JP2002034030A - 監視カメラシステム - Google Patents

監視カメラシステム

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JP2002034030A
JP2002034030A JP2000217263A JP2000217263A JP2002034030A JP 2002034030 A JP2002034030 A JP 2002034030A JP 2000217263 A JP2000217263 A JP 2000217263A JP 2000217263 A JP2000217263 A JP 2000217263A JP 2002034030 A JP2002034030 A JP 2002034030A
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signal
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compressed
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Hidekazu Tanaka
英一 田中
Hideo Arai
英雄 新井
Yukitoshi Tsuboi
幸利 坪井
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】簡易な構成で長時間のカメラ監視が可能なカメ
ラ監視システムを提供する。 【解決手段】撮像装置101で撮影の画像はデジタル信
号処理装置102でデジタル信号に変換され、画像圧縮
処理装置104でMPEG圧縮され、データ付加装置1
05によるデータ付加を経て記憶装置106に記憶され
る。撮像情報記憶装置103は撮像装置の絞り、ズーム
等の撮影状況データを得てデータ付加装置に送ると共
に、そのデータから例えば絞り値が規定を上回る時は暗
い場所を撮影しているとして、画像圧縮処理装置の圧縮
率を上げる等の制御をする。またデジタル信号処理装置
は撮像装置からの映像信号の色差データ量が規定を下回
れば色差データ値を0として圧縮装置へ送り、輝度デー
タのみの圧縮を行い、また撮像情報の変化状況に応じて
圧縮率を変更するなどして記憶装置の効率的使用や、外
部への転送間隔調整をし、総合的効率化を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子的撮像手段、デ
ィジタル信号処理手段、記憶装置を備えた電子カメラ等
の映像機器に関し、特に撮像画像をフレーム内圧縮及び
フレーム間圧縮する手段を有して、記録容量の縮小、伝
送時間の短縮、被写体の動作検出等の効果をもつ監視カ
メラシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的な監視カメラシステムは、
監視カメラからの映像を大容量の記録メディアに連続し
て記録するか、あるいは一定の時間間隔で間欠的に記録
するようになっており、記録しながらモニタ等の表示装
置に監視物の状態を表示させ、人間の目でそのモニタを
見て異常がないかどうかチェックするようになってい
る。かかる従来技術においては、例えば何らかの問題が
発生した場合には、記録してある映像から異常があった
時刻の記録を探す必要があるし、また、詳細に映像を記
録する必要がある場合には、テープなどの容量が大きい
メディアを使わねばならならなかった。その問題を解決
するため、例えば特開平11−18076号公報に記載
のように、画像を圧縮して記録する方式が考えられてい
る。この方式は、撮像画像に動きがないときは静止画を
JPEG圧縮して間欠記録し、動きがあるときに動画を
MPEG圧縮して記録するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】監視カメラはその性質
上、常に動作して、その映像を大容量ストレージ装置に
保存しなければならない。ただし、盗難予防用などのよ
うに人がいなくなる夜間だけ動作すればよい場合もある
が、それでも長時間の記録は必要でる。画像を非圧縮で
録画する場合、記録容量は大きいがランダムアクセスに
時間のかかるテープメディアに頼らざるを得ず、監視対
象物に何らかの事故あるいは盗難が起きたときに何が起
きたのかを確認するのに手間取る。記録用ディスクメデ
ィア等ランダムアクセスが比較的容易なものは、ディス
クチェンジャーを用いて容量を大きくすることは可能だ
が、テープメディアに比べ大幅なコスト増大となる。画
像をMPEG圧縮して記録する従来方式でも、記録容量
の削減は可能だが、圧縮率を上げすぎると、画質が粗過
ぎて表示したい場面がはっきりしなくなる。逆に圧縮率
を下げ過ぎると、動きが少ない場面であっても圧縮画像
データ量がむだに増えてしまう。また、同じカメラによ
って撮像されたにもかかわらず、場面によってJPEG
圧縮、MPEG圧縮と圧縮方法を変えているので、復号
装置あるいは復号プログラムもそれに対応したものを用
いなければならない。
【0004】また、監視範囲が広い場合、複数のカメラ
をそれぞれの死角をカバーするようにして用いる方法が
あるが、カメラの台数が増えるとそれぞれの信号処理回
路等も必要になる。高精細画素センサを搭載した監視カ
メラで広角に全体を撮像するにしても、それだけデータ
量が増大して長時間の記録が困難となる。画像圧縮技術
を使った場合でも、高精細画素の画像を長時間記録をす
るためには圧縮率を上げねばならない。警備会社と契約
して監視システムを導入して監視するような場合は、画
像伝送用の電線、赤外線警報装置などの設備にコストが
かかる。また、カメラマウントを上下左右に動かして1
台の監視カメラで撮像範囲をカバーする場合、一般的に
はカメラの向きが一定周期で変わるようになっている
が、撮像した画像を常に監視していなければならない不
便さは残る。また、場合によっては、侵入者が監視カメ
ラの存在に気付き、監視カメラに接続されているケーブ
ルを切断する等の事態も考えられる。そのような場合に
は、記録はその時点までしかとれず、その後の希望する
場面が記録されないことになる。監視カメラで記録する
目的は、監視対象物自体の変化、もしくは監視対象物に
対して何らかの行動を起こそうとしているもの(例え
ば、監視対象物を持ち去ろうとしている人物等)を証拠
などとして残すことである。監視対象物に変化が生じて
いないときの映像は、証拠としてほとんど意味をなさな
い。本発明の目的は、かかる従来技術が抱える課題点を
解決し、簡易な構成で長時間のカメラ監視が可能な技術
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明では、基本的には、フレーム内圧縮技術及びフ
レーム間圧縮技術を使用したMPEG圧縮技術を用いる
ことで変化の少ない画像データの容量を少なくし、さら
にその場の撮影状況、つまり、カメラの絞り(明る
さ)、フォーカス、撮影時間、撮像方向等を撮像情報と
して画像データの中に組み込むことで変化が起きた時点
の映像を検索する構成とする。また、変化が少ない場面
では圧縮率を上げ、変化が生じた瞬間から圧縮率を落と
して画質を上げる構成とし、例えば画像に変化がない場
