像の取り込みを行ない、
各種画像処理を行なった後、後述するメモリカード50
或いはハードディスク60等への記録を指示するスイッ
チである。切り替えスイッチ44は、本発明の特徴とす
るところの画像表示装置31に撮影済み画像のみを表示
する第1の表示モードと、焦点検出手段24からの情報
を基に合焦ポイントと判断された測距点に対応した測距
フレーム画像と撮影済み画像の両方を同時に表示する第
2の表示モードとを切り替えるスイッチである。
【0032】各種情報選択設定スイッチ45〜49は、
情報表示装置29または画像表示装置31と連動して、
モードの選択や設定を行なうスイッチであり、これらの
スイッチの機能としては、例えば、1枚または1組の撮
影を行なうシングル(S)モード、連続して複数枚また
は複数組の撮影を行なう連続(C)モード、セルフタイ
マ撮影モードを選択するモード、画像の記録枚数、フレ
ーム記録/フィールド記録の区別、アスペクト比、画素
構成、画像圧縮方式、画像圧縮率等の画像記録方式を選
択する画像モード、画像消去を選択する消去モード、画
像消去の実行を指示する消去スイッチ等が挙げられる。
【0033】32はシステム制御回路で、スイッチ群3
5の指示、電子カメラ本体1に装着されている記録媒体
の種類及び該記録媒体の状態(残り記憶容量等)の検
出、その他上述した電子カメラ本体1の各種検出手段に
応じてカメラ全体の制御を行なう。例えば、焦点検出手
段24の測距結果に従いレンズ移動手段23により撮影
レンズ2のフォーカシングレンズを駆動して撮影レンズ
2を合焦状態に制御する。更に、シテスム制御回路32
は、測光手段25の測光結果により最適露光量となるよ
うにシャッタ駆動手段20、絞り制御手段22を介して
シャッタ6の開放時間及び絞り3の開口量を決定する等
の制御を行なう。
【0034】33は専用の外部機器と接続を行なうコネ
クタで、例えば、外部ストロボ等が取り付けられる。
【0035】50はメモリカードで、その記憶領域に
は、管理データ領域51と情報データ領域52とがあ
り、これらの領域51,52に記憶される情報は、メモ
リカード50側のインターフェース53及びコネクタ5
4を介して外部から読み書きが行なわれる。インターフ
ェース53は、CPU(中央処理装置)、MPU(超小
型演算装置)等の制御回路、ROM(Read Onl
y Memory;読み出し専用記憶素子)、EEPR
OM(Electrically Erasable
and Programmable Read Onl
y Memory;電気的消去型読み出し専用記憶素
子)等の不揮発性メモリ及びRAM(Random A
ccess Memory;読み取り書き込み記憶素
子)等により構成され、所定のプログラムに基づいてメ
モリカード50の制御を行なう。
【0036】60はハードディスクで、その記憶領域に
は、管理データ領域61と情報データ領域62とがあ
り、これらの領域61,62に記憶される情報は、イン
ターフェース63及びコネクタ64を介して外部から読
み書きが行なわれる。インターフェース63は、CPU
(中央処理装置)、MPU(超小型演算装置)等の制御
回路、ROM(Read Only Memory;読
み出し専用記憶素子)、EEPROM(Electri
cally Erasable and Progra
mmable Read Only Memory;電
気的消去型読み出し専用記憶素子)等の不揮発性メモリ
及びRAM(Random AccessMemor
y;読み取り書き込み記憶素子)等により構成され、所
定のプログラムに基づいてハードディスク60の制御を
行なう。
【0037】図2は、本実施の形態に係る撮像装置にお
けるファインダー光学系4内部の表示レイアウトを示す
図である。同図において、4aはファインダー光学系4
内部の視野枠であり、この視野枠4aの内側に撮影可能
な被写体の領域が写し出される。201は撮像素子7上
のピント面と共役な面に写し出される測距フレームで、
各測距フレーム201の枠の数、大きさ、配列等は、焦
点検出手段24の検出領域と対応している。測距フレー
ム201は、通常カメラが動作していない状態では、測
距フレーム201を投影するLED(発光ダイオード)
等が消灯状態となっているので、見えない状態にある。
【0038】図3は、本実施の形態に係る撮像装置にお
けるファインダー光学系4内部の合焦表示時の状態を示
す図である。同図に示すように、視野枠4aの内側には
撮影可能な被写体の領域が写し出されており、撮影者の
測距/測光スイッチ42のオン(ON)操作によって測
距フレーム201aと201bの2つの測距点部で合焦
状態を検出したことをLED等の点灯によって表示され
た状態を示している。
【0039】図4は、本実施の形態に係る撮像装置にお
ける第1の表示モードによる画像表示状態を示す図であ
る。前記図3にて説明した状態で、撮影者の記録スイッ
チ43のオン(ON)操作によって撮影を行なった後、
切り替えスイッチ44がオフ(OFF)の状態であった
場合に、画像表示装置31に画像の全体が写し出された
状態を示している。
【0040】図5は、本実施の形態に係る撮像装置にお
ける第2の表示モードによる画像表示状態を示す図であ
