JP2002038735A - 浴室装置 - Google Patents

浴室装置

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JP2002038735A JP2000224795A JP2000224795A JP2002038735A JP 2002038735 A JP2002038735 A JP 2002038735A JP 2000224795 A JP2000224795 A JP 2000224795A JP 2000224795 A JP2000224795 A JP 2000224795A JP 2002038735 A JP2002038735 A JP 2002038735A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 浴室内のスピーカの取り付け作業や配線作業
を容易に行うことができるとともに、スピーカのメンテ
ナンス作業についても容易に行うことができる浴室装置
を提供する。 【解決手段】 浴室Aの天井A1に点検口A1aを有
し、かつ、この点検口A1aを閉塞する開閉可能な点検
蓋A2を有する浴室装置であって、点検蓋A2には、ス
ピーカ4A,4Bが取り付けられている。スピーカ4
A,4Bは、給湯装置本体1を遠隔操作するための風呂
用リモコン3からケーブル5,5を介してオーディオ信
号を供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえばユニット
バスなどの天井に点検口を有し、かつ、この点検口を閉
塞する開閉可能な点検蓋を有する浴室装置に関し、特
に、給湯装置本体を遠隔操作するための遠隔操作装置を
利用して浴室内に音楽を提供できる浴室装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえばユニットバスなどの浴室におけ
る天井には、点検口が設けられており、この点検口を閉
塞するように開閉可能な点検蓋が設けられている。この
ような浴室装置の内部に音楽を提供するためには、ステ
レオ音響効果などを考慮して、浴室の天井や側壁にスピ
ーカを埋め込んでいる。浴室を施工する際には、現場で
天井や側壁にスピーカ用の穴を加工形成し、スピーカの
取り付け作業や配線作業を行っている。
【0003】一方、浴室内に湯水を供給する屋外設置型
の最近の給湯装置本体は、屋内の浴室や台所などに設置
された遠隔操作装置によって遠隔操作可能とされてい
る。そして、この種の遠隔操作装置に、別の専用に音楽
を聴くための装置を追加していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、本出願人
は、給湯装置本体を遠隔操作するための遠隔操作装置を
利用して音楽を浴室内にて聴くことができる浴室装置の
開発を進め、このほどそれを完成した。この装置によれ
ば、複数の遠隔操作装置と給湯装置本体とを相互に接続
する配線設備などを利用して浴室内に音楽を提供するこ
とができる。
【0005】たとえば、使用者は、台所に設置された遠
隔操作装置(台所用リモコン)に音源を接続し、この台
所用リモコンを経由して浴室内に設置された遠隔操作装
置(風呂用リモコン)に音源からの楽曲情報を取り込
み、この風呂用リモコンを操作することで楽曲情報に基
づく音楽を浴室内に出力させることができる。つまり、
音源から浴室までのオーディオ信号線は、それ専用の配
線設備を必要とせずに、台所用リモコンと風呂用リモコ
ンとを相互に接続するための配線設備を利用して構築す
ることができる。
【0006】しかし、先述したように、スピーカを浴室
の天井や側壁に埋め込む場合、風呂用リモコンとスピー
カとをオーディオ信号線により接続しなければならない
ので、浴室を施工する際、スピーカの取り付け作業や配
線作業を浴室の外側で行わなければならず、施工現場で
は作業しにくい点が指摘されており、これらの作業を要
領良く行うことができなかった。また、スピーカが故障
した場合のメンテナンス作業は困難を極め、利用者がス