合は広角画像全体を粗くサブサンプリングして圧縮し、
画面の一部に変化が生じた場合はその部分だけを切り出
して圧縮処理を行う構成とする。全体画像と切り出した
部分画像とを同じ圧縮率で圧縮し記録した場合には、切
り出した部分画像は全体画像より鮮明に記録されるよう
にする。さらに、動画像を圧縮した画像データを無線で
伝送する構成とする。また、画面に変化がない場合はカ
メラの撮影方向を固定もしくは決まった動きをさせ、何
らかの変化が生じたとき、圧縮処理の過程で得られる動
きベクトルから被写体のおおまかな大きさや移動方向を
判別するようにする。その情報を基に、例えば画面上に
写った不審物を追跡するように自動的にカメラマウント
をその方向に向け、さらに被写体の大きさに合わせて倍
率を変化させる。ある一定以上の動作をした場合、監視
者に対し警告を発する。また、変化がない画像が続くと
きは、一定の時間間隔でしか画像を伝送しないように
し、変化が生じたときだけ監視者に対して警告とともに
変化が生じている画像を詳細な状態で伝送する構成とす
る。具体的には、特許請求の範囲に記載したような構成
とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
例につき説明する。図1は本発明の第1実施例を示す図
である。101はCCDカメラ等の動画像撮像装置、1
02は映像信号をディジタル信号に変換するディジタル
信号処理装置、103は撮像装置の絞り・ズーム等の情
報を調べて保持する撮像情報記憶装置、104はディジ
タル映像信号をMPEGの符号化方式で圧縮する画像圧
縮処理装置、105は圧縮画像信号にその他の任意のデ
ータを付加した信号を生成するデータ付加装置、106
はディジタル信号を記憶するハードディスク等の記憶装
置である。カメラ等の動画像撮像装置101で撮像され
生成された動画像信号は、ディジタル信号処理装置10
2にてディジタル信号に変換され、画像圧縮処理装置1
04でMPEGの圧縮処理後、動画像圧縮データとして
データ付加装置105に入力される。一方、動画像撮像
装置101の絞り、ズーム状態、カメラの向き等の撮影
状況データは撮影時情報として撮像情報記憶装置103
から取り出され、付加データとしてデータ付加装置10
5に送られる。動画像圧縮データと付加データはデータ
付加装置105において合成される。合成は動画像圧縮
データに付加データを追加するような形で行われ、付加
後の動画像圧縮データは動画像伸長装置などの再生装置
で伸長される。動画像圧縮データに他のデータを付加す
るとき、例えば圧縮方式としてMPEGを用いた場合、
ユーザが自由に使用してよいユーザデータ領域を使うこ
とで伸長処理に影響を与えずにデータを付加できる。撮
像情報記憶装置103による撮像情報が付加された画像
圧縮データは記憶装置106に記録される。記憶装置1
06はハードディスク、磁気テープ、大容量Randam Acc
ess Memory(以降RAMと略す)などディジタル信号を
記憶できるメディアであればよい。特に本実施例では、
撮像画像情報記憶装置103は、データ付加装置105
に付加データを送るとともに画像圧縮処理装置104の
圧縮条件を変える動作も行う。例えば、動画像撮像装置
101が非常に暗い場所にある場合、画像の輝度・色差
成分の値は小さくなる。圧縮処理装置104はMPEG
方式で圧縮を行うので、圧縮後のデータ量が設定したビ
ットレートよりも小さいときは設定した値になるように
無効データを入れるようになっている。つまり、画像デ
ータとして見てみると、無効データの分、データ量がむ
だになっている。撮像画像情報記憶装置103は絞り値
が一定レベルを上回ったときは非常に暗い場所を撮像し
ているとして、画像圧縮処理装置103の圧縮率を上げ
るように圧縮条件を変える。また、逆に絞り値が一定レ
ベルを下回ったときは明るい場所を撮像しているとし
て、圧縮率を下げるように圧縮条件を変更する。かかる
構成とすることにより画像データを効率良く圧縮するこ
とができる。また、ディジタル信号処理装置102は、
動画像撮像装置101から出力される映像信号の色差デ
ータ量が任意に設定した値より小さいとき、該色差デー
タの値を0として画像圧縮処理装置104へと送る。こ
のため、画像圧縮処理装置104には色差データが存在
せず、該画像圧縮処理装置104では圧縮処理を輝度デ
ータのみに対して行うことができるし、また、色差デー
タで使用する圧縮データ量を輝度データにまわすことが
できるので、その分、輝度データの精度が上がり、より
鮮明な画像が得られる。
【0007】図2は本発明の第2実施例を示す図であ
る。102はディジタル信号処理装置、104は画像圧
縮処理装置、106は記憶装置、401はディジタル画
像信号のデータを間引いた画像を作成するサブサンプリ
ング画像作成装置、402はディジタル画像信号の一部
分を切り出した画像を作成する切り出し画像作成装置、
403は2つの入力画像から1つを選択して出力する画
像切り換え器、404は該画像切り換え器403の外部
選択信号、405は切り出し位置設定信号、406は高
精細画素撮像装置である。本実施例では、高精細画素撮
像装置406は広範囲を詳細に撮像するため、高精細画
素のセンサを搭載している。高精細画素で撮像された映
像信号はディジタル信号処理装置102で高画質ディジ
タル映像信号に変換される。サブサンプリング画像作成
装置401は、高画像ディジタル信号のデータを間引き
通常の画素数になるようにサブサンプリングしてサブサ
ンプリング画像を作成する。切り出し画像作成装置40
2は、高画像ディジタル信号から通常の画素数になるよ
うに画面の一部分を切り出した切り出し画像を作成す
る。切り出す位置は例えば監視対象物が中心となるよう
にする等、切り出し位置設定信号405で任意に設定で
きる。画像切り換え器403は、サブサンプリング画像
と切り出し画像のいずれか一方が出力されるように、外
部選択信号404によって切り換える。外部選択信号4
04は、該切り換えを外部から設定するための信号で、
使用者が任意に指定可能である。通常はサブサンプリン
グ画像の方を選択し広角画像を粗くサブサンプリングし
た画像を出力させるが、画面内に動きがあったときは動
きがある範囲を指定して切り出し画像の方を選択し出力
させる。画像圧縮処理装置104、記憶装置106の構
成及び作用は上記実施例の場合と同じである。以上のよ
うな構成にすることで、サブサンプリング画像と切り出
し画像の画素数を通常のセンサの画素数と等しくでき
る。このため、高精細画素センサを使用しても画像デー
タ量が増大することはない。また、複数台のカメラを用
いて死角をなくしたり、高精細画素センサに対応する高
精細画素用画像圧縮装置を用いる必要もなく、簡易な小
形構成となる。
【0008】図3は本発明の第3実施例を示す図であ
る。501は、複数の圧縮画像の入力を複合して1つの
圧縮画像に変換する圧縮画像複合装置である。その他は
上で説明した実施例と同様の装置である。高精細画素撮
像装置406、ディジタル信号処理装置102、サブサ
ンプリング画像作成装置401、切り出し画像作成装置
402、切り出し位置設定信号405は、上記実施例の
場合と同様である。画像圧縮装置502aはサブサンプ