る。前記図3にて説明した状態で、撮影者の記録スイッ
チ43のオン(ON)操作によって撮影を行なった後、
切り替えスイッチ44がオン(ON)の状態であった場
合、または図4の第1の表示モード状態から切り替えス
イッチ44をオフからオンに切り替えた場合、画像表示
装置31には前記図3にて説明したファインダー光学系
4内部に表示された測距フレーム201aと201bと
同一の箇所に略同一な形状の測距フレーム31aと31
bが画像の全体と重なって写し出された状態を示してい
る。
【0041】次に、本実施の形態に係る撮像装置の動作
を図6〜図8のフローチャートに基づき説明する。
【0042】図6及び図7は、本実施の形態に係る撮像
装置の主ルーチンのフローチャートである。
【0043】図6において、撮像装置であるカメラの電
源が投入されると、まず、ステップS601でシステム
制御回路32はフラグや変数等を初期化した後、スタン
バイ状態となる。次に、ステップS602でメインスイ
ッチ40がオン(ON)になったか否かをオンになるま
で判断する。そして、メインスイッチ40がオン(O
N)になったと判断された場合は次のステップS603
へ進んで、コネクタ接続装置15に記録媒体(本実施の
形態ではメモリカード50或いはハードディスク60)
が装着されている(電子カメラ本体1に接続されてい
る)か否かを判断する。この判断方法は、コネクタ接続
装置15の接続ピンにチェックピンが存在し、そのチェ
ックピンが接続されているとフラグが立ち、接続されて
いないとフラグが立たないので、これによって判断す
る。或いは、カメラ側が電気信号を送って、その応答が
返ってくれば記録媒体が装着されていると判断する方法
でもよい。
【0044】前記ステップS603において記録媒体が
装着されていない(電子カメラ本体1に接続されていな
い)と判断された場合はステップS610へ進んで、情
報表示装置29により警告情報を表示して、または撮影
を禁止して、前記ステップS602へ戻る。
【0045】また、前記ステップS603において記録
媒体が装着されている(電子カメラ本体1に接続されて
いる)と判断された場合はステップS604へ進んで、
装着された記録媒体がメモリカード50であるかハード
ディスク(HD)60であるかという識別検出を行な
う。この検出は、記録媒体識別フラグにより行なう。そ
して、前記ステップS604において検出された記録媒
体識別フラグがメモリカード50の場合はステップS6
05へ進んで、接続されている記録媒体であるメモリカ
ード50に応じて、制御変数、動作モード、表示モード
等の設定切り換えを行なった後、ステップS607へ進
む。一方、前記ステップS604において検出された記
録媒体識別フラグがハードディスク60の場合はステッ
プS606へ進んで、接続されている記録媒体であるハ
ードディスク60に応じて、制御変数、動作モード、表
示モード等の設定切り換えを行なった後、ステップS6
07へ進む。
【0046】前記ステップS605及びステップS60
6の処理は、例えば、連写モードのコマ速度を、メモリ
カード50が装着されている場合はハードディスク60
が装着された場合よりも高くする。また、メモリカード
50が装着されている場合は、記録可能領域がなくなる
まで連写コマ速度を維持し続けるが、ハードディスク6
0が装着されている場合は、バッファメモリ12に記録
可能な枚数までしか連写コマ速度を維持し続け内、若し
くはバッファメモリ12に記録可能な枚数までで連写を
中止する。これにより、記録媒体のアクセス時間に応じ
た連写が自動的に可能となる。
【0047】ステップS607では、電子カメラ本体1
に装着されている記録媒体の管理データの検索を行な
う。次に、ステップS608で管理データ、スイッチ群
35により設定された各種モード及び記録媒体識別フラ
グに応じたモード設定切り替えに基づき、コマ数、日
付、動作モード等を情報表示装置29に表示する。次
に、ステップS609で、電子カメラ本体1に装着され
た記録媒体の情報データ領域に記録可能な空き領域が存
在するか(記録可能か)否かを判断する。そして、空き
領域が存在しない(記録不可能)と判断された場合は前
記ステップS610へ進んで、情報表示装置29により
警告情報を表示して、または撮影を禁止して、前記ステ
ップS602へ戻る。
【0048】一方、前記ステップS609において空き
領域が存在する(記録可能)と判断された場合はステッ
プS611へ進んで、測距/測光スイッチ42がオン
(ON)したか否かを判断する。そして、測距/測光ス
イッチ42がオン(ON)しないと判断された場合は前
記ステップS602へ戻り、また、レリーズボタン41
が半押しされて測距/測光スイッチ42がオン(ON)
したと判断された場合は図7のステップS612へ進
む。
【0049】図7において、ステップS612ではシス
テム制御回路32は、測光手段25の出力を用いた測光
演算を行なってシャッタ時間を決定し、これと並行して
ステップS613で焦点検出手段24の出力を用いた焦
点検出演算を行ない、また、ステップS614で前記ス
テップS613の演算結果に基づいてレンズ移動手段2
3により撮影レンズ2を合焦状態へ移動する。