ピーカのメンテナンス作業を行うことはほとんど不可能
であった。
【0007】本発明は、上記の点に鑑みて提案されたも
のであって、浴室内のスピーカの取り付け作業や配線作
業を容易に行うことができるとともに、スピーカのメン
テナンス作業についても容易に行うことができる浴室装
置を提供することを、その課題とする。
【0008】
【発明の開示】上記の課題を解決するため、本発明で
は、次の技術的手段を講じている。
【0009】本発明の第1の側面によれば、天井に点検
口を有し、かつ、この点検口を閉塞する開閉可能な点検
蓋を有する浴室装置であって、点検蓋にスピーカを取り
付けたことを特徴とする、浴室装置が提供される。
【0010】好ましい実施の形態によれば、スピーカ
は、給湯装置本体を遠隔操作するための遠隔操作装置か
ら導線を介してオーディオ信号が供給される。
【0011】他の好ましい実施の形態によれば、スピー
カは、点検蓋に取り付けられた再生装置からオーディオ
信号が供給され、再生装置は、給湯装置本体を遠隔操作
するための遠隔操作装置から供給される楽曲情報および
制御情報に基づいてオーディオ信号を生成する。
【0012】本発明の第2の側面によれば、浴室の天井
および/または側壁にスピーカが取り付けられた浴室装
置であって、給湯装置本体を遠隔操作するための遠隔操
作装置に、楽曲情報および制御情報を無線により送信す
る送信装置を設け、スピーカの近傍に、送信装置からの
楽曲情報および制御情報を受信する受信装置と、この受
信装置により受信された楽曲情報および制御情報に基づ
いてスピーカを駆動するためのオーディオ信号を生成す
る再生装置とを設けたことを特徴とする、浴室装置が提
供される。
【0013】好ましい実施の形態によれば、スピーカ、
受信装置、および再生装置は、浴室の天井に形成された
点検口を閉塞する開閉可能な点検蓋に取り付けられてい
る。
【0014】本発明によれば、スピーカから音楽を出力
させることができ、そのスピーカは点検蓋に取り付けら
れるので、遠隔操作装置や給湯装置本体などの給湯設備
を設置する際、前もってスピーカを点検蓋に取り付けて
おくことにより、スピーカの取り付け作業や配線作業を
容易に行うことができるとともに、スピーカのメンテナ
ンス作業についても点検蓋を開けて容易に行うことがで
きる。
【0015】本発明のその他の特徴および利点は、添付
図面を参照して以下に行う発明の実施の形態の説明によ
って、より明らかになるであろう。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を、図面を参照して具体的に説明する。
【0017】図1は、本発明に係る浴室装置を備えた浴
室全体を説明するための説明図、図2は、浴室装置の要
部の回路ブロック図である。この浴室装置は、給湯装置
本体1を遠隔操作するための遠隔操作装置を利用したも
のであって、遠隔操作装置としての台所用リモコン2お
よび風呂用リモコン3と、浴室Aの内部に向けて音楽を
出力するためのスピーカ4A,4Bとを備えている。な
お、図1では、台所用リモコン2を図示省略している。
【0018】浴室Aは、たとえばユニットバスで構成さ
れる。浴室Aの天井A1には矩形の点検口A1aが開口
形成されており、この点検口A1aを閉じた状態で閉塞
するように開閉可能な点検蓋A2が設けられている。こ
の点検蓋A2は、浴室Aの内部から取り付け/取り外し
が可能とされる。また、点検蓋A2には、防水・防滴を
施してスピーカ4A,4Bが埋め込み固定されている。
一方、浴室Aの側壁A3の所定箇所には、風呂用リモコ
ン3が設置されている。この風呂用リモコン3から浴室
Aの外側を通って点検口A1aの裏側付近までには、オ
ーディオ信号線としてのケーブル5,5が敷設されてお
り、図1に図示するコネクタ5Aを介してスピーカ4
A,4Bがケーブル5,5とつながれている。これによ
り、風呂用リモコン3とスピーカ4A,4Bとが電気的
に接続されている。なお、風呂用リモコン3は、一般に
浴室Aを施工する際に設置されるが、スピーカ4A,4