リング画像作成装置401の出力を圧縮処理し、画像圧
縮装置502bは切り出し画像作成装置402の出力を
圧縮する。それぞれの画像圧縮装置502a、502b
で生成されたサブサンプリング圧縮画像と切り出し圧縮
画像は圧縮画像複合装置501において1つの圧縮画像
に合成される。合成方法としては、例えばMPEGのTr
ansport Stream(以降TSと略す)を用いる方法があ
る。合成された圧縮信号は記憶装置106に記録され
る。複数の圧縮画像を合成することで、切り出し画像で
特定の部分を切り出しながら画面全体のサブサンプリン
グ画像も並行して記録することができる。同時刻の全体
画面と部分画面の両方を記録として残せるので、監視者
が後で、いずれかの画面を選択して見ることができる。
【0009】図4は本発明の第4実施例を示す図であ
る。本実施例は図3に示した第3実施例の利用構成にな
っている。601はMPEG圧縮処理段階で生成する動
きベクトルを抽出する動きベクトル抽出装置である。図
3の第3実施例の場合と同様、高精細画素撮像装置40
6で撮像された画像信号はディジタル信号処置装置10
2でディジタル画像信号に変換され、サブサンプリング
画像作成装置401、切り出し画像作成装置402に入
力される。それぞれのディジタル画像信号は個別に画像
圧縮処理装置502a、502bにおいてMPEG圧縮
され圧縮画像複合装置501にてTSとして1つの圧縮
データに合成される。全体画像の間引き画像を圧縮した
画像圧縮装置502aの出力には、撮像されている物体
の動き方向を示す動きベクトルが含まれている。該動き
ベクトルは全体画面中でその部分がどの方向にどれくら
い動いているかを示すものである。動きベクトル抽出装
置601はその動きベクトルを圧縮画像データの中から
抽出し、抽出した動きベクトルデータから画面内のどの
部分に大きな動き(不審な動き)があるかを解析し、解
析した結果からその部分が多く含まれるような値を切り
出し画像作成装置402に自動設定する。動きベクトル
抽出装置601は、切り出し画像作成装置402に切り
出し位置を指示するとともに、データ付加装置105に
動きベクトル情報をデータとして供給する。撮像情報記
憶装置103は高精細画素撮像装置406の状態を撮像
情報として供給する。データ付加装置105に入力され
るデータは、圧縮複合画像、動きベクトルデータ、撮像
情報の3つである。圧縮複合画像に動きベクトルデータ
と撮像情報を付加データとして書き込みたいが、圧縮複
合画像は既にTS化されているのでユーザデータ部分に
追加するのは非常に難しくなっている。そこで、データ
付加装置105では付加データをTSパケット化して圧
縮複合画像のTS内に挿入する方法が考えられる。作成
された付加データ内蔵圧縮画像データは記憶装置106
に記録される。かかる構成により本実施例では、動きベ
クトル抽出装置601を設けることで切り出し位置を外
部(監視者)から設定することを不要にできるし、全体
画像を常時注視して切り出し位置を設定する手間も省く
ことができる。また、データ付加装置105により、動
きベクトルや撮像装置の情報も圧縮データの一部として
記録できるので、撮像したときの状態も容易に把握でき
る。
【0010】図5は本発明の第5実施例を示す図であ
る。701は外部からの制御によって設置されている機
器を上下左右に動作させるカメラマウント、702は動
作制御信号を発する動作制御装置、703はMPEG圧
縮処理段階で生成する動きベクトルを抽出して被写体が
どの方向にどれくらい動いたか判定するベクトル方向判
定装置、704は警報装置である。その他の符号の装置
は上記実施例の場合と同様である。動画像撮像装置10
1で撮像された画像はディジタル信号処理装置102で
ディジタル信号に変換されて画像圧縮処理装置104で
MPEG圧縮されて圧縮画像信号となる。圧縮画像信号
はディジタルデータとして記憶装置106に記録され
る。ベクトル方向判定装置703はMPEG圧縮処理段
階で生成される動きベクトルから被写体の動作方向及び
画面上での移動距離を判別し、動作制御装置702に動
作方向と距離情報を送る。動作制御装置702は結果に
合わせた方向にカメラマウント701を動かす。動作制
御装置702は動作方向及び距離が特定の値より大きい
ときは、警報装置704に制御信号を送る。警報装置7
04は制御信号を受け取ると警報を発する。
【0011】図6は動きベクトルの動作概要を示す図で
ある。801はある時間での第1の画面、802は第1
の画面801から時間的に画面1枚だけ進んだ第2の画
面、803は第1の画面801と第2の画面を重ねた重
複画面、a0は第1の画面801上にある前被写体、a
1は前被写体a0が移動して第2の画面802上の位置
に来た現被写体、dは移動方向、Yは垂直方向移動距
離、Xは水平方向移動距離である。第1の画面801上
の左上の位置に写っている前被写体a0が、次の画面で
ある第2の画面802では右下の現被写体a1の位置に
移動している状態の動画で動きベクトル方向判定手段7
03の動作を説明する。第1の画面801と第2の画面
802を重ねた重複画像803を用いて前被写体a0と
現被写体a1の移動方向dを見てみると、垂直方向移動
距離Yと水平方向移動距離Xに分解される。これら垂直
方向移動距離Xと水平方向移動距離Yが動きベクトルと
なる。ベクトル方向判別装置703は動きベクトルか
ら、現被写体a1が次の画面で画面外に移動してしまわ
ないように、動かす角度・長さを計算して動作制御装置
702にそれらの情報を送り、カメラマウント701を
動かす。または、画面外にならないようなズーム倍率に
する方法もある。動きベクトルが複数存在する場合、最
も多くの動きベクトルが示す方向・移動距離を選択す
る。制御方法は現被写体a1が常に画面中央に来るよう
に制御したり、あるいは移動する先が広く撮像できるよ
うな画角をとる。以上のように動画像圧縮装置104の
圧縮過程で発生する動きベクトルを基に動画像撮像装置
101の撮像方向・拡大率を制御することで、被写体の
動きを検出するための新たな装置を必要としない。
【0012】図7は本発明の第6実施例を示す図であ
る。901は任意の時間間隔で動画像データから特定の
画像データを抜き出す画像抽出装置、902は抽出する
画像を外部から指定する抽出指定信号、201はディジ
タル信号を変形及び変調する信号変調装置、202は電
波出力装置である。無線伝送装置201では画像圧縮デ
ータをTS等の伝送に適した形に変形し、さらに無線伝
送するための搬送波の形に変調する。変調された画像圧
縮データは電波出力装置202から電波として出力す
る。画像データを圧縮することでデータ量が減り、電波
として無線での伝送が容易となる。動画像撮像装置10
1からディジタル信号処理装置102、画像圧縮処理装
置104、記憶装置106までの動作は今までの実施例
と同じである。画像抽出装置901は画像圧縮処理装置
104によって生成される動画像圧縮データから任意の
時間間隔で圧縮画像データを抜き出す。例えばMPEG
圧縮された画像データの場合、フレーム内圧縮を行って
いるIピクチャだけを毎回抜き出したり、2回に1回抜
き出したりと任意の抜き出し条件を設定できる。設定は
抽出指定信号902で外部から指示することができる。
