JP2002037436A - 粉粒体用スクリュー輸送装置 - Google Patents

粉粒体用スクリュー輸送装置

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JP2002037436A
JP2002037436A JP2000224821A JP2000224821A JP2002037436A JP 2002037436 A JP2002037436 A JP 2002037436A JP 2000224821 A JP2000224821 A JP 2000224821A JP 2000224821 A JP2000224821 A JP 2000224821A JP 2002037436 A JP2002037436 A JP 2002037436A
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screw
spring
powder
transport
transport device
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Etsushi Izawa
悦史 伊澤
Akihiro Natsume
章博 夏目
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Amano Corp
Original Assignee
Amano Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で比較的安いコストにて製作する
ことができ、メンテナンスも簡単で粉粒体の噛み込み等
のトラブルに対しても容易に対処することができると共
に、優れた輸送機能を発揮できるように工夫した粉粒体
用スクリュー輸送装置を提供する。 【解決手段】 粉粒体を投入するホッパーHPの下側部
に輸送管1を取付け、この輸送管1の内部軸線方向に取
付けたスクリュー回転軸6の周囲に、螺旋バネ11を一
体回転するように取付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種の粉体又は粒
体を輸送する粉粒体輸送装置の技術分野に属するもので
あって、具体的には、粉粒体輸送装置に用いて好適なス
クリュー輸送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】粉粒体用のスクリュー輸送装置に関して
は、従来より、例えば実開平7−13422号公報で開
示されている「バグフイルター式脱臭装置」の図2に記
載されているように、ホッパーの下端口に取付けた排出
管の内部に、モータによって回転されるスクリュー式コ
ンベヤを取付けた構成のもの、或は、特開平6−156
673号公報で開示されている「スクリュー輸送装置」
に記載のように、ホッパーの下側に取付けた輸送通路の
内部にモータによって回転するスクリュー軸を設け、こ
のスクリュー軸に固定スクリュー羽根と可動スクリュー
羽根を取付けた構成のもの等が存在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記各公報に
記載されているスクリュー輸送装置は、いずれもモータ
によって回転するスクリュー軸(回転軸)の周囲に、ね
じ状の螺旋羽根を切削加工して製作するため、製作が非
常に面倒で製造コストが高く成る問題があり、加えて、
前記後者の公報に記載されているスクリューの場合は、
スクリュー軸に対して可動式と固定式の2種類のスクリ
ューを設けるため、構造が更に複雑化して製造コストが
益々高く成る問題と、構造が複雑なため、常にメンテナ
ンスに気を配っていないと、充分に機能を維持すること
ができなくなる問題があった。
【0004】従って本発明の技術的課題は、構造が簡単
で比較的安いコストにて製作することができ、メンテナ
ンスも簡単で粉粒体の噛み込み等のトラブルに対しても
容易に対処することができると共に、優れた輸送機能を
発揮できるように工夫した粉粒体用スクリュー輸送装置
を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】(1) 上記の技術的課
題を解決するために、本発明では前記請求項1に記載の
如く、ホッパーより輸送管内に落下して来る粉体又は粒
体を、輸送管内に設けたスクリューフィーダーの回転に
よって排出口に向けて移送するように構成した粉粒体用
スクリュー輸送装置であって、上記のスクリューフィー
ダーを、上記輸送管の内部長手方向に架設したスクリュ
ー回転軸の周囲に、この回転軸と一体回転するように螺
