JP2002042645A - 色選別電極の製造方法及びそれに用いる製造装置 - Google Patents

色選別電極の製造方法及びそれに用いる製造装置

Info

Publication number
JP2002042645A
JP2002042645A JP2000224883A JP2000224883A JP2002042645A JP 2002042645 A JP2002042645 A JP 2002042645A JP 2000224883 A JP2000224883 A JP 2000224883A JP 2000224883 A JP2000224883 A JP 2000224883A JP 2002042645 A JP2002042645 A JP 2002042645A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
manufacturing
edges
clamp
edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000224883A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Kawada
康夫 河田
Noboru Kumoi
昇 雲井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2000224883A priority Critical patent/JP2002042645A/ja
Publication of JP2002042645A publication Critical patent/JP2002042645A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電極素体の縁部を表裏面からクランプするに
際し、滑りを防止し、且つクランプにより生じた歪みが
電極素体の有効画面領域へ伝播しないようにする色選別
電極の製造方法及びそれに用いる製造装置を提供する。 【解決手段】 フレームの一対の平行なメンバーに、接
近方向の圧縮力を加える工程と、平行な複数のスリット
33が形成された金属シート状電極素体31のスリット
33の長手方向両端の縁部をクランプし且つ両縁部を離
反方向に引っ張ることで、電極素体31に引っ張り力を
加える工程と、引っ張り力の加えられた電極素体31の
両縁部を、圧縮力の加えられた一対のメンバーにそれぞ
れシーム溶接する工程とを含む色選別電極の製造方法に
おいて、電極素体31の両縁部を表裏面からクランプす
るに際し、尖頭ピン45を縁部に貫通し且つこの尖頭ピ
ン45を中心とした貫通穴周縁を表裏からクランプす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、陰極線管に取り付
けられる色選別電極の製造方法及びそれに用いる製造装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】トリニトロン(登録商標)型カラー陰極
線管の前面のパネルには、電子銃からの電子を選別して
蛍光面に通過させる色選別電極(AG:アパーチャグリ
ル)が取り付けられる。即ち、図4に示すように、電子
銃1の封止されるファンネル3には蛍光体ストライプの
形成される蛍光体ガラスパネル5がフリットシール部7
を介して接合され、このパネル5には色選別電極9が取
り付けられている。色選別電極9は、上下のAメンバー
11、11と左右のBメンバー13、13を長方形に溶
接した枠状のフレーム15に、多数のテープ状グリット
素体を所定の間隔で配置した電極素体(FAG:AGを
フレームに溶接する前のフラットアパーチャグリル)1
7を架張した構造となっている。この電極素体17に
は、所定の張力が与えられている。
【0003】図5は従来の色選別電極の製造方法におけ
る組立手順の説明図である。色選別電極9の組立てに際
しては、電極素体17に所定のテンションを与えるた
め、Aメンバー11、11間に圧縮力Fを加えた状態
で、Aメンバー11、11の曲率に近い下部クランプ2
1に電極素体17を載せ、電極素体17が撓まないよう
に上部クランプ23で挟んで力fで引っ張る。この状態
でフレーム15を下方から突き上げて電極素体17に押
し当てた後、Aメンバー11、11の長手方向一端側よ
り円盤状溶接電極25を回転させながら圧下し、Aメン
バー11、11に電極素体17をシーム溶接する。溶接
後、電極素体17の外周部(ペリフェリ部)17aを取
り除くことで、色選別電極9の組立てが完了した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の色選別電極の製造方法は、電極素体の両縁部を
クランプして離反方向に引っ張り力を作用させる際、図
6に示すように、それぞれの縁部17aを、下部クラン
プ21と上部クランプ23で挟み、図7に示すように下
部クランプ21に形成された受溝21aと、上部クラン
プ23に形成されたレール状の押圧子23aとで、縁部
17aを受溝21aに押し付けてクランプしていたの