画像抽出装置901は異常がないときはある一定の時間
間隔、例えば10s(秒)に1回くらいの割合で画像を
抽出して伝送する。監視者が抽出画像の異常を認めた場
合、抽出指定信号902の設定を任意に変化させる(例
えば1sに1回)ことで、より細かい動きを監視でき
る。監視者に送られる画像はコマ落としの映像である
が、記憶装置106にはコマ落としではない画像が記録
されているため、別途詳しく監視対象物の状態を調べる
ことが可能である。
【0013】図8は本発明の第7実施例を示す図であ
る。図7で説明した抽出画像をコマ落としで伝送する装
置に、撮像情報記憶装置103及びデータ付加装置10
5を内蔵させた構成例である。記憶装置106に記録さ
れる圧縮画像データ及び画像抽出装置901で抽出され
る圧縮画像データに動画像撮像装置101の撮像情報が
付加される。このような構成とすることで、コマ落とし
画像でも監視対象物の状況をより詳細に把握することが
できる。図9は本発明の第8実施例を示す図である。1
101は、画像圧縮処理過程で得られる動きベクトルや
画像データの変化量を調査し設定された値より大きい場
合に警報信号を発する警報装置、1102は警報装置1
101の警報を発するしきい値を設定する警報設定信号
である。その他の符号で示される装置は他の実施例の場
合と同様である。動画像撮像装置101で撮像された画
像はディジタル信号処理装置102でディジタル画像信
号に変換され、画像圧縮処理装置104でMPEG圧縮
される。圧縮された画像データは記憶装置106に記録
される。警報装置1101は画像圧縮処理装置104の
MPEG圧縮処理で発生する動きベクトルと圧縮画像の
データ量を監視する。MPEG圧縮は、画面に動きが少
ないとき、動きベクトル値の変化は少なく、さらに圧縮
画像データ量が減少する。動きが少ない画面でも動きベ
クトルは存在するので、動きベクトルの有無ではなく、
ベクトル自身の変化を監視する。逆に急に画面に動きが
生じたとき、動きベクトル値または圧縮画像データ量は
増大する。警報装置1101は、警報設定信号1102
により設定される動きベクトル値または圧縮画像データ
量を越えた値を画像圧縮処理装置104から探知したと
き、画像抽出装置901及び無線伝送装置201に警報
信号を送る。画像抽出処理装置901は警報信号が入力
されるとその時点から任意の時間間隔で1枚ずつ圧縮画
像データを抜き出すように動作し、抽出した画像を無線
伝送装置201に送る。無線伝送装置201は入力した
抽出画像と警報信号を無線伝送できる形に変形する。電
波出力装置202は抽出画像及び警報信号を監視者に向
かって発信する。以上のような構成とすることで、画面
上になんらかの異常があったとき自動的に警報を発信す
るとともにその画面を無線伝送することが可能となる。
監視者は異常を常時監視する必要はない。
【0014】図10は本発明の第9実施例を示す図であ
る。1201は圧縮画像データを一時的に保存しておく
ためのメモリ装置、1202はメモリ装置1201の書
き込みアドレスと読み出しアドレスを制御するメモリ制
御装置、1203は圧縮画像及び警報信号を伝送する信
号伝送装置、1204は伝送信号の出力端子である。そ
の他の符号で示される部分は他の実施例の場合と同様で
ある。動画像撮像装置101で撮像された画像はディジ
タル信号処理装置102でディジタル信号に変換され、
画像圧縮処理装置104で圧縮画像データとなる。圧縮
画像データはメモリ装置1201と信号伝送装置120
3へと供給される。メモリ制御装置1202はメモリ装
置1201を制御する装置で、圧縮画像データの書き込
み及び読み出しアドレスを制御する。圧縮画像データは
メモリ装置1201に一旦保持され、その後、記憶装置
106へと転送される。メモリ装置1201からは、メ
モリ装置1201内にある一番古いデータから順に転送
するようになっている。メモリ装置1201への書き込
みは、記憶装置106に転送されたデータの部分に上書
きするように行われる。記憶装置106は、警報装置1
101から警報信号が来るまで転送された圧縮画像デー
タを記録しない。記録されないデータはそのまま捨てら
れる。警報装置1101は画像圧縮処理装置104の画
面の異常を感知したとき、警報信号を発する。警報装置
1101の異常検出方法としては例えば上記第8実施例
で説明した方法がある。警報信号が発せられた瞬間から
記憶装置106は圧縮画像データを記録し始める。信号
伝送装置1203も同様に警報信号を受け取ったら、画
像圧縮処理装置104でMPEG圧縮された圧縮画像デ
ータと警報信号を出力端子1204から出力する。出力
端子1204は、そのままモニタの出力であったり、ま
たは無線伝送装置などと接続してもよい。
【0015】図11を用いてメモリ制御装置1202の
アドレスの制御について説明する。図11は、メモリ装
置1201のある時刻での状態を示す図である。130
1はRAM、1302は最大n番地まであるRAMアド
レス、1303はデータの書き込みアドレス、1304
はデータの読み出しアドレス、1305は書き込みデー
タ、1306は読み出しデータである。書き込みアドレ
ス1303読み出しアドレス1304の制御は、データ
の読み書きが終了したら1ずつインクリメントする。そ
れぞれのアドレスがRAMアドレス1302最大値であ
るn番地まできたら、次は0番地に戻る。一般的にリン
グカウンタと呼ばれる動作である。書き込みデータ13
05は書き込みアドレス1303が示すアドレスに書き
込まれ、読み出しデータ1306は読み出しアドレス1
304が示すアドレスから読み出される。書き込みアド
レス1303の制御は読み出しが終った後のデータの番
地を示すように行われる。同様に読み出しアドレス13
04は、書き込みアドレス1303よりもアドレスが先
のデータを示すように制御する。つまり、アドレスの制
御は読み出しはRAMに書かれた最も古いデータに近い
データを読み出し、書き込みは既に読み出された最も古
いデータを上書きするように動作する。以上のような構
成にすることで、撮像画像に異常がないときは記憶装置
106は何も記録しないので、むだに記録容量を消費し
ない。撮像画像の異常が警報装置1101で確認されて
警報信号が発せられた瞬間から記憶装置106が記録を
始めても、メモリ装置1202に保持されている古いデ
ータから記録するので、警報信号が発せられる(異常が
発見される)前の状態からの記録となり、異常が起きる
前後の経過が容易に把握できる。
【0016】図12は本発明の第10実施例を示す図で
ある。1401は装置を駆動させるための電流源を確保
するための駆動用バッテリ、1402は該駆動用バッテ
リ1401が電源をカバーする駆動範囲である。その他
の符号で示した部分は上述の実施例の場合と同様であ
る。駆動用バッテリ1401はバックアップ電源として
使用する。正常に電流が流れている場合は駆動用バッテ
リは使用しない。正常に電流が流れなくなった場合、例
えば侵入者等に監視カメラのケーブルを切断されてしま
ったとき、電流の変化を検知して駆動用バッテリが駆動
範囲1402に対して電流を供給する。駆動範囲140
2にある各装置はメモリ装置1202がケーブルを切断
された直後からのデータで満たされるまで駆動し、以降
