JP2002030194A - プラスチゾル組成物およびこれを用いた成形物 - Google Patents

プラスチゾル組成物およびこれを用いた成形物

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JP2002030194A JP2000217377A JP2000217377A JP2002030194A JP 2002030194 A JP2002030194 A JP 2002030194A JP 2000217377 A JP2000217377 A JP 2000217377A JP 2000217377 A JP2000217377 A JP 2000217377A JP 2002030194 A JP2002030194 A JP 2002030194A
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acrylate
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Jun Izumi
潤 和泉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分散、相溶性に優れ、貯蔵安定性、低粘度、
塗工性といった良好なゾル物性を有し、かつ優れた硬化
膜を成膜出来るプラスチゾル組成物およびその成形物を
提供すること。 【解決手段】 塩化ビニル系樹脂またはアクリル系樹脂
である樹脂成分(A)100重量部と、エチレングリコ
ール鎖の繰返し単位が4以上であるアルコキシポリエチ
レングリコール(メタ)アクリレート(B)10〜20
0重量部と、重合開始剤(C)0.01〜1重量部とを
含有するプラスチゾル組成物及びこのプラスチゾル組成
物で調製された成型物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明はプラスチゾル組成物
に関し、更に詳細には、塩化ビニル系樹脂またはアクリ
ル系樹脂に、アルコキシポリエチレングリコール(メ
タ)アクリレート及び重合開始剤を分散させた、シート
性や、相溶性に優れたプラスチゾル組成物およびそれを
利用した成形物に関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチゾルは、熱可塑性樹脂の微粉末
を可塑剤中に分散させた流動性を有するペースト状ゾル
であり、従来、塩化ビニル樹脂や塩化ビニル共重合体樹
脂等の塩化ビニル系樹脂のものが知られている。
【0003】このプラスチゾルは、加熱することにより
樹脂粉末が膨潤、融合して均質な合成樹脂となるため、
壁装材、床材、人形、玩具、自動車アンダーコーティン
グ、塩ビ塗装鋼板等の分野で広く使用されている。
【0004】しかし、近年、可塑剤として使用されてい
るフタル酸系化合物が、内分泌撹乱物質との疑いが強く
なり、人体及び環境にやさしい可塑剤が求められてい
る。また、塩化ビニル系プラスチゾル成形物は、他のプ
ラスチック等と共に焼却した際にダイオキシンが発生す
ることが知られており、ダイオキシンの発生量を減らす
ためには、塩化ビニル系樹脂量の削減が有効とされてい
る。
【0005】このため、フタル酸系化合物以外の可塑剤
を用いたプラスチゾルを得る試みや、塩化ビニル系樹脂
に代わる別の樹脂を用い、プラスチゾルを得る試みがな
されているが、種々のゾル物性、例えば可塑剤への分散
性や相溶性、貯蔵安定性、流動性、塗工性等が優れ、か
つ優れた硬化膜を成膜できるようなプラスチゾルが得ら
れていないのが実情であった。
【0006】例えば、アクリル系樹脂についていえば、
ポリエステル系の可塑剤を用いたプラスチゾルが報告さ
れているが、極性のためかアクリル系樹脂とポリステル
系可塑剤の相溶性が悪く、成形後しみだし等の問題が生
じ、自動車部品等高耐久性が要求されるものには使用で
きないという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の課題
は、可塑剤への分散、相溶性に優れ、貯蔵安定性、低粘
度、塗工性といった良好なゾル物性を有し、かつ優れた
硬化膜を成膜出来るプラスチゾル組成物およびその成形
物を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、主にアク
リル系樹脂のプラスチゾル用可塑剤について、種々検討
した結果、特定のアルコキシポリエチレングリコール
(メタ)アクリレートがアクリル系樹脂を相溶性良く分
散させることができ、重合開始剤を配合して成形時にそ
のアルコキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレ
ートを重合させることで、従来のフタル酸エステル系可
塑剤のようなブリードなどの問題を発生せず、アクリル
系樹脂のみならず、従来の塩化ビニル系樹脂の可塑剤と
しても機能しうることを見出し、本発明を完成した。
【0009】すなわち本発明は、次の成分(A)、
(B)及び(C) (A)塩化ビニル系樹脂またはアクリル系樹脂である樹