旋状に形成した螺旋バネを装着することによって構成し
ている。
【0006】(2) また、本発明では前記請求項2に
記載の如く、モータによって回転するスクリュー回転軸
の両端部にバネ受けを設け、これ等両側のバネ受けの間
に螺旋バネを圧縮した状態で装着するように構成してい
る。
【0007】(3) また、本発明では前記請求項3に
記載の如く、螺旋バネの少くとも一端側を前記一方のバ
ネ受けに固定し、他端側を他方のバネ受けに対して可動
自在に装着するように構成している。
【0008】(4) 更に本発明では、前記請求項4に
記載の如く、前記の螺旋バネを、断面略丸型のバネ材を
一定間隔をあけた螺旋状に屈曲形成するように構成して
いる。
【0009】前記(1)で述べた請求項1に係る手段に
よれば、スクリュー回転軸の周囲に螺旋状に形成した螺
旋バネを取付け、これを回転することによってホッパー
より落下して来る粉体又は粒体を排出口に向けて移送す
ることができるため、従来のスクリュー式輸送装置と同
じ輸送効果を発揮することができると共に、スクリュー
回転軸に対してスクリューを切削加工する面倒な加工作
業を行う必要がないため、製作コストを安くすることが
でき、更に、スクリューとして螺旋バネを使用している
ため、粉粒体が噛み込んだり詰ってしまう問題が発生し
ても、バッファー効果によってこれを緩やかに解消する
ことを可能にする。
【0010】前記(2)で述べた請求項2に係る手段に
よれば、螺旋バネが圧縮された状態でスクリュー回転軸
のバネ受けの間に装着されているため、これをモータで
回転することによって粉粒体を排出口に向けて支障無く
移送できる剛性を発揮することを可能にする。
【0011】前記(3)で述べた請求項3に係る手段に
よれば、螺旋バネの一端側をスクリュー回転軸の一方の
バネ受けに固定しているため、モータがスクリュー回転
軸を回転すると、螺旋バネも一体回転して粉粒体を排出
口に向けて移送することができると共に、上記螺旋バネ
の他端側は他方のバネ受けに対して可動自在に装着され
ているため、粉粒体の輸送中に噛み込み等によって螺旋
バネに過負荷が加わった場合でも、螺旋バネの全体が軸
方向に伸縮してこれを円滑に排除することを可能にす
る。
【0012】前記(4)で述べた請求項4に係る手段に
よれば、螺旋バネとして断面略丸型のバネ材を使用し、
且つ、このバネ材を一定間隔をあけた螺旋状に屈曲形成
しているため、粉粒体の噛み込みや詰り等が発生した場
合であっても、粉粒体を破壊することなく、これを弾性
的にやさしく安定した状態で移送することを可能にす
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、上述した本発明に係る粉
粒体用スクリュー輸送装置の実施の形態を図面と共に説
明すると、図1は本発明の全体の構成を説明した正断面
図で、図中、HPは粉体又は粒体(以下単に粉粒体と言
う)を投入するホッパー、2はこのホッパーHPの下端
供給口で、この供給口2の下端口に横長に構成した輸送
管1が連通状態に取付けられている。
【0014】3は上記輸送管1の一端下側部に連設した
粉粒体の排出口(排出筒)、4と5は輸送管1の両端部
に取付けたケーシング、6は輸送管1の内部に挿通した
スクリュー回転軸、6A,6Bはこの回転軸6の両端
部、具体的には、輸送管1内に於ける回転軸6の左右両
端部に取付けた鍔状のバネ受け、6Xと6Yは上記スク
リュー回転軸6の左右軸線方向に一体に連設した回転支
持軸で、これ等左右の支持軸6X,6Yが、上記左右の
ケーシング4,5内にグランドパッキング9,10を介
して回転自在に支持されている。
【0015】8は上記左側のケーシング4の外側面に取
付けたスピードコントロール自在に構成したモータで、
このモータ8の駆動軸がカップリング7を介して前記ス
クリュー回転軸6の一方の回転支持軸6Xに連結されて
いて、スクリュー回転軸6を連動回転自在に構成してい
る。
【0016】図1と図2に於いて、符号11で全体的に
示したのは、上記スクリュー回転軸6の周囲軸線方向に
装着した螺旋バネで、断面略丸型のバネ鋼を用いて螺旋
状(コイル状)に屈曲形成したこの螺旋バネ11は、そ
の両端11A,11Bを前記スクリュー回転軸6の両端
部に設けた左右のバネ受け6A,6Bの間に両側から圧
縮した状態で、而かも、その一端11Aを一方のバネ受
け6Aに固定し、他端11Bを他方のバネ受け6Bに対
して可動自在な状態に取付けられている。
【0017】また、上記の螺旋バネ11は、回転すると
粉粒体を図面上横方向に移送できるように、図示の如く
スクリュー回転軸6の周面に対して間隔をあけ、且つ、