【0050】前記ステップS612〜ステップS614
の処理が終了後はステップS615へ進んで、記録スイ
ッチ43がオン(ON)したか否かを判断する。そし
て、記録スイッチ43がオン(ON)しないと判断され
た場合は前記図6のステップS602へ戻り、また、レ
リーズボタン41が全押しされて記録スイッチ43がオ
ン(ON)したと判断された場合はステップS616及
びステップS618へそれぞれ進む。
【0051】ステップS616ではミラー駆動手段21
内のミラー緊定マグネット(Mg)のコイルに通電して
オン(ON)させ、それによってステップS617でミ
ラー4がアップ動作する。これと並行してステップS6
18で絞り制御手段22によりレンズの絞り3を制御し
て所定位置まで絞り込みを行なう。
【0052】前記ステップS616〜ステップS618
の処理が終了後はステップS619へ進んで、シャッタ
駆動手段20内のシャッター緊定マグネット(Mg)の
コイルに制御通電する。次に、ステップS620で撮像
素子7への露光が終了すると、次のステップS621で
ミラーダウン動作が行なわれ、次のステップS622で
レンズの絞り3の開放側への復帰、ステップS623で
メモリカード50或いはハードディスク60等の記録媒
体へのデータの書き込み開始、ステップS624でシャ
ッター等のチャージ開始がそれぞれ行なわれる。
【0053】前記ステップS621〜ステップS624
の処理が終了するとステップS625へ進んで、記録ス
イッチ43が継続してオンしているか否かを判断する。
そして、記録スイッチ43が継続してオンしていると判
断された場合は前記図6のステップS608へ戻り、各
種情報表示を更新した後、連続撮影動作を継続する。一
方、前記ステップS625において記録スイッチ43が
オフであると判断された場合は連写を打ち切ったものと
判断して、図8の撮影画像の表示モードへ進む。
【0054】図8において、ステップS801で切り替
えスイッチ44がオン(ON)であるか否かを判断す
る。そして、切り替えスイッチ44がオフであると判断
された場合はステップS802へ進んで、直前に撮影さ
れた1枚の画像全体を画像表示装置31に表示する第1
の画像表示モードを実行する。また、切り替えスイッチ
44がオンであると判断された場合はステップS803
へ進んで、直前に撮影された1枚の画像全体に、更に予
め決められた複数の焦点検出領域の内、前記図7のステ
ップS613で複数の合焦と判断した焦点検出領域に対
応してファインダー光学系4の視野内に写し出される測
距フレームと略同一形状の測距フレームの画像を重ね合
わせて画像表示装置31に表示する第2の画像表示モー
ドを実行する。
【0055】前記ステップS802及びステップS80
3の処理が終了後はステップS804へ進んで、測距/
測光スイッチ42がオン(ON)であるか否かを判断す
る。そして、測距/測光スイッチ42がオフであると判
断された場合は前記ステップS801へ戻って像表示を
継続し、また、測距/測光スイッチ42がオンであると
判断された場合はステップS805へ進んで、画像表示
装置31に表示した画像を消去した後、前記図6のステ
ップS602へ戻って、次の撮影のためスタンバイ状態
となる。
【0056】以上のように本実施の形態に係る撮像方法
及び装置によれば、撮影された画像状態を確認する通常
の表示モードと、撮影画像と同時にAF(オートフォー
カス)合焦した測距フレームを重ね合わせて表示する表
示モードの2つの表示モードを容易に切り替えることが
可能となる。従って、撮影終了後であっても画像を表示
しながら撮影済み被写体のどのポイントでAF合焦が行
なわれたか、撮影者自身の意図する被写体のポイントに
合焦動作が行なわれたか否かを素早く判断することがで
きる。
【0057】また、本実施の形態に係る撮像方法及び装
置では、表示モードの切り替え操作については、直前に
撮影した1つの画像についてのみ説明したが、例えば、
以前に撮影した画像についても、画像情報の一部として
AF合焦点情報も同時に記録してあるので、画像再生モ
ード等を選択した場合に、記録された画像情報と共に前
期AF合焦点情報を参照するようにすれば、同様な表示
モードの切り替えが可能となる。
【0058】また、本実施の形態に係る撮像装置は、記
憶媒体に格納された制御プログラムをコンピュータが読
み出して実行することにより、上述した本実施の形態の
機能が実現されるものであるが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、前記制御プログラムの指示に基づき
コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティング
システム)等の実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって上述した本実施の形態の機能が実現され
る場合も含まれることは言うまでもない。
【0059】また、制御プログラムを格納する記憶媒体
としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、
ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−