脂成分 100重量部 (B)エチレングリコール鎖の繰返し単位が4以上であ
るアルコキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレ
ート 10〜200重量部 (C)重合開始剤 0.01〜1重量部 を含有するプラスチゾル組成物を提供するものである。
【0010】また本発明は、上記プラスチゾル組成物を
用いて調製された成型物を提供するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明のプラスチゾル組成物は、
樹脂成分(A)、アルコキシポリエチレングリコール
(メタ)アクリレート(B)、重合開始剤(C)を撹拌
混合することにより調製される。
【0012】本発明の成分(A)のうち、塩化ビニル系
樹脂としては、従来よりプラスチゾルに用いられていた
粉末状のものをそのまま用いることができる。
【0013】また、成分(A)のうち、アクリル系樹脂
としては、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メ
タ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、
i−ブチル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)
アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート、2−エ
チルヘキシル(メタ)アクリレート、オクチル(メタ)
アクリレート、ノニル(メタ)アクリレート、ドデシル
(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレー
ト等の(メタ)アクリル酸アルキルエステルを主成分と
する単独重合体又は共重合体であり、場合によっては、
(メタ)アクリル酸等のカルボキシル基含有単量体、2
−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート等の水酸基含
有単量体、グリシジル(メタ)アクリレート等のエポキ
シ基含有単量体等の官能基含有単量体及びジメチルアミ
ノメチルメタアクリレート等のアミノ基含有単量体等の
官能基含有単量体、フェニル(メタ)アクリレート、ベ
ンジル(メタ)アクリレート、スチレン、メチルスチレ
ン、塩化ビニル、酢酸ビニル等の単量体を共重合しても
良い。但し、エチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト及びジビニルベンゼンなどの架橋性単量体を共重合さ
せて架橋重合体とすることは好ましくない。
【0014】このようなアクリル系樹脂は、懸濁重合法
またはソープフリー乳化重合法により得られたものが好
ましく、その形状は、粒径0.1から20μm程度の粉
粒状であることが好ましい。また、このアクリル系樹脂
は、その重量平均分子量が100,000から1,00
0,000程度であることが好ましい。
【0015】さらに、このようなアクリル系樹脂として
は、メチルメタアクリレートのホモポリマーやメチルメ
タアクリレートと他のビニルモノマーのコポリマー等の
メチルメタアクリレートを主成分とする樹脂が好まし
い。
【0016】本発明のエチレングリコール鎖の繰返し単
位が4以上であるアルコキシポリエチレングリコール
(メタ)アクリレート(B)は、下記式で表される化合
物である。
【0017】
【化1】 但し、上式において、R1は炭素数1〜8のアルコキシ
基であり、R2は水素原子又はメチル基であり、nは4
以上である。
【0018】前記アルコキシポリエチレングリコール
(メタ)アクリレートのエチレングリコール鎖の繰返し
単位数は、4以上であるが、8〜12が特に好ましい。
また、アルコキシ基の炭素数は、1又は2が好ましい。
【0019】本発明の重合開始剤(C)は、光重合開始
剤や熱重合開始剤等従来公知の重合開始剤を利用できる
が、通常、プラスチゾル組成物を成形する時に加熱する
ことから、その熱を利用できる熱重合開始剤が好まし
い。
【0020】熱重合開始剤としては、アゾビスイソブチ
ロニトリル、ジメチル−アゾビス(2−メチルプロピオ
ネート)、アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリ
ル)等のアゾ系開始剤、過酸化ベンゾイル、過酸化ラウ
リル、ペルオキシネオデカン酸クミル、ペルオキシオク
タン酸ブチル、ペルオキシオクタン酸ヘキシル、過酸化
ノニル、ペルオキシネオデカン酸ブチル等の過酸化物系
開始剤を例示できるが、過酸化物系開始剤は、プラスチ
ゾル組成物を成形する際に気泡が混入しにくく、好まし
い。
【0021】本発明のプラスチゾル組成物の製造は、常
法に従い、樹脂成分である成分(A)の100重量部
と、アルコキシポリエチレングリコール(メタ)アクリ
レート(B)の10〜200重量部と、重合開始剤
(C)の0.01〜1重量部とを、容器などで撹拌混合
して調製できる。特に、成分(A)100重量部に対し
て成分(B)を10〜150重量部、成分(C)を0.