はデータを保持したまま動作を停止する。データの保持
は、例えばフラッシュメモリを使用すると保持用の電源
が必要ない。監視カメラのユニットの中にこれらの装置
を内蔵することで、電源及びデータ伝送用ケーブルを切
断されても監視カメラ単体で動作し、切断後の一定時間
の画像を保持する。侵入者がケーブルを切断してから監
視対象物に対してなんらかの行動を起こした場合でも、
その様子を撮像してメモリ装置1201に保持すること
ができる。また、メモリ制御装置1202の制御方法を
一定時間間隔でメモリ装置1201に書き込むように制
御することでメモリ容量の節約ができる。さらに、本実
施例に撮像情報記憶装置103及びデータ付加装置10
5を内蔵することで動画像撮像装置101の撮像情報も
記録することができる。
【0017】図13は本発明の第11実施例を示す図で
ある。1501は動きベクトルの画面上での分散を調べ
る動きベクトル調査装置、1502は動きベクトル調査
装置1501の結果を複数画面分保持する分散データメ
モリ、1503はメモリ1502に保持されているデー
タから動きベクトル分散の傾向を計算する分散傾向演算
装置である。その他の符号の部分は上記他の実施例の場
合と同様である。動画像撮像装置101で撮像された画
像はディジタル信号処理装置102でディジタル画像信
号に変換後、画像圧縮処理装置104で圧縮処理を施さ
れ、記憶装置106に記憶される。動きベクトル調査装
置1501は画像圧縮処理装置104で圧縮処理をする
過程で発生する1画面分の動きベクトルを抽出し、画面
上の動きベクトルの分散をデータにして分散データメモ
リ1502に記録する。分散データメモリ1502は複
数枚分の分散データを保持することができる容量を持
つ。ある程度分散データがたまったら、分散傾向演算装
置1503は複数枚の分散データから大きな動きベクト
ルが発生する場所や傾向を演算する。動作制御装置70
2は分散傾向演算装置1503の結果を元にカメラマウ
ント701を動かし、動画像撮像装置101の撮像方向
を制御する。例えば、本システムを監視カメラとして使
用していないとき、または昼間など人通りが多いときに
カメラの向きをなるべく広い範囲が撮像できるような方
向に固定して動作させると、分散傾向演算装置1503
は、画面上で顕著に動きベクトルが発生している部分を
特定する。夜間など本システムを監視カメラとして動作
させるとき、動作制御装置702は昼間に特定された部
分を重点的に撮像するようにカメラマウント701を動
かす。動きが多い、と判断されるのは必然的に出入口な
ど人通りの多い部分なので、本システムを設置して動作
させるだけで自動的に、出入口が重点的な監視の対象に
される。
【0018】図14は本発明の第12実施例を示す図で
ある。101A〜101Dは動画像撮像装置、102A
〜102Dはディジタル信号処理装置、104A〜10
4Dは画像圧縮処理装置、701A〜701Dはカメラ
マウント、702A〜702Dは動作制御装置、703
A〜703Dはベクトル方向判定装置、1601は撮像
されている被写体の位置を調べる被写***置特定装置、
1602は複数の圧縮画像データを複合して1つのデー
タにする画像複合装置、106は記憶装置である。Aと
A'、BとB'、CとC'、DとD'の信号線は図面が煩雑
になるのを防ぐために図面ではつなげていないが、実際
にはそれぞれつながっているものとする。各々の動画像
撮像装置101A〜101Dで撮像された画像は、各々
のディジタル信号処理装置102A〜102Dでディジ
タル画像信号に変換後、各々の画像圧縮処理装置104
A〜104Dで圧縮処理される。4つの画像圧縮データ
を画像複合装置1602で合わせ1つの画像圧縮データ
にした後、記憶装置106に記憶する。ベクトル方向判
定装置703A〜703Dは、それぞれの画像圧縮処理
装置104A〜104Dの画像圧縮処理過程で発生する
動きベクトルからそれぞれの画面上での動きベクトルの
方向を判定する。被写***置特定装置1601は、4つ
のベクトル方向判定装置703A〜703Dの動きベク
トル方向データから、画面内の動きが最も大きな撮像画
像を判別し、その画像の方向に動画像撮像装置101A
〜101Dが向くように動作制御装置702A〜702
Dに信号を送る。動作制御装置702A〜702Dは各
々のカメラマウント701A〜701Dを最適な方向に
動かす。動画像撮像装置101A〜101Dの位置関係
は予め被写***置特定装置1601に登録しておく必要
がある。以上のような構成にすることで、複数の監視カ
メラのいずれかのカメラの撮像画面に異常が発生した場
合、他の監視カメラも該異常が発生したと思われる場所
を撮像する方向に向けられる。また、出入口方向や異常
が発生した場所の周辺などを向くように制御してもよ
い。本実施例では4台の動画像撮像装置を用いるとした
が、台数に関係なく複数台であれば実現できる。
【0019】図15は本発明の第13実施例を示す図で
ある。1701は複数の画像圧縮処理装置104A〜1
04Dの圧縮率を個別に制御できる圧縮率制御装置であ
る。各々の動画像撮像装置101A〜101Dで撮像さ
れた画像は各々のディジタル信号処理装置102A〜1
02Dでディジタル画像信号に変換後、各々の画像圧縮
処理装置104A〜104Dで圧縮処理される。画像複
合装置1602は4つの画像圧縮データを1つの画像圧
縮データに合わせ記憶装置106に記憶する。ベクトル
方向判定装置703A〜703Dはそれぞれの画像圧縮
処理装置104A〜104Dの画像圧縮処理過程で発生
する動きベクトルから、それぞれの画面上での動きベク
トルの方向を判定する。圧縮率制御装置1701は、ベ
クトル方向判定装置703A〜703Dの動きベクトル
方向データから、それぞれの撮像画面の異常を監視し、
何らかの異常が起きたと判断した場合には、画像圧縮処
理装置104A〜104Dの圧縮率を下げて画像を鮮明
化するか、または、このうちの特定の画像圧縮処理装置
のみ圧縮率を変化させる。時間が経過して動きベクトル
の変化がなくなったら圧縮率を元に戻す。画像複合装置
1602は、4つの画像圧縮データを1つの画像圧縮デ
ータに合わせて記憶装置106に記憶する。以上のよう
な構成にすることで、例えば、ビルのように各階に監視
カメラを設置しているような場合、ある階で異常が検出
されたとき、異常が発生した階に設置されている全ての
監視カメラの映像の圧縮率が自動的に下がり、鮮明な画
像を記録することができる。または、その階のみなら
ず、他の階の、特定位置に設けた監視カメラの圧縮率を
下げるように制御してもよい。本実施例では4台の動画
像撮像装置としたが、本発明では該動画像撮像装置の台
数はこれに限定されない。
【0020】図16は本発明の第14実施例を示す図で
ある。1801は低い圧縮率で画像圧縮処理を行う低圧
縮画像生成装置、1802は高い圧縮率で画像圧縮処理
を行う高圧縮画像生成装置である。その他の符号で示す
部分は他の実施例の場合と同様である。動画像撮像装置
101で撮像された画像は、ディジタル信号処理装置1
02でディジタル画像信号に変換された後、低圧縮画像
生成装置1801と高圧縮画像生成装置1802の入力
となる。低圧縮画像生成装置1801で生成した低圧縮
率画像はデータ付加装置の入力となる。撮像情報記憶装