Bは、浴室Aの施工前となるユニットバスの出荷段階な
どで点検蓋A2に取り付けた状態としておくことも可能
である。
【0019】給湯装置本体1は、屋外に設置されてい
る。もちろん、給湯装置本体1を屋内の所定の場所に設
置してもよい。
【0020】台所用リモコン2は、台所に設置されてお
り、マイクロコンピュータ21、オーディオデコーダ2
2、ディジタル/アナログコンバータ23、オーディオ
アンプ24a,24b、スピーカ25a,25b、スロ
ット26、および通信部27を備えている。スロット2
6には、音源としての可搬型の記憶媒体28が台所用リ
モコン2の外部から挿抜可能なように構成されている。
【0021】マイクロコンピュータ21は、台所用リモ
コン2の全体を制御する。またマイクロコンピュータ2
1は、記憶媒体28から圧縮された楽曲情報としてのオ
ーディオデータを読み出し、オーディオデコーダ22あ
るいは通信部27に供給する。
【0022】オーディオデコーダ22は、マイクロコン
ピュータ21により読み出された圧縮されたオーディオ
データを圧縮前のオーディオデータに復元して、ディジ
タル/アナログコンバータ23に供給する。
【0023】ディジタル/アナログコンバータ23は、
オーディオデコーダ22によって復元されたオーディオ
データを左右両チャンネルのアナログのオーディオ信号
に変換し、オーディオアンプ24a,24bに各別に供
給する。
【0024】オーディオアンプ24a,24bは、ディ
ジタル/アナログコンバータ23によって変換された左
右両チャンネルのオーディオ信号を各別に増幅する。
【0025】スピーカ25a,25bは、オーディオア
ンプ24a,24bによって増幅された左右両チャンネ
ルのオーディオ信号によって各別に駆動され、音楽など
を出力する。
【0026】スロット26は、脱着可能で可搬型の記憶
媒体28とマイクロコンピュータ21とを電気的に接続
する。
【0027】通信部27は、台所用リモコン2と給湯装
置本体1との間の操作信号の伝送を含む各種の通信を実
行する。さらに通信部27は、風呂用リモコン3との間
の圧縮されたオーディオデータの授受を実行する。
【0028】記憶媒体28は、フラッシュメモリを内蔵
したカードであり、各種の大きさ、記憶容量のものが市
販されている。この記憶媒体28には、楽曲情報として
の圧縮されたオーディオデータが格納されており、記憶
媒体28は音源として用いられる。また圧縮形式として
は、たとえばMP3、TWIN−VQ、AAC、ATR
AC(登録商標)などが考えられる。
【0029】風呂用リモコン3は、浴室Aに設置されて
おり、マイクロコンピュータ31、オーディオデコーダ
32、ディジタル/アナログコンバータ33、オーディ
オアンプ34a,34b、スロット36、および通信部
37を備えている。スロット36には、可搬型の記憶媒
体38が風呂用リモコン3の外部から挿抜可能なように
構成されている。
【0030】マイクロコンピュータ31は、風呂用リモ
コン3の全体を制御する。またマイクロコンピュータ3
1は、記憶媒体38から圧縮されたオーディオデータを
読み出し、オーディオデコーダ32あるいは通信部37
に供給する。
【0031】オーディオデコーダ32は、マイクロコン
ピュータ31により読み出された圧縮されたオーディオ
データを圧縮前のオーディオデータに復元して、ディジ
タル/アナログコンバータ33に供給する。
【0032】ディジタル/アナログコンバータ33は、
オーディオデコーダ32によって復元されたオーディオ
データを左右両チャンネルのアナログのオーディオ信号
に変換し、オーディオアンプ34a,34bに各別に供
給する。
【0033】オーディオアンプ34a,34bは、ディ
ジタル/アナログコンバータ33によって変換された左
右両チャンネルのオーディオ信号を各別に増幅する。こ
れらのオーディオアンプ34a,34bは、それぞれケ
ーブル5,5を介して点検蓋A2に取り付けられたスピ
ーカ4A,4Bにオーディオ信号を供給する。
【0034】スロット36は、可搬型の記憶媒体38と