02〜0.5重量部とすることが好ましい。
【0022】このようにして得られるプラスチゾル組成
物は、一般的なプラスチゾルの成形方法に従って成形
し、目的とする成形品を得ることができる。例えば、シ
ート状の成型物を得るためには、プラスチゾル組成物配
合物を適当な厚みのポリエステルフィルム上に、例えば
厚み0.5mm程度で塗布した後、重合開始剤が熱重合
開始剤の場合は、約120℃程度の温度で、約5分間程
度加熱溶融すれば良く、重合開始剤が光重合開始剤の場
合は、約120℃程度の温度で、約2分程度加熱溶融し
た後、エネルギー線を照射すれば良い。
【0023】また、本発明のプラスチゾル組成物には、
酸化防止剤、顔料、充填剤、難燃剤、紫外線吸収剤など
を適量配合してもよく、その効果を損なわない範囲で従
来公知の可塑剤を添加しても良い。
【0024】以上のようにして得られた本発明のプラス
チゾル組成物は、分散性や相溶性が良く、また、貯蔵安
定性、流動性、塗工性等のゾル物性が優れたものであ
り、しかも優れた硬化膜を成膜できるものである。
【0025】よって本発明のプラスチゾル組成物は、従
来のプラスチゾルに代え、壁装材、床材、レザー、鋼板
アンダーコート材、缶コート、フィルム、工業部品、電
気絶縁部品、玩具・雑貨、自動車内装材、マーキングフ
ィルム等の成形のために使用することができる。
【0026】
【実施例】次に実施例、配合例、比較実施例、比較配合
例および試験例を挙げ、本発明を更に詳しく説明する
が、本発明はこれらに何ら制約されるものではない。
【0027】製造例1 アクリル微粉体(樹脂成分)の合成:温度計と窒素導入
管と還流冷却管を備えた1リットルの四つ口フラスコに
メチルメタアクリレート100重量部、水400重量
部、ポリビニルアルコール1重量部、過酸化ラウリル1
重量部を仕込んで予備乳化した後、窒素雰囲気中攪拌し
ながら80℃に昇温し重合した。この結果、GPCによ
る重量平均分子量300,000、体積基準平均粒子径
6μmの粉粒状アクリル系重合体を得た。
【0028】製造例2 アクリル微粉体(樹脂成分)の合成:温度計と窒素導入
管と還流冷却管を備えた1リットルの四つ口フラスコに
メチルメタアクリレート95重量部、メタクリル酸5重
量部、水400重量部、ポリビニルアルコール1重量
部、過酸化ラウリル1重量部を仕込んで予備乳化した
後、窒素雰囲気中攪拌しながら80℃に昇温し重合し
た。この結果、GPCによる重量平均分子量300,0
00、体積基準平均粒子径15μmの粉粒状アクリル系
重合体を得た。
【0029】製造例3 アクリル微粉体(樹脂成分)の合成:温度計と窒素導入
管と還流冷却管を備えた1リットルの四つ口フラスコに
メチルメタアクリレート100重量部、水900重量
部、過硫酸カリウム1重量部を仕込んで、窒素雰囲気中
攪拌しながら80℃に昇温して3時間重合した。この結
果、GPCによる重量平均分子量300,000、体積
基準平均粒子径0.6μm、ソープフリー乳化重合によ
る粉粒状アクリル系重合体を得た。
【0030】実施例1 製造例1のアクリル微粉体100重量部、メトキシポリ
エチレングリコールアクリレート(分子量482、エチ
レングリコール鎖の繰返し単位数9)65重量部及び過
酸化ベンゾイル0.2重量部を容器に取り、撹拌混合し
アクリルゾル組成物E−1を得た。
【0031】実施例2 製造例2のアクリル微粉体100重量部、メトキシポリ
エチレングリコールアクリレート(分子量482)65
重量部及び過酸化ベンゾイル0.2重量部を容器に取
り、撹拌混合しアクリルゾル組成物E−2を得た。
【0032】実施例3 塩ビ樹脂(鐘淵化学株式会社製/商品名:PSH31)
100重量部、メトキシポリエチレングリコールアクリ
レート(分子量482)65重量部及び過酸化ベンゾイ
ル0.2重量部を容器に取り、撹拌混合し塩ビゾル組成
物E−3を得た。
【0033】実施例4 製造例3のアクリル微粉体100重量部、メトキシポリ
エチレングリコールアクリレート(分子量482)65
重量部及び過酸化ベンゾイル0.2重量部を容器に取
り、撹拌混合しアクリルゾル組成物E−4を得た。
【0034】実施例5 製造例2のアクリル微粉体100重量部、メトキシポリ
エチレングリコールアクリレート(分子量482)65
重量部、過酸化ベンゾイル0.2重量部及びアクリルオ
リゴマー(エチルメタクリレートのホモポリマー、GP
Cによる重量平均分子量1,000)35重量部を容器
に取り、撹拌混合しアクリルゾル組成物E−5を得た。
【0035】実施例6 製造例2のアクリル微粉体100重量部、メトキシポリ
エチレングリコールアクリレート(分子量482)65
重量部、過酸化ベンゾイル0.2重量部、アクリルオリ
ゴマー(エチルメタクリレート95部アクリル酸5部の
共重合体、GPCによる重量平均分子量1,200)3
5重量部及びN,N,N’,N’−テトラグリシジルm
−キシレンジアミン0.3重量部を容器に取り、撹拌混
合しアクリルゾル組成物E−6を得た。
【0036】比較例1 製造例1のアクリル微粉体100重量部、ジオクチルフ
タレート(DOP)65重量部を容器に取り、撹拌混合
しアクリルゾル組成物C−1を得た。
【0037】比較例2 実施例1のアクリル微粉体100重量部、メトキシポリ
エチレングリコールアクリレート(分子量174、エチ
レングリコール鎖の繰返し単位数2)65重量部、過酸
化ベンゾイル0.2重量部を容器に取り、撹拌混合しア
クリルゾル組成物C−2を得た。
【0038】比較例3 実施例1のアクリル微粉体100重量部、エチレングリ
コールジメタクリレート(商品名アクリエステル、三菱
レイヨン(株)製)65重量部、過酸化ベンゾイル0.