で、引っ張り力を作用させた際に、クランプ部における
滑りを確実に防止することができなかった。そして、滑
りが生じれば、均等な引っ張り力が電極素体へ加えられ
なくなり、電極素体に歪みが発生した。また、縁部17
aを受溝21aに押し付け、変形させてクランプしてい
たので、この変形により生じた歪みが、電極素体の有効
画面領域へ伝播する虞れがあった。さらに、押圧子と受
溝からなる従来構造の場合には、高い嵌合精度が必要に
なり、装置製造コストが高くなるとともに、高い嵌合精
度を維持するために、押圧子の磨耗に応じて短期間での
部品交換が必要になった。本発明は上記状況に鑑みてな
されたもので、滑りを防止した確実な縁部のクランプが
可能になり、且つクランプにより生じた歪みが電極素体
の有効画面領域へ伝播することがなく、しかも、高い嵌
合精度も不要になる色選別電極の製造方法及びそれに用
いる製造装置を提供し、色選別電極の製造精度向上、製
造装置のコスト低減、及びメンテンスフリーを図ること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る請求項1記載の色選別電極の製造方法
は、四角枠状に形成されたフレームの一対の平行なメン
バーに、接近方向の圧縮力を加える工程と、平行な複数
のスリットが形成された金属シート状電極素体の前記ス
リットの長手方向両端の縁部を表裏面からクランプし且
つ該両縁部を離反方向に引っ張ることで、前記スリット
の長手方向の引っ張り力を該電極素体に加える工程と、
引っ張り力の加えられた該電極素体の前記両縁部を、前
記圧縮力の加えられた一対のメンバーにそれぞれシーム
溶接する工程とを含む色選別電極の製造方法において、
電極素体の両縁部を前記表裏面からクランプするに際
し、尖頭ピンを前記縁部に貫通し且つ該尖頭ピンを中心
とした貫通穴周縁を表裏からクランプすることを特徴と
する。
【0006】この色選別電極の製造方法では、電極素体
の縁部を表裏面からクランプするに際し、尖頭ピンが縁
部に貫通され、且つこの尖頭ピンを中心とした貫通穴の
周縁が表裏からクランプされる。従って、単に縁部を表
裏面から挟んでクランプするのに比べ、滑りが確実に防
止され、確実なクランプが可能になる。これにより、均
等な引っ張り力が電極素体へ加えられるようになり、不
均一な引っ張り力が作用することによる歪みの発生がな
くなる。そして、縁部を受溝に押し付け変形させてクラ
ンプすることにより生じていた有効画面領域へ伝播する
歪みも発生しなくなる。
【0007】請求項2記載の色選別電極の製造装置は、
平行な複数のスリットが整列して形成された金属シート
状電極素体の前記スリットの長手方向両端の縁部を表裏
面からクランプし且つ該両縁部を離反方向に引っ張るこ
とで、前記スリットの長手方向の引っ張り力を該電極素
体に加え、引っ張り力の加えられた該電極素体の前記両
縁部を、四角枠状に形成されたフレームの一対の平行な
メンバーにそれぞれシーム溶接する色選別電極の製造装
置であって、前記電極素体の縁部を表裏面からクランプ
する上部クランプと、下部クランプとを有し、前記上部
クランプには前記縁部を貫通する尖頭ピンが突設され、
前記下部クランプには該尖頭ピンの進入する凹部が形成
されていることを特徴とする。
【0008】この色選別電極の製造装置では、電極素体
の縁部を表裏面からクランプする上部クランプと、下部
クランプとが設けられ、上部クランプには縁部を貫通す
る尖頭ピンが突設され、下部クランプには尖頭ピンの進
入する凹部が形成される。従って、上部クランプと下部
クランプとによって縁部がクランプされると、電極素体
の縁部に尖頭ピンが貫通され、且つこの尖頭ピンを中心
とした貫通穴周縁が表裏からクランプされることにな
る。これにより、滑りの生じない確実なクランプが可能
になる。そして、従来の押圧子と受溝からなる構造の場
合に必要であった高い嵌合精度も不要になる。さらには
嵌合精度を維持するための部品交換も不要になる。
【0009】請求項3記載の色選別電極の製造装置は、
尖頭ピン周囲の前記上部クランプのクランプ面には該尖
頭ピンの突出高さより薄厚の弾性シート材が貼着されて
いることを特徴とする。
【0010】この色選別電極の製造装置では、貫通穴周
縁が、弾性シート材を介して上部クランプに押圧され、
貫通穴周縁の凹凸が弾性シート材によって吸収され、貫
通穴周縁の均等なクランプが可能になる。また、尖頭ピ
ンの穿孔によって生じた歪みが、貫通穴周縁に押圧され
る弾性シート材によって、貫通穴周縁から外側へ伝播し
なくなる。
【0011】請求項4記載の色選別電極の製造装置は、
前記尖頭ピン、前記凹部、及び前記弾性シート材から構
成される穿孔クランプ部が、前記上部クランプ及び前記
下部クランプからなるクランプに、前記スリットの整列
方向で複数配設されていることを特徴とする。
【0012】この色選別電極の製造装置では、穿孔クラ
ンプ部が、クランプに、スリットの整列方向で複数配設
され、引っ張り力の作用点が複数に分散される。従っ
て、個々の作用点に集中する応力が小さくなり、応力集
中によって生じる作用点近傍の歪みが小さくなる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る色選別電極の