マイクロコンピュータ31とを電気的に接続する。
【0035】通信部37は、風呂用リモコン3と給湯装
置本体1との間の操作信号の伝送を含む各種の通信を実
行する。さらに通信部37は、台所用リモコン2との間
の圧縮されたオーディオデータの授受を実行する。
【0036】記憶媒体38は、フラッシュメモリを内蔵
したカードであり、各種の大きさ、記憶容量のものが市
販されている。この記憶媒体38には、楽曲情報として
の圧縮されたオーディオデータが格納されており、記憶
媒体38は音源として用いられる。また圧縮形式として
は、たとえばMP3、TWIN−VQ、AAC、ATR
ACなどが考えられる。
【0037】点検蓋A2に取り付けられたスピーカ4
A,4Bは、風呂用リモコン3のオーディオアンプ34
a,34bによって増幅された左右両チャンネルのオー
ディオ信号によって各別に駆動され、音楽を浴室Aの内
部に向けて出力する。
【0038】給湯装置本体1と、台所用リモコン2の通
信部27と、風呂用リモコン3の通信部37とは、2芯
の通信ケーブル6,7により相互に接続されている。
【0039】図3は、台所用リモコン2の正面図であっ
て、台所用リモコン2には、たとえば多数の蛍光体をド
ットマトリクス状に配置した蛍光管表示器を備え、各種
の文字や記号などを表示する表示部41や、たとえば複
数のキースイッチからなり、使用者により操作される各
種の操作スイッチ42などが設置されている。なお、表
示部41および操作スイッチ42は、インターフェイス
回路を介してマイクロコンピュータ21に接続されてい
るが、図面を簡略化して理解を容易にするために、図2
では記載を省略している。また、記憶媒体28は、台所
用リモコン2の側壁に形成されたスリットからスロット
26に挿抜可能なようになされている。もちろん、スリ
ットを側壁以外の箇所に形成してもよい。
【0040】図4は、風呂用リモコン3の正面図であっ
て、この風呂用リモコン3は防水構造が採用されてい
る。風呂用リモコン3には、たとえば多数の蛍光体をド
ットマトリクス状に配置した蛍光管表示器を備え、各種
の文字や記号などを表示する表示部51や、たとえば複
数のキースイッチからなり、使用者により操作される各
種の操作スイッチ52などが設置されている。なお、表
示部51および操作スイッチ52は、インターフェイス
回路を介してマイクロコンピュータ31に接続されてい
るが、図面を簡略化して理解を容易にするために、図2
では記載を省略している。また、記憶媒体38は、風呂
用リモコン3の側壁に形成され、防水を施したスリット
からスロット36に挿抜可能なようになされている。も
ちろん、防水を施したスリットを側壁以外の箇所に形成
してもよい。
【0041】上記構成を有する浴室装置を利用して記憶
媒体28に格納されている楽曲を浴室で聴取したい場
合、使用者は、風呂用リモコン3の操作スイッチ52に
対して所定の操作を行う。これによりマイクロコンピュ
ータ31が通信部37に所定のコマンドを供給する。こ
のコマンドは、通信部37から通信ケーブル7,6と台
所用リモコン2の通信部27とを介してマイクロコンピ
ュータ21に供給される。これによりマイクロコンピュ
ータ21が、記憶媒体28の所定の領域を読み取り、記
憶媒体28に格納されている楽曲の曲名に対応するデー
タを通信部27に供給する。このデータは、通信部27
から通信ケーブル6,7、および風呂用リモコン3の通
信部37を介してマイクロコンピュータ31に供給さ
れ、表示部51に表示される。
【0042】使用者が操作スイッチ52に対して所望の
楽曲の選択操作を施すと、マイクロコンピュータ31
が、その旨のコマンドを通信部37に供給する。このコ
マンドは、通信部37から通信ケーブル7,6と台所用
リモコン2の通信部27とを介してマイクロコンピュー
タ21に供給される。これによりマイクロコンピュータ
21が、選択された楽曲の楽曲情報、すなわち所定の形
式で圧縮されたディジタルのオーディオデータを記憶媒
体28から読み出し、通信部27に順次供給する。この
オーディオデータは、通信部27から通信ケーブル6,