ROM(Compact Disk Read Onl
y Memory)、CD−R(Compact Di
sk Recordable)、磁気テープ、不揮発性
メモリカード、ROMチップ等を用いることができる。
【0060】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態を図9〜図11を用いて説明する。
【0061】本実施の形態に係る撮像装置の構成につい
ては、上述した第1の実施の形態の図1を流用して説明
する。尚、本実施の形態に係る撮像装置の図1都同一機
構及び同一機能部分については、その説明は省略し、第
1の実施の形態との相違点のみについて説明する。
【0062】図1において、44は切り替えスイッチ
で、画像表示装置31に撮影済み画像のみを表示する第
1の表示モードと、焦点検出手段24からの情報を基に
合焦ポイントと判断された測距点に対応した測距フレー
ム画像と撮影済み画像との両方を同時に表示する第2の
表示モードとを切り替えるものである。
【0063】45〜47は本発明の特徴とするところの
測距フレーム選択手段であり、例えば、45は次候補選
択スイッチ、46は前候補選択スイッチ、47はフレー
ム決定スイッチである。次候補選択スイッチ45は、現
在選択が可能な状態とされている測距フレームに対し、
次に選択可能な測距フレームに候補を移行するためのス
イッチである。前候補選択スイッチ46は、次候補選択
スイッチ45で選択される以前の測距フレームに候補を
戻すためのスイッチである。フレーム決定スイッチ47
は、次候補選択スイッチ45及び前候補選択スイッチ4
6で選択された測距フレームを含んだ撮影画像の一部を
拡大表示するためのスイッチである。
【0064】48,49は各種情報選択スイッチで、情
報表示装置29または画像表示装置31と連動して、モ
ードの選択や設定を行なうためのスイッチである。
【0065】図9は、本実施の形態に係る撮像装置にお
ける第2の表示モードから第3の表示モードへ画像表示
モードを変更する状態を示す図である。
【0066】図9(a)は、上述した第1の実施の形態
にて説明した第2の表示モード状態であり、画像表示装
置31には前記図3にて説明したファインダー光学系4
の内部に表示された測距フレーム201aと201bと
同一の箇所に略同一形状の測距フレーム31a,31b
が画像の全体と重なって写し出された状態を示してお
り、例えば、撮影画像の表示モードが第1の表示モード
から第2の表示モードへ移行したときには、測距フレー
ム31aは測距フレーム31bよりもフレーム部の表示
輝度を明るく表示したり、または点滅表示したりするこ
とで選択が可能な状態であることを撮影者に告知する。
【0067】この状態から撮影者は、測距フレーム31
aの部分を拡大表示したければ、フレーム決定スイッチ
47をオンすると、図9(b)に示すように、測距フレ
ーム31aの中心と画像表示装置31のほぼ中心とが一
致するように、画像表示装置31の表示可能範囲一杯に
測距フレーム31a周囲の破線部範囲が拡大表示される
(第3の表示モード)。
【0068】また、次に測距フレーム31bの部分を拡
大表示したければ、次候補選択スイッチ45をオンし、
更にフレーム決定スイッチ47をオンすると、図9
(c)に示すように、測距フレーム31bの中心と画像
表示装置31のほぼ中心とが一致するように、画像表示
装置31の表示可能範囲一杯に測距フレーム31b周囲
の破線部範囲が拡大表示される(第3の表示モード)。
【0069】尚、図9(a)の破線は、本実施の形態を
説明するために示したものであり、実際には表示されな
い。また、拡大表示される範囲の大きさについては、撮
影画像情報及び画像表示装置31の各々の解像度によっ
ては最適値が変化するので、限定されるものではない。
【0070】次に、本実施の形態に係る撮像装置の動作
を図10及び図11のフローチャートに基づき説明す
る。
【0071】図10及び図11は、本実施の形態に係る
撮像装置の撮影画像の表示サブルーチンのフローチャー
トである。
【0072】本発明の特徴である撮影画像の表示サブル
ーチン以前のメインルーチンについては、上述した第1
の実施の形態にて説明した図6及び図7のフローチャー
トと同一のため、その説明は省略する。
【0073】図7において、画像データ及び各種情報デ
ータの記録媒体への着込みが終了すると、その後ステッ
プS625にて記録スイッチ43が継続しているか否か
を判断し、オフならば連写を打ち切ったと判断して図1
0及び図11の撮影画像の表示モードへ進む。
【0074】図10において、まず、ステップS100
1で切り替えスイッチ44がオン(ON)か否かを判断
する。そして、切り替えスイッチ44がオン(ON)で
ないと判断された場合は次のステップS1002へ進ん
で、直前に撮影された1枚の画像全体を画像表示装置3
1に表示する(第1の画像表示モード)。次に、ステッ
プS1003で測距/測光スイッチ42がオン(ON)
であるか否かを判断する。そして、測距/測光スイッチ
42がオンでないと判断された場合は前記ステップS1
001へ戻り、また、測距/測光スイッチ42がオンで