置103は動画像撮像装置101の撮像状況をデータと
して取り出し、撮像状況データはデータ付加装置105
で低圧縮率画像に付加される。撮像状況データが付加さ
れた低圧縮率画像は記憶装置106で記憶される。一
方、高圧縮画像生成装置1802で生成した高圧縮率画
像は、無線伝送装置201においてTS等の伝送に適し
た形に変形され、さらに無線伝送するための搬送波の形
に変調される。変調された高圧縮率画像データは電波出
力装置202で電波として出力される。以上のような構
成とすることで、後で証拠として使用する可能性がある
保存用画像は圧縮率を低くして画質を上げて記憶でき、
一方、証拠として用いる可能性がない無線伝送用画像は
圧縮率を高くしてデータ量を減らし伝送速度が低い場合
でもリアルタイムで伝送できるようになる。また、無線
伝送装置201に複数の伝送チャネルをもたせ、任意に
転送先を選択できる手段を追加することも考えられる。
例えば、通常は監視センター等の施設で高圧縮率画像を
受信し、監視センターに送られた画像から異常が認めら
れたとき、あるいは画像の動きベクトルや画像データ量
から監視カメラシステム自身が異常と判断したとき、無
線伝送装置201は近くを巡回しているガードマンの携
帯端末に向け高圧縮率画像を伝送することで素早い対応
が可能となる。また、無線伝送装置201に高圧縮率画
像を一定時間記録できるような手段を追加することで、
異常が発生したと思われる時刻の高圧縮率画像を繰り返
し伝送することができる。
【0021】図17は本発明の第15実施例を示す図で
ある。1901は表示装置である。その他の符号で示す
部分は他の実施例の場合と同様である。動画像撮像装置
101で撮像された画像は、ディジタル信号処理装置1
02でディジタル画像信号に変換された後、画像圧縮処
理装置104で圧縮処理され、記憶装置106に記憶さ
れる。動きベクトル抽出装置601は、画像圧縮処理装
置104の圧縮処理過程で発生する動きベクトルを抽出
し、警報装置704へデータとして送る。警報装置70
4は動きベクトルの大きさが一定の値を超えたとき、撮
像画像に異常ありと判断して警報信号を発する。表示装
置1901は警報信号を受けると、異常があったことを
示す表示を行う。該表示装置1901は、監視者に注意
を促す表示をするモニタ画面やパイロットランプのよう
なものである。例えば、普段は他の用途に使用している
モニタ画面に本システムを接続しておくと、異常が発見
されたときに強制的に警告画面が表示されるようにする
ことができる。
【0022】図18は本発明の第16実施例を示す図で
ある。2001は時計機能を内蔵して現在時間をデータ
として出力する時刻管理装置である。その他の符号で示
す装置は上述した他の実施例の装置と同様である。動画
像撮像装置101で撮像された画像はディジタル信号処
理装置102でディジタル画像信号に変換後、画像圧縮
処理装置104で圧縮処理を施され、データ付加装置1
05の入力信号となる。動きベクトル抽出装置601は
画像圧縮処理装置104の圧縮処理過程で発生する動き
ベクトルを抽出し、警報装置704へ動きベクトルデー
タとして送る。警報装置704は動きベクトルデータの
大きさが一定の値を超えたとき、撮像画像に異常ありと
判断して警報信号を発する。時刻管理装置2001は、
常に現在時刻をデータ付加装置105へ付加データとし
て送り、警報信号が入力されていないときは表示装置1
901には何も表示させない。データ付加装置105
は、圧縮画像信号に一定の画面毎に時刻管理装置200
1から送られる時刻を時刻データとして付加し、記憶装
置106に記憶する。警報信号が発せられると、時刻管
理装置2001は、その時の時刻を表示装置1901に
表示する。表示装置1901は、モニタ画面や液晶画面
など時刻を表示できるものであればよい。以上のような
構成にすることで、異常が発生したとき、モニタ等の表
示装置1901に異常が起きた時刻が表示される。記憶
装置106に記憶される圧縮画像データには一定の画面
毎に時刻情報が付加されているので、表示装置106に
表示されている異常が発生した時刻付近の画像を後で容
易に検索することができる。
【0023】図19は本発明の第17実施例を示す図で
ある。2101は圧縮画像データの改ざんをチェックす
るためのパリティを計算するパリティ値計算装置であ
る。他の符号で示す部分は上述した他の実施例の場合と
同様である。動画像撮像装置101で撮像された画像
は、ディジタル信号処理装置102でディジタル画像信
号に変換された後、画像圧縮処理装置104で圧縮処理
され、データ付加装置105に入力される。パリティ値
計算装置2101は、画像圧縮処理装置104で生成し
た圧縮画像データ値からパリティデータを作る演算を行
う。パリティデータは、時間的な改ざん、画面内のデー
タ改ざん、画面データの追加・削除等のチェックを可能
とするようなものとし、作成手段は問わない。データ付
加装置105は画像圧縮データにパリティデータを付加
し、記憶装置106にて記憶する。以上のような構成に
より、記録時に圧縮画像データにパリティを付加するこ
とでデータそのものの信頼性を保証し、後にデータを改
ざんした場合は、パリティデータから改ざん事実が容易
に判明される。
【0024】図20は本発明の第18実施例を示す図で
ある。2201は任意の時間を経過した圧縮画像データ
を削除するデータ削除装置である。動画像撮像装置10
1で撮像された画像は、ディジタル信号処理装置102
でディジタル画像信号に変換された後、低圧縮画像生成
装置1801と高圧縮画像生成装置1802に入力さ
れ、それぞれ低圧縮率画像、高圧縮率画像を生成する。
記憶装置106は、低圧縮率画像と高圧縮率画像を個別
に記憶する。記憶装置106を2つ用意し、一方を低圧
縮画像用、もう一方を高圧縮率画像用としてもよい。デ
ータ削除装置2201は、一定の時間が経過した低圧縮
率画像を削除する。以上のような構成にすることで、撮
影してからしばらくの間は低圧縮率で画質が良い画像も
保存されていて、時間が経過するとデータ量が多い低圧
縮率画像だけが削除され、圧縮率が高くてデータ量が少
ない圧縮画像データだけが残り、記憶装置106の記憶
容量の節約になる。監視カメラにおいて高画質の画像が
必要な場合は、監視対処に何らかの異常が生じた場合で
あり、異常が生じない場合は高画質でデータ量が多い画
像は必要ではない。
【0025】以上、実施例では、ハードウェアで処理す
る構成につき示したが、処理をソフトウェアで実現する
ことも可能である。明細書、図面に記載した発明で、特
許請求の範囲に記載した発明に関連するものとして、
(1)動画像を撮像する複数の撮像手段と、各々の撮像
手段で撮像された画像をディジタル画像信号に変換する
複数の信号処理手段と、各々のディジタル画像信号を個
別に圧縮する複数の画像圧縮手段と、該複数の画像圧縮
信号を記憶する記憶手段と、各々の撮像手段をそれぞれ
任意の方向へ向くように動作する複数の撮像部動作手段
と、各々の画像圧縮手段の過程で得られる被写体の動き
ベクトルを元に被写体の動作方向を判定する複数の方向
判定手段と、複数の方向判定手段の結果を集計して実際
の被写体の位置を特定する位置特定手段と、位置特定手