7および通信部37を介して風呂用リモコン3のマイク
ロコンピュータ31に供給される。これによりマイクロ
コンピュータ31が、通信部37からのオーディオデー
タを順次オーディオデコーダ32に供給する。これによ
りオーディオデコーダ32が、圧縮されたオーディオデ
ータを圧縮前の状態に復元し、ディジタル/アナログコ
ンバータ33に供給する。これによりディジタル/アナ
ログコンバータ33が、ディジタルのオーディオデータ
をアナログのオーディオ信号に変換し、オーディオアン
プ34a,34bに供給する。これによりオーディオア
ンプ34a,34bが、アナログのオーディオ信号を増
幅し、ケーブル5,5を介して増幅されたオーディオ信
号を点検蓋A2のスピーカ4A,4Bに供給する。この
とき、オーディオアンプ34a,34bは、使用者によ
る操作スイッチ52に対する音量設定操作に応じた増幅
率でオーディオ信号を増幅する。具体的には、使用者に
より設定された音量がマイクロコンピュータ31によっ
て記憶され、それに基づいてマイクロコンピュータ31
がオーディオアンプ34a,34bを制御する。かくし
て、使用者によって所望された音楽が点検蓋A2のスピ
ーカ4A,4Bから出力され、使用者は、台所用リモコ
ン2のスロット26にセットされた記憶媒体28に格納
されている楽曲情報に対応する音楽を、浴室Aの内部に
おいて聴取できる。
【0043】もちろん、使用者が風呂用リモコン3のス
ロット36に記憶媒体38をセットした場合、その記憶
媒体38に格納されている楽曲情報に対応する音楽を風
呂用リモコン3の操作スイッチ52を操作して点検蓋A
2のスピーカ4A,4Bから聴取することができ、ま
た、台所用リモコン2の操作スイッチ42を操作して台
所用リモコン2に設けられたスピーカ4A,4Bを通じ
ても音楽を聴取することができる。
【0044】その一方、スピーカ4A,4Bが故障した
場合、使用者は、浴室Aの内部において点検蓋A2を点
検口A1aから取り外し、コネクタ5Aとスピーカ4
A,4Bとの接続を解除した後、スピーカ4A,4Bの
裏側を確認しつつメンテナンス作業を容易に行うことが
できる。
【0045】なお、通信部27,37と給湯装置本体1
との間の通信は、たとえば周波数多重、あるいは時分割
多重などの多重双方向通信で行われ、使用者による操作
スイッチ42,52の各種操作に応じて給湯装置本体1
が遠隔制御されるのであるが、これらの動作は本発明の
要旨とは直接関係しないので説明を省略する。
【0046】このように、浴室装置は、給湯装置本体1
を遠隔操作するための台所用リモコン2および風呂用リ
モコン3と、これらのリモコン2,3を経由して記憶媒
体28,38から取り込まれた楽曲情報に基づいて、音
楽を出力するスピーカ25A,25b,4A,4Bとを
備える。特に、浴室Aに設けられるスピーカ4A,4B
は、浴室Aの施工前、天井A1の点検口A1aを塞ぐ開
閉可能な点検蓋A2に予め取り付けておくことができる
ので、取り付け作業を容易に行うことができる。また、
浴室Aの内部から点検蓋A2を開けた状態で、ケーブル
5,5を介して風呂用リモコン3とスピーカ4Aとを簡
単に接続させることができ、スピーカ4A,4Bの配線
作業を容易に行うことができる。また、スピーカ4A,
4Bのメンテナンス作業についても点検蓋A2を取り外
して容易に行うことができる。
【0047】図5は、他の実施形態による浴室装置を備
えた浴室全体を説明するための説明図、図6は、図5に
示す浴室装置の要部の回路ブロック図である。これらの
図に示す浴室装置では、風呂用リモコン3とは別に、オ
ーディオ信号を生成するための装置として、マイクロコ
ンピュータ81、オーディオデコーダ82、ディジタル
/アナログコンバータ83、および通信部87を有する
再生装置本体8が設けられ、この再生装置本体8が点検
蓋A2の裏側に取り付けられる一方、同じくオーディオ
アンプ84a,84bも点検蓋A2の裏側に取り付けら
れている。これら再生装置本体8とオーディオアンプ8
4a,84bとで再生装置が構成されている。風呂用リ