あると判断された場合はステップS1004へ進んで、
画像表示装置31に表示した画像を消去した後、図6の
ステップS602へ戻って、次の撮影のためのスタンバ
イ状態となる。
【0075】一方、前記ステップS1001において切
り替えスイッチ44がオン(ON)であると判断された
場合は図11のステップS1005へ進んで、直前に撮
影された1枚の画像全体に、更に予め決められた複数の
焦点検出領域の内、図7のステップS613で複数の合
焦と判断した焦点検出領域に対応し、ファインダー光学
系4の視野内に写し出される測距フレームと略同一形状
の測距フレームの画像を重ね合わせて表示する(第2の
画像表示モード)。
【0076】次に、ステップS1006で、測距/測光
スイッチ42がオン(ON)か否かを判断する。そし
て、測距/測光スイッチ42がオンであると判断された
場合は前記図10のステップS1004へ戻り、画像表
示装置31に表示した画像を消去した後、図6のステッ
プS602へ戻って、次の撮影のためのスタンバイ状態
となる。
【0077】また、前記ステップS1006において測
距/測光スイッチ42がオンしないと判断された場合は
次のステップS1007へ進み、第2の画像表示モード
を継続し、次に次候補選択スイッチ45がオン(ON)
か否かを判断する。そして、次候補選択スイッチ45が
オンであると判断された場合は次のステップS1008
へ進んで、次に選択が可能な測距フレームに候補を移行
し、同時に候補点表示も変更した後、前記ステップS1
006へ戻る。
【0078】一方、前記ステップS1007において次
候補選択スイッチ45がオンでないと判断された場合は
ステップS1009へ進んで、前補選択スイッチ46が
オン(ON)か否かを判断する。そして、前候補選択ス
イッチ46がオンであると判断された場合は次のステッ
プS1010へ進んで、次候補選択スイッチ45で選択
される以前の測距フレームに候補を戻し、同時に候補点
表示も変更した後、前記ステップS1006へ戻る。
【0079】一方、前記ステップS1009において前
候補選択スイッチ46がオンでないと判断された場合は
ステップS1011へ進んで、フレーム決定スイッチ4
7がオン(ON)か否かを判断する。そして、フレーム
決定スイッチ47がオンでないと判断された場合は前記
ステップS1006へ戻り、第2の画像表示モードを継
続する。また、フレーム決定スイッチ47がオンである
と判断された場合は次のステップS1012へ進んで、
選択決定された測距フレームを含んだ撮影画像の一部を
画像表示装置31へ拡大表示する(第3の画像表示モー
ド)。
【0080】次に、ステップS1013で再度フレーム
決定スイッチ47がオン(ON)か否かを判断する。そ
して、フレーム決定スイッチ47がオンでないと判断さ
れた場合は前記第3の画像表示モードを継続したまま前
記ステップS1006へ戻り、また、フレーム決定スイ
ッチ47がオンであると判断された場合は前記ステップ
S1005へ戻り、一度第2の画像表示モードへ移行す
る。
【0081】以上のように本実施の形態に係る撮像方法
及び装置によれば、撮影された全体画像とAF(オート
フォーカス)合焦した測距フレームとを同時に表示した
状態から、測距フレーム選択手段45〜47を操作して
撮影者自身が重要と思われる測距フレームを選択するこ
とができるので、撮影者が所望する拡大表示ポイントを
素早く選択することが可能となる。また、選択された測
距フレームの画像情報が画像表示装置31に対して最大
限に高精細な状態で拡大表示することが可能となる。
【0082】また、本実施の形態では、測距フレームの
選択および拡大表示の操作については、直前に撮影した
1つの画像についてのみ説明したが、例えば、以前に撮
影した画像についても、画像情報の一部としてAF合焦
点情報も同時に記録してあるので、画像再生モード等を
選択した場合に記録された画像情報と共に前期AF合焦
点情報を参照するようにすれば、同様な測距フレームの
選択及び拡大表示が可能となる。
【0083】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の撮像方法及
び装置によれば、直前に撮影した画像情報のみならず、
過去に撮影した画像情報についても、撮影者自身の意図
する被写体のポイントで合焦動作が行なわれたか否か
を、撮影済み被写体の全体画像を表示しながら素早く且
つ容易に判断することができ、また、撮影者自身が重要
と思われる被写体のポイントの詳細な画像を表示するた
めの検索及び選択操作についても素早く且つ容易に行な
うことができる。
【0084】また、本発明の記憶媒体によれば、上述し
たような本発明の撮像装置を円滑に制御することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置にお
けるファインダー光学系内部の表示レイアウトを示す図
である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置にお
けるファインダー光学系内部の合焦表示時の状態を示す
図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置にお