2重量部を容器に取り、撹拌混合しアクリルゾル組成物
C−3を得た。
【0039】試験例1 ゾル組成物の貯蔵安定性:混合直後のゾル組成物E−1
〜6及びC−1〜3の粘度(23℃、B型粘度計)と2
0℃3日放置後の粘度について、表1に示す。
【0040】
【表1】
【0041】実施例7 成形物の作成:実施例1で得られたゾル組成物E−1
を、厚み50μmのポリエステルフィルム上に厚み0.
5mmで塗布した後120℃で6分間加熱溶融してシー
トを作成した。
【0042】実施例8〜12 成形物の作成:実施例2〜6で得られたゾル組成物E−
2〜6を用いて、実施例7と同様にシートを作成した。
【0043】比較例4〜6 成形物の作成:比較例1〜3で得られたゾル組成物C−
1〜3を用いて、実施例7と同様にシートを試みた。C
−1のゾル組成物については、加熱後もゾルの状態でシ
ート化ができなかった。C−2のゾル組成物について
は、ゾル調製直後から増粘し塗工できなかった。C−3
のゾル組成物については、シートが得られた。
【0044】試験例2 前記実施例7〜12及び比較例6において、得られたシ
ートについて、常態(温度23℃、湿度65RH%)で
の破断伸び及び破断強度を、JIS K−7127に準
じて測定を行った。結果を表に示す。
【0045】
【表2】
【0046】
【発明の効果】本発明のプラスチゾル組成物によれば、
分散性や相溶性、貯蔵安定性、流動性、塗工性等のゾル
物性が優れ、しかも優れた硬化膜を成膜することができ
る。
【0047】しかも、本発明プラスチゾル組成物の樹脂
成分としてアクリル系樹脂を選択した場合に得られる成
型物は、これを焼却してもダイオキシン等のハロゲン化
炭化水素が発生することなく、安全性も高いものであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 33/00 C08L 33/00 71/02 71/02 // C09D 4/06 C09D 4/06 B29K 27:06 B29K 27:06 33:00 33:00 Fターム(参考) 4F071 AA24 AA31 AA33 AA51 AC08 AC10 AC12 AE06 AH03 AH11 AH12 BA08 BB02 BC01 BC07 4F205 AA15 AA21 AB04 AC06 AG01 AH70 GA07 GA08 GB01 GB02 GC06 GF24 4J002 BD04W BG00W BG04W BG05W BG06W CH05X EH156 EK007 EK047 EK057 EQ017 FD157 GC00 GH00 GL00 GM00 GN00 GQ01 HA08 4J038 CD022 CG002 CG142 FA271 GA03 GA07 GA09 GA12 JA66 JB16 KA03 MA08 MA10 NA21 NA24 NA26 NA27 PA19 PB02 PB05 PB06 PB07 PB09 PC02 PC08

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の成分(A)、(B)及び(C) (A)塩化ビニル系樹脂またはアクリル系樹脂である樹
    脂成分 100重量部 (B)エチレングリコール鎖の繰返し単位が4以上であ
    るアルコキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレ
    ート 10〜200重量部 (C)重合開始剤 0.01〜1重量部 を含有することを特徴とするプラスチゾル組成物。
  2. 【請求項2】 樹脂成分(A)が粉粒状のアクリル系樹
    脂である請求項第1項記載のプラスチゾル組成物。
  3. 【請求項3】 樹脂成分(A)が懸濁重合法またはソー
    プフリー乳化重合法により得られたものである請求項第
    1項または第2項記載のプラスチゾル組成物。
  4. 【請求項4】 樹脂成分(A)が、平均粒子径0.1か
    ら20μm、GPCによる重量平均分子量が100,0
    00〜1,000,000のメチルメタアクリレートを主
    成分とする粉粒状のアクリル系樹脂である請求項第2項
    または第3項記載のプラスチゾル組成物。
  5. 【請求項5】 重合開始剤(C)が、過酸化物系熱重合
    開始剤であることを特徴とする請求項第1項乃至第4項
    記載のプラスチゾル組成物
  6. 【請求項6】 請求項第1項乃至第5項の何れかの項記
    載のプラスチゾル組成物を用いて調製されたことを特徴
    とする成型物。
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