モコン3と再生装置本体8とは、給湯装置本体1を経由
しつつ通信ケーブル9を介して接続されている。なお、
マイクロコンピュータ81、オーディオデコーダ82、
ディジタル/アナログコンバータ83、通信部87、お
よびオーディオアンプ84a,84bは、先の実施形態
における風呂用リモコン3の場合と同様の機能を有する
ものである。このようにすれば、スピーカ4A,4Bだ
けでなく、再生装置本体8およびオーディオアンプ84
a,84bも浴室Aの施工前に工場内で予め点検蓋A2
に取り付けておき、再生装置本体8およびオーディオア
ンプ84a,84bまわりの配線作業を行うことができ
る。また、再生装置本体8およびオーディオアンプ84
a,84bのメンテナンス作業についても点検蓋A2を
取り外して容易に行うことができる。
【0048】さらに図7は、他の実施形態による浴室装
置を備えた浴室全体を説明するための説明図、図8は、
図7に示す浴室装置の要部の回路ブロック図である。こ
れらの図に示す浴室装置では、点検蓋A2に取り付けら
れた再生装置本体8と無線によりオーディオデータを送
信する送信装置としての無線送信部39が風呂用リモコ
ン3に設けられ、一方、再生装置本体8には、その無線
送信部39から無線によりオーディオデータを受信する
受信装置としての無線受信部89が設けられる。無線方
式としては、赤外線などを用いた光通信や特定周波数の
電波を用いた方式が考えられる。このようにすれば、風
呂用リモコン3からスピーカ4A,4Bが位置する点検
口A1a付近までにケーブルを敷設する必要がなくな
り、煩わしい配線作業が不要となる。また、再生装置本
体8およびオーディオアンプ84a,84bの取り付け
作業やメンテナンス作業についても、点検蓋A2を取り
外して容易に行うことができる。
【0049】なお、本発明は、上記の各実施形態に限定
されるものではない。
【0050】たとえば、浴室Aは、ユニットバスに限ら
ず、住宅設備として一体化された構造でも良い。
【0051】音源としては、オーディオデータが格納さ
れた記憶媒体28,38を用いたが、台所用リモコン2
にオーディオ入力端子やオーディオエンコーダなどを設
け、音源としてのCDプレーヤなどを台所用リモコン2
に接続してCDプレーヤなどからのオーディオデータを
風呂用リモコン3へと供給するようにしても良い。その
場合、居間などに台所用リモコン2と同様の構成を有す
る遠隔操作装置を設置しても良い。
【0052】台所用リモコン2には、必ずしも、オーデ
ィオデコーダ22、ディジタル/アナログコンバータ2
3、オーディオアンプ24a,24b、スピーカ25
a,25bを設ける必要はなく、オーディオデータをア
ナログの増幅されたオーディオ信号としてスピーカ4
A,4Bに供給できる再生装置としての機能を風呂用リ
モコン3が備え、あるいは風呂用リモコン3とは別に再
生装置を備える構成であれば良い。また、風呂用リモコ
ン3が音源としての記憶媒体38などからオーディオデ
ータを単独で取り込めることができるのであれば、台所
用リモコン2が無くても良い。
【0053】風呂用リモコン3とは別に再生装置本体8
やオーディオアンプ84a,84bを設ける場合、それ
らの取り付け箇所としては、スピーカ4A,4Bに最も
近い点検蓋A2の裏側が好ましいが、浴室Aの側壁A3
などの外側などであっても良い。
【0054】スピーカ4A,4Bは、ステレオ音響効果
を得るために2チャンネル分を設けたが、チャンネル数
によってはそれより多くても良く、また、モノラル出力
に限れば、スピーカを1つだけ点検蓋A2に取り付けた
構造としても良い。
【0055】もちろん、本実施形態で言うところの音楽
は、曲構成されたものに限らず、人の呼び声や放送によ
る音声なども含む。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ス
ピーカから音楽を出力させることができ、そのスピーカ
は、点検蓋に取り付けられるので、遠隔操作装置や給湯
装置本体などの給湯設備を設置する際、前もってスピー
カを点検蓋に取り付けておくことにより、スピーカの取
