JP2002027913A - 黄粉飴およびその製造方法 - Google Patents

黄粉飴およびその製造方法

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JP2002027913A
JP2002027913A JP2000215432A JP2000215432A JP2002027913A JP 2002027913 A JP2002027913 A JP 2002027913A JP 2000215432 A JP2000215432 A JP 2000215432A JP 2000215432 A JP2000215432 A JP 2000215432A JP 2002027913 A JP2002027913 A JP 2002027913A
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JP
Japan
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candy
yellow
soybean flour
producing
flour
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JP2000215432A
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English (en)
Inventor
Akinori Sasaki
明徳 佐々木
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SASAKI SEIKA KK
Original Assignee
SASAKI SEIKA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機械成形が可能で、個々包装できて作業効率
がよく、またまろやかな黄粉の風味を有する黄粉飴の製
造方法を提供する。 【解決手段】 水飴と砂糖を煮詰めた溶融飴を、黄粉と
植物性油脂を含有する油脂黄粉と混合して飴生地を得た
後、該飴生地を冷却して機械成形する黄粉飴の製造方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、黄粉(きなこ)飴
およびその製造方法に関し、特に機械成形が可能で、個
々包装ができ、まろやかな黄粉の風味を有する黄粉飴お
よびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から黄粉飴は、飴のほどよい甘味と
黄粉の風味が合わさった飴菓子としてて知られている。
従来の黄粉飴の製造方法は、水飴を鍋で約120℃の温
度で煮詰めた後、水飴と同量の黄粉を煮詰まった飴に混
合し、黄粉をふり掛けた板の上で良く捏ねあわせてた
後、細い棒状に伸ばして包丁やハサミで細かく切断して
製品を得る方法が行なわれている。
【0003】また、製造された黄粉飴は、多数の黄粉飴
をそのまま黄粉と一緒に袋に詰めて黄粉の中に黄粉飴が
泳ぐ状態で販売されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の黄粉飴の製造方法では、水飴と黄粉を混合して細
い棒状にした生地は切断時に包丁やハサミの刃に付きや
すく、手作業で切断するために能率が悪く、また黄粉飴
の切断面は付きやすいために、その後の工程で取り扱い
が難しく、また黄粉の中に黄粉飴が泳ぐ状態で袋に詰め
て販売しなければならない問題点があった。
【0005】本発明は、この様な従来技術の問題点を改
善するためになされたものであり、機械成形が可能で、
個々包装ができ、連続生産が可能で作業効率がよく、ま
たまろやかな黄粉の風味を有する黄粉飴およびその製造
方法を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、水
飴、砂糖、黄粉および植物性油脂を含有する飴生地を機
械成形した成形飴からなることを特徴とする黄粉飴であ
る。
【0007】また、本発明は、水飴と砂糖を煮詰めた溶
融飴を、黄粉と植物性油脂を含有する油脂含有黄粉と混
合して飴生地を得た後、該飴生地を冷却して機械成形す
ることを特徴とする黄粉飴の製造方法である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の黄粉飴は、水飴、砂糖、黄粉および植物性油脂
を含有する飴生地を機械成形してなる成形飴からなるこ
とを特徴とする。
【0009】上記の本発明の黄粉飴を製造するには、水
飴と砂糖を煮詰めた溶融飴を、黄粉と植物性油脂を含有
する油脂含有黄粉と均一に混合して飴生地を得た後、該