隣接するバネ材同士の間にも軸線方向に一定の間隔をあ
けた状態に造られている。
【0018】尚、上記の説明では螺旋バネ11の一端1
1Aを一方のバネ受け6Aに固定しているが、螺旋バネ
11の他端11Bを他方のバネ受け6Bに固定し、一端
11Aを一方のバネ受け6Aに対して可動自在な状態に
取付けるようにしてもよく、その選択は任意とする。
【0019】而して、図中、TEはその上面に前述した
左右のケーシング4,5を取付けることによって、装置
の全体を支持する支持部材(例えばテーブル板等)を示
す。
【0020】本発明に係る粉粒体用スクリュー輸送装置
は以上述べた如き構成であるから、ホッパーHPに粉粒
体を投入した状態でモータ8がスクリュー回転軸6を回
転すると、螺旋バネ11が一体回転してホッパーHPよ
り供給口2を通って輸送管1内に落下して来る粉粒体
を、排出口3に向けて順次移送して輸送管1の外に定量
排出することができる。
【0021】また、上記螺旋バネ11の回転による粉粒
体の移送中に、粉粒体が螺旋バネ11と輸送管1の内壁
面の間に噛み込んだり、詰ってしまったような場合で
も、螺旋バネ11は断面略丸型のバネ鋼を用いて構成さ
れており、而かも、螺旋バネ11の全体はスクリュー回
転軸6の軸線方向に可動自在に構成されているため、バ
ッファー効果が発生して噛み込みや詰りを緩やかに解消
することができるものであって、その結果、粉粒体の破
壊や装置自体の破損を防止することができる。
【0022】
【発明の効果】以上述べた次第で、本発明に係る粉粒体
用スクリュー輸送装置によれば、螺旋バネがスクリュー
と同じ輸送効果を発揮するため、スクリュー回転軸に対
してスクリューを切削加工する必要がなく、装置全体を
安いコストで製作できる経済性を発揮できるものであっ
て、バッファー効果によって粉粒体の噛み込みや詰り
を、粉粒体を破壊することなく緩やかに解消できる点と
相俟って、各種粉粒体の輸送に用いて洵に好適なもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る粉粒体用スクリュー輸送装置の全
体を説明した正断面図である。
【図2】本発明で用いる螺旋バネの正面図である。
【符号の説明】
HP ホッパー 1 輸送管 3 排出口 6 スクリュー回転軸 6A,6B バネ受け 8 モータ 11 螺旋バネ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホッパーより輸送管内に落下して来る粉
    体又は粒体を、輸送管内に設けたスクリューフィーダー
    の回転によって排出口に向けて移送するように構成した
    粉粒体用スクリュー輸送装置であって、 上記のスクリューフィーダーを、上記輸送管の内部長手
    方向に架設したスクリュー回転軸の周囲に、この回転軸
    と一体回転するように螺旋状に形成した螺旋バネを装着
    することによって構成したことを特徴とする粉粒体用ス
    クリュー輸送装置。
  2. 【請求項2】 モータによって回転するスクリュー回転
    軸の両端部にバネ受けを設け、これ等両側のバネ受けの
    間に螺旋バネを圧縮した状態で装着したことを特徴とす
    る請求項1記載の粉粒体用スクリュー輸送装置。
  3. 【請求項3】 螺旋バネの少くとも一端側を前記一方の
    バネ受けに固定し、他端側を他方のバネ受けに対して可
    動自在に装着したことを特徴とする請求項1又は2記載
    の粉粒体用スクリュー輸送装置。
  4. 【請求項4】 前記の螺旋バネを、断面略丸型のバネ材
    を一定間隔をあけた螺旋状に屈曲形成することによって
    構成したことを特徴とする請求項1、2又は3記載の粉
    粒体用スクリュー輸送装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102730378A (zh) * 2012-07-05 2012-10-17 江苏仅一包装技术有限公司 空心输料螺杆及其制造方法
WO2013067748A1 (zh) * 2011-01-12 2013-05-16 孙长顺 簧条式运送法
CN113135444A (zh) * 2021-03-30 2021-07-20 滁州安瑞汇龙电子有限公司 一种粉料给料机下料装置及其控制***
CN113511473A (zh) * 2021-05-18 2021-10-19 福建永动力弹簧科技有限公司 一种高强度螺旋输送弹簧

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