り付け作業や配線作業を容易に行うことができるととも
に、スピーカのメンテナンス作業についても点検蓋を開
けて容易に行うことができる。
【0057】また、スピーカを駆動するための再生装置
を点検蓋に取り付け、この再生装置と遠隔操作装置とを
無線により接続したので、遠隔操作装置から点検蓋が位
置する点検口付近まで敷設すべきケーブルが不要とさ
れ、スピーカと遠隔操作装置とを簡単に接続することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る浴室装置を備えた浴室全体を説明
するための説明図ある。
【図2】浴室装置の要部の回路ブロック図である。
【図3】台所用リモコンの正面図である。
【図4】風呂用リモコンの正面図である。
【図5】他の実施形態による浴室装置を備えた浴室全体
を説明するための説明図である。
【図6】図5に示す浴室装置の要部の回路ブロック図で
ある。
【図7】他の実施形態による浴室装置を備えた浴室全体
を説明するための説明図である。
【図8】図7に示す浴室装置の要部の回路ブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 給湯装置本体 2 台所用リモコン 3 風呂用リモコン 5 ケーブル 6,7,9 通信ケーブル 8 再生装置本体 21,31,81 マイクロコンピュータ 22,32,82 オーディオデコーダ 23,33,83 ディジタル/アナログコンバータ 24a,24b,34a,34b,84a,84b オ
ーディオアンプ 25a,25b,4A,4B スピーカ 26,36 スロット 27,37,87 通信部 28,38 記憶媒体 41,51 表示部 42,52 操作スイッチ 39 無線送信部 89 無線受信部 A 浴室 A1 天井 A1a 点検口 A2 点検蓋
フロントページの続き (72)発明者 西島 周一 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内 (72)発明者 藤村 良裕 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内 Fターム(参考) 2E025 BA02 BC04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井に点検口を有し、かつ、この点検口
    を閉塞する開閉可能な点検蓋を有する浴室装置であっ
    て、 前記点検蓋にスピーカを取り付けたことを特徴とする、
    浴室装置。
  2. 【請求項2】 前記スピーカは、給湯装置本体を遠隔操
    作するための遠隔操作装置から導線を介してオーディオ
    信号が供給される、請求項1に記載の浴室装置。
  3. 【請求項3】 前記スピーカは、前記点検蓋に取り付け
    られた再生装置からオーディオ信号が供給され、 前記再生装置は、給湯装置本体を遠隔操作するための遠
    隔操作装置から供給される楽曲情報および制御情報に基
    づいて前記オーディオ信号を生成する、請求項1に記載
    の浴室装置。
  4. 【請求項4】 浴室の天井および/または側壁にスピー
    カが取り付けられた浴室装置であって、 給湯装置本体を遠隔操作するための遠隔操作装置に、楽
    曲情報および制御情報を無線により送信する送信装置を
    設け、 前記スピーカの近傍に、前記送信装置からの楽曲情報お
    よび制御情報を受信する受信装置と、この受信装置によ
    り受信された楽曲情報および制御情報に基づいて前記ス
    ピーカを駆動するためのオーディオ信号を生成する再生
    装置とを設けたことを特徴とする、浴室装置。
  5. 【請求項5】 前記スピーカ、前記受信装置、および前
    記再生装置は、浴室の天井に形成された点検口を閉塞す
    る開閉可能な点検蓋に取り付けられている、請求項4に
    記載の浴室装置。
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