飴生地を冷却して機械成形して成形飴とすることにより
得ることができる。
【0010】次に、本発明の黄粉飴の製造方法について
説明する。まず、水飴と砂糖を所望の割合で配合し、鍋
等で加熱して煮詰めて溶融飴を得る。水飴と砂糖の配合
割合は、黄粉飴の甘味や季節に応じて適宜調整するのが
好ましい。加熱温度は120℃前後が好ましい。また、
煮詰めには鍋等を用いて、大気圧または減圧した真空中
で行なってもよい。
【0011】一方、黄粉と植物性油脂、または黄粉と砂
糖と植物性油脂を均一に混合して油脂含有黄粉を得る。
本発明においては、黄粉と植物性油脂を組み合わせて用
いることに特徴を有し、植物性油脂を配合した黄粉を用
いることにより、成形時に飴生地が成形機に付着するこ
とがなく、機械成形が可能となり、また植物性油脂が黄
粉の風味を和らげる作用をする。また、黄粉には、必要
に応じて食塩、香料、着色料等を添加してもよい。
【0012】次に、上記の溶融飴と油脂含有黄粉を均一
に混合して飴生地を得る。混合方法は、黄粉と植物性油
脂、または黄粉と砂糖と植物性油脂を混合した油脂含有
黄粉に、煮詰った溶融飴を入れて良く混ぜて均一に混合
するのが好ましい。混合した後、飴生地は熱いために冷
却する。
【0013】次に、冷却した飴生地を成形機にかけて機
械成形して成形飴とする。冷却した飴生地を成形機にか
けると、黄粉と植物性油脂を混合した油脂含有黄粉を用
いているために、飴生地が成形機に付着することがな
く、連続的に高速度で機械成形することができる。
【0014】成形機は、特に制限はなく通常のキャンデ
−、ドロップ等の成形に用いられているものを使用する
ことができるが、例えばスタッピングマシン等を用いる
のが好ましい。スタッピングマシンは、国産のものおよ
び外国製のものでもよく、例えばイタリヤ製のカーレモ
ンタナリー、ドイツ製のハマックハンセラー等が挙げら
れる。
【0015】成形飴の形状は特に制限することはなく、
例えば球形、だ円形、棒状、四角形、その他の形状とす
ることができる。機械成形して得られた成形飴は、その
ままで、あるいは黄粉の風味をだすために少量の黄粉を
表面にふりかけたりして、個々包装して製品とする。
【0016】
【実施例】以下、実施例を示し、本発明をさらに具体的
に説明する。ただし、本発明はこれらの実施例に限定さ
れるものではない。
【0017】実施例1 水飴5kgと砂糖5kgを鍋に入れて120℃の温度で
煮詰めて溶融飴を得た。一方、黄粉3.7kgと砂糖
1.3kgと植物性油脂2kgを均一に混合して油脂含
有黄粉を得た。
【0018】油脂含有黄粉の中に煮詰まった溶融飴を入
れて良く混合して飴生地を得た後、冷却する。冷却した
飴生地をスタッピングマシンに掛けて連続的に機械成形
して球形の成形飴を得た。球形の成形飴に少量の黄粉を
ふりかけてピロー包装により個々包装して黄粉飴の製品
を得た。
【0019】得られた黄粉飴は、表面がべとつくことが
なく、さっぱりしており、まろやかな黄粉の風味を有す
るものであった。
【0020】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、表
面がべとつくことがなく、まろやかな黄粉の風味を有す
る黄粉飴が得られる効果がある。また、本発明の黄粉飴
の製造方法によれば、黄粉に植物性油脂を混合した油脂
含有黄粉を用いているために、飴生地が成形機に付着す
ることがなく、連続的に高速度で機械成形することがで
き、連続して成形飴を個々包装することができる効果が
得られる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水飴、砂糖、黄粉および植物性油脂を含
    有する飴生地を機械成形した成形飴からなることを特徴
    とする黄粉飴。
  2. 【請求項2】 水飴と砂糖を煮詰めた溶融飴を、黄粉と
    植物性油脂を含有する油脂含有黄粉と混合して飴生地を
    得た後、該飴生地を冷却して機械成形することを特徴と
    する黄粉飴の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記油脂含有黄粉が黄粉、植物性油脂お
    よび砂糖を含有する請求項2記載の黄粉飴の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記機械成形をスタッピングマシンで行
    う請求項2記載の黄粉飴の製造方法。
  5. 【請求項5】 機械成形して得られた成形飴を個々包装
    する請求項2記載の黄粉飴の製造方法。
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