段により得られる被写体の位置の方向へ全ての撮像手段
が向くように撮像部動作手段を制御する方向制御手段を
有する構成の監視カメラシステム、(2)上記(1)に
おいて、複数の圧縮画像を複合して1つの信号に変換す
る画像複合手段を有する構成の監視カメラシステム、
(3)動画像を撮像する複数の撮像手段と、各々の撮像
手段で撮像された画像を個別にディジタル画像信号に変
換する複数の信号処理手段と、各々のディジタル画像信
号を個別に圧縮する複数の画像圧縮手段と、複数の圧縮
画像を複合して一つの信号に変換する画像複合手段と、
該複合画像圧縮信号を記憶する記憶手段と、各々の画像
圧縮手段の過程で得られる動きベクトルを元に全ての撮
像画面に異常がないか監視する動きベクトル監視手段
と、動きベクトル監視手段により異常が検出されると警
告信号を発する警報手段と、該警告信号が発せられると
全ての画像圧縮手段の圧縮率を下げるように制御する圧
縮率制御手段を有する構成の監視カメラシステム、
(4)動画像を撮像する撮像手段と、撮像手段の状態を
記憶する撮像情報記憶手段と、撮像した画像をディジタ
ル画像信号に変換する信号処理手段と、ディジタル画像
信号を高圧縮率で圧縮する高圧縮率手段と、ディジタル
画像信号を低圧縮率で圧縮する低圧縮率手段と、撮像情
報記憶手段で生成する撮像情報を低圧縮率手段で生成し
た低圧縮率画像信号に付加する情報付加手段と、該情報
付加信号を記憶する記憶手段と、高圧縮率手段手段で生
成した高圧縮率画像信号を搬送波に乗せて伝送する無線
伝送手段を有する構成の監視カメラシステム、(5)上
記(4)において、無線伝送手段を複数の伝送チャネル
を任意に切り換えるようにする構成の監視カメラシステ
ム、(6)上記(5)において、無線伝送手段は高圧縮
率画像を一定時間記憶するメモリを有する構成の監視カ
メラシステム、(7)動画像を撮像する撮像手段と、撮
像した画像をディジタル画像信号に変換する信号処理手
段と、該ディジタル画像信号を圧縮する画像圧縮手段
と、該画像圧縮信号を記憶する記憶手段と、画像圧縮手
段の過程で得られる動きベクトル及び画像データの変化
量を監視して異常発生と判断すると警報信号を発する警
報手段と、警報信号が発せられると異常を示す表示を行
う異常表示手段を有する構成の監視カメラシステム、
(8)動画像を撮像する撮像手段と、撮像した画像をデ
ィジタル画像信号に変換する信号処理手段と、該ディジ
タル画像信号を圧縮する画像圧縮手段と、画像圧縮手段
の過程で得られる動きベクトル及び画像データの変化量
を監視して異常発生と判断すると警報を発する警報手段
と、撮像時刻を画像圧縮信号にて生成する画像圧縮信号
に付加する撮像時刻付加手段と、撮像時刻が付加された
画像圧縮信号を記憶する記憶手段と、警報信号が発せら
れた時刻を表示する異常時刻表示手段を有する構成の監
視カメラシステム、(9)動画像を撮像する撮像手段
と、撮像した画像をディジタル画像信号に変換する信号
処理手段と、該ディジタル画像信号を圧縮する画像圧縮
手段と、画像圧縮データ値を特定の手段で演算するパリ
ティ演算手段と、パリティデータと画像圧縮信号を記憶
する記憶手段を有する構成の監視カメラシステム、(1
0)動画像を撮像する撮像手段と、撮像手段の状態を記
憶する撮像情報記憶手段と、撮像した画像をディジタル
画像信号に変換する信号処理手段と、ディジタル画像信
号を高圧縮率で圧縮する高圧縮率手段と、ディジタル画
像信号を低圧縮率で圧縮する低圧縮率手段と、高圧縮率
画像信号と低圧縮率画像信号を別々に記録する記憶手段
と、任意の時間が経過すると記憶してある低圧縮画像信
号のみを記憶手段から削除するデータ削除手段を有する
構成の監視カメラシステム、(11)ケーブルを切断さ
れたような場合でもある程度の時間、例えばメモリ容量
や蓄電容量の許す範囲の時間は連続して撮影できる効果
をも狙って、カメラ本体に信号処理手段、圧縮処理手
段、メモリ手段、電源手段を内蔵する構成の監視カメラ
システム、等がある。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、MPEG圧縮で画像デ
ータ容量を小さくするだけでなく異常がない画像は記録
しないので、より長時間の撮影が可能となる。また、M
PEG圧縮の特徴を生かし、被写体の動きや圧縮画像デ
ータ量の変化を調べることで、被写体の動きを検知する
ための特別な装置を用いることなく監視することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す図である。
【図2】本発明の第2実施例を示す図である。
【図3】本発明の第3実施例を示す図である。
【図4】本発明の第4実施例を示す図である。
【図5】本発明の第5実施例を示す図である。
【図6】動きベクトルの動作概要を示す図である。
【図7】本発明の第6実施例を示す図である。
【図8】本発明の第7実施例を示す図である。
【図9】本発明の第8実施例を示す図である。
【図10】本発明の第9実施例を示す図である。
【図11】RAMアドレス制御方法を示す図である。
【図12】本発明の第10実施例を示す図である。
【図13】本発明の第11実施例を示す図である。
【図14】本発明の第12実施例を示す図である。
【図15】本発明の第13実施例を示す図である。
【図16】本発明の第14実施例を示す図である。
【図17】本発明の第15実施例を示す図である。
【図18】本発明の第16実施例を示す図である。
【図19】本発明の第17実施例を示す図である。
【図20】本発明の第18実施例を示す図である。
【符号の説明】
101…動画像撮像装置、 102…ディジタル信号
処理装置、103…撮像情報記憶装置、 104…画
像圧縮処理装置、105…データ付加装置、 106
…記憶装置、 201…無線伝送装置、202…電波
出力装置、 401…サブサンプリング画像作成装
置、402…切り出し画像作成装置、 501…圧縮
画像複合装置、601…動きベクトル抽出装置、 7
01…カメラマウント、702…動作制御装置、 9
01…画像抽出装置、1202…メモリ制御装置、
1203…信号伝送装置、1301…RAMデータ領
域、 1302…RAMアドレス領域、1303…デ
ータの書き込みアドレス、1304…データの読み出し
アドレス、 1305…書き込みデータ、1306…
読み出しデータ、 1501…動きベクトル調査装
置、1502…分散データメモリ、 1601…被写