ける第1の表示モードによる画像表示状態を示す図であ
る。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置にお
ける第2の表示モードによる画像表示状態を示す図であ
る。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置の主
ルーチンのフローチャートである。
【図7】本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置の主
ルーチンのフローチャートである。
【図8】本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置にお
ける撮影画像の表示サブルーチンのフローチャートであ
る。
【図9】本発明の第2の実施の形態に係る撮像装置にお
ける第2の表示モードから第3の表示モードへ画像表示
モードを変更する状態を示す図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態に係る撮像装置に
おける撮影画像の表示サブルーチンのフローチャートで
ある。
【図11】本発明の第2の実施の形態に係る撮像装置に
おける撮影画像の表示サブルーチンのフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 電子カメラ本体 2 撮影レンズ 3 絞り 4 ファインダー光学系 4a ファインダー光学系4内部の視野枠 5 ミラー 6 シャッタ 7 撮像素子 8 プロセス回路 9 A/D変換器 10 画像圧縮回路 11 切り替えスイッチ(SW) 12 バッファメモリ 13 メモリ制御回路 14 インターフェース(I/F) 15 コネクタ接続装置 20 シャッタ駆動手段 21 ミラー駆動手段 22 絞り駆動手段 23 レンズ移動手段 24 焦点検出手段 25 測光手段 26 電源制御回路 27 電源部 28 ファインダー内表示装置 29 情報表示装置 30 制御用メモリ 31 画像表示装置 31a 測距フレーム 31b 測距フレーム 32 システム制御回路32 33 コネクタ 35 スイッチ群 40 メインスイッチ 41 レリーズボタン 42 測距/測光スイッチ 43 記録スイッチ 44 切り替えスイッチ 45 情報選択設定スイッチ 46 情報選択設定スイッチ 47 情報選択設定スイッチ 48 情報選択設定スイッチ 49 情報選択設定スイッチ 50 メモリカード 51 管理データ領域 52 情報データ領域 53 インターフェース 54 コネクタ 60 ハードディスク 61 管理データ領域 62 情報データ領域 63 インターフェース 64 コネクタ64 201 測距フレーム 201a 測距フレーム 201b 測距フレーム
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H04N 101:00 H04N 5/91 L Fターム(参考) 5C022 AA13 AB27 AB30 AC03 AC13 AC31 AC42 AC69 AC74 5C052 AA17 CC11 DD02 EE02 EE03 GA02 GB06 GC03 GC05 GD09 GE08 5C053 FA05 FA08 FA23 FA27 GA11 GB06 GB21 KA01 KA08 KA24 LA01

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の点の焦点距離を検出する焦点検出
    工程と、前記焦点検出工程から得られた情報を基に撮影
    レンズを合焦位置へ移動する撮影レンズ移動工程と、前
    記撮影レンズを通して結像された被写体像を撮像する撮
    像工程と、前記撮像工程により得られた撮影画像情報と
    共に前記焦点検出工程により得られた情報を記録媒体に
    記録する記録工程と、前記撮像工程により得られた撮影
    画像を表示手段に表示する表示工程と、撮影動作終了後
    に前記表示手段に撮影画像のみを表示する第1の表示モ
    ードと前記撮影画像と前記焦点検出工程により得られた
    情報とが対応するように前記撮影画像と少なくとも1つ
    以上の測距フレームの両方を同時に表示する第2の表示
    モードとを切り替える表示モード切り替え工程とを有す
    ることを特徴とする撮像方法。
  2. 【請求項2】 前記撮影画像と測距フレームの両方を同
    時に表示する第2の表示モードを選択中に表示された前
    記測距フレームを選択する測距フレーム選択工程と、前
    記測距フレーム選択工程により選択された前記測距フレ
    ームを含んだ撮影画像の一部を拡大表示する第3の表示
    モードとを有することを特徴とする請求項1に記載の撮
    像方法。
  3. 【請求項3】 前記第3の表示モードにて拡大表示され
    る一部の撮影画像の中心が前記測距フレーム選択工程に
    より選択された前記測距フレームの中心と略同一となる
    ように前記表示手段に表示配置するように制御する表示
    制御工程を有することを特徴とする請求項2に記載の撮
    像方法。