製造方法及びそれに用いる製造装置の好適な実施の形態
を図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係る
製造装置のクランプを示す斜視図、図2は図1の穿孔ク
ランプ部の拡大図、図3は穿孔クランプ部によってクラ
ンプされた電極素体の縁部の断面図である。
【0014】電極素体(フラットアパーチャーグリル)
31は、アパーチャーグリルをフレームに溶接する前の
スリット33が形成された非常に薄いシート状のもので
ある。本実施の形態による色選別電極の製造装置35
は、このような薄厚の電極素体31を撓みが生じないよ
うに張力を作用させて保持するためのものである。製造
装置35は、その主要部として、電極素体31の縁部3
7を表裏面からクランプするクランプ39を有してい
る。なお、図1には電極素体31の一方の縁部37(図
2参照)をクランプするクランプ39のみを示してい
る。
【0015】クランプ39は、電極素体31を載置する
下部クランプ41と、下部クランプ41に載置された電
極素体31を押圧して、この下部クランプ41とで電極
素体31とを挟む上部クランプ43とからなる。下部ク
ランプ41は、電極素体31を載置する面が、図5に示
したAメンバー11、11の曲面と同様な曲面で形成さ
れている。また、下部クランプ41に載置された電極素
体31は、同様の曲面を有する上部クランプ43とによ
ってクランプされるようになっている。
【0016】このようにして、電極素体31のスリット
長手方向両端の縁部37をクランプした下部クランプ4
1及び上部クランプ43は、離反する方向に引っ張り荷
重が加えられるようになっている。つまり、引っ張り荷
重が加えられた電極素体31は、スリット33の長手方
向にテンションが生じるようになる。
【0017】ここで、上部クランプ43には縁部37を
貫通する尖頭ピン45が突設されている。また。下部ク
ランプ41には尖頭ピン45の進入する凹部47が形成
されている。尖頭ピン45の周囲である上部クランプ4
3のクランプ面43aには、尖頭ピン45の突出高さよ
り薄厚の弾性シート材49が貼着されている。
【0018】尖頭ピン45、凹部47、弾性シート材4
9は、一つの穿孔クランプ部51を構成する。この穿孔
クランプ部51は、上部クランプ43及び下部クランプ
41からなるクランプ39に、スリット33の整列方向
(図1の矢印a方向)で複数配設されている。
【0019】次に、このように構成された製造装置35
を用いた色選別電極の製造方法における組立手順を説明
する。色選別電極の組立てに際しては、電極素体31に
所定のテンションを与えるため、図5に示したAメンバ
ー11、11間に圧縮力Fを加えた状態で、下部クラン
プ41に電極素体31を載せ、電極素体31が撓まない
ように上部クランプ43でクランプする。
【0020】この際、穿孔クランプ部51は、図3に示
すように、尖頭ピン45が電極素体31の縁部37を貫
通し、且つ弾性シート材49が尖頭ピン45を中心とし
た貫通穴周縁55をクランプする。このようにして両縁
部37をクランプした製造装置35は、クランプ39を
離反方向に引っ張ることで、スリット33の長手方向の
引っ張り力を電極素体31に加える。
【0021】この状態で図5に示したフレーム15を下
方から突き上げて電極素体31に押し当てた後、図5に
示したAメンバー11、11の長手方向一端側より円盤
状溶接電極25を回転させながら圧下し、Aメンバー1
1、11に電極素体31をシーム溶接する。溶接後、尖
頭ピン45によって穿孔された電極素体31の外周部
(ペリフェリ部)を取り除くことで、色選別電極の組立
てが完了する。つまり、色選別電極には、穿孔の残るこ
とがない。
【0022】次に、上記の色選別電極の製造方法及びそ
れに用いる製造装置35の作用を説明する。上記の製造
方法では、電極素体31の縁部37を表裏面からクラン
プするに際し、尖頭ピン45が縁部37に貫通され、且
つこの尖頭ピン45を中心とした貫通穴周縁55が表裏
からクランプされる。従って、単に縁部37を表裏面か
ら挟んでクランプするのに比べ、滑りが確実に防止さ
れ、確実なクランプが可能になる。これにより、従来の
レール状の押圧子を用いた場合に比べて、均等な引っ張
り力が電極素体31へ加えられるようになり、不均一な
引っ張り力が作用することによる歪みの発生がなくな
る。また、従来方法のように、縁部37を受溝に押し付
け、縁部37を変形させるクランプを行わないので、こ
の変形が電極素体31の有効画面領域へ伝播することに
よる歪みの発生も防止される。
【0023】また、上記の製造装置35では、上部クラ
ンプ43と下部クランプ41とによって縁部37がクラ
ンプされると、電極素体31の縁部37に尖頭ピン45
が貫通され、且つこの尖頭ピン45を中心とした貫通穴
周縁55が表裏からクランプされることになる。これに
より、滑りの生じない確実なクランプが可能になる。そ
して、従来の押圧子と受溝からなる構造の場合に必要で
あった高い嵌合精度も不要になる。さらには嵌合精度を
維持するための部品交換も不要になる。