***置特定装置、1602…画像複合装置、 170
1…圧縮率制御装置、1901…表示装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/225 H04N 5/225 F 5J064 5/915 5/91 K 5/92 5/92 H 7/24 7/13 Z 7/32 7/137 Z (72)発明者 坪井 幸利 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 Fターム(参考) 2H054 AA01 5C022 AA01 AB00 AB62 AB63 AB68 AC01 AC54 AC69 5C053 FA11 FA21 FA23 FA27 GA20 GB14 GB19 GB27 GB37 JA22 KA24 5C054 AA10 BA06 CC03 CC05 CF06 CG06 CH08 DA01 DA03 DA07 EA03 EA07 EB02 EB05 EG01 EG06 EG07 EG08 EH04 EH07 EJ07 FA02 FC01 FC12 FC13 FC16 FD07 FE01 FE16 FE25 FE28 FF01 FF02 FF06 GA04 GB01 GB05 GD01 GD03 GD09 HA18 5C059 KK08 LA00 LA01 LB05 LB07 MA00 MA05 ME01 NN01 NN21 PP01 PP04 PP05 PP06 PP07 PP26 RA04 RB02 RB16 RC16 RF02 SS06 SS11 SS21 TA06 TA07 TA25 TA60 TC00 TC01 TC02 TC12 TC14 TD04 TD05 UA34 UA35 UA36 5J064 AA02 AA04 BA01 BB12 BC01 BC15 BC26 BD03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】動画像を撮像する撮像手段と、撮影時の該
    撮像手段の状態データを撮像情報として記憶する撮像情
    報記憶手段と、撮像した画像をディジタル画像信号に変
    換する信号処理手段と、該ディジタル画像信号を圧縮す
    る画像圧縮手段と、該圧縮画像信号を記憶する記憶手段
    と、上記撮像情報に基づき上記画像圧縮手段の信号圧縮
    条件を変える圧縮条件変更手段とを備え、動画像撮影時
    の状況に対応して上記ディジタル画像信号の圧縮率を制
    御することを特徴とする監視カメラシステム。
  2. 【請求項2】動画像を撮像する撮像手段と、撮像した画
    像をディジタル画像信号に変換する信号処理手段と、該
    ディジタル画像信号の画素をサブサンプリングしてサブ
    サンプリング画像を生成する画素サブサンプリング手段
    と、該ディジタル画像信号の一部を位置設定して切り出
    す画像切り出し手段と、上記サブサンプリング画像また
    は切り出し画像を上記撮像手段の出力として切り換える
    画像切り換え手段と、該切り換え後の出力信号を圧縮す
    る画像圧縮手段と、該圧縮画像信号を記憶する記憶手段
    とを備え、画像中の動画部を切り出して表示可能なよう
    にしたことを特徴とする監視カメラシステム。
  3. 【請求項3】動画像を撮像する撮像手段と、撮像した画
    像をディジタル画像信号に変換する信号処理手段と、該
    ディジタル画像信号の画素をサブサンプリングしてサブ
    サンプリング画像を生成する画素サブサンプリング手段
    と、該サブサンプリング画像を圧縮してサブサンプリン
    グ圧縮画像を生成するサブサンプリング画像圧縮手段
    と、該ディジタル画像信号の一部を切り出す画像切り出
    し手段と、該切り出し画像を圧縮して切り出し圧縮画像
    を生成する切り出し画像圧縮手段と、サブサンプリング
    圧縮画像と切り出し圧縮画像を1つの画像圧縮信号に複
    合合成して複合圧縮画像を生成する圧縮画像複合手段
    と、該画像圧縮信号を記憶する記憶手段とを備え、画面
    の全体画像と一部切り出し画像との両方を記録可能なよ
    うにしたことを特徴とする監視カメラシステム。
  4. 【請求項4】動画像を撮像する撮像手段と、該撮像手段
    の方向を変える撮像部動作手段と、撮像した画像をディ
    ジタル画像信号に変換する信号処理手段と、該ディジタ
    ル信号を圧縮する画像圧縮手段と、該圧縮画像信号を記
    憶する記憶手段と、該画像圧縮手段による処理過程で得
    られる被写体の動きベクトルに基づき該被写体の動作方
    向を判定する方向判定手段と、該被写体の動作方向判定
    結果に基づき上記撮像部動作手段を制御する制御手段と
    を備え、上記画像圧縮処理過程での被写体の動きベクト
    ルに基づき撮像手段の方向を制御した状態で、動画像を
    撮像可能なようにしたことを特徴とする監視カメラシス
    テム。
  5. 【請求項5】動画像を撮像する撮像手段と、撮像した画
    像をディジタル画像信号に変換する信号処理手段と、該
    ディジタル画像信号を圧縮する画像圧縮手段と、該圧縮
    画像信号を記憶する記憶手段と、画像圧縮手段で生成し
    た画像圧縮信号から所定の時間間隔で1枚分の画像を抽
    出する画像抽出手段と、抽出した画像を搬送波にのせて
    伝送する無線伝送手段とを備えたことを特徴とする監視
    カメラシステム。
  6. 【請求項6】動画像を撮像する撮像手段と、撮像した画
    像をディジタル画像信号に変換する信号処理手段と、該
    ディジタル画像信号を圧縮する画像圧縮手段と、該圧縮
    画像信号を記憶する記憶手段と、該画像圧縮手段の処理
    過程で得られる動きベクトル及び画像データの変化量を
    監視して警報信号を発する警報手段と、警報信号及び同
    時刻の圧縮画像を伝送する伝送手段とを備えたことを特
    徴とする監視カメラシステム。
  7. 【請求項7】動画像を撮像する撮像手段と、撮像した画
    像をディジタル画像信号に変換する信号処理手段と、該
    ディジタル画像信号を圧縮する画像圧縮手段と、該圧縮
    画像信号を特定時間分だけ記憶するメモリ手段と、該メ
    モリ手段に記憶された該特定時間分の圧縮画像を最新の
    圧縮画像に書きかえるように制御するメモリ制御手段
    と、該画像圧縮手段による処理過程で得られる動きベク
    トル及び画像データの変化量を監視し該変化量が一定レ
    ベル以上になったとき警報信号を発する警報手段と、警
    報信号及び上記画像圧縮手段で生成する圧縮画像を伝送
    する伝送手段と、該警報信号が発せられると上記メモリ
    手段に記憶されている圧縮画像を順次読み出して記憶す
    る記憶手段とを備え、上記動きベクトル及び画像データ
    の変化量に基づき画面異常を検出し該異常画面を伝送可
    能なようにしたことを特徴とする監視カメラシステム。
  8. 【請求項8】動画像を撮像する撮像手段と、撮像した画
    像をディジタル画像信号に変換する信号処理手段と、該
    ディジタル画像信号を圧縮する画像圧縮手段と、該圧縮
    画像信号を記憶する記憶手段と、該撮像手段の方向を変
    える撮像部動作手段と、該画像圧縮手段の処理過程で得
    られる被写体の動きベクトルから撮像画面上の動きベク
    トルの分散を調べる動きベクトル調査手段と、該動きベ
    クトル調査手段で得られる結果を一定量記憶して分散の
    傾向を演算する分散傾向演算手段と、該分散傾向演算手
    段で得られる結果を用い上記撮像部動作手段を制御する
    制御手段とを備え、上記動きベクトルの分散状況に応じ
    上記撮像手段の方向を特定した状態で動画像を撮像する
    ようにしたことを特徴とする監視カメラシステム。
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