  4. 【請求項4】 複数の点の焦点距離を検出する焦点検出
    手段と、前記焦点検出手段から得られた情報を基に撮影
    レンズを合焦位置へ移動する撮影レンズ移動手段と、前
    記撮影レンズを通して結像された被写体像を撮像する撮
    像手段と、前記撮像手段により得られた撮影画像情報と
    共に前記焦点検出手段により得られた情報を記録媒体に
    記録する記録手段と、前記撮像手段により得られた撮影
    画像を表示する表示手段と、撮影動作終了後に前記表示
    手段に撮影画像のみを表示する第1の表示モードと前記
    撮影画像と前記焦点検出手段により得られた情報とが対
    応するように前記撮影画像と少なくとも1つ以上の測距
    フレームの両方を同時に表示する第2の表示モードとを
    切り替える表示モード切り替え手段とを有することを特
    徴とする撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記撮影画像と測距フレームの両方を同
    時に表示する第2の表示モードを選択中に表示された前
    記測距フレームを選択する測距フレーム選択手段と、前
    記測距フレーム選択手段により選択された前記測距フレ
    ームを含んだ撮影画像の一部を拡大表示する第3の表示
    モードとを有することを特徴とする請求項4に記載の撮
    像装置。
  6. 【請求項6】 前記第3の表示モードにて拡大表示され
    る一部の撮影画像の中心が前記測距フレーム選択手段に
    より選択された前記測距フレームの中心と略同一となる
    ように前記表示手段に表示配置するように制御する表示
    制御手段を有することを特徴とする請求項5に記載の撮
    像装置。
  7. 【請求項7】 前記記録媒体は、前記撮像装置に対して
    着脱可能であることを特徴とする請求項4に記載の撮像
    装置。
  8. 【請求項8】 前記撮像装置は、電子カメラであること
    を特徴とする請求項4〜7のいずれかに記載の撮像装
    置。
  9. 【請求項9】 撮像装置を制御するための制御プログラ
    ムを格納した記憶媒体であって、前記制御プログラム
    は、複数の点の焦点距離を検出する焦点検出モジュール
    と、前記焦点検出モジュールから得られた情報を基に撮
    影レンズを合焦位置へ移動する撮影レンズ移動モジュー
    ルと、前記撮影レンズを通して結像された被写体像を撮
    像する撮像モジュールと、前記撮像モジュールにより得
    られた撮影画像情報と共に前記焦点検出モジュールによ
    り得られた情報を記録媒体に記録する記録モジュール
    と、前記撮像モジュールにより得られた撮影画像を表示
    手段に表示する表示モジュールと、撮影動作終了後に前
    記表示手段に撮影画像のみを表示する第1の表示モード
    と前記撮影画像と前記焦点検出モジュールにより得られ
    た情報とが対応するように前記撮影画像と少なくとも1
    つ以上の測距フレームの両方を同時に表示する第2の表
    示モードとを切り替える表示モード切り替えモジュール
    とを有することを特徴とする記憶媒体。
  10. 【請求項10】 前記制御プログラムは、前記撮影画像
    と測距フレームの両方を同時に表示する第2の表示モー
    ドを選択中に表示された前記測距フレームを選択する測
    距フレーム選択モジュールを有し、前記撮像装置は、前
    記測距フレーム選択モジュールにより選択された前記測
    距フレームを含んだ撮影画像の一部を拡大表示する第3
    の表示モードを有することを特徴とする請求項9に記載
    の記憶媒体。
  11. 【請求項11】 前記制御プログラムは、前記第3の表
    示モードにて拡大表示される一部の撮影画像の中心が前
    記測距フレーム選択モジュールにより選択された前記測
    距フレームの中心と略同一となるように前記表示モジュ
    ールに表示配置するように制御する表示制御モジュール
    を有することを特徴とする請求項10に記載の記憶媒
    体。
  12. 【請求項12】 前記記録媒体は、前記撮像装置に対し
    て着脱可能であることを特徴とする請求項9に記載の記
    憶媒体。
  13. 【請求項13】 前記撮像装置は、電子カメラであるこ
    とを特徴とする請求項9〜12のいずれかに記載の記憶
    媒体。
JP2000226685A 2000-07-27 2000-07-27 撮像方法及び装置並びに記憶媒体 Pending JP2002044493A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000226685A JP2002044493A (ja) 2000-07-27 2000-07-27 撮像方法及び装置並びに記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000226685A JP2002044493A (ja) 2000-07-27 2000-07-27 撮像方法及び装置並びに記憶媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002044493A true JP2002044493A (ja) 2002-02-08