【0024】また、上記の製造装置35では、貫通穴周
縁55が、弾性シート材49を介して上部クランプ43
に押圧され、貫通穴周縁55の凹凸が弾性シート材49
によって吸収され、貫通穴周縁55の均等なクランプが
可能になる。また、尖頭ピン45の穿孔によって生じた
歪みが、貫通穴周縁55に押圧される弾性シート材49
によって、貫通穴周縁55から外側へ伝播しなくなる。
【0025】さらに、上記の製造装置35では、穿孔ク
ランプ部51が、クランプ39に、スリット33の整列
方向で複数配設され、引っ張り力の作用点が複数に分散
される。従って、個々の作用点に集中する応力が小さく
なり、応力集中によって生じる作用点近傍の歪みが小さ
くなる。
【0026】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る色選別電極の製造方法によれば、電極素体の縁部を表
裏面からクランプするに際し、尖頭ピンを縁部に貫通し
且つこの尖頭ピンを中心とした貫通穴周縁を表裏からク
ランプするので、滑りを防止して確実に縁部をクランプ
することができる。そして、従来のように、縁部を受溝
に押し付け、変形させてクランプすることがないので、
クランプ部から電極素体の有効画面領域へ伝播する歪み
を確実に防止することができる。
【0027】本発明に係る色選別電極の製造装置によれ
ば、電極素体の縁部を表裏面からクランプする上部クラ
ンプと下部クランプとを設け、上部クランプには縁部を
貫通する尖頭ピンを突設し、下部クランプには尖頭ピン
の進入する凹部を形成したので、電極素体の縁部に尖頭
ピンを貫通させ且つこの尖頭ピンを中心とした貫通穴周
縁を表裏からクランプすることができる。これにより、
滑りを防止して確実に縁部をクランプすることができ
る。そして、従来の押圧子と受溝からなる構造の場合に
必要であった高い嵌合精度も不要になり、装置製造コス
トを低減することができる。また、押圧子と受溝からな
る構造の場合には、高い嵌合精度を維持するために、押
圧子の磨耗に応じた短期間での部品交換が必要になった
が、本発明によればこのような磨耗による部品交換の頻
度も低くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る製造装置のクランプを示す
斜視図である。
【図2】図1の穿孔クランプ部の拡大図である。
【図3】穿孔クランプ部によってクランプされた電極素
体縁部の断面図である。
【図4】従来方法により製造された色選別電極を有する
陰極線管の斜視図である。
【図5】従来の色選別電極の組立て手順を示す説明図で
ある。
【図6】従来のクランプの斜視図である。
【図7】従来のクランプにおける押圧子及び受溝によっ
てクランプされた電極素体縁部の断面図である。
【符号の説明】
11…Aメンバー、15…フレーム、31…電極素体、
33…スリット、35…色選別電極の製造装置、37…
縁部、39…クランプ、41…下部クランプ、43…上
部クランプ、45…尖頭ピン、47…凹部、49…弾性
シート材、51…穿孔クランプ部、55…貫通穴周縁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 四角枠状に形成されたフレームの一対の
    平行なメンバーに、接近方向の圧縮力を加える工程と、 平行な複数のスリットが形成された金属シート状電極素
    体の前記スリットの長手方向両端の縁部を表裏面からク
    ランプし且つ該両縁部を離反方向に引っ張ることで、前
    記スリットの長手方向の引っ張り力を該電極素体に加え
    る工程と、 引っ張り力の加えられた該電極素体の前記両縁部を、前
    記圧縮力の加えられた一対のメンバーにそれぞれシーム
    溶接する工程とを含む色選別電極の製造方法において、 電極素体の両縁部を前記表裏面からクランプするに際
    し、 尖頭ピンを前記縁部に貫通し且つ該尖頭ピンを中心とし
    た貫通穴周縁を表裏からクランプすることを特徴とする
    色選別電極の製造方法。
  2. 【請求項2】 平行な複数のスリットが整列して形成さ
    れた金属シート状電極素体の前記スリットの長手方向両
    端の縁部を表裏面からクランプし且つ該両縁部を離反方
    向に引っ張ることで、前記スリットの長手方向の引っ張
    り力を該電極素体に加え、引っ張り力の加えられた該電
    極素体の前記両縁部を、四角枠状に形成されたフレーム
    の一対の平行なメンバーにそれぞれシーム溶接する色選
    別電極の製造装置であって、 前記電極素体の縁部を表裏面からクランプする上部クラ
    ンプと、下部クランプとを有し、 前記上部クランプには前記縁部を貫通する尖頭ピンが突
    設され、 前記下部クランプには該尖頭ピンの進入する凹部が形成
    されていることを特徴とする色選別電極の製造装置。
  3. 【請求項3】 尖頭ピン周囲の前記上部クランプのクラ
    ンプ面には該尖頭ピンの突出高さより薄厚の弾性シート
    材が貼着されていることを特徴とする請求項2記載の色
    選別電極の製造装置。
  4. 【請求項4】 前記尖頭ピン、前記凹部、及び前記弾性
    シート材から構成される穿孔クランプ部が、前記上部ク
    ランプ及び前記下部クランプからなるクランプに、前記
    スリットの整列方向で複数配設されていることを特徴と
    する請求項3記載の色選別電極の製造装置。
JP2000224883A 2000-07-26 2000-07-26 色選別電極の製造方法及びそれに用いる製造装置 Pending JP2002042645A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000224883A JP2002042645A (ja) 2000-07-26 2000-07-26 色選別電極の製造方法及びそれに用いる製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000224883A JP2002042645A (ja) 2000-07-26 2000-07-26 色選別電極の製造方法及びそれに用いる製造装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002042645A true JP2002042645A (ja) 2002-02-08

Family

ID=18718752

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000224883A Pending JP2002042645A (ja) 2000-07-26 2000-07-26 色選別電極の製造方法及びそれに用いる製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002042645A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9862818B2 (en) 2012-06-13 2018-01-09 Kuraray Co., Ltd. Ethylene-vinyl alcohol resin composition, multilayer sheet, packaging material, and container

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9862818B2 (en) 2012-06-13 2018-01-09 Kuraray Co., Ltd. Ethylene-vinyl alcohol resin composition, multilayer sheet, packaging material, and container

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6890237B2 (en) Shadow mask assembly manufacturing method and cathode ray tube manufacturing method
JP2002042645A (ja) 色選別電極の製造方法及びそれに用いる製造装置
KR100334088B1 (ko) 컬러음극선관의 제조방법 및 그 제조장치
JP2985797B2 (ja) カラー陰極線管、陰極線管の色選別機構及び色選別機構用フレーム
JP3368818B2 (ja) アパーチャグリルの組立方法およびその組立装置
JPH097506A (ja) 陰極線管の色選別電極製造方法
JP2000003667A (ja) 陰極線管の色選別電極製造方法
JP2001283727A (ja) 色選別電極の製造方法及びその製造装置
US6573644B1 (en) Color cathode ray tube having a one-dimensional tension mask with a perforated region
JPH10255652A (ja) アパーチャグリル架張装置
JPH097508A (ja) カラー陰極線管用色選別機構体の組立方法
JPH10188794A (ja) フラットアパーチャーグリル
JP2002358882A (ja) 陰極線管の色選別電極製造装置
JPH06101300B2 (ja) 平面形陰極線管用フォイル型シャドウマスクの伸張装置
JPH0973861A (ja) カラー受像管用色選別電極の製造方法
KR100215771B1 (ko) 평면 브라운관의 섀도우마스크 스트레칭방법
JPH1092308A (ja) 陰極線管用色選別機構の組立方法
JP2523635B2 (ja) 緊張式シャドウマスク形カラ―ブラウン管
JP3494358B2 (ja) アパーチャグリルの組立方法および組立装置
JPH08335441A (ja) 色選択電極およびダンパー線の固定方法
JPH0850860A (ja) カラー陰極線管
JP2003141989A (ja) カラー陰極線管の製造方法及びその製造装置
JP2001210230A (ja) 色選別電極構体の製造方法
JP2003016932A (ja) 陰極線管の製造方法
JPH04289630A (ja) シャドウマスク構体の製造方法