Family

ID=18720260

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000226685A Pending JP2002044493A (ja) 2000-07-27 2000-07-27 撮像方法及び装置並びに記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002044493A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009290713A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Sony Corp 画像処理装置および画像処理方法、並びにプログラム
JP2010072659A (ja) * 2009-11-06 2010-04-02 Olympus Corp カメラ
US7978254B2 (en) 2007-08-21 2011-07-12 Canon Kabushiki Kaisha Image capturing apparatus, its controlling method, and program

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7978254B2 (en) 2007-08-21 2011-07-12 Canon Kabushiki Kaisha Image capturing apparatus, its controlling method, and program
JP2009290713A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Sony Corp 画像処理装置および画像処理方法、並びにプログラム
JP4513039B2 (ja) * 2008-05-30 2010-07-28 ソニー株式会社 画像処理装置および画像処理方法、並びにプログラム
JP2010072659A (ja) * 2009-11-06 2010-04-02 Olympus Corp カメラ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8670064B2 (en) Image capturing apparatus and control method therefor
JP4756932B2 (ja) 撮像装置及び交換レンズ
US20050013602A1 (en) Digital camera having red-eye reduction bracket photographing mode
JP5762114B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP2008261983A (ja) カメラ
CN101388966B (zh) 带放大显示功能的照相机和照相机的控制方法
CN101373254A (zh) 摄影装置及摄影装置的控制方法
JP2001128044A (ja) デジタルカメラ、再生画像表示装置、及び画像データのファイリング方法
JP2006313978A (ja) 撮像装置、制御方法及びコンピュータプログラム
JP3278182B2 (ja) 画像記録装置及びその制御方法
JPH1188761A (ja) デジタルカメラおよび記録媒体
JP2002044493A (ja) 撮像方法及び装置並びに記憶媒体
JP2007028486A (ja) デジタルカメラ
JP2021121063A (ja) 撮像制御装置
JPH10197941A (ja) モニタ表示装置付きカメラ
JP2009267893A (ja) 撮像装置
US6249651B1 (en) Camera for electronic photographing and photographing using films
JP2852224B2 (ja) スチルカメラ一体型ビデオカメラ
JP2002135647A (ja) 撮像装置、方法、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP4731646B2 (ja) 撮像方法及び装置
JP6095727B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP2005348377A (ja) 撮像装置、撮像装置の制御方法、制御プログラム及び記憶媒体
JP2002244190A (ja) カメラ
JP2007074395A (ja) カメラ
JP2006217312A (ja) 画像処理装置、画像処理装置制御方法及び記憶媒体

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20060